JP2007092445A - バキュームカー - Google Patents

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英子 吉本
Senkichi Hiraoka
仙吉 平岡
Cho Oyama
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Abstract

【課題】浄化槽から吸引された汚物を貯留する汚物貯留タンクを搭載したバキュームカーにおいて、前記汚物貯留タンクから導出される排気を3つの液槽中に順次通気させてそれぞれの悪臭有害成分を除去できる脱臭槽を備えたバキュームカーを提供する。
【解決手段】汚物貯留タンクと運転席ボックスとの間に存在する薄箱状の空隙部に、水又は弱酸性水槽と希薄アルコール水溶液槽と香料含有液槽とを備えた薄箱状の脱臭槽を設けてなり、かつそれぞれの前記脱臭槽には前記汚物貯留タンクから導出される悪臭を含む排気を導入してバブリングする導入管が配設されてなり、さらにまた前記汚物貯留タンクから導出される悪臭を含む排気を前記脱臭槽に導く管路の途中には、オゾンガスを添加混合するためのオゾンガス添加混合手段を配設している。
【選択図】 図1

Description

本願発明は、汚物を運搬するバキュームカーに係わり、特に悪臭有害成分を除去できる脱臭槽を備えたバキュームカーに関する。
従来のバキュームカーは、真空ポンプにより汚物貯留タンク内の空気を引き抜き減圧状態にして汚物を吸引して汲み取り運転し、汚物の排出時は汚物貯留タンク内部を加圧状態にして排出運転を行うのが一般的である。
ここで、一般家庭住宅等の浄化槽からの汲み取り運転時には、汚物貯留タンク内部の悪臭有害成分も同時に排気口から外気へ放出される。
そのため、前記汚物貯留タンクの排出口から排出されたエチルメルカプタン、アンモニア、硫化水素などの悪臭物質を含む排気ガスから悪臭を除去する脱臭対策としては、前記排出口の途中に設けられた水槽に香料水溶液を満たし、前記香料水溶液に排気ガスを通気させる構造のもの、又は排気口末端で香料を霧状に噴霧するマスキング法に準じた手段を講じていた。
特開2003−135923号公報
しかしながら、悪臭の原因物質の最たるものはエチルメルカプタンで、これは水にほとんど溶解しない。また、臭気物質である硫化水素も水への溶解度は低い。 さらに、アンモニアは比較的水に溶解するが、真空ポンプによる吸引量に見合うだけの脱臭効果は期待できない。
そこで、脱臭液としての水もしくは弱酸性水溶液、希薄アルコール水溶液、香料液をそれぞれ貯留した3つの脱臭槽を設け、前記排気ガスを前記3つの脱臭槽に貯留された前記水溶液中に順次通気させてそれぞれの悪臭有害成分を除去できる脱臭槽を備えたバキュームカーを提供する。
本願発明者は、上記に鑑み鋭意研究の結果、次の手段によりこの課題を解決した。
(1)浄化槽から吸引された汚物を貯留する汚物貯留タンクを搭載したバキュームカーにおいて、
前記汚物貯留タンク前側壁と運転席ボックス後側壁との間に存在する薄箱状の空隙部に、前記汚物貯溜タンクから導出される悪臭を吸収除去する液体を収容した薄箱状の脱臭槽を設けてなり、
かつ同脱臭槽には前記汚物貯留タンクから導出される悪臭を含む排気を液体中に導入してバブリングするための導入管と、悪臭が除去された気体を槽外へ排出するための導出管が配設されてなり、
さらに前記汚物貯留タンクから導出される悪臭を含む排気を前記脱臭槽に導く管路の途中には、オゾンガスを添加混合するためのオゾンガス添加混合手段を配設してなることを特徴とするバキュームカー。
(2)悪臭を吸収除去する液体を収容した薄箱状の脱臭槽が、水槽又は弱酸性水槽と、希薄アルコール水溶液槽とに区分されてなり、
前記水槽又は弱酸性水槽には汚物貯留タンクから導出される悪臭を含む排気とオゾンガスの混合ガスを導入してバブリングするための第1導入管と、バブリング処理された1次処理済ガスを槽外へ導出する第1導出管が配設され、また希薄アルコール水溶液槽には前記第1導出管から導かれたガスを導入してバブリングするための第2導入管と、そこでバブリング処理された2次処理済ガスを槽外へ導出する第2導出管が配設されてなることを特徴とする前項(1)に記載のバキュームカー。
(3)悪臭を吸収除去する液体を収容した薄箱状の脱臭槽が、水槽又は弱酸性水槽と、希薄アルコール水溶液槽と香料含有液槽に区分されてなり、
前記水槽又は弱酸性水槽には汚物貯留タンクから導出される悪臭を含む排気とオゾンガスの混合ガスを導入してバブリングするための第1導入管と、バブリング処理された1次処理済ガスを槽外へ導出する第1導出管が配設され、また希薄アルコール水溶液槽には前記第1導出管から導かれたガスを導入してバブリングするための第2導入管と、そこでバブリング処理された2次処理済ガスを槽外へ導出する第2導出管が配設されてなり、
さらに香料含有液槽には前記第2導出管から導かれたガスを導入してバブリングするための第3導入管とそこでバブリング処理されて香気が付与された3次処理済ガスを槽外へ導出する第3導出管が配設されてなることを特徴とする前項(1)
に記載のバキュームカー。
(4)前記汚物貯留タンクから導出される悪臭を含む排気を前記脱臭槽に導く管路の途中に配設されるオゾンガス添加混合手段が、管路内に邪魔板を取着して臭気ガスとオゾンガスとの混合を促進する構造としたものであることを特徴とする前項(1)〜(3)のいずれか1項に記載のバキュームカー。
本願発明によれば、次のような効果が発揮される。
1.本願発明の請求項1の発明によれば、
前記汚物貯留タンク前側壁と運転席ボックス後側壁との間に存在する薄箱状の空隙部に、前記汚物貯留タンクから導出される悪臭を吸収除去する液体を収容した薄箱状の脱臭槽を設けているので、スペースの有効利用を図ることができ、かつ薄型の脱臭槽にできるため、従来のバキュームカーにも容易に取付積載することが可能であり、また保守点検が容易にできる。
さらに、同脱臭槽には前記汚物貯留タンクから導出される悪臭を含む排気を液体中に導入してバブリングするための導入管と、悪臭が除去された気体を槽外へ排出するための導出管が配設されているので、前記悪臭を含む排気と悪臭を吸収除去する液体との接触頻度を高め、悪臭有害成分を除去する脱臭効果を高めることができる。
さらにまた、前記汚物貯留タンクから導出される悪臭を含む排気を前記脱臭槽に導く管路の途中には、オゾンガスを添加混合するためのオゾンガス添加混合手段を配設しているので、悪臭の主たる原因物質エチルメルカプタンは空気中でも徐々に酸化されるが、オゾンガスによる急速酸化ができるので、ほぼ無臭化を図ることができる。
2.本願発明の請求項2の発明によれば、
請求項1の効果に加えて、悪臭を吸収除去する液体を収容した薄箱状の脱臭槽が、水槽又は弱酸性水槽と、希薄アルコール水溶液槽とに区分されているので、前記汚物貯留タンクから導出されたエチルメルカプタン、アンモニア、硫化水素などの悪臭を含む排気にそれぞれ対応して悪臭を除去することができる。
かつ、前記水槽又は弱酸性水槽と希薄アルコール水溶液槽における1次処理及び2次処理過程で悪臭を含む排気とオゾンガスの混合ガスを導入し、2度にわたってバブリングしているので、前記悪臭を含む排気とオゾンガスの混合ガスが脱臭液との接触頻度をさらに高め、オゾンガスによる急速酸化ができるので、ほぼ完全に無臭化を図ることができる。
3.本願発明の請求項3の発明によれば、
請求項1の効果に加えて、悪臭を吸収除去する液体を収容した薄箱状の脱臭槽が、水槽又は弱酸性水槽と、希薄アルコール水溶液槽と香料含有液槽に区分されているので、排気に香料が添加されて大気中に放出されるので、悪臭もなくさわやかな香料入りの排気が得られる。
かつ、前記水槽又は弱酸性水槽と希薄アルコール水溶液槽と香料含有液槽における1次処理と2次処理及び3次処理過程で悪臭を含む排気とオゾンガスの混合ガスを導入し、3度にわたってバブリングしているので、前記悪臭を含む排気とオゾンガスの混合ガスが脱臭液との接触頻度をさらに高め、オゾンガスによる急速酸化ができるので、ほぼ完全に無臭化を図ることができる。
4.本願発明の請求項4の発明によれば、
請求項1〜3の効果に加えて、前記オゾンガス添加混合手段が、管路内に邪魔板を取着して臭気ガスとオゾンガスとの混合を促進する構造としたものであることから、前記管路内に取着した邪魔板により前記悪臭物質を含む排気ガスと前記オゾンガスが十分に混合され、さらに減速されて脱臭槽内へ導出されるため、オゾンガスによる急速酸化効果が期待できる。
本願発明を実施するための最良の形態を実施例図を用いて詳細に説明する。
図1は本願発明実施例の脱臭槽を積載したバキュームカーの外観図、図2は実施例のバキュームカーの吸入時排気ガス流れ及び配管系統図、図3は実施例のバキュームカーの排出時排気ガス流れ及び配管系統図である。
図1及び図2において、浄化槽5からホース7によって吸引された汚物6aを貯留する汚物貯留タンク1を搭載したバキュームカー2において、汚物貯留タンク1前側壁と運転席ボックス4後側壁との間に存在する薄箱状の空隙部に、水槽又は弱酸性水槽16aと希薄アルコール水溶液槽16bと香料含有液槽16cを備えた薄箱状の脱臭槽3を設けてなり、前記水槽又は弱酸性水槽16aには汚物貯留タンク1から導出される悪臭を含む排気ガス8とオゾンガスの混合ガスを導入してバブリングするための第1導入管である導入管14aと、バブリング処理された1次処理済ガスを槽外へ導出する導出管に接続された第1導出管が配設され、また希薄アルコール水溶液槽16bには前記第1導出管から導かれた排気ガス8を導入してバブリングするための第2導入管である導入管14bと、そこでバブリング処理された2次処理済ガスを槽外へ導出する第2導出管が配設されてなり、さらに香料含有液槽16cには導入管14cに接続された前記第2導出管から導かれた排気ガス8を導入してバブリングするための第3導入管である導入管14cと、そこでバブリング処理されて香気が付与された3次処理済ガスを槽外へ導出する第3導出管である排気筒30が配設されてなり、さらにまた前記汚物貯留タンク1から導出される悪臭を含む排気ガス8を前記脱臭槽3に導く管路の途中には、オゾンガスを添加混合するためのオゾンガス添加混合手段15が配設されている。
図2において、バキュームカー2の吸入時の排気ガス流れ及び配管系統を実施例図に基づいて説明する。四方弁11の吸排切換レバー11aを「吸入」位置とし真空ポンプ10を作動すると、汚物貯留タンク1に接続されたパイプ9を介して汚物貯留タンク1内は減圧され、一般家庭等の浄化槽5内の汚物6aはホース7で吸入され汚物貯留タンク1内に貯留される。
前記汚物貯留タンク1内に貯留された汚物6bから発したアンモニアガス等を含む排気ガス8はパイプ9によって吸引され、四方弁11に達した後、真空ポンプ10によって加圧されパイプ12及び三方弁13を通過して、導入管14aによって脱臭槽3の水槽又は弱酸性水槽16aへ排出される。
前記脱臭槽3は、2枚の隔壁28によって水槽又は弱酸性水18が貯留された水槽又は弱酸性水槽16a、希薄アルコール水溶液19が貯留された希薄アルコール水溶液槽16b、香料含有液20が貯留された香料含有液槽16cに分離されている。
前記排気ガス8を前記3つの水槽又は弱酸性水槽16a、希薄アルコール水溶液槽16b、香料含有液槽16cに貯留された前記水溶液中に導入管14a、14b、14cを介して順次通気させる方式のため、前記汚物貯留タンク1から排気されたエチルメルカプタン、アンモニア、硫化水素などの悪臭物質を含む排気ガス8にそれぞれ対応して悪臭を除去することができる。
前記水槽又は弱酸性水槽16a、希薄アルコール水溶液槽16b、香料含有液槽16cには、貯留された前記水溶液中に排気ガス8を噴射してバブリングする多孔質噴射口21を水面下に備えた導入管14a、14b、14cをそれぞれ備えているので、前記多孔質噴射口21の全面から一様に気泡を発生させ、悪臭有害成分含有排気ガス8と各脱臭液及び香料含有液との接触頻度を高め、悪臭有害成分を除去する脱臭効果を高めることができる。
バキュームカー2の吸入時は脱臭槽3の底部に装着されたバルブ22は全て閉じられているため脱臭槽3で脱臭された排気ガス8は排気筒30から大気中へ放出される。
また前記汚物貯留タンク1から導出される悪臭を含む排気ガス8を脱臭槽3に導く管路の途中には、オゾンガスを添加混合するためのオゾンガス添加混合手段15が配設されているので、悪臭の主たる原因物質エチルメルカプタンは空気中でも徐々に酸化されるが、オゾンガスによる急速酸化ができるので、ほぼ完全に無臭化を図ることができる。
前記オゾンガス添加混合手段15が、導入管14a管路内に図示しない中心部が開口した1枚又は複数枚のドーナツ状の邪魔板を取着して臭気ガスとオゾンガスとの混合を促進する構造としたものであることから、前記管路内に取着した邪魔板により前記悪臭物質を含む排気ガス8と前記オゾンガスが十分に混合され、さらに減速されて脱臭槽3内へ導出されるため、オゾンガスによる急速酸化効果が期待できる。
前記真空ポンプ10を強力に運転して汚物貯留タンク1内の負圧を高め排気ガス8の流速を速めても、前記複数の邪魔板により前記悪臭物質を含む排気ガス8と前記オゾンガスが十分に混和され、さらに減速されて脱臭槽3内へ導出されるため、オゾンガスによる急速酸化効果が期待できる。
図3において、バキュームカー2の排出時の排気ガス流れ及び配管系統を実施例図に基づいて説明する。四方弁11吸排切換レバー11aを「排出」位置とし真空ポンプ10を作動すると、空気取り入れ口26から大気27が吸引され、三方弁13及びパイプ12を介して四方弁11へ大気27が吸引される。
吸引された大気27は前記四方弁11に供給されると四方弁11に達した後、真空ポンプ10によって加圧されパイプ9を通り汚物貯留タンク1へ排気される。
その結果、汚物貯留タンク1内の排気ガス8は加圧され、汚物6bは押し下げられホース7を介して汚物処理設備内の汚物槽31内へ放出される。
なお、バキュームカー2の排出時は、前記三方弁13の脱臭槽3方向が閉じているため、脱臭槽3の導入管14aには大気27は供給されない。
脱臭槽3の各水溶液の廃棄・交換等について図2に基づいて説明する。
3つの槽のいずれか、又は全ての水溶液の廃棄又は交換を行う際は、まず所要のバルブ22とボールバルブ24を開き、排気筒30を閉じて吸排切換レバー11aを「吸入」位置とし、ホース7の筒先を水溶液廃棄可能な汚物処理設備内の汚物槽31等に向ける。
しかる後に、真空ポンプ10を作動すれば脱臭槽3内は加圧され、水溶液はパイプ23を通り汚物貯留タンク1内に一旦貯留される。貯留完了後に吸排切換レバー11aを「排出」位置とし、再び真空ポンプ10を作動すればホース7を介して外部へ廃棄される。
水溶液を補充する際は、バルブ22とボールバルブ24を閉じ、脱臭槽3上部の注水口29から所要の水溶液を注水する。
バキュームカー2の通常使用時は、逆止弁25を装備してあれば排気ガス8がパイプ23へ逆流することを防止することができる。
上記説明において、バキュームカー2を作動するために必要な他の機材が図中に記載されていないが、本願発明に関与しないものは割愛されている。
上記以外の他の実施例として、脱臭槽3は、香料含有液槽16cを除き、水槽又は弱酸性水槽16a及び希薄アルコール水溶液槽16bの2槽で構成しても良い。
本願発明実施例の脱臭槽を積載したバキュームカーの外観図 実施例のバキュームカーの吸入時排気ガス流れ及び配管系統図 実施例のバキュームカーの排出時排気ガス流れ及び配管系統図
符号の説明
1:汚物貯留タンク
2:バキュームカー
3:脱臭槽
4:運転席ボックス
5:浄化槽
6a、6b:汚物
7:ホース
8:排気ガス
9、12、23:パイプ
10:真空ポンプ
11:四方弁
11a:吸排切換レバー
13:三方弁
14a、14b、14c:導入管
15:オゾンガス添加混合手段
16a:水槽又は弱酸性水槽
16b:希薄アルコール水溶液槽
16c:香料含有液槽
18:水又は弱酸性水
19:希薄アルコール水溶液
20:香料含有液
21:多孔質噴射口
22:バルブ
24:ボールバルブ
25:逆止弁
26:空気取り入れ口
27:大気
28:隔壁
29:注水口
30:排気筒
31:汚物槽

Claims (4)

  1. 浄化槽から吸引された汚物を貯留する汚物貯留タンクを搭載したバキュームカーにおいて、
    前記汚物貯留タンク前側壁と運転席ボックス後側壁との間に存在する薄箱状の空隙部に、前記汚物貯留タンクから導出される悪臭を吸収除去する液体を収容した薄箱状の脱臭槽を設けてなり、
    かつ同脱臭槽には前記汚物貯留タンクから導出される悪臭を含む排気を液体中に導入してバブリングするための導入管と、悪臭が除去された気体を槽外へ排出するための導出管が配設されてなり、
    さらに前記汚物貯留タンクから導出される悪臭を含む排気を前記脱臭槽に導く管路の途中には、オゾンガスを添加混合するためのオゾンガス添加混合手段を配設してなることを特徴とするバキュームカー。
  2. 悪臭を吸収除去する液体を収容した薄箱状の脱臭槽が、水槽又は弱酸性水槽と、希薄アルコール水溶液槽とに区分されてなり、
    前記水槽又は弱酸性水槽には汚物貯留タンクから導出される悪臭を含む排気とオゾンガスの混合ガスを導入してバブリングするための第1導入管と、バブリング処理された1次処理済みガスを槽外へ導出する第1導出管が配設され、また希薄アルコール水溶液槽には前記第1導出管から導かれたガスを導入してバブリングするための第2導入管と、そこでバブリング処理された2次処理済ガスを槽外へ導出する第2導出管が配設されてなることを特徴とする請求項1に記載のバキュームカー。
  3. 悪臭を吸収除去する液体を収容した薄箱状の脱臭槽が、水槽又は弱酸性水槽と、希薄アルコール水溶液槽と香料含有液槽に区分されてなり、
    前記水槽又は弱酸性水槽には汚物貯留タンクから導出される悪臭を含む排気とオゾンガスの混合ガスを導入してバブリングするための第1導入管と、バブリング処理された1次処理済ガスを槽外へ導出する第1導出管が配設され、また希薄アルコール水溶液槽には前記第1導出管から導かれたガスを導入してバブリングするための第2導入管と、そこでバブリング処理された2次処理済ガスを槽外へ導出する第2導出管が配設されてなり、
    さらに香料含有液槽には前記第2導出管から導かれたガスを導入してバブリングするための第3導入管とそこでバブリング処理されて香気が付与された3次処理済ガスを槽外へ導出する第3導出管が配設されてなることを特徴とする請求項1に記載のバキュームカー。
  4. 前記汚物貯留タンクから導出される悪臭を含む排気を前記脱臭槽に導く管路の途中に配設されるオゾンガス添加混合手段が、管路内に邪魔板を取着して臭気ガスとオゾンガスとの混合を促進する構造としたものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のバキュームカー。
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