JP2009106316A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】メダルを収容箱に移し替え容易であり、収容箱が容易に破損しない受け皿を備える遊技機を提供する。
【解決手段】遊技機10は箱状の受け皿40と収容箱6を備える。受け皿40は払出口38から払い出されるメダルを貯留する。収容箱6は受け皿40に貯留されたメダルを移し替える矩形の開口61を有する凹部60を設ける。受け皿40は払出口38と対向する前壁41を有し、収容箱6は包囲上縁6aと包囲下縁6bを有する。包囲上縁6aは開口61の周囲に延在して終縁が凹部60の底部に向かう方向に屈折する。包囲下縁6bは凹部60の底部から突出して収容箱6の外壁を形成する。前壁41は突条4aと一対の支持片4b・4bを設ける。突条4aは包囲上縁6aの一片に掛止する。一対の支持片4b・4bは包囲下縁6bの一片を支持する。
【選択図】図4

Description

本発明は、遊技機に関する。特に、遊技機の下方に開口された払出口から払い出される遊技媒体を貯留する受け皿を備える遊技機の構造に関する。
一般に、遊技機の一種であるスロットマシンは、本体の下部前面に遊技媒体を貯留する受け皿を配置している。受け皿は、遊技機の下方に開口された払出口から払い出される遊技媒体を受け入れて一定量、貯える容量を有している。そして、遊技者は、遊技媒体が受け皿から溢れ出ない内に、遊技媒体を掻き寄せて別の収容箱(いわゆる、ドル箱)に移し替えている。この場合、一方の手で収容箱を把持しながら、他方の手で受け皿内の遊技媒体を受け皿の前壁を越えて収容箱に掻き出して移し替えている。
このように、遊技媒体の移し替え作業は、片手で移し替えるため効率が悪く、手間の掛かる作業であった。又、収容箱に移載された遊技媒体の総重量や収容箱に加えられる不測の衝撃などにより、収容箱を片手で支えることが困難となって、収容箱を落下させてしまい、遊技媒体を床に散乱させてしまうことが多々あった。
前述した不具合を解消するため、遊技媒体が受け皿の前壁を越えて遊技媒体の移し替え作業に対して、遊技媒体を受け皿から収容箱に移し替え容易な遊技機が発明されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1による遊技機は、遊技機内部より払い出される遊技媒体を貯留する受け皿を備え、この受け皿は、外縁の上端部に所定幅の突条部又は所定間隔離れた一対の切欠き部を形成して構成されている。
特許文献1による遊技機は、受け皿の外縁上端部に形成された突条部の幅が収容箱の長手方向の幅よりも狭い所定の幅に設定されることにより、又は、一対の切欠き部の間隔が収容箱の長手方向の幅に対応して離れて設定されることにより、略逆Uの字状に曲げられた収容箱の長手方向の周側面の上縁を突条部又は切欠き部間に引っ掛けることができるので、遊技媒体の移し替えを両手で行え、遊技媒体の移し替え作業が効率化できる、としている。
特開2003−265805号公報
特許文献1による遊技機に用いられる受け皿は、収容箱の長手方向の幅よりも狭い所定の幅に設定された突条部に収容箱を掛止できるので、遊技者がメダル収容箱を不用意に床に落とすことを防止できる、という利点がある。
しかし、特許文献1による遊技機は、略逆Uの字状に曲げられた収容箱の長手方向の周側面の上縁には、収容箱に移載された遊技媒体の総重量(垂直荷重)と曲げモーメントとが重複して作用するため、収容箱に移載された遊技媒体の総重量によっては、収容箱の上縁を破損しかねない事態が想定される。一般に、このような遊技機に用いられる収容箱は、合成樹脂で一体成形されており、収容箱の上縁は、垂直荷重と曲げモーメントが重複して作用した場合に耐えられる強度を有していないと考えられるからである。
受け皿及び収容箱の構造を工夫して、受け皿に収容箱を掛止でき、かつ収容箱を容易に破損しないようにできれば、遊技媒体を受け皿から収容箱に移し替えることが容易となり、収容箱の破損に杞憂することなく、安心して遊技媒体を移し替えることができる。このように、受け皿に払い出された遊技媒体を収容箱に移し替え容易であり、収容箱が容易に破損しない受け皿を備える遊技機が望まれる。そして、以上のことが本発明の課題といってよい。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、遊技媒体を収容箱に移し替え容易であり、収容箱が容易に破損しない受け皿を備える遊技機を提供することを目的とする。
本発明者は、上記目的を達成するため、収容箱の長手方向の幅よりも狭い所定の幅に設定された受け皿の突条部に収容箱の上縁を掛止すると共に、収容箱の下縁を支持する支持片を受け皿に設けることにより、上記の課題を解決可能なことを見出し、これに基づいて、以下のような新たな受け皿を備える遊技機を発明するに至った。
(1) 本体の下部前面に開口する払出口から払い出される遊技媒体を受け入れて貯留する箱状の受け皿と、この受け皿に貯留された遊技媒体を移し替える矩形の開口を有する凹部を設ける収容箱と、を備え、前記受け皿は、前記払出口と対向する前壁を有し、前記収容箱は、当該開口の周囲に延在して終縁が前記凹部の底部に向かう方向に屈折する包囲上縁と、前記凹部の底部から突出して当該収容箱の外壁を形成する包囲下縁と、を有し、前記前壁は、上部に突出して前記包囲上縁の一片に掛止する突条と、下部前面に突出して前記包囲上縁の一片に対向する包囲下縁の一片を支持する支持片と、を設けることを特徴とする遊技機。
(1)の発明による遊技機は、箱状の受け皿と収容箱を備えている。受け皿は、本体の下部前面に開口する払出口から払い出される遊技媒体を受け入れて貯留する。収容箱は、受け皿に貯留された遊技媒体を移し替える矩形の開口を有する凹部を設けている。
受け皿は、払出口と対向する前壁を有している。収容箱は、包囲上縁と包囲下縁を有している。包囲上縁は、開口の周囲に延在して、終縁が凹部の底部に向かう方向に屈折している。包囲下縁は、凹部の底部から突出して収容箱の外壁を形成している。一方、前壁は、突条と支持片を設けている。突条は、前壁の上部に突出して、包囲上縁の一片に掛止する。支持片は、前壁の下部前面に突出して、包囲上縁の一片に対向する包囲下縁の一片を支持する。
一般に、スロットマシンなどの遊技機は、前面扉を開閉する筐体を備えている。そして本体は、前面扉と筐体で構成されている。払出口は、本体の下部前面に開口してよく、遊技媒体が払い出される。より実態的には、払出口は、前面扉の下部前面に矩形に開口してよく、筐体の内部に備わるホッパーから遊技媒体が供給されて、遊技媒体が払出口から払い出される。払出口には、投入口に投入された遊技媒体が払出口から直接、払いだされることも有り得る。ここで、遊技媒体は、メダル、コイン、又はトークンとも称される有価価値であってよく、円形の金属板で形成されている。
受け皿は、前面扉に備えられてよく、筐体に備えられてもよい。受け皿は、本体に固定されている。受け皿は、軽金属などの金属体で成形してよく、この金属体にメッキ膜や合成樹脂膜などの皮膜を形成してもよい。受け皿は、合成樹脂で成形してもよい。収容箱は、軽量の透明又は半透明の合成樹脂で成形されることが好ましく、軽金属などの金属で成形してもよい。
受け皿は、払出口と対向する前壁を有してよく、この前壁と対向する後壁、これら前壁及び後壁の両翼に略直交する一対の側壁、及び前壁と後壁と一対の側壁とで囲われる底壁を有してよく、箱状に形成される。
包囲上縁は、収容箱の開口を容易に変形させない補強リブとして機能し、開口の両翼を十分に延在して後述する一対の取っ手を設けることもできる。略U字状に屈折した包囲上縁は、梁としてみれば曲げモーメントに強い断面形状を有している。更に、(1)の発明は、略U字状に屈折した包囲上縁を前壁に掛止するフックとして利用している。
包囲下縁は、凹部の底部を容易に変形させない補強リブとして機能し、H字状に形成される包囲下縁の断面形状は、梁としてみれば曲げモーメントに強い構造となっている。包囲下縁の一片は、支持片に支持されて、遊技媒体の総重量による圧縮応力が作用する。しかし、包囲下縁の一片は、凹部の底部(底板)に結合し、かつ包囲下縁の他片にも結合しているので、容易に破損しない構造となっている。
(1)の発明による遊技機は、受け皿に設けられた突条に収容箱の上縁を掛止すると共に、受け皿に設けられた支持片に収容箱の下縁を支持することにより、両手で遊技媒体を移載できるので遊技媒体の移し替えが容易である。
又、(1)の発明による遊技機は、収容箱に移載された遊技媒体の総重量(垂直荷重)は、包囲下縁の一片が概ね支持(担保)している。包囲上縁は、収容箱の傾き角度に依存する水平分力(引張り荷重)が作用するが、前記傾き角度は僅かであると推定されることから、包囲上縁に作用する水平分力(引張り荷重)は僅かであること判断される。
このように、(1)の発明による遊技機は、収容箱の上縁には、収容箱に移載された遊技媒体の総重量(垂直荷重)と曲げモーメントとが重複して作用しないため、収容箱が容易に破損しない受け皿を備える遊技機を提供できる。
(2) 前記収容箱は、前記開口の両翼に設けられて把持可能な一対の取っ手を有することを特徴とする(1)記載の遊技機。
(2)の発明による遊技機は、収容箱が、把持可能な一対の取っ手を有しているので、受け皿への着脱が容易である。
(3) 前記支持片は、前記包囲下縁の一片に係合して前記前壁から離間困難な係合溝を設けていることを特徴とする(1)又は(2)記載の遊技機。
(3)の発明による遊技機は、収容箱の上縁と下縁が受け皿から容易に離間しない構造を提供できる。
本発明による遊技機は、受け皿に設けられた突条に収容箱の上縁を掛止すると共に、支持片を受け皿に設けられた支持片に収容箱の下縁を支持することにより、両手で遊技媒体を移載できるので遊技媒体の移し替えが容易である。又、本発明による遊技機は、収容箱の上縁には、収容箱に移載された遊技媒体の総重量(垂直荷重)と曲げモーメントとが重複して作用しないため、収容箱が容易に破損しない受け皿を提供できる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1は、本発明による遊技機の一実施形態を示す正面図である。図2は、前記実施形態による遊技機の筐体の内部構造を示す斜視外観図であり、前面扉を開けた状態図である。図3は、前記実施形態による遊技機に備わる受け皿を示す斜視外観図である。図4は、前記実施形態による遊技機に備わる収容箱の斜視外観図である。図5は、前記実施形態による遊技機の縦断面図であり、受け皿に収容箱を取り付けた状態図である。
最初に、本発明による遊技機の構成を説明する。図1及び図2において、遊技機10は、いわゆる「スロットマシン」又は「パチスロ機」である。遊技機10は、コイン、メダル、又はトークンと呼ばれる有価価値である遊技媒体を用いて遊技する。以下では、遊技媒体はメダルを用いるものとして説明する。
図1及び図2において、本体12は、遊技機10の外周を覆っている。遊技機10は、筐体11と、筐体11を開閉する前面扉13と、を備えている。筐体11の内部にリールユニット50が配置されている。筐体11の内部は、棚43で上下に仕切られており、棚43にリールユニット50が載置されている。
図2において、棚43の下方には、投入されたメダルを収納、又はメダルを受け皿40に払い出すホッパー45や、還元率設定スイッチ46aを含む電源ボックス46が配置されている。棚43の上方には、遊技機10を制御するメイン基板(プリント基板)及びサブ基板(プリント基板)を含む制御盤47などが配置されている。
図1又は図2において、前面扉13に形成される正面パネル22には、矩形状の表示窓14が設けられている。表示窓14は、個別の表示窓14L・14C・14Rに区画されている。リールユニット50には、各々の外周面に複数種類の図柄が描かれた3個のリール26L・26C・26Rが回転自在に設けられている。リール26L・26C・26Rの各々は、表示窓14を介して観察可能に配置されている。
図1において、表示窓14の下方には、略水平の台座部28が設けられており、台座部28の上面右側には、遊技者がメダルを入れるための投入口25が設けられている。台座部28の上面左側には、押しボタン操作による三つのBETスイッチ29・30・31が配置されている。BETスイッチ29は、1回の遊技に1枚のメダルを賭けられる。BETスイッチ30は、1回の遊技に2枚のメダルを賭けられる。BETスイッチ31は、1回の遊技に3枚のメダルを賭けられる。
図1において、台座部28の前面の左側には、スタートレバー32が傾動可能に設けられている。スタートレバー32を遊技者が傾動操作することにより、三つのリール26L・26C・26Rの回転が一斉に開始される。三つのリール26L・26C・26Rが回転したときには、リール26L・26C・26Rの各々の外周面に描かれている複数の図柄が、表示窓14において変動表示される。
図1において、台座部28の前面の中央には、3個のリール停止ボタン34L・34C・34Rが設けられている。リール停止ボタン34Lはリール26Lに対応し、リール停止ボタン34Cはリール26Cに対応し、リール停止ボタン34Rはリール26Rに対応している。リール停止ボタン34Lを遊技者が押動操作したときには、リール26Lが停止し、リール停止ボタン34Cを遊技者が押動操作したときには、リール26Cが停止し、リール停止ボタン34Rを遊技者が押動操作したときには、リール26Rが停止する。
図1において、表示窓14には、横に3本(中央及び上下)及び斜めに2本の入賞ラインが設けられている。ゲーム開始に先立って、遊技者が投入口25から1枚のメダルを投入したときは中央の入賞ラインだけが有効化され、2枚のメダルを投入したとき、これに上下の入賞ラインが加わり、3枚のメダルを投入したとき、全ての入賞ラインが有効化される。このような入賞ラインの有効化は、各入賞ラインの両端に配置された有効化ライン表示ランプ(図示せず)が点灯することにより、遊技者に表示される。
図1において、スタートレバー32の左側には、払出しボタン36が設けられている。遊技者が払出しボタン36を押動操作したときには、投入されているメダルが本体12の下部前面に開口する払出口38から払い出される。払出口38は、本体12の略中央に配置されている。払い出されたメダルは、受け皿40に貯留される。
図1において、箱状の受け皿40は、本体12の下部前面に設けられている。又、受け皿40は、メダルが払い出される払出口38からメダルを受け入れて貯留できる。例えば、受け皿40は、前面扉13に備えられてよく、筐体11に備えられてもよい。受け皿40は、本体12に固定されている。受け皿40は、軽金属などの金属体で成形してよく、この金属体にメッキ膜や合成樹脂膜などの皮膜を形成してもよい。受け皿40は、合成樹脂で成形してもよい。
図3において、収容箱6は、軽量の透明又は半透明の合成樹脂で成形されることが好ましく、軽金属などの金属で成形してもよい。収容箱6は、受け皿40に貯留されたメダルを移し替える矩形の開口61を有する凹部60を設けている。メダルを移し替えるにあたり、収容箱6は、受け皿40に掛止できる。
次に、本発明の実施形態による受け皿40と収容箱6の構造を説明する。図3又は図4に示されるように、受け皿40は、払出口38と対向する前壁41を有している。収容箱6は、包囲上縁6aと包囲下縁6bを有している。包囲上縁6aは、開口61の周囲に延在して、終縁が凹部60の底部に向かう方向に屈折している(図5参照)。包囲下縁6bは、凹部60の底部から突出しており、収容箱6の外壁を形成している(図5参照)。
一方、図3から図5において、前壁41は、上部に突出する突条4aと下部前面に突出する一対の支持片4b・4bを設けている。突条4aは、包囲上縁6aの一片に掛止できる。突条4aの両翼には、V字状の切り欠き41a・41aを形成している。
図3から図5において、一対の支持片4b・4bは、包囲上縁6aの一片に対向する包囲下縁6bの一片を支持できる。又、支持片4bは、包囲下縁6bの一片に係合して、前壁41から離間困難な係合溝41bを設けている。
図3において、受け皿40は、払出口38と対向する前壁41を有しており、前壁41と対向する後壁42を有している。更に、受け皿40は、前壁41及び後壁42の両翼に略直交する一対の側壁43a・44aと、前壁41と後壁42と一対の側壁43a・44aとで囲われる底壁45aを有しており、箱状に形成されている。他方の側壁44aには、灰皿45bが配置されている。
次に、本発明による遊技機の作用を説明する。図4において、収容箱6は、開口61の両翼に設けられて、把持可能な一対の取っ手62・62を有している。ここで、包囲上縁6aは、収容箱6の開口61を容易に変形させない補強リブとして機能し、開口61の両翼を十分に延在して一対の取っ手62・62を設けている。
又、図4において、包囲下縁6bは、凹部60の底部を容易に変形させない補強リブとして機能し、H字状に形成される包囲下縁6bの断面形状は、梁としてみれば曲げモーメントに強い構造となっている(図5参照)。
図5に示されるように、収容箱6は、略U字状に屈折した包囲上縁6aを前壁41に掛止するフックとして利用している。包囲下縁6bの一片は、一対の支持片4b・4bに支持されて、移載されたメダルの総重量による圧縮応力が作用する。しかし、包囲下縁6bの一片は、凹部60の底部(底板)63に結合し、かつ包囲下縁6bの他片にも結合しているので、容易に破損しない構造となっている。
ここで、収容箱6に移載されたメダルの総重量(荷重P)は、収容箱6の傾き角度に依存する垂直分力P1を包囲下縁6bの一片が概ね支持(担保)している。包囲上縁6aは、収容箱6の傾き角度に依存する水平分力(引張り荷重)P2が作用するが、前記傾き角度は僅かであると推定されることから、包囲上縁6aに作用する水平分力(引張り荷重)P2は僅かであること判断される。
このように、本発明による遊技機は、収容箱6の上縁には、収容箱6に移載されたメダルの総重量と曲げモーメントとが重複して作用しないため、収容箱6が容易に破損しない受け皿40を備える遊技機を提供できる。
又、本発明による遊技機は、受け皿40に設けられた突条4aに収容箱6の上縁を掛止すると共に、受け皿40に設けられた一対の支持片4b・4bに収容箱6の下縁を支持することにより、両手でメダルを移載できるので、メダルの移し替えが容易である。
又、本発明による遊技機は、収容箱6が、把持可能な一対の取っ手62を有しているので、受け皿40への着脱が容易である。更に、本発明による遊技機は、支持片4bが包囲下縁6bの一片に係合して前壁41から離間困難な係合溝41bを設けているので、収容箱6の上縁と下縁が受け皿40から容易に離間しない構造を提供できる。
本発明による遊技機の一実施形態を示す正面図である。 前記実施形態による遊技機の筐体の内部構造を示す斜視外観図であり、前面扉を開けた状態図である。 前記実施形態による遊技機に備わる受け皿を示す斜視外観図である。 前記実施形態による遊技機に備わる収容箱の斜視外観図である。 前記実施形態による遊技機の縦断面図であり、受け皿に収容箱を取り付けた状態図である。
符号の説明
6 収容箱
4a 突条
4b 支持片
10 遊技機
12 本体
38 払出口
40 受け皿
41 前壁
60 凹部
61 開口

Claims (3)

  1. 本体の下部前面に開口する払出口から払い出される遊技媒体を受け入れて貯留する箱状の受け皿と、
    この受け皿に貯留された遊技媒体を移し替える矩形の開口を有する凹部を設ける収容箱と、を備え、
    前記受け皿は、前記払出口と対向する前壁を有し、
    前記収容箱は、当該開口の周囲に延在して終縁が前記凹部の底部に向かう方向に屈折する包囲上縁と、前記凹部の底部から突出して当該収容箱の外壁を形成する包囲下縁と、を有し、
    前記前壁は、上部に突出して前記包囲上縁の一片に掛止する突条と、下部前面に突出して前記包囲上縁の一片に対向する包囲下縁の一片を支持する支持片と、を設けることを特徴とする遊技機。
  2. 前記収容箱は、前記開口の両翼に設けられて把持可能な一対の取っ手を有することを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記支持片は、前記包囲下縁の一片に係合して前記前壁から離間困難な係合溝を設けていることを特徴とする請求項1又は2記載の遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101091989B1 (ko) 2009-12-30 2011-12-09 한국과학기술원 자기장 차폐 구조를 갖는 온라인 전기자동차용 세그먼트 블록

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