JP2007077661A - 自動販売機の扉体ロック装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 扉体の錠部材あるいはその近傍に破壊行為が加えられる等の異常発生時の施錠を強化して、防盗性を高めることができ、且つ、構成が複雑でなく、施錠・解錠操作が煩雑でない自動販売機の扉体ロック装置を提供する。
【解決手段】 解錠操作に連動してスライド移動するロックバー3とリンク板4を設け、ロックバー3に自動販売機本体側のロック係合爪6が係合するロック係合穴14を設け、ロックバー3の上方向への動作を規制する規制位置と上方向への動作を許容する規制解除位置とに移動可能なよう規制部材5を設ける。そして、規制部材5をリンク板4と錠に固定したリンク係合部材とからなるリンク機構により動作させ、異常発生時には錠カバーがリンク係合部材を押し曲げて錠と規制部材5との連動を解除し、扉体が開かないようにする。
【選択図】 図7

Description

本発明は、自動販売機の扉体ロック装置、特に、扉体の錠部材あるいはその近傍に破壊行為が加えられる等の異常発生時の施錠を強化し、防盗性を高めた自動販売機の扉体ロック装置に関する。
従来、自動販売機の扉体を施錠する扉体ロック装置として、錠部材の操作によりロックバーを動作させ、ロック爪に係合させる通常のロック装置に加えて、錠部材にリンクを介して連結され錠部材の操作によりロックバーを固定する補助ロック装置を設け、二重ロックで扉体の施錠を強化したものが考えられている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−30842号公報
しかしながら、上記従来の自動販売機の扉体ロック装置では、錠部材から離れた場所での破壊行為に対しては扉体の施錠を強化することができるが、錠部材に破壊行為が加えられ、錠部材の操作が可能になると、錠部材を操作されて2重ロックが同時に解除されてしまう恐れがある。これを防ぐために、ロック装置と補助ロック装置を別々に操作するような構成とすることも考えられるが、そうすると、構成が複雑となるとともに、施錠・解錠操作が煩雑になるといった問題が発生する。
本発明は、扉体の錠部材あるいはその近傍に破壊行為が加えられる等の異常発生時の施錠を強化して、防盗性を高めることができ、且つ、構成が複雑でなく、施錠・解錠操作が煩雑でない自動販売機の扉体ロック装置を提供することを目的とする。
本発明の自動販売機の扉体ロック装置は、自動販売機本体の前面に開閉可能に設けられた扉体のロック装置であって、扉体側に設けられ、施錠・解錠操作を行う錠部材と、扉体側に設けられ、錠部材の操作に連動して係脱動作するロック部材と、自動販売機本体側に設けられ、ロック部材が係合することにより扉体を閉鎖状態に固定するロック係合部材と、扉体側に設けられ、錠部材の施錠操作に連動して、ロック部材がロック係合部材に係合する時にロック部材の動作を規制する規制位置に移動し、ロック部材がロック係合部材から離脱する時にロック部材の動作の規制を解除する規制解除位置に移動する規制部材と、破壊行為等の異常発生時に規制部材を規制位置に維持した状態で錠部材と規制部材との連動を解除する連動解除手段を備えることを特徴とする。
この扉体ロック装置は、通常時には、錠部材の施錠操作に連動してロック部材がロック係合部材に係合する方向に動作し、ロック部材がロック係合部材に係合して、扉体を閉鎖状態に固定するとともに、規制部材が、錠部材の施錠操作に伴って、ロック部材がロック係合部材に係合する時にロック部材の動作を規制する規制位置に移動し、また、錠部材の解錠操作に連動して規制部材がロック部材の動作の規制を解除する規制解除位置に移動し、ロック部材がロック係合部材から離脱して、扉体の閉鎖状態での固定を解除する。そして、扉体の錠部材あるいはその近傍に破壊行為が加えられる等の異常発生時には、連動解除手段により、規制部材が規制位置に維持された状態で錠部材と規制部材との連動が解除される。そのため、錠部材が解錠操作されてもロック部材が動作せず、ロック係合部材との係合が維持され、扉体の錠部材あるいはその近傍に破壊行為が加えられる等の異常発生時の施錠を強化することができ、防盗性を高めることができる。しかも、そのための構成は複雑でなく、施錠・解錠操作も煩雑でない。
また、この扉体ロック装置は、規制部材が、錠部材とリンク機構を介して連結されており、リンク機構が、扉体側に設けられ、規制部材に係合して、錠部材の操作に連動して規制部材をロック部材の動作を規制する規制位置と規制位置から退避する規制解除位置とに切り換え動作させるリンク部材と、扉体側に設けられ、錠部材と係合するとともにリンク部材と係合可能で、錠部材の操作によりリンク部材と係合してリンク部材を動作させ、異常発生時にリンク部材と係合可能な位置から退避してリンク部材との係合が解除されるリンク係合部材とからなり、連動解除手段が、異常発生時に、例えば扉体外側から加えられた力によってリンク係合部材を押し曲げ、リンク部材との係合を解除するよう構成するのがよい。
この場合、通常時には、錠部材の施錠操作に連動してロック部材がロック係合部材に係合する方向に動作し、ロック部材がロック係合部材に係合して、扉体を閉鎖状態に固定するとともに、規制部材が、錠部材の施錠操作に伴って、ロック部材がロック係合部材に係合する時にロック部材の動作を規制する規制位置に移動し、また、錠部材の解錠操作に際し、規制部材が、リンク部材とリンク係合部材とからなるリンク機構を介し錠部材に連動して、ロック部材の動作の規制を解除する規制解除位置に移動し、ロック部材がロック係合部材から離脱して、扉体の閉鎖状態での固定を解除する。そして、扉体の錠部材あるいはその近傍に破壊行為が加えられる等の異常発生時には、連動解除手段が例えば扉体外側から加えられた力によってリンク係合部材を押し曲げることにより、リンク係合部材がリンク部材と係合可能な位置から退避し、係合が解除されて、規制部材が規制位置に維持された状態で錠部材と規制部材との連動が解除される。そのため、錠部材が解錠操作されてもロック部材が動作せず、ロック係合部材との係合が維持され、扉体の錠部材あるいはその近傍に破壊行為が加えられる等の異常発生時の施錠を強化することができ、防盗性を高めることができる。しかも、そのための構成は複雑でなく、施錠・解錠操作も煩雑でない。
以上のとおり、本発明の自動販売機の扉体ロック装置は、扉体の錠部材あるいはその近傍に破壊行為が加えられる等の異常発生時の施錠を強化し、防盗性を高めることができる。しかも、そのための構成は複雑でなく、施錠・解錠操作も煩雑でない。
図1〜図7は、本発明の実施の形態の自動販売機の扉体ロック装置の構成を示している。図1は通常時の状態で示す錠周辺部の平面視断面図、図2は異常発生時の状態で示す錠周辺部の平面視断面図、図3はロックバー及びリンク板周辺の構成を施錠時の状態で自動販売機の左側面視にて示す部分拡大図、図4はロックバー及びリンク板周辺の構成を解錠時の状態で自動販売機の左側面視にて示す部分拡大図、図5はロックバー及びリンク板周辺の構成を異常発生時の状態で自動販売機の左側面視にて示す部分拡大図、図6はロック係合部分の構成を解錠時の状態で自動販売機の右側面視にて示す部分拡大図、図7はロック係合部分の構成を施錠時の状態で自動販売機の右側面視にて示す部分拡大図である。
この実施の形態の自動販売機は、開放された自動販売機本体(図示せず)の前面に正面視にて左側(図1および図2の右側)の側端部で支持されて正面視にて右側(図1および図2の左側)から開閉可能に扉体1が設けられ、その扉体1の開放側(図1および図2の左側)の端部で高さ方向の中央部に、施錠操作及び解錠操作が可能な錠部材である錠2が設けられている。
そして、扉体1の内部には、扉体1の開放側の側面部に、常時は所定の下降位置に保持され、錠2の解錠操作に連動して上方向にスライド移動するようロック部材であるロックバー3が設けられ、このロックバー3と平行に、常時は所定の下降位置に保持され、錠2の解錠操作に連動してロックバー3とは独立して上方向にスライド移動するようリンク部材であるリンク板4が設けられている。また、扉体1の内面部には、ロックバー3の上端部付近に対応して、ロックバー3の上方向への動作を規制する規制位置とロックバー3の上方向への動作を許容する規制解除位置とに移動可能なよう回動自在に支持され、弾性体であるバネ部材(図示せず)によって規制位置方向に付勢された規制部材5が設けられている。
そして、自動販売機本体側の内側面の上部と下部の2箇所には、自動販売機本体の前方へ突出する態様で、ロック係合部材である鈎形状のロック係合爪6が設けられている。
また、錠2は、扉体1の開放側の端部中央に扉体1の表側から嵌め込まれていて、自動販売機内部側である扉体1の裏側に突出し、その突出部分が、扉体1の裏側に配置され一端が扉体1の裏面に固定された錠カバー7を貫通し、錠カバー7に固定されている。そして、この錠カバー7に固定された錠2の内部側突出部分の錠カバー7を貫通した先端部には、錠2の解錠・施錠操作で回転してロックバー3に係合し、ロックバー3を上下に動作させる錠係合部材8と、リンク板4に係合してリンク板4を支持し、錠2の解錠・施錠操作で回転してリンク板4を上下に動作させるリンク係合部材9とが、自動販売機内部側から錠係合部材8、リンク係合部材9の順となる配置で固定されている。
そして、ロックバー3の上部には、錠2の取り付け位置と略同じ高さ位置に、錠係合部材8を係合させるための矩形形状の錠係合穴10が設けられている。また、リンク板4の上部には、やはり錠2の取り付け位置と略同じ高さ位置に、リンク係合部材9を係合させるための自動販売機内部側に開放された矩形溝状の切り欠きであるリンク係合穴12が設けられている。錠係合穴10とリンク係合穴12は、ロックバー3およびリンク板4がいずれも下降位置に保持されている状態で、上端部が略同じ高さとされている。
リンク係合部材9は、リンク係合穴12の開放側端部近傍に係合するよう取り付け位置が設定されている。
また、リンク板4の上部には、規制部材5の上部に係合して、リンク板4の上方向移動で規制部材5を規制解除位置へと回動させ、リンク板4の下方向への移動で規制部材5を規制位置へと回動させる規制係合部11が設けられている。
また、錠2の内部側突出部分が固定されている錠カバー7は、一端が扉体1の裏面に固定されているが、他端は、通常時にはリンク係合部材9に接しない程度に接近し、破壊行為等で外部から力が加わった時にリンク係合部材9に当接し、リンク係合部材9を押し曲げる押出部13を形成するように折り曲げられている。そして、例えば、リンク係合部材9の材質を錠カバー7より柔らかい材質にしたり、リンク係合部材9の板厚を錠カバー7の板厚より薄くするなど、押出部13を含む錠カバー7よりリンク係合部材9の方が剛性が小さくされ、扉体1の外側から工具等で錠2に力が加えられた時に、錠カバー7にも自動販売機内部方向への力が加わって、押出部13が自販機内部側へ押し出され、押し出された押出部13がリンク係合部材9を押し曲げるようになっている。リンク係合部材9は、上述のようにリンク係合穴12の開放側端部近傍に係合するよう取り付け位置が設定されており、錠カバー7の押出部により押し曲げられると、リンク係合穴12から外れ、リンク板4との係合が解除される。
また、ロックバー3には、ロック係合爪6に対応する上下2箇所に、ロック係合爪6が係合して扉体1を閉状態に固定するロック係合穴14が設けられている。そして、ロックバー3の上部には、上下2箇所の内の上側のロック係合穴14よりさらに上側の位置で、ロック係合穴14にロック係合爪6が係合した状態で、バネ部材(図示せず)によって付勢される方向に回動した規制部材5の下端部に当接し、それにより、ロックバー3の上方への動作が規制されるよう、L字状に突出する止め部材15が設けられている。
止め部材15は、ロックバー3の上方向への動作を規制する規制部材5の規制位置を規定するもので、ロックバー3のロック係合穴14にロック係合爪6が係合した状態の時に、規制部材5が規制位置に移動して止め部材15の上部に入り込む。この状態では、仮にロックバー3にみが上方向へ移動しようとしても、規制部材5が止め部材15に引っ掛かって、それ以上は上方向へ移動できない。
そして、錠係合穴10に係合する錠係合部材8と、リンク係合穴12に係合するリンク係合部材9は、リンク係合部材9の上端部が錠係合部材8の上端部よりやや高い位置となるように取り付けられている。
この自動販売機の扉体ロック装置は、扉体1が閉じている状態では、ロックバー3とリンク板4がともに下降位置に保持され、図7に示すようにロックバー3のロック係合穴14に自動販売機本体側のロック係合爪6が係合し、規制部材5がロックバー3の止め部材15に引っ掛かる規制位置にあり、扉体1がロックされている。
そして、錠2の解錠操作が行われると、まず、リンク係合部材9がリンク板4のリンク係合穴12に係合して、図4に示すようにリンク板4が先に上方へ押し上げられ、その際、図6に示すようにリンク板4の規制係合部11に係合して規制部材5が規制解除位置に移動し、その後、錠係合部材8がロックバー3の錠係合穴10に係合して、ロックバー3が上方へ押し上げられる。こうして、ロックバー3は規制部材5に規制されずにスムーズに上方へ移動し、ロック係合爪6との係合が解除されて、扉体1が開放可能となる。
また、扉体1の外側から工具等によって錠2の部分に力が加えられると、錠カバー7の押出部13が自販機内部側へ押し出され、押し出された押出部13がリンク係合部材9を押し曲げて変形させ、図2および図5に示すように、変形したリンク係合部材9がリンク板4のリンク係合穴12から外れ、リンク板4とリンク係合部材9の係合が解除される。そして、リンク板4が自重で下方向へ移動し、規制部材5が規制係合部11から外れ、錠2との連動が解除されて規制位置へ戻り、ロックバー3の動作を規制して、扉体1が閉鎖状態のまま開かなくなるようにする。錠カバー7は、破壊行為等の異常発生時に規制部材5を規制位置に維持した状態で錠2と規制部材5との連動を解除する連動解除手段を構成している。
この自動販売機の扉体ロック装置は、規制部材5と錠2の間にリンク板4とリンク係合部材9とからなるリンク機構を設け、このリンク機構を介し、錠2の操作に連動して規制部材5を動作させる構成としたことにより、錠カバー7を破壊行為等の異常発生時に規制部材5を規制位置に維持した状態で錠2と規制部材5との連動を解除する連動解除手段として、異常発生時に扉体外側から加えられた力によって錠カバー7がリンク係合部材9を押し曲げて、リンク板4との係合を解除するようにでき、簡単な構成で錠2と規制部材5との連動を解除して扉体の施錠を強化できるとともに、錠2と規制部材5との距離をとることができるため、扉体1の錠2あるいはその近傍に破壊行為を加えるにしても、距離のある複数箇所を破壊しなければ扉体1を開放できないようにすることができ、防盗性を高めることができる。
次に、この自動販売機の扉体ロック装置の動作の詳細を説明する。
(扉体開放時の動作)
扉体1を開放する場合には、錠2を解錠方向へ操作する。すると、錠2の解錠操作に連動して、錠2に固定されている錠係合部材8とリンク係合部材9が回転を始め、図4に示すように、まず、リンク係合穴12に係合していたリンク係合部材9がリンク板4を押し上げる。そして、図6に示すように、押し上げられたリンク板4の規制係合部11が規制部材5の上端部を押し上げて、規制部材5をロックバー3の止め部材15上部の規制位置から規制解除位置まで回動させる。これにより、ロックバー3の動作規制が解除される。そして、更に錠係合部材8とリンク係合部材9が回転することにより、錠係合部材8の上端がロックバー3の錠係合穴10の上端に係合して、ロックバー3を支持し、ロックバー3を上方向に押し上げる。そして、ロックバー3の上方向への移動により、ロック係合穴14とロック係合爪6の係合が解除され、扉体1の施錠が解除される。これにより扉体1が開放可能となる。
(扉体閉鎖時の動作)
次に、扉体1を閉鎖する場合には、まず、扉体1を閉じ、その後、錠2を施錠方向へ操作する。すると、錠2の施錠操作によって、錠2に固定されている錠係合部材8とリンク係合部材9が回転を始め、錠係合部材8に係合支持されているロックバー3と、リンク係合部材9に係合支持されているリンク板4が自重によって下方向へ移動を始める。そして、まず、図7に示すように、ロックバー3のロック係合穴14がロック係合爪6に係合してロックバー3が固定される。そして、更に錠係合部材8とリンク係合部材9が回転すると、ロックバー3がロック係合爪6に支持されることで、図3に示すように、錠係合穴10に係合していた錠係合部材8が錠係合穴10の上端部から下方へ外れ、リンク部材4も更に下方向へ移動して、リンク部材4の規制係合部11と規制部材5の上端部との係合が解除される。そして、規制係合部11に係合することによって規制解除位置に回動してた規制部材5が、バネ部材の付勢力によって止め部材15の上部の規制位置へと回動し、規制部材5によってロックバー3の上方向の動作が規制され、扉体1が施錠される。これにより扉体1の開放が不可となる。
(異常発生時の動作)
扉体1が外側から工具等によって錠2部分に自販機内部側方向への力が加えられるといった破壊行為等の異常が発生すると、錠2が取り付け固定されている錠カバー7にも自動販売機内部側方向へと力が加わり、図2に示すように錠カバー7が自販機内部側方向へと押し曲がる。それによって、錠カバー7の押出部13が自販機内部側方向へ押し出され、押し出された押出部13がリンク係合部材9に当たってリンク係合部材9を押し曲げて変形させる。これにより、変形したリンク係合部材9は、リンク板4のリンク係合穴12の開放側端部の外方向へ外れてリンク板4のリンク係合穴12と係合しない位置と移動することとなり、リンク係合部材9に支えられていたリンク板4が自重によって図5に示すように下方向へと移動する。そして、リンク係合穴12がリンク係合部材9の高さ位置よりも下方に移動してしまうことで、リンク係合部材9とリンク係合穴12との係合が不可能となり、リンク係合部材9とリンク係合穴12との係合が解除される。そして、リンク板4が上方向へ移動させることが不可能となるため、リンク板4の上方向の移動で規制部材5を規制位置から規制解除位置へ回動させることが不可能となり、ロックバー3の上方向の動作を完全に規制して、錠2をいくら解錠方向へ操作してもロックバー3が上方向へ移動せず、ロックバー3のロック係合穴14とロック係合爪5との係合が解除できないようになる。
なお、上記実施の形態では、扉体1の上部にのみ規制部材5を設けているが、扉体1の下部にも同様の構成の規制部材を設けてもよい。このように上下2つの位置に規制部材を設けることで、更に施錠を強固として扉体の防盗性を高めることができる。
本発明の実施の形態の自動販売機の扉体ロック装置の構成を通常時の状態で示す錠周辺部の平面視断面図である。 本発明の実施の形態の自動販売機の扉体ロック装置の構成を異常発生時の状態で示す錠周辺部の平面視断面図である。 本発明の実施の形態の自動販売機の扉体ロック装置のロックバー及びリンク板周辺の構成を施錠時の状態で自動販売機の左側面視にて示す部分拡大図である。 本発明の実施の形態の自動販売機の扉体ロック装置のロックバー及びリンク板周辺の構成を解錠時の状態で自動販売機の左側面視にて示す部分拡大図である。 本発明の実施の形態の自動販売機の扉体ロック装置のロックバー及びリンク板周辺の構成を異常発生時の状態で自動販売機の左側面視にて示す部分拡大図である。 本発明の実施の形態の自動販売機の扉体ロック装置のロック係合部分の構成を解錠時の状態で自動販売機の右側面視にて示す部分拡大図である。 本発明の実施の形態の自動販売機の扉体ロック装置のロック係合部分の構成を施錠時の状態で自動販売機の右側面視にて示す部分拡大図である。
符号の説明
1 扉体
2 錠
3 ロックバー
4 リンク板
5 規制部材
6 ロック係合爪
7 錠カバー
8 錠係合部材
9 リンク係合部材
10 錠係合穴
11 規制係合部
12 リンク係合穴
13 押出部
14 ロック係合穴
15 止め部材

Claims (3)

  1. 自動販売機本体の前面に開閉可能に設けられた扉体のロック装置であって、
    扉体側に設けられ、施錠・解錠操作を行う錠部材と、
    扉体側に設けられ、前記錠部材の操作に連動して係脱動作するロック部材と、
    自動販売機本体側に設けられ、前記ロック部材が係合することにより前記扉体を閉鎖状態に固定するロック係合部材と、
    扉体側に設けられ、前記錠部材の施錠操作に連動して、前記ロック部材が前記ロック係合部材に係合する時に前記ロック部材の動作を規制する規制位置に移動し、前記ロック部材が前記ロック係合部材から離脱する時に前記ロック部材の動作の規制を解除する規制解除位置に移動する規制部材と、
    破壊行為等の異常発生時に前記規制部材を規制位置に維持した状態で前記錠部材と前記規制部材との連動を解除する連動解除手段を備えることを特徴とする自動販売機の扉体ロック装置。
  2. 前記規制部材は、前記錠部材とリンク機構を介して連結されており、
    前記リンク機構は、扉体側に設けられ、前記規制部材に係合して、前記錠部材の操作に連動して前記規制部材を前記ロック部材の動作を規制する規制位置と規制位置から退避する規制解除位置とに切り換え動作させるリンク部材と、扉体側に設けられ、前記錠部材と係合するとともに前記リンク部材と係合可能で、前記錠部材の操作により前記リンク部材と係合して該リンク部材を動作させ、異常発生時に前記リンク部材と係合可能な位置から退避して前記リンク部材との係合が解除されるリンク係合部材とからなることを特徴とする請求項1に記載の自動販売機の扉体ロック装置。
  3. 前記連動解除手段が、異常発生時に扉体外側から加えられた力によって前記リンク係合部材を押し曲げ、前記リンク部材との係合を解除するよう構成されていることを特徴とする請求項2に記載の自動販売機の扉体ロック装置。
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