JP2007097392A - Dc−dcコンバータの制御装置 - Google Patents

Dc−dcコンバータの制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007097392A
JP2007097392A JP2006240494A JP2006240494A JP2007097392A JP 2007097392 A JP2007097392 A JP 2007097392A JP 2006240494 A JP2006240494 A JP 2006240494A JP 2006240494 A JP2006240494 A JP 2006240494A JP 2007097392 A JP2007097392 A JP 2007097392A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
converter
output voltage
value
reactor
result
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006240494A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4858020B2 (ja
Inventor
Takeshi Ito
健 伊藤
Hiroshi Yokomizo
浩 横溝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2006240494A priority Critical patent/JP4858020B2/ja
Publication of JP2007097392A publication Critical patent/JP2007097392A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4858020B2 publication Critical patent/JP4858020B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Dc-Dc Converters (AREA)

Abstract

【課題】DC−DCコンバータの出力電圧の安定性を向上させる。
【解決手段】リアクトル電流指令値を、微分演算子sおよびローパスフィルタH(s)から構成されるs×H(s)なる伝達特性を有するハイパスフィルタに入力して得られる結果に対して、リアクトルのインダクタンス値を乗じて得られる値を、DC−DCコンバータの入力電圧から減算し、減算して得られる結果をDC−DCコンバータの出力電圧で除算して、除算結果をDC−DCコンバータ内に設けられているスイッチング素子のオン/オフを制御するデューティー指令値とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、DC−DCコンバータの制御装置に関する。
従来、DC−DCコンバータの制御装置において、出力電圧指令値と、出力電圧の検出値との偏差を求め、求めた偏差に対してPI制御を施すことにより、DC−DCコンバータの出力電圧値を電圧指令値に一致させる技術が知られている(非特許文献1参照)。
電流可逆チョッパ付きPWMインバータの直流電圧制御特性の改善 平成13年電気学会全国大会
しかしながら、従来の技術では、DC−DCコンバータ内に設けられているリアクトルのインダクタンス値の変動等の影響を受けないようにPI制御の制御定数を設定するので、DC−DCコンバータの出力電圧の安定性が低下するという問題がある。
(1)本発明によるDC−DCコンバータの制御装置は、DC−DCコンバータの入力電圧を検出する入力電圧検出手段と、DC−DCコンバータの出力電圧を検出する出力電圧検出手段と、微分演算子sおよびローパスフィルタH(s)から構成されるs×H(s)なる伝達特性を有するハイパスフィルタと、リアクトル電流指令値をハイパスフィルタに入力して得られる結果に対して、リアクトルのインダクタンス値を乗ずる乗算手段と、入力電圧検出手段によって検出された入力電圧から、乗算手段による乗算結果を減算する減算手段と、減算手段による減算結果を出力電圧検出手段によって検出された出力電圧で除算し、除算結果をスイッチング素子のオン/オフを制御するデューティー指令値とする除算手段とを備えることを特徴とする。
(2)本発明によるDC−DCコンバータの制御装置は、DC−DCコンバータの入力電圧を検出する入力電圧検出手段と、DC−DCコンバータの出力電圧を検出する出力電圧検出手段と、DC−DCコンバータの出力電圧指令値から、出力電圧検出手段によって検出された出力電圧を減算する第1の減算手段と、ローパスフィルタH(s)と、第1の減算手段による減算結果に対して、所定の比例係数を乗ずる第1の乗算手段と、第1の減算手段による減算結果に対して、所定の積分係数を乗ずる第2の乗算手段と、微分演算子sおよびローパスフィルタH(s)から構成されるs×H(s)なる伝達特性を有するハイパスフィルタと、第1の乗算手段による乗算結果をハイパスフィルタに入力して得られる結果と、第2の乗算手段による乗算結果をローパスフィルタに入力して得られる結果とを加算する加算手段と、加算手段による加算結果に対して、リアクトルのインダクタンス値を乗ずる第3の乗算手段と、入力電圧検出手段によって検出された入力電圧から、第3の乗算手段による乗算結果を減算する第2の減算手段と、第2の減算手段による減算結果を出力電圧検出手段によって検出された出力電圧で除算し、除算結果をスイッチング素子のオン/オフを制御するデューティー指令値とする除算手段とを備えることを特徴とする。
(3)本発明によるDC−DCコンバータの制御装置は、DC−DCコンバータの入力電圧を検出する入力電圧検出手段と、DC−DCコンバータの出力電圧を検出する出力電圧検出手段と、DC−DCコンバータの出力電圧指令値から、出力電圧検出手段によって検出された出力電圧を減算する第1の減算手段と、ローパスフィルタH(s)と、第1の減算手段による減算結果に対して、所定の比例係数を乗ずる第1の乗算手段と、第1の減算手段による減算結果に対して、所定の積分係数を乗ずる第2の乗算手段と、微分演算子sおよびローパスフィルタH(s)から構成されるs×H(s)なる伝達特性を有するハイパスフィルタと、第1の乗算手段による乗算結果をハイパスフィルタに入力して得られる結果と、第2の乗算手段による乗算結果とを加算する加算手段と、加算手段による加算結果に対して、リアクトルのインダクタンス値を乗ずる第3の乗算手段と、入力電圧検出手段によって検出された入力電圧から、第3の乗算手段による乗算結果を減算する第2の減算手段と、第2の減算手段による減算結果を出力電圧検出手段によって検出された出力電圧で除算し、除算結果をスイッチング素子のオン/オフを制御するデューティー指令値とする除算手段とを備えることを特徴とする。
本発明によるDC−DCコンバータの制御装置によれば、DC−DCコンバータの出力電圧の安定性を向上させることができる。
−第1の実施の形態−
図1は、第1の実施の形態におけるDC−DCコンバータの制御装置によって制御される昇圧コンバータ(DC−DCコンバータ)を含むシステム構成を示す図である。二次電池1の直流電圧Viは、昇圧コンバータ2によって電圧Vo(Vo>Vi)に昇圧されて、負荷3に供給される。負荷3は、例えば、インバータおよび交流モータである。
昇圧コンバータ2の出力側には、昇圧コンバータ2の出力電圧を平滑化するためのコンデンサC1が設けられている。電圧センサ5は、昇圧コンバータ2の出力電圧Voを検出する。電圧センサ6は、昇圧コンバータ2の入力電圧Viを検出する。電流センサ7は、リアクトルL1に流れる電流を検出する。
昇圧コンバータ2は、リアクトルL1と、NPNトランジスタTr1、Tr2と、ダイオードD1,D2と、NOTゲート4とを備えている。リアクトルL1は、一端が二次電池1の電源ライン20に接続され、他端は、トランジスタTr1とTr2との接続点に接続されている。
NPNトランジスタTr1のコレクタ端子は、電源ライン22に接続され、エミッタ端子は、トランジスタTr2のコレクタ端子と接続されている。また、トランジスタTr2のエミッタ端子は、アースライン21に接続されている。トランジスタTr1,Tr2には、エミッタ端子側からコレクタ端子側に電流が流れるように、ダイオードD1,D2がそれぞれ並列に接続されている。トランジスタTr1およびTr2のオン/オフは、それぞれ、後述するコンバータ制御装置10によって制御される。
コンバータ制御装置10は、例えば、マイクロコンピュータによって構成することができ、PWM制御によって、トランジスタTr1,Tr2のオン/オフを制御することにより、二次電池1の直流電圧Viを負荷3に供給するための所望の電圧に昇圧させる。Lower側のトランジスタTr2がオンするPWMデューティー比をDとすると、D=0の場合、すなわち、Upper側のトランジスタTr1がオンし続ける場合には、昇圧コンバータ2の出力電圧Voは、二次電池1の電圧Viとほぼ等しくなる。デューティー比Dを大きくしていくと出力電圧Voは増大し、D=50%の時に、出力電圧Voは二次電池1の電圧Viのほぼ2倍となる。
ここで、PWM制御のスイッチング周波数を十分大きく設定すると、次式(1)および(2)の状態方程式が成立する。
(1)
(2)
ただし、Viは、昇圧コンバータ2の入力電圧、Voは、昇圧コンバータ2の出力電圧、iはリアクトルL1に流れる電流、Dは、上述したPWMデューティー比、iは負荷3に流れる電流、Lは、リアクトルL1のインダクタンス、Cは、コンデンサC1の容量である。
上式(1)において、微分演算子(ラプラス演算子)をsとおくと、次式(3)が得られる。
(3)
式(3)の右辺第2項は、定数として扱うことのできるインダクタンスLと、入力電圧Viとが含まれているため、実質的に変動しない値として扱うことができるが、右辺第1項には、変数である出力電圧Voと、PWMデューティー比Dとの積が含まれており、非線形性の強い制御対象であることが分かる。
図2は、第1の実施の形態におけるコンバータ制御装置10の内部構成を示すブロック図である。コンバータ制御装置10は、マイクロコンピュータのソフトウェア形態により構成される電圧制御部11、および、電流制御部12を備えている。電圧制御部11は、昇圧コンバータ2の出力電圧Voを電圧指令値Vo*に一致させるためのリアクトル電流指令値i *を求めて電流制御部12に出力し、電流制御部12は、リアクトル電流iをリアクトル電流指令値i *に一致させる制御を行い、トランジスタTr2をオンさせるPWMデューティー比Dを決定して、トランジスタTr1およびTr2のオン/オフを制御する。
第1の実施の形態におけるコンバータ制御装置10は、電流制御部12の構成に特徴がある。電流制御部12は、s×H(s)なる伝達特性を有するハイパスフィルタを備えた制御ブロック21と、リアクトルL1のインダクタンス値を乗ずる制御ブロック(乗算器)22と、減算器23と、除算器24とを備える。
減算器23は、DC−DCコンバータ2への入力電圧Viから、制御ブロック22の出力結果である(L・s・H(s)・i *)を減算する。減算器23の減算結果は、除算器24において、昇圧コンバータ2の出力電圧Voで除算され、除算結果がPWMデューティー比Dとして出力される。すなわち、電流制御部12の出力であるPWMデューティー比Dと、電流制御部12の入力値であるリアクトル電流指令値i *との関係は、次式(4)で表される。
(4)
式(4)を式(3)に代入すると、次式(5)が得られる。
=H(s)×i * (5)
ここで、伝達特性H(s)が1次遅れのローパスフィルタの特性を示すように、次式(6)のように設定する。式(6)において、τhは時定数であり、sはラプラス演算子を示す。
H(s)=1/(1+τh・s) (6)
式(6)において、時定数τhの値を十分小さい値に設定すると、H(s)は1に近づくので、式(5)より、リアクトル電流iをリアクトル電流指令値i *に対して、実質的な遅れなく追従させることができる。
図3(a)〜図3(d)は、無負荷状態で、昇圧コンバータ2への入力電圧を260V、昇圧後の出力電圧を400Vに制御している状態で、20KWの負荷を与えた場合の各状態の変化を示す図である。図3(a)は、リアクトル電流の変化、図3(b)は、昇圧コンバータ2の出力電圧の変化、図3(c)は、負荷電流の変化、図3(d)は、デューティー比の変化を示す図である。図3(a)〜図3(d)では、PI制御によって、リアクトル電流iをリアクトル電流指令値i *に一致させる従来の制御方法による制御結果を点線で、第1の実施の形態におけるDC−DCコンバータの制御装置による制御結果を実線でそれぞれ示している。なお、昇圧コンバータ2の出力電圧Voを電圧指令値Vo*に一致させる電圧制御系には、PI制御方式を用いるものとする。
図3(a)〜図3(d)に示すように、リアクトル電流、昇圧コンバータ2の出力電圧、負荷電流、および、デューティ比の変動の大きさ、および、応答性能は、従来の制御方法および第1の実施の形態におけるDC−DCコンバータの制御装置による制御方法において、ほぼ同等である。しかし、制御系の安定性を示すゲインマージン(利得余裕)の大きさは、従来の制御方法が9.5dBであるのに対して、第1の実施の形態におけるDC−DCコンバータの制御装置による制御方法では、13.3dBである。すなわち、第1の実施の形態におけるDC−DCコンバータの制御装置によれば、制御系の安定性を大幅に向上することができる。
図4(a)〜図4(d)は、リアクトルL1のインダクタンスが2.8分の1に変動した場合の各状態を示す図であり、図4(a)は、リアクトル電流の変化、図4(b)は、昇圧コンバータ2の出力電圧の変化、図4(c)は、負荷電流の変化、図4(d)は、デューティー比の変化を示す図である。ここでも、PI制御によって、リアクトル電流iをリアクトル電流指令値i *に一致させる従来の制御方法による制御結果を点線で、第1の実施の形態におけるDC−DCコンバータの制御装置による制御結果を実線でそれぞれ示している。
図4(a)に示すように、第1の実施の形態における制御方法では、リアクトル電流が一定値に収束しているの対して、従来の制御方法では、一定値に収束せずに振動している。また、図4(b)および図4(c)にそれぞれ示すように、第1の実施の形態における制御方法に対して、従来の制御方法では、昇圧コンバータ2の出力電圧の変動、および、負荷電流の変動が大きい。さらに、図4(d)に示すように、第1の実施の形態における制御方法では、電流制御部12の出力となるデューティ比が一定値に収束しているのに対して、従来の制御方法では、一定値に収束せずに振動している。
また、ゲインマージンの大きさは、従来の制御方法が0.1dBより小さい値となるのに対して、第1の実施の形態におけるDC−DCコンバータの制御装置による制御方法では、7.1dBである。すなわち、第1の実施の形態におけるDC−DCコンバータの制御装置では、パラメータ変動に対するロバスト性が大幅に向上する。
−第2の実施の形態−
図5は、PI制御によって、昇圧コンバータ2の出力電圧Voを電圧指令値Vo*に一致させる制御を行う電圧制御部11と、図1に示す電流制御部12とを備えたコンバータ制御装置10の構成を示す図である。電圧制御部11は、昇圧コンバータ2の出力電圧指令値Vo*と出力電圧Voとの差を演算する減算器31と、比例係数Kpvを乗ずる制御ブロック32と、積分器33と、積分係数Kivを乗ずる制御ブロック34と、加算器35とを備えている。
図6は、第2の実施の形態におけるコンバータ制御装置10aの構成を示す図であり、図5に示すコンバータ制御装置10の構成と等価な構成となっている。すなわち、図5に示す制御ブロック21を、電圧制御部11が備える加算器35の前(入力側)に移動させている。この場合、積分器33の伝達関数の分母に含まれるsと、制御ブロック21の伝達関数の分子に含まれるsとを極零相殺して、伝達関数H(s)を有する制御ブロック41に置き換えることができる。
第2の実施の形態におけるDC−DCコンバータの制御装置によれば、電流制御部の前段に設けられる電圧制御部に含まれる積分要素と、電流制御部に含まれる微分要素とが相殺されるようなフィルタを設けるので、電圧制御部に含まれる積分要素と、電流制御部に含まれる微分要素とが直列に接続されることによって発生する演算ドリフトを回避することができる。
−第3の実施の形態−
図7は、第3の実施の形態におけるコンバータ制御装置10bの構成を示す図であり、図6に示すコンバータ制御装置10aの構成と等価な構成となっている。図6に示すコンバータ制御装置10aの制御ブロック41の伝達関数H(s)は、上式(6)で表されるが、時定数τhの値を十分小さい値に設定すると、H(s)は1に近づく。すなわち、図7に示すコンバータ制御装置10bは、図6に示すコンバータ制御装置10aから、制御ブロック41を取り除いた構成となっている。
第3の実施の形態におけるDC−DCコンバータの制御装置によれば、第1および第2の実施の形態におけるDC−DCコンバータの制御装置と同等の性能を確保しつつ、演算負荷を低減させることができる。
−第4の実施の形態−
図8は、第4の実施の形態におけるコンバータ制御装置10cの構成を示す図である。第3の実施の形態におけるDC−DCコンバータの制御装置では、電圧センサ5によって検出される昇圧コンバータ2の出力電圧Voが除算器24に入力されていたが、第4の実施の形態におけるコンバータ制御装置10cでは、昇圧コンバータ2の出力電圧指令値Vo*が除算器24cに入力される。この構成によれば、演算パラメータとして、電圧センサ5による電圧検出値Voの代わりに、電圧指令値Vo*を用いるので、電圧検出値に含まれるノイズ等の影響を排除することができる。
−第5の実施の形態−
上述した第1〜第4の実施の形態では、NPNトランジスタTr1およびTr2のオン/オフを制御する際のデッドタイムを考慮していなかった。しかし、実際の昇圧コンバータでは、スイッチングの切替時にNPNトランジスタTr1およびTr2が同時にオンするのを防ぐために、両トランジスタを共にオフにするデッドタイムを設けている。リアクトル電流のフィードフォワード制御を行う第1〜第4の実施の形態におけるDC−DCコンバータの制御装置において、デッドタイムを設けた場合、昇圧コンバータの出力電圧指令値Vo*に対して、実際の出力電圧Voがオフセットしてしまうという問題が生じる。第5の実施の形態におけるDC−DCコンバータの制御装置では、電流制御部12の出力であるPWMデューティー比Dを補正することにより、デッドタイムに起因して生じる出力電圧オフセットを防ぐ。
図9は、第5の実施の形態におけるコンバータ制御装置の構成を示す図である。コンバータ制御装置10dは、電圧制御部11と、電流制御部12と、制御出力補正制御部13と、減算器14とを備える。制御出力補正制御部13は、目標電流推定部50と、減算器51と、偏差補正制御部52とを備える。
目標電流推定部50は、電圧制御部11から出力されるリアクトル電流指令値i *に基づいて、リアクトル電流推定値i^を演算する。リアクトル電流推定値i^は、次式(7)で表される。
^=H(s)×i * (7)
すなわち、目標電流推定部50は、上式(6)で表されるローパスフィルタH(s)を備えている。
減算器51は、目標電流推定部50で求めたリアクトル電流推定値i^から、電流センサ7によって検出されるリアクトル電流iを減じる演算を行い、減算結果を偏差補正制御部52に出力する。偏差補正制御部52は、減算器51から出力される減算結果(i^−i)に対して、例えば、所定の比例定数を乗じて出力する比例制御を行う。偏差補正制御部52で演算される値は、電流制御部12で演算されるPWMデューティー比Dを補正するための補正値となる。
減算器14は、電流制御部12から出力されるPWMデューティー比Dから、偏差補正制御部52で演算される補正値を減算することにより、NPNトランジスタTr1およびTr2のオン/オフを制御するための最終的なPWMデューティー比Dを求める。
図10(a)は、制御出力補正制御部13を設けていないコンバータ制御装置、すなわち、第1の実施の形態におけるコンバータ制御装置において、デッドタイムを設けた場合の出力電圧の変化と、デッドタイムを設けない場合の出力電圧の変化とを示す図である。ここでは、昇圧コンバータ2への入力電圧を260V、昇圧後の出力電圧を400Vに制御している状態で、時間0.005秒の時点で20KW(負荷抵抗=7.8Ω)の負荷を与えている。また、リアクトルL1のインダクタンスを300μH、PWMパルスのデッドタイムを5μsとしている。
図10(a)では、デッドタイムを設けた場合の制御結果を細い線で示すとともに、デッドタイムを設けない場合の制御結果を太い線で示している。図10(a)に示すように、デッドタイムを設けた場合には、昇圧コンバータ2の出力電圧は大きく低下し、指令値(400V)より低い電圧で落ち着いてしまっている。
図10(b)は、デッドタイムを設けた制御システムにおいて、第1の実施の形態におけるコンバータ制御装置による制御結果と、第5の実施の形態におけるコンバータ制御装置による制御結果とを示す図である。図10(b)では、制御出力補正制御部13を設けた第5の実施の形態におけるコンバータ制御装置による制御結果を太い線で示すとともに、制御出力補正制御部13を設けていない第1の実施の形態におけるコンバータ制御装置による制御結果を細い線で示している。
図10(b)に示すように、制御出力補正制御部13を設けることによって、デッドタイムを設けた場合でも、昇圧コンバータ2の出力電圧を指令値に一致させることができる。この場合の出力電圧の応答性は、デッドタイムを設けない場合の応答性に比べると若干低下しているが、ゲインマージンを若干低下させることにより、デッドタイムを設けない場合の応答性と同等の応答性を得ることができる。
第5の実施の形態におけるDC−DCコンバータの制御装置によれば、リアクトル電流指令値i *に基づいて、リアクトル電流推定値i^を演算し、リアクトル電流推定値i^からリアクトル電流検出値iを減算した値に基づいて、PWMデューティ比を補正するので、PWMパルスのデッドタイムやリアクトル等の抵抗成分の影響で出力電圧にオフセットが生じるのを防ぐことができる。
−第6の実施の形態−
第5の実施の形態におけるコンバータ制御装置は、第1の実施の形態におけるコンバータ制御装置に対して、制御出力補正制御部13を設けた。第6の実施の形態におけるコンバータ制御装置は、第2の実施の形態におけるコンバータ制御装置に対して、制御出力補正制御部13aを設けたものである。
図11は、第6の実施の形態におけるコンバータ制御装置の構成を示す図である。第6の実施の形態におけるコンバータ制御装置は、電圧制御・電流制御部10aと、制御出力補正制御部13aと、減算器14とを備える。制御出力補正制御部13aは、ローパスフィルタH(s)を有する制御ブロック61と、積分器62と、ローパスフィルタH(s)を有する制御ブロック63と、加算器64と、減算器51と、偏差補正制御部52とを備える。
図6に示す第2の実施の形態におけるコンバータ制御装置10aでは、電圧制御部と電流制御部とをまとめて1つの構成としているので、第5の実施の形態で説明したような制御方法、すなわち、電圧制御部11から出力されるリアクトル電流指令値i *を制御出力補正制御部13に入力する処理を行うことができない。
ここで、図5を参照すると、電圧制御部11から出力されるリアクトル電流指令値i *は、次式(8)で表すことができる。
*=Kpv(Vo*−Vo)+Kiv(Vo*−Vo)/s (8)
式(8)において、a=Kpv(Vo*−Vo)、b=Kiv(Vo*−Vo)とおくと、次式(9)が得られる。
*=a+・b/s (9)
なお、置き換えたaおよびbは、それぞれ制御ブロック32および34の出力と等しい。
式(9)を式(7)に代入すると、リアクトル電流推定値i^は、次式(10)で表される。
^=a×H(s)+H(s)×b/s (10)
図11から明らかなように、加算器64の出力は、式(10)の右辺と等しいため、加算器64からは、リアクトル電流推定値i^が出力される。減算器51は、リアクトル電流推定値i^から、電流センサ7によって検出されるリアクトル電流iを減じる演算を行い、減算結果を偏差補正制御部52に出力する。偏差補正制御部52は、減算器51から出力される減算結果(i^−i)に対して、例えば、所定の比例定数を乗じて出力する比例制御を行う。減算器14は、電圧制御・電流制御部10aから出力されるPWMデューティー比Dから、偏差補正制御部52で演算される補正値を減算することにより、NPNトランジスタTr1およびTr2のオン/オフを制御するための最終的なPWMデューティー比Dを求める。
第6の実施の形態におけるコンバータ制御装置によれば、第5の実施の形態におけるコンバータ制御装置と同様に、PWMパルスのデッドタイムやリアクトル等の抵抗成分の影響で出力電圧にオフセットが生じるのを防ぐことができる。
−第7の実施の形態−
図12は、第7の実施の形態におけるコンバータ制御装置の構成を示す図である。第7の実施の形態におけるコンバータ制御装置は、第3の実施の形態におけるコンバータ制御装置に対して、制御出力補正制御部13bを設けている。
図7に示す第3の実施の形態におけるコンバータ制御装置では、ローパスフィルタH(s)の時定数τhを十分小さい値とすることにより、H(s)を1と近似することができるので、積分項におけるローパスフィルタH(s)を省略した構成とした。同様に、第7の実施の形態におけるコンバータ制御装置でも、制御出力補正制御部13bにおいて、積分項におけるローパスフィルタH(s)を省略する構成とした。これにより、第5および第6の実施の形態におけるコンバータ制御装置と同様の効果を得ることができるとともに、演算負荷を低減させることができる。
−第8の実施の形態−
図13は、第8の実施の形態におけるコンバータ制御装置の構成を示す図である。第8の実施の形態におけるコンバータ制御装置では、図12に示すコンバータ制御装置の制御出力補正制御部13bから、ローパスフィルタH(s)を備えた制御ブロック61をさらに削除している。すなわち、第7の実施の形態におけるコンバータ制御装置と同様に、上式(6)で表されるローパスフィルタH(s)の時定数τhを十分小さくすると、H(s)は1に近づくため、省略することができる。第8の実施の形態におけるDC−DCコンバータの制御装置によれば、第5〜第7の実施の形態におけるコンバータ制御装置と同様の効果を得ることができるとともに、演算負荷をさらに低減させることができる。
−第9の実施の形態−
図14は、第9の実施の形態におけるコンバータ制御装置の構成を示す図である。第9の実施の形態におけるDC−DCコンバータの制御装置が備える制御出力補正制御部13dは、第8の実施の形態における制御出力補正制御部13cの構成に対して、サンプルホールド回路70を備える。
マイクロコンピュータ等を用いたデジタル演算では、コンバータ制御装置で演算されるデューティ比Dは、次の処理タイミングで出力される。従って、制御出力補正制御部13dにおいて、リアクトル電流推定値i^から、リアクトル電流iを減じる処理を行う際に、リアクトル電流推定値i^を減算器51に入力するタイミングを1処理タイミングだけ遅らせる必要がある。
サンプルホールド回路70は、加算器64から出力されるリアクトル電流推定値i^を1処理タイミング(1サンプリングタイム)遅らせてから、減算器51に入力する。従って、減算器51は、前回の処理タイミングで求められたリアクトル電流推定値i^から、今回の処理タイミングで検出されたリアクトル電流i^を減算し、減算結果を偏差補正制御部52に出力する。これにより、制御の線形性を高めて、制御出力補正制御部13dで演算する補正値をさらに正確に求めることができる。
第9の実施の形態におけるDC−DCコンバータの制御装置によれば、リアクトル電流推定値i^を所定タイミング遅らせてから、減算器51に入力するので、制御出力補正制御部13dで演算する補正値をさらに正確に求めることができる。
−第10の実施の形態−
上述した第5〜第9の実施の形態では、NPNトランジスタTr1およびTr2のスイッチングのために設けるデッドタイムに起因して生じる出力電圧オフセットを防ぐために、制御出力補正制御部13〜13dを設けた。しかし、制御出力補正制御部13〜13dには、電流センサで検出されるリアクトル電流値が入力される構成となっていたため、フィードフォワード制御の特徴の1つである電流センサレスという効果が損なわれるという問題があった。第10の実施の形態におけるDC−DCコンバータの制御装置では、電流センサを用いずに、上述した出力電圧オフセットを防ぐ構成を実現する。
図15は、第10の実施の形態におけるコンバータ制御装置の構成を示す図である。第10の実施の形態におけるコンバータ制御装置は、電圧制御・電流制御部10bと、制御出力補正制御部80と、減算器14とを備える。電圧制御・電流制御部10bの構成は、図7に示す電圧制御・電流制御部10bの構成と同一である。制御出力補正制御部80は、比例係数KPv2を乗ずる制御ブロック81と、積分係数KIv2を乗ずる制御ブロック82と、積分器83と、加算器84とを備える。
制御ブロック81および82には、それぞれ、昇圧コンバータ2の出力電圧指令値Vo*と、昇圧コンバータ2の出力電圧Voとの偏差(Vo*−Vo)が入力される。加算器84は、制御ブロック81の出力{KPv2×(Vo*−Vo)}と、積分器83の出力{KIv2×(Vo*−Vo)/s}とを加算する。加算器84の加算結果は、電圧制御・電流制御部10bから出力されるPWMデューティー指令値Dを補正するための補正値となる。
減算器14は、電圧制御・電流制御部10bから出力されるPWMデューティー指令値Dから、制御出力補正制御部80から出力される補正値を減算することにより、NPNトランジスタTr1およびTr2のオン/オフを制御するための最終的なPWMデューティー指令値Dを求める。
ここで、制御出力補正制御部80の内部で行われる制御は、電圧PI制御であるが、出力電圧オフセットを補正するための制御を行うだけであるので、設定する制御定数自体は非常に小さく、フィードフォワード制御にはほとんど影響を与えることはない。
図16(a)は、PWMデューティー比Dにデッドタイムを設け、昇圧後の出力電圧を400Vに制御している状態で、時間0.005秒の時点で負荷を与えた時の出力電圧の変化を示す図である。図16(a)に示す細い線は、第3の実施の形態におけるコンバータ制御装置による制御結果を示しており、太い線は、第10の実施の形態におけるコンバータ制御装置による制御結果を示している。制御出力補正制御部80を設けない第3の実施の形態におけるコンバータ制御装置では、昇圧コンバータ2の出力電圧は大きく低下し、指令値(400V)より低い電圧で落ち着いてしまっている。これに対して、第10の実施の形態におけるコンバータ制御装置では、昇圧コンバータ2の出力電圧を指令値に一致させることができる。
図16(b)は、第7の実施の形態におけるコンバータ制御装置の制御結果と、第10の実施の形態におけるコンバータ制御装置の制御結果とを示す図である。第7の実施の形態におけるコンバータ制御装置(図12参照)と、第10の実施の形態におけるコンバータ制御装置とは、電圧制御・電流制御部10bの構成は同じであり、制御出力補正制御部の構成が異なる。図16(b)に示すように、昇圧コンバータ2の出力電圧の波形はほぼ一致している。すなわち、電流センサを用いない第10の実施の形態におけるコンバータ制御装置でも、電流センサを用いる第7の実施の形態におけるコンバータ制御装置と同等の制御効果を実現することができる。
第10の実施の形態におけるDC−DCコンバータの制御装置によれば、昇圧コンバータ2の出力電圧指令値Vo*から、出力電圧Voを減算した値に基づいて、PWMデューティ比を補正するので、電流センサを用いずに、PWMパルスのデッドタイムやリアクトル等の抵抗成分の影響で出力電圧にオフセットが生じるのを防ぐことができる。
−第11の実施の形態−
図17は、第11の実施の形態におけるコンバータ制御装置の構成を示す図である。第10の実施の形態におけるコンバータ制御装置では、電圧制御・電流制御部10bから出力されるPWMデューティー指令値Dから、制御出力補正制御部80から出力される補正値を減算することにより、最終的なPWMデューティー指令値Dを求めた。第11の実施の形態におけるコンバータ制御装置では、制御出力補正制御部80aから出力される補正値を、電圧制御・電流制御部10cの内部で減算する処理を行った後、最終的なPWMデューティー指令値Dを出力する。
制御出力補正制御部80aは、制御ブロック81aの比例係数がKPv3になっていること、および、制御ブロック82の積分係数がKIv3になっていることを除けば、第10の実施の形態における制御出力補正制御部80の構成と同じである。制御出力補正制御部80aは、昇圧コンバータ2の出力電圧指令値Vo*と、昇圧コンバータ2の出力電圧Voとの偏差をゼロにするための補正値を、後述する電圧制御・電流制御部10cの減算器25に出力する。
電圧制御・電流制御部10cは、第7の実施の形態におけるコンバータ制御装置の電圧制御・電流制御部10b(図7参照)の構成に対して、減算器25をさらに備える。減算器25は、減算器23の減算結果から、制御出力補正制御部80aから出力される補正値を減算した結果を、除算器24に出力する。除算器24は減算器25の減算結果を、昇圧コンバータ2の出力電圧Voで除算する。除算器24の除算結果は、PWMデューティー指令値Dとして出力される。
第11の実施の形態におけるDC−DCコンバータの制御装置も、第10の実施の形態におけるDC−DCコンバータの制御装置と同様に、昇圧コンバータ2の出力電圧指令値Vo*と、出力電圧Voとの偏差をゼロにするための補正値を用いて、PWMデューティ比を算出するので、電流センサを用いずに、PWMパルスのデッドタイムやリアクトル等の抵抗成分の影響で出力電圧にオフセットが生じるのを防ぐことができる。
本発明は、上述した各実施の形態に限定されることはない。例えば、DC−DCコンバータの一例として、昇圧コンバータを例に挙げて説明したが、降圧コンバータに適用することもできるし、昇圧および降圧を行うことができるコンバータに適用することもできる。なお、降圧コンバータに適用する場合には、図11から図15に示す減算器14および図17に示す減算器25を加算器に置き換えればよい。
第4の実施の形態におけるDC−DCコンバータの制御装置は、第3の実施の形態におけるDC−DCコンバータの制御装置において、昇圧コンバータ2の出力電圧Voの代わりに、出力電圧指令値Vo*を除算器24に入力するようにしたが、第1または第2の実施の形態におけるDC−DCコンバータの制御装置において、昇圧コンバータ2の出力電圧Voの代わりに、出力電圧指令値Vo*を除算器24に入力するようにしてもよい。また、第5〜第11の実施の形態におけるDC−DCコンバータの制御装置において、昇圧コンバータ2の出力電圧Voの代わりに、出力電圧指令値Vo*を除算器24に入力するようにしてもよい。
第9の実施の形態におけるDC−DCコンバータの制御装置では、第8の実施の形態におけるDC−DCコンバータの制御装置が備える制御出力補正制御部13cの構成に対して、サンプルホールド回路70を追加するようにしたが、第5〜第7の実施の形態における制御出力補正制御部の構成に対して、サンプルホールド回路を追加するようにしてもよい。
第9の実施の形態におけるDC−DCコンバータの制御装置において、サンプルホールド回路70は、リアクトル電流推定値i^を1処理タイミング(1サンプリングタイム)だけ遅らせてから、減算器51に入力するようにしたが、所定タイミング遅らせてから入力するようにしてもよい。
第10の実施の形態におけるDC−DCコンバータの制御装置では、図12に示す第7の実施の形態におけるDC−DCコンバータの制御装置の制御出力補正制御部13bを制御出力補正制御部80に置き換えることにより、電流センサレスの構成を実現したが、図11に示す第6の実施の形態における制御出力補正制御部13a、図13に示す第8の実施の形態における制御出力補正制御部13cを、制御出力補正制御部80に置き換えることもできる。
第11の実施の形態におけるDC−DCコンバータの制御装置では、図15に示す第10の実施の形態における制御出力補正制御部80によって演算される補正値を、電圧制御・電流制御部10bの外部に配置された減算器14ではなく、内部に配置された減算器25に入力するようにした。図11に示す第6の実施の形態における制御出力補正制御部13a、図13に示す第8の実施の形態における制御出力補正制御部13cを、制御出力補正制御部80に置き換えた構成においても、同様の構成とすることができる。
また、図9、図11〜図14に示すDC−DCコンバータの制御装置においても、制御出力補正制御部によって演算される補正値を、電圧制御・電流制御部の内部に設けた減算器に入力するようにしてもよい。図18は、図11に示す第6の実施の形態におけるDC−DCコンバータの制御装置において、制御出力補正制御部13eによって演算される補正値を、電圧制御・電流制御部10dの内部に設けた減算器25に入力する構成を示す図である。この場合、偏差補正制御部52aの内部で行う比例制御の比例定数を、図18に示す回路構成に対応した値を用いる必要がある。
図15に示す制御出力補正制御部80の構成を、図19に示す構成とすることもできる。図19に示す制御出力補正制御部80bは、図15に示す制御出力補正制御部80が備えている制御ブロック81と加算器84とを取り除き、遮断した構成となっている。また、制御出力補正制御部80の構成を、PI制御ではなく、PID制御を行う構成とすることもできる。
特許請求の範囲の構成要素と第1〜第11の実施の形態の構成要素との対応関係は次の通りである。請求項1〜3との対応関係では、電圧センサ6が入力電圧検出手段を、電圧センサ5が出力電圧検出手段を、制御ブロック21がハイパスフィルタを、制御ブロック22が乗算手段を、減算器23が減算手段を、除算器24が除算手段を、目標電流推定部50がリアクトル電流推定手段を、電流センサ7がリアクトル電流検出手段を、減算器51および偏差補正制御部52が補正値演算手段を、減算器14がデューティー指令値補正手段をそれぞれ構成する。請求項6〜9との対応関係では、電圧センサ6が入力電圧検出手段を、電圧センサ5が出力電圧検出手段を、減算器31が第1の減算手段を、ローパスフィルタ41がローパスフィルタを、制御ブロック32が第1の乗算手段を、制御ブロック34が第2の乗算手段を、制御ブロック40がハイパスフィルタを、加算器35が加算手段を、制御ブロック22が第3の乗算手段を、減算器23が第2の減算手段を、除算器24が除算手段を、制御ブロック61,62,63,64がリアクトル電流推定手段を、減算器51および偏差補正制御部52が補正値演算手段を、減算器14がデューティー指令値補正手段をそれぞれ構成する。また、請求項12〜15との対応関係では、電圧センサ6が入力電圧検出手段を、電圧センサ5が出力電圧検出手段を、減算器31が第1の減算手段を、制御ブロック32が第1の乗算手段を、制御ブロック34が第2の乗算手段を、制御ブロック40がハイパスフィルタを、加算器35が加算手段を、制御ブロック22が第3の乗算手段を、減算器23が第2の減算手段を、除算器24が除算手段を、制御ブロック61,62,64がリアクトル電流推定手段を、減算器51および偏差補正制御部52が補正値演算手段を、減算器14がデューティー指令値補正手段をそれぞれ構成する。請求項16との対応関係では、制御ブロック62,64がリアクトル電流推定手段を、減算器51および偏差補正制御部52が補正値演算手段を、減算器14がデューティー指令値補正手段をそれぞれ構成する。また、請求項4〜5,10〜11,17〜18との対応関係では、制御出力補正制御部80が補正値演算手段を、減算器14がデューティー指令値補正手段をそれぞれ構成し、請求項19との対応関係では、サンプルホールド回路70が遅延手段を構成する。なお、以上の説明はあくまで一例であり、発明を解釈する上で、上記の実施形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係に何ら限定されるものではない。
第1の実施の形態におけるDC−DCコンバータの制御装置によって制御される昇圧コンバータを含むシステム構成を示す図 第1の実施の形態におけるコンバータ制御装置の内部構成を示すブロック図 図3(a)〜図3(d)は、無負荷状態で、昇圧コンバータへの入力電圧を260V、昇圧後の出力電圧を400Vに制御している状態で、20KWの負荷を与えた場合の各状態の変化を示す図 図4(a)〜図4(d)は、リアクトルのインダクタンスが2.8分の1に変動した場合の各状態を示す図 PI制御によって、昇圧コンバータの出力電圧Voを電圧指令値Vo*に一致させる制御を行う電圧制御部と、図1に示す電流制御部とを備えたコンバータ制御装置の構成を示す図 第2の実施の形態におけるコンバータ制御装置の構成を示す図 第3の実施の形態におけるコンバータ制御装置の構成を示す図 第4の実施の形態におけるコンバータ制御装置の構成を示す図 第5の実施の形態におけるコンバータ制御装置の構成を示す図 図10(a)は、制御出力補正制御部を設けていないコンバータ制御装置、すなわち、第1の実施の形態におけるコンバータ制御装置において、デッドタイムを設けた場合の出力電圧の変化と、デッドタイムを設けない場合の出力電圧の変化とを示す図、図10(b)は、デッドタイムを設けた制御システムにおいて、第1の実施の形態におけるコンバータ制御装置による制御結果と、第5の実施の形態におけるコンバータ制御装置による制御結果とを示す図 第6の実施の形態におけるコンバータ制御装置の構成を示す図 第7の実施の形態におけるコンバータ制御装置の構成を示す図 第8の実施の形態におけるコンバータ制御装置の構成を示す図 第9の実施の形態におけるコンバータ制御装置の構成を示す図 第10の実施の形態におけるコンバータ制御装置の構成を示す図 図16(a)および図16(b)は、第10の実施の形態におけるコンバータ制御装置による制御結果を説明するための図 第11の実施の形態におけるコンバータ制御装置の構成を示す図 図11に示す第6の実施の形態におけるDC−DCコンバータの制御装置において、制御出力補正制御部によって演算される補正値を、電圧制御・電流制御部の内部に設けた減算器に入力する構成を示す図 制御出力補正制御部の他の構成例を示す図
符号の説明
1…二次電池、2…昇圧コンバータ、3…負荷、4…NOTゲート、5…電圧センサ、6…電圧センサ、7…電流センサ、10〜10c…コンバータ制御装置、11…電圧制御部、12…電流制御部、13〜13e…制御出力補正制御部、14…減算器、21…ハイパスフィルタ、22…乗算器、23…減算器、24…除算器、25…減算器、31…減算器、32,34…乗算器、33…積分器、35…加算器、40…ハイパスフィルタ、41…ローパスフィルタ、50…目標電流推定部、51…減算器、52…偏差補正制御部、61…ハイパスフィルタ、62…積分器、63…ローパスフィルタ、64…加算器、70…サンプルホールド回路、80〜80b…制御出力補正制御部、81,82…乗算器、83…積分器、84…加算器

Claims (21)

  1. リアクトルおよびスイッチング素子を少なくとも備えたDC−DCコンバータの制御装置において、
    DC−DCコンバータの入力電圧を検出する入力電圧検出手段と、
    DC−DCコンバータの出力電圧を検出する出力電圧検出手段と、
    微分演算子sおよびローパスフィルタH(s)から構成されるs×H(s)なる伝達特性を有するハイパスフィルタと、
    リアクトル電流指令値を前記ハイパスフィルタに入力して得られる結果に対して、リアクトルのインダクタンス値を乗ずる乗算手段と、
    前記入力電圧検出手段によって検出された入力電圧から、前記乗算手段による乗算結果を減算する減算手段と、
    前記減算手段による減算結果を前記出力電圧検出手段によって検出された出力電圧で除算し、除算結果を前記スイッチング素子のオン/オフを制御するデューティー指令値とする除算手段とを備えることを特徴とするDC−DCコンバータの制御装置。
  2. 請求項1に記載のDC−DCコンバータの制御装置において、
    前記リアクトル電流指令値に基づいて、前記リアクトルに流れる電流値を推定するリアクトル電流推定手段と、
    前記リアクトルに流れる電流を検出するリアクトル電流検出手段と、
    前記リアクトル電流推定手段によって推定されたリアクトル電流推定値、および、前記リアクトル電流検出手段によって検出されたリアクトル電流の偏差に基づいて、前記デューティー指令値の補正値を求める補正値演算手段と、
    前記除算手段によって求められたデューティー指令値を、前記補正値演算手段によって求められた補正値に基づいて補正するデューティー指令値補正手段とをさらに備えることを特徴とするDC−DCコンバータの制御装置。
  3. 請求項1に記載のDC−DCコンバータの制御装置において、
    前記リアクトル電流指令値に基づいて、前記リアクトルに流れる電流値を推定するリアクトル電流推定手段と、
    前記リアクトルに流れる電流を検出するリアクトル電流検出手段と、
    前記リアクトル電流推定手段によって推定されたリアクトル電流推定値、および、前記リアクトル電流検出手段によって検出されたリアクトル電流の偏差をゼロにするための補正値を求める補正値演算手段とをさらに備え、
    前記除算手段は、前記減算手段による減算結果から、前記補正値演算手段によって求められる補正値を減算した値を、前記出力電圧検出手段によって検出された出力電圧で除算し、除算結果を前記デューティー指令値とすることを特徴とするDC−DCコンバータの制御装置。
  4. 請求項1に記載のDC−DCコンバータの制御装置において、
    DC−DCコンバータの出力電圧指令値、および、前記出力電圧検出手段によって検出されるDC−DCコンバータの出力電圧の偏差をゼロにするための補正値を求める補正値演算手段と、
    前記除算手段によって求められたデューティー指令値を、前記補正値演算手段によって求められた補正値に基づいて補正するデューティー指令値補正手段とをさらに備えることを特徴とするDC−DCコンバータの制御装置。
  5. 請求項1に記載のDC−DCコンバータの制御装置において、
    DC−DCコンバータの出力電圧指令値、および、前記出力電圧検出手段によって検出されるDC−DCコンバータの出力電圧の偏差をゼロにするための補正値を求める補正値演算手段をさらに備え、
    前記除算手段は、前記減算手段による減算結果から、前記補正値演算手段によって求められる補正値を減算した値を、前記出力電圧検出手段によって検出された出力電圧で除算し、除算結果を前記デューティー指令値とすることを特徴とするDC−DCコンバータの制御装置。
  6. リアクトルおよびスイッチング素子を少なくとも備えたDC−DCコンバータの制御装置において、
    DC−DCコンバータの入力電圧を検出する入力電圧検出手段と、
    DC−DCコンバータの出力電圧を検出する出力電圧検出手段と、
    DC−DCコンバータの出力電圧指令値から、前記出力電圧検出手段によって検出された出力電圧を減算する第1の減算手段と、
    ローパスフィルタH(s)と、
    前記第1の減算手段による減算結果に対して、所定の比例係数を乗ずる第1の乗算手段と、
    前記第1の減算手段による減算結果に対して、所定の積分係数を乗ずる第2の乗算手段と、
    微分演算子sおよびローパスフィルタH(s)から構成されるs×H(s)なる伝達特性を有するハイパスフィルタと、
    前記第1の乗算手段による乗算結果を前記ハイパスフィルタに入力して得られる結果と、前記第2の乗算手段による乗算結果を前記ローパスフィルタに入力して得られる結果とを加算する加算手段と、
    前記加算手段による加算結果に対して、リアクトルのインダクタンス値を乗ずる第3の乗算手段と、
    前記入力電圧検出手段によって検出された入力電圧から、前記第3の乗算手段による乗算結果を減算する第2の減算手段と、
    前記第2の減算手段による減算結果を前記出力電圧検出手段によって検出された出力電圧で除算し、除算結果を前記スイッチング素子のオン/オフを制御するデューティー指令値とする除算手段とを備えることを特徴とするDC−DCコンバータの制御装置。
  7. 請求項6に記載のDC−DCコンバータの制御装置において、
    前記第1の乗算手段による乗算結果、および、前記第2の乗算手段による乗算結果に基づいて、リアクトルに流れる電流値を推定するリアクトル電流推定手段と、
    前記リアクトルに流れる電流を検出するリアクトル電流検出手段と、
    前記リアクトル電流推定手段によって推定されたリアクトル電流推定値、および、前記リアクトル電流検出手段によって検出されたリアクトル電流の偏差に基づいて、前記デューティー指令値の補正値を求める補正値演算手段と、
    前記除算手段によって求められたデューティー指令値を、前記補正値演算手段によって求められた補正値に基づいて補正するデューティー指令値補正手段とをさらに備えることを特徴とするDC−DCコンバータの制御装置。
  8. 請求項6に記載のDC−DCコンバータの制御装置において、
    前記リアクトル電流指令値に基づいて、前記リアクトルに流れる電流値を推定するリアクトル電流推定手段と、
    前記リアクトルに流れる電流を検出するリアクトル電流検出手段と、
    前記リアクトル電流推定手段によって推定されたリアクトル電流推定値、および、前記リアクトル電流検出手段によって検出されたリアクトル電流の偏差をゼロにするための補正値を求める補正値演算手段とをさらに備え、
    前記除算手段は、前記第2の減算手段による減算結果から、前記補正値演算手段によって求められる補正値を減算した値を、前記出力電圧検出手段によって検出された出力電圧で除算し、除算結果を前記デューティー指令値とすることを特徴とするDC−DCコンバータの制御装置。
  9. 請求項7または請求項8に記載のDC−DCコンバータの制御装置において、
    前記リアクトル電流推定手段は、前記第1の乗算手段による乗算結果をローパスフィルタH(s)に入力して得られる結果と、前記第2の乗算手段による乗算結果を積分器およびローパスフィルタに入力して得られる結果とを加算することにより、前記リアクトル電流推定値を求めることを特徴とするDC−DCコンバータの制御装置。
  10. 請求項6に記載のDC−DCコンバータの制御装置において、
    DC−DCコンバータの出力電圧指令値、および、前記出力電圧検出手段によって検出されるDC−DCコンバータの出力電圧の偏差をゼロにするための補正値を求める補正値演算手段と、
    前記除算手段によって求められたデューティー指令値を、前記補正値演算手段によって求められた補正値に基づいて補正するデューティー指令値補正手段とをさらに備えることを特徴とするDC−DCコンバータの制御装置。
  11. 請求項6に記載のDC−DCコンバータの制御装置において、
    DC−DCコンバータの出力電圧指令値、および、前記出力電圧検出手段によって検出されるDC−DCコンバータの出力電圧の偏差をゼロにするための補正値を求める補正値演算手段をさらに備え、
    前記除算手段は、前記第2の減算手段による減算結果から前記補正値演算手段によって求められる補正値を減算した値を、前記出力電圧検出手段によって検出された出力電圧で除算し、除算結果を前記デューティー指令値とすることを特徴とするDC−DCコンバータの制御装置。
  12. リアクトルおよびスイッチング素子を少なくとも備えたDC−DCコンバータの制御装置において、
    DC−DCコンバータの入力電圧を検出する入力電圧検出手段と、
    DC−DCコンバータの出力電圧を検出する出力電圧検出手段と、
    DC−DCコンバータの出力電圧指令値から、前記出力電圧検出手段によって検出された出力電圧を減算する第1の減算手段と、
    前記第1の減算手段による減算結果に対して、所定の比例係数を乗ずる第1の乗算手段と、
    前記第1の減算手段による減算結果に対して、所定の積分係数を乗ずる第2の乗算手段と、
    微分演算子sおよびローパスフィルタH(s)から構成されるs×H(s)なる伝達特性を有するハイパスフィルタと、
    前記第1の乗算手段による乗算結果を前記ハイパスフィルタに入力して得られる結果と、前記第2の乗算手段による乗算結果とを加算する加算手段と、
    前記加算手段による加算結果に対して、リアクトルのインダクタンス値を乗ずる第3の乗算手段と、
    前記入力電圧検出手段によって検出された入力電圧から、前記第3の乗算手段による乗算結果を減算する第2の減算手段と、
    前記第2の減算手段による減算結果を前記出力電圧検出手段によって検出された出力電圧で除算し、除算結果を前記スイッチング素子のオン/オフを制御するデューティー指令値とする除算手段とを備えることを特徴とするDC−DCコンバータの制御装置。
  13. 請求項12に記載のDC−DCコンバータの制御装置において、
    前記第1の乗算手段による乗算結果、および、前記第2の乗算手段による乗算結果に基づいて、リアクトルに流れる電流値を推定するリアクトル電流推定手段と、
    前記リアクトルに流れる電流を検出するリアクトル電流検出手段と、
    前記リアクトル電流推定手段によって推定されたリアクトル電流推定値、および、前記リアクトル電流検出手段によって検出されたリアクトル電流の偏差に基づいて、前記デューティー指令値の補正値を求める補正値演算手段と、
    前記除算手段によって求められたデューティー指令値を、前記補正値演算手段によって求められた補正値に基づいて補正するデューティー指令値補正手段とをさらに備えることを特徴とするDC−DCコンバータの制御装置。
  14. 請求項12に記載のDC−DCコンバータの制御装置において、
    前記リアクトル電流指令値に基づいて、前記リアクトルに流れる電流値を推定するリアクトル電流推定手段と、
    前記リアクトルに流れる電流を検出するリアクトル電流検出手段と、
    前記リアクトル電流推定手段によって推定されたリアクトル電流推定値、および、前記リアクトル電流検出手段によって検出されたリアクトル電流の偏差をゼロにするための補正値を求める補正値演算手段とをさらに備え、
    前記除算手段は、前記第2の減算手段による減算結果から前記補正値演算手段によって求められる補正値を減算した値を、前記出力電圧検出手段によって検出された出力電圧で除算し、除算結果を前記デューティー指令値とすることを特徴とするDC−DCコンバータの制御装置。
  15. 請求項13または請求項14に記載のDC−DCコンバータの制御装置において、
    前記リアクトル電流推定手段は、前記第1の乗算手段による乗算結果をローパスフィルタH(s)に入力して得られる結果と、前記第2の乗算手段による乗算結果を積分器に入力して得られる結果とを加算することにより、前記リアクトル電流推定値を求めることを特徴とするDC−DCコンバータの制御装置。
  16. 請求項13または請求項14に記載のDC−DCコンバータの制御装置において、
    前記リアクトル電流推定手段は、前記第1の乗算手段による乗算結果と、前記第2の乗算手段による乗算結果を積分器に入力して得られる結果とを加算することにより、前記リアクトル電流推定値を求めることを特徴とするDC−DCコンバータの制御装置。
  17. 請求項12に記載のDC−DCコンバータの制御装置において、
    DC−DCコンバータの出力電圧指令値、および、前記出力電圧検出手段によって検出されるDC−DCコンバータの出力電圧の偏差をゼロにするための補正値を求める補正値演算手段と、
    前記除算手段によって求められたデューティー指令値を、前記補正値演算手段によって求められた補正値に基づいて補正するデューティー指令値補正手段とをさらに備えることを特徴とするDC−DCコンバータの制御装置。
  18. 請求項12に記載のDC−DCコンバータの制御装置において、
    DC−DCコンバータの出力電圧指令値、および、前記出力電圧検出手段によって検出されるDC−DCコンバータの出力電圧の偏差をゼロにするための補正値を求める補正値演算手段をさらに備え、
    前記除算手段は、前記第2の減算手段による減算結果から前記補正値演算手段によって求められる補正値を減算した値を、前記出力電圧検出手段によって検出された出力電圧で除算し、除算結果を前記デューティー指令値とすることを特徴とするDC−DCコンバータの制御装置。
  19. 請求項2,3,7,8,13,14,15,16のいずれか一項に記載のDC−DCコンバータの制御装置において、
    前記リアクトル電流推定手段によって推定されるリアクトル電流推定値を所定タイミング遅らせてから、前記補正値演算手段に入力する遅延手段をさらに備えることを特徴とするDC−DCコンバータの制御装置。
  20. 請求項4,5,10,11,17,18のいずれか一項に記載のDC−DCコンバータの制御装置において、
    前記補正値演算手段は、DC−DCコンバータの出力電圧指令値、および、前記出力電圧検出手段によって検出されるDC−DCコンバータの出力電圧の偏差に対して、所定の積分定数を乗ずる積分定数乗算手段と、前記積分定数乗算手段による乗算結果を積分する積分手段とを少なくとも備えることを特徴とするDC−DCコンバータの制御装置。
  21. 請求項1から請求項20のいずれか一項に記載のDC−DCコンバータの制御装置において、
    前記除算手段は、前記出力電圧検出手段によって検出された出力電圧の代わりに、DC−DCコンバータの出力電圧指令値を用いて、除算演算を行うことを特徴とするDC−DCコンバータの制御装置。
JP2006240494A 2005-09-05 2006-09-05 Dc−dcコンバータの制御装置 Expired - Fee Related JP4858020B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006240494A JP4858020B2 (ja) 2005-09-05 2006-09-05 Dc−dcコンバータの制御装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005256061 2005-09-05
JP2005256061 2005-09-05
JP2006240494A JP4858020B2 (ja) 2005-09-05 2006-09-05 Dc−dcコンバータの制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007097392A true JP2007097392A (ja) 2007-04-12
JP4858020B2 JP4858020B2 (ja) 2012-01-18

Family

ID=37982374

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006240494A Expired - Fee Related JP4858020B2 (ja) 2005-09-05 2006-09-05 Dc−dcコンバータの制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4858020B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010142077A (ja) * 2008-12-15 2010-06-24 Mitsubishi Electric Corp 多並列電源装置
JP2010200517A (ja) * 2009-02-26 2010-09-09 Fujitsu Semiconductor Ltd 電源制御装置、電源制御方法および電子機器
JP2010259190A (ja) * 2009-04-23 2010-11-11 Nissan Motor Co Ltd Dcdcコンバータの制御装置
WO2017047698A1 (ja) * 2015-09-16 2017-03-23 三菱電機株式会社 電力変換装置および駆動装置
JP2019041449A (ja) * 2017-08-22 2019-03-14 株式会社豊田中央研究所 Dc/dcコンバータの制御装置
JP2020005396A (ja) * 2018-06-27 2020-01-09 日産自動車株式会社 昇圧コンバータの制御方法、及び制御装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004304873A (ja) * 2003-03-28 2004-10-28 Tdk Corp スイッチング電源装置用制御装置およびスイッチング電源装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004304873A (ja) * 2003-03-28 2004-10-28 Tdk Corp スイッチング電源装置用制御装置およびスイッチング電源装置

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010142077A (ja) * 2008-12-15 2010-06-24 Mitsubishi Electric Corp 多並列電源装置
JP2010200517A (ja) * 2009-02-26 2010-09-09 Fujitsu Semiconductor Ltd 電源制御装置、電源制御方法および電子機器
JP2010259190A (ja) * 2009-04-23 2010-11-11 Nissan Motor Co Ltd Dcdcコンバータの制御装置
WO2017047698A1 (ja) * 2015-09-16 2017-03-23 三菱電機株式会社 電力変換装置および駆動装置
JP6125136B1 (ja) * 2015-09-16 2017-05-10 三菱電機株式会社 電力変換装置および駆動装置
CN108028602A (zh) * 2015-09-16 2018-05-11 三菱电机株式会社 电力变换装置以及驱动装置
US10389245B2 (en) 2015-09-16 2019-08-20 Mitsubishi Electric Corporation Electric power converter and driving apparatus
CN108028602B (zh) * 2015-09-16 2020-03-06 三菱电机株式会社 电力变换装置以及驱动装置
JP2019041449A (ja) * 2017-08-22 2019-03-14 株式会社豊田中央研究所 Dc/dcコンバータの制御装置
JP2020005396A (ja) * 2018-06-27 2020-01-09 日産自動車株式会社 昇圧コンバータの制御方法、及び制御装置
JP7035849B2 (ja) 2018-06-27 2022-03-15 日産自動車株式会社 昇圧コンバータの制御方法、及び制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4858020B2 (ja) 2012-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4341753B2 (ja) ロバストディジタル制御器およびその設計装置
JP4858020B2 (ja) Dc−dcコンバータの制御装置
CN108566089B (zh) 降压型dc-dc变换器系统的输出反馈电压控制方法
CN112737315A (zh) 基于未知系统动态估计器的降压型直流变换器快速固定时间控制方法
KR20080079239A (ko) 디지털 제어기
JP4770335B2 (ja) Dc−dcコンバータの制御装置
US7265511B2 (en) Motor control device
JP2001315657A (ja) 電動パワーステアリング装置の制御装置。
CN110798065A (zh) 升压转换器的控制装置
CN104169825A (zh) 用于利用使用电流注入的前沿调制控制来控制dc-dc转换器的输出波动的系统和方法
JP4877661B2 (ja) ディジタル制御器
JP2018137840A (ja) 力率改善回路
CN116683758A (zh) 一种分数阶非奇异终端滑模控制方法及装置
JP6219099B2 (ja) 電力変換装置
JP4942574B2 (ja) スイッチング電源、スイッチング電源の制御方法、スイッチング電源の制御プログラム
JP2006050723A (ja) ロバストディジタル制御器の設計装置
JP4313103B2 (ja) 増幅装置及び電源装置
JP2006136169A (ja) 安定化電源の制御装置及び制御方法
TWI716175B (zh) 電流響應補償系統及其方法
JP2011166892A (ja) 電源装置のディジタル制御器
JPH02261059A (ja) 直流電圧脈動補正電源装置および電動機制御装置
JP2020108316A (ja) 電力変換装置
RU2552520C2 (ru) Система управления нелинейной динамикой непосредственного понижающего преобразователя напряжения
CN114244195B (zh) 基于pid的无刷直流电机控制方法、系统、装置及存储介质
CN114172371B (zh) 基于输出动态反馈的升压电路控制方法以及控制电路

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20080624

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20080605

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20081010

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090327

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110928

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111004

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111017

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4858020

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141111

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees