JP2007082847A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 遊技媒体を受皿から貯留箱へ移す際の作業の煩雑さを解消することができる遊技機を提供すること。
【解決手段】 メダルの払出口から払い出されるメダルを貯留する受皿が本体筐体の前面に設けられた遊技機であって、上記受皿の左右側板及び前方側板により形成されるメダル収納空間には、上記左右側板のいずれか一方の側板の下部から他方の側板に向かって漸次に立ち上がる傾斜底板が、該傾斜底板の頂上辺が上記左右側板の間に位置するように設けられ、上記払出口は、上記傾斜底板の上方に位置するように設けられ、上記頂上辺と上記他方の側板との間には、メダル貯留箱が着脱自在に収納されるメダル貯留箱収納空間が形成されていることを特徴とする遊技機。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、パチスロ遊技装置やスロットマシン等の遊技機に関する。
通常、パチスロ遊技装置やスロットマシン等の遊技機においては、筐体の下側前方にコインやメダルの払出口が設けられるとともに、払出口の下側に受皿が設けられている。遊技を終了するときや、受皿がメダルで一杯になったときには、遊技者は、受皿からメダルを手でかき出し、貯留箱に移す作業を行う。しかし、一方の手でメダルをかき出しつつ他方の手でそれを受けて貯留箱に移す作業を行うと、メダルを床に落としてしまうという問題があった。また、受皿内のメダルの残量が少なくなってくると、指先でメダルを受皿外へ引きずり出すことも行われるが、効率が悪くて遊技者が不快感を抱くこともあった。
従来の遊技機としては、例えば、受皿の底面に複数の溝が形成された遊技機(例えば特許文献1参照)や、受皿の底面に複数のリブが形成された遊技機(例えば特許文献2参照)が存在する。これらの遊技機によれば、受皿内のメダルの残量が少なくなっても、受皿内のメダルを掴み取り易い。
特開平11−111414号公報 実開平6−15162号公報
しかしながら、特許文献1、2に記載の遊技機では、結局、受皿内から手でメダルを取り出して貯留箱に移す必要があるため、メダルを受皿から貯留箱へ移す際の作業の煩雑さを解消することができないという問題があった。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、メダルを受皿から貯留箱へ移す際の作業の煩雑さを解消することができる遊技機を提供することにある。
以上のような目的を達成するために、本発明は、以下のようなものを提供する。
(1) メダルの払出口から払い出されるメダルを貯留する受皿が本体筐体の前側に設けられた遊技機であって、
上記受皿の左右側板及び前方側板により形成されるメダル収納空間には、上記左右側板のいずれか一方の側板の下部から他方の側板に向かって漸次に立ち上がる傾斜底板が、該傾斜底板の頂上辺が上記左右側板の間に位置するように設けられ、
上記払出口は、上記傾斜底板の上方に位置するように設けられ、
上記頂上辺と上記他方の側板との間には、メダル貯留箱が着脱自在に収納されるメダル貯留箱収納空間が形成されている
ことを特徴とする遊技機。
(1)の発明によれば、払出口から払い出されるメダルは、先ず一方の側板と傾斜底板とにより形成されるスペースに貯留されることになる。また、遊技者は、傾斜底板の頂上辺と他方の側板との間に形成されるメダル貯留箱収納空間にメダル貯留箱を設置したり、メダル貯留箱収納空間からメダル貯留箱を取り出したりすることができる。
従って、一方の側板と傾斜底板とにより形成されるスペースに貯留されたメダルを、手で傾斜底板上を滑らせ、メダル貯留箱に流し込むことにより、スムーズにメダル貯留箱に移すことができる。また、メダル貯留箱にメダルが入りきらなくなったときには、一旦、一方の側板と傾斜底板とにより形成されるスペースに手でメダルを流し込んだ後に、メダル貯留箱を空のメダル貯留箱に交換し、その後、一方の側板と傾斜底板とにより形成されるスペースから手でメダル貯留箱にメダルを流し込むことにより、スムーズにメダル貯留箱にメダルを移すことができる。
また、傾斜底板の上方に払出口が設けられていて、払出口から、一方の側板と傾斜側板とにより形成されるスペースにメダルが払い出されるため、遊技者は、払出口からメダルが払い出されるタイミングを意識することなく、適宜にメダル貯留箱の交換を行うことが可能であり、利便性に優れる。かりに、メダル貯留箱が設置されるメダル貯留箱収納空間の上方に、払出口が位置していると、メダルが払い出されるときにメダル貯留箱を交換することができない事態が生じ得る。特に遊技者がメダル貯留箱の交換を意識するのはメダルが頻繁に払い出されるときであるから、メダルが払い出されるときにメダル貯留箱を交換することができないと、メダル貯留箱からメダルが溢れてしまうおそれがある。しかし、上述したように、(1)の発明によれば、遊技者は、払出口からメダルが払い出されるタイミングを意識することなく、メダル貯留箱を交換することができるので、このような問題が生じることがない。
さらに、本発明は、以下のようなものを提供する。
(2) 上記(1)の遊技機であって、
上記頂上辺は、上記左右側板の頂部より下方に位置するように設定され、
上記頂上辺と、上記他方の側板の下部から上記一方の側板の下部に向かって連続的に延びる底板との間には、分離壁が設けられている
ことを特徴とする。
(2)の発明によれば、頂上辺が左右側板の頂部より下方に位置するように設定されているため、メダル収納空間からメダルを移すときに、メダルが前方側板を乗り越えて溢れ出すことを防止することができる。また、頂上辺と、他方の側板の下部から一方の側板の下部に向かって連続的に延びる底板との間に分離壁が設けられているため、傾斜底板の裏側にメダルが入り込まないようにすることができる。このように、(2)の発明によれば、メダルが受皿から溢れ出したり、傾斜底板の裏側に入り込んだりすることを防止し得るため、メダルの取り扱いが容易であり、利便性に優れる。
(3) 上記(1)又は(2)の遊技機であって、
上記頂上辺と上記他方の側板との間に位置する上記前方側板は、部分的に前方へ開閉自在にヒンジを介して設けられている
ことを特徴とする。
(3)の発明によれば、頂上辺と他方の側板との間に位置する前方側板が、部分的に前方へ開閉自在にヒンジを介して設けられているため、その開閉自在な前方側板を開くことにより、受皿内に収まらない大きさの貯留箱を、該貯留箱の一部を受皿の前方に突出させて上記メダル貯留箱収納空間に設置することができる。このように大きなメダル貯留箱を設置可能とすることにより、メダル貯留箱を交換する頻度を少なくすることができるため、利便性に優れる。
(4) 上記(1)〜(3)のいずれか1の遊技機であって、
上記一方の側板の下部には、第2の傾斜底板の一方辺がヒンジを介して連結され、
上記第2の傾斜底板は、常態時に、該第2の傾斜底板の他方辺が弾性体の付勢力によって上記頂上辺と係合する一方、上記弾性体の付勢力に抗して上記他方辺が上記底板の方向へ倒されたときには、上記メダル貯留箱収納空間が形成されるように、構成されている
ことを特徴とする。
(4)の発明によれば、常態時には、第2の傾斜底板の他方辺が頂上辺と係合するため、第2の傾斜底板によってメダル貯留箱収納空間が覆われ、傾斜底板と第2の傾斜底板との段差もないため、メダル収納空間内でメダルをスムーズに移動させることができる。従って、メダル貯留箱を設置していない場合であっても、上記受皿内のメダルの取り扱いが煩雑になったり困難になったりすることがない。
本発明によれば、メダルを受皿からメダル貯留箱へ移す際の作業の煩雑さを解消することができる。
本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。以下においては、本発明の好適な実施形態として、本発明をパチスロ遊技装置に適用した場合について説明することとする。
図1は、パチスロ遊技装置の一例を模式的に示す斜視図である。
このパチスロ遊技装置1は、メダルを用いるものである。ただし、本発明におけるメダルは、コインやトークン等、メダルと同様に用いるものを含む概念である。
パチスロ遊技装置1の全体を形成している本体筐体10は、前面に開口(図示せず)を有していて、さらに本体筐体10には、その開口を覆うように本体筐体10に開閉可能に支持された扉体2が設けられている。扉体2の正面には、液晶表示装置5が設置されている。この液晶表示装置5は、透明液晶パネルを備えており、その一部又は全部を透明/非透明の状態に切り替えることが可能であるとともに、遊技に関する演出画像等を表示可能である。
また、液晶表示装置5の背面側には、可変表示部として3個の回転リール3L、3C、3Rが設けられている。3個の回転リール3L、3C、3Rは、それぞれその外周面に複数の図柄等の識別情報が表示されており、回転可能に横一列に設けられている。各回転リール3L、3C、3Rの識別情報は、上記透明液晶パネルが透明状態となった際に視認可能となる。液晶表示装置5の下方には、水平面を有する台座部12が形成されており、台座部12の右側には、メダル投入口22が設けられ、台座部12の左側には、1−BETスイッチ11及び最大BETスイッチ13が設けられている。
台座部12の前面左側には、遊技者の操作により回転リール3L、3C、3Rを回転させるためのスタートレバー6が所定の角度範囲で回動自在に取り付けられている。台座部12の前面部中央には、3個の回転リール3L、3R、3Cの回転をそれぞれ停止させるための3個の停止ボタン7L、7C、7Rが設けられている。
台座部12の下側には、キャラクタ等が描かれた腰部パネル23が設けられ、腰部パネル23の下側には、メダルの払出口15が設けられている。払出口15の下方であり、且つ、本体筐体10の前側には、受皿30が設けられている。また、受皿30の左側には、灰皿25が着脱可能に設けられている。
次に、受皿30について詳述することにする。
図2は、図1に示したパチスロ遊技装置1が備える受皿30を模式的に示す斜視図である。
図3は、図2に示した受皿30の可動前方側板34が開いた状態を模式的に示す斜視図である。
図4は、図3に示した受皿30の第2傾斜底板38が底板40の方向へ倒された状態を模式的に示す斜視図である。
図5は、図4に示した受皿30にメダル貯留箱50が設置された状態を模式的に示す斜視図である。
図2に示すように、受皿30は、右側板31、左側板32及び前方側板33を備えている。右側板31、左側板32及び前方側板33により形成されるメダル収納空間36には、右側板31の下部(図示せず)から左側板32に向かって漸次に立ち上がる第1傾斜底板37が、第1傾斜底板37の頂上辺37aが右側板31及び左側板32の間に位置するように設けられている。第1傾斜底板37の頂上辺37aは、右側板31の頂部31a、及び、左側板32の頂部32aより下方に位置するように設定されている。払出口15は、第1傾斜底板37の上方に位置するように設けられている。
前方側板33は、可動前方側板34と、固定前方側板35とからなる。可動前方側板34は、第1傾斜底板37の頂上辺37aと、左側板32との間の前方に位置している。
図3に示すように、可動前方側板34は、下辺を軸としてヒンジ(図示せず)を介して底板40に設けられていて、前方(矢印C方向)へ開閉自在となっている。
図3に示すように、左側板32と右側板31との間には、左側板32の下部(図示せず)から右側板31の下部(図示せず)に向かって連続的に延びる底板40が設けられている。また、第1傾斜底板37の頂上辺37aと、底板40との間には、分離壁41が設けられている。
図2に示すように、可動前方側板34の前面には、案内溝34bが形成され、案内溝34bには、操作片34aが左右方向に移動可能に設けられている。操作片34aは、可動前方側板34を開閉する際に遊技者によって操作されるものである。
操作片34aは、常態時に、右方向(矢印B方向)に、可動前方側板34内に設けられたバネ(図示せず)によって付勢されていて、これにより可動前方側板34は閉状態に固定される。
即ち、操作片34aが右方向に付勢されているときには、操作片34aの係止部34c(図3参照)が、可動前方側板34の右側面から突出し、固定前方側板35の左側面に形成された溝35d(図3参照)に係合する。
操作片34aが遊技者によって操作され、上記バネの付勢力に抗して左方向に移動すると、図3に示すように、可動前方側板34の閉状態の固定が解除され、可動前方側板34を前方(矢印C方向)に開くことが可能になる。
また、図2に示すように、左側板32の下部には、第2傾斜底板38の一方辺がヒンジ(図示せず)を介して連結されていて、第2傾斜底板38の裏側には、板バネ(弾性体)39が設けられている。板バネ39は、第2傾斜底板38を上方に付勢するように設けられている。
第2傾斜底板38は、図2及び図3に示すように、常態時、第2傾斜底板38の他方辺38aが板バネ39の付勢力によって、第1傾斜底板37の頂上辺37aと係合する一方、図4に示すように、板バネ39の付勢力に抗して第2傾斜底板38の他方辺38aが底板40の方向(矢印D方向)へ倒されると、メダル貯留箱収納空間42が形成されるように、構成されている。図5に示すように、メダル貯留箱収納空間42に、メダル貯留箱50を設置することができる。
図2に示すように、固定前方側板35の前面には、案内溝35bが形成され、案内溝35bには、操作片35aが左右方向に移動可能に設けられている。操作片35aは、板バネ39の付勢力に抗して底板40の方向に倒された第2傾斜底板38の固定を解除する際に遊技者によって操作されるものである。操作片35aは、常態時に、左方向(矢印A方向)に、第1傾斜底板37の裏側に設けられたバネ(図示せず)によって付勢されていて、これにより第2傾斜底板38は固定されることになる。
即ち、操作片35aが左方向に付勢されているときには、図4に示すように、操作片35aの係止部35cが、分離壁35から左方向へ突出し、板バネ39の付勢力に抗して底板40の方向に倒された第2傾斜底板38の他方辺38aと係合する。
操作片35aが遊技者によって操作され、上記バネの付勢力に抗して右方向に移動すると、第2傾斜底板38の固定が解除され、板バネ39の付勢力によって第2傾斜底板38は上方に移動し、図2及び図3に示すように、第2傾斜底板38の他方辺38aは、第1傾斜底板37の頂上辺37aと係合する。
図2〜図5を用いて説明した受皿30にメダルが払い出される様子について、図6及び図7を用いて説明する。
図6は、図5に示した受皿30にメダルが払い出される様子を模式的に示す斜視図である。
図7は、図6に示した受皿30からメダル貯留箱50にメダルが移る様子を模式的に示す斜視図である。
図6に示すように、払出口15からメダルMが払い出されると、メダルMは、第1傾斜底板37上を矢印E方向に移動し、右側板31と第1傾斜底板37とにより形成されるスペースに貯留される。これらのメダルMをメダル貯留箱50に移すときには、メダルMを、手で第1傾斜底板37上を滑らせて矢印F方向に移動させ、メダル貯留箱50に流し込むことにより、スムーズにメダル貯留箱50にメダルMを移すことができる。
以上、図1〜図7を用いて説明したパチスロ遊技装置1によれば、払出口15から払い出されるメダルMは、先ず左側板31と第1傾斜底板37とにより形成されるスペースに貯留箱される(図6参照)。また、遊技者は、第1傾斜底板37の頂上辺37aと右側板32との間に形成されるメダル貯留箱収納空間42に、メダル貯留箱50を設置したり、メダル貯留箱収納空間42からメダル貯留箱50を取り出したりすることができる(図5参照)。
従って、右側板31と第1傾斜底板37とにより形成されるスペースに貯留されたメダルMを、手で第1傾斜底板37上を滑らせ、メダル貯留箱50に流し込むことにより、スムーズにメダル貯留箱50に移すことができる(図7参照)。また、メダル貯留箱50にメダルMが入りきらなくなったときには、一旦、右側板31と第1傾斜底板37とにより形成されるスペースに手でメダルMを流し込んだ後に、メダル貯留箱50を空のメダル貯留箱50に交換し、その後、右側板31と第1傾斜底板37とにより形成されるスペースから手でメダル貯留箱50にメダルMを流し込むことにより、スムーズにメダル貯留箱50にメダルMを移すことができる。
また、第1傾斜底板37の上方に払出口15が設けられていて、払出口15から、右側板31と第1傾斜底板37とにより形成されるスペースにメダルが払い出されるため、遊技者は、払出口15からメダルが払い出されるタイミングを意識することなく、適宜にメダル貯留箱50の交換を行うことが可能であり、利便性に優れる。
また、第1傾斜底板37の頂上辺37aが、右側板31の頂部31a及び左側板32の頂部32aにより下方に位置するように設定されているため、メダル収納空間36からメダル貯留箱50にメダルMを移すときに、メダルMが前方側板33を乗り越えて溢れ出すことを防止することができる。
また、図3及び図4に示したように、第1傾斜底板37の頂上辺37aと、底板40との間に、分離壁41が設けられているため、第1傾斜底板37の裏側にメダルが入り込まないようにすることができる。
また、可動前方側板34を開くことにより、受皿30内に収まらない大きさのメダル貯留箱50を、その一部を受皿30の前方に突出させて、メダル貯留箱収納空間42に設置することができる。このように大きなメダル貯留箱50を設置可能とすることにより、メダル貯留箱50を交換する頻度を少なくすることができるため、利便性に優れる。
さらに、左側板32の下部(図示せず)には、第2傾斜底板38の一方辺(図示せず)がヒンジ(図示せず)を介して連結され、第2傾斜底板38は、常態時に、第2傾斜底板38の他方辺38aが板バネ39の付勢力によって第1傾斜底板37の頂上辺37aと係合する一方、板バネ39の付勢力に抗して他方辺38aが底板40の方向へ倒されたときには、メダル貯留箱収納空間40が形成されるように構成されている。従って、常態時には、第2傾斜底板38の他方辺38aが頂上辺37aと係合するため、第2傾斜底板38によってメダル貯留箱収納空間42が覆われ、第1傾斜底板37と第2傾斜底板38との段差もないため(図2参照)、メダル収納空間36内でスムーズにメダルMを移動させることができる。従って、メダル貯留箱50を設置していない場合であっても、受皿30内のメダルの取り扱いが煩雑になったり困難になったりすることがない。
このように、図1〜図7を用いて説明したパチスロ遊技装置1によれば、メダルMを受皿30からメダル貯留箱50に移す際の作業の煩雑さを解消することができる。
本発明は、図1〜図7に示した形態に限定されるものではない。例えば、前方側板の一部が前方に開閉しない構成を採用することが可能である。そのような形態としては、例えば、図8〜図9に示す形態を挙げることができる。
図8は、本発明に係るパチスロ遊技装置が備える受皿の他の一例を模式的に示す斜視図である。
図9は、図8に示した受皿にメダル貯留箱が設置された状態を模式的に示す斜視図である。
図8に示すように、受皿130は、右側板131、左側板132及び前方側板33を供えている。右側板131、左側板132及び前方側板133により形成されるメダル収納空間136には、右側板131の下部(図示せず)から左側板132に向かって漸次に立ち上がる第1傾斜底板137が、第1傾斜底板137の頂上辺137aが右側板131及び左側板132の間に位置するように設けられている。払出口115は、第1傾斜底板137の上方に位置するように設けられている。
また、左側板132の下部には、第2傾斜底板138の一方辺がヒンジ(図示せず)を介して連結されていて、第2傾斜底板138の裏側には、板バネ139(弾性体)が設けられている。板バネ139は、第2傾斜底板138を上方に付勢するように設けられている。第2傾斜底板138は、常態時、第2傾斜底板138の他方辺138aが板バネ139の付勢力によって、第1傾斜底板137の頂上辺137aと係合する一方、板バネ139の付勢力に抗して第2傾斜底板138の他方辺138aが底板(図示せず)の方向に倒されると、図2〜図7を用いて説明した受皿30と同様に、メダル貯留箱収納空間(図示せず)が形成されるように、構成されている。
前方側板133の前面には、案内溝133bが形成され、案内溝133bには、操作片133aが左右方向に移動可能に設けられている。操作片133aは、板バネ139の付勢力に抗して底板(図示せず)の方向に倒された第2傾斜底板138の固定を解除する際に遊技者によって操作されるものである。この構成は、図2〜図7を用いて説明した受皿30の構成と同様である。
第2傾斜底板138を倒すと、図9に示すように、メダル貯留箱150を設置することが可能になる。151は、メダル貯留箱150を取り出すときに遊技者によって把持される把持部である。
図8〜図9に示した受皿130では、受皿130内に収まるメダル貯留箱150を設置可能である。このような受皿130によれば、遊技者が前方側板133の倒立に係る作業を行う必要がなく、この点、取り扱いの利便性に優れる。
また、本発明は、例えば、第2傾斜底板を有さない構成を採用することが可能である。
そのような形態としては、例えば、図10〜図11に示す形態を挙げることができる。
図10は、本発明に係るパチスロ遊技装置が備える受皿のさらに他の一例を模式的に示す斜視図である。
図11は、図10に示した受皿の可動前方側板が開いた状態を模式的に示す斜視図である。
図10に示すように、受皿230は、右側板231、左側板232及び前方側板233を備えている。右側板231、左側板232及び前方側板233により形成されるメダル収納空間236には、右側板231の下部(図示せず)から左側板232に向かって漸次に立ち上がる第1傾斜底板237が、第1傾斜底板237の頂上辺237aが右側板231及び左側板232の間に位置するように設けられている。払出口215は、第1傾斜底板237の上方に位置するように設けられている。
前方側板233は、可動前方側板234と、固定前方側板235とからなる。可動前方側板234は、第1傾斜底板237の頂上辺237aと左側板232との間の前方に位置している。図11に示すように、可動前方側板234は、下辺を軸としてヒンジ(図示せず)を介して底板240に設けられていて、前方へ開閉自在となっている。
可動前方側板234の前面には、案内溝234bが形成され、案内溝234bには、操作片234aが左右方向に移動可能に設けられている。操作片234aは、可動前方側板234を開閉する際に遊技者によって操作されるものである。この構成は、図2〜図7を用いて説明した受皿230の構成と同様である。
また、図11に示すように、左側板232と右側板231との間には、左側板232の下部(図示せず)から右側板231の下部(図示せず)に向かって連続的に延びる底板240が設けられている。また、第1傾斜底板237の頂上辺237aと、底板240との間には、分離壁241が設けられている。
可動前方側板234を前方に開くと、図11に示すように、メダル貯留箱収納空間242の前方が開放される。従って、図10〜図11に示した受皿230によれば、図5に示したような大きなメダル貯留箱50を設置することが可能である。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下のような構成を採用することができる。上述した実施形態では、傾斜底板の表面が平面である場合について説明したが、本発明において、傾斜底板の表面は、上方に湾曲した曲面であってもよく、下方に湾曲した曲面であってもよい。また、上述した実施形態では、第2傾斜底板の他方辺が頂上辺と係合するように付勢する弾性体が、板バネである場合について説明したが、本発明における弾性体は、この例に限定されず、例えば、ゴムや、各種のバネ等、従来公知の弾性体を採用することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではなく、各手段等の具体的構成は、適宜設計変更可能である。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
本発明に係るパチスロ遊技装置の一例を模式的に示す斜視図である。 図1に示したパチスロ遊技装置が備える受皿を模式的に示す斜視図である。 図2に示した受皿の可動前方側板が開いた状態を模式的に示す斜視図である。 図3に示した受皿の第2傾斜底板が底板の方向へ倒された状態を模式的に示す斜視図である。 図4に示した受皿にメダル貯留箱が設置された状態を模式的に示す斜視図である。 図5に示した受皿にメダルが払い出される様子を模式的に示す斜視図である。 図6に示した受皿からメダル貯留箱にメダルが移る様子を模式的に示す斜視図である。 本発明に係るパチスロ遊技装置が備える受皿の他の一例を模式的に示す斜視図である。 図8に示した受皿にメダル貯留箱が設置された状態を模式的に示す斜視図である。 本発明に係るパチスロ遊技装置が備える受皿のさらに他の一例を模式的に示す斜視図である。 図10に示した受皿の可動前方側板が開いた状態を模式的に示す斜視図である。
符号の説明
1 パチスロ遊技装置
2 扉体
10 本体筐体
15 払出口
30 受皿
31 右側板
31a (右側板31の)頂部
32 左側板
32a (左側板32の)頂部
33 前方側板
34 可動前方側板
34a (可動前方側板34の開閉用の)操作片
34b (操作片34aの)案内溝
34c (操作片34aの)係止部
35 固定前方側板
35a (第2傾斜側板39の固定用の)操作片
35b (操作片35aの)案内溝
35c (操作片35aの)係止部
35d 溝
36 メダル収納空間
37 第1傾斜底板
37a 頂上辺
38 第2傾斜底板
38a (第2傾斜底板の)他方辺
39 板バネ(弾性体)
40 底板
41 分離壁
42 メダル貯留箱収納空間
50 メダル貯留箱

Claims (4)

  1. メダルの払出口から払い出されるメダルを貯留する受皿が本体筐体の前側に設けられた遊技機であって、
    前記受皿の左右側板及び前方側板により形成されるメダル収納空間には、前記左右側板のいずれか一方の側板の下部から他方の側板に向かって漸次に立ち上がる傾斜底板が、該傾斜底板の頂上辺が前記左右側板の間に位置するように設けられ、
    前記払出口は、前記傾斜底板の上方に位置するように設けられ、
    前記頂上辺と前記他方の側板との間には、メダル貯留箱が着脱自在に収納されるメダル貯留箱収納空間が形成されている
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 前記頂上辺は、前記左右側板の頂部より下方に位置するように設定され、
    前記頂上辺と、前記他方の側板の下部から前記一方の側板の下部に向かって連続的に延びる底板との間には、分離壁が設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記頂上辺と前記他方の側板との間に位置する前記前方側板は、部分的に前方へ開閉自在にヒンジを介して設けられている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 前記一方の側板の下部には、第2の傾斜底板の一方辺がヒンジを介して連結され、
    前記第2の傾斜底板は、常態時に、該第2の傾斜底板の他方辺が弾性体の付勢力によって前記頂上辺と係合する一方、前記弾性体の付勢力に抗して前記他方辺が前記底板の方向へ倒されたときには、前記メダル貯留箱収納空間が形成されるように、構成されている
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1に記載の遊技機。
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