JP7300412B2 - 自在継手の接続構造 - Google Patents

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本発明は、自在継手の接続構造に関する。
自動車の推進軸は、少なくとも二つ以上の自在継手を備える。車体の前後方向に配置される二つの自在継手の中央付近には、中間軸受を用いて推進軸を車体フロアに取り付けるとともに、中間軸受の近傍にさらに自在継手を配置している。自在継手と中間軸受の間はパイプで接続される。
自在継手の一例として、特許文献1に示すようなクロスグルーブ型自在継手は、内周面に回転軸方向に延在する複数の溝と、回転軸方向に貫通する複数のボルト孔とが交互に備えられる円筒形状の外輪部材と、外輪部材の溝を摺動する動力伝達部材と、動力伝達部材に内嵌される軸部材と、外輪部材の回転軸方向の一端を封止するブーツ組立体と、外輪部材の回転軸方向の他端を封止するキャップと、を備える。
動力伝達部材は、外周面に回転軸方向に延在する複数の溝を、回転軸を法線とする断面視で円周上に等間隔で備える円筒状の内輪部材と、内輪部材の溝と外輪部材の溝との間を摺動する複数のボールと、内輪部材と外輪部材の間に配置され、ボールを保持する円筒状のケージと、を備える。
内輪部材の内周面にはインボリュートスプラインが形成されている。動力伝達部材は、軸部材の小径部に形成されたインボリュートスプラインに外嵌され、止め輪で固定されて、軸部材と一体に回転する。
自在継手は高速で回転しながら大きな動力を伝達するため、内部には潤滑剤としてグリースが封入されている。グリースの流出及び外部からの泥水等の浸入を防止するため、外輪部材の回転軸方向の一端にはブーツ組立体が配置されている。ブーツ組立体は、鋼製のブーツアダプタと、ゴム製のブーツ部を備える。ブーツアダプタの端部は外輪部材に外嵌される。
外輪部材の回転軸方向の他端にはキャップが備えられ、終減速装置等の動力伝達装置のコンパニオンフランジが外嵌される。外輪部材には、回転軸を法線とする断面視で、円周方向に等間隔で配置された摺動溝と、ボルト締結部が交互に配置されている。ブーツアダプタ側から挿通されたボルトは外輪部材のボルト挿通孔に挿通され、コンパニオンフランジのねじ孔に螺合されて、推進軸とコンパニオンフランジは一体となって動力が伝達される。
特開2010-95224号公報 特許第6533860号公報
推進軸が搭載される車体下部には、排気管や燃料タンク等が配置されるので、回転体である推進軸との隙間は十分に確保する必要がある。ここで、例えば特許文献2にあるような一般的なバーフィールド型自在継手の場合、外輪部材に半径方向外方に延在する円板状のフランジを設け、フランジに穿設したボルト孔にボルトを挿通する構成とすると、外径が拡大して周辺部品との隙間を確保できなくなる。このため、クロスグルーブ型自在継手は、一様な円筒状の外輪部材に、ボール摺動溝を避けた位置にボルト孔を配置することでフランジを備えない構成とすることにより、外輪部材の大型化を抑制している。
このような構成の場合、外輪部材には、回転軸方向の一方側から動力伝達装置のコンパニオンフランジが外嵌され、他方側からブーツアダプタが外嵌されるため、コンパニオンフランジの嵌合部と、ブーツアダプタの嵌合部との間で、外輪部材の外周面が露出する。外輪部材は嵌合される部材であるため、塗装による防錆処理を行い難い。そのため、露出した外周面に錆が発生して、錆がコンパニオンフランジとの嵌合部に進展し、整備等の作業を行なう場面において推進軸を取り外し、及び、取り付けを行なうことが困難となる虞がある。
本発明は以上の課題を解決するために考案されたものであり、その目的は、嵌合部の着脱作業性の悪化を招来しない自在継手の接続構造を提供するものである。
前記課題を解決するため、第1の態様は、円周上に等間隔で配置された複数のボルト締結部、及び、隣り合う2つのボルト締結部の間に配置され、回転軸方向に延在する複数の溝を内周面に備える円筒状の外輪部材、及び、外輪部材の中で摺動、或いは、転動自在に配置される動力伝達部材、を有する自在継手と、外輪部材の一端に外嵌されるコンパニオンフランジと、外輪部材の他端に外嵌されるブーツ組立体と、外輪部材に外嵌するコンパニオンフランジの嵌合端部と、外輪部材に外嵌するブーツ組立体の嵌合端部との間の、外輪部材の外周面を包囲する覆設部と、を有し、覆設部が、ブーツ組立体の外嵌部から径方向外側にフランジ状に折れ曲がり、さらにコンパニオンフランジの嵌合端部まで延長するようにブーツ組立体に一体に設けられた延長部を有する自在継手の接続構造とするものである。
また、前記第1の態様において、前記覆設部は、ブーツ組立体の嵌合部から、拡径させるとともに、前記コンパニオンフランジの嵌合端部まで延長させた延長部を有しても良い。
また、前記第1の態様において、前記覆設部は、前記延長部の先端に、コンパニオンフランジの外周面に当接するシール部材を備えても良い。
また、前記第1の態様において、前記覆設部は、前記延長部の内周面と、外輪部材の外周面とによって画定される部位に、シール部材を備えても良い。
また、前記第1の態様において、前記覆設部は、コンパニオンフランジの嵌合端部と、ブーツ組立体の嵌合端部との間に配置され、外輪部材の外周面を覆うシール部材としても良い。
また、前記第1の態様において、前記覆設部は、ブーツ組立体のブーツアダプタ内周面に一体に備えられ、外輪部材の前記外周面を覆うシール部材としても良い。
本発明によれば、嵌合部の着脱作業性の悪化を招来しない自在継手の接続構造を提供することができる。
第1実施形態の自在継手2を適用した推進軸1の一部を示す図である。 第2実施形態の自在継手22を適用した推進軸21の一部を示す図である。 第3実施形態の自在継手32を適用した推進軸31の一部を示す図である。 第4実施形態の自在継手42を適用した推進軸41の一部を示す図である。 第5実施形態の自在継手52を適用した推進軸51の一部を示す図である。
各実施形態の自在継手2,22,32,42,52について図面を参照しながら説明する。各実施形態で共通する技術的要素には、共通の符号を付するとともに説明を省略する。なお、図示した形態は形態例であり、本発明は図示した形態に限定されない。
(第1実施形態)
図1を用いて、本発明の第1実施形態である自在継手2を適用した推進軸1について説明する。推進軸1は、例として、クロスグルーブ型自在継手2を後端側の端部に備えている。図示しない前端側の端部には、他の自在継手と、中間軸受等を備える。自在継手2は、終減速装置の入力部材であるコンパニオンフランジ16に内嵌されている。
自在継手2は、外輪部材3と、動力伝達部材7と、軸部材9と、ブーツ組立体4と、キャップ12を備える。
外輪部材3は、円筒状をなし、内周面には回転軸X方向に指向する半円状の溝3dが、円周上に複数、等間隔に備えられている。そして、隣接する二つの溝3d,3dの間に円周上、等間隔にボルト挿通孔3eが穿設されている。換言すれば、円周上に、溝3d及びボルト挿通孔3eが交互に備えられている。
動力伝達部材7は、内輪部材7aと、ケージ7bと、複数のボール7cを備える。内輪部材7aの外周面には半円状の溝が備えられる。
ケージ7bは、円筒状の部材であり、内周面と外周面を回転軸X方向と交差する方向に貫通する複数の孔が円周上に備えられ、この孔に、ボール7cが遊嵌されている。ケージ7bの内周面に露出するボール7cが内輪部材7aの溝と、ケージ7bの外周面に露出するボール7cが外輪部材3の溝3dと、それぞれ摺動しながら動力を伝達する。ケージ7bは、内輪部材7aと外輪部材3との回転軸X上の屈曲角度の二等分面上にボール7cを配置する機能を有し、これにより内輪部材7aと、外輪部材3のそれぞれの回転軸間に角度がついた状態であっても、角速度変動が生じない等速運動を行う。
内輪部材7aには軸部材9がスプライン嵌合されて、止め輪8により固定される。軸部材9の前端には、スプライン部9bより大径となる大径部9aが備えられ、この大径部9aには、溶接によりパイプ10が接合されている。
外輪部材3の回転軸X方向の中央部近傍には、終減速装置のコンパニオンフランジ16が外嵌される。コンパニオンフランジ16にはねじ孔16dが備えられ、外輪部材3の前側から挿通されたボルト14が螺合されることにより、コンパニオンフランジ16と推進軸1が接続される。このようにして、パイプ10に伝達された動力は、自在継手2を経て、終減速装置に伝達される。
ブーツアダプタ5の外嵌部5bの後側端部5h(篏合端部5h)には、回転軸Xの径方向外側に指向してフランジ状に折り曲げられ、さらに後側に折り曲げられて延長させた円筒状の延長部5eが備えられる。延長部5eは、コンパニオンフランジ16の嵌合凸部端面16bと、回転軸X方向で重なる位置まで延在する。このようにして、ブーツアダプタ5の篏合端部5hとコンパニオンフランジ16の篏合凸部端面16bとによって挟まれる、外輪部材3の外周面3cは、延長部5eによって囲まれるので、外部から遮蔽される。これにより、泥水等が外輪部材3の外周面3cに接触し難くなるので、コンパニオンフランジ16との嵌合部に錆が発生することが防止される。したがって、本発明の第1実施形態によれば、嵌合部の着脱作業性の悪化を招来しない自在継手2を提供することができる。
(第2実施形態)
次に、図2を用いて、本発明の第2実施形態である自在継手22を適用した推進軸21について説明する。
図2において、本発明の第1実施形態と同様の構成については図1と同様の番号を付し、その説明を適宜省略する。
自在継手22は、第1実施形態の自在継手2に対して、ブーツ組立体24が異なる。
ブーツ組立体24は、ブーツアダプタ25の延長部25eの先端(後端。以下において同じ。)にシール部材25fを全周にわたって備え、シール部材25fの先端はコンパニオンフランジ16の嵌合凸部外周面16aに遊嵌される。シール部材25fは、ブーツアダプタ25に対して、嵌合、接着等、適宜手段により一体化されている。
ブーツアダプタ25の延長部25eと、コンパニオンフランジ16の嵌合凸部外周面16aとは、径方向に隙間が生じる。自在継手22によれば、この隙間をシール部材25fにより遮断することができるので、外輪部材3の外周面3cに泥水が浸入することが、より効果的に防止される。
以上、第2実施形態によれば、延長部25eの先端に備えられるシール部材25fとコンパニオンフランジ16の篏合凸部外周面16aとを当接させることにより、外輪部材3の外周面3cを外部から遮蔽することができる。これにより、泥水等の浸入を受けることが防止されるので、外輪部材3の外周面3cに錆が発生することが防止される。したがって、本発明の第2実施形態によれば、嵌合部の着脱作業性の悪化を招来しない自在継手22を提供することができる。
(第3実施形態)
次に、図3を用いて、本発明の第3実施形態である自在継手32を適用した推進軸31について説明する。
図3において、本発明の第1実施形態と同様の構成については図1と同様の番号を付し、その説明を適宜省略する。
自在継手32は、第1実施形態の自在継手2に対して、ブーツ組立体34が異なる。
ブーツ組立体34は、ブーツアダプタ35の延長部35eと、外輪部材3の外周面3cとの間に配置されるシール部材35fを全周にわたって保持する。シール部材35fはさらに、ブーツアダプタ35の嵌合端部35hと、コンパニオンフランジ16の嵌合凸部端面16bとの間に挟持される。弾性材料より形成されるシール部材35fは、ブーツアダプタ35の延長部内周面35gと、コンパニオンフランジ16の嵌合凸部外周面16aとの間でも挟持されるため、適度に圧縮されて保持される。このため、外輪部材3の外周面3cに泥水が浸入することが、より効果的に防止される。シール部材35fを構成する材料は、合成天然ゴムから適宜選択される。そのようなゴム材料としては、ニトリルブタジエンゴムを例示することができる。
以上、第3実施形態によれば、ブーツアダプタ35の延長部35eと外輪部材3の外周面3cとによって挟まれる隙間にシール部材35fを配置することにより、外輪部材3の外周面3cを外部から遮蔽することができる。これにより、泥水等の浸入を受けることが防止されるので、外輪部材3の外周面3cに錆が発生することが防止される。したがって、本発明の第3実施形態によれば、嵌合部の着脱作業性の悪化を招来しない自在継手32を提供することができる。
(第4実施形態)
次に、図4を用いて、本発明の第4実施形態である自在継手42を適用した推進軸41について説明する。
図4において、本発明の第1実施形態と同様の構成については図1と同様の番号を付し、その説明を適宜省略する。
自在継手42は、第1実施形態の自在継手2に対して、ブーツ組立体44が異なる。
ブーツ組立体44は、ブーツアダプタ45の嵌合端部45hと、コンパニオンフランジ16の嵌合凸部端面16bとの間に配置されるシール部材45fを全周にわたって保持することにより、外輪部材3の外周面3cを包囲する。シール部材45fはさらに、コンパニオンフランジ16の嵌合凸部外周面16aに遊嵌される。弾性材料より形成されるシール部材45fは、ブーツアダプタ45の嵌合端部45hと、コンパニオンフランジ16の嵌合凸部端面16bとの間で挟持されるため、適度に圧縮されて保持される。さらにシール部材45fは、コンパニオンフランジ16の嵌合凸部外周面16aに嵌着されるため、外輪部材3の外周面3cに泥水が浸入することが、より効果的に防止される。シール部材45fを構成する材料は、合成樹脂から適宜選択される。そのような樹脂材料としては、ポリウレタンゴムを例示することができる。
以上、第4実施形態によれば、コンパニオンフランジ16の嵌合凸部端面16bと、ブーツ組立体45の嵌合端部45hとの間に、外輪部材3の外周面3cを覆うシール部材45fを配置することにより、外輪部材3の外周面3cを外部から遮蔽することができる。これにより、泥水等の浸入を受けることが防止されるので、外輪部材3の外周面3cに錆が発生することが防止される。したがって、本発明の第4実施形態によれば、嵌合部の着脱作業性の悪化を招来しない自在継手42を提供することができる。
(第5実施形態)
次に、図5を用いて、本発明の第5実施形態である自在継手52を適用した推進軸51について説明する。
図5において、本発明の第1実施形態と同様の構成については図1と同様の番号を付し、その説明を適宜省略する。
自在継手52は、第1実施形態の自在継手2に対して、ブーツ組立体54が異なる。
ブーツ組立体54は、ブーツアダプタ55の外嵌部55bの内周面55i(ブーツアダプタ内周面55i)に、シール部材55fを全周にわたって一体に備えている。シール部材55fは弾性部材より形成されて、ブーツアダプタ55は、シール部材55fを介して外輪部材3に外嵌される。シール部材55fは後側に延在して、外輪部材3の外周面3cを包囲する。シール部材55fはさらに、コンパニオンフランジ16の嵌合凸部外周面16aに遊嵌される。シール部材55fは、コンパニオンフランジ16の嵌合凸部外周面16aに嵌着されるため、外輪部材3の外周面3cに泥水が浸入することが、より効果的に防止される。シール部材55fを構成する材料は、合成天然ゴムから適宜選択される。そのようなゴム材料としては、クロロプレンゴム、ニトリルブタジエンゴム等を例示することができる。
以上、第5実施形態によれば、外輪部材3の外周面3cを覆うシール部材55fを、ブーツ組立体54のブーツアダプタ内周面55iに一体に設けることにより、外輪部材3の外周面3cを外部から遮蔽することができる。これにより、泥水等の浸入を受けることが防止されるので、外輪部材3の外周面3cに錆が発生することが防止される。したがって、本発明の第5実施形態によれば、嵌合部の着脱作業性の悪化を招来しない自在継手52を提供することができる。
以上、実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されない。たとえば、自在継手をクロスグルーブ型に替えて、円筒型のバーフィールド型自在継手としても、同様の効果が得られる。
また、推進軸に適用した形態について説明したが、本発明はこれに限定されない。たとえば、駆動軸(ドライブシャフト)に適用しても、同様の効果が得られる。
さらに、覆設部をブーツアダプタ側に備えず、コンパニオンフランジ側に備えても、同様の効果が得られる。
2,22,32,42,52 自在継手
3 外輪部材
3c 外輪部材の外周面
3d 転動溝(溝)
4、54 ブーツ組立体
5b ブーツアダプタの外嵌部(ブーツ組立体の外嵌部)
5e、25e、35e、45e、55e ブーツアダプタの延長部(覆設部)
5h、35h、45h ブーツアダプタの篏合端部(ブーツ組立体の篏合端部)
25f、35f、45f、55f シール部材
7 動力伝達部材
14 ボルト締結部(ボルト)
16 コンパニオンフランジ
16a コンパニオンフランジの嵌合凸部外周面(外周面)
16b コンパニオンフランジの嵌合凸部端面(篏合端部)
35g ブーツアダプタの延長部の内周面
55i ブーツアダプタ内周面

Claims (6)

  1. 円周上に等間隔で配置された複数のボルト締結部、及び、
    隣り合う2つの前記ボルト締結部の間に配置され、回転軸方向に延在する複数の溝を内周面に備える円筒状の外輪部材、及び、
    前記外輪部材の中で摺動、或いは、転動自在に配置される動力伝達部材、を有する自在継手と、
    前記外輪部材の一端に外嵌されるコンパニオンフランジと、
    前記外輪部材の他端に外嵌されるブーツ組立体と、
    前記外輪部材に外嵌する前記コンパニオンフランジの嵌合端部と、前記外輪部材に外嵌する前記ブーツ組立体の嵌合端部との間の、前記外輪部材の外周面を包囲する覆設部と、を有し、
    前記覆設部が、前記ブーツ組立体の外嵌部から径方向外側にフランジ状に折れ曲がり、さらに前記コンパニオンフランジの嵌合端部まで延長するように前記ブーツ組立体に一体に設けられた延長部を有する自在継手の接続構造。
  2. 円周上に等間隔で配置された複数のボルト締結部、及び、
    隣り合う2つの前記ボルト締結部の間に配置され、回転軸方向に延在する複数の溝を内周面に備える円筒状の外輪部材、及び、
    前記外輪部材の中で摺動、或いは、転動自在に配置される動力伝達部材、を有する自在継手と、
    前記外輪部材の一端に外嵌されるコンパニオンフランジと、
    前記外輪部材の他端に外嵌されるブーツ組立体と、
    前記外輪部材に外嵌する前記コンパニオンフランジの嵌合端部と、前記外輪部材に外嵌する前記ブーツ組立体の嵌合端部との間の、前記外輪部材の外周面を包囲する覆設部と、を有し、
    前記覆設部が、前記ブーツ組立体の外嵌部から、拡径させるとともに、前記コンパニオンフランジの嵌合端部まで延長させた延長部を有し、
    前記延長部の先端に、前記コンパニオンフランジの外周面に当接するシール部材を備える、自在継手の接続構造。
  3. 前記延長部の内周面と、前記外輪部材の外周面とによって画定される部位に、シール部材を備える、請求項1に記載の自在継手の接続構造。
  4. 円周上に等間隔で配置された複数のボルト締結部、及び、
    隣り合う2つの前記ボルト締結部の間に配置され、回転軸方向に延在する複数の溝を内周面に備える円筒状の外輪部材、及び、
    前記外輪部材の中で摺動、或いは、転動自在に配置される動力伝達部材、を有する自在継手と、
    前記外輪部材の一端に外嵌されるコンパニオンフランジと、
    前記外輪部材の他端に外嵌されるブーツ組立体と、
    前記外輪部材に外嵌する前記コンパニオンフランジの嵌合端部と、前記外輪部材に外嵌する前記ブーツ組立体の嵌合端部との間の、前記外輪部材の外周面を包囲する覆設部と、を有し、
    前記覆設部が、前記コンパニオンフランジの前記嵌合端部と、前記ブーツ組立体の前記嵌合端部との間に配置され、前記外輪部材の前記外周面を覆うシール部材であり、
    前記シール部材は、前記コンパニオンフランジの前記嵌合端部の外周面に嵌着されている、自在継手の接続構造。
  5. 円周上に等間隔で配置された複数のボルト締結部、及び、
    隣り合う2つの前記ボルト締結部の間に配置され、回転軸方向に延在する複数の溝を内周面に備える円筒状の外輪部材、及び、
    前記外輪部材の中で摺動、或いは、転動自在に配置される動力伝達部材、を有する自在継手と、
    前記外輪部材の一端に外嵌されるコンパニオンフランジと、
    前記外輪部材の他端に外嵌されるブーツ組立体と、
    前記外輪部材に外嵌する前記コンパニオンフランジの嵌合端部と、前記外輪部材に外嵌する前記ブーツ組立体の嵌合端部との間の、前記外輪部材の外周面を包囲する覆設部と、を有し、
    前記覆設部が、前記ブーツ組立体のブーツアダプタ内周面に一体に備えられ、前記外輪部材の前記外周面を覆うシール部材である、自在継手の接続構造。
  6. 前記延長部の先端部は、前記コンパニオンフランジの外周面上に重なっている、請求項1に記載の自在継手の接続構造。
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