JP7260924B2 - 移動パネル固定保持装置 - Google Patents
移動パネル固定保持装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7260924B2 JP7260924B2 JP2021118499A JP2021118499A JP7260924B2 JP 7260924 B2 JP7260924 B2 JP 7260924B2 JP 2021118499 A JP2021118499 A JP 2021118499A JP 2021118499 A JP2021118499 A JP 2021118499A JP 7260924 B2 JP7260924 B2 JP 7260924B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- moving panel
- manual lever
- panel
- moving
- braking rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
Description
しかし、所定床面に移動壁(パネル)を固定する作業、及び、別の場所へ移動させるためにリリースする作業が、容易でない。即ち、ロックナットを作業工具(スパナ)にて一旦緩めて、次に、シャフトを手で回転しつつ上下動させ、その後、ロックナットを作業工具(スパナ)にて締付けねばならない。
図1に於て、Pは、天井側に設けられた上方レール1から吊下げられた矩形板状の移動パネル(移動間仕切り壁と呼ぶ場合もある)であり、このパネルPは矢印N方向に(人力にて)移動自在であると共に、所定の移動位置で、本発明に係る固定保持装置Kによって、固定保持される。
図1~図11に示した実施形態では、移動パネルPの下端面3から下方へ突出させて、図1と図5に示すように、床面2に圧接自在な制動杆体4を、有する。具体的には、この制動杆体4は、弾性ゴムや弾性プラスチック等の弾性ブロック体4Aを下端に有し、床面2に弾性的に圧接して、大きな摩擦抵抗力を発揮し、さらに、床面2を傷付けない。
20は、図2と図3に示すように、側面視が縦長矩形状であり、側外方へ開口状の略コの字型の横断面形状の金属板製ケーシングである。
なお、連結ピン6としては、ボルトとナットと円筒スペーサ等をもって形成することも好ましい。
さらに、このリンク機構10の手動レバー7を、図4の実線から仮想線のように、枢支軸8廻りに上方へ(手にて)揺動操作すると、制動杆体4が上昇していって、制動杆体4が最上昇状態となった際に、最上昇状態を(そのまま)維持する最上昇ロック機構15が設けられている。
この肩替りによって、手動レバー7は自由に下方へ復元して、移動パネルPの側面11の内方へ収納される。
第1孔部7Cに枢支軸(ピン)8を挿入して、図4の実線と仮想線の間を揺動可能として、手動レバー7は固定部側に枢着されている。
即ち、移動パネルPの左右の各側端縁に、取付ける前に、ダンパ5とリンク機構10とロック機構15(さらには制動杆体4)は、ユニット化しておいて、左右の上記各側端縁に、そのユニットを、固設するように構成されている。
この図7と図4とを合わせて見れば、明らかなように、スプリング25によって付与される矢印M16方向の弾発付勢力によって、長尺帯板18の上端の被係止部17は、確実に爪部15Aによる係止状態を保つ。
ケーシング20には、平面視コの字型のチャンネル材26を固設する。手動レバー7は、枢支軸8によって該チャンネル材26に枢着する。上記長尺帯体18は、チャンネル材26の外面に対するように配設すると共に、長尺帯体18のガイド用長孔18B(図2と図8参照)と、チャンネル材26の長孔27を、上下移動可能として、貫通する短軸28を有する。
手動レバー7を枢支軸8廻りに揺動させると、連結ピン30と連結板片29を介して、短軸28が長孔27に沿って上方移動する。
所望の位置まで人力によって移動パネルPを移動させて、停止した状態で、貫孔13から指を入れ、又は、内外方向に微動自在として貫孔13に嵌着したボタンを指で押圧し、最上昇ロック機構15のリリース押圧用アーム部16Zを内方へ押圧すると、スプリング25の弾発付勢力に抗して、ロック爪片16は、図7の矢印M16と反対方向に揺動する。
長尺帯体18は、この離脱に伴って下降してゆく。即ち、長尺帯体18は連結ピン6等を介して常にガスダンパ5の下端5Bに、連動するように連結されている構造である(図2参照)ので、ガスダンパ5の弾発付勢力によって、ゆっくりと長尺帯体18は下降してゆく。この下降によって、制動杆体4も下降して、下端の弾性ブロック体4Aは床面2を弾発的に押圧して、パネルPの制動状態となる。
2 床面
3 下端面
4 制動杆体
5 ガスダンパ
7 手動レバー
9 直線状スリット
10 リンク機構
11 側面
11Z 側面板
15 最上昇ロック機構
15A 爪部
16 ロック爪片
17 被係止部
18 長尺帯板
20 ケーシング
25 スプリング
L16 一軸心
P 移動パネル
Claims (3)
- 上方レール(1)から吊下げられた矩形板状の移動パネル(P)を、所定の移動位置で固定保持するために、該移動パネル(P)の下方の左右の各角部に配設された移動パネル固定保持装置であって、
上記移動パネル(P)の下端面(3)から下方へ突出させて床面(2)に圧接自在な上下方向の制動杆体(4)と、
該制動杆体(4)を常時下方へ弾発付勢するガスダンパ(5)と、
上記ガスダンパ(5)の下方への弾発付勢力に抗して上記制動杆体(4)を上昇させる手動レバー(7)付きのリンク機構(10)と、
該リンク機構(10)の手動レバー(7)を操作して、上記制動杆体(4)を上昇させて最上昇状態となった際に、該最上昇状態を維持する最上昇ロック機構(15)と、
を具備し、
上記手動レバー(7)は、上記移動パネル(P)の左右各側面(11)から内方に収納した状態から、手動にて、側外方へ揺動突出状となって、上記リンク機構(10)から上記最上昇ロック機構(15)に肩替りして、制動杆体(4)の最上昇状態によって、移動パネル(P)が移動可能状態となると共に、上記手動レバー(7)を、上記移動パネル(P)の左右の側面(11)の内方に収納した状態に復元した際に、上記最上昇ロック機構(15)が制動杆体(4)の最上昇状態を維持し続けるように構成し、
上記手動レバー(7)を一枚の金属板材から形成し、該金属板材製の手動レバー(7)が、収納・突出自在な一本の直線状スリット(9)が、上記移動パネル(P)の左右の側面板(11Z)に形成されており、かつ、上記手動レバー(7)が上記左右各側面(11)から内方へ収納した状態で、上記手動レバー(7)の下端が、上記移動パネル(P)の下端縁近傍に配設されていることを特徴とする移動パネル固定保持装置。 - 上記リンク機構(10)は、上端に被係止部(17)を有する縦方向の長尺帯板(18)を備え、
上記最上昇ロック機構(15)は、下方から上昇してくる上記被係止部(17)に係脱自在に係止する爪部(15A)を有すると共に、一軸心(L 16 )廻りに揺動自在なロック爪片(16)と、該ロック爪片(16)を一軸心(L 16 )廻りに揺動させる弾発付勢力を付与して上記被係止部(17)への係止状態を保つためのスプリング(25)とを、
具備している請求項1記載の移動パネル固定保持装置。 - 側面視が縦長矩形状であり、側外方へ開口状の略コの字型の横断面形状である金属板製ケーシング(20)を、有し、
上記ガスダンパ(5)とリンク機構(10)とロック機構(15)は、予め上記ケーシング(20)内に組込まれ、ユニットとして、上記移動パネル(P)の側端縁に、固設されるよう構成した請求項1又は2記載の移動パネル固定保持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021118499A JP7260924B2 (ja) | 2021-07-19 | 2021-07-19 | 移動パネル固定保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021118499A JP7260924B2 (ja) | 2021-07-19 | 2021-07-19 | 移動パネル固定保持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023014513A JP2023014513A (ja) | 2023-01-31 |
JP7260924B2 true JP7260924B2 (ja) | 2023-04-19 |
Family
ID=85130649
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021118499A Active JP7260924B2 (ja) | 2021-07-19 | 2021-07-19 | 移動パネル固定保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7260924B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0349277Y2 (ja) * | 1984-12-14 | 1991-10-21 | ||
JPH03117078U (ja) * | 1990-03-14 | 1991-12-04 | ||
JPH09144419A (ja) * | 1995-11-16 | 1997-06-03 | Daiken:Kk | 移動パネルの取り付け構造 |
JP3361935B2 (ja) * | 1996-07-11 | 2003-01-07 | 株式会社河合楽器製作所 | 防音ドア |
-
2021
- 2021-07-19 JP JP2021118499A patent/JP7260924B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2023014513A (ja) | 2023-01-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5551668A (en) | Hydraulic jack with restorable lever and retaining device | |
JP7260924B2 (ja) | 移動パネル固定保持装置 | |
JP5090225B2 (ja) | テーブルリフタおよび基板処理装置 | |
JP2009097310A (ja) | 回動扉のストッパー | |
US11473340B2 (en) | Door stop mechanism | |
KR101333053B1 (ko) | 슬라이드 도어의 슬라이더 장착장치 | |
CN106667585A (zh) | 伸缩元件的双向释放机构 | |
JP4216260B2 (ja) | 巻取式スクリーン装置 | |
JP4378758B2 (ja) | 扉用ストッパー装置 | |
CA2849831A1 (en) | Jack apparatus | |
JP7392920B2 (ja) | 固定式スクリーン装置、及び固定式スクリーン装置の固定方法 | |
KR101831988B1 (ko) | 도어 스토퍼 | |
JP2018076765A (ja) | 止水パネルの取付構造 | |
CN217137137U (zh) | 升降桌 | |
KR200310947Y1 (ko) | 승강식 도어스토퍼 | |
JPH0436377Y2 (ja) | ||
KR102335538B1 (ko) | 동력등강기 | |
JP2006192047A (ja) | 扉付き昇降キャビネット | |
JPH0221441Y2 (ja) | ||
JP4946825B2 (ja) | 引戸外れ止め装置 | |
JPH0731979Y2 (ja) | 傾斜可能な載せ台 | |
JP3133557U (ja) | パネルのロッド調整構造 | |
JPH059427Y2 (ja) | ||
JP2018071221A (ja) | 止水パネルの取付構造 | |
JP2591265B2 (ja) | 引戸の中間停止装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211223 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20221208 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230111 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230317 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230331 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7260924 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |