JP2007096067A - 光電変換回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】応答性が良く且つ感度が高い光電変換回路を提供すること。
【解決手段】光電変換回路10のトランジスタT1はソースフォロワ回路を構成し、このトランジスタT1のゲート−ソース間にはコンデンサC1を介してフォトダイオードPDが接続され、トランジスタT1のゲートは抵抗R1を介して第2の高電位電源Vgに接続されている。フォトダイオードPDのアノードとトランジスタT1のゲートはコンデンサC1により直流的に分離されているため、フォトダイオードPDの逆バイアス電圧は、トランジスタT1のゲート電圧に関わらず、トランジスタT1のソースに接続した抵抗R2の抵抗値により設定される。そして、フォトダイオードPDの逆バイアス電圧が一定のまま出力信号Voが出力される。
【選択図】図1

Description

本発明は、光電変換回路に関するものである。
従来、光を用いた計測器や通信システムには、光信号を電気信号に変換する光電変換回路が設けられている。光電変換回路はフォトダイオードを備え、該フォトダイオードは光信号の受光量に応じた光電流を発生させる。光電変化回路はフォトダイオードと抵抗の間から光電流に応じた電圧の電気信号を出力する。
近年、測定や通信の高速化のために、光電変換回路において高速応答性が求められている。フォトダイオードはアノード−カソード間に接合による寄生容量(接合容量)を持つため、この寄生容量が高速応答性を阻害する。このため、例えば、特許文献1には、フォトダイオードの寄生容量の影響を少なくした光電変換回路が開示されている。この特許文献1に開示された光電変換回路は、デプレッション形の電界効果トランジスタ(FET)がソースフォロワ増幅器を構成する。この増幅器の電圧増幅率AVは、FETの相互コンダクタンスをgm、FETのソースに接続したバイアス抵抗の抵抗値をRoとすると、
AV=gm×Ro/(1+gm×Ro)
となる。従って、バイアス抵抗の抵抗値を大きくすると、電圧増幅率AVがほぼ「1」となり、FETのゲート−ソース間電圧が一定となる。入射光によってフォトダイオードに流れる光電流によりFETのゲート電位が変動するとその変動に出力信号の電位が追従する。このため、入射光の変化に対する出力信号の変化、つまり応答性に対するフォトダイオードの寄生容量の影響を低減することができる。
特公平1−45783号公報(第3図)
ところで、上記の構成では、フォトダイオードがFETのゲート−ソース間に接続されているため、FETのゲート−ソース間電圧が逆バイアス電圧としてフォトダイオードに加わる。フォトダイオードの寄生容量の値を小さくするには、逆バイアス電圧を大きくする必要がある。しかしながら、フォトダイオードの逆バイアス電圧、つまりFETのゲート−ソース間電圧はそのFETの動作点により決定されるため、寄生容量の値を小さくすることができない。このため、光電変換回路を高感度化することが難しいという問題があった。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、応答性が良く且つ感度が高い光電変換回路を提供することにある。
上記目的を達成するため、受光用のフォトダイオードと、トランジスタを備える光電変換回路は、前記トランジスタの電源端子は第1の高電位電源に接続され、前記トランジスタの入力端子は第1のインピーダンス素子を介して第2の高電位電源に接続されるとともにコンデンサの第1端子に接続され、該コンデンサの第2端子は前記フォトダイオードのアノードに接続され、前記トランジスタの出力端子は第2のインピーダンス素子を介して第1の低電位電源に接続されるとともにフォトダイオードのカソードに接続され、前記フォトダイオードのアノードは第3のインピーダンス素子を介して第2の低電位電源に接続され、前記第1及び第2のインピーダンス素子の値が、前記入力端子と前記出力端子の電位が同レベルとなるように設定されてなる。
上記の構成によれば、フォトダイオードのアノードとトランジスタの入力端子はコンデンサにより直流的に分離されている。従って、トランジスタの動作点を決定するための入力端子の電圧と、フォトダイオードの逆バイアス電圧をそれぞれ任意に設定することができる。従って、フォトダイオードの逆バイアス電圧を大きく設定することにより、感度を高くすることができる。また、フォトダイオードのアノードとトランジスタの入力端子はコンデンサにより交流的に接続されている。そして、入力端子と出力端子の電位が交流的に同レベルに設定される、つまり電圧増幅率が1である。従って、出力端子の電位が入力端子の電位に追従して変動する、つまりフォトダイオードの逆バイアス電圧が一定のままであり、フォトダイオードの寄生容量の影響が抑えられ、出力信号の応答性が良い。
前記トランジスタは、電界効果トランジスタによって構成され、該トランジスタはソースフォロワ回路を構成する。
上記の構成によれば、電界効果トランジスタは入力インピーダンスが高いため、第3のインピーダンス素子の値を大きく設定することが可能であり、フォトダイオードに流れる光電流を大きくする、つまり受光感度を高めることができる。
前記第2のインピーダンス素子は、定電流源によって構成される。
上記の構成によれば、定電流源はインピーダンスが高いが、電流量を少なくすることで出力端子の電圧レベルを抑えることができる。よって、第1の高電位電源の電圧を低くすることができる、つまり、低電圧化を図ることができる。また、電流量を少なくすることで、消費電流を低減することができる。また、出力端子の電圧レベルを低電位に抑えることができるので、電源に高電位のものを用意する必要がなく、コストを抑えることができる。
前記第3のインピーダンス素子は、コンデンサとコイルの並列共振回路で構成される。
上記の構成によれば、並列共振回路は、フォトダイオードに流れる光電流による電圧変化のうち、交流成分に対して抵抗として機能し、直流成分を通過させる。従って、入射光による電圧変化のうち、交流成分のみを出力信号として取り出すことができる。また、フォトダイオードに入射される光の直流成分が大きい場合であってもフォトダイオードの逆バイアス電圧の低下を防ぐことができ、フォトダイオードの寄生容量の値を小さく保つことができる。
以上記述したように、本発明によれば、応答性が良く且つ感度が高い光電変換回路を提供することができる。
(第1の実施の形態)
以下、本発明を具体化した第1の実施の形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、光電変換回路10はトランジスタT1を備えている。トランジスタT1は本実施形態ではデプレッション形電界効果トランジスタ(FET)であり、電源端子としてのドレインは第1の高電位電源VDに接続され、入力端子としてのゲートは第1のインピーダンス素子としての抵抗R1を介して第2の高電位電源Vgに接続され、出力端子としてのソースは第2のインピーダンス素子としての抵抗R2を介して第1の低電位電源VSに接続されている。また、トランジスタT1のゲートはコンデンサC1の第1端子に接続され、コンデンサC1の第2端子はフォトダイオードPDのアノードに接続されている。また、フォトダイオードPDのアノードは第3のインピーダンス素子としての抵抗R3を介して第2の低電位電源Vrに接続され、フォトダイオードPDのカソードはトランジスタT1のソースに接続されている。そして、そのフォトダイオードPDのカソードが接続されたトランジスタT1のソースから出力信号Voが出力される。
上記のように構成された光電変換回路10において、デプレッション形電界効果トランジスタよりなるトランジスタT1はソースフォロワ増幅器を構成する。従って、トランジスタT1のソースに接続した抵抗R2の抵抗値を大きくすると、増幅器の電圧増幅率がほぼ「1」となり、増幅器の入力端子と出力端子であるトランジスタT1のゲートとソースの電位が交流的に同電位となり、トランジスタT1のゲート−ソース間電圧がほぼ一定となる。フォトダイオードPDは、入射光の光量に応じた光電流を流し、この光電流によりフォトダイオードPDのアノードの電位が入射光の光量に応じて変化する。フォトダイオードPDのアノードはコンデンサC1を介してトランジスタT1のゲートに接続されている。従って、フォトダイオードPDのアノードとトランジスタT1のゲートはコンデンサC1により交流的に結合されているため、トランジスタT1のゲート電位は、フォトダイオードPDのアノードの電位の変化に追従して変化する。そして、トランジスタT1のソース電位がトランジスタT1のゲート電位に追従して変化し、そのソース電位の出力信号Voが出力される。この時、トランジスタT1が構成する増幅器の電圧増幅率がほぼ「1」であるため、トランジスタT1のゲートとソースの電位が交流的にほぼ等しい、つまりフォトダイオードPDのアノードの電位とカソードの電位が交流的にほぼ等しくなる。このため、トランジスタT1のゲートとソースの電位の変化に対するフォトダイオードPDの寄生容量(接合容量)の影響は少ない。従って、フォトダイオードPDに対する入射光量の変化に対して出力信号Voの変化の追従性、つまり応答性が良い。
トランジスタT1のゲートは抵抗R1を介して第2の高電位電源Vgに接続されている。このため、電界効果トランジスタであるトランジスタT1の動作点を決定するゲート電圧は、第2の高電位電源Vgにより決定される。そして、トランジスタT1のゲートはコンデンサC1を介してフォトダイオードPDのアノードに接続されている。つまり、トランジスタT1のゲートとフォトダイオードPDのアノードはコンデンサC1により直流的に分離されている。従って、フォトダイオードPDの逆バイアス電圧は、当該フォトダイオードPDのカソード−アノード間電圧、つまり第1の高電位電源VDと第1の低電位電源VSと抵抗R2の抵抗値と第2の低電位電源Vrにより決定される。第1の高電位電源VDと第1の低電位電源VSと抵抗R2の抵抗値はトランジスタT1の動作を決定するものであるため、フォトダイオードPDの逆バイアス電圧は、第2の低電位電源Vrにより決定されるといえる。従って、トランジスタT1の動作点に関わらずにフォトダイオードPDの逆バイアス電圧を設定することができるため、その逆バイアス電圧を大きく設定することで、フォトダイオードPDの寄生容量(接合容量)の値を小さくすることができる。このため、入射光に対してフォトダイオードPDに流れる光電流のほとんどがトランジスタT1のゲート電圧を変化させるため、光量が少なくてもゲート電圧が変化する、つまり出力信号Voが変化するため、感度が従来例に比べて高くなる。
以上記述したように、本実施の形態によれば、以下の効果を奏する。
・光電変換回路10のトランジスタT1はソースフォロワ回路を構成し、このトランジスタT1のゲート−ソース間にコンデンサC1を介してフォトダイオードPDを接続し、トランジスタT1のゲートを抵抗R1を介して第2の高電位電源Vgに接続した。フォトダイオードPDのアノードとトランジスタT1のゲートはコンデンサC1により直流的に分離されているため、第2の高電位電源VgによりトランジスタT1の動作点であるゲート電圧が決定される。言い換えれば、フォトダイオードPDの逆バイアス電圧をトランジスタT1のゲート電圧に関わらず任意に設定することができる。このため、フォトダイオードPDの寄生容量を小さくすることができ、フォトダイオードPDの受光電流を大きくすることができる、つまり受光感度を高めることができる。また、フォトダイオードPDと関係なくトランジスタT1を設計する又は選定することができる、光電変換回路10の回路設計の自由度を増すことができる。
・フォトダイオードPDはコンデンサC1を介してソースフォロワ回路を構成するトランジスタT1のゲート−ソース間に接続されている。ソースフォロワ回路は、出力インピーダンスである抵抗R2の抵抗値を大きくすることで電圧増幅率がほぼ「1」となり、入力電圧であるトランジスタT1のゲート電圧と出力電圧であるトランジスタT1のソース電圧とが交流的にほぼ同じ値となる。従って、フォトダイオードPDのアノードとカソードを交流的に略同電位にすることができるので、出力信号Voに対するフォトダイオードPDの接合容量の影響を小さくすることができ、受光時の高速応答(受光してから受光信号が出力されるまでの時間を早くする)を可能とすることができる。
・トランジスタT1を電界効果トランジスタとした。電界効果トランジスタは入力インピーダンスが高いため、入力インピーダンスである負荷抵抗としての抵抗R3の抵抗値を大きく設定することでフォトダイオードPDの寄生容量を小さくすることができ、フォトダイオードPDの受光電流を大きくすることができる、つまり受光感度を高めることができる。
(第2の実施の形態)
以下、本発明を具体化した第2の実施の形態を図面に従って説明する。
尚、第1の実施の形態と同様の部材については同じ符号を付し、説明を省略する。
図2に示すように、本実施の形態の光電変換回路20は、トランジスタT1のソースと第1の低電位電源VSとの間に定電流源21が接続されている。従って、トランジスタT1のソースと第1の低電位電源VSとの間の抵抗値は、定電流源21の等価出力抵抗と等しくほぼ無限大となる。従って、出力インピーダンスがほぼ無限大となるため、トランジスタT1が構成するソースフォロワ増幅器の電圧増幅率をほぼ「1」とすることができる。
また、トランジスタT1のソースと第1の低電位電源VSとの間に定電流源21を接続し、定電流源21に流れる電流を少なくすることにより、トランジスタT1のソース電圧を第1の低電位電源VSの電圧に近づけることができる。その結果、第1の高電位電源VDの電圧を低くすることができ、光電変換回路20の動作電圧を低くする、つまり低電圧化を図ることができる。
(第3の実施の形態)
以下、本発明を具体化した第3の実施の形態を図面に従って説明する。
尚、第1,第2の実施の形態と同様の部材については同じ符号を付し、説明を省略する。
図3に示すように、本実施の形態の光電変換回路30は、トランジスタT1のソースと第1の泥電圧電源(本実施の形態ではグランド)との間にトランジスタT2と抵抗R11が接続されている。トランジスタT2はデプレッション形又はデプレッション・エンハンスメント形の電界効果トランジスタ(FET)であり、トランジスタT2のドレインはトランジスタT1のソースに接続され、トランジスタT2のソースは抵抗R11を介してグランドに接続され、トランジスタT2のゲートはグランドに接続されている。
トランジスタT2はインピーダンスが高く、抵抗R11はトランジスタT2の動作点を決定する、つまりトランジスタT2に流れる電流を決定する。従って、ソースフォロワ増幅器を構成するトランジスタT1のソースとグランドとの間のインピーダンスを高くするとともに、そのソースとグランドとの間で流れる電流量を抵抗R11の抵抗値により決定することで、増幅器の電圧増幅率をほぼ「1」にすることと、光電変換回路30の動作電圧を低くすることができる。
入力インピーダンスである負荷抵抗としての抵抗R3はグランドに接続されている。従って、光電変換回路30では、フォトダイオードPDの逆バイアス電圧を、トランジスタT2のインピーダンスと抵抗R11の抵抗値により決定することができる。このため、第1,第2の実施の形態に於ける第2の低電位電源Vrを設定・供給する必要がなく、光電変換回路30を適用する装置の構成が簡略化される。
また、本実施の形態の光電変換回路30は第1の高電位電源VDとグランドとの間に直列接続された抵抗R12,R13を備え、トランジスタT1のゲートは抵抗R1を介して抵抗R12,R13の間のノードに接続されている。抵抗R12,R13は、第1の高電位電源VDとグランドとの間の電圧を分圧する分圧回路を構成し、この分圧回路による分圧電圧によりトランジスタT1のゲート−ソース間電圧、つまりバイアス電圧が設定される。つまり、第1の高電位電源VDの電圧と抵抗R12,R13の抵抗値により、トランジスタT1のゲート電圧が設定される。このため、第1,第2の実施の形態に於ける第2の高電位電源Vgを設定・供給する必要がなく、光電変換回路30を適用する装置の構成が簡略化される。
抵抗R13には、コンデンサC2が並列に接続されている。このコンデンサC2により、フォトダイオードPDへの入射光によってトランジスタT1のゲート電圧が変動しても、抵抗R12,R13によるバイアス電圧が変動するのを防ぐことができる。
尚、上記各実施の形態は、以下の態様で実施してもよい。
・上記各実施の形態では、第3のインピーダンス素子として周波数特性を持たない素子(上記実施の形態では抵抗R3)を接続したが、周波数特性を持つインピーダンス素子を接続しても良い。尚、素子は、1つの電子部品又は複数の電子部品を接続した回路である。例えば、図4に示すように、光電変換回路40は、フォトダイオードPDのアノードとグランドとの間に第3のインピーダンス素子としてコイルL1とコンデンサC3を並列に接続した並列共振回路41が接続されている。並列共振回路41の共振周波数及びQ値は、フォトダイオードPDに入射光の信号周波数成分が必要量だけ通過可能な値に設定される。尚、Q値は、構成部品に含まれる等価並列抵抗の抵抗値により決定されるが、必要に応じてコイルL1に抵抗を並列に接続しても良い。
並列共振回路41は、フォトダイオードPDに流れる光電流による電圧変化のうち、交流成分に対して抵抗として機能し、直流成分を通過させる。従って、入射光による電圧変化のうち、交流成分のみを出力信号Voとして取り出すことができる。また、フォトダイオードPDに入射される光の直流成分が大きい場合であってもフォトダイオードPDの逆バイアス電圧の低下を防ぐことができ、フォトダイオードPDの寄生容量の値を小さく保つことができる。更に、共振周波数付近ではインピーダンスが極めて大きくなるため、交流成分に対する受光感度を高めることができる。その結果、光電変換回路40の高速化・高感度化を図ることができる。
・上記各実施の形態において、トランジスタT1をバイポーラトランジスタにより構成しても良い。この場合、バイポーラトランジスタはエミッタフォロワ回路を構成し、ベースが入力端子、エミッタが出力端子、コレクタが電源端子となる。
上記各実施の形態から把握できる技術的思想を以下に記載する。
(イ)前記第2の高電位電源の電圧は、前記第1の高電位電源と前記第1の低電位電源との間に接続された分圧回路により生成される分圧電圧であることを特徴とする請求項1〜4のうちの何れか一項に記載の光電変換回路。この構成によれば、光電変換回路に第2の高電位電源の電圧を供給する必要がなく、構成が簡略化される。
(ロ)前記分圧回路を構成する抵抗にコンデンサが並列接続されたことを特徴とする上記(イ)記載の光電変換回路。この構成によれば、トランジスタの動作点を設定する分圧電圧の変動を抑えることができる。
第1の実施の形態の光電変換回路の回路図。 第2の実施の形態の光電変換回路の回路図。 第3の実施の形態の光電変換回路の回路図。 別の光電変換回路の回路図。
符号の説明
10,20,30,40…光電変換回路、21…定電流源、41…並列共振回路、C1,C2,C3…コンデンサ、L1…コイル、PD…フォトダイオード、T1,T2…トランジスタ、VD…第1の高電位電源、Vg…第2の高電位電源、Vr…第2の低電位電源、VS…第1の低電位電源。

Claims (4)

  1. 受光用のフォトダイオードと、トランジスタを備える光電変換回路であって、
    前記トランジスタの電源端子は第1の高電位電源に接続され、前記トランジスタの入力端子は第1のインピーダンス素子を介して第2の高電位電源に接続されるとともにコンデンサの第1端子に接続され、該コンデンサの第2端子は前記フォトダイオードのアノードに接続され、前記トランジスタの出力端子は第2のインピーダンス素子を介して第1の低電位電源に接続されるとともにフォトダイオードのカソードに接続され、前記フォトダイオードのアノードは第3のインピーダンス素子を介して第2の低電位電源に接続され、
    前記第1及び第2のインピーダンス素子の値が、前記入力端子と前記出力端子の電位が同レベルとなるように設定された、ことを特徴とする光電変換回路。
  2. 前記トランジスタは、電界効果トランジスタによって構成され、該トランジスタはソースフォロワ回路を構成することを特徴とする請求項1記載の光電変換回路。
  3. 前記第2のインピーダンス素子は、定電流源によって構成されることを特徴とする請求項1又は2記載の光電変換回路。
  4. 前記第3のインピーダンス素子は、コンデンサとコイルの並列共振回路で構成されることを特徴とする請求項1,請求項2又は請求項3記載の光電変換回路。
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