JP2007095216A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 スリーブ外形を樹脂部品の外形に合わせて3面カットすることにより樹脂部品の小型化を可能とした磁気ディスク装置を提供することにある。
【解決手段】 矩形形状の筐体10と、この筐体10内に配設された磁気ディスク20と、磁気ディスク20に対して情報を記録再生する磁気ヘッド24と、情報を記録再生しない場合に磁気ヘッド24を磁気ディスクから離間した位置に保持するランプアセンブリ30とを備え、ランプアセンブリ30は多角形に形成された樹脂からなるランプ樹脂部材70と、このランプ樹脂部材70にインサート成形されたスリーブシャフト79とを備え、ランプ樹脂部材70内にインサートされたスリーブシャフト79は、ランプ樹脂部材70の外形に合わせてカットされていることを特徴とする。
【選択図】 図8

Description

本発明は、この発明は、密閉されたケース内で回転駆動されるディスクにヘッドを対向させて情報の記録再生を行なう磁気ディスク装置に関する。
近年、コンピュータの外部記録装置や画像記録装置として磁気ディスク装置、光ディスク装置などのディスク装置が広く用いられている。
ディスク装置として、例えば、磁気ディスク装置は、一般に、矩形箱状の筐体を有している。筐体内には、磁気記録媒体としての磁気ディスク、この磁気ディスクを支持および回転させるディスク駆動装置、磁気ディスクに対して情報の書き込み、読み出しを行なう複数の磁気ヘッド、これらの磁気ヘッドを磁気ディスクに対して移動自在に支持したヘッドアクチュエータ、ヘッドアクチュエータを回動および位置決めするボイスコイルモータ、ヘッドIC等を有する基板ユニット等が収納されている。
筐体の外面には、基板ユニットを介してスピンドルモータ、ボイスコイルモータ、および磁気ヘッドの動作を制御するプリント回路基板がねじ止めされている。プリント回路基板の端部には、磁気ディスク装置を他の外部機器に接続するためのインターフェース(I/F)コネクタが接合されている。
上記したように磁気ディスク装置は矩形箱状の筐体を有しており、この筐体は互いにほぼ等しい寸法に形成されたシェルにより構成されている。そして、このシェルは、例えば、ヘッドアクチュエータを構成するキャリッジとシェルの外側からねじ込まれた固定ねじにより固定される。キャリッジにはこの固定ねじを受けるスリーブが組み込まれている。特許文献1には、ねじ部を有し、外形が多角形になっているスリーブを樹脂に一体成形することにより締付け強度が高く、且つ加工工数を低減した反応射出成形品が開示されている。
特公昭61−59206号公報
上記特許文献1に記載の技術によると、スリーブ外形形状は樹脂部品の形状に左右されることなく面取り加工を施している。また、雌ネジは片側からの止まり形状となるため、部品の取り付けは片側からのみとなる。
そこで、本発明の目的は、上記の問題を解決するために成されたものであり、スリーブ外形を樹脂部品の外形に合わせて3面カットすることにより樹脂部品の小型化を可能とした磁気ディスク装置を提供することにある。
上記した課題を解決するために、この発明は、矩形形状の筐体と、この筐体内に配設されたディスク状の記録媒体と、この筐体内に配設され、前記記録媒体に対して情報を記録再生するヘッドと、前記情報を記録再生しない場合に前記ヘッドを前記記録媒体から離間した位置に保持するランプアセンブリとを備え、前記ランプアセンブリは、多角形に形成された樹脂からなるランプ樹脂部材と、このランプ樹脂部材にインサート成形されネジ加工が施されたスリーブシャフトとを備え、前記ランプ樹脂部材内にインサートされた前記スリーブシャフトは、前記ランプ樹脂部材の外形に合わせてカットされていることを特徴とする。
また上記した課題を解決するために、この発明は、矩形形状の筐体と、この筐体内に配設されたディスク状の記録媒体と、この筐体内に配設され、前記記録媒体に対して情報を記録再生するヘッドと、前記情報を記録再生しない場合に前記ヘッドを前記記録媒体から離間した位置に保持するランプアセンブリとを備え、前記ランプアセンブリは、多角形に形成された樹脂からなるランプ樹脂部材と、このランプ樹脂部材にインサート成形されネジ加工が施されたスリーブシャフトとを備え、前記ランプ樹脂部材内にインサートされた前記スリーブシャフトは、前記ランプ樹脂部材の外形に合わせて3面以上のカット面が形成されていることを特徴とする。
この発明によれば、スリーブシャフトをランプアセンブリ(樹脂部品)の外形に合わせ三面カット加工にすることにより、ランプの小型化が可能と同時に、空回りに対する強度向上も可能にする。
以下図面を参照しながら、この発明をハードディスクドライブ(以下、HDDと称する)に適用した実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るHDDを示す斜視図である。また図2は、本発明の実施系に係るHDDの分解斜視図である。また図3は、本発明の実施形態に係るHDDの筐体および内部構造を示す正面図である。
図1および図2に示すように、HDDは後述する種々の部材が収納されたほぼ矩形箱状の筐体10と、筐体10の外面に重ねて設けられた矩形状の制御回路基板12と、を備えている。筐体10および制御回路基板12は、例えば、長さLが約32mm、幅Wが約24mmに形成され、筐体10および制御回路基板12を含む厚さTが約3.3mm程度に形成されている。なお、制御回路基板12上には本来、複数の電子部品やコネクタが実装されているが、ここでは特に図示しない。
HDDの本体を構成した筐体10は、互いにほぼ等しい寸法に形成された第1シェル10aおよび第2シェル10bにより構成されている。第1および第2シェル10a、10bは、それぞれ金属によりほぼ矩形状に形成され、周縁部には側壁が立設されている。第1および第2シェル10a、10bは、その周縁部同士が対向した状態で、互いに向い合わせて配置されている。第1および第2シェル10a、10bの周縁部には帯状のシール材16が巻き付けられ、このシール材により周縁部が互いに接続されているとともに、周縁部間の隙間がシールされている。これにより、矩形箱状の筐体10が構成されている。
第1シェル10aの底面は矩形状の実装面11を形成している。そして、この実装面11の角を含む筐体10の4つの角は円弧状に丸めて形成されている。これにより、筐体10の周縁部に巻装されたシール材16が、筐体の角で損傷することを防止しているとともに、シール材の浮きによる気密性の悪化を防止している。
図2および図3に示すように、筐体10は、長手方向の中心軸Cを有し、この中心軸の両側に位置した第1領域15aおよび第2領域15bを有している。筐体10内において、筐体の周縁部には複数の支持ポスト18が設けられている。各支持ポスト18は、ゴム等の弾性材を介して第1シェル10aの内面に固定された基端を有し、第1シェルの内面に対してほぼ垂直に立設されている。各支持ポスト18の位置で、実装面11にねじ孔が形成され、支持ポスト内まで延びている。
筐体10内には、情報記録媒体として機能する例えば、0.85インチの磁気ディスク20、この磁気ディスク20を支持および回転させる駆動モータとしてのスピンドルモータ22、磁気ディスク20に対して情報の書き込み、読み出しを行なう磁気ヘッド24、磁気ディスク20に対して磁気ヘッド24を移動自在に支持したヘッドサスペンションアセンブリ(HSA)26、HSA26を回動および位置決めするボイスコイルモータ(以下VCMと称する)28、磁気ヘッド24が磁気ディスク20の周縁部に移動した際、磁気ヘッド24を磁気ディスク20から離間した位置にアンロードして保持するランプアセンブリ30、HSA26を退避位置に保持する電磁ラッチ32、およびヘッドIC等を有する基板ユニット34等が収納されている。
スピンドルモータ22は、第1シェル10aに取付けられている。スピンドルモータ22はスリーブシャフト36を有し、このスリーブシャフト36は第1シェル10aの内面に固定され、この内面に対してほぼ垂直に立設されている。スリーブシャフト36の延出端は、第2シェル10bの外側からねじ込まれた固定ねじ37により第2シェル10bにねじ止めされている。これにより、スリーブシャフト36は第1および第2シェル10a、10bに両持ち支持されている。
スリーブシャフト36には、図示しない軸受を介してロータが回転自在に支持されている。ロータの第2シェル10b側の端部は円柱形状のハブ43を構成し、このハブ43には、磁気ディスク20が同軸的に嵌合されている。ハブ43の端部には、環状のクランプリング44が嵌合されて、磁気ディスク20の円周縁部を保持している。これにより、磁気ディスク20はロータに固定され、ロータと一体的に回転可能に支持されている。
ロータの第1シェル10a側の端部には図示しない環状の永久磁石が固定され、ロータと同軸的に位置している。スピンドルモータ22は、第1シェル10aに取付けられたステータコア、およびこのステータコアに巻回された複数のコイルを有し、これらステータコアおよびコイルは、永久磁石の外側に隙間を置いて配置されている。
スピンドルモータ22のスリーブシャフト36の中心、および磁気ディスク20の中心は、第1領域15aに設けられ、中心軸Cに対して偏心距離Sだけ偏心して位置している。すなわち、スピンドルモータ22および磁気ディスク20は、中心軸Cに対し、僅かに第1領域15a側にずれて配設されている。偏心距離Sは筐体10の幅Wの5ないし6%に設定され、ここでは、1.2mm程度に設定されている。
ヘッドアクチュエータを構成するHSA26は、第2領域15bにおいて第1シェル10aの内面上に固定された軸受組立体52を備えている。軸受部として機能する軸受組立体52は、第1シェル10aの内面に対して垂直に立設されたスリーブシャフト53と、一対の軸受を介してスリーブシャフト53に回転自在に支持された円筒形状のハブ54と、を有している。スリーブシャフト53の延出端は、第2シェル10bの外側からねじ込まれた固定ねじ56により第2シェルにねじ止めされている。これにより、スリーブシャフト53は第1および第2シェル10a、10bに両持ち支持されている。
HSA26は、ハブ54から第1領域15a側に延出したアーム58、アーム58の先端から延出した細長い板状のサスペンション60、ハブ54からアームと反対方向に延出した支持フレーム62を備えている。サスペンション60の延出端には、図示しないジンバル部を介して磁気ヘッド24が支持されている。サスペンション60および磁気ヘッド24は第1領域に位置している。磁気ヘッド24はサスペンション60のばね力により磁気ディスク20表面に向かって所定のヘッド荷重が印加されている。支持フレーム62には、VCM28を構成するボイスコイル64が一体的に固定され第2領域15bに位置している。
HSA26を軸受組立体52の回りで回動させる駆動部としてのVCM28は、第2領域15bにおいて第1シェル10a上に固定され互いに隙間を置いて対向した一対のヨーク63と、一方のヨークの内面に固定されボイスコイルに対向した図示しない磁石と、を備えている。ボイスコイル64に通電することにより、HSA26は、図3に示す退避位置と磁気ディスク20の表面上との間で磁気ディスク上を回動し、磁気ヘッド24は磁気ディスク20の所望のトラック上に位置決めされる。
ラッチ機構として機能する電磁ラッチ32は、第2領域15bにおいて第1シェル10aに設けられ、ヨーク63を挟んで軸受組立体52の反対側に位置している。電磁ラッチ32は、HDDが衝撃等の外力を受けた際、退避位置に移動したHSA26をラッチし、HSA26が退避位置から作動位置へ移動することを防止する。
ランプアセンブリ30は、第1領域15aにおいて第1シェル10aの内面に固定され磁気ディスク20の周縁部と対向して位置した樹脂からなるランプ樹脂部材70を有し、ランプ樹脂部材70はスリーブシャフト79を有している。スリーブシャフト79は第1シェル10aの内面に固定され、この内面に対してほぼ垂直に立設されている。スリーブシャフト79の延出端は、第2シェル10bの外側からねじ込まれた固定ねじ80により第2シェル10bにねじ止めされている。これにより、スリーブシャフト79は第1および第2シェル10a、10bに両持ち支持されている。また、ランプ樹脂部材70はサスペンション60の先端から延出するタブ72を係合可能とするタブ摺動面73を備えている。
HSA26が磁気ディスク20の内周部から磁気ディスク外周の退避位置まで回動すると、タブ72は、ランプ樹脂部材70のタブ摺動面73に係合し、その後、タブ摺動面73の傾斜によって引き上げられ、磁気ヘッド24のアンロード動作を行なう。HSA26が退避位置まで回動すると、タブ72はランプ樹脂部材70のタブ摺動面73上に支持され、磁気ヘッド24は磁気ディスク20の表面から離間した状態に保持される。
基板ユニット34は、フレキシブルプリント回路基板により形成された本体34aを有し、この本体34aは第1領域15aにおいて第1シェル10aの内面に固定されている。本体34a上にはヘッドIC、ヘッドアンプ等の電子部品が実装されている。基板ユニット34は本体34aから延出したメインフレキシブルプリント回路基板(以下、メインFPCと称する)34bを有している。メインFPC34bの延出端は、HSA26の軸受組立体52近傍に接続され、更に、アーム58およびサスペンション60上に設けられた図示しないケーブルを介して磁気ヘッド24に電気的に接続されている。基板ユニット34の本体底面には制御回路基板12と接続するための図示しないコネクタが実装されている。このコネクタは、第1シェル10aに形成された開口を介して第1シェルの実装面11に露出している。
図4(a)は、本発明の実施形態に係るランプアセンブリを上方から見た斜視図であり、(b)はランプアセンブリの下方から見た斜視図である。
図4(a)、(b)に示すように、ランプアセンブリ30は主にランプ樹脂部材70とスリーブシャフト79とから構成され、ランプ樹脂部材70にスリーブシャフト79がインサート成形されている。図4(a)のように、スリーブシャフト79の延出端はランプ樹脂部材70の平面Aより突出され、その突出された延出端の周りはランプ樹脂部材70で覆われている。この延出端は、ランプ樹脂部材70の平面Aの形状に合わせて2面カット加工が施されている。すなわち、ランプ樹脂部材70の平面Aのランプ外形部71に平行にカットされ、またランプ立ち壁75の接線方向に平行にカットされている。なお、図4(b)も同様に、スリーブシャフト79の延出端はランプ樹脂部材70の平面Bより突出され、ランプ外形部71に平行にカットされ、ランプ立ち壁75の接線方向に平行にカットされている。
ランプ樹脂部材70は前述したサスペンション60の先端から延出するタブ72を係合可能とするタブ摺動面73を上下それぞれ備えている。このタブ摺動面73は、HSA26が磁気ディスクの内周部から磁気ディスク外周の退避位置まで回動したときにタブ72と係合して磁気ヘッド24のアンロード動作が行われる。また、ランプアセンブリ30はHSA26の磁気ヘッド24を磁気ディスク20の所望のトラック上に直ぐに位置決めできるように、磁気ディスク20の外周部と接触しないようになっている。すなわち、ランプアセンブリ30はディスク逃げ部76を有し、磁気ディスク20の外周部とは非接触な状態を保っている。
図5は図4(a)の上方から見たランプアセンブリの平面図であり、図6は図5のランプアセンブリのX−X断面図である。図7は図5の矢印S側から見た側面図であり、図8は図7のランプアセンブリのY−Y断面図である。
図6に示すように、スリーブシャフト79はランプ樹脂部材70内をほぼ垂直に立設されている。スリーブシャフト79の延出端は、第2シェル10bの外側からねじ込まれた固定ねじ80により第2シェル10bにねじ止めされている。これにより、スリーブシャフト79は第2シェル10bに支持された構造となっている。0.85インチ磁気ディスク装置のような小型のものについては、このような構造をとることでスペースを有効利用できる。
図8は本発明の特徴を具体的に表している。今までスリーブシャフト79の延出端は2面カット加工が施されていると説明してきたが、本発明のスリーブシャフト79ではランプ樹脂部材70内にインサートされている部分では3面カット加工が施されている。図に示すように、第1のカット面77aはランプ外形部71と平行であり、第2のカット面77bはランプ立ち壁75の接線方向と平行であり、更に第3のカット面77cはディスク逃げ部76と平行にカットされている。そして、第1のカット面77aとランプ外形部71との距離と、第2のカット面77bとランプ立ち壁75との距離、第3のカット面77cとディスク逃げ部76との距離は互いに0.25mmとなっている。このようなランプ樹脂部材70内にインサートされた部分を3面カットとしカット面との距離を均一にすることにより、ランプアセンブリ30の小型化が可能と同時に、ねじ締め時のスリーブシャフト79の空回りを防止することができる。なお、ここではスリーブシャフト79のインサート部分を3面カットとしたが、3面に限ったものではなく4面でも5面でもランプ樹脂部材の形状に合わせてあれば3面以上でも良く、ランプアセンブリ30の小型化とねじ締め時の空回りを防止することができるということは言うまでもない。
図9は本発明のスリーブシャフト単体を示した斜視図である。
図に示すように、スリーブシャフト79の延出端は上下ともに2面カットに施され、各延出端を繋ぐ部分、すなわちランプ樹脂部材70にインサートされる部分は3面カットに施されている。但し、図9では第1のカット面77aがちょうど図の反対側に隠れて見えない。
以上説明したように、ランプ樹脂部材内にインサートされる部分のスリーブシャフトを3面カット形状とし、具体的には、この3面のうち、第1のカット面をランプ外形部と平行に、第2のカット面をランプ立ち壁の接線方向と平行に、第3のカット面をディスク逃げ部と平行になるようにした。また、スリーブシャフトの上下の延出端もランプ外形部と平行に、更にランプ立ち壁の接線方向と平行にカットされた形状となっている。このような形状にすることにより、従来の平行な2面のカット加工を施したスリーブシャフトをインサートするよりもランプを小型化することが可能であり、インサート部分を三面以上カットすることにより、空回りに対する強度向上を図ることが可能である。
なお、本願発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は可能な限り適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適当な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
本発明の実施形態に係るHDDを示す斜視図。 本発明の実施形態に係るHDDの分解斜視図。 本発明の実施形態に係るHDDの筐体および内部構造を示す正面図。 (a)は本発明の実施形態に係るランプアセンブリを上方から見た斜視図であり、(b)はランプアセンブリの下方から見た斜視図。 図4(a)の上方から見たランプアセンブリの平面図。 図5のランプアセンブリのX−X断面図。 図5の矢印S側から見た側面図。 図7のランプアセンブリのY−Y断面図。 スリーブシャフト単体を示した斜視図
符号の説明
10…筐体、10a…第1シェル、10b…第2シェル、12…制御回路基板、20…磁気ディスク、22…スピンドルモータ、24…磁気ヘッド、26…ヘッドサスペンションアセンブリ(HSA)、28…VCM、30…ランプアセンブリ、70…ランプ樹脂部材、79…スリーブシャフト

Claims (5)

  1. 矩形形状の筐体と、
    この筐体内に配設されたディスク状の記録媒体と、
    この筐体内に配設され、前記記録媒体に対して情報を記録再生するヘッドと、
    前記情報を記録再生しない場合に前記ヘッドを前記記録媒体から離間した位置に保持するランプアセンブリとを備え、
    前記ランプアセンブリは、多角形に形成された樹脂からなるランプ樹脂部材と、このランプ樹脂部材にインサート成形されネジ加工が施されたスリーブシャフトとを備え、
    前記ランプ樹脂部材内にインサートされた前記スリーブシャフトは、前記ランプ樹脂部材の外形に合わせてカットされていることを特徴とする磁気ディスク装置。
  2. 矩形形状の筐体と、
    この筐体内に配設されたディスク状の記録媒体と、
    この筐体内に配設され、前記記録媒体に対して情報を記録再生するヘッドと、
    前記情報を記録再生しない場合に前記ヘッドを前記記録媒体から離間した位置に保持するランプアセンブリとを備え、
    前記ランプアセンブリは、多角形に形成された樹脂からなるランプ樹脂部材と、このランプ樹脂部材にインサート成形されネジ加工が施されたスリーブシャフトとを備え、
    前記ランプ樹脂部材内にインサートされた前記スリーブシャフトは、前記ランプ樹脂部材の外形に合わせて3面以上のカット面が形成されていることを特徴とする磁気ディスク装置。
  3. 前記スリーブシャフトの延出端は上下ともに前記ランプ樹脂部材の平面より突出された状態で、前記延出端を繋ぐ部分は前記ランプ樹脂部材内にインサートされることを特徴とする請求項1乃至2記載の磁気ディスク装置。
  4. 前記スリーブシャフトの延出端の形状は、前記ランプ樹脂部材の形状に合わせて2面カットされていることを特徴とする請求項1乃至2記載の磁気ディスク装置。
  5. 前記スリーブシャフトは、前記筐体の外側からねじ込まれたネジにより固定されることを特徴とする請求項1乃至2記載の磁気ディスク装置。
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