JP2007079036A - 画像加熱装置 - Google Patents

画像加熱装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007079036A
JP2007079036A JP2005265875A JP2005265875A JP2007079036A JP 2007079036 A JP2007079036 A JP 2007079036A JP 2005265875 A JP2005265875 A JP 2005265875A JP 2005265875 A JP2005265875 A JP 2005265875A JP 2007079036 A JP2007079036 A JP 2007079036A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
roller
fixing
heating
pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005265875A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4759350B2 (ja
Inventor
Seiichiro Kameda
誠一郎 亀田
Junichi Mogi
潤一 茂木
Yoichi Chikugo
陽一 筑後
Shinichiro Hosoi
慎一郎 細井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2005265875A priority Critical patent/JP4759350B2/ja
Priority to US11/455,860 priority patent/US7392006B2/en
Priority to CN200610099771.6A priority patent/CN1932684B/zh
Publication of JP2007079036A publication Critical patent/JP2007079036A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4759350B2 publication Critical patent/JP4759350B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2017Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means
    • G03G15/2025Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means with special means for lubricating and/or cleaning the fixing unit, e.g. applying offset preventing fluid
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/20Details of the fixing device or porcess
    • G03G2215/2003Structural features of the fixing device
    • G03G2215/2009Pressure belt
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/20Details of the fixing device or porcess
    • G03G2215/2093Release agent handling devices

Abstract

【課題】ベルト方式の画像加熱装置について、待機状態時における潤滑剤塗布部材の表面汚れを防止して、表面汚れに起因する問題を解消し、装置の長寿命化、小型化、信頼性の向上を図る。
【解決手段】記録材上の画像を加熱ニップNにて加熱する加熱回転体71と、加熱回転体との間で加熱ニップを形成するエンドレスベルト731と、加熱ニップにおいてベルト内面と摺動自在に設けられベルトを加熱回転体に向けて圧接する加圧部材740と、ベルト内面に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布部材735と、を有する画像加熱装置において、ベルトが加熱回転体に圧接した状態のとき潤滑剤塗布部材はベルトに当接しており、ベルトが加熱回転体に圧接していない状態のとき潤滑剤塗布部材はベルト内面から離間していることを特徴とする画像加熱装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子写真方式や静電記録方式等を採用した画像形成装置に搭載され、記録材上の画像を加熱する画像加熱装置に関する。
画像加熱装置としては、例えば、記録材上の未定着画像を定着する定着装置や、記録材に定着された画像を加熱することにより画像の光沢度を増大させる光沢増大化装置を挙げることができる。
従来より、定着ローラーと圧接ベルトを用いた、いわゆる、ベルト定着装置が考案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
このベルト定着装置は、定着ローラーを加熱して回転させ、これに接触させて無端ベルトを従動回転させるように配置する。そして、定着ローラーとベルトの接触部である定着ニップ部で未定着トナー像を担持した記録材を挟持搬送しつつ、トナー像を熱と圧力で記録材に定着させるものである。その際、定着ローラーとベルトにニップを形成して圧接させるために、定着ニップにおいて定着ローラーに向けてベルトを圧接する加圧部材がベルト内面と摺動自在に設けられる。
このようなベルト定着装置は、従来の定着ローラーと加圧ローラーを用いた、いわゆる、ローラー定着装置に対し、定着ニップの幅(定着ニップ部の記録材搬送方向の長さ)を大きくすることが可能である。
また、このようなベルト定着装置は、定着ローラー径を大きくすることなく定着ニップの幅を長くすることができるため、小熱容量化が可能となり、ウォームアッツプ時間を短縮化できる。
このような理由から、このベルト定着装置は、記録材に形成された多色のトナー像を溶融混色させる上で、カラー画像形成装置の採用が望まれている。
特許文献1には、ベルトとして、ポリイミド樹脂が用いられ、加圧部材としては、ポリテトラフルオロエチレンを含浸させたガラス繊維シートに覆われたものが記載されている。加圧部材としては、回転するベルトの内面と摺動するので、磨耗しにくく、かつ、摩擦抵抗が低い材料が求められる。さらにベルトの内面には、摺動性を向上させるために、潤滑剤を塗布することも記載されている。
特許文献2には、ベルトの内面に接触して潤滑剤を塗布するための潤滑剤塗布部材を設けたベルト定着装置が記載されている。
ところで、画像形成装置で使用される記録材には、記録材の表面または表裏両面の表層にアクリル樹脂やポリオレフィン樹脂等をコートした表面または表裏両面の光沢度が高い樹脂コート紙(以下、コート紙)が存在する。
しかしながら、コート紙上にトナーが載った状態で定着装置を通過させると、記録材が部分的に火脹れ状に変形するブリスタと称される画像不良が発生する場合がある。これは次のような原因による。すなわち、定着装置による加熱によってコート紙内部の水分が蒸発して体積が膨張する。そのため、コート紙表面のコート層により、気化した水蒸気がコート紙内部に均一に放散されずに、コート層の薄い部分や欠如している部分から集中的に外部に放出される。そのために、コート層が破断されることにより発生する。
またこのような定着装置では、定着ニップの幅を構成上広くとることにより定着ローラーとベルトが接触している時間が長くなりベルト温度が上昇しやすい状態といえる。さらに、従来の加圧ローラーと比べるとベルトの熱容量は小さいため短時間でベルトは昇温する。即ち、上記の画像不良が発生しやすくなる。
この問題を改善するために、記録材の裏面から与える熱量を少なくする方法として、スタンバイ中(待機中)においてベルトと定着ローラーを離間させることが特許文献2にて提案されている。
特開昭61−132972号公報 特開平11−194642号公報
しかしながら、待機状態においてもベルトは回転させており、そのベルトの内面に潤滑剤(オイル)塗布部材が当接している。そのため、待機状態が長くなると、潤滑剤塗布部材の表面に加圧部材の摺動シ−トの削れ粉等の汚れが付着してしまう。潤滑剤塗布部材の表面に汚れが付着すると表層のPTFEなどの多孔質膜から構成される潤滑剤塗布量制御層が目づまりする。そして、作動時(コピー時)に潤滑剤塗布部材からの潤滑剤供給量が安定しないためにベルト内面の摺動抵抗が変化し、ベルトの波打ちが発生することによる画像ムラなどの異常画像が発生してしまう。
更に、潤滑剤塗布量制御層の目づまりが悪化すると、潤滑剤保持層に含浸されている潤滑剤が残存していても多孔質膜層表面に必要量潤滑剤が滲出しなくなり使用済みとなってしまう。
また、潤滑剤塗布部材の表面に摺動シ−トの削れ粉等の汚れが付着してしまう問題を解決するために、潤滑剤の粘度を下げたり、表層のPTFEなどの多孔質膜の穴径を大きくするなどして、潤滑剤の染み出し量を多くすると、次のような問題が生じる。すなわち、染み出した潤滑剤がベルトの表面に染み出してしまい、記録材に潤滑剤が転写してしまう。また、ベルト懸回支持部材の端部を伝って定着装置の下部に潤滑剤が漏れたり、当たり前ではあるが、潤滑剤塗布部材からの潤滑剤の染み出しが多いため、早く潤滑剤保持層に含浸されている潤滑剤が消費尽くされてしまい使用済みとなってしまう。
そこで、本発明は上記のような問題を解消することを目的とする。すなわち、ベルト方式の画像加熱装置について、待機状態時における潤滑剤塗布部材の表面汚れを防止して、表面汚れに起因する問題を解消し、装置の長寿命化、小型化、信頼性の向上を図ることを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明に係る画像加熱装置の代表的な構成は、記録材上の画像を加熱ニップにて加熱する加熱回転体と、前記加熱回転体との間で前記加熱ニップを形成するエンドレスベルトと、前記加熱ニップにおいて前記ベルト内面と摺動自在に設けられ前記ベルトを前記加熱回転体に向けて圧接する加圧部材と、前記ベルト内面に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布部材と、を有する画像加熱装置において、前記ベルトが前記加熱回転体に圧接した状態のとき前記潤滑剤塗布部材は前記ベルトに当接しており、前記ベルトが前記加熱回転体に圧接していない状態のとき前記潤滑剤塗布部材は前記ベルト内面から離間していることを特徴とする。
待機状態時など、ベルトが加熱回転体に圧接した状態では、ベルト内面から潤滑剤塗布部材が離間する構成をとることで、待機時間状態時に潤滑剤塗布部材表面が汚れることがなくなる。これにより、コピー時など、ベルトが加熱回転体に圧接した状態時のみ潤滑剤塗布部材から安定した潤滑剤量をベルト内面に供給可能となり、良好な画像加熱が維持できるようになった。さらに潤滑剤塗布部材の長寿命化、小型化が可能となった。
以下に、実施例を挙げて、本発明をより具体的に説明する。なお、実施例は、本発明における最良の実施形態の一例ではあるものの、本発明は実施例にて説明する各種構成にのみに限定されるものではない。即ち、本発明の思想の範囲内において実施例にて説明する各種構成を他の公知の構成に代替可能である。
(1)画像形成装置例
図8は本発明に従う画像加熱装置を定着装置として具備させた画像形成装置の一例の概略構成模型図である。図9はこの画像形成装置の画像形成ステーション部分の拡大図である。
本例の画像形成装置は、電子写真プロセスを用いた、複数の光走査手段を有する、4ドラムタンデムタイプのカラープリンターである。
このプリンターは、本体100の上面側に配設したリーダ部200においてカラー原稿の画像情報をCCD等の光電変換素子により色分解読取り処理する。300はリーダ部200の原稿台カラス201に対する自動原稿給送装置または原稿圧着板である。リーダ部200における各色分解読取り画像情報に対応して変調されたレーザ光La,Lb,Lc,Ldを複数の光走査手段を有するレーザ走査部400から出力させる。
Pa,Pb,Pc,Pdはマゼンタ,シアン,イエロー,ブラックの各色の画像を形成する4つの画像形成ステーションである。
図9を参照して、各画像形成ステーションPa,Pb,Pc,Pdには、それぞれ感光ドラム101a,101b,101c,101dが配置されている。各感光ドラムは矢印方向に回転駆動される。各感光ドラムの周囲には、帯電器102a,102b,102c,102d、現像装置103a,103b,103c,103d、そして、クリーナ104a,104b,104c,104dが上記感光ドラムの回転方向に沿って順次配設されている。
各感光ドラムの下方には、転写装置105が配設されている。該転写装置105は、各画像形成ステーションに共通の記録材搬送手段たる転写ベルト106及び転写用帯電器107a,107b,107c,107dを有している。転写ベルト106はエンドレスベルトであり、駆動ローラー108とターンローラー109・110の3本のローラー間に懸回張設されている。
各画像形成ステーションの感光ドラム101a,101b,101c,101dに、上記レーザ走査部400から出力されるレーザ光La,Lb,Lc,Ldで走査露光する工程を含む電子写真プロセスを適用する。そして、上記マゼンタ,シアン,イエロー,ブラックの各色のトナー画像を形成させる。
図8において、111,112はプリンター本体100内に配設の第1または第2の給紙カセットである。上記の給紙カセット111または112から記録材供給手段により1枚分離給紙された記録材(転写紙、第2原図用紙、OHPシート等の用紙)Pは、転写ベルト106上に支持されて各画像形成ステーションPa,Pb,Pc,Pdへ順次に搬送される。そして、その搬送される記録材上に上記の各感光ドラム上に形成された各色のトナー画像を順次に重畳転写される。
この転写工程が終了すると、記録材Pは転写ベルト106から分離されて定着装置1へと搬送される。定着装置1は本発明に従うベルト方式の画像加熱装置である。これについては次の(2)項で詳述する。
記録材Pに転写されたトナー像は定着装置1において熱と圧力により記録材P上に定着され、フルカラー画像形成物として排紙処理装置500に搬送される。排紙処理装置500では記録材Pを搬送ローラー501で排紙トレイ502上に排出する。排紙トレイは下方に移動することで多数枚の排紙積載が可能となっている。また、排紙処理装置500では多数枚の記録材Pをスティップルしたりする処理も可能である。
モノ黒画像形成モードのときは、ブラック画像を形成する画像形成ステーションPdが選択的に画像形成動作する。両面コピーモードのときは、ベルト定着装置1を出た片面側コピー済みの記録材Pは反転再搬送機構113側に進路変更され、この反転再搬送機構113で反転されて転写ベルト106に再給紙される。これにより、記録材Pの他方の面側にトナー画像が転写形成され、定着装置1に再び導入されて、両面コピーが排紙処理装置500に搬送される。
(2)定着装置1
定着装置1は本発明に従うベルト方式の画像加熱装置である。ここで定着装置またはこれを構成している部材について長手または長手方向とは記録材搬送方向において記録材搬送方向に直交する方向に並行な方向である。
定着装置1は、図1のように、定着ローラー部70と定着ベルト部73から構成されている。加熱回転体としての定着ローラー71は、アルミ等からなる芯金711の表層に、シリコンゴムからなる弾性層712が設けられ、その表層には定着ローラーとトナーの離型性を高めるためのPFTチューブからなる離型層713が設けられている。
定着ローラー71は不図示の駆動機構により矢印方向Sに所定の速度で回転駆動される。定着ローラー内部にはヒーター721が中心部近傍に配置されている。このヒーター721に電力供給がなされると、該ヒータが発熱して、定着ローラー71が内部から加熱される。定着ローラー71の表面温度がサーミスタ722で測定される。このサーミスタ722で検知される温度に関する信号が制御回路部(不図示)に入力する。制御回路部は、サーミスタ722から入力する検知温度情報が所定の定着温度に維持されるようにヒーター721に対する電力供給を制御する。
定着ベルト部73は、エンドレスの回動ベルトである定着ベルト731を有し、この定着ベルト731が、複数のベルト懸回部材である、入り口ローラー732、分離ローラー733、ステアリングローラー734により張架されている。また、内部に加圧部材としての加圧パッド部740を有する。そして、定着ベルト部73は定着ローラー71と定着ニップ(加熱ニップ)部Nを形成している。ニップの幅(定着ニップ部の記録材搬送方向の長さ)を広くとれるため、記録材上のトナーをより溶融でき、カラー画像形成装置における多量のトナーを使用する画像形成装置には適した構成である。
入り口ローラー(第一のベルト懸回部材)732の内部にはベルトヒータ781が中心部近傍に配置されている。このヒーター781に電力供給がなされると、該ヒータが発熱して入り口ローラー732が内部から加熱される。この入り口ローラー732の熱により回動定着ベルト731が加熱される。定着ベルト731の表面温度が入り口ローラー732の近傍に配置されているサーミスタ736で測定される。このサーミスタ736で検知される温度に関する信号が制御回路部に入力する。制御回路部は、サーミスタ736から入力する検知温度情報が所定の定着ベルト温度に維持されるようにヒーター781に対する電力供給を制御する。
金属からなる分離ローラー(第二のベルト懸回部材)733は圧接手段により定着ベルト731を介して定着ローラー71に圧接される。定着ローラー71の弾性層712が分離ローラー733の圧接で変形する。特に分離ローラー733と接触している端部では弾性層712の円弧形状が反対方向になる。記録材上のトナーは定着ニップNで溶融、圧接されるためトナーと定着ローラー表層はその表面張力により張り付いた状態となる。しかし、定着ローラー71の弾性層712で分離ローラー733によりその円弧形状が反対方向になっているため、定着ローラー71に張り付いたトナーは剥離され記録材は定着ローラー71から分離して排出される。
図2は、定着ベルトユニット73の外観斜視図である。定着ベルトユニット73は前側板110と後側板120が加圧パッド部740に固定されている。この前側板110と後側板120に対し入り口ローラー732が回動自在に支持されている。分離ローラー733の長手両端部733a、733bにベアリング733c、733dが取り付けられていている。
ステアリングローラー734の長手一方の端部734aにベアリング734cが設けられ、前圧接アーム153の長穴153aに取り付けられている。ステアリングローラー734はこの前圧接アーム153の長穴153aに対して矢印Bの方向に移動する。また、前圧接アーム153は加圧バネ154aにより矢印C方向にステアリングローラー732を圧接していて、これにより定着ベルト731にテンションを加えている。
同様に、後側板120側でもステアリングローラー734の長手他方の端部734bにベアリング734dが設けられ、後圧接アーム155の長穴155aに取り付けられている。ステアリングローラー151はこの後圧接アーム155の長穴155aに対して矢印Bの方向に移動する。また、後圧接アーム155は加圧バネ(不図示)により矢印C方向にステアリングローラー734を圧接していて、これにより定着ベルト731にテンションを加えている。
そして、後述するように、定着ベルトユニット73が定着ローラー71から離間すると、加圧バネ154aにより矢印C方向にステアリングローラー734を圧接しているため、ステアリングローラー734がC方向に移動する。このステアリングローラー734の移動により、定着ベルト731にテンションを加えている。そのため、定着ベルトユニット73が定着ローラー71から離間しても、定着ベルト731はたるむことなく、入り口ローラー732、分離ローラー733、ステアリングローラー734により張架されている。
上記のようにステアリングローラー734の端部は矢印B方向に移動可能となっていて、不図示の揺動機構により移動制御されて、定着ベルト731の回動時における幅方向の寄りが修正される。この揺動機構は本発明の要点外であるのでその説明は省略する。
また、加圧パッド部740は、SUS等の金属からなるベース741、シリコンゴム等からなる加圧パッド742、加圧パッド742と定着ベルト731の間に配置されたPIフィルム等からなる摺動シート743、等から構成されている。
入り口ローラー732と加圧パッド部740の間には、定着ベルト731の内面に潤滑剤(オイル)を塗布する潤滑剤塗布部材としてのオイル塗布ローラー735が設けられている。このオイル塗布ローラー735は定着ベルトユニット73のフレームである前側板110と後側板120との間に回転自由に位置固定されて配設してある。潤滑剤塗布部材735は回転自在のローラー形状に限られず、非回転の部材にすることもできる。
オイル塗布ローラー735は、主要構成要素として、軸芯の周りにオイル保持層と、その外周にさらにオイル塗布量制御層とを有し、その端面が当該オイル塗布量制御層を構成する多孔質膜の両端延長部の折り畳み部により覆われて成る。
上記のオイルは、耐熱性などの観点からシリコーンオイルが好適に使用され、中でも使用条件に応じて種々の粘度のものが使用されるが、粘度が高すぎるものは塗布時の流動性が劣るため、通常30,000cSt以下のものが使用される。かかるオイルの具体例としては、ジメチルシリコーンオイル、アミノ変性シリコーンオイル、フッ素変性シリコーンオイル等が挙げられるが、特にこれらに限定されるものではない。
上記の軸芯を構成する材料としては、例えば、アルミニウム、鉄、ステンレススチール、真鍮などが挙げられる。
前記のオイル保持層はオイル塗布ローラー735として塗布するオイルの大部分を含浸して保持する層であり、この層に含浸されたオイルが、オイル塗布量制御層を通って滲出して定着ベルト内面などに転写される。
オイル保持層を構成する素材としては、例えば、スポンジ、多孔質セラミックス体などの有機質または無機質の多孔質材料、紙、布などの有機質または無機質の繊維の織布または不織布を軸芯の周りに巻回したもの、等が挙げられる。中でもポリエステル繊維から構成された不織布が好適に使用される。
前記の塗布量制御層は、オイル保持層に含浸して保持され、必要により構成される後述のオイル移行層を経て、浸透してくるオイルを微少量ずつ適量に滲出させるために形成される。かかる塗布量制御層としては、通常、多孔質膜が使用され、ポリテトラフルオロエチレン膜(以下、PTFE多孔質膜という)が好適に使用される。
上記の多孔質膜の特性は、例えば、厚さが15〜130μmであり、平均直径が0.1〜2μmの孔が多数形成され、表面粗さRaが0.5〜2.0μm、空隙率が60〜90%である。また、B型ガーレー式デンソメーターにより測定されるガーレー数としての透気度が3〜1500(秒/100cc)のものが好適に使用される。
上記のようにして得られるオイルが含浸されていないもの、すなわち、オイル塗布ローラー構造体は、これにオイルを含浸させてオイル塗布ローラーとなる。
上記オイル塗布ローラー735により定着ベルト731の内面にオイルを塗布し定着ベルト731と摺動シート743との摩擦力を低減している。
図3を用いて、定着ローラー71と定着ベルト部73が圧接状態時(第一の状態)の定着ベルト部73の位置関係を説明する。
線Eは入り口ローラー732の上面と定着ローラー71の下面との2接線を通る直線(仮想線)であり、オイル塗布ローラー735の上面はこの線Eより上方(ベルト外側方向)に位置している。
線Fは入り口ローラー732の上面と分離ローラー733の上面との2接線を通る直線(仮想線)であり、オイル塗布ローラー735の上面は線Fより下方(ベルト内側方向)に位置している。
すなわち、オイル塗布ローラー735は、定着ニップ部Nよりも記録材搬送方向上流側の入り口ローラー732(第一のベルト懸回部材)と加圧パッド部740とにより張られた定着ベルト部分に対し定着ベルトの外側に食込む位置に配置される。かつ、入り口ローラー732と、定着ニップ部Nよりも記録材搬送方向下流側の分離ローラー(第二のベルト懸回部材)733により張られたベルト部分に対しその内側の位置に配置されている。
上記構成にすることで、図1・図3・図4aのように、定着ローラー71と定着ベルト部73が圧接状態時には、オイル塗布ローラー735の上面は線Eより上方(ベルト外側方向)に位置している。このため、オイル塗布ローラー735は定着ベルト731の内面に確実に当接する。そして、オイル塗布ローラー735内のオイルを定着ベルト731の内面に安定して一定量転写することにより、定着ベルト内面の摩耗防止を行っている。
一方、図4bのように、定着ローラー71と定着ベルト部73が離間状態時(圧接していない状態:第二の状態)には、オイル塗布ローラー735の上面は線Fより下方(ベルト内側方向)に位置している。そのため、オイル塗布ローラー735は定着ベルト731の内面と確実に離間する。そして、オイル塗布ローラー735が定着ベルト731から離間することにより、定着ローラー71と定着ベルト部73が離間状態時には、ベルト内面に発生する、加圧パット部での磨耗粉等によるオイル塗布ローラー735への汚れ防止を行っている。
また、定着装置構成によっては、ベルト加熱手段がない場合等の構成で、待機状態に定着ローラー71と定着ベルト部73とは離間していないが、加圧パット740が非圧接状態(図4c)の場合がある。上記構成の場合は、加圧パット740が非圧接状態であるためベルト内面の摺動抵抗は小さく、オイル塗布ローラー735から定着ベルト731にオイルを供給しなくてもベルト内面が摺動不良をおこすことはない。そのため、待機状態に定着ローラー71と定着ベルト部73とは離間していないが、加圧パット740が非圧接状態(図4c)でも、オイル塗布ローラー735への汚れ防止を行うことが可能である。すなわち、定着ローラー71と定着ベルト部73が離間状態時(図4b)と同様にオイル塗布ローラー735は定着ベルト731内面と確実に離間する構成とする。これにより、ベルト内面に発生する、加圧パット部での磨耗粉等によるオイル塗布ローラー735への汚れ防止を行うことが可能である。
次に、図5により、定着ローラー71に対する定着ベルト部73の加圧機構について説明する。
定着ベルト部73の両端には加圧機構75が設けられている。両側はほぼ同構成であり、図5では片側のみ図示して説明する。
定着入り口ローラー732の端部には軸受け732aが設けられ、ローラー加圧ホルダー751に軸受け732aが配置されている。また、分離ローラー733の端部にも軸受け733aが設けられローラー加圧ホルダー751に軸受け733aが配置されている。さらに分離ローラー端部にはワンウエイギア733bが取り付けられ、分離加圧ホルダー751に取り付けられた分離ローラーモーター762に取り付けられたギア763とかみ合っている。ワンウエイギア733bは分離ローラーモーター762が矢印R方向に回転したとき分離ローラー733を回転させ、分離ローラーモーター762が逆方向に回転して場合は分離ローラー733を回転させない。
加圧パッド部740のベース741の端部はパッド加圧ホルダー752に配置されている。
ローラー加圧ホルダー751、パッド加圧ホルダー752の下方には加圧ホルダー753が配置されている。ローラー加圧ホルダー751、パッド加圧ホルダー752、加圧ホルダー753は回動軸754を中心に回動自在に構成されている。
また、加圧ホルダー753とローラー加圧ホルダー751の間にはローラー加圧バネ757が配置され、加圧ホルダー753に固定されたガイド軸755はローラー加圧バネ内部を通り、ローラー加圧ホルダー751に設けられて穴を通り配置されている。
また、加圧ホルダー753とパッド加圧ホルダー752の間にはパッド加圧バネ758が配置され、加圧ホルダー753に固定されたガイド軸756はパッド加圧バネ内部を通り、パッド加圧ホルダー752に設けられて穴を通り配置されている。
加圧パッドホルダー753の側面には受部759が設けられ、その下には回動軸760に加圧カム761が設けられている。
図6aは定着ローラー71に定着ベルト部73が圧接されている状態(第一の状態)を示し、図6bは定着ローラー71から定着ベルト部73が退避している状態(圧接していない状態:第二の状態)を示している。
図6aにおいて、加圧カム761が回動軸760を中心に図示しない駆動系により回転し加圧カム761の長径761aが頂上に位置する状態にすると受部759が上方に押し上げられ、回動軸754を中心に加圧ホルダー753が矢印V方向に回転する。これによりローラー加圧バネ757によりローラー加圧ホルダー751が回動軸754を中心に回動して分離ローラー731が定着ローラー71に加圧力SFで圧接される。また、同様にパッド加圧バネ758によりパッド加圧ホルダー752が回動軸754を中心に回動して定着パッド部740が定着ローラー71に加圧力PFで圧接される。
この状態で矢印G方向に定着ローラー71を回転させると定着ベルト731も定着ローラー71に従動して矢印G方向に回転する。このとき分離ローラー731も、モーターは停止していてワンウエイギア733bにより分離ローラーが定着ベルト731を介して定着ローラー71に従動回転する。
記録材が矢印H方向から搬送されて定着ローラー71と定着ベルト731のニップMに挟持されると、定着ローラー71、定着ベルト731との熱で記録紙上のトナーが溶融され、定着加圧パッド部740の圧によりトナーが記録紙に押し付けられ定着する。
図6bにおいて、加圧カム761が回動軸760を中心に図示しない駆動系により回転し加圧カム761の短径761bが頂上に位置する状態にする。これにより、受部759が前記状態から下方に下げられ、回動軸754を中心に加圧ホルダー753が矢印W方向に回転する。このためローラー加圧バネ757の付勢力はガイド軸755のストッパ部により付加されなくなり、ローラー加圧ホルダー751が回動軸754を中心に回動して分離ローラー731が定着ローラー71から離間する。また、同様にパッド加圧バネ758の付勢力はガイド軸756のストッパ部により付加されなくなりパッド加圧ホルダー752が回動軸754を中心に回動して定着パッド部740が定着ローラー71から離間する。このとき図6bからも分かるようにオイル塗布ローラー735は定着ベルト731の内面と非接触状態になっている。
記録材のこない状態や、画像出力待ちのようなスタンバイ状態では本配置(第二の状態)にし、定着ローラー71から定着ベルト731、分離ローラー731、加圧パッド部740を離間させる。ここで定着ベルト731が停止しているとベルトヒ−タ781からの熱で入り口ローラー780との当接部分だけ定着ベルト731の温度が高くなってしまう。そこで、分離ローラーモーター762を矢印R方向(図5)に回転させる。そうすると、定着ベルト731は矢印J方向(図6b)に回転する。この時、オイル塗布ローラー735が定着ベルト731の内面と非接触状態になって定着ベルト内面にオイルを供給しなくても、加圧パッド部740が定着ローラー71から離間している。そのため、定着ベルト731の内面に発生する摺動抵抗はわずかで定着ベルト731の内面に大きな摩耗は発生しない。
以上説明したように、待機状態時には、定着ローラー71に対して定着ベルト731とオイル塗布ローラー735は接触していないので、オイル塗布ローラーの長寿命化が達成できる。
図7は実施例2を説明する図である。オイル塗布ローラー735は長手両端をそれぞれレバ−200で支持されている。レバ−200は定着ベルトユニット73に設けた軸201を中心に回動自在になっている。そして、レバ−端部200aは定着装置に設けられた定置のストッパ202と当接可能となている。
図7aは、定着ローラー71と定着ベルトユニット73の圧接状態時(第一の状態)を示している。この状態時には、レバー200の軸201がストッパ202と略同じ位置レベルとなり、オイル塗布ローラー735が定着ベルト731の内面に当接する方向にレバー200が回動した状態に保持される。これにより、オイル塗布ローラー735が定着ベルト731の内面に当接している。
図7bは、定着ローラー71と定着ベルト部73が離間状態時(第二の状態)を示している。この状態時には、レバー200の軸201の位置がストッパ202から少し離れて且つ下方に移動することから、オイル塗布ローラー735が定着ベルト731の内面から離間する方向にレバー200が自重で回動した状態に保持される。これにより、オイル塗布ローラー735が定着ベルト731の内面から離間する。
すなわち、図7aの第一の状態から図7bの第二の状態への移行動作と連動してオイル塗布ローラー735が定着ベルト731の内面から離間する方向に位置移動する。逆に図7bの第二の状態から図7aの第一の状態への移行動作と連動してオイル塗布ローラー735が定着ベルト731の内面に接触する方向に位置移動する。
上記構成にすることで、実施例1と同様の効果が得られる。
実施例1の定着装置の断面模式図 定着ベルトユニット73の外観斜視図 図1の部分的拡大図 第一の状態時の図 第二の状態時の図 他の構成の場合の第二の状態時の図 加圧機構の斜視図 第一の状態時の加圧機構図 第二の状態時の加圧機構図 実施例2の定着装置の第一の状態時の図 第二の状態時の図 画像形成装置の一例の概略構成模型図 画像形成ステーション部分の拡大図
符号の説明
1・・・定着装置、71・・・定着ローラー、73・・・定着ベルト部、731・・・定着ベルト、732・・・入り口ローラー、733・・・分離ローラー、735・・・オイル塗布ローラー、740・・・加圧パッド部

Claims (7)

  1. 記録材上の画像を加熱ニップにて加熱する加熱回転体と、前記加熱回転体との間で前記加熱ニップを形成するエンドレスベルトと、前記加熱ニップにおいて前記ベルト内面と摺動自在に設けられ前記ベルトを前記加熱回転体に向けて圧接する加圧部材と、前記ベルト内面に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布部材と、を有する画像加熱装置において、
    前記ベルトが前記加熱回転体に圧接した状態のとき前記潤滑剤塗布部材は前記ベルトに当接しており、前記ベルトが前記加熱回転体に圧接していない状態のとき前記潤滑剤塗布部材は前記ベルト内面から離間していることを特徴とする画像加熱装置。
  2. 前記ベルトは複数のベルト懸回部材間に懸回支持されており、前記潤滑材塗布部材は、前記ベルトが前記加熱回転体に圧接した状態において、前記加熱ニップよりも記録材搬送方向上流側の第一のベルト懸回部材と前記加圧部材とにより張られたベルト部分に対し前記ベルトの外側に食込む位置に配置され、かつ前記第一のベルト懸回部材と、前記加熱ニップよりも記録材搬送方向下流側の第二のベルト懸回部材により張られたベルト部分に対しその内側の位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の画像加熱装置。
  3. 前記ベルトは少なくとも1つ以上のベルト懸回部材によりベルト外側に付勢されていることを特徴とする請求項2に記載の画像加熱装置。
  4. 前記ベルトと、前記第一のベルト懸回部材と、前記第二のベルト懸回部材と、前記加圧部材とは一つのフレ−ムで支持されており、前記潤滑剤塗布部材は前記フレ−ムに固定されていることを特徴とする請求項2または3に記載の画像加熱装置。
  5. 前記潤滑剤塗布部材はローラー形状をしており、前記フレ−ムに回転自在に固定されていることを特徴とする請求項4に記載の画像加熱装置。
  6. 前記潤滑剤塗布部材はシリコ−ンオイルを含浸していることを特徴とする請求項1から5の何れか1つに記載の画像加熱装置。
  7. 前記潤滑剤塗布部材は、前記ベルトが前記加熱回転体に圧接した状態から前記ベルトが前記加熱回転体に圧接していない状態への移行動作と連動して位置を移動することを特徴とした請求項1に記載の画像加熱装置。
JP2005265875A 2005-09-13 2005-09-13 画像加熱装置 Expired - Fee Related JP4759350B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005265875A JP4759350B2 (ja) 2005-09-13 2005-09-13 画像加熱装置
US11/455,860 US7392006B2 (en) 2005-09-13 2006-06-20 Image heating apparatus
CN200610099771.6A CN1932684B (zh) 2005-09-13 2006-06-30 图像加热装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005265875A JP4759350B2 (ja) 2005-09-13 2005-09-13 画像加熱装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007079036A true JP2007079036A (ja) 2007-03-29
JP4759350B2 JP4759350B2 (ja) 2011-08-31

Family

ID=37855293

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005265875A Expired - Fee Related JP4759350B2 (ja) 2005-09-13 2005-09-13 画像加熱装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7392006B2 (ja)
JP (1) JP4759350B2 (ja)
CN (1) CN1932684B (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009145374A (ja) * 2007-12-11 2009-07-02 Konica Minolta Business Technologies Inc 定着装置、当該定着装置を具備した画像形成装置
JP2011017966A (ja) * 2009-07-10 2011-01-27 Canon Inc ベルト搬送装置及び画像加熱装置
US8014710B2 (en) 2008-02-18 2011-09-06 Canon Kabushiki Kaisha Conveyor-belt apparatus and image heating apparatus
US8326200B2 (en) 2009-06-12 2012-12-04 Fuji Xerox Co., Ltd. Fixing device, image forming apparatus and method of controlling fixing device
US8401447B2 (en) 2009-08-24 2013-03-19 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image forming apparatus
US9014608B2 (en) 2011-06-21 2015-04-21 Canon Kabushiki Kaisha Image heating apparatus
JP2017134270A (ja) * 2016-01-28 2017-08-03 コニカミノルタ株式会社 定着装置、画像形成装置、定着装置の制御方法、および定着装置の制御プログラム
US11513458B2 (en) 2020-06-24 2022-11-29 Canon Kabushiki Kaisha Fixing apparatus including lubricant guiding portion
US11796943B2 (en) 2021-06-29 2023-10-24 Canon Kabushiki Kaisha Fixing device and image forming apparatus

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008063124A (ja) * 2006-09-11 2008-03-21 Canon Inc 画像形成システム
US20080131161A1 (en) * 2006-11-30 2008-06-05 Kabushiki Kaisha Toshiba Fixing apparatus of image forming apparatus
JP5142582B2 (ja) * 2007-04-20 2013-02-13 キヤノン株式会社 画像加熱装置
US7664452B2 (en) * 2007-05-22 2010-02-16 Kyocera Mita Corporation Fixing device, and image forming apparatus provided with the same
JP2009020158A (ja) * 2007-07-10 2009-01-29 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP5365908B2 (ja) * 2008-06-16 2013-12-11 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
TWI384845B (zh) * 2008-12-31 2013-02-01 Inventec Appliances Corp 可攜式通訊裝置及其來電告知控制方法
JP2018120121A (ja) * 2017-01-26 2018-08-02 株式会社東芝 定着装置
JP6897293B2 (ja) * 2017-05-11 2021-06-30 株式会社リコー 定着装置、及び、画像形成装置
CN114798746B (zh) * 2022-06-28 2022-09-06 南通霄阳机械有限公司 一种精品钢材制备用的冷轧处理装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1145018A (ja) * 1997-07-28 1999-02-16 Fuji Xerox Co Ltd 定着装置
JPH11194647A (ja) * 1998-01-07 1999-07-21 Fuji Xerox Co Ltd 定着装置
JP2002148985A (ja) * 2000-11-10 2002-05-22 Fuji Xerox Co Ltd 定着装置
JP2003076205A (ja) * 2001-09-05 2003-03-14 Fuji Xerox Co Ltd 定着装置および定着装置の定着圧力調節方法
JP2003195671A (ja) * 2001-12-28 2003-07-09 Ricoh Co Ltd 定着装置及びその定着装置を具備する画像形成装置
JP2004198700A (ja) * 2002-12-18 2004-07-15 Fuji Xerox Co Ltd オイル塗布装置、定着装置および画像形成装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4359963A (en) * 1979-04-28 1982-11-23 Canon Kabushiki Kaisha Fixing device
JPS61132972A (ja) 1984-12-03 1986-06-20 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 定着装置
JPH04284481A (ja) * 1991-03-14 1992-10-09 Hitachi Koki Co Ltd 熱定着装置
JPH11194642A (ja) 1998-01-05 1999-07-21 Nec Niigata Ltd 定着器
JP4136210B2 (ja) * 1999-07-30 2008-08-20 キヤノン株式会社 加熱装置及び画像形成装置
JP4592040B2 (ja) * 1999-11-11 2010-12-01 キヤノン株式会社 画像形成装置用電源装置及びそれを用いた画像形成装置並びに定着装置
CN100412720C (zh) * 2003-12-19 2008-08-20 理光打印系统有限公司 定影装置及成像装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1145018A (ja) * 1997-07-28 1999-02-16 Fuji Xerox Co Ltd 定着装置
JPH11194647A (ja) * 1998-01-07 1999-07-21 Fuji Xerox Co Ltd 定着装置
JP2002148985A (ja) * 2000-11-10 2002-05-22 Fuji Xerox Co Ltd 定着装置
JP2003076205A (ja) * 2001-09-05 2003-03-14 Fuji Xerox Co Ltd 定着装置および定着装置の定着圧力調節方法
JP2003195671A (ja) * 2001-12-28 2003-07-09 Ricoh Co Ltd 定着装置及びその定着装置を具備する画像形成装置
JP2004198700A (ja) * 2002-12-18 2004-07-15 Fuji Xerox Co Ltd オイル塗布装置、定着装置および画像形成装置

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009145374A (ja) * 2007-12-11 2009-07-02 Konica Minolta Business Technologies Inc 定着装置、当該定着装置を具備した画像形成装置
JP4678024B2 (ja) * 2007-12-11 2011-04-27 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 定着装置、当該定着装置を具備した画像形成装置
US8014710B2 (en) 2008-02-18 2011-09-06 Canon Kabushiki Kaisha Conveyor-belt apparatus and image heating apparatus
US8326200B2 (en) 2009-06-12 2012-12-04 Fuji Xerox Co., Ltd. Fixing device, image forming apparatus and method of controlling fixing device
JP2011017966A (ja) * 2009-07-10 2011-01-27 Canon Inc ベルト搬送装置及び画像加熱装置
US8401447B2 (en) 2009-08-24 2013-03-19 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image forming apparatus
US9014608B2 (en) 2011-06-21 2015-04-21 Canon Kabushiki Kaisha Image heating apparatus
KR101548037B1 (ko) * 2011-06-21 2015-08-27 캐논 가부시끼가이샤 화상 가열 장치
JP2017134270A (ja) * 2016-01-28 2017-08-03 コニカミノルタ株式会社 定着装置、画像形成装置、定着装置の制御方法、および定着装置の制御プログラム
US11513458B2 (en) 2020-06-24 2022-11-29 Canon Kabushiki Kaisha Fixing apparatus including lubricant guiding portion
US11796943B2 (en) 2021-06-29 2023-10-24 Canon Kabushiki Kaisha Fixing device and image forming apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
US20070059060A1 (en) 2007-03-15
CN1932684A (zh) 2007-03-21
US7392006B2 (en) 2008-06-24
JP4759350B2 (ja) 2011-08-31
CN1932684B (zh) 2010-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4759350B2 (ja) 画像加熱装置
JP4533233B2 (ja) 画像加熱装置
JP4241476B2 (ja) 画像加熱装置及び画像形成装置
JP4793464B2 (ja) 定着装置及びこれを用いた画像形成装置
US7392005B2 (en) Image heating apparatus
JP5517591B2 (ja) 定着装置
US20090035034A1 (en) Fixing device and image forming apparatus using the same
JP2005292567A5 (ja)
JP4855814B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5447915B2 (ja) トナーによる像を印刷媒体に定着または転写定着させるための装置および方法
JP5550271B2 (ja) 画像加熱装置
JP2004226815A (ja) 加熱装置及び画像形成装置
JP5494046B2 (ja) 画像形成装置
JP6278832B2 (ja) 画像形成装置
JP2009193028A (ja) 画像加熱装置
JP2007079037A (ja) 画像加熱装置
JP6171563B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
KR100849341B1 (ko) 화상 가열 장치
JP4725080B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP4651421B2 (ja) 定着装置、および該定着装置を備えた画像形成装置
JP2005292713A (ja) ベルト定着装置
JP2008051887A (ja) ウェブシートを用いたクリーニング装置
JP2006126467A (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2001083821A (ja) 定着装置
JP5963513B2 (ja) 定着装置及びそれを備えた画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080821

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101124

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110124

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110531

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110606

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4759350

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140610

Year of fee payment: 3

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D03

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees