JP2007087800A - シールドコネクタ - Google Patents

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Abstract


【課題】 部品点数や作業工程の増大を回避しつつコネクタハウジングがシールドシェルの開放側へ変位してしまうことを防止できるシールドコネクタを提供する。
【解決手段】 シールドシェル30の前側壁部34Fには、コネクタハウジング20の前端部が開口部35側へ変位するのを規制する規制窓36が設けられ、加えてシールドシェル30の後側壁部34Rには、電線10が開口部35側へ変位するのを規制する導出口37が設けられている。さらに、シールドシェル30には、規制窓36と突起部24との嵌合状態を保持する保持突部38が設けられている。
【選択図】 図9

Description

本発明は、シールドコネクタに関する。
従来、電気自動車においてモータ等の機器に電線を接続するための機器用シールドコネクタとして、電線の端末部に接続されたコネクタハウジングをシールドシェルで覆ったものが知られている(例えば特許文献1参照)。この機器用シールドコネクタは、例えばシールドケース内に収容されている機器に接続されて使用される。
このような機器用シールドコネクタのシールドシェルは、シールドケースに対向する側の面が開放されており、この開放されている側からシールドシェル内にコネクタハウジングが嵌入されるとともに、開放側をシールドケースに対向させつつこのシールドケースに取り付けられるようになっている。
特開2005−19188公報
上記の構造では、シールドシェル内に嵌入されたコネクタハウジングは、シールドシェルの開放側へ変位しやすく、ひいてはシールドシェルから外れてしまうことがある。そこで、コネクタハウジングの変位を防ぐために、シールドシェルの開放側を塞ぐように板部材を取り付け、この板部材にコネクタハウジングを引っ掛けて支持させることが考えられる。しかし、このような方法では、板部材の分だけ部品点数が増え、さらに板部材を取り付ける作業が新たに必要となり、部品管理の煩雑さ、製造コストの増大等の観点から好ましくない。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、部品点数や作業工程の増大を回避しつつコネクタハウジングがシールドシェルの開放側へ変位してしまうことを防止できるシールドコネクタの提供を目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、シールドケース内に収容された機器側ハウジングに嵌合されるコネクタハウシングと、このコネクタハウジングの後面から導出される電線と、前記コネクタハウシングを収容するとともに前記シールドケースに導通可能に取り付けられるシールドシェルとを備え、前記シールドシェルには前記コネクタハウシングを嵌め込むための開口部が前記電線の導出方向に対して略直交方向に開口され、前記シールドシェルはこの開口部が設けられた側の面を前記シールドケースに対向させつつこのシールドケースに取り付けられるシールドコネクタであって、前記シールドシェルの前端部には、前記コネクタハウジングの前端部が前記開口部の開口方向へ変位するのを規制する前部規制部が設けられ、前記シールドシェルの後端部には、前記電線が前記開口部の開口方向へ変位するのを規制する後部規制部が設けられ、前記シールドシェルには、前記前部規制部の規制状態を保持する保持部が設けられているところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記前部規制部は凹状または凸状とされ、前記コネクタハウジングにはこの前部規制部に嵌合される嵌合規制部が設けられており、前記保持部は前記シールドシェルにおける前記コネクタハウジングの収容空間側に向かって突出するものとされ、前記コネクタハウジングには前記保持部に対して前方から係止される係止保持部が設けられたものであって、前記保持部および前記係止保持部のうち少なくともいずれか一方が前記前部規制部と前記嵌合規制部との嵌合方向に対し交差方向に弾性撓み可能とされているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項2に記載のものにおいて、前記コネクタハウシングが前記前部規制部と前記嵌合規制部との嵌合方向に沿って前記シールドシェルに組み付けられる際、前記保持部および前記係止保持部において互いに対向する面のうち少なくともいずれか一方の面には、前記嵌合方向に対して傾斜する案内面が設けられているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1〜請求項3のいずれかに記載のものにおいて、前記前部規制部が凹状とされ、前記嵌合規制部は前記前部規制部に嵌入される突起部とされたものであって、前記前部規制部が前記シールドシェルの前壁部に貫通形成されて前記収容空間と外部空間とを連通する孔部であるところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項4に記載のものにおいて、前記突起部の突出端は、前記シールドシェルの外周面より外方位置に至っているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
シールドシェルの前端部には、コネクタハウジングの前端部が開口部の開口方向へ変位するのを規制する前部規制部が設けられ、さらにシールドシェルには、前部規制部の規制状態を保持する保持部が設けられている。加えて、シールドシェルの後端部には、電線が開口部の開口方向へ変位するのを規制する後部規制部が設けられている。これにより、コネクタハウジングは前後両端部においてシールドシェルの開口部の開口方向への変位を規制される。
このように、本発明の構成によれば、板部材を開口部に宛がう等の対策を施すことなく、コネクタハウジングをシールドシェルに組み付けるだけで、コネクタハウジングが開口部の開口方向へ変位し、ひいてはシールドシェルから外れてしまうことを防止できる。
<請求項2の発明>
保持部および係止保持部のうち少なくともいずれか一方が前部規制部と嵌合規制部との嵌合方向に対し交差方向に弾性撓み可能とされているので、コネクタハウジングがこの嵌合方向に沿ってシールドシェルに組み付けられる際に保持部と係止保持部とが当接しても、少なくともいずれか一方が嵌合方向に対し交差方向に撓んで退避する。そして、コネクタハウジングが正規位置に至ると、退避していた保持部もしくは係止保持部が弾性復帰して互いに係止する。これにより、コネクタハウジングをシールドシェルに組み付ける際、保持部と係止保持部とが当接しても組み付け作業の邪魔にならないため、前部規制部と嵌合規制部との当接を避けるようにしてコネクタハウジングを嵌合方向に対し斜め方向に嵌入しなくてもよい。したがって、コネクタハウジングの組み付けをスムーズに行うことができる。
<請求項3の発明>
コネクタハウシングがシールドシェルに組み付けられる際、保持部および係止保持部において互いに対向する面のうち少なくともいずれか一方の面には案内面が設けられているので、この面同士が当接した際、案内面が設けられていない場合に比べ引っ掛かりにくくなり、組み付け作業をよりスムーズに行うことができる。
<請求項4の発明>
前部規制部がシールドシェルの前壁部に貫通形成されてこのシールドケースにおけるコネクタハウジングの収容空間と外部空間とを連通する穴部であるので、前部規制部にコネクタハウジングの突起部が嵌入されている様子を外方から視認できる。これにより、前部規制部による規制が確実になされる。
<請求項5の発明>
突起部の突出端はシールドシェルの外周面より外方位置に至っているので、この突起部はシールドシェルの壁を貫通していない場合に比べ前部規制部から外れにくくなり、より確実にコネクタハウジングが開口部の開口方向へ変位してしまうことを防止できる。
以下、本発明の実施形態を図1〜図11によって説明する。図1には、本実施形態におけるシールドコネクタ1の側断面図を、図2には、図1においてコネクタハウジング20とシールドシェル30とを分離した状態を表す側断面図を示した。
本実施形態のシールドコネクタ1は、機器(例えば、電気自動車のモータ、インバータ)に取り付けられて使用されるものである。機器はシールドケース(図示せず)内に収容されており、シールドコネクタ1はシールドケースに開口された取付孔を介して機器側ハウジングに接続されるようになっている。
シールドコネクタ1は、ワイヤーハーネスを構成する3本の電線10と、この電線10の端部に一括して固着されたコネクタハウジング20と、このコネクタハウジング20を収容するとともにシールドケースに接続されるシールドシェル30とを備えて構成されている。
以下、各構成部材において、コネクタハウジング20に対する電線10の挿入方向(図1の右方)を前方、導出方向(図1の左方)を後方として説明する。また、機器側ハウジングに対するシールドコネクタ1の接続方向(図1の上下方向)を上下方向とし、ここではシールドコネクタ1がシールドケースに対し上方から取り付けられる場合について説明する。
電線10は、複数の金属線を撚り合わせてなる導体11を樹脂製の絶縁被覆12で覆ったものであり、端部においては絶縁被覆12が剥ぎ取られて導体11が露出されている。各電線10は動力回路に用いられるものであり、信号回路に用いられる電線に比べて導体11と絶縁被覆12の径が太く、曲げ剛性が高くなっている。
各電線10の端部には端子金具13が圧着されている。端子金具13は金属板材を曲げ加工したものであって、オープンバレル状の電線圧着部14と、この電線圧着部14から前方に延出したのち下方に折れ曲がる形態とされた板状の接続部15とからなり、全体としてL字形の屈曲した形状となっている。各電線圧着部14には、電線10端部の露出した導体11が圧着により接続され、この電線10の端部および端子金具13はインサート成形によってコネクタハウジング20と一体化されている。
コネクタハウジング20は合成樹脂製であり、各端子金具13が収容される端子収容部21Aを備えたハウジング本体部21と、機器側ハウジングに嵌合される嵌合凹部22Aを備えた嵌合部22とにより構成されている。図3、図4および図5には、コネクタハウジング20の平面図、正面図および背面図を示した。
ハウジング本体部21は全体として扁平をなし、3つの端子収容部21Aが幅方向に並列されている。各端子収容部21Aはそれぞれ端子金具13における電線圧着部14および電線圧着部14に接続されている電線10の端部を収容可能な前後方向に長い略四角柱状をなしている。そして、各端子収容部21Aの後端面、つまりハウジング本体部21の後端面からは後方に向かって電線10が導出されている。
ハウジング本体部21の前端部、詳しくは、端子金具13における接続部15に対応する部分には、嵌合部22がハウジング本体部21と一体的に成形されている。嵌合部22は、端子収容部21Aの並列方向に沿う方向に長い断面形状とされたブロック状をなしており、ハウジング本体部21より下方に突出する形態とされている。そして、コネクタハウジング20を側方から見ると、全体として端子金具13の形状にあわせてL字形に屈曲した形態とされている(図1および図2を併せて参照)。嵌合部22において各接続部15に対応する位置には、下方に開口する嵌合凹部22Aが形成され、各嵌合凹部22A内には接続部15がそれぞれ下向きに突出した姿勢で配されている。なお、嵌合部22の外周には、シールリングが装着可能なシール溝23が形成されている。
そして、コネクタハウジング20がシールドケースに取り付けられると、ハウジング本体部21がシールドケースの上側面に密着するとともに、嵌合部22の下側部分がシールドケース内に上方から嵌入され、機器側ハウジングと嵌合されるようになっている。
コネクタハウジング20の前端面には、後述するシールドシェル30の規制窓36に嵌入される突起部24が形成されている。突起部24は嵌合部22の上端位置において幅方向両端寄り位置に1箇所ずつ、計2箇所に設けられている。各突起部24はコネクタハウジング20の前端面から前方に突出しており、その断面は幅方向にやや長い略長方形とされている。また、各突起部24の突出寸法は、シールドシェル30における前側壁部34Fの壁厚寸法に対しほぼ2倍とされている。
コネクタハウジング20における前後方向ほぼ中央位置には、後述するシールドシェル30の保持突部38に係止される係止片25(本発明の係止保持部に該当する)が形成されている(図9を併せて参照)。係止片25は、図3に示すように、各端子収容部21A間位置に1箇所ずつ、計2箇所に設けられ、嵌合部22の後面から後方に向けて片持ち状に延出されている。係止片25は、嵌合部22の上端から下方に離間した位置に設けられ、係止片25の上方および下方は開放されており、もって上下方向(突起部24と規制窓36との嵌合方向に対し交差方向)に弾性撓み可能とされている。なお、係止片25は、シールドシェル30の収容空間S内に収まる位置に形成されている。
この係止片25の上面における後端寄り位置には、上面から上方へ突出する係止突部26が設けられている。係止突部26の後側面26Aは係止片25の上面に対しほぼ垂直をなし、一方、前側面は前方に向かって下る傾斜をなすハウジング側案内面26Bとされている。
このコネクタハウジング20およびコネクタハウジング20から導出されている電線10の前端部は、シールドシェル30によって上側から覆われている。図6、図7および図8には、シールドシェル30の平面図、正面図および背面図を示した。
シールドシェル30はアルミダイキャスト製であって、コネクタハウジング20および電線10の端部を収容する収容部31と、シールドケースに取り付けられる取付部32とを備えている。
収容部31は、コネクタハウジング20および電線10の導出部分の上面側を覆う板状の蓋板部33と、この蓋板部33の周縁に沿って下側へ垂下された側壁部34とを備え、全体として下方(電線10の導出方向に対して略直交方向)に開口する浅皿状に形成されている。側壁部34は、その下端がハウジング本体部21の下面位置に至るまで垂下されている。そして、収容部31の内部空間は、下面が大きく開放された収容空間Sとなっており、下面の開口部35からコネクタハウジング20が嵌め込まれるようになっている。収容部31における略前半部分はほぼコネクタハウジング20と同じ形状をなすハウジング対応部31Aとされ、また、略後半部分は幅方向に並列する3本の電線10の導出部分を収容可能な幅を備えるとともに後方に向けてやや上る傾斜をなす電線対応部31Bとされている。そして、コネクタハウジング20が、収容空間Sにおける正規位置に収容された状態では、コネクタハウジング20の上面、側面および前面がシールドシェル30の内周面にそれぞれ当接し、コネクタハウジング20はシールドシェル30に対し上方、側方、および前方へ遊動しないようになっている。
取付部32は、シールドシェル30の下面においてコネクタハウジング20の嵌合部22に対応する部分、詳しくは、開口部35の周縁における前側縁から側縁における略前半部分にかけての部分に形成されている。取付部32は、開口部35の周縁から外方へ突出する板状をなし、前側縁に沿う部分は一定幅だけ突出する形態とされ、また側縁に沿う部分は後方に向かって徐々に突出幅が大きくなる形態とされている。この取付部32における幅方向両端部には、上下方向に貫通するボルト孔32Aが1箇所ずつ、計2箇所に形成されている。シールドシェル30は、開口部35をシールドケースの上面に対向させつつシールドケースに取り付けられ、ボルト孔32A位置においてボルト締めされ、シールドケースに対して導通可能に接続されるようになっている。
さて、シールドシェル30の側壁部34のうち蓋板部33の前縁に沿う前側壁部34Fには、規制窓36(本発明の前部規制部に該当する)が形成されている。図9には、規制窓36に突起部24が嵌合されているとともに保持突部38に係止片25が係止されている状態を表す側断面図を、図10には、図9においてコネクタハウジング20とシールドシェル30とを分離した状態を表す側断面図を示した。
規制窓36は、前側壁部34Fにおける幅方向両端寄り位置、言い換えると、コネクタハウジング20の突起部24に対応する位置、計2箇所に設けられている。各規制窓36は前側壁部34Fを前後方向(突起部24の突出方向)に貫通し、シールドシェル30の収容空間Sと外部空間とを連通している。そして、各規制窓36は、取付部32の上面に対応する位置から蓋板部33の前端部にわたって開口しており、正面から見ると幅方向にやや長い長方形状をなし、突起部24の断面形状とほぼ同じ形状とされている。この規制窓36には突起部24がそれぞれ後方(シールドシェル30の内側)から嵌入され、正規の嵌合状態においては、突起部24の突出端がシールドシェル30の前側壁部34Fより前方位置に至るようになっている。また、規制窓36を形成している周面における下側面と、この下側面と連なる取付部32の上面とが、突起部24の下面24Aに下側から当接可能な規制面36Aとなっており、この規制面36Aは、突起部24の下面24A全面にわたっている。
また、シールドシェル30の側壁部34のうち蓋板部33の後縁に沿う後側壁部34Rには、電線10が導出される導出口37(本発明の後部規制部に該当する)が形成されている。導出口37は、後側壁部34Rを前後方向(壁厚方向)に貫通しており、コネクタハウジング20に接続された電線10が後方に導出可能とされている。この導出口37は、幅方向に並列された3本の電線10を一括して挿通可能な幅広の断面形状をなし、幅方向両端部は両側に凹む半円弧状とされている。なお、電線10においてシールドシェル30から導出された部分は、編組線からなる扁平筒状をなすシールド部材(図示せず)に包囲されて一括シールドされている。
シールドシェル30の蓋板部33の下面における前後方向ほぼ中央部分、言い換えると、蓋板部33におけるハウジング対応部31Aの後端部分には、保持突部38(本発明の保持部に該当する)が設けられている。保持突部38は、コネクタハウジング20の係止片25に対応する位置に1箇所ずつ、計2箇所に配されている。各保持突部38は、蓋板部33の下面から下側(コネクタハウジング20における収容空間S側)に突出され、その突出端は収容空間Sにおける高さ方向略中央位置よりやや下方位置、言い換えると、係止片25の上面位置とほぼ同じ位置に至っている。この保持突部38の前側面38Aは蓋板部33の下面に対しほぼ垂直をなしており、シールドシェル30の収容空間Sにコネクタハウジング20が正規状態で嵌合された状態では、この前側面38Aに対し係止片25の係止突部26における後側面26Aが前方から当接するようになっている。一方、保持突部38の後側面、つまりコネクタハウジング20の組み付け時にハウジング側案内面26Bと対向する側の面は後方に向かって上る傾斜をなすシェル側案内面38Bとされている。
次に、上記のように構成された本実施形態の作用および効果について説明する。
シールドシェル30の前側壁部34Fには規制窓36が形成され、各規制窓36にはコネクタハウジング20の突起部24がそれぞれ嵌合されている。このとき、規制窓36の下側面と連なる規制面36Aが、突起部24の下面24Aに下側から当接しており、突起部24は下方への変位を規制されている。
さらに、シールドシェル30には保持突部38が設けられ、この保持突部38にコネクタハウジング20の係止片25が係止されている。このとき、保持突部38の前側面38Aに対し係止片25の係止突部26における後側面26Aが前方から当接しており、コネクタハウジング20は後方、つまりコネクタハウジング20の突起部24がシールドシェル30の規制窓36から外れる方向への変位を規制される。これにより、コネクタハウジング20が収容空間S内で後方へ変位し、規制窓36から突起部24が外れてしまうことが回避され、コネクタハウジング20の開口部35側への変位規制が保たれる。
こうしてコネクタハウジング20は突起部24位置において下方、つまり開口部35側へ変位してしまうことを規制される。
加えて、シールドシェル30の後側壁部34Rには導出口37が形成され、この導出口37から電線10が導出されている。このとき、この導出口37を形成している周面のうち下側面37Aが、電線10を下側から支持しており、電線10は開口部35側への変位を規制されている。ここで、電線10の剛性は比較的高いため、電線10の変位を規制することにより、コネクタハウジング20が開口部35側へ変位することを規制できる。
こうしてコネクタハウジング20は、シールドシェル30の規制窓36位置および導出口37位置、つまり、前後両端部において開口部35側への変位を規制される。
このように、本実施形態の構成によれば、板部材を開口部35に宛がう等の対策を施すことなく、コネクタハウジング20をシールドシェル30に組み付けるだけで、コネクタハウジング20が開口部35側へ変位し、ひいてはシールドシェル30から外れてしまうことを防止できる。
ここで、コネクタハウジング20のシールドシェル30への組み付けは、以下のようにして行われる。図11には、コネクタハウジング20がシールドシェル30に組み付けられている様子を表す側断面図を示した。
最初に、シールドシェル30の収容空間S側から、導出口37を介して電線10を外部空間へと導出させる。次いで、コネクタハウジング20の突起部24をシールドシェル30の規制窓36に対向するようにコネクタハウジング20を位置あわせしつつ、突起部24と規制窓36との嵌合方向に対し水平となる姿勢にする。ここで、突起部24はまだ規制窓36に嵌入されておらず、コネクタハウジング20は収容空間Sにおいて正規の組み付け位置よりも突起部24の高さ分以上後方に位置している。このとき、係止片25の係止突部26はシールドシェル30の保持突部27の後方に位置し、係止突部26の前側面であるハウジング側案内面26Bと保持突部38の後側面であるシェル側案内面38Bとが対向した状態となっている。
次に、コネクタハウジング20を嵌合方向に沿って前進させる。すると、係止突部26のハウジング側案内面26Bが保持突部38のシェル側案内面38Bに当接し、係止突部26がシェル側案内面38Bに案内されつつ保持突部38に乗り上げ、係止片25が下方(突起部24と規制窓36との嵌合方向に対し交差方向)へ弾性撓みする。
さらにコネクタハウジング20を前進させると、突起部24が規制窓36における貫通方向(突起部24と規制窓36の嵌合方向)に沿って徐々に嵌入していく。そして、コネクタハウジング20が正規位置に至ると同時に、係止突部26が保持突部38を乗り越えて係止片25が弾性復帰し、係止突部26の後側面26Aが保持突部38の前側面38Aに対して前方から係止する。また、このときコネクタハウジング20の前端面がシールドシェル30の内周面に当接するとともに、突起部24と規制窓36とが互いに嵌まり合った状態となり、コネクタハウジング20とシールドシェル30とが一体化されたシールドコネクタ1が完成する。
ここで、係止片が弾性撓み可能でない場合、コネクタハウジングの前進時に係止片が保持突部38に当接すると、その前進が阻害されてしまうおそれがある。このため、係止片が保持突部38に当接しないようコネクタハウジングの後部を下げた状態で斜め方向に組み付ける必要がある。すると、突起部24を規制窓36の貫通方向に対し斜め方向に嵌入しなければならず、組み付け作業が困難となる。しかし、本実施形態の構成によれば、係止片25は突起部24と規制窓36との嵌合方向に対し交差方向に弾性撓み可能とされているので、係止片25が保持突部38に当接すると交差方向に撓んで退避し、組み付け作業の妨げとならないようになっている。したがって、突起部24を規制窓36の貫通方向に沿って嵌入することができるから、組み付け作業をスムーズに行うことができる。
さらに、コネクタハウシング20がシールドシェル30に組み付けられる際、保持突部38および係止突部26において互いに対向する面が、シェル側案内面38Bおよびハウジング側案内面26Bとされている。これにより、互いに対向する面に案内面が設けられていない場合に比べ、この面同士が引っ掛かりにくくなるから、組み付け作業をよりスムーズに行うことができる。
また、規制窓36はシールドシェル30の前側壁部34Fを貫通し、収容空間Sと外部空間とを連通しているので、この規制窓36に突起部24が嵌入されている様子を目視でき、その嵌合状態をシールドシェル30の外側から確認できる。したがって、容易に規制窓36と突起部24との嵌合状態を確認できるから、コネクタハウジング20の開口部35側への変位規制をより確実なものとすることができる。
さらに、突起部24は、その突出端がシールドシェル30の前側壁部34Fより前方に突出した姿勢、すなわちシールドシェル30の収容空間Sから外部空間へ貫通する形態で規制窓36に嵌合されている。これにより、突起部24は、その突出端が壁の中ほどまでしか達していない場合に比べ、規制窓36から外れにくくなるから、より確実にコネクタハウジング20が開口部35側へ変位してしまうことを防止できる。
以上説明したように本実施形態によれば、シールドシェル30の前側壁部34Fには、コネクタハウジング20の前端部が開口部35側へ変位するのを規制する規制窓36が設けられ、加えてシールドシェル30の後側壁部34Rには、電線10が開口部35側へ変位するのを規制する導出口37が設けられている。これにより、コネクタハウジング20は前後両端部において開口部35側への変位を規制される。さらに、シールドシェル30には、規制窓36と突起部24との嵌合状態を保持する保持突部38が設けられているので、コネクタハウジング20の開口部35側への変位規制は保たれる。これにより、部品点数や作業工程の増大を回避しつつ、コネクタハウジング20が開口部35側へ変位し、ひいてはシールドシェル30から外れてしまうことを防止できる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、シールドシェル30に規制窓36が形成され、コネクタハウジング20に突起部24が設けられているが、本発明によれば、シールドシェルに突起部が形成され、コネクタハウジングには突起部と嵌合可能な凹み部が形成されていてもよい。
(2)上記実施形態では、シールドシェル30に保持突部38が設けられ、この保持突部38に係止される係止片25が弾性撓み可能とされているが、本発明によれば、シールドシェルに設けられる保持突部のみが弾性撓み可能とされていてもよく、また係止片および保持突部の両方が弾性撓み可能、もしくは弾性撓み不可能とされていてもよい。
(3)上記実施形態では、規制窓36は計2箇所に設けられているが、本発明によれば、規制窓は1箇所または3箇所以上に設けられていてもよい。
(4)上記実施形態では、保持突部38は計2箇所に設けられているが、本発明によれば、保持突部は1箇所または3箇所以上に設けられていてもよい。
(5)上記実施形態では、シールドコネクタ1は3本の電線10を備えているが、本発明によれば、電線の本数は3本でなくてもよく、1本、2本、または4本以上であってもよい。
(6)上記実施形態では、規制窓36は前側壁部34Fを前後方向に貫通しているが、本発明によれば、規制窓に替えて、前側壁部を貫通せず前壁側部に凹み形成された窪みを形成してもよい。
(7)上記実施形態では、突起部24は、その突出端をシールドシェル30の前側壁部34Fより前方に突出する姿勢で規制窓36に嵌合されているが、本発明によれば、突起部の突出端は前側壁部から前方に突出されていなくてもよく、例えば突起部は、その突出端位置が前側壁部の壁厚方向中央位置となった状態で規制窓に嵌合されるものであってもよい。
(8)上記実施形態では、コネクタハウシング20がシールドシェル30に組み付けられる際、保持突部38および係止突部26において互いに対向する面が、傾斜したシェル側案内面38Bおよびハウジング側案内面26Bとされているが、本発明によれば、互いに対向する面がともに傾斜した案内面とされていなくてもよく、また、保持突部側の面のみ、もしくは係止突部側の面のみが傾斜した案内面とされていてもよい。
(9)上記実施形態では、この電線10の端部および端子金具13はインサート成形によってコネクタハウジング20と一体化されているが、本発明によれば、成形済みのコネクタハウジング内に電線の端部に接続された端子金具を挿入するものであってもよい。
(10)上記実施形態では、シールドシェル30はアルミダイキャスト製とされているが、本発明によれば、シールドシェルは金属板材をプレス加工されたものであってもよい。
(11)上記実施形態では、係止片25は片持ち状に延出されたものであるが、本発明によれば、係止片は両端支持の形態とされたものであってもよい。
(12)上記実施形態では、係止片25は後方に向けて延出されたものとされているが、本発明によれば、係止片の延出方向は後方でなくても構わず、例えば係止片はハウジング本体部の後部から前方へ向けて延出されるものであってもよい。
(13)上記実施形態では、保持突部38は蓋板部33の下面から収容空間S側へ突出されたものとされているが、本発明によれば、保持突部は側壁部の内側面から収容空間側へ突出されたものであってもよい。
本実施形態におけるシールドコネクタの側断面図 図1においてコネクタハウジングとシールドシェルとを分離した状態を表す側断面図 コネクタハウジングの平面図 コネクタハウジングの正面図 コネクタハウジングの背面図 シールドシェルの平面図 シールドシェルの正面図 シールドシェルの背面図 規制窓に突起部が嵌合されているとともに保持突部に係止片が係止されている状態を表す側断面図 図9においてコネクタハウジングとシールドシェルとを分離した状態を表す側断面図 コネクタハウジングがシールドシェルに組み付けられている様子を表す側断面図
符号の説明
S…収容空間
1…シールドコネクタ
10…電線
20…コネクタハウシング
24…突起部(嵌合規制部)
25…係止片(係止保持部)
26B…ハウジング側案内面(案内面)
30…シールドシェル
34F…前側壁部(前壁部)
35…開口部
36…規制窓(前部規制部)
37…導出口(後部規制部)
38…保持突部(保持部)

Claims (5)

  1. シールドケース内に収容された機器側ハウジングに嵌合されるコネクタハウシングと、このコネクタハウジングの後面から導出される電線と、前記コネクタハウシングを収容するとともに前記シールドケースに導通可能に取り付けられるシールドシェルとを備え、
    前記シールドシェルには前記コネクタハウシングを嵌め込むための開口部が前記電線の導出方向に対して略直交方向に開口され、前記シールドシェルはこの開口部が設けられた側の面を前記シールドケースに対向させつつこのシールドケースに取り付けられるシールドコネクタであって、
    前記シールドシェルの前端部には、前記コネクタハウジングの前端部が前記開口部の開口方向へ変位するのを規制する前部規制部が設けられ、
    前記シールドシェルの後端部には、前記電線が前記開口部の開口方向へ変位するのを規制する後部規制部が設けられ、
    前記シールドシェルには、前記前部規制部の規制状態を保持する保持部が設けられていることを特徴とするシールドコネクタ。
  2. 前記前部規制部は凹状または凸状とされ、前記コネクタハウジングにはこの前部規制部に嵌合される嵌合規制部が設けられており、
    前記保持部は前記シールドシェルにおける前記コネクタハウジングの収容空間側に向かって突出するものとされ、前記コネクタハウジングには前記保持部に対して前方から係止される係止保持部が設けられたものであって、
    前記保持部および前記係止保持部のうち少なくともいずれか一方が前記前部規制部と前記嵌合規制部との嵌合方向に対し交差方向に弾性撓み可能とされていることを特徴とする請求項1に記載のシールドコネクタ。
  3. 前記コネクタハウシングが前記前部規制部と前記嵌合規制部との嵌合方向に沿って前記シールドシェルに組み付けられる際、
    前記保持部および前記係止保持部において互いに対向する面のうち少なくともいずれか一方の面には、前記嵌合方向に対して傾斜する案内面が設けられていることを特徴とする請求項2に記載のシールドコネクタ。
  4. 前記前部規制部が凹状とされ、前記嵌合規制部は前記前部規制部に嵌入される突起部とされたものであって、
    前記前部規制部が前記シールドシェルの前壁部に貫通形成されて前記収容空間と外部空間とを連通する孔部であることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のシールドコネクタ。
  5. 前記突起部の突出端は、前記シールドシェルの外周面より外方位置に至っていることを特徴とする請求項4に記載のシールドコネクタ。
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