本発明の実施の形態について、以下、図面に基づいて説明する。
複数のチューブ型燃料電池セルを集積化してチューブ型燃料電池セルモジュールを形成させるには、外部コイルおよび内部電極を別々に電気的に接続して集電を行う必要がある。以下、外部コイルの集電と内部電極の集電とに分けて説明する。
図1は、本発明の実施の形態において、複数のチューブ型燃料電池セル50と集電部材22,24とを備え形成されたチューブ型燃料電池セルモジュール100の構成の概略を示す側面図である。
図2は、図1に示したチューブ型燃料電池セル50の構成の概略を示す図である。また、図3は、図2に示すチューブ型燃料電池セル50において、チューブ延伸方向に沿った断面を示す図である。外部コイル18に替えて、外部コイル28を備えていることを除いて、あとは図12,13に示した従来のチューブ型燃料電池セルの構成とほぼ同一である。
外部コイル28は、捲回ピッチの密な部分280,282と、捲回ピッチの疎な部分284を有しており、捲回ピッチの疎な部分284は、捲回ピッチの密な部分280,282に挟まれた形状となっている。図4に、図3の捲回ピッチの密な部分280内の、B−Bラインに沿った断面図、図5に、図3の捲回ピッチの疎な部分284内の、C−Cラインに沿った断面図をそれぞれ示す。
図4、図5に示すように、内部電極10、第1の触媒層12、電解質層14及び第2の触媒層16は、内側から順に略同軸円筒状に積層されており、第2の触媒層16の外周面には、外部コイル28が巻かれている。図5に示すように、少なくとも捲回ピッチの疎な部分284の一部では、第2の触媒層16の外周面上に外部コイル28が存在せず、第2の触媒層16の一部が外部に露出した構造となっている。このため、捲回ピッチの密な部分280,282における外径と比較すると、捲回ピッチの疎な部分284における第2の触媒層16の一部が露出した部分の外径は小さくなっている。すなわち、図2、図3に示すように、捲回ピッチの疎な部分284の少なくとも一部は、捲回ピッチの密な部分280,282に対して凹になっている。
本発明の実施の形態において、外部コイル28は、例えば、金、白金、銅、ステンレス、チタン等またはそれらを含む合金を材料とすることが好ましい。接触抵抗を低減させるために、適宜金メッキ等を施してもよい。外部コイル28は、チューブ型燃料電池セルに巻きつけ可能な太さを有する。例えば、第2の触媒層16の外径に対して10%〜30%程度の直径を有する外部コイル28が好適に使用される。より具体的には、外部コイル28の太さは、好ましくは直径0.5mm〜5mm、より好ましくは直径1.0mm〜2.0mmである。
集電部材22,24は、主に導電性を有する材料で構成される。例えば、金、白金、銅、ステンレス、チタン等またはそれらを含む合金を用いることができる。また、集電部材22,24の表面に金メッキ等のメッキ加工を施し、導電性をさらに向上させることも好適である。また、集電部材22,24は、同じものでも、また異なるものでも良いが、部品点数削減のため、同一部材であることが好ましい。
集電部材22,24は、図1において紙面に対して垂直に広がる可とう性を有するプレート状の形状を有する。また、集電部材22,24は、チューブ型燃料電池セル50をそれぞれ挿入可能な複数の開口部26を備える。
集電部材22,24は、チューブ型燃料電池セルモジュール100を構成するために必要となる所望の剛性をさらに有する。具体的には、保持させるチューブ型燃料電池セルのサイズや個数、重量により、集電部材22,24の厚みは適宜調整することが好ましい。特に平面部分に必要とされる剛性と、湾曲または屈曲させる部分に必要とされる可とう性とのバランスを考慮して集電部材22,24の厚みを調整することが好ましい。
例えば、集電部材22,24の厚みは、外部コイル28の外周径D2の0.1倍〜2.0倍とすることが好ましい。より具体的には、外部コイル28の外周径D2が数mm〜数cm程度で、一つのセルモジュールとして用いられるチューブ型燃料電池セルが10〜50個程度のチューブ型燃料電池セルでは、集電部材22,24の厚みは外部コイル28の外周径D2の0.1倍〜2.0倍とすることが好ましい。例えば、外部コイル28の外周径D2が1.0mm〜3.0mm程度であれば、集電部材22,24の厚みは0.1mm〜6.0mmとすることが好適である。
集電部材22,24は、図1の紙面に対して垂直に互いに平行になるように配置される。集電部材22,24の開口部26は、集電部材22,24を向き合わせて配置した際に互いに対向する位置に設けられる。集電部材22,24の面に対し略垂直となるように、集電部材22,24のそれぞれに設けられた開口部26にチューブ型燃料電池セル50を挿入することにより、外部コイル28と、開口部26の縁部30とが電気的に接触するよう保持される。これによって、それぞれのチューブ型燃料電池セル50により発生した電気を集電することができる。
図1に示すように、チューブ型燃料電池セル50を集電部材22,24の開口部26に嵌着させた状態において、開口部26の内周径d1は、第2の触媒層16の外周径D1よりもわずかに大きい。好ましくは、内周径d1は、第2の触媒層16の外周径D1よりも大きく、外部コイル28の外周径D2よりも小さい。このため、チューブ型燃料電池セル50は、集電部材22,24に対し、安定に保持される。ここで、「外部コイル28の外周径D2」とは、図3に示したチューブ型燃料電池セル50の断面の形状において、外部コイル28を巻きつけた状態における最大の寸法のことを指しており、特に円筒状のチューブ型燃料電池セルにおいては、外部コイル28の太さを含めたチューブ型燃料電池セル100断面の直径を指す。
図1に示すように、開口部26の縁部30を湾曲または屈曲させると、外部コイル28と集電部材22,24との接触面積を大きくすることができ、集電性能が向上するとともに、チューブ型燃料電池セル50を安定に保持させることができるので好ましい。また、チューブ型燃料電池セル50と縁部30とを嵌着させるために、集電部材22,24のうち少なくとも縁部30は、可とう性を備えることが好ましい。
例えば、図6に示す形状を有する挿入部46をプレート状の集電部材22,24に予め形成しておくことによって、可とう性を備える縁部30を有する開口部26を得ることができる。図6は、プレート状の集電部材22,24の、プレートの面に対して略垂直方向、つまりプレート表面または裏面方向からみた挿入部46aの形状をそれぞれ示した図である。
図6(a)に示す挿入部46aは、中心部52aから集電部材22,24の面方向に放射状に設けられた集電部材22,24の表面から裏面まで貫通する複数の切れ込み54aを有する。集電部材22,24の挿入部46aに、チューブ型燃料電池セル50を挿入することにより、複数の切れ込み54aが湾曲または屈曲し、開口部26aが形成される。さらにチューブ型燃料電池セル50の挿入を続けると、図6(b)に示すように、チューブ型燃料電池セル50に設けられた外部コイルのうち、捲回ピッチの疎な部分284aと、開口部26aの縁部30aとが嵌着する。これによって複数のチューブ型燃料電池セル50が集電部材22,24に固定される。
挿入部46aは、中心部52aから面方向に放射状に設けられた複数の切れ込み54aを有する部分がチューブ型燃料電池セル50を挿入可能な大きさであればよい。すなわち、少なくとも、切れ込み54aを有する部分の径が、図1に示す外部コイル28の外周径D2よりも大きいことが好ましい。チューブ型燃料電池セル50の装着時には、切れ込み54aの可とう性により開口部26aの縁部30aの内周径d1が第2の触媒層16の外周径D1よりも大きく、外部コイル28の外周径D2よりも小さくなる。また、隣り合う挿入部46aは、少なくとも隣り合って固定されるチューブ型燃料電池セル50が互いに接触しない距離だけ離して設けられる。
本実施の形態においては、切れ込み54aはいずれも45度の角度で8等分しているが、これに限らず、少なくとも3分割すればよい。また、等しい角度を隔てて形成させなくてもよいが、チューブ型燃料電池セル50に加わる力を均等にするためにおおむね等しい角度で設けることが好ましい。さらに、チューブ型燃料電池セル50の外形に応じて切れ込み54aの長さを適宜調節してもよい。例えば、チューブ型燃料電池セル50の第2の触媒層16が断面楕円形の場合には、切れ込み54の長さを同じにする必要はなく、適宜設定することが好ましい。
また、図7及び図8に挿入部の変形例を示す。図6と同様に、図7及び図8は、プレート状の集電部材22,24の、プレートの面に対して略垂直方向、つまりプレート表面または裏面方向からみた挿入部46b,46cの形状をそれぞれ示した図である。
図7(a)に示す挿入部46bは、図6(a)に示す挿入部46aと同様に中心部52bから放射状に広がる複数の切れ込み54bを有するが、挿入部46bを形成する際に、集電部材22,24の表面及び裏面の少なくとも一方に屈曲を補助する溝56bが設けられている。溝56bは、図7(a)に示すように、中心部52bに対して同心に複数設けることが好ましい。このように、溝56を設けることによって、集電部材22,24の挿入部46bを容易に屈曲させることができる。したがって、挿入部46bにチューブ型燃料電池セル50を容易に挿入させることができる。
図8(a)に示す挿入部46cは、図6(a)に示す挿入部46aと同様に中心部52cから放射状に広がる複数の切れ込み54cを有するが、切れ込みが交差する中心部52cに穴58が設けられている点で相違する。縁部30cのチューブ型燃料電池セル50挿入方向の高さLを、捲回ピッチの疎な部分284cの凹部の幅と略同じになるようにすると、切れ込み54cがチューブ型燃料電池セル50の周面に沿って屈曲し、集電部材22とチューブ型燃料電池セル50との密着性が向上して嵌着がより強固となる。なお、穴58の形状は、必ずしも正八角形等の正多角形の形状でなくてもよく、例えば、円形でもよい。
図9は、本発明の他の実施の形態において、複数のチューブ型燃料電池セル150と集電部材32,34とを備え形成されたチューブ型燃料電池セルモジュール200の構成の概略を示す側面図である。複数のチューブ型燃料電池セル50、集電部材22,24に替えて、複数のチューブ型燃料電池セル150、集電部材32,34をそれぞれ備えていることを除いて、あとは図1に示したチューブ型燃料電池セルモジュール100の構成とほぼ同一である。
図10は、図9に示したチューブ型燃料電池セル150の構成の概略を示す図であり、同図左側は、チューブ型燃料電池セル150において、チューブ延伸方向に沿った断面を示す図である。チューブ型燃料電池セル150の構造は、外部コイル28に替えて、外部コイル38を備えていることを除いて、あとは図2,3に示したチューブ型燃料電池セル50の構成とほぼ同一である。
図10に示すように、チューブ型燃料電池セル150には、第1コイル部380と、第2コイル部382,384とを有するよう外部コイル38が密に巻きつけられており、第2コイル部382,384は、第1コイル部380を挟むように設けられている。第1コイル部380と第2コイル部382,384とは、外部コイル38の巻きつけ回数を異にすることにより、第1の外周径D3を有する第1コイル部380と、第1の外周径よりも大きな第2の外周径D4を有する第2コイル部382,384とが形成されている。チューブ型燃料電池セル150の第1コイル部380と、集電部材32,34に所定の間隔で設けられた開口部36とを嵌着させることにより、チューブ型燃料電池セルモジュール200を形成させることができる。このとき、縁部40のほぼ全周にわたり外部コイル38と接触することが可能となるため、有利である。
集電部材32,34は、上記実施の形態における集電部材22,24と同様の構造を有する。図9に示した、チューブ型燃料電池セル150を集電部材32,34の開口部36に嵌着させた状態において、開口部36の内周径d2は、第1コイル部380の外周径D3よりもわずかに大きい。好ましくは、内周径d2は、第1コイル部380の外周径D3よりも大きく、第2コイル部382,384の外周径D4よりも小さい。このため、チューブ型燃料電池セル150は、集電部材32,34に対し、安定に保持される。
なお、本実施の形態において、第1コイル部380では外部コイル38を1回、第2コイル部382,384では外部コイル38を2回、それぞれ巻きつけているが、これに限らず、集電部材32,34とチューブ型燃料電池セルとの嵌着をより強固にするために、例えば、第2コイル部382,384の一部にさらに外部コイル38を巻きつけたりしてもよい。
本発明の実施の形態において、好適に使用される集電部材32,34および外部コイル38の材料としては、図1に示す集電部材22,24および外部コイル28と同様のものを使用してよい。また、集電部材32,34の厚みについても、集電部材22,24の厚みと同様に適宜調整してもよい。また、集電部材32,34は、同じものでも、また異なるものでも良いが、部品点数削減のため、同一材料、同一形状の部材であることが好ましい。
このように、所定の間隔で設けられた複数の開口部を有する集電部材に、複数のチューブ型燃料電池セルを挿入し、外部コイルと集電部材の開口部とを嵌着させることにより、集電部材に対し、所定の位置関係で、かつ容易に複数のチューブ型燃料電池セルを固定させ、モジュール化することが可能となる。
次に、本発明の他の実施の形態を示す。図11は、本発明の他の実施の形態において、複数のチューブ型燃料電池セル250と集電部材22,24,42,44とを備え形成されたチューブ型燃料電池セルモジュール300の構成の概略を示す側面図である。集電部材42,44をさらに備えていることを除いて、あとは図1に示したチューブ型燃料電池セルモジュール100の構成とほぼ同一である。
図11に示すように、チューブ型燃料電池セル250の内部電極10は、外部に露出した先端部48,49を有しており、集電部材42,44に所定の間隔で設けられた開口部66,76に先端部48が挿入され、固定されている。
先端部48,49を含む内部電極10は、例えば、金、白金、銅、ステンレス、チタン等またはそれらを含む合金を材料として好適に使用される。接触抵抗を低減させるために、適宜金メッキ等を施してもよい。内部電極10の太さは、チューブ型燃料電池セル250の大きさにより適宜調整することが好ましい。例えば、内部電極10の外周径D5は、チューブ型燃料電池セル250の外部コイル28の外周径の0.5倍〜0.95倍とすることが好適である。また、例えば、外部コイル28の外周径が数mm〜数cm程度である場合、内部電極10の外周径D5を0.5mm〜5.0mmに設定する。
集電部材42,44は、主に導電性を有する材料で構成される。例えば、金、白金、銅、ステンレス、チタン等またはそれらを含む合金を用いることができる。また、集電部材42,44の表面に金メッキ等のメッキ加工を施し、導電性をさらに向上させることも好適である。また、集電部材42,44は、同じものでも、また異なるものでも良いが、部品点数削減のため、同一部材であることが好ましく、さらに好ましくは、集電部材22,24と同一部材のものである。
集電部材42,44は、チューブ型燃料電池セルモジュール300を構成するために必要となる所望の剛性をさらに有する。具体的には、保持させるチューブ型燃料電池セルのサイズや個数、重量により、集電部材42,44の厚みは適宜調整することが好ましい。特に平面部分に必要とされる剛性と、湾曲または屈曲させる部分に必要とされる可とう性とのバランスを考慮して集電部材42,44の厚みを調整することが好ましい。
例えば、先端部48,49を含む内部電極10の外周径が1.0mm程度で、一つのセルモジュールとして用いられるチューブ型燃料電池セルが10〜50個程度であれば、集電部材42,44の厚みは、内部電極10の外周径D5の0.1倍〜2倍とすることが好ましい。例えば、内部電極10の外周径D5が1.0mm〜3.0mmである場合、集電部材42,44の厚みを0.1mm〜6mm程度とするのが好ましい。
集電部材42,44は、図11の紙面に対して垂直に互いに平行になるように配置される。集電部材42,44の開口部66,76は、集電部材42,44を向き合わせて配置した際に互いに対向する位置に設けられる。集電部材42,44の面に対し略垂直となるように、集電部材42,44のそれぞれに設けられた開口部66,76にチューブ型燃料電池セル250を挿入させることにより、先端部48,49と、開口部66,76の縁部45,47とが電気的に接触し、保持される。これによって、それぞれのチューブ型燃料電池セル250により発生した電気を集電することができる。なお、図11に示した形状を有する集電部材42,44については、集電部材42,44同士の位置を先に決めてしまうと、開口部66,76に対してチューブ型燃料電池セル250を挿入するのは困難であるため、集電部材42,44を、先端部48,49側からそれぞれ挿入させるようにするとよい。
図11に示すように、チューブ型燃料電池セル250を集電部材42,44の開口部66,76に挿入させた状態において、集電部材42,44の可とう性によって開口部66,76の縁部45,47は内部電極10の外周を締め付けるように嵌着される。このため、チューブ型燃料電池セル250は、集電部材42,44に対し、縁部45,47を介して物理的、電気的に安定に保持される。集電部材42,44として、集電部材22,24と同一部材のものを使用してもよく、また集電部材42,44の面上に図6(a)に示した形状を有する挿入部46を予め所望の間隔、つまり少なくとも隣り合うチューブ型燃料電池セル250の外側の触媒層同士が接触しないように設けてもよい。
本実施の形態において、集電部材42,44を電気的に接続して集電してもよいが、少なくとも集電部材22,24(32,34)に対しては接触し、短絡しないようにする。また、本実施の形態において4枚の集電部材22,24,42,44によりチューブ型燃料電池セル250の固定または位置決めをし、チューブ型燃料電池セルモジュール300を形成しているが、チューブ型燃料電池セル250の固定または位置決めのためには、これらの集電部材のうち少なくとも2枚あればよく、例えば、集電部材42,44だけでもよい。好適には、4枚の集電部材22,24(32,34),42,44が使用される。
図11において、集電部材42,44はチューブ型燃料電池セル250の樹脂シール20に近接しているが、必ずしも近接させる必要はない。また、集電部材42,44は、開口部66,76の縁部45,47と先端部48,49との界面を介して燃料ガス又は酸化剤ガスがリークしないように取り付けることが好ましい。なお、縁部45,47の端部は尖っている場合が多く、近接する、図示しない部材に接触し、破損させたり傷つけたりしないよう、先端部48,49の末端からはみ出さないように備えることが好ましい。
このように、所定の間隔で設けられた複数の開口部を有する集電部材に、複数のチューブ型燃料電池セルを挿入させることにより、集電部材に対し、所定の位置関係で、かつ容易に複数のチューブ型燃料電池セルを固定させ、複セル化することが可能となる。
10 内部電極、12 第1の触媒層、14 電解質層、16 第2の触媒層、18,28,38 外部コイル、20 樹脂シール、22,24,32,34,42,44 集電部材、26,26a,26b,26c,36,66,76 開口部、30,30a,30b,30c,40,45,47 縁部、46,46a,46b,46c 挿入部、48,49 先端部、50,150,250 チューブ型燃料電池セル、52a,52b,52c 中心部、54a,54b,54c 切れ込み、56b,56c 溝、58 穴、100,200,300 チューブ型燃料電池セルモジュール、280,282 捲回ピッチの密な部分、284,284a,284b,284c 捲回ピッチの疎な部分、380 第1コイル部、382,384 第2コイル部。