JP2007096417A - パターン発生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】単一の周波数のクロック信号から所望のビットレートのパターン信号、クロック信号を外部に出力することができるパターン信号発生装置を実現することにある。
【解決手段】本発明は、出力するパターン信号のビットレートが可変なパターン発生装置に改良を加えたものである。本装置は、所定の周波数のクロック信号を出力するクロック部と、ビットレートごとにカウントする数値範囲を変更し、クロック部のクロック信号に基づいてカウントを行なうカウンタと、このカウンタのカウント値によってパターン信号の更新を行なうパターン発生部と、このパターン発生部が出力したパターン信号の各ビットの並べ替えを、ビットレートに基づいて行なうビットレート調整部とを設けたことを特徴とするものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、パターン信号、クロック信号の少なくとも一方を出力し、出力する信号のビットレートが可変なパターン発生装置に関し、詳しくは、単一の周波数のクロック信号から所望のビットレートのパターン信号、クロック信号を外部に出力することができるパターン信号発生装置に関するものである。
パターン発生装置は、通信システムのビットエラーレート等を測定するためのテストシステム等に用いられ、テスト用のパターン信号を発生する。また、通信システムによって伝送される信号のビットレートが異なるので、さまざまなビットレートのパターン信号を発生できるように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
図5は、従来のパターン発生装置の構成を示した図である。図5において、ビットレート制御部10は、外部に出力するパターン信号のビットレートを選択する。クロック部Ck1〜ck4は、クロック信号ClkA〜ClkDを出力する。例えば、各クロック信号の周波数は、ClkA=10[GHz],ClkB=ClkA/2,ClkC=ClkA/3,ClkD=ClkA/4である。
セレクタ11は、クロック信号ClkA、ClkB、ClkC、ClkDが入力され、ビットレート制御部10が選択したビットレートに対応するクロック信号を出力する。
1:2のバッファ12は、セレクタ11で選択されたクロック信号ClkA〜ClkDと同一の信号を2個出力する。分周回路13は、バッファ12の一方の出力側と接続され、バッファ12からのクロック信号を1/n(nは自然数)に分周する。パターン発生部14は、分周回路13からの信号を基準としてパターンを発生し、nビット幅のパラレルな信号を出力する。
n:1のマルチプレクサ(以下、MUXと略す)部15は、パターン発生部14からのnビット幅のパターン信号を、バッファ12の一方の出力を基準として、n:1に多重化する。端子CN1は、本装置の出力端子であり、バッファ12の他方の出力側と接続される。端子CN2は、本装置の出力端子であり、n:1のMUX部15の出力側と接続される。
このような装置の動作を説明する。
ビットレート制御部10が、例えば、クロック部Ck1のクロック信号ClkAを選択する。これにより、セレクタ11が、クロック信号ClkAをバッファ12に出力する。そして、バッファ12が、クロック信号ClkAを一方の出力側から分周回路13とMUX部15のクロック端子に出力し、他方の出力側から端子CN1に出力する。
さらに、分周回路13が、クロック信号ClkAを1/nに分周し、パターン発生部14のクロック端子に出力する。パターン発生部14が、1/nに分周されたクロック信号ClkAを基準にして、nビット幅のパターン信号を出力する。もちろん、各ビットの周期は、クロック信号ClkAのn倍の周期(1/nの周波数)である。
そして、MUX部15が、パターン発生部14からのnビット幅のパターン信号を波形整形するとともに、バッファ12からのクロック信号ClkAを基準にして各ビットの信号をきりだして、分周される前の元の周波数と同じになるようにn倍に多重化したパターン信号を端子CN2に出力する。
端子CN1から、選択されたクロックClkAに同期したクロックが外部に出力され、端子CN2から、選択されたクロックClkAに同期したデータ(パターン信号)が外部に出力される。
特開2003−69392号公報
このようにクロック部Ck1〜Ck4を複数種類用意し、セレクタ11で選択することによって、さまざまなビットレートの通信システムに対応したパターン信号を発生している。
しかしながら、周波数が広い帯域にわたるクロック信号ClkA〜ClkDが入力されるので、パターン発生部14をはじめ、分周回路13、MUX部15等の各部品が、全帯域に対して所望の性能を有するような、広範囲の動作周波数をもったものを選定しなければならないという問題があった。
また、出力するビットレート帯ごとに複数のクロック部Ck1〜Ck4を用意しなければならないという問題もあった。
そこで本発明の目的は、所定の周波数のクロック信号から所望のビットレートのパターン信号を外部に出力することができるパターン信号発生装置を実現することにある。
請求項1記載の発明は、
出力するパターン信号のビットレートが可変なパターン発生装置において、
所定の周波数のクロック信号を出力するクロック部と、
前記ビットレートごとにカウントする数値範囲を変更し、前記クロック部のクロック信号に基づいてカウントを行なうカウンタと、
このカウンタのカウント値によってパターン信号の更新を行なうパターン発生部と、
このパターン発生部が出力したパターン信号の各ビットの並べ替えを、前記ビットレートに基づいて行なうビットレート調整部と
を設けたことを特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、
パターン信号、クロック信号の少なくとも一方を出力し、出力する信号のビットレートが可変なパターン発生装置において、
出力するパターン信号、クロック信号のビットレートを制御する制御信号を出力するビットレート制御部と、
このビットレート制御部の制御信号に基づく数値範囲でカウントを行なうカウンタと、
このカウンタのカウント値に基づいてイネーブル信号を出力するイネーブル信号発生部と、
イネーブル信号がアサートされるとパターン信号を更新し、パラレルなパターン信号を発生するパターン発生部と、
前記ビットレート制御部の制御信号に基づいて、前記パターン発生部からのパターン信号を並べ替えるビットレート調整部と、
このビットレート調整部からのパラレルなパターン信号を、シリアルなパターン信号に多重化して出力する第1のMUX部と、
所定の周波数のクロック信号を出力するクロック部と、
このクロック部のクロック信号を分周し、前記カウンタ、前記イネーブル信号発生部、前記パターン発生部、前記ビットレート調整部の同期を図る分周回路と、
前記ビットレート制御部の制御信号に基づいて、前記分周回路で分周された信号に同期して、クロックパターンを出力するクロック信号発生部と、
このクロック信号発生部からのパラレルなクロックパターンを、シリアルなパターンに多重化する第2のMUX部と、
前記ビットレート制御部の制御信号に基づいて、前記クロック部のクロック信号または第2のMUX部のクロックパターンを選択し、クロック信号として出力するセレクタと
を設けたことを特徴とするものである。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、
パターン発生部は、n(nは自然数)ビット幅のパターン信号を出力し、
分周回路は、前記クロック部のクロック信号を1/nに分周することを特徴とするものである。
請求項4記載の発明は、請求項2記載の発明において、
ビットレート制御部は、前記出力するパターン信号、クロック信号を、前記クロック部のクロック信号の1/N(Nは自然数)の周波数となるビットレートに制御することを特徴とするものである。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の発明において、
カウンタは、N進カウンタとしてカウントを行なうことを特徴とするものである。
請求項6記載の発明は、請求項5記載の発明において、
クロック信号発生部は、前記カウンタのカウント値を判断して、クロックパターンを出力することを特徴とするものである。
請求項7記載の発明は、請求項4記載の発明において、
セレクタは、N=1の場合のみ前記クロック部のクロック信号を選択することを特徴とするものである。
本発明によれば、以下のような効果がある。
請求項1によれば、カウンタが、ビットレートごとにカウント値の範囲を変更し、クロック部のクロック信号に基づいてカウントを行い、パターン発生部がカウンタのカウント値によってパターン信号の更新を行う。さらに、ビットレート調整部が、ビットレートに基づいて、パターン信号の並べ替えを行なう。これにより、単一の周波数のクロック信号から所望のビットレートのパターン信号を外部に出力することができる。
請求項2〜7によれば、カウンタが、ビットレート制御部からの制御信号に従ってカウント値の範囲を変更し、分周回路で分周されたクロック信号に基づいてカウントを行なう。そして、パターン発生部が、カウンタのカウント値によってパターン信号の更新を行う。さらに、ビットレート調整部が、制御信号に基づいて、パターン信号の並べ替えを行なう。また、クロック信号発生部が、制御信号に基づいて、分周回路で分周されたクロック信号に同期してクロック信号を生成する。これにより、単一の周波数のクロック信号から所望のビットレートのパターン信号、クロック信号を外部に出力することができる。
請求項6によれば、クロック信号発生部が、カウンタのカウント値を判断して、クロックパターンを出力するので、ビットレートの可変範囲を細かくにすることができる。
以下図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
[第1の実施例]
図1は、本発明の第1の実施例を示した構成図である。ここで、図5と同一のものには同一符号を付し、説明を省略する。図1において、クロック部20は、所定の周波数のクロック信号ClkAを出力する。
ビットレート制御部21は、所望の帯域のビットレートとなるパターン信号、クロック信号を外部に出力するための制御信号を出力する。なお、出力されるビットレートは、クロック部20のクロック信号ClkAの周波数に対して1/Nとなり、説明を容易にするため、制御信号は、N=1、2、4とする。
分周回路22は、クロック部20のクロック信号ClkAを1/4に分周する。カウンタ23は、ビットレート制御部21の制御信号に基づいて、N進カウンタとして動作してN値をとり、分周回路22からの分周されたクロック信号ClkAに同期して(例えば、信号レベルがLレベルからHレベルへのタイミング)、カウントを行なう。
イネーブル(以下、ENと略す)信号発生部24は、分周回路22からの分周されたクロック信号ClkAに同期して、カウンタ23から入力されるカウント値に基づいてEN信号を出力する。
パターン発生部25は、EN信号発生部24からのEN信号に基づき、分周回路22からの分周されたクロック信号ClkAに同期した4ビット幅、つまり、4ビットのパラレルなパターン信号(例えば、擬似ランダムパターン(いわゆる、PRBS)等)を生成し、出力する。
ビットレート調整部26は、ビットレート制御部21からの制御信号、カウンタ23からのカウント値に基づいて、パターン発生部25からのパターン信号のパターンを並び替え、4ビット幅の信号を出力する。
クロック信号発生部27は、ビットレート制御部21からの制御信号に基づいて、分周回路22からの分周されたクロック信号ClkAに同期して4ビット幅のクロックパターンを出力する。
第1のMUX部28は、クロック部20からのクロック信号ClkAに同期して、ビットレート調整部26からの4ビット幅のパラレルなパターン信号を4倍の周波数に多重化しシリアルなパターン信号に多重化して端子CN2に出力する。
第2のMUX部29は、クロック部20からのクロック信号ClkAに同期して、クロック信号発生部27からの4ビット幅のクロックパターンを4倍の周波数に多重化しシリアル化する。
セレクタ30は、ビットレート制御部21の制御信号に基づいて、第2のMUX部29からのクロックパターンまたはクロック部20からのクロック信号ClkAを選択し、端子CN1に出力する。
このような装置の動作を説明する。図2は、図1に示す装置のタイムチャートであり、図2中のTrは、分周回路22の出力(周波数は、クロック信号ClkAの1/4)であり、Ta(1)、Tb(1)、Tc(1)、Td(1)、Te(1)のそれぞれは、制御信号がN=1における、カウンタ23の出力、EN信号発生部24の出力、パターン発生部25の出力、ビットレート調整部26の出力、セレクタ30の出力である。
また、図2中の、Ta(2)、Tb(2)、Tc(2)、Td(2)、Te(2)のそれぞれは、制御信号がN=2における、カウンタ23の出力、EN信号発生部24の出力、パターン発生部25の出力、ビットレート調整部26の出力、セレクタ30の出力である。
また、図2中の、Ta(4)、Tb(4)、Tc(4)、Td(4)、Te(4)のそれぞれは、制御信号がN=4における、カウンタ23の出力、EN信号発生部24の出力、パターン発生部25の出力、ビットレート調整部26の出力、セレクタ30の出力である。
なお、生成パターンTc(1)、Tc(2)、Tc(4)、調整パターンTd(1)、Td(2)、Td(4)におけるアルファベット”a”〜”z”、”A”〜”Z”は、Lレベル(”0”)またはHレベル(”1”)の値をとる。
まず、ビットレート制御部21が、あらかじめ、カウンタ23、ビットレート調整部26、クロック信号発生部27、セレクタ30に制御信号(N=1、2、4のいずれか)を出力する。
そして、クロック部20が、分周回路22、MUX部28、29のクロック端子、セレクタ30にクロック信号ClkAを出力する。さらに、分周回路22が、クロック信号ClkAを1/4に分周して、分周したクロック信号(以下、分周信号とも呼ぶ)をカウンタ23、EN信号発生部24、パターン発生部25、ビットレート調整部26、クロック信号発生部27それぞれのクロック端子に出力する(図2中(Tr))。
そして、カウンタ23が、制御信号に基づいてN進カウンタ(つまり、カウント値は”N”値をとりうる)として動作し、分周信号が入力されるごとにカウントし、カウント値をEN信号発生部24、ビットレート調整部26に出力する。具体的には、N=1では、常にカウント値”0”を出力し(図2中(Ta(1)))、N=2では、2進カウンタとしてカウント値”0”または”1”の2値を順に出力し(図2中(Ta(2)))、N=4では、4進カウンタとしてカウント値”0”〜”3”の4値を順に出力する(図2中(Ta(4)))。
さらに、EN信号発生部24が、EN信号をパターン発生部25のEN端子に出力するが、カウンタ23からのカウント値が”0”になった場合に、分周回路22からの分周信号に同期して、EN信号をアサート(Hレベル)する。もちろん、分周信号に同期して動作するので、入力されたカウント値”0”を判断し、分周信号の1クロック分だけ遅れてHレベルのEN信号を出力する。具体的には、N=1では、常にアサートし(図2中(Tb(1)))、N=2では、分周信号の2クロック中に1クロックだけアサートし(図2中(Tb(2)))、N=4では、分周信号の4クロック中に1クロックだけアサートする(図2中(Tb(4)))。
このEN信号がアサートされている間、パターン発生部25が、分周信号に同期して4ビット幅でパターン信号をビットレート調整部26に出力する。具体的には、N=1では、入力される分周信号の周期ごとにパターンを更新し(図2中(Tc(1)))、N=2では、分周信号の2クロック周期でパターンを更新し(図2中(Tc(2)))、N=4では、分周信号の4クロック周期でパターンを更新する(図2中(Tc(4)))。
そして、ビットレート調整部26が、ビットレート制御部21からの制御信号とカウンタ23からのカウント値によって、分周信号の周期ごとに、パターン発生部25からの4ビット幅のパターンを並べ替えて第1のMUX部28に出力する。この際、後段のMUX部28で多重化後のパターンが、同じビット値がNビット続くように並べ替える。
具体的には、N=1では、入力されるパターンをそそのまま出力する(もちろん、分周信号の1クロック分遅れる)(図2中(Td(1)))。
N=2では、分周信号ごとに、カウント値”0”で上位2ビットのパターンに対し、各1ビットを2ビットに拡張して合計4ビットにして出力し、カウント値”1”で下位2ビットのパターンに対し、各1ビットを2ビットに拡張して合計4ビットにして出力する(図2中(Td(2)))。
N=4では、分周信号ごとに、カウント値”0”でMSB(Most Significant Bit)から数えて1ビット目を4ビットに拡張して出力し、カウント値”1”〜”3”それぞれでも、MSBから数えて2〜4ビット目を4ビットに拡張し出力する(図2中(Td(4)))。
そして、MUX部28が、分周信号に同期して、調整部26で並べ替えられてビットレートが調整されたパラレルなパターンを、4:1に多重化してシリアルなパターンにし、端子CN2に出力する。
また、クロック信号発生部27が、ビットレート制御部21からの制御信号によって、分周信号の周期をN倍にしたクロックパターンを、第2のMUX部29に出力する。具体的には、N=1では、不定(例えば、”0”)でよく、N=2では、”0101(bin)”、N=4では、”0011(bin)”のパターンを発生する。
そして、MUX部29が、分周信号に同期して、パラレルなクロックパターンを、4:1にシリアルなパターンに多重化し、セレクタ30に出力する。
さらに、セレクタ40が、制御信号に基づいて、N=1でクロック部20のクロック信号を選択し、N=1以外でMUX部29のクロックパターンを選択し、クロック信号として端子CN1に出力する。具体的には、制御信号がN=1の場合は、クロック部20からのクロック信号を選択して端子CN1に出力し(図2中(Te(1)))、N=2、4では、MUX部29からのクロックパターンを選択し、クロック信号として端子CN1に出力する(図2中(Te(2))、(Te(4)))。
そして、端子CN1から、クロック部20のクロック信号ClkAの1/Nの周波数(つまり、N倍の周期)に同期したクロック信号が、外部(例えば、被試験対象装置)に出力される。また、端子CN2から、クロック部20のクロック信号ClkAの1/Nの周波数に同期したパターン信号が、外部に出力される。
このように、カウンタ23が、ビットレート制御部21からの制御信号に従ってカウント値の範囲を変更し、分周回路22で分周されたクロック信号に基づいてカウントを行なう。そして、パターン発生部25が、カウンタ23のカウント値によってパターン信号の更新を行う。さらに、ビットレート調整部26が、制御信号に基づいて、パターン信号を並べ替えてビットの拡張を行なう。また、クロック信号発生部27が、制御信号に基づいて、分周回路22で分周されたクロック信号に同期してクロック信号を生成する。これにより、単一の周波数のクロック信号ClkAから所望のビットレートのパターン信号、クロック信号を外部に出力することができる。従って、広範囲の動作周波数をもった部品の選定や、出力するビットレート帯ごとに複数のクロック部を用意する必要がない。
[第2の実施例]
図3は、本発明の第2の実施例を示した構成図である。ここで、図1と同一のものには同一符号を付し、説明を省略する。図3において、ビットレート制御部21の代わりに、ビットレート制御部31が設けられる。また、クロック信号発生部27の代わりに、クロック信号発生部32が設けられる。
ビットレート制御部31は、制御信号を、カウンタ23、ビットレート調整部26、クロック信号発生部32、セレクタ30に出力する。なお、図1に示すビットレート制御部21は、N=1、2、4の制御信号を出力したが、図3に示すビットレート制御部31は、N(自然数)の値をとる制御信号を出力する。
クロック信号発生部32は、ビットレート制御部31からの制御信号、カウンタ23からのカウント値に基づいて、分周回路22からの分周信号に同期して4ビット幅のクロックパターンを出力する。
なお説明を容易にするため、制御信号の範囲をN=1〜10とし、Nのとりうる範囲にあわせて、カウント23からEN信号発生部24、ビットレート調整部26、クロック信号発生部32への信号線が2ビット幅から4ビット幅になる。
このような装置の動作を説明する。なお、図1に示す装置と動作が異なるのは、ビットレート制御部31が、出力する制御信号の取りうる値Nが1または2のべき乗に限定されない点、クロック信号発生部32の出力するクロックパターンのデューティー比(矩形波の1周期とHレベル側の幅の比率)が50%以外の値をとる点である。一例として、N=1、5、10で説明する。
ここで、図4は、図3に示す装置のタイムチャートであり、図2と同一のものは同一符号を付し、説明を省略する。図4中のTrは、Ta(1)、Tb(1)、Tc(1)、Td(1)、Te(1)のそれぞれは、図2と同じタイミングである。
また、図4中の、Ta(5)、Tb(5)、Tc(5)、Td(5)、Te(5)のそれぞれは、制御信号がN=5における、カウンタ23の出力、EN信号発生部24の出力、パターン発生部25の出力、ビットレート調整部26の出力、セレクタ30の出力である。
また、図4中の、Ta(10)、Tb(10)、Tc(10)、Td(10)、Te(10)のそれぞれは、制御信号がN=10における、カウンタ23の出力、EN信号発生部24の出力、パターン発生部25の出力、ビットレート調整部26の出力、セレクタ30の出力である。
まず、ビットレート制御部31が、あらかじめ、カウンタ23、ビットレート調整部26、クロック信号発生部32、セレクタ30に制御信号(N=1、5、10のいずれか)を出力する。
そして、クロック部20が、分周回路22、MUX部28、29のクロック端子、セレクタ30にクロック信号ClkAを出力する。さらに、分周回路22が、クロック信号ClkAを1/4に分周して、分周したクロック信号(図1の装置と同様に、以下、分周信号とも呼ぶ)をカウンタ23、EN信号発生部24、パターン発生部25、ビットレート調整部26、クロック信号発生部32それぞれのクロック端子に出力する(図4中(Tr))。
そして、カウンタ23が、制御信号に基づいてN進カウンタ(つまり、カウント値は”N”値をとりうる)として動作し、分周信号が入力されるごとにカウントし、カウント値をEN信号発生部24、ビットレート調整部26、クロック信号発生部32に出力する。具体的には、N=1では、常にカウント値”0”を出力し(図4中(Ta(1)))、N=5では、5進カウンタとしてカウント値”0”、”1”、”2”、”3”、”4”の5値を順に出力し(図4中(Ta(5)))、N=10では、10進カウンタとしてカウント値”0”〜”9”の10値を順に出力する(図4中(Ta(10)))。
さらに、EN信号発生部24が、EN信号をパターン発生部25のEN端子に出力するが、カウンタ23からのカウント値が”0”になった場合に、分周回路22からの分周信号に同期して、EN信号をアサート(Hレベル)する。もちろん、分周信号に同期して動作するので、入力されたカウント値”0”を判断し、分周信号の1クロック分だけ遅れてHレベルのEN信号を出力する。具体的には、N=1では、常にアサートし(図4中(Tb(1)))、N=5では、分周信号の5クロック中に1クロックだけアサートし(図4中(Tb(5)))、N=10では、分周信号の10クロック中に1クロックだけアサートする(図4中(Tb(10)))。
このEN信号がアサートされている間、パターン発生部25が、分周信号に同期して4ビット幅でパターン信号をビットレート調整部26に出力する。具体的には、N=1では、入力される分周信号の周期ごとにパターンを更新し(図4中(Tc(1)))、N=5では、分周信号の5クロック周期でパターンを更新し(図4中(Tc(5)))、N=10では、分周信号の10クロック周期でパターンを更新する(図4中(Tc(10)))。
そして、ビットレート調整部26が、ビットレート制御部31からの制御信号とカウンタ23からのカウント値によって、分周信号の周期ごとに、パターン発生部25からの4ビット幅のパターンを並べ替えて第1のMUX部28に出力する。この際、後段のMUX部28で多重化後のパターンが、同じビット値がNビット続くように並べ替える。つまり、Nクロック周期で更新される4ビットのパラレルデータのそれぞれのビットをN倍に拡張し、連結したものを先頭から4ビット単位で出力する。なお、パターン発生部25から出力されるパラレルデータがnビットの場合は、nビットのパラレルデータのそれぞれのビットをN倍に拡張し、連結したものを先頭からnビット単位で出力する。
具体的には、N=1では、入力されるパターンをそそのまま出力する(もちろん、分周信号の1クロック分遅れる)(図4中(Td(1)))。
N=5では、分周信号ごとに、カウント値”0”でMSBから数えて1ビット目を5ビットに拡張して出力し、カウント値”1”〜”4”それぞれでも、MSBから数えて2〜5ビット目を5ビットに拡張し出力する(図4中(Td(4)))。
N=10では、分周信号ごとに、カウント値”0”でMSBから数えて1ビット目を10ビットに拡張して出力し、カウント値”1”〜”9”それぞれでも、MSBから数えて2〜9ビット目を10ビットに拡張し出力する(図4中(Td(10)))。
そして、MUX部28が、分周信号に同期して、調整部26で並べ替えられてビットレートが調整されたパラレルなパターンを、4:1に多重化してシリアルなパターンにし、端子CN2に出力する。
また、クロック信号発生部32が、ビットレート制御部31からの制御信号によって、カウンタ23からのカウント値を判断し、分周信号の周期をN倍にしたクロックパターンを、第2のMUX部29に出力する。なお、デューティー比を50%に近づけるとよい。具体的には、N=1では、不定(例えば、”0”)でよく、また、カウント23からのカウント値を判断する必要はない。
N=5では、カウント値”2”を判断し、カウント値”2”から連続して”0001(bin)”、”1000(bin)”、”1100(bin)”、”0110(bin)”、”0011(bin)”のパターンを繰り返し発生する。
N=10では、カウント値”2”を判断し、カウント値”2”から連続して”0000(bin)”、”0111(bin)”、”1100(bin)”、”0001(bin)”、”1111(bin)”のパターンを繰り返し発生する。
なお、N=5、10で、カウント値”2”を判断するのは、1/Nの周波数で生成されるパターン信号とのタイミングを合わせるためである。すなわち、パターン発生部25は、EN信号がアサートされたこと(カウント値”1”のタイミング)を判断して、データであるパターンを更新しパターン信号を生成する(カウント値”2”のタイミング)。そして、ビットレート調整部26は、更新から1クロック分遅れ、つまり、カウント値”3”のタイミングでMSBから並べ替えを行なう。従って、クロック信号発生部32が、カウント値”2”を判断し、さらに、分周信号に同期するので、カウント値”3”で新たなクロックパターン(つまり、N=5なら”0001(bin)”)の出力を開始する。
そして、MUX部29が、分周信号に同期して、パラレルなクロックパターンを、4:1にシリアルなパターンに多重化し、セレクタ30に出力する。
さらに、セレクタ40が、制御信号に基づいて、N=1でクロック部20のクロック信号を選択し、N=1以外でMUX部29のクロックパターンを選択し、クロック信号として端子CN1に出力する。具体的には、制御信号がN=1の場合は、クロック部20からのクロック信号を選択して端子CN1に出力し(図4中(Te(1)))、N=5、10では、MUX部29からのクロックパターンを選択し、クロック信号として端子CN1に出力する(図4中(Te(5))、(Te(10)))。
そして、端子CN1から、クロック部20のクロック信号ClkAの1/Nの周波数に同期したクロック信号が、外部に出力される。また、端子CN2から、クロック部20のクロック信号ClkAの1/Nの周波数に同期したパターン信号が、外部に出力される。
このように、クロック信号発生部32が、カウンタ23のカウント値を判断して、クロックパターンを生成するので、ビットレート制御部31のNが1または2のべき乗に限定されない。従って、ビットレートの可変範囲を細かく設定することができる。
なお、本発明はこれに限定されるものではなく、以下に示すようなものでもよい。
パターン発生部25のビット幅を4ビットしたが、何ビットでもよく、パターン発生部25の出力のビット幅がnビットの場合、このビット幅に合わせて、分周回路は1/nにクロックClkAを分周し、MUX部28、29は、n:1になり、パターン発生部25、ビットレート調整部26、クロック信号発生部27の出力もnビット幅になる。
例えば、パターン発生部25が出力するパターン信号のビット幅が128ビットであれば、分周回路22は、クロック信号ClkAを1/128に分周し、MUX部28、29は、128:1に多重化し、、パターン発生部25、ビットレート調整部26、クロック信号発生部27の出力も128ビット幅のパラレルな信号になる。
また、クロック部20のクロック信号ClkAの1/Nの周波数に同期したクロック信号、パターン信号の両方を出力する構成を示したが、いずれか一方のみでもよい。例えば、パターン信号のみならば、クロック信号発生部27、32、MUX部29、セレクタ30、端子CN1は不要である。
さらに、n、Nは、自然数であれば、どのような値でもよい。
本発明の第1の実施例を示した構成図である。 図1に示す装置の動作を示したタイムチャートである。 本発明の第2の実施例を示した構成図である。 図3に示す装置の動作を示したタイムチャートである。 従来のパターン発生部の構成を示した図である。
符号の説明
20 クロック部
21、31 ビットレート制御部
22 分周回路
23 カウンタ
24 EN信号発生部
25 パターン発生部
26 ビットレート調整部
27、32 クロック信号発生部
28 第1のMUX部
29 第2のMUX部
30セレクタ

Claims (7)

  1. 出力するパターン信号のビットレートが可変なパターン発生装置において、
    所定の周波数のクロック信号を出力するクロック部と、
    前記ビットレートごとにカウントする数値範囲を変更し、前記クロック部のクロック信号に基づいてカウントを行なうカウンタと、
    このカウンタのカウント値によってパターン信号の更新を行なうパターン発生部と、
    このパターン発生部が出力したパターン信号の各ビットの並べ替えを、前記ビットレートに基づいて行なうビットレート調整部と
    を設けたことを特徴とするパターン発生装置。
  2. パターン信号、クロック信号の少なくとも一方を出力し、出力する信号のビットレートが可変なパターン発生装置において、
    出力するパターン信号、クロック信号のビットレートを制御する制御信号を出力するビットレート制御部と、
    このビットレート制御部の制御信号に基づく数値範囲でカウントを行なうカウンタと、
    このカウンタのカウント値に基づいてイネーブル信号を出力するイネーブル信号発生部と、
    イネーブル信号がアサートされるとパターン信号を更新し、パラレルなパターン信号を発生するパターン発生部と、
    前記ビットレート制御部の制御信号に基づいて、前記パターン発生部からのパターン信号を並べ替えるビットレート調整部と、
    このビットレート調整部からのパラレルなパターン信号を、シリアルなパターン信号に多重化して出力する第1のMUX部と、
    所定の周波数のクロック信号を出力するクロック部と、
    このクロック部のクロック信号を分周し、前記カウンタ、前記イネーブル信号発生部、前記パターン発生部、前記ビットレート調整部の同期を図る分周回路と、
    前記ビットレート制御部の制御信号に基づいて、前記分周回路で分周された信号に同期して、クロックパターンを出力するクロック信号発生部と、
    このクロック信号発生部からのパラレルなクロックパターンを、シリアルなパターンに多重化する第2のMUX部と、
    前記ビットレート制御部の制御信号に基づいて、前記クロック部のクロック信号または第2のMUX部のクロックパターンを選択し、クロック信号として出力するセレクタと
    を設けたことを特徴とするパターン発生装置。
  3. パターン発生部は、n(nは自然数)ビット幅のパターン信号を出力し、
    分周回路は、前記クロック部のクロック信号を1/nに分周することを特徴とする請求項2記載のパターン発生装置。
  4. ビットレート制御部は、前記出力するパターン信号、クロック信号を、前記クロック部のクロック信号の1/N(Nは自然数)の周波数となるビットレートに制御することを特徴とする請求項2記載のパターン発生装置。
  5. カウンタは、N進カウンタとしてカウントを行なうことを特徴とする請求項4記載のパターン発生装置。
  6. クロック信号発生部は、前記カウンタのカウント値を判断して、クロックパターンを出力することを特徴とする請求項5記載のパターン発生装置。
  7. セレクタは、N=1の場合のみ前記クロック部のクロック信号を選択することを特徴とする請求項4記載のパターン発生装置。
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