JP2007083775A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】 カーカスプライをビードコアで挟み込む構造を有する空気入りタイヤにおいて、プライコードの引き抜け耐久性の向上、及び強力確保を実現する。
【解決手段】 ビードコア4Aは、ビード部3がリムベースRbに当接する部分に沿って配置されており、ビードコア4Bはビードコア4Aと間隔を開けてタイヤ内面側に配置されている。リムフランジ固定点g(リム径+20mmのリムフランジRf上の点)を通る水平線L2と、リムフランジ固定点gを通り、ビード部3のタイヤ内面に垂直に引いた直線L3との間の領域にビードコア4A及び4Bの各々のタイヤ半径方向外側端部が存在する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、カーカスプライをビードコアで挟み込む構造を有する空気入りタイヤに関し、詳細にはカーカスプライとビードコアとの接触長等を規定することにより、プライコードの引き抜け耐久性を向上させた空気入りタイヤに関する。
一般に空気入りタイヤのビード部は、図8に示すように、所定本数のスチールコードからなるワイヤーを螺旋状に巻回し、積み重ねて形成したビードコア14を包み込むように、そのビードコア14の周りに、多数のプライコードを含有するカーカスプライ15を、タイヤ軸方向内側から外側へ折り返すと共に、カーカスプライ本体と折り返し部との間にビードフィラーゴム17を配置した構造を有する。
しかし、このような折り返し構造を有するカーカスプライを備えた空気入りタイヤの荷重負荷転動時には、折り返し部のプライコード切断端に大きな剪断歪みが作用し、その結果、折り返し部終端部分はセパレーション故障発生の原因となる。
そこで、このような問題点を解決するため、図9に示すように、カーカスプライ25のコードを一対のビード部23相互間で連続する往復配列とし、コードの往復反転部を、硬質ゴム層28,29を介して対をなすビードコア24A,24B間に挟み込むようにした空気入りタイヤが提案された(特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に開示された空気入りタイヤは、往復コードの反転部が硬質ゴム層28,29を介して単にビードコア24A,24B間に挟み込まれているだけであるため、荷重負荷転動による走行が進むにつれて、ビードコア24A,24Bからのカーカスプライ25の引き抜けが発生し、十分なビード部耐久性が得られないという不具合がある。
そこで、このような問題点を解決するため、図10に示すように、一対のビード部33相互間にわたりトロイド状に延びるラジアルプライのカーカス35を有し、各ビード部33はタイヤ軸方向に対向する一対のビードコア34A,34Bを備え、カーカス35を一対のビードコア34A,34B間で係止するタイヤ半径方向内側端部を有する空気入りタイヤにおいて、ビード部33における一対の対向ビードコア34A,34Bの少なくとも一方は、複数本の素線のうち少なくとも一部本数の素線の撚り合わせスチールコードからなり、かつ、そのスチールコードは、その断面の外輪郭包絡線が、ビードコア全周にわたり2本の対向平行線とその平行線の両端に連なる2個の対向円弧とから成る競技用トラックコース形状を有し、トラックコース形状の外輪郭断面を有するスチールコードは、対向平行線側をカーカスの上記内側端部に沿わせて配置してなることを特徴とする空気入りタイヤが提案された(特許文献2参照)。
特開平6−171306号公報 特開2002−12011号公報
しかしながら、特許文献2に開示された空気入りタイヤは、ビードコア34A,34Bがビード部33のタイヤ半径方向内側端付近に配置されているため、ビード部33のタイヤ半径方向外側部33Aがタイヤ軸方向外側向きに剪断変形し、プライコードの強力低下が発生する。また、ビード部33の耐圧性の確保が困難である。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、その目的は、カーカスプライをビードコアで挟み込む構造を有する空気入りタイヤにおいて、プライコードの引き抜け耐久性の向上、及び強力確保を実現することである。
請求項1に係る発明は、一対のビード部の各々に2つずつ配置されたビードコアと、トレッイド部からサイドウォール部を経て前記ビード部まで延設され、先端部が前記2つのビードコアに挟まれているカーカスプライとを備えた空気入りタイヤにおいて、前記2つのビードコアの各々のタイヤ半径方向外側端部を、リム径+20mmのリムフランジ上の点を通る水平線と、前記点を通るタイヤ内面に垂直な直線との間の領域に配置したことを特徴とする空気入りタイヤである。
請求項2に係る発明は、請求項1記載の空気入りタイヤにおいて、前記カーカスプライが前記ビードコアに挟まれている長さが、前記カーカスプライの外径と前記リム径との差の1/2であるセクション高さの0.1倍以上0.5倍以下であることを特徴とする空気入りタイヤである。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2記載の空気入りタイヤにおいて、前記カーカスプライのタイヤ軸方向外側に、コードがタイヤ周方向に配列されたゴム引きシートからなる補強層を、そのタイヤ半径方向内側端が前記水平線と前記直線との間の領域に存在するように配置したことを特徴とする空気入りタイヤである。
請求項4に係る発明は、請求項1から3の何れかに記載の空気入りタイヤにおいて、前記2つのビードコアは、1本のワイヤーを連続的に巻回することで形成されたものであることを特徴とする空気入りタイヤである。
請求項5に係る発明は、請求項1から4の何れかに記載の空気入りタイヤにおいて、前記ビードコアは、その厚み方向へのワイヤーの積み重ねの段数が2段以下であることを特徴とする空気入りタイヤである。
(作用)
請求項1、2に係る発明によれば、リム径+20mmのリムフランジ上の点を通る水平線と、前記点を通るタイヤ内面に垂直な直線との間の領域に2つのビードコアのタイヤ半径方向外側端部が存在することで、ビード部のタイヤ半径方向外側部のタイヤ軸方向外側向の剪断変形を防止すると共に、ビードコアとそれに接するゴムとの間のセパレーションを防止することでプライコードの強力低下を抑える。
請求項3に係る発明によれば、ゴム補強層がビード部のカーカスプライの変形を抑制してビードコアとカーカスプライとの間のセパレーションを防止する。
請求項4に係る発明によれば、ビードコアの周方向非伸張性が一層強固となり、カーカスプライの引き抜け耐久性が向上する。
請求項5に係る発明によれば、ビードコアの剪断剛性の低下を抑えることで、カーカスプライの引き抜け耐久性を低下を防ぎ、かつタイヤ重量の増加を抑える。
本発明によれば、カーカスプライをビードコアで挟み込む構造を有する空気入りタイヤにおいて、プライコードの引き抜け耐久性の向上、及び強力確保を実現することができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施形態に係る空気入りタイヤの子午線断面の軸線方向の左半分を示す図、図2は図1におけるビード部と、リムとの組み付け関係を示す図、図3は図2におけるビードコアを構成するワイヤーの配列状態を示す図である。ここで、図2は図1の空気入りタイヤに正規内圧をかけて組み付け、荷重をかけていない状態を示している。また、リムとは"JATMA Year Book 2004"に記載されている適用サイズにおける標準リムである。
図1に示すように、この空気入りタイヤは、トレッド部1と、トレッド部1のタイヤ赤道Cの両側に連なる一対のサイドウォール部2と、サイドウォール部2のタイヤ半径方向内側端に連なる一対のビード部3とを備えている。一対のビード部3の各々には、一対のビードコア4A,4Bが配置されている。また、トレッド部1からサイドウォール部2を経てビード部3に延設され、先端部が一対のビードコア4A,4Bに挟まれて係留されるように、カーカスプライ5が配置され、カーカスプライ5のタイヤ半径方向外側には、2層のベルトプライからなる補強ベルト層6が配置されている。さらに、ビード部3におけるカーカスプライ5のタイヤ軸方向外側には補強層7が配置されている。
ここで、カーカスプライ5は、プライコードがラジアル方向に配列された公知のラジアルプライであり、ベルト補強層6は、それを構成する2層のベルトプライのコードの配列方向がタイヤ周方向(赤道Cの方向)に対して互いに反対向きに傾斜した公知の傾斜ベルトプライである。また、補強層7は、ビード部3のカーカスプライ5の変形を抑制して、ビードコア4A,4Bとカーカスプライ5との間のセパレーションを防止するためのものであり、タイヤ周方向に配列されたコードのゴム引きシートからなる。
ビードコア4A,4Bは、スチールワイヤーのような周方向に非伸長性のワイヤーを螺旋状に巻回し、積み重ねて形成したものであり、図2に示すように、ビードコア4Aは、ビード部3のビードベース(ビード部3のリムベースRbに当接する面)側に配置されており、ビードコア4Bはビードコア4Aと間隔を開けてタイヤ内面側に配置されている。ビードコア4A、4Bがそれぞれタイヤ軸腺方向外側、内側に配置されているとも言える。また、カーカスプライ5の先端部はビードコア4Aと4Bとに挟まれているが、先端は両ビードコアの間を抜けてビード部3の先端方向へ延びている。
さらに、リムフランジ固定点g(ここでは、リム径(リムの直径)+20mmのリムフランジRf上の点)を通る水平線L2と、リムフランジ固定点gを通り、ビード部3のタイヤ内面に垂直に引いた直線L3との間の領域にビードコア4A及び4Bの各々のタイヤ半径方向外側端部が存在するように配置されている。水平線L2はタイヤ周方向全体としてタイヤ軸線を中心としたリム径+20mmの円柱又は円筒の外周面を構成すると言える。また、直線L3はタイヤ周方向全体としてタイヤ軸線を中心とした円錐の側面を構成すると言える。なお、図1の直線L1はリム径に対応する水平線である。
ビードコア4A及び4Bの各々のタイヤ半径方向外側端部を上記の領域に配置した理由を説明する。ビードコア4A又は4Bのタイヤ半径方向外側端部が直線L3よりもタイヤ半径方向外側に存在すると、タイヤの変形する領域に変形しにくいビードコアが存在することになり重荷重使用時にビードコアと、それに接するゴムとの間でセパレーションが発生する。また、ビードコア4A又は4Bのタイヤ半径方向外側端部が水平線L2よりもタイヤ半径方向内側に存在すると、図10を参照しながら説明したように、ビード部3のタイヤ半径方向外側部がタイヤ軸方向外側向きに剪断変形し、プライコードの強力低下が発生し、かつビード部3の耐圧性の確保が困難になる。そこで、これらの問題が発生しないようにするために、上記の領域に配置した。
また、図2及び図3において、カーカスプライ5の先端部がビードコア4A,4B間に挟まれている部分の長さ、即ち図2におけるビードコア4A,4Bのタイヤ半径方向外側端部の共通の接線とカーカスプライ5との交点hからビードコア4A,4Bのタイヤ半径方向内側端部の共通の接線とカーカスプライ5との交点i迄の長さ(ペリフェリ長さ)は、カーカスプライ5の外径とリム径との差の1/2であるセクション高さHの0.1倍以上0.5倍以下とした。その理由は、0.1倍未満であると、内圧によりカーカスプライ5にかかる張力でカーカスプライ5がビードコア4A,4B間から引き抜けし易くなり、0.5倍を超えると、荷重時のカーカスプライ5の変形が大きい領域にビードコア4A,4Bが配置されてしまい、ビードコア4A,4Bとカーカスプライ5との間のセパレーションやフレッティングによるカーカスプライ5のプライコード切れが懸念されるからである。
さらに、補強層7のタイヤ半径方向内側端が水平線L2と、直線L3との間の領域に存在するように配置した。その理由は、水平線L2よりもタイヤ半径方向内側に配置すると、補強層7をビードコア4A,4Bに挟まれるようになるため、カーカスプライ5が引き抜け易くなってしまい、水平線L2よりもタイヤ半径方向外側に配置すると、補強層7の端からのセパレーションが発生し易くなるからである。
また、ビードコア4A,4Bの各々は、モノフィラメント(1本のワイヤー)を連続して螺旋状に巻回して形成することが好適である。これにより、ビードコア4A,4Bのタイヤ周方向の非伸縮性が一層強固になり、カーカスプライ5が一層引き抜け難くなる。
さらに、図3に示すように、2つのビードコア4A,4Bは、その厚み方向に対してワイヤー41の積み上げ段数を2段以下に形成することが好適であり、本実施形態では2段にした。3段以上にすると、ビードコア4A,4Bの剪断剛性が低下することでカーカスプライ5が引き抜け易くなり、タイヤ重量の増加にもつながるからである。
また、本実施形態に係る空気入りタイヤを成型するときは、製品タイヤの内面形状と対応する外面形状を有する剛体コアを用いることが好ましい。このようにコアを用いて成型すると、カーカスプライ5の端部がビードコア4A,4B間で強固に挟まれ、プライコードの引き抜けを防止できるとともに、ビードコア4A,4Bの積み上げ段列の乱れが生じないからである。
[実施例]
本発明の実施例及び比較例1乃至3を試作し、評価試験を行った結果について以下に説明する。この評価試験において、「タイヤサイズ:275/80R22.5、リムサイズ:8.25×22.5、内圧:800kPa(8.0kgf/cm2)、荷重:最大負荷能力の100%」は実施例及び比較例1乃至3について共通である。また、実施例のタイヤは図1乃至3に示す構造を有し、比較例1は図8に示す構造を有する。さらに、比較例2はカーカスプライを挟持するビードコアのタイヤ半径方向外側端部が図2の直線L3よりもタイヤ半径方向外側に存在する構造(図9に相当)を有し、比較例3はカーカスプライを挟持するビードコアのタイヤ半径方向外側端部が図2の直線L2よりもタイヤ半径方向内側に存在する構造(図10に相当)を有するものである。
図4乃至7は、それぞれ実施例及び比較例1乃至3の耐圧性、耐久性、プライコード強力、タイヤ重量を示す棒グラフである。これらのグラフにおいて、A、B、C、Dはそれぞれ、比較例1、2、3、実施例を表す。また、図4における安全率は、水圧試験を行い、タイヤが破壊されたときの水圧が正規内圧の何倍であるかを示している。タイヤが破壊されたとは、カーカスプライがビードコアから引き抜けたことを意味する。また、図5の耐久性は、正規内圧、200%荷重でドラム走行試験を行い、故障に至る迄の走行距離を示したものである。このときの走行速度は時速60kmである。さらに、図6のプライコード強力は、上記ドラム走行試験後のタイヤを解剖してプライコードを取り出し、その引っ張り試験でコード破断時の強力を測定したものである。また、図7タイヤ重量は比較例1を100とした指数であり、値が小さい程軽いことを意味する。
図4に示すように、耐圧性については、ビードコアが直線L3よりもタイヤ半径方向外側に配置された比較例2が最高であり、ビードコアが直線L2よりもタイヤ半径方向内側に配置した比較例3は安全率が低すぎて実用化が困難である。実施例のタイヤは折り返し構造のカーカスプライを備えた従来例と同等の耐圧性を確保している。
図5に示す耐久性については、実施例のタイヤは最も長い3.2万km走行しており、最良の結果を得ている。図6に示すプライコード強力については、3.2万km走行後においても、新品時の50%程度の強力を維持するという最良の結果を得ている。図7に示すタイヤ重量については、折り返し構造のカーカスプライを備えた比較例1と比べると、実施例及び比較例2、3は、重量が15乃至20%低下しており、実施例のタイヤは2番目に軽量(18%低下)である。
このように、実施例のタイヤは、耐久性及びプライコード強力について比較例1乃至3のどれよりも優れていることを確認できた。
本発明の実施形態に係る空気入りタイヤの子午線断面のタイヤ軸方向の左半分を示す断面図である。 図1におけるビード部とリムとの組み付け関係を示す図である。 図2におけるビードコアを構成するワイヤーの配列状態を示す図である。 実施例及び比較例1乃至3の耐圧性を示す棒グラフである。 実施例及び比較例1乃至3の耐久性を示す棒グラフである。 実施例及び比較例1乃至3の耐プライコード強力を示す棒グラフである。 実施例及び比較例1乃至3のタイヤ重量を示す棒グラフである。 折り返し部を有するカーカスプライを備えた従来の空気入りタイヤのビード部の構成を示す図である。 カーカスプライをビードコアで挟み込む構造を有する従来の空気入りタイヤのビード部の構成の一例を示す図である。 カーカスプライをビードコアで挟み込む構造を有する従来の空気入りタイヤのビード部の構成の別の一例を示す図である。
符号の説明
1・・・トレッド部、2・・・サイドウォール部、3・・・ビード部、4A,4B・・・ビードコア、5・・・カーカスプライ、7・・・補強層、41・・・ビードワイヤー、H・・・セクション高さ、L1・・・リム径に対応する水平線、L2・・・リム固定点を通る水平線、L3・・・リム固定点を通るタイヤ内面に垂直な直線、Rf・・・リムフランジ。

Claims (5)

  1. 一対のビード部の各々に2つずつ配置されたビードコアと、トレッド部からサイドウォール部を経て前記ビード部まで延設され、先端部が前記2つのビードコアに挟まれているカーカスプライとを備えた空気入りタイヤにおいて、
    前記2つのビードコアの各々のタイヤ半径方向外側端部を、リム径+20mmのリムフランジ上の点を通る水平線と、前記点を通るタイヤ内面に垂直な直線との間の領域に配置したことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 請求項1記載の空気入りタイヤにおいて、
    前記カーカスプライが前記ビードコアに挟まれている長さが、前記カーカスプライの外径と前記リム径との差の1/2であるセクション高さの0.1倍以上0.5倍以下であることを特徴とする空気入りタイヤ。
  3. 請求項1又は2記載の空気入りタイヤにおいて、
    前記カーカスプライのタイヤ軸方向外側に、コードがタイヤ周方向に配列されたゴム引きシートからなる補強層を、そのタイヤ半径方向内側端が前記水平線と前記直線との間の領域に存在するように配置したことを特徴とする空気入りタイヤ。
  4. 請求項1から3の何れかに記載の空気入りタイヤにおいて、
    前記2つのビードコアは、1本のワイヤーを連続的に巻回することで形成されたものであることを特徴とする空気入りタイヤ。
  5. 請求項1から4の何れかに記載の空気入りタイヤにおいて、
    前記ビードコアは、その厚み方向へのワイヤーの積み重ねの段数が2段以下であることを特徴とする空気入りタイヤ。
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