JP2007080224A - データ処理システムとそのデータ管理装置,プログラム,および記録媒体 - Google Patents

データ処理システムとそのデータ管理装置,プログラム,および記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 増設又は変更したデータ保持装置に保持されているデータを大幅なコスト増を招くことなく複数台のデータ処理装置で共用できるようにする。
【解決手段】 データ管理用PC50を、MFP10および通常PC20と通信するクライアント通信処理部521(第1の通信処理手段)と、データ保持用PC30とクライアント通信処理部521との間の通信を制御するPC1通信処理部522a(第2の通信処理手段)およびPC1制御部522b(制御手段)と、データ保持用PC40とクライアント通信処理部521との間の通信を制御するPC2通信処理部523a(第2の通信処理手段)およびPC2制御部523b(制御手段)と、データ保持用PC30,40の特定情報とそれらに保持されているDB(データ)の利用を許可するMFP10,通常PC20の特定情報とを関連付けて記憶管理するデータ保持用PC管理部524(情報管理手段)とによって構成する。
【選択図】 図6

Description

この発明は、それぞれ通信回線(ネットワーク)に接続され、端末装置(例えばパーソナルコンピュータ)や画像形成装置(例えばデジタル複写機,プリンタ,ファクシミリ装置,デジタル複合機)や画像読取装置(例えばスキャナ)等のデータ処理装置と、データを保持するデータ保持装置と、そのデータを管理するデータ管理装置とからなるデータ処理システム、そのデータ管理装置、そのデータ管理装置として機能するコンピュータ(CPU)に実行させるプログラム、およびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
従来、PC(パーソナルコンピュータ)等の端末装置とデジタル複合機等の画像形成装置はケーブルによって1対1で直結され、端末装置では、例えばアプリケーション(アプリケーションソフトウェア)によってモニタ(表示装置)の画面上でキーボード等の操作に応じた文書データ(ドキュメントデータ)等の印刷データを生成(作成)し、キーボード等の操作によって印刷要求が発行された時に、プリンタドライバ(プリンタドライバプログラム)によって上記印刷データを上記画像形成装置が理解できる言語に翻訳(変換)し、その翻訳した印刷データおよび印刷条件を含む印刷依頼(印刷指示)を上記画像形成装置に送信して印刷を行わせるようにしている。
なお、アプリケーションは、ユーザインタフェースを行う部分で、ユーザに提供する機能を実現するためのものであり、コピー機能を実現するためのアプリ(コピーアプリ)、プリンタ機能を実現するためのアプリ(プリンタアプリ)、スキャナ機能を実現するためのアプリ(スキャナアプリ)、FAX(ファクシミリ)機能を実現するためのアプリ(FAXアプリ)などがある。それらのアプリケーションはOS(オペレーティングシステム)によって管理されている。
ところで、ネットワーク等の通信回線の技術の需要が高まるにつれ、扱われるデータの量や種類も増大していることから、その利用性,経済性等に対する要望が益々高まり、近年、それぞれ異なる機能を有する複数台の画像形成装置をネットワーク上に分散して接続し、選択的に利用可能にした画像形成システム(データ処理システム)が出回るようになった。
このような画像形成システムとしては、ネットワーク上に端末装置の他に複数台の各画像形成装置を一括管理する印刷管理サーバも接続することにより、端末装置からの印刷データを印刷管理サーバが各画像形成装置に選択的に送信して印刷を行わせるようにしたものがある(例えば特許文献1参照)。
特開2004−213370号公報
また、このような画像形成システムにおいては、ネットワーク上にノーツのユーザ管理サーバ,ユーザ登録用WindowsNT(登録商標)サーバ,Unix(登録商標)PCのユーザ管理サーバなど、種類の異なる複数のDB(データベース)を備えたサーバであるDB機器(データ保持装置)を更に設け、ネットワーク上の各画像形成装置(データ処理装置)として、利用可能なDBを備えたDB機器との接続処理(DB機器と通信可能に接続するための処理)を行なうためのモジュール(ソフトウェア)を備えたものもある。
しかしながら、このような従来の画像形成システムにおいては、各画像形成装置毎に、ネットワーク上に増設したDB(新しい種類のDB)機器との接続処理を行う場合や、ネットワーク上の変更したDB機器との接続処理を行なう場合には、DB機器との接続処理を行なうためのソフトウェアを変更する必要があり、そのソフトウェア変更に要する大幅なコスト増を招くという問題があった。
この発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、ネットワーク(通信回線)上に増設したデータ保持装置(DB機器)やネットワーク上の変更したデータ保持装置に保持されているデータ(DB)を大幅なコスト増を招くことなく複数台のデータ処理装置で共用できるようにして、データ処理システムの低コスト化を実現することを目的とする。
この発明は、上記の目的を達成するため、データ管理装置、そのデータ管理装置とデータ処理装置とデータ保持装置とからなるデータ処理システム、データ管理装置として機能するコンピュータに実行させるプログラム、およびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する。
請求項1の発明によるデータ管理装置は、データを管理するデータ管理装置であって、データ処理装置と通信回線を介して通信する第1の通信処理手段(クライアント通信処理部)と、データ保持装置と通信回線を介して通信する第2の通信処理手段(通信処理部)、および該第2の通信処理手段によって受信する上記データ保持装置からのデータを上記データ処理装置で利用可能な形式に、上記第1の通信処理手段によって受信する上記データ処理装置からのデータを上記データ保持装置に適した形式にそれぞれ変換する制御手段(制御部)を生成するためのプログラムを取得するプログラム取得手段と、該プログラム取得手段によって取得したプログラムに基づいて上記第2の通信処理手段および上記制御手段を生成する生成処理手段と、該生成処理手段による生成後、上記第2の通信処理手段と通信する上記データ保持装置に関する情報と該データ保持装置内のデータの利用を許可する上記データ処理装置に関する情報とを関連付けて管理する情報管理手段とを設けたものである。
請求項2の発明によるデータ管理装置は、請求項1のデータ管理装置において、上記データ保持装置に関する情報を、該データ保持装置を特定するための情報および該データ保持装置内のデータを特定するための情報とし、上記データ保持装置内のデータの利用を許可する上記データ処理装置に関する情報を、該データ処理装置を特定するための情報としたものである。
請求項3の発明によるデータ管理装置は、請求項1又は2のデータ管理装置において、情報を入力する入力手段を備え、上記入力手段から特定の認証情報を含む管理者認証要求を受けた場合に、該管理者認証要求の認証情報が予め登録された認証情報と一致するか否かを判定する認証手段を設け、上記プログラム取得手段を、上記認証手段によって両認証情報が一致すると判定された後、上記入力手段から上記データ保持装置の登録要求を受けた場合に、該データ保持装置に対応する上記第2の通信処理手段および上記制御手段を生成するためのプログラムを取得する手段とし、上記情報管理手段が、上記生成処理手段によって生成された上記第2の通信処理手段および上記制御手段によって通信する上記データ保持装置に関する情報を記憶することにより該データ保持装置を登録するものである。
請求項4の発明によるデータ管理装置は、請求項1又は2のデータ管理装置において、上記データ処理装置から特定の認証情報を含む管理者認証要求を受けた場合に、該管理者認証要求の認証情報が予め登録された認証情報と一致するか否かを判定する認証手段を設け、上記プログラム取得手段を、上記認証手段によって両認証情報が一致すると判定された後、上記管理者認証要求の送信元の上記データ処理装置から上記データ保持装置の登録要求を受けた場合に、該データ保持装置に対応する上記第2の通信処理手段および上記制御手段を生成するためのプログラムを取得する手段とし、上記情報管理手段が、上記生成処理手段によって生成された上記第2の通信処理手段および上記制御手段によって通信する上記データ保持装置に関する情報を記憶することにより該データ保持装置を登録するものである。
請求項5の発明によるデータ管理装置は、請求項3のデータ管理装置において、上記認証手段によって両認証情報が一致すると判定された後、上記入力手段から上記データ保持装置の登録削除要求を受けた場合に、該データ保持装置と通信するための上記第2の通信処理手段および上記制御手段を削除する削除手段を設け、上記情報管理手段が、上記削除手段によって削除された上記第2の通信処理手段および上記制御手段によって当該データ管理装置と通信していた上記データ保持装置に関する情報を削除することにより該データ保持装置の登録を削除するものである。
請求項6の発明によるデータ管理装置は、請求項4のデータ管理装置において、上記認証手段によって両認証情報が一致すると判定された後、上記管理者認証要求の送信元の上記データ処理装置から上記データ保持装置の登録削除要求を受けた場合に、上記生成処理手段によって生成された該データ保持装置に対応する上記第2の通信処理手段および上記制御手段を削除する削除手段を設け、上記情報管理手段が、上記削除手段によって削除された上記第2の通信処理手段および上記制御手段によって当該データ管理装置と通信していた上記データ保持装置に関する情報を削除することにより該データ保持装置の登録を削除するものである。
請求項7の発明によるデータ管理装置は、請求項3又は5のデータ管理装置において、上記プログラム取得手段に、上記認証手段によって両認証情報が一致すると判定された後、上記入力手段から上記データ保持装置の登録変更要求を受けた場合に、変更後の上記データ保持装置に対応する上記第2の通信処理手段および上記制御手段を生成するためのプログラムを取得する手段を備え、上記情報管理手段が、変更前の上記データ保持装置に関する情報を変更後の上記データ保持装置に関する情報に変更することにより該データ保持装置の登録を変更するものである。
請求項8の発明によるデータ管理装置は、請求項4又は6のデータ管理装置において、上記プログラム取得手段に、上記認証手段によって両認証情報が一致すると判定された後、上記管理者認証要求の送信元の上記データ処理装置から上記データ保持装置の登録変更要求を受けた場合に、変更後の上記データ保持装置に対応する上記第2の通信処理手段および上記制御手段を生成するためのプログラムを取得する手段を備え、上記情報管理手段が、変更前の上記データ保持装置に関する情報を変更後の上記データ保持装置に関する情報に変更することにより該データ保持装置の登録を変更するものである。
請求項9の発明によるデータ管理装置は、請求項3,5,又は7のデータ管理装置において、情報を表示する表示手段を備え、上記情報管理手段が、上記認証手段によって両認証情報が一致すると判定された後、上記入力手段から上記データ保持装置の一覧要求を受けた場合に、登録している上記データ保持装置に関する情報を上記表示手段に出力する出力手段を備え、該出力手段による出力後、上記入力手段から上記データ保持装置に関する情報と上記データ処理装置に関する情報を含む該データ処理装置の登録要求を受けた場合に、その各情報を関連付けて記憶することにより該データ処理装置を登録するものである。
請求項10の発明によるデータ管理装置は、請求項4,6,又は8のデータ管理装置において、上記情報管理手段が、上記認証手段によって両認証情報が一致すると判定された後、上記管理者認証要求の送信元の上記データ処理装置から上記データ保持装置の一覧要求を受けた場合に、登録している上記データ保持装置に関する情報を上記管理者認証要求の送信元の上記データ処理装置に送信する送信手段を備え、該送信手段による送信後、上記管理者認証要求の送信元の上記データ処理装置から上記データ保持装置に関する情報と該データ処理装置に関する情報を含む該データ処理装置の登録要求を受けた場合に、その各情報を関連付けて記憶することにより該データ処理装置を登録するものである。
請求項11の発明によるデータ管理装置は、請求項9のデータ管理装置において、上記情報管理手段が、上記認証手段によって両認証情報が一致すると判定された後、上記入力手段から上記データ処理装置の一覧要求を受けた場合に、登録している上記データ処理装置に関する情報と上記データ保持装置に関する情報を上記表示手段に出力する出力手段を備え、該出力手段による出力後、上記入力手段から上記データ処理装置に関する情報を含む該データ処理装置の登録削除要求を受けた場合に、該データ処理装置に関する情報を削除することにより該データ処理装置の登録を削除するものである。
請求項12の発明によるデータ管理装置は、請求項10のデータ管理装置において、上記情報管理手段が、上記認証手段によって両認証情報が一致すると判定された後、上記管理者認証要求の送信元の上記データ処理装置から上記データ処理装置の一覧要求を受けた場合に、登録している上記データ処理装置に関する情報と上記データ保持装置に関する情報を上記管理者認証要求の送信元の上記データ処理装置に送信する送信手段を備え、該送信手段による送信後、上記管理者認証要求の送信元の上記データ処理装置から該データ処理装置に関する情報を含む該データ処理装置の登録削除要求を受けた場合に、該データ処理装置に関する情報を削除することにより該データ処理装置の登録を削除するものである。
請求項13の発明によるデータ管理装置は、請求項9又は11のデータ管理装置において、上記情報管理手段が、上記認証手段によって両認証情報が一致すると判定された後、上記入力手段から上記データ処理装置の一覧要求を受けた場合に、登録している上記データ処理装置に関する情報と上記データ保持装置に関する情報を上記表示手段に出力する出力手段を備え、該出力手段による出力後、上記入力手段から上記データ処理装置に関する情報と上記データ保持装置に関する情報を含む該データ処理装置の登録変更要求を受けた場合に、その各情報に応じて上記データ処理装置に関する情報と上記データ保持装置に関する情報との関連付けを変更することにより該データ処理装置の登録を変更するものである。
請求項14の発明によるデータ管理装置は、請求項10又は12のデータ管理装置において、上記情報管理手段が、上記認証手段によって両認証情報が一致すると判定された後、上記管理者認証要求の送信元の上記データ処理装置から上記データ処理装置の一覧要求を受けた場合に、登録している上記データ処理装置に関する情報と上記データ保持装置に関する情報を上記管理者認証要求の送信元の上記データ処理装置に送信する送信手段を備え、該送信手段による送信後、上記管理者認証要求の送信元の上記データ処理装置から該データ処理装置に関する情報と上記データ保持装置に関する情報を含む該データ処理装置の登録変更要求を受けた場合に、その各情報に応じて上記データ処理装置に関する情報と上記データ保持装置に関する情報との関連付けを変更することにより該データ処理装置の登録を変更するものである。
請求項15の発明によるデータ処理システムは、請求項1〜14のいずれかのデータ管理装置と、上記データ処理装置と、上記データ保持装置とからなるものである。
請求項16の発明によるプログラムは、データを管理するコンピュータに、データ処理装置と通信回線を介して通信する第1の通信処理機能と、データ保持装置と通信回線を介して通信する第2の通信処理機能、および該第2の通信処理機能によって受信する上記データ保持装置からのデータを上記データ処理装置で利用可能な形式に、上記第1の通信処理機能によって受信する上記データ処理装置からのデータを上記データ保持装置に適した形式にそれぞれ変換する制御機能を生成するためのプログラムを取得するプログラム取得機能と、該プログラム取得機能によって取得したプログラムに基づいて上記第2の通信処理機能および上記制御機能を生成する生成処理機能と、該生成処理機能による生成後、上記第2の通信処理機能と通信する上記データ保持装置に関する情報と該データ保持装置内のデータの利用を許可する上記データ処理装置に関する情報とを関連付けて管理する情報管理機能とを実現するためのプログラムである。
請求項17の発明によるプログラムは、請求項16のプログラムにおいて、上記データ保持装置に関する情報を、該データ保持装置を特定するための情報および該データ保持装置内のデータを特定するための情報とし、上記データ保持装置内のデータの利用を許可する上記データ処理装置に関する情報を、該データ処理装置を特定するための情報としたものである。
請求項18の発明によるプログラムは、請求項16又は17のプログラムにおいて、上記コンピュータに、入力手段から特定の認証情報を含む管理者認証要求を受けた場合に、該管理者認証要求の認証情報が予め登録された認証情報と一致するか否かを判定する認証機能をも実現するためのプログラムであり、上記プログラム取得機能を、上記認証機能によって両認証情報が一致すると判定された後、上記入力手段から上記データ保持装置の登録要求を受けた場合に、該データ保持装置に対応する上記第2の通信処理機能および上記制御機能を生成するためのプログラムを取得する機能とし、上記情報管理機能が、上記生成処理機能によって生成された上記第2の通信処理機能および上記制御機能によって通信する上記データ保持装置に関する情報を記憶することにより該データ保持装置を登録するものである。
請求項19の発明によるプログラムは、請求項16又は17のプログラムにおいて、上記コンピュータに、上記データ処理装置から特定の認証情報を含む管理者認証要求を受けた場合に、該管理者認証要求の認証情報が予め登録された認証情報と一致するか否かを判定する認証機能をも実現するためのプログラムであり、上記プログラム取得機能を、上記認証機能によって両認証情報が一致すると判定された後、上記管理者認証要求の送信元の上記データ処理装置から上記データ保持装置の登録要求を受けた場合に、該データ保持装置に対応する上記第2の通信処理機能および上記制御機能を生成するためのプログラムを取得する機能とし、上記情報管理機能が、上記生成処理機能によって生成された上記第2の通信処理機能および上記制御機能によって通信する上記データ保持装置に関する情報を記憶することにより該データ保持装置を登録するものである。
請求項20の発明によるプログラムは、請求項18のプログラムにおいて、上記コンピュータに、上記認証機能によって両認証情報が一致すると判定された後、上記入力手段から上記データ保持装置の登録削除要求を受けた場合に、該データ保持装置と通信するための上記第2の通信処理機能および上記制御機能を削除する削除機能をも実現するためのプログラムであり、上記情報管理機能が、上記削除機能によって削除された上記第2の通信処理機能および上記制御機能によって当該データ管理装置と通信していた上記データ保持装置に関する情報を削除することにより該データ保持装置の登録を削除するものである。
請求項21の発明によるプログラムは、請求項19のプログラムにおいて、上記コンピュータに、上記認証機能によって両認証情報が一致すると判定された後、上記管理者認証要求の送信元の上記データ処理装置から上記データ保持装置の登録削除要求を受けた場合に、上記生成処理機能によって生成された該データ保持装置に対応する上記第2の通信処理機能および上記制御機能を削除する削除機能をも実現するためのプログラムであり、上記情報管理機能が、上記削除機能によって削除された上記第2の通信処理機能および上記制御機能によって当該データ管理装置と通信していた上記データ保持装置に関する情報を削除することにより該データ保持装置の登録を削除するものである。
請求項22の発明によるプログラムは、請求項18又は20のプログラムにおいて、上記プログラム取得機能に、上記認証機能によって両認証情報が一致すると判定された後、上記入力手段から上記データ保持装置の登録変更要求を受けた場合に、変更後の上記データ保持装置に対応する上記第2の通信処理機能および上記制御機能を生成するためのプログラムを取得する機能を備え、上記情報管理機能が、変更前の上記データ保持装置に関する情報を変更後の上記データ保持装置に関する情報に変更することにより該データ保持装置の登録を変更するものである。
請求項23の発明によるプログラムは、請求項19又は21のプログラムにおいて、上記プログラム取得機能に、上記認証機能によって両認証情報が一致すると判定された後、上記管理者認証要求の送信元の上記データ処理装置から上記データ保持装置の登録変更要求を受けた場合に、変更後の上記データ保持装置に対応する上記第2の通信処理機能および上記制御機能を生成するためのプログラムを取得する機能を備え、上記情報管理機能が、変更前の上記データ保持装置に関する情報を変更後の上記データ保持装置に関する情報に変更することにより該データ保持装置の登録を変更するものである。
請求項24の発明によるプログラムは、請求項18,20,又は22のプログラムにおいて、上記情報管理機能が、上記認証機能によって両認証情報が一致すると判定された後、上記入力手段から上記データ保持装置の一覧要求を受けた場合に、登録している上記データ保持装置に関する情報を表示手段に出力する出力機能を備え、該出力機能による出力後、上記入力手段から上記データ保持装置に関する情報と上記データ処理装置に関する情報を含む該データ処理装置の登録要求を受けた場合に、その各情報を関連付けて記憶することにより該データ処理装置を登録するものである。
請求項25の発明によるプログラムは、請求項19,21,又は23のプログラムにおいて、上記情報管理機能が、上記認証機能によって両認証情報が一致すると判定された後、上記管理者認証要求の送信元の上記データ処理装置から上記データ保持装置の一覧要求を受けた場合に、登録している上記データ保持装置に関する情報を上記管理者認証要求の送信元の上記データ処理装置に送信する送信機能を備え、該送信機能による送信後、上記管理者認証要求の送信元の上記データ処理装置から上記データ保持装置に関する情報と該データ処理装置に関する情報を含む該データ処理装置の登録要求を受けた場合に、その各情報を関連付けて記憶することにより該データ処理装置を登録するものである。
請求項26の発明によるプログラムは、請求項24のプログラムにおいて、上記情報管理機能が、上記認証機能によって両認証情報が一致すると判定された後、上記入力手段から上記データ処理装置の一覧要求を受けた場合に、登録している上記データ処理装置に関する情報と上記データ保持装置に関する情報を上記表示手段に出力する出力機能を備え、該出力機能による出力後、上記入力手段から上記データ処理装置に関する情報を含む該データ処理装置の登録削除要求を受けた場合に、該データ処理装置に関する情報を削除することにより該データ処理装置の登録を削除するものである。
請求項27の発明によるプログラムは、請求項25のプログラムにおいて、上記情報管理機能が、上記認証機能によって両認証情報が一致すると判定された後、上記管理者認証要求の送信元の上記データ処理装置から上記データ処理装置の一覧要求を受けた場合に、登録している上記データ処理装置に関する情報と上記データ保持装置に関する情報を上記管理者認証要求の送信元の上記データ処理装置に送信する送信機能を備え、該送信機能による送信後、上記管理者認証要求の送信元の上記データ処理装置から該データ処理装置に関する情報を含む該データ処理装置の登録削除要求を受けた場合に、該データ処理装置に関する情報を削除することにより該データ処理装置の登録を削除するものである。
請求項28の発明によるプログラムは、請求項24又は26のプログラムにおいて、上記情報管理機能が、上記認証機能によって両認証情報が一致すると判定された後、上記入力手段から上記データ処理装置の一覧要求を受けた場合に、登録している上記データ処理装置に関する情報と上記データ保持装置に関する情報を上記表示手段に出力する出力機能を備え、該出力機能による出力後、上記入力手段から上記データ処理装置に関する情報と上記データ保持装置に関する情報を含む該データ処理装置の登録変更要求を受けた場合に、その各情報に応じて上記データ処理装置に関する情報と上記データ保持装置に関する情報との関連付けを変更することにより該データ処理装置の登録を変更するものである。
請求項29の発明によるプログラムは、請求項25又は27のプログラムにおいて、上記情報管理機能が、上記認証機能によって両認証情報が一致すると判定された後、上記管理者認証要求の送信元の上記データ処理装置から上記データ処理装置の一覧要求を受けた場合に、登録している上記データ処理装置に関する情報と上記データ保持装置に関する情報を上記管理者認証要求の送信元の上記データ処理装置に送信する送信機能を備え、該送信機能による送信後、上記管理者認証要求の送信元の上記データ処理装置から該データ処理装置に関する情報と上記データ保持装置に関する情報を含む該データ処理装置の登録変更要求を受けた場合に、その各情報に応じて上記データ処理装置に関する情報と上記データ保持装置に関する情報との関連付けを変更することにより該データ処理装置の登録を変更するものである。
請求項30の発明による記録媒体は、請求項16〜30のいずれかのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
この発明によれば、データ管理装置(コンピュータ)内の接続処理手段(接続処理用ソフトウェア)を、データ処理装置(クライアント)と通信回線を介して通信する第1の通信処理手段(クライアント通信処理部)と、データ保持装置(DB機器)と通信回線を介して通信する第2の通信処理手段(通信処理部)、および第2の通信処理手段によって受信するデータ保持装置からのデータをデータ処理装置で利用可能な形式に、第1の通信処理手段によって受信するデータ処理装置からのデータをデータ保持装置に適した形式にそれぞれ変換する制御手段(制御部)を生成するためのプログラムを取得するプログラム取得手段と、そのプログラム取得手段によって取得したプログラムに基づいて第2の通信処理手段および制御手段を生成する生成処理手段と、その生成処理手段による生成後、第2の通信処理手段と通信するデータ保持装置に関する情報とそのデータ保持装置内のデータの利用を許可するデータ処理装置に関する情報とを関連付けて管理する情報管理手段とによって構成するので、次のような効果を得ることができる。
すなわち、ネットワーク(通信回線)上に増設したデータ保持装置との接続処理を行う場合や、ネットワーク上の変更したデータ保持装置との接続処理を行なう場合に、それらの接続処理を行うための手段(ソフトウェア)である第2の通信処理手段および制御手段のみを増設又は変更するだけで済む。よって、ネットワーク上に増設したデータ保持装置やネットワーク上の変更したデータ保持装置に保持されているデータ(DB)を大幅なコスト増を招くことなく複数台のデータ処理装置で共用することができ、データ処理システムの低コスト化を実現することができる。
また、第2の通信処理手段および制御手段を追加又は変更する場合、追加又は変更する第2の通信処理手段および制御手段を生成するためのプログラムを取得し、そのプログラムに基づいて対応する第2の通信処理手段および制御手段を生成した後、その第2の通信処理手段と通信するデータ保持装置に関する情報とそのデータ保持装置内のデータの利用を許可するデータ処理装置に関する情報とを関連付けて管理するので、第2の通信処理手段および制御手段の追加又は変更を簡単に行うことができる。
さらに、使用不可とするデータ保持装置と通信するための第2の通信処理手段および制御手段は、データ管理装置の管理者がそのデータ管理装置又は外部のデータ処理装置を操作することによって簡単に削除できるので、煩雑な作業を行わずに済み、作業性の向上につながる。
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
まず、この発明の一実施形態であるデータ処理システムの概要を図1を参照して説明する。
図1は、そのデータ処理システムのネットワーク接続例を示す概念図である。
このデータ処理システムは、データ処理装置(クライアント)としてデジタル複合機(以下「MFP」ともいう)10および通常PC20を、データ保持装置としてデータ保持用PC30,40を、データ管理装置としてデータ管理用PC(サーバ)50をそれぞれ備え、それらをLAN(ローカルエリアネットワーク)等のネットワーク(通信回線)1を介して通信可能に接続できるものである。なお、ネットワーク1を2つに分け、一方のネットワークにデータ処理装置であるMFP10および通常PC20を、他方のネットワークにデータ保持装置であるデータ保持用PC30,40を、両方のネットワークにデータ管理装置であるデータ管理用PC50をそれぞれ接続することも可能である。そのようにすれば、MFP10,通常PC20とデータ保持用PC30,40とはデータ管理用PC50を介してのみ通信を行うことが可能になる。
次に、図1のMFP10のハードウェア構成例について、図2を参照して具体的に説明する。
図2は、図1のMFP10のハードウェア構成例を示すブロック図である。
このMFP10は、デジタル複写機,プリンタ,FAX装置,スキャナ装置としての機能、つまりコピー機能,プリンタ機能(印刷機能),FAX機能,スキャナ機能を含む各種機能を実現できる画像形成装置であり、図2に示すように、コントローラ11,FCU(ファックスコントロールユニット)12,エンジンインタフェース(以下「インタフェース」を「I/F」ともいう)13,およびエンジン14等によって構成されている。これらの構成が、原稿の画像読み取り,印刷(画像形成),画像データ送信等の画像処理を行うためのハードウェア資源である。
コントローラ11は、MFP10の各部を統括的に制御するものである。その制御により、各種機能を実現することができる。
FCU12は、外部装置、例えばFAX装置又はモデム機能(FAX通信機能)を有するデジタル複写機や他のMFP(デジタル複合機)等の画像形成装置との通信を公衆回線経由で制御するものである。
エンジンI/F13は、エンジン14をPCI(Peripheral Component Interconnect)バスに接続するためのインタフェースである。
エンジン14は、原稿の画像を読み取るスキャナ(画像読取手段)、そのスキャナによって読み取られた画像データあるいは外部装置から受信した印刷データを可視画像として用紙(他の記録媒体でもよい)上に印刷を行うプロッタ(画像形成手段)や、原稿をスキャナの画像読取位置へ自動給送する自動原稿給送装置(ADF)、プロッタで印刷がなされた用紙に対してソート(仕分け),パンチ(穴開け),ステープル処理等の後処理を行う後処理装置などのハードウェアデバイスに相当するものである。
コントローラ11は、CPU101,ASIC(Application Specific Integrated Circuit)102,SDRAM103,ROM104,NVRAM105,HDD(ハードディスクドライブ)106,操作部107,モデム108,USB(Universal Serial Bus)・I/F109,IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)1394・I/F110,およびMAC(Media Access Controller)・I/F111等によって構成されている。なお、操作部107は実際にはコントローラ11の外側に配置されている。
CPU101は、ASIC102を介してデータ処理(各機能の制御)を行う演算処理手段である。
ASIC102は、CPUインタフェース,SDRAMインターフェース,ローカルバスインタフェース,PCIインタフェース,HDDインタフェース等からなる多機能デバイスボードであり、CPU101の制御対象となるデバイスの共有化を図り、アーキテクチャの面からアプリ等の開発の高効率化を支援するものである。
このASIC102には、エンジン14の操作命令等を受け付ける操作部107が直接的に接続されると共に、モデム108も直接的に接続される。また、USB・I/F109,IEEE1394・I/F110,MAC・I/F111,FCU12,およびエンジンI/F13がPCIバス112を介して接続される。
SDRAM103は、各種プログラムを記憶するプログラムメモリや、CPU101がデータ処理を行う際に使用するワークメモリ等として使用するメインメモリである。なお、このSDRAM103の代わりに、DRAMやSRAMを使用してもよい。
ROM104は、CPU101が実行するプログラムや固定データを記憶している固定メモリである。なお、このROM104に、種々のアプリ(アプリケーション)を記憶しておくこともできる。
NVRAM105は、変更可能な種々のパラメータ等のデータを記憶する不揮発性メモリであり、電源がオフになっても記憶内容を保持するようになっている。なお、このNVRAM105として、RAMと電池を利用したバックアップ回路を集積した不揮発性RAMや、EEPROM,フラッシュメモリ等の不揮発性メモリを使用することができる。
HDD106は、電源のオン・オフに関係なくデータを記憶保存する記憶装置(記録媒体)である。このHDD106に、上述したSDRAM103内のデータ、あるいはNVRAM105内のデータを記憶しておくこともできる。
操作部107は、エンジン14,通常PC20,又はデータ管理用PC50に対する動作指示等のデータを入力するための各種の操作キー(操作スイッチ又は操作ボタンともいう)およびLCD又はCRTの文字表示器を有する操作手段である。
モデム108は、変復調手段であり、図示しない外部装置へ公衆回線経由でデータを送信する場合、そのデータを公衆回線に流せる形に変調する。また、外部装置から送られてくる変調されたデータを受信した場合、そのデータを復調する。
USB・I/F109およびIEEE1394・I/F110はそれぞれ、外部装置(周辺機器)と直接接続して通信を行うための、USB規格,IEEE1394規格のインタフェース(直接インタフェース)である。
MAC・I/F111は、LAN等のネットワーク1を介して通常PC20,データ保持用PC30,40,およびデータ管理用PC50を含む各外部装置と通信を行うためのネットワークインタフェースである。
なお、USB・I/F109やIEEE1394・I/F110以外の直接インタフェースをコントローラ11に増設することもできる。
ここで、コピー機能とは、スキャナに原稿の画像を読み取らせ、その画像データをプロッタに送って用紙等の記録媒体上に可視画像として印刷(形成)させるコピー動作を行わせる機能のことである。
プリンタ機能とは、外部装置からのデータをそのまま又は加工処理してプロッタに送って記録媒体上に可視画像として印刷させるプリンタ動作(印刷動作)を行わせる機能のことである。
スキャナ機能とは、スキャナに原稿の画像を読み取らせ、その画像データをメモリ(SDRAM103,NVRAM105,又はHDD106)に書き込んで記憶(蓄積)させるスキャナ動作を行わせる機能のことである。
なお、そのスキャナ動作による処理後のスタートキーの押下により、SDRAM103又はHDD106内の画像データを呼び出し(読み出し)、その画像データに基づいて転写紙上に画像を印刷することができる。
FAX機能とは、スキャナに原稿の画像を読み取らせ、その画像データをFCU12によって外部装置へ送信させるFAX送信動作と、外部装置からFCU12によって画像データを受け取り、その画像データをプロッタに送って記録媒体上に画像を形成させるFAX受信動作を行わせる機能のことである。
次に、図1の通常PC20のハードウェア構成例について、図3を参照して具体的に説明する。
図3は、図1の通常PC20のハードウェア構成例を示すブロック図である。
この通常PC20は、文書データやグラフィックデータ等の印刷データを生成する機能を有する端末装置であり、図3に示すように、装置本体200,入力装置220,および表示装置230によって構成されている。
装置本体200は、通常PC20全体を制御するものであり、CPU201,ASIC202,SDRAM203,ROM204,NVRAM205,HDD206,モデム207,USB・I/F208,IEEE1394・I/F209,およびMAC・I/F210等によって構成されている。
この装置本体200の構成は、図2によって説明したMFP10のコントローラ11のハードウェア構成と略同様である。
HDD206は、OS(オペレーションシステム)およびアプリの他に、ブラウザおよびプリンタドライバ(プリンタドライバプログラム)を記憶保存している。そのうち、ブラウザは、印刷文書データ等の各種データを表示装置230の画面上に表示するためのものである。プリンタドライバは、MFP10に対して印刷要求を通知すると共に、印刷データ(画像データ加工を含む)を渡すためのものである。
入力装置220は、動作指示等のデータを入力するためのキーボードやポインティングデバイス(例えばマウス)等のI/Oデバイスに相当する。
表示装置230は、各種情報を表示するLCDディスプレイ又はCRTディスプレイ等に相当する。なお、この表示装置230の表面に、タッチパネルを備えることもできる。
ここで、装置本体200のCPU201は、通常PC20の電源投入時に、ROM204内のブートローダ(ブートプログラム)に従い、HDD206内のOSを読み出し、それをSDRAM203にロードして展開した後、そのOSを起動させる。更に、HDD206内のアプリ,ブラウザ,およびプリンタドライバもSDRAM203にロードして展開する。
そして、印刷データの生成モード時には、SDRAM203上のアプリによって表示装置230の画面上で入力装置220の操作に応じた印刷データを生成し、入力装置220の操作によって印刷要求が発行された時に、プリンタドライバによって上記印刷データをMFP10が理解できる言語に翻訳(加工)し、その翻訳した印刷データおよび所要条件(印刷条件,機器選択条件)を含む印刷依頼をMFP10に送信して印刷を行わせる。このとき、入力装置220,表示装置230とユーザとの入出力制御(画面表示やキーボード,マウス等による入力制御)であるユーザI/F制御も行う。
また、USB・I/F208,IEEE1394・I/F209,およびMAC・I/F210を用いることにより、ネットワーク制御を行う。
次に、図1のデータ保持用PC30,40のハードウェア構成例について、図4を参照して具体的に説明する。
図4は、図1のデータ保持用PC30,40のハードウェア構成例を示すブロック図である。
このデータ保持用PC30,40はそれぞれ、MFP10や通常PC20が利用可能なDB(データ)を保持するデータ保持装置(DB機器)であり、図4に示すように、CPU301,ASIC302,SDRAM303,ROM304,NVRAM305,HDD306,モデム307,USB・I/F308,IEEE1394・I/F309,およびMAC・I/F310等によって構成されている。
このデータ保持用PC30,40のハードウェア構成は、図3によって説明した通常PC20のハードウェア構成と略同様(入力装置と表示装置がないだけ)である。
HDD306は、MFP10又は通常PC20が利用可能なDBを格納している。但し、データ保持用PC30,40は異なる種類のDBを備えている。例えば、データ保持用PC30がユーザ登録用WindowsNT(登録商標)サーバであればWindowsNT用のDBを、データ保持用PC40がUnix(登録商標)PCのユーザ管理サーバであればUnix用のDBをそれぞれ備えるものとする。
CPU301は、データ保持用PCの電源投入時に、ROM304内のブートローダに従い、HDD306内のOSを読み出し、それをSDRAM303にロードして展開した後、そのOSを起動させる。
そして、USB・I/F308,IEEE1394・I/F309,およびMAC・I/F310を用いることにより、ネットワーク制御を行う。
次に、図1のデータ管理用PC50のハードウェア構成例について、図5を参照して具体的に説明する。
図5は、図1のデータ管理用PC50のハードウェア構成例を示すブロック図である。
このデータ管理用PC50は、データ保持用PC30,40にそれぞれ保持されているデータを管理するデータ管理装置であり、図5に示すように、CPU501,ASIC502,SDRAM503,ROM504,NVRAM505,HDD506,モデム507,USB・I/F508,IEEE1394・I/F509,およびMAC・I/F510等によって構成されている。
このデータ管理用PC50のハードウェア構成は、図4によって説明したデータ保持用PC30,40のハードウェア構成と同様である。
CPU501は、データ管理用PC50の電源投入時に、ROM504内のブートローダに従い、HDD506内のOSを読み出し、それをSDRAM503にロードして展開した後、そのOSを起動させる。
そして、USB・I/F508,IEEE1394・I/F509,およびMAC・I/F510を用いることにより、ネットワーク制御を行う。
なお、MFP10以外に、単体のプリンタ,デジタル複写機,又はFAX装置等の他の画像形成装置をネットワーク1経由で又は直接接続することもできる。
次に、このデータ管理用PC50の主要な機能構成例について、図6を参照して具体的に説明する。
図6は、図1のデータ管理用PC50の主要な機能構成例を示すブロック図である。
このデータ管理用PC50は、クライアント通信処理部521,PC1固有処理部522,PC2固有処理部523,およびデータ保持用PC管理部524の各モジュール(機能)を備えている。これらのモジュールは、図5のCPU501がROM504やSDRAM503上のプログラムに従って動作し、必要に応じてUSB・I/F508,IEEE1394・I/F509,MAC・I/F510を選択的に使用することによって実現できるものである。なお、ここでは、各データ保持用PC30,40がそれぞれ扱うデータ形式が異なるため、その各データ保持用PC30,40にそれぞれ対応するPC1固有処理部522,PC2固有処理部523を設けている。
クライアント通信処理部521は、MFP10および通常PC20とネットワーク1を介して通信する第1の通信処理手段である。
PC1固有処理部522は、PC1通信処理部522aおよびPC1制御部522bからなる。そして、PC1通信処理部522aは、データ保持用PC30(データ保持用PC1)とネットワーク1を介して通信する第2の通信処理手段である。PC1制御部522bは、後述するデータ保持用PC管理部524による管理状況に基づいて、PC1通信処理部522aによって受信するデータ保持用PC30からの通信コマンド等のデータを送信先(データ管理用PC50,MFP10,通常PC20)に適した(送信先で解釈可能な)形式(プロトコル)に、クライアント通信処理部521によって受信するMFP10,通常PC20からの通信コマンド等のデータを送信先(データ保持用PC30)に適した形式にそれぞれ変換する制御手段である。
PC2固有処理部523は、PC2通信処理部523aおよびPC2制御部523bからなる。そして、PC2通信処理部523aは、データ保持用PC40(データ保持用PC2)とネットワーク1を介して通信する第2の通信処理手段である。PC2制御部523bは、後述するデータ保持用PC管理部524による管理状況に基づいて、PC2通信処理部523aによって受信するデータ保持用PC40からの通信コマンド等のデータを送信先(データ管理用PC50,MFP10,通常PC20)に適した形式に、クライアント通信処理部521によって受信するMFP10,通常PC20からの通信コマンド等のデータを送信先(データ保持用PC40)に適した形式にそれぞれ変換する制御手段である。
データ保持用PC管理部524は、データ保持装置であるデータ保持用PC30,40に関する情報、つまりデータ保持用PC30,40をそれぞれ特定するための情報(例えばIPアドレス,マシン名)およびデータ保持用PC30,40にそれぞれ保持されているDB(データ)をそれぞれ特定するための情報(例えばDB名,DB種類)と、データ保持用PC30,40にそれぞれ保持されているDBを利用する(その各DBの利用を許可する)データ処理装置であるMFP10,通常PC20に関する情報、つまりMFP10,通常PC20をそれぞれ特定するための情報(例えばIPアドレス,マシン名)とを関連付けて管理データとしてHDD506(図5参照)に記憶して管理する情報管理手段である。その管理データは、NVRAM505(図5参照)に記憶してもよい。
このデータ保持用PC管理部524はまた、プログラム取得手段,生成処理手段,認証手段,および削除手段としての機能を備え、通常PC20からの要求(指示)により、HDD506からPC固有処理部(PC通信処理部およびPC制御部)を生成するためのプログラム(以下「通信プログラム」という)を取得し、その通信プログラムに基づいてPC固有処理部を生成したり、そのPC固有処理部を削除又は変更することもできる。PC固有処理部は、データ保持用PCが提供するDB毎に生成することが可能である。
「通信プログラム」は、PC固有処理部を生成する元になるファイル(例えばC言語のソースコード)に相当する。よって、そのファイルをPC固有処理部の生成時に実行可能な状態にする(上記ファイルがC言語のソースコードであればそれをコンパイルしてバイナリデータに変換する)ことにより、PC固有処理部を生成することができる。図6に示すPC1固有処理部522とPC2固有処理部523は、データ保持用PC管理部524によって生成したものである。なお、PC1固有処理部522およびPC2固有処理部523以外のモジュール(機能)は、常駐型のモジュールとなる。
「通信プログラム」は、予めインタネット等の通信回線上の図示しない外部機器からダウンロードしてHDD506に格納したり、あるいはサービスマンによる専用機器等の操作よってHDD506に格納することが可能である。
なお、図6の破線で示す入出力処理部525は、図3に示した通常PC20に備えてある入力装置(入力手段)220および表示装置(表示手段)230と同じものをデータ管理用PC50に備えた場合に使用し、入力装置および出力装置とデータ保持用PC管理部524との間の入出力信号の処理を行うことができる。よって、上述したPC固有処理部の生成,削除,変更は、入出力処理部525からの要求によっても行うことができる。
以下、このデータ処理システムにおける各種通信制御について、図7〜図17の各図面を参照して具体的に説明する。
まず、このデータ処理システムにおけるデータ保持用PC30,40の起動時の通信シーケンスの一例について、図7を参照して説明する。
図7は、このデータ処理システムにおけるデータ保持用PC30,40の起動時の通信シーケンスの一例を示す図である。なお、図7以降の各図において、ステップを「S」と略記している。
データ保持用PC30(データ保持用PC1)は、自己が起動した時(電源投入時)に、その旨を知らせる起動通知(データ保持用PC30を特定するための特定情報を含む)をネットワーク1経由でデータ管理用PC50へ送信する(S1)。
データ管理用PC50のPC1通信処理部522aは、データ保持用PC30から起動通知を受信すると、その起動通知をPC1制御部522bへ送信する(S2)。
PC1制御部522bは、PC1通信処理部522aから起動通知を受けると、その起動通知をデータ管理用PC50に適した(データ管理用PC50内で解釈可能な)形式に変換した後、データ保持用PC管理部524へ送信する(S3)。
データ保持用PC管理部524は、PC1制御部522bから起動通知を受けると、それに含まれている特定情報から通信相手のデータ保持用PC30が起動したことを確認し、データ保持用PC30が利用可能になった旨の情報(例えば対応するフラグ)をデータ保持用PC30を特定するための特定情報(例えばIPアドレス,シリアルID,マシン名)に関連付けてHDD506に記憶する。
データ保持用PC40(データ保持用PC2)も、自己が起動した時に、その旨を知らせる起動通知(データ保持用PC40の特定情報を含む)をネットワーク1経由でデータ管理用PC50へ送信する(S11)。
データ管理用PC50のPC2通信処理部523aは、データ保持用PC40から起動通知を受信すると、PC2通信処理部523aと同様の処理を行い(S12)、PC2制御部523bも、PC1制御部522bと同様の処理を行う(S13)。
データ保持用PC管理部524は、PC2制御部523bから起動通知を受けると、それに含まれている特定情報から通信相手のデータ保持用PC40が起動したことを確認し、データ保持用PC40が利用可能になった旨の情報をデータ保持用PC40の特定情報に関連付けてHDD506に記憶する。
次に、このデータ処理システムにおけるデータ管理用PC50の起動時の通信シーケンスの一例について、図8を参照して説明する。
図8は、このデータ処理システムにおけるデータ管理用PC50の起動時の通信シーケンスの一例を示す図である。
データ管理用PC50のPC1制御部522bは、データ管理用PC50が起動した時に、その旨を知らせる起動通知(データ管理用PC50を特定するための特定情報を含む)をデータ保持用PC30に適した形式でPC1通信処理部522aへ送信する(S21)。
PC1通信処理部522aは、PC1制御部522bから起動通知を受けると、その起動通知をネットワーク1経由でデータ保持用PC30へ送信する(S22)。
データ保持用PC30は、自己の起動中にデータ管理用PC50から起動通知を受信すると、その起動通知に含まれている特定情報から通信相手がデータ管理用PC50が起動したことを確認し、自己が起動している旨を知らせる起動通知(データ保持用PC30の特定情報を含む)をネットワーク1経由でデータ管理用PC50へ送信する(S23)。
データ管理用PC50のPC2制御部523bは、データ管理用PC50が起動した時に、その旨を知らせる起動通知(データ管理用PC50を特定するための特定情報を含む)をデータ保持用PC40に適した形式でPC2通信処理部523aへ送信する(S31)。
PC2通信処理部523aは、PC2制御部523bから起動通知を受けると、その起動通知をネットワーク1経由でデータ保持用PC40へ送信する(S32)。
データ保持用PC40は、自己の起動中にデータ管理用PC50から起動通知を受信すると、その起動通知に含まれている特定情報から通信相手がデータ管理用PC50が起動したことを確認し、自己が起動している旨を知らせる起動通知(データ保持用PC40の特定情報を含む)をネットワーク1経由でデータ管理用PC50へ送信する(S33)。
データ管理用PC50のPC1通信処理部522aは、データ保持用PC30から起動通知を受信すると、図7によって説明した処理と同様の処理を行い(S24)、PC1制御部522bも、図7によって説明した処理と同様の処理を行う(S25)。
データ管理用PC50のPC2通信処理部523aも、データ保持用PC40から起動通知を受信すると、図7によって説明した処理と同様の処理を行い(S34)、PC2制御部523bも、図7によって説明した処理と同様の処理を行う(S35)。
データ保持用PC管理部524も、PC1制御部522bおよびPC2制御部523bからそれぞれ起動通知を受けると、図7によって説明した処理と同様の処理を行う。
次に、このデータ処理システムにおけるMFP10でデータ取得要求が発生した時の通信シーケンスの一例について、図9を参照して説明する。
図9は、このデータ処理システムにおけるMFP10でデータ取得要求が発生した時の通信シーケンスの一例を示す図である。
MFP10は、操作部107上のキー操作により、あるデータの取得要求が発生した場合に、対応するデータ取得要求(自己を特定するための特定情報と取得したいデータを特定するための特定情報を含む)をネットワーク1経由でデータ管理用PC50へ送信する(S41)。
データ管理用PC50のクライアント通信処理部521は、MFP10からデータ取得要求を受信すると、通信先のデータ保持用PC、つまりMFP10が利用可能なデータを保持しているデータ保持用PCが判らないため、そのデータ保持用PCをデータ保持用PC管理部524に対して問い合わせる(S42)。
データ保持用PC管理部524は、その問い合わせにより、MFP10が利用可能なデータを保持しているデータ保持用PC(ここではデータ保持用PC30とする)をHDD506内の管理データに基づいて検索し、その検索結果をクライアント通信処理部521に対して応答する(S43)。
クライアント通信処理部521は、その応答により、MFP10が利用可能なデータを保持しているデータ保持用PCがデータ保持用PC30であることが判るため、上記データ取得要求をデータ保持用PC30と通信可能にするためのPC1制御部522bへ送信する(S44)。
PC1制御部522bは、クライアント通信処理部521からデータ取得要求を受けると、そのデータ取得要求を送信先のデータ保持用PC30に適した(データ保持用PC30内で解釈可能な)形式に変換した後、PC1通信処理部522aへ送信する(S45)。
PC1通信処理部522aは、PC1制御部522bからデータ取得要求を受けると、そのデータ取得要求をネットワーク1経由でデータ保持用PC30へ送信する(S46)。
データ保持用PC30は、データ管理用PC50からデータ取得要求を受信すると、それに含まれている各特定情報からデータ取得要求の送信元がMFP10であることと取得したいデータが判るため、そのデータを自己のDBから読み込み、そのデータ(データ保持用PC30の特定情報を含む)をデータ取得結果としてネットワーク1経由でデータ管理用PC50へ送信する(S47)。
データ管理用PC50のPC1通信処理部522aは、データ保持用PC30へのデータ取得要求の送信に対して、データ保持用PC30からデータ取得結果を受信すると、それをPC1制御部522bへ送信する(S48)。
PC1制御部522bは、PC1通信処理部522aからデータ取得結果を受けると、それをデータ管理用PC50に適した(データ管理用PC50内で解釈可能な)形式、つまりMFP10や通常PC20で利用可能な形式に変換した後、クライアント通信処理部521へ送信する(S49)。
クライアント通信処理部521は、PC1制御部522bからデータ取得結果を受けると、それをネットワーク1経由でデータ取得要求の送信元のMFP10へ送信する(S50)。
MFP10は、データ管理用PC50からデータ取得結果(データ)を受信(取得)すると、それをHDD106に書き込む。つまり、受信したデータに基づいてHDD106内のデータを更新する。
なお、MFP10がデータ保持用PC40に対するデータ取得要求によってデータ保持用PC40からデータを取得する場合には、データ管理用PC50のクライアント通信処理部521,PC2通信処理部523a,PC2制御部523b,データ保持用PC管理部524,およびデータ保持用PC40が対応する処理を行うことになるが、そのうちのPC2通信処理部523a,PC2制御部523b,およびデータ保持用PC40による処理は、上述したPC1通信処理部522a,PC1制御部522b,およびデータ保持用PC30と同様の処理を行う。
また、通常PC20がデータ保持用PC30又は40に対するデータ取得要求によってデータ保持用PC30又は40からデータを取得する場合にも、データ管理用PC50およびデータ保持用PC30,40が、MFP10がデータ保持用PC30又は40に対するデータ取得要求によってデータ保持用PC30又は40からデータを取得する場合と略同様の処理を行う。
次に、このデータ処理システムにおけるMFP10でデータ変更要求が発生した時の通信シーケンスの一例について、図10を参照して説明する。
図10は、このデータ処理システムにおけるMFP10でデータ変更要求が発生した時の通信シーケンスの一例を示す図である。
MFP10は、操作部107上のキー操作により、あるデータの変更要求が発生した場合に、対応するデータ変更要求(自己を特定するための特定情報と変更したいデータを特定するための特定情報と変更内容を含む)をネットワーク1経由でデータ管理用PC50へ送信する(S51)。
データ管理用PC50のクライアント通信処理部521は、MFP10からデータ変更要求を受信すると、通信先のデータ保持用PC、つまりMFP10が利用可能なデータを保持しているデータ保持用PCが判らないため、そのデータ保持用PCをデータ保持用PC管理部524に対して問い合わせる(S52)。
データ保持用PC管理部524は、その問い合わせにより、MFP10が利用可能なデータを保持しているデータ保持用PC(ここではデータ保持用PC30とする)をHDD506内の管理データに基づいて検索し、その検索結果をクライアント通信処理部521に対して応答する(S53)。
クライアント通信処理部521は、その応答により、MFP10が利用可能なデータを保持しているデータ保持用PCがデータ保持用PC30であることが判るため、上記データ変更要求をデータ保持用PC30と通信可能にするためのPC1制御部522bへ送信する(S54)。
PC1制御部522bは、クライアント通信処理部521からデータ変更要求を受けると、そのデータ変更要求を送信先のデータ保持用PC30に適した(データ保持用PC30内で解釈可能な)形式に変換した後、PC1通信処理部522aへ送信する(S55)。
PC1通信処理部522aは、PC1制御部522bからデータ変更要求を受けると、そのデータ変更要求をネットワーク1経由でデータ保持用PC30へ送信する(S56)。
データ保持用PC30は、データ管理用PC50からデータ変更要求を受信すると、それに含まれている各特定情報からデータ変更要求の送信元がMFP10であることと変更したいデータが判るため、自己のDB内のそのデータを受信したデータ変更要求に含まれている変更内容に従って変更し、そのデータ変更結果(データ保持用PC30の特定情報を含む)をネットワーク1経由でデータ管理用PC50へ送信する(S57)。
データ管理用PC50のPC1通信処理部522aは、データ保持用PC30へのデータ変更要求の送信に対して、データ保持用PC30からデータ変更結果を受信すると、それをPC1制御部522bへ送信する(S58)。
PC1制御部522bは、PC1通信処理部522aからデータ変更結果を受けると、それをデータ管理用PC50に適した(データ管理用PC50内で解釈可能な)形式、つまりMFP10や通常PC20で利用可能な形式に変換した後、クライアント通信処理部521へ送信する(S59)。
クライアント通信処理部521は、PC1制御部522bからデータ変更結果を受けると、変更前のデータが利用可能であったクライアント(データ処理装置)がMFP10のみとは限らないため、そのクライアントをデータ保持用PC管理部524に対して問い合わせる(S60)。
データ保持用PC管理部524は、その問い合わせにより、変更前のデータが利用可能であったクライアントをHDD506内の管理データに基づいて検索し、その検索結果をクライアント通信処理部521に対して応答する(S61)。
クライアント通信処理部521は、その応答により、変更前のデータが利用可能であったクライアントが判るため、そのクライアント(ここではMFP10のみとする)へデータ変更結果をネットワーク1経由で送信する(S62)。勿論、変更前のデータが利用可能であったクライアントの中に通常PC20も含まれていた場合には、その通常PC20へもデータ変更結果をネットワーク1経由で送信する。
MFP10は、データ管理用PC50からデータ変更結果を受信すると、その内容を図2の操作部107上に表示する。勿論、通常PC20も、データ管理用PC50からデータ変更結果を受信した場合には、その内容を図3の表示装置230上に表示する。
なお、MFP10がデータ保持用PC40に対するデータ変更要求によってデータ保持用PC40のDB内のデータを変更する場合には、データ管理用PC50のクライアント通信処理部521,PC2通信処理部523a,PC2制御部523b,データ保持用PC管理部524,およびデータ保持用PC40が対応する処理を行うことになるが、そのうちのPC2通信処理部523a,PC2制御部523b,およびデータ保持用PC40による処理は、上述したPC1通信処理部522a,PC1制御部522b,およびデータ保持用PC30と同様の処理を行う。
また、通常PC20がデータ保持用PC30又は40に対するデータ変更要求によってデータ保持用PC30又は40のDB内のデータを変更する場合にも、データ管理用PC50およびデータ保持用PC30,40が、MFP10がデータ保持用PC30又は40に対するデータ変更要求によってデータ保持用PC30又は40のDB内のデータを変更する場合と略同様の処理を行う。
次に、このデータ処理システムにおけるデータ保持用PC30からデータ変更発生通知が送信された時の通信シーケンスの一例について、図11を参照して説明する。
図11は、このデータ処理システムにおけるデータ保持用PC30からデータ変更発生通知が送信された時の通信シーケンスの一例を示す図である。
データ保持用PC30は、サービスマンによる専用機器(ノートPC等の携帯端末)等の操作により、自己のDB内のデータが変更された場合に、その旨を知らせるデータ変更発生通知(データ保持用PC30の特定情報を含む)をネットワーク1経由でデータ管理用PC50へ送信する(S71)。
データ管理用PC50のPC1通信処理部522aは、データ保持用PC30からデータ変更発生通知を受信すると、それをPC1制御部522bへ送信する(S72)。
PC1制御部522bは、PC1通信処理部522aからデータ変更発生通知を受けると、それをデータ管理用PC50に適した(データ管理用PC50内で解釈可能な)形式、つまりMFP10や通常PC20に適した(MFP10や通常PC20内で解釈可能な)形式に変換した後、クライアント通信処理部521へ送信する(S73)。
クライアント通信処理部521は、PC1制御部522bからデータ変更発生通知を受けると、変更前のデータが利用可能であった通信先のクライアントが判らないため、そのクライアントをデータ保持用PC管理部524に対して問い合わせる(S74)。
データ保持用PC管理部524は、その問い合わせにより、変更前のデータが利用可能であった通信先のクライアントをHDD506内の管理データに基づいて検索し、その検索結果をクライアント通信処理部521に対して応答する(S75)。
クライアント通信処理部521は、その応答により、変更前のデータが利用可能であつた通信先のクライアントが判るため、そのクライアント(ここではMFP10のみとする)へデータ変更発生通知をネットワーク1経由で送信する(S76)。勿論、変更前のデータが利用可能であったクライアントの中に通常PC20も含まれていた場合には、その通常PC20へもデータ変更発生通知をネットワーク1経由で送信する。
MFP10は、データ管理用PC50からデータ変更発生通知を受信すると、その内容を図2の操作部107上に表示する。勿論、通常PC20も、データ管理用PC50からデータ変更発生通知を受信した場合には、その内容を図3の表示装置230上に表示する。
なお、データ保持用PC40からデータ変更発生通知が送信された場合には、データ管理用PC50のクライアント通信処理部521,PC2通信処理部523a,PC2制御部523b,およびデータ保持用PC管理部524が対応する処理を行うことになるが、そのうちのPC2通信処理部523a,PC2制御部523bによる処理は、上述したPC1通信処理部522a,PC1制御部522bと同様の処理を行う。
次に、このデータ処理システムにおけるMFP10でデータ変更要求が発生した時の通信シーケンスの他の例(データ変更が許可された場合と許可されなかった場合の通信シーケンスの例)について、図12,図13を参照して説明する。
図12は、このデータ処理システムにおけるMFP10でデータ変更要求が発生した時でデータ変更が許可された場合の通信シーケンスの一例を示す図である。
図13は、このデータ処理システムにおけるMFP10でデータ変更要求が発生した時でデータ変更が許可されなかった場合の通信シーケンスの一例を示す図である。
MFP10は、操作部107上のキー操作により、あるデータの変更要求が発生した場合に、対応するデータ変更要求(自己を特定するための特定情報と変更したいデータを特定するための特定情報と変更内容を含む)をネットワーク1経由でデータ管理用PC50へ送信する(図12のS81)。
データ管理用PC50のクライアント通信処理部521は、MFP10からデータ変更要求を受信すると、通信先のデータ保持用PC、つまりMFP10が利用可能なデータを保持しているデータ保持用PCが判らないため、そのデータ保持用PCをデータ保持用PC管理部524に対して問い合わせる(S82)。
データ保持用PC管理部524は、その問い合わせにより、MFP10が利用可能なデータを保持しているデータ保持用PC(ここではデータ保持用PC30とする)をHDD506内の管理データに基づいて検索し、その検索結果をクライアント通信処理部521に対して応答する(S83)。
クライアント通信処理部521は、その応答により、MFP10が利用可能なデータを保持しているデータ保持用PCがデータ保持用PC30であることが判る。
次に、MFP10が利用可能なデータ(変更前のデータ)はMFP10以外のクライアントも利用可能である可能性があるため、そのデータを利用可能なクライアントをデータ保持用PC管理部524に対して問い合わせる(S84)。
データ保持用PC管理部524は、その問い合わせにより、変更前のデータを利用可能なクライアントをHDD506内の管理データに基づいて検索し、その検索結果をクライアント通信処理部521に対して応答する(S85)。
クライアント通信処理部521は、その応答により、変更前のデータを利用可能な全てのクライアントが判り、それがMFP10と通常PC20であった場合に、MFP10および通常PC20に対してデータ変更を行って良いか否か(データ変更許可)を順次問い合わせる(S86,S87)。
MFP10は、その問い合わせにより、データ変更を行って良いか否かを確認し、その確認結果をデータ管理用PC50へ送信する。例えば、データ変更を行って良いか否かを示すメッセージ情報を図2の操作部107上に表示し、そのメッセージ情報の表示に対してデータ変更を許可する操作がなされた場合に、データ変更を許可する旨の通知をデータ管理用PC50へ送信する(S88)。データ変更を不許可とする操作がなされた場合には、データ変更を不許可とする旨の通知をデータ管理用PC50へ送信する。
通常PC20も、上記問い合わせにより、データ変更を行って良いか否かを確認し、その確認結果をデータ管理用PC50へ送信する。例えば、データ変更を行って良いか否かを示すメッセージ情報を図3の表示装置230上に表示し、そのメッセージ情報の表示に対してデータ変更を許可する操作が入力装置220上でなされた場合に、データ変更を許可する旨の通知をデータ管理用PC50へ送信する(S89)。データ変更を不許可とする操作が入力装置220上でなされた場合には、データ変更を不許可とする旨の通知をデータ管理用PC50へ送信する(図13のS89′)。
データ管理用PC50のクライアント通信処理部521は、変更前のデータを利用可能な全てのクライアント、つまりMFP10および通常PC20からデータ変更を許可する旨の通知を受信すると、データ変更処理が可能になるため、MFP10から受信したデータ変更要求をデータ保持用PC30と通信可能にするためのPC1制御部522bへ送信する(S90)。
PC1制御部522bは、クライアント通信処理部521からデータ変更要求を受けると、そのデータ変更要求を送信先のデータ保持用PC30に適した形式に変換した後、PC1通信処理部522aへ送信する(S91)。
PC1通信処理部522aは、PC1制御部522bからデータ変更要求を受けると、そのデータ変更要求をネットワーク1経由でデータ保持用PC30へ送信する(S92)。
データ保持用PC30は、データ管理用PC50からデータ変更要求を受信すると、それに含まれている各特定情報からデータ変更要求の送信元がMFP10であることと変更したいデータが判るため、自己のDB内のそのデータを受信したデータ変更要求に含まれている変更内容に従って変更し、そのデータ変更結果(データ保持用PC30の特定情報を含む)をネットワーク1経由でデータ管理用PC50へ送信する(S93)。
データ管理用PC50のPC1通信処理部522aは、データ保持用PC30へのデータ変更要求の送信に対して、データ保持用PC30からデータ変更結果を受信すると、それをPC1制御部522bへ送信する(S94)。
PC1制御部522bは、PC1通信処理部522aからデータ変更結果を受けると、それをデータ管理用PC50に適した形式、つまりMFP10や通常PC20で利用可能な形式に変換した後、クライアント通信処理部521へ送信する(S95)。
クライアント通信処理部521は、PC1制御部522bからデータ変更結果を受けると、変更前のデータが利用可能であったクライアントをデータ保持用PC管理部524に対して問い合わせる(S96)。
データ保持用PC管理部524は、その問い合わせにより、変更前のデータが利用可能であったクライアントをHDD506内の管理データに基づいて検索し、その検索結果をクライアント通信処理部521に対して応答する(S97)。
クライアント通信処理部521は、その応答により、変更前のデータを利用可能であったクライアントがMFP10と通常PC20であることが判るため、MFP10と通常PC20へ順次ネットワーク1経由でデータ変更発生通知を送信する(S98,S99)。また、データ変更要求の送信元のMFP10には、PC1制御部522bから受け取ったデータ変更結果(変更完了)も送信する(S100)。
MFP10は、データ管理用PC50からデータ変更発生通知に続いてデータ変更結果を受信すると、それらの内容を図2の操作部107上に表示する。
通常PC20も、データ管理用PC50からデータ変更発生通知を受信した場合には、その内容を図3の表示装置230上に表示する。
一方、データ管理用PC50のクライアント通信処理部521は、変更前のデータを利用可能な全てのクライアントのうち、図13に示すように、通常PC20からデータ変更を不許可とする旨の通知を受信すると、データ変更処理を中止し、データ変更が失敗した旨の通知をデータ変更結果としてデータ変更要求の送信元のMFP10へ送信する(S101)。勿論、MFP10からデータ変更を不許可とする旨の通知を受信した場合でも、データ変更処理を中止する。
MFP10は、データ管理用PC50からデータ変更結果(データ変更が失敗した旨)を受信すると、その内容を操作部107上に表示する。
なお、MFP10がデータ保持用PC40に対するデータ変更要求によってデータ保持用PC40のDB内のデータを変更する場合には、データ管理用PC50のクライアント通信処理部521,PC2通信処理部523a,PC2制御部523b,データ保持用PC管理部524,およびデータ保持用PC40が対応する処理を行うことになるが、そのうちのPC2通信処理部523a,PC2制御部523b,およびデータ保持用PC40による処理は、上述したPC1通信処理部522a,PC1制御部522b,およびデータ保持用PC30と同様の処理を行う。
また、通常PC20がデータ保持用PC30又は40に対するデータ変更要求によってデータ保持用PC30又は40のDB内のデータを変更する場合にも、データ管理用PC50およびデータ保持用PC30,40が、MFP10がデータ保持用PC30又は40に対するデータ変更要求によってデータ保持用PC30又は40のDB内のデータを変更する場合と略同様の処理を行う。但し、MFP10からデータ変更を不許可とする旨の通知を受信した場合には、データ変更処理を中止し、データ変更が失敗した旨の通知をデータ変更結果としてデータ変更要求の送信元の通常PC20へ送信する。
次に、このデータ処理システムにおけるデータ保持用PC30からデータ変更発生通知が送信された時の通信シーケンスの他の例(データ変更が許可された場合と許可されなかった場合の通信シーケンスの例)について、図14,図15を参照して説明する。
図14は、このデータ処理システムにおけるデータ保持用PC30からデータ変更発生通知が送信された時でデータ変更が許可された場合の通信シーケンスの一例を示す図である。
図15は、このデータ処理システムにおけるデータ保持用PC30からデータ変更発生通知が送信された時でデータ変更が許可されなかった場合の通信シーケンスの一例を示す図である。
データ保持用PC30は、サービスマンによる専用機器(ノートPC等の携帯端末)等の操作により、自己のDB内のデータが変更された場合に、その旨を知らせるデータ変更発生通知(データ保持用PC30の特定情報を含む)をネットワーク1経由でデータ管理用PC50へ送信する(S111)。
データ管理用PC50のPC1通信処理部522aは、データ保持用PC30からデータ変更発生通知を受信すると、それをPC1制御部522bへ送信する(S112)。
PC1制御部522bは、PC1通信処理部522aからデータ変更発生通知を受けると、それをデータ管理用PC50に適した(データ管理用PC50内で解釈可能な)形式、つまりMFP10や通常PC20に適した(MFP10や通常PC20内で解釈可能な)形式に変換した後、クライアント通信処理部521へ送信する(S113)。また、データ変更が発生した旨の情報(データ変更未完了の情報を含む)をデータ保持用PC30の特定情報に関連付けてHDD506に記憶する。
クライアント通信処理部521は、PC1制御部522bからデータ変更発生通知を受けると、変更前のデータが利用可能であった通信先のクライアントが判らないため、そのクライアントをデータ保持用PC管理部524に対して問い合わせる(S114)。
データ保持用PC管理部524は、その問い合わせにより、変更前のデータが利用可能であった通信先のクライアントをHDD506内の管理データに基づいて検索し、その検索結果をクライアント通信処理部521に対して応答する(S115)。
クライアント通信処理部521は、その応答により、変更前のデータが利用可能であつた全てのクライアントが判り、それがMFP10と通常PC20であった場合に、MFP10および通常PC20に対してデータ変更を行って良いか否か(データ変更許可)を順次問い合わせる(S116,S117)。
MFP10は、その問い合わせにより、データ変更を行って良いか否かを確認し、その確認結果(MFP10の特定情報を含む)をデータ管理用PC50へ送信する。例えば、データ変更を行って良いか否かを示すメッセージ情報を図2の操作部107上に表示し、そのメッセージ情報の表示に対してデータ変更を許可する操作がなされた場合に、データ変更を許可する旨の通知をデータ管理用PC50へ送信する(S118)。データ変更を不許可とする操作がなされた場合には、データ変更を不許可とする旨の通知をデータ管理用PC50へ送信する。
通常PC20も、上記問い合わせにより、データ変更を行って良いか否かを確認し、その確認結果(通常PC20の特定情報を含む)をデータ管理用PC50へ送信する。例えば、データ変更を行って良いか否かを示すメッセージ情報を図3の表示装置230上に表示し、そのメッセージ情報の表示に対してデータ変更を許可する操作が入力装置220上でなされた場合に、データ変更を許可する旨の通知をデータ管理用PC50へ送信する(S119)。データ変更を不許可とする操作が入力装置220上でなされた場合には、データ変更を不許可とする旨の通知をデータ管理用PC50へ送信する(図15のS131)。
データ管理用PC50のクライアント通信処理部521は、変更前のデータを利用可能な全てのクライアント、つまりMFP10および通常PC20からデータ変更を許可する旨の通知を受信すると、データ変更が可能になるため、PC1制御部522bから受信したデータ変更発生通知をMFP10および通常PC20へ順次送信した後、データ変更が完了した旨の通知(データ変更完了通知)をPC1制御部522bへ送信する(S120〜S122)。
PC1制御部522bは、クライアント通信処理部521からデータ変更が完了した旨の通知を受けると、HDD506にデータ保持用PC30の特定情報に関連付けて記憶したデータ変更が発生した旨の情報(データ変更未完了の情報を含む)に代えてデータ変更が正常に完了した旨の情報を記憶する。
MFP10は、データ管理用PC50からデータ変更発生通知を受信すると、その内容を図2の操作部107上に表示する。
通常PC20も、データ管理用PC50からデータ変更発生通知を受信した場合には、その内容を図3の表示装置230上に表示する。
一方、データ管理用PC50のクライアント通信処理部521は、変更前のデータを利用可能な全てのクライアントのうち、図15に示すように、通常PC20からデータ変更を不許可とする旨の通知を受信すると、データ変更が失敗した旨の通知(通常PC20の特定情報を含む)をPC1制御部522bへ送信する(S132)。
PC1制御部522bは、クライアント通信処理部521からデータ変更が失敗した旨の通知を受けると、HDD506にデータ保持用PC30の特定情報に関連付けて記憶したデータ変更が発生した旨の情報(データ変更未完了の情報を含む)に代えてデータ変更が失敗した旨の情報(通常PC20の特定情報を含む)を記憶すると共に、時間計測を開始する。
ここで、データ変更が失敗した旨の情報には、ユーザ情報としての通常PC20の特定情報が含まれているため、その後クライアント通信処理部521から通常PC20の特定情報を含むデータ取得要求を受けた場合には、データ変更が失敗した旨の通知をクライアント通信処理部521へ送信する。それによって、そのデータ変更が失敗した旨の通知がデータ取得要求の送信元の通常PC20へ送信されることになるため、その通常PC20ではその通知内容を表示することにより、通常PC20の使用者(ユーザ)がデータ取得を行なえない理由を知ることができる。
PC1制御部522bは、時間計測を開始した後、その計測時間が予め設定された所定時間を経過すると、再びPC1通信処理部522aから受信したデータ変更発生通知をデータ管理用PC50に適した形式でクライアント通信処理部521へ送信する(S133)。この処理(ポーリング処理)は、クライアント通信処理部521からデータ変更が失敗した旨の通知を受ける毎に、繰り返し行なうことになる。
クライアント通信処理部521およびデータ保持用PC管理部524は、上記ポーリング処理により、S114〜S117と同様の処理を行ない(S134〜S137)、変更前のデータを利用可能な全てのクライアント、つまりMFP10および通常PC20からデータ変更を許可する旨の通知を受信すると、データ変更が可能になるため、図示は省略するが、PC1制御部522bから受信したデータ変更発生通知をMFP10および通常PC20へ順次送信した後、データ変更が完了した旨の通知(データ変更完了通知)をPC1制御部522bへ送信する(S140)。
PC1制御部522bは、クライアント通信処理部521からデータ変更が完了した旨の通知を受けると、HDD506にデータ保持用PC30の特定情報に関連付けて記憶したデータ変更が失敗した旨の情報に代えてデータ変更が正常に完了した旨の情報を記憶する。
なお、データ保持用PC40からデータ変更発生通知が送信された場合には、データ管理用PC50のクライアント通信処理部521,PC2通信処理部523a,PC2制御部523b,およびデータ保持用PC管理部524が対応する処理を行うことになるが、そのうちのPC2通信処理部523a,PC2制御部523bによる処理は、上述したPC1通信処理部522a,PC1制御部522bと同様の処理を行う。
次に、データ管理用PC50におけるこの発明に直接関わる部分について、図16〜図71および表1,表2を参照して説明する。
まず、データ管理用PC50のデータ保持用PC管理部524がデータ保持用PCおよびクライアントを管理するためのデータ構造について、図16および表1を参照して説明する。
図16は、データ保持用PC管理部524がデータ保持用PC内のDBおよびクライアントを管理するためのデータ構造を示すクラス図である。そのデータ構造は、表1に示すように表すこともできる。
Figure 2007080224
この例では、データ保持用PCに関する情報は、データ保持用PCを特定するための情報であるIPアドレス,マシン名およびそのデータ保持用PCが提供するDB機能(データ保持用PCに保持されているDB)を特定するための情報であるDB名,通信プログラム,DB種類からなる。データ保持用PCを利用するクライアントに関する情報は、そのクライアントを特定するための情報であるIPアドレス,マシン名となる。
図17は、データ保持用PC管理部524の管理データの第1例を示すオブジェクト図である。なお、各データ(クラス)の属性(IPアドレス等)は、図示の都合上、省略している。図17のデータ構造は、表2に示すように表すこともできる。
Figure 2007080224
この例の管理データは、データ保持用PC管理部524により、データ保持用PC30(データ保持用PC1)を特定するための情報(IPアドレス等)と、データ保持用PC30が提供するDB機能(DB_A)を特定するための情報(DB名等)と、通常PC20(クライアント2)を特定するための情報(IPアドレス等)とが関連付けされている。また、データ保持用PC40(データ保持用PC2)を特定するための情報と、データ保持用PC40が提供する2つのDB機能(DB_B,DB_C)のうちの一方のDB機能(DB_B)を特定するための情報と、通常PC20(クライアント1)およびMFP10(クライアント2)をそれぞれ特定するための情報とが関連付けされている。さらに、データ保持用PC40(データ保持用PC2)を特定するための情報と、データ保持用PC30が提供する他方のDB機能(DB_C)を特定するための情報とが関連付けされている。
次に、データ管理用PC50によるデータ保持用PCの設定処理(登録処理,登録削除処理,登録変更処理)について、図18〜図34,図50〜図62を参照して説明する。なお、データ管理用PC50へのデータ保持用PCの設定は、データ管理用PC50の管理者(以下単に「管理者」ともいう)の操作によってのみ可能にしている。管理者は、データ管理用PC50の立ち上げ時(電源投入による起動時)に設定され、後で変更することも可能である。管理者の設定情報(認証情報)は、データ管理用PC50のデータ保持用PC管理部524に保持される。データ管理用PC50への設定は、管理者がデータ管理用PC50の入力装置(入力デバイス)を操作して行う場合と、ネットワーク1上の通常PC20(他のPCでもよい)を操作して行う場合がある。
(A1)入力装置からの要求によるデータ保持用PCの登録処理
図18は、ネットワーク1に追加(増設)したデータ保持用PCをデータ管理用PC50に登録する場合のデータ処理システムのネットワーク接続例を示す概念図である。
この例では、データ管理用PC50には既にデータ保持用PC30が登録されており、認証サーバの機能を提供している。この状態で、データ保持用PC40を増設することにより、データ管理用PC50に新たにデータ保持用PC40を登録させ、文書サーバの機能を提供できるようにする。
図19は、データ管理用PC50によるデータ保持用PCの登録処理の通信シーケンスの一例(入力装置からの登録要求によるもの)を示す図である。
図21は、管理者の認証情報のデータ構造の一例を示す図である。
図22は、データ保持用PC管理部524が保持するデータ保持用PCの登録前のデータの一例を示す図である。
図23は、データ保持用PC管理部524が保持するデータ保持用PCの登録後のデータの一例を示す図である。
データ管理用PC50の入出力処理部525は、通常は図示しない表示装置に図50に示すような操作画面を表示し、データ保持用PC40の増設に伴い、図示しない入力装置によって「管理者用メニュー」ボタンが指定(クリック)されると、表示画面を図51に示すような操作画面に切り替える。
そして、入力装置によって操作画面上の所定個所に図21に示すような管理者の認証情報(ID,パスワード)が入力され、「OK」ボタンが指定されると、その認証情報を含む管理者認証要求をデータ保持用PC管理部524へ送る(S201)。
データ保持用PC管理部524は、その管理者認証要求を受けると、それに含まれている認証情報を予め登録された認証情報と比較して両認証情報が一致するか否かを判定し、一致した場合には認証成功、一致しなかった場合には認証失敗とする認証処理を行い、その認証結果を管理者認証結果として入出力処理部525へ通知する(S202)。
入出力処理部525は、データ保持用PC管理部524への管理者認証要求に対して、データ保持用PC管理部524から管理者認証結果を受け、それから認証成功を認識した場合にのみ、表示画面を図52に示すような操作画面に切り替える。
その後、入力装置によって「データ保持用PC登録」ボタンが指定されると、表示画面を図53に示すような操作画面に切り替える。
そして、入力装置により、操作画面上の所定個所に登録するデータ保持用PC40を特定するための情報(データ保持用PC40に関する情報の一部)であるマシン名とIPアドレスが入力され、「追加」ボタンが指定されると、表示画面を図54に示すような操作画面に切り替える。
そこで、入力装置によって操作画面上の所定個所にデータ保持用PC40のDBを特定するための情報(データ保持用PC40に関する情報の一部)であるDB名とDB種類と通信プログラム情報(通信プログラムの識別情報)が入力され、「OK」ボタンが指定されると、表示画面を図55に示すような操作画面に切り替える。
この操作画面上の登録情報(データ保持用PC40に関する情報)の内容が管理者によって確認され、「OK」ボタンが指定されると、その登録内容を含むデータ保持用PCの登録要求をデータ保持用PC管理部524へ送る(S203)。
データ保持用PC管理部524は、そのデータ保持用PCの登録要求を受けると、それに含まれている通信プログラム情報を含むプログラム取得要求をHDD506へ送る(S204)。
HDD506は、そのプログラム取得要求を受けると、それに含まれている通信プログラム情報から対応する通信プログラムを読み出し、それをデータ保持用PC管理部524へ送る(S205)。
データ保持用PC管理部524は、HDD506へのプログラム取得要求に対して、HDD506から対応する通信プログラムを取得すると、それに基づいてPC2固有処理部523を構成するPC2通信処理部523aおよびPC2制御部523bを順次生成する(S206,S207)。このとき、HDD506内の今回取得した通信プログラムに、今回生成したPC2通信処理部523aおよびPC2制御部523bによって通信するデータ保持用PC40(データ保持用PC2)が提供するDB機能(DB_C)を特定するための情報を付加して、それらの情報(データ保持用PC40が提供するDB機能に関する情報)とデータ保持用PC40を特定するための情報とを関連付けして記憶する(図23参照)。
データ保持用PC管理部524は次に、生成したPC2制御部523bがPC2通信処理部523aとやり取りできるように、PC2通信処理部523aのアドレス(場所)をPC2制御部523bに通知して記憶させる(S208)。
以上によってデータ保持用PCの登録が完了するため、最後にその登録結果を入出力処理部525へ通知する(S202)。
入出力処理部525は、データ保持用PC管理部524からデータ保持用PCの登録結果を受けると、表示画面をその登録結果の内容を示す図56に示すような操作画面に切り替える。
(A2)通常PC20からの要求によるデータ保持用PCの登録処理
図20は、データ管理用PC50によるデータ保持用PCの登録処理の通信シーケンスの他の例(通常PC20からの登録要求によるもの)を示す図である。
この場合のデータ管理用PC50によるデータ保持用PCの登録処理(S212〜S214,S216〜S223)は、通常PC20からデータ保持用PCの登録要求が発生した場合に実行する処理であり、図19によって説明した登録処理とは、データ保持用PCの登録要求元とデータ保持用PC管理部524との間のやりとりを行うモジュールが異なることによる処理が若干異なる(入出力処理部525による処理に代えてクライアント通信処理部521による処理に変更した)だけなので、説明を省略する。
(A3)入力装置からの要求によるデータ保持用PCの登録削除処理
図24は、ネットワーク1上のデータ保持用PCの登録をデータ管理用PC50から削除(解除)する場合のデータ処理システムのネットワーク接続例を示す概念図である。
この例では、データ管理用PC50には既にデータ保持用PC30,40が登録されており、認証サーバおよび文書サーバの機能を提供している。この状態で、データ保持用PC40を削除することにより、データ管理用PC50にデータ保持用PC40の登録を削除させ、文書サーバの機能を提供できないようにする。
図25は、データ管理用PC50によるデータ保持用PCの登録削除処理の通信シーケンスの一例(入力装置からの登録削除要求によるもの)を示す図である。
図27は、データ保持用PC管理部524が保持するデータ保持用PCの登録削除前のデータの一例を示す図である。
図28は、データ保持用PC管理部524が保持するデータ保持用PCの登録削除後のデータの一例を示す図である。
データ管理用PC50によるデータ保持用PCの登録削除処理のうち、認証に関する処理(S231,S232)は図19によって説明した処理(S201,S202)と同様なので、認証に関する処理が終了した後の処理について説明する。
データ管理用PC50の入出力処理部525は、データ保持用PC管理部524から管理者認証結果を受け、それから認証成功を認識して、表示画面を図52に示したような操作画面に切り替えた後、入力装置によって「データ保持用PC変更・削除」ボタンが指定されると、データ保持用PCの一覧要求をデータ保持用PC管理部524へ送る(S233)。
データ保持用PC管理部524は、そのデータ保持用PCの一覧要求を受けると、登録している全てのデータ保持用PC(ここではデータ保持用PC30,40)に関する情報をHDD506から読み出して、それをデータ保持用PCの一覧情報として入出力処理部525へ送る(S234)。
入出力処理部525は、データ保持用PC管理部524へのデータ保持用PCの一覧要求に対して、データ保持用PC管理部524からデータ保持用PCの一覧情報(登録されているデータ保持用PC30,40に関する情報)を受けると、表示画面をその一覧情報の内容を示す図57に示すような操作画面に切り替える。
そして、入力装置により、その操作画面上のデータ保持用PC40(データ保持用PC2)に関する情報が指定され、「削除」ボタンが指定され、更に「OK」ボタンが指定されると、そのデータ保持用PC40を特定するための情報(ここでは対応するIPアドレス)を含むデータ保持用PCの登録削除要求をデータ保持用PC管理部524へ送る(S235)
データ保持用PC管理部524は、そのデータ保持用PCの登録削除要求を受けると、それに含まれているデータ保持用PC40を特定するための情報に対応するPC2固有処理部523を構成するPC2通信処理部523aおよびPC2制御部523bを順次削除する(S236,S237)。このとき、そのPC2通信処理部523aおよびPC2制御部523bによって通信するデータ保持用PC40(データ保持用PC2)に関する情報(対応する通信プログラムは除く)をHDD506から削除する(図28参照)。
以上によってデータ保持用PC40の登録削除が完了するため、最後にその登録削除結果を入出力処理部525へ通知する(S238)。
入出力処理部525は、データ保持用PC管理部524からデータ保持用PCの登録削除結果を受けると、表示画面をその登録削除結果の内容を示す図58に示すような操作画面に切り替える。
(A4)通常PC20からの要求によるデータ保持用PCの登録削除処理
図26は、データ管理用PC50によるデータ保持用PCの登録削除処理の通信シーケンスの他の例(通常PC20からの登録削除要求によるもの)を示す図である。
この場合のデータ管理用PC50によるデータ保持用PCの登録削除処理(S242〜S244,S246〜S248,S250〜S254)は、通常PC20からデータ保持用PCの登録削除要求が発生した場合に実行する処理であり、図25によって説明した登録削除処理とは、データ保持用PCの登録削除要求元とデータ保持用PC管理部524との間のやりとりを行うモジュールが異なることによる処理が若干異なる(入出力処理部525による処理に代えてクライアント通信処理部521による処理に変更した)だけなので、説明を省略する。
(A5)入力装置からの要求によるデータ保持用PCの登録変更処理
図29は、ネットワーク1上のデータ保持用PCのデータ管理用PC50に対する登録を変更する場合のデータ処理システムのネットワーク接続例を示す概念図である。
この例では、データ管理用PC50には既にデータ保持用PC30,40が登録されており、認証サーバおよび文書サーバの機能を提供している。この状態で、データ保持用PC40を変更する(他のDBを追加する)ことにより、データ管理用PC50にデータ保持用PC40の登録を変更させ、プログラムサーバの機能も提供できるようにする。
図30は、図1のデータ管理用PC50の主要な機能構成の他の例(データ保持用PCを登録変更した場合の例)を示すブロック図である。
この例では、PC2固有処理部523(PC2通信処理部523aおよびPC2制御部523b)はデータ保持用PC40の文書サーバの機能と、PC2固有処理部523′(PC2通信処理部523a′およびPC2制御部523b′)はデータ保持用PC40のプログラムサーバの機能とそれぞれ通信するものとする。
図31は、データ管理用PC50によるデータ保持用PCの登録変更処理の通信シーケンスの一例(入力装置からの登録登録要求によるもの)を示す図である。
図33は、データ保持用PC管理部524が保持するデータ保持用PCの登録変更前のデータの一例を示す図である。
図34は、データ保持用PC管理部524が保持するデータ保持用PCの登録変更後のデータの一例を示す図である。
データ管理用PC50によるデータ保持用PCの登録変更処理のうち、認証に関する処理(S261,S262)とデータ保持用PCの一覧表示に関する処理(S263,S264)は図25によって説明した処理(S231〜S234)と同様なので、データ保持用PCの一覧表示に関する処理が終了した後の処理について説明する。
データ管理用PC50の入出力処理部525は、データ保持用PC管理部524からデータ保持用PCの一覧情報(登録されているデータ保持用PC30,40に関する情報)を受け、表示画面をその一覧情報の内容を示す図59に示すような操作画面に切り替えた後、入力装置によって操作画面上のデータ保持用PC40に関する情報が指定され、「変更」ボタンが指定され、更に「OK」ボタンが指定されると、表示画面を図60に示すような操作画面に切り替える。
この操作画面上の登録情報(データ保持用PC40に関する情報)の内容が管理者によって確認され、「追加」ボタンが指定され、更に「OK」ボタンが指定されると、表示画面を図61に示すような操作画面に切り替える。
そこで、入力装置によって操作画面上の所定個所にデータ保持用PC40(データ保持用PC2)に新たに追加したDB機能(プログラムサーバの機能)を特定するための情報であるDB名,DB種類,通信プログラム情報が入力され、「OK」ボタンが指定されると、表示画面を図62に示すような操作画面に切り替える。
この操作画面上の新たな登録情報(データ保持用PC40に関する情報)の内容が管理者によって確認され、「OK」ボタンが指定されると、その登録情報を含むデータ保持用PCの登録変更要求をデータ保持用PC管理部524へ送る(S265)。
なお、データ保持用PC40に複数のDB機能、例えば図62に示すような2つのDB機能を備えていた場合に、そのいずれかを削除するような場合には、入力装置によって削除するDB機能を特定するための情報が指定され、「削除」ボタンが指定され、更に「OK」ボタンが指定されると、図62の操作画面から指定されたDB機能を特定するための情報を消去した操作画面に表示画面を切り替える。
データ保持用PC管理部524は、そのデータ保持用PCの登録変更要求を受けると、それに含まれている登録情報をHDD506内の管理データと比較して、その管理データ中のデータ保持用PC40に関する情報と一致するか否かをチェックし、一致しなかった場合には以下の処理を行う。
例えば、登録変更要求に含まれている登録情報中に新たな通信プログラム情報(新たに追加したDB機能を特定するための情報の一部)が含まれていた場合には、それを含むプログラム取得要求をHDD506へ送る(S266)。
HDD506は、そのプログラム取得要求を受けると、それに含まれている通信プログラム情報から対応する通信プログラムを読み出し、それをデータ保持用PC管理部524へ送る(S267)。
データ保持用PC管理部524は、HDD506へのプログラム取得要求に対して、HDD506から対応する通信プログラムを取得すると、それに基づいて図30に示すような新たに追加したDB機能と通信するためのPC2固有処理部523′を構成するPC2通信処理部523a′およびPC2制御部523b′を順次生成する(S268,S269)。このとき、HDD506内の今回取得した通信プログラムに、今回生成したPC2通信処理部523a′およびPC2制御部523b′によって通信するデータ保持用PC40(データ保持用PC2)が新たに提供するDB機能(DB_C)を特定するための情報を付加して、それらの情報(データ保持用PC40が新たに提供するDB機能に関する情報)をデータ保持用PC40を特定するための情報に関連付けして記憶する(図34参照)。
データ保持用PC管理部524は次に、今回生成したPC2制御部523b′がPC2通信処理部523a′とやり取りできるように、PC2通信処理部523a′のアドレス(場所)をPC2制御部523b′に通知して記憶させる(S270)。
以上によってデータ保持用PCの登録変更が完了するため、最後にその登録変更結果を入出力処理部525へ通知する(S271)。
入出力処理部525は、データ保持用PC管理部524からデータ保持用PCの登録変更結果を受けると、表示画面をその登録変更結果の内容を示す操作画面に切り替える。
なお、データ保持用PC管理部524は、データ保持用PCの登録変更要求に含まれている登録情報に管理データ中のデータ保持用PC40に関する情報中の一部(削除されたDB機能を特定するための情報)が含まれていなかった場合には、対応する(削除された)DB機能と通信するためのPC固有処理部(PC通信処理部およびPC制御部)を削除する。このとき、HDD506内の削除されたDB機能を特定するための情報を削除して、その情報とデータ保持用PC40を特定するための情報との関連付けを解除することにより、データ保持用PCの登録変更が完了する。
(A6)通常PC20からの要求によるデータ保持用PCの登録変更処理
図32は、データ管理用PC50によるデータ保持用PCの登録変更処理の通信シーケンスの他の例(通常PC20からの登録変更要求によるもの)を示す図である。
この場合のデータ管理用PC50によるデータ保持用PCの登録変更処理(S282〜S284,S286〜S288,S290〜S297)は、通常PC20からデータ保持用PCの登録変更要求が発生した場合に実行する処理であり、図30によって説明した登録変更処理とは、データ保持用PCの登録変更要求元とデータ保持用PC管理部524との間のやりとりを行うモジュールが異なることによる処理が若干異なる(入出力処理部525による処理に代えてクライアント通信処理部521による処理に変更した)だけなので、説明を省略する。
次に、データ管理用PC50によるクライアントの設定処理(登録処理,登録削除処理,登録変更処理)について、図35〜図49,図63〜図67を参照して説明する。なお、データ管理用PC50へのクライアントの設定は、管理者の操作によってのみ可能にしている。データ管理用PC50への設定は、データ保持用PCの設定の場合と同様に、管理者がデータ管理用PC50の入力装置を操作して行う場合と、ネットワーク1上の通常PC20(他のPCでもよい)を操作して行う場合がある。
(B1)入力装置からの要求によるクライアントの登録処理
図35は、ネットワーク1上のクライアントをデータ管理用PC50に登録する場合のデータ処理システムのネットワーク接続例を示す概念図である。
この例では、データ管理用PC50には既にデータ保持用PC30,40が登録されている。また、データ管理用PC50には通常PC20(クライアント1)が登録されており、データ保持用PC40(データ保持用PC2)のDB機能(文書サーバの機能)を利用可能な設定になっている。この状態で、データ保持用PC30(データ保持用PC1)とデータ保持用PC40(データ保持用PC2)を利用できるように、データ管理用PC50に新たにMFP10(クライアント2)を登録させるようにする。
図36は、データ管理用PC50によるクライアントの登録処理の通信シーケンスの一例(入力装置からの登録要求によるもの)を示す図である。
図38は、データ保持用PC管理部524が保持するクライアントの登録前のデータの一例を示す図である。
図39は、データ保持用PC管理部524が保持するクライアントの登録後のデータの一例を示す図である。
データ管理用PC50によるクライアントの登録処理のうち、認証に関する処理(S301,S302)は図19によって説明した処理(S231,S232)と同様なので、認証に関する処理が終了した後の処理について説明する。
データ管理用PC50の入出力処理部525は、データ保持用PC管理部524から管理者認証結果を受け、それから認証成功を認識して、表示画面を図52に示したような操作画面に切り替えた後、入力装置によって「クライアント登録」ボタンが指定されると、データ保持用PCの一覧要求をデータ保持用PC管理部524へ送る(S303)。
データ保持用PC管理部524は、そのデータ保持用PCの一覧要求を受けると、登録している全てのデータ保持用PC(ここではデータ保持用PC30,40)に関する情報をHDD506から読み出して、それをデータ保持用PCの一覧情報として入出力処理部525へ送る(S304)。
入出力処理部525は、データ保持用PC管理部524へのデータ保持用PCの一覧要求に対して、データ保持用PC管理部524からクライアントの一覧情報(登録されているデータ保持用PC30,40に関する情報)を受けると、表示画面をその一覧情報の内容を示す図63に示すような操作画面に切り替える。
そして、入力装置により、操作画面上の所定個所に登録するMFP10(クライアント2)を特定するための情報であるマシン名とIPアドレスが入力され、そのMFP10が利用するデータ保持用PC30が提供するDB機能(DB_A)を特定するための情報およびデータ保持用PC40が提供するDB機能(DB_B)を特定するための情報がそれぞれチェックされた後、「OK」ボタンが指定されると、それらの情報(クライアント登録情報)を含むクライアントの登録要求をデータ保持用PC管理部524へ送る(S305)。
データ保持用PC管理部524は、そのクライアントの登録要求を受けると、それに含まれているクライアント登録情報により、HDD506内のデータ保持用PC30が提供するDB機能(DB_A)を特定するための情報およびデータ保持用PC40が提供するDB機能(DB_B)を特定するための情報にMFP10(クライアント2)を特定するための情報を関連付けて記憶する(図39参照)。
以上によってクライアントの登録が完了するため、最後にその登録結果を入出力処理部525へ通知する(S306)。
入出力処理部525は、データ保持用PC管理部524からクライアントの登録結果を受けると、表示画面をその登録結果の内容を示す操作画面に切り替える。
(B2)通常PC20からの要求によるクライアントの登録処理
図37は、データ管理用PC50によるクライアントの登録処理の通信シーケンスの他の例(通常PC20からの登録要求によるもの)を示す図である。
この場合のデータ管理用PC50によるクライアントの登録処理(S312〜S314,S316〜S318,S320〜S322)は、通常PC20からクライアントの登録要求が発生した場合に実行する処理であり、図36によって説明した登録処理とは、クライアントの登録要求元とデータ保持用PC管理部524との間のやりとりを行うモジュールが異なることによる処理が若干異なる(入出力処理部525による処理に代えてクライアント通信処理部521による処理に変更した)だけなので、説明を省略する。
(B3)入力装置からの要求によるクライアントの登録削除処理
図40は、ネットワーク1上のクライアントの登録をデータ管理用PC50から削除する場合のデータ処理システムのネットワーク接続例を示す概念図である。
この例では、データ管理用PC50には既にデータ保持用PC30,40が登録されている。また、データ管理用PC50にはMFP10(クライアント2)が登録されており、データ保持用PC30(データ保持用PC1)のDB機能(認証サーバの機能)とデータ保持用PC40(データ保持用PC2)のDB機能(文書サーバの機能)を利用可能な設定になっている。この状態で、データ管理用PC50にMFP10(クライアント2)の登録を削除させるようにする。
図41は、データ管理用PC50によるクライアントの登録削除処理の通信シーケンスの一例(入力装置からの登録削除要求によるもの)を示す図である。
図43は、データ保持用PC管理部524が保持するクライアントの登録削除前のデータの一例を示す図である。
図44は、データ保持用PC管理部524が保持するクライアントの登録削除後のデータの一例を示す図である。
データ管理用PC50によるクライアントの登録削除処理のうち、認証に関する処理(S331,S332)は図19によって説明した処理(S201,S202)と同様なので、認証に関する処理が終了した後の処理について説明する。
データ管理用PC50の入出力処理部525は、データ保持用PC管理部524から管理者認証結果を受け、それから認証成功を認識して、表示画面を図52に示したような操作画面に切り替えた後、入力装置によって「クライアント変更・削除」ボタンが指定されると、クライアントの一覧要求をデータ保持用PC管理部524へ送る(S333)。
データ保持用PC管理部524は、そのクライアントの一覧要求を受けると、登録している全てのクライアント(ここでは通常PC20,MFP10)を特定するための情報とそれに関連付けて記憶してあるDB機能(通常PC20,MFP10がそれぞれ利用するDB機能)を特定するための情報とからなるクライアント登録情報)をHDD506から読み出し、それをクライアントの一覧情報として入出力処理部525へ送る(S334)。
入出力処理部525は、データ保持用PC管理部524へのクライアントの一覧要求に対して、データ保持用PC管理部524からクライアントの一覧情報を受けると、表示画面をその一覧情報の内容を示す図64に示すような操作画面に切り替える。
そして、入力装置により、登録を削除するMFP10(クライアント2)を特定するための情報が指定され、「削除」ボタンが指定され、更に「OK」ボタンが指定されると、そのMFP10を特定するための情報(ここでは対応するIPアドレス)を含むクライアントの登録削除要求をデータ保持用PC管理部524へ送る(S335)
データ保持用PC管理部524は、そのクライアントの登録削除要求を受けると、それに含まれているMFP10(クライアント2)を特定するための情報をHDD506から削除する(図44参照)。
以上によってクライアントの登録削除が完了するため、最後にその登録削除結果を入出力処理部525へ通知する(S336)。
入出力処理部525は、データ保持用PC管理部524からクライアントの登録削除結果を受けると、表示画面をその登録削除結果の内容を示す図65に示すような操作画面に切り替える。
(B4)通常PC20からの要求によるクライアントの登録削除処理
図42は、データ管理用PC50によるクライアントの登録削除処理の通信シーケンスの他の例(通常PC20からの登録削除要求によるもの)を示す図である。
この場合のデータ管理用PC50によるクライアントの登録削除処理(S342〜S344,S346〜S348,S350〜S352)は、通常PC20からクライアントの登録削除要求が発生した場合に実行する処理であり、図41によって説明した登録削除処理とは、クライアントの登録削除要求元とデータ保持用PC管理部524との間のやりとりを行うモジュールが異なることによる処理が若干異なる(入出力処理部525による処理に代えてクライアント通信処理部521による処理に変更した)だけなので、説明を省略する。
(B5)入力装置からの要求によるクライアントの登録変更処理
図45は、ネットワーク1上のクライアントのデータ管理用PC50に対する登録を変更する場合のデータ処理システムのネットワーク接続例を示す概念図である。
この例では、データ管理用PC50には既にデータ保持用PC30,40が登録されている。また、データ管理用PC50にはMFP10(クライアント2)が登録されており、データ保持用PC30(データ保持用PC1)のDB機能(認証サーバの機能)とデータ保持用PC40(データ保持用PC2)のDB機能(文書サーバの機能)を利用可能な設定になっている。この状態で、MFP10(クライアント2)がデータ保持用PC40(データ保持用PC2)のDB機能(文書サーバの機能)を利用できないように、データ管理用PC50にMFP10(クライアント2)の設定を変更させる。
図46は、データ管理用PC50によるクライアントの登録変更処理の通信シーケンスの一例(入力装置からの登録登録要求によるもの)を示す図である。
図48は、データ保持用PC管理部524が保持するクライアントの登録変更前のデータの一例を示す図である。
図49は、データ保持用PC管理部524が保持するクライアントの登録変更後のデータの一例を示す図である。
データ管理用PC50によるクライアントの登録変更処理のうち、認証に関する処理(S361,S362)とクライアントの一覧表示に関する処理(S363,S364)は図41によって説明した処理(S331〜S334)と同様なので、クライアントの一覧表示に関する処理が終了した後の処理について説明する。
データ管理用PC50の入出力処理部525は、データ保持用PC管理部524からクライアントの一覧情報を受け、表示画面をその一覧情報の内容を示す図66に示すような操作画面に切り替えた後、入力装置によって操作画面上のMFP10(クライアント2)を特定するための情報が指定され、「変更」ボタンが指定され、更に「OK」ボタンが指定されると、表示画面を図67に示すような操作画面に切り替える。
そして、入力装置により、MFP10が利用するデータ保持用PC30(データ保持用PC1)のDB機能(認証サーバの機能)およびデータ保持用PC40(データ保持用PC2)のDB機能(文書サーバの機能)をそれぞれ特定するための情報のうち、データ保持用PC40のDB機能を特定するための情報に対するチェックが外され、「OK」ボタンが指定されると、チェックされたままのデータ保持用PC30のDB機能を特定するための情報とMFP10を特定するための情報とからなるクライアント登録情報を含むクライアントの登録変更要求をデータ保持用PC管理部524へ送る(S365)。
データ保持用PC管理部524は、そのクライアントの登録変更要求を受けると、それに含まれているクライアント登録情報にデータ保持用PC40(データ保持用PC2)のDB機能(文書サーバの機能)をそれぞれ特定するための情報がないため、HDD506内のMFP10(クライアント2)を特定するための情報とデータ保持用PC40(データ保持用PC2)のDB機能(DB_B)を特定するための情報との関連付けを解除する(図49参照)。
以上によってクライアントの登録変更が完了するため、最後にその登録変更結果を入出力処理部525へ通知する(S366)。
入出力処理部525は、データ保持用PC管理部524からクライアントの登録変更結果を受けると、表示画面をその登録変更結果の内容を示す操作画面に切り替える。
(B6)通常PC20からの要求によるクライアントの登録変更処理
図47は、データ管理用PC50によるクライアントの登録変更処理の通信シーケンスの他の例(通常PC20からの登録変更要求によるもの)を示す図である。
この場合のデータ管理用PC50によるクライアントの登録変更処理(S372〜S3374,S376〜S378,S380〜S382)は、通常PC20からデータ保持用PCの登録変更要求が発生した場合に実行する処理であり、図46によって説明した登録変更処理とは、データ保持用PCの登録変更要求元とデータ保持用PC管理部524との間のやりとりを行うモジュールが異なることによる処理が若干異なる(入出力処理部525による処理に代えてクライアント通信処理部521による処理に変更した)だけなので、説明を省略する。
次に、データ管理用PC50に登録されたクライアントがデータ管理用PC50を介してデータ保持用PCのDBを利用する場合の処理について、図68〜図71を参照して説明する。例として、以下の(a)〜(d)に示すような状況(図68参照)を想定するものとする。
図68は、データ管理用PC50に登録されたクライアントがデータ管理用PC50を介してデータ保持用PCのDBを利用する場合のデータ処理システムのネットワーク接続例を示す概念図である。
(a)データ管理用PC50にデータ保持用PC30(データ保持用PC1)が登録されており、認証サーバの機能を提供している。
(b)データ管理用PC50にデータ保持用PC40(データ保持用PC2)が登録されており、文書サーバの機能を提供している
(c)データ管理用PC50にデータ保持用PC40を利用するようにMFP10(クライアント)が登録されている。
(d)MFP10がデータ管理用PC50を介してデータ保持用PC40の文書サーバ機能を利用する。
MFP10がデータ保持用PC40の文書サーバ機能を利用する際に操作部107(図2)上に表示される表示画面(操作画面)を図69〜図71に示す。
図69は、MFP10で実行されている文書管理アプリケーションの表示画面の一例を示す図である。この表示画面には、MFP10に保存されているファイルだけが表示されている。この例では、操作部107上のキー操作によって「画像」が選択され、5つの画像ファイルが表示されているが、「書類」又は「カタログ」を選択することにより、複数の書類ファイル又はカタログファイルを表示することもできる。
図70は、文書管理アプリケーションで接続し、そこの文書にアクセスする文書サーバ(DB)を設定(登録)するための表示画面である。
従来ならここで、そのアプリケーションが対応する文書サーバ機能を提供するデータ保持用PC40(データ保持用PC2)を設定する必要がある。しかし、この実施形態では、DB固有の接続方法はデータ管理用PC50が吸収し、データ管理用PC50がMFP10が接続できる文書サーバを判断するため、文書管理アプリケーションにはデータ管理用PC50を設定するだけでデータ保持用PC40の文書にアクセスできるようになる。
図71は、文書管理アプリケーションにデータ管理用PC50(サーバ)を設定した後の表示画面の一例を示す図である。その設定により、文書サーバであるデータ保持用PC40の文書にアクセスできるようになっている。
このように、データ管理用PC50内の接続処理手段(接続処理用ソフトウェア)を、クライアント通信処理部521(第1の通信処理手段),PC1固有処理部522(PC1通信処理部522a(第2の通信処理手段)およびPC1制御部522b(制御手段)からなる),PC2固有処理部523(PC2通信処理部523a(第2の通信処理手段)およびPC2制御部523b(制御手段)からなる),およびデータ保持用PC管理部524(情報管理手段)によって構成するので、ネットワーク1上に増設したデータ保持用PCとの接続処理を行う場合や、ネットワーク1上の変更したデータ保持用PCとの接続処理を行なう場合に、それらの接続処理を行うための手段(ソフトウェア)であるPC固有処理部(PC通信処理部およびPC制御部からなる)のみを増設又は変更するだけで済む。
具体的には、(1)〜(3)に示すように作用効果を得ることができる。
(1)データ保持用PC40(他のデータ保持用PCでもよい)を増設した場合
データ管理用PC50は、自己の入力装置又は通常PC20(他のクライアントでもよい)からの認証情報による認証が成功した後、データ保持用PC40の登録要求により、データ保持用PC40と通信するためのPC2固有処理部523を構成するPC2通信処理部523aおよびPC2制御部523bを生成するためのプログラムを取得し、そのプログラムに基づいてPC2通信処理部523aおよびPC2制御部523bを生成した後、そのPC2通信処理部523aと通信するデータ保持用PC40に関する情報を記憶することによりデータ保持用PC40の登録を行う。
また、自己の表示装置又は通常PC20からのデータ保持用PCの一覧要求により、登録しているデータ保持用PC30,40に関する情報を自己の表示装置又は通常PC20に出力した後、自己の入力装置又は通常PC20からのデータ保持用PC40に関する情報と通常PC20に関する情報を含むクライアントの登録要求により、その各情報を関連付けて記憶することによりクライアントを登録する。
あるいは、自己の表示装置又は通常PC20からのクライアントの一覧要求により、登録している各クライアントに関する情報とそれらに関連して記憶しているデータ保持用PC30,40に関する情報を自己の表示装置又は通常PC20に出力した後、自己の入力装置又は通常PC20からの通常PC20に関する情報とデータ保持用PC40に関する情報を含むクライアントの登録変更要求により、その各情報に応じて各クライアントに関する情報とデータ保持用PC30,40に関する情報との関連付けを変更する(通常PC20に関する情報とデータ保持用PC40のあるDBに関する情報との関連付けを追加する)ことによりクライアントの登録変更を行う。
あるいはまた、自己の表示装置又は通常PC20からのクライアントの一覧要求により、登録している各クライアントに関する情報を自己の表示装置又は通常PC20に出力した後、自己の入力装置又は通常PC20(他のクライアントでもよい)からの通常PC20に関する情報を含むクライアントの登録削除要求により、その情報を削除することによりクライアントの登録削除を行う。
以上のような処理は、MFP10等の他のクライアントからの各要求によっても同様に行え、データ保持用PC40に関する情報とデータ保持用PC40内のDBの利用を許可する各クライアントに関する情報とを関連付けて記憶管理したり、その関連付けを変更又は解除することになるため、増設又は変更したデータ保持用PC40に保持されているDBを大幅なコスト増を招くことなく任意の各クライアントで共用することができる。しかも、増設又は変更したデータ保持用PC40に保持されているDBを利用可能なクライアント側では、PC2固有処理部523の追加があったことを認識する必要がないため、開発コスト削減や利便性向上につながる。また、データ管理用PC50は認証処理も行うため、セキュリティ向上にもつながる。
(2)データ保持用PC40(他のデータ保持用PCでもよい)を変更した場合
例えば、データ保持用PC40に新たなDBを追加した場合、データ管理用PC50は、自己の入力装置又は通常PC20(他のクライアントでもよい)からの認証情報による認証が成功した後、データ保持用PC40の登録変更要求により、新たなDBと通信するためのPC2固有処理部523′を構成するPC2通信処理部523a′およびPC2制御部523b′を生成するためのプログラムを取得し、そのプログラムに基づいてPC2通信処理部523a′およびPC2制御部523b′を生成した後、そのPC2通信処理部523a′と通信するデータ保持用PC40の新DBに関する情報を記憶することによりデータ保持用PC40の登録変更を行う。
あるいは、データ保持用PC40からあるDBを削除した場合、データ管理用PC50は、自己の入力装置又は通常PC20からの認証情報による認証が成功した後、データ保持用PC40の登録変更要求により、削除されたDBと通信するためのPC固有処理部を構成するPC通信処理部およびPC制御部を削除した後、そのPC通信処理部と通信するデータ保持用PCの削除されたDBに関する情報を削除することによりデータ保持用PC40の登録変更を行う。
また、データ管理用PC50は、クライアントの登録,変更,又は削除を行う。
以上のような処理は、MFP10等の他のクライアントからの各要求によっても同様に行え、データ保持用PC40に関する情報とデータ保持用PC40内のDBの利用を許可する各クライアントに関する情報との関連付けを変更することになるため、変更したデータ保持用PC40に保持されているDBを大幅なコスト増を招くことなく任意の各クライアントで共用することができる。しかも、変更したデータ保持用PC40に保持されているDBを利用可能なクライアント側では、PC2固有処理部523の変更があったことを認識する必要がないため、開発コスト削減や利便性向上につながる。また、データ管理用PC50は認証処理も行うため、セキュリティ向上にもつながる。
したがって、ネットワーク1上の増設又は変更したデータ保持用PCに保持されているDBを大幅なコスト増を招くことなく任意の各クライアントで共用することができ、データ処理システムの低コスト化を容易に実現することができる。
(3)データ保持用PC40(他のデータ保持用PCでもよい)を使用不可とする場合
データ管理用PC50は、自己の入力装置又は通常PC20(他のクライアントでもよい)からの認証情報による認証が成功した後、データ保持用PC40の登録削除要求により、データ保持用PC40と通信するためのPC2固有処理部523を構成するPC2通信処理部523aおよびPC2制御部523bを削除した後、そのPC2通信処理部523aと通信するデータ保持用PC40に関する情報を削除することによりデータ保持用PC40の登録削除を行う。
このような登録削除処理は、MFP10等の他のクライアントからの各要求によっても同様に行え、データ保持用PC40に関する情報とデータ保持用PC40内のDBの利用を許可する各クライアントに関する情報とを関連付けを解除又は変更することになるため、管理者はデータ管理用PC50又はクライアントを操作することによって使用不可とするデータ保持装置と通信するための第2の通信処理手段および制御手段を簡単に削除することができる。よって、管理者は煩雑な作業を行わずに済むので、作業性の向上につながる。
なお、この実施形態のデータ処理システムでは、各クライアントが利用可能なDB(データ)を、外部のデータ保持用PCに備えたが、例えば図72に示すように、データ保持用PC30を使用せず、その内部DBに相当するDBをデータ管理用PC50のPC1固有処理部522にDB522c(DB1)として備えることもできる。そのようにすれば、ある時はDB522cを、ある時はデータ保持用PC40の内部DBを、といったように、状況に応じてデータアクセス先を変更することが可能となる。但し、DB522cは、前述したデータ保持用PC30と同様の処理を行うものとする。同様に、データ保持用PC40を使用せず、その内部DBに相当するDBをPC2固有処理部523に備えることもできる。
また、データ保持用PC30,40の内部DBにそれぞれ相当するDBをデータ管理用PC50に備える場合、例えば図73に示すように、それらのDBを併せた共通のDB550を備えることもできる。この場合、データ取得方法やデータの加工方法が変わるだけで、元データは同じものを使うが、1つのデータを複数の異なるアルゴリズムで取得する場合に、有効である。もちろん、別々のDBを持っていても構わない。どの構成を採用しても、サーバ側となるデータ管理用PC50のソフトウェアの一部(固有処理部)が変わるだけで、それを利用するクライアント側は、サーバ側のプログラムがどのようになっているか(どのデータ保持用PCとどんな方法で接続されているのか)を認識しないのが特徴となる。
あるいは、データ保持用PC30,40というデータ保持用PC別に固有処理部(固有処理ソフトウェア)を持つ構成だけではなく、例えば図74に示すように、同一のデータ保持用PC30に対して、制御処理が異なる2種類のPC1固有処理部531,532を備える構成にしても良い。
このようにすれば、例えば、一方のPC1固有処理部531が以下の(1)に示す処理を、他方のPC1固有処理部532が以下の(2)に示す処理をそれぞれ行なうなど、クライアントの使用環境に応じて、同一のデータ保持用PC30内のデータを利用可能にするための処理を行なうが、異なる処理が求められる場合に、ソフトウェアの修正を少なくする効果がある。
(1)「個人認証」などのセキュリティを強化した処理を行う。
(2)セキュリティの緩い処理を行う。その代わりに実行速度が速い。
以上、この発明をデータ管理用PCとMFP,通常PCの各クライアントと各データ保持用PCとからなるデータ処理システムに適用した実施形態について説明したが、この発明はそれらに限られるものではなく、データ管理用PCと他の各クライアントと各データ保持用PCとからなるデータ処理システムにも適用可能である。
また、この発明によるプログラムは、データ管理用PC(コンピュータ)に、クライアント通信処理部(第1の通信処理手段),PC固有処理部を構成するPC通信処理部(第2の通信処理手段)およびPC制御部(制御手段),およびデータ保持用PC管理部(情報管理手段)としての機能を実現させるためのプログラムであり、このようなプログラムをコンピュータに実行させることにより、上述したような効果を得ることができる。
このようなプログラムは、はじめからコンピュータに備えるROMあるいはHDD等の記憶手段に格納しておいてもよいが、記録媒体であるCD−ROMあるいはフレキシブルディスク,SRAM,EEPROM,メモリカード等の不揮発性記録媒体(メモリ)に記録して提供することもできる。そのメモリに記録されたプログラムをコンピュータにインストールしてCPUに実行させるか、CPUにそのメモリからこのプログラムを読み出して実行させることにより、上述した各手順を実行させることができる。
さらに、ネットワークに接続され、プログラムを記録した記録媒体を備える外部機器あるいはプログラムを記憶手段に記憶した外部機器からダウンロードして実行させることも可能である。
以上の説明から明らかなように、この発明によれば、ネットワーク(通信回線)上に増設したデータ保持装置やネットワーク上の変更したデータ保持装置に保持されているデータ(DB)を大幅なコスト増を招くことなく複数台のデータ処理装置で共用することができる。したがって、この発明を利用すれば、低コスト化を実現可能なデータ処理システムを提供することができる。
この発明の一実施形態であるデータ処理システムのネットワーク接続例を示す概念図である。 図1のMFP10のハードウェア構成例を示すブロック図である。 図1の通常PC20のハードウェア構成例を示すブロック図である。 図1のデータ保持用PC30,40のハードウェア構成例を示すブロック図である。 図1のデータ管理用PC50のハードウェア構成例を示すブロック図である。
図1のデータ管理用PC50の主要な機能構成例を示すブロック図である。 図1に示したデータ処理システムにおけるデータ保持用PC30,40の起動時の通信シーケンスの一例を示す図である。 同じくデータ管理用PC50の起動時の通信シーケンスの一例を示す図である。 同じくMFP10でデータ取得要求が発生した時の通信シーケンスの一例を示す図である。 同じくMFP10でデータ変更要求が発生した時の通信シーケンスの一例を示す図である。
同じくデータ保持用PC30からデータ変更発生通知が送信された時の通信シーケンスの一例を示す図である。 同じくMFP10でデータ変更要求が発生した時でデータ変更が許可された場合の通信シーケンスの一例を示す図である。 同じくMFP10でデータ変更要求が発生した時でデータ変更が許可されなかった場合の通信シーケンスの一例を示す図である。 同じくデータ保持用PC30からデータ変更発生通知が送信された時でデータ変更が許可された場合の通信シーケンスの一例を示す図である。 同じくデータ保持用PC30からデータ変更発生通知が送信された時でデータ変更が許可されなかった場合の通信シーケンスの一例を示す図である。
図6のデータ保持用PC管理部524がデータ保持用PC内のDBおよびクライアントを管理するためのデータ構造を示すクラス図である。 同じくデータ保持用PC管理部524の管理データの第1例を示すオブジェクト図である。 図1のネットワーク1に追加したデータ保持用PCをデータ管理用PC50に登録する場合のデータ処理システムのネットワーク接続例を示す概念図である。 図6に示したデータ管理用PC50によるデータ保持用PCの登録処理の通信シーケンスの一例を示す図である。 同じくデータ保持用PCの登録処理の通信シーケンスの他の例を示す図である。
管理者の認証情報のデータ構造の一例を示す図である。 図6のデータ保持用PC管理部524が保持するデータ保持用PCの登録前のデータの一例を示す図である。 同じくデータ保持用PCの登録後のデータの一例を示す図である。 図1のネットワーク1上のデータ保持用PCの登録をデータ管理用PC50から削除する場合のデータ処理システムのネットワーク接続例を示す概念図である。 図6に示したデータ管理用PC50によるデータ保持用PCの登録削除処理の通信シーケンスの一例を示す図である。
同じくデータ保持用PCの登録削除処理の通信シーケンスの他の例を示す図である。 図6のデータ保持用PC管理部524が保持するデータ保持用PCの登録削除前のデータの一例を示す図である。 同じくデータ保持用PCの登録削除後のデータの一例を示す図である。 図1のネットワーク1上のデータ保持用PCのデータ管理用PC50に対する登録を変更する場合のデータ処理システムのネットワーク接続例を示す概念図である。 図1のデータ管理用PC50の主要な機能構成の他の例を示すブロック図である。
図6に示したデータ管理用PC50によるデータ保持用PCの登録変更処理の通信シーケンスの一例を示す図である。 同じくデータ保持用PCの登録変更処理の通信シーケンスの一例を示す図である。 図6のデータ保持用PC管理部524が保持するデータ保持用PCの登録変更前のデータの一例を示す図である。 同じくデータ保持用PCの登録変更後のデータの一例を示す図である。 図1のネットワーク1上のクライアントをデータ管理用PC50に登録する場合のデータ処理システムのネットワーク接続例を示す概念図である。
図6に示したデータ管理用PC50によるクライアントの登録処理の通信シーケンスの一例を示す図である。 同じくクライアントの登録処理の通信シーケンスの他の例を示す図である。 図6のデータ保持用PC管理部524が保持するクライアントの登録前のデータの一例を示す図である。 同じくクライアントの登録後のデータの一例を示す図である。 図1のネットワーク1上のクライアントの登録をデータ管理用PC50から削除する場合のデータ処理システムのネットワーク接続例を示す概念図である。
図6に示したデータ管理用PC50によるクライアントの登録削除処理の通信シーケンスの一例を示す図である。 同じくクライアントの登録削除処理の通信シーケンスの他の例を示す図である。 図6のデータ保持用PC管理部524が保持するクライアントの登録削除前のデータの一例を示す図である。 同じくクライアントの登録削除後のデータの一例を示す図である。 図1のネットワーク1上のクライアントのデータ管理用PC50に対する登録を変更する場合のデータ処理システムのネットワーク接続例を示す概念図である。
図6に示したデータ管理用PC50によるクライアントの登録変更処理の通信シーケンスの一例を示す図である。 同じくクライアントの登録変更処理の通信シーケンスの他の例を示す図である。 図6のデータ保持用PC管理部524が保持するクライアントの登録変更前のデータの一例を示す図である。 同じくクライアントの登録変更後のデータの一例を示す図である。 図6に示したデータ管理用PC50の表示装置に表示される初期操作画面の一例を示す図である。
同じく図50の「管理者用メニュー」ボタンが指定された場合に表示される操作画面の一例を示す図である。 同じく図51の操作画面上の所定箇所に認証情報が入力された状態で「OK」ボタンが指定された場合に表示される操作画面の一例を示す図である。 同じく図52の「データ保持用PC登録」ボタンが指定された場合に表示される操作画面の一例を示す図である。 同じく図53の操作画面上の所定箇所に登録するデータ保持用PC40を特定するための情報が入力された状態で「追加」ボタンが指定された場合に表示される操作画面の一例を示す図である。 同じく図54の操作画面上の所定個所に登録するデータ保持用PC40のDBを特定するための情報と通信プログラム情報が入力された状態で「OK」ボタンが指定された場合に表示される操作画面の一例を示す図である。
同じくデータ保持用PC40の登録の完了時に表示される操作画面の一例を示す図である。 同じく図52の「データ保持用PC変更・削除」ボタンが指定された場合に表示される操作画面の一例を示す図である。 同じくデータ保持用PC40の登録削除の完了時に表示される操作画面の一例を示す図である。 同じく図52の「データ保持用PC変更・削除」ボタンが指定された場合に表示される操作画面の他の例を示す図である。 同じく図59の操作画面上のデータ保持用PC40に関する情報,「変更」ボタン,「OK」ボタンが順次指定された場合に表示される操作画面の一例を示す図である。
同じく図60の「追加」ボタン,「OK」ボタンが順次指定された場合に表示される操作画面の一例を示す図である。 同じく図61の操作画面上の所定個所にデータ保持用PC40に新たに追加したDB機能を特定するための情報が入力された状態で「OK」ボタンが指定された場合に表示される操作画面の一例を示す図である。 同じく図52の「クライアント登録」ボタンが指定された場合に表示される操作画面の他の例を示す図である。 同じく図52の「クライアント変更・削除」ボタンが指定された場合に表示される操作画面の一例を示す図である。 同じくクライアントの登録削除の完了時に表示される操作画面の一例を示す図である。
同じく図52の「クライアント変更・削除」ボタンが指定された場合に表示される操作画面の他の例を示す図である。 同じく図66の操作画面上のMFP10(クライアント2)を特定するための情報,「変更」ボタン,「OK」ボタンが順次指定された場合に表示される操作画面の一例を示す図である。 図1のデータ管理用PC50に登録されたクライアントがデータ管理用PC50を介してデータ保持用PCのDBを利用する場合のデータ処理システムのネットワーク接続例を示す概念図である。 図1のMFP10で実行されている文書管理アプリケーションの表示画面の一例を示す図である。 同じく文書管理アプリケーションで接続し、そこの文書にアクセスする文書サーバ(DB)を設定するための表示画面である。
同じく文書管理アプリケーションにデータ管理用PC50(サーバ)を設定した後の表示画面の一例を示す図である。 この発明の第1参考例であるデータ処理システムを構成するデータ管理用PC50の主要な機能構成例を示すブロック図である。 この発明の第2参考例であるデータ処理システムを構成するデータ管理用PC50の主要な機能構成例を示すブロック図である。 この発明の第3参考例であるデータ処理システムを構成するデータ管理用PC50の主要な機能構成例を示すブロック図である。
符号の説明
1:ネットワーク 10:MFP 11:コントローラ 20:通常PC
30,40,60:データ保持用PC 50:データ管理用PC
70:プログラム使用状況管理用PC 101,201,301,501:CPU
102,202,302,502:ASIC
103,203,303,503:SDRAM
104,204,304,504:ROM
105,205,305,505:NVRAM
106,206,306,506:HDD 107:操作部
109,208,308,508:USB・I/F
110,209,309,509:IEEE1394・I/F
111,210,310,510:MAC・I/F
521:クライアント通信処理部 522:PC1固有処理部
522a:PC1通信処理部 522b:PC1制御部 523:PC2固有処理部523a:PC2通信処理部 523b:PC2制御部
524:データ保持用PC管理部 525:入出力処理部

Claims (30)

  1. データを管理するデータ管理装置であって、
    データ処理装置と通信回線を介して通信する第1の通信処理手段と、データ保持装置と通信回線を介して通信する第2の通信処理手段、および該第2の通信処理手段によって受信する前記データ保持装置からのデータを前記データ処理装置で利用可能な形式に、前記第1の通信処理手段によって受信する前記データ処理装置からのデータを前記データ保持装置に適した形式にそれぞれ変換する制御手段を生成するためのプログラムを取得するプログラム取得手段と、該プログラム取得手段によって取得したプログラムに基づいて前記第2の通信処理手段および前記制御手段を生成する生成処理手段と、該生成処理手段による生成後、前記第2の通信処理手段と通信する前記データ保持装置に関する情報と該データ保持装置内のデータの利用を許可する前記データ処理装置に関する情報とを関連付けて管理する情報管理手段とを設けたことを特徴とするデータ管理装置。
  2. 請求項1記載のデータ管理装置において、
    前記データ保持装置に関する情報は、該データ保持装置を特定するための情報および該データ保持装置内のデータを特定するための情報であり、
    前記データ保持装置内のデータの利用を許可する前記データ処理装置に関する情報は、該データ処理装置を特定するための情報であることを特徴とするデータ管理装置。
  3. 請求項1又は2記載のデータ管理装置において、
    情報を入力する入力手段を備え、
    前記入力手段から特定の認証情報を含む管理者認証要求を受けた場合に、該管理者認証要求の認証情報が予め登録された認証情報と一致するか否かを判定する認証手段を設け、
    前記プログラム取得手段は、前記認証手段によって両認証情報が一致すると判定された後、前記入力手段から前記データ保持装置の登録要求を受けた場合に、該データ保持装置に対応する前記第2の通信処理手段および前記制御手段を生成するためのプログラムを取得する手段であり、
    前記情報管理手段は、前記生成処理手段によって生成された前記第2の通信処理手段および前記制御手段によって通信する前記データ保持装置に関する情報を記憶することにより該データ保持装置を登録することを特徴とするデータ管理装置。
  4. 請求項1又は2記載のデータ管理装置において、
    前記データ処理装置から特定の認証情報を含む管理者認証要求を受けた場合に、該管理者認証要求の認証情報が予め登録された認証情報と一致するか否かを判定する認証手段を設け、
    前記プログラム取得手段は、前記認証手段によって両認証情報が一致すると判定された後、前記管理者認証要求の送信元の前記データ処理装置から前記データ保持装置の登録要求を受けた場合に、該データ保持装置に対応する前記第2の通信処理手段および前記制御手段を生成するためのプログラムを取得する手段であり、
    前記情報管理手段は、前記生成処理手段によって生成された前記第2の通信処理手段および前記制御手段によって通信する前記データ保持装置に関する情報を記憶することにより該データ保持装置を登録することを特徴とするデータ管理装置。
  5. 請求項3記載のデータ管理装置において、
    前記認証手段によって両認証情報が一致すると判定された後、前記入力手段から前記データ保持装置の登録削除要求を受けた場合に、該データ保持装置と通信するための前記第2の通信処理手段および前記制御手段を削除する削除手段を設け、
    前記情報管理手段は、前記削除手段によって削除された前記第2の通信処理手段および前記制御手段によって当該データ管理装置と通信していた前記データ保持装置に関する情報を削除することにより該データ保持装置の登録を削除することを特徴とするデータ管理装置。
  6. 請求項4記載のデータ管理装置において、
    前記認証手段によって両認証情報が一致すると判定された後、前記管理者認証要求の送信元の前記データ処理装置から前記データ保持装置の登録削除要求を受けた場合に、前記生成処理手段によって生成された該データ保持装置に対応する前記第2の通信処理手段および前記制御手段を削除する削除手段を設け、
    前記情報管理手段は、前記削除手段によって削除された前記第2の通信処理手段および前記制御手段によって当該データ管理装置と通信していた前記データ保持装置に関する情報を削除することにより該データ保持装置の登録を削除することを特徴とするデータ管理装置。
  7. 請求項3又は5記載のデータ管理装置において、
    前記プログラム取得手段は、前記認証手段によって両認証情報が一致すると判定された後、前記入力手段から前記データ保持装置の登録変更要求を受けた場合に、変更後の前記データ保持装置に対応する前記第2の通信処理手段および前記制御手段を生成するためのプログラムを取得する手段を有し、
    前記情報管理手段は、変更前の前記データ保持装置に関する情報を変更後の前記データ保持装置に関する情報に変更することにより該データ保持装置の登録を変更することを特徴とするデータ管理装置。
  8. 請求項4又は6記載のデータ管理装置において、
    前記プログラム取得手段は、前記認証手段によって両認証情報が一致すると判定された後、前記管理者認証要求の送信元の前記データ処理装置から前記データ保持装置の登録変更要求を受けた場合に、変更後の前記データ保持装置に対応する前記第2の通信処理手段および前記制御手段を生成するためのプログラムを取得する手段を有し、
    前記情報管理手段は、変更前の前記データ保持装置に関する情報を変更後の前記データ保持装置に関する情報に変更することにより該データ保持装置の登録を変更することを特徴とするデータ管理装置。
  9. 請求項3,5,又は7記載のデータ管理装置において、
    情報を表示する表示手段を備え、
    前記情報管理手段は、前記認証手段によって両認証情報が一致すると判定された後、前記入力手段から前記データ保持装置の一覧要求を受けた場合に、登録している前記データ保持装置に関する情報を前記表示手段に出力する出力手段を有し、該出力手段による出力後、前記入力手段から前記データ保持装置に関する情報と前記データ処理装置に関する情報を含む該データ処理装置の登録要求を受けた場合に、その各情報を関連付けて記憶することにより該データ処理装置を登録することを特徴とするデータ管理装置。
  10. 請求項4,6,又は8記載のデータ管理装置において、
    前記情報管理手段は、前記認証手段によって両認証情報が一致すると判定された後、前記管理者認証要求の送信元の前記データ処理装置から前記データ保持装置の一覧要求を受けた場合に、登録している前記データ保持装置に関する情報を前記管理者認証要求の送信元の前記データ処理装置に送信する送信手段を有し、該送信手段による送信後、前記管理者認証要求の送信元の前記データ処理装置から前記データ保持装置に関する情報と該データ処理装置に関する情報を含む該データ処理装置の登録要求を受けた場合に、その各情報を関連付けて記憶することにより該データ処理装置を登録することを特徴とするデータ管理装置。
  11. 請求項9記載のデータ管理装置において、
    前記情報管理手段は、前記認証手段によって両認証情報が一致すると判定された後、前記入力手段から前記データ処理装置の一覧要求を受けた場合に、登録している前記データ処理装置に関する情報と前記データ保持装置に関する情報を前記表示手段に出力する出力手段を有し、該出力手段による出力後、前記入力手段から前記データ処理装置に関する情報を含む該データ処理装置の登録削除要求を受けた場合に、該データ処理装置に関する情報を削除することにより該データ処理装置の登録を削除することを特徴とするデータ管理装置。
  12. 請求項10記載のデータ管理装置において、
    前記情報管理手段は、前記認証手段によって両認証情報が一致すると判定された後、前記管理者認証要求の送信元の前記データ処理装置から前記データ処理装置の一覧要求を受けた場合に、登録している前記データ処理装置に関する情報と前記データ保持装置に関する情報を前記管理者認証要求の送信元の前記データ処理装置に送信する送信手段を有し、該送信手段による送信後、前記管理者認証要求の送信元の前記データ処理装置から該データ処理装置に関する情報を含む該データ処理装置の登録削除要求を受けた場合に、該データ処理装置に関する情報を削除することにより該データ処理装置の登録を削除することを特徴とするデータ管理装置。
  13. 請求項9又は11記載のデータ管理装置において、
    前記情報管理手段は、前記認証手段によって両認証情報が一致すると判定された後、前記入力手段から前記データ処理装置の一覧要求を受けた場合に、登録している前記データ処理装置に関する情報と前記データ保持装置に関する情報を前記表示手段に出力する出力手段を有し、該出力手段による出力後、前記入力手段から前記データ処理装置に関する情報と前記データ保持装置に関する情報を含む該データ処理装置の登録変更要求を受けた場合に、その各情報に応じて前記データ処理装置に関する情報と前記データ保持装置に関する情報との関連付けを変更することにより該データ処理装置の登録を変更することを特徴とするデータ管理装置。
  14. 請求項10又は12記載のデータ管理装置において、
    前記情報管理手段は、前記認証手段によって両認証情報が一致すると判定された後、前記管理者認証要求の送信元の前記データ処理装置から前記データ処理装置の一覧要求を受けた場合に、登録している前記データ処理装置に関する情報と前記データ保持装置に関する情報を前記管理者認証要求の送信元の前記データ処理装置に送信する送信手段を有し、該送信手段による送信後、前記管理者認証要求の送信元の前記データ処理装置から該データ処理装置に関する情報と前記データ保持装置に関する情報を含む該データ処理装置の登録変更要求を受けた場合に、その各情報に応じて前記データ処理装置に関する情報と前記データ保持装置に関する情報との関連付けを変更することにより該データ処理装置の登録を変更することを特徴とするデータ管理装置。
  15. 請求項1乃至14のいずれか一項に記載のデータ管理装置と、前記データ処理装置と、前記データ保持装置とによって構成されたことを特徴とするデータ処理システム。
  16. データを管理するコンピュータに、
    データ処理装置と通信回線を介して通信する第1の通信処理機能と、データ保持装置と通信回線を介して通信する第2の通信処理機能、および該第2の通信処理機能によって受信する前記データ保持装置からのデータを前記データ処理装置で利用可能な形式に、前記第1の通信処理機能によって受信する前記データ処理装置からのデータを前記データ保持装置に適した形式にそれぞれ変換する制御機能を生成するためのプログラムを取得するプログラム取得機能と、該プログラム取得機能によって取得したプログラムに基づいて前記第2の通信処理機能および前記制御機能を生成する生成処理機能と、該生成処理機能による生成後、前記第2の通信処理機能と通信する前記データ保持装置に関する情報と該データ保持装置内のデータの利用を許可する前記データ処理装置に関する情報とを関連付けて管理する情報管理機能とを実現するためのプログラム。
  17. 請求項16記載のプログラムにおいて、
    前記データ保持装置に関する情報は、該データ保持装置を特定するための情報および該データ保持装置内のデータを特定するための情報であり、
    前記データ保持装置内のデータの利用を許可する前記データ処理装置に関する情報は、該データ処理装置を特定するための情報であることを特徴とするプログラム。
  18. 請求項16又は17記載のプログラムにおいて、
    前記コンピュータに、入力手段から特定の認証情報を含む管理者認証要求を受けた場合に、該管理者認証要求の認証情報が予め登録された認証情報と一致するか否かを判定する認証機能をも実現するためのプログラムであり、
    前記プログラム取得機能は、前記認証機能によって両認証情報が一致すると判定された後、前記入力手段から前記データ保持装置の登録要求を受けた場合に、該データ保持装置に対応する前記第2の通信処理機能および前記制御機能を生成するためのプログラムを取得する機能であり、
    前記情報管理機能は、前記生成処理機能によって生成された前記第2の通信処理機能および前記制御機能によって通信する前記データ保持装置に関する情報を記憶することにより該データ保持装置を登録することを特徴とするプログラム。
  19. 請求項16又は17記載のプログラムにおいて、
    前記コンピュータに、前記データ処理装置から特定の認証情報を含む管理者認証要求を受けた場合に、該管理者認証要求の認証情報が予め登録された認証情報と一致するか否かを判定する認証機能をも実現するためのプログラムであり、
    前記プログラム取得機能は、前記認証機能によって両認証情報が一致すると判定された後、前記管理者認証要求の送信元の前記データ処理装置から前記データ保持装置の登録要求を受けた場合に、該データ保持装置に対応する前記第2の通信処理機能および前記制御機能を生成するためのプログラムを取得する機能であり、
    前記情報管理機能は、前記生成処理機能によって生成された前記第2の通信処理機能および前記制御機能によって通信する前記データ保持装置に関する情報を記憶することにより該データ保持装置を登録することを特徴とするプログラム。
  20. 請求項18記載のプログラムにおいて、
    前記コンピュータに、前記認証機能によって両認証情報が一致すると判定された後、前記入力手段から前記データ保持装置の登録削除要求を受けた場合に、該データ保持装置と通信するための前記第2の通信処理機能および前記制御機能を削除する削除機能をも実現するためのプログラムであり、
    前記情報管理機能は、前記削除機能によって削除された前記第2の通信処理機能および前記制御機能によって当該データ管理装置と通信していた前記データ保持装置に関する情報を削除することにより該データ保持装置の登録を削除することを特徴とするプログラム。
  21. 請求項19記載のプログラムにおいて、
    前記コンピュータに、前記認証機能によって両認証情報が一致すると判定された後、前記管理者認証要求の送信元の前記データ処理装置から前記データ保持装置の登録削除要求を受けた場合に、前記生成処理機能によって生成された該データ保持装置に対応する前記第2の通信処理機能および前記制御機能を削除する削除機能をも実現するためのプログラムであり、
    前記情報管理機能は、前記削除機能によって削除された前記第2の通信処理機能および前記制御機能によって当該データ管理装置と通信していた前記データ保持装置に関する情報を削除することにより該データ保持装置の登録を削除することを特徴とするプログラム。
  22. 請求項18又は20記載のプログラムにおいて、
    前記プログラム取得機能は、前記認証機能によって両認証情報が一致すると判定された後、前記入力手段から前記データ保持装置の登録変更要求を受けた場合に、変更後の前記データ保持装置に対応する前記第2の通信処理機能および前記制御機能を生成するためのプログラムを取得する機能を有し、
    前記情報管理機能は、変更前の前記データ保持装置に関する情報を変更後の前記データ保持装置に関する情報に変更することにより該データ保持装置の登録を変更することを特徴とするプログラム。
  23. 請求項19又は21記載のプログラムにおいて、
    前記プログラム取得機能は、前記認証機能によって両認証情報が一致すると判定された後、前記管理者認証要求の送信元の前記データ処理装置から前記データ保持装置の登録変更要求を受けた場合に、変更後の前記データ保持装置に対応する前記第2の通信処理機能および前記制御機能を生成するためのプログラムを取得する機能を有し、
    前記情報管理機能は、変更前の前記データ保持装置に関する情報を変更後の前記データ保持装置に関する情報に変更することにより該データ保持装置の登録を変更することを特徴とするプログラム。
  24. 請求項18,20,又は22記載のプログラムにおいて、
    前記情報管理機能は、前記認証機能によって両認証情報が一致すると判定された後、前記入力手段から前記データ保持装置の一覧要求を受けた場合に、登録している前記データ保持装置に関する情報を表示手段に出力する出力機能を有し、該出力機能による出力後、前記入力手段から前記データ保持装置に関する情報と前記データ処理装置に関する情報を含む該データ処理装置の登録要求を受けた場合に、その各情報を関連付けて記憶することにより該データ処理装置を登録することを特徴とするプログラム。
  25. 請求項19,21,又は23記載のプログラムにおいて、
    前記情報管理機能は、前記認証機能によって両認証情報が一致すると判定された後、前記管理者認証要求の送信元の前記データ処理装置から前記データ保持装置の一覧要求を受けた場合に、登録している前記データ保持装置に関する情報を前記管理者認証要求の送信元の前記データ処理装置に送信する送信機能を有し、該送信機能による送信後、前記管理者認証要求の送信元の前記データ処理装置から前記データ保持装置に関する情報と該データ処理装置に関する情報を含む該データ処理装置の登録要求を受けた場合に、その各情報を関連付けて記憶することにより該データ処理装置を登録することを特徴とするプログラム。
  26. 請求項24記載のプログラムにおいて、
    前記情報管理機能は、前記認証機能によって両認証情報が一致すると判定された後、前記入力手段から前記データ処理装置の一覧要求を受けた場合に、登録している前記データ処理装置に関する情報と前記データ保持装置に関する情報を前記表示手段に出力する出力機能を有し、該出力機能による出力後、前記入力手段から前記データ処理装置に関する情報を含む該データ処理装置の登録削除要求を受けた場合に、該データ処理装置に関する情報を削除することにより該データ処理装置の登録を削除することを特徴とするプログラム。
  27. 請求項25記載のプログラムにおいて、
    前記情報管理機能は、前記認証機能によって両認証情報が一致すると判定された後、前記管理者認証要求の送信元の前記データ処理装置から前記データ処理装置の一覧要求を受けた場合に、登録している前記データ処理装置に関する情報と前記データ保持装置に関する情報を前記管理者認証要求の送信元の前記データ処理装置に送信する送信機能を有し、該送信機能による送信後、前記管理者認証要求の送信元の前記データ処理装置から該データ処理装置に関する情報を含む該データ処理装置の登録削除要求を受けた場合に、該データ処理装置に関する情報を削除することにより該データ処理装置の登録を削除することを特徴とするプログラム。
  28. 請求項24又は26記載のプログラムにおいて、
    前記情報管理機能は、前記認証機能によって両認証情報が一致すると判定された後、前記入力手段から前記データ処理装置の一覧要求を受けた場合に、登録している前記データ処理装置に関する情報と前記データ保持装置に関する情報を前記表示手段に出力する出力機能を有し、該出力機能による出力後、前記入力手段から前記データ処理装置に関する情報と前記データ保持装置に関する情報を含む該データ処理装置の登録変更要求を受けた場合に、その各情報に応じて前記データ処理装置に関する情報と前記データ保持装置に関する情報との関連付けを変更することにより該データ処理装置の登録を変更することを特徴とするプログラム。
  29. 請求項25又は27記載のプログラムにおいて、
    前記情報管理機能は、前記認証機能によって両認証情報が一致すると判定された後、前記管理者認証要求の送信元の前記データ処理装置から前記データ処理装置の一覧要求を受けた場合に、登録している前記データ処理装置に関する情報と前記データ保持装置に関する情報を前記管理者認証要求の送信元の前記データ処理装置に送信する送信機能を有し、該送信機能による送信後、前記管理者認証要求の送信元の前記データ処理装置から該データ処理装置に関する情報と前記データ保持装置に関する情報を含む該データ処理装置の登録変更要求を受けた場合に、その各情報に応じて前記データ処理装置に関する情報と前記データ保持装置に関する情報との関連付けを変更することにより該データ処理装置の登録を変更することを特徴とするプログラム。
  30. 請求項16乃至30のいずれか一項に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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