JP2007082381A - アクチュエータ制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ノイズ性能の低下を防止するとともに実装面積の小型化が図れるアクチュエータ制御装置を実現する。
【解決手段】 複数の混合弁14、15、15aを制御するアクチュエータ制御装置であって、マイコン42からの制御信号に基づいて、複数の混合弁14、15、15aのそれぞれに電源を供給する複数の電源供給回路431、432、433と、複数の混合弁14、15、15aのそれぞれに接続される複数の駆動回路441、442、443とを備え、複数の駆動回路441、442、443は、マイコン42からの制御信号を駆動回路441、442、443のそれぞれに入力するように互いに並列に接続されている。これにより、ノイズ性能の低下を防止するとともに実装面積の小型化が図れる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えば、給湯装置内の湯水の流量調節弁として用いられるモータなど複数のアクチュエータを制御するためのアクチュエータ制御装置に関する。
例えば、給湯装置には湯水の流量割合を調節する複数の流量調節弁が設けられている。これらの流量調節弁を開閉するためには、ステッピングモータが用いられており、一つの流量調節弁に一つのステッピングモータが対応して設けられている。
一般的に、一つのステッピングモータを制御するには、モータ駆動用の回路を備えた一つの駆動回路が必要とされ、その駆動回路から投入された駆動信号に応じて所定の方向にステップ状に回転するものとされる。
ところが、特許文献1に示すように、複数のステッピングモータを同時に駆動させない給湯装置の場合には、共通の駆動回路を一つのみ設けて複数のステッピングモータのうち選ばれた一つのステッピングモータを駆動させるように構成したモータ制御装置が知られている。
この制御装置は、具体的には、図5に示すように、複数のアクチュエータであるステッピングモータ14、15、15aのそれぞれに電源を供給する複数の電源供給回路431、432、433を設けるとともに、この電源供給回路431、432、433のうちの一つとマイコン42に並列に接続された一つの共通の駆動回路441を設けている。
そして、その一つの駆動回路の出力側を複数のステッピングモータ14、15、15aに並列接続するように構成している。つまり、複数のステッピングモータ14、15、15aのそれぞれに対応して電源供給回路431、432、433と同じように、それぞれに応じた駆動回路を設けることなく一つの共通の駆動回路441を介して選ばれたステッピングモータ14、15、15aの一つを駆動するように構成している。
これにより、複数のモータと同数の駆動回路を必要としてきた方式よりも、駆動回路の部品点数が低減されることでコストの低減が図れるとともに、制御基板41の実装面積を小さくすることができる。
特開2002−165495号公報
しかしながら、上記特許文献1では、共通の駆動回路441の出力側に接続される複数のステッピングモータ14、15、15aが並列接続されることから、駆動回路441から出力された駆動信号がすべてのステッピングモータ14、15、15aに伝達される。
これにより、選ばれた一つのステッピングモータ14、15、15aのオン、オフ時のスイッチングノイズが、全ての配線上に放出されるためノイズ性能が著しく低下する問題がある。
さらに、その並列接続された全ての配線のうち、例えば、一つの配線に噛み込みなどにより短絡が発生すると駆動回路441の駆動機能が停止することがある。つまり、ステッピングモータ14、15、15aのいずれかが正常であって駆動不良となる問題がある。
そこで、本発明では、上記点を鑑みたものであり、ノイズ性能の低下を防止するとともに実装面積の小型化が図れるアクチュエータ制御装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1ないし請求項6に記載の技術的手段を採用する。すなわち、請求項1に記載の発明では、複数のアクチュエータ(14、15、15a)を制御するアクチュエータ制御装置であって、
マイコン(42)からの制御信号に基づいて、複数のアクチュエータ(14、15、15a)のそれぞれに電源を供給する複数の電源供給回路(431、432、433)と、複数のアクチュエータ(14、15、15a)のそれぞれに接続される複数の駆動回路(441、442、443)とを備え、複数の駆動回路(441、442、443)は、マイコン(42)からの制御信号を駆動回路(441、442、443)のそれぞれに入力するように互いに並列に接続されていることを特徴としている。
この発明によれば、複数の駆動回路(441、442、443)を並列接続することで、マイコン(42)のポート数を低減することができる。これにより、制御基板の実装面積の小型化が図れる。
また、駆動回路(441、442、443)と複数のアクチュエータ(14、15、15a)のそれぞれに接続される配線がそれぞれ独立して形成されることで、選ばれた一つのステッピングモータ14、15、15aのオン、オフ時のスイッチングノイズが他の配線に伝達されることはない。これにより、ノイズ性能の低下することを防止できる。
さらに、駆動回路(441、442、443)と複数のアクチュエータ(14、15、15a)のそれぞれに接続される配線のうち、一つの配線に噛み込みなどにより短絡が発生すると、その配線に接続される一つの駆動回路(441、442、443)の駆動機能が停止することになるが、他のアクチュエータ(14、15、15a)の駆動を停止させることはない。
請求項2に記載の発明では、複数の電源供給回路(431、432、433)は、複数のアクチュエータ(14、15、15a)のうち、選択された一つのアクチュエータ(14、15、15a)を駆動させるときに、選択された一つのアクチュエータ(14、15、15a)に電源を供給する制御信号が入力され、選択されない他のアクチュエータ(14、15、15a)に電源の供給を停止する制御信号が入力されていることを特徴としている。
この発明によれば、複数のアクチュエータ(14、15、15a)に同時に電源を供給することがないため待機電力の低減が図れる。つまり、電源側の許容電力が小さくて良い。
請求項3に記載の発明では、複数の電源供給回路(431、432、433)は、アクチュエータ(14、15、15a)のそれぞれの正極側に接続されていることを特徴としている。この発明によれば、例えば、ステッピングモータの場合では、正逆回転させるために複数の励磁相を有している。つまり、配線数が多くなるが正極側に電源を供給させることで駆動回路(441、442、443)側に接続される配線数を最少とすることができる。
請求項4に記載の発明では、複数のアクチュエータ(14、15、15a)は、ステッピングモータであることを特徴としている。この発明によれば、ステッピングモータは配線数が多いためマイコン(42)のポート数を低減する効果が大である。つまり、本発明をステッピングモータに適用させることは好適である。
請求項5に記載の発明では、複数のアクチュエータ(14、15、15a)は、給湯装置における湯水の流量を調節する流量調節弁であることを特徴としている。この発明によれば、給湯装置においては、この種の流量調節弁として、例えば、中温水混合弁(14)、給湯用混合弁(15)、お湯張り用混合弁(15a)などを用いているが、これらの流量調節弁が同時に駆動制御されることはないため本発明を適用させることは好適である。
請求項6に記載の発明では、複数の電源供給回路(431、432、433)は、アクチュエータ(14、15、15a)の負極側に接続されていることを特徴としている。この発明によれば、例えば、ステッピングモータの他にオン、オフ仕様の電動機などのアクチュエータ類では、配線数が少なくとも電源供給回路を含めて2線式となる。
従って、一方を駆動回路(441、442、443)、他方を電源供給回路(431、432、433)に接続することで容易に構成できる。これにより、正極側のみならず負極側に接続しても良い。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態におけるアクチュエータ制御装置を図1ないし図3に基づいて説明する。図1は本発明に係るアクチュエータ制御装置の適用例として、複数の流量調整弁である混合弁14、15、15aなどが設けられた給湯装置の系統図である。図2はアクチュエータ制御装置の全体構成を示す電気回路図であり、図3は複数の流量調整弁である混合弁14、15、15aを駆動制御する際のタイミングを示すタイムチャートである。
ところで、本発明のアクチュエータ制御装置そのものは、図1および図2に示すように、給湯制御装置40内の制御基板41に組み込まれたマイコン42、複数の電源供給回路431、432、433、および複数の駆動回路441、442、443、などと称する電気回路から構成されるが、その技術的背景を理解する上で、まず、図1を参照して本実施形態の給湯装置を簡単に説明する。
給湯装置は、図1に示すように、一般家庭用として使用されるものであり、貯湯タンク10内に蓄えられた給湯用の湯を熱源として、台所、洗面所、浴室などへの給湯機能の他に、お湯張りされた浴槽内の浴水を追い焚きする機能を備えている。
まず、給湯機能は、給湯用水を蓄える貯湯タンク10、ヒートポンプサイクルからなり貯湯タンク10内の給湯用水を循環させて沸き上げ運転するヒートポンプユニット20、貯湯タンク10の下部から吸い込んだ水道水をヒートポンプユニット20に循環させて、貯湯タンク10の上部に戻す水回路を形成する加熱用循環水回路21、および制御手段である給湯制御装置40から構成されている。
貯湯タンク10は、耐食性に優れた金属製(例えば、ステンレス製)のタンクであり、外周部に図示しない断熱材が配置されており、高温の給湯用水を長時間に渡って保温することができる。また、貯湯タンク10は縦長形状であり、その底面には導入口10aが設けられ、この導入口10aには貯湯タンク10内に水道水を導入する給水配管11が接続されている。
給水配管11の上端には、導入される水道水の水圧が所定圧となるように調節するとともに、断水などにおける湯の逆流を防止する図示しない減圧逆止弁が設けられている。さらに、給水配管11には給水サーミスタ51が設けられており、給水配管11内の温度情報を後述する給湯制御装置40に出力するようになっている。
一方、貯湯タンク10の最上部には導出口10bが設けられ、この導出口10bには貯湯タンク10内に蓄えられた給湯用水のうち、高温の給湯用水を導出するための高温取り出し管12が接続されている。
そして、この高温取り出し管12の経路途中には、図示しない逃がし弁が設けられた排出配管を接続しており、貯湯タンク10内の圧力が所定圧以上に上昇した場合には、貯湯タンク10内の給湯用水を外部に排出して、貯湯タンク10などにダメージを与えないようになっている。
また、図中に示す13は、貯湯タンク10内に蓄えられた給湯用水のうち、高温の給湯用水よりも湯温の低い中温の給湯用水を取り出すための中温取り出し配管であり、貯湯タンク10縦方向の略中央部に形成された導出口10cから中温の湯を取り出すようにしている。
そして、高温取り出し管12と中温取り出し管13との下流側合流部位に、流量調節弁である高中温混合弁14が設けられている。この高中温混合弁14は、その下流側に設けられた給湯用、お湯張り用混合弁15、15aに流通させる給湯用の湯温を調節する温度調節弁であり、それぞれの開口面積比を調節することで、高温取り出し管12から取り出した高温の湯と中温取り出し管13から取り出した中温の湯との混合比を調節するようにしている。
そして、高中温混合弁14は、後述する給湯制御装置40に電気的に接続されており、後述する貯湯サーミスタ55a、55d、湯温サーミスタ52より検出される温度情報に基づいて制御される。因みに、湯温サーミスタ52で検出された温度情報が所定温度(設定温度+2℃程度)となるように、中温取り出し管13から取り出した中温の湯を積極的に混合させるようにして所定温度に温度調節されるようにしている。
湯温サーミスタ52は、この高中温混合弁14の出口側に設けられ、高中温混合弁14で混合された給湯用の湯温を検出している。また、高中温混合弁14の出口側には、給湯用流路である給湯用配管17とその給湯用配管17から分岐した給湯用配管17aとが接続されている。
一方の給湯用配管17は、下流端の図示しない給湯水栓、シャワー水栓等へ設定温度に温度調節された給湯用の湯を導く配管であって、その流路の中途に流量調節弁である給湯用混合弁15、給湯サーミスタ53および流量カウンタ54が設けられている。
他方の給湯用配管17aは、下流端が後述する浴水追い焚き手段60の往き管62に繋がれ、浴槽内にお湯張り、差し湯、たし湯などを行うときに、設定温度に温度調節された給湯用の湯を導く配管であって、その流路の中途にお湯張り用混合弁15a、お湯張り用給湯サーミスタ53a、お湯張り用開閉弁57、お湯張り用流量カウンタ54a、逆止弁59が設けられている。
ここで、給湯用混合弁15、お湯張り用混合弁15aは、それぞれ給湯用配管17、17aの末端で出湯する給湯用の湯温を調節する温度調節弁であり、それぞれの開口面積比(高中温混合弁14で温度調節された給湯用水側の開度と給水配管11に連通する水側の開度の比率)を調節することで出湯する湯温を設定温度に調節する。
また、給湯用混合弁15、お湯張り用混合弁15aは、後述する給湯制御装置40に電気的に接続されており、給水サーミスタ51、湯温サーミスタ52、給湯サーミスタ53、お湯張り用給湯サーミスタ53aより検出される温度情報に基づいて制御される。
給湯サーミスタ53は給湯用配管17内の温度情報を、流量カウンタ54は給湯用配管17内の温度情報を、お湯張り用給湯サーミスタ53aは給湯用配管17a内の温度情報を、お湯張り用流量カウンタ54aは給湯用配管17a内の流量情報を後述する給湯制御装置40に出力する。
なお、高中温混合弁14、給湯用混合弁15、およびお湯張り用混合弁15aは、それぞれの出口側に設けられた湯温サーミスタ52、給湯サーミスタ53、もしくはお湯張り用給湯サーミスタ53aで検出される給湯用の湯温に基づいてフィードバック制御を行うようにしている。
なお、流量カウンタ54、54aがそれぞれの給湯用配管17、17a内の水の流れを検出したときは、それぞれの給湯用配管17、17aの末端(給湯水栓、シャワー水栓、もしくはお湯張り用開閉弁57)が開弁されて給湯用水を出湯している状態である。
また、お湯張り用開閉弁57は、給湯用配管17aの流路を開閉する電磁弁であり、浴槽内に浴水をお湯張り、差し湯、たし湯などを行うときに後述する給湯制御装置40により制御される。また、逆止弁59は浴水循環回路61内の浴水が給湯用配管17a内に流通させないための弁である。
次に、貯湯タンク10の下部には、貯湯タンク10内の最下部の水を吸入するための吸入口10dが設けられ、貯湯タンク10の上方には、貯湯タンク10内の最上部に湯を吐出する吐出口10eが設けられている。そして、吸入口10dと吐出口10eとは加熱用循環水回路21で接続されており、この加熱用循環水回路21の一部はヒートポンプユニット20内に配置されている。
また、加熱用循環水回路21のヒートポンプユニット20内に配置された部分には、図示しない加熱用熱交換器が設けられており、吸入口10dから吸入した貯湯タンク10内の水道水を高温冷媒との熱交換により加熱して、吐出口10eから貯湯タンク10内に戻すことにより貯湯タンク10内の給湯用水を沸き上げることができる。
そして、ヒートポンプユニット20は、図示しない圧縮機、加熱用熱交換器、減圧器、蒸発器などのヒートポンプサイクルを構成する冷媒機能部品からなる超臨界ヒートポンプである。この超臨界ヒートポンプとは、高圧側の冷媒圧力が冷媒の臨界圧力以上となるヒートポンプサイクルを言い、例えば、二酸化炭素、エチレン、エタン、酸化窒素などを冷媒とするヒートポンプサイクルである。
因みに、超臨界ヒートポンプによれば、一般的なヒートポンプサイクルよりも高温(例えば、85℃〜90℃程度)の給湯用水を沸き上げることができる。
また、ヒートポンプユニット20は後述する給湯制御装置40からの制御信号により作動するとともに、作動状態を給湯制御装置40に出力するようになっている。そして、貯湯タンク10の外壁面には、貯湯量および貯湯温度を検出するための複数(本例では7つ)の貯湯サーミスタ55a〜55gが縦方向(貯湯タンク10の高さ方向)にほぼ等間隔に配置され、貯湯タンク10内に満たされた湯もしくは水の各水位レベルでの温度情報を後述する給湯制御装置40に出力するようになっている。
つまり、給湯制御装置40は、貯湯サーミスタ55a〜55gからの温度情報に基づいて、貯湯タンク10内上方の沸き上げられた湯と貯湯タンク10内下方の沸き上げられる前の水との境界位置を検出できるとともに、これにより貯湯量が検出できるようになっている。
また、これらのサーミスタうち、貯湯サーミスタ55aは、貯湯タンク10の最上部外壁面に設けられており、高温取出し管12に吸入される高温の湯の温度である貯湯タンク10内最上部の湯温を検出する出湯サーミスタの機能も有している。また、貯湯サーミスタ55dは前述の中温取出し管13とほぼ同一の高さに配置されている。これにより、中温取出し管13から導出される湯温を検出する出湯サーミスタの機能も有している。
そして、追い焚き機能として、浴槽内の浴水と貯湯タンク10内の湯とが熱交換するように構成された浴水追い焚き手段60が設けられている。この浴水追い焚き手段60は、追い焚き用熱交換器75と、その追い焚き用熱交換器75に浴槽内の浴水を流通させて浴槽内に戻す浴水循環回路61とから構成される。
追い焚き用熱交換器75は、コイル状に形成して、貯湯タンク10内の上方、つまり、給湯用水が高温となる部位に配設して、内部を流通する浴水を貯湯タンク内に蓄えられた給湯用水に加熱させる熱交換器である。
浴水循環回路61は、浴槽内の浴水を追い焚き用熱交換器75の入口側に導く往き管62、追い焚き用熱交換器75で熱交換された浴水を浴槽内に導く戻り管63およびバイパス管64から構成されている。そして、往き管62には、上流側から順に、水圧スイッチ65、開閉弁66、循環ポンプ67、浴水温サーミスタ68、流水スイッチ69、および追い焚き三方弁70が設けられている。また、戻り管63には、下流側に追い焚きサーミスタ71が設けられている。
水圧スイッチ65は、浴槽内にお湯張りされた浴水の湯量、つまり、浴槽内の水位レベルを求めるための水圧を検出するセンサである。開閉弁66は浴水循環回路61を開閉する電磁弁であり、循環ポンプ67は浴槽内の浴水を追い焚き用熱交換器75に圧送する電動ポンプである。浴水温サーミスタ68は、往き管62を流通する浴水の湯温を検出する水温センサである。
流水スイッチ69は、追い焚き三方弁70側の方向に浴水および後述する給湯用水が流通しているか否かを検出するための流水センサである。追い焚き三方弁70は、浴水を追い焚き用熱交換器75に流通させるか、追い焚き用熱交換器75を迂回するバイパス管64のいずれか一方に流通方向を切り換えるための切換弁である。
追い焚きサーミスタ71は、戻り管63を流通する浴水の湯温を検出する水温センサであり、浴槽内に戻される浴水温度である。なお、水圧スイッチ65、流水スイッチ69、浴水温サーミスタ68および追い焚きサーミスタ71は、それぞれの容積情報、流水情報および温度情報を後述する給湯制御装置40に出力するようにされ、開閉弁66、循環ポンプ67および追い焚き三方弁70は後述する給湯制御装置40により制御される。
また、追い焚きを行うときは、追い焚き三方弁70の流れ方向を追い焚き用熱交換器75側に切り換えることで、浴槽内の浴水が往き管62、追い焚き用熱交換器75、戻り管63、浴槽内の順に循環されて、浴水温サーミスタ68により検出された浴水の湯温が所定温度になるまで循環させるように制御される。
次に、制御手段である給湯制御装置40は、マイクロコンピュータを主体として構成され、内蔵のROM(図示せず)には、予め設定された制御プログラムが設けられており、各サーミスタ51、52、53、53a、55a〜55g、68、71からの温度情報、各流量カウンタ54、54aからの流量情報および図示しない操作盤に設けられた操作スイッチからの操作信号等に基づいて、ヒートポンプユニット20、各混合弁14、15、15a、各開閉弁57、66、三方弁70、および循環ポンプ67などのアクチュエータ類を制御するように構成されている。
なお、図示しない操作盤には、操作スイッチとして、電源スイッチ、給湯設定温度スイッチ、湯張りスイッチ、湯張り設定温度スイッチ、追い焚きスイッチ、追い焚き設定温度スイッチなどが設けられている。また、図示しない操作盤は、浴室内や台所等の湯を使用する場所の近傍に設置され、操作盤以外は、屋外等の適所に設置されている。
そして、以上の構成によるこの種の給湯装置は、給湯機能、および追い焚き機能を発揮するため所定の貯湯量が貯湯タンク10内に蓄えられている。つまり、一日の区切り時刻(例えば、深夜時間帯となる23:00)に達すると、前日の23時から当日の23時までの単位時間(例えば、1日)内に給湯用配管17、17aから消費した給湯用水の熱量、および追い焚きによる消費した貯湯タンク10内の熱量を求めて、その使用した熱量分を沸き上げるようにしている。
これにより、貯湯タンク10内には、所定熱量の給湯用水が蓄えられている。そして、給湯水栓を開弁することにより、高中温混合弁14で貯湯タンク10内の高温の湯、および中温の湯と給水管11からの水との混合により所定温度(設定温度+2℃)の混合湯が給湯用混合弁15に導かれる。そして、給湯用混合弁15で導かれた混合湯と給水管11からの水との混合により設定温度の給湯用水を給湯水栓から出湯する。
また、浴槽内にお湯張りを行うときは、図示しない操作盤の湯張りスイッチを操作することによりお湯張り用開閉弁57が開弁することにより、高中温混合弁14で貯湯タンク10内の高温の湯、および中温の湯と給水管11からの水との混合により所定温度(設定温度+2℃程度)の混合湯がお湯張り用混合弁15aに導かれる。
そして、お湯張り用混合弁15aで導かれた混合湯と給水管11からの水との混合により設定温度の給湯用水を浴槽内に出湯する。つまり、この種の給湯装置では、各混合弁14、15、15aの適宜な湯水の混合によって設定温度の給湯水を出湯できるようになっている。
ところで、この種の各混合弁14、15、15aは、それぞれの開口面積比を調節する機構としてステッピングモータを用いるとともに、そのステッピングモータをマイクロコンピータ(以下、マイコンと称する)42を介して駆動するように構成している。
より具体的には、給湯制御装置40内にアクチュエータ制御装置40aが設けられており、そのアクチュエータ制御装置40aは、図2に示すように、制御基板41、マイコン42、複数の電源供給回路431、432、433、複数の駆動回路441、442、443、および検出処理回路45から構成している。
複数の電源供給回路431、432、433は、それそれがアクチュエータとなる各混合弁14、15、15aに接続させて、マイコン42からの制御信号である電源供給信号に基づいて各混合弁14、15、15aに電源を供給する回路である。
電源供給回路431、432、433のそれぞれは、電圧変換用バッファ43aを介して電源供給用スイッチング43bを制御するように構成され、それぞれの電圧変換用バッファ43aの上流側がマイコン42のポートa、g、hに接続されている。
そして、それぞれの電源供給用スイッチング43bの下流側が各混合弁14、15、15aの正極側に接続されている。具体的には、第1電源供給回路431が高中温混合弁14に、第2電源供給回路432が給湯用混合弁15に、第3電源供給回路433がお湯張り用混合弁15aに接続している。これにより、マイコン42からの電源供給信号に基づいて各混合弁14、15、15aを独立に制御することができる。
次に、複数の駆動回路441、442、443は、それそれがアクチュエータとなる各混合弁14、15、15aに接続させて、マイコン42からの制御信号である駆動信号に基づいて各混合弁14、15、15aを駆動させるための回路である。
複数の駆動回路441、442、443のそれぞれの出力側には、各混合弁14、15、15aに設けられた二つの励磁相を有するステッピングモータを駆動させるように接続している。より具体的には、複数の駆動回路441、442、443のうち、第1駆動回路441は高中温混合弁14内のステッピングモータに接続され、第2駆動回路442は給湯用混合弁15内のステッピングモータに接続され、第3駆動回路443はお湯張り用混合弁15a内のステッピングモータに接続されている。
ところで、複数の駆動回路441、442、443のそれぞれは、互いに対応する4つの入出力端子44a、44bと、これらの間にそれぞれ2つのバイポーラ型トランジスタ(NPN接続)をカスケード接続してなるダーリントン回路(図示せず)と、各入出力端子44a、44bとダーリントン回路との間に接続された図示しないバイポーラ型トランジスタ(PNP接続)などで構成している。
そして、複数の駆動回路441、442、443のうち、第1駆動回路441の各入力端子44aのみがマイコン42のポートb〜eに配線を介して接続されている。そして、残りの第2駆動回路442および第3駆動回路443の各入力端子44aは、マイコン42のポートに接続することなく、第1駆動回路441の各入力端子44aとマイコン42のポートb〜eとの間に接続された各配線を分岐させて接続している。
これは、マイコン42のポート数を低減させるために複数の駆動回路441、442、443を並列接続させてマイコン42のポートb〜eを共通使用するようにしている。なお、各出力端子44bは、各ステッピングモータの二つの励磁相に接続させている。また、図中に示す符号44cはアース端子であり、符号45は検出処理回路45である。
この検出処理回路45は、各混合弁14、15、15a内で検出されたステッピングモータの回転信号を変換してマイコン42に出力する回路である。ここで、各混合弁14、15、15a内で検出された回転信号が一つの検出処理回路45に入力するように構成している。そして、検出処理回路45の下流側がマイコン42のポートfに接続している。
そして、マイコン42は、給湯装置に設けられた各センサからの温度情報および流量情報に基づいて複数の電源供給回路431、432、433および複数の駆動回路441、442、443を制御するものであり、マイコン42には図示しないが各サーミスタからの温度情報が入力されるとともに、ポートa、g、hに制御信号である電源供給信号を出力し、ポートb〜eに制御信号として駆動信号を出力するようにしている。
そして、電源供給信号を出力するときは、複数のポートa、g、hのうち選ばれたポートa、g、hのみにON信号を出力し、他のポートa、g、hはOFF信号を出力するようにしている。つまり、複数の電源供給回路431、432、433うち、選ばれた一つの電源供給回路431、432、433に接続される混合弁14、15、15aのうち、選ばれた一つの混合弁14、15、15aのみに電源が供給される。
一方のポートb〜eに出力される駆動信号は、複数の駆動回路441、442、443のそれぞれに出力されている。言い換えれば、複数の駆動回路441、442、443には、それぞれの各入力端子44aに駆動信号が入力されることになるが、電源供給回路431、432、433から電源が供給されているステッピングモータのみを駆動させることができるものである。
以上の構成によるアクチュエータ制御装置40aの作動について図3に基づいて説明する。図3はマイコン42の各ポートa〜hからの制御信号および複数の電源供給回路431、432、433の作動を示すタイムチャートである。ここでは、各混合弁14、15、15aは、それぞれが同時に駆動制御されることはなく、各混合弁14、15、15aのうち、選ばれた一つの混合弁14、15、15aが駆動するように制御している。
言い換えれば、給湯水栓を開弁することで給湯水栓から設定温度の給湯用水を出湯させるときには、まず、高中温混合弁14を駆動させ、その後に、給湯用混合弁15が駆動するように制御している。
また、浴槽内にお湯張りを行うときは、図示しない操作盤の湯張りスイッチを操作することによりお湯張り用開閉弁57が開弁することで、高中温混合弁14を駆動させ、その後に、お湯張り用混合弁15aが駆動するように制御している。
これらの作動をより具体的に説明すると、給湯水栓から設定温度の給湯用水を出湯させるときには、まず、高中温混合弁14が制御される。これは、図3に示すように、(a)ポートaより電源供給信号として5Vの電圧が第1電源供給回路431に出力される。この電源供給信号が第1電源供給回路431に入力されると、電源供給用スイッチング43bがオンすることで、(b)第1電源供給回路431から電源電圧として12Vが出力されて高中温混合弁14に電源が供給される。
そして、(g)ポートb〜eから駆動信号が出力される。このときに、複数の駆動回路441、442、443に駆動信号が出力されるが、高中温混合弁14のステップモータのみに電源が供給されているので、二つの励磁相が励磁されて高中温混合弁14のステップモータのみが回転する。
そして、このときの回転信号が検出処理回路45を介して(h)ポートfに入力信号としてパルス数に変換されて入力される。これにより、所定温度(設定温度+2℃程度)に温度調節された給湯用水が給湯用混合弁14に供給される。また、検出処理回路45により回転信号としてパルス数がマイコン42に入力されることでフィードバック制御を行って最適な温調制御をすることができる。
なお、高中温混合弁14を駆動させているときには、(c)および(e)のポートg、hから出力される電源供給信号は0Vであるため、(d)および(f)の第2、第3電源供給回路432、433から出力される電源は遮断(0V)されている。また、このときの制御時間は一般的に極めて短時間t1に駆動制御されるものである。
そして、次に、給湯用混合弁15が制御される。これは、(c)ポートgより電源供給信号として5Vの電圧が第2電源供給回路432に出力される。この電源供給信号が第2電源供給回路432に入力されると、電源供給用スイッチング43bがオンすることで、(d)第2電源供給回路432から電源電圧として12Vが出力されて給湯用混合弁15に電源が供給される。
そして、(g)ポートb〜eから駆動信号が出力される。このときは、複数の駆動回路441、442、443に駆動信号が出力されるが、給湯用混合弁15のステップモータのみに電源が供給されているので二つの励磁相が励磁されることで給湯用混合弁15のステップモータのみが回転する。
そして、このときの回転信号が検出処理回路45を介して(h)ポートfに入力信号としてパルス数に変換されて入力される。これにより、設定温度に調節された給湯用水が給湯水栓より出湯される。
そして、同じように、給湯用混合弁15が駆動されているときは、(a)および(e)のポートa、hから出力される電源供給信号は0Vであるため、(b)および(f)の第1、第3電源供給回路431、433から出力される電源は遮断(0V)されている。
一方、浴槽内にお湯張りするときには、まず、高中温混合弁14が制御される。ここで、高中温混合弁14の制御内容については、上述した作動内容と全て同じなので説明を省略する。これにより、所定温度(設定温度+2℃程度)に温度調節された給湯用水がお湯張り用混合弁15aに供給されることになる。
そして、次に、お湯張り用混合弁15aが制御される。これは、図3に示すように、(e)ポートhより電源供給信号として5Vの電圧が第3電源供給回路433に出力される。この電源供給信号が第3電源供給回路433に入力されると、電源供給用スイッチング43bがオンすることで、(f)第3電源供給回路433から電源電圧として12Vが出力されてお湯張り用混合弁15aに電源が供給される。
そして、(g)ポートb〜eから駆動信号が出力される。このときは、複数の駆動回路441、442、443に駆動信号が出力されるが、お湯張り用混合弁15aのステップモータのみに電源が供給されているので二つの励磁相が励磁されることでお湯張り用混合弁15aのステップモータのみが回転する。
そして、このときの回転信号が検出処理回路45を介して(h)ポートfに入力信号としてパルス数に変換されて入力される。これにより、設定温度に調節された給湯用水が浴槽内にお湯張りされる。
そして、同じように、お湯張り用混合弁15aが駆動されているときは、(a)および(c)のポートa、gから出力される電源供給信号は0Vであるため、(b)および(d)の第1、第2電源供給回路431、432から出力される電源は遮断(0V)されている。
なお、お湯張りを行っているときに、給湯水栓を開弁されたときには、お湯張り用混合弁15aの駆動を一端停止させた状態で高中温混合弁14を駆動させ、その後に、給湯用混合弁15が駆動するように優先順位を設けても良い。
以上の第1実施形態によるアクチュエータ制御装置40aによれば、マイコン42からの制御信号に基づいて、各混合弁14、15、15aのそれぞれに電源を供給する複数の電源供給回路431、432、433と、各混合弁14、15、15aのそれぞれに接続される複数の駆動回路441、442、443とを備え、複数の駆動回路441、442、443は、マイコン42からの制御信号を駆動回路441、442、443のそれぞれに入力するように互いに並列に接続されている。
これによれば、複数の駆動回路441、442、443を並列接続することで、マイコン42のポート数を低減することができる。これにより、制御基板41の実装面積の小型化が図れる。
また、駆動回路441、442、443と各混合弁14、15、15aのそれぞれに接続される配線がそれぞれ独立して形成されることで、選ばれた一つのステッピングモータのオン、オフ時のスイッチングノイズが他の配線に伝達されることはない。これにより、ノイズ性能の低下することを防止できる。
さらに、駆動回路441、442、443と各混合弁14、15、15aのそれぞれに接続される配線のうち、一つの配線に噛み込みなどにより短絡が発生すると、その配線に接続される一つの駆動回路441、442、443の駆動機能が停止することになるが、他のアクチュエータ(14、15、15a)の駆動を停止させることはない。
また、複数の電源供給回路431、432、433は、複数の混合弁14、15、15aのうち、選択された一つの混合弁14、15、15aを駆動させるときに、選択された一つの混合弁14、15、15aに電源を供給する制御信号が入力され、選択されない他の混合弁14、15、15aに電源の供給を停止する制御信号が入力されている。
これによれば、複数の混合弁14、15、15aに同時に電源を供給することがないため待機電力の低減が図れる。つまり、電源側の許容電力が小さくて良い。
また、複数の電源供給回路431、432、433は、混合弁14、15、15aのそれぞれの正極側に接続されていることにより、例えば、ステッピングモータの場合では、正逆回転させるために複数の励磁相を有している。つまり、配線数が多くなるが正極側に電源を供給させることで駆動回路441、442、443側に接続される配線数を最少とすることができる。
また、複数の混合弁14、15、15aは、ステッピングモータであることにより、ステッピングモータは配線数が多いためマイコン42のポート数を低減する効果が大である。つまり、本発明をステッピングモータに適用させることは好適である。
また、複数の混合弁14、15、15aは、給湯装置における湯水の流量を調節する流量調節弁であることにより、給湯装置においては、この種の流量調節弁として、例えば、中温水混合弁14、給湯用混合弁15、お湯張り用混合弁15aなどを用いているが、これらの流量調節弁が同時に駆動制御されることはないため本発明を適用させることは好適である。
(第2実施形態)
以上の第1実施形態では、複数の混合弁14、15、15aをステッピングモータで構成したが、これに限らず、具体的には、図4に示すように、複数の混合弁14、15、15aをオン、オフ使用の電動モータで構成しても良い。
ただし、この場合には、複数の電源供給回路431、432、433のそれぞれは、図4に示すように、電源供給用スイッチング43bにより構成される。そして、それぞれの電源供給用スイッチング43bのベース電圧にマイコン42からの制御信号として電源供給信号が入力されるように構成する。
より具体的には、マイコン42のポートb、d、eから電源供給信号を出力させる。そして、電源供給用スイッチング43bの上流側をそれぞれの混合弁14、15、15aの負極側に接続する。なお、電源供給用スイッチング43bの出力側は図示しないアース端子に接続している。
また、複数の駆動回路441、442、443のそれぞれは、電圧変換用バッファ44aを介して電源供給用スイッチング44bを制御するように構成され、複数の駆動回路441、442、443のうち、第1駆動回路441の電圧変換用バッファ44aの上流側のみがマイコン42のポートaに配線を介して接続されている。そして、残りの第2駆動回路442および第3駆動回路443の電圧変換用バッファ44aは、マイコン42のポートに接続することなく、第1駆動回路441の電圧変換用バッファ44aとマイコン42のポートaとの間に接続された各配線を分岐させて接続している。
そして、マイコン42は、給湯装置に設けられた各センサからの温度情報および流量情報に基づいて複数の電源供給回路431、432、433および複数の駆動回路441、442、443を制御するものであり、マイコン42には図示しないが各サーミスタからの温度情報が入力されるとともに、ポートb、d、eに制御信号である電源供給信号を出力し、ポートaに制御信号として駆動信号を出力するようにしている。
そして、電源供給信号を出力するときは、複数のポートb、d、eのうち選ばれたポートb、d、eのみにON信号を出力し、他のポートb、d、eはOFF信号を出力するようにしている。つまり、複数の電源供給回路431、432、433うち、選ばれた一つの電源供給回路431、432、433に接続される混合弁14、15、15aのうち、選ばれた一つの混合弁14、15、15aのみに電源が供給される。
一方のポートaに出力される駆動信号は、複数の駆動回路441、442、443のそれぞれに出力されている。言い換えれば、複数の駆動回路441、442、443には、それぞれに駆動信号が入力されることになるが、電源供給回路431、432、433から電源が供給されているモータのみを駆動させることができるものである。
以上の第2実施形態によるアクチュエータ制御装置40aによれば、複数の電源供給回路431、432、433は、混合弁14、15、15aの負極側に接続されていることにより、例えば、ステッピングモータの他にオン、オフ仕様の電動機などのアクチュエータ類では、配線数が少なくとも電源供給回路を含めて2線式となる。
従って、一方を駆動回路441、442、443、他方を電源供給回路431、432、433に接続することで容易に構成できる。これにより、正極側のみならず負極側に接続しても良い。
(他の実施形態)
以上の実施形態では、アクチュエータとして、複数の混合弁14、15、15aを制御するように構成したが、これに限らず、各開閉弁57、66、三方弁70、および循環ポンプ67などのアクチュエータ類を制御するように構成しても良い。
本発明に係るアクチュエータ制御装置40aの適用例として、複数の混合弁14、15、15aなどが設けられた給湯装置の系統図である。 本発明の第1実施形態におけるアクチュエータ制御装置40aの全体構成を示す電気回路図である。 本発明の第1実施形態における複数の混合弁14、15、15aを駆動制御する際のタイミングを示すタイムチャートである。 本発明の第2実施形態におけるアクチュエータ制御装置40aの全体構成を示す電気回路図である。 従来技術におけるアクチュエータ制御装置の全体構成を示す電気回路図である。
符号の説明
14…高中温混合弁、混合弁(アクチュエータ、流量調節弁)
15…給湯用混合弁、混合弁(アクチュエータ、流量調節弁)
15a…お湯張り混合弁、混合弁(アクチュエータ、流量調節弁)
42…マイコン、マイクロコンピュータ
431…第1電源供給回路、電源供給回路
432…第2電源供給回路、電源供給回路
433…第3電源供給回路、電源供給回路
441…第1駆動回路、駆動回路
442…第2駆動回路、駆動回路
443…第3駆動回路、駆動回路

Claims (6)

  1. 複数のアクチュエータ(14、15、15a)を制御するアクチュエータ制御装置であって、
    マイコン(42)からの制御信号に基づいて、前記複数のアクチュエータ(14、15、15a)のそれぞれに電源を供給する複数の電源供給回路(431、432、433)と、
    前記複数のアクチュエータ(14、15、15a)のそれぞれに接続される複数の駆動回路(441、442、443)とを備え、
    前記複数の駆動回路(441、442、443)は、前記マイコン(42)からの制御信号を前記駆動回路(441、442、443)のそれぞれに入力するように互いに並列に接続されていることを特徴とするアクチュエータ制御装置。
  2. 前記複数の電源供給回路(431、432、433)は、前記複数のアクチュエータ(14、15、15a)のうち、選択された一つの前記アクチュエータ(14、15、15a)を駆動させるときに、選択された一つの前記アクチュエータ(14、15、15a)に電源を供給する制御信号が入力され、選択されない他の前記アクチュエータ(14、15、15a)に電源の供給を停止する制御信号が入力されていることを特徴とする請求項1に記載のアクチュエータ制御装置。
  3. 前記複数の電源供給回路(431、432、433)は、前記アクチュエータ(14、15、15a)のそれぞれの正極側に接続されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のアクチュエータ制御装置。
  4. 前記複数のアクチュエータ(14、15、15a)は、ステッピングモータであることを特徴とする請求項3に記載のアクチュエータ制御装置。
  5. 前記複数のアクチュエータ(14、15、15a)は、給湯装置における湯水の流量を調節する流量調節弁であることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載のアクチュエータ制御装置。
  6. 前記複数の電源供給回路(431、432、433)は、前記アクチュエータ(14、15、15a)の負極側に接続されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のアクチュエータ制御装置。
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