JP3361935B2 - 防音ドア - Google Patents
防音ドアInfo
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- JP3361935B2 JP3361935B2 JP20133896A JP20133896A JP3361935B2 JP 3361935 B2 JP3361935 B2 JP 3361935B2 JP 20133896 A JP20133896 A JP 20133896A JP 20133896 A JP20133896 A JP 20133896A JP 3361935 B2 JP3361935 B2 JP 3361935B2
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- frame
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は室内空間の遮音性や
気密性を保つための防音ドアに関し、特にその遮音構造
に関する。
気密性を保つための防音ドアに関し、特にその遮音構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の防音ドアとして、例えば図11に
示すような可動間仕切り100が公知である。同図は側
面構造を示しており、この可動間仕切り100は、ドア
本体101と、ドア本体101の上部に設けられたラン
ナー102と、ドア本体101の上下端部に収納され、
ドア本体101の上下端部から出没自在に設けられた一
対の圧接部材103,103とを備えている。ドア本体
101は、ローラー102aを備えたランナー(吊り金
具)102を介して、天井部Cに設けられたレール10
4に吊り下げられており、このランナー102は、ロー
ラー102aの転動により、レール104に対して移動
する。これにより、ドア本体101は、レール104に
沿って、吊り下げ状態で移動自在に構成されている。ま
た、一対の圧接部材103,103は、側面形状がコの
字型の部材で、その先端部にゴムなどからなる複数の緩
衝部材105を備えている。
示すような可動間仕切り100が公知である。同図は側
面構造を示しており、この可動間仕切り100は、ドア
本体101と、ドア本体101の上部に設けられたラン
ナー102と、ドア本体101の上下端部に収納され、
ドア本体101の上下端部から出没自在に設けられた一
対の圧接部材103,103とを備えている。ドア本体
101は、ローラー102aを備えたランナー(吊り金
具)102を介して、天井部Cに設けられたレール10
4に吊り下げられており、このランナー102は、ロー
ラー102aの転動により、レール104に対して移動
する。これにより、ドア本体101は、レール104に
沿って、吊り下げ状態で移動自在に構成されている。ま
た、一対の圧接部材103,103は、側面形状がコの
字型の部材で、その先端部にゴムなどからなる複数の緩
衝部材105を備えている。
【0003】このように構成された可動間仕切り100
は、作業者によりレール104に沿って設置位置まで引
かれた後、図示しないレバーが操作されることにより、
図11(b)に示すように、図示しない内部駆動機構を
介して、一対の圧接部材103,103が上下に突出す
る。このとき、複数の緩衝部材105が、それぞれ床面
Fおよびレール104の下面に圧接されることにより、
可動間仕切り100の上下の隙間が塞がれる。これによ
り、可動間仕切り100を用いて、室内空間の遮音性や
気密性を保つことができる。
は、作業者によりレール104に沿って設置位置まで引
かれた後、図示しないレバーが操作されることにより、
図11(b)に示すように、図示しない内部駆動機構を
介して、一対の圧接部材103,103が上下に突出す
る。このとき、複数の緩衝部材105が、それぞれ床面
Fおよびレール104の下面に圧接されることにより、
可動間仕切り100の上下の隙間が塞がれる。これによ
り、可動間仕切り100を用いて、室内空間の遮音性や
気密性を保つことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の可動間仕切
り100によれば、可動間仕切り100の上下の隙間を
塞ぐ動作は、一対の圧接部材103,103が上下に突
出することにより行われているが、この一対の圧接部材
103,103は、その遮音性や気密性を保つ能力が、
ドア本体101自身の能力と比較して低いために、遮音
性や気密性を保つ上で構造上の弱点になっている。ま
た、従来の可動間仕切り100では、図示しない内部駆
動機構により、一対の圧接部材103,103をドア本
体101から同時に突出させる必要があるため、この内
部駆動機構の構造が複雑になってしまい、製作が難しい
という問題がある。
り100によれば、可動間仕切り100の上下の隙間を
塞ぐ動作は、一対の圧接部材103,103が上下に突
出することにより行われているが、この一対の圧接部材
103,103は、その遮音性や気密性を保つ能力が、
ドア本体101自身の能力と比較して低いために、遮音
性や気密性を保つ上で構造上の弱点になっている。ま
た、従来の可動間仕切り100では、図示しない内部駆
動機構により、一対の圧接部材103,103をドア本
体101から同時に突出させる必要があるため、この内
部駆動機構の構造が複雑になってしまい、製作が難しい
という問題がある。
【0005】本発明は上記課題を解決するためになされ
たもので、遮音性や気密性が高く、構造が簡単で製作が
容易な防音ドアを提供することを目的とする。
たもので、遮音性や気密性が高く、構造が簡単で製作が
容易な防音ドアを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の防音ドアによ
れば、複数の枠壁により画成された開口を有するドア枠
と、このドア枠の開口を開閉するドア本体と、互いに対
向する2つの枠壁の一方に対向するドア本体の一端部
に、この一端部の端縁の長手方向の長さとほぼ同一の長
さを有して設けられ、ドア本体から突出して一方の枠壁
に圧接されることにより、ドア本体を枠壁の他方に向か
って移動させて、ドア本体の他端部を他方の枠壁に圧接
させる圧接位置と、ドア本体側に退避して一方の枠壁と
の圧接を解除される圧接解除位置との間で移動可能な圧
接部材と、駆動レバーに連結され、この駆動レバーの操
作に応じて、圧接部材を、圧接位置と圧接解除位置に駆
動するリンク式駆動機構とを備え、リンク式駆動機構
は、トグルクランプ本体と、このトグルクランプ本体側
から突出する位置でロックされるロック位置と、ロック
が解除されて、トグルクランプ本体側に退避するロック
解除位置との間で移動可能な可動部材と、駆動レバーに
連結され、この駆動レバーの操作に応じて、可動部材を
ロック位置とロック解除位置の間に移動させる腕部材と
を有するトグルクランプと、一端部がトグルクランプ本
体に回動自在に連結され、他端部が圧接部材の他端部に
回動自在に連結されると共に、中央部がドア本体に対し
て係合するリンク部材とを備え、可動部材は圧接部材の
一端部に固定されており、可動部材の突出時および退避
時に、圧接部材を圧接位置および圧接解除位置にそれぞ
れ移動させると共に、可動部材のロック位置およびロッ
ク解除位置が、それぞれ圧接部材の圧接位置および圧接
解除位置に相当する。
れば、複数の枠壁により画成された開口を有するドア枠
と、このドア枠の開口を開閉するドア本体と、互いに対
向する2つの枠壁の一方に対向するドア本体の一端部
に、この一端部の端縁の長手方向の長さとほぼ同一の長
さを有して設けられ、ドア本体から突出して一方の枠壁
に圧接されることにより、ドア本体を枠壁の他方に向か
って移動させて、ドア本体の他端部を他方の枠壁に圧接
させる圧接位置と、ドア本体側に退避して一方の枠壁と
の圧接を解除される圧接解除位置との間で移動可能な圧
接部材と、駆動レバーに連結され、この駆動レバーの操
作に応じて、圧接部材を、圧接位置と圧接解除位置に駆
動するリンク式駆動機構とを備え、リンク式駆動機構
は、トグルクランプ本体と、このトグルクランプ本体側
から突出する位置でロックされるロック位置と、ロック
が解除されて、トグルクランプ本体側に退避するロック
解除位置との間で移動可能な可動部材と、駆動レバーに
連結され、この駆動レバーの操作に応じて、可動部材を
ロック位置とロック解除位置の間に移動させる腕部材と
を有するトグルクランプと、一端部がトグルクランプ本
体に回動自在に連結され、他端部が圧接部材の他端部に
回動自在に連結されると共に、中央部がドア本体に対し
て係合するリンク部材とを備え、可動部材は圧接部材の
一端部に固定されており、可動部材の突出時および退避
時に、圧接部材を圧接位置および圧接解除位置にそれぞ
れ移動させると共に、可動部材のロック位置およびロッ
ク解除位置が、それぞれ圧接部材の圧接位置および圧接
解除位置に相当する。
【0007】この防音ドアでは、駆動レバーを操作する
と、その操作方向に応じて、リンク式駆動機構により、
圧接部材が例えば圧接位置に駆動される。この圧接部材
の作動により、圧接部材がドア本体の一端部から突出し
て、一方の枠壁に圧接されると共に、この圧接部材の突
出に伴う一方の枠壁からの反力によりドア本体が移動し
て、その他端部が他方の枠壁に圧接される。これによ
り、ドア本体の2つの端部と、これと向かい合うドア枠
の2つの枠壁との隙間が、塞がれて遮音状態になる。し
たがって、この防音ドアによれば、従来のような2つの
圧接部材を用いなくても、1つの圧接部材を用いるだけ
で遮音性や気密性を保つことができるので、構造が簡単
になり製作が容易になる。また、この防音ドアによれ
ば、ドア本体よりも、遮音能力や気密能力の劣る圧接部
材の数が減るので、遮音性や気密性を保つ能力が、従来
の防音ドアよりも高くなる。
と、その操作方向に応じて、リンク式駆動機構により、
圧接部材が例えば圧接位置に駆動される。この圧接部材
の作動により、圧接部材がドア本体の一端部から突出し
て、一方の枠壁に圧接されると共に、この圧接部材の突
出に伴う一方の枠壁からの反力によりドア本体が移動し
て、その他端部が他方の枠壁に圧接される。これによ
り、ドア本体の2つの端部と、これと向かい合うドア枠
の2つの枠壁との隙間が、塞がれて遮音状態になる。し
たがって、この防音ドアによれば、従来のような2つの
圧接部材を用いなくても、1つの圧接部材を用いるだけ
で遮音性や気密性を保つことができるので、構造が簡単
になり製作が容易になる。また、この防音ドアによれ
ば、ドア本体よりも、遮音能力や気密能力の劣る圧接部
材の数が減るので、遮音性や気密性を保つ能力が、従来
の防音ドアよりも高くなる。
【0008】
【0009】また、駆動レバーを操作すると、その操作
方向に応じて、例えばトグルクランプの可動部材がトグ
ルクランプ本体側から突出して、ロック位置に移動す
る。このとき、可動部材が固定された圧接部材の一端部
も、可動部材と共に圧接位置に移動する。一方、リンク
部材は、その一端部がトグルクランプの本体に、その他
端部が圧接部材の他端部に、それぞれ回動自在に固定さ
れているので、可動部材の移動に伴い、リンク部材の一
端部を回転中心として、リンク部材の他端部が圧接部材
と共に移動する。このとき、ドア本体はリンク部材の中
央部に係合されているので、圧接部材はドア本体と離れ
る方向に移動する。そして、トグルクランプの可動部材
がロック位置でロックされたとき、圧接部材も同時にロ
ックされ、このトグルクランプのロック位置が、圧接部
材の圧接位置に相当するので、圧接部材は圧接位置にロ
ックされる。また、駆動レバーを逆方向に操作して、ト
グルクランプの可動部材をロック解除位置に移動させる
と、上記と逆に、圧接部材はドア本体側に移動し、トグ
ルクランプのロック解除位置が圧接部材の圧接解除位置
に相当するので、圧接部材は圧接解除位置まで移動す
る。したがって、この防音ドアによれば、駆動レバーを
操作することにより、圧接部材を圧接位置にロックし
て、遮音状態を維持しておくことができ、かつ、圧接部
材の圧接を解除して非遮音状態にすることができるの
で、遮音状態の維持や、遮音状態と非遮音状態の切り替
えが容易になる。
方向に応じて、例えばトグルクランプの可動部材がトグ
ルクランプ本体側から突出して、ロック位置に移動す
る。このとき、可動部材が固定された圧接部材の一端部
も、可動部材と共に圧接位置に移動する。一方、リンク
部材は、その一端部がトグルクランプの本体に、その他
端部が圧接部材の他端部に、それぞれ回動自在に固定さ
れているので、可動部材の移動に伴い、リンク部材の一
端部を回転中心として、リンク部材の他端部が圧接部材
と共に移動する。このとき、ドア本体はリンク部材の中
央部に係合されているので、圧接部材はドア本体と離れ
る方向に移動する。そして、トグルクランプの可動部材
がロック位置でロックされたとき、圧接部材も同時にロ
ックされ、このトグルクランプのロック位置が、圧接部
材の圧接位置に相当するので、圧接部材は圧接位置にロ
ックされる。また、駆動レバーを逆方向に操作して、ト
グルクランプの可動部材をロック解除位置に移動させる
と、上記と逆に、圧接部材はドア本体側に移動し、トグ
ルクランプのロック解除位置が圧接部材の圧接解除位置
に相当するので、圧接部材は圧接解除位置まで移動す
る。したがって、この防音ドアによれば、駆動レバーを
操作することにより、圧接部材を圧接位置にロックし
て、遮音状態を維持しておくことができ、かつ、圧接部
材の圧接を解除して非遮音状態にすることができるの
で、遮音状態の維持や、遮音状態と非遮音状態の切り替
えが容易になる。
【0010】さらに上記において、互いに対向する2つ
の枠壁が上枠および下枠で構成され、ドア本体が、上枠
および下枠に沿ってスライドすることにより開口を開閉
し、圧接部材は、ドア本体の下端部に設けられ、ドア本
体から突出して下枠に圧接されることにより、ドア本体
を上枠に向かって移動させて、ドア本体の上端部を上枠
に圧接させる圧接位置と、ドア本体側に退避して下枠と
の圧接を解除される圧接解除位置との間で移動可能に構
成されていることが好ましい。
の枠壁が上枠および下枠で構成され、ドア本体が、上枠
および下枠に沿ってスライドすることにより開口を開閉
し、圧接部材は、ドア本体の下端部に設けられ、ドア本
体から突出して下枠に圧接されることにより、ドア本体
を上枠に向かって移動させて、ドア本体の上端部を上枠
に圧接させる圧接位置と、ドア本体側に退避して下枠と
の圧接を解除される圧接解除位置との間で移動可能に構
成されていることが好ましい。
【0011】この防音ドアによれば、ドア枠の上枠およ
び下枠に沿って移動するスライド方式の防音ドアにおい
て、駆動レバーを操作することにより、ドア枠の上枠お
よび下枠と、防音ドアの上端部および下端部との隙間を
それぞれ塞いで容易に遮音状態にすることができる。ま
た、駆動レバーを操作することにより、圧接部材がドア
本体側に退避して、ドア枠の下枠との圧接を解除される
ので、非遮音状態に戻すことができる。したがって、ス
ライド方式の防音ドアにおいて、上下端部における遮音
状態と非遮音状態の切り替えを容易に行うことができ
る。
び下枠に沿って移動するスライド方式の防音ドアにおい
て、駆動レバーを操作することにより、ドア枠の上枠お
よび下枠と、防音ドアの上端部および下端部との隙間を
それぞれ塞いで容易に遮音状態にすることができる。ま
た、駆動レバーを操作することにより、圧接部材がドア
本体側に退避して、ドア枠の下枠との圧接を解除される
ので、非遮音状態に戻すことができる。したがって、ス
ライド方式の防音ドアにおいて、上下端部における遮音
状態と非遮音状態の切り替えを容易に行うことができ
る。
【0012】また上記において、複数の枠壁が上枠、下
枠および縦枠で構成され、蝶番は、互いに回動自在に、
かつ当該回動の回動軸線方向に互いに移動自在の一対の
ヒンジ部材を有し、このヒンジ部材の一方が縦枠に固定
され、他方のヒンジ部材がドア本体の一側端部に固定さ
れており、ドア本体は、蝶番により、縦枠に回動自在に
支持され、当該回動により開口を開閉すると共に、上下
方向に移動自在に構成され、圧接部材は、ドア本体の下
端部に設けられ、ドア本体から突出して下枠に圧接され
ることにより、ドア本体を上枠に向かって移動させて、
ドア本体の上端部を上枠に圧接させる圧接位置と、ドア
本体側に退避して下枠との圧接を解除される圧接解除位
置との間で移動可能に構成されていることが好ましい。
枠および縦枠で構成され、蝶番は、互いに回動自在に、
かつ当該回動の回動軸線方向に互いに移動自在の一対の
ヒンジ部材を有し、このヒンジ部材の一方が縦枠に固定
され、他方のヒンジ部材がドア本体の一側端部に固定さ
れており、ドア本体は、蝶番により、縦枠に回動自在に
支持され、当該回動により開口を開閉すると共に、上下
方向に移動自在に構成され、圧接部材は、ドア本体の下
端部に設けられ、ドア本体から突出して下枠に圧接され
ることにより、ドア本体を上枠に向かって移動させて、
ドア本体の上端部を上枠に圧接させる圧接位置と、ドア
本体側に退避して下枠との圧接を解除される圧接解除位
置との間で移動可能に構成されていることが好ましい。
【0013】この防音ドアによれば、ドア枠の縦枠に、
蝶番を介して回動自在に設けられる回動式の防音ドアに
おいて、駆動レバーを操作することにより、ドア枠の上
枠および下枠と、防音ドアの上端部および下端部との隙
間をそれぞれ塞いで容易に遮音状態にすることができ
る。また、駆動レバーを操作することにより、圧接部材
がドア本体側に退避して、ドア枠の下枠との圧接を解除
されるので、非遮音状態に戻すことができる。したがっ
て、回動式の防音ドアにおいて、上下端部における遮音
状態と非遮音状態の切り替えを容易に行うことができ
る。
蝶番を介して回動自在に設けられる回動式の防音ドアに
おいて、駆動レバーを操作することにより、ドア枠の上
枠および下枠と、防音ドアの上端部および下端部との隙
間をそれぞれ塞いで容易に遮音状態にすることができ
る。また、駆動レバーを操作することにより、圧接部材
がドア本体側に退避して、ドア枠の下枠との圧接を解除
されるので、非遮音状態に戻すことができる。したがっ
て、回動式の防音ドアにおいて、上下端部における遮音
状態と非遮音状態の切り替えを容易に行うことができ
る。
【0014】さらに上記において、枠壁が2つの縦枠を
備え、圧接部材は、ドア本体の一側端部に設けられ、ド
ア本体から突出して2つの縦枠の一方に圧接されること
により、ドア本体を2つの縦枠の他方に向かって移動さ
せて、ドア本体の他側端部を他方の縦枠に圧接させる圧
接位置と、ドア本体側に退避して他方の縦枠との圧接を
解除される圧接解除位置との間で移動可能に構成されて
いることが好ましい。
備え、圧接部材は、ドア本体の一側端部に設けられ、ド
ア本体から突出して2つの縦枠の一方に圧接されること
により、ドア本体を2つの縦枠の他方に向かって移動さ
せて、ドア本体の他側端部を他方の縦枠に圧接させる圧
接位置と、ドア本体側に退避して他方の縦枠との圧接を
解除される圧接解除位置との間で移動可能に構成されて
いることが好ましい。
【0015】この防音ドアによれば、駆動レバーを操作
することにより、ドア枠の両縦枠と防音ドアの両側端部
との隙間を容易に塞いで遮音することができる。さら
に、駆動レバーを操作することにより、圧接部材がドア
本体側に退避して、縦枠との圧接を解除されるので、非
遮音状態に戻すことができる。したがって、防音ドアに
おいて、両側端部における遮音状態と非遮音状態の切り
替えを容易に行うことができる。
することにより、ドア枠の両縦枠と防音ドアの両側端部
との隙間を容易に塞いで遮音することができる。さら
に、駆動レバーを操作することにより、圧接部材がドア
本体側に退避して、縦枠との圧接を解除されるので、非
遮音状態に戻すことができる。したがって、防音ドアに
おいて、両側端部における遮音状態と非遮音状態の切り
替えを容易に行うことができる。
【0016】また上記において、駆動レバーが、トグル
クランプの腕部材に直接、固定されていることが好まし
い。
クランプの腕部材に直接、固定されていることが好まし
い。
【0017】このようにすれば、駆動レバーが、トグル
クランプの腕部材に直接、固定されているので、防音ド
アの自重が結構大きいときでも、駆動レバーを操作し
て、圧接部材を突出させ、防音ドアを遮音状態にするこ
とが可能になるから、汎用性が高くなる。
クランプの腕部材に直接、固定されているので、防音ド
アの自重が結構大きいときでも、駆動レバーを操作し
て、圧接部材を突出させ、防音ドアを遮音状態にするこ
とが可能になるから、汎用性が高くなる。
【0018】さらに上記において、駆動レバーとトグル
クランプの腕部材とが、リンク機構を介して連結されて
いることが好ましい。
クランプの腕部材とが、リンク機構を介して連結されて
いることが好ましい。
【0019】このようにすれば、駆動レバーとトグルク
ランプの腕部材が、リンク機構を介して連結されている
ので、駆動レバーを防音ドアに設ける際、設ける位置を
自由に選ぶことが可能になるから、設計上の自由度が増
し、汎用性が高くなる。
ランプの腕部材が、リンク機構を介して連結されている
ので、駆動レバーを防音ドアに設ける際、設ける位置を
自由に選ぶことが可能になるから、設計上の自由度が増
し、汎用性が高くなる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の第1実施形態に係る防音ドアについて説明す
る。図1は、第1実施形態に係る可動間仕切りタイプの
防音ドア1の一部を破断した正面図を示している。以
下、ドア枠の上枠および、この上枠に設けられた軌道も
含めて、上枠という。同図において、この防音ドア1
は、ドア枠Dの開口O内に横方向に移動自在に設けられ
たドア本体2と、ドア本体2の下端部2aに設けられ、
この下端部2aの端縁2a’の長手方向の長さとほぼ同
一の長さを有する圧接部材3と、駆動レバー4の操作に
応じて、圧接部材3を、後述する圧接位置と圧接解除位
置の間で駆動するリンク式駆動機構5とを備えている。
図2に示すように、防音ドア1のドア本体2は、ローラ
ー6aを備えたランナー(吊り金具)6を介して、ドア
枠Dの上枠U(軌道R)に吊り下げられており、このラ
ンナー6のローラー6aは、軌道Rの内面を転動する。
これにより、ドア本体2は、上枠Uから吊り下げられた
状態で上枠Uおよび下枠Lに沿って移動自在に構成され
ている。
本発明の第1実施形態に係る防音ドアについて説明す
る。図1は、第1実施形態に係る可動間仕切りタイプの
防音ドア1の一部を破断した正面図を示している。以
下、ドア枠の上枠および、この上枠に設けられた軌道も
含めて、上枠という。同図において、この防音ドア1
は、ドア枠Dの開口O内に横方向に移動自在に設けられ
たドア本体2と、ドア本体2の下端部2aに設けられ、
この下端部2aの端縁2a’の長手方向の長さとほぼ同
一の長さを有する圧接部材3と、駆動レバー4の操作に
応じて、圧接部材3を、後述する圧接位置と圧接解除位
置の間で駆動するリンク式駆動機構5とを備えている。
図2に示すように、防音ドア1のドア本体2は、ローラ
ー6aを備えたランナー(吊り金具)6を介して、ドア
枠Dの上枠U(軌道R)に吊り下げられており、このラ
ンナー6のローラー6aは、軌道Rの内面を転動する。
これにより、ドア本体2は、上枠Uから吊り下げられた
状態で上枠Uおよび下枠Lに沿って移動自在に構成され
ている。
【0021】リンク式駆動機構5は、図1、図3および
図4に示すように、圧接部材3の一端部3aに固定され
たトグルクランプ7と、その一端部8aおよび他端部8
bが、トグルクランプ7のトグルクランプ本体7aおよ
び圧接部材3の他端部3bにそれぞれ連結されるリンク
部材8とを備えている。圧接部材3は、断面がコの字形
状を有し、ドア本体2の下端部2a内に延設された凹部
2b内に出没自在に配置されている。この圧接部材3の
他端部3bには、図4に示すように、1組のブラケット
3c,3cが設けられており、このブラケット3c,3
cには、ピンP1を介して、リンク部材8の他端部8b
が回動自在に連結されている。また、リンク部材8の中
央部8cは、ピンP2を介して、ドア本体2の凹部2b
の中央部に設けられた1組のブラケット2c,2cに回
動自在に連結されている。同様に、Lの字状に上側に曲
がったリンク部材8の一端部8aは、ピンP3を介し
て、トグルクランプ7のトグルクランプ本体7aに、回
動自在に連結されている。
図4に示すように、圧接部材3の一端部3aに固定され
たトグルクランプ7と、その一端部8aおよび他端部8
bが、トグルクランプ7のトグルクランプ本体7aおよ
び圧接部材3の他端部3bにそれぞれ連結されるリンク
部材8とを備えている。圧接部材3は、断面がコの字形
状を有し、ドア本体2の下端部2a内に延設された凹部
2b内に出没自在に配置されている。この圧接部材3の
他端部3bには、図4に示すように、1組のブラケット
3c,3cが設けられており、このブラケット3c,3
cには、ピンP1を介して、リンク部材8の他端部8b
が回動自在に連結されている。また、リンク部材8の中
央部8cは、ピンP2を介して、ドア本体2の凹部2b
の中央部に設けられた1組のブラケット2c,2cに回
動自在に連結されている。同様に、Lの字状に上側に曲
がったリンク部材8の一端部8aは、ピンP3を介し
て、トグルクランプ7のトグルクランプ本体7aに、回
動自在に連結されている。
【0022】またトグルクランプ7は、図5および図6
に示すように、トグルクランプ本体7aに対して出没自
在に設けられた可動部材7bと、駆動レバー4が直接、
固定された腕部材7cと、2つのリンク部材7d,7e
とを備えている。可動部材7bは、トグルクランプ本体
7aと一体に設けられたスリーブ7fにより案内され
て、トグルクランプ本体7a側から突出するロック位置
(図5に示す位置)と、トグルクランプ本体7a側に退
避するロック解除位置(図6に示す位置)との間を移動
可能に構成されている。また、可動部材7bの突出部側
には、ねじSが設けられており、このねじSと螺合する
2つのナットN1,N2が設けられている。この可動部
材7b、腕部材7c、および2つのリンク部材7d,7
eは、それぞれの各端部を4つのピンP4,P5,P
6,P7により回動自在に連結されており、トグルジョ
イント(倍力機構)を構成している。
に示すように、トグルクランプ本体7aに対して出没自
在に設けられた可動部材7bと、駆動レバー4が直接、
固定された腕部材7cと、2つのリンク部材7d,7e
とを備えている。可動部材7bは、トグルクランプ本体
7aと一体に設けられたスリーブ7fにより案内され
て、トグルクランプ本体7a側から突出するロック位置
(図5に示す位置)と、トグルクランプ本体7a側に退
避するロック解除位置(図6に示す位置)との間を移動
可能に構成されている。また、可動部材7bの突出部側
には、ねじSが設けられており、このねじSと螺合する
2つのナットN1,N2が設けられている。この可動部
材7b、腕部材7c、および2つのリンク部材7d,7
eは、それぞれの各端部を4つのピンP4,P5,P
6,P7により回動自在に連結されており、トグルジョ
イント(倍力機構)を構成している。
【0023】このトグルクランプ7では、図6に示すロ
ック解除位置にある状態(解除状態)から、腕部材7c
を、ピンP4を中心として図中の時計回りに回転させた
場合、ピンP6はピンP4を中心として図中の時計回り
に回転する。このとき、リンク部材7dと連動して、可
動部材7bが図中左方向に移動する。そして、図5に示
すロック位置まで到達したとき、3つのピンP7,P
6,P5が一直線上に並ぶので、可動部材7bを図中右
方向に押す力が働いても、各部材は動くことがない、す
なわちロック状態に保たれる。
ック解除位置にある状態(解除状態)から、腕部材7c
を、ピンP4を中心として図中の時計回りに回転させた
場合、ピンP6はピンP4を中心として図中の時計回り
に回転する。このとき、リンク部材7dと連動して、可
動部材7bが図中左方向に移動する。そして、図5に示
すロック位置まで到達したとき、3つのピンP7,P
6,P5が一直線上に並ぶので、可動部材7bを図中右
方向に押す力が働いても、各部材は動くことがない、す
なわちロック状態に保たれる。
【0024】一方、トグルクランプ7の可動部材7b
は、図3に示すように、2つのナットN1,N2を介し
て、圧接部材3の一端部3aの内部に設けられた固定部
3dに固定されており、このナットN1を回すことによ
り、可動部材7bのロック位置における圧接部材3と、
トグルクランプ本体7aとの位置関係を調節できる、言
い換えれば、圧接部材3がドア本体2の下端部2aから
突出する量を調整できるように構成されている。また、
このトグルクランプ7の可動部材7bがロック位置にあ
るとき、圧接部材3が圧接位置(図3および図2(c)
に示す位置)に位置し、可動部材7bがロック解除位置
にあるとき、圧接部材3が圧接解除位置(図1および図
2(a)に示す位置)に位置するように構成されてい
る。
は、図3に示すように、2つのナットN1,N2を介し
て、圧接部材3の一端部3aの内部に設けられた固定部
3dに固定されており、このナットN1を回すことによ
り、可動部材7bのロック位置における圧接部材3と、
トグルクランプ本体7aとの位置関係を調節できる、言
い換えれば、圧接部材3がドア本体2の下端部2aから
突出する量を調整できるように構成されている。また、
このトグルクランプ7の可動部材7bがロック位置にあ
るとき、圧接部材3が圧接位置(図3および図2(c)
に示す位置)に位置し、可動部材7bがロック解除位置
にあるとき、圧接部材3が圧接解除位置(図1および図
2(a)に示す位置)に位置するように構成されてい
る。
【0025】この構成に加えて、圧接部材3の一端部3
aがトグルクランプ7の可動部材7bに固定され、かつ
他端部3bがリンク部材8に回動自在に連結されると共
に、リンク部材8がトグルクランプ7のトグルクランプ
本体7aに回動自在に連結されているので、トグルクラ
ンプ7およびリンク部材8により構成されるリンク式駆
動機構5は、トグルクランプ7の可動部材7bが、ロッ
ク位置とロック解除位置の間を移動するとき、これに連
動して、圧接部材3を圧接位置と圧接解除位置の間で移
動させる。そして、リンク部材8の中央部8cに、ドア
本体2が連結されているので、この圧接部材3が圧接位
置にあるとき、図2(c)に示すように、ドア本体2
は、圧接部材3が下枠Uから受ける反力により上枠U側
に押し上げられ、ドア本体2の上端部2aが、上枠U
(軌道Rの底面部)に圧接される。これにより、ドア本
体2と上枠Uおよび下枠Lとの間の隙間が塞がれ、遮音
状態となり、このとき、トグルクランプ7の可動部材7
bがロック位置にあるので、この遮音状態が維持され
る。また、圧接部材3が圧接解除位置にあるとき、図2
(a)に示すように、ドア本体2は、上枠Uおよび下枠
Lとの間に隙間ができ、非遮音状態となる。
aがトグルクランプ7の可動部材7bに固定され、かつ
他端部3bがリンク部材8に回動自在に連結されると共
に、リンク部材8がトグルクランプ7のトグルクランプ
本体7aに回動自在に連結されているので、トグルクラ
ンプ7およびリンク部材8により構成されるリンク式駆
動機構5は、トグルクランプ7の可動部材7bが、ロッ
ク位置とロック解除位置の間を移動するとき、これに連
動して、圧接部材3を圧接位置と圧接解除位置の間で移
動させる。そして、リンク部材8の中央部8cに、ドア
本体2が連結されているので、この圧接部材3が圧接位
置にあるとき、図2(c)に示すように、ドア本体2
は、圧接部材3が下枠Uから受ける反力により上枠U側
に押し上げられ、ドア本体2の上端部2aが、上枠U
(軌道Rの底面部)に圧接される。これにより、ドア本
体2と上枠Uおよび下枠Lとの間の隙間が塞がれ、遮音
状態となり、このとき、トグルクランプ7の可動部材7
bがロック位置にあるので、この遮音状態が維持され
る。また、圧接部材3が圧接解除位置にあるとき、図2
(a)に示すように、ドア本体2は、上枠Uおよび下枠
Lとの間に隙間ができ、非遮音状態となる。
【0026】以上のように構成された、第1実施形態に
係る防音ドア1の動作について説明すると、この可動間
仕切りタイプの防音ドア1は、非使用時には、適当な収
納ボックス(不図示)内に格納されている。また、この
非使用時には、防音ドア1の圧接部材3は、図1に示す
ように圧接解除位置にあって、ドア本体2の下端部2a
内に格納されている。そして、使用時には、防音ドア1
を、上枠Uおよび下枠Lに沿って収納ボックス内から引
き出し、目的の位置まできたとき、防音ドア1をその位
置に停止させる(図2(a))。
係る防音ドア1の動作について説明すると、この可動間
仕切りタイプの防音ドア1は、非使用時には、適当な収
納ボックス(不図示)内に格納されている。また、この
非使用時には、防音ドア1の圧接部材3は、図1に示す
ように圧接解除位置にあって、ドア本体2の下端部2a
内に格納されている。そして、使用時には、防音ドア1
を、上枠Uおよび下枠Lに沿って収納ボックス内から引
き出し、目的の位置まできたとき、防音ドア1をその位
置に停止させる(図2(a))。
【0027】そののち、駆動レバー4を図2(または図
1)の反時計回りに回転させると、トグルクランプ7の
可動部材7bが、ロック解除位置側からロック位置側に
移動する。このとき、圧接部材3は、上述したように、
トグルクランプ7の可動部材7bの移動に連動して、ト
グルクランプ7の本体7aから離れるように圧接位置側
に移動する。これにより、圧接部材3は、ドア本体2の
下端部2a内から突出して、ドア枠Dの下枠Lに当接す
る。(図2(b))。
1)の反時計回りに回転させると、トグルクランプ7の
可動部材7bが、ロック解除位置側からロック位置側に
移動する。このとき、圧接部材3は、上述したように、
トグルクランプ7の可動部材7bの移動に連動して、ト
グルクランプ7の本体7aから離れるように圧接位置側
に移動する。これにより、圧接部材3は、ドア本体2の
下端部2a内から突出して、ドア枠Dの下枠Lに当接す
る。(図2(b))。
【0028】この状態から、さらに駆動レバー4を反時
計回りに回転させた場合、圧接部材3は、さらに突出し
て下枠Lに圧接され、これに伴い下枠Lから反力を受け
る。このとき、リンク式駆動機構5を構成しているリン
ク部材8は、その中央部8cにブラケット2c,2cを
介してドア本体2が連結されているので、この下枠Lか
らの反力により、ドア本体2を上枠U側に押し上げる。
これにより、圧接部材3が下枠Lに対して圧接されたま
まの状態で、さらにドア本体2の上端部2dが上枠U
(軌道Rの底面部)に圧接され、防音ドア1が遮音状態
になる(図2(c)または図3)。この遮音状態におい
ては、トグルクランプ7の可動部材7bがロック位置に
位置する、すなわちトグルクランプ7がロック状態にあ
るので、駆動レバー4を、図3の時計回りに回転させな
い限り、遮音状態が保たれる。また、この遮音状態にお
いては、駆動レバー4は、図1に2点鎖線で示すよう
に、防音ドア1のドア本体2内に格納される。
計回りに回転させた場合、圧接部材3は、さらに突出し
て下枠Lに圧接され、これに伴い下枠Lから反力を受け
る。このとき、リンク式駆動機構5を構成しているリン
ク部材8は、その中央部8cにブラケット2c,2cを
介してドア本体2が連結されているので、この下枠Lか
らの反力により、ドア本体2を上枠U側に押し上げる。
これにより、圧接部材3が下枠Lに対して圧接されたま
まの状態で、さらにドア本体2の上端部2dが上枠U
(軌道Rの底面部)に圧接され、防音ドア1が遮音状態
になる(図2(c)または図3)。この遮音状態におい
ては、トグルクランプ7の可動部材7bがロック位置に
位置する、すなわちトグルクランプ7がロック状態にあ
るので、駆動レバー4を、図3の時計回りに回転させな
い限り、遮音状態が保たれる。また、この遮音状態にお
いては、駆動レバー4は、図1に2点鎖線で示すよう
に、防音ドア1のドア本体2内に格納される。
【0029】このように、本発明の第1実施形態に係る
防音ドア1によれば、ドア枠Dの上枠Uおよび下枠Lに
沿って移動するスライド方式の防音ドアにおいて、駆動
レバー4を操作することにより、圧接部材3がドア本体
2の下端部2aから突出して下枠Lに圧接されると共
に、この圧接部材3の突出に伴う下枠Lからの反力によ
りドア本体2が上枠U側へ移動して、その上端部2dが
上枠Uに圧接される。これにより、ドア枠Dの上枠Uお
よび下枠Lと、防音ドア1の上端部2dおよび下端部2
aとの隙間をそれぞれ塞いで遮音状態にすることができ
る。また、トグルクランプ7がロック位置にあるので、
圧接部材3を、この遮音状態でロックすることができ
る。さらに、駆動レバー4を操作することにより、圧接
部材3がドア本体2の下端部2aに退避して、ドア枠D
の下枠Lとの圧接を解除されるので、非遮音状態に戻す
ことができる。
防音ドア1によれば、ドア枠Dの上枠Uおよび下枠Lに
沿って移動するスライド方式の防音ドアにおいて、駆動
レバー4を操作することにより、圧接部材3がドア本体
2の下端部2aから突出して下枠Lに圧接されると共
に、この圧接部材3の突出に伴う下枠Lからの反力によ
りドア本体2が上枠U側へ移動して、その上端部2dが
上枠Uに圧接される。これにより、ドア枠Dの上枠Uお
よび下枠Lと、防音ドア1の上端部2dおよび下端部2
aとの隙間をそれぞれ塞いで遮音状態にすることができ
る。また、トグルクランプ7がロック位置にあるので、
圧接部材3を、この遮音状態でロックすることができ
る。さらに、駆動レバー4を操作することにより、圧接
部材3がドア本体2の下端部2aに退避して、ドア枠D
の下枠Lとの圧接を解除されるので、非遮音状態に戻す
ことができる。
【0030】したがって、この防音ドア1によれば、従
来のような2つの圧接部材を用いなくても、1つの圧接
部材3を用いるだけで遮音性や気密性を保つことができ
るので、構造が簡単になり製作が容易になる。また、こ
の防音ドア1によれば、ドア本体2と比較して、遮音能
力や気密能力に劣る圧接部材3の数を1つに減らしたの
で、遮音性や気密性を保つ能力が、従来の防音ドアより
も高くなる。また、駆動レバー4が、トグルクランプ7
の腕部材7cに直接、固定されているので、防音ドア1
の自重が結構大きいときでも、駆動レバー4を操作し
て、圧接部材3を突出させて防音ドア1を遮音状態にす
ることが可能になるから、汎用性が高くなる。
来のような2つの圧接部材を用いなくても、1つの圧接
部材3を用いるだけで遮音性や気密性を保つことができ
るので、構造が簡単になり製作が容易になる。また、こ
の防音ドア1によれば、ドア本体2と比較して、遮音能
力や気密能力に劣る圧接部材3の数を1つに減らしたの
で、遮音性や気密性を保つ能力が、従来の防音ドアより
も高くなる。また、駆動レバー4が、トグルクランプ7
の腕部材7cに直接、固定されているので、防音ドア1
の自重が結構大きいときでも、駆動レバー4を操作し
て、圧接部材3を突出させて防音ドア1を遮音状態にす
ることが可能になるから、汎用性が高くなる。
【0031】以下、図7乃至図9を参照しながら、本発
明の第2実施形態に係る防音ドアについて説明する。こ
の第2実施形態においては、第1実施形態と同一の構成
は、同一符号を付す。図7は、第2実施形態に係る防音
ドア1の一部を破断した正面図を示している。同図にお
いて、この防音ドア1は、2組の蝶番10と、この2組
の蝶番10によりドア枠Dの縦枠Wに回動自在に支持さ
れたドア本体2と、ドア本体2の下端部2aに設けら
れ、この下端部2aの端縁2a’の長手方向の長さとほ
ぼ同一の長さを有する圧接部材3と、駆動レバー4の操
作により、リンク機構11を介して、圧接部材3を圧接
位置と圧接解除位置の間で駆動するリンク式駆動機構5
とを備えている。
明の第2実施形態に係る防音ドアについて説明する。こ
の第2実施形態においては、第1実施形態と同一の構成
は、同一符号を付す。図7は、第2実施形態に係る防音
ドア1の一部を破断した正面図を示している。同図にお
いて、この防音ドア1は、2組の蝶番10と、この2組
の蝶番10によりドア枠Dの縦枠Wに回動自在に支持さ
れたドア本体2と、ドア本体2の下端部2aに設けら
れ、この下端部2aの端縁2a’の長手方向の長さとほ
ぼ同一の長さを有する圧接部材3と、駆動レバー4の操
作により、リンク機構11を介して、圧接部材3を圧接
位置と圧接解除位置の間で駆動するリンク式駆動機構5
とを備えている。
【0032】この蝶番10は、2管式蝶番であり、図8
に示すように、ドア枠Dの縦枠Wに固定された一方のヒ
ンジ部材10aと、ドア本体2に固定された他方のヒン
ジ部材10bとを備えている。一方のヒンジ部材10a
内には、孔10cが設けられており、他方のヒンジ部材
10bには、この孔10c内に遊嵌される棒部材10d
が一体に設けられている。この棒部材10dは、孔10
cに対して回動自在かつ相対的に摺動自在に構成されて
いるので、他方のヒンジ部材10bは、他方にヒンジ部
材10aに対して回動自在かつ、この回動軸線方向に互
いに移動可能に構成されている。また、ドア本体2は、
この蝶番10により、ドア枠Dの縦枠Wに対して回動自
在に支持されると共に、図8(b)に示すように、上枠
U側に移動可能に構成されている。さらに、ドア本体2
は、防音ドア1を閉じたときに、縦枠Wとの隙間がほと
んど生じないように構成されている。
に示すように、ドア枠Dの縦枠Wに固定された一方のヒ
ンジ部材10aと、ドア本体2に固定された他方のヒン
ジ部材10bとを備えている。一方のヒンジ部材10a
内には、孔10cが設けられており、他方のヒンジ部材
10bには、この孔10c内に遊嵌される棒部材10d
が一体に設けられている。この棒部材10dは、孔10
cに対して回動自在かつ相対的に摺動自在に構成されて
いるので、他方のヒンジ部材10bは、他方にヒンジ部
材10aに対して回動自在かつ、この回動軸線方向に互
いに移動可能に構成されている。また、ドア本体2は、
この蝶番10により、ドア枠Dの縦枠Wに対して回動自
在に支持されると共に、図8(b)に示すように、上枠
U側に移動可能に構成されている。さらに、ドア本体2
は、防音ドア1を閉じたときに、縦枠Wとの隙間がほと
んど生じないように構成されている。
【0033】一方、図9に示すように、リンク式駆動機
構5は、トグルクランプ7が上記第1実施形態と比べ
て、左右が逆に構成されており、トグルクランプ7のス
リーブ7fには、板片7f’が一体に設けられている。
また、リンク部材8の一端部8aには、リンク部材8に
固定された2つのブラケット8a’,8a’が設けられ
ており、この2つのブラケット8a’,8a’は、ピン
P10を介して、トグルクランプ7のスリーブ7fに設
けられた板片7f’に、回動自在に連結されている。
構5は、トグルクランプ7が上記第1実施形態と比べ
て、左右が逆に構成されており、トグルクランプ7のス
リーブ7fには、板片7f’が一体に設けられている。
また、リンク部材8の一端部8aには、リンク部材8に
固定された2つのブラケット8a’,8a’が設けられ
ており、この2つのブラケット8a’,8a’は、ピン
P10を介して、トグルクランプ7のスリーブ7fに設
けられた板片7f’に、回動自在に連結されている。
【0034】さらにトグルクランプ7の腕部材7cは、
リンク機構11を介して、駆動レバー4と連結されてい
る。このリンク機構11は、2つのリンク部材11a,
11bを備えており、リンク部材11aの一端部は、ト
グルクランプ7の腕部材7cに固定され、他端部はピン
P11を介して、リンク部材11bの一端部と回動自在
に連結されている。また、リンク部材11bの他端部
は、ピン12を介して駆動レバー4の腕部材4aに回動
自在に連結されており、腕部材4aは、軸4bと共に駆
動レバー4,4に一体に固定されている。その他のリン
ク式駆動機構5の構成は、上記第1実施形態と同様に構
成されている。
リンク機構11を介して、駆動レバー4と連結されてい
る。このリンク機構11は、2つのリンク部材11a,
11bを備えており、リンク部材11aの一端部は、ト
グルクランプ7の腕部材7cに固定され、他端部はピン
P11を介して、リンク部材11bの一端部と回動自在
に連結されている。また、リンク部材11bの他端部
は、ピン12を介して駆動レバー4の腕部材4aに回動
自在に連結されており、腕部材4aは、軸4bと共に駆
動レバー4,4に一体に固定されている。その他のリン
ク式駆動機構5の構成は、上記第1実施形態と同様に構
成されている。
【0035】このような構成により、駆動レバー4を、
図7に実線で示す圧接解除位置から時計回りに回転させ
たとき、リンク機構11のリンク部材11bは、上枠U
側に移動し、これに連動して、トグルクランプ7の腕部
材7cが時計回りに回転して、図7に2点鎖線で示す
(図9に示す)圧接位置まで移動する。これに応じて、
リンク式駆動機構5が、圧接部材3をドア本体2の下端
部2aから突出させ、図7に示す圧接解除位置から図9
に示す圧接位置まで、圧接部材3を移動させる。このよ
うに、駆動レバー4を操作することにより、リンク機構
11およびリンク式駆動機構5を介して、圧接部材3が
圧接位置と圧接解除位置の間で駆動される。また、この
圧接位置において、トグルクランプ7はロック位置にあ
るので、圧接部材3は圧接位置にロックされる。
図7に実線で示す圧接解除位置から時計回りに回転させ
たとき、リンク機構11のリンク部材11bは、上枠U
側に移動し、これに連動して、トグルクランプ7の腕部
材7cが時計回りに回転して、図7に2点鎖線で示す
(図9に示す)圧接位置まで移動する。これに応じて、
リンク式駆動機構5が、圧接部材3をドア本体2の下端
部2aから突出させ、図7に示す圧接解除位置から図9
に示す圧接位置まで、圧接部材3を移動させる。このよ
うに、駆動レバー4を操作することにより、リンク機構
11およびリンク式駆動機構5を介して、圧接部材3が
圧接位置と圧接解除位置の間で駆動される。また、この
圧接位置において、トグルクランプ7はロック位置にあ
るので、圧接部材3は圧接位置にロックされる。
【0036】このように構成された第2実施形態に係る
防音ドア1において、駆動レバー4を、図7に実線で示
す圧接解除位置から時計回りに回転させたとき、リンク
機構11およびリンク式駆動機構5を介して、圧接部材
3がドア本体2の下端部2aから突出して、ドア枠Dの
下枠Lに圧接される。さらに、駆動レバー4を時計回り
に回転させると、リンク式駆動機構5のリンク部材8
は、ドア本体2を上枠U側に押し上げる。このとき、図
8(b)に示すように、ドア本体2に固定された蝶番1
0の他方のヒンジ部材10bは、ドア枠Dの縦枠Wに固
定された蝶番10の一方のヒンジ部材10aに対して上
枠U側に摺動して、ドア本体2と共に上枠U側に移動す
る。そして、圧接部材3が下枠Lに対して圧接された状
態で、ドア本体2の上端部2dが上枠Uに圧接され、防
音ドア1が遮音状態になる。この遮音状態においては、
トグルクランプ7の可動部材7bがロック位置に位置す
る、すなわちトグルクランプ7がロック状態にあるの
で、駆動レバー4を、図9の反時計回りに回転させない
限り、遮音状態が保たれる。
防音ドア1において、駆動レバー4を、図7に実線で示
す圧接解除位置から時計回りに回転させたとき、リンク
機構11およびリンク式駆動機構5を介して、圧接部材
3がドア本体2の下端部2aから突出して、ドア枠Dの
下枠Lに圧接される。さらに、駆動レバー4を時計回り
に回転させると、リンク式駆動機構5のリンク部材8
は、ドア本体2を上枠U側に押し上げる。このとき、図
8(b)に示すように、ドア本体2に固定された蝶番1
0の他方のヒンジ部材10bは、ドア枠Dの縦枠Wに固
定された蝶番10の一方のヒンジ部材10aに対して上
枠U側に摺動して、ドア本体2と共に上枠U側に移動す
る。そして、圧接部材3が下枠Lに対して圧接された状
態で、ドア本体2の上端部2dが上枠Uに圧接され、防
音ドア1が遮音状態になる。この遮音状態においては、
トグルクランプ7の可動部材7bがロック位置に位置す
る、すなわちトグルクランプ7がロック状態にあるの
で、駆動レバー4を、図9の反時計回りに回転させない
限り、遮音状態が保たれる。
【0037】以上のように、本発明の第2実施形態に係
る防音ドア1によれば、開閉式の防音ドア1において、
駆動レバー4を操作することにより、圧接部材3がドア
本体2の下端部2aから突出して、下枠Lに圧接され
る。このとき、圧接部材3が下枠Lから受ける反力によ
り、ドア本体2が上枠U側へ移動されて、ドア枠Dの下
枠Lおよび上枠Uと、防音ドア1の上端部2dおよび下
端部2aとの隙間が塞がれるので、防音ドア1を遮音状
態にすることができる。また、このときトグルクランプ
7により、圧接部材3を圧接位置にロックすることがで
きるので、防音ドア1の遮音状態を維持することができ
る。さらに、駆動レバー4を操作することにより、圧接
部材3がドア本体2の下端部2aに退避して、ドア枠D
の下枠Lとの圧接を解除されるので、非遮音状態に戻す
ことができる。
る防音ドア1によれば、開閉式の防音ドア1において、
駆動レバー4を操作することにより、圧接部材3がドア
本体2の下端部2aから突出して、下枠Lに圧接され
る。このとき、圧接部材3が下枠Lから受ける反力によ
り、ドア本体2が上枠U側へ移動されて、ドア枠Dの下
枠Lおよび上枠Uと、防音ドア1の上端部2dおよび下
端部2aとの隙間が塞がれるので、防音ドア1を遮音状
態にすることができる。また、このときトグルクランプ
7により、圧接部材3を圧接位置にロックすることがで
きるので、防音ドア1の遮音状態を維持することができ
る。さらに、駆動レバー4を操作することにより、圧接
部材3がドア本体2の下端部2aに退避して、ドア枠D
の下枠Lとの圧接を解除されるので、非遮音状態に戻す
ことができる。
【0038】したがって、この防音ドア1によれば、従
来のような2つの圧接部材を用いなくても、1つの圧接
部材3を用いて遮音性や気密性を保つことができるの
で、構造が簡単になり製作が容易になる。また、この防
音ドア1によれば、ドア本体2と比較して、遮音能力や
気密能力に劣る圧接部材3の数を1つに減らしたので、
遮音性や気密性を保つ能力が、従来の防音ドアよりも高
くなる。加えて、駆動レバー4とトグルクランプ7の腕
部材7cがリンク機構11を介して連結されているの
で、駆動レバー4を防音ドア1に設ける際、設ける位置
を自由に選ぶことが可能になるから、設計上の自由度が
増し、汎用性が高くなる。
来のような2つの圧接部材を用いなくても、1つの圧接
部材3を用いて遮音性や気密性を保つことができるの
で、構造が簡単になり製作が容易になる。また、この防
音ドア1によれば、ドア本体2と比較して、遮音能力や
気密能力に劣る圧接部材3の数を1つに減らしたので、
遮音性や気密性を保つ能力が、従来の防音ドアよりも高
くなる。加えて、駆動レバー4とトグルクランプ7の腕
部材7cがリンク機構11を介して連結されているの
で、駆動レバー4を防音ドア1に設ける際、設ける位置
を自由に選ぶことが可能になるから、設計上の自由度が
増し、汎用性が高くなる。
【0039】次に、本発明の第3実施形態に係る防音ド
アについて、図10を参照しながら説明すると、図10
は、防音ドアを天井側から見た平面図を示している。同
図において、防音ドア1xは、例えば3枚の防音ドア
1,1’,1”を一組として構成されており、2つの縦
枠W1,W2の間に広がる開口O内に設けられている。
防音ドア1は、そのドア本体2の一側端部2eに、上記
第1実施形態または第2実施形態と同様の圧接部材3お
よび図示しないリンク式駆動機構5を備えており、図示
しない駆動レバー4を操作することにより、この圧接部
材3が一側端部2eから突出して、圧接位置と圧接解除
位置の間を移動するように構成されている。また防音ド
ア1’のドア本体2’の左右側端部2e’,2f’に設
けられた一組の凹凸部は、防音ドア1および防音ドア
1”の他側端部2f,2e”に設けられた一組の凹凸部
と、それぞれ嵌合するように構成されている。さらに、
この3枚の防音ドア1,1’,1”は、ここでは図示し
ないが、例えば第1実施形態の防音ドア1のように、上
枠Uから移動可能に吊り下げられており、その図示しな
い下端部には上記第1実施形態のような圧接部材3およ
び図示しないリンク式駆動機構5を備えている。
アについて、図10を参照しながら説明すると、図10
は、防音ドアを天井側から見た平面図を示している。同
図において、防音ドア1xは、例えば3枚の防音ドア
1,1’,1”を一組として構成されており、2つの縦
枠W1,W2の間に広がる開口O内に設けられている。
防音ドア1は、そのドア本体2の一側端部2eに、上記
第1実施形態または第2実施形態と同様の圧接部材3お
よび図示しないリンク式駆動機構5を備えており、図示
しない駆動レバー4を操作することにより、この圧接部
材3が一側端部2eから突出して、圧接位置と圧接解除
位置の間を移動するように構成されている。また防音ド
ア1’のドア本体2’の左右側端部2e’,2f’に設
けられた一組の凹凸部は、防音ドア1および防音ドア
1”の他側端部2f,2e”に設けられた一組の凹凸部
と、それぞれ嵌合するように構成されている。さらに、
この3枚の防音ドア1,1’,1”は、ここでは図示し
ないが、例えば第1実施形態の防音ドア1のように、上
枠Uから移動可能に吊り下げられており、その図示しな
い下端部には上記第1実施形態のような圧接部材3およ
び図示しないリンク式駆動機構5を備えている。
【0040】このように構成された防音ドア1xは、非
使用時には、防音ドア1の一側端部2eおよび各防音ド
ア1,1’,1”の図示しない下端部に設けられた圧接
部材3が、防音ドア1x内に格納されており、また各防
音ドア1,1’,1”は、図10(a)に示す状態で図
示しない収納庫内に格納されている。そして、この収納
庫から、図示しない上枠Uに沿って引き出されたのち、
図10(b)に示すように、各防音ドア1,1’,1”
は一直線上に並べられ、防音ドア1’の左右側端部2
e’,2f’に設けられた一組の凹凸部が、防音ドア1
および防音ドア1”の他側端部2f,2e”に設けられ
た一組の凹凸部とそれぞれ嵌合される。
使用時には、防音ドア1の一側端部2eおよび各防音ド
ア1,1’,1”の図示しない下端部に設けられた圧接
部材3が、防音ドア1x内に格納されており、また各防
音ドア1,1’,1”は、図10(a)に示す状態で図
示しない収納庫内に格納されている。そして、この収納
庫から、図示しない上枠Uに沿って引き出されたのち、
図10(b)に示すように、各防音ドア1,1’,1”
は一直線上に並べられ、防音ドア1’の左右側端部2
e’,2f’に設けられた一組の凹凸部が、防音ドア1
および防音ドア1”の他側端部2f,2e”に設けられ
た一組の凹凸部とそれぞれ嵌合される。
【0041】次に、防音ドア1の一側端部2eに設けら
れた圧接部材3を突出させて、2つの縦枠の一方W1に
圧接させると、防音ドア1と一方の縦枠W1との隙間が
塞がれる。このとき、圧接部材3に突出により、防音ド
ア1の他側端部2fが、防音ドア1’の左側端部2e’
側に押され、これにより防音ドア1’が防音ドア1”側
に押されるので、防音ドア1”の他側端部2f”が、他
方の縦枠W2に圧接される。これにより、防音ドア1x
と両縦枠W1,W2の隙間が塞がれる。さらに、各防音
ドア1,1’,1”の下端部に設けられた圧接部材3,
3,3を下枠側に突出させることにより、各防音ドア
1,1’,1”と、ドア枠Dの下枠および上枠との隙間
が塞がれる。これにより、防音ドア1xとドア枠Dの隙
間は、全て塞がれるので、遮音状態となる。このとき、
上記のように遮音状態にロックされる。
れた圧接部材3を突出させて、2つの縦枠の一方W1に
圧接させると、防音ドア1と一方の縦枠W1との隙間が
塞がれる。このとき、圧接部材3に突出により、防音ド
ア1の他側端部2fが、防音ドア1’の左側端部2e’
側に押され、これにより防音ドア1’が防音ドア1”側
に押されるので、防音ドア1”の他側端部2f”が、他
方の縦枠W2に圧接される。これにより、防音ドア1x
と両縦枠W1,W2の隙間が塞がれる。さらに、各防音
ドア1,1’,1”の下端部に設けられた圧接部材3,
3,3を下枠側に突出させることにより、各防音ドア
1,1’,1”と、ドア枠Dの下枠および上枠との隙間
が塞がれる。これにより、防音ドア1xとドア枠Dの隙
間は、全て塞がれるので、遮音状態となる。このとき、
上記のように遮音状態にロックされる。
【0042】以上のように、本発明の第3実施形態に係
る防音ドア1xによれば、図示しない駆動レバー4を操
作することにより、圧接部材3が一側端部2eから突出
してドア枠Dの一方の縦枠W1に圧接され、かつこの圧
接部材3の突出により防音ドア1xの他側端部2f”
が、他方の縦枠W2に圧接されるので、防音ドア1xと
ドア枠Dの両縦枠W1,W2の隙間を塞いで遮音するこ
とができる。また、このとき、図示しないリンク式駆動
機構5により、この遮音状態で防音ドア1xをロックで
きる。さらに、図示しない駆動レバー4を操作すること
により、圧接部材3,3がドア本体2の一側端部2eに
退避して、縦枠W1との圧接を解除されるので、非遮音
状態に戻すことができる。したがって、防音ドアにおい
て、両側端部における遮音状態と非遮音状態の切り替え
を容易に行うことができ、かつ遮音状態に固定しておく
ことができる。加えて、各防音ドア1の下端部に設けた
図示しない圧接部材3およびリンク式駆動機構5によ
り、上下端部と、上枠Uおよび下枠Lとの隙間を塞い
で、遮音することもできるから、より遮音効果を上げる
ことができる。
る防音ドア1xによれば、図示しない駆動レバー4を操
作することにより、圧接部材3が一側端部2eから突出
してドア枠Dの一方の縦枠W1に圧接され、かつこの圧
接部材3の突出により防音ドア1xの他側端部2f”
が、他方の縦枠W2に圧接されるので、防音ドア1xと
ドア枠Dの両縦枠W1,W2の隙間を塞いで遮音するこ
とができる。また、このとき、図示しないリンク式駆動
機構5により、この遮音状態で防音ドア1xをロックで
きる。さらに、図示しない駆動レバー4を操作すること
により、圧接部材3,3がドア本体2の一側端部2eに
退避して、縦枠W1との圧接を解除されるので、非遮音
状態に戻すことができる。したがって、防音ドアにおい
て、両側端部における遮音状態と非遮音状態の切り替え
を容易に行うことができ、かつ遮音状態に固定しておく
ことができる。加えて、各防音ドア1の下端部に設けた
図示しない圧接部材3およびリンク式駆動機構5によ
り、上下端部と、上枠Uおよび下枠Lとの隙間を塞い
で、遮音することもできるから、より遮音効果を上げる
ことができる。
【0043】なお、上記第1実施形態においては、圧接
時に、防音ドア1の上端部2dを上枠Uの軌道Rの底面
部に圧接させたが、軌道Rがドア枠Dの上枠U内に収納
されている構成として、防音ドア1の上端部2dを上枠
U自体に圧接させても良い。また、防音ドア1の上端部
2dに、軌道Rそのものを収納するような凹部を設け
て、圧接時に軌道Rがこの凹部に収納されると共に、防
音ドア1の上端部2dを上枠U自体に圧接させる構成と
しても良い。さらに、防音ドア1を、ランナー6を介し
て上枠Uに吊り下げたが、防音ドア1が上枠Uに沿って
移動できるものであれば、どのような形態でも良い。ま
た、上記第1実施形態においては、駆動レバー4と、ト
グルクランプ7の腕部材7cとを直接、固定したが、上
記第2実施形態に示したリンク機構11を用いて連結し
てもよい。
時に、防音ドア1の上端部2dを上枠Uの軌道Rの底面
部に圧接させたが、軌道Rがドア枠Dの上枠U内に収納
されている構成として、防音ドア1の上端部2dを上枠
U自体に圧接させても良い。また、防音ドア1の上端部
2dに、軌道Rそのものを収納するような凹部を設け
て、圧接時に軌道Rがこの凹部に収納されると共に、防
音ドア1の上端部2dを上枠U自体に圧接させる構成と
しても良い。さらに、防音ドア1を、ランナー6を介し
て上枠Uに吊り下げたが、防音ドア1が上枠Uに沿って
移動できるものであれば、どのような形態でも良い。ま
た、上記第1実施形態においては、駆動レバー4と、ト
グルクランプ7の腕部材7cとを直接、固定したが、上
記第2実施形態に示したリンク機構11を用いて連結し
てもよい。
【0044】なお、上記第2実施形態においては、2管
式の蝶番10を用いたが、これに限らず、蝶番10は、
防音ドア1の円滑な開閉動作を可能とし、かつ防音ドア
1がドア枠Dの縦枠Wに対して上枠U側に摺動できる構
成のものであればよい。
式の蝶番10を用いたが、これに限らず、蝶番10は、
防音ドア1の円滑な開閉動作を可能とし、かつ防音ドア
1がドア枠Dの縦枠Wに対して上枠U側に摺動できる構
成のものであればよい。
【0045】なお、上記第3実施形態においては、防音
ドア1xの一側端部2eに、圧接部材3を設けたが、防
音ドア1xの両側端部2e,2f”に圧接部材3を設け
てもよい。
ドア1xの一側端部2eに、圧接部材3を設けたが、防
音ドア1xの両側端部2e,2f”に圧接部材3を設け
てもよい。
【0046】
【発明の効果】以上のように、本発明の防音ドアによれ
ば、従来のような2つの圧接部材を用いなくても、1つ
の圧接部材を用いて遮音性や気密性を保つことができる
ので、構造が簡単になり製作が容易になる。また、この
防音ドアによれば、ドア本体と比較して、遮音能力や気
密能力に劣る圧接部材の数を減らしたので、遮音性や気
密性を保つ能力が、従来の防音ドアよりも高くなる。
ば、従来のような2つの圧接部材を用いなくても、1つ
の圧接部材を用いて遮音性や気密性を保つことができる
ので、構造が簡単になり製作が容易になる。また、この
防音ドアによれば、ドア本体と比較して、遮音能力や気
密能力に劣る圧接部材の数を減らしたので、遮音性や気
密性を保つ能力が、従来の防音ドアよりも高くなる。
【図1】本発明の第1実施形態に係る防音ドアの一部を
破断した正面図である。
破断した正面図である。
【図2】第1実施形態に係る防音ドアの(a)非遮音状
態、(b)遮音動作中の状態および(c)遮音動作完了
状態をそれぞれ示す、略正面図および略側面図である。
態、(b)遮音動作中の状態および(c)遮音動作完了
状態をそれぞれ示す、略正面図および略側面図である。
【図3】第1実施形態に係る防音ドアのリンク式駆動機
構の構造を示す略図である。
構の構造を示す略図である。
【図4】図3の(A)−(A)矢視図である。
【図5】トグルクランプのロック位置における構成を示
す略図である。
す略図である。
【図6】トグルクランプのロック解除位置における構成
を示す略図である。
を示す略図である。
【図7】第2実施形態に係る防音ドアの一部を破断した
正面図である。
正面図である。
【図8】第2実施形態に係る防音ドアの(a)非遮音状
態、および(b)遮音状態における蝶番の動作を示す略
図である。
態、および(b)遮音状態における蝶番の動作を示す略
図である。
【図9】第2実施形態に係る防音ドアの駆動レバー、リ
ンク式駆動機構およびリンク機構の構造を示す略図であ
る。
ンク式駆動機構およびリンク機構の構造を示す略図であ
る。
【図10】第2実施形態に係る防音ドアの(a)非遮音
状態、および(b)遮音状態を示す略図である。
状態、および(b)遮音状態を示す略図である。
【図11】従来の防音ドアの(a)非遮音状態と、
(b)遮音状態を示す略側面図である。
(b)遮音状態を示す略側面図である。
1 防音ドア
1’ 防音ドア
1” 防音ドア
1x 防音ドア
2 ドア本体
2a ドア本体の一端部、ドア本体の下端部
2a’ドア本体の一端部の端縁
2d ドア本体の他端部、ドア本体の上端部
2e ドア本体の一側端部
2f”ドア本体の他側端部
3 圧接部材
3a 圧接部材の一端部
3b 圧接部材の他端部
4 駆動レバー
5 リンク式駆動機構
7 トグルクランプ
7a トグルクランプ本体
7b 可動部材
7c 腕部材
8 リンク部材
8a リンク部材の一端部
8b リンク部材の他端部
8c リンク部材の中央部
10 蝶番
10a 一方のヒンジ部材
10b 他方のヒンジ部材
11 リンク機構
D ドア枠
L ドア枠の枠壁、ドア枠の下枠
U ドア枠の枠壁、ドア枠の上枠
W ドア枠の枠壁、ドア枠の縦枠
W1 ドア枠の枠壁、一方の縦枠
W2 ドア枠の枠壁、他方の縦枠
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 実開 昭63−108991(JP,U)
実開 昭56−100993(JP,U)
実開 昭60−75592(JP,U)
実開 昭61−22887(JP,U)
実開 昭61−108493(JP,U)
実開 昭61−108494(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
E05D 15/00
Claims (6)
- 【請求項1】 複数の枠壁により画成された開口を有す
るドア枠と、 当該ドア枠の前記開口を開閉するドア本体と、 互いに対向する2つの前記枠壁の一方に対向する前記ド
ア本体の一端部に、当該一端部の端縁の長手方向の長さ
とほぼ同一の長さを有して設けられ、前記ドア本体から
突出して前記一方の枠壁に圧接されることにより、前記
ドア本体を前記枠壁の他方に向かって移動させて、前記
ドア本体の他端部を前記他方の枠壁に圧接させる圧接位
置と、前記ドア本体側に退避して前記一方の枠壁との圧
接を解除される圧接解除位置との間で移動可能な圧接部
材と、 駆動レバーに連結され、当該駆動レバーの操作に応じ
て、前記圧接部材を、前記圧接位置と前記圧接解除位置
に駆動するリンク式駆動機構とを備え、 当該リンク式駆動機構は、 トグルクランプ本体と、 当該トグルクランプ本体側から突出する位置でロックさ
れるロック位置と、当該ロックが解除されて、前記トグ
ルクランプ本体側に退避するロック解除位置との間で移
動可能な可動部材と、 前記駆動レバーに連結され、当該駆動レバーの操作に応
じて、前記可動部材を前記ロック位置と前記ロック解除
位置の間に移動させる腕部材とを有するトグルクランプ
と、 一端部が前記トグルクランプ本体に回動自在に連結さ
れ、他端部が前記圧接部材の他端部に回動自在に連結さ
れると共に、中央部が前記ドア本体に対して係合するリ
ンク部材と、を備え、 前記可動部材は前記圧接部材の一端部に固定されてお
り、前記可動部材の前記突出時および退避時に、前記圧
接部材を前記圧接位置および圧接解除位置にそれぞれ移
動させると共に、前記可動部材の前記ロック位置および
前記ロック解除位置が、それぞれ前記圧接部材の前記圧
接位置および前記圧接解除位置に相当す ることを特徴と
する防音ドア。 - 【請求項2】 前記互いに対向する2つの枠壁が上枠お
よび下枠で構成され、 前記ドア本体が、前記上枠および前記下枠に沿ってスラ
イドすることにより前記開口を開閉し、 前記圧接部材は、前記ドア本体の下端部に設けられ、前
記ドア本体から突出して前記下枠に圧接されることによ
り、前記ドア本体を前記上枠に向かって移動させて、前
記ドア本体の上端部を前記上枠に圧接させる圧接位置
と、前記ドア本体側に退避して前記下枠との圧接を解除
される前記圧接解除位置との間で移動可能に構成されて
いることを特徴とする請求項1記載の防音ドア。 - 【請求項3】 前記複数の枠壁が上枠、下枠および縦枠
で構成され、 蝶番は、互いに回動自在に、かつ当該回動の回動軸線方
向に互いに移動自在の一対のヒンジ部材を有し、当該ヒ
ンジ部材の一方が前記縦枠に固定され、他方の前記ヒン
ジ部材が前記ドア本体の一側端部に固定されており、 前記ドア本体は、前記蝶番により、前記縦枠に回動自在
に支持され、当該回動により前記開口を開閉すると共
に、上下方向に移動自在に構成され、 前記圧接部材は、前記ドア本体の下端部に設けられ、前
記ドア本体から突出して前記下枠に圧接されることによ
り、前記ドア本体を前記上枠に向かって移動させて、前
記ドア本体の上端部を前記上枠に圧接させる圧接位置
と、前記ドア本体側に退避して前記下枠との圧接を解除
される前記圧接解除位置との間で移動可能に構成されて
いることを特徴とする請求項1記載の防音ドア。 - 【請求項4】 前記枠壁が2つの縦枠を備え、 前記圧接部材は、前記ドア本体の一側端部に設けられ、
前記ドア本体から突出して前記2つの縦枠の一方に圧接
されることにより、前記ドア本体を前記2つの縦枠の他
方に向かって移動させて、前記ドア本体の他側端部を前
記他方の縦枠に圧接させる圧接位置と、前記ドア本体側
に退避して前記他方の縦枠との圧接を解除される前記圧
接解除位置との間で移動可能に構成されていることを特
徴とする請求項1または2記載の防音ドア。 - 【請求項5】 前記駆動レバーが、前記トグルクランプ
の前記腕部材に直接、固定されていることを特徴とする
請求項1記載の防音ドア。 - 【請求項6】 前記駆動レバーと前記トグルクランプの
前記腕部材とが、リンク機構を介して連結されているこ
とを特徴とする請求項1記載の防音ドア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20133896A JP3361935B2 (ja) | 1996-07-11 | 1996-07-11 | 防音ドア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20133896A JP3361935B2 (ja) | 1996-07-11 | 1996-07-11 | 防音ドア |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1025953A JPH1025953A (ja) | 1998-01-27 |
JP3361935B2 true JP3361935B2 (ja) | 2003-01-07 |
Family
ID=16439374
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20133896A Expired - Fee Related JP3361935B2 (ja) | 1996-07-11 | 1996-07-11 | 防音ドア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3361935B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101123937B1 (ko) | 2004-12-21 | 2012-03-26 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 이동식 차음벽체 |
JP5927102B2 (ja) * | 2012-10-25 | 2016-05-25 | 丸高工業株式会社 | 可動壁装置 |
JP7260924B2 (ja) * | 2021-07-19 | 2023-04-19 | 株式会社泉陽商会 | 移動パネル固定保持装置 |
-
1996
- 1996-07-11 JP JP20133896A patent/JP3361935B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1025953A (ja) | 1998-01-27 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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