JP2007092844A - 等速自在継手用フレキシブルブーツ - Google Patents

等速自在継手用フレキシブルブーツ Download PDF

Info

Publication number
JP2007092844A
JP2007092844A JP2005281553A JP2005281553A JP2007092844A JP 2007092844 A JP2007092844 A JP 2007092844A JP 2005281553 A JP2005281553 A JP 2005281553A JP 2005281553 A JP2005281553 A JP 2005281553A JP 2007092844 A JP2007092844 A JP 2007092844A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bellows
adapter
boot
constant velocity
velocity universal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2005281553A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Noguchi
晃 野口
Hideki Kondo
英樹 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTN Corp, NTN Toyo Bearing Co Ltd filed Critical NTN Corp
Priority to JP2005281553A priority Critical patent/JP2007092844A/ja
Publication of JP2007092844A publication Critical patent/JP2007092844A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Sealing Devices (AREA)
  • Diaphragms And Bellows (AREA)

Abstract

【課題】 アダプタとベローの加締め部分の形状と加締め方法を変えることによって、アダプタとベローとの接触力ないし干渉力を緩和してベロー破れの可能性を低減することができる等速自在継手用ブーツを提供する。
【解決手段】 外側継手部材10の外周と、内側継手部材20に連結されたシャフト22の中間部外周との間に配設されるフレキシブルブーツである。一端が外側継手部材10の外周に嵌合される金属製円筒状のアダプタ72と、一端がアダプタ72の他端に連結されると共に他端がシャフト22の中間部に嵌合されてブーツバンド80の締め付けによりシャフト22に固定されるベロー71とを有する。アダプタ72の他端をベロー71の一端で囲繞する。カバー部81をベロー71に連設してブーツバンド80を被覆する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車等の動力伝達系などに用いられる等速自在継手用フレキシブルブーツに関する。
自動車のプロペラシャフトやドライブシャフトに使用される摺動式等速自在継手の一種に、図16に示すクロスグルーブ型と称されるものがある。この等速自在継手は、外側継手部材10、内側継手部材20、複数個(例えば6個)のボール30(転動体)、保持器40、アダプタ付きブーツ50、エンドキャップ60を主要な構成要素として備える(例えば特許文献1参照)。
外側継手部材10は、円筒状に形成され、内周面に複数のトラック溝11を有する。内側継手部材20は、外側継手部材10のトラック溝11と対になる複数のトラック溝21を外周面に形成してある。内側継手部材20の内周側には、シャフト22をトルク伝達可能に嵌合して一体化してある。シャフト22の先端部には輪溝22aを設けてあり、この輪溝22aにスナップリングまたはサークリップ23を装着することで、内側継手部材20の軸方向にシャフト22が位置決め固定される。外側継手部材10のトラック溝11と内側継手部材20のトラック溝21は、その相互間でボール30を一個ずつ配置するための空間(ボールトラック)を形成する。保持器40は、外側継手部材10と内側継手部材20の間に配置され、周方向に所定間隔で複数形成したポケット41でボール30を一個ずつ保持する。以上の構成により、上記の等速自在継手は、外側継手部材10と内側継手部材20の相対的な軸方向移動と軸方向角度変位(作動角)が許容され、ボール30を介して外側継手部材10と内側継手部材20の間でトルクが伝達される。
一方、上記の等速自在継手は、外側継手部材10及び内側継手部材20とボール30との間の摩擦抵抗を軽減するために、継手内部に潤滑剤が充填される。この潤滑剤が継手外部に漏れたり、外部から泥水や砂塵等の異物が侵入したりすると、前記摩擦抵抗が高くなり継手性能が低下する。このため、外側継手部材10の内側端部及びシャフト22のそれぞれに気密に嵌合させたフレキシブルブーツ50と、外側継手部材10の外側端部に取付けたエンドキャップ60とで継手内部を密封してある。
フレキシブルブーツ50は、ゴム材又は可撓性樹脂材からなるベロー51と、高速回転性を得るための金属製円筒状のアダプタ52とからなる。ベロー51は、シャフト22に外嵌する小径端部51aと、アダプタ52に接続される大径端部51bとの間に、屈曲部51cを設けてある。ベロー51の小径端部51aは、バンド53によって締付けられてシャフト22に対し固着される。アダプタ52は、ベロー51の大径端部51bに加締め固定される加締め部52aと、外側継手部材10に嵌合される環状フランジ部52bとを有する。
特開平9−119448号公報
上記の等速自在継手は、自動車のプロペラシャフトに使用した場合、外側継手部材10と内側継手部材20の間の作動角は比較的小さいが、アダプタ52の加締め部52aがベロー51に対して露出しているため、図17(A)に示す状態から図17(B)に示す状態に最大作動角をとった状態では、ベロー51の一部がアダプタ52の加締め部52aに当接する場合がある。また、継手を組立てるためにフレキシブルブーツ50をハンドリングす
る際にも、ベロー51が図17(B)のように不測に変形して同様にアダプタ52の加締め部52aに当接する場合がある。このような当接が起こると、ベロー51が損傷して破れる可能性がある。
本発明は、このような問題を解決するものであり、アダプタとベローの加締め部分の形状と加締め方法を変えることによって、アダプタとベローとの接触力ないし干渉力を緩和してベロー破れの可能性を低減することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、外側継手部材と内側継手部材との間にトルク伝達部材を収容し、前記内側継手部材に連結されたシャフトが継手外へ延在してなる等速自在継手の、前記外側継手部材の外周と前記シャフトの中間部外周との間に配設されるフレキシブルブーツであって、一端が前記外側継手部材の外周に嵌合される金属製円筒状のアダプタと、一端が前記アダプタの他端に連結されると共に他端が前記シャフトの中間部に嵌合されてブーツバンドの締め付けによりこのシャフトに固定されるベローとを有し、前記アダプタの他端を前記ベローの一端で囲繞し、さらに前記ベローにカバー部を連設して前記ブーツバンドをこのカバー部にて被覆することを特徴とする。
フレキシブルブーツのアダプタの他端をベローの一端で囲繞する構造としては、アダプタの他端をベローの一端の肉厚内に挿入するか(請求項2)、アダプタの他端を外側にカールさせると共に前記ベローの一端を内側にカールさせ、アダプタのカール部を前記ベローのカール部に巻き込む(請求項3)。前記カバー部がベローの他端側から連設されてブーツバンドの外周を包囲する円筒状部からなる(請求項4)。前記ベローの他端側からリング状の突設部を延設し、この突設部を基端側を介して折り曲げて前記円筒状部を形成する(請求項4)。
アダプタとベローの加締め部分の形状と加締め方法を変えることによって、フレキシブルブーツがより安全に角度を取れるようになり、金属製アダプタのベローへの接触および干渉を防ぎ、ベロー破れの可能性の低減を図れる。
また、最大作動角をとった状態で、カバー部がベローの他の部位と接触するおそれがある。しかしならが、たとえ接触しても、このカバー部にて被覆されているブーツバンドがベローに直接に接触せず、ベローの損傷等を有効に防止できる。
カバー部にてブーツバンドを被覆するので、ブーツバンドのずれや外れを防止することができる。このため、この等速自在継手用フレキシブルブーツを使用すれば、等速自在継手を長期に渡って安定した機能を発揮することができる。
カバー部がブーツバンドの外周を包囲する円筒状部からなるので、ブーツバンドを安定して被覆することができ、ブーツバンドのベローへの接触による干渉を確実に防止することできる。また、前記ベローの他端側からリング状の突設部を延設し、この突設部を基端側を介して折り曲げることによって、この円筒状部を容易に形成することができ、組立性の向上を図ることができる。しかも、ブーツバンドの締め付け後に、カバー部によるブーツバンドの被覆を行うことができるので、カバー部がブーツバンドの締め付け作業の妨げにならないと共に、ブーツバンドの緩みを防止できる。
以下に本発明の実施形態を図に基づいて説明する。図1は本発明の第1実施形態を示したものである。フレキシブルブーツ70は、ゴム材又は可撓性樹脂材製のベロー71と、
金属製円筒状のアダプタ72からなる。
アダプタ72は、円筒状本体部73と、この円筒状本体部73から連設される環状フランジ部74とならなり、環状フランジ部74の反本体部側にテーパ状開口部74aが形成されている。環状フランジ部74の内径は、等速自在継手の外輪の外径面に嵌合可能な径とされる。
ベロー71は、大径部75と、小径部76と、大径部75と小径部76との間の断面Vの字状の中間部77とからなる。大径部75は、その軸方向長さが前記アダプタ72の円筒状本体部73の軸方向長さより僅かに短い円筒体にて構成され、肉厚内ほぼ中間位置にこの軸方向長さ全長に至って環状スリット78が形成されている。
環状スリット78にアダプタ72の円筒状本体部73が挿入されて一体型のフレキシブルブーツとなる。なお、継手の軸方向変位に伴う引張荷重によってアダプタ72とベロー71とが互いに分離しないように、両者の接合面を接着しておくとよい。このベロー71は、装着前においては、大径部75と小径部76とが軸方向に沿って配設されて、中間部77がそれらを連結するように軸方向に伸び、ベロー71の小径部76をアダプタ72側に所定距離だけ移動させることによって、折り曲げられてなる中間部77が形成される。
小径部76に図16と同様にシャフト22が挿入され、この小径部76の金属製等の帯状のブーツバンド80が外嵌され、ブーツバンド80を締め付けることによって、小径部76がシャフト22に固定される。まお、小径部76の内周面には、継手軸方向に延びる通気孔を形成するのが好ましい。
そして、このブーツバンド80の外周側には円筒状部からなるカバー部81が配設され、このカバー部81にてブーツバンド80を被覆している。すなわち、図2に示すように、小径部76の外周面に底面に凹凸部がある周方向溝82が形成されると共に、カバー部81の内周面にも周方向溝83が形成され、小径部76の周方向溝82とカバー部81の周方向溝83とで、中空部84が形成される。そして、ブーツバンド80がこの中空部84に嵌合することによって、ブーツバンド80が包囲される。
図3と図4に示すように、小径部76の外端縁76aからリング状の突設部85を軸方向に沿って延設し、この突設部85を図3の矢印のように、その基端側を介して外径方向に折り返して、カバー部81を形成することになる。この場合、突設部85と小径部76の外端縁76aとの外径側のコーナ部に周方向凹部87が設けられ、これによって、突設部85を折り返し易くしている。
また、図1と図2に示すように、カバー部81にてブーツバンド80を被覆している状態で、突設部85の内面が弾性変形して周方向溝82が形成される。カバー部81を、ブーツバンド80に接着剤等で接着するのが好ましい。このように、このブーツ70が等速自在継手に装着された状態では、金属製円筒状のアダプタ72は、その一端(環状フランジ部74側)が外側継手部材10の外周に嵌合されると共に、その他端(円筒状本体部73)がベロー71の一端(大径部75)で囲繞されている。また、ベロー71の他端(小径部76)がシャフト22の中間部に嵌合されてブーツバンド80の締め付けによりシャフト22に固定される。
第1実施形態のフレキシブルブーツでは、アダプタ72の円筒状本体部73をベロー71の大径部75の肉厚内に挿入することにより、アダプタ72の円筒状本体部73が完全に隠れるから、等速自在継手が最大作動角をとってもベロー71の小径部76等がアダプタ72の円筒状本体部73に直接当接することがなく、ベロー71同士が当接するだけであ
るから、ベロー71に損傷や亀裂が発生することがない。すなわち、アダプタ72とベロー71の加締め部分の形状と加締め方法を変えることによって、フレキシブルブーツ70がより安全に角度を取れるようになり、金属製アダプタ72のベロー71への接触および干渉を防ぎ、ベロー破れの可能性の低減を図れる。
また、最大作動角をとった状態で、カバー部81がベロー71の他の部位(具体的には、大径部75の中間部77との連結部位79)と接触するおそれがある。しかしならが、たとえ接触しても、このカバー部81にて被覆されているブーツバンド80がベロー71の連結部位79等に直接に接触せず、ベロー71の損傷等を有効に防止できる。
カバー部81にてブーツバンド80を被覆するので、ブーツバンド80のずれや外れを防止することができる。このため、この等速自在継手用フレキシブルブーツを使用すれば、等速自在継手を長期に渡って安定した機能を発揮することができる。
カバー部81がブーツバンド80の外周を包囲する円筒状部からなるので、ブーツバンド80を安定して被覆することができ、ブーツバンド80のベロー71への接触による干渉を確実に防止することできる。また、前記ベロー71の他端側からリング状の突設部85を延設し、この突設部85を基端側を介して折り曲げることによって、この円筒状部を容易に形成することができ、組立性の向上を図ることができる。しかも、ブーツバンド80の締め付け後に、カバー部81によるブーツバンド80の被覆を行うことができるので、カバー部81がブーツバンド80の締め付け作業の妨げにならないと共に、ブーツバンド80の緩みを防止できる。
次に図5は第2実施形態を示し、この場合、カバー部81は、図7と図8に示すように、小径部76の外端側の外周面から径方向に突出する突設部86の基端側を矢印のように、折り返すことによって形成する。
この場合の突設部86は、扁平リング状体86aと、この扁平リング状体86aの外周縁から立設される立ち上がり部86bとからなる断面L字状体からなる。そして、図5と図6に示すように、突設部86が折り返されて、小径部76に重ね合わせた状態で、立ち上がり部86bが周方向溝82の内側端面82aとブーツバンド80の内端面80aとの間に嵌合する。
これによって、小径部76の周方向溝82と、突設部86の周方向凹部88とで形成される中空部89にブーツバンド80が嵌合されて、ブーツバンド80がこのカバー部81に被覆される。この場合も、カバー部81を、ブーツバンド80に接着剤等で接着するのが好ましい。
この第2実施形態の等速自在継手用フレキシブルブーツにおいて、第1実施形態の等速自在継手用フレキシブルブーツと同一部位には同一符号を付して詳しい説明を省略する。
このため、この第2実施形態の等速自在継手用フレキシブルブーツであっても、前記第1実施形態の等速自在継手用フレキシブルブーツと同様の作用効果を奏する。
次に図9は第3実施形態を示し、この場合、カバー部81は、図11と図12に示すように、小径部76の中間部77側の外周面からテーパ状に拡開するように突出する突設部90の基端側を矢印のように、折り返すことによって形成する。
この場合の突設部90は、小径部76から突設される基部90aと、この基部90aから所定角度で折れ曲がるように突設される本体リング部90bと、本体リング部90bの外
周縁から立ち上がる立ち上がり部90cとからなる。立ち上がり部90cの外面には、突起91が設けられている。
また、小径部76の周方向溝82の外側端面82bに周方向凹部92が形成されている。そして、図11と図12に示すように、突設部90が矢印方向に折り曲げられて、図9と図10に示すように、ブーツバンド80に重ね合わせた状態で、立ち上がり部90cが周方向溝82の外側端面82bとブーツバンド80の外端面80bとの間に嵌合すると共に、立ち上がり部90cの突起91が小径部76の周方向溝82の周方向凹部92に嵌合する。すなわち、突起91と周方向凹部92とで、外れ止め機構が構成される。
これによって、小径部76の周方向溝82と、突設部90の周方向凹部93とで形成される中空部94にブーツバンド80が嵌合されて、ブーツバンド80がこのカバー部81に被覆される。この場合も、カバー部81を、ブーツバンド80に接着剤等で接着するのが好ましい。
この第3実施形態の等速自在継手用フレキシブルブーツにおいて、第1実施形態の等速自在継手用フレキシブルブーツと同一部位には同一符号を付して詳しい説明を省略する。
このため、この第3実施形態の等速自在継手用フレキシブルブーツであっても、前記第1実施形態の等速自在継手用フレキシブルブーツと同様の作用効果を奏する。
図13は第4実施形態を示し、このフレキシブルブーツでも、ゴム材又は可撓性樹脂材製のベロー95と、金属製円筒状のアダプタ96からなる。
アダプタ96は、円筒状本体部97と、この円筒状本体部97から連設される環状フランジ部98とならなり、環状フランジ部98の反本体部側にテーパ状開口部98aが形成されている。環状フランジ部98の内径は、等速自在継手の外輪の外径面に嵌合可能な径とされる。アダプタ96の他端先端(円筒状本体部97の反フランジ部側の端部)を外側にカールさせてカール部97aを形成している。
ベロー95は、大径部100以外は、前記図1等に示す第1実施形態のベロー71と同一構造であり、ブーツバンド80を被覆するカバー部81も備えている。ベロー71の他端、つまり大径部100は、内側にカールさせてなるカール部100aを形成している。そして、アダプタ96のカール部97aをベロー95のカール部100aに巻き込む。
このように、アダプタ96のカール部97aをベロー95のカール部100aで巻込むことにより、アダプタ96の他端が完全に隠れるから、等速自在継手が最大作動角をとってもベロー95の小径部76がアダプタ96の他端に直接当接することがなく、ベロー95同士が当接するだけであるから、ベロー95に損傷や亀裂が発生することがない。
また、この第4実施形態の等速自在継手用フレキシブルブーツにおいて、ベロー95は、大径部100以外は、前記図1等に示す第1実施形態のベロー71と同一構造であり、カバー部81も備えている。
このため、第4実施形態の等速自在継手用フレキシブルブーツでは、最大作動角をとった状態で、カバー部96がベロー95の他の部位(具体的には、大径部100のカール部100a)と接触するおそれがある。しかしならが、たとえ接触しても、このカバー部81にて被覆されているブーツバンド80がベロー95のカール部100aに直接に接触せず、ベロー95の損傷等を有効に防止できる。
すなわち、この場合も、カバー部81にてブーツバンド80を被覆しているので、第1実施形態でのカバー部81による作用効果を奏することができる。
次に図14は第5実施形態を示し、この場合、図13に示すブーツにおいて、ベロー95の小径部76及びカバー部81を、図5等に示すブーツにものに置き換えたものである。
このため、この第5実施形態の等速自在継手用フレキシブルブーツであっても、前記第4実施形態の等速自在継手用フレキシブルブーツと同様の作用効果を奏する。
次に図15は第6実施形態を示し、この場合、図13に示すブーツにおいて、ベロー95の小径部76及びカバー部81を、図9等に示すブーツにものに置き換えたものである。
このため、この第6実施形態の等速自在継手用フレキシブルブーツであっても、前記第4実施形態の等速自在継手用フレキシブルブーツと同様の作用効果を奏する。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく種々の変形が可能である。例えば前記実施形態では、クロスグルーブ型の摺動型等速自在継手のフレキシブルブーツに対する適用例を説明したが、等速自在継手として、ダブルオフセット型やトリポード型等の他の摺動型等速自在継手であっても、バーフィールド型やツェッパ型等の固定型等速自在継手であってもよい。
本発明の第1実施形態を示す等速自在継手用ブーツの縦断面図である。 前記等速自在継手用ブーツの要部拡大断面図である。 前記等速自在継手用ブーツの組立状態を示す縦断面図である。 前記等速自在継手用ブーツの組立状態を示す要部拡大断面図である。 本発明の第2実施形態を示す等速自在継手用ブーツの縦断面図である。 前記等速自在継手用ブーツの要部拡大断面図である。 前記等速自在継手用ブーツの組立状態を示す縦断面図である。 前記等速自在継手用ブーツの組立状態を示す要部拡大断面図である。 本発明の第3実施形態を示す等速自在継手用ブーツの縦断面図である。 前記等速自在継手用ブーツの要部拡大断面図である。 前記等速自在継手用ブーツの組立状態を示す縦断面図である。 前記等速自在継手用ブーツの組立状態を示す要部拡大断面図である。 本発明の第4実施形態を示す等速自在継手用ブーツの縦断面図である。 本発明の第5実施形態を示す等速自在継手用ブーツの縦断面図である。 本発明の第6実施形態を示す等速自在継手用ブーツの縦断面図である。 従来の等速自在継手の縦断面図である。 従来のフレキシブルブーツを示し、(A)は縦断面図であり、(B)はベローがアダプタに接触した状態の縦断面図である。
符号の説明
10 外側継手部材
11 トラック溝
20 内側継手部材
21 トラック溝
22 シャフト
22a 輪溝
23 サークリップ
30 ボール
40 保持器
41 ポケット
50 ブーツ
50 フレキシブルブーツ
51 ベロー
51b 大径端部
51a 小径端部
51c 屈曲部
52 アダプタ
52b 環状フランジ部
52a 加締め部
53 バンド
60 エンドキャップ
70 フレキシブルブーツ
71 ベロー
72 アダプタ
73 円筒状本体部
74 環状フランジ部
74a テーパ状開口部
75 大径部
76a 外端縁
76 小径部
77 中間部
78 環状スリット
79 連結部位
80 ブーツバンド
80a 内端面
80b 外端面
81 カバー部
82 周方向溝
82a 内側端面
82b 外側端面
83 周方向溝
84、89、94 中空部
85、86 突設部
86a 扁平リング状体
86b 立ち上がり部
87、88 周方向凹部
90 突設部
90a 基部
90b 本体リング部
90c 立ち上がり部
91 突起
92、93 周方向凹部
95 ベロー
96 アダプタ
96 カバー部
97 円筒状本体部
97a、100a カール部
98 環状フランジ部
98a テーパ状開口部
100 大径部





Claims (5)

  1. 外側継手部材と内側継手部材との間にトルク伝達部材を収容し、前記内側継手部材に連結されたシャフトが継手外へ延在してなる等速自在継手の、前記外側継手部材の外周と前記シャフトの中間部外周との間に配設されるフレキシブルブーツであって、一端が前記外側継手部材の外周に嵌合される金属製円筒状のアダプタと、一端が前記アダプタの他端に連結されると共に他端が前記シャフトの中間部に嵌合されてブーツバンドの締め付けによりこのシャフトに固定されるベローとを有し、前記アダプタの他端を前記ベローの一端で囲繞し、さらに前記ベローにカバー部を連設して前記ブーツバンドをこのカバー部にて被覆することを特徴とする等速自在継手用フレキシブルブーツ。
  2. 前記アダプタの他端を前記ベローの一端の肉厚内に挿入したことを特徴とする請求項1の等速自在継手用フレキシブルブーツ。
  3. 前記アダプタの他端を外側にカールさせると共に前記ベローの一端を内側にカールさせ、前記アダプタのカール部を前記ベローのカール部に巻き込んだことを特徴とする請求項1の等速自在継手用フレキシブルブーツ。
  4. 前記カバー部がベローの他端側から連設されてブーツバンドの外周を包囲する円筒状部からなることを特徴とする請求項1〜3にいずれか記載の等速自在継手用フレキシブルブーツ。
  5. 前記ベローの他端側からリング状の突設部を延設し、この突設部をその基端側を介して折り曲げて前記円筒状部を形成することを特徴とする請求項4に記載の等速自在継手用フレキシブルブーツ。

JP2005281553A 2005-09-28 2005-09-28 等速自在継手用フレキシブルブーツ Withdrawn JP2007092844A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005281553A JP2007092844A (ja) 2005-09-28 2005-09-28 等速自在継手用フレキシブルブーツ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005281553A JP2007092844A (ja) 2005-09-28 2005-09-28 等速自在継手用フレキシブルブーツ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007092844A true JP2007092844A (ja) 2007-04-12

Family

ID=37978812

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005281553A Withdrawn JP2007092844A (ja) 2005-09-28 2005-09-28 等速自在継手用フレキシブルブーツ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007092844A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016036964A1 (en) * 2014-09-03 2016-03-10 Gkn Driveline North America, Inc. Boot with insert
KR101845285B1 (ko) 2016-04-01 2018-04-04 서한산업(주) 차량용 조인트 부트용 밴드 커버 및 이를 포함하는 차량용 조인트 조립체
JP2021139406A (ja) * 2020-03-03 2021-09-16 日立Astemo株式会社 自在継手の接続構造

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016036964A1 (en) * 2014-09-03 2016-03-10 Gkn Driveline North America, Inc. Boot with insert
US10156268B2 (en) 2014-09-03 2018-12-18 Gkn Driveline North America, Inc. Boot with insert
KR101845285B1 (ko) 2016-04-01 2018-04-04 서한산업(주) 차량용 조인트 부트용 밴드 커버 및 이를 포함하는 차량용 조인트 조립체
JP2021139406A (ja) * 2020-03-03 2021-09-16 日立Astemo株式会社 自在継手の接続構造
JP7300412B2 (ja) 2020-03-03 2023-06-29 日立Astemo株式会社 自在継手の接続構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005214395A (ja) ステアリング装置用等速自在継手およびステアリング装置
JP2007092844A (ja) 等速自在継手用フレキシブルブーツ
WO2004076881A1 (ja) 等速ジョイント用ブーツ
JP2006275259A (ja) 等速自在継手
JP2009085380A (ja) 等速自在継手
JP2008002642A (ja) 軸継手用ブーツ
JP2007211927A (ja) 等速自在継手用ブーツ
EP1936217B1 (en) Boot for universal joint
JP2007032643A (ja) 等速自在継手用フレキシブルブーツ
JP4425742B2 (ja) 等速ジョイント用ブーツ
JP2007113614A (ja) 固定式等速自在継手
JP4562592B2 (ja) ブーツ
JP4946473B2 (ja) ボール形等速ジョイント
JP2008261395A (ja) 等速自在継手
JP2007170575A (ja) 等速自在継手
JPH0743495Y2 (ja) 等速ジョイントのシール装置
JP2007113613A (ja) 固定式等速自在継手
JP2007056947A (ja) 等速自在継手用フレキシブルブーツ
JP2007113616A (ja) 固定式等速自在継手
JP2007056949A (ja) 等速自在継手用フレキシブルブーツ
JP2005155886A (ja) 等速自在継手用ブーツ
JP5119962B2 (ja) 等速ジョイントのシール構造及び等速ジョイントのシール方法
JP2017026002A (ja) 等速自在継手用ブーツ
JP2006275241A (ja) 等速自在継手
JP2007155098A (ja) 等速自在継手用ブーツ及びその組付方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20081202