JP2007100300A - 扉用ストッパー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な操作で、扉の停止状態が簡単に得られ、その停止状態は、確実に且つ安定的に維持でき、その解除も簡単に行え、取扱い易く、使い勝手に優れ、構成簡素で、耐久性に優れ、量産に適し、安価で、経済的な扉用ストッパー装置を提供する。
【解決手段】装置本体Aは、本体ケース1と操作杆5と作動杆10と圧迫用スプリング15と押上げ用スプリング16とを備え、操作杆5と扉に設けるロック機構は、扉に固定して操作杆5を摺動且つ揺動自在に支持するガイドケース20と、操作杆5に取付可能な移動係止爪21と、扉に固定する複数の爪片23とを備え、操作杆5の下方の押圧で、圧迫用スプリング15を圧縮して弾性変形せしめ、押上げ用スプリング16の弾発力に抗して作動杆10を下方に移動せしめて床等を圧迫するよう構成し、操作杆5の扉がわへの揺動で、移動係止爪21が爪片23に係止して、その係止状態が維持できるよう構成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、適宜扉を任意の開き位置で停止せしめておくことができるように構成したもので、特に、扉の任意の開き位置での停止状態を簡単に得られると共に、その停止状態を確実に且つ安定的に維持でき、更に、その解除も簡単に行え、取扱い易く、使い勝手に優れ、しかも、構成が簡素で、耐久性に優れ、量産に適し、比較的安価に提供でき、経済的にも優れたものとなるように工夫した扉用ストッパー装置に関するものである。
従来、この種の扉用ストッパー装置としては、例えば、特許文献1に示すような回転式ドアにおける任意開度の停止装置が提案されている。
そして、この回転式ドアにおける任意開度の停止装置は、回転式ドアの下部における面に支持金具を固定し、上部に握りを下部に床面接触用接触係止具を有する支持杆を前記支持金具に上下動可能に挿設すると共に、支持杆に固定した係止体と、支持金具内の上下方向における複数の係合体とを支持杆の回動により係脱自在に設け、支持金具内に嵌挿したばねにより支持杆を一方に弾圧できるように構成したものである。
実開昭54−20549号
ところが、前述の如き停止装置にあっては、ばねの力は支持杆を上方に押上げるだけで下方に働かないため、支持杆に固定した係止体を係合体に係止させても、接触係止体と床面等との係止状態が安定し難く、回転式ドアの任意の開き位置での停止状態の安定的維持が図り難い欠点があった。また、係止体と係合体の係脱操作等は、支持杆を回動操作(旋回動作)せしめて、凹欠部を係合体に合致せしめてから上下に通過せしめることによって行っているため、かなり面倒であると共に、係止体の凹欠部を係合体に合致せしめるのが難しい等の難点があった。
そこで、本発明は、前述の如き難点等を解消できるようにして、扉の任意の開き位置での停止状態が簡単に得られ、その停止状態を確実に且つ安定的に維持でき、更に、その解除も簡単に行え、取扱い易く、使い勝手に優れ、しかも、構成が簡素で、耐久性に優れ、量産に適し、比較的安価に提供でき、経済的な扉用ストッパー装置を提供できるようにすべく創出されたものである。
しかして、請求項1記載の扉用ストッパー装置にあっては、装置本体Aが適宜扉に装着或いは内装され、装置本体A上部の操作杆5の手動操作により、装置本体A下部の作動杆10が下方に移動して床等を圧迫し、扉を任意の開き位置で停止せしめておくことができるように構成した扉用ストッパー装置であって、装置本体Aは、その下端部が本体取付具30を介して扉に装着されると共に、その上端部がわが扉に向って揺動自在となるように形成される本体ケース1と、下端に第一のスプリング受6が設けられると共に上端に握り7が設けられ、第一のスプリング受6が本体ケース1内を上下に摺動自在となるように形成される操作杆5と、上端に第二のスプリング受11が設けられると共に下端にゴムキャップ12が設けられ、第二のスプリング受11が本体ケース1内を上下に摺動自在となるように形成される作動杆10と、本体ケース1内で対向する第一のスプリング受6と第二のスプリング受11間に介装される圧迫用スプリング15と、本体ケース1内下部に縮装されて作動杆10を常時上方に移動せしめるようにその弾発力を作用させる押上げ用スプリング16とを備え、前記操作杆5と扉には、操作杆5の下方への移動状態を維持すると共に、作動杆10の下方への移動による扉の任意の開き位置で停止状態を維持できるようにしたロック機構を設け、このロック機構は、扉の任意の位置に固定可能で、操作杆5を摺動且つ揺動自在に支持可能なガイドケース20と、操作杆5の任意の位置に取付可能な移動係止爪21と、扉の任意の位置に固定されると共に、前記移動係止爪21が係脱自在に係止可能となる爪片23が上下に沿って複数配されている固定爪体22とを備え、操作杆5を下方に押圧することで、圧迫用スプリング15を圧縮して弾性変形せしめると共に、押上げ用スプリング16の弾発力に抗して作動杆10を下方に移動せしめて床等を圧迫できるように構成し、且つ、操作杆5を扉がわに僅かに揺動することで、移動係止爪21が適宜爪片23に係止されると共に、その係止状態が維持できるように構成する手段を採用した。
また、請求項2記載の扉用ストッパー装置にあっては、装置本体Aを扉に内装したときに、扉に設けた長孔43を介して操作杆5の上部を扉の外がわに配置し、扉の長孔43部分内がわには、操作杆5が貫通されると共に長孔43を内がわから覆えるような目隠し板40を上下に摺動自在に形成する手段を採用した。
従って、本発明の請求項1記載の扉用ストッパー装置によれば、操作杆5の簡単な操作だけで、扉の任意の開き位置での停止状態が簡単に得られるようになる。また、扉の任意の開き位置での停止状態は、確実に且つ安定的に維持できるようになる。更に、その解除も簡単に行え、取扱い易く、使い勝手に優れたものとなる。
しかも、部品点数が比較的少なく、構成が簡素で、小型、軽量、コンパクトに構成可能となり、耐久性に優れ、故障が少なく、組立て容易で、メンテナンスも簡単に行え、量産に適し、比較的安価に提供でき、経済的な扉用ストッパー装置となる。
特に、握り7を掴んで操作杆5を下方に押圧するだけで、圧迫用スプリング15を圧縮して弾性変形せしめられると共に、押上げ用スプリング16の弾発力に抗して作動杆10を下方に移動せしめて、作動杆10下端のゴムキャップ12が床等を確実に且つ強力に圧迫できるようになる。更に、この状態から握り7を扉がわに僅かに移動(操作杆5を扉がわに僅かに揺動)させるだけで、移動係止爪21が複数の爪片23のいずれかにスムーズに係止され、この係止状態は、圧迫用スプリング15と押上げ用スプリング16の弾発力によって確実に維持されるようになる。しかも、作動杆10を下方に移動せしめて床等を確実に且つ強力に圧迫している状態(扉の任意の開き位置での停止状態)は、圧迫用スプリング15の圧縮による弾性変形量に比例して強くなり、その圧迫力の調節が可能となると共に、より確実で且つ安定的な扉の任意の開き位置での停止状態の維持を可能としている。
加えて、握り7を掴んで操作杆5を下方に押圧する操作と、この状態から握り7を扉がわに僅かに移動させる操作とが、流れるような一連の動作によってスムーズに行えるようになると共に、使用者が無理なく力を発揮し易いものとなり、操作性が極めて優れたものとなる。尚、前記効果は、本体ケース1の上端部がわが扉に向って揺動自在となるように形成されていることにより、よりスムーズに行えるようになっている。
更に、移動係止爪21は、操作杆5の任意の位置に取付可能に形成してあるので、移動係止爪21の取付位置を調整するだけで、作動杆10による床等の圧迫力を調節できるようになり、圧迫力の初期調整や、圧迫用スプリング15の経年変化等に応じた微調整等が簡単に行えるようになる。
そして、作動杆10が長く設定できることと、爪片23が上下に沿って複数配してあることとによって、例えば、扉用ストッパー装置自体の扉への装着位置の許容範囲を広く設定できるようになり、取扱い易い扉用ストッパー装置となる。
それから、操作杆5が長く設定できることと、ガイドケース20が装置本体Aと別体となるように形成してあることとにより、例えば、握り7の位置を比較的高いところに設定できるようになり、使用者が屈むことなく操作でき、その操作性がより良いものとなる。
また、本発明の請求項2記載の扉用ストッパー装置によれば、装置本体Aを内装したタイプの扉用ストッパー装置に於いて、長孔43を目隠し板40で確実に且つ簡単に覆うことができるようになり、外観上の体裁が良くなると共に、長孔43内に手指が入ること等による損傷事故を確実に防止できるようになり、安全性の高いものとなる。
以下、本発明を図示例に基づいて説明すると、次の通りである。
本発明は、主に、ホテルやオフィスビルやマンション等に於いて設置されている回転式の扉に装着できるように(或いは扉に内装できるように)して、この扉を任意の開き位置で簡単に且つ確実に停止せしめておくことが誰でも簡単に行えるようにした扉用ストッパー装置である。
そして、この扉用ストッパー装置は、具体的には、装置本体Aが適宜扉に装着(或いは内装)され、装置本体A上部の操作杆5の手動操作により、装置本体A下部の作動杆10が下方に移動して床等を圧迫し、扉を任意の開き位置で停止せしめておくことができるように構成されている。
更に、装置本体Aは、その下端部が本体取付具30を介して扉に装着されると共に、その上端部がわが扉に向って揺動自在となるように形成される本体ケース1と、下端に第一のスプリング受6が設けられると共に上端に握り7が設けられ、第一のスプリング受6が本体ケース1内を上下に摺動自在となるように形成される操作杆5と、上端に第二のスプリング受11が設けられると共に下端にゴムキャップ12が設けられ、第二のスプリング受11が本体ケース1内を上下に摺動自在となるように形成される作動杆10と、本体ケース1内で対向する第一のスプリング受6と第二のスプリング受11間に介装される圧迫用スプリング15と、本体ケース1内下部に縮装されて作動杆10を常時上方に移動せしめるようにその弾発力を作用させる押上げ用スプリング16とを備えている。
それから、前記操作杆5と扉には、操作杆5の下方への移動状態を維持すると共に、作動杆10の下方への移動による扉の任意の開き位置で停止状態を簡単に、確実に、且つ安定的に維持できるようにしたロック機構が設けられており、このロック機構は、扉の任意の位置に固定可能で且つ操作杆5を揺動自在に支持可能なガイドケース20と、操作杆5の任意の位置に取付可能な移動係止爪21と、扉の任意の位置に固定されると共に、前記移動係止爪21が係脱自在に係止可能となる爪片23が上下に沿って複数配されている固定爪体22とを備えている。
すなわち、操作杆5を下方に押圧することで、圧迫用スプリング15を圧縮して弾性変形せしめると共に、押上げ用スプリング16の弾発力に抗して作動杆10を下方に移動せしめて床等を圧迫できるように構成されている(具体的には、操作杆5を下方に押圧することで、圧迫用スプリング15を介して作動杆10を押上げ用スプリング16の弾発力に抗して下方に移動せしめて、その下端部分(ゴムキャップ12)が床等に接触し、更に、操作杆5を下方に押圧することで、圧迫用スプリング15を圧縮して弾性変形せしめると共に、この圧迫用スプリング15の弾発力に比例して作動杆10が床等を圧迫できるように構成されている)。しかも、操作杆5を扉がわに僅かに揺動することで、移動係止爪21がいずれかの爪片23に係止されると共に、その係止状態が維持できるように構成されている。
ところで、扉の任意の開き位置での停止状態を解除するには、操作杆5を扉から離れる向きに僅かに揺動する(このとき、操作杆5を僅かに下方に押圧しても良い)ことで、移動係止爪21と爪片23の係止状態が解除され、操作杆5を下方に圧迫している力を徐々に減少せしめることで、圧迫用スプリング15と押上げ用スプリング16の弾発力が開放され、作動杆10及び操作杆5が上方に移動し、この状態が、押上げ用スプリング16の弾発力によって維持されるように構成されている。
前記装置本体Aの本体ケース1は、例えば、適宜金属材や適宜合成樹脂材や適宜複合材等によって構成され、十分な強度や剛性を備え、軽量化等が図れるようにしてある。しかも、本体ケース1は、略円筒状の基筒体の上端部にケース上蓋2を取外し可能に螺着し、基筒体の下端部にケース下蓋3を取外し可能に螺着して構成されている。すなわち、本体ケース1内に、第一のスプリング受6や、第二のスプリング受11や、圧迫用スプリング15や、押上げ用スプリング16等を内装し易くするために、或いはこれらの部品交換等を行い易くするために構成されている。尚、ケース上蓋2或いはケース下蓋3のどちらか一方を基筒体と一体的に設けてあっても良い。
前記ケース上蓋2は、例えば、略短有天円筒状を呈しており、その天板部分中央には、操作杆5がスムーズに且つ安定的に挿通可能となる挿通孔が穿設され、その周壁内表面には、基筒体の上端部外表面に螺刻した雄ネジに螺合する雌ネジが設けられている。
前記ケース下蓋3は、例えば、略短有底円筒状(或いは略短円筒状でも良い)を呈しており、その底板部分中央には、作動杆10がスムーズに挿通可能となる挿通孔が穿設され(略短円筒状の場合は、挿通孔は無くても良い)を、その周壁内表面には、基筒体の下端部外表面に螺刻した雄ネジに螺合する雌ネジが設けられている。
更に、ケース下蓋3の周壁外表面下部には、略短円柱状の一対の揺動軸25が連設(突設)されており、この一対の揺動軸25を支点として本体ケース1の上部が扉に向う方向で揺動するように構成されている。尚、この揺動軸25は基筒体に連設したものであっても良いし、或いは別体であっても良い。
前記操作杆5は、例えば、適宜金属材や適宜合成樹脂材や適宜複合材等によって構成され、十分な強度や剛性を備え、軽量化等が図れるようにしてある。しかも、操作杆5は、例えば、略細長棒状の基杆と、この基杆の下端に装着される第一のスプリング受6と、基杆の上端に装着される握り7とからなり、握り7を手指で握って下方に押し下げられると共に、扉がわに接近せしめられるように形成されている。
前記第一のスプリング受6は、例えば、本体ケース1内をガタつくことなく且つスムーズに摺動できるような略厚肉円筒状に形成され、その内部に操作杆5の基杆が挿入されると共に、適宜止めネジ等によって基杆に分離可能に固定されている。すなわち、第一のスプリング受6は、その互換装着やメンテナンス等が簡単に行えるように形成されている。尚、第一のスプリング受6は、操作杆5の基杆と一体に形成してあっても良い。
前記握り7は、例えば、手指で掴み易く、操作し易い形状及び寸法に形成され、操作杆5の基杆の上端部分に取外し可能に螺着(或いはネジ止め、その他)等ができるように固定されている。
前記作動杆10は、例えば、適宜金属材や適宜合成樹脂材や適宜複合材等によって構成され、十分な強度や剛性を備え、軽量化等が図れるようにしてある。しかも、作動杆10は、例えば、略細長棒状の基杆と、この基杆の上端に装着される第二のスプリング受11と、基杆の下端に装着されるゴムキャップ12とからなり、下方に押し下げられたときに、床面等をゴムキャップ12が圧迫して扉を停止できるように形成されている。
前記第二のスプリング受11は、例えば、本体ケース1内をガタつくことなく且つスムーズ摺動できるような略厚肉円環盤状に形成され、その内部に作動杆10の基杆が挿入されると共に、適宜止めネジによって基杆に固定されている。すなわち、第二のスプリング受11は、その互換装着やメンテナンス等が簡単に行えるように形成されている。尚、第二のスプリング受11は、作動杆10の基杆と一体に形成してあっても良い。
前記ゴムキャップ12は、例えば、床面等に接触しても、これらを損傷することなく、且つ滑ることなく確実に圧迫できて、扉の停止状態を確実に維持できるような形状、寸法、材質のものが利用できる。しかも、作動杆10の基杆の下端部分に簡単に差込み装着できるように形成されている。
前記圧迫用スプリング15は、例えば、比較的太いバネ線材を利用したコイルスプリング状に形成され、操作杆5の第一のスプリング受6下面と、作動杆10の第二のスプリング受11の上面との間に介装できるように形成されている。尚、この圧迫用スプリング15は、その長さや、太さや、材質や、数等によって弾発力が変化するため、老人や女性等の比較的非力な使用者でも容易に操作できるように配慮する必要がある。
前記押上げ用スプリング16は、例えば、圧迫用スプリング15より細いバネ線材を利用したコイルスプリング状に形成され、作動杆10の第二のスプリング受11の下面と、本体ケース1の底壁内面(或いは、ケース下蓋3の底壁上面、或いは、本体取付具30の基板31上面)との間に縮装されており、作動杆10(ゴムキャップ12)を常時上方に引き上げるようにその弾発力を作用させている。
図中17は、略厚肉円筒状のカラーで、このカラー17は、本体ケース1内下部に内装されると共に、その内部に作動杆10の基杆及びこの基杆に巻装されている押上げ用スプリング16が挿通されるように形成されており、押上げ用スプリング16等を保護できるように設けられたものである。
図中18は、略厚肉円筒状のストッパーで、このストッパー18は、作動杆10の基杆に挿通されると共に、止ネジ等によってゴムキャップ12の上部に位置するように基杆に固定されており、ゴムキャップ12を安定的に押し下げられるようにすると共に、ゴムキャップ12の損傷を抑制できるように設けられたものである。
前記ロック機構のガイドケース20は、例えば、適宜金属材や適宜合成樹脂材や適宜複合材等によって構成され、十分な強度や剛性を備え、軽量化等が図れるようにしてある。更に、ガイドケース20は、例えば、略細長矩形ボックス状を呈し、取付基板35や或いは扉にネジ止めできるように形成されている。しかも、ガイドケース20の上板部には、操作杆5の基杆を扉に向かう方向にガイドするような略長円状のガイド孔が穿設されている。しかも、左右側壁部分は、移動係止爪21の左右側面部分に摺接され、移動係止爪21の回り止めともなっている。
前記ロック機構の移動係止爪21は、例えば、適宜金属材や適宜合成樹脂材や適宜複合材等によって構成され、十分な強度や剛性を備えたものが利用できるようにしてある。更に、移動係止爪21は、その基端がわが略細長直方体状を呈し、その先端がわが斜め上方に行くに従って漸次肉薄となるような円弧面を下面に備えた爪状を呈し、その基端部分に設けた取付孔に操作杆5の基杆が挿通されると共に、止めネジ等によって基杆の任意の位置に固定できるように形成されている。
前記ロック機構の固定爪体22は、例えば、適宜金属材や適宜合成樹脂材や適宜複合材等によって構成され、十分な強度や剛性を備えたものが利用できるようにしてある。更に、固定爪体22は、略帯板状の基板と、この基板に上下方向に沿って所定間隔で突設される複数の爪片23とからなり、取付基板35や或いは扉にネジ止めできるように形成されている。
前記爪片23は、例えば、略短帯板状を呈すると共に、その先端がわが斜め下方に向かうように配置され、しかも、その先端部分が斜め下方に行くに従って漸次肉薄となるような円弧面を上面に備えた爪状を呈している。すなわち、移動係止爪21が複数の爪片23に選択的にスムーズに係止できると共に、一旦係止されると、振動等の不意の外力等によってその係止状態が簡単に解除されないように形成してある。
前記本体取付具30は、例えば、適宜金属材や適宜合成樹脂材や適宜複合材等によって構成され、十分な強度や剛性を備え、軽量化等が図れるようにしてある。しかも、本体取付具30は、矩形板材を略L字状に折曲げたような基板31と、この基板31の水平板部に取付ネジを介して固定される一対の左右側板33とからなり、基板31の垂直部分が取付基板35や扉に固定され、基板31の水平部分の中央に作動杆10の基杆がスムーズに摺動できるような貫通孔32が穿設され、左右側板33には、前記揺動軸25を揺動自在に支持するための軸支孔34が夫々設けられている。
前記取付基板35は、例えば、適宜金属材や適宜合成樹脂材や適宜複合材等によって構成され、十分な強度や剛性を備え、軽量化等が図れるようにしてある。しかも、取付基板35は、略細長帯板状を呈し、取付ネジ36等を介して扉に簡単に且つ確実に装着できるように形成されている。
図4は、扉用ストッパー装置を扉に内装した場合の実施例を示し、図中40は、扉に設けた長孔43を内がわから覆えるようにした略細長帯板状の目隠し板で、この目隠し板40には操作杆5の基杆がスムーズに貫通される挿通孔41が穿設されていると共に、扉の内がわに於いて長孔43の左右両脇に設けた保持溝42に沿って上下方向にスムーズに摺動できるように形成されている。すなわち、長孔43を目隠し板40で確実に且つ簡単に覆うことができ、外観上の体裁を良くすると共に、長孔43の孔縁等で手指を損傷するようなことがないように形成されている。
尚、図示は省略したが、扉用ストッパー装置を扉の表面等に装着した場合は、シート押え機能付見出し装置Aや、本体取付具30や、ガイドケース20等が隠れるようにして、外観上の体裁がより良くなるように形成した適宜カバーを、扉に付設するようにしても良い。
ところで、扉用ストッパー装置の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、装置本体Aの具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、本体ケース1の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、ケース上蓋2の具体的構成、形状、寸法、材質、ケース下蓋3の具体的構成、形状、寸法、材質、操作杆5の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、第一のスプリング受6の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、握り7の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、作動杆10の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、第二のスプリング受11の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、ゴムキャップ12の具体的構成、形状、寸法、材質、圧迫用スプリング15の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、数、押上げ用スプリング16の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、数、カラー17の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、ストッパー18の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、ロック機構の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、ガイドケース20の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、移動係止爪21の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、固定爪体22の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、爪片23の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、数、揺動軸25の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、本体取付具30の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、基板31の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、貫通孔32の具体的構成、形状、寸法、配設位置、側板33の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、数、軸支孔34の具体的構成、形状、寸法、配設位置、取付基板35の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、取付ネジ36の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、数、目隠し板40の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、挿通孔41の具体的構成、形状、寸法、配設位置、保持溝42の具体的構成、形状、寸法、配設位置、長孔43の具体的構成、形状、寸法、配設位置、等は、図示例のもの等に限定されることなく、適宜自由に設定、変更できるものである。
本発明の扉用ストッパー装置を例示する一部を分解した部分切欠斜視図である。 本発明の扉用ストッパー装置を例示する解除状態の縦断側面図である。 本発明の扉用ストッパー装置を例示する作動状態の縦断側面図である。 本発明の扉用ストッパー装置の他の実施例を示す解除状態の縦断側面図である。
符号の説明
A 装置本体
1 本体ケース
2 ケース上蓋
3 ケース下蓋
5 操作杆
6 スプリング受
7 握り
10 作動杆
11 スプリング受
12 ゴムキャップ
15 圧迫用スプリング
16 押上げ用スプリング
17 カラー
18 ストッパー
20 ガイドケース
21 移動係止爪
22 固定爪体
23 爪片
25 揺動軸
30 本体取付具
31 基板
32 貫通孔
33 側板
34 軸支孔
35 取付基板
36 取付ネジ
40 目隠し板
41 挿通孔
42 保持溝
43 長孔

Claims (2)

  1. 装置本体が適宜扉に装着或いは内装され、装置本体上部の操作杆の手動操作により、装置本体下部の作動杆が下方に移動して床等を圧迫し、扉を任意の開き位置で停止せしめておくことができるように構成した扉用ストッパー装置であって、装置本体は、その下端部が本体取付具を介して扉に装着されると共に、その上端部がわが扉に向って揺動自在となるように形成される本体ケースと、下端に第一のスプリング受が設けられると共に上端に握りが設けられ、第一のスプリング受が本体ケース内を上下に摺動自在となるように形成される操作杆と、上端に第二のスプリング受が設けられると共に下端にゴムキャップが設けられ、第二のスプリング受が本体ケース内を上下に摺動自在となるように形成される作動杆と、本体ケース内で対向する第一のスプリング受と第二のスプリング受間に介装される圧迫用スプリングと、本体ケース内下部に縮装されて作動杆を常時上方に移動せしめるようにその弾発力を作用させる押上げ用スプリングとを備え、前記操作杆と扉には、操作杆の下方への移動状態を維持すると共に、作動杆の下方への移動による扉の任意の開き位置で停止状態を維持できるようにしたロック機構を設け、このロック機構は、扉の任意の位置に固定可能で、操作杆を摺動且つ揺動自在に支持可能なガイドケースと、操作杆の任意の位置に取付可能な移動係止爪と、扉の任意の位置に固定されると共に、前記移動係止爪が係脱自在に係止可能となる爪片が上下に沿って複数配されている固定爪体とを備え、操作杆を下方に押圧することで、圧迫用スプリングを圧縮して弾性変形せしめると共に、押上げ用スプリングの弾発力に抗して作動杆を下方に移動せしめて床等を圧迫できるように構成し、且つ、操作杆を扉がわに僅かに揺動することで、移動係止爪が適宜爪片に係止されると共に、その係止状態が維持できるように構成したことを特徴とする扉用ストッパー装置。
  2. 装置本体を扉に内装したときに、扉に設けた長孔を介して操作杆の上部を扉の外がわに配置し、扉の長孔部分内がわには、操作杆が貫通されると共に長孔を内がわから覆えるような目隠し板を上下に摺動自在に形成したことを特徴とする請求項1記載の扉用ストッパー装置。
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