JP2007085180A - 過給機付きエンジン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の過給機付きエンジンでは、EGR弁12の弁アクチュエータ9として過給圧アクチュエータ10を用い、吸気通路5に過給圧アクチュエータ10の過給圧室10aを連通させ、過給圧室10aに受圧作動体10bを臨ませ、過給圧室10aに導入した過給圧で受圧作動体10bを作動させ、この受圧作動体10bにEGR弁12を連動連結し、受圧作動体10bの作動でEGR弁12を開弁方向に駆動できるようにするとともに、EGR弁12を閉弁方向に付勢できる閉弁付勢手段14を設け、吸気通路5の過給圧が所定値未満である場合、閉弁付勢手段14の閉弁付勢力でEGR弁12の閉弁状態を維持し、吸気通路5の過給圧が所定値以上になると、過給圧室10aに導入された過給圧でEGR弁12が開弁するようにした。
【選択図】 図3
Description
この種のエンジンでは、過給によって出力を高めることができるとともに、吸気にEGRガスを還流させ、燃焼室内での最高燃焼温度を低下させることにより、NOXの発生量を低減させることができる利点がある。
《問題》 エンジン製造コストが高い。
EGR弁の弁アクチュエータとして電動アクチュエータを用い、この電動アクチュエータを制御手段を介してエンジン回転数センサや負荷センサに連携させているので、EGRの弁制御に多数の電子部品を必要とする。また、電動アクチュエータは熱に弱いため、EGR弁のガスシールに高精度のものを用いる必要がある。このため、部品コストが高くなり、エンジン製造コストが高い。
過給圧に基づくEGR弁の制御が行われていないので、アイドル運転から急加速操作を行った場合、過給圧が十分に上昇しない間に燃料が増量されるとともにEGR弁が開弁されることがある。このような場合には、吸気不足によってスモークが発生しやすい。
図1および図2に例示されるように排気通路(4)に過給機(6)を連通させ、排気通路(4)を通過する排気のエネルギーで吸気通路(5)に過給を行うようにするとともに、排気通路(4)から吸気通路(5)に排気を導入するEGRガス通路(8)を設け、このEGRガス通路(8)にEGR弁(12)を設け、このEGR弁(12)を弁アクチュエータ(9)で開閉するようにした、過給機付きエンジンにおいて、図3に例示されるようにEGR弁(12)の弁アクチュエータ(9)として過給圧アクチュエータ(10)を用い、吸気通路(5)に過給圧アクチュエータ(10)の過給圧室(10a)を連通させ、この過給圧室(10a)に受圧作動体(10b)を臨ませ、過給圧室(10a)に導入した過給圧で受圧作動体(10b)を作動させ、この受圧作動体(10b)にEGR弁(12)を連動連結し、受圧作動体(10b)の作動でEGR弁(12)を開弁方向に駆動することができるようにするとともに、EGR弁(12)に閉弁付勢手段(13)を設け、この閉弁付勢手段(13)の閉弁付勢力でEGR弁(12)を閉弁方向に付勢することができるようにし、吸気通路(5)の過給圧が所定値未満である場合には、閉弁付勢手段(14)の閉弁付勢力でEGR弁(12)の閉弁状態を維持し、吸気通路(5)の過給圧が所定値以上になると、過給圧室(10a)に導入された過給圧でEGR弁(12)が開弁するようにした、ことを特徴とする過給機付きエンジン。
請求項1に記載した過給機付きエンジンにおいて、図3に例示されるようにEGR弁(12)に開弁圧調節手段(15)を設け、この開弁圧調節手段(15)の開弁付勢力でEGR弁(12)を開弁方向に付勢することにより、過給圧によるEGR弁(12)の開弁開始圧を調節できるようにし、開弁圧調節手段(15)を感温温度に応じて伸縮する素材で形成し、エンジン温度に基く開弁圧調節手段(15)の感温温度が所定値未満である場合には、その感温温度が所定値以上である場合よりも、開弁圧調節手段(15)の開弁付勢力を小さくするか、または、開弁圧調節手段(15)の開弁付勢力をなくすことにより、過給圧によるEGR弁(12)の開弁開始圧が高くなるようにした、ことを特徴とする過給機付きエンジン。
《効果》 エンジン製造コストを低減することができる。
図3に例示するように、EGR弁(12)の弁アクチュエータ(9)として過給圧アクチュエータ(10)を用い、吸気通路(5)に過給圧アクチュエータ(10)の過給圧室(10a)を連通させ、この過給圧室(10a)に受圧作動体(10b)を臨ませ、過給圧室(10a)に導入した過給圧で受圧作動体(10b)を作動させ、この受圧作動体(10b)にEGR弁(12)を連動連結し、受圧作動体(10b)の作動でEGR弁(12)を開弁方向に駆動することができるようにするとともに、EGR弁(12)に閉弁付勢手段(13)を設け、この閉弁付勢手段(13)の閉弁付勢力でEGR弁(12)を閉弁方向に付勢することができるようにしたので、EGR弁(12)の弁制御に電子部品を必要としない。また、過給圧アクチュエータ(10)は、電動アクチュエータに比べて耐熱性が高いので、EGR弁(12)のガスシールに高精度のものを用いる必要はない。このため、部品コストが低くなり、エンジン製造コストを低減することができる。
吸気通路(5)の過給圧が所定値未満である場合には、閉弁付勢手段(13)の閉弁付勢力でEGR弁(12)の閉弁状態を維持し、吸気通路(5)の過給圧が所定値以上になると、過給圧室(10a)に導入された過給圧でEGR弁(12)が開弁するようにしたので、アイドル運転から急加速操作を行った場合、過給圧が十分に上昇しない間は、燃料が増量されても、EGR弁(12)の閉弁を維持することができる。このため、吸気不足に起因する急加速操作時のスモーク発生を抑制することができる。
請求項1に係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 冷始動時の白煙発生を抑制することができる。
開弁圧調節手段(15)を感温温度に応じて伸縮する素材で形成し、エンジン温度に基く開弁圧調節手段(15)の感温温度が所定値未満である場合には、その感温温度が所定値以上である場合よりも、開弁圧調節手段(15)の開弁付勢力を小さくするか、または、開弁圧調節手段(15)の開弁付勢力をなくすことにより、過給圧によるEGR弁(12)の開弁開始圧が高くなるようにしたので、冷始動時に暖機時間を短縮するために加速操作を行った場合でも、EGR弁(12)が開弁されにくい。このため、冷始動時にEGRガスで燃焼性が低下する不具合を防止することができ、冷始動時の白煙発生を抑制することができる。
本発明の一実施形態である過給機付きエンジンのシリンダブロック1上にはシリンダヘッド2およびヘッドカバー3が順次組み付けられている。図1に示すようにシリンダヘッド2の右側壁側にはシリンダヘッド2の排気ポートに連通するように排気通路4が設けられ、シリンダヘッド2の左側壁側にはシリンダヘッド2の吸気ポートに連通するように吸気通路5が設けられている。シリンダヘッド2の右側壁側には過給機6が排気通路4に連通するように組み付けられている。過給機6は、排気通路4を通過する排気のエネルギーで吸気通路5に過給を行うように過給管7を介して吸気通路5に連通されている。図1の矢印aはエアクリーナから過給機6へと供給される吸気を示し、矢印a’は過給機6から吸気通路5へと過給される吸気を示す。過給管7はヘッドカバー3の上方をわたって過給機6と吸気通路5を連通するように設けられている。過給管7に並ぶようにEGRガス通路8がヘッドカバー3の上方にわたって設けられている。EGRガス通路8は、排気通路4から吸気通路5に排気を導入するように、一端部が排気通路4に連通し、他端部が吸気通路5に連通している。このEGRガス通路8の吸気通路5側にはEGR弁ケース12aが設けられ、このEGR弁ケース12a内のEGR弁12を弁アクチュエータ9で開閉するようにしている。
開弁圧調節手段15は感温温度に応じて伸縮する形状記憶合金等の素材で形成されている。エンジン温度に基く開弁圧調節手段15の感温温度が所定値未満である場合には、その感温温度が所定値以上である場合よりも、開弁圧調節手段15の開弁付勢力を小さくする(または、開弁圧調節手段15の開弁付勢力をなくす)ことにより、過給圧によるEGR弁12の開弁開始圧が高くなるようにされている。なお、上記感温温度の所定値とはEGRガスによる燃焼性の低下が白煙発生を引き起す冷始動時の温度の値をいう。
2…シリンダヘッド
3…ヘッドカバー
4…排気通路
5…吸気通路
6…過給機
7…過給管
8…EGRガス通路
9…弁アクチュエータ
10…加給圧アクチュエータ
12…EGR弁
Claims (2)
- 排気通路(4)に過給機(6)を連通させ、排気通路(4)を通過する排気のエネルギーで吸気通路(5)に過給を行うようにするとともに、排気通路(4)から吸気通路(5)に排気を導入するEGRガス通路(8)を設け、このEGRガス通路(8)にEGR弁(12)を設け、このEGR弁(12)を弁アクチュエータ(9)で開閉するようにした、過給機付きエンジンにおいて、
EGR弁(12)の弁アクチュエータ(9)として過給圧アクチュエータ(10)を用い、吸気通路(5)に過給圧アクチュエータ(10)の過給圧室(10a)を連通させ、この過給圧室(10a)に受圧作動体(10b)を臨ませ、過給圧室(10a)に導入した過給圧で受圧作動体(10b)を作動させ、この受圧作動体(10b)にEGR弁(12)を連動連結し、受圧作動体(10b)の作動でEGR弁(12)を開弁方向に駆動することができるようにするとともに、EGR弁(12)に閉弁付勢手段(13)を設け、この閉弁付勢手段(13)の閉弁付勢力でEGR弁(12)を閉弁方向に付勢することができるようにし、
吸気通路(5)の過給圧が所定値未満である場合には、閉弁付勢手段(14)の閉弁付勢力でEGR弁(12)の閉弁状態を維持し、吸気通路(5)の過給圧が所定値以上になると、過給圧室(10a)に導入された過給圧でEGR弁(12)が開弁するようにした、ことを特徴とする過給機付きエンジン。 - 請求項1に記載した過給機付きエンジンにおいて、
EGR弁(12)に開弁圧調節手段(15)を設け、この開弁圧調節手段(15)の開弁付勢力でEGR弁(12)を開弁方向に付勢することにより、過給圧によるEGR弁(12)の開弁開始圧を調節できるようにし、
開弁圧調節手段(15)を感温温度に応じて伸縮する素材で形成し、エンジン温度に基く開弁圧調節手段(15)の感温温度が所定値未満である場合には、その感温温度が所定値以上である場合よりも、開弁圧調節手段(15)の開弁付勢力を小さくするか、または、開弁圧調節手段(15)の開弁付勢力をなくすことにより、過給圧によるEGR弁(12)の開弁開始圧が高くなるようにした、ことを特徴とする過給機付きエンジン。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005271421A JP2007085180A (ja) | 2005-09-20 | 2005-09-20 | 過給機付きエンジン |
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JP2005271421A Pending JP2007085180A (ja) | 2005-09-20 | 2005-09-20 | 過給機付きエンジン |
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JP (1) | JP2007085180A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009008188A1 (ja) * | 2007-07-11 | 2009-01-15 | Kubota Corporation | エンジン |
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JP2005220830A (ja) * | 2004-02-06 | 2005-08-18 | Kubota Corp | エンジンの潤滑装置 |
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2005
- 2005-09-20 JP JP2005271421A patent/JP2007085180A/ja active Pending
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