JP2007083745A - 車両の盗難検知装置 - Google Patents

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哲 杉江
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Abstract

【課題】車両の状況を自動的に判断し、傾斜センサシステムの適切な検知モードへの自動変更を行うことができる車両の盗難検知装置を提供する。
【解決手段】セキュリティECU1が警戒状態にセットされた場合、CPU11は、ナビゲーション装置2からの情報に基づいてイグニッションオフ直前における車両位置を取得し、取得した車両位置に基づいて車両の現在位置が屋内型移動式の駐車場やフェリー乗り場、またはその近傍であるか否かを判定する。そして、車両の現在位置が屋内型移動式の駐車場やフェリー乗り場、またはその近傍であると判定した場合、CPU11は、傾斜センサシステムを強制的にオフした後、ナビゲーション装置2のモニタ24に傾斜センサシステムがオフされたことを表示する。これにより、駐車場のパレットやフェリーの揺れによる傾斜センサシステムの誤動作を防止することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両の傾斜を検知する傾斜センサ等からの情報を用いて盗難かどうかの判断を行い、盗難が発生した場合や盗難が発生する可能性がある事象を検知した場合に警報を発生する車両の盗難検知装置に関する。
車両の盗難検知装置は、アーミング(警戒)中に不正なドア開、車室内への侵入、車両の傾斜、ガラス割れ等の不正侵入あるいはその事前行為を検出すると警報を発生させたり、あるいは所定場所に不正侵入があったことを無線通報するものであり、現在広く実用化されている。
このうち、車両の傾斜を検知する傾斜センサシステムは、ジャッキやレッカー車を用いてタイヤやホイール、あるいは、車両そのものを盗もうとした場合に、車両が不自然に傾くことを利用するものであり、異常な傾斜が発生した場合にアラーム等を作動させるようになっている。
この車両の傾斜度合いを判断するために車両には加速度センサが搭載されており、傾斜角度や角速度の値そのものや、それらの値をフィルタ処理した信号を用い、駐車開始時の初期傾斜角度とそれ以後の傾斜角度との差を判断指標とし、図19に示すように、求めた傾斜角度と盗難検知閾値とを比較することにより盗難判別を行っている。
一方、車両がタワーパーキングに駐車した場合、入庫あるいは出庫時等に駐車場のパレットが動くことにより車両が揺れたり傾いたりする場合があり、また、フェリーに搭乗した場合、フェリーの揺れによって車両が傾くことがあるので、上記の傾斜センサシステムが誤判断し、アラームを作動させてしまうという問題がある。
このため、フェリーやタワーパーキングなど、駐車時に車両に揺れが発生する状況にある場合、傾斜センサの機能をオフさせることを目的として、傾斜による盗難検知をオフさせるスイッチや、立体駐車モードを盗難検知装置に設定するシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−34233号公報
上記のように、従来の傾斜センサシステムは、フェリーやタワーパーキングなどへの駐車時の誤動作を防止するため、傾斜センサシステムをオフさせるスイッチや、立体駐車モードを設定できるようにすることが提案されているが、上記の提案では、盗難検知装置が車両の状況を自ら判断し、適切な検知モードへ変更することや適切な設定をユーザに伝達することができない為、これらの設定をユーザが自分で判断を行って実行する必要があり、ユーザが設定変更を忘れた場合には、誤作動が発生するという問題が生じる。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたもので、車両の状況を自動的に判断し、傾斜センサシステムの適切な検知モードへの自動変更を行うことができる車両の盗難検知装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明に係る車両の盗難検知装置(1)は、
車両の傾斜を検出する傾斜検出手段の出力を用いて盗難の検知を行う演算制御手段を備えた車両の盗難検知装置であって、
上記傾斜検出手段の出力に基づく盗難検知がセットされた状態にあるときに、駐車中に車両に揺れが発生する状況であると判断した場合、上記演算制御手段が、上記傾斜検出手段の出力に基づく盗難検知を解除することを特徴とする。
また、本発明に係る車両の盗難検知装置(2)は、
車両の傾斜を検出する傾斜検出手段の出力を用いて盗難の検知を行う演算制御手段を備えた車両の盗難検知装置であって、
駐車中に車両に揺れが発生する状況であると判断した場合、上記演算制御手段が、盗難検知に用いる傾斜検出出力に対するフィルタ処理を変更することを特徴とする。
さらに、本発明に係る車両の盗難検知装置(3)は、
車両の傾斜を検出する傾斜検出手段の出力を用いて盗難の検知を行う演算制御手段を備えた車両の盗難検知装置であって、
駐車中に車両に揺れが発生する状況であると判断した場合、上記演算制御手段が、上記傾斜検出手段の出力に基づく盗難検知の閾値を高い値に変更することを特徴とする。
また、本発明に係る車両の盗難検知装置(4)は、
車両の傾斜を検出する傾斜検出手段の出力を用いて盗難の検知を行う演算制御手段を備えた車両の盗難検知装置であって、
駐車中に車両に揺れが発生する状況であると判断した場合、上記演算制御手段が、上記傾斜検出手段の出力に基づく盗難検知のための判別ロジックを変更することを特徴とする。
さらに、本発明に係る車両の盗難検知装置(5)は、車両の盗難検知装置(1)〜(4)のいずれかにおいて、
盗難検知の設定が変更された場合、上記演算制御手段が、盗難検知の設定が変更されたことをユーザに通知することを特徴とし、
本発明に係る車両の盗難検知装置(6)は、車両の盗難検知装置(1)〜(4)のいずれかにおいて、
上記演算制御手段が、ナビゲーション情報からイグニッションオフ直前における車両位置を取得し、取得した車両位置に基づいて車両に揺れが発生する状況であるか否かを判断することを特徴とする。
また、本発明に係る車両の盗難検知装置(7)は、車両の盗難検知装置(1)〜(4)のいずれかにおいて、
ナビゲーションの目的地設定が車両に揺れが発生する駐車場所であって、かつ、目的地に到着している場合に、上記演算制御手段が、車両に揺れが発生する状況であると判断することを特徴し、
本発明に係る車両の盗難検知装置(8)は、車両の盗難検知装置(1)〜(4)のいずれかにおいて、
ナビゲーションの目的地までの経路にフェリーが含まれる場合であって、かつ、フェリーターミナルに到着している場合に、上記演算制御手段が、車両に揺れが発生する状況であると判断することを特徴とする。
さらに、本発明に係る車両の盗難検知装置(9)は、車両の盗難検知装置(1)〜(4)のいずれかにおいて、
車両内の照度を検出する照度検出手段を備え、車両が駐車する前の一定時間内における照度変化がある閾値以上の場合に、上記演算制御手段が、車両に揺れが発生する状況であると判断することを特徴とし、
本発明に係る車両の盗難検知装置(10)は、車両の盗難検知装置(1)〜(4)のいずれかにおいて、
車両内の照度を検出する照度検出手段を備え、車両が駐車した後の一定時間内における照度変化がある閾値以上の場合に、上記演算制御手段が、車両に揺れが発生する状況であると判断することを特徴とする。
また、本発明に係る車両の盗難検知装置(11)は、車両の盗難検知装置(1)〜(4)のいずれかにおいて、
車両が駐車する前の一定時間内における傾斜角度がある閾値以上の場合に、上記演算制御手段が、車両に揺れが発生する状況であると判断することを特徴とし、
本発明に係る車両の盗難検知装置(12)は、車両の盗難検知装置(1)〜(4)のいずれかにおいて、
車両が駐車する前の一定時間内における傾斜角速度がある閾値以上の場合に、上記演算制御手段が、車両に揺れが発生する状況であると判断することを特徴とする。
さらに、本発明に係る車両の盗難検知装置(13)は、車両の盗難検知装置(1)〜(4)のいずれかにおいて、
車両が駐車した後の一定時間内における傾斜角度がある閾値以上の場合に、上記演算制御手段が、車両に揺れが発生する状況であると判断することを特徴とし、
本発明に係る車両の盗難検知装置(14)は、車両の盗難検知装置(1)〜(4)のいずれかにおいて、
車両が駐車した後の一定時間内における傾斜角速度がある閾値以上の場合に、上記演算制御手段が、車両に揺れが発生する状況であると判断することを特徴とする。
また、本発明に係る車両の盗難検知装置(15)は、車両の盗難検知装置(1)〜(4)のいずれかにおいて、
セキュリティシステムが設定された後の一定時間内における傾斜角度がある閾値以上の場合に、上記演算制御手段が、車両に揺れが発生する状況であると判断することを特徴とし、
本発明に係る車両の盗難検知装置(16)は、車両の盗難検知装置(1)〜(4)のいずれかにおいて、
セキュリティシステムが設定された後の一定時間内における傾斜角速度がある閾値以上の場合に、上記演算制御手段が、車両に揺れが発生する状況であると判断することを特徴とする。
本発明に係る車両の盗難検知装置(1)〜(4)によれば、駐車中に車両に揺れが発生する状況である場合、傾斜センサシステムの設定が自動的に変更され、例えば、傾斜検出手段の出力に基づく盗難検知が自動的に解除されたり、盗難検知に用いる傾斜検出出力に対するフィルタ処理が変更されたり、盗難検知の閾値が高い値に変更されたり、あるいは、傾斜検出出力に基づく盗難検知のための判別ロジックが変更されるので、屋内型移動式の駐車場やフェリー等の、駐車時に車両に揺れが発生する状況にあるとき、傾斜センサシステムの誤動作を防止することができる。
また、本発明に係る車両の盗難検知装置(5)によれば、盗難検知の設定が変更された場合、盗難検知の設定が変更されたことが、例えば、ナビゲーションシステムへの画面表示、音声、メール、あるいは、セキュリティリモコンへの通信によりユーザに通知されるので、盗難検知の設定が変更されたことをユーザが容易に認識することができる。
さらに、本発明に係る車両の盗難検知装置(6)〜(8)によれば、ナビゲーション情報、例えば、車両の現在位置や目的地によって、駐車時に車両に揺れが発生する状況にあるか否かが判断されるので、車両が屋内型移動式の駐車場やフェリー等の、駐車時に車両に揺れが発生する状況にあるか否かの判断を容易に行うことができる。
また、本発明に係る車両の盗難検知装置(9)、(10)によれば、車両が駐車する前の一定時間内または車両が駐車した後の一定時間内における照度変化がある閾値以上の場合に、車両が屋内型移動式の駐車場やフェリー等の中に駐車していると判断されるので、駐車時に車両に揺れが発生する状況にあるか否かを容易に判断することができる。
さらに、本発明に係る車両の盗難検知装置(11)〜(14)によれば、車両が駐車する前または駐車した後の一定時間内における傾斜角度がある閾値以上の場合、あるいは、車両が駐車する前または駐車した後の一定時間内における傾斜角速度がある閾値以上の場合、駐車場のパレットやフェリーによる揺れが生じており、駐車時に車両に揺れが発生する状況にあると判断されるので、傾斜センサの出力のみによって駐車時に車両に揺れが発生する状況にあるか否かを判断することが可能となる。
また、本発明に係る車両の盗難検知装置(15)、(16)によれば、セキュリティシステムが設定された後の一定時間内における傾斜角度または傾斜角速度がある閾値以上の場合に、車両に揺れが発生する状況であると判断されるので、上記と同様に、傾斜センサの出力のみによって駐車時に車両に揺れが発生する状況にあるか否かを判断することが可能となる。
以下、本発明の車両の盗難検知装置の実施例について、図面を用いて説明する。
図1は盗難検知システムの構成を示すブロック図であり、図に示すように、この盗難検知システムはセキュリティECU1とナビゲーション装置2により構成されている。
セキュリティECU1は不正な手段による車室内への侵入や車両の傾斜等があったとき警報を発するもので、このセキュリティECU1には、イグニッションキーの挿入を検知するキー挿入検知スイッチ(SW)31、ドアの開閉状態を検出するカーテシSW32、フードの開閉状態を検出するフードSW33、車室内への侵入があったことを検出する侵入センサ34、車両の傾斜を検出する傾斜センサ35等のセンサや、警報時に警報動作を行うサイレン36、ハザードランプ37、ヘッドライトや室内表示灯、エアコンの制御等に使用する照度センサ38等が接続されている。
カーテシSW32は、運転席ドア、助手席ドア、後部ドア、トランクの開閉を検出するものであり、各ドア、トランクに設けられているが、図1では代表として1つだけ示している。また、侵入センサ34は、例えば、車室内に超音波または電波を張りめぐらせておき、ガラスが割られたり、車室内で人が動いたりしたときの音波または電波の周波数の乱れを検出するものであり、傾斜センサ35は人が車室内へ乗り込んだり、車両をトーイングするために車両を傾けたりしたときの車両の傾斜を検出する。
セキュリティECU1はCPU11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、電波時計14から構成されており、CPU11はセキュリティECU1のハードウェア各部を制御するとともに、ROM12に記憶されたプログラムに基づいて各種のプログラムを実行する。また、RAM13はSRAM等で構成され、プログラムの実行時に発生する一時的なデータを記憶するとともに、傾斜センサ35の出力によりセキュリティECU1が警戒状態にセットされた時点の車両の傾きを記憶し、CPU11はその後に、車両が不自然な傾斜をした場合に異常を検知する。電波時計14は、時刻情報を含む標準電波(搬送波)を受信し、この電波から時刻情報を取り出すことにより正確な時刻を計時するものである。
一方、ナビゲーション装置2は、GPSアンテナ21、VICSアンテナ22、ナビ本体23及びモニタ24からなる。GPSアンテナ21は、軌道情報、衛星位置情報及び刻時情報を乗せて複数のナブスター衛星から送信される変調波を受信するためのものであり、VICSアンテナ22は、混雑情報や天気情報等を重畳した変調波を受信するためのものである。ナビ本体(GPS受信機)23は、受信した変調波を解析して自動車の現在位置(緯度・経度)を算出し、モニタ24に映る電子地図上の現在位置に相当する場所に、車両位置を表示する。このナビゲーション装置2では、現在位置から電子地図情報に基づいて付近の駐車場等の情報を検出するとともに、電子地図上で目的地を設定することも可能である。
さらに、モニタ24には、セキュリティECU1の出力も入力され、傾斜センサシステムの設定が変更された場合、ユーザに傾斜センサシステムの設定が変更された旨を伝えることが可能となっている。
そして、このセキュリティECU1は、警戒状態にセットされた場合、車両状況を推定し、屋内型移動式の駐車場やフェリー等の、駐車時に車両に揺れが発生する状況にあると判断した場合には、傾斜センサシステムの設定変更を自動的に行うようになっており、以下、セキュリティECU1の警戒状態セット時の作用について、フローチャートにより説明する。
図2のフローチャートは、ナビゲーション情報に基づいてイグニッションオフ直前における車両位置を取得し、取得した車両位置に基づいて駐車中に車両に揺れが発生する状況にあるか否かを判断する場合の、CPU11の作用を示すものである。
キー挿入検知SW31の出力によりキーが抜かれたと判断した場合、あるいは、セキュリティ用送信機(図示せず)からアーミング要求信号を受信した場合等、セキュリティECU1が警戒状態にセットされた場合、CPU11は図2のフローチャートに示す傾斜センサシステムの設定プログラムを開始する。
図2のフローチャートに示す傾斜センサシステムの設定プログラムを開始すると、CPU11は、まず、ナビゲーション装置2からの情報に基づいてイグニッションオフ直前における車両位置を取得し、取得した車両位置に基づいて車両の現在位置が屋内型移動式の駐車場やフェリー乗り場、またはその近傍であるか否かを判定し(ステップ101)、車両の現在位置が屋内型移動式の駐車場やフェリー乗り場、またはその近傍でないと判定した場合、プログラムを終了する。
これにより、警戒状態の継続中、セキュリティECU1は傾斜センサ35を含む全てのセンサの出力に基づいて盗難の発生有無の判断を実行する。
一方、車両の現在位置が屋内型移動式の駐車場やフェリー乗り場、またはその近傍であると判定した場合、CPU11は、傾斜センサシステムを強制的にオフした(ステップ102)後、ナビゲーション装置2のモニタ24に傾斜センサシステムの設定が変更された旨、すなわち、傾斜センサシステムがオフされたことを表示する(ステップ103)。
これにより、警戒状態の継続中、セキュリティECU1は傾斜センサ35を除くその他の盗難検知センサの出力に基づいて盗難の発生有無の判断を実行するので、駐車場のパレットやフェリーの揺れによる傾斜センサシステムの誤動作を防止することができるとともに、ユーザは傾斜センサシステムがオフされたことを容易に認識することができる。
上記の実施例では、イグニッションオフ直前における車両位置により駐車中に車両に揺れが発生する状況にあるか否かを判断したが、車両の目的地が屋内型移動式の駐車場やフェリー乗り場に設定されていた場合に、駐車中に車両に揺れが発生する状況にあると判断することもでき、以下、車両の目的地が屋内型移動式の駐車場やフェリーに設定されていた場合に、傾斜センサシステムをオフする場合のCPU11の作用を図3のフローチャートにより説明する。
なお、装置構成は図1と同じであるので、説明を省略する。
セキュリティECU1が警戒状態にセットされた場合、CPU11は図3のフローチャートに示す傾斜センサシステムの設定プログラムを開始し、まず、ナビゲーション装置2からの情報に基づいて車両の目的地が屋内型移動式の駐車場またはフェリー乗り場に設定されていたか否かを判定し(ステップ201)、車両の目的地が屋内型移動式の駐車場またはフェリー乗り場でなかったと判定した場合、プログラムを終了する。
これにより、警戒状態の継続中、セキュリティECU1は傾斜センサ35を含む全てのセンサの出力に基づいて盗難の発生有無の判断を実行する。
また、車両の目的地が屋内型移動式の駐車場またはフェリー乗り場に設定されていたと判定した場合、CPU11は、ナビゲーション装置2からの情報に基づいて車両が目的地に到着したか否かを判定し(ステップ202)、車両が目的地に到着していないと判定した場合、プログラムを終了する。
これにより、上記と同様に、警戒状態の継続中、セキュリティECU1は傾斜センサ35を含む全てのセンサの出力に基づいて盗難の発生有無の判断を実行する。
一方、ステップ202で車両が目的地に到着していたと判定した場合、CPU11は、傾斜センサシステムを強制的にオフした(ステップ203)後、ナビゲーション装置2のモニタ24に傾斜センサシステムがオフされたことを表示する(ステップ204)。
これにより、警戒状態の継続中、セキュリティECU1は傾斜センサ35を除くその他の盗難検知センサの出力に基づいて盗難の発生有無の判断を実行するので、駐車場のパレットやフェリーの揺れによる傾斜センサシステムの誤動作を防止することができる。
また、車両の目的地までの経路にフェリーが含まれている場合に、駐車中に車両に揺れが発生する状況にあると判断することもでき、以下、車両の目的地までの経路にフェリーが含まれている場合に傾斜センサシステムをオフする場合のCPU11の作用を図4のフローチャートにより説明する。
セキュリティECU1が警戒状態にセットされた場合、CPU11は図4のフローチャートに示す傾斜センサシステムの設定プログラムを開始し、まず、ナビゲーション装置2からの情報に基づいて車両の目的地までの経路にフェリーが含まれていたか否かを判定し(ステップ301)、車両の目的地までの経路にフェリーが含まれていなかったと判定した場合、プログラムを終了する。
これにより、警戒状態の継続中、セキュリティECU1は傾斜センサ35を含む全てのセンサの出力に基づいて盗難の発生有無の判断を実行する。
また、車両の目的地までの経路にフェリーが含まれていたと判定した場合、CPU11は、ナビゲーション装置2からの情報に基づいて車両がフェリーターミナルに到着したか否かを判定し(ステップ302)、車両がフェリーターミナルに到着していないと判定した場合、プログラムを終了する。
これにより、上記と同様に、警戒状態の継続中、セキュリティECU1は傾斜センサ35を含む全てのセンサの出力に基づいて盗難の発生有無の判断を実行する。
一方、ステップ302で車両がフェリーターミナルに到着していたと判定した場合、CPU11は、傾斜センサシステムを強制的にオフした(ステップ303)後、ナビゲーション装置2のモニタ24に傾斜センサシステムがオフされたことを表示する(ステップ304)。
これにより、警戒状態の継続中、セキュリティECU1は傾斜センサ35を除くその他の盗難検知センサの出力に基づいて盗難の発生有無の判断を実行するので、駐車場のパレットやフェリーの揺れによる傾斜センサシステムの誤動作を防止することができる。
以上の実施例では、駐車中に車両に揺れが発生する状況にあると判断した場合、傾斜センサシステムをオフするようにしたが、傾斜センサシステムをオフせず、演算処理内容を変更することにより車両の盗難以外の傾斜での誤動作を防止することもできる。
図5のフローチャートは駐車中に車両に揺れが発生する状況にあると判断した場合に、傾斜角度センサの出力をローパスフィルタ処理する場合のCPU11の作用を示すものである。
上記と同様に、セキュリティECU1が警戒状態にセットされた場合、CPU11は図5のフローチャートに示す傾斜センサシステムの設定プログラムを開始し、まず、ナビゲーション装置2からの情報に基づいてイグニッションオフ直前における車両位置を取得し、取得した車両位置に基づいて車両の現在位置が屋内型移動式の駐車場やフェリー乗り場、またはその近傍であるか否かを判定し(ステップ401)、車両の現在位置が屋内型移動式の駐車場やフェリー乗り場、またはその近傍でないと判定した場合、プログラムを終了する。
これにより、警戒状態の継続中、セキュリティECU1は傾斜センサ35を含む全てのセンサの出力に基づいて盗難の発生有無の判断を実行する。
一方、車両の現在位置が屋内型移動式の駐車場やフェリー乗り場、またはその近傍であると判定した場合、CPU11は、傾斜角度の演算処理にローパスフィルタ処理を含むように設定した(ステップ402)後、ナビゲーション装置2のモニタ24に傾斜センサシステムの設定が変更された旨、すなわち、傾斜角度演算にローパスフィルタ処理が含まれていることを表示する(ステップ403)。
これにより、図6に示すように、ローパスフィルタ処理41された傾斜角度信号に基づいて盗難閾値判定処理42が行われ、駐車場のパレットやフェリーの揺れによる傾斜信号が除去されるので、パレットやフェリーの揺れによる誤動作を防止することが可能となる。
また、盗難判別閾値を高く設定することにより誤動作を防止することもでき、以下、駐車中に車両に揺れが発生する状況にあると判断した場合に、盗難判別閾値を高く設定する場合のCPU11の作用を図7のフローチャートにより説明する。
上記と同様に、セキュリティECU1が警戒状態にセットされた場合、CPU11は図7のフローチャートに示す傾斜センサシステムの設定プログラムを開始し、まず、ナビゲーション装置2からの情報に基づいてイグニッションオフ直前における車両位置を取得し、取得した車両位置に基づいて車両の現在位置が屋内型移動式の駐車場やフェリー乗り場、またはその近傍であるか否かを判定し(ステップ501)、車両の現在位置が屋内型移動式の駐車場やフェリー乗り場、またはその近傍でないと判定した場合、プログラムを終了する。
これにより、警戒状態の継続中、セキュリティECU1は、傾斜センサ35の出力により演算した傾斜角度が図8に示す通常の盗難検知閾値Aを超えるか否かを判定することにより異常な傾斜が発生したか否かを判断し、盗難の発生有無を検知する。
一方、車両の現在位置が屋内型移動式の駐車場やフェリー乗り場、またはその近傍であると判定した場合、CPU11は、傾斜角度の盗難判別閾値を、図8に示す移動式駐車場、フェリー用の閾値Bに設定する(ステップ502)とともに、ナビゲーション装置2のモニタ24に傾斜センサシステムの設定が変更された旨、すなわち、傾斜角度の盗難判別閾値が高く設定されていることを表示する(ステップ503)。
以上のように、屋内型移動式の駐車場やフェリー上では傾斜角度の盗難判別閾値が高く設定されるので、駐車場のパレットやフェリーの揺れによって車両が多少傾いても警報信号を発生せず、駐車場のパレットやフェリーの揺れによる誤動作を防止することが可能となる。
さらに、傾斜角度演算値を用いたメインの盗難検知判別ロジックとは別に、傾斜角度にハイパスフィルタ処理を施した演算値を用いたOFFロジックを適用することにより、駐車中に車両に揺れが発生する状況にある場合に誤動作を防止することもでき、以下、OFFロジックを用いる場合のCPU11の作用を図9のフローチャートにより説明する。
上記と同様に、セキュリティECU1が警戒状態にセットされた場合、CPU11は図9のフローチャートに示す傾斜センサシステムの設定プログラムを開始し、まず、ナビゲーション装置2からの情報に基づいてイグニッションオフ直前における車両位置を取得し、取得した車両位置に基づいて車両の現在位置が屋内型移動式の駐車場やフェリー乗り場、またはその近傍であるか否かを判定し(ステップ601)、車両の現在位置が屋内型移動式の駐車場やフェリー乗り場、またはその近傍でないと判定した場合、プログラムを終了する。
これにより、警戒状態の継続中、傾斜センサの出力に通常の演算処理が施されて盗難の発生有無が検知される。
一方、車両の現在位置が屋内型移動式の駐車場やフェリー乗り場、またはその近傍であると判定した場合、CPU11は、盗難検知判別ロジックにOFFロジックを追加する(ステップ602)とともに、ナビゲーション装置2のモニタ24に傾斜センサシステムの設定が変更された旨、すなわち、盗難検知判別ロジックにOFFロジックが追加されていることを表示する(ステップ603)。
これにより、図10に示すように、警戒状態の継続中、セキュリティECU1は、傾斜センサ出力に対して通常のフィルタ処理43を行った信号と盗難検知閾値Aとの比較判定処理42を行うメインフィルタロジックと、傾斜センサの出力に対してハイパスフィルタ処理44を行った信号を誤動作防止閾値Cと比較する誤動作防止OFFフィルタロジックを実行し、これらのフィルタロジックのアンド出力によりアラーム出力を行う。
この誤動作防止OFFフィルタロジックは、図11に示すように、ハイパスフィルタ処理44を行った信号が誤動作防止閾値Cの範囲内に有る場合、ON許可領域と判断して、“ON”信号を出力し、ハイパスフィルタ処理44を行った信号が誤動作防止閾値Cを越えた場合に、“OFF”信号を出力する。
したがって、メインフィルタロジックの出力が“ON”で、かつ、誤動作防止OFFフィルタロジック出力が“ON”の場合には、盗難が発生したと判断されてアラーム出力が行われるが、駐車場のパレットやフェリーの揺れが生じた場合には、ハイパスフィルタ処理44の演算処理結果が大きくなり、誤動作防止OFFフィルタロジックの出力が“OFF”となるので、アラーム出力は行われず、盗難以外の傾斜での誤動作を防止することができる。
なお、以上の実施例4〜実施例6では、イグニッションオフ直前の車両位置が屋内型移動式の駐車場やフェリー乗り場、またはその近傍であると判定した場合に、駐車中に車両に揺れが発生する状況にあると判断したが、実施例2、3と同様に、車両の目的地が屋内型移動式の駐車場やフェリー乗り場に設定され、目的地に到着した場合、あるいは、車両の目的地までの経路にフェリーが含まれており、フェリーターミナルに到着した場合に、駐車中に車両に揺れが発生する状況にあると判断することもできる。
以上の実施例では、ナビゲーション装置からの情報に基づいて駐車中に車両に揺れが発生する状況にあるか否かを判断したが、車両が屋内型移動式の駐車場内やフェリー内等に駐車した場合、車両内が暗くなるので、照度計からの照度情報に基づいて、駐車中に車両に揺れが発生する状況にあるか否かを判断することも可能であり、以下、照度計からの照度情報に基づいて、駐車中に車両に揺れが発生する状況にあるか否かを判断する実施例について説明する。
なお、装置構成は図1と同じであるので、説明を省略する。
図12のフローチャートは、照度計からの照度情報に基づいて駐車中に車両に揺れが発生する状況にあると判断した場合、傾斜センサシステムをオフする実施例のCPU11の作用を示すものであり、セキュリティECU1が警戒状態にセットされた場合、CPU11は図12のフローチャートに示す傾斜センサシステムの設定プログラムを開始する。
図12のフローチャートに示す設定プログラムを開始すると、CPU11は、RAM13から車両が駐車される前の一定時間内の照度値を取り込む(ステップ701)。
すなわち、セキュリティECU1のCPU11は、図13(a)に示すように、照度センサ38の出力を一定時間間隔で取り込んでRAM13に記憶しており、セキュリティECU1が警戒状態にセットされた場合、CPU11は車両が駐車した時点から一定時間前までの照度値を取り込む。
次に、CPU11は、取り込んだ照度値に基づいて、図13(b)に示すように、照度値の変化を検出し、その照度変化が閾値Dよりも大きいか否かを判定し(ステップ702)、照度変化が閾値Dよりも小さいと判定した場合、プログラムを終了する。
これにより、警戒状態の継続中、セキュリティECU1は傾斜センサ35を含む全てのセンサの出力に基づいて盗難の発生有無の判断を実行する。
一方、ステップ702で照度変化が閾値Dよりも大きいと判定した場合、CPU11は、車両が屋内型移動式の駐車場やフェリー等の中に入って暗くなったと判断し、傾斜センサシステムをオフする(ステップ703)。
これにより、警戒状態の継続中、セキュリティECU1は傾斜センサ35を除くその他の盗難検知センサの出力に基づいて盗難の発生有無の判断を実行するので、駐車場のパレットやフェリーの揺れによる傾斜センサシステムの誤動作を防止することができる。
なお、上記の実施例では、照度センサ38の出力を一定時間間隔で取り込んでRAM13に記憶したが、照度センサ38の出力を一定走行距離毎に取り込んでRAM13に記憶し、セキュリティECU1が警戒状態にセットされた場合、車両が駐車した時点から所定走行距離内の照度変化がある閾値以上である場合に、駐車中に車両に揺れが発生する状況にあると判断することも可能である。
また、セキュリティECU1が警戒状態にセットされた場合、車両が駐車した後の一定時間内の照度を取り込み、取り込んだ照度値に基づいて検知した照度変化がある閾値以上である場合に、駐車中に車両に揺れが発生する状況にあると判断するようにしてもよい。
一方、夜間等に照度変化を検出しても、車両が屋内型移動式の駐車場やフェリー等の中に入ったと判断することが困難であるので、現在時刻が日照時間内である場合にのみ照度変化検出を行うようにすることが好ましく、以下、現在時刻が日照時間内である場合にのみ、照度変化検出を行う場合のCPU11の作用を図14のフローチャートにより説明する。
セキュリティECU1が警戒状態にセットされた場合、CPU11は図14のフローチャートに示す傾斜センサシステムの設定プログラムを開始し、まず、電波時計14からの時刻信号に基づいて現在時刻が日照時間内であるか否かを判定し(ステップ801)、現在時刻が日照時間内でないと判定した場合、プログラムを終了する。
これにより、警戒状態の継続中、セキュリティECU1は傾斜センサ35を含む全てのセンサの出力に基づいて盗難の発生有無の判断を実行する。
また、ステップ801で現在時刻が日照時間内であると判定した場合、CPU11は、RAM13から車両が駐車した時点から一定時間前までの照度値を取り込む(ステップ802)。次に、CPU11は、取り込んだ照度値に基づいて照度値の変化を検出し、その照度変化が閾値Dよりも大きいか否かを判定し(ステップ803)、照度変化が閾値Dよりも小さいと判定した場合、プログラムを終了する。
これにより、上記と同様に、警戒状態の継続中、セキュリティECU1は傾斜センサ35を含む全てのセンサの出力に基づいて盗難の発生有無の判断を実行する。
一方、ステップ803で照度変化が閾値Dよりも大きいと判定した場合、CPU11は、車両が屋内型移動式の駐車場やフェリー等の中に入って暗くなったと判断し、傾斜センサシステムを強制的にオフする(ステップ804)。
これにより、警戒状態の継続中、セキュリティECU1は傾斜センサ35を除くその他の盗難検知センサの出力に基づいて盗難の発生有無の判断を実行するので、駐車場のパレットやフェリーの揺れによる傾斜センサシステムの誤動作を防止することができる。
以上のように、現在時刻が日照時間内である場合にのみ、照度変化検出を行うようにすることにより、現在時刻が日照時間内でない場合には、照度変化検出が行われないので、無駄な照度判別処理を行わないようにすることが可能となる。
以上の実施例では、照度変化を所定の閾値と比較することにより、屋内型移動式の駐車場やフェリー等の、駐車中に車両に揺れが発生する状況にあるか否かを判定したが、時刻や天気情報に基づいて照度変化の閾値を調節することも可能であり、以下、天気情報に基づいて照度変化の閾値を調節する場合のCPU11の作用を図15のフローチャートにより説明する。
セキュリティECU1が警戒状態にセットされた場合、CPU11は図15のフローチャートに示す傾斜センサシステムの設定プログラムを開始し、ナビゲーション装置2からの天気情報に基づいて、天気による屋外の照度を予測し、その情報により照度変化の閾値Eを調節する(ステップ901)。すなわち、天気がよい場合には閾値Eを大きくし、天気が悪い場合には閾値Eを小さくする。
次に、CPU11は、RAM13から車両が駐車される直前の一定時間内の照度値を取り込んだ(ステップ902)後、取り込んだ照度値に基づいて照度値の変化を検出し、その照度変化が閾値Eよりも大きいか否かを判定し(ステップ903)、照度変化が閾値Eよりも小さいと判定した場合、プログラムを終了する。
これにより、警戒状態の継続中、セキュリティECU1は傾斜センサ35を含む全てのセンサの出力に基づいて盗難の発生有無の判断を実行する。
一方、ステップ903で照度変化が閾値Eよりも大きいと判定した場合、CPU11は、車両が屋内型移動式の駐車場やフェリー等の中に入って暗くなったと判断し、傾斜センサシステムを強制的にオフする(ステップ904)。
これにより、警戒状態の継続中、セキュリティECU1は傾斜センサ35を除くその他の盗難検知センサの出力に基づいて盗難の発生の判断を実行するので、駐車場のパレットやフェリーの揺れによる傾斜センサシステムの誤動作を防止することができる。
以上のように、天気情報に基づいて照度変化の閾値を調節することにより、屋外の照度に応じた閾値に設定することができるので、車両が屋内型移動式の駐車場内やフェリー内等に位置するか否かを確実に検出することができる。
また、現在日時、時刻情報から照度変化の閾値を調節することもでき、以下、時刻情報から照度変化の閾値を調節する場合のCPU11の作用を図16のフローチャートにより説明する。
セキュリティECU1が警戒状態にセットされた場合、CPU11は図16のフローチャートに示す傾斜センサシステムの設定プログラムを開始し、電波時計14からの現在日時、時刻情報に基づいてその日時の年間平均照度をROM12から読み出し、その平均照度により照度変化の閾値Fを調節する(ステップ1001)。すなわち、平均照度が高い場合には閾値Fを大きくし、平均照度が低い場合には、閾値Fを小さくする。
次に、CPU11は、RAM13からセキュリティECU1が車両が駐車した時点から所定時間前までの照度値を取り込んだ(ステップ1002)後、取り込んだ照度値に基づいて照度値の変化を検出し、その照度変化が閾値Fよりも大きいか否かを判定し(ステップ1003)、照度変化が閾値Fよりも小さいと判定した場合、プログラムを終了する。
これにより、警戒状態の継続中、セキュリティECU1は傾斜センサ35を含む全てのセンサの出力に基づいて盗難の発生有無の判断を実行する。
一方、ステップ1003で照度変化が閾値Fよりも大きいと判定した場合、CPU11は、車両が屋内型移動式の駐車場やフェリー等の中に入って暗くなったと判断し、傾斜センサシステムを強制的にオフする(ステップ1004)。
これにより、警戒状態の継続中、セキュリティECU1は傾斜センサ35を除くその他の盗難検知センサの出力に基づいて盗難の発生の判断を実行するので、駐車場のパレットやフェリーの揺れによる傾斜センサシステムの誤動作を防止することができる。
以上のように、現在日時、時刻情報から照度変化の閾値を調節することにより、日時に応じた閾値に設定することができるので、車両が屋内型移動式の駐車場内やフェリー内等に位置するか否かを確実に検出することができる。
また、傾斜センサの出力自体を利用して車両が屋内型移動式の駐車場内やフェリー内等の、駐車中に車両に揺れが発生する状況にあるか否かを判断することも可能であり、以下、傾斜センサの出力自体を利用して、駐車中に車両に揺れが発生する状況にあるか否かを判断する実施例について説明する。
なお、装置構成は図1と同じであるので、説明は省略する。
図17のフローチャートは、車両が駐車する前の一定時間内における傾斜角度に基づいて駐車中に車両に揺れが発生する状況にあるか否かを判断する場合の、CPU11の作用を示すものである。
セキュリティECU1が警戒状態にセットされた場合、CPU11は図17のフローチャートに示す傾斜センサシステムの設定プログラムを開始し、まず、RAM13から車両が駐車する前の一定時間内の傾斜角度を取り込む(ステップ1101)。
すなわち、セキュリティECU1のCPU11は、常時、傾斜センサ35の出力とオフセット値との差を傾斜角度として一定時間間隔で取り込んでRAM13に記憶しており、セキュリティECU1が警戒状態に設定された場合、CPU11は、車両が駐車する前の一定時間内の傾斜角度を取り込む。なお、上記のオフセット値は傾斜センサ35のフィルタ処理出力の所定時間の平均値である。
次に、CPU11は、取り込んだ傾斜角度のいずれかが閾値Gよりも大きいか否かを判定し(ステップ1102)、傾斜角度が閾値Gよりも小さいと判定した場合、プログラムを終了する。
これにより、警戒状態の継続中、セキュリティECU1は傾斜センサ35を含む全てのセンサの出力に基づいて盗難の発生有無の判断を実行する。
一方、ステップ1102で傾斜角度のいずれかが閾値Gよりも大きいと判定した場合、CPU11は、車両が屋内型移動式の駐車場内やフェリー内等の揺れが生じている場所に駐車していると判断し、傾斜センサシステムをオフする(ステップ1103)。
これにより、警戒状態の継続中、セキュリティECU1は傾斜センサ35を除くその他の盗難検知センサの出力に基づいて盗難の発生有無の判断を実行するので、駐車場のパレットやフェリーの揺れによる傾斜センサシステムの誤動作を防止することができる。
なお、上記の実施例では、傾斜センサ35の出力とオフセット値との差が所定の閾値を超えた場合に、駐車中に車両に揺れが発生する状況にあると判断したが、傾斜センサ35の出力自体を一定時間間隔で記憶し、車両が駐車する前の一定時間内の傾斜角の変化量が所定の閾値を越えたとき、駐車中に車両に揺れが発生する状況にあると判断することも可能である。
また、上記の実施例では、車両が駐車する前の一定時間内の傾斜角度に基づいて駐車中に車両に揺れが発生する状況にあるか否かを判断したが、車両が駐車した後の一定時間内の傾斜角度により、駐車中に車両に揺れが発生する状況にあるか否かを判断することもでき、また、セキュリティシステムが設定された後の一定時間内における傾斜角度がある閾値以上である場合に、駐車中に車両に揺れが発生する状況にあると判断することもできる。
上記の実施例では、傾斜角度に基づいて駐車中に車両に揺れが発生する状況にあるか否かを判断したが、傾斜角速度から駐車中に車両に揺れが発生する状況にあるか否かを判断することも可能であり、以下、傾斜角速度に基づいて駐車中に車両に揺れが発生する状況にあるか否かを判断する実施例について、図18のフローチャートにより説明する。
セキュリティECU1が警戒状態にセットされた場合、CPU11は図18のフローチャートに示す傾斜センサシステムの設定プログラムを開始し、まず、RAM13から車両が駐車する前の一定時間内の傾斜角速度を取り込む(ステップ1201)。
すなわち、セキュリティECU1のCPU11は、傾斜センサ35の出力より一定時間間隔で傾斜角速度を演算してRAM13に記憶しており、セキュリティECU1が警戒状態に設定された場合、CPU11は、車両が駐車される前の一定時間内の傾斜角速度を取り込む。
次に、CPU11は、取り込んだ傾斜角速度のいずれかが閾値Hよりも大きいか否かを判定し(ステップ1202)、傾斜角速度が閾値Hよりも小さいと判定した場合、プログラムを終了する。
これにより、警戒状態の継続中、セキュリティECU1は傾斜センサ35を含む全てのセンサの出力に基づいて盗難の発生有無の判断を実行する。
一方、ステップ1102で傾斜角速度のいずれかが閾値Hよりも大きいと判定した場合、CPU11は、車両が屋内型移動式の駐車場内やフェリー内等の揺れが生じている場所に駐車していると判断し、傾斜センサシステムをオフする(ステップ1203)。
これにより、警戒状態の継続中、セキュリティECU1は傾斜センサ35を除くその他の盗難検知センサの出力に基づいて盗難の発生有無の判断を実行するので、駐車場のパレットやフェリーの揺れによる傾斜センサシステムの誤動作を防止することができる。
なお、上記の実施例では、車両が駐車する前の一定時間内の傾斜角速度に基づいて駐車中に車両に揺れが発生する状況にあるか否かを判断したが、上記と同様に、車両が駐車した後の一定時間内の傾斜角速度を取り込み、傾斜角速度がある閾値以上である場合に、駐車中に車両に揺れが発生する状況にあると判断することもでき、また、セキュリティシステムが設定された後の一定時間内における傾斜角速度がある閾値以上である場合に、駐車中に車両に揺れが発生する状況にあると判断することもできる。
以上の実施例7〜実施例12では、駐車中に車両に揺れが発生する状況にあると判断と判断した場合、単に傾斜センサシステムをオフしたが、このオフと同時にユーザに傾斜センサシステムをオフしたことを通知することもでき、また、傾斜センサシステムをオフする代わりに、盗難判別閾値を高くしたり、あるいは、傾斜角度演算処理の設定を変更することも可能である。
また、以上の実施例では、傾斜センサシステムの設定が変更されたことをナビゲーション装置2のモニタ24に表示したが、車載オーディオ装置のスピーカを使用して音声により伝達したり、予め登録された携帯電話等のユーザのメールアドレスに宛ててメールを送信することにより傾斜センサシステムの設定が変更されたことを伝達することも可能である。
さらに、セキュリティ用送信機に傾斜センサシステムの設定が変更されたことを表示するランプを設け、通信によりセキュリティ用送信機に傾斜センサシステムの設定が変更されたことを伝達することにより、ユーザに知らせるようにしてもよい。
本発明の車両の盗難検知装置を適用した盗難検知システムの構成を示すブロック図である。 セキュリティECUが警戒状態にセットされた場合の作用を示すフローチャートである。 セキュリティECUが警戒状態にセットされた場合の他の実施例の作用を示すフローチャートである。 セキュリティECUが警戒状態にセットされた場合のさらに他の実施例の作用を示すフローチャートである。 セキュリティECUが警戒状態にセットされた場合のさらに他の実施例の作用を示すフローチャートである。 セキュリティECUでの傾斜角度信号の演算処理を示す機能ブロック図である。 セキュリティECUが警戒状態にセットされた場合のさらに他の実施例の作用を示すフローチャートである。 盗難検知閾値と傾斜角度演算値の比較状況を示す波形図である。 セキュリティECUが警戒状態にセットされた場合のさらに他の実施例の作用を示すフローチャートである。 誤動作防止OFFフィルタロジックを追加した盗難検知ロジックを示す図である。 誤動作防止OFFフィルタロジックの判定状況を示す波形図である。 セキュリティECUが警戒状態にセットされた場合のさらに他の実施例の作用を示すフローチャートである。 一定時間毎の照度取り込み値と照度変化を示す図である。 セキュリティECUが警戒状態にセットされた場合のさらに他の実施例の作用を示すフローチャートである。 セキュリティECUが警戒状態にセットされた場合のさらに他の実施例の作用を示すフローチャートである。 セキュリティECUが警戒状態にセットされた場合のさらに他の実施例の作用を示すフローチャートである。 セキュリティECUが警戒状態にセットされた場合のさらに他の実施例の作用を示すフローチャートである。 セキュリティECUが警戒状態にセットされた場合のさらに他の実施例の作用を示すフローチャートである。 傾斜角度のロジック演算結果と盗難検知閾値との比較状況を示す波形図である。
符号の説明
1 セキュリティECU
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 電波時計
2 ナビゲーション装置
21 GPSアンテナ
22 VICSアンテナ
23 ナビ本体
24 モニタ
31 キー挿入検知SW
32 カーテシSW
33 フードSW
34 侵入センサ
35 傾斜センサ
36 サイレン
37 ハザードランプ
38 照度センサ

Claims (16)

  1. 車両の傾斜を検出する傾斜検出手段の出力を用いて盗難の検知を行う演算制御手段を備えた車両の盗難検知装置であって、
    上記傾斜検出手段の出力に基づく盗難検知がセットされた状態にあるときに、駐車中に車両に揺れが発生する状況であると判断した場合、上記演算制御手段が、上記傾斜検出手段の出力に基づく盗難検知を解除することを特徴とする車両の盗難検知装置。
  2. 車両の傾斜を検出する傾斜検出手段の出力を用いて盗難の検知を行う演算制御手段を備えた車両の盗難検知装置であって、
    駐車中に車両に揺れが発生する状況であると判断した場合、上記演算制御手段が、盗難検知に用いる傾斜検出出力に対するフィルタ処理を変更することを特徴とする車両の盗難検知装置。
  3. 車両の傾斜を検出する傾斜検出手段の出力を用いて盗難の検知を行う演算制御手段を備えた車両の盗難検知装置であって、
    駐車中に車両に揺れが発生する状況であると判断した場合、上記演算制御手段が、上記傾斜検出手段の出力に基づく盗難検知の閾値を高い値に変更することを特徴とする車両の盗難検知装置。
  4. 車両の傾斜を検出する傾斜検出手段の出力を用いて盗難の検知を行う演算制御手段を備えた車両の盗難検知装置であって、
    駐車中に車両に揺れが発生する状況であると判断した場合、上記演算制御手段が、上記傾斜検出手段の出力に基づく盗難検知のための判別ロジックを変更することを特徴とする車両の盗難検知装置。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載された車両の盗難検知装置において、
    盗難検知の設定が変更された場合、上記演算制御手段が、盗難検知の設定が変更されたことをユーザに通知することを特徴とする車両の盗難検知装置。
  6. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載された車両の盗難検知装置において、
    上記演算制御手段が、ナビゲーション情報からイグニッションオフ直前における車両位置を取得し、取得した車両位置に基づいて車両に揺れが発生する状況であるか否かを判断することを特徴とする車両の盗難検知装置。
  7. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載された車両の盗難検知装置において、
    ナビゲーションの目的地設定が車両に揺れが発生する駐車場所であって、かつ、目的地に到着している場合に、上記演算制御手段が、車両に揺れが発生する状況であると判断することを特徴とする車両の盗難検知装置。
  8. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載された車両の盗難検知装置において、
    ナビゲーションの目的地までの経路にフェリーが含まれる場合であって、かつ、フェリーターミナルに到着している場合に、上記演算制御手段が、車両に揺れが発生する状況であると判断することを特徴とする車両の盗難検知装置。
  9. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載された車両の盗難検知装置において、
    車両内の照度を検出する照度検出手段を備え、車両が駐車する前の一定時間内における照度変化がある閾値以上の場合に、上記演算制御手段が、車両に揺れが発生する状況であると判断することを特徴とする車両の盗難検知装置。
  10. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載された車両の盗難検知装置において、
    車両内の照度を検出する照度検出手段を備え、車両が駐車した後の一定時間内における照度変化がある閾値以上の場合に、上記演算制御手段が、車両に揺れが発生する状況であると判断することを特徴とする車両の盗難検知装置。
  11. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載された車両の盗難検知装置において、
    車両が駐車する前の一定時間内における傾斜角度がある閾値以上の場合に、上記演算制御手段が、車両に揺れが発生する状況であると判断することを特徴とする車両の盗難検知装置。
  12. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載された車両の盗難検知装置において、
    車両が駐車する前の一定時間内における傾斜角速度がある閾値以上の場合に、上記演算制御手段が、車両に揺れが発生する状況であると判断することを特徴とする車両の盗難検知装置。
  13. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載された車両の盗難検知装置において、
    車両が駐車した後の一定時間内における傾斜角度がある閾値以上の場合に、上記演算制御手段が、車両に揺れが発生する状況であると判断することを特徴とする車両の盗難検知装置。
  14. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載された車両の盗難検知装置において、
    車両が駐車した後の一定時間内における傾斜角速度がある閾値以上の場合に、上記演算制御手段が、車両に揺れが発生する状況であると判断することを特徴とする車両の盗難検知装置。
  15. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載された車両の盗難検知装置において、
    セキュリティシステムが設定された後の一定時間内における傾斜角度がある閾値以上の場合に、上記演算制御手段が、車両に揺れが発生する状況であると判断することを特徴とする車両の盗難検知装置。
  16. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載された車両の盗難検知装置において、
    セキュリティシステムが設定された後の一定時間内における傾斜角速度がある閾値以上の場合に、上記演算制御手段が、車両に揺れが発生する状況であると判断することを特徴とする車両の盗難検知装置。
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