JP2014127024A - ラックキャッピング装置 - Google Patents

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Arihiro Umemoto
有裕 梅本
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Abstract

【課題】ラックの配置構成により、効率的な冷却効果が期待可能なラックキャッピング装置を提供する。
【解決手段】熱を発生する機器を収納する3つ以上のラック(例えばサーバラック)を対向し、かつラック正面又は背面同士により空間を構成されるように配置し、当該ラック内の機器を冷却するための空調装置の冷気をフリーアクセス床下側から空間に供給し、当該冷気がラック外に排気されるように構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、空調環境にあるIT機器、例えば複数のサーバを内蔵するサーバラック同士でホットアイル又はコールドアイルの空間を構成するラックキャッピング装置に関する。
従来、サーバラック列間のホットアイル又はコールドアイルをキャッピングし、空調環境におけるサーバルームの冷却効率を上げるシステムが提案されている。
例えば、本技術分野の背景技術として、特開2005−260148号公報(特許文献1)および特開2010−122747号公報などがある。
特許文献1には、「通路を挟んで両側に設置され前面から給気して上面または背面から熱を帯びた空気を排気する機器収容用ラックに設けられ、前記上面または背面から排出された空気の前記前面側への回り込みを阻止する回り込み防止装置において、前記通路を挟んで両側のラックの上面にそれぞれ設けられる固定具と、これら固定具に両端部を支持する遮蔽板とを備え、該遮蔽板は、前記両側の固定具の少なくともいずれか一方側で固定されることを特徴とする回り込み防止装置。」が記載されている(請求項1参照)。
また、特許文献2には、「複数のラックからなるラック列を対向配置し、該ラック列間に形成されるラック間通路に、天井部と入口扉部と該入口扉部対向する位置に設置された背面部を設けて形成されたラック間通路遮蔽構造。」が記載されている(請求項1参照)。
特開2005−260148号公報
特開2010−122747号公報
前記特許文献1には、電算機室用空調システムにおいて、電算機等の機器を十分に冷却することができるとともに省エネルギーにも貢献する回り込み防止装置が記載されている。また、前記特許文献2には、サーバルーム・データセンターにおいて、サーバ自体の省電力化と共に、空調効率を改善できるラック間通路遮蔽構造が記載されている。
しかし、これらの装置や構造は、空調システムやサーバルーム・データセンターの遮蔽板や天井パネル(密閉部材)を支持する固定具やレール部材などキャッピング用の各種部材が必要であり、またこれらの部材を、ラックの上面や側面に取り付ける必要があり、その構築に時間を要すると共に構造が複雑となる課題があった。
そこで、本発明は、係る課題に鑑み、特別な固定具やレール部材などのキャッピング部材を必要とすることなく、ラックの配置構成により、省エネで効率的な冷却効果が期待可能なラックキャッピング装置を提供する。
上記課題を解決するために、本発明は、熱を発生する機器を収納する3つ以上のラック(例えばサーバラック)同士をサークル状にかつラック同士間で囲まれる独立した空間が構成されるように配置し、当該空間に各ラック内の機器を冷却するための空調装置の冷気を床下側又はラック外側から供給し、当該冷気がラック内を通してラック外又は床下側に排気されるように構成したことを特徴とするものである。
例えば、本発明のラックキャッピング装置は、3つ以上のラックを有するデータセンターの空調設備であって、3つ以上のラック同士を、当該ラックの正面又は背面同士が内側に向くようにサークル状に配置し、かつ当該ラックの正面又は背面側の内側に塞がれる独立した空間を構成し、当該空間に空調装置の機器冷却用空気(冷気)を床下側又はラック外側から吸気し、当該冷気がラック内を通してラック外側又は床下側に排出されるような構成とすることを特徴とする。
本発明によれば、ラック同士をもって塞がれる独立した空間(コールドアイル又はホットアイル)を構成するようにラックの正面同士が内側または、外側に向くようにサークル状に配置し、当該空間に例えば床下側から冷気を供給し、ラック内のIT機器を通して外に排出構成としているため、ラック自身でキャッピングを行う。特別なキャッピング部材を用意する必要がなく、部材の低減効果を期待できる。
本発明の第1の実施例を示すラックキャッピング装置の上面図である。 本発明のラックキャッピング装置をフリーアクセス床上に配置したときの要部断面図である。 本発明の第2の実施例を示すラックキャッピング装置の上面図である。 本発明の第3の実施例を示すラックキャッピング装置の上面図である。
以下、実施例について図面を用いて説明する。
本実施例では、データセンターでの空調室の冷却効率向上を図るために、3つ以上のラック(例えば19インチのサーバラック)同士をもってキャッピング空間を構成し、当該空間を、冷却装置(空調機)をもって空調する例について説明する。
図1、図2は、本実施例の一実施例のラックキャッピング装置の構成図である。
4つのサーバラック110、120、130、140は、サークル状に配置する。
即ち、各4つのサーバラック110、120、130、140の正面111、121、131、141同士が内側に向くようにサークル状に配置し、かつ当該正面同士をもって内側に独立した空間(コールドアイル)180が構成されるように配置する。空間180は、四角形に構成される。
換言すれば、4つのラックのみをもって取り囲まれ、塞がれる独立した四角柱状の空間180を構成する。
本実施例では、4つのサーバラックの正面同士をもって塞がれる独立した空間を構成するようにしているが、これはサーバラックの背面同士が内側に向くように配置して空間(ホットアイル)180を構成しても良い。
フリーアクセス床170は、複数の架台171を有する。フリーアクセス床170の架台171(空間180に対向する位置)には、空調機からのサーバラック冷却用冷気(冷気)をサーバラック間の空間180に供給可能とする複数の貫通孔1711を有する。
空調機(図示省略)の冷気は、フリーアクセス床170の床下側からサーバラック同士で塞がれた独立した空間に供給され、自然対流の力により、矢印で示す如く、サーバラック110、120、130、140の正面111、121、131、141側(空間150)から背面側(ラック外側)に向けて流れ、サーバなどのIT機器を冷却して排出される。
図3は、本発明の第2の実施例のキャッピングラック装置の上面図である。
本実施例では、3つのサーバラック同士をもって塞がれる独立した空間を構成したものである。この場合には、空間150は、三角柱状に構成される。第1実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
図4は、本発明の第3の実施例のキャッピングラック装置の上面図である。
本実施例では、6つのサーバラック同士をもって塞がれる独立した空間を構成したものである。この場合には、空間180は、六角形に構成される。第1実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。サーバラック150、160は、それぞれ正面151、161及び背面152、162を有する。
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上述した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
110、120、130、140、150、160 サーバラック
170 フリーアクセス床
1711 貫通孔
180 空間

Claims (1)

  1. 3つ以上のラックを有するデータセンターの空調設備であって、3つ以上のラック同士を、当該ラックの正面又は背面同士が内側に向くようにサークル状に配置し、かつ当該ラックの正面又は背面側の内側に閉じられる独立した空間を構成し、当該空間に空調装置の機器冷却用空気(冷気)を床下側又はラック外側から吸気し、当該冷気がラック内を通してラック外側又は床下側に排出されるようにすることを特徴とするラックキャッピング装置。
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