JP2007091294A - 詰め替え用嵩高ピロー包装袋 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 袋1の横面5,6の接合端部部にまで引裂いて、湿潤シート取出しのための開口を大きくすることを可能とした一軸引裂性シートで形成された湿潤シート詰替え用嵩高ピロー包装袋1を得る。
【選択図】図5
Description
更に詳しくは、厚手のウェットシートを40mm〜100mmの厚さに積層された嵩高の包装袋において、貼着したラベルの下部に設けた取出し用のハーフカット部を極力小さくして安全性を高めて、実際の取出し口を天面から横面に及ぶ大きな開口となして、取出しに便利とした詰め替え用嵩高ピロー包装袋に関する。
一般に、携帯用ウェットティッシュや化粧用シート等の湿潤シート詰替え用ピロー包装袋は通常10枚程度のウェットティッシュや化粧用シート等の湿潤シートを収納した偏平な包装袋であるが、詰替え袋を詰める容器は、シート取出し用の開閉蓋を備えた硬質プラスチック材から形成されている。詰替え用ピロー包装袋の詰替え時の収納は、該容器の大蓋を開けて詰替え袋の開口部を開口して収納し、大蓋を閉じて、湿潤シートの取出しは容器の開閉蓋を開閉して行うが、詰替え袋の開口部は、該容器の開閉蓋の開口部より面積的に大きい方が格段とシートの取出しが容易である。
しかし、詰替え袋の開口部の面積を大きくするために、図1及び図2に示すようにハーフカット域を開口部を袋の横面の一部に延長して設けて、このハーフカット域を破断して開口するものも公知である(特許文献10;特表2001−525300号公報)。しかし、横面にかけてハーフカット域を設けた場合、ハーフカット域は強度的に弱いので、詰替え袋の移送時の積重ねによる荷重あるいは微振動により、ハーフカット域の一部が破断する場合がある。このときには、湿潤シートの含浸液が漏れ出たり、湿潤溶液の破断口からの逸散により、用を足せなくなる。
従来、開口部が広くてシート状物の取出しが容易で、なおかつ移送時あるいは保管時にハーフカット域の破断のない詰替え袋は存在していなかた。
従来、ハーフカットをピロー包装袋の接合部にまで延長して設けることは考えもしなかった。これは、包装袋の形成素材を強度の強い、しかも含浸液を用いるから気体透過性の低いプラスチック素材を用いる必要があり、その場合にはハーフカットの強度が強くなりすぎるので、それを勘案して袋の開口部も天面から若干、横面にかかる程度の開口部を設けるのが精一杯であった。
本発明では、全く逆の発想で、袋の形成素材を一軸引裂性シートとすることによって、開口部を大きくするとともに、開口部の形状をシートを取出し易い形状に規制することを可能としたのである。
また、本発明の詰替え嵩高ピロー包装袋は、天面部のみにハーフカットがあるので、従来の製袋加工に比して、簡単工程で製造でき、生産効率よく、経済的に生産できる。
[1]厚手のウェットシートを、40mm〜100mmの厚さに積み重ねて包装された嵩高の包装袋において、包装袋の天面に感圧接着剤を塗布したラベル(面積B)が貼着されており、該ラベルの下部の天面に、該ラベルよりも小面積(面積A)の、開ループのハーフカットが設けられてなり、該ラベルを天面から引剥がすと同時に、ハーフカット域が破断され、開ループの一端から包装袋の横面の端部接合部にまで一気に引裂かれて破断し、本体の一部が切り離されることによって包装袋にウェットティッシュ等の湿潤シートの取出し取出しのための大きな開口部(面積C)が形成されることを特徴とする詰め替え用嵩高包装袋。
[2]ラベル(面積B)は、上記開ループのハーフカット域(面積A)より面積的に大きい糊代を有することを特徴とする[1]記載の詰替え用嵩高ピロー包装袋。
[3]上記シート取出し開口部(面積C)は、シートの取出しを容易にするためにハーフカット域(面積A)より面積的に大である[1]又は[2]に記載の詰替え嵩高ピロー包装袋。
[4]上記(面積C)―(面積A)の域の引裂きは、詰替えピロー包装袋を形成するシートの一軸引裂き性を利用することによって容易に達成されることを特徴とする[1]〜[3]のいずれかに記載の詰替え用嵩高ピロー包装袋。
本発明では、特に詰替え用ピロー包装袋に湿潤シートを多量に収納して詰替えピロー包装袋の厚みが厚いものでも、包装袋の開口部が大きいので、湿潤シートの使い初めから消費し尽くすまで、プラスチック容器の開閉蓋の開閉だけで、容易に湿潤シートを摘み上げることができる。
図1は、一般的な詰替え用嵩高包装袋の収納状態の斜視図、図2は、従来の代表的な詰替え用詰替え嵩高包装袋の横断面、図3は、本発明の詰替え用嵩高包装袋斜視図、図4は、図3の本発明の詰替え用嵩高包装袋の横断面、図5は、本発明の詰替え用嵩高包装袋の詰替え用嵩高包装袋の開口初期段階、図6及び図7は、開口途中段階、図8は、本発明の詰替え用嵩高包装袋の開口最終段階を示す。
図2は、図1の従来の詰替え用嵩高包装袋101の横断面を示すもので、133は包装袋天面に粘着剤等で接着されているラベルである。ラベル133は、天面のハーフカット102よりは、面積的に大きく、その面積差には粘着剤が塗布されている。すなわち、閉ループのハーフカット102の域を覆うようにラベル133が袋本体に接着されており、ラベル133を摘み上げるのに連動してハーフカットの部分が破断し、切離されてラベル133とともに協働する。
本発明の嵩高包装袋1は、上記詰替え用嵩高包装袋100に代えて同様に使用することができるが、後述するように開口の面積が大きいので、厚物シートの詰替え使用に特に有用である。
なお、鎖線で示される部分のみがハーフカットである。
図4は、その横断面図であり、ハーフカット2は、開ループであるから、一方側(摘み部側)にしか設けられていない。ラベル33を摘み上げると同時にハーフカット域は破断して切離され、ラベル33と協働する。図5は、ラベル33を摘み上げた状態で、摘み上げに協働して一軸引裂性シートの引裂き性を利用して切離される(なお、切離し部21は、ハーフカットでなく、引裂き性で破断された状態を示す)。
図6〜図7は、順次引裂きによって開口されたときの途中の斜視図で、図8は引裂きの最終段階の開口状態を示す。
図5は、ラベルの開口開始前で、図6〜図7に示すように、ラベルを摘み上げて開口する開始時で、ラベル摘み部8を摘んで引張ると、ラベル端部のラベル跡線99に沿ってラベルが引き上げられ、同時に包装袋本体のハーフカット22‘で囲まれた域が強度の弱いハーフカットの破断線22“が破断して、44の域がラベルにくっついてラベルと協働する。
なお、11‘、12’は、各ハーフカットの終端部11,12に対応することを示している。図10は、引裂き開口の最終段階を示す。
引裂き開口の終点は、適宜、決めればよいが、摘み部8を包装袋の底部にまで折り返してラベル33の糊代域に接着剤が設けられていることを利用して、硬質容器の底面側に接着させると、プラスチックの硬質容器内で詰替え用の嵩高包装袋が移動することなく、固定できるので便利である。
2 ハーフカット
3 糊代域
4 袋本体破断部(ハーフカットで囲われた域)
5 包装袋横面
6 包装袋横面
7 摘み折曲げ線
8 摘み部
9 ラベル端部
10 開口部
11 ハーフカット終端部
12 ハーフカット終端部
11‘ 11ラベル側対応点
12‘ 12ラベル側対応点
13 引裂き始点
133 ラベル(従来)
21 切離し部
22‘ ハーフカット
22“ 破断線
33 ラベル(本発明)
44 袋本体破断部
99 ラベル跡線
101 従来の詰替え包装袋
102 ハーフカット(従来)
109 ラベル端部(従来)
110 開口部(従来)
120 硬質容器
122 開口部
130 蓋
140 開閉蓋
144 袋本体破断部
150 取出し開口部
199 ラベル跡線
Claims (4)
- 厚手のウェットシートを40mm〜100mmの厚さに積み重ねて包装してなる嵩高の包装袋において、包装袋の天面に感圧接着剤を塗布したラベルが貼着されており、該ラベルの下部の天面に、該ラベルよりも小面積の、開ループのハーフカットが設けられてなり、該ラベルを天面から剥離することにより、開ループの一端から包装袋の横面の端部接合部にまで一気に引裂かれて包装袋に大きな取出し口が形成されることを特徴とする詰め替え用嵩高ピロー包装袋。
- ラベルの全域は、上記ハーフカットで囲まれた袋の切離し域より面積的に大きい糊代を有することを特徴とする請求項1記載の詰替え用嵩高ピロー包装袋。
- 上記袋のシート取出し開口部の面積は、シートの取出しを容易にするためにハーフカットで囲まれた域より面積的に大であることを特徴とする請求項1又は2に記載の詰替え用嵩高ピロー包装袋。
- ハーフカットで囲まれていない包装袋の切離し域の引裂きは、詰替えピロー包装袋を形成するシートの一軸引裂き性を利用することによって達成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の詰替え用嵩高ピロー包装袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005284986A JP2007091294A (ja) | 2005-09-29 | 2005-09-29 | 詰め替え用嵩高ピロー包装袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005284986A JP2007091294A (ja) | 2005-09-29 | 2005-09-29 | 詰め替え用嵩高ピロー包装袋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007091294A true JP2007091294A (ja) | 2007-04-12 |
Family
ID=37977466
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005284986A Pending JP2007091294A (ja) | 2005-09-29 | 2005-09-29 | 詰め替え用嵩高ピロー包装袋 |
Country Status (1)
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Cited By (2)
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2005
- 2005-09-29 JP JP2005284986A patent/JP2007091294A/ja active Pending
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