JP2007087800A - シールドコネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】 部品点数や作業工程の増大を回避しつつコネクタハウジングがシールドシェルの開放側へ変位してしまうことを防止できるシールドコネクタを提供する。
【解決手段】 シールドシェル30の前側壁部34Fには、コネクタハウジング20の前端部が開口部35側へ変位するのを規制する規制窓36が設けられ、加えてシールドシェル30の後側壁部34Rには、電線10が開口部35側へ変位するのを規制する導出口37が設けられている。さらに、シールドシェル30には、規制窓36と突起部24との嵌合状態を保持する保持突部38が設けられている。
【選択図】 図9
Description
シールドシェルの前端部には、コネクタハウジングの前端部が開口部の開口方向へ変位するのを規制する前部規制部が設けられ、さらにシールドシェルには、前部規制部の規制状態を保持する保持部が設けられている。加えて、シールドシェルの後端部には、電線が開口部の開口方向へ変位するのを規制する後部規制部が設けられている。これにより、コネクタハウジングは前後両端部においてシールドシェルの開口部の開口方向への変位を規制される。
このように、本発明の構成によれば、板部材を開口部に宛がう等の対策を施すことなく、コネクタハウジングをシールドシェルに組み付けるだけで、コネクタハウジングが開口部の開口方向へ変位し、ひいてはシールドシェルから外れてしまうことを防止できる。
保持部および係止保持部のうち少なくともいずれか一方が前部規制部と嵌合規制部との嵌合方向に対し交差方向に弾性撓み可能とされているので、コネクタハウジングがこの嵌合方向に沿ってシールドシェルに組み付けられる際に保持部と係止保持部とが当接しても、少なくともいずれか一方が嵌合方向に対し交差方向に撓んで退避する。そして、コネクタハウジングが正規位置に至ると、退避していた保持部もしくは係止保持部が弾性復帰して互いに係止する。これにより、コネクタハウジングをシールドシェルに組み付ける際、保持部と係止保持部とが当接しても組み付け作業の邪魔にならないため、前部規制部と嵌合規制部との当接を避けるようにしてコネクタハウジングを嵌合方向に対し斜め方向に嵌入しなくてもよい。したがって、コネクタハウジングの組み付けをスムーズに行うことができる。
コネクタハウシングがシールドシェルに組み付けられる際、保持部および係止保持部において互いに対向する面のうち少なくともいずれか一方の面には案内面が設けられているので、この面同士が当接した際、案内面が設けられていない場合に比べ引っ掛かりにくくなり、組み付け作業をよりスムーズに行うことができる。
前部規制部がシールドシェルの前壁部に貫通形成されてこのシールドケースにおけるコネクタハウジングの収容空間と外部空間とを連通する穴部であるので、前部規制部にコネクタハウジングの突起部が嵌入されている様子を外方から視認できる。これにより、前部規制部による規制が確実になされる。
突起部の突出端はシールドシェルの外周面より外方位置に至っているので、この突起部はシールドシェルの壁を貫通していない場合に比べ前部規制部から外れにくくなり、より確実にコネクタハウジングが開口部の開口方向へ変位してしまうことを防止できる。
シールドシェル30の前側壁部34Fには規制窓36が形成され、各規制窓36にはコネクタハウジング20の突起部24がそれぞれ嵌合されている。このとき、規制窓36の下側面と連なる規制面36Aが、突起部24の下面24Aに下側から当接しており、突起部24は下方への変位を規制されている。
こうしてコネクタハウジング20は突起部24位置において下方、つまり開口部35側へ変位してしまうことを規制される。
こうしてコネクタハウジング20は、シールドシェル30の規制窓36位置および導出口37位置、つまり、前後両端部において開口部35側への変位を規制される。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(4)上記実施形態では、保持突部38は計2箇所に設けられているが、本発明によれば、保持突部は1箇所または3箇所以上に設けられていてもよい。
(13)上記実施形態では、保持突部38は蓋板部33の下面から収容空間S側へ突出されたものとされているが、本発明によれば、保持突部は側壁部の内側面から収容空間側へ突出されたものであってもよい。
1…シールドコネクタ
10…電線
20…コネクタハウシング
24…突起部(嵌合規制部)
25…係止片(係止保持部)
26B…ハウジング側案内面(案内面)
30…シールドシェル
34F…前側壁部(前壁部)
35…開口部
36…規制窓(前部規制部)
37…導出口(後部規制部)
38…保持突部(保持部)
Claims (5)
- シールドケース内に収容された機器側ハウジングに嵌合されるコネクタハウシングと、このコネクタハウジングの後面から導出される電線と、前記コネクタハウシングを収容するとともに前記シールドケースに導通可能に取り付けられるシールドシェルとを備え、
前記シールドシェルには前記コネクタハウシングを嵌め込むための開口部が前記電線の導出方向に対して略直交方向に開口され、前記シールドシェルはこの開口部が設けられた側の面を前記シールドケースに対向させつつこのシールドケースに取り付けられるシールドコネクタであって、
前記シールドシェルの前端部には、前記コネクタハウジングの前端部が前記開口部の開口方向へ変位するのを規制する前部規制部が設けられ、
前記シールドシェルの後端部には、前記電線が前記開口部の開口方向へ変位するのを規制する後部規制部が設けられ、
前記シールドシェルには、前記前部規制部の規制状態を保持する保持部が設けられていることを特徴とするシールドコネクタ。 - 前記前部規制部は凹状または凸状とされ、前記コネクタハウジングにはこの前部規制部に嵌合される嵌合規制部が設けられており、
前記保持部は前記シールドシェルにおける前記コネクタハウジングの収容空間側に向かって突出するものとされ、前記コネクタハウジングには前記保持部に対して前方から係止される係止保持部が設けられたものであって、
前記保持部および前記係止保持部のうち少なくともいずれか一方が前記前部規制部と前記嵌合規制部との嵌合方向に対し交差方向に弾性撓み可能とされていることを特徴とする請求項1に記載のシールドコネクタ。 - 前記コネクタハウシングが前記前部規制部と前記嵌合規制部との嵌合方向に沿って前記シールドシェルに組み付けられる際、
前記保持部および前記係止保持部において互いに対向する面のうち少なくともいずれか一方の面には、前記嵌合方向に対して傾斜する案内面が設けられていることを特徴とする請求項2に記載のシールドコネクタ。 - 前記前部規制部が凹状とされ、前記嵌合規制部は前記前部規制部に嵌入される突起部とされたものであって、
前記前部規制部が前記シールドシェルの前壁部に貫通形成されて前記収容空間と外部空間とを連通する孔部であることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のシールドコネクタ。 - 前記突起部の突出端は、前記シールドシェルの外周面より外方位置に至っていることを特徴とする請求項4に記載のシールドコネクタ。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015095357A (ja) * | 2013-11-12 | 2015-05-18 | 住友電装株式会社 | シールドコネクタ |
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JP2018030386A (ja) * | 2016-08-22 | 2018-03-01 | 日本発條株式会社 | オットマン用フットレスト装置 |
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JP2004119047A (ja) * | 2002-09-24 | 2004-04-15 | Yazaki Corp | 防油水性を備えた電磁波シールド構造 |
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