JP2007086610A - 微分干渉顕微鏡及び欠陥検査装置 - Google Patents

微分干渉顕微鏡及び欠陥検査装置 Download PDF

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Abstract

【課題】方向性を有する欠陥であっても、欠陥の方向性に依存することなく欠陥像を撮像できる微分干渉顕微鏡を提供する。
【解決手段】本発明による微分干渉顕微鏡は、試料の微分干渉像を撮像装置(11)により撮像し、その映像信号を画像処理装置に出力する。画像処理装置において、第1のシャーリング方向の第1の微分干渉像と第1のシャーリング方向と直交する第2のシャーリング方向の第2の微分干渉像とを画像合成する。画像合成に際し、第1の微分干渉像と第2の微分干渉像とを2乗和処理して画像合成を行う。2乗和処理により、画像の輝度情報の符号が反転するので、欠陥のエッジの周囲にそって明のリング状の画像部分が形成され、方向性の無い欠陥像が撮像される。
【選択図】図1

Description

本発明は微分干渉顕微鏡、特に欠陥のエッジを鮮明に撮像できる微分干渉顕微鏡に関するものである。
また、本発明は微分干渉顕微鏡を用いた欠陥検査装置、特に半導体ウェハやフォトマスク等の表面に存在する方向性を有する欠陥を高精度に検出できる欠陥検査装置に関するものである。
微分干渉顕微鏡は、光軸方向すなわち試料の深さ方向に高い検出感度を有し、数μm程度の微細な凹凸を正確に検出することができ、半導体ウェハやフォトマスク等の表面領域に存在する微細な欠陥を検出する欠陥検査装置に用いることができる。一方、微分干渉顕微鏡は、2本の干渉光の離間方向(横ずらし方向ないしシャーリング方向)にだけしか検出感度を有しないため、シャーリング方向にそって延在する細長い線状欠陥や楕円形状の欠陥を検出するのが困難になる欠点があった。この欠点を解消する微分干渉顕微鏡として、照明光から2本の干渉光を発生させる偏光分離プリズム及び検光子を光軸のまわりで回転できるように設定した微分干渉顕微鏡が既知である(例えば、「特許文献1」参照)。この既知の微分干渉顕微鏡では、偏光分離プリズム及び検光子が光軸のまわりで回転できるため、シャーリング方向を自在に設定でき、多方向から試料の微分干渉像を撮像できる利点がある。
別の微分干渉顕微鏡を用いた欠陥検査装置として、欠陥部の斜面において微分干渉像の輝度が変化する点に着目し、欠陥像の明暗の変化に基づいて欠陥検査を行うことが既知である(例えば、特許文献2参照)。この既知の欠陥検査方法では、微分干渉顕微鏡から出力される微分干渉像について微分処理及び2値化処理を行い、凹状欠陥のエッジ部を除く欠陥内部の輝度変化を検出して欠陥検査が行われている。
特開平5−303040号公報 特開2002−365236号公報
特許文献1に記載の微分干渉顕微鏡では、試料の微分干渉像を多方向から観察できる利点を有するものの、方向性を有する線状欠陥を観察する場合、欠陥の延在方向とシャーリング方向とが一致した場合、欠陥の形状に対応した欠陥像が撮像されない欠点があった。すなわち、微分干渉像は、試料表面に存在する位相差により形成され、1個の欠陥について明部と暗部とが結合された濃淡画像として撮像されるため、細長い線状欠陥の場合明部と暗部とが離間してしまい、欠陥の形状に対応した欠陥像が撮像されない欠点があった。また、このような欠陥については、シャーリング方向を欠陥の形状や方向に対応するように設定し直す必要があった。
半導体ウェハやフォトマスクの表面に形成された欠陥を検査する欠陥検査においては、欠陥の生成要因を分析及び解析するため、欠陥の存在だけを検出するのではなく、欠陥の形状や大きさを正確に検出できることが要求される。しかしながら、特許文献2に記載の欠陥検査装置では、試料の微分干渉像について微分処理及び2値化処理を対としておこなっているため、2値化処理により欠陥のエッジ部分の画像情報が除去されてしまい、欠陥の形状や大きさに対応した画像情報が得られない欠点があった。また、予め定めた1つのシャーリング方向の微分干渉像しか撮像されないため、シャーリング方向によっては欠陥が検出されたり又は検出されない場合があり、欠陥の個数を正確に計数できない欠点もあった。このように、欠陥の形状や大きさ並びに欠陥の個数を正確に検出できないことは、微細な欠陥を観察する微分干渉顕微鏡として致命的な欠点である。
本発明の目的は、方向性を有する欠陥であっても、欠陥の方向性に依存することなく欠陥像を撮像できる微分干渉顕微鏡を提供することにある。
本発明の別の目的は、欠陥の大きさ及び形状を正確に検出できる微分干渉顕微鏡を提供することにある。
さらに、本発明の別の目的は、欠陥の個数を正確に計数できる微分干渉顕微鏡を提供することにある。
さらに、本発明の別の目的は、方向性を有する欠陥であっても高精度に欠陥検出することができる欠陥検査装置及び欠陥検査方法を提供することにある。
本発明による微分干渉顕微鏡は、
照明光を発生する光源装置と、
前記照明光から所定のシャーリング方向に離間した2つの照明ビームを発生すると共に試料から出射した2つのビームを合成して干渉光を発生する微分干渉光学系と、
微分干渉光学系から出射した2つの照明ビームを試料に向け投射する対物レンズと、
前記微分干渉光学系から出射した干渉光を検出する検光子と、
検光子からの出射光を受光して試料の微分干渉像を撮像する撮像装置と、
前記撮像装置から出力される映像信号について画像処理を行い、画像処理されたビデオ信号を出力する画像処理装置とを具え、
前記画像処理装置は、第1のシャーリング方向の第1の微分干渉像と第1のシャーリング方向と直交する第2のシャーリング方向の第2の微分干渉像とを合成して合成画像を出力する画像合成手段を有し、当該画像合成手段は、前記第1の微分干渉像と第2の微分干渉像について2乗和処理を行うことを特徴とする。
凹状及び凸状の欠陥の微分干渉像は、シャーリング方向にそって明及び暗の濃淡画像として撮像される。そこで、本発明では、シャーリング方向が互いに直交する第1及び第2のシャーリング方向の微分干渉像を撮像する。これら微分干渉像は、画像処理装置において、2乗和処理を用いて画像合成する。この2乗和処理により、画像の符号成分が除去されるため、暗の画像部分は反転して明の画像部分に変換される。この結果、欠陥のエッジにそって明のリング状の画像が形成され、欠陥の周縁部が鮮明な欠陥像を出力することができる。特に重要なことは、一方向に延在する方向性欠陥の場合、2乗和処理を行うことにより、方向性が除去された欠陥像が形成されることである。この結果、線状及び楕円状の欠陥についても、欠陥の方向性に依存することなく実際の欠陥の形状及び大きさに対応した形状及び大きさの欠陥像を鮮明に撮像することができる。
本発明による微分干渉顕微鏡の好適実施例は、リターデーション量をπ/2に設定して微分干渉像を撮像することを特徴とする。リターデーション量をπ/2に設定して微分干渉像を撮像することにより、2乗和処理により得られる明の画像部分と暗の画像部分の輝度成分がほぼ等しくなる利点がある。
本発明による微分干渉顕微鏡の好適実施例は、第1及び第2のシャーリング方向でそれぞれ撮像された画像の輝度をそれぞれIx及びIyとし、中立値をそれぞれIxo及びIyoとした場合、前記画像合成手段は、式
I=(Ix−Ixo)+(Iy−Iyo)
に基づいて2乗和処理を実行することを特徴とする。上記式より明らかなように、2乗和処理により欠陥の方向性に依存しない欠陥像を出力することができる。
本発明による微分干渉顕微鏡の別の好適実施例は、画像処理装置は、さらに、前記合成画像について2値化処理する手段を有し、2値化された合成画像を出力することを特徴とする。
本発明による微分干渉顕微鏡の別の好適実施例は、画像合成手段と2値化手段との間に空間フィルタを配置し、合成画像についてエッジ強調処理をおこなってから2値化処理を行うことを特徴とする。例えば微分処理のようなエッジ強調処理を行うことにより、エッジ部が一層鮮明な欠陥像を出力することができる。尚、2つの微分干渉像について空間フィルタ処理を行ってエッジ部を一層鮮明に処理してから画像合成処理を行うことも可能である。
本発明による微分干渉顕微鏡の別の好適実施例は、2値化処理の後に埋め込み処理を行い、リング状の画像の内側領域を当該リング状画像とほぼ同一の輝度に修正することを特徴とする。この埋め込み処理を行うことにより、リング状の欠陥像が白又は黒の一様な画像濃度の欠陥像に変換されるため、欠陥の面積が明確になり、欠陥判定処理が一層容易になる。
本発明による微分干渉顕微鏡の別の好適実施例は、微分干渉光学系をノマルスキープリズムで構成したことを特徴とする。
本発明による微分干渉顕微鏡の好適実施例は、微分干渉光学系及び検光子を光軸のまわりで回転させる回転駆動機構を有し、前記第1のシャーリング方向の微分干渉像を撮像し、微分干渉光学系及び検光子を光軸のまわりで90°回転させて第2のシャーリング方向の微分干渉像を撮像することを特徴とする。
本発明による微分干渉顕微鏡の別の好適実施例は、微分干渉光学系を、第1のシャーリング方向に相互に離間した2つの照明ビームを形成すると共に試料から出射した2つの光を合成して干渉光を形成する第1の微分干渉光学系と、第1のシャーリング方向と直交する第2のシャーリング方向に離間した2つの照明ビームを形成すると共に試料から出射した2つの光を合成して干渉光を形成する第2の微分干渉光学系とが並列配置された光学装置で構成し、
前記光学装置を光路中に挿脱する手段を有し、前記第1及び第2の微分干渉光学系を選択的に光路中に挿脱することにより前記第1及び第2の微分干渉像を撮像することを特徴とする。
本発明による撮像方法は、微分干渉顕微鏡を用いて試料像を撮像する撮像方法であって、
第1のシャーリング方向の第1の微分干渉像を撮像する工程と、
第1のシャーリング方向と直交する第2のシャーリング方向の第2の微分干渉像を撮像する工程と、
前記第1の微分干渉像と第2の微分干渉像とを画像合成する工程とを具え、
前記画像合成工程において、第1の微分干渉像と第2の微分干渉像との2乗和を求めることにより画像合成を行うことを特徴とする。
本発明による撮像方法の好適実施例は、第1及び第2の微分干渉像を、リターデーション量をπ/2に設定して撮像し、
前記画像合成工程により出力される合成画像について2値化する工程を有し、 2値化された合成画像を出力することを特徴とする。
本発明による欠陥検査装置は、請求項1から9までのいずれか1項に記載の微分干渉顕微鏡を用い、当該微分干渉顕微鏡から出力されるビデオ信号を用いて欠陥判定を行う欠陥判定手段を有することを特徴とする。本発明による微分干渉顕微鏡は、形状及び大きさが実際の欠陥の形状及び大きさにほぼ対応した欠陥像を撮像することができるので、欠陥の生成要因を分析及び解析するために極めて有用な欠陥検査装置を実現することができる。しかも、方向性を有する欠陥であっても、方向性に依存しない欠陥像を撮像できるので、種々の形状やサイズの欠陥について明瞭に欠陥判定することができる。特に重要なことは、実際の欠陥の形状及び大きさに対応した形状及び大きさの欠陥像を撮像することができるので、欠陥検査の際検出感度を高く設定することなく欠陥検出を行うことができ、この結果、疑似欠陥の発生も防止される。尚、欠陥判定手段は、欠陥候補画像の面積を求める手段を有し、欠陥候補の面積を所定の閾値と比較して欠陥判定を行うことが可能である。
本発明による欠陥検査方法は、試料表面に存在する欠陥を検出する欠陥検査方法であって、
欠陥検査すべき試料の表面を光ビームで2次元走査して欠陥の候補及びそのアドレスを求める工程と、
微分干渉顕微鏡により、前記欠陥候補のアドレス又はその近傍の表面領域を第1のシャーリング方向で第1の微分干渉像を撮像すると共に第1のシャーリング方向と直交する第2のシャーリング方向で第2の微分干渉像を撮像する工程と、
前記第1及び第2の微分干渉像について2乗和処理を行って画像合成する工程と、
得られた合成画像の面積を所定の閾値と比較することにより欠陥か否か判定することを特徴とする。
本発明による欠陥検査方法の好適実施例は、画像合成処理を行った後、2値化処理及び埋め込み処理を行ってから欠陥判定を行うことを特徴とする。
本発明においては、シャーリング方向が互いに直交する2つの微分干渉像について、2乗和処理により画像合成しているので、画像の輝度に関する符号情報が除去された欠陥像を出力することができる。すなわち、明の画像部分と暗の画像部分とが結合した濃淡の微分干渉像について、暗の画像部分は明の画像部分に反転した画像に変換されるので、欠陥の外周にそって明瞭なリング状の欠陥像を出力することができる。この結果、形状及び大きさが実際の欠陥の形状等にほぼ一致した欠陥像が撮像される。特に、方向性を有する欠陥について、方向性が除去される欠陥像を出力することができる。
初めに、本発明による微分干渉顕微鏡の原理について説明する。図1は本発明による微分干渉顕微鏡の撮像原理を説明するための線図である。図1Aは撮像すべき欠陥の一例を示すものであり、例えば半導体ウェハのような平坦な試料表面上に微小な凸状の欠陥が存在するものとする。この凸状欠陥の微分干渉像を図1Bに示し、左側の図面はシャーリング方向をx方向に設定し、右側の図面はシャーリング方向をx方向と直交するy方向に設定して撮像したものである。撮像時のリターデーション量はπ/2に設定する。微分干渉顕微鏡による凸状欠陥及び凹状欠陥の微分干渉像は、シャーリング方向にそって明(高輝度)の画像部分と暗(低輝度)の画像部分とが結合された濃淡画像として撮像される。すなわち、図1Bの左側の図面において、微分干渉像は、x方向にそって明の画像部分1と、暗の画像部分2と、これらの画像部分の中間に位置する中間濃度(グレイ)の画像部分3とから構成される。同様に、図1Bの右画像の図面において、微分干渉像は、y方向にそって明の画像部分1と、暗の画像部分2と、これらの画像部分の中間に位置する中間濃度(グレイ)の画像部分3とから構成される。尚、リターデーション量はπ/2に設定しているため、バックグランドも中間濃度(中立値)となる。
本発明では、2次元CCDから出力されるビデオ信号を処理する画像処理装置において、シャーリング方向が直交する2つの微分干渉像を合成して合成画像を作成する。この画像合成処理において、以下の式に基づいて2乗和処理を実行する。
I={(Ix−Ixo)+(Iy−Iyo) }1/2
ここで、Ixはシャーリング方向がx方向の微分干渉像の輝度を表し、Iyはシャーリング方向がy方向の微分干渉像の輝度を表し、Ixo及びIyoは例えばバックグランウドの輝度値に対応する中立値を表す。2乗和処理に基づく画像合成の結果として得られる合成画像を図1Cに示す。画像合成処理において、各輝度値Ix及びIyと中立値Ixo及びIyoとの差分が2乗されるため、暗の画像部分3は明の画像に変換される。この結果、凸状欠陥のエッジのほぼ全周にわたってリング状の明の画像部分が形成され、形成される明のリング状画像部分の外周は凸状欠陥のエッジの外周にほぼ対応する。従って、シャーリング方向がx及びy方向に設定された微分干渉像を2乗和処理を行って画像合成することにより、欠陥のエッジ部の画像情報を明瞭に含む欠陥像を撮像することができる。
さらに、必要に応じて2値化処理を行うことにより、一層鮮明な欠陥像を形成することができる。
尚、当該説明においては、凸状欠陥を例にして説明したが、勿論凹状欠陥の場合も同様である。すなわち、凹状の欠陥も明部と暗部とか結合した微分干渉像が撮像されるので、欠陥のエッジの画像情報を明瞭に含む欠陥像を撮像することができる。
図2は、欠陥の例として、x方向に延在する凹状の線状欠陥を例にしたものである。図2Aは線状欠陥の形態を示す斜視図であり、図2Bはシャーリング方向をx方向及びy方向に設定した撮像した微分干渉像である。図2の右側に示すように、シャーリング方向と線状欠陥の延在方向とが直交する場合、明の画像部分と暗の画像部分とが結合した微分干渉像が形成される。しかしながら、図2Bの左側に示すように、シャーリング方向と欠陥の延在方向とが一致した場合、暗の画像部分と明の画像部分とが離間していまい、欠陥か否か判定することが困難である。
このような方向性を有する線状欠陥であっても、2乗和処理による画像合成を行うことにより、図2Cに示すように、線状欠陥のエッジ部の全周にそってリング状の明の画像が形成され、エッジが明瞭にされた線状欠陥像を形成することができる。すなわち、シャーリング方向が互いに直交する2つの方向から撮像した微分干渉像について、2乗和処理による画像合成を行うことにより、欠陥のエッジ部の画像情報が明瞭にされ、方向性の無い欠陥画像を形成することができる。
図3は本発明による微分干渉顕微鏡の第1実施例を示す線図である。レーザ光源1から発生したレーザ光をX−Yスキャナ2により2次元走査して照明光を形成する。照明光はλ/4板3により円偏光に変換され、レーザ光源から試料に向かう光と試料から出射した光とを分離するビームスプリッタ4に入射する。ビームスプリッタ4で反射した照明光は微分干渉光学系(偏光分離素子)5に入射する。本例では、微分干渉光学系5はノマルスキープリズムで構成し、リターデーション量はπ/2に設定する。微分干渉光学系5から第1の方向(紙面内方向)に所定のシャー量だけ離間した常光線及び異常光線の2本の干渉光が出射する。2本の干渉光は対物レンズ6に入射し、X−Yステージ7上に載置した試料8に垂直に入射する。試料として、例えば微細な欠陥を検査する必要がある半導体ウェハ、ICパターン付きのウェハ、位相シフトマスク、カラーフィルタ、ガラス基板、サラミック基板等とすることができる。試料表面に微細な凹状ないし凸状の欠陥が存在する場合、凹凸の大きさに対応して2本の干渉光間に位相差が発生する。
試料8の表面で反射した2つの反射光は、再び対物レンズ6を経て微分干渉光学系5に入射し、合成されて干渉光となり出射する。干渉光はビームスプリッタ4を透過し、検光子9に入射する。検光子9は任意の方位角に設定することができ、クロスニコル又は平行ニコルとなるように設定する。検光子から出射した光は結像レンズ10を経て撮像装置である2次元CCD11に入射する。従って、試料表面の微分干渉像が撮像装置11により撮像され、出力されるビデオ信号は後述する信号処理回路に供給する。
ノマルスキープリズム5及び検光子9の支持枠は平歯車の対を介して回転軸12にそれぞれ連結し、回転軸12はモータ13に連結し、モータの回転量をエンコーダ14により検出する。従って、モータ13の回転によりノマルスキープリズム5及び検光子9は光軸のまわりで回転することができ、種々のシャーリング方向に離間した2つの干渉光を用いて試料の微分干渉像を撮像することができる。
2次元CCD11から出力されるビデオ信号を処理する画像処理装置の一例を示す線図である。2次元CCD11から出力されるビデオ信号は増幅器20により増幅され、スィッチング手段21を介して第1及び第2の画像メモリ22及び23に格納される。例えば、第1の画像メモリ22には第1のシャーリング方向で撮像した第1の微分干渉像を格納し、第2の画像メモリ23には第1のシャーリング方向と直交する第2のシャーリング方向で撮像した第2の微分干渉像を格納する。
第1の画像メモリに格納された第1の微分干渉像を表すビデオ信号は第1の減算器24に供給され、中立値Ixoだけ減算され、第2の画像メモリ23に格納された第2の微分干渉像を表すビデオ信号は第の2減算器25に供給され、中立値Iyoだけ減算される。中立値だけ減算された2つの画像信号は、平方処理手段26及び27にそれぞれ供給されて、2乗処理される。2乗された画像信号は加算手段28において加算され、画像合成される。さらに必要に応じて平方根処理手段29において平方根処理され、図1C及び図2Cに示す、I={(Ix−Ixo)+(Iy−Iyo)}1/2 の輝度情報が各画素毎に得られる。
平方根処理手段29から出力される合成画像信号は、欠陥のエッジ部分は明の画像であり、欠陥の内部及びバックグラウンドは中間濃度であるため、2値化手段30により2値化処理を行い、より鮮明な欠陥像を形成する。
尚、必要に応じて埋め込み処理を行い、欠陥の周囲にそって形成されるリング状の明の画像部分の内側領域をほぼ同一輝度に変換することができる。この埋め込み処理により、欠陥像の大きさを一層鮮明に認識することができ、欠陥検査装置に有用な画像信号を出力することができる。
さらに、2値化手段30の前段に空間フィルタを配置し、欠陥のエッジ部を一層強調してから2値化処理することも可能である。
次に、本発明による欠陥検査方法について説明する。図5は本発明による欠陥検査方法の一連の工程を示すフローチャートである。初めに、例えばコンフォーカル顕微鏡を用い、欠陥検査すべき試料の全面を光ビームにより2次元走査して欠陥の候補及びそのアドレスを検出する(ステップ1)。
次に、検査すべき試料を図1に示す微分干渉顕微鏡のステージ上に配置する。そして、欠陥候補のアドレスを用い、顕微鏡の視野を欠陥候補が視野内に入るようにステージを設定する。この状態で、第1のシャーリング方向に設定して第1の微分干渉像を撮像する(ステップ2)。
次に、微分干渉光学系及び検光子を回転させて第1のシャーリング方向と直交する第2のシャーリング方向に設定して第2の微分干渉像を撮像する(ステップ3)。
次に、画像処理装置において、第1の微分干渉像と第2の微分干渉像について2乗和処理を行い、画像合成処理を行う(ステップ4)。
画像合成の後、2値化処理を行う。この2値化処理において、リターデーションがπ/2の際の輝度をしきい値として2値化することができる。
2値化処理の後、埋め込み処理を行い、欠陥候補のリング状の画像の内側領域を同一輝度で埋め込む。
2値化処理の後、欠陥判定を行い、欠陥候補が真の欠陥であるか又は疑似欠陥であるかの判定を行う(ステップ7)。欠陥判定に際し、例えば面積比較により欠陥判定を行うことができる。すなわち、埋め込み処理された合成画像を構成する画素数を計数し、閾値と比較する。閾値以上の画素数の場合欠陥であると判定することができる。別の欠陥判定方法として、合成画像の縦軸方向の長さと横軸方向の長さとの比率を求め、求めた縦横比が所定の閾値を超えるか否かを以て欠陥か否か判断することができる。さらに、欠陥像の形状等の特徴に基づいて欠陥判定することができる。
図6は本発明による微分干渉顕微鏡の変形例を示す線図である。尚、図1で用いた構成要素と同一の構成要素には同一符号を付して説明する。本例では、微分干渉光学系として、シャーリング方向が直交する2つの偏光分離プリズム50及び51を用い、これら2つの偏光分離プリズム50及び51をアクチュウエータ52により光路内に挿脱することによりシャーリング方向が異なる2つの微分干渉像を撮像する。すなわち、第1の偏光分離プリズム50と第2の偏光分離プリズム51とを支持枠(図示せず)により固定し、連結ロッドを介してアクチュエータ52に連結する。例えば、第1の偏光分離プリズム50のし方向を紙面内方向とし、第2の偏光分離プリズム51のシャーリング方向を紙面と直交する方向に設定する。そして、アクチュエータにより2つの偏光分離プリズムを光路内に挿脱する。
本発明は上述した実施例だけに限定されず種々の変形や変更が可能である。例えば、上述した実施例では、微分干渉光学系としてノマルスキープリズムを用いたが、例えばウォルストンプリズム等の種々の偏光分離プリズムを用いることができる。
また、上述した実施例では、照明光源としてレーザと2次元スキャナーとの組み合わせを用いたが、キセノンランプや水銀ランプ等の面照明を行う光源装置を用いることも可能である。
さらに、上述した実施例では、2つの微分干渉像を直接画像合成したが、2つの微分干渉像について空間フィルタ処理を行ってエッジ部分について強調処理してから画像合成することも可能である。
さらに、上述した実施例では、微分干渉光学系及び検光子を回転させてシャーリング方向が直交する2つの微分干渉像を撮像したが、試料を支持するステージとして回転可能なxy−θステージを用い、ステージを対物レンズの光軸の周りで90°回転させてシャーリング方向が直交する2つの微分干渉像を撮像することも可能である。この場合、微分干渉光学系及び検光子を回転させる回転機構は不要である。
凸状欠陥の微分干渉像を本発明による画像処理を行った場合に得られる画像を模式的に示す図である。 線状欠陥の微分干渉像を本発明による画像処理を行った場合に得られる画像を模式的に示す図である。 本発明による微分干渉顕微鏡の一例を示す線図である。 画像処理装置の一例を示す線図である。 本発明による欠陥検査方法の一連の工程を示すフローチャートである。 本発明による微分干渉顕微鏡の変形例を示す線図である。
符号の説明
1 レーザ
2 XYスキャナ
3 1/4波長板
4 ビームスプリッタ
5 微分干渉光学系
6 対物レンズ
7 試料ステージ
8 試料
9 検光子
10 結像レンズ
11 2次元CCD
20 増幅器
21 スィッチング素子
22 第1の画像メモリ
23 第2の画像メモリ
24 第1の減算器
25 第2の減算器
26,27 平方処理手段
28 加算器
29 平方根処理手段
30 2値化手段

Claims (15)

  1. 照明光を発生する光源装置と、
    前記照明光から所定のシャーリング方向に離間した2つの照明ビームを発生すると共に試料から出射した2つのビームを合成して干渉光を発生する微分干渉光学系と、
    微分干渉光学系から出射した2つの照明ビームを試料に向け投射する対物レンズと、
    前記微分干渉光学系から出射した干渉光を検出する検光子と、
    検光子からの出射光を受光して試料の微分干渉像を撮像する撮像装置と、
    前記撮像装置から出力される映像信号について画像処理を行い、画像処理されたビデオ信号を出力する画像処理装置とを具え、
    前記画像処理装置は、第1のシャーリング方向の第1の微分干渉像と第1のシャーリング方向と直交する第2のシャーリング方向の第2の微分干渉像とを合成して合成画像を出力する画像合成手段を有し、当該画像合成手段は、前記第1の微分干渉像と第2の微分干渉像について2乗和処理を行うことを特徴とする微分干渉顕微鏡。
  2. 請求項1に記載の微分干渉顕微鏡において、リターデーション量をπ/2に設定して微分干渉像を撮像することを特徴とする微分干渉顕微鏡。
  3. 請求項2に記載の微分干渉顕微鏡において、第1及び第2のシャーリング方向でそれぞれ撮像された画像の輝度をそれぞれIx及びIyとし、中立値をそれぞれIxo及びIyoとした場合、前記画像合成手段は、式
    I=(Ix−Ixo)+(Iy−Iyo)
    に基づいて2乗和処理を実行することを特徴とする微分干渉顕微鏡。
  4. 請求項1、2又は3に記載の微分干渉顕微鏡において、前記画像処理装置は、さらに、前記合成画像について2値化処理する手段を有し、2値化された合成画像を出力することを特徴とする微分干渉顕微鏡。
  5. 請求項4に記載の微分干渉顕微鏡において、前記画像合成手段と2値化手段との間に空間フィルタを配置し、合成画像についてエッジ強調処理をおこなってから2値化処理を行うことを特徴とする微分干渉顕微鏡。
  6. 請求項4又は5に記載の微分干渉顕微鏡において、前記2値化処理の後に埋め込み処理を行い、リング状の画像の内側領域を当該リング状画像と同一の輝度に修正することを特徴とする微分干渉顕微鏡。
  7. 請求項1から6までのいずれか1項に記載の微分干渉顕微鏡において、前記微分干渉光学系をノマルスキープリズムで構成したことを特徴とする微分干渉顕微鏡。
  8. 請求項1から7までのいずれか1項に記載の微分干渉顕微鏡において、前記微分干渉光学系及び検光子を光軸のまわりで回転させる回転駆動機構を有し、前記第1のシャーリング方向の微分干渉像を撮像し、微分干渉光学系及び検光子を光軸のまわりで90°回転させて第2のシャーリング方向の微分干渉像を撮像することを特徴とする微分干渉顕微鏡。
  9. 請求項1から7までのいずれか1項に記載の微分干渉顕微鏡において、前記微分干渉光学系を、前記第1のシャーリング方向に相互に離間した2つの照明ビームを形成すると共に試料から出射した2つの光を合成して干渉光を形成する第1の微分干渉光学系と、第1のシャーリング方向と直交する第2のシャーリング方向に離間した2つの照明ビームを形成すると共に試料から出射した2つの光を合成して干渉光を形成する第2の微分干渉光学系とが並列配置された光学装置で構成し、
    前記光学装置を光路中に挿脱する手段を有し、前記第1及び第2の微分干渉光学系を選択的に光路中に挿脱することにより前記第1及び第2の微分干渉像を撮像することを特徴とする微分干渉顕微鏡。
  10. 微分干渉顕微鏡を用いて試料像を撮像する撮像方法であって、
    第1のシャーリング方向の第1の微分干渉像を撮像する工程と、
    第1のシャーリング方向と直交する第2のシャーリング方向の第2の微分干渉像を撮像する工程と、
    前記第1の微分干渉像と第2の微分干渉像とを画像合成する工程とを具え、
    前記画像合成工程において、第1の微分干渉像と第2の微分干渉像との2乗和を求めることにより画像合成を行うことを特徴とする撮像方法。
  11. 請求項10に記載の撮像方法において、前記第1及び第2の微分干渉像は、π/2のリターデーション量で撮像され、
    前記画像合成工程により出力される合成画像について2値化する工程を有し、
    2値化された合成画像を出力することを特徴とする撮像方法。
  12. 請求項1から9までのいずれか1項に記載の微分干渉顕微鏡を用い、当該微分干渉顕微鏡から出力されるビデオ信号を用いて欠陥判定を行う欠陥判定手段を有することを特徴とする欠陥検査装置。
  13. 請求項12に記載の欠陥検査装置において、前記欠陥判定手段は、欠陥候補画像の面積を求める手段を有し、欠陥候補画像の面積を所定の閾値と比較して欠陥判定を行うことを特徴とする欠陥検査装置。
  14. 試料表面に存在する欠陥を検出する欠陥検査方法であって、
    欠陥検査すべき試料の表面を光ビームで2次元走査して欠陥の候補及びそのアドレスを求める工程と、
    微分干渉顕微鏡により、前記欠陥候補のアドレス又はその近傍の表面領域を第1のシャーリング方向で第1の微分干渉像を撮像すると共に第1のシャーリング方向と直交する第2のシャーリング方向で第2の微分干渉像を撮像する工程と、
    前記第1及び第2の微分干渉像について2乗和処理を行って画像合成する工程と、
    得られた合成画像の面積を所定の閾値と比較することにより欠陥か否か判定することを特徴とする欠陥検査方法。
  15. 請求項14に記載の欠陥検査方法において、前記画像合成処理を行った後、2値化処理及び埋め込み処理を行ってから欠陥判定を行うことを特徴とする欠陥検査方法。
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