JP2007094979A - プログラマブル表示器、制御プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体、ならびに画面作成装置、画面作成プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】プログラマブル表示器において、ユーザがパスワードの認証後に行うべき所定の操作を省いて、その操作によって実行されるべき動作を自動的に実行する。
【解決手段】パスワード照合部21bが、入力されたパスワードを登録されているパスワードと照合した結果、入力パスワードを認証すると、認証後動作制御部21cは、パスワードデータに含まれる認証後動作のデータに規定されている動作を実行するように、システム制御部21aに指示する。システム制御部21aは、その指示を受けて、規定された動作を行う。
【選択図】図4
【解決手段】パスワード照合部21bが、入力されたパスワードを登録されているパスワードと照合した結果、入力パスワードを認証すると、認証後動作制御部21cは、パスワードデータに含まれる認証後動作のデータに規定されている動作を実行するように、システム制御部21aに指示する。システム制御部21aは、その指示を受けて、規定された動作を行う。
【選択図】図4
Description
本発明は、複数の画面を切り替えて表示するプログラマブル表示器、およびそのプログラマブル表示器に表示する画面を作成する画面作成装置に関するものである。
従来、例えば、制御システムのHMI(Human Machine Interface) として、プログラマブル表示器が広く使用されている。プログラマブル表示器は、デバイスを制御するプログラマブルロジックコントローラ(PLC)と通信して、これらのPLCの内部に設けられたメモリに格納されるデータを表示したり書き替えたりする。データを画面表示するときの動作や、タッチパネル上での操作に応じてデータを書き替えるときの動作は、画面作成用のソフトウエアによって作成された画面に基づいて特定される。
プログラマブル表示器は、劣悪な環境下でも正常に動作できるように、入力装置としてディスプレイ上での入力を可能にするタッチパネルを備えている。オペレータは、プログラマブル表示器の表示に基づいて、制御対象のデバイスの状態などを把握するとともに、タッチパネルを操作することにより、プログラマブル表示器へデバイスへの制御指示などを入力する。
ところで、このようなプログラマブル表示器では、重要な設定などの作業が、特定のユーザ(管理者)によって行われることがある。例えば、特許文献1には、このような特定のユーザにのみ当該作業を許可するため、制限レベルに対応したパスワードを入力し、このパスワードが正しければ、作業が許可されることが開示されている。
特開平2001−202108号公報(2001年7月27日公開)
ところが、上記のようなパスワードによる認証方法では、正しいパスワードの入力によって作業が許可されるものの、それから先の作業はユーザが行っていた。このため、日常の決まった作業であっても、パスワードの認証後には同じ操作をその都度繰り返して行うこととなっており、作業効率の向上が望まれていた。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、ユーザがパスワードの認証後に行うべき所定の操作を省いて、その操作によって実行されるべき動作を自動的に実行することを目的としている。
本発明に係るプログラマブル表示器は、入力された入力パスワードを予め設定された設定パスワードと照合するパスワード照合手段と、前記両パスワードが一致したと判定されると、予め指定された動作を実行する指定動作実効手段とを備えていることを特徴としている。
上記の構成では、パスワード認証後の動作が予め指定されており、入力パスワードがパスワード照合手段による照合の結果、認証されると、その動作が指定動作実行手段によって自動的に実行される。これにより、パスワードの認証後にその動作をさせるためのユーザの操作を省くことができる。それゆえ、ユーザが、パスワードを入力する操作をしてから、パスワードの認証後にさらに操作を行わなくても、実行すべき動作が自動的に行われる。
また、前記プログラマブル表示器においては、前記パスワード照合手段によるパスワード照合の履歴を所定の記録領域に記録する照合履歴記録手段を備えていることが好ましい。これにより、このように、パスワード照合履歴を記録することにより、操作内容と時刻とを後に確認することができる。これにより、不正なアクセスの有無などを検証することができる。
また、前記プログラマブル表示器においては、予め番号が付与された前記設定パスワードを変更可能に登録しているパスワード登録データベースを備え、前記パスワード照合手段は、前記番号に基づいて前記パスワード登録データベースから前記設定パスワードを読み出すことが好ましい。このように、設定パスワードを番号で指定しておき、パスワード照合手段によって、その番号に基づいてパスワード登録データベースから前記設定パスワードを読み出すことにより、パスワードの指定(番号)を変えることなく、パスワードをパスワード登録データベースにおいて変更することができる。これにより、頻繁に変わるセキュリティレベルに応じて容易にパスワードを変更することができる。
本発明の制御プログラムは、前記プログラマブル表示器を動作させるプログラムであって、コンピュータを前記各手段として機能させる。また、この制御プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。これにより、パスワード認証後の指定された動作を自動的に行うことができる。
本発明の画面作成装置は、前記プログラマブル表示器に表示する画面を作成する画面作成装置であって、前記設定パスワードを設定するパスワード設定手段と、前記入力パスワードを入力するためのパスワード入力部品を前記画面に設定する部品設定手段とを備えていることを特徴としている。
これにより、パスワード設定手段および部品設定手段によって、設定パスワードおよびパスワード入力部品が画面に設定されるので、容易にパスワード入力用の画面を作成することができる。
本発明の画面作成プログラムは、前記画面作成装置を動作させる画面作成プログラムであって、コンピュータを前記各手段として機能させる。また、この画面作成プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。これにより、容易にパスワード入力用の画面を作成することができる。
本発明に係る画面作成装置は、入力された入力パスワードを予め設定された設定パスワードと照合するパスワード照合手段と、前記両パスワードが一致したと判定されると、予め指定された動作を実行する指定動作実効手段とを備えている。これにより、オペレータの操作負担を軽減して、作業の効率化を図ることができるという効果を奏する。
本発明の実施形態を図1ないし図7に基づいて説明すると、以下の通りである。
図1に示すように、本実施形態に係る制御システム1は、プログラマブル表示器2と、PLC3と、デバイス4と、シリアルケーブル5と、共通ネットワーク8と、サーバーコンピュータ9とを備えている。
プログラマブル表示器2は、画面転送ケーブル6を介してパーソナルコンピュータ7と接続されている。画面転送ケーブル6は、後述するようにパーソナルコンピュータ7で作成された画面データをプログラマブル表示器2に転送するためのケーブルであり、USBケーブルなどが用いられる。パーソナルコンピュータ7は、作画ソフトウエアがインストールされており、後述するようにして作成した画面データを転送するときに画面転送ケーブル6を介してプログラマブル表示器2と接続されるが、通常、プログラマブル表示器2とPLC3とが通信を行う制御システム1の運転時には、プログラマブル表示器2と切り離される。
プログラマブル表示器2およびサーバーコンピュータ9は、共通ネットワーク8を介して互いに接続されている。一方、プログラマブル表示器2およびPLC3は、シリアルケーブル5を介して接続されている。共通ネットワーク5は、共通の通信プロトコル(共通通信プロトコル)で通信を行うことが可能なイーサネット(登録商標)などからなるローカルエリアネットワーク(LAN)のようなネットワークである。シリアルケーブル5は、PLC3に固有の通信プロトコル(専用通信プロトコル)で通信を行うことが可能なケーブルである。専用通信プロトコルは、PLC3がシーケンサから発達してきた経緯もあって、製造会社毎、あるいは、同一会社であっても製品毎など、PLC4の機種毎に異なっていることが多い。
本実施形態に係る制御システム1は、各PLC3にそれぞれ接続されるプログラマブル表示器2とサーバーコンピュータ9とを共通ネットワーク8で接続するとともに、共通ネットワーク8で使用する共通通信プロトコルとして、専用通信プロトコルとは独立して定めた共通のプロトコルを採用している。さらに、プログラマブル表示器2は、後述するように、プロトコルを変換する機能も有しており、例えば、命令コードの変換や引数の変換あるいは伝送時の制御コードの変換などのプロトコル変換を行って、ホストコンピュータ2と自機器に接続されたPLC3との通信を中継する。
このような構成において、プログラマブル表示器2は、HMIとして動作するためPLC3に比べて演算能力に余力があるので、通信の大半を処理する。したがって、PLC3の負担を軽減でき、制御システム1全体に必要な演算能力を削減できる。なお、プログラマブル表示器2は、オペレータの操作を待ち受けている間、演算能力に余力があるので、プロトコル変換のために演算能力を向上させることなく、プロトコル変換できる。
PLC3は、ユーザが作成したシーケンスプログラム(ラダープログラムなど)にしたがって、入力ユニットを介して入力用のデバイス4から出力される出力データを取り込むとともに、出力用のデバイス4に制御データを与える。入力用のデバイス4としては、センサ(温度センサ、光センサなど)、スイッチ(押ボタンスイッチ、リミットスイッチ、圧力スイッチなど)のような機器が用いられる。
これらのデバイス4…は、製造ラインなどの各種のターゲットシステムの所要各部に配置される。また、デバイス4は、後述するタッチパネル24などの入力装置から手動で入力されたデータを格納するための後述するメモリ部22における特定の領域であってもよい。また、デバイス4は、PLC3内のメモリ3aにおける特定の領域であってもよい。
PLC3内のメモリ3a(デバイスメモリ)は、デバイス4の状態(デバイス4からの出力値やデバイス4への設定値)を示すデータ(ワードデータやビットデータ)を、デバイスアドレスで特定される領域に格納している。メモリ3aにおいて、ワードデバイスは、入出力されるデータが数値のようなワードデータを格納する領域として設定され、ワードアドレス(デバイスアドレス)で指定される。また、ビットデバイスは、オン・オフ状態のようなビットデータを格納する領域として設定され、ビットアドレス(デバイスアドレス)で設定される。このような設定により、メモリ3a内の任意のワードデバイスまたはビットデバイスをデバイスアドレスを指定してアクセスするだけでデバイス4…を制御し、またはその状態に関する情報を個別に取り出すことができる。
以降の説明では、デバイスアドレスを適宜、アドレスと称する。
プログラマブル表示器2は、CPUなどの演算処理装置を備えており、ユーザが作成した入力操作および表示用の画面データを表示することによりプログラマブル表示器特有の操作機能および表示機能を実現する専用コンピュータである。制御システム1のHMIとして好適に使用されるプログラマブル表示器2は、後述する処理指示語(タグ)を組み合わせて決定される画面データに基づいて、デバイス4の状態を画面表示する際の動作や、画面への操作に応じてデバイス4の状態を制御する際の動作を特定する。このプログラマブル表示器2は、シリアルケーブル5を介したPLC3との通信により、PLC3を介して表示画面に状態を表示する各デバイス4の状態を取得し、例えば、後述のディスプレイ24に各デバイス4の状態を表示する機能を有する。また、プログラマブル表示器2は、後述のタッチパネル23への操作に応じて、デバイス4へデバイスの状態制御を指示する機能を有する。
なお、デバイス4の状態の取得/変更は、その都度指示してもよいし、プログラマブル表示器2内にキャッシュを用意し、取得/変更時には、キャッシュへアクセスするとともに、所定の時間間隔毎や所定のイベント毎に通信してアドレスの実体と同期を取ってもよい。
プログラマブル表示器2は、上記の機能を実現するために、HMI処理部21と、メモリ部22と、タッチパネル23、ディスプレイ24、メモリカードリーダ/ライタ(図中、メモリカードR/W)25およびインターフェース部(図中、I/F)26〜28を備えている。以下、プログラマブル表示器2の主要各部について詳細に説明する。
タッチパネル23は、ディスプレイ24の表示画面上で入力を行うために設けられている入力装置である。ディスプレイ24は、プログラマブル表示器2を薄型に構成するために、液晶ディスプレイや、ELディスプレイや、プラズマディスプレイのような平板型ディスプレイが好適に用いられる。
メモリカードリーダ/ライタ25は、メモリカード10に対するデータの書き込みおよび読み出しを行なう。メモリカード10としては、小型かつ大容量のCF(登録商標)カードが好適である。このメモリカード10は、後述するパスワードライブラリー93に格納されるパスワードデータを格納していてもよい。
インターフェース部26は、プログラマブル表示器2がパーソナルコンピュータ7との間の通信を行うための通信制御部であり、画面転送ケーブル6に接続されている。一方、インターフェース部28は、プログラマブル表示器2がPLC3との間のシリアル通信を行うための通信制御部であり、シリアルケーブル5に接続されている。
インターフェース部27は、プログラマブル表示器2がサーバーコンピュータ9などとの間の通信を行うための通信制御部であり、共通ネットワーク8に接続されている。この共通ネットワーク8を介した通信により、サーバーコンピュータ9などとの間でデータ送信が行われる。
このように構成される通信システムにおいては、PLC3からの出力データが、プログラマブル表示器2に送信され、さらにそのプログラマブル表示器2を介してサーバーコンピュータ9や共通ネットワーク8に接続された他の機器(図示せず)などに転送される。また、プログラマブル表示器2で設定されたデータが直接PLC3に送信されるだけでなく、サーバーコンピュータ9や他の機器から送信されてきた設定データ(レシピデータ)が、プログラマブル表示器2を介してそのPLC3に転送される。
HMI処理部21は、後述するユーザ画面の表示制御、ユーザ画面を介した入力操作の制御、PLC3などの接続機器との通信の制御、プロトコル変換の処理といった処理を行う。なお、これらの処理については、後に詳しく説明する。
メモリ部22は、DRAM22a、FEPROM(Flash Erasable and Programmable ROM)22b、SRAM22c等のメモリを含んでいる。
DRAM22aは、主に、表示制御などの演算処理時の作業用に用いられる他、PLC3との間でやり取りされるデータの一時的な記憶に用いられる。特に、DRAM22aは、PLC3のメモリ3aにおいてアドレスによって特定される領域に格納されるデバイス4の状態を示すデータ(以降、このデータを「アドレスの内容」と称する)をメモリ3aとの間で受け渡しするための状態メモリ領域を有している。
なお、上記のデータを格納するのは、PLC3のメモリ3aに限定されない。例えば、プログラマブル表示器2がPLCの制御機能を備えていれば、当然として、上記のデータを格納するのは、プログラマブル表示器2のメモリ部22のいずれかの領域ということになる。
SRAM22cは、PLC3から得られたデータをロギングしたり、PLC3に与える設定値データ(レシピデータ)を記憶したりするために用いられる。
FEPROM22bは、書き替え可能な読み出し専用のフラッシュメモリであり、一般のパーソナルコンピュータにおけるハードディスクドライブの役割を果たす。フラッシュメモリは、可動部を持たず、かつ衝撃に強いので、劣悪な周囲環境でも安定して動作する。
また、上記のFEPROM22bは、図2に示すように、HMI処理プログラムと、通信プロトコルと、プロトコル変換データと、画面データとをそれぞれ格納するエリアを有している。
HMI処理プログラム(制御プログラム)は、上記の表示制御、入力操作制御、通信制御などのプログラマブル表示器2が動作するための基本機能を実現するためのプログラムである。このHMI処理プログラムがHMI処理部21において実現する機能については、後に詳しく説明する。
プロトコル変換データは、シリアルケーブル5と共通ネットワーク8との間で通信プロトコルを相互変換できれば、どのような形式でもよいが、本実施形態では、シリアルケーブル5で伝送されるデータのフォーマットを示すデータ転送フォーマットと、シリアルケーブル5と共通ネットワーク8とで伝送されるコマンドコード間の対応関係を示すコマンド変換テーブルとを記憶している。
通信プロトコルは、PLC3との通信処理で用いられるプロトコルであり、PLC3の機種(メーカ)に応じて固有に定められている。この通信プロトコルには、PLC3へのデータの読み出しを指示するコマンドコードが含まれている。このコマンドコードは、PLC3の制御機能に対応付けられているアドレスと組み合わされることによって、所望の制御機能についてのデータをPLC3に送信することができる。
画面データは、プログラマブル表示器2に表示される画面(ユーザ画面)のデータであり、ディスプレイ25に表示すべきベース画面や部品のデータおよび各部品に付与された処理指示語Wなどを含んでいる。
図3に示すように、画面データに含まれる処理指示語(タグ)Wは、ベース画面上で実行されるべき事象毎に作成されている。この処理指示語Wは、基本的には、表示制御動作を実行すべきベース画面のファイル番号Fと、このベース画面上で実行すべき動作内容を特定する事象名Tと、各実行事象毎に参照される1または複数のデータからなる参照情報Iとを一組として備えている。
本実施形態に係るプログラマブル表示器2では、上記のタグとして、表示タグ、入力タグ、画面切替タグなどが規定されている。
表示タグは、ベース画面上の領域(表示範囲)とその領域への表示に対応するアドレスとの関連を示す。入力タグは、画面上の領域(入力範囲)とその領域へのタッチ入力に対応するアドレスとの関連を示す。さらに、本実施形態では、各タグは、複数の単位画面の少なくとも1つと関連付けることができる。
表示タグは、アドレスの内容の変化などの事象(イベント)の発生と連動して、ベース画面上における対応位置に所定のオブジェクト(表示要素)を表示可能とする。すなわち、表示タグは、ファイル番号Fとしてベース画面のファイル番号を含み、事象名Tとして表示対象となるオブジェクトの表示を特定する事象名を含み、参照情報Iとして表示対象の表示座標範囲、呼び出す表示対象を特定するファイル番号、および表示対象の表示時に参照するアドレスを含んでいる。
また、入力タグは、例えば、タッチパネル23に対するタッチ動作と連動して、DRAM22a内に設けられた前述の状態メモリ領域内の所定アドレスに設定したビットデバイスを反転したり、ワードデバイスの値を書き替えたりする。すなわち、入力タグは、ファイル番号Fとして単位画面のファイル番号を含み、事象名Tとしてタッチパネル23の操作を特定する事象名を含み、参照情報Iとしてタッチパネル23からの入力操作を有効とする入力座標範囲、およびタッチパネル23のタッチ動作と連動してデータを書き替えるべきアドレスを含んでいる。
上記の画面データは、後述する画面エディタ部73によって作成され、プログラマブル表示器2に転送されてFEPROM22bにファイル形式でFEPROM22bに保存される。この画面ファイルは、図形データやアドレスデータを含んでいる。図形データは、円や四角形などの図形データ、部品のデータ、文字列、処理指示語Wなどを含んでいる。アドレスデータは、図形データにおける部品のデータや処理指示語Wなどのアドレスに対応付けられるデータについて、画面エディタ部73で設定された前記のアドレスおよびアドレスに対応するコメントを含んでいる。
コメントとしては、デバイス4の動作状態のような事象名や、スイッチに対応するSWやランプに対応するLAMPのようなデバイス4に対応する符号や、操作指示などが挙げられる。
HMI処理部21のHMI(Human Machine Interface)機能は、画面データの表示、ユーザ画面への各種のデータの設定、設定されたデータのPLC3への送信およびPLC3から受信したデータのユーザ画面への表示、PLC3とサーバーコンピュータ9との通信の中継(プロトコル変換)などである。このような機能は、前述のHMI処理プログラムをプログラマブル表示器2が備えるCPUなどの演算処理手段に実行させることにより図4に示すシステム制御部21aとして実現される。
システム制御部21aは、シリアルケーブル5と共通ネットワーク8との通信プロトコルが互いに異なる場合、FEPROM22bに記憶された後述のプロトコル変換データを参照しながら、一方の通信プロトコルから他方の通信プロトコルへ変換する。このようなプロトコル変換処理は、HMI処理プログラムに含まれるプロトコル変換プログラムが実行されることによって、システム制御部21aの1つの機能として実現される。
システム制御部21aは、画面データから、現在表示中の単位画面に関連する表示タグを抽出するとともに、各表示タグに関連するアドレスの内容をそれらの表示タグについて所定の周期毎にアドレスを指定してPLC3のメモリ3aから読み出し、表示タグで指定された表現形式の部品などを読み出した内容に応じた形態で画面上の指定された領域へ表示する。
一方、システム制御部21aは、タッチパネル23への入力操作を受け付けると、現在表示中の単位画面に対応し、その入力操作にマッチする入力タグを画面データから検索し、入力タグが示すアドレスの内容をメモリ3aにおいてアドレスを指定して入力結果に応じて書き替える。これにより、プログラマブル表示器2は、画面データが示すデバイス4の状態を、画面データが示す表現形式で画面データが示す表示位置(部品など)に、データ表示用の部品(メータ表示器、数値表示器、グラフ表示器など)、図形、グラフなどのオブジェクトを用いて表示したり、表示した画面において部品などの操作用のオブジェクトを介した入力操作に応じてデバイス4の状態を変更したりできる。
また、HMI処理部21は、図4に示すように、さらに、パスワード照合部21b、認証後動作制御手段21cおよび履歴記録部21dを含んでいる。HMI処理部21は、これらの各部によって、FEPROM22bに画面データとともに保存されているパスワードデータを用いて、入力されたパスワードの照合処理と照合後の処理とを行う。
パスワードデータは、後述する画面エディタ部73によって作成され、パスワード、認証後動作、パスワード入力部品、パスワード表示形態および確認ウインドウ有無を含んでいる。
パスワードは、パスワードデータの作成時に、ユーザが直接入力によって設定したパスワードそのもののデータや、あるいは後述するパスワードライブラリー93に予め登録されているパスワードから所望のパスワードを抽出できるように各パスワードに付与されたパスワード番号のデータである。
認証後動作は、パスワード照合によって入力パスワードが登録パスワードと一致して認証された後にプログラマブル表示器2が行う各種の動作を規定したデータである。
パスワード入力部品は、パスワード入力用の画面に設けられたパスワードを入力するための部品のデータである。このパスワード入力部品は、パスワードを入力するキーパッドや入力されたパスワードを表示する表示用の部品を含んでいる。
パスワード表示形態は、上記のパスワード表示用部品にパスワードが入力されたときに、パスワード表示用部品にパスワードの代わりに何を表示させるかを規定したデータである。このパスワード表示形態としては、パスワードに通常用いられる数字などと異なる記号(“*”など)が用いられる。
確認ウインドウ有無は、パスワードの照合の結果を確認するための確認ウインドウを表示するか否かを規定したデータである。また、この確認ウインドウ有無のデータは、確認ウインドウそのもののデータも含んでいる。
パスワード照合手段としてのパスワード照合部21bは、後述する画面エディタ部73によってパスワード入力部品が設定された画面(パスワード入力用の画面)にパスワードが入力されると、このパスワード(入力パスワード)をFEPROM22bに保存されているパスワードデータから取得したとパスワード(登録パスワード)と比較する。また、パスワード照合部21bは、パスワードが入力されると、入力されたパスワードの代わりに前記のパスワード表示形態によってパスワード表示用部品に表示を行う。また、パスワード照合部21bは、パスワードデータに含まれる確認ウインドウ有無のデータで確認ウインドウを表示することが規定されている場合、確認ウインドウのデータを読み出してシステム制御部21aに表示するように指示する。
指定動作実行手段としての認証後動作制御部21cは、パスワード照合部21bによる照合の結果、入力パスワードが認証されると、前記の認証後動作のデータで規定された認証後の動作を行うようにシステム制御部21aに指示を与える。同じく指定動作実行手段としてのシステム制御部21aは、その指示を受けて、前述の各種の機能を駆使しながら上記の動作を実行する。
照合履歴記録手段としての履歴記録部21dは、認証された入力パスワードや、同じ入力パスワードが認証されなかった回数といったパスワードの照合に関する履歴を時刻と併せてメモリカード10に書き込み、また、読み出しの指示をシステム制御部21aから受けると、メモリカード10から履歴を読み出す。また、履歴記録部21dは、後述するパスワードライブラリー93に対して照合履歴を読み書きしてもよい。
上記のHMI制御部21は、FEPROM22bに格納されるHMI処理プログラム(制御プログラム)がCPUなどの演算処理部によって実行されることで実現される機能ブロックの部分である。このHMI処理プログラムは、プログラマブル表示器2と分離可能に構成される記録媒体に記録可能であり、その記録媒体からプログラマブル表示器2にインストールされてもよい。
上記の記録媒体(プログラムメディア)は、磁気テープやカセットテープなどのテープ系、フレキシブルディスクやハードディスクなどの磁気ディスク系、CD−ROM、MO、MD、DVDなどの光ディスク系、ICカード(メモリカードを含む)、光カードなどのカード系が好適である。その他、上記のプログラムメディアは、マスクROM、EPROM、EEPROM、フラッシュROMなどによる半導体メモリを含めた固定的にプログラムを担持する媒体であってもよい。
また、本制御システム1は、インターネットを含む通信ネットワークと接続可能に構成されていれば、通信ネットワークからプログラムをダウンロードするように流動的にプログラムを担持する媒体であってもよい。
続いて、サーバーコンピュータ9について説明する。
サーバーコンピュータ9は、一般の汎用パーソナルコンピュータなどで構成されており、サーバー部91、インターフェース部(図中、I/F)92およびパスワードライブラリー93を備えている。
インターフェース部92は、プログラマブル表示器2との間の通信を行うための通信制御部であり、共通ネットワーク8に接続されている。
サーバー部91は、オペレーティングシステム上でサーバープログラムが実行されることにより実現される。このサーバー部91は、データ収集の機能を有しており、プログラマブル表示器2を介した通信により、PLC3から取得したデータを図示しないデータベースに蓄える。また、サーバー部91は、データ配信の機能を有しており、プログラマブル表示器2を介した通信により、アプリケーションプログラム(表計算プログラムなど)によって作成されたレシピデータをPLC3に送信する。
サーバー部91は、パスワードライブラリー93に蓄えられたパスワードファイルをHMI処理部21による前述のパスワード認証処理のために提供する。また、サーバー部91は、パスワードライブラリー93に蓄えられたパスワードファイルの編集(変更)を可能とする。
パスワードライブラリー93は、パスワードファイルをCSV(Commma Separated Value)ファイルの形式で保存しているデータベースである。パスワードライブラリー93は、パスワードファイルにおいて、パスワード番号によって複数のパスワードと、それに対応する前述のパスワード表示形態とを管理している。パスワードファイルで管理されるパスワード表示形態は、各記号を個々の記号として管理しているのではなく全体を1つのマーク(表示画像)として管理している。
サーバー部91を実現するための上記のサーバープログラムは、サーバーコンピュータ9と分離可能に構成される記録媒体に記録され、この記憶媒体からサーバーコンピュータ9にインストールすることが可能である。
上記の記録媒体(プログラムメディア)は、コンピュータに読み取り可能な記録媒体であり、磁気テープやカセットテープなどのテープ系、フレキシブルディスクやハードディスクなどの磁気ディスク系、CD−ROM、MO、MD、DVDなどの光ディスク系、ICカード(メモリカードを含む)、光カードなどのカード系が好適である。その他、上記のプログラムメディアは、マスクROM、EPROM、EEPROM、フラッシュROMなどによる半導体メモリを含めた固定的にプログラムを担持する媒体であってもよい。
また、本制御システム1は、インターネットを含む通信ネットワークと接続可能なシステム構成であることから、通信ネットワークからプログラムをダウンロードするように流動的にプログラムを担持する媒体であってもよい。ただし、このように通信ネットワークからプログラムをダウンロードする場合には、そのダウンロード用プログラムは予めホストコンピュータ2に格納されるか、あるいは別な記録媒体からインストールされるものであってもよい。
続いて、パーソナルコンピュータ7について説明する。パーソナルコンピュータ7は、CPU、メモリ(RAM、ROMなど)、外部記憶装置(ハードディスクドライブ、MOドライブなど)、表示装置および入力装置(キーボード、マウスなど)を有している。また、パーソナルコンピュータ7は、図1に示すように、制御部71、インターフェース部(図中、I/F)72、画面エディタ部73およびデータ記憶部74を備えている。
インターフェース部72は、プログラマブル表示器2との間の通信を行うための通信制御部であり、画面転送ケーブル6に接続されている。
制御部71は、ハードウエア(CPUやメモリなど)およびソフトウエア(オペレーティングシステムなど)によって実現される演算処理を行う部分である。また、制御部71は、アプリケーションプログラムである画面作成プログラムを実行することにより、画面エディタ部73を実現する。画面作成プログラムは、パーソナルコンピュータ7と分離可能に構成される記録媒体に記録され、この記憶媒体からパーソナルコンピュータ7にインストールすることが可能である。また、パーソナルコンピュータ7は、画面エディタ部73を備えることにより画面作成装置として機能する。上記の記録媒体も、サーバープログラムが記録された前述の記録媒体と同様の形態で提供される。
画面エディタ部73は、ユーザ独自の画面であるユーザ画面を作成できるように、スイッチ、ランプ、テンキー、各種表示器(例えば、数値表示器、メータ表示器およびグラフ表示器)などの部品、各種のタグ設定機能、描画機能、テキスト入力機能などを備えている。部品としては、単一の機能を有する部品だけでなく、複数の機能を有する、複合スイッチ、カウンタ、タイマといった複合機能を有する部品が用意されている。表示要素としての部品は、ユーザが容易に選択できるようにライブラリ形式で登録されており、部品の機能に応じた入力タグや表示タグなどが予め付与されている。描画機能は、直線や曲線の線図形(表示要素)を描画したり、各種のグラフ(表示要素)、円、四角形、三角形などの基本図形(表示要素)の描画および図形内の指定色や模様による塗りつぶしを行ったりするための機能である。
このような画面エディタ部73を用いてユーザ画面を作成する際、ユーザがディスプレイに表示されたベース画面上で部品を所定の操作手順にしたがって配置位置を指定することにより、ベース画面上に部品が配置されていく。
画面エディタ部73は、パスワード設定部73aを有している。
パスワード設定手段および部品設定手段としてのパスワード設定部73aは、例えば図5に示すようなパスワードに関する属性設定用のダイアログボックス101を、パスワード入力部品を配置する画面が画面を作成する画面ウインドウ(図示せず)に表示されている状態で、ユーザインターフェースとして提供し、そのダイアログボックス101によって入力された各項目の設定内容(属性)をパスワード入力部品に設定する。図5に示すダイアログボックス101は、パスワード入力欄102と、認証後動作指定欄103と、パスワード表示形態入力欄104と、確認ウインドウ表示有無指定欄105と、パスワード入力部品表示欄106とを有している。
パスワード入力欄102は、パスワードを入力するために設けられており、入力形態として直接入力とライブラリー入力とを選択するラジオボタン102aを用意している。直接入力は、パスワード入力欄102bにユーザがパスワードを直接入力する入力形態である。ライブラリー入力は、直接パスワードを入力する代わりに、前述のパスワードライブラリー93に格納されたパスワードファイルにおけるパスワード番号をパスワード番号入力欄102cに入力する入力形態である。
認証後動作指定欄103は、前述の認証後動作を指定するために設けられている。認証後動作指定欄103は、予めいくつか用意されている認証後動作から1つを選択して指定するように構成されている(例えばスピンボックス)。認証後動作としては、例えば、サーバーコンピュータ9からのレシピデータをPLC3にダウンロードすることや、所定のウインドウを表示させることや、所定のプログラムを実行することや、画面表示を切り替えることや、PLC3における所定のデータのセットなどの多様な動作が挙げられる。
パスワード表示形態入力欄104は、前述のパスワード表示形態を入力するために設けられている。パスワード設定部73aは、パスワード表示形態入力欄104に入力されたパスワード表示形態を表す記号群を、パスワードライブラリー93で保存されているパスワード表示形態と同様に、1つのマークとして保存する。
確認ウインドウ表示有無指定欄105は、前述の確認ウインドウ有無を指定するために設けられている。この確認ウインドウ表示有無指定欄105は、確認ウインドウの表示の要否(有無)を選択するためのラジオボタンからなる。
パスワード入力部品表示欄106は、図示しない部品リストから選択されたパスワード入力部品の画像を表示するために設けられている。
ダイアログボックス101における「OK」ボタンがマウスクリック操作などで押されると、ダイアログボックス101で入力・指定された内容がパスワード入力部品に設定されるとともに、このパスワード入力部品が画面上に配置される。また、設定された各項目の内容は、画面データとともに、パスワードデータとして保存される。
データ記憶部74は、画面エディタ部73によって作成された画面データやパスワードデータなどを記憶する記憶装置である。データ記憶部74は、ハードディスク装置のような大容量記憶装置で構成される。データ記憶部74に記憶されている画面データは、実行環境にダウンロードするために、プログラマブル表示器2に転送されてFEPROM22bに保存される。また、このとき、図4に示すように、上記のパスワードデータも画面データと併せてFEPROM22bに格納される。
続いて上記のように構成されるプログラマブル表示器2におけるパスワード照合の動作について説明する。
まず、システム制御部21aが、FEPROM22bから読み出した画面データとそれに付属するパスワード入力部品のデータとを用いて、図6に示すように、ディスプレイ24にパスワード入力画面201を表示する。パスワード入力画面201は、パスワード表示器202(パスワード表示用部品)と、キーパッド203とがパスワード入力部品として配置されている。パスワード表示器202は、キーパッド203によって入力された文字を表示するための表示器であり、設定値表示器などと同様な表示機能を有する。キーパッド203は、パスワードを入力するためにテンキーを有しているが、アルファベットを含んだ構成のものを画面エディタ部73による設定時に選択することもできる。
オペレータが、キーパッド201によってパスワードを入力すると、パスワード照合部21bが、パスワードデータのパスワード表示形態で表示を行う。これにより、パスワード入力画面201で入力したパスワードが他者に知られることを防止できる。
パスワード照合部21bは、入力パスワードを登録パスワードと照合する。登録パスワードは、前述のダイアログボックス101による設定にしたがって、FEPROM22bまたはパスワードライブラリー93から読み出される。このとき、パスワード照合部21bは、入力パスワードをマークとして認識して、FEPROM22bまたはパスワードライブラリー93から読み出されたパスワード表示形態でパスワード表示器202に表示を行うようにシステム制御部21aに指示する。このように、パスワード表示形態がパスワード表示器202に表示されるので、入力パスワードを盗み見られることはない。
なお、一般に、プログラマブル表示器においては、パスワード表示器202のような入力した文字を表示する表示器部品に入力された文字と異なる記号を表示させる機能を有していない。このため、どの入力キーがタッチ操作されても同じ記号を表示させるためのプログラムを作成して表示器に組み込む必要がある。このため、本プログラマブル表示器2では、入力パスワードをマークとして認識して、パスワード表示器202にマークとしてのパスワード表示形態で表示を行う。
パスワード照合部21bは、照合の結果、入力パスワードが登録パスワードと一致していると判定して、当該パスワードを認証すると、図7に示すような確認ウインドウ211をその表示が指定されている場合に限り表示する。この確認ウインドウ211には、パスワードの照合結果を表示する照合結果表示器212が配置されている。パスワード照合部21bは、その照合結果表示器212に「パスワードが一致しました」というメッセージを表示する。一方、パスワード照合部21bは、照合の結果、入力パスワードが登録パスワードと一致していないと判定して、当該パスワードを否認すると、前記の確認ウインドウ211において、照合結果表示器212に「パスワードが違います」(図示せず)というメッセージを表示する。
認証後動作制御部21cは、入力パスワードが認証されると、パスワードデータから認証後動作のデータを抽出して、そのデータで規定された動作を実行するようにシステム制御部21aに指示する。システム制御部21aは、その指示を受けて、規定された動作を実行する。
また、履歴記録部21dは、行われたパスワード照合処理の経過をパスワード照合部21bから受けて、パスワードの照合履歴としてカードメモリ10またはパスワードライブラリー93に書き込む。このように、パスワード照合履歴を記録することにより、操作内容と時刻とを後に確認することができる。これにより、不正なアクセスの有無などを検証することができる。
このように、本実施形態では、パスワード認証後の動作が予め規定されており、実際に入力されたパスワードが認証されると、その動作が自動的に実行される。それゆえ、パスワード認証後に行う日常の決まった動作をパスワードの入力操作のみで行うことができる。したがって、オペレータの操作負担を軽減して、作業の効率化を図ることができる。
また、パスワードライブラリー93で複数のパスワードを管理するので、責任レベルに応じたパスワードを予め用意しておき、それらを適宜利用することが容易に可能となる。しかも、パスワードライブラリー93でパスワードやパスワード表示形態の変更が可能であるので、パスワードライブラリー93からパスワードを選択することにより、ダイアログボックス101での設定(パスワード番号)を変えることなく、パスワードを変更することができる。これにより、頻繁に変わるセキュリティレベルに応じて容易にパスワードを変更することができる。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明のプログラマブル表示器は、入力されたパスワードが認証された後に予め規定された動作を行うことにより、オペレータの操作を負担を軽減することができ、プログラマブル表示器を用いた作業効率を向上させることに好適に利用できる。
2 プログラマブル表示器
7 パーソナルコンピュータ(画面作成装置)
21 HMI処理部
21a システム制御部(指定動作実行手段)
21b パスワード照合部(パスワード照合手段)
21c 認証後動作制御部(指定動作実行手段)
21d 履歴記録部(照合履歴記録手段)
73 画面エディタ部(画面作成プログラム)
73a パスワード設定部(パスワード設定手段,部品設定手段)
101 ダイアログボックス
201 パスワード入力画面
202 パスワード表示器(パスワード入力部品)
203 キーパッド(パスワード入力部品)
7 パーソナルコンピュータ(画面作成装置)
21 HMI処理部
21a システム制御部(指定動作実行手段)
21b パスワード照合部(パスワード照合手段)
21c 認証後動作制御部(指定動作実行手段)
21d 履歴記録部(照合履歴記録手段)
73 画面エディタ部(画面作成プログラム)
73a パスワード設定部(パスワード設定手段,部品設定手段)
101 ダイアログボックス
201 パスワード入力画面
202 パスワード表示器(パスワード入力部品)
203 キーパッド(パスワード入力部品)
Claims (8)
- 入力された入力パスワードを予め設定された設定パスワードと照合するパスワード照合手段と、
前記両パスワードが一致したと判定されると、予め指定された動作を実行する指定動作実効手段とを備えていることを特徴とするプログラマブル表示器。 - 前記パスワード照合手段によるパスワード照合の履歴を所定の記録領域に記録する照合履歴記録手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載のプログラマブル表示器。
- 予め番号が付与された前記設定パスワードを変更可能に登録しているパスワード登録データベースを備え、
前記パスワード照合手段は、前記番号に基づいて前記パスワード登録データベースから前記設定パスワードを読み出すことを特徴とする請求項1に記載のプログラマブル表示器。 - 請求項1、2または3に記載のプログラマブル表示器を動作させる制御プログラムであって、コンピュータを前記各手段として機能させるための制御プログラム。
- 請求項4に記載の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
- 請求項1、2または3に記載のプログラマブル表示器に表示する画面を作成する画面作成装置であって、
前記設定パスワードを設定するパスワード設定手段と、
前記入力パスワードを入力するためのパスワード入力部品を前記画面に設定する部品設定手段とを備えていることを特徴とする画面作成装置。 - 請求項6に記載の画面作成装置を動作させる画面作成プログラムであって、コンピュータを前記パスワード設定手段および前記部品設定手段として機能させるための画面作成プログラム。
- 請求項7に記載の画面作成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2005286706A JP2007094979A (ja) | 2005-09-30 | 2005-09-30 | プログラマブル表示器、制御プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体、ならびに画面作成装置、画面作成プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体 |
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JP2005286706A JP2007094979A (ja) | 2005-09-30 | 2005-09-30 | プログラマブル表示器、制御プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体、ならびに画面作成装置、画面作成プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010108218A (ja) * | 2008-10-30 | 2010-05-13 | Digital Electronics Corp | 制御システム及び制御プログラム |
JP2014081737A (ja) * | 2012-10-15 | 2014-05-08 | Digital Electronics Corp | プログラマブル表示器および認証システム |
-
2005
- 2005-09-30 JP JP2005286706A patent/JP2007094979A/ja active Pending
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JP2010108218A (ja) * | 2008-10-30 | 2010-05-13 | Digital Electronics Corp | 制御システム及び制御プログラム |
JP2014081737A (ja) * | 2012-10-15 | 2014-05-08 | Digital Electronics Corp | プログラマブル表示器および認証システム |
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