JP2007098811A - 画像形成装置及び省電力状態遷移方法 - Google Patents

画像形成装置及び省電力状態遷移方法 Download PDF

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Abstract

【課題】コントローラの動作状態を考慮して、適切な省電力状態へ移行することにより、生産性低下を抑制すると共に、効率的に省電力化を実現することができるようにする。
【解決手段】省電力状態に遷移するときに、複数のエンジン省電力状態の何れかを選択し(100)、エンジン復帰予想時間とコントローラ復帰予想時間とに基づいて、エンジン復帰予想時間以下で、かつ、エンジン復帰予想時間に最も近いコントローラ復帰予想時間に対応するコントローラ省電力状態を選択し(112、120、124)、選択されたエンジン省電力状態に画像形成エンジン部を遷移させ(114)、選択されたコントローラ省電力状態にコントローラ部を遷移させる(116、122、126)。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置及び省電力状態遷移方法に係り、特に、エンジン部とコントローラ部とが各々複数の省電力状態に遷移可能な画像形成装置及び該画像形成装置の省電力状態遷移方法に関する。
近年、印刷装置などの画像形成装置のコントローラは、高性能を要求されるようになり、コントローラにおける制御に必要なメモリやハードディスクなどのメモリ資源の増加やOS制御の複雑化により、コントローラの省電力状態からの復帰時間が増加している。
使用状況に応じて復帰時間を短縮させて、画像形成装置の生産性低下を抑制するために、複数の省電力状態に遷移可能となっている場合があり、この場合には、省電力状態ごとに復帰時間が異なっており、また、画像形成装置の動作状態に応じて、復帰時間が異なる。
画像形成装置の動作状態に応じて、適切な省電力状態を選択して、生産性低下の抑制と省電力化とを両立させる装置として、印刷装置の定着ヒータの温度などの情報を定期的に取得し、プリンタエンジン部における省電力状態からの復帰時間に応じて、適切なコントローラの省電力状態を決定する印刷装置が知られている(特許文献1)。
特開2001−142588
しかしながら、特許文献1に記載の印刷装置では、コントローラの動作状態に応じた復帰時間の変動を考慮せずに、コントローラの省電力状態を決定しているため、最も効率的な省電力状態を決定することができない、という問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、コントローラの動作状態を考慮して、適切な省電力状態へ移行することにより、生産性低下を抑制すると共に、効率的に省電力化を実現することができる画像形成装置及び省電力状態遷移方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために第1の発明に係る画像形成装置は、消費電力が異なる複数のエンジン省電力状態の各々に遷移可能で、かつ、画像データに基づいて記録媒体に画像を形成する画像形成エンジン部と、消費電力が異なる複数のコントローラ省電力状態の各々に遷移可能で、かつ、前記画像形成エンジン部を制御するコントローラ部とを含む画像形成装置であって、前記コントローラ部を、省電力状態に遷移するときに、前記複数のエンジン省電力状態の何れかを選択するエンジン選択手段と、前記エンジン選択手段によって選択されたエンジン省電力状態に対応して予め定められたエンジン復帰時間と、前記コントローラ部の動作状態に基づいて算出される前記複数のコントローラ省電力状態の各々に対応するコントローラ復帰時間とに基づいて、前記エンジン復帰時間以下で、かつ、前記エンジン復帰時間に最も近いコントローラ復帰時間に対応するコントローラ省電力状態を前記複数のコントローラ省電力状態から選択するコントローラ選択手段と、前記エンジン選択手段によって選択されたエンジン省電力状態に前記画像形成エンジン部を遷移させると共に、前記コントローラ選択手段によって選択されたコントローラ省電力状態に前記コントローラ部を遷移させる遷移手段とを含んで構成している。
また、第2の発明に係る省電力状態遷移方法は、消費電力が異なる複数のエンジン省電力状態の各々に遷移可能で、かつ、画像データに基づいて記録媒体に画像を形成する画像形成エンジン部と、消費電力が異なる複数のコントローラ省電力状態の各々に遷移可能で、かつ、前記画像形成エンジン部を制御するコントローラ部とを含む画像形成装置の省電力状態遷移方法であって、省電力状態に遷移するときに、前記複数のエンジン省電力状態の何れかを選択し、前記選択されたエンジン省電力状態に対応して予め定められたエンジン復帰時間と、前記コントローラ部の動作状態に基づいて算出される前記複数のコントローラ省電力状態の各々に対応するコントローラ復帰時間とに基づいて、前記エンジン復帰時間以下で、かつ、前記エンジン復帰時間に最も近いコントローラ復帰時間に対応するコントローラ省電力状態を前記複数のコントローラ省電力状態から選択し、前記選択されたエンジン省電力状態に前記画像形成エンジン部を遷移させると共に、前記選択されたコントローラ省電力状態に前記コントローラ部を遷移させることを特徴としている。
第1の発明及び第2の発明によれば、省電力状態に遷移するときに、複数のエンジン省電力状態の何れかを選択し、選択されたエンジン省電力状態に対応して予め定められたエンジン復帰時間と、コントローラ部の動作状態に基づいて算出される複数のコントローラ省電力状態の各々に対応するコントローラ復帰時間とに基づいて、エンジン復帰時間以下で、かつ、エンジン復帰時間に最も近いコントローラ復帰時間に対応するコントローラ省電力状態を複数のコントローラ省電力状態から選択する。そして、選択されたエンジン省電力状態に画像形成エンジン部を遷移させると共に、選択されたコントローラ省電力状態にコントローラ部を遷移させる。
従って、コントローラ部の動作状態に基づいてコントローラ復帰時間を算出し、エンジン復帰時間以下で、かつ、エンジン復帰時間に最も近いコントローラ復帰時間に対応するコントローラ省電力状態に遷移することにより、エンジン復帰時間を超えない範囲で、消費電力が最小となるコントローラ省電力状態へ遷移することができるため、生産性低下を抑制すると共に、効率的に省電力化を実現することができる。
また、第3の発明に係る画像形成装置は、消費電力が異なる複数のエンジン省電力状態の各々に遷移可能で、かつ、画像データに基づいて記録媒体に画像を形成する画像形成エンジン部と、消費電力が異なる複数のコントローラ省電力状態の各々に遷移可能で、かつ、前記画像形成エンジン部を制御するコントローラ部とを含む画像形成装置であって、前記コントローラ部を、省電力状態に遷移するときに、前記複数のコントローラ省電力状態の何れかを選択するコントローラ選択手段と、前記コントローラ部の動作状態に基づいて算出される前記コントローラ選択手段によって選択されたコントローラ省電力状態に対応するコントローラ復帰時間と、前記複数のエンジン省電力状態の各々に対応して予め定められたエンジン復帰時間とに基づいて、前記コントローラ復帰時間以下で、かつ、前記コントローラ復帰時間に最も近いエンジン復帰時間に対応するエンジン省電力状態を前記複数のエンジン省電力状態から選択するエンジン選択手段と、前記エンジン選択手段によって選択されたエンジン省電力状態に前記画像形成エンジン部を遷移させると共に、前記コントローラ選択手段によって選択されたコントローラ省電力状態に前記コントローラ部を遷移させる遷移手段とを含んで構成している。
また、第4の発明に係る省電力状態遷移方法は、消費電力が異なる複数のエンジン省電力状態の各々に遷移可能で、かつ、画像データに基づいて記録媒体に画像を形成する画像形成エンジン部と、消費電力が異なる複数のコントローラ省電力状態の各々に遷移可能で、かつ、前記画像形成エンジン部を制御するコントローラ部とを含む画像形成装置の省電力状態遷移方法であって、省電力状態に遷移するときに、前記複数のコントローラ省電力状態の何れかを選択し、前記コントローラ部の動作状態に基づいて算出される前記選択されたコントローラ省電力状態に対応するコントローラ復帰時間と、前記複数のエンジン省電力状態の各々に対応して予め定められたエンジン復帰時間とに基づいて、前記コントローラ復帰時間以下で、かつ、前記コントローラ復帰時間に最も近いエンジン復帰時間に対応するエンジン省電力状態を前記複数のエンジン省電力状態から選択し、前記選択されたエンジン省電力状態に前記画像形成エンジン部を遷移させると共に、前記選択されたコントローラ省電力状態に前記コントローラ部を遷移させることを特徴としている。
第3の発明及び第4の発明によれば、省電力状態に遷移するときに、複数のコントローラ省電力状態の何れかを選択し、コントローラ部の動作状態に基づいて算出される選択されたコントローラ省電力状態に対応するコントローラ復帰時間と、複数のエンジン省電力状態の各々に対応して予め定められたエンジン復帰時間とに基づいて、コントローラ復帰時間以下で、かつ、コントローラ復帰時間に最も近いエンジン復帰時間に対応するエンジン省電力状態を複数のエンジン省電力状態から選択する。そして、選択されたエンジン省電力状態に画像形成エンジン部を遷移させると共に、選択されたコントローラ省電力状態にコントローラ部を遷移させる。
従って、コントローラ部の動作状態に基づいてコントローラ復帰時間を算出し、コントローラ復帰時間以下で、かつ、コントローラ復帰時間に最も近いエンジン復帰時間に対応するエンジン省電力状態に遷移することにより、コントローラ復帰時間を超えない範囲で、消費電力が最小となるエンジン省電力状態へ遷移することができるため、生産性低下を抑制すると共に、効率的に省電力化を実現することができる。
上記の画像形成エンジン部は、加熱によって記録媒体に形成された画像を定着させる定着ヒータを備え、複数のエンジン省電力状態を、定着ヒータの待機時の消費電力が各々異なる電力に制限された複数の状態とすることができる。
また、上記のコントローラ部は、中央処理装置、揮発性メモリ、及び不揮発性メモリを備え、複数のコントローラ省電力状態を、中央処理装置に対する電源供給を停止する第1のコントローラ省電力状態と、中央処理装置及び不揮発性メモリに対する電源供給を停止する第2のコントローラ省電力状態と、中央処理装置、揮発性メモリ、及び不揮発性メモリを含むコントローラ部全体に対する電源供給を停止する第3のコントローラ省電力状態とすることができる。また、上記の不揮発性メモリは、少なくとも一つの不揮発性メモリであって、第1のコントローラ省電力状態に対応する第1のコントローラ復帰時間は、中央処理装置の動作クロックに基づいて算出され、第2のコントローラ省電力状態に対応する第2のコントローラ復帰時間は、第1のコントローラ復帰時間及び不揮発性メモリの数に基づいて算出され、第3のコントローラ省電力状態に対応する第3のコントローラ復帰時間は、第1のコントローラ復帰時間、第2のコントローラ復帰時間、及び揮発性メモリに記憶されているデータ容量に基づいて算出される。
以上説明したように、本発明の画像形成装置及び省電力状態遷移方法によれば、コントローラ部の動作状態に基づいてコントローラ復帰時間を算出して、コントローラ復帰時間を超えない範囲で、消費電力が最小となるエンジン省電力状態へ遷移することができ、又は、エンジン復帰時間を超えない範囲で、消費電力が低いコントローラ省電力状態へ遷移することができるため、生産性低下を抑制すると共に、効率的に省電力化を実現することができる、という効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1に示すように、第1の実施の形態に係る画像形成装置10には、文書を読みとって画像データを生成する画像読取部12と、画像データに基づいて感光体に静電潜像を記録し、静電潜像をモノクロトナーまたはカラートナーを用いて現像し、現像した画像を記録用紙に転写して出力するプリンタエンジン部14と、画像形成装置10の各種処理を指示するための操作ボタンや操作パネルからなる操作パネル部16と、主電源18と、入力される電源制御信号に応じて、主電源18から画像形成装置10の各部へ供給する電源の供給開始や供給停止を制御する電源制御部20とが設けられている。
プリンタエンジン部14には、例えば、ハロゲンランプ等の点灯によって所定温度に加熱され、トナーが現像された画像を加熱及び加圧によって記録用紙に定着させる定着ヒータ22が設けられている。
また、画像形成装置10には、プリンタエンジン部14を含む画像形成装置10内の各部を制御するためのコントローラ部24が設けられている。コントローラ部24は、CPU26、揮発性のシステムメモリとしてのDRAM(Dynamic Random Access Memory)28、各種プログラムやCPU26に対する基本設定のための基本設定データなどを記憶するROM30、OSや後述する省電力遷移処理ルーチンを含む各種プログラムを記憶するハードディスク32A、画像データを記憶し、また、DRAM28に記憶されているデータを退避するためのハードディスク32B、及びハードディスク32A、32Bを制御するためのハードディスクコントローラ34を備えている。また、CPU26、DRAM28、ROM30、及びハードディスクコントローラ34を相互に接続するためのバス36が設けられている。
また、コントローラ部24には、画像読取部12、プリンタエンジン部14、操作パネル部16、及び電源制御部20が接続されている特定用途向け集積回路(ASIC)38が設けられており、ASIC38は、バス36に接続されている。
画像形成装置10は、消費電力が異なる複数レベルの省電力状態へ遷移可能となっており、プリンタエンジン部14に対して、例えば、消費電力が異なる3つのレベルのエンジン省電力状態へ遷移可能であり、また、コントローラ部24に対して、例えば、消費電力が異なる3つのレベルのコントローラ省電力状態へ遷移可能となっている。
プリンタエンジン部14は、定着ヒータ22への供給電力を制限して、定着ヒータ22の待機時の消費電力を制限することによって、エンジン省電力状態レベル1(待機時消費電力を80%に制限)、エンジン省電力状態レベル2(待機時消費電力を50%に制限)、及びエンジン省電力状態レベル3(待機時消費電力を20%に制限)の何れかに遷移するようになっている。
また、コントローラ部24は、コントローラ省電力状態レベル1において、CPU26への電源供給が停止され、コントローラ省電力状態レベル2において、CPU26に加えてハードディスク32A、32B、及びハードディスクコントローラ34への電源供給が停止され、コントローラ省電力状態レベル3において、CPU26、ハードディスク32A、32B、ハードディスクコントローラ34、及びDRAM28を含むコントローラ部24全体への電源供給が停止されるようになっている。
コントローラ省電力状態レベル3に遷移する場合には、DRAM28に存在する使用中のメモリデータをハードディスク32Bに退避し、コントローラ省電力状態から復帰する時にハードディスク32Bに退避を行ったデータはDRAM28に復旧されて、OSやアプリケーションによる処理動作が再び可能となるようになっている。
なお、画像形成装置10は、従来公知のプリンタやスキャナなどの画像形成装置の一般的な構成や機能を備えていればよく、画像形成装置10の他の構成や一般的な機能について、詳細な説明を省略する。
次に、第1の実施の形態の作用について説明する。
まず、操作パネル部16に設けられた省電力ボタン(図示省略)が押下されたり、操作パネル部16が操作されない状態が所定時間以上続いた場合や、省電力状態中にさらに消費電力の少ない省電力状態に遷移するために省電力状態の変化が指示された場合には、図2に示す省電力遷移処理ルーチンがCPU26によって実行される。
ステップ100において、プリンタエンジン部14が遷移するエンジン省電力状態を、所定の条件に基づいて、エンジン省電力状態レベル1〜レベル3から選択する。例えば、省電力ボタンが押下された場合には、エンジン省電力状態レベル3を選択し、操作パネル部16が操作されない状態が続いた場合には、エンジン省電力状態レベル1を選択し、エンジン省電力状態レベル1の状態において、さらに消費電力の少ないエンジン省電力状態に遷移する場合には、エンジン省電力状態レベル2を選択する。
そして、ステップ102において、ステップ100で選択されたエンジン省電力状態に対応して予め定められたエンジン復帰予想時間Tpを読み込む。例えば、プリンタエンジン部14の複数レベルのエンジン省電力状態の各々とエンジン復帰予想時間とを対応させて記憶した予想時間テーブルを用意しておき、予想時間テーブルからエンジン復帰予想時間Tpを読み込む。予想時間テーブルでは、エンジン省電力状態レベル1、レベル2、レベル3の各々から復帰するときの定着ヒータ22の温度変化に基づいて、エンジン復帰時間を予め求めておき、求めた値がエンジン復帰予想時間として格納されており、復帰予想時間は、例えば、エンジン省電力状態レベル1では3秒、エンジン省電力状態レベル2では15秒、エンジン省電力状態レベル3では50秒となっており、それぞれ固定値となっている。
そして、ステップ104では、CPU26への電源供給を停止した場合のコントローラ復帰予想時間を算出する。このコントローラ復帰予想時間は、CPU26の動作クロック設定に依存し、動作クロックが低いとコントローラ復帰予想時間が長くなり、例えば、1〜5秒である。周波数をHとすると、コントローラ復帰予想時間は、以下の式から算出される。
コントローラ復帰予想時間=a+b/H
ここで、a、bは定数であり、画像形成装置10のコントローラ復帰時間を実際に測定してa、bを予め求めておく。
次のステップ106では、ハードディスク32A、32B、及びハードディスクコントローラ34への電源供給を停止した場合のコントローラ復帰予想時間を算出する。このコントローラ復帰予想時間は、ハードディスクコントローラ34が管理しているドライブ数に依存し、ドライブ数が多くなると、コントローラ復帰予想時間が長くなり、例えば、10〜20秒である。ドライブ数をHDとすると、コントローラ復帰予想時間は、以下の式から算出される。
コントローラ復帰予想時間=c+d×HD
ここで、c、dは定数であり、画像形成装置10のコントローラ復帰時間を実際に測定してc、dを予め求めておく。また、本実施の形態の場合には、ハードディスクコントローラ34が管理しているのは、ハードディスク32A、32Bであるため、HDは2となる。
そして、ステップ108では、DRAM28への電源供給を停止した場合のコントローラ復帰予想時間を算出する。このコントローラ復帰予想時間は、DRAM28で使用中のメモリ量に依存し、ハードディスク32Bにデータ退避を行うため、使用中のメモリ量が大きいとコントローラ復帰予想時間が長くなり、例えば、30〜60秒である。使用中のメモリ量をMとすると、コントローラ復帰予想時間は、以下の式から算出される。
コントローラ復帰予想時間=e+f×M
ここで、e、fは定数であり、画像形成装置10のコントローラ復帰時間を実際に測定してe、fを予め求めておく。
次のステップ110では、ステップ104〜ステップ108において算出されたコントローラ復帰予想時間を総和することにより、コントローラ部24のコントローラ省電力状態レベル3に対応するコントローラ復帰予想時間T3を算出する。ここで、CPU26に対する復帰処理、ハードディスク32A、32Bなどに対する復帰処理、DRAM28に対する復帰処理は並列に実行することができないため、コントローラ復帰予想時間T3は、各復帰処理にかかる時間の総和となる。そして、ステップ112で、コントローラ復帰予想時間T3がプリンタエンジン部のエンジン復帰予想時間Tp以下であるか否かを判定し、コントローラ復帰予想時間T3がエンジン復帰予想時間Tp以下であると、コントローラ部24が遷移するコントローラ省電力状態としてコントローラ省電力状態レベル3を選択し、ステップ114において、プリンタエンジン部14の定着ヒータ22の待機電力を制限するように電源制御信号を電源制御部20へ出力し、ステップ100で選択されたエンジン省電力状態へプリンタエンジン部14を遷移させる。そして、ステップ116において、DRAM28からハードディスク32Bへデータ退避を行った後、コントローラ部24全体への電源供給を停止するように電源制御信号を電源制御部20へ出力し、コントローラ部24をコントローラ省電力状態レベル3へ遷移させて、省電力遷移処理ルーチンを終了する。
一方、ステップ112において、コントローラ復帰予想時間T3がエンジン復帰予想時間Tpより大きい場合には、ステップ118において、ステップ104、106において算出されたコントローラ復帰予想時間を総和することにより、コントローラ部24のコントローラ省電力状態レベル2に対応するコントローラ復帰予想時間T2を算出し、ステップ120で、コントローラ復帰予想時間T2がプリンタエンジン部のエンジン復帰予想時間Tp以下であるか否かを判定し、コントローラ復帰予想時間T2がエンジン復帰予想時間Tp以下であると、コントローラ部24が遷移するコントローラ省電力状態としてコントローラ省電力状態レベル2を選択し、ステップ114において、ステップ100で選択されたエンジン省電力状態へプリンタエンジン部14を遷移させる。そして、ステップ122において、コントローラ部のCPU26、ハードディスク32A、32B、及びハードディスクコントローラ34への電源供給を停止するように電源制御信号を電源制御部20へ出力し、コントローラ部24をコントローラ省電力状態レベル2へ遷移させて、省電力遷移処理ルーチンを終了する。
一方、ステップ120において、コントローラ復帰予想時間T2がエンジン復帰予想時間Tpより大きい場合には、ステップ124において、ステップ104において算出されたコントローラ復帰予想時間をコントローラ省電力状態レベル1に対応するコントローラ復帰予想時間T1として、コントローラ復帰予想時間T1がプリンタエンジン部のエンジン復帰予想時間Tp以下であるか否かを判定し、コントローラ復帰予想時間T1がエンジン復帰予想時間Tp以下であると、コントローラ部24が遷移するコントローラ省電力状態としてコントローラ省電力状態レベル1を選択し、ステップ114において、ステップ100で選択されたエンジン省電力状態へプリンタエンジン部14を遷移させ、ステップ126において、コントローラ部のCPU26への電源供給を停止するように電源制御信号を電源制御部20へ出力し、コントローラ部24をコントローラ省電力状態レベル1へ遷移させて、省電力遷移処理ルーチンを終了する。
また、ステップ124において、コントローラ復帰予想時間T1がエンジン復帰予想時間Tpより大きい場合には、ステップ124において、ステップ114において、ステップ100で選択されたエンジン省電力状態へプリンタエンジン部14を遷移させ、コントローラ部24をコントローラ省電力状態へ遷移させずに、通常稼動状態のままにして省電力遷移処理ルーチンを終了する。
そして、省電力状態から復帰する場合には、コントローラ部24とプリンタエンジン部14との各々に対して、電源制御部20によって電源が供給されると共に、復帰処理が行われ、コントローラ部24のコントローラ復帰予想時間は、プリンタエンジン部14のエンジン復帰予想時間以下であるため、プリンタエンジン部14がエンジン省電力状態から復帰したときに、コントローラ部24はコントローラ省電力状態から復帰しており、すぐにコントローラ部24によってプリンタエンジン部14が制御され、プリンタエンジン部14において各種処理が行われる。
以上説明したように、第1の実施の形態に係る画像形成装置によれば、コントローラ部のCPUの動作クロック、ハードディスクのドライブ数、及びDRAMのデータ容量に基づいて、コントローラ復帰予想時間を算出し、エンジン復帰予想時間以下で、かつ、エンジン復帰予想時間に最も近いコントローラ復帰予想時間に対応するコントローラ省電力状態に遷移することにより、エンジン復帰予想時間を超えない範囲で、消費電力が最小となるコントローラ省電力状態へ遷移することができるため、生産性低下を抑制すると共に、効率的に省電力化を実現することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置について説明する。なお、第1の実施の形態と基本的に同一の構成、作用については、第1の実施の形態と同一符号を付してその説明を省略する。
第2の実施の形態では、コントローラ部24が遷移するコントローラ省電力状態を選択してから、コントローラ部24のコントローラ復帰時間以下となるように、プリンタエンジン部14が遷移するエンジン省電力状態を決定する点が第1の実施の形態と異なる。
第2の実施の形態の作用について説明する。省電力ボタン(図示省略)が押下されたり、操作パネル部16が操作されない状態が所定時間以上続いた場合や、省電力状態の変化が指示された場合には、図3に示す省電力遷移処理ルーチンがCPU26によって実行される。
まず、ステップ200において、コントローラ部24が遷移するコントローラ省電力状態を所定の条件に基づいて選択する。例えば、省電力ボタンが押下された場合には、コントローラ省電力状態レベル3を選択し、操作パネル部16が操作されない状態が続いた場合には、コントローラ省電力状態レベル1を選択し、コントローラ省電力状態レベル1の状態において、さらに消費電力の少ないコントローラ省電力状態に遷移する場合には、コントローラ省電力状態レベル2を選択する。
そして、ステップ104において、CPU26への電源供給を停止した場合のコントローラ復帰予想時間を算出し、次のステップ202では、ステップ200で選択されたコントローラ省電力状態は、コントローラ省電力状態レベル1であるか否かを判定し、コントローラ部24がコントローラ省電力状態レベル1に遷移することが選択されていた場合には、ステップ206へ移行するが、コントローラ省電力状態レベル2又はコントローラ省電力状態レベル3に遷移することが選択されていた場合には、ステップ106において、ハードディスク32A、32B、及びハードディスクコントローラ34への電源供給を停止した場合のコントローラ復帰予想時間を算出する。
そして、ステップ204において、ステップ200で選択されたコントローラ省電力状態は、コントローラ省電力状態レベル2であるか否かを判定し、コントローラ部24がコントローラ省電力状態レベル2に遷移することが選択されていた場合には、ステップ206へ移行するが、コントローラ省電力状態レベル3に遷移することが選択されていた場合には、ステップ108において、DRAM28への電源供給を停止した場合のコントローラ復帰予想時間を算出する。
そして、ステップ206において、ステップ200で選択されたコントローラ部24を遷移させるコントローラ省電力状態に対応するコントローラ復帰予想時間Tcを算出する。コントローラ部24のコントローラ省電力状態レベル1の場合、ステップ104で算出されたコントローラ復帰予想時間をコントローラ復帰予想時間Tcとし、コントローラ部24のコントローラ省電力状態レベル2の場合、ステップ104、106で算出されたコントローラ復帰予想時間を総和してコントローラ復帰予想時間Tcを算出し、コントローラ部24のコントローラ省電力状態レベル3の場合、ステップ104〜106で算出されたコントローラ復帰予想時間を総和してコントローラ復帰予想時間Tcを算出する。
次のステップ208において、プリンタエンジン部14のエンジン省電力状態レベル3に対応するエンジン復帰予想時間Tp3を予想時間テーブルから読み込み、ステップ210において、エンジン復帰予想時間Tp3がステップ206で算出されたコントローラ部24のコントローラ復帰予想時間Tc以下であるか否かを判定し、エンジン復帰予想時間Tp3がコントローラ復帰予想時間Tc以下であると、プリンタエンジン部14が遷移するエンジン省電力状態としてエンジン省電力状態レベル3を選択し、ステップ212において、プリンタエンジン部14の定着ヒータ22の待機電力を20%に制限するように電源制御信号を電源制御部20へ出力し、エンジン省電力状態レベル3へプリンタエンジン部14を遷移させて、ステップ226へ移行する。
そして、ステップ214では、プリンタエンジン部14のエンジン省電力状態レベル2に対応するエンジン復帰予想時間Tp2を予想時間テーブルから読み込み、ステップ216において、エンジン復帰予想時間Tp2がステップ206で算出されたコントローラ部24のコントローラ復帰予想時間Tc以下であるか否かを判定し、エンジン復帰予想時間Tp2がコントローラ復帰予想時間Tc以下であると、プリンタエンジン部14が遷移するエンジン省電力状態としてエンジン省電力状態レベル2を選択し、ステップ218において、プリンタエンジン部14の定着ヒータ22の待機電力を50%に制限するように電源制御信号を電源制御部20へ出力し、エンジン省電力状態レベル2へプリンタエンジン部14を遷移させて、ステップ226へ移行する。
次のステップ220では、プリンタエンジン部14のエンジン省電力状態レベル1に対応するエンジン復帰予想時間Tp1を予想時間テーブルから読み込み、ステップ222において、エンジン復帰予想時間Tp1がステップ206で算出されたコントローラ部24のコントローラ復帰予想時間Tc以下であるか否かを判定し、エンジン復帰予想時間Tp1がコントローラ復帰予想時間Tc以下であると、プリンタエンジン部14が遷移するエンジン省電力状態としてエンジン省電力状態レベル1を選択し、ステップ224において、プリンタエンジン部14の定着ヒータ22の待機電力を80%に制限するように電源制御信号を電源制御部20へ出力し、エンジン省電力状態レベル1へプリンタエンジン部14を遷移させて、ステップ226へ移行する。
そして、ステップ226では、ステップ200において選択されたコントローラ省電力状態へコントローラ部24を遷移させるための処理を行う。コントローラ省電力状態レベル3の場合には、DRAM28からハードディスク32Bへデータ退避を行った後、コントローラ部24全体への電源供給を停止するように電源制御信号を電源制御部20に出力し、コントローラ省電力状態レベル2の場合には、コントローラ部のCPU26、ハードディスク32A、32B、及びハードディスクコントローラ34への電源供給を停止するように電源制御信号を電源制御部20に出力する。また、コントローラ省電力状態レベル1の場合には、コントローラ部のCPU26への電源供給を停止するように電源制御信号を電源制御部20に出力する。そして、コントローラ省電力状態へ遷移させると、省電力遷移処理ルーチンを終了する。
以上説明したように、第2の実施の形態に係る画像形成装置によれば、コントローラ部のCPUの動作クロック、ハードディスクのドライブ数、及びDRAMのデータ容量に基づいて、コントローラ復帰予想時間を算出し、コントローラ復帰予想時間以下で、かつ、コントローラ復帰予想時間に最も近いエンジン復帰予想時間に対応するエンジン省電力状態に遷移することにより、コントローラ復帰予想時間を超えない範囲で、消費電力が最小となるエンジン省電力状態へ遷移することができるため、生産性低下を抑制すると共に、効率的に省電力化を実現することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の構成を示す概略図である。 本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の省電力遷移処理ルーチンの内容を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置の省電力遷移処理ルーチンの内容を示すフローチャートである。
符号の説明
10 画像形成装置
14 プリンタエンジン部
16 操作パネル部
18 主電源
20 電源制御部
22 定着ヒータ
24 コントローラ部
26 CPU
28 DRAM
30 ROM
32A、32B ハードディスク
34 ハードディスクコントローラ

Claims (7)

  1. 消費電力が異なる複数のエンジン省電力状態の各々に遷移可能で、かつ、画像データに基づいて記録媒体に画像を形成する画像形成エンジン部と、消費電力が異なる複数のコントローラ省電力状態の各々に遷移可能で、かつ、前記画像形成エンジン部を制御するコントローラ部とを含む画像形成装置であって、
    前記コントローラ部を、
    省電力状態に遷移するときに、前記複数のエンジン省電力状態の何れかを選択するエンジン選択手段と、
    前記エンジン選択手段によって選択されたエンジン省電力状態に対応して予め定められたエンジン復帰時間と、前記コントローラ部の動作状態に基づいて算出される前記複数のコントローラ省電力状態の各々に対応するコントローラ復帰時間とに基づいて、前記エンジン復帰時間以下で、かつ、前記エンジン復帰時間に最も近いコントローラ復帰時間に対応するコントローラ省電力状態を前記複数のコントローラ省電力状態から選択するコントローラ選択手段と、
    前記エンジン選択手段によって選択されたエンジン省電力状態に前記画像形成エンジン部を遷移させると共に、前記コントローラ選択手段によって選択されたコントローラ省電力状態に前記コントローラ部を遷移させる遷移手段と、
    を含んで構成した画像形成装置。
  2. 消費電力が異なる複数のエンジン省電力状態の各々に遷移可能で、かつ、画像データに基づいて記録媒体に画像を形成する画像形成エンジン部と、消費電力が異なる複数のコントローラ省電力状態の各々に遷移可能で、かつ、前記画像形成エンジン部を制御するコントローラ部とを含む画像形成装置であって、
    前記コントローラ部を、
    省電力状態に遷移するときに、前記複数のコントローラ省電力状態の何れかを選択するコントローラ選択手段と、
    前記コントローラ部の動作状態に基づいて算出される前記コントローラ選択手段によって選択されたコントローラ省電力状態に対応するコントローラ復帰時間と、前記複数のエンジン省電力状態の各々に対応して予め定められたエンジン復帰時間とに基づいて、前記コントローラ復帰時間以下で、かつ、前記コントローラ復帰時間に最も近いエンジン復帰時間に対応するエンジン省電力状態を前記複数のエンジン省電力状態から選択するエンジン選択手段と、
    前記エンジン選択手段によって選択されたエンジン省電力状態に前記画像形成エンジン部を遷移させると共に、前記コントローラ選択手段によって選択されたコントローラ省電力状態に前記コントローラ部を遷移させる遷移手段と、
    を含んで構成した画像形成装置。
  3. 前記画像形成エンジン部は、加熱によって記録媒体に形成された画像を定着させる定着ヒータを備え、
    前記複数のエンジン省電力状態は、前記定着ヒータの待機時の消費電力が各々異なる電力に制限された複数の状態である請求項1又は請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記コントローラ部は、中央処理装置、揮発性メモリ、及び不揮発性メモリを備え、
    前記複数のコントローラ省電力状態は、前記中央処理装置に対する電源供給を停止する第1のコントローラ省電力状態と、前記中央処理装置及び前記不揮発性メモリに対する電源供給を停止する第2のコントローラ省電力状態と、前記中央処理装置、前記揮発性メモリ、及び前記不揮発性メモリを含む前記コントローラ部全体に対する電源供給を停止する第3のコントローラ省電力状態とである請求項1〜請求項3の何れか1項記載の画像形成装置。
  5. 前記不揮発性メモリは、少なくとも一つの不揮発性メモリであって、
    前記第1のコントローラ省電力状態に対応する第1のコントローラ復帰時間は、前記中央処理装置の動作クロックに基づいて算出され、
    前記第2のコントローラ省電力状態に対応する第2のコントローラ復帰時間は、前記第1のコントローラ復帰時間及び前記不揮発性メモリの数に基づいて算出され、
    前記第3のコントローラ省電力状態に対応する第3のコントローラ復帰時間は、前記第1のコントローラ復帰時間、前記第2のコントローラ復帰時間、及び前記揮発性メモリに記憶されているデータ容量に基づいて算出される請求項4記載の画像形成装置。
  6. 消費電力が異なる複数のエンジン省電力状態の各々に遷移可能で、かつ、画像データに基づいて記録媒体に画像を形成する画像形成エンジン部と、消費電力が異なる複数のコントローラ省電力状態の各々に遷移可能で、かつ、前記画像形成エンジン部を制御するコントローラ部とを含む画像形成装置の省電力状態遷移方法であって、
    省電力状態に遷移するときに、前記複数のエンジン省電力状態の何れかを選択し、
    前記選択されたエンジン省電力状態に対応して予め定められたエンジン復帰時間と、前記コントローラ部の動作状態に基づいて算出される前記複数のコントローラ省電力状態の各々に対応するコントローラ復帰時間とに基づいて、前記エンジン復帰時間以下で、かつ、前記エンジン復帰時間に最も近いコントローラ復帰時間に対応するコントローラ省電力状態を前記複数のコントローラ省電力状態から選択し、
    前記選択されたエンジン省電力状態に前記画像形成エンジン部を遷移させると共に、前記選択されたコントローラ省電力状態に前記コントローラ部を遷移させる
    ことを特徴とする省電力状態遷移方法。
  7. 消費電力が異なる複数のエンジン省電力状態の各々に遷移可能で、かつ、画像データに基づいて記録媒体に画像を形成する画像形成エンジン部と、消費電力が異なる複数のコントローラ省電力状態の各々に遷移可能で、かつ、前記画像形成エンジン部を制御するコントローラ部とを含む画像形成装置の省電力状態遷移方法であって、
    省電力状態に遷移するときに、前記複数のコントローラ省電力状態の何れかを選択し、
    前記コントローラ部の動作状態に基づいて算出される前記選択されたコントローラ省電力状態に対応するコントローラ復帰時間と、前記複数のエンジン省電力状態の各々に対応して予め定められたエンジン復帰時間とに基づいて、前記コントローラ復帰時間以下で、かつ、前記コントローラ復帰時間に最も近いエンジン復帰時間に対応するエンジン省電力状態を前記複数のエンジン省電力状態から選択し、
    前記選択されたエンジン省電力状態に前記画像形成エンジン部を遷移させると共に、前記選択されたコントローラ省電力状態に前記コントローラ部を遷移させることを特徴とする省電力状態遷移方法。
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