JP2007087498A - 記憶システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数のディスクドライブを備える記憶システムにおいて、ディスクドライブの収容密度、保守・点検の作業性、および、冷却性能を両立する。
【解決手段】 記憶システムは、複数の収容体と、複数のディスクドライブと、複数の冷却器とを備えている。複数の収容体は、内側に保守作業のための略多角柱形状の中空部を形成するように配置されている。さらに、複数の収容体のうちの第1の収容体と第2の収容体との間には、中空部に作業者が入るための入口部が形成されている。複数のディスクドライブは、複数の収容体の内側または外側から脱着可能に装着されると共に、複数の収容体のそれぞれに、第1の面を形成するように配列されている。複数の冷却器は、複数の収容体のそれぞれに、第1の面と略平行な第2の面を形成するように配列されている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、記憶システムに関し、特に、複数のディスクドライブを備える記憶システムに関する。
計算機と接続される2次記憶装置として、複数のディスクドライブを含む記憶システムが知られている。近年、これらの記憶システムは、多数のディスクドライブを備えることにより、記憶容量が増加する傾向にある。例えば、大容量のデータの保存するための記憶システムにおいて、MAID(Massive Arrays of Idle Disks)技術が注目されている。MAID技術を用いた記憶システムでは、1つの記憶システムあたり、例えば1000台程度のディスクドライブを備えており、大容量のデータを記憶できる。一方で、MAID技術は、同時に動作するディスクドライブを、記憶システムが備える全てのディスクドライブの一部(例えば、全体の1/4程度)に限定することにより、省電力化と長寿命化を図ることができる。
このような記憶システムにおいて、多数のディスクドライブを筐体内に3次元的に収容する技術が知られている(例えば、特許文献1)。上記技術では、ドライブの収容密度の向上と、保守・点検の作業性の向上が図られている。
特開平8−102179号公報 米国特許出願公開2003/0063966号明細書 特開平7−230362号公報
しかしながら、上記従来技術では、上下方向に多数段に亘って配置されたディスクドライブを、筐体の上部に配置された共通の冷却ファンで冷却している。このため、特に、冷却ファンから離れている下段のドライブを十分に冷却できないおそれがあった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、複数のディスクドライブを備える記憶システムにおいて、ディスクドライブの収容密度、保守・点検の作業性、および、冷却性能を両立することを目的とする。
上記課題の少なくとも一部を解決するため、本発明の第1の態様は記憶システムを提供する。本発明の第1の態様に係る記憶システムは、複数の収容体と、複数のディスクドライブと、複数の冷却器とを備えている。前記複数の収容体は、内側に保守作業のための略多角柱形状の中空部を形成するように配置されている。さらに、前記複数の収容体のうちの第1の収容体と第2の収容体との間には、前記中空部に作業者が入るための入口部が形成されている。前記複数のディスクドライブは、前記複数の収容体の内側または外側から脱着可能に装着されると共に、前記複数の収容体のそれぞれに、第1の面を形成するように配列されている。前記複数の冷却器は、前記複数の収容体のそれぞれに、前記第1の面と略平行な第2の面を形成するように配列されている。
本発明の第1の態様に係る記憶システムによれば、前記複数の収容体が保守作業のための略多角柱形状の中空部を形成するように配置されているので、保守作業のための領域を確保しつつ、高い収容密度を実現できる。さらに、冷却器は、第1の面を形成するように配列されたディスクドライブに対して略平行な第2の面を形成するように配列されているので、冷却性が向上する。
上記課題の少なくとも一部を解決するため、本発明の第2の態様は、記憶システムを提供する。本発明の第2の態様に係る記憶システムは、複数の収容体と、複数の第1のディスクドライブと、複数の第2のディスクドライブと、複数の扉体と、複数の冷却器と、を備える。前記複数の収容体は、内側に保守作業のための略多角柱形状の中空部を形成するように配置されている。さらに、前記複数の収容体のうちの第1の収容体と第2の収容体との間には、前記中空部に作業者が入るための入口部が形成されている。前記第1のディスクドライブは、前記複数の収容体の内側から脱着可能に装着される。また、前記第1のディスクドライブは、前記複数の収容体のそれぞれに、内壁面を形成するように配列されている。前記第2のディスクドライブは、前記複数の収容体の外側から脱着可能に装着される。また、前記第2のディスクドライブは、前記複数の収容体のそれぞれに、外壁面を形成するように配列されている。前記複数の扉体は、各収容体の外側または内側に、開閉可能に取り付けられている。前記複数の扉体は、閉じている状態において、前記収容体の前記内壁面および前記外壁面のうちの取り付けられている側の壁面に対して略平行に対向する。前記複数の冷却器は、各扉体に、前記取り付けられている側の壁面に対して略平行に対向する面を形成するように配列されている。
本発明の第2の態様に係る記憶システムによれば、前記複数の収容体が保守作業のための略多角柱形状の中空部を形成するように配置されているので、保守作業のための領域を確保しつつ、高い収容密度を実現できる。さらに、第1および第2のディスクドライブは、前記収容体の内壁面および外壁面を形成するように配置され、冷却器は、閉じられている状態において、上述の内壁面または外壁面に対して略平行に対向する扉体に、対向面を形成するように配置されているので、ディスクドライブに対する冷却性能が向上する。さらに、扉体は開閉可能に取り付けられているので、作業者は、扉体が取り付けられた側の壁面を形成するように配列されたディスクドライブに対しても、容易に保守作業を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ、実施例に基づいて説明する。
A.第1実施例:
・記憶システムの構成:
図1〜図3を参照して、第1実施例に係る記憶システムの概略構成について説明する。図1は、第1実施例に係る記憶システムを含む計算機システムの一構成例を模式的に示す説明図である。図2は、第1実施例に係る記憶システムの外観を示す斜視図である。図3は、第1実施例に係る記憶システムを接地面と平行な面で切断した断面図である。
図1に示す計算機システム1000は、ホスト計算機10と、正記憶システム20と、バックアップ用の記憶システム100を備えている。ホスト計算機10と正記憶システム20は、SAN(Storage Area Network)を介して通信可能に接続されている。同様に、正記憶システム20とバックアップ用の記憶システム100は、SANを介して通信可能に接続されている。ホスト計算機10は、演算処理結果等のデータを保存する2次記憶装置として、正記憶システム20を用いる。正記憶システム20は、正記憶システム20に格納されているデータのバックアップデータを、バックアップ用の記憶システム100に定期的に格納する。
記憶システム100は、複数世代に亘るバックアップデータを格納するため、正記憶システム20に比較して、非常に大容量の記憶領域を備える。このため、本実施例における記憶システム100は、後述するように1000個を越えるハードディスクドライブを備えている。以下、記憶システム100について詳細に説明する。
図2に示すように、記憶システム100は、接地面に対して略垂直方向に延びる略多角柱の外形を有している。図3に示すように、記憶システム100は、上方からみると、略正多角形の形状を有している。図2に示す例では、記憶システム100は、7つの収容体110a〜110gを備えている。7つの収容体110a〜110gは、それぞれ、内壁面IPと外壁面OPを有している。7つの収容体110a〜110gは、それぞれの内壁面IPを内側に、略8角柱形状に配置されている。この結果、7つの収容体110a〜110gの内壁面IPによって、内側に中空部Sが形成される。また、7つの収容体110a〜110gのうちの互いに隣接する2つの収容体、例えば、収容体110aと収容体110bは、互いの端部が接続部材50によって接続されている。接続部材50は、例えば、蝶番が用いられる。蝶番は、接続する2つの収容体の接続角度を任意に調節できる。従って、収容体の数を、必要に応じて容易に増減させることができる。例えば、図1に示す例より収容体を1つ増設して9角柱状に配置しても良く。収容体を1つ減らして7角柱状に配置しても良い。
中空部Sは、作業者が保守作業を行うためのスペースである。7つの収容体110a〜110gのうちの一の収容体110aと110gとの間には、作業者が中空部Sに入るための出入り口が形成されている。この出入り口は、収容体110gの端部に蝶番70によって取り付けられた出入り口用扉102によって、開閉可能にされている。出入り口用扉102の中空部S側には、記憶システム100の保守端末SVPが設置されている。
7つの収容体110a〜110gは、それぞれ、ドライブ収容部と、電源収容部とを備えている。例えば、図2に示すように、収容体110cは、ドライブ収容部130cと、電源収容部120cとを備えている。収容体110dのドライブ収容部130dの一部に制御ユニット101が格納されている点を除き、各収容体110a〜110gは、同一の構成を有している。このため、以下の説明において、各収容体110a〜110gを区別する必要がない場合には、符号の末尾のアルファベットを省略し、収容体110と表記する。各収容体110a〜110gを構成するドライブ収容部130a〜130gおよび電源収容部120a〜120gについても同様の表記方法を用いる。
ドライブ収容部130は、接地面に対して平行な水平断面形状が長方形であり、接地面に対して略垂直方向に延びる略4角柱の外形を有している。電源収容部120は、ドライブ収容部130の下側に配置されている。ドライブ収容部130と電源収容部120は、一体の部材で形成されていても良いし、異なる部材で形成されていても良い。
収容体110dにおけるドライブ収容部130の最下段に位置するサブ収容部(後述)には、制御ユニット101が収容されている。制御ユニット101の奥行き方向の寸法が、収容体110dの奥行き方向の寸法よりも大きい場合には、図3に示すように中空部Sに向かってはみ出しても良い。かかる場合には、必要に応じて制御ユニット101を支持するための支柱60が設けられる。
次に、図4〜図6を参照して、各収容体110の構成について詳述する。図4は、図3の断面図のうち、1つの収容体110に対応する部分を拡大して示す断面図である。図5は、収容体110を内側からみた第1の側面図である。図6は、収容体110を外側からみた第2の側面図である。
収容体110におけるドライブ収容部130の内部には、奥行き方向(図4におけるY軸方向)の略中央部に、奥行き方向に略垂直、かつ、高さ方向(図4におけるZ軸方向)および幅方向(図4におけるX軸方向)に略平行に、配線基板400が配置されている。
収容体110のドライブ収容部130は、多数段に亘るサブ収容部135を有している。図5に示す例では、高さが約3Uのサブ収容部135が、高さ方向に12段に亘って配置されている。ここで、「U」は、ラックなどの収容体の大きさを表すために用いられる単位であり、1Uは、44.45mm(ミリメートル)である。各サブ収容部135は、14台のディスクドライブ200を、幅方向に並べて収容することができる(図4、5)。
各ディスクドライブ200は、サブ収容部135に脱着可能に収容される。ディスクドライブ200は、サブ収容部135に収容されると、ディスクドライブ200の背面に設けられたコネクタを介して、配線基板400と電気的に接続され、駆動可能な状態になる。上方向から見ると、サブ収容部135に収容された各ディスクドライブ200は、配線基板400に沿って、配線基板400の内側に配列される(図4)。ここで、内側とは、中空部S側のことを指し、外側とは、中空部Sの反対側を指すものとする。ディスクドライブ200が、このように配列された結果、ディスクドライブ200は、収容体110の内側に露出し、収容体110の内壁面IPの一部を形成する。
収容体110には、さらに、サブ収容部135ごとに、4つの冷却ファン300が、幅方向に配置されている。図6に示す例では、4つの冷却ファン300が、高さ方向に12段に亘って配列されている。冷却ファン300は、配線基板400と電気的に接続され、駆動可能にされている。上方から見ると冷却ファン300は、配線基板400に沿って、配線基板400の外側に配列される(図4)。このように配列された結果、冷却ファン300は、収容体110の外側に露出し、収容体110の外壁面OPの一部を形成する。なお、配線基板400は、冷却ファン300により送風される冷却風が通過すために十分な孔または隙間を有している。したがって、冷却ファン300は、配線基板400を挟んで冷却ファン300の反対側に配置されているディスクドライブ200を冷却することができる。
収容体110の電源収容部120は、高さ約6Uの収容部であり、3台の電源部500が収容されている(図5)。さらに、電源収容部120には、電源部500の外側に、各電源部500を冷却するための冷却ファン350が配置されている。電源部500は、供給能力500W(ワット)級の電源である。電源部500から出力される電力は、配線基板400を介して、ドライブ収容部130に収容されたディスクドライブ200および冷却ファン300、350に供給される。制御ユニット101が収容されている収容体110dにおいては、電源部500から出力される電力は、制御ユニット101にも供給される。
さらに、収容体110の内側および外側には、ディスクドライブ200ごとに、ディスクドライブ200の駆動状況を示すアクセスLED210および220が設置されている。内側のアクセスLED210は、図5に示すように、サブ収容部135に配置されている。外側のアクセスLED220は、図6に示すように、冷却ファン300の両端部に沿って、配置されている。これにより記憶システム100の内側からでも外側からでもディスクドライブ200の駆動状況をモニタできるようにされている。
収容体110の大きさについて簡単に説明しておく。ドライブ収容部130の奥行き方向の寸法Aは、約250mmである。電源収容部120の奥行き方向の寸法Bは、約300mmである。また、ドライブ収容部130および電源収容部120の幅方向の寸法Cは、約500mmである。電源収容部120の奥行き方向の寸法Bは、ドライブ収容部130の奥行き方向の寸法Aより大きく、電源収容部120は、その分だけドライブ収容部130より外側にはみ出している(図4)。なお、記憶システム100において、このはみ出しは必須ではない。小型の電源装置を用いる等により、電源収容部120の奥行き方向の寸法Bをドライブ収容部130の奥行き方向の寸法Aと同じにするか、寸法Aより小さくすることができる。このようにして、電源収容部120がドライブ収容部130より外側にはみ出さないようにしても良い。収容体110の高さは、図5に示すように、約42U、すなわち、約1870mmである。
また、以上の説明から解るように、1つの収容体110あたりのディスクドライブ200の収容数は、14×12=168台である。従って、記憶システム100全体では、168×7−14=1162台のディスクドライブ200が収容されている。なお、式において、14を減じているのは、収容体110dの最下段のサブ収容部135には、14台のディスクドライブ200に代えて、制御ユニット101が収容されているからである。
なお、1つの収容体110の168台のディスクドライブ200のうち、1/4程度が同時に動作すると仮定すると、1つの収容体110あたりのディスクドライブ200による消費電力は、約840Wである。本実施例における収容体110は、500W級の電源部500を3台備えるので、1台の電源部500が故障しても、残りの2台の電源部500を用いて、ディスクドライブ200を駆動可能であることが解る。
図7は、記憶システム100における冷却風の送風方向を示す説明図である。図7に示す記憶システム100において、各収容体110の外壁面OPには、通気性の良い保護カバー700が、それぞれ装着されている。保護カバー700は、さらに、外部からアクセスLED220を視認できるように構成されることが好ましい。例えば、保護カバー700は、透明または半透明の材質で形成される。各収容体110に備えられた冷却ファン300、350は、中空部Sから空気を吸引し、ディスクドライブ200および電源部500の隙間を流れる冷却風を形成する。冷却風は、図7において矢印Foutで示すように、ディスクドライブ200および電源部500の隙間を流れた後、冷却ファン300、350および保護カバー700を通って、収容体110の外側に排気される。中空部S内の空気が冷却風として、外側に排気されるので、図7において矢印Finで示すように、中空部Sの上方に形成された記憶システム100の上面の開口部を通って、中空部Sに空気が流入する。
最後に、記憶システム100の機能的構成を、図8を参照して簡単に説明する。図8は、記憶システム100の機能的構成を示す概略図である。記憶システム100は、制御ユニット101の内部に、ディスクコントローラDKCを備えている。ディスクコントローラDKCは、チャネルアダプタCHA0、CHA1と、キャッシュメモリCM0、CM1と、ディスクアダプタDKA0、DKA1と、相互結合網NW0、NW1と、を備えている。チャネルアダプタCHA0とキャッシュメモリCM0とディスクアダプタDKA0は、相互結合網NW0およびNW1を介して、相互に通信可能に接続されている。チャネルアダプタCHA0は、複数の外部チャネルCO1の一部または全部を介して、外部機器(例えば、図1に示すシステム構成では、正記憶システム20)と接続される。同様に、チャネルアダプタCHA1とキャッシュメモリCM1とディスクアダプタDKA1は、相互結合網NW0およびNW1を介して、相互に通信可能に接続され、チャネルアダプタCHA1は、複数の外部チャネルCO1の一部または全部を介して外部機器と接続される。
ディスクアダプタDKA0、DKA1と、上述した各ディスクドライブ200は、3種類のスイッチと、4種類の接続チャネルを介して、それぞれ接続されている。例えば、図8には、ディスクアダプタDKA0とディスクドライブ200Aが、第1接続チャネルD1、第1スイッチSW1、第2接続チャネルD2、第2スイッチSW2、第3接続チャネルD3、第3スイッチSW3、第4接続チャネルD4を、介して接続されている様子が示されている。ディスクアダプタDKA0、DKA1は、第1から第3までの各スイッチを切り換えることにより、記憶システム100に収容された全てのディスクドライブ200に、それぞれアクセスすることができる。具体的には、まず、ディスクアダプタDKA0、DKA1は、第1スイッチSW1を、接続すべきディスクドライブ200が収容されているサブ収容部135の高さ方向の位置に従って、切り換える。24の第2接続チャネルD2のうち、12段に亘って高さ方向に配置されているサブ収容部135のいずれかの段に対応する第2接続チャネルD2が、第1スイッチSW1の切り換えによって選択されるように構成されている。12個の段に対して、24の第2接続チャネルD2が用意されているのは、1段につき2系統の第2接続チャネルD2を用意することにより、各ディスクアダプタDKA0、DKA1と、各ディスクドライブ200との接続の冗長性を高めるためである。
同様にして、ディスクアダプタDKA0、DKA1は、第2スイッチSW2を、接続すべきディスクドライブ200が収容されているサブ収容部135の収容体110単位で、切り換える。第2スイッチSW2は、第2接続チャネルD2ごとに(12×2系統=24個)用意されているが、スペースの都合上、図8には、2つの第2スイッチSW2だけを図示している。第2スイッチSW2ごとに、各収容体の数(本実施例では、7個)の第3接続チャネルD3を選択できるように構成されている。図8には、図示された2つの第2スイッチSW2により選択される7つの第3接続チャネルD3のみが図示されている。さらに、ディスクアダプタDKA0、DKA1は、第3接続チャネルD3ごとに用意された第3スイッチSW3(計24×7=168個)を、接続すべきディスクドライブ200のサブ収容部135内における位置に従って、切り換える。図8には、2つの第3スイッチSW3のみを図示している。第3スイッチSW3ごとに、各サブ収容部135内のディスクドライブ200の数(本実施例では14個)の第4接続チャネルD4が選択できるように構成されている。なお、第1スイッチSW1は制御ユニット101内部に備えられている。また、第2スイッチSW2は、制御ユニット101が収容されている収容体110dの各サブ収容部135の近くに配置されている。そして、第3スイッチSW3は、各サブ収容部135の配線基板400上に、それぞれ配置されている。
第1から第3までのスイッチは、例えば、SAS(Serial Attached SCSI)のエクスパンダ(Expander)である。ディスクアダプタDKA0およびディスクアダプタDKA1は、図8に示すように、それぞれ異なる第4接続チャネルD4を介して、2個の入出力ポートを有するSASディスクドライブ200Aと接続される。また、ディスクアダプタDKA0およびディスクアダプタDKA1は、それぞれ異なる第4接続チャネルD4を介して、ポートセレクタ250を装着したSATA(Serial−ATA)ディスクドライブ200Bと接続される。また、チャネルアダプタCHA0、CHA1およびディスクアダプタDKA0、DKA1は保守端末SVPと接続する。ディスクコントローラDKCは、保守端末SVPから設定情報を入力することができる。
以上のように構成された記憶システム100によれば、内側に形成された中空部Sから、作業者は、ディスクドライブ200を容易に交換することができる。また、作業者は、記憶システム100の外部から冷却ファン300を容易に交換することができる。このように、記憶システム100は、保守や点検の作業性に優れている。
さらに、記憶システム100は、ディスクドライブ200の収容密度を向上することができる。図9は、ディスクドライブの収容に通常用いられている従来の収容体を示す概略図である。従来の収容体5は、いわゆる19インチサイズのラックである。収容体5の寸法は、幅600mm、高さ2000mm、奥行き1200mmである。ディスクドライブは、収容体5の幅方向に沿って、一の側面を形成するように配列されている。ディスクドライブが収容されている領域6は、奥行き250mm程度であるので、ディスクドライブを並べるだけであれば、奥行き方向を短くできる。しかし、耐震性を考慮すると高さ2000mmの四角柱を安定させるためには、奥行き方向の幅が1200mm程度必要となる。
図10は、実施例に係る記憶システム100の設置面積と、複数の収容体110の数との関係を示すグラフである。図10には、比較例として、図9に示す従来の収容体の数と設置面積との関係が、併せて示されている。図10には、実施例に示した収容体110を略多角柱状に配置した場合における設置面積の第1の概算値および第2の概算値が、収容体110の数ごとに示されている。収容体110の数がnの場合における第1の概算値には、一辺の長さが500mmの正(n+1)角形の中心P1と頂点P2までの長さに、250mmを足した値を半径とする円C1の面積が用いられている。例えば、収容体の数が7つの場合について図3に示すように、一辺の長さが500mmの正(n+1)角形は、内壁面IPにより、水平断面に形成される多角形に相当する。また、中心P1と頂点P2までの長さに足される250mmは、収容体110の奥行き方向の寸法(図5参照)に相当する。収容体の数が7つの場合における円C1が、図3に示されている。点P2と点P3間の距離は、上述したように250mmである。第2の概算値は、第1の概算値を算出する際に用いられた正(n+1)角形の一辺の長さを、500mmに代えて700mmとして、第1の概算値と同様の計算方法を用いて算出された値である。図3に示す円C2の面積が、収容体110の数が7の場合における第2の概算値の値に相当する。図3における円C2は、点P1を中心として、点P4を通る円である。
図10のグラフから解るように、収容体の数が3から10までの範囲では、従来の収容体を用いる場合より、本実施例における複数の収容体110を用いる方が、設置面積が小さい、すなわち、ディスクドライブ200の収容密度が高いことが解る。本実施例における収容体110は、奥行き方向の寸法が250mmと短い。しかし、複数の収容体110を、多角柱形状に配置して、相互に接続部材50によって接続することによって、記憶システム100全体としての設置幅を、設置面に平行なあらゆる方向において、比較的大きく確保することができる。例えば、図3に示す円C1の直径は、およそ1800mmである。従って、本実施例に係る記憶システム100は、耐震性も十分に確保されている。また、電源部500が、ドライブ収容部130と異なる高さにある電源収容部120に収容されていることも、収容体110の奥行き方向の寸法を小さくできる要因であり、設置面積を小さくすることに寄与している。
さらに、本実施例に係る記憶システム100は、各ディスクドライブ200と、冷却ファン300が略平行な面を形成するように配列されているため、全てのディスクドライブ200が、いずれかの冷却ファン300と近接している。例えば、上記特許文献1に記載されたディスク装置には、冷却ファンから離れた位置にあるディスクドライブが存在するが、本実施例に係る記憶システム100には存在しない。従って、ディスクドライブ200に対する冷却性能が向上する。
B.第2実施例:
図11〜図13を参照して第2実施例に係る記憶システムについて説明する。図11は、第2実施例に係る記憶システムを接地面と平行な面で切断した断面図である。図12は、第2実施例に係る記憶システムの外観を示す斜視図である。図13は、天井ファンを制御する機能的構成を示すブロック図である。第2実施例に係る記憶システム100Aでは、第1実施例に係る記憶システム100とは逆に、各収容体110のドライブ収容部130において、配線基板400の内側に冷却ファン300が配列され、配線基板400の外側にディスクドライブ200が配列されている。この結果、ディスクドライブ200は、収容体110の外壁面OPの一部を形成し、冷却ファン300は、収容体110の内壁面IPの一部を形成する。したがって、上述した図5が、第2実施例における収容体110を外側から見た側面図に相当し、上述した図6が、第2実施例における収容体110を内側からみた側面図に相当することになる。
さらに、第2実施例に係る記憶システム100Aは、中空部Sの上方に、すなわち、記憶システム100の上端部に、各収容体110の上面に略平行に設置された天井部800を備えている。天井部800は、天井ファン810を備えている。天井ファン810は、中空部S内の空気を吸引し、記憶システム100Aの上方の外部に排気する。
第2実施例に係る記憶システム100Aが動作している時、図12において矢印Finで示すように、各収容体110の内側に配列された冷却ファン300、350は、外部から空気を吸引し、ディスクドライブ200および電源部500の隙間を流れる冷却風を形成する。冷却風は、中空部Sに流入し、図12において矢印Foutで示すように、天井ファン810によって外部に排出される。
図13を参照して、天井ファン810の制御について説明する。記憶システム100Aは、各収容体110ごとに、ドライブ電流検出部1110と、冷却ファン制御部1120とを備えている。また、記憶システム100Aは、総吸気量算出部1130と、天井ファン制御部1140を備えている。ドライブ電流検出部1110は、例えば、電源収容部120に備えられ、各収容体110の電源部500(図5)と接続されている。ドライブ電流検出部1110は、電源部500からディスクドライブ200に供給される電流を測定する。冷却ファン制御部1120は、例えば、ドライブ収容部130内に備えられている。冷却ファン制御部1120は、ドライブ電流検出部1110と接続されており、ドライブ電流検出部1110によって測定された電流値が入力される。冷却ファン制御部1120は、測定された電流値に基づいて、ディスクドライブ200の稼働状況を把握することができる。冷却ファン制御部1120は、ディスクドライブ200の稼働状況に応じて、冷却ファン300および冷却ファン350の回転数を制御する。
総吸気量算出部1130および天井ファン制御部1140は、例えば、制御ユニット101に備えられている。各収容体110のドライブ電流検出部1110によって測定された電流値は、上述した冷却ファン制御部1120に加えて、総吸気量算出部1130にも入力される。総吸気量算出部1130は、入力された各電流値から各収容体110における冷却ファン300および冷却ファン350の動作状況を検出する。総吸気量算出部1130は、冷却ファン300および冷却ファン350の動作状況に基づいて、中空部S内に吸気されている空気量を計算して、その結果を天井ファン制御部1140に通知する。天井ファン制御部1140は、吸気された空気量と同じ量の空気が、天井ファン810を介して排気されるように、天井ファン810の回転数を制御する。
以上のように構成された第2実施例係る記憶システム100Aによれば、第1実施例と同様の作用・効果が得られる。すなわち、記憶システム100Aは、収容密度と保守作業性の向上を図りつつ、高い冷却性能を実現することができる。
C.第3実施例:
図14〜図17を参照して、第3実施例に係る記憶システムについて説明する。図14は、第3実施例に係る記憶システムを接地面と平行な面で切断した断面図である。図15は、扉体を、収容体110に対する対向面側から見た側面図である。図16は、第3実施例に係る記憶システムの外観を示す第1の斜視図である。図17は、第3実施例に係る記憶システムの外観を示す第2の斜視図である。
第3実施例に係る記憶システム100Bでは、各収容体110のドライブ収容部130において、配線基板400の内側に第1のディスクドライブ201が配列され、配線基板400の内側に第2のディスクドライブ202が配列されている。この結果、第1のディスクドライブ201は、収容体110の内壁面IPの一部を形成し、第2のディスクドライブ202は、収容体110の外壁面OPの一部を形成する。従って、第3実施例における収容体110を内側からみた側面図および外側からみた側面図は、おおむね上述した図5に示す側面図と同様になる。ただし、収容体110は、図14に示すように、接地面と水平な断面において、配線基板400より内側の形状が略台形になっている。これにより、複数の収容体110を略多角形状に配置した場合に、収容体110が互いに干渉しないように構成されている。このような収容体110の形状に応じて、配線基板400の内側に配列可能な第1のディスクドライブ201の数より配線基板400の外側に配列可能な第2のディスクドライブ202の数が多くなっている。この結果、よりディスクドライブ201、202の収容密度の向上が図られている。また、電源収容部120には、第1実施例と同様に、外側に冷却ファン350が配置されている(図6参照)。
さらに、第3実施例に係る記憶システム100Bの各収容体110には、それぞれ扉体900が取り付けられている。扉体900は、収容体110の外壁面OPの端部に、蝶番80によって、開閉可能に取り付けられている。扉体900は、閉じている状態において、取り付けられている収容体110の外壁面OPに対して略平行に対向している。
扉体900は、枠体950と、複数の冷却ファン300と、保護カバー700とを備えている。図15に示すように、枠体950には、冷却ファン300が、複数個配列されており、この結果、扉体900の側面FPが、冷却ファン300によって形成されている。扉体900の側面FPは、図14に示すように、閉状態において、扉体900が取り付けられている収容体110の外壁面OPに対して略平行に対向する面である。保護カバー700は、第1実施例において説明した保護カバー700と同様のものであり、側面FPと反対側の側面に取り付けられている。
図16に示すように、各扉体900が閉じられている時、各扉体900に備えられた冷却ファン300、および、電源収容部120に備えられた冷却ファン350は、中空部Sから空気を吸引し、ディスクドライブ201、202および電源部500の隙間を流れる冷却風を形成する。冷却風は、図16において矢印Foutで示すように、ディスクドライブ201、202および電源部500の隙間を流れた後、収容体110の外側に排気される。第1実施例と同様に、中空部S内の空気が冷却風として、外側に排気されるので、図16において矢印Finで示すように、中空部Sの上方に形成された記憶システム100Bの上面の開口部を通って、中空部Sに空気が流入する。
一方、図17に示すように、複数の扉体900の一部が開かれている状態で、記憶システム100Bが動作している時、記憶システム100Bには蓋体850が取り付けられると共に、中空部Sへの出入り口部に取り付けられた出入り口用扉102が閉じられる。蓋体850は、中空部Sの上方に形成された記憶システム100B上面の開口部を覆うように取り付けられ、上方から中空部Sに対する空気の流入出を抑制する。蓋体850は、ある程度の重量を持つように形成され、記憶システム100Bの上面に載せられるだけとしても良いし、比較的軽量に形成され、記憶システム100Bの上面に何等かの固定手段を用いて固定されても良い。なお、蓋体850は、完全に空気の流入出を遮断する必要はなく、ある程度、空気の流入出を抑制できるもの、たとえば布やビニールシート等でも良い。
図17に示すような状態では、扉体900が開かれている収容体110において、冷却ファン300による冷却はできない。しかし、図17において矢印Foutで示すように、扉体900が閉じている他の収容体110からは、冷却風が排気されており、かつ、上方から中空部Sへの空気の流入は蓋体850により抑制されている。この結果、図17において矢印Finで示すように、扉体900が開けられている収容体110の外壁面OPから中空部Sに、空気が吸引される。したがって、記憶システム100Bにおける複数の扉体900の一部が開いていても、扉体900が開けられている収容体110のディスクドライブ201、202に対する冷却が継続されることができる。なお、開かれた扉体900に備えられた冷却ファン300を回転させておくことは、省エネルギーの観点から望ましくない。したがって、例えば、扉体900ごとに、扉体900の開閉に連動するファン電源スイッチを設ける等により、扉体900が開かれている場合には、その扉体900に備えられた冷却ファン300の回転を停止させることが望ましい。
以上のように構成された第3実施例に係る記憶システム100Bによれば、各収容体110の奥行き方向に、2層に亘って、ディスクドライブ201、202が配列されるので、さらに、ディスクドライブの収容密度が向上する。そして、第1のディスクドライブ201は、収容体110の内側、すなわち、中空部Sから容易に着脱可能である。また、第2のディスクドライブ202は、扉体900を開けることにより、収容体110の外側から容易に着脱可能である。また、冷却ファン300は、扉体900に配列されているので、冷却ファン300に対しても容易に保守作業が可能である。従って、記憶システム100Bは、保守・点検の作業性に優れている。
さらに、第2のディスクドライブ202の保守作業のために、一部の扉体900を開けられている状態であっても、蓋体850を取り付けることにより、扉体900が開けられている収容体110のディスクドライブ201、202に対する冷却を継続することができる。また、第2のディスクドライブ202は、いずれかの冷却ファン300と近接している。第1のディスクドライブ201は、第2のディスクドライブ202を挟んでいる分、第2のディスクドライブ202より冷却ファン300から離れている。しかしながら、例えば、上記特許文献1に記載されたディスク装置において、3段以上に亘って配置されている下段のディスクドライブと比較して、冷却ファンに近い位置にある。従って、ディスクドライブ201、202に対する冷却性能が優れている。
D.変形例:
複数の収容体110の数は、上述の実施例における7つに限られるものではない。上述したように、接続部材50としての蝶番の角度を調節して、収容体110を配置することにより、異なる数の収容体110を略多角柱形状に配置することができる。図10に示すグラフから解るように、収容体110の数が、3から10の範囲である場合において、本実施例における記憶システム100は、従来の収容体に比較して、設置面積を低減する効果がある。図10に示すグラフから解るように、収容体110の数が、5から8の範囲である場合には、本実施例における記憶システム100は、特に設置面積の低減効果が高い。
第3実施例において、扉体900は、収容体110の外側に取り付けられているが、収容体110の内側に取り付けることも可能である。かかる場合には、収容体110の内側に配列された第1のディスクドライブ201に対して、交換等の保守作業をする際に、扉体900が開けられる。また、収容体110の内側に扉体900が取り付けられる場合であっても、一部の扉体900が開けられている時に、蓋体850を取り付けることによって、扉体900が開けられている収容体110のディスクドライブの冷却を継続できる。かかる場合には、扉体900が開けられている収容体110の中空部Sから外側に空気が排気されることになる。
上述した収容体110の寸法や、収容体110あたりのディスクドライブ200、201、202および冷却ファン300等の収容数は、例示であり、これらに限られるものではない。例えば、第1実施例に係る記憶システム100おいて、用いられるディスクドライブ200および電源部500の大きさや、記憶システム100に要求される記憶容量等によって、上記寸法や収容数は、適宜変更されても良い。また、第1実施例に係る収容体110の幅方向の寸法は、約500mmとされているが、かかる幅方向の寸法は、設置される床および床下の構造を考慮して定めることが好ましい。例えば、一般的なフリーアクセス床のパネルは、一辺が約500mmの正方形である。従って、収容体110の幅方向の寸法を500mm以上とすれば、1つの収容体110の重量を複数の床パネルに分散させることができる。一方で、収容体110の幅方向の寸法が、大き過ぎると、中空部Sの容積が必要以上に大きくなり、ディスクドライブの収容密度が低下する。これらを考慮すると、収容体110の幅方向の寸法は、約500mmから約700mm程度とされることが、好ましい。
また、上述した記憶システム100等の設置方法を工夫することにより、さらに、記憶システム100の冷却性能を向上させることもできる。図18は、記憶システムの設置の一例を示す説明図である。図18には、いわゆるフリーアクセス床1605に配置された記憶システム100および記憶システム100Aが示されている。図18は、記憶システム100、100Aを、接地面に垂直な面で切断した断面を、フリーアクセス床1605の断面と併せて示している。図18に示すフリーアクセス床1605を有する部屋には、床からの吹き上げ式の空調装置が導入されており、図18に示すように、空調装置の送風口1600が、フリーアクセス床に設けられている。送風口1600からは、矢印Fupで示すように、冷却風がそれぞれ吹き上げられている。図18において、記憶システム100および記憶システム100Aは、それぞれ、送風口1600に、中空部Sが位置するように設置されている。記憶システム100は、送風口1600から吹き出した低温の冷却風を収容体110に備えられた冷却ファン300により外部へ排気する(図18:矢印Fout)。かかる場合には、冷えていない空気を、筐体上方から吸気する場合に比べて、冷却効果が向上する。記憶システム100Aは、外部機器から中空部Sへ空気を吸引する(図18:矢印Fin)。かかる場合には、中空部S内に吸引された空気は、送風口1600からの冷却風によって吹き上げられるので、上述した天井部800および天井ファン810を省略できる。
本実施例における記憶システム100は、図1に示すようにバックアップ用に限られるものではない。ホスト計算機に接続され、正記憶システムとして用いられても良い。また、制御ユニット101の内部構成を始め、記憶システム100の機能的な構成は、いかなるタイプのものであっても良い。例えば、上記では図8を参照して、ディスクアダプタとチャネルアダプタを含むディスクコントローラDKCについて説明したが、これに代えて、他の構成のディスクコントローラDKCを用いても良い。例えば、例えば一つの制御部でディスクアダプタとチャネルアダプタの処理を行う構成のディスクコントローラや、チャネルアダプタとディスクアダプタからプロセッサを独立させ、各インターフェイスとプロセッサとをスイッチで相互に接続する構成のディスクコントローラを用いても良い。
以上、実施例、変形例に基づき本発明について説明してきたが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨並びに特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれる。
第1実施例に係る記憶システムを含む計算機システムの一構成例を模式的に示す説明図である。 第1実施例に係る記憶システムの外観を示す斜視図である。 第1実施例に係る記憶システムを接地面と平行な面で切断した断面図である。 図3の断面図のうち1つの収容体に対応する部分を拡大して示す断面図である。 収容体を内側からみた第1の側面図である。 収容体を外側からみた第2の側面図である。 記憶システムにおける冷却風の送風方向を示す説明図である。 記憶システムの機能的構成を示す概略図である。 通常用いられている従来の収容体を示す概略図である。 記憶システムの設置面積と複数の収容体の数との関係を示すグラフである。 第2実施例に係る記憶システムを接地面と平行な面で切断した断面図である。 第2実施例に係る記憶システムの外観を示す斜視図である。 天井ファンを制御する機能的構成を示すブロック図である。 第3実施例に係る記憶システムを接地面と平行な面で切断した断面図である。 扉体を収容体との対向面側から見た側面図である。 第3実施例に係る記憶システムの外観を示す第1の斜視図である。 第3実施例に係る記憶システムの外観を示す第2の斜視図である。 記憶システムの設置の一例を示す説明図である。
符号の説明
50...接続部材
100、100A、100B...記憶システム
101...制御ユニット
102...出入り口用扉
110...収容体
120...電源収容部
130...ドライブ収容部
135...サブ収容部
200、201、202...ディスクドライブ
210、220...アクセスLED
250...ポートセレクタ
300、350...冷却ファン
400...配線基板
500...電源部
700...保護カバー
800...天井部
810...天井ファン
850...蓋体
900...扉体
950...枠体
1110...ドライブ電流検出部
1120...冷却ファン制御部
1130...総吸気量算出部
1140...天井ファン制御部
1600...送風
1605...フリーアクセス床
S...中空部
CO1...外部チャネル
CHA0、CHA1...チャネルアダプタ
D1〜D4...内部チャネル
DKA0、DKA1...ディスクアダプタ
CM0、CM1...キャッシュメモリ
NW0、NW1...相互結合網
DKC...ディスクコントローラ
SVP...保守端末
SW1〜SW3...スイッチ

Claims (19)

  1. 記憶システムであって、
    内側に保守作業のための略多角柱形状の中空部を形成するように配置された複数の収容体であって、前記複数の収容体のうちの第1の収容体と第2の収容体との間には、前記中空部に作業者が入るための入口部が形成されている、前記複数の収容体と、
    前記複数の収容体の内側または外側から脱着可能に装着されると共に、前記複数の収容体のそれぞれに、第1の面を形成するように配列された複数のディスクドライブと、
    前記複数の収容体のそれぞれに、前記第1の面と略平行な第2の面を形成するように配列された複数の冷却器と、
    を備える記憶システム。
  2. 請求項1に記載の記憶システムは、さらに、
    前記複数の収容体のうちの隣接する2つの収容体を接続するための接続部を備える記憶システム。
  3. 請求項1に記載の記憶システムにおいて、
    前記複数の収容体の数は、3ないし10のいずれかである記憶システム。
  4. 請求項1に記載の記憶システムは、さらに、
    前記複数の収容体の全部または一部に、前記ディスクドライブと異なる高さに配置されると共に、前記ディスクドライブに電力を供給する電源部を備える記憶システム。
  5. 請求項1に記載の記憶システムにおいて、
    前記第1の面は、前記略多角柱形状の中空部を区画する内壁面であり、
    前記第2の面は、前記内壁面と反対側の外壁面であり、
    前記冷却器は、前記複数の収容体の内側から外側に向けて送風する記憶システム。
  6. 請求項1に記載の記憶システムにおいて、
    前記第2の面は、前記略多角柱形状の中空部を区画する内壁面であり、
    前記第1の面は、前記内壁面と反対側の外壁面であり、
    前記冷却器は、前記複数の収容体の外側から内側に向けて送風する記憶システム。
  7. 請求項6に記載の記憶システムにおいて、
    前記冷却器により前記略多角柱形状の中空部に送られた空気を排気するための排出器を、前記中空部の上方に備える記憶システム。
  8. 請求項7に記載の記憶システムにおいて、
    前記排出器の出力は、前記冷却器の動作状況に応じて調節される記憶システム。
  9. 請求項1に記載の記憶システムにおいて、
    前記記憶システムは、床からの吹き上げ式の空調装置の送風口に、前記中空部が位置するように配置される記憶システム。
  10. 記憶システムであって、
    内側に保守作業のための略多角柱形状の中空部を形成するように配置された複数の収容体であって、前記複数の収容体のうちの第1の収容体と第2の収容体との間には、前記中空部に作業者が入るための入口部が形成されている、前記複数の収容体と、
    前記複数の収容体の内側から脱着可能に装着されると共に、前記複数の収容体のそれぞれに、内壁面を形成するように配列された複数の第1のディスクドライブと、
    前記複数の収容体の外側から脱着可能に装着されると共に、前記複数の収容体のそれぞれに、外壁面を形成するように配列された複数の第2のディスクドライブと、
    各収容体の外側または内側に、開閉可能に取り付けられた複数の扉体であって、閉じている状態において、前記収容体の前記内壁面および前記外壁面のうちの取り付けられている側の壁面に対して略平行に対向する、前記複数の扉体と、
    各扉体に、前記取り付けられている側の壁面に対して略平行に対向する面を形成するように配列された複数の冷却器と、
    を備える記憶システム。
  11. 請求項10に記載の記憶システムは、さらに、
    前記複数の収容体のうちの隣接する2つの収容体を接続するための接続部を備える記憶システム。
  12. 請求項10に記載の記憶システムにおいて、
    前記複数の収容体の数は、3ないし10のいずれかである記憶システム。
  13. 請求項10に記載の記憶システムは、さらに、
    前記複数の収容体の全部または一部に、前記ディスクドライブと異なる高さに配置されると共に、前記ディスクドライブに電力を供給する電源部を備える記憶システム。
  14. 請求項10に記載の記憶システムは、さらに、
    前記複数の扉体の少なくとも1つが開けられた状態で動作している時に、前記複数の収容体の上面において、前記中空部の上方の開口部を覆うための蓋体であって、上方から前記中空部に対する空気の流入出を抑制する蓋体を備える記憶システム。
  15. 請求項10に記載の記憶システムにおいて、
    前記扉体は、前記複数の収容体の外側に取り付けられており、
    前記冷却器は、前記複数の収容体の内側から外側に向けて送風する記憶システム。
  16. 請求項10に記載の記憶システムにおいて、
    前記扉体は、前記複数の収容体の内側に取り付けられており、
    前記冷却器は、前記複数の収容体の外側から内側に向けて送風する記憶システム。
  17. 請求項16に記載の記憶システムにおいて、
    前記冷却器により前記略多角柱形状の中空部に送られた空気を排気するための排出器を、前記中空部の上方に備える記憶システム。
  18. 請求項17に記載の記憶システムにおいて、
    前記排出器の出力は、前記冷却器の動作状況に応じて調節される記憶システム。
  19. 請求項10に記載の記憶システムにおいて、
    前記記憶システムは、床からの吹き上げ式の空調装置の送風口に、前記中空部が位置するように配置される記憶システム。
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