JP2007077253A - ガスハイドレートペレットの移送方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ガスハイドレートnを生成ガスg中の造粒機24によりペレット化し、このペレットpを大気圧下の貯蔵タンク16に移送する方法。生成ガスgをスラリータンク13に圧入する工程、ガス充填後のスラリータンク13にペレットpを充填する工程、ペレット充填後のスラリータンク13にスラリー母液mを圧入してスラリータンク13の生成ガスgを造粒機側に還流する工程、スラリータンク13に設けたスラリー輸送管15のバルブを操作してスラリータンク13の内圧を開放する工程、生成ガスgをスラリータンク13に注入してペレットpをスラリーのままスラリー輸送管15に押し出すと共にスラリータンク13にスラリー母液mを補給してスラリー濃度を稀釈する工程から成る。
【選択図】 図2
Description
請求項1に記載の発明に係るガスハイドレートペレットの移送方法は、粉体状のガスハイドレートを、第1の圧力を持つガスハイドレート生成ガスの雰囲気中にある造粒機によってペレット状に成形し、しかる後に、このガスハイドレートペレットを大気圧下のペレット貯蔵タンクに移送するガスハイドレートペレットの移送方法において、
(a)前記ガスハイドレート生成ガスをスラリータンクに圧入する工程と、
(b)ガスハイドレート生成ガス充填後のスラリータンクに前記ガスハイドレートペレットを充填する工程と、
(c)ガスハイドレートペレット充填後のスラリータンクにスラリー母液を圧入して前記スラリータンク内の前記ガスハイドレート生成ガスを前記造粒機側に還流する工程と、
(d)前記スラリータンクに設けたスラリー輸送管のバルブを操作して前記スラリータンクの内圧を開放する工程と、
(e)前記ガスハイドレート生成ガスを、前記第1の圧力より低圧の第2の圧力にして前記スラリータンクに注入することによってスラリータンク内のガスハイドレートペレットをスラリー状態で前記スラリー輸送管内に押し出すと共に、前記スラリータンクにスラリー母液を補給してスラリー濃度を稀釈する工程とから成るガスハイドレートペレットの移送方法である。
(a)前記ガスハイドレート生成ガスの雰囲気中で、前記ガスハイドレートペレットをスラリー母液内に投入してペレットスラリーを形成する工程と、
(b)このペレットスラリーをスラリータンクに供給してスラリータンク内のガスハイドレート生成ガスを前記造粒機側に還流させる工程と、
(c)前記スラリータンクに設けたスラリー輸送管のバルブを操作して前記スラリータンクの内圧を開放する工程と、
(d)前記ガスハイドレート生成ガスを、前記第1の圧力より低圧の第2の圧力にして前記スラリータンクに注入することによってスラリータンク内のガスハイドレートペレットをスラリー状態で前記スラリー輸送管内に押し出すと共に、前記スラリータンクにスラリー母液を補給してスラリー濃度を稀釈する工程とから成るガスハイドレートペレットの移送方法である。
(a)前記ガスハイドレート生成ガスをスラリータンクに圧入する工程と、
(b)ガスハイドレート生成ガス充填後のスラリータンクに前記ガスハイドレートペレットを充填する工程と、
(c)ガスハイドレートペレット充填後のスラリータンクにスラリー母液を圧入して前記スラリータンク内の前記ガスハイドレート生成ガスを前記造粒機側に還流する工程と、
(d)前記スラリータンクに設けたスラリー輸送管のバルブを操作して前記スラリータンクの内圧を開放する工程と、
(e)前記ガスハイドレート生成ガスを、前記第1の圧力より低圧の第2の圧力にして前記スラリータンクに注入することによってスラリータンク内のガスハイドレートペレットをスラリー状態で前記スラリー輸送管内に押し出すと共に、前記スラリータンクにスラリー母液を補給してスラリー濃度を稀釈する工程とから構成されているため、高圧のガスハイドレート生成ガスの雰囲気内にあるガスハイドレートペレットを、ガスハイドレート生成ガスを伴うことなく、大気圧下にある貯蔵タンク内に円滑に取り出すことができる。
(a)前記ガスハイドレート生成ガスの雰囲気中で、前記ガスハイドレートペレットをスラリー母液内に投入してペレットスラリーを形成する工程と、
(b)このペレットスラリーをスラリータンクに供給してスラリータンク内のガスハイドレート生成ガスを前記造粒機側に還流させる工程と、
(c)前記スラリータンクに設けたスラリー輸送管のバルブを操作して前記スラリータンクの内圧を開放する工程と、
(d)前記ガスハイドレート生成ガスを、前記第1の圧力より低圧の第2の圧力にして前記スラリータンクに注入することによってスラリータンク内のガスハイドレートペレットをスラリー状態で前記スラリー輸送管内に押し出すと共に、前記スラリータンクにスラリー母液を補給してスラリー濃度を稀釈する工程とから構成されているため、請求項1の発明が有する効果のほかに、造粒装置でスラリー化されたガスハイドレートペレットであっもスラリータンクで減圧してペレット貯蔵タンクにスムーズに移送することができる。
図1は、ガスハイドレートペレット輸送システムの概略構成図である。
ガスハイドレートペレット移送装置は、ガスハイドレート生成装置の規模に左右されるが、複数台乃至十数台の造粒装置及びスラリータンクによって構成されている。これらの造粒装置及びスラリータンクは、複数のグループより構成されているが、説明の都合上、1つのグループを構成している造粒装置及びスラリータンクについて説明する。
すなわち、
濃度=(X−Y)×100/X
ここで、X:ペレットスラリー抽出量
Y:ペレットスラリー抽出量Xからガスハイドレートペレットを除去した残りのスラリー母液量
次に、図10を用いて、本発明の第2の実施の形態(ペレタイザー(造粒装置)からガスハイドレートペレットがスラリーとして供給される場合)について説明する。
(a)造粒装置9のガス還流管路28の第3バルブB3及びペレットスラリー供給管路62のバルブ61を「開」にした状態でスラリータンク(造粒装置9内と同じ圧力(例えば、5.4MPa)のガス雰囲気となっている。)13に造粒装置9からペレットスラリーs”を投入する。投入が進むに連れてスラリータンク13内のガスgは、ガス還流管路28を経て造粒装置9の耐圧容器23に還流される。
m スラリー母液
n ガスハイドレート
p ガスハイドレートペレット
B8 スラリー輸送管のバルブ
13 スラリータンク
15 スラリー輸送管
16 ペレット貯蔵タンク
24 造粒機
Claims (2)
- 粉体状のガスハイドレートを、第1の圧力を持つガスハイドレート生成ガスの雰囲気中にある造粒機によってペレット状に成形し、しかる後に、このガスハイドレートペレットを大気圧下のペレット貯蔵タンクに移送するガスハイドレートペレットの移送方法において、
(a)前記ガスハイドレート生成ガスをスラリータンクに圧入する工程と、
(b)ガスハイドレート生成ガス充填後のスラリータンクに前記ガスハイドレートペレットを充填する工程と、
(c)ガスハイドレートペレット充填後のスラリータンクにスラリー母液を圧入して前記スラリータンク内の前記ガスハイドレート生成ガスを前記造粒機側に還流する工程と、
(d)前記スラリータンクに設けたスラリー輸送管のバルブを操作して前記スラリータンクの内圧を開放する工程と、
(e)前記ガスハイドレート生成ガスを、前記第1の圧力より低圧の第2の圧力にして前記スラリータンクに注入することによってスラリータンク内のガスハイドレートペレットをスラリー状態で前記スラリー輸送管内に押し出すと共に、前記スラリータンクにスラリー母液を補給してスラリー濃度を稀釈する工程とから成るガスハイドレートペレットの移送方法。 - 粉体状のガスハイドレートを、第1の圧力を持つガスハイドレート生成ガスの雰囲気中にある造粒機によってペレット状に成形し、しかる後に、このガスハイドレートペレットを大気圧下のペレット貯蔵タンクに移送するガスハイドレートペレットの移送方法において、
(a)前記ガスハイドレート生成ガスの雰囲気中で、前記ガスハイドレートペレットをスラリー母液内に投入してペレットスラリーを形成する工程と、
(b)このペレットスラリーをスラリータンクに供給してスラリータンク内のガスハイドレート生成ガスを前記造粒機側に還流させる工程と、
(c)前記スラリータンクに設けたスラリー輸送管のバルブを操作して前記スラリータンクの内圧を開放する工程と、
(d)前記ガスハイドレート生成ガスを、前記第1の圧力より低圧の第2の圧力にして前記スラリータンクに注入することによってスラリータンク内のガスハイドレートペレットをスラリー状態で前記スラリー輸送管内に押し出すと共に、前記スラリータンクにスラリー母液を補給してスラリー濃度を稀釈する工程とから成るガスハイドレートペレットの移送方法。
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