JP2007077900A - 二段過給システム - Google Patents

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Abstract

【課題】排気の流量が極めて少ない状態での運転に適した二段過給システムを提供する。
【解決手段】エンジン1から送出される排気Gによって大径タービン8を作動させ且つ大径コンプレッサ9で吸気Aを圧縮するターボチャージャ17と、大径タービン8から送出される排気Gによって小径タービン3を作動させ且つ大径コンプレッサ9から送出される吸気Aを小径コンプレッサ4で圧縮してエンジン1へ送給するターボチャージャ18と、小径タービン3の排気流入口から排気送出口へ至るバイパス通路19と、エンジン排気経路の大径タービン8よりも上流側から小径タービン3の排気流入口に至るバイパス通路21と、大径コンプレッサ9の空気吸入口の上流側から小径コンプレッサ4の空気吸入口の上流側に至るバイパス通路23と、ターボチャージャ17の機能を停止させるストップバルブ25,26を設けている。
【選択図】図1

Description

本発明は二段過給システムに関するものである。
近年、エンジン排気経路から分流した排気を水冷式の管形熱交換器であるEGRクーラ(EGR:Exhaust Gas Recirculation)により冷却したうえエンジン吸気経路へ戻し、燃焼温度を下げてNOxの発生を低減させる排気再循環が一般的に行なわれている。
排気容量を変えずにエンジンの出力を高めるためには、1サイクルあたりの燃料噴射量を多くするとともに、ターボチャージャにより過給圧を上げてシリンダへの吸気の送給量を増やす必要がある。
また、吸気の送給量を減らさずに高EGR率を達成するためにも、ターボチャージャを用いて過給圧を上げる必要がある。
そこで、高圧力比が得られる二段過給システムをエンジンに採用することが提案されている(例えば、非特許文献1参照)。
図3は従来の二段過給システムの一例であり、車載のエンジン1の排気マニホールド2から直に送出される排気Gによって小径タービン3を作動させ且つ小径コンプレッサ4で圧縮した吸気Aをエンジン1の吸気マニホールド5へ送給するターボチャージャ6と、小径タービン3から送出される排気G、あるいは当該小径タービン3の排気流入口の上流側から排気送出口の下流側へ至る小径タービン3用のバイパス通路7を経た排気Gによって大径タービン8を作動させ且つ大径コンプレッサ9で圧縮した吸気Aを前記小径コンプレッサ4へ送給するターボチャージャ10とを備え、前記バイパス通路7には、小径タービン3に対応するバイパスバルブ11が組み込んである。
更に、大径コンプレッサ9の空気吐出口と小径コンプレッサ4の空気吸入口の間には、インタクーラ12が介装してあり、小径コンプレッサ4の空気吐出口とエンジン1の吸気マニホールド5の間には、アフタクーラ13が介装してある。
この他に、エンジン排気経路の小径タービン3よりも上流側(具体的には排気マニホールド2)からエンジン吸気経路のアフタクーラ13よりも下流側(具体的には吸気マニホールド5)へ至るEGR管路14を設け、当該EGR管路14に、分流した排気Gを冷却するEGRクーラ15と、エンジン吸気経路へ還流すべき排気Gの流量を調整するEGRバルブ16を組み込んでいる。
エンジン1が稼働状態であるとき、排気マニホールド2から送出される排気Gの大部分は小径タービン3へ流入して小径コンプレッサ4を駆動した後、大径タービン8へ流入して大径コンプレッサ9を駆動する。
大径コンプレッサ9に流入し且つ圧縮された吸気Aは、インタクーラ12を経て小径コンプレッサ4に送給され、当該小径コンプレッサ4で再び圧縮されたうえ、アフタクーラ13を経て吸気マニホールド5へ送給される。
よって、シリンダへの吸気Aの送給量が増加し、1サイクルあたりの燃料噴射量を多くすれば、エンジン1の出力を高めることができる。
排気Gの一部は、排気マニホールド2からEGR管路14へ流入し、EGRクーラ15で冷却され且つEGRバルブ16で流量調整が行なわれた排気Gが、吸気Aとともに吸気マニホールド5へ送給される。
前述のように、吸気Aを大径コンプレッサ9及び小径コンプレッサ4で二回にわたり圧縮しているので高圧力比が得られ、EGR率を高くでき、よって、シリンダ内の更なる燃焼温度の低下が図られ、NOxの発生を低減させることができる。
更に、エンジン1が高回転数域に達した際には、小径タービン3の能力を上回るような高エネルギ(大流量で高圧力)の排気Gが当該小径タービン3に流れ込むことがないように(タービン内の圧力過上昇抑制と過回転防止のため)バイパスバルブ11を開き、排気Gの一部をバイパス通路7から大径タービン8に導くようにしている。
エフ・ミロ(F. Millo)、エフ・マラモ(F. Mallamo)、ジー・ジャニオ・メゴ(G. Ganio Mego) ザ・ポテンシャル・オブ・デュアル・ステージ・ターボチャージング・アンド・ミラー・サイクル・フォー・エッチディー・ディーゼル・エンジン(The Potential of Dual Stage Turbocharging and Miller Cycle for HD Diesel Engines) エスエーイー・ペーパー(SAE Paper)2005-01-0221
図3に示す二段過給システムにおいて高EGR率を実現した場合、エンジン1から送出される排気Gの温度が相対的に低くなるとともに、タービン3,8への排気Gの流入量が減り、これらタービン3,8の駆動力が不足する。
タービン3,8の駆動力不足を解消するのには、膨張比を大きくするか、タービン入口温度を上昇させることが有効であるが、膨張比を大きくすることはポンピングロスの増加につながり、燃費を悪化させることになる。
そこで、図4に示すように、大径タービン8を小径タービン3よりも排気経路の上流側に設置した二段過給システムが考えられる。
この二段過給システムは、車載のエンジン1の排気マニホールド2から直に送出される排気Gによって大径タービン8を作動させ且つ大径コンプレッサ9で吸気Aを圧縮するターボチャージャ17と、大径タービン8から送出される排気Gによって小径タービン3を作動させ且つ大径コンプレッサ9から送出される吸気Aを小径コンプレッサ4で圧縮してエンジン1の吸気マニホールド5へ送給するターボチャージャ18と、小径タービン3の排気流入口の上流側から排気送出口の下流側へ至る小径タービン3用のバイパス通路19とを備え、当該バイパス通路19には、小径タービン3に対応するバイパスバルブ20が組み込である。
エンジン1が稼働状態であるとき、排気マニホールド2から送出される排気Gの大部分は大径タービン8へ流入して大径コンプレッサ9を駆動した後、小径タービン3へ流入して小径コンプレッサ4を駆動する。
大径コンプレッサ9に流入し且つ圧縮された吸気Aは、インタクーラ12を経て小径コンプレッサ4に送給され、当該小径コンプレッサ4で再び圧縮されたうえ、アフタクーラ13を経て吸気マニホールド5へ送給される。
しかしながら、図4に示す二段過給システムでは、排気Gが大径タービン8で膨張した分だけ小径タービン3の排気流入口温度が低下するため、エンジン1が送出する排気Gの流量が極めて運転条件だと、大径タービン8での仕事がむしろ抵抗になって小径タービン3が充分な駆動力を得られない。
本発明は上述した実情に鑑みてなしたもので、大径タービンを小径タービンよりも排気経路の上流側に設置した二段過給システムにおいて、排気の流量が極めて少ない際に小径タービンの駆動力を上げられるようにすることを目的としている。
上記目的を達成するため本発明は、エンジンの排気の流量が極めて少ない場合に、小径タービン及び小径コンプレッサを有効に活用するために、大径タービン及び小径タービンに対して、それぞれバイパス通路とバイパスバルブを設け、大径タービン及び大径コンプレッサの入口上流部にそれぞれストップバルブを設ける。
具体的には、エンジンから直に送出される排気によって大径タービンを作動させ且つ大径コンプレッサで吸気を圧縮する第1のターボチャージャと、前記大径タービンから送出される排気によって小径タービンを作動させ且つ大径コンプレッサから送出される吸気を小径コンプレッサで圧縮してエンジンへ送給する第2のターボチャージャと、小径タービンの排気流入口の上流側から排気送出口の下流側へ至る第1のバイパス通路と、エンジン排気経路の大径タービンよりも上流側から小径タービンの排気流入口の上流側に至る第2のバイパス通路と、大径コンプレッサの空気吸入口の上流側から小径コンプレッサの空気吸入口の上流側に至る第3のバイパス通路とを備え、第1、第2、第3のバイパス通路のそれぞれにバイパスバルブを組み込み、大径タービンの排気流入口を塞ぐストップバルブと大径コンプレッサの空気吸入口を塞ぐストップバルブを設けた構成を採る。
また、エンジン排気経路の大径タービンよりも上流側からエンジン吸気経路の小径コンプレッサよりも下流側へ至るEGR管路を設け、当該EGR管路にEGRクーラとEGRバルブを組み込んだ構成を採るようにする。
すなわち、エンジンの排気が大流量である場合、高エネルギの排気を大径タービンに導き、大径コンプレッサの駆動力に変換して吸気を圧縮する。
エンジンの排気が大流量で、大径コンプレッサから送出される吸気流量が小径コンプレッサの能力を上回りそうな場合には第1のバイパス通路のバイパスバルブを開き、大径タービンが送出する排気の一部を第1のバイパス通路によって小径タービンの下流側へ導く。
エンジンの排気の流量が少ない場合、あるいは極めて少ない場合には、全てのストップバルブを閉じて大径タービンと大径コンプレッサの機能を停止させたうえ、第2のバイパス通路のバイパスバルブと第3のバイパス通路のバイパスバルブの双方を開いてエンジンが送出する排気を小径タービンに送給し、当該小径タービンと小径コンプレッサのみを機能させる。
本発明の二段過給システムによれば、下記のような優れた効果を奏し得る。
(1)エンジンの排気が大流量である場合は、エンジンから直に送出される高温の排気を大径タービンに導くので、エンジン高回転数域において、大径タービンが排気エネルギを有効に利用することができ、これにより、大径タービンの駆動力増大に伴う高圧力比を実現できる。
(2)エンジンの排気の流量が少ない場合、あるいは極めて少ない場合に、第2の倍バス通路のバイパスバルブを開き、小径タービンの入口温度の上昇を図るようにすれば、小径タービンの駆動力を高めることができ、小径コンプレッサを有する第2のターボチャージャが主に仕事をする系、すなわち、排気の流量が少ない場合に適した系を選択的に構築できる。
(3)エンジンの排気の流量が極めて少ない場合、全てのストップバルブを閉じて大径タービンと大径コンプレッサの機能を停止させたうえ、第2のバイパス通路のバイパスバルブと第3のバイパス通路のバイパスバルブの双方を開いて、エンジンが送出する排気を小径タービンだけに導くようにすれば、小径コンプレッサを有する第2のターボチャージャのみが仕事をする系、すなわち、排気の流量が極めて少ない場合に適した系を選択的に構築できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1及び図2は本発明の二段過給システムの一例であり、図中、図3及び図4と同一の符号を付した部分は同一物を表している。
この二段過給システムは、車載のエンジン1の排気マニホールド2から直に送出される排気Gによって大径タービン8を作動させ且つ大径コンプレッサ9で吸気Aを圧縮するターボチャージャ17と、大径タービン8から送出される排気Gによって小径タービン3を作動させ且つ大径コンプレッサ9から送出される吸気Aを小径コンプレッサ4で圧縮してエンジン1の吸気マニホールド5へ送給するターボチャージャ18と、小径タービン3の排気流入口の上流側から排気送出口の下流側へ至る第1のバイパス通路19と、エンジン排気経路の大径タービン8よりも上流側(具体的には排気マニホールド2)から小径タービン3の排気流入口の上流側に至る第2のバイパス通路21と、大径コンプレッサ9の空気吸入口の上流側から小径コンプレッサ4の空気吸入口の上流側に至る第3のバイパス通路23とを備えている。
第1、第2、第3のバイパス通路19,21,23には、第1、第2、第3のバイパスバルブ20,22,24がそれぞれ組み込んである。
大径タービン8の上流側には、その排気流入口への排気Gの送給を停止するためのストップバルブ25が設けてあり、大径コンプレッサ9の上流側には、その空気吸入口への吸気Aの送給を停止するためのストップバルブ26が設けてある。
更に、大径コンプレッサ9の空気吐出口と小径コンプレッサ4の空気吸入口の間(但し第3のバイパスバルブ24よりも下流側)には、インタクーラ12が介装してあり、小径コンプレッサ4の空気吐出口とエンジン1の吸気マニホールド5の間には、アフタクーラ13が介装してある。
この他に、エンジン排気経路の大径タービン8よりも上流側(具体的には排気マニホールド2)からエンジン吸気経路のアフタクーラ13よりも下流側(具体的には吸気マニホールド5)へ至るEGR管路14を設け、当該EGR管路14に、分流した排気Gを冷却するEGRクーラ15と、エンジン吸気経路へ還流すべき排気Gの流量を調整するEGRバルブ16を組み込んでいる。
ターボチャージャ17に付帯しているストップバルブ25,26の双方を開き、第1、第2、第3のバイパスバルブ20,22,24を閉じておくと、排気マニホールド2から送出される排気Gの大部分は大径タービン8へ流入して大径コンプレッサ9を駆動した後、小径タービン3へ流入して小径コンプレッサ4を駆動する(図1参照)。
大径コンプレッサ9に流入し且つ圧縮された吸気Aは、インタクーラ12を経て小径コンプレッサ4に送給され、当該小径コンプレッサ4で再び圧縮されたうえ、アフタクーラ13を経て吸気マニホールド5へ送給される。
よって、シリンダに送給すべき吸気流量が増え、1サイクルあたりの燃料噴射量を多くすれば、エンジンの出力を高めることができる。
排気Gの一部は、排気マニホールド2からEGR管路14へ流入し、EGRクーラ15で冷却され且つEGRバルブ16で流量調整が行なわれた排気Gが、吸気Aとともに吸気マニホールド5へ送給される。
前述のように、吸気Aを大径コンプレッサ9及び小径コンプレッサ4で二回にわたり圧縮しているので高圧力比が得られ、EGR率を高くでき、よって、シリンダ内の更なる燃焼温度の低下が図られ、NOxの発生を低減させることができる。
エンジン1の排気Gが大流量である場合には、大径コンプレッサ9から送出される吸気Aの流量が小径コンプレッサ4の能力を上回りそうな際には第1のバイパスバルブ20を開き、大径タービン8が送出する排気Gの一部を第1のバイパス通路19によって小径タービン3の下流側へ導くようにし(小径コンプレッサ4の回転が大径コンプレッサ9で圧縮された吸気Aの流れを阻害しない程度に)、小径タービン3内の圧力過上昇抑制と過回転防止を図る。
また、エンジン1の排気Gの流量が少ない場合、あるいは極めて少ない場合は、ターボチャージャ17に付帯しているストップバルブ25,26を閉じて大径タービン8と大径コンプレッサ9の機能を停止させたうえ、第2のバイパスバルブ22と第3のバイパスバルブ24の双方を開き且つ第1のバイパスバルブ20を閉じて、エンジン1が送出する排気Gを小径タービン3だけに導くようにすれば(図2参照)、当該小径タービン3と小径コンプレッサ4からなるターボチャージャ18だけを選択的に且つ効率よく稼働させることができる。
なお、本発明の二段過給システムは、上述の実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において変更を加え得ることは勿論である。
本発明の二段過給システムは、様々な内燃機関に適用できる。
本発明の二段過給システムの一例においてエンジンの排気が大流量である場合を示す概念図である。 本発明の二段過給システムの一例においてエンジンの排気の流量が極めて少ない場合を示す概念図である。 従来の二段過給システムの一例を示す概念図である。 大径タービンを排気経路の上流側に設置した二段過給システムの一例を示す概念図である。
符号の説明
1 エンジン
2 排気マニホールド(排気経路)
3 小径タービン
4 小径コンプレッサ
5 吸気マニホールド(吸気経路)
8 大径タービン
9 大径コンプレッサ
14 EGR管路
15 EGRクーラ
16 EGRバルブ
17 ターボチャージャ(第1のターボチャージャ)
18 ターボチャージャ(第2のターボチャージャ)
19 第1のバイパス通路
20 第1のバイパスバルブ
21 第2のバイパス通路
22 第2のバイパスバルブ
23 第3のバイパス通路
24 第3のバイパスバルブ
25 ストップバルブ
26 ストップバルブ
A 吸気
G 排気

Claims (2)

  1. エンジンから直に送出される排気によって大径タービンを作動させ且つ大径コンプレッサで吸気を圧縮する第1のターボチャージャと、前記大径タービンから送出される排気によって小径タービンを作動させ且つ大径コンプレッサから送出される吸気を小径コンプレッサで圧縮してエンジンへ送給する第2のターボチャージャと、小径タービンの排気流入口の上流側から排気送出口の下流側へ至る第1のバイパス通路と、エンジン排気経路の大径タービンよりも上流側から小径タービンの排気流入口の上流側に至る第2のバイパス通路と、大径コンプレッサの空気吸入口の上流側から小径コンプレッサの空気吸入口の上流側に至る第3のバイパス通路とを備え、第1、第2、第3のバイパス通路のそれぞれにバイパスバルブを組み込み、大径タービンの排気流入口を塞ぐストップバルブと大径コンプレッサの空気吸入口を塞ぐストップバルブを設けたことを特徴とする二段過給システム。
  2. エンジン排気経路の大径タービンよりも上流側からエンジン吸気経路の小径コンプレッサよりも下流側へ至るEGR管路を設け、当該EGR管路にEGRクーラとEGRバルブを組み込んだ請求項1に記載の二段過給システム。
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