JP2007081863A - 映像合成装置、映像合成方法およびプログラム - Google Patents

映像合成装置、映像合成方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 会議に参加する複数のクライアントの映像の参照状況に基づいて、クライアントからサーバへ送信する映像データの制御を行い、通信帯域幅の節約を可能にすることを目的とする。
【解決手段】 本発明は、第1〜第N(Nは2以上の整数)の映像表示装置から第1〜第Nの符号化映像データを受信し、第1〜第Nの符号化映像データを復号して第1〜第Nの復号化映像データを出力し、第1〜第Nの映像表示装置から映像合成用の第1〜第Nのレイアウト情報を受信して記憶し、第1〜第Nの復号化映像データが表す第1〜第Nの映像を第1〜第Nのレイアウト情報にしたがって合成して第1〜第Nの合成映像を生成し第1〜第Nの映像表示装置に送信し、第2〜第Nのレイアウト情報における第1の映像のレイアウトに基づき、第1の映像表示装置に対する判定値を算出し、算出した判定値から第1の映像表示装置で適用すべき符号化パラメータを決定して第1の映像表示装置に送信する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、映像合成装置、映像合成方法およびプログラムに関する。
近年、通信技術が大幅に進歩したことにより、安価で広帯域なネットワーク基盤が広く普及してきている。特に、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線やFTTH(Fiber To The Home)回線等の通信サービスが整備されてきていることにより、企業のみならず一般家庭においても容易に広帯域のネットワーク環境を構築することが可能になっている。
広帯域ネットワークの普及に伴って、映像と音声によるコミュニケーションサービスの提供が始まっている。データの送受信が可能な情報機器同士がネットワークを介してデータを交換するシステムを構築することにより、映像・音声による双方向のコミュニケーションが可能になる。このようなシステムは、テレビ会議システムと呼ばれる。中でも特に、複数の拠点間をネットワーク接続することで複数のメンバ間のコミュニケーションを可能にする、多地点テレビ会議システムが近年の注目を集めている。
多地点テレビ会議システムを構築する際には、各会議端末装置(会議クライアント装置、あるいは単にクライアントとも呼ぶ。)同士が映像をお互いに交換する方法と、多地点制御装置(MCU:Multipoint Control Unit。会議サーバ装置、あるいは単にサーバとも呼ぶ。)を利用して、各クライアントから映像を受信し、MCUでそれらの映像に拡大・縮小・切り出し等を行い1つの映像に合成(ミキシング)した後で、各クライアントに配信する方法がある。後者のようなサーバ・クライアント型の構成のシステムでは、各クライアントは単一のMCUから映像を送受信するだけでよいため、前者に比べて、各クライアントの映像送受信のための処理負荷と、それに伴うネットワーク負荷とを低減することが可能である。したがって、現在提供されている多地点テレビ会議システムでは、主にサーバ・クライアント型の構成によりサービスが提供されることが多い。
また、MCUで行われる映像合成には、さまざまな合成レイアウトが存在する。たとえば、各クライアントから受信した映像を等しいサイズに縮小し隙間なく並べたレイアウトや、あるいは、一つの映像を他の映像より一回り大きくして隙間なく並べたレイアウト、あるいは、一つの映像を最大化し他の映像を縮小してその前面に重ね合わせて配置したピクチャーインピクチャーのレイアウトなどがある。
さらに、MCUで行われる映像合成には、すべてのクライアントで同一の合成映像を共有する方法のほかに、各クライアントごとに独立したレイアウトの合成映像を参照できる方法も考えられている。前者の方法では、代表となるクライアントが合成映像のレイアウトを指定し、MCUは一本の映像合成を行い各クライアントにそのコピーを配信する。後者の方法では、各クライアントは自身の所望する合成映像のレイアウトを指定し、そのレイアウトをMCUに通知する。MCUは、各クライアントから通知されたレイアウトに基づいて複数の映像合成を独立に行い、生成した合成映像を各クライアントに配信する。
さて、一般的にテレビ会議システムは、ストレスのないコミュニケーションの道具としての役割を果たすために、高品質の映像・音声を伝送することが要求される。それゆえ、ユーザの利用可能なネットワーク通信帯域のうち、テレビ会議システムの使用に伴う映像・音声データの伝送帯域が占める割合は高いものとなることが避けられない。このことは、ネットワーク帯域を複数のユーザが共有している場合や、クライアントがたとえば携帯電話網を介して接続されている場合といった、利用可能なネットワークの通信帯域幅に限りがあるような状況、あるいは、映像・音声以外のたとえばデスクトップ画像共有・アプリケーションデータ共有等といったデータ伝送を並行して行うような状況において、特に問題となる。そこで、このような状況において、いかに映像・音声データを節約して効率よく伝送できるかが重要な課題となる。
このような課題の従来の解決方法として、たとえば、ネットワークの混雑状況に応じて自動的に映像・音声データの品質を制御するという方法が挙げられる。この方法では、会議開始時、あるいは会議開催中に、ネットワークの混雑状況を調査し、混雑状況が悪くなったのを検知すると自動的に映像・音声データの送信品質を下げて通信帯域の節約を図る。
特開平10−304335公報 特開2004−187170公報
MCUに複数のクライアントが接続する構成を持ち、かつ、各クライアントがそれぞれ独立したレイアウトを参照することが可能なテレビ会議システムにおいて、ネットワークの混雑状況が大きく変わらない環境であっても、クライアントからサーバへ不必要に高品質な映像データを伝送しないような制御をどのようにして行うかが重要な課題となる。
そこで、特開平10−304335(特許文献1)では、クライアントのユーザの注目する被注目部位の情報を感知しサーバに通知することで、サーバからクライアントに伝送する複数の映像データのうち、被注目部位に相当する映像の品質を高くし、それ以外の部位に相当する映像の品質を低くすることで、通信帯域の節約を図る。
しかし、前記特開平10−304335の方法では、サーバからクライアントへの映像データの伝送制御は可能であるものの、クライアントからサーバへの映像データの伝送制御は行うことができない。
そこで、特開2004−187170(特許文献2)では、クライアントが画面テンプレートを選択した際に、その画面テンプレートに対応する画像パラメータ情報をサーバからクライアントに通知し、クライアントから送信する画像データの品質をその画像パラメータ情報に従うように制御するという方法が提案されている。
しかし、前記特開2004−187170の方法では、クライアントからサーバへの映像データの伝送制御は可能であるものの、伝送制御の際に、その映像の他クライアントからの参照状況を考慮に入れていない。そのために、クライアントから送信した映像を他のいずれのクライアントも表示していない状況、あるいは表示していてもきわめて小さいサイズでしか表示していない状況だったとしても、クライアントは高品質の映像をサーバに送信しようとする。誰もあまり注目していない映像を高品質で送信するのは無駄なことであり、結果的にこのクライアントは効率の悪いデータ送信を行っていることになる。このことはクライアントの処理能力を不必要に使用し、またネットワークの通信帯域を不必要に圧迫していることから、好ましくないことである。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、映像表示装置から映像合成装置へ送信する映像データの制御を効率的に行い、これにより通信帯域幅の節約を可能にした映像合成装置、映像合成方法およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明の一態様としての映像合成装置は、第1〜第N(Nは2以上の整数)の映像表示装置から第1〜第Nの符号化映像データを受信する映像受信手段と、前記第1〜第Nの符号化映像データを復号して第1〜第Nの復号化映像データを出力する復号手段と、前記第1〜第Nの映像表示装置から映像合成用の第1〜第Nのレイアウト情報を受信するレイアウト情報受信手段と、受信された前記第1〜第Nのレイアウト情報を記憶するレイアウト情報記憶手段と、前記第1〜第Nの復号化映像データが表す第1〜第Nの映像を前記第1〜第Nのレイアウト情報にしたがって合成して第1〜第Nの合成映像を生成する映像合成手段と、前記第1〜第Nの合成映像を前記第1〜第Nの映像表示装置へ送信する映像送信手段と、前記第1〜第Nのレイアウト情報のうち少なくとも前記第2〜第Nのレイアウト情報における前記第1の映像のレイアウトに基づき、前記第1の映像表示装置に対する判定値を算出する判定値算出手段と、算出した前記判定値から前記第1の映像表示装置で適用すべき符号化パラメータを決定する映像品質制御手段と、決定した前記符号化パラメータを前記第1の映像表示装置へ送信する映像品質制御信号送信手段と、を備える。
本発明の一態様としての映像表示装置は、映像データを生成する映像生成手段と、前記映像データを符号化パラメータに従って符号化して符号化映像データを出力する符号化手段と、前記符号化映像データを映像合成装置へ送信する映像送信手段と、映像合成のためのレイアウト情報を前記映像合成装置へ送信するレイアウト情報送信手段と、 合成映像データを受信する映像受信手段と、前記合成映像データを表示する表示手段と、 他の1つ以上の映像表示装置がそれぞれ使用しているレイアウト情報を受信するレイアウト情報受信手段と、受信した各前記レイアウト情報における自装置の映像のレイアウトから自装置に対する判定値を算出する判定値算出手段と、算出した前記判定値から適用すべき符号化パラメータを決定し、決定した符号化パラメータを前記符号化手段に通知する映像品質制御手段と、を備える。
本発明の一態様としての映像合成方法は、第1〜第N(Nは2以上の整数)の映像表示装置において第1〜第Nの映像データを生成し、前記第1〜第Nの映像データを第1〜第Nの符号化パラメータに従って符号化して第1〜第Nの符号化映像データを生成し、前記第1〜第Nの符号化映像データを映像合成装置に送信し、映像合成のための第1〜第Nのレイアウト情報を前記映像合成装置に送信し、前記第1〜第Nの符号化映像データを復号して第1〜第Nの復号化映像データを生成し、前記第1〜第Nの復号化映像データが表す第1〜第Nの映像を第1〜第Nのレイアウト情報にしたがって合成して第1〜第Nの合成映像を生成し、前記第1〜第Nの合成映像を前記第1〜第Nの映像表示装置に送信し、前記第1〜第Nのレイアウト情報のうち少なくとも前記第2〜第Nのレイアウト情報における前記第1の映像のレイアウトに基づき、前記第1の映像表示装置に対する判定値を算出し、算出した前記判定値から前記第1の映像表示装置で適用すべき前記第1の符号化パラメータを決定する。
本発明の一態様としてのプログラムは、第1〜第N(Nは2以上の整数)の映像表示装置から第1〜第Nの符号化映像データを受信するステップと、前記第1〜第Nの符号化映像データを復号して第1〜第Nの復号化映像データを出力するステップと、前記第1〜第Nの映像表示装置から映像合成用の第1〜第Nのレイアウト情報を受信するステップと、受信された前記第1〜第Nのレイアウト情報を記憶するステップと、前記第1〜第Nの復号化映像データが表す第1〜第Nの映像を前記第1〜第Nのレイアウト情報にしたがって合成して第1〜第Nの合成映像を生成するステップと、前記第1〜第Nの合成映像を前記第1〜第Nの映像表示装置へ送信するステップと、前記第1〜第Nのレイアウト情報のうち少なくとも前記第2〜第Nのレイアウト情報における前記第1の映像のレイアウトに基づき、前記第1の映像表示装置に対する判定値を算出するステップと、算出した前記判定値から前記第1の映像表示装置で適用すべき符号化パラメータを決定するステップと、決定した前記符号化パラメータを前記第1の映像表示装置へ送信するステップと、をコンピュータに実行させる。
本発明の一態様としてのプログラムは、映像データを生成するステップと、前記映像データを符号化パラメータに従って符号化して符号化映像データを出力するステップと、 前記符号化映像データを映像合成装置へ送信するステップと、映像合成のためのレイアウト情報を前記映像合成装置へ送信するステップと、合成映像データを受信するステップと、前記合成映像データを表示するステップと、他の1つ以上の映像表示装置がそれぞれ使用しているレイアウト情報を受信するステップと、受信した各前記レイアウト情報における自装置の映像のレイアウトから自装置に対する判定値を算出するステップと、算出した前記判定値から適用すべき符号化パラメータを決定するステップと、を映像表示装置に実行させる。
本発明により、会議に参加する複数のクライアントの映像の参照状況に基づいて、クライアントからサーバへ送信する映像データの制御を行うようにしたことにより、通信帯域幅を節約することが可能となる。
(第1の実施の形態)
以下、本発明の第1の実施の形態を、図1から図17を参照して説明する。
図1に本発明を適用した多地点テレビ会議システムのシステム構成を示す。図1は会議サーバ装置100と4台の会議クライアント装置300A、300B、300C、300Dから構成される。会議クライアント装置300A、300B、300C、300Dは、それぞれネットワーク500A、500B、500C、500Dを介して会議サーバ装置100と接続されている。
会議クライアント装置300A、300B、300C、300Dはそれぞれカメラ装置310A、310B、310C、310Dを備えている。各会議クライアント装置は、カメラ装置を使って撮影した映像データを、ネットワーク500A、500B、500C、500Dを通じて会議サーバ装置100へ送信する機能を備えている。また会議クライアント装置300A、300B、300C、300Dは、会議サーバ装置100から送信された映像データを受信し、それぞれの表示装置360A、360B、360C、360Dに表示する機能を備えている。またネットワーク500A、500B、500C、500Dを通じて、会議サーバ装置100に制御情報を送信する機能を備えている。
会議サーバ装置100は、会議クライアント装置300A、300B、300C、300Dから送信された映像データを受信する機能を備えている。また、受信した複数の映像データを一つの映像に合成した合成映像を、レイアウトが異なる複数種類生成する機能を備えている。なお映像合成の際には、複数の映像合成を、各会議クライアント装置ごとに独立して行うことができる。また、ネットワーク500A、500B、500C、500Dを通じて会議クライアント装置300A、300B、300C、300Dに合成映像をそれぞれ送信する機能を備えている。また同様にネットワーク500A、500B、500C、500Dを通じて、各会議クライアント装置に制御信号を送信する機能を備えている。
次に、図2を用いて、会議サーバ装置と会議クライアント装置において本発明に関わる内部構成要素を示す。会議サーバ装置における内部構成要素、会議クライアント装置における内部構成要素により表される機能はプログラムをコンピュータに実行させることによって実現してもよいしハードウェア的に実現してもよい。
会議サーバ装置100は、その構成要素として、通信路510Aを利用して映像データの受信を行う映像受信部110と、映像データの復号化を行うデコード部120と、通信路530Aを利用してレイアウト制御信号の受信を行うレイアウト制御信号受信部130と、レイアウト制御信号から解析して得られたレイアウト情報を格納するレイアウト情報記憶部140と、映像の合成処理を行う映像合成部150と、合成映像の符号化を行うエンコード部160と、通信路520Aを利用して映像データの送信を行う映像送信部170と、前記レイアウト情報から判定値の算出を行う判定値算出部180と、前記判定値から映像符号化制御パラメータを算出する映像品質制御部190と、通信路540Aを利用して映像符号化制御パラメータの送信を行う映像品質制御信号送信部200とを有している。なお、以下で示す会議サーバ装置100の各内部構成要素の動作は、会議クライアント装置300Aとの間で行われる処理について説明しているが、会議クライアント装置300Aとの間に限らず、300B、300C、300Dとの間についても同様して行われる。
会議クライアント装置300Aは、その構成要素として、カメラ部310Aと、合成映像の符号化を行うエンコード部320Aと、通信路510Aを通じて映像データの送信を行う映像送信部330Aと、通信路520Aを利用して映像データの受信を行う映像受信部340Aと、映像データの復号化を行うデコード部350Aと、映像の表示を行う表示部360Aと、ユーザ・インターフェース部370Aと、通信路530Aを利用してレイアウト制御信号の送信を行うレイアウト制御信号送信部380Aと、通信路540Aを利用して映像符号化制御パラメータの受信を行う映像品質制御信号受信部390Aとを有している。なお、図2では会議クライアント装置300Aを1台だけ記載しているが、会議サーバ装置100にはこの他にも会議クライアント装置300B、300C、300Dが接続されており、それぞれは会議クライアント装置300Aと同様の内部構成要素を持つものとする。
以下、会議サーバ装置100の内部構成要素について詳細に説明する。
映像受信部110は、通信路510Aを利用して会議クライアント装置300Aから、符号化された映像データを受信しデコード部120へ出力する。
デコード部120は、映像受信部110から映像データが入力されると、復号化し映像合成部150へ出力する。なお、本実施の形態では映像データの符号化方式にMPEG4を使用するが、符号化方式の種類は本発明において本質的な問題ではないので、この他にもMPEG2、H.263、H.264等の映像符号化方式であってもよいものとする。この場合、デコード部120およびエンコード部320Aで使用する符号化方式は、同一の映像フォーマットをサポートするものとする。
レイアウト制御信号受信部130は、通信路530Aを利用して会議クライアント装置300Aからレイアウト制御信号を受信する。レイアウト制御信号は、IPヘッダ部とIPペイロード部からなるIPパケットとして送信するものとし、IPヘッダ部にはレイアウト制御信号の送信元の会議クライアント装置300AのIPアドレスが含まれ、またIPペイロード部には、会議クライアント装置300Aにおいて指定されたレイアウト情報1000Aが含まれる。レイアウト制御信号受信部130はレイアウト制御信号を解析し、IPヘッダ部に含まれる送信元IPアドレスから、レイアウト制御信号の送信元である会議クライアント装置300Aを特定し、またIPペイロード部から、レイアウト情報1000Aを抽出する。
ここでレイアウト情報とは、映像合成部150で行われる映像合成の合成方法を指定する情報であり、たとえば、図3に示すような、各映像データの識別番号・合成位置・合成サイズ・前後方向の相対位置(階層)を表す数値の集合である。識別番号は、会議クライアント装置300A、300B、300C、300Dを識別するための番号で、ここでは300Aの識別番号を1、300Bを2、300Cを3、300Dを4とする。合成位置・合成サイズは、合成映像の横方向・縦方向をいずれも100の値に正規化したときのXY座標値を用いて、合成位置は映像の左上角の(X,Y)値の組で表され、合成サイズは映像の横方向・縦方向の長さ(W,H)値の組で表される。なお本実施の形態ではW=Hとする。前後方向の相対位置は、合成映像の最前面の表示位置を1、最背面の表示位置を4としたときの1から4までの自然数で表される。本実施の形態ではレイアウト情報を識別番号・合成位置・合成サイズ・前後方向の相対位置の値の組と定義したが、これに限らず、たとえば合成切り取り位置・合成切り取りサイズ等を含んでいてもよい。合成切り取り位置・合成切り取りサイズとは、映像合成部150が映像の一部の切り取りをサポートしている際に定義可能な値であり、図5に示すように、入力映像の横方向・縦方向をいずれも100の値に正規化したときのXY座標値を用いて、合成切り取り位置は切り取り領域の左上角の(X,Y)値の組で定義され、合成切り取りサイズは切り取り領域の横方向・縦方向の長さ(W,H)値の組で定義される。レイアウト制御信号受信部130は、レイアウト情報1000Aを抽出すると、レイアウト情報記憶部140へこれを出力するとともに、判定値算出部180へ、会議クライアント装置300Aに関わる判定値の算出要求を出力する。
レイアウト情報記憶部140は、レイアウト制御信号受信部130からレイアウト情報1000Aが入力されると、入力されたレイアウト情報1000Aを記憶する。もしこの状態で、会議クライアント装置300Aから入力が新たに行われた場合は、レイアウト情報1000Aを新しい入力値で更新する。また、レイアウト情報記憶部140は、映像合成部150からレイアウト情報1000Aの取得要求が入力されると、記憶しているレイアウト情報1000Aを映像合成部150へ出力する。また、レイアウト情報記憶部140は、会議クライアント装置300B、300C、300Dからレイアウト情報1000B、1000C、1000Dが入力されると、同様にこれらのレイアウト情報を記憶する。また、レイアウト情報記憶部140は、判定値算出部180からレイアウト情報1000A、1000B、1000C、1000Dの取得要求が入力されると、記憶しているレイアウト情報1000A、1000B、1000C、1000Dを判定値算出部180へ出力する。
映像合成部150は、デコード部120から映像データが入力されると、レイアウト情報記憶部140に、会議クライアント装置300Aのレイアウト情報1000Aの取得要求を出力する。会議クライアント装置300Aのレイアウト情報1000Aがレイアウト情報記憶部140から入力されると、例えば図4のように、レイアウト情報1000Aにしたがって映像合成を行い合成映像1010Aを生成する。生成された合成映像1010Aはエンコード部160へ入力される。
エンコード部160は、映像合成部150から合成映像データ1010Aが入力されると、これを符号化し映像送信部170へ出力する。なお、本実施の形態では映像データの符号化方式にMPEG4を使用するが、符号化方式の種類は本発明において本質的な問題ではないので、この他にもMPEG2、H.263、H.264等の映像符号化方式であってもよいものとする。この場合、エンコード部160およびデコード部350Aで使用する符号化方式は、同一の映像フォーマットをサポートするものとする。
映像送信部170は、エンコード部160から、符号化された合成映像データ1010Aが入力されると、通信路520Aを利用して会議クライアント装置300Aへ合成映像データ1010Aを送出する。
判定値算出部180は、レイアウト制御信号受信部130から、会議クライアント装置300Aから判定値の算出要求が入力されると、レイアウト情報記憶部140に、全ての会議クライアント装置のレイアウト情報1000A、1000B、1000C、1000Dの取得要求を出力する。レイアウト情報記憶部140から、図6に示すような4つのレイアウト情報1000A、1000B、1000C、1000Dが入力されると、これらのレイアウト情報にもとづいて、図7に示すような判定値1020A、1020B、1020C、1020Dを算出する。判定値は、各会議クライアント装置ごとに定義される値で、各会議クライアント装置の送出するカメラ装置の映像が、それぞれどれだけ大きくあるいはくっきりと表示されるべきとされているか(注目を受けているか)の度合いを表す。ここでは、会議クライアント装置300Aの判定値1020Aを、自分以外の会議クライアント装置、つまり300B、300C、300Dがそれぞれ見ている合成映像上の300Aの映像の横方向の長さ(W)の中の最大値と定義する。つまり、図6の3つのレイアウト情報1000B、1000C、1000Dの中で、識別番号が1(=300Aの識別番号)に等しい行に注目し、その中で最大のW値を選びこれを判定値1020Aと定める(図6の例では、判定値1020Aは、50、50、25の最大値、すなわち50と算出される)。なお、本実施の形態では1000Aを除く3つのレイアウト情報に基づいて判定値を算出したが、1000Aを含めた4つのレイアウト情報に基づいた上で判定値を算出してもよい。また、ここでは、映像の横方向の長さの中の最大値を判定値としたが最小値を判定値とすることも可能である。
また、ここでは判定値を、映像の横方向の長さ(W)に基づいて算出したが、これに限らず、これ以外の情報を基にして判定値を算出してもよい。たとえば考えられる例として、判定値算出部180は、会議クライアント装置300Aに関わる判定値の算出の際に、300A以外のクライアント装置がそれぞれ見ている合成映像上の、300Aに対応する映像の合成切り取りの横方向の長さに注目し、3つの合成切り取りの横方向の長さのうち、最も小さいものまたは最も大きいものに基づいて判定値を求めても良い。前者の例として、3つの合成切り取りの横方向の長さのうち、1つでも100に満たないときは、各合成映像上の300Aの映像の横方向の長さ(W)の値に関わらず、常に判定値を100として出力するとしてもよい。合成切り取りの横方向の長さが全て100に等しいときは、前記と同様、各合成映像上の300Aの映像の横方向の長さ(W)の最大値を判定値として出力する。例えば図6のレイアウト情報から算出される300Aの判定値は、この場合、100が導かれる(レイアウト情報1000Cにおいて300Aに対応する映像の合成切り取りの横方向の長さが100未満)。あるいは、これらとも異なる判定値の算出方法として、判定値算出部180は、300Aに関わる判定値の算出の際に、300A以外のクライアント装置がそれぞれ見ている合成映像上の、300Aに対応する映像の前後方向の相対位置に注目し、これらのうちの最小値または最大値を決定した後で、その値に応じて、1であれば判定値100、2であれば判定値75、3であれば判定値50、4であれば判定値25を出力するとしてもよい。例えば図6のレイアウト情報から算出される300Aの判定値は、300A以外の各合成映像上の300Aに対応する映像の前後方向の相対位置がそれぞれ2、4、4となるため、その最小値2に対応する75が導かれる。判定値算出部180は、判定値1020Aを算出すると、それを映像品質制御部190へ出力する。
以上では大きく3通りの判定値の算出方法を示したが、これらの算出方法は別個に用いてもよいし、これら3つの算出方法のうち任意の組み合わせを用いて判定値を算出してもよい。例えば各算出方法の判定値に重み付けを行った関数に、各算出方法で求めた判定値を入力することにより、判定値を算出してもよい。あるいは、各算出方法で得た判定値のうち最も小さいまたは大きいものを、求めるべき判定値としてもよい。
映像品質制御部190は、判定値算出部180から判定値1020Aが入力されると、映像符号化制御パラメータ1030Aを算出する。映像符号化制御パラメータ1030Aは、会議クライアント装置300Aのエンコード部320Aでカメラ映像を符号化する際に使用される値で、ここでは符号化の際の解像度とフレームレートを規定している。映像符号化制御パラメータ1030Aの算出の際には、図8、9に示すように、映像品質制御部190が判定値と映像符号化制御パラメータの対応テーブルを内部に保持しており、適宜参照して算出を行う。通常、判定値1020Aの値の大きさに応じて、映像符号化制御パラメータ1030Aに含まれる解像度とフレームレートの値は大きくなり、より高品質の映像に相当することになる。映像符号化制御パラメータ1030Aを算出すると、映像品質制御部190は送信先の会議クライアント装置300AのIPアドレスを含むIPヘッダを映像符号化制御パラメータ1030Aに対して付加し、映像品質制御信号送信部200へ出力する。
映像品質制御信号送信部200は、映像品質制御部190からIPヘッダを含む映像符号化制御パラメータ1030Aが入力されると、これに送信元の会議サーバ装置100のIPアドレス等を含んだIPヘッダをさらに付加しIPパケットを生成する。このIPパケットを映像品質制御信号と呼ぶ。映像品質制御信号送信部200は、通信路540Aを利用して会議クライアント装置300Aへ映像品質制御信号を送出する。
次に、会議クライアント装置300Aの内部構成要素について詳細に説明する。
カメラ部310Aは、会議参加者の顔映像や資料映像、あるいはPCデスクトップの映像などを撮影して得られた映像データをエンコード部320Aへ出力する。なお、本実施の形態ではカメラ部を用いて撮影した映像データを利用するが、本発明ではカメラ以外にも、たとえばハードディスクやフロッピーディスク、MO(Magneto-Optical disk)、CD−R(Compact Disk Recordable)、磁気テープといった外部記憶装置に記憶された映像データを読み取って利用してもよい。
エンコード部320Aは、カメラ部310Aから映像データが入力されると、符号化し映像送信部330Aへ出力する。符号化の際には、あらかじめデフォルト値として設定された映像符号化制御パラメータ(解像度およびフレームレート)に従い符号化を行う。また、映像品質制御信号受信部390Aから映像符号化制御パラメータが入力されると、保持している映像符号化制御パラメータの値を入力値で更新する。なお、本実施の形態では映像データの符号化方式にMPEG4を使用する。
映像送信部330Aは、エンコード部320Aから、符号化された映像データが入力されると、通信路510Aを通じて会議サーバ装置100に映像データの送信を行う。
映像受信部340Aは、通信路520Aを利用して会議サーバ装置100から映像データを受信しデコード部350Aへ出力する。
デコード部350Aは、映像受信部340Aから、符号化された映像データが入力されると、復号化し表示部360Aへ出力する。なお、本実施の形態では映像データの符号化方式にMPEG4を使用する。
表示部360Aは、デコード部350Aから入力された映像データを表示する。また、表示部360AはたとえばCRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイや液晶ディスプレイといった表示装置である。
ユーザ・インターフェース部370Aは、マウスなどのポインティングデバイスや、キーボードなどの入力装置を有している。ユーザはこれらの装置を用いて自分の所望するレイアウト情報を入力する。ユーザ・インターフェース部370Aは、ユーザの入力装置の操作に応じて、表示部360Aに表示されるポインティングデバイスのカーソル表示位置を更新し、またレイアウト情報の入力を検知すると、レイアウト制御信号送信部380Aへレイアウト情報を出力する。なお、ユーザがレイアウト情報を入力する際には、一般的なウィンドウ型オブジェクトの操作と同様にして視覚的にレイアウト情報の変更を行うことができる。あるいは図10のように、あらかじめ決められている使用可能なレイアウトのパターン1040A、1050A、1060Aの選択肢を、ユーザの指示によって表示部360Aに表示してもよい。この場合、ユーザは所望のレイアウトに最も近いと判断したパターンを入力装置を利用して選択する。各パターンにはそれぞれレイアウト情報が対応しており、選択されたパターンに対応するレイアウト情報をユーザの所望するレイアウト情報と見なす。ユーザの所望するレイアウト情報が決定されると、レイアウト制御信号送信部380Aへレイアウト情報が出力される。
レイアウト制御信号送信部380Aは、ユーザ・インターフェース部370Aからレイアウト情報が入力されると、送信先の会議クライアント装置300AのIPアドレス等を含んだIPヘッダをレイアウト情報に付加しIPパケットを生成する。このIPパケットをレイアウト制御信号と呼ぶ。レイアウト制御信号送信部380Aはレイアウト制御信号を生成すると、通信路530Aを利用して会議サーバ装置100へ送信する。
映像品質制御信号受信部390Aは、通信路540Aを利用して会議サーバ装置100から映像品質制御信号を受信する。映像品質制御信号受信部390Aは、映像品質制御信号のIPペイロード部分から映像符号化制御パラメータ1030Aを抽出し、抽出した映像符号化制御パラメータ1030Aをエンコード部320Aへ出力する。
次に、会議サーバ装置100と、会議クライアント装置300A、300B、300C、300Dにおける処理の一例として、各会議クライアント装置により会議サーバ装置100内部で管理しているレイアウト情報に変更が加えられることにより、各会議クライアント装置の送出する映像の品質が動的に制御される様子を示す。なお、会議クライアント装置300A、300B、300C、300Dを、識別番号1、2、3、4で区別する。
会議が開始した直後においては、図11に示すように、レイアウト情報記憶部140に格納される各会議クライアント装置のレイアウト情報は、いずれもデフォルトのレイアウト情報1070A、1070B、1070C、1070Dに設定される。レイアウト情報1070A、1070B、1070C、1070Dは、すべて映像のサイズが等しく((W,H)=(50,50))、互いに重ならないよう配置されている。このレイアウト情報を元に映像合成部150で映像の合成が行われ、各会議クライアント装置の表示部360A、360B、360C、360Dには、図12のように、各会議参加者の映像サイズの等しい合成画面が表示される。また、デフォルトとして、各会議クライアント装置のエンコード部320A、320B、320C、320Dにおいて、符号化を行う際の映像符号化制御パラメータは、図13のように、いずれも解像度が640×480、フレームレートが30fpsに設定される。
次に、会議に参加している各ユーザが、自身のレイアウト情報に変更を加えた状況を考える。会議に参加しているユーザはそれぞれ、ユーザ・インターフェース部370A、370B、370C、370Dを利用して、自分が現在見ている合成映像のレイアウトに変更を加えることができる。いま、各ユーザの操作によって、図14に示すようなレイアウト情報1080A、1080B、1080C、1080Dが指定されたとする。これらのレイアウト情報は、各会議クライアント装置のレイアウト制御信号送信部380A、380B、380C、380D、および、通信路530A、530B、530C、530Dを通じて会議サーバ装置100へ送出される。そしてレイアウト制御信号受信部130を通じてレイアウト情報記憶部140に格納されると、映像合成部150はこのレイアウト情報を参照して図15のように映像合成を行う。それとともに、レイアウト制御信号受信部130から判定値算出部180に対し、各会議クライアント装置に関わる判定値の算出要求が入力される。判定値算出部180は判定値の算出要求が入力されると、レイアウト情報記憶部140からレイアウト情報1080A、1080B、1080C、1080Dを取得し、この情報に基づいて、各会議クライアント装置に対する判定値を図16のように算出する。たとえば会議クライアント装置300Aに対する判定値は以下のように算出される。まず、取得したレイアウト情報のうち、300Aから取得したもの以外のレイアウト情報、つまり1080B、1080C、1080Dに注目する。この中で、識別番号が1(=300Aの識別番号)に相当する行に注目し、この行に含まれる映像の横方向の長さ(W)を抽出する。この場合、1080Bから抽出したW値は25、1080Cから抽出したW値は25、1080Dから抽出したW値は25となる。そして、これら3つの値の中で最大のものを300Aの判定値1090Aとする。このような処理を、判定値算出部180は、他の会議クライアント装置300B、300C、300Dに関しても行う。会議クライアント装置300Bの場合、レイアウト情報1080A、1080C、1080Dから抽出したW値は、それぞれ、50、100、100となるから、300Bの判定値1090Bは100と算出される。会議クライアント装置300Cの場合、レイアウト情報1080A、1080B、1080Dから抽出したW値は、それぞれ、50、100、25となるから、300Cの判定値1090Cは100と算出される。会議クライアント装置300Dの場合、レイアウト情報1080A、1080B、1080Cから抽出したW値は、それぞれ、50、25、25となるから、300Dの判定値1090Dは50と算出される。判定値算出部180は、以上のように算出した判定値1090A、1090B、1090C、1090Dを映像品質制御部190へそれぞれ入力する。
各判定値を受け取った映像品質制御部190は、判定値から映像符号化制御パラメータへの変換を行う。映像品質制御部190は内部に図8のような判定値と映像符号化制御パラメータの対応テーブルを保持しており、この対応テーブルを参照して映像符号化制御パラメータを図17のように算出する。たとえば判定値1090Aの場合、これに対応する映像符号化制御パラメータ1100Aは、解像度が320×240ドット、フレームレートが15fpsと算出される。判定値1090B、1090C、1090Dに対応する映像符号化制御パラメータ1100B、1100C、1100Dについても同様に、図17に示すとおりに算出される。
映像符号化制御パラメータ1100A、1100B、1100C、1100Dが算出されると、これらの値は、映像品質情報送信部200、および通信路540A、540B、540C、540Dを通じて各会議クライアント装置へ送出される。
会議クライアント装置300A、300B、300C、300Dは、それぞれ、映像符号化制御パラメータ1100A、1100B、1100C、1100Dを受信する。これらの映像符号化制御パラメータは、それぞれ、エンコード部320A、320B、320C、320Dへ入力され、これにしたがって符号化の際の映像品質が調整される。今回の場合、デフォルトの映像符号化制御パラメータと比べて、会議クライアント装置300Aの送信する映像の映像符号化制御パラメータ1100Aに変更が加えられたことになる。(1100B、1100C、1100Dは、図13に示すデフォルトのパラメータと結果的に変わらない。)つまりこの場合、会議クライアント装置300Aの映像に対し、他の会議クライアント装置300B、300C、300Dは、この映像を他と比べて小さなサイズで表示していることから、300Aの判定値が低いと見なしたことになる。このため、エンコード部320Aでのカメラ映像符号化の映像品質が下げられ、結果、通信路510Aを利用して伝送されるデータ量の節約が図られたことになる。
以降、各ユーザからレイアウト情報の変更の指示がなされると、その毎に、以上と同様にして各会議クライアント装置のカメラ映像符号化の映像品質が調整される。
以上、本発明の第1の実施の形態として、会議サーバ装置100および会議クライアント装置300A〜300Dの詳細な内部構成と動作について説明した。本発明により、会議に参加する複数のクライアントの映像の参照状況に基づいて、クライアントからサーバへ送信する映像データの制御を行い、通信帯域幅を節約することが可能となる。
(第2の実施の形態)
以下、本発明の第2の実施の形態を、図1、および、図3から図18を参照して説明する。
図1に本発明を適用した多地点テレビ会議システムのシステム構成を示す。図1は会議サーバ装置100と4台の会議クライアント装置300A、300B、300C、300Dから構成される。会議クライアント装置300A、300B、300C、300Dは、それぞれネットワーク500A、500B、500C、500Dを介して会議サーバ装置100と接続されている。
会議クライアント装置300A、300B、300C、300Dはそれぞれカメラ装置310A、310B、310C、310Dを備えている。各会議クライアント装置は、カメラ装置を使って撮影した映像データを、ネットワーク500A、500B、500C、500Dを通じて会議サーバ装置100へ送信する機能を備えている。また会議クライアント装置300A、300B、300C、300Dは、会議サーバ装置100から送信された映像データを受信し、それぞれの表示装置360A、360B、360C、360Dに表示する機能を備えている。またネットワーク500A、500B、500C、500Dを通じて、会議サーバ装置100に制御情報を送信する機能を備えている。
会議サーバ装置100は、会議クライアント装置300A、300B、300C、300Dから送信された映像データを受信する機能を備えている。また、受信した複数の映像データを一つの映像に合成する機能を備えている。なお映像合成の際には、複数の映像合成を、各会議クライアント装置ごとに独立して行うことができる。また、ネットワーク500A、500B、500C、500Dを通じて会議クライアント装置300A、300B、300C、300Dに合成映像をそれぞれ送信する機能を備えている。また同様にネットワーク500A、500B、500C、500Dを通じて、各会議クライアント装置に制御信号を送信する機能を備えている。
次に、図18を用いて、会議サーバ装置と会議クライアント装置において本発明に関わる内部構成要素を示す。会議サーバ装置における内部構成要素、会議クライアント装置における内部構成要素により表される機能はプログラムをコンピュータに実行させることによって実現してもよいしハードウェア的に実現してもよい。
会議サーバ装置100は、その構成要素として、通信路510Aを利用して映像データの受信を行う映像受信部110と、映像データの復号化を行うデコード部120と、通信路530Aを利用してレイアウト制御信号の受信を行うレイアウト制御信号受信部130と、レイアウト制御信号から解析して得られたレイアウト情報を格納するレイアウト情報記憶部140と、映像の合成処理を行う映像合成部150と、合成映像の符号化を行うエンコード部160と、通信路520Aを利用して映像データの送信を行う映像送信部170と、通信路540Aを利用してレイアウト情報通知信号の送信を行うレイアウト情報通知信号送信部210とを有している。なお、以下で示す会議サーバ装置100の各内部構成要素の動作は、会議クライアント装置300Aとの間で行われる処理について説明しているが、会議クライアント装置300Aとの間に限らず、300B、300C、300Dとの間についても同様にして行われる。
会議クライアント装置300Aは、その構成要素として、カメラ部310Aと、合成映像の符号化を行うエンコード部320Aと、通信路510Aを通じて映像データの送信を行う映像送信部330Aと、通信路520Aを利用して映像データの受信を行う映像受信部340Aと、映像データの復号化を行うデコード部350Aと、映像の表示を行う表示部360Aと、ユーザ・インターフェース部370Aと、通信路530Aを利用してレイアウト制御信号の送信を行うレイアウト制御信号送信部380Aと、通信路540Aを利用してレイアウト情報通知信号の受信を行うレイアウト情報通知信号受信部220Aと、前記レイアウト情報から判定値の算出を行う判定値算出部180Aと、前記判定値から映像符号化制御パラメータを算出する映像品質制御部190Aとを有している。なお、図18では会議クライアント装置300Aを1台だけ記載しているが、会議サーバ装置100にはこの他にも会議クライアント装置300B、300C、300Dが接続されており、それぞれは会議クライアント装置300Aと同様の内部構成要素を持つものとする。
以下、会議サーバ装置100の内部構成要素について詳細に説明する。
映像受信部110は、第1の実施の形態で説明した映像受信部110と同じ動作を行うものとする。
デコード部120は、第1の実施の形態で説明したデコード部120と同じ動作を行うものとする。
レイアウト制御信号受信部130は、通信路530Aを利用して会議クライアント装置300Aからレイアウト制御信号を受信する。レイアウト制御信号は、IPヘッダ部とIPペイロード部からなるIPパケットとして送信するものとし、IPヘッダ部にはレイアウト制御信号の送信元の会議クライアント装置300AのIPアドレスが含まれ、またIPペイロード部には、会議クライアント装置300Aにおいて指定されたレイアウト情報1000Aが含まれる。レイアウト制御信号受信部130はレイアウト制御信号を解析し、IPヘッダ部に含まれる送信元IPアドレスから、レイアウト制御信号の送信元である会議クライアント装置300Aを特定し、またIPペイロード部からレイアウト情報1000Aを抽出する。
ここでレイアウト情報とは、図3に示すように、第1の実施の形態で説明した識別番号・合成位置・合成サイズ・前後方向の相対位置の値の組と同じものとする。もちろん、これに限らず、たとえば合成切り取り位置・合成切り取りサイズ等を含んでいてもよい。合成切り取り位置・合成切り取りサイズの定義は、第1の実施の形態で説明した定義と同じとする。レイアウト制御信号受信部130は、レイアウト情報1000Aを抽出すると、レイアウト情報記憶部140へこれを出力するとともに、レイアウト情報通知信号送信部210へ300B、300C、300Dのそれぞれに関わるレイアウト情報通知信号の送信要求を出力する。
レイアウト情報記憶部140は、レイアウト制御信号受信部130からレイアウト情報1000Aが入力されると、入力されたレイアウト情報1000Aを記憶する。もしこの状態で、会議クライアント装置300Aから入力が新たに行われた場合は、レイアウト情報1000Aを新しい入力値で更新する。また、レイアウト情報記憶部140は、映像合成部150からレイアウト情報1000Aの取得要求が入力されると、記憶しているレイアウト情報1000Aを映像合成部150へ出力する。また、レイアウト情報記憶部140は、会議クライアント装置300B、300C、300Dからレイアウト情報1000B、1000C、1000Dが入力されると、同様にこれらのレイアウト情報を記憶する。また、レイアウト情報記憶部140は、レイアウト情報通知信号送信部210から3つのレイアウト情報1000B、1000C、1000Dの取得要求が入力されると、記憶しているレイアウト情報1000B、1000C、1000Dをレイアウト情報通知信号送信部210へ出力する。
映像合成部150は、第1の実施の形態で説明した映像合成部150と同じ動作を行うものとする。
エンコード部160は、第1の実施の形態で説明したエンコード部160と同じ動作を行うものとする。
映像送信部170は、第1の実施の形態で説明した映像送信部170と同じ動作を行うものとする。
レイアウト情報通知信号送信部210は、レイアウト制御信号受信部130からレイアウト情報の送信要求が入力されると、レイアウト情報記憶部140に、300Aを除いた3つの会議クライアント装置のレイアウト情報1000B、1000C、1000Dの取得要求を出力する。レイアウト情報記憶部140から、図6のような3つのレイアウト情報1000B、1000C、1000Dが入力されると、これらのレイアウト情報に対し、送信先の会議クライアント装置300AのIPアドレス等を含んだIPヘッダを付加しIPパケットを生成する。このIPパケットをレイアウト情報通知信号と呼ぶ。レイアウト情報通知信号送信部210はレイアウト情報通知信号を生成すると、通信路540Aを利用してこれを会議クライアント装置300Aへ送信する。
次に、会議クライアント装置300Aの内部構成要素について詳細に説明する。
カメラ部310Aは、第1の実施の形態で説明したカメラ部310Aと同じ動作を行うものとする。
エンコード部320Aは、映像符号化制御パラメータを内部に保持し、第1の実施の形態で説明したエンコード部320Aと同じ動作を行うものとする。
映像送信部330Aは、通信路510Aを利用して第1の実施の形態で説明した映像送信部330Aと同じ動作を行うものとする。
映像受信部340Aは、通信路520Aを利用して、第1の実施の形態で説明した映像受信部340Aと同じ動作を行うものとする。
デコード部350Aは、第1の実施の形態で説明したデコード部350Aと同じ動作を行うものとする。
表示部360Aは、第1の実施の形態で説明した表示部360Aと同じ動作を行うものとする。
ユーザ・インターフェース部370Aは、第1の実施の形態で説明したユーザ・インターフェース部370Aと同様の入力装置を有し、同様の動作を行うものとする。
レイアウト制御信号送信部380Aは、通信路530Aを利用して第1の実施の形態で説明したレイアウト制御信号送信部380Aと同じ動作を行うものとする。
レイアウト情報通知信号受信部220Aは、通信路540Aを利用して会議サーバ装置100からレイアウト情報通知信号を受信する。レイアウト情報通知信号受信部220Aは、レイアウト情報通知信号のIPペイロード部分から、3つの会議クライアント装置のレイアウト情報1000B、1000C、1000Dを抽出し、抽出したレイアウト情報を判定値算出部180Aへ出力する。
判定値算出部180Aは、レイアウト情報通知信号受信部220Aから3つのレイアウト情報1000B、1000C、1000Dが入力されると、これらのレイアウト情報にもとづいて、図16に示すような判定値1090Aを算出する。判定値1090Aとは、会議クライアント装置300Aの送出するカメラ映像が、他の会議クライアント装置のユーザからどれだけ注目を受けているかの度合いを表す。ここでは、判定値1090Aを、会議クライアント装置300B、300C、300Dがそれぞれ見ている合成映像上の300Aの映像の横方向の長さ(W)の中の最大値と定義する。つまり、図6の中のレイアウト情報1000B、1000C、1000Dの中で、識別番号が1(=300Aの識別番号)に等しい行に注目し、その中で最大のW値を選びこれを判定値1090Aと定める。なお、本実施の形態では1000Aを除く3つのレイアウト情報に基づいて判定値を算出したが、1000Aを含めた4つのレイアウト情報に基づいた上で判定値を算出してもよい。つまり、レイアウト情報通知信号送信部210からのレイアウト情報通知信号が4つのレイアウト情報1000A、1000B、1000C、1000Dを含んでおり、これら4つのレイアウト情報の300AのW値の最大値を判定値1090Aと定義してもよい。判定値算出部180Aは、判定値1090Aを算出すると、それを映像品質制御部190Aへ出力する。
映像品質制御部190Aは、判定値算出部180Aから判定値1090Aが入力されると、映像符号化制御パラメータ1030Aを算出する。映像符号化制御パラメータ1030Aは、会議クライアント装置300Aのエンコード部320Aでカメラ映像を符号化する際に使用される値で、ここでは符号化の際の解像度とフレームレートを規定している。映像符号化制御パラメータ1030Aの算出の際には、図8および図9に示すように、映像品質制御部190Aが判定値と映像符号化制御パラメータの対応テーブルを内部に保持しており、適宜参照して算出を行う。通常、判定値1090Aの値の大きさに応じて、映像符号化制御パラメータ1030Aに含まれる解像度とフレームレートの値は大きくなり、より高品質の映像に相当することになる。映像符号化制御パラメータ1030Aを算出すると、映像品質制御部190Aはこのパラメータをエンコード部320Aへ出力する。
次に、会議サーバ装置100と、会議クライアント装置300A、300B、300C、300Dにおける処理の一例として、各会議クライアント装置により会議サーバ装置100内部で管理しているレイアウト情報に変更が加えられることにより、各会議クライアント装置の送出する映像の品質が動的に制御される様子を示す。なお、会議クライアント装置300A、300B、300C、300Dを、識別番号1、2、3、4で区別する。
会議が開始した直後においては、図11に示すように、レイアウト情報記憶部140に格納される各会議クライアント装置のレイアウト情報は、いずれもデフォルトのレイアウト情報1070A、1070B、1070C、1070Dに設定される。レイアウト情報1070A、1070B、1070C、1070Dは、すべて映像のサイズが等しく((W,H)=(50,50))、互いに重ならないよう配置されている。このレイアウト情報を元に映像合成部150で映像の合成が行われ、各会議クライアント装置の表示部360A、360B、360C、360Dには、図12のように、各会議参加者の映像サイズの等しい合成画面が表示される。また、デフォルトとして、各会議クライアント装置のエンコード部320A、320B、320C、320Dにおいて、符号化を行う際の映像符号化制御パラメータは、図13のように、いずれも解像度が640×480、フレームレートが30fpsに設定される。
次に、会議に参加している各ユーザが、自身のレイアウト情報に変更を加えた状況を考える。会議に参加しているユーザはそれぞれ、ユーザ・インターフェース部370A、370B、370C、370Dを利用して、自分が現在見ている合成映像のレイアウトに変更を加えることができる。いま、各ユーザの操作によって、図14に示すようなレイアウト情報1080A、1080B、1080C、1080Dが指定されたとする。これらのレイアウト情報は、各会議クライアント装置のレイアウト制御信号送信部380A、380B、380C、380D、および、通信路530A、530B、530C、530Dを通じて会議サーバ装置100へ送出される。そしてレイアウト制御信号受信部130を通じてレイアウト情報記憶部140に格納されると、映像合成部150はこのレイアウト情報を参照して図15のように映像合成を行う。それとともに、レイアウト制御信号受信部130はレイアウト情報通知信号送信部210に対し、各会議クライアント装置に関わるレイアウト情報通知信号の送信要求を出力する。レイアウト情報通知信号送信部210は、たとえば会議クライアント装置300Aへのレイアウト情報通知信号の送信要求が入力された場合、1080Aを除いた3つのレイアウト情報1080B、1080C、1080Dをレイアウト情報記憶部140から取得し、これらの情報を、通信路540Aを通じて会議クライアント装置300Aに送出する。同様に、会議クライアント装置300Bへのレイアウト情報通知信号の送信要求が入力された場合は、レイアウト情報1080A、1080C、1080Dを取得し300Bに送出し、300Cへのレイアウト情報通知信号の送信要求が入力された場合は、レイアウト情報1080A、1080B、1080Dを取得し300Bに送出し、会議クライアント装置300Dへのレイアウト情報通知信号の送信要求が入力された場合は、レイアウト情報1080A、1080B、1080Cを取得し300Dに送出する。
各会議クライアント装置は、会議サーバ装置100からレイアウト情報を受け取ると、それをレイアウト情報通知信号受信部220Aを通じて、判定値算出部180Aに入力し判定値を算出する。たとえば会議クライアント装置300Aの場合、図16のように、300Aに対する判定値は以下のように算出される。会議クライアント装置300Aが受信するレイアウト情報は、1080B、1080C、1080Dの3つである。まず、取得したレイアウト情報の中で、識別番号が1(=300Aの識別番号)に相当する行に注目し、この行に含まれる映像の横方向の長さ(W)を抽出する。この場合、1080Bから抽出したW値は25、1080Cから抽出したW値は25、1080Dから抽出したW値は25となる。そして、これら3つの値の中で最大のもの、つまり25を会議クライアント装置300Aの判定値1090Aとする。判定値算出部180Aは、判定値1090Aを算出すると、これを映像品質制御部190Aへ入力する。
映像品質制御部190Aは判定値1090Aを受け取ると、判定値から映像符号化制御パラメータへの変換を行う。映像品質制御部190Aは内部に図8のような判定値と映像符号化制御パラメータの対応テーブルを保持しており、この対応テーブルを参照して映像符号化制御パラメータを図17のように算出する。たとえば会議クライアント装置300Aの場合、これに対応する映像符号化制御パラメータ1100Aは、解像度が320×240ドット、フレームレートが15fpsと算出される。
映像符号化制御パラメータ1100Aが算出されると、この値はエンコード部320Aへ入力され、これにしたがって符号化の際の映像品質が調整される。
このような処理を、他の会議クライアント装置300B、300C、300Dも同様に行う。会議クライアント装置300Bの場合、受け取ったレイアウト情報1080A、1080C、1080Dから抽出したW値は、それぞれ、50、100、100であるから、自身の判定値1090Bを100と算出し、エンコード部320Bで行われる映像符号化を、パラメータ1100Bにしたがって、解像度が640×480ドット、フレームレートが30fpsとなるように調整する。会議クライアント装置300Cの場合、受け取ったレイアウト情報1080A、1080B、1080Dから抽出したW値は、それぞれ、50、100、25であるから、自身の判定値1090Cを100と算出し、エンコード部320Cで行われる映像符号化を、パラメータ1100Cにしたがって、解像度が640×480ドット、フレームレートが30fpsとなるように調整する。会議クライアント装置300Dの場合、受け取ったレイアウト情報1080A、1080B、1080Cから抽出したW値は、それぞれ、50、25、25であるから、自身の判定値1090Dを50と算出し、エンコード部320Dで行われる映像符号化を、パラメータ1100Dにしたがって、解像度が640×480ドット、フレームレートが30fpsとなるように調整する。
今回の場合、デフォルトの映像符号化制御パラメータと比べて、会議クライアント装置300Aの送信する映像の映像符号化制御パラメータ1100Aに変更が加えられたことになる。(1100B、1100C、1100Dは、図13に示すデフォルトのパラメータと結果的に変わらない。)つまりこの場合、会議クライアント装置300Aの映像に対し、他の会議クライアント装置300B、300C、300Dは、この映像を他と比べて小さなサイズで表示していることから、会議クライアント装置300Aの判定値が低いと見なしたことになる。このため、エンコード部320Aでのカメラ映像符号化の映像品質が下げられ、結果、通信路510Aを利用して伝送されるデータ量の節約が図られたことになる。
以降、各ユーザからレイアウト情報の変更の指示がなされると、その毎に、以上と同様にして各会議クライアント装置のカメラ映像符号化の映像品質が調整される。
以上、本発明の第2の実施の形態として、会議サーバ装置100および会議クライアント装置300A〜300Dの詳細な内部構成と動作について説明した。第1の実施の形態とは異なる構成だが、本発明により、会議に参加する複数のクライアントの映像の参照状況に基づいて、クライアントからサーバへ送信する映像データの制御を行い、通信帯域幅を節約することが同様に可能となる。
多地点テレビ会議システムの概略図。 本発明の第1の実施の形態に係る会議サーバ装置、会議クライアント装置の構成を示すブロック図。 本発明の第1の実施の形態に係るレイアウト情報例1を示す図。 本発明の第1の実施の形態に係る合成映像例1を示す図。 本発明の第1の実施の形態に係る合成映像内の座標軸を示す図。 本発明の第1の実施の形態に係るレイアウト情報例2を示す図。 本発明の第1の実施の形態に係る判定値例1を示す図。 本発明の第1の実施の形態に係る、判定値と映像符号化制御パラメータの対応テーブルを示す図。 本発明の第1の実施の形態に係る映像符号化制御パラメータ例を示す図。 本発明の第1の実施の形態に係るレイアウトのパターン例を示す図。 本発明の第1の実施の形態に係るレイアウト情報例3を示す図。 本発明の第1の実施の形態に係る表示画面例1を示す図。 本発明の第1の実施の形態に係る映像符号化制御パラメータ例2を示す図。 本発明の第1の実施の形態に係るレイアウト情報例4を示す図。 本発明の第1の実施の形態に係る表示画面例1を示す図。 本発明の第1の実施の形態に係る判定値例2を示す図。 本発明の第1の実施の形態に係る映像符号化制御パラメータ例3を示す図。 本発明の第2の実施の形態にかかる会議サーバ装置、会議クライアント装置の構成を示すブロック図。
符号の説明
100 … 会議サーバ装置
110 … 映像受信部
120 … デコード部
130 … レイアウト制御信号受信部
140 … レイアウト情報記憶部
150 … 映像合成部
160 … エンコード部
170 … 映像送信部
180、180A … 判定値算出部
190、190A … 映像品質制御部
200 … 映像品質情報送信部
210 … レイアウト情報通知信号送信部
220A … レイアウト情報通知信号受信部
300A、300B、300C、300D … 会議クライアント装置
310A、310B、310C、310D … カメラ部
320A、320B、320C、320D … エンコード部
330A … 映像送信部
340A … 映像受信部
350A … デコード部
360A、360B、360C、360D … 表示部
370A、370B、370C、370D … ユーザ・インターフェース部
380A、380B、380C、380D … レイアウト制御信号送信部
390A … 映像品質制御信号受信部
500A、500B、500C、500D … ネットワーク
510A、520A、530A、540A … 通信路
1000A、1000B、1000C、1000D … レイアウト情報
1010A … 合成映像
1020A、1020B、1020C、1020D … 判定値
1030A … 映像符号化制御パラメータ
1040A、1050A、1060A … レイアウトパターン
1070A、1070B、1070C、1070D … レイアウト情報
1080A、1080B、1080C、1080D … レイアウト情報
1090A、1090B、1090C、1090D … 判定値
1100A、1100B、1100C、1100D … 映像符号化制御パラメータ

Claims (21)

  1. 第1〜第N(Nは2以上の整数)の映像表示装置から、第1〜第Nの映像をそれぞれ表す第1〜第Nの符号化映像データを受信する映像受信手段と、
    前記第1〜第Nの符号化映像データを復号して第1〜第Nの復号化映像データを出力する復号手段と、
    前記第1〜第Nの映像を合成して得る1つの合成映像における前記第1〜第Nの映像のレイアウトをそれぞれ示す第1〜第Nのレイアウト情報を、前記第1〜第Nの映像表示装置から受信するレイアウト情報受信手段と、
    受信された前記第1〜第Nのレイアウト情報を記憶するレイアウト情報記憶手段と、
    前記第1〜第Nの復号化映像データが表す第1〜第Nの映像を前記第1〜第Nのレイアウト情報にしたがって合成して第1〜第Nの合成映像を生成する映像合成手段と、
    前記第1〜第Nの合成映像を前記第1〜第Nの映像表示装置へ送信する映像送信手段と、
    前記第1〜第Nのレイアウト情報のうち少なくとも前記第2〜第Nのレイアウト情報における前記第1の映像のレイアウトに基づき、前記第1の映像表示装置に対する判定値を算出する判定値算出手段と、
    算出した前記判定値から前記第1の映像表示装置で適用すべき符号化パラメータを決定する映像品質制御手段と、
    決定した前記符号化パラメータを前記第1の映像表示装置へ送信する映像品質制御信号送信手段と、
    を備えた映像合成装置。
  2. 前記判定値算出手段は、前記第2〜第Nのレイアウト情報における前記第1の映像のサイズに基づいて前記判定値を算出することを特徴とする請求項1に記載の映像合成装置。
  3. 前記第2〜第Nのレイアウト情報における前記第1の映像のサイズのうち最も大きいものまたは最も小さいものに基づいて前記判定値を算出することを特徴とする請求項2に記載の映像合成装置。
  4. 前記第1〜第Nのレイアウト情報は、前記第1の映像からの切り取りサイズを含み、前記判定値算出手段は、前記第2〜第Nのレイアウト情報における前記第1の映像からの切り取りサイズに基づき前記判定値を算出することを特徴とする請求項1に記載の映像合成装置。
  5. 前記判定値算出手段は、前記第2〜第Nのレイアウト情報における前記第1の映像からの切り取りサイズのうち最も小さいものまたは最も大きいものに基づいて前記判定値を算出することを特徴とする請求項4に記載の映像合成装置。
  6. 前記第1〜第Nのレイアウト情報はそれぞれ、前記第1〜第Nの映像の階層情報を含み、前記判定値算出手段は、前記第2〜第Nのレイアウト情報における前記第1の映像の階層に基づいて前記判定値を算出することを特徴とする請求項1に記載の映像合成装置。
  7. 前記判定値算出手段は、前記第2〜第Nのレイアウト情報における前記第1の映像の階層のうち最も小さいものまたは最も大きいものに基づいて前記判定値を算出することを特徴とする請求項6に記載の映像合成装置。
  8. 前記映像品質制御手段は、前記判定値と前記符号化パラメータとを対応づけたテーブルを有し、前記テーブルに基づいて前記符号化パラメータを決定することを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の映像合成装置。
  9. 前記符号化パラメータは解像度およびフレームレートのうちの少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の映像合成装置。
  10. 映像データを生成する映像生成手段と、
    前記映像データを符号化パラメータに従って符号化して符号化映像データを出力する符号化手段と、
    前記符号化映像データを映像合成装置へ送信する映像送信手段と、
    映像合成のためのレイアウト情報を前記映像合成装置へ送信するレイアウト情報送信手段と、
    合成映像データを受信する映像受信手段と、
    前記合成映像データを表示する表示手段と、
    他の1つ以上の映像表示装置がそれぞれ使用しているレイアウト情報を受信するレイアウト情報受信手段と、
    受信した各前記レイアウト情報における自装置の映像のレイアウトから自装置に対する判定値を算出する判定値算出手段と、
    算出した前記判定値から適用すべき符号化パラメータを決定し、決定した符号化パラメータを前記符号化手段に通知する映像品質制御手段と、
    を備えた映像表示装置。
  11. 前記判定値算出手段は、受信した各前記レイアウト情報における前記自装置の映像のサイズに基づいて前記判定値を算出することを特徴とする請求項10に記載の映像表示装置。
  12. 受信した各前記レイアウト情報における前記自装置の映像のサイズのうち最も大きいものまたは最も小さいものに基づいて前記判定値を算出することを特徴とする請求項11に記載の映像表示装置。
  13. 受信した各前記レイアウト情報は、前記映像データが表す映像からの切り取りサイズを含み、前記判定値算出手段は、各前記レイアウト情報における前記切り取りサイズに基づき前記判定値を算出することを特徴とする請求項10に記載の映像表示装置。
  14. 前記判定値算出手段は、各前記レイアウト情報における前記映像の切り取りサイズのうち最も小さいものまたは最も大きいものに基づいて前記判定値を算出することを特徴とする請求項13に記載の映像表示装置。
  15. 各前記レイアウト情報は、合成すべき複数の映像の階層情報を含み、前記判定値算出手段は、各前記レイアウト情報における前記自装置の映像の階層に基づいて前記判定値を算出することを特徴とする請求項10に記載の映像表示装置。
  16. 前記判定値算出手段は、各前記レイアウト情報における前記自装置の映像の階層のうち最も小さいものまたは最も大きいものに基づいて前記判定値を算出することを特徴とする請求項15に記載の映像表示装置。
  17. 前記映像品質制御手段は、前記判定値と前記符号化パラメータとを対応づけたテーブルを有し、前記テーブルに基づいて前記符号化パラメータを決定することを特徴とする請求項10ないし16のいずれかに記載の映像表示装置。
  18. 前記符号化パラメータは解像度およびフレームレートのうちの少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項10ないし17のいずれかに記載の映像表示装置。
  19. 第1〜第N(Nは2以上の整数)の映像表示装置において第1〜第Nの映像データを生成し、
    前記第1〜第Nの映像データを第1〜第Nの符号化パラメータに従って符号化して第1〜第Nの符号化映像データを生成し、
    前記第1〜第Nの符号化映像データを映像合成装置に送信し、
    映像合成のための第1〜第Nのレイアウト情報を前記映像合成装置に送信し、
    前記第1〜第Nの符号化映像データを復号して第1〜第Nの復号化映像データを生成し、
    前記第1〜第Nの復号化映像データが表す第1〜第Nの映像を前記第1〜第Nのレイアウト情報にしたがって合成して第1〜第Nの合成映像を生成し、
    前記第1〜第Nの合成映像を前記第1〜第Nの映像表示装置に送信し、
    前記第1〜第Nのレイアウト情報のうち少なくとも前記第2〜第Nのレイアウト情報における前記第1の映像のレイアウトに基づき、前記第1の映像表示装置に対する判定値を算出し、
    算出した前記判定値から前記第1の映像表示装置で適用すべき前記第1の符号化パラメータを決定する、
    映像合成方法。
  20. 第1〜第N(Nは2以上の整数)の映像表示装置から第1〜第Nの符号化映像データを受信するステップと、
    前記第1〜第Nの符号化映像データを復号して第1〜第Nの復号化映像データを出力するステップと、
    前記第1〜第Nの映像表示装置から映像合成用の第1〜第Nのレイアウト情報を受信するステップと、
    受信された前記第1〜第Nのレイアウト情報を記憶するステップと、
    前記第1〜第Nの復号化映像データが表す第1〜第Nの映像を前記第1〜第Nのレイアウト情報にしたがって合成して第1〜第Nの合成映像を生成するステップと、
    前記第1〜第Nの合成映像を前記第1〜第Nの映像表示装置へ送信するステップと、
    前記第1〜第Nのレイアウト情報のうち少なくとも前記第2〜第Nのレイアウト情報における前記第1の映像のレイアウトに基づき、前記第1の映像表示装置に対する判定値を算出するステップと、
    算出した前記判定値から前記第1の映像表示装置で適用すべき符号化パラメータを決定するステップと、
    決定した前記符号化パラメータを前記第1の映像表示装置へ送信するステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  21. 映像データを生成するステップと、
    前記映像データを符号化パラメータに従って符号化して符号化映像データを出力するステップと、
    前記符号化映像データを映像合成装置へ送信するステップと、
    映像合成のためのレイアウト情報を前記映像合成装置へ送信するステップと、
    合成映像データを受信するステップと、
    前記合成映像データを表示するステップと、
    他の1つ以上の映像表示装置がそれぞれ使用しているレイアウト情報を受信するステップと、
    受信した各前記レイアウト情報における自装置の映像のレイアウトから自装置に対する判定値を算出するステップと、
    算出した前記判定値から適用すべき符号化パラメータを決定するステップと、
    を映像表示装置に実行させるためのプログラム。
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