JP2007097397A - 定電流定電圧充電方法および定電流定電圧充電装置 - Google Patents

定電流定電圧充電方法および定電流定電圧充電装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007097397A
JP2007097397A JP2006347976A JP2006347976A JP2007097397A JP 2007097397 A JP2007097397 A JP 2007097397A JP 2006347976 A JP2006347976 A JP 2006347976A JP 2006347976 A JP2006347976 A JP 2006347976A JP 2007097397 A JP2007097397 A JP 2007097397A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
charging
constant
constant current
voltage
current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006347976A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomio Takayama
富雄 高山
Masakazu Kojima
正和 児島
Hiromitsu Ogawa
廣光 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2002069473A priority Critical patent/JP2003274570A/ja
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2006347976A priority patent/JP2007097397A/ja
Publication of JP2007097397A publication Critical patent/JP2007097397A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)

Abstract

【課題】 短時間かつ低発熱量で充電池を充電する。
【解決手段】 第1の定電流値ICC1による定電流充電(ステップS2)と、第1の定電流値ICC1よりも小さい第2の定電流値ICC2による定電流充電(ステップS4)と、定電圧充電(ステップS5)とを順次に経て充電池を充電する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、充電池を定電流および定電圧で充電する定電流定電圧充電方法および定電流定電圧充電装置に関する。
従来より、携帯電話機やモバイルコンピュータなどに内蔵されるリチウムイオン電池などといった充電池を充電するための定電流定電圧充電装置が、その携帯電話機やモバイルコンピュータなどに組み込まれている。このような携帯電話機やモバイルコンピュータなどに代表される携帯用の電子機器では、小型化や軽量化のために、回路構成が簡素な電圧降下型電圧安定器が用いられた定電流定電圧充電方法および定電流定電圧充電装置が採用されることが一般的である。
また、携帯用の電子機器では、小型化や軽量化が追求されたため、充電池と、熱に弱い回路や使用者の肌との距離が近く、充電池を充電する際に発生する熱をなるべく小さく抑えることが望まれている。
充電時の発熱を抑える最も簡単な方法は、充電の電圧を抑えてゆっくりと充電する方法である。
しかし一方で、携帯用電子機器の稼働時間を延ばすために、充電池の容量を増大させることが望まれていることに伴い、充電池を短時間で充電することに対する要望も年々強まっており、このような短時間の充電は、より多くの熱を発生させることとなる。
本発明は、上記事情に鑑み、充電時間が短いとともに発熱も小さい定電流定電圧充電方法および定電流定電圧充電装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の定電流定電圧充電方法は、充電池に対して所定の第1電流値で定電流充電を行う第1の定電流充電過程と、
第1の定電流充電過程による定電流充電によって充電池の電圧が所定電圧に達したことを受けて、その充電池に対して、第1電流値よりも低い所定の第2電流値で定電流充電を行う第2の定電流充電過程と、
第1の定電流充電過程および第2の定電流充電過程の双方を経た後で上記充電池に対して所定の電圧値で定電圧充電を行う定電圧充電過程とを有することを特徴とする。
この本発明の定電流定電圧充電方法では、第2の定電流充電過程の後、定電圧充電過程の前に、更に、第2の定電流充電過程と同様な第3や第4の定電流充電過程等を経てもよい。
本発明の定電流定電圧充電方法によれば、複数段階の定電流充電を導入することにより、充電時間を短く抑えるとともに発熱も抑えることができる。
上記目的を達成する本発明の定電流定電圧充電装置は、充電池に対して所定の第1電流値で定電流充電を行う第1の定電流充電部と、
第1の定電流充電部による定電流充電によって充電池の電圧が所定電圧に達したことを受けて、その充電池に対して、第1電流値よりも低い所定の第2電流値で定電流充電を行う第2の定電流充電部と、
第1の定電流充電部および第2の定電流充電部それぞれによる定電流充電を経た後で充電池に所定の電圧値で定電圧充電を行う定電圧充電部とを備えたことを特徴とする。
ここで、第1の定電流充電部、第2の定電流充電部、および定電圧充電部は、互いに独立の回路などによって実現されるものであってもよく、あるいは、1つの充電回路における電流値や電圧値が制御されることによって実現されるものであってもよい。
本発明の定電流定電圧充電装置によれば、複数段階の定電流充電が行われるため、充電時間が短く、発熱も少ない。
本発明の定電流定電圧充電装置において上記第1の定電流充電部は、交流電源による交流電流から前記第1電流値の直流電流を生成する直流電源であることが望ましい。
このような直流電源を備えた定電流定電圧充電装置は、その直流電源を、例えばACアダプタとして、上述した携帯用の電子機器から離すことができ、その結果、電子機器内部での発熱を大幅に減少させることができる。
以上説明したように、本発明によれば、充電池を短い充電時間と小さな発熱量で充電することができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明による充電の対象となる充電池の等価回路図である。
充電池10は、抵抗rと容量Cと内部起電力Eとを直列に接続したものに等しいと考えられる。このような充電池10は、内部起電力Eと容量Cの起電力との合計の起電力を越えた電圧が印加されると容量Cに電荷が充電される。また、充電速度は、充電池10に印加される電圧が高いほど早く、容量Cに電荷が溜まるほど遅くなる。
このような充電池10に対する充電方法として、いわゆる定電流定電圧充電方法が知られている。ここで、この定電流定電圧充電方法の比較例について以下説明し、その後、本発明の実施形態について説明する。
図2は、定電流定電圧充電方法の第1比較例における充電経過を表すグラフである。
この図2に示すグラフの横軸は、充電開始からの経過時間を表しており、縦軸は、充電池の電圧と充電電流を示している。また、グラフの左側に電圧の目盛りが付され、グラフの右側に電流の目盛りが付されている。
ここでは、充電容量が600mAhである充電池が用いられた例が示されており、充電池の電圧変化を表す電圧曲線G1と、充電電流の変化を表す電流曲線G2が示されている。
この第1比較例では、充電が開始されると、まず、700mAの定電流値による定電流充電が行われる。定電流充電の期間は約35分程続き、その間、電流曲線G2は700mAの定電流値を示し、電圧曲線G1は、約3.8Vから4.2Vまで電圧が徐々に上昇することを示している。
充電池の電圧が4.2Vに達すると、4.2Vの定電圧値による定電圧充電に移行し、電圧曲線G1は4.2Vを示し続ける。この定電圧充電の間、電流曲線G2は、充電電流が徐々に下降することを示しており、約50分経過すると電流値が終始電流値50mAに達して充電が終了する。
この第1比較例における、充電開始から充電終了までの充電完了時間は、約85分間である。
図3は、定電流定電圧充電方法の第2比較例における充電経過を表すグラフである。
この図3に示すグラフも、図2に示すグラフと同様に、横軸が、充電開始からの経過時間を表しており、縦軸は、充電池の電圧と充電電流を示しており、グラフの左側に電圧、右側に電流の目盛りが付されている。
ここでも、充電容量が600mAhである充電池が用いられた例が示されており、充電池の電圧変化を表す電圧曲線G3と、充電電流の変化を表す電流曲線G4が示されている。
この第2比較例では、充電が開始されると、まず、350mAの定電流値による定電流充電が行われる。定電流充電の期間は約90分程続き、その間、電流曲線G4は350mAの定電流値を示し、電圧曲線G3は、約3.5Vから4.2Vまで電圧が徐々に上昇することを示している。
充電池の電圧が4.2Vに達すると、4.2Vの定電圧値による定電圧充電に移行し、電圧曲線G3は4.2Vを示し続ける。この定電圧充電の間、電流曲線G4は、充電電流が徐々に下降することを示しており、約35分経過すると電流値が終始電流値50mAに達して充電が終了する。
この第2比較例における、充電開始から充電終了までの充電完了時間は、約125分間である。
これら第1比較例と第2比較例における発熱量の詳細については後述するが、第2比較例の発熱量の方が第1比較例の発熱量よりも小さい。しかし、第2比較例では、第1比較例の充電完了時間の約1.5倍という長い充電完了時間が必要となる。
図4は、本発明の定電流定電圧充電装置の第1実施形態を示す図であり、図5は、本発明の定電流定電圧充電方法の第1実施形態を表すフローチャートである。
ここに例示する定電流定電圧充電装置20は、携帯電話機に内蔵されて、その携帯電話機の充電池10を充電するものである。
この定電流定電圧充電装置20の入力端子21には定電圧の入力電圧が印加される。また、出力端子29は充電池10に接続されており、その充電池10は、携帯電話機内で電力を消費する負荷回路に接続されている。
定電流定電圧充電装置20には、電流値および電圧値が制御可能なアナログスイッチ22と、そのアナログスイッチ22における電流値および電圧値を制御する制御回路23が備えられている。また、この定電流定電圧充電装置20には、整流器24と、電圧降下に基づいて電流を検出するための抵抗25と、抵抗25を流れる電流を第1電流値および第2電流値それぞれを基準として検出する電流検出回路26と、充電池の電圧を検出する電圧検出回路27と、電流検出回路26が第1電流値および第2電流値それぞれを基準とした2つの検出値を選択的に切り換える電流値切換スイッチ28も備えられている。
アナログスイッチ22および制御回路23は、電流値切換スイッチ28が、2つの検出値のうち第1電流値を基準とした検出値を選択した場合には、本発明にいう第1の定電流充電部の一例として動作し、その電流値切換スイッチ28が、2つの検出値のうち第2電流値を基準とした検出値を選択した場合には、本発明にいう第2の定電流充電部の一例として動作し、電圧検出回路27による検出値に基づいて動作する場合には、本発明にいう定電圧充電部の一例として動作する。
このような定電流定電圧充電装置20が動作することにより、図5に示す本発明の定電流定電圧充電方法の第1実施形態が実行される。
この定電流定電圧充電方法が開始されると、先ず、充電池10が異常になっていないか確かめるために電池状態チェックが行われ、電池の電圧や温度がチェックされる(図5のステップS1)。電池の電圧は、図4に示す電圧検出回路27で得られる検出値に基づいてチェックされ、電池の温度は、図示を省略したサーミスタからの信号に基づいてチェックされる。電池の電圧が、例えば1Vなどといった低電圧になっている場合などには、充電池がいわゆる過放電の状態になっていると判断される。また、サーミスタからの信号が、例えば、動作保証された温度範囲を大きく外れた温度を示している場合などには、異常発熱などと判断される。このように、電池状態チェックによって異常が見つかった場合には、異常に応じた処理が実行されるが、その内容は本発明の本筋とは関係ないので説明を省略する。
電池状態チェックで充電池が正常であると確認された場合には、電流値切換スイッチ28によって、電流検出回路26の基準電流値が第1の定電流値ICC1に切り換えられる。そして、その第1の定電流値ICC1に基づいた検出値が制御回路23に入力されてアナログスイッチ22が制御されることにより、第1の定電流値ICC1による定電流充電が行われる(図5のステップS2)。その、第1の定電流値ICC1による定電流充電が行われている間、充電池10の電圧は電圧検出回路27を介して監視されており、充電池10の電圧が定電圧充電の電圧まで一旦到達すると(図5のステップS3)、電流値切換スイッチ28によって、電流検出回路26の基準電流値が第1の定電流値ICC1よりも小さい第2の定電流値ICC2に切り換えられる。これにより、第2の定電流値ICC2による定電流充電に移行する(図5のステップS4)。その後も充電池10の電圧は電圧検出回路27を介して監視され、充電池10の電圧が定電圧充電の電圧まで再度到達すると制御回路23による制御が定電圧充電に移行する(図5のステップS5)。その後、充電電流が所定の終始電流値に到達したことが電流検出回路26によって検出されると充電が完了する。
図6は、本発明の定電流定電圧充電方法の第1実施形態における充電経過の例を表すグラフである。
この図6に示すグラフも、図2に示すグラフと同様に、横軸が、充電開始からの経過時間を表しており、縦軸は、充電池の電圧と充電電流を示しており、グラフの左側に電圧、右側に電流の目盛りが付されている。
また、ここでも、充電容量が600mAhである充電池が用いられた例が示されており、充電池の電圧変化を表す電圧曲線G5と、充電電流の変化を表す電流曲線G6が示されている。
また、ここに示した例では、第1の定電流値ICC1は700mAであり、第2の定電流値ICC2は350mAである。
この定電流定電圧充電方法の第1実施形態では、充電が開始されると、まず、700mAの定電流値による定電流充電が行われる。第1比較例と同様に、定電流充電の期間は約35分程続き、その間、電流曲線G6は700mAの定電流値を示し、電圧曲線G5は、約3.5Vから4.2Vまで電圧が徐々に上昇することを示している。
充電池の電圧が4.2Vに一旦達すると、350mAの定電流値による定電流充電に移行する。この第2段の定電流充電は17分程続き、その間、電流曲線G6は350mAの定電流値を示し、電圧曲線G5は、約4.0Vから4.2Vまで電圧が再び徐々に上昇することを示している。
充電池の電圧が4.2Vに再び到達すると、今度は4.2Vの定電圧値による定電圧充電に移行し、電圧曲線G5は4.2Vを示し続ける。この定電圧充電の間、電流曲線G6は、充電電流が徐々に下降することを示しており、約35分経過すると電流値が終始電流値50mAに達して充電が終了する。
この定電流定電圧充電方法の第1実施形態における、充電開始から充電終了までの充電完了時間は約85分間であり、第1比較例と同等である。
ここで、第1比較例と第2比較例と定電流定電圧充電方法の第1実施形態とのそれぞれについて実際に充電を行った結果を以下の表1にまとめて示す。
Figure 2007097397
この表1の上段には第1比較例の結果が示されており、中段および下段には、それぞれ第1実施形態および第2比較例の結果が示されている。
この表1に示すように、第1実施形態は、充電完了時間が短い第1比較例とほぼ同様に短い時間で充電が完了し、最終的に充電される容量(mAh)も第1比較例の容量とほぼ同等である。
ここで、第1比較例および第2比較例における充電時の発熱量と、第1実施形態における充電時の発熱量とを比較する。なお、充電に伴う発熱量は、消費電力に比例するので、以下では、発熱量に替えて消費電力を用いて比較を行う。
図7は、第1比較例における消費電力を示すグラフであり、図8は、第2比較例における消費電力を示すグラフであり、図9は、第1実施形態における消費電力を示すグラフである。
これら図7,図8,図9それぞれのグラフの横軸は、充電開始からの経過時間を示しており、縦軸は消費電力を示している。
図7に示すように、第1比較例では、充電開始から約35分間におよぶ定電流充電期間T1において、1Wを越える電力を消費し、その後、徐々に消費電力が減衰する。また、第2比較例では、図8に示すように、定電流充電期間T2における消費電力は0.6W以下という小さな消費電力であり、定電流充電期間T2が終わると徐々に消費電力が減衰する。第2比較例では、このような小さな消費電力と引き替えに、長い充電時間が必要とされる。
これに対し第1の実施形態の場合には、図9に示すように、第1の定電流値による定電流充電期間T3で、第1比較例と同様に1Wを越える電力を消費するものの、第2の定電流充電期間T4に移行する際に急激に消費電力が低下するので、第1比較例よりも消費電力が抑えられている。
このように、第1実施形態では、第1比較例と同様な短時間で充電が完了するとともに、第1比較例よりも発熱量が抑えられる。
次に、本発明の定電流定電圧充電装置の第2実施形態について説明する。
図10は、本発明の定電流定電圧充電装置の第2実施形態を示す図である。
この図10には、携帯電話機15に内蔵された内部充電回路32と、その内部充電回路32に携帯電話機15外から直流電流を供給する外部電源供給源31とからなる定電流定電圧充電装置30が示されている。また、携帯電話機15には、リチウムイオン電池の充電池10と、その携帯電話機15内で電力を消費する負荷回路11が備えられている。
内部充電回路32の構造は、図4に示す定電流定電圧充電装置20の構造とほぼ同一の構造であるが、電流検出回路26における基準電流値が、上述した第1の定電流値よりも大きい第3の定電流値、および上述した第2の定電流値の2つの基準電流値となっている点で異なっている。
また、外部電源供給源31は、内部充電回路32における定電圧充電の電圧値よりも大きい電圧値に到達するまで、上述した第1の定電流値で定電流を生成するものである。
図11は、外部電源供給源の動作を表す図であり、この図11には、外部電源供給源と、所定の電圧で充電を行う定電圧充電回路とが接続された場合における充電経過が示されている。
この図11のグラフの横軸は、充電開始からの経過時間を示し、縦軸は、電圧および電流を示している。
また、この図11には、外部電源供給源から定電圧充電回路に入力される電圧の変化を示す入力電圧曲線G7と、充電池の電圧の変化を示す電池電圧曲線G8と、充電電流の変化を表す電流曲線G9が示されている。
この場合には、先ず、外部電源供給源による定電流充電が行われ、その期間は、電流曲線G9は第1の定電流値を示し、入力電圧曲線G7と電池電圧曲線G8は、入力電圧と電池電圧が、小さな電力差を維持して徐々に上昇していることを示している。
電池電圧が定電圧充電回路における充電電圧に到達すると、定電圧充電回路による定電圧充電に移行し、その後の電池電圧曲線G8は一定電圧値を示し、入力電圧曲線G7は、所定の入力電圧値を示し、電流曲線G9は、徐々に減衰する電流値を示す。
このような外部電源供給源31と、上述した内部充電回路32が接続されていることにより、外部電源供給源31は、本発明にいう第1の定電流充電部の一例として動作することとなる。また、この図10に示す第2実施形態の定電流定電圧充電装置30における動作は、図4に示す第1実施形態の定電流定電圧充電装置20における動作と全く同様の動作となり、第2実施形態の定電流定電圧充電装置30における充電経過は、図6のグラフが示す充電経過と全く同様となる。
但し、第2実施形態の定電流定電圧充電装置30では、外部電源供給源31が携帯電話機15の外部に備えられているため、内部充電回路32によって発生する熱だけが内部発熱として考慮される。ここでも、発熱量に替えて、内部充電回路32における消費電力を用いて説明する。
図12は、第2実施形態における消費電力を示すグラフであり、グラフの横軸は、充電開始からの経過時間を示しており、縦軸は消費電力を示している。
外部電源供給源31が図11に示すような動作を示すので、第1の定電流値による定電流充電期間T3では、外部電源供給源31から内部充電回路32に供給される入力電圧は充電池の電圧と小さな電力差を維持する。この結果、第1の定電流値による定電流充電期間T3における充電電流が十分に大きいにもかかわらず、消費電力は0.5W程度となり、上述した第2比較例における小さな消費電力よりも更に抑えられる。
また、第2の定電流値による定電流充電期間T4に移行しても、今度は電流値が抑えられるため、消費電力は、やはり0.5W程度となる。
このように、第2実施形態では、第1比較例と同様な短時間で充電が完了するとともに、発熱量は第2比較例よりも更に小さい発熱量に抑えられる。
なお、上記説明では、本発明にいう定電圧充電部や第2の定電流充電部などが、1つのアナログスイッチにおける電流値や電圧値を1つの制御回路が制御することによって実現されている例が示されているが、本発明にいう定電圧充電部や第2の定電流充電部などは、互いに独立の回路によって実現されてもよい。
また、本発明にいう第1電流値や第2電流値などが、上記で例示した700mAや350mAなどに限定されないことは当然である。
更に、上記説明では、第1および第2の2段階の定電流充電が行われる例が示されているが、本発明では、第2の定電流充電の後で、更に同様に、第3や第4の定電流充電が実行されてもよい。
本発明による充電の対象となる充電池の等価回路図である。 定電流定電圧充電方法の第1比較例における充電経過を表すグラフである。 定電流定電圧充電方法の第2比較例における充電経過を表すグラフである。 本発明の定電流定電圧充電装置の第1実施形態を示す図である。 本発明の定電流定電圧充電方法の第1実施形態を表すフローチャートである。 本発明の定電流定電圧充電方法の第1実施形態における充電経過の例を表すグラフである。 第1比較例における消費電力を示すグラフである。 第2比較例における消費電力を示すグラフである。 第1実施形態における消費電力を示すグラフである。 本発明の定電流定電圧充電装置の第2実施形態を示す図である。 外部電源供給源の動作を表す図である。 第2実施形態における消費電力を示すグラフである。
符号の説明
10 充電池
11 負荷回路
15 携帯電話機
20,30 定電流定電圧充電装置
21 入力端子
22 アナログスイッチ
23 制御回路
24 整流器
25 抵抗
26 電流検出回路
27 電圧検出回路
28 電流値切換スイッチ
29 出力端子
31 外部電源供給源
32 内部充電回路

Claims (3)

  1. 充電池に対して所定の第1電流値で定電流充電を行う第1の定電流充電過程と、
    前記第1の定電流充電過程による定電流充電によって前記充電池の電圧が所定電圧に達したことを受けて、該充電池に対して、前記第1電流値よりも低い所定の第2電流値で定電流充電を行う第2の定電流充電過程と、
    前記第1の定電流充電過程および前記第2の定電流充電過程の双方を経た後で前記充電池に所定の電圧値で定電圧充電を行う定電圧充電過程とを有することを特徴とする定電流定電圧充電方法。
  2. 充電池に対して所定の第1電流値で定電流充電を行う第1の定電流充電部と、
    前記第1の定電流充電部による定電流充電によって前記充電池の電圧が所定電圧に達したことを受けて、該充電池に対して、前記第1電流値よりも低い所定の第2電流値で定電流充電を行う第2の定電流充電部と、
    前記第1の定電流充電部および前記第2の定電流充電部それぞれによる定電流充電を経た後で前記充電池に対して所定の電圧値で定電圧充電を行う定電圧充電部とを備えたことを特徴とする定電流定電圧充電装置。
  3. 前記第1の定電流充電部は、交流電源による交流電流から前記第1電流値の直流電流を生成する直流電源であることを特徴とする請求項1記載の定電流定電圧充電装置。
JP2006347976A 2002-03-14 2006-12-25 定電流定電圧充電方法および定電流定電圧充電装置 Pending JP2007097397A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002069473A JP2003274570A (ja) 2002-03-14 2002-03-14 定電流定電圧充電方法および定電流定電圧充電装置
JP2006347976A JP2007097397A (ja) 2002-03-14 2006-12-25 定電流定電圧充電方法および定電流定電圧充電装置

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002069473A JP2003274570A (ja) 2002-03-14 2002-03-14 定電流定電圧充電方法および定電流定電圧充電装置
JP2006347976A JP2007097397A (ja) 2002-03-14 2006-12-25 定電流定電圧充電方法および定電流定電圧充電装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002069473A Division JP2003274570A (ja) 2002-03-14 2002-03-14 定電流定電圧充電方法および定電流定電圧充電装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007097397A true JP2007097397A (ja) 2007-04-12

Family

ID=51494654

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002069473A Pending JP2003274570A (ja) 2002-03-14 2002-03-14 定電流定電圧充電方法および定電流定電圧充電装置
JP2006347976A Pending JP2007097397A (ja) 2002-03-14 2006-12-25 定電流定電圧充電方法および定電流定電圧充電装置

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002069473A Pending JP2003274570A (ja) 2002-03-14 2002-03-14 定電流定電圧充電方法および定電流定電圧充電装置

Country Status (1)

Country Link
JP (2) JP2003274570A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009296719A (ja) * 2008-06-03 2009-12-17 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 直流バックアップ電源システムおよびその充電方法
EP2362481A3 (en) * 2010-02-25 2011-10-05 Sanyo Electric Co., Ltd. Power storage system
US8729868B2 (en) 2007-07-27 2014-05-20 Lenovo (Singapore) Pte. Ltd. Method and apparatus for charging batteries
CN106785135A (zh) * 2016-12-20 2017-05-31 北京小米移动软件有限公司 多路充电方法、装置和设备
US11539229B2 (en) * 2018-05-31 2022-12-27 Guangdong Oppo Mobile Telecommunications Corp., Ltd. Multi-stage constant current charging method and charging apparatus

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4079911B2 (ja) * 2004-05-31 2008-04-23 三洋電機株式会社 充電器
JP4798534B2 (ja) * 2005-01-19 2011-10-19 Tdkラムダ株式会社 リチウムイオン電池の充電方法
JP2007014163A (ja) 2005-07-01 2007-01-18 Fujitsu Ltd 充電用ic、充電装置及び電子機器
JP4461114B2 (ja) 2006-03-30 2010-05-12 株式会社東芝 組電池システム、組電池の充電方法及び充電式掃除機
JP4739163B2 (ja) * 2006-10-18 2011-08-03 パナソニック株式会社 充電制御装置および充電制御方法
US7859226B2 (en) 2007-07-17 2010-12-28 Tdk-Lambda Corporation Method and device for safety protection of secondary battery
JP2009158142A (ja) * 2007-12-25 2009-07-16 Panasonic Corp 非水電解質二次電池の充電方法
KR20110022556A (ko) * 2008-06-12 2011-03-07 파나소닉 주식회사 리튬 이온 이차전지의 충전 방법 및 충방전 방법
CN102195103B (zh) * 2010-03-04 2015-08-05 深圳市比克电池有限公司 一种锂离子电池的充电方法
TWI403071B (zh) * 2010-04-21 2013-07-21 Dynapack Internat Technology Corp A charging method for a rechargeable battery and a charging device thereof
US8957644B2 (en) 2010-08-25 2015-02-17 Futurewei Technologies, Inc. High efficiency high power density power architecture based on buck-boost regulators with a pass-through band
US9728991B2 (en) 2011-06-21 2017-08-08 Husqvarna Ab System and method for charging of a rechargeable battery
JP6176223B2 (ja) 2014-11-04 2017-08-09 トヨタ自動車株式会社 バッテリシステム
WO2021077274A1 (zh) * 2019-10-21 2021-04-29 宁德新能源科技有限公司 充电方法、电子装置以及存储介质
CN114284562A (zh) * 2021-11-30 2022-04-05 蜂巢能源科技(马鞍山)有限公司 锂离子电池开口化成的方法及锂离子电池

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8729868B2 (en) 2007-07-27 2014-05-20 Lenovo (Singapore) Pte. Ltd. Method and apparatus for charging batteries
JP2009296719A (ja) * 2008-06-03 2009-12-17 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 直流バックアップ電源システムおよびその充電方法
EP2362481A3 (en) * 2010-02-25 2011-10-05 Sanyo Electric Co., Ltd. Power storage system
CN106785135A (zh) * 2016-12-20 2017-05-31 北京小米移动软件有限公司 多路充电方法、装置和设备
US11539229B2 (en) * 2018-05-31 2022-12-27 Guangdong Oppo Mobile Telecommunications Corp., Ltd. Multi-stage constant current charging method and charging apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003274570A (ja) 2003-09-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007097397A (ja) 定電流定電圧充電方法および定電流定電圧充電装置
US7928687B2 (en) Charging circuit, method of controlling operation of charging circuit, and power supply unit
JP4400536B2 (ja) 組電池の容量調整装置および容量調整方法
TWI489730B (zh) 電池充電方法
TWI374596B (en) Battery charger and charging method
JP5512250B2 (ja) パック電池
JP4805863B2 (ja) 充電装置
JP5506498B2 (ja) 二次電池の充電装置および充電方法
JP5119307B2 (ja) バッテリーパックの充電制御方法
JP2010124640A5 (ja)
WO2007123050A1 (ja) 充電回路およびその充電方法
JP5971397B2 (ja) 電池パック
JP2010521948A (ja) 適応充電装置及び方法
JP2009050085A (ja) 二次電池パック
JPH09103033A (ja) 充電装置および方法
JP2006304548A (ja) 充電制御装置
JP2009225632A (ja) 充電制御回路、電池パック、及び充電システム
JP4179204B2 (ja) 充電装置及び充電方法
JP2007259632A (ja) 充電回路及び充電制御方法
JP4174530B2 (ja) 充電回路を有する電子機器装置
CN100375368C (zh) 交流适配器
JP2008304373A (ja) 充電装置及びその制御方法
KR20220021277A (ko) 배터리 관리 시스템, 배터리 관리 방법, 배터리 팩 및 전기 차량
JP2001051030A (ja) 充電電池あるいは充電電池パック
JP2006353037A (ja) 充電方法及び充電装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080603

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080801

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090127

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090327

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20090401

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20090605