JP2005133651A - 過給装置付きエンジン - Google Patents

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Abstract

【課題】 過給装置付きエンジンの小型化、当該装置の占めるスペースの狭小化、あるいは効率化を実現し、その構成・構造を簡易なものとする。
【解決手段】 エンジン(150)から延びるエキゾーストマニホールド(502)と、これにそのタービンの入口が接続された高圧ターボ(42)と、高圧ターボのタービンの出口にその一端が接続されたエルボ管(501)と、エルボ管の他端に接続されるとともに排気ガスを流通させるための排気流通口が形成され、かつ、エキゾーストマニホールドと一体的に形成された低圧ターボ載置部(520)と、そのタービンの入口が排気流通口に接続され低圧ターボ載置部に載置される低圧ターボ(41)と、エキゾーストマニホールドから延びエルボ管に接続される高圧ターボバイパス管(174)と、高圧ターボバイパス管において排気ガスを流通させ又は該排気ガスの流通を阻止するバルブとを備えている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、過給装置付きエンジンの技術分野に属する。
過給装置付きエンジンとしては、従来、いわゆる2ステージターボシステムが知られている。これは、エンジンの吸排気管に低圧ターボ及び高圧ターボを備えた構成からなり、第1に低圧ターボによる過給、第2に高圧ターボによる過給という二段の過給が行えるようになっているものである。このような2ステージターボシステムとしては、種々の構成が提案されている。例えば、大型ターボ(前述の低圧ターボに該当する。)と小型ターボ(前述の高圧ターボに該当する。)のうち、後者を迂回する排気バイパス通路及び排気切替弁を設け、この排気切替弁の開閉に応じて燃料噴射装置のパイロット噴射の実施又は停止を制御するもの(特許文献1)、あるいは前記エンジンの回転数に応じて低圧ターボ及び高圧ターボを使い分けるもの、具体的には、エンジンの回転数が低い領域では小流量領域での作動に適した小型ターボで主に過給を行い、逆に回転数が高い領域では大流量領域での作動に適した大型ターボのみで過給を行うもの(特許文献2)、などである。後者の場合には、上述のような小型ターボ及び大型ターボの使い分けを実現するために、吸気側及び排気側の適宜の位置にバイパス弁及び切替弁を設ける(ちなみに、特許文献2の発明自体は、インタークーラバイパス制御装置に関する。)。
特許文献1では、パイロット噴射の有無を決定する制御回路の単純化が可能になるという効果が得られ、特許文献2では、エンジンの全負荷領域にわたって適切な過給を得ることが可能になるという効果が得られる。
特開平3−290028号公報 特開平4−136424号公報
しかしながら、上述のような2ステージターボシステムには次のような問題点ある。すなわち、かかる2ステージターボシステムでは、エンジンに加えて2台のターボを設ける必要がある以上、その配置方法ないしレイアウトが困難になるということである。例えば、これらエンジン及び2台のターボを特別な考慮を払うことなく配置(従来においては、2台のターボを単純に水平に配置したり、大型ターボをより下方に配置したりしていた。)するのでは、当該過給装置付きエンジンを設置するためのスペースが必要以上に大きくなってしまい、その結果、これを搭載する車両等の大型化を招くことになってしまう。といって、前記のような過給態様を実現するためには、2台のターボの配置関係には自ずと制約(高圧ターボが上流側で、低圧ターボが下流側に等)が伴い、小型化を達成するための自由なレイアウトが完全に許されるわけではない。このように、所望の性能を享受しつつ小型化を図るということは、いわばトレードオフの関係にあって、両要請を満足させるのは一般に困難であることになる。
また、過給装置付きエンジンを車両等に搭載する場合、当該過給装置付きエンジンの周囲には、その他の各種の要素(例えば、マニバータ等)を設置する必要があるが、上述した事情から、当該他の要素の設置場所の確保についても困難が伴うことになる。
これらの点につき、前記の特許文献1及び2、あるいは公知となっている多くの文献においても、特別な配慮がなされているわけではなく、この問題は有効に解消されるには至っていない。
また、前記の特許文献1及び2にも開示されているように、2ステージターボによる効果的な過給を行うためには、一般に切替バルブ(例えば、前記の排気切替弁)を設ける場合が多く、それに伴って当該過給装置付きエンジンの構成・構造が複雑になるという点も問題である。特に、コンプレッサ側及びタービン側の双方に切替バルブを設ける形態では、この問題点はより顕著になる。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、装置全体の小型化が達成される結果、当該装置の占めるスペースの狭小化、あるいは効率化が実現されるとともに、その構成・構造が簡易となる過給装置付きエンジンを提供することを課題とする。
〔1〕
本発明の過給装置付きエンジンは、上記課題を解決するため、エンジンと、該エンジンから延びる複数の配管部と該複数の配管部が集合された集合部とからなり該エンジンから排出される排気ガスが流通するエキゾーストマニホールドと、前記集合部にそのタービンの入口が接続された高圧ターボと、該高圧ターボのタービンの出口にその一端が接続されたエルボ管と、該エルボ管の他端に接続されるとともに前記排気ガスを流通させるための排気流通口が形成され、かつ、前記エキゾーストマニホールドと一体的に形成された低圧ターボ載置部と、そのタービンの入口が前記排気流通口に接続され前記低圧ターボ載置部に載置される低圧ターボと、前記エキゾーストマニホールドから延び前記エルボ管に接続される高圧ターボバイパス管と、該高圧ターボバイパス管において前記排気ガスを流通させ又は該排気ガスの流通を阻止するバルブとを備えている。
本発明の過給装置付きエンジンによれば、まず、エンジンから排出される排気ガスの流れが、エキゾーストマニホールド、高圧ターボ、エルボ管、低圧ターボ載置部の排気流通口及び低圧ターボというように実現されることになる。ここでエルボ管とは、その入口におけるガスの流通方向と出口におけるそれとが所定の角度(典型的には約90度)をもつように屈曲した配管をいい、一体的に形成されていてもよいが、複数の配管を繋ぎ合わすことによって形成されていてもよい。したがって、本発明において、低圧ターボ及び高圧ターボは前記の所定の角度で規定される形で配置されることになる。また、本発明では、低圧ターボがエキゾーストマニホールドと一体的に形成された低圧ターボ載置部に載置されていることから、ステー等の特別な固定部材が必要ない。これは、本発明に係るエキゾーストマニホールド及び低圧ターボ載置部が当該低圧ターボを固定するための固定部材の役割を担い得るからである。したがって、本発明によれば、前記ステー等の特別な固定部材のためのコストを削減可能であるとともに、とりわけ当該特別な固定部材のための設置場所を確保する必要がない。以上により、本発明では、特にエルボ管及び低圧ターボ載置部の存在により、当該過給装置付きエンジンの小型化を達成することができ、当該装置の占めるスペースの狭小化、あるいは効率化が実現されることになる。特に、低圧ターボは低圧ターボ載置部に載置され、エンジンからみて相対的に上側に配置されていることから、当該エンジンの下側には空間をつくることができ、当該空間にはエンジン及び2台のターボ以外の他の要素(例えばマニバータ等)を配置することができる。このように、本発明によれば、各種要素のレイアウト自由度の向上、あるいは効率化も実現されることになる。
一方で、本発明に係る過給装置付きエンジンでは、エキゾーストマニホールド及びエルボ管間に高圧ターボバイパス管が設けられるとともに、そこにおける排気ガスの流通及びその阻止を支配するバルブが設けられていることから、例えば背圧の上昇の程度やエンジンの回転数等を考慮して、低圧ターボ及び高圧ターボの双方を利用した2ステージ過給や低圧ターボのみを利用した過給等といった過給態様の切替を行うことができるようになっている。
以上を要するに、本発明によれば、過給態様の切替を好適に実施できると同時に、それを実現するための高圧ターボバイパス管も、比較的近接配置され得るエキゾーストマニホールド及びエルボ管間に配置されることから、比較的短距離とすることが可能であることにより、前述の設置スペースの狭小化や効率化という効果が損われることなく当該効果の十二分な享受が可能になっているのである。しかも、本発明では前述の過給態様の切替に関して特に、バルブが開かれて高圧ターボバイパス管における排気ガスの流通が許容されたとしても、エキゾーストマニホールドから高圧ターボへの排気ガスの流れを遮断させないことが可能となっている。つまり、排気ガスの大部分は高圧ターボをバイパスして低圧ターボに流れ込むことになるが、その一部については高圧ターボへ依然流れ込ませることが可能である。そうすると、高圧ターボは若干ながら回転することとなるから、その吸気側において、吸入空気の流通が阻害されるようなことがない。すなわち、この場合、当該吸気側において、高圧ターボをバイパスするための配管、該配管に設けられるバルブ、及び該バルブを動作させるための各種の構成等を設ける必要がないのである。よって、本発明では、当該過給装置付きエンジンの構造を簡易化することが可能であるとともに、このような観点からしても、前述の設置スペースの狭小化、あるいは効率化をよりよく実現することができる。
なお、前述のバルブを開閉させるための動力源としては、過給圧やバキュームポンプにより生み出される負圧等を利用することができる。
〔2〕
本発明の過給装置付きエンジンの一態様では、前記バルブは前記排気ガスを動力源として動作する。
この態様によれば、バルブの開閉、あるいはその開度を背圧の上昇の程度に対応させることが容易であり、したがって該開度等を好適に定めることができるから、過給態様の切替をより適切かつ容易に行うことができる。
〔3〕
本発明の過給装置付きエンジンの他の態様では、前記バルブを動作させるアクチュエータと、当該過給装置付きエンジンの動作状態に応じて前記アクチュエータの動作を制御するアクチュエータ制御手段とを更に備えている。
この態様によれば、アクチュエータ制御手段が設けられていることにより、バルブの制御性を向上させることができる。すなわち、当該過給装置付きエンジンの動作状態、具体的には例えば、エンジンの回転数、冷却水温度、排気ガス圧力、過給圧力等の変移も考慮に入れて、バルブの開閉を実行することができるので、制御性が向上するという利点が得られるのである。
なお、アクチュエータ制御手段には、具体的には例えば、VSV(Vacuum Switching Valve)が含まれ得る。
〔4〕
この態様では特に、前記アクチュエータに前記排気ガスを供給する排気ガス供給手段を更に備え、当該アクチュエータは当該排気ガスを動力源として動作するように構成してもよい。
このような構成によれば、前記バルブの開閉は、前述の当該過給装置付きエンジンの動作状態に加えて、背圧の上昇の程度にも応じて定めることができるから、過給態様の切替をより適切かつ容易行うことができる。
以上説明したように、本発明によれば、装置全体の小型化が達成される結果、当該装置の占めるスペースの狭小化が実現されるとともに、その構成・構造が簡易となる。
本発明のこのような作用及び効果その他の利得は次に説明する実施の形態から明らかにされる。
以下では、本発明の第1の実施の形態について図1乃至図4を参照しつつ説明する。ここに図1は、過給装置付きエンジンの概念的な構成例を示す図である。また、図2及び図3はいずれも本実施形態に係る過給装置付きエンジンの詳細かつ具体的な構成例を示す図であり、両者はそれぞれ同一の構成例を異なる視点から臨んだ場合を示している。なお、図2及び図3では、本実施形態に特に関係のある高圧ターボチャージャの配置態様を図示することを目的としており、それ以外の要素等については適宜省略して図示されている。また、これらの図において、エンジン150の全容は示されておらず、該エンジン150によって占められる概ねの設置範囲が破線でもって示されている。
図1において、過給装置付きエンジンは、制御装置170、エンジン150、エアクリーナ10、触媒コンバータ80、低圧ターボチャージャ41及び高圧ターボチャージャ42を備えている(以下、簡単のため、「ターボチャージャ」を「TC」と表記する。)。このうち制御装置170は、エンジン150に設けられる図示しない点火プラグの点火時期、あるいは燃料噴射量等を制御する。また、低圧TC41及び高圧TC42は、それぞれタービン411及び421並びにコンプレッサ412及び422を備えている。なお、これら低圧TC41及び高圧TC42は、例えば図示しない可変ノズル(Variable Nozzle)を備える等いわゆる可変容量方式とすることが可能である。このようにすれば、一般に、前記可変ノズルを絞れば過給圧を高めてエンジントルクを向上させることができ、該可変ノズルを開けばエンジン150の背圧を低めて燃費を向上させることができる、等といった利点が得られる。
前記のエンジン150、或いは低圧TC41及び高圧TC42等は、以下述べるような各種配管によって接続されている。
まず、吸気側において、エアクリーナ10は、図1において太線で示される吸気管20に接続されており、該吸気管20は、低圧TC41のコンプレッサ、低圧用インタークーラ24、高圧TC42のコンプレッサ421、高圧用インタークーラ25及びエンジン150の図示しない吸気バルブのそれぞれに接続されている。他方、排気側において、エンジン150の図示しない排気バルブは、図1において太線で示される排気管30に接続されており、該排気管30は、高圧TC42のタービン、低圧TC41のタービン及び触媒コンバータ80に接続されている。この排気管30のうちには、エンジン150及び高圧TC42間に配置される配管としてエキゾーストマニホールド502が含まれている。エキゾーストマニホールド502は、エンジン150が複数の気筒を有していることに対応して設けられており、これら複数の気筒それぞれの排気バルブからそれぞれ延びる各配管部と、これら各配管部を集合させた集合部とからなる配管である(図2及び図3参照)。また、排気管30のうちには、低圧TC41及び高圧TC42間に配置される配管としてエルボ管501が含まれている。本実施形態では、このエルボ管501の採用等によって、低圧TC41につき、以下に説明するような特別な配置態様が採られる。
すなわちまず、エルボ管501は、図2及び図3に示すように、その入口における排気ガスの流通方向と出口におけるそれとのなす角度が概ね90度となるような屈曲した配管となっている。そして、このエルボ管501の入口には高圧TC42のタービン421の出口が接続されており、該エルボ管501の出口には後述するように低圧TC載置部520に形成された排気流通口521が接続されている。なお、低圧TC41のタービン411の入口には、エンジン150のエキゾーストマニホールド502の集合部502aが接続されている。このような構成により、高圧TC42のタービン421の出口から排出された排気ガスは、図2の矢印Xに示すように、図中右方向に流れた後その進路を図中上側に変更して流れ、排気流通口521に到達するようになっている。
一方で、本実施形態においては、エキゾーストマニホールド502の一部として、低圧TC載置部520が形成されている。この低圧TC載置部520には、排気流通口521及びネジ孔522が形成されている。低圧TC載置部520は、図3に示すようにエキゾーストマニホールド502の一部が、エンジン150からみてその側方に張り出したかの如き部分からなる。当該低圧TC載置部520は、エキゾーストマニホールド502と一体的に成形することが可能である。また、この低圧TC載置部520は、その形状が平面的にみて略三角形状の部分を有する略板状となっており、排気流通口521は、その中心が前記の略三角形状の重心にほぼ一致するように形成されている。ネジ孔522は、この排気流通口521の周囲を取り巻くように、かつ、前記の略三角形状の頂点に対応するように都合三つ形成されている。このネジ孔522は、図3において示されない反対側面(裏面)にも形成されている。
そして、かかる低圧TC載置部520の図3において示されない裏面には、該裏面に接するように前述のエルボ管501の出口が接続されており、図3において示されているもう一方の表面には、該表面に載置されるようにして、低圧TC41のタービン411の入口が接続されている。これらエルボ管501の出口及びタービン411の入口のそれぞれは、前記のネジ孔522により低圧TC載置部520にネジ止めされている。
このように、本実施形態では、高圧TC42のタービン421の出口と低圧TC41のタービン411の入口とは、それらの間にエルボ管501、低圧TC載置部520の排気流通口521が介されることで相互に接続されるようになっている。そして特に、以上のような構造、即ち低圧TC41がエキゾーストマニホールド501から側方に張り出した低圧TC用載置台520の上に載置され、また該低圧TC41及び高圧TC42が屈曲したエルボ管501で接続されている構造により、本実施形態において、低圧TC41はエンジン150からみてその上側に配置されるようになっており、これに応じて、エンジン150の下方側には空間Vが形成されることになる。
さて、図1に戻り、排気側においては更に、上述の構成に加えて、高圧TCバイパス管174及びバイパス管用バルブ17Vが備えられている。高圧TCバイパス管174は、エンジン150及び高圧TC42間のエキゾーストマニホールド502から分枝し、高圧TC42及び低圧TC41間のエルボ管501の途中に接続されている(高圧TCバイパス管174は、図2においても示されている。)。また、バイパス管用バルブ17Vは、この高圧TCバイパス管174の途中に設けられており、該バルブ17Vの開閉に応じて、高圧TC42を介さないエンジン150からの排気が低圧TC41に供給されるかどうかが定められるようになっている。なお、上記では、高圧TCバイパス管174はエルボ管501の途中に接続されていたが、それに代えて、エキゾーストマニホールド502と一体的に形成された低圧TC用載置部520その他の部分に接続することも可能である。
このバイパス管用バルブ17Vの周りには、その動作を可能にするため、アクチュエータ175、対VSV排気供給管172、アクチュエータ駆動用配管173及びVSV(Vacuum Switching Valve)171が備えられている。これらのうちまず、対VSV排気供給管172は、前記エキゾーストマニホールド502から分枝しており、VSV171に接続されている。
VSV171は、図示しない電磁ソレノイドを備えており、該電磁ソレノイドに対する印加電圧の有無に応じてオン・オフ動作する。VSV171は、前述の対VSV排気供給管172から排気ガスの供給を受けるとともに、それとは別系統として大気の導入を受けるようになっており、これら排気ガス及び大気のいずれか一方を、前記の電磁ソレノイドのオン・オフ動作に応じてアクチュエータ駆動用配管173に選択的に送り出すようになっている。なお、VSV171は、制御装置170に接続されており、前記の印加電圧の発生の有無は、当該制御装置170によって司られるようになっている。また、制御装置170には各種のセンサ、例えば吸入空気量をはかるための流量計、排気ガス圧力センサ、エンジン150に付設されるエンジン回転数センサ、温度センサ等が接続されており、これら各種のセンサから時々刻々検出結果が送られてくるようになっている。制御装置170は、これらの検出結果のいずれか一つ以上に基づいて、前記の印加電圧の発生の有無、ひいてはバイパス管用バルブ17Vの開閉を決するようになっている(後述する図4及びその説明参照)。
アクチュエータ駆動用配管173はVSV171から延びアクチュエータ175に接続されている。アクチュエータ175は、例えばダイアフラム、該ダイアフラムを付勢するスプリング、及びダイアフラムを挟んで前記スプリングが設けられている場所と同じ側及び反対側に配置される二つの作動室(いずれも不図示)を備えている。かかる構成では更に、前記の二つの作動室のうちの一方又は双方の内に、アクチュエータ駆動用配管173を通じて排気ガス又は大気が送られてくるようにするとともに、その相違に応じてダイアフラムの動作又は不動作が定められるようにしておくとよい。
アクチュエータ175は、前記のバイパス管用バルブ17Vに接続(該アクチュエータ175に前述のようにダイアフラムが設けられている場合には特に、該ダイアフラムに接続)されており、該アクチュエータ175の動作に応じて、バイパス管用バルブ17の開動作又は閉動作が行われるようになっている(図中破線矢印、参照。)。
以上により結局、本実施形態においては、大きな流れとして、制御装置170から発せられる制御信号によってVSV171のオン・オフ動作が制御され、該VSV171のオン・オフ動作に応じてアクチュエータ175の動作が制御され、該アクチュエータ175の動作の有無に応じて、バイパス管用バルブ17Vの開閉が司られるようになっている。また、本実施形態の場合、VSV171に排気ガスが導入され、これがアクチュエータ175の動力源となることから、バイパス管用バルブ17Vの動力源もまた当該排気ガスであるということができる。
なお、図示はされないが、上述した高圧TCバイパス管174、バイパス管用バルブ17V、及び該バルブ17Vを動作させるための各種の構成は、吸気側についても設けておくとよい。すなわち、吸気側においても、高圧TC42をバイパスするための配管、該配管に設けられるバルブ、及び該バルブを動作させるための各種の構成(以下、便宜上、これらをまとめて「吸気側バイパス関連構成」とよぶ。)を備えておいてもよい(ただし、本実施形態においては、この「吸気側バイパス関連構成」を設けないことを前提とする。後述参照)。
以上のような構成を備える本実施形態の過給装置付きエンジンは、例えば図4に示すようにして運用され、その結果、以下に記すような作用効果が得られることになる。ここに図4は、2ステージ過給の過給特性の例を示す図である。
本実施形態において、高圧TC42及び低圧TC41は、条件に応じてその使用・不使用(特に、高圧TC42の不使用)が決定されるようになっており、その決定は、より具体的には図4に示すような最大吸入空気量特性を得ることを目的として行われる。図において縦軸は吸入空気量Qをエンジン回転数Neで割った値(Q/Ne)を示しており、横軸はエンジン回転数Neを示している。図中破線Aで示されているのは、高圧TC42の最大流量特性であり、排気ガス流量の少ないエンジン低回転領域で最大の(Q/Ne)値を得るような特性を有している。また、同様に破線Bは低圧TC41の最大流量特性を示し、エンジン150の高回転領域で最大のQ/Ne値を得るような特性を有している。制御装置170は、高圧TC42及び低圧TC41の流量特性を組み合わせることによって、図4に実線で示すようにエンジン回転数Neの広い範囲にわたって最大Q/Ne値の変動が少ない流量特性を得ている。
図4において、Iで示した領域(エンジン150の回転数が低い領域)は、低圧TC41及び高圧TC42の2ステージ過給領域を示し、過給は主に立ち上がりの早い小型の高圧TC42によって行われる。この場合、制御装置170は、バイパス管用バルブ17Vを閉じるように制御し、高圧TCバイパス管174からエルボ管501には排気ガスが導入されないようにする。ちなみに、吸気側において前述の吸気側バイパス関連構成が備えられているのであれば、これについても、高圧TC42のコンプレッサ422に吸気の流入が行われるようにするとともに、該コンプレッサ422における圧縮が行われるような状態が同様に実現されるに制御しておく。以上により、エンジン回転数Neが小さい領域でも、適切な過給圧を得ることができる。
次に、IIで示した領域は、前記のIで示した領域と同様、低圧TC41及び高圧TC42による2ステージ過給領域ではあるが、Q/Neは一定に維持されるようになっている。これは、バイパス管用バルブ17Vの開度が徐々に大きくなっていくような構成であるときに実現される。すなわち、エンジン150の回転数Neが徐々に増大していくと、排気ガス流量もまた増大していくことになるから、エキゾーストマニホールド502から排出され、対VSV排気供給管172、VSV171、アクチュエータ駆動用配管175及びアクチュエータ175に順次流れる排気ガスの圧力は次第に高まっていくことになる。ここでアクチュエータ175が前述のようにダイアフラム等を含む構成からなるとすると、この排気ガスの圧力の高まりに応じて、前記のダイアフラムの移動量を次第に大きくしていくことができ、更にこれに伴いバイパス管用バルブ17Vの開度を次第に大きくしていくような作用を実現することが可能である。IIで示した領域は、以上述べたようにバイパス管用バルブ17Vの開度が「徐々」に大きくなっていくことに対応している。
最後に、IIIで示した領域(エンジン150の回転数が高い領域)は、低圧TC41のみによる過給領域を示している。この場合、制御装置170は、バイパス管用バルブ17Vを完全に開くように制御し、高圧TCバイパス管174からエルボ管501に排気ガスが導入されるようにする。この場合、排気ガスの大部分は、エンジン150から直接的に低圧TC41に至るように流れることになり、事実上、高圧TC42は働かなくなる。つまり、高圧TC42がバイパスされるのである。ちなみに、吸気側において前述の吸気側バイパス関連構成が備えられているのであれば、これについても、高圧TC42のコンプレッサ422に吸気の流入が行われないような状態が同様に実現されるように制御しておく。以上により、領域IIIでは、エンジン高回転領域での作動特性に優れた低圧TC41のみによって過給が行われることになり、適切な過給圧を得ることができる。
以上述べたように、本実施形態の過給装置付きエンジンによれば、エンジン回転数Neの広い範囲にわたって適切な過給圧を得ることが可能となっている。
ちなみに、上述においては、エンジン回転数Neのみに基づく制御が行われるような記述になっているが、本実施形態においては、バイパス管用バルブ17Vの動力源には前述のように排気ガスが利用されているから、背圧の上昇の程度がバイパス管用バルブ17Vの開度に反映されているということができる。
以上述べたような構成及び運用によって、本実施形態では次のような効果が得られる。まず、本実施形態の過給装置付きエンジンの構造によれば、低圧TC41がエキゾーストマニホールド502から張り出した低圧TC載置部520に載置されるようになっており、エンジン150からみて相対的にその上方側に配置されるような形になっているから、当該過給装置付きエンジンを設置すべきスペースの狭小化、あるいは効率化が達成される。その上、低圧TC41は、上述のようにエキゾーストマニホールド502と一体的とされた低圧TC載置部520に載置され、かつ、ネジ孔522によってネジ止めされていることから、本実施形態では、当該低圧TC41を固定するためのステー等の特別な部材が必要でなく、該ステー等を設置する空間を特別に確保する必要がない。このことからも前述の効果は更に促進される。さらに、低圧TC41がエンジン150の上方側に配置されるようになっていることにより、該エンジン150の下方側には空間V(図3参照)が形成されることになるが、これにより本実施形態によれば、当該空間Vに、例えばマニバータ(エンジン直下に配置される触媒コンバータ。図1中符号80参照。)等の他の要素を配置することが可能となる等当該他の要素の設置場所の確保も容易になる。
また、本実施形態の過給装置付きエンジンの運用においては、バイパス管用バルブ17Vを開閉するための動力源として、排気ガスが利用されていることから、当該バイパス管用バルブ17Vの開度を背圧の上昇の程度に対応させることが容易であり、したがって該開度を好適に定めることができるから、過給態様の切替をより適切かつ容易に行うことができる。
さらに、本実施形態においては、バイパス管用バルブ17Vが完全が開かれた場合でも、排気ガスの一部は高圧TC42のタービン421に流れ込むようになっている(図1参照)。これによると、図4においてIIIの領域内にある場合であっても、高圧TC42のタービン421は若干ながらも回転することになり、したがって当該高圧TC42のコンプレッサ422もまた若干ながら回転する(当該タービン421の回転に応じて連れ回る。)ことになる。したがって、この高圧TC42のコンプレッサ422が吸入空気の流れにとって大きな邪魔になることがない。そうすると、本実施形態では、前述した、吸気側において高圧TC42をバイパスするために必要な構成、即ち吸気側バイパス関連構成を設ける必要が必ずしもないことになるのである。これによると、本実施形態の過給装置付きエンジンの構造の簡易化をより促進させることができる。また、当該吸気側バイパス関連構成を設けなくても済むということは、前述の設置スペースの狭小化、あるいは効率化をよりよく実現することができることにもなる。
なお、本発明は、上述したような実施形態に限定されるわけではなく、その他種々のバリエーションをとることができる。以下では、そのいくつかについて説明しておく。
第1に、上記実施形態では、エンジン150の回転数Neに基づいてバイパス管用バルブ17Vの開閉の態様を定めていたが、回転数Neを基準にするのに代えて又は加えて、前述した排気ガス圧力センサの検知結果と制御手段170及びVSV171とを利用することにより、背圧の上昇の程度に応じて、バイパス管用バルブ17Vの開閉の制御を行うようにしてもよい(具体的には例えば、高圧TC42が閉塞する程度に背圧が上昇したときに、バイパス管用バルブ17Vを開く等。)。ちなみに、この場合、背圧の計測によって、間接的ながら、エンジン回転数Neもある程度は推測され得る。また、これに関連して、バイパス管用バルブ17Vの開閉にあたってVSV17を動作させるために参照するパラメータとしては、前記のエンジン回転数Ne、あるいは背圧の上昇の程度に代えて又は加えて、アクセル開度(ないしは負荷)等を参照するのでもよい。
第2に、上述した、バイパス管用バルブ17Vの開度が、背圧の上昇の程度に影響を受けるということをより徹底すると、図1に示したVSV171を必ずしも設ける必要はなくなる。すなわち、バイパス管用バルブ17Vの動力源として排気ガスを利用するということについては変更をせずに、図1に示されているVSV171を省略するとともに、同図のアクチュエータ175に代えて排気ガスの直接的な導入を受けて動作するアクチュエータを設けることで、当該アクチュエータの動作、ひいてはバイパス管用バルブ17Vの開閉を制御することが可能である。この場合、過給装置付きエンジンの構造がより簡易化することはいうまでもない。ただし、上記実施形態のようにVSV171を利用する場合には、バイパス管用バルブ17Vの開閉動作にあたって、上述のようにエンジン回転数Ne等の変移も考慮に入れることができるので制御性が向上するという利点が得られるが、先に述べたVSV171を省略する形態では、かかる利点は得られない。つまり、VSV171を設けるか否かは、前述の二つの効果を比較考量し、どちらを重視するかによって定められ得る事項ということができる。
第3に、高圧TC42につき、背圧の上昇の程度に応じて開閉するウエストゲートバルブを設けることで、高圧TCバイパス管174に排気ガスを流通させるかどうかを制御するような形態としてもよい。
第4に、上述においては、アクチュエータ175の動力源として排気ガスが用いられていたが、本発明はこのような形態に限定されるわけではなく、排気ガス以外にも、過給圧、バキュームポンプによる負圧を用いることができる。過給圧、あるいは排気ガスを用いる場合には、その圧力を一定の値まで減圧するためにレギュレータを併せて用いてもよい。
第5に、上記実施形態においては、高圧TCバイパス管174は、エキゾーストマニホールド502から分枝するようになっているが、本発明は、このような形態に限定されず、例えばエキゾーストマニホールド502に排出されたガスの一部を吸気系統に戻すEGR(Exhaust Gas Recirculation;排気ガス再循環)装置が設けられる場合においては、これを構成するEGRパイプから高圧TCバイパス管174が分枝するような形態を採用してもよい。なお、EGR装置を設けることによれば、エンジン150内における燃焼室内の燃焼温度は下がり、窒素酸化物の生成と、吸入空気量の増加による排気微粒子の生成とを抑制することができる。
第6に、上記実施形態では、アクチュエータ175に排気ガスが直接的に供給されるようになっているが、当該排気ガスは通常極めて高温であるため、このままでは当該アクチュエータ175を破損するおそれがある。したがって、これを回避するため、アクチュエータ駆動用配管173に大径部(その周囲よりも当該配管の内径が大きい部分)を設け、ここを排気ガスが通り抜けることにより当該排気ガスが冷却される、という仕組みを設けておくとよい。また、前述のEGR装置が設けられるのであれば、これを構成するEGRクーラからアクチュエータ駆動用の排気ガスを取り出すような構成を採用してもよい。これによっても同様な効果は得られる。
本発明は、上述した実施形態に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨、あるいは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う過給装置付きエンジンもまた、本発明の技術的範囲に含まれるものである。
過給装置付きエンジンの概念的な構成例を示す図である。 本実施形態に係る過給装置付きエンジンの詳細かつ具体的な構成例を示す図である。 本実施形態に係る過給装置付きエンジンの詳細かつ具体的な構成例を示す図であり、図詳細図1とは異なる視点から臨んだ場合を示している。 2ステージ過給の過給特性の例を示す図である。
符号の説明
150…エンジン
41…低圧ターボチャージャ
411…タービン
412…コンプレッサ
42…高圧ターボチャージャ
421…タービン
422…コンプレッサ
501…エルボ管
502…エキゾーストマニホールド
502a…集合部
520…低圧ターボチャージャ載置部
521…排気流通口
522…ネジ孔
170…制御装置
17V…バイパス管用バルブ
171…VSV
172…対VSV排気供給管
173…アクチュエータ駆動用配管
174…高圧ターボチャージャバイパス管
175…アクチュエータ

Claims (4)

  1. エンジンと、
    該エンジンから延びる複数の配管部と該複数の配管部が集合された集合部とからなり該エンジンから排出される排気ガスが流通するエキゾーストマニホールドと、
    前記集合部にそのタービンの入口が接続された高圧ターボと、
    該高圧ターボのタービンの出口にその一端が接続されたエルボ管と、
    該エルボ管の他端に接続されるとともに前記排気ガスを流通させるための排気流通口が形成され、かつ、前記エキゾーストマニホールドと一体的に形成された低圧ターボ載置部と、
    そのタービンの入口が前記排気流通口に接続され前記低圧ターボ載置部に載置される低圧ターボと、
    前記エキゾーストマニホールドから延び前記エルボ管に接続される高圧ターボバイパス管と、
    該高圧ターボバイパス管において前記排気ガスを流通させ又は該排気ガスの流通を阻止するバルブと
    を備えたことを特徴とする過給装置付きエンジン。
  2. 前記バルブは前記排気ガスを動力源として動作することを特徴とする請求項1に記載の過給装置付きエンジン。
  3. 前記バルブを動作させるアクチュエータと、
    当該過給装置付きエンジンの動作状態に応じて前記アクチュエータの動作を制御するアクチュエータ制御手段と、
    を更に備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の過給装置付きエンジン。
  4. 前記アクチュエータに前記排気ガスを供給する排気ガス供給手段を更に備え、
    当該アクチュエータは当該排気ガスを動力源として動作することを特徴とする請求項3に記載の過給装置付きエンジン。
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