JP2007092589A - 蒸発燃料処理システムのリーク診断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料タンク内の状態に基づいて、エンジン運転中にリーク診断を実施するか、エンジン停止後にリーク診断を実施するかを選択することで、診断頻度の向上を図る。
【解決手段】燃料タンク10内の蒸発燃料を吸気通路2にパージする蒸発燃料処理システム100において、エンジン運転中に蒸発燃料処理システム100のリーク診断を実施する第一のリーク診断手段30と、エンジン停止後に蒸発燃料処理システム100のリーク診断を実施する第二のリーク診断手段30と、燃料タンク10内の状態に基づいて、第一のリーク診断と第二のリーク診断のどちらを実施するかを判定する判定手段30とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は蒸発燃料処理システムのリーク診断装置に関する。
車両用エンジンには、燃料タンク内で発生した燃料蒸発ガス(以下、「ベーパ」という)をキャニスタ内の活性炭に吸着させておき、所定の運転条件下で、キャニスタとエンジンの吸気通路とを連通する通路に設けたパージコントロールバルブを開弁し、吸気通路の負圧を利用することで、キャニスタ内に吸着されている燃料粒子を活性炭から脱離させてスロットルバルブ下流の吸気通路に導き、燃焼させるようにした蒸発燃料処理システムが備えられている。
この場合、燃料タンクから吸気管までの流路途中にリーク孔が存在していたり、パイプの接合部のシールが不良になると、ベーパが大気中に放出されてしまうので、これを防止するための種々のリーク診断手法が提案されており、エンジンの作動中に行うリーク診断(以下、「走行中リーク診断」という)やエンジンの停止後に行うリーク診断(以下、「停車時リーク診断」という)等がある。
この種のリーク診断手法は基本的に、閉空間とした蒸発燃料処理システム内を大気圧に対して相対的に圧力差のある状態とし、その後の圧力変化を計測することによりリークの有無を診断している。
例えば、停車時リーク診断は、エンジン停止後の自然放熱による燃料タンク内の温度変化に起因する蒸発燃料処理システム内の圧力変化に基づいて、リーク診断を実施している。そのため、走行中の燃料タンク内の温度上昇が不十分であるときには、エンジン停止後の自然放熱による温度変化が小さく、したがって、圧力変化も小さいためにリーク有と誤診断してしまう可能性がある。
そこで、特許文献1には、リーク診断開始の一条件として、エンジン停止後、燃料タンク内の温度が大気温度に対して既定値以上であることを確認し、リーク診断を実施する蒸発燃料処理システムのリーク診断装置に関する発明が開示されている。
米国特許第6321727号公報
しかしながら、燃料タンク内の燃料量が多い場合などは、温度上昇が鈍くなるため温度変化を得にくく、燃料タンク内の温度が大気温度に対して既定値以上まで上がらないことがあり、リーク診断の開始条件が成立せず診断回数が少なくなるといった問題があった。
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされたものであり、その目的は、診断回数を増やすために、条件に応じて、走行中リーク診断か停車時リーク診断を選択して実施する蒸発燃料処理システムのリーク診断装置を提供することにある。
本発明の蒸発燃料処理システムのリーク診断装置は、エンジン運転中に蒸発燃料処理システムのリーク診断を実施する第一のリーク診断手段と、エンジン停止後に蒸発燃料処理システムのリーク診断を実施する第二のリーク診断手段と、燃料タンク内の状態に基づいて前記第一のリーク診断と前記第二のリーク診断のどちらを実施するかを判定する判定手段とを備える。
本発明によれば、走行中リーク診断と停車時リーク診断とでは、診断精度を得やすい領域が異なっているため、たとえば、燃料タンク内の空間容積に基づいて、走行中リーク診断を実施するか、停車時リーク診断を実施するかを選択することで、従来それぞれがリーク診断を実施できなかった領域で実施することが可能になり、リーク診断の回数を増やすことが出来る。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
(第一実施形態)
図1は、本発明による第一実施形態に係る蒸発燃料処理システムのリーク診断装置を示す構成図である。
図1において、1はエンジンで、2はエンジン1の吸気通路、3は同じく排気通路である。吸気通路2には吸入空気量を検出する吸気量センサ4と、その下流に位置して吸入空気量を制御するスロットルバルブ5が設けられる。さらに吸気通路2には、スロットルバルブ5の下流に位置して燃料を噴射する燃料噴射弁6が設置される。燃料噴射弁6からは吸入空気量に対応して燃料が噴射され、これら燃料と空気の混合気をエンジン1で燃焼させることで、エンジン1は出力を発生する。
10は前記エンジン1に供給する燃料を貯蔵する燃料タンクである。燃料タンク10内には、燃料を圧送する燃料ポンプ21が設けられ、燃料通路22を介して前記燃料噴射弁6に燃料を供給する。そして、燃料タンク10内に発生したベーパを一時的に吸着保持し、吸着保持したベーパを運転条件によりエンジン1に吸入し燃焼させるために蒸発燃料処理システム100が備えられる。
前記蒸発燃料処理システム100は、ベーパを吸着保持する活性炭を充填したキャニスタ11を備える。キャニスタ11は燃料タンク10とベーパ通路12を介して接続され、吸気通路2に対してもスロットルバルブ5の下流側にパージ通路13を介して接続される。
パージ通路13には、吸気通路2にパージされるベーパの量(以下、「パージ量」という)を調節するためのパージコントロールバルブ7が設けられる。パージコントロールバルブ7は原則的に常時閉じている。ただし、所定の運転状態で行われるパージ時に、後述するコントローラ30によって開閉制御される。
さらに、キャニスタ11は大気開放口9を介して大気に接続されている。大気開放口9には、ドレンカットバルブ8が設けられ、その作動はコントローラ30によって制御される。このドレンカットバルブ8は、エンジンの作動・停止を問わず、原則的に常時開いている。ただし、後述するリーク診断時に閉じられ、燃料タンク10とベーパ通路12とキャニスタ11とキャニスタ11からパージコントロールバルブ7までのパージ通路13とで構成される系内(以下、「システム系内」という)を閉空間とする。
また、キャニスタ11とパージコントロールバルブ7の間のパージ通路13には、パージ通路13内の圧力を検出する圧力センサ14が設けられる。この圧力センサ14はシステム系内の圧力に応じた信号をコントローラ30に出力する。
コントローラ30にはさらに、燃料タンク10内の燃料温度を検出する燃温センサ15及び燃料レベルを検出する燃料レベルセンサ16、外気温を検出する外気温センサ18の各検出信号及びイグニッションスイッチ20からの切り替え信号が入力される。
コントローラ30は、CPU、ROM、RAM(図示せず)等からなり、所定の運転条件においてパージコントロールバルブ7を開いてキャニスタ11に吸着した燃料を吸気通路2からエンジン1に吸入燃焼させ、ベーパのパージを行う。
その一方で、走行中リーク診断を実施するときには、走行中にパージコントロールバルブ7を開弁状態、ドレンカットバルブ8を閉弁状態としてエンジン1のスロットルバルブ5の下流に発生する負圧を用いてシステム系内を減圧する。そして、減圧したところでパージコントロールバルブ7を閉弁状態にして、システム系内を閉空間とし、システム系内の圧力変化を測定することでリーク診断を行う。
また、停車時リーク診断を実施するときには、エンジン停止後にパージコントロールバルブ7とドレンカットバルブ8を閉弁状態とすることでシステム系内を閉空間とし、燃料タンク10内の燃料温度の降下により自然に発生する負圧による圧力変化に基づいてリーク診断を行う。
以下、コントローラ30により実行される走行中リーク診断、停車時リーク診断について、図2及び図3のフローチャートを参照して詳しく説明する。なお、このフローは所定の単時間毎に繰り返し実行される。
まず、図2に示す「走行中リーク診断ルーチン」は、燃料タンク10内の空間容積に基づいて停車時リーク診断を禁止するか否かを判断する。そして、禁止した場合は、走行中リーク診断許可条件が成立すれば走行中リーク診断を実施する。以下、「走行中リーク診断ルーチン」の各処理について説明する。
まずステップS101で燃料タンク10内の空間容積が所定容積未満か否かが判断される。燃料タンク10内の空間容積が所定容積未満、すなわち燃料タンク10内の燃料レベルが一定値以上であれば、ステップS102に進み、停車時リーク診断禁止フラグが立つ。一方、燃料タンク10内の空間容積が所定容積以上、すなわち燃料タンク10内の燃料レベルが一定値未満であれば、ステップS106に進み、停車時リーク診断許可フラグが立ち、本ルーチンの処理を終了する。
上述したように、走行中リーク診断では、エンジン1のスロットルバルブ5の下流に発生する負圧を用いてシステム系内を目標圧まで減圧する。減圧したところでシステム系内を閉空間とし、圧力変化をモニタする。そして、このときの圧力変化速度からリーク径を判断する。
リークが無ければ圧力変化は当然少なく、圧力変化速度の傾きも小さくなる。一方、リークがある場合は、そこから新気が導入されて負圧から大気圧へ圧力変化が生じる。このとき、燃料タンク10内の空間容積が小さければ、負圧から大気圧に達するまでの時間が短くなるので、圧力変化速度の傾きは大きくなる。逆に空間容積が大きければ、圧力変化速度の傾きは小さくなる。
したがって、空間容積が大きければ、リークがあるにも関わらずリークが無い場合の圧力変化と判断してしまい、誤診断を起こす可能性がある。
一方、停車時リーク診断は、エンジン停止後に、燃料タンク10内の燃料温度が下がることによって自然に発生する負圧を利用して、閉空間としたシステム系内の圧力と大気圧との差圧の推移をモニタし、その差圧の変動量に基づいて実施される。したがって、リークが無い場合には、温度変化に伴いシステム内で大きな圧力変化が見られる。リークがある場合には、そこから新気が導入されるので、圧力変化は小さいものとなる。
一般に、燃料タンク10内の燃料は、走行中に排気系などからの放熱等により外部から熱を受け、温度が上昇する。このときの燃料温度の温度上昇が不十分であれば、エンジン停止後の温度変化が小さく、したがって、圧力変化も小さくなるためにリークの有無の判断が難しく、誤診断を起こす可能性がある。
したがって、仮に同じ熱量を燃料タンク10内の燃料が受けたとすれば、燃料残量が多ければ多いほど燃料温度は上がりにくく、また、エンジン停止後に下がりにくいので、圧力変化を検知しにくく、誤診断を起こす可能性が高くなる。
このように、走行中リーク診断はシステム系内の空間容積小(燃料残量大)時のほうが、診断パラメータである系内の圧力変化を検知しやすく、また大きいほどリークの有無による圧力変化の差を得にくい。一方、停車時リーク診断は燃料タンク10内の燃料温度変化によって生じる圧力変化を用いるために、熱容量が小さくなる空間容積大(燃料残量小)時のほうが精度の高い診断が見込める。
そこで、燃料タンク10内の空間容積が小さい場合、すなわち燃料レベルが高く、燃料残量が多いときは、走行中リーク診断を実施し、停車時リーク診断を禁止することで誤診断を防止し、診断精度の向上を図っている。また、燃料タンク10内の空間容積が大きい場合、すなわち燃料レベルが低く、燃料残量が少ないときは、停車時リーク診断を実施し、走行中リーク診断を禁止することで誤診断を防止し、診断精度の向上を図っている。
以下、再びフローの説明に戻る。ステップS102に進み、停車時リーク診断禁止フラグが立つと、ステップS103に進む。
ステップS103では、走行中リーク診断許可条件を満たすか否かを判定する「走行中リーク診断許可条件判定サブルーチン」の処理が実行される。「走行中リーク診断許可条件判定サブルーチン」の処理内容については、図5を参照して説明する。
まずステップS301で、後述する停車時リーク診断時に走行中リーク診断要求フラグが立ったか否かが判定される。フラグが立っていた場合には、ステップS302に進む。フラグが立っていなかった場合には、ステップS307に進み、走行中診断許可条件不成立として、本サブルーチンの処理を終了する。
ステップS302からステップS305までは、始動時水温が一定値以上であるか、燃料温度が一定の範囲内にあるか、大気圧が一定値以上であるか、燃料レベルが一定範囲内にあるかが、それぞれ判定される。これらの走行中リーク診断許可条件を全て満たせば、ステップS306に進み、走行中リーク診断許可条件成立として、本サブルーチンの処理を終了する。一方、これらの条件を一つでも満たさない場合には、ステップS307に進み、走行中リーク診断許可条件不成立として、本サブルーチンの処理を終了する。
本サブルーチンの処理を終了すると、ステップS104に進む。このとき、本サブルーチンにおいて、走行中リーク診断許可条件が成立していれば、ステップS105に進み、走行中リーク診断を実施する。走行中リーク診断許可条件が成立していなければ、再度診断許可条件判定を実行するためステップS103に戻る。
ステップS105に進むと、走行中リーク診断が実施され、エンジン負圧を利用して減圧したシステム系内を閉空間とし、その後のシステム系内の圧力変化を測定することでリーク有無の判断を行う。
次に、図3に示す「停車時リーク診断ルーチン」では、図2の「走行中リーク診断ルーチン」において、停車時リーク診断禁止フラグが立っていなければ、エンジン停止後に、停車時リーク診断許可条件の成立を前提に停車時リーク診断を実施する。以下、「停車時リーク診断ルーチン」の各処理について説明する。
まずステップS110で、エンジンが停止しているか否かを確認するために、イグニッションスイッチ(IGNSW)20がオフになっているかどうかを確認する。そして、イグニッションスイッチ20がオフされている場合、すなわちエンジン停止状態であればステップS111に進む。イグニッションスイッチ20がオフされてない場合、すなわちエンジン始動状態であれば、本ルーチンの処理を終了する。
ステップS111に進み、図2の「走行中リーク診断ルーチン」において、停車時リーク診断禁止フラグが立っていなければ、ステップS112に進む。フラグが立っていれば、本ルーチンの処理を終了する。
ステップS112では、停車時リーク診断許可条件を満たすか否かを判定する「停車時リーク診断許可条件判定サブルーチン」の処理が実行される。「停車時リーク診断許可条件判定サブルーチン」の処理内容については、図6を参照して説明する。
ステップS401からステップS405において、燃料温度が一定の範囲内にあるか、燃料温度の変化量が一定の範囲内にあるか、大気圧が一定値以上であるか、燃料レベルが一定の範囲内にあるか、燃料揺動が一定値以下であるかが、それぞれ判定される。これらの停車時リーク診断許可条件を全て満たせば、ステップS406に進み、停車時リーク診断許可条件成立として、本サブルーチンの処理を終了する。一方、これらの条件を一つでも満たさない場合には、ステップS407に進み、停車時リーク診断許可条件不成立として、本サブルーチンの処理を終了する。
本サブルーチンの処理を終了すると、ステップS113に進む。このとき、本サブルーチンにおいて、停車時リーク診断許可条件が成立していれば、ステップS114に進み、停車時リーク診断を実施する。停車時リーク診断許可条件が成立していなければ、ステップS115に進み、次回イグニッションスイッチ20をオンしたときに、上述した走行中リーク診断の実施を要求するフラグを立たせ、本ルーチンの処理を終了する。
そして、ステップS114に進むと、停車時リーク診断が実施され、エンジン停止後の燃料の自然放熱による温度変化に起因してシステム系内に自然に発生する負圧を利用し、システム系内の圧力と大気圧との差圧の変動量に基づいて、リーク有無の判断が行われる。
以上説明した、本第一実施形態に係る蒸発燃料処理システムのリーク診断装置によれば、燃料タンク10内の空間容積の大小によって、走行中リーク診断を実施するか、停車時リーク診断を実施するかを切り分けている。走行中リーク診断は、燃料タンク10内の空間容積小(燃料残量大)時のときのほうが、システム系内の圧力変化を検知しやすく、精度の高い診断が見込める。一方、停車時リーク診断は燃料タンク10内の燃料温度変化によって生じる圧力変化を用いるために、熱容量が小さくなる空間容積大(燃料残量小)時のほうが精度の高い診断が見込める。
したがって、このように空間容積の大小によって、走行中リーク診断を実施するか、停車時リーク診断を実施するかを切り分けることで、走行中リーク診断、停車時リーク診断それぞれに於いて従来リーク診断を実施できなかった領域、例えば、走行中リーク診断であれば空間容積大時の場合でも、停車時リーク診断においてリークの有無を判定できる。そのため、リーク診断の実施回数を増やすことができる。
また、走行中リーク診断を実施する場合には、停車時リーク診断は禁止されるため、停車時リーク診断の実施回数を抑えることができ、バッテリの負担を軽くすることが出来る。停車時リーク診断は、エンジン停止後にドレンカットバルブ8を閉弁するために通電しなければならないからである。
(第二実施形態)
本発明の第二実施形態に係る蒸発燃料処理システムのリーク診断装置の構成は、第一実施形態と同じである。第二実施形態において、コントローラ30により実行されるリーク診断は、燃料温度に基づいて、実施する診断を切り分けるところが第一実施形態に係るリーク診断の動作と相違する。
以下、コントローラ30により実行されるリーク診断について、第一実施形態との相違点を中心に図4のフローチャートを参照して詳しく説明する。なお、このフローは所定の単時間毎に繰り返し実行される。
図4に示す「走行中リーク診断ルーチン」では、まず燃料タンク10内の燃料温度に基づいて停車時リーク診断を禁止するか否か判断する。そして、禁止した場合は、走行中リーク診断許可条件が成立すれば走行中リーク診断を実施する。一方、禁止しなかった場合にはさらに、燃料温度と外気温との温度差に基づいて停車時リーク診断を禁止するか否かを判断する。以下、本第二実施形態に係る「走行中リーク診断ルーチン」の各処理について説明する。
まずステップS201で、燃料タンク10内の燃料温度が所定の燃料温度未満か否かを判断する。燃料タンク10内の燃料温度が所定の燃料温度未満であれば、ステップS202に進み、停車時リーク診断禁止フラグが立つ。一方、燃料タンク10内の燃料温度が所定の燃料温度以上であれば、ステップS206に進み、さらに燃料温度と外気温との温度差が所定値以上あるか否かを判断する。
上述したように、走行中リーク診断は、エンジン1のスロットルバルブ5の下流に発生する負圧を用いてシステム系内を目標圧まで減圧する。減圧したところでシステム系内を閉空間とし、圧力変化をモニタする。リークがある場合は、そこから新気が導入されて負圧から大気圧へ圧力変化が生じる。リークが無ければ圧力変化は当然少ない。
走行中、排気系などからの放熱等により外部から熱を受けて燃料温度が上昇すると、燃料タンク10内でベーパが発生する。ベーパが発生しているときに走行中リーク診断を実施すると、ベーパの発生によって生じた圧力変化を、リークにより導入された新気による圧力変化と誤診断してしまう可能性がある。
ベーパは、燃料温度が高ければ高いほど、その発生が促進される。したがって、走行中リーク診断において、ベーパによる誤診断を予防するには、外気温に対して相対的に燃料温度が低い場合に実施したほうがよい。
そこで、ステップS201では、まず燃料タンク10内の燃料温度が所定の燃料温度よりも低いか否かを確認して、走行中リーク診断を実施するか否かを判断している。
一方、停車時リーク診断は、エンジン停止後に、燃料タンク10内の燃料温度が下がることによって自然に発生する負圧を利用して、閉空間としたシステム系内の圧力と大気圧との差圧の推移をモニタし、その差圧の変動量に基づいて実施される。リークが無い場合には、温度変化に伴いシステム内で大きな圧力変化が見られる。リークがある場合には、そこから新気が導入されるので、圧力変化は小さいものとなる。
一般に、燃料タンク10内の燃料は、走行中に排気系などからの放熱等により外部から熱を受けて温度が上昇する。このときの燃料温度の温度上昇が不十分であれば、エンジン停止後の温度変化が小さく、したがって、圧力変化も小さくなるために、リークがあるにも関わらずリーク無しとして、誤診断を起こす可能性がある。
したがって、エンジン停止後の燃料温度が外気温に対して相対的に高ければ高いほど、その後の温度変化が大きく、圧力変化を得やすいため、停車時リーク診断は、外気温に対して相対的に燃料温度が高い場合に実施したほうがよい。燃料タンク内10の燃料温度が高くても外気温との温度差が低い場合には、エンジン停止後の自然放熱による温度変化は少なくなるからである。
そこで、ステップS201で、燃温が所定値以上であるとして、走行中リーク診断を禁止した場合であっても、さらにステップS206で燃料温度と外気温との温度差が所定値以上あるか否かを確認して、停車時リーク診断を実施するか否かを判断している。
このように、燃料タンク10内の燃料温度が低い場合には、ベーパによる影響を受けづらいので走行中リーク診断を実施し、また、エンジン停止後の圧力変化の少なくなる停車時リーク診断を禁止することで、誤診断を防止し診断精度の向上を図っている。さらに、燃料タンク10内の燃料温度が高くても外気温との温度差が低い場合には、エンジン停止後の自然放熱による温度変化は少ない。したがって、圧力変化も少なくなり、誤診断を起こす可能性が高くなるため、燃料温度が高い場合であっても停車時リーク診断を禁止し、診断精度の向上を図っている。
以下、再びフローの説明に戻る。ステップS201からステップS202に進むと、停車時リーク診断禁止フラグが立ち、ステップS203に進む。
ステップS203では、図5の「走行中リーク診断許可条件診断サブルーチン」の処理が実行されている。第二実施形態に係る「走行中リーク診断許可条件診断サブルーチン」の処理も第一実施形態と同じであるので説明は省略する。本サブルーチンの処理を終了すると、ステップS204に進む。このとき、本サブルーチンにおいて、走行中リーク診断許可条件が成立していれば、ステップS205に進み、走行中リーク診断を実施する。走行中リーク診断許可条件が成立していなければ、再度診断許可条件判定を実行するためステップS203に戻る。
そして、ステップS205に進むと、走行中リーク診断が実施され、エンジン負圧を利用して減圧したシステム系内を閉空間とし、その後のシステム系内の圧力変化を測定することでリーク有無の判断を行い、本ルーチンの処理を終了する。
一方、上述したように、ステップS201で燃料タンク10内の燃料温度が所定の燃料温度以上であれば、ステップS206に進み、さらに燃料温度と外気温との温度差が所定値以上あるか否かが判断される。温度差が所定値以上あればステップS207に進み、停車時リーク診断許可フラグが立つ。温度差が所定値未満であればステップS208に進み、停車時リーク診断禁止フラグが立つ。
ステップS207、S208でそれぞれ停車時リーク診断許可フラグ、停車時リーク診断禁止フラグが立つと本ルーチンは処理を終了する。
なお、第二実施形態に係る停車時リーク診断の処理は第一実施形態と同じである。
以上説明した、本第二実施形態に係る蒸発燃料処理システムのリーク診断装置によれば、燃料タンク10内の燃料温度に基づいて、走行中リーク診断を実施するか、停車時リーク診断を実施するかを切り分けている。
ベーパは燃料温度が高ければ高いほど、その発生が促進されるので、ベーパによる影響を受けやすい走行中リーク診断は、低燃温で実施することが望ましい。一方、停車時リーク診断は、燃料タンク10内の燃料温度変化によって生じる圧力変化に基づいて診断を実施している。そのため、外気温に対して相対的に燃料温度が高い場合に実施したほうが、エンジン停止後の温度変化が大きくなり、圧力変化も大きくなるので、精度の高い診断が見込める。
したがって、このように燃料タンク10内の燃料温度に基づいて、走行中リーク診断を実施するか、停車時リーク診断を実施するかを切り分けることで、走行中リーク診断、停車時リーク診断のそれぞれに於いて従来リーク診断を実施できなかった領域、例えば、走行中リーク診断であれば燃料温度が高い場合でも、停車時リーク診断においてリークの有無を判定できる。そのため、リーク診断の実施回数を増やすことができる。
また、走行中リーク診断を実施する場合には、停車時リーク診断は禁止されるため、停車時リーク診断の実施回数を抑えることができるので、バッテリの負担を軽くすることが出来る。停車時リーク診断は、エンジン停止後にドレンカットバルブ8を閉弁するために通電しなければならないからである。
本発明は上記の実施形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなしうることは明白である。
本発明は、車両に搭載され、燃料タンク内の燃料が蒸発して生じた燃料蒸発ガスを処理する装置に利用することができる。
本発明による蒸発燃料処理システムのリーク診断装置の構成を示す図である。 本発明の第一実施形態に係る蒸発燃料処理システムのリーク診断装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第一、第二実施形態に係る蒸発燃料処理システムのリーク診断装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第二実施形態に係る蒸発燃料処理システムのリーク診断装置の動作を示すフローチャートである 本発明の第一、第二実施形態に係る蒸発燃料処理システムのリーク診断装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第一、第二実施形態に係る蒸発燃料処理システムのリーク診断装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
100 蒸発燃料処理システム
1 エンジン
2 吸気通路
10 燃料タンク
15 燃温センサ(燃料温度検出手段)
16 燃料レベルセンサ(空間容積検出手段)
18 外気温センサ(外気温検出手段)
30 コントローラ
S101、S202 判定手段
S105、S205 第一のリーク診断手段
S114 第二のリーク診断手段

Claims (7)

  1. 燃料タンク内の蒸発燃料を吸気通路にパージする蒸発燃料処理システムにおいて、
    エンジン運転中に蒸発燃料処理システムのリーク診断を実施する第一のリーク診断手段と、
    エンジン停止後に蒸発燃料処理システムのリーク診断を実施する第二のリーク診断手段と、
    燃料タンク内の状態に基づいて、前記第一のリーク診断と前記第二のリーク診断のどちらを実施するかを判定する判定手段と、
    を備えたことを特徴とする蒸発燃料処理システムのリーク診断装置。
  2. 燃料タンク内の空間容積を検出する空間容積検出手段を備え、
    前記判定手段は、前記空間容積と第一の所定値とを比較して判定することを特徴とする請求項1に記載の蒸発燃料処理システムのリーク診断装置。
  3. 前記判定手段は、前記空間容積が前記第一の所定値未満であるときは、前記第一のリーク診断を実施して前記第二のリーク診断を禁止し、前記空間容積が前記第一の所定値以上であるときは、前記第一のリーク診断を禁止して前記第二のリーク診断を実施することを特徴とする請求項2に記載の蒸発燃料処理システムのリーク診断装置。
  4. 燃料タンク内の燃料温度を検出する燃料温度検出手段を備え、
    前記判定手段は、前記燃料温度と第二の所定値とを比較して判定することを特徴とする請求項1に記載の蒸発燃料処理システムのリーク診断装置。
  5. 前記判定手段は、前記燃料温度が前記第二の所定値未満であるときは、前記第一のリーク診断を実施して前記第二のリーク診断を禁止し、前記燃料温度が前記第二の所定値以上であるときは、前記第一のリーク診断を禁止して前記第二のリーク診断を実施することを特徴とする請求項4に記載の蒸発燃料処理システムのリーク診断装置。
  6. 外気温を検出する外気温検出手段を備え、
    前記判定手段は、前記第二のリーク診断を実施すると判定した場合、さらに前記燃料温度と前記外気温の差と第三の所定値とを比較して第二のリーク診断を実施するか否かを判定することを特徴とする請求項5に記載の蒸発燃料処理システムのリーク診断装置。
  7. 前記判定手段は、前記燃料温度と前記外気温の差が第三の所定値以上であるときは、第二のリーク診断を実施し、第三の所定値未満であるときは、第二のリーク診断を禁止することを特徴とする請求項6に記載の蒸発燃料処理システムのリーク診断装置。
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