JP4745024B2 - ガスハイドレートペレットの払い出し方法及び装置 - Google Patents

ガスハイドレートペレットの払い出し方法及び装置 Download PDF

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Description

本発明は、ガスハイドレートペレットを高圧のガスハイドレート生成ガスの中から常圧下の貯槽内に払い出すガスハイドレートペレットの払い出し方法及び装置に関するものである。
従来、ガスハイドレート製造システムとしては、図6のようなシステムがある。このガスハイドレート製造システムは、第1生成器101、脱水器102、第2生成器103、造粒器104、脱圧装置105、冷却器106、貯槽107、ガス圧縮機108により構成されている。
上記第1生成器101に、高圧(例えば、54ata(5.29MPa))の原料ガス(天然ガス)gと、常温(例えば、5℃)の原料水wとを供給し、攪拌・バブリング方式などの任意の方式によって原料ガスgと原料水wとを気液接触させてガスハイドレートを生成する。ガスハイドレートの生成に際して発生した反応熱は、LNGの冷熱を利用して除去される。
第1生成器101で生成されたガスハイドレートは、スラリーs(例えば、ガスハイドレートの含有率20%程度)の状態で脱水器102に供給して脱水する(例えば、含水率50%程度。)。脱水器102で脱水された水w’は、元の原料水wに混入される。
脱水器102によって脱水されたガスハイドレートhは、第2生成器103に供給され、更に、脱水される(例えば、含水率10%以下)。第2生成器103における脱水には、第1生成器101から供給された原料ガスgが使用される。つまり、原料ガスgとガスハイドレートに付随している水wとが反応して新たにガスハイドレートを生成することによってガスハイドレートの含水率を実質的に低下させるのである。
第2生成器103で脱水されたガスハイドレートhは、造粒機(ペレタイザー)104によって任意の形状及び寸法のガスハイドレートペレットpに成型される。このガスハイドレートペレットpは、高圧(54ata(約5.29MPa))の原料ガス(ガスハイドレート生成ガス)gの雰囲気中で成型されるので、脱圧装置105によって貯蔵や輸送に適した常圧まで減圧され、しかる後に、冷却器106によって自己保存効果を発揮できると言われているマイナス20℃程度に冷却される。冷却器106によって冷却されたガスハイドレートペレットpは、常圧下にある貯槽107に貯蔵される。
脱圧装置105によって減圧されたパージガスg’は、ガス圧縮機108によって原料ガスgと同圧まで昇圧され、第1生成器101の上流側に戻される。
このようなガスハイドレートの製造システムは、上記以外にも知られている(例えば、特許文献1。)。
特開2003−105362号公報(第11−12頁、図11)
しかし、脱圧装置105によって減圧されたパージガスg’を第1生成器101の上流側に還元する場合は、パージガスg’をガス圧縮機108を用いて原料ガスgのガス圧(例えば、54ata(約5.29MPa))まで昇圧する必要があるため、高圧用のガス圧縮機108が必要になるばかりでなく、ガス圧縮機108を運転するための消費電力が増大するという問題がある。
また、従来のガスハイドレート製造システムは、脱圧装置105と冷却器106とをそれぞれ別個に設ける必要があるので、その分、設備費が増大すると共に、工程が長くなり、維持管理が面倒になるという問題がある。
本発明は、このような問題を解消するためになされたものであって、その目的は、高圧ガスの雰囲気中で成型したガスハイドレートペレットを常圧下で貯蔵する際に、パージガスの発生を抑制しながらガスハイドレートを払い出すことができるガスハイドレートペレットの払い出し方法及び装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、高圧ガスの雰囲気中で成型したガスハイドレートペレットを脱圧して冷却する脱圧装置と冷却器とを一つの装置で兼用するようにしたガスハイドレートペレットの払い出し方法及び装置を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明は、次のように構成されている。
請求項1に記載の発明に係るガスハイドレートペレットの払い出し方法は、ガスハイドレートペレットを、高圧のガスハイドレート生成ガス中から常圧下の貯槽内に払い出すガスハイドレートペレットの払い出し方法において、(a)ガスハイドレートペレット払い出し用の容器に冷媒液を注入する工程、(b)前記冷媒液が注入された前記容器に前記ガスハイドレートペレットを投入して当該ガスハイドレートペレットを冷却する工程、(c)前記容器の冷媒液を抜き出して容器内を減圧する工程、(d)減圧された容器から冷却したガスハイドレートペレットを常圧下に払い出す工程とから成るガスハイドレートペレットの払い出し方法である。
請求項2に記載の発明に係るガスハイドレートペレットの払い出し方法は、前記ガスハイドレートペレット払い出し用の容器を少なくとも3基有すると共に、前記(a)〜(d)工程を各容器間において互いに時間をずらして順次行うことを特徴とする請求項1記載のガスハイドレートペレットの払い出し方法である。
請求項3に記載の発明に係るガスハイドレートペレットの払い出し方法は、前記ガスハイドレートペレット払い出し用の容器から冷媒液を抜き出す時に発生した冷媒ガスを液化天然ガスの冷熱を利用して再液化することを特徴とする請求項1記載のガスハイドレートペレットの払い出し方法である。
請求項4に記載の発明に係るガスハイドレートペレットの払い出し装置は、ガスハイドレートペレットを高圧のガスハイドレート生成ガス中から常圧下の貯槽に払い出すガスハイドレートペレットの払い出し装置において、少なくとも3基のガスハイドレートペレット払い出し用の容器と、該容器に冷媒液を順番に分配する冷媒供給弁と、前記冷媒液が注入された容器内に前記ガスハイドレートペレットを投入するガスハイドレートペレット投入弁と、前記ガスハイドレートペレットが投入された容器から冷媒液を排出する減圧弁と、減圧した容器の前記ガスハイドレートペレットを常圧下に払い出すガスハイドレートペレット排出弁と、前記減圧弁によって減圧された時に気化した冷媒ガスを再液化する冷媒再液化器とから成るガスハイドレートペレットの払い出し装置である。
上記のように、請求項1に記載の発明は、ガスハイドレートペレットを、高圧のガスハイドレート生成ガス中から常圧下の貯槽内に払い出す際に、(a)ガスハイドレートペレット払い出し用の容器に冷媒液を注入する工程、(b)前記冷媒液が注入された前記容器に前記ガスハイドレートペレットを投入して当該ガスハイドレートペレットを冷却する工程、(c)前記容器の冷媒液を抜き出して容器内を減圧する工程、(d)減圧された容器から冷却したガスハイドレートペレットを常圧下に払い出す工程とから構成されているので、パージガスの発生を抑制しながらガスハイドレートペレットを高圧のガスハイドレート生成ガス中から常圧下の貯槽内に払い出すことができる。
また、本発明は、上記のように、冷媒液が注入された容器にガスハイドレートペレットを投入してガスハイドレートペレットを直接冷却するため、ガスハイドレートペレットを瞬間的に冷却することができる。
また、請求項2に記載の発明は、前記ガスハイドレートペレット払い出し用の容器を少なくとも3基有すると共に、前記(a)〜(d)工程を各容器間において互いに時間をずらして順次行うので、ガスハイドレートペレットを連続的に払い出すことができる。
また、請求項3に記載の発明は、前記ガスハイドレートペレット払い出し用の容器から冷媒液を抜き出す時に発生した冷媒ガスを液化天然ガスの冷熱を利用して再液化するので、電力を消費する冷凍機などが不要となり、経済的である。
請求項4に記載の発明に係るガスハイドレートペレットの払い出し装置は、ガスハイドレートペレットを高圧のガスハイドレート生成ガス中から常圧下の貯槽に払い出すガスハイドレートペレットの払い出し装置において、少なくとも3基のガスハイドレートペレット払い出し用の容器と、該容器に冷媒液を順番に分配する冷媒供給弁と、前記冷媒液が注入された容器内に前記ガスハイドレートペレットを投入するガスハイドレートペレット投入弁と、前記ガスハイドレートペレットが投入された容器から冷媒液を排出する減圧弁と、減圧した容器の前記ガスハイドレートペレットを常圧下に払い出すガスハイドレートペレット排出弁と、前記減圧弁によって減圧された時に気化した冷媒ガスを再液化する冷媒再液化器とから構成されているので、高圧ガスの雰囲気中で成型した前記ガスハイドレートペレットを脱圧して冷却する脱圧装置と冷却器とを一つの容器で兼用することが可能となった。
従って、その分、ガスハイドレートペレット払い出し装置の工程が短縮され、維持管理を容易に行なうことが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。なお、この実施の形態では、混合容器の切り替えを3連式の方式で行う場合について説明するが、これだけに限定するものではない。
図1は、本発明のガスハイドレートペレットの払い出し方法の実施に適用する装置の概略構成図である。
図1において、符号1は、ガスハイドレートペレットの払い出し装置であり、テーブルフィーダ2、3基の混合容器3a,3b,3c、スクリューフィーダ4、冷媒再液化器5、バッファタンク6、送液ポンプ7を備えている。
混合容器(ガスハイドレートペレット払い出し用の容器)3a〜3cは、それぞれ、注液弁(冷媒供給弁)11、ガスハイドレートペレット投入弁12、減圧弁(抽液弁とも言う。)13、ガスハイドレートペレット排出弁14を有している。
注液弁11は、冷媒再液化器5に接続している冷媒供給管15から分岐した3本の分岐管16a,16b,16cに、それぞれ、設けられている。そして、第1の分岐管16aは、第1の混合容器3aに接続され、第2の分岐管16bは、第2の混合容器3bに接続され、第3の分岐管16cは、第3の混合容器3cに接続されている。
また、ガスハイドレートペレット投入弁12は、テーブルフィーダ2と各混合容器3a,3b,3cとを連通する3本のガスハイドレートペレット投入管17a,17b,17cに設けられている。また、減圧弁13は、第1の混合容器3aに設けた第1の抽液管18aと、第2の混合容器3bに設けた第2の抽液管18bと、第3の混合容器3cに設けた第3の抽液管18cとに設けられている。この3本の抽液管18a〜18cは、冷媒再液化器5に設けた幹管19に、それぞれ、接続されている。また、ガスハイドレートペレット排出弁14は、混合容器3a,3b,3cとスクリューフィーダ4とを連通する3本のガスハイドレートペレット排出管20a,20b,20cに、それぞれ、設けられている。
なお、冷媒再液化器5で再液化された冷媒を一時的に貯留するバッファタンク6及び送液ポンプ7は、上記の冷媒供給管15に設けられている。また、この実施の形態では、冷媒液としてプロパン(C3 8 )を用いているが、これに限らず、例えば、ブタン(C4 10)などを適用することができる。
上記テーブルフィーダ2は、ホッパー21より供給されたガスハイドレートペレットpを複数の混合容器3a,3b,3cに分配するものであり、回転円板23を内蔵した円形容器22の周辺には、外側に突出させた3個のガスハイドレートペレット排出部24a,24b,24cを有している(図2参照。)。このガスハイドレートペレット排出部24a,24b,24cには、上記ガスハイドレートペレット投入弁12を備えたガスハイドレートペレット投入管17a,17b,17cを接続させている。
上記スクリューフィーダ4は、筒状の本体31と、本体31内に挿入されたスクリュー部32から構成され、スクリュー部32を電動モーター33によって駆動するようになっている。そして、このスクリューフィーダ4から排出されたガスハイドレートペレットpを図示しない貯槽内に貯蔵するようになっている。
第1、第2、第3の混合容器3a,3b,3cは、図3に示すように、(a)冷媒液充填工程A、(b)ガスハイドレートペレットの投入及び冷却工程B、(c)冷媒抜き工程C、(d)ガスハイドレートペレット払い出し工程Dの4工程を1サイクルとし、1サイクルを所定の時間t(例えば、60秒)で履行するようになっている。
また、冷媒液充填工程Aの処理時間は、t1 秒(例えば、20秒)、ガスハイドレートペレットの投入及び冷却工程Bの処理時間は、t2 秒(例えば、20秒)、冷媒抜き工程Cの処理時間は、t3 秒(例えば、10秒)、ガスハイドレートペレット払い出し工程Dの処理時間は、t4 秒(例えば、10秒)となっている。
そして、第1、第2、第3の混合容器3a,3b,3cは、t1 秒遅れで稼働するようになっている。
次に、上記ガスハイドレートペレット払い出し装置の作用について説明する。なお、便宜上、第1の混合容器の作用について説明する。
(1)先ず、図4(a)に示すように、第1の混合容器3a内に所定の温度(例えば、−30℃程度)に冷却された冷媒液(液化プロパン(C3 8 ))mを注入する(注入時間:t1 秒)。
この場合、注液弁11のみが「開」であり、その他の弁、即ち、ガスハイドレートペレット投入弁12、減圧弁13、ガスハイドレートペレット排出弁14は、全て「閉」となっている。この場合、第1の混合容器3a内の圧力は、2.5ata(0.245MPa)となっている。
(2)次に、図4(b)に示すように、注液弁11を「開」から「閉」に切り替え、しかる後に、ガスハイドレートペレット投入弁12を「閉」から「開」に切り替えると、ガスハイドレートペレットpが既に説明したテーブルフィーダ2より第1の混合容器3a内に投入される(投入時間:t2 秒)。
この第1の混合容器3aに投入されたガスハイドレートペレットpは、冷媒液mによって自己保存効果を発揮できる温度(例えば、−20℃程度)に急冷されると同時に、第1の混合容器3aにガスハイドレートペレットpと一緒に高圧(例えば、54ata(5.29MPa))の原料ガス(ガスハイドレート生成ガス)gが流入するため、第1の混合容器3a内の圧力が高くなる(例えば、54ata(5.29MPa))。
(3)次に、図4(c)に示すように、ガスハイドレートペレット投入弁12を「開」から「閉」に切り替える。しかる後に、減圧弁13を「閉」から「開」に切り替えると、第1の混合容器3a内の冷媒液mが減圧弁13を通って流出し、第1の混合容器3aが減圧される(例えば、1.75ata(0.17MPa))。
なお、冷媒液の排出時間は、t3 秒である。また、減圧弁13によって減圧された時に気化した冷媒ガスは、LNG(u)を冷熱源とする冷媒再液化器5によって再液化される。
(4)次に、図4(d)に示すように、減圧弁13を「開」から「閉」に切り替え、しかる後に、ガスハイドレートペレット排出弁14を「閉」から「開」に切り替えると、第1の混合容器3a内に残っているガスハイドレートペレットpがガスハイドレートペレット排出弁14を通って排出される。第1の混合容器3aから排出されたガスハイドレートペレットpは、スクリューフィーダ4によって常圧中に設置した貯槽(図示せず)に貯蔵される。
図5は、冷媒(プロパン)の状態線図であり、符号a〜cは、混合容器3a内に高圧(54ata)のガスハイドレート生成ガスgが流入すると同時に、前記混合容器3a内に投入されたガスハイドレートペレットpの顕熱によって、予め、前記混合容器3a内に充填されていた冷媒液(プロパン)mの移行状況を示している。
符号c〜dは、前記混合容器3a内の冷媒液(プロパン)mを減圧した状況を示し、符号d〜eは、冷媒液(プロパン)mがガス化した状況を示している。また、符号e〜aは、LNG等によって冷却され、ガス化した冷媒(プロパン)が再液化した状態を示している。
また、符号eは、符号dの気液の状態から液となった状態を図示したものである。従って、符号d〜eがLNGによる冷却負荷となる。
本発明のガスハイドレートペレットの払い出し方法の実施に適用する装置の概略構成図である。 テーブルフィーダの平断面図である。 混合容器の切り替えサイクルを示すサイクルパターン図である。 (a)冷媒液の充填工程を示す図、(b)ガスハイドレートペレット投入及び冷却工程を示す図、(c)冷媒液の液抜き工程を示す図、(d)ガスハイドレートペレットの排出工程を示す図である。 冷媒(プロパン)の状態線図である。 従来例の全体図である。
符号の説明
g 高圧のガスハイドレート生成ガス
m 冷媒液
p ガスハイドレートペレット
1 ガスハイドレートペレットの払い出し装置
3a〜3c 混合容器(ガスハイドレートペレット払い出し用の容器)
5 冷媒再液化器
11 注液弁(冷媒供給弁)
12 ガスハイドレートペレット投入弁
13 減圧弁(抽液弁)
14 ガスハイドレートペレット排出弁

Claims (4)

  1. ガスハイドレートペレットを、高圧のガスハイドレート生成ガス中から常圧下の貯槽内に払い出すガスハイドレートペレットの払い出し方法において、
    (a)ガスハイドレートペレット払い出し用の容器に冷媒液を注入する工程、
    (b)前記冷媒液が注入された前記容器に前記ガスハイドレートペレットを投入して当該ガスハイドレートペレットを冷却する工程、
    (c)前記容器の冷媒液を抜き出して容器内を減圧する工程、
    (d)減圧された容器から冷却したガスハイドレートペレットを常圧下に払い出す工程とから成るガスハイドレートペレットの払い出し方法。
  2. 前記ガスハイドレートペレット払い出し用の容器を少なくとも3基有すると共に、前記(a)〜(d)工程を各容器間において互いに時間をずらして順次行うことを特徴とする請求項1記載のガスハイドレートペレットの払い出し方法。
  3. 前記ガスハイドレートペレット払い出し用の容器から冷媒液を抜き出す時に発生した冷媒ガスを液化天然ガスの冷熱を利用して再液化することを特徴とする請求項1記載のガスハイドレートペレットの払い出し方法。
  4. ガスハイドレートペレットを高圧のガスハイドレート生成ガス中から常圧下の貯槽に払い出すガスハイドレートペレットの払い出し装置において、少なくとも3基のガスハイドレートペレット払い出し用の容器と、該容器に冷媒液を順番に分配する冷媒供給弁と、前記冷媒液が注入された容器内に前記ガスハイドレートペレットを投入するガスハイドレートペレット投入弁と、前記ガスハイドレートペレットが投入された容器から冷媒液を排出する減圧弁と、減圧した容器の前記ガスハイドレートペレットを常圧下に払い出すガスハイドレートペレット排出弁と、前記減圧弁によって減圧された時に気化した冷媒ガスを再液化する冷媒再液化器とから成るガスハイドレートペレットの払い出し装置。
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