JP2007076728A - 意匠性、風合いに優れた巾着袋 - Google Patents
意匠性、風合いに優れた巾着袋 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007076728A JP2007076728A JP2005270360A JP2005270360A JP2007076728A JP 2007076728 A JP2007076728 A JP 2007076728A JP 2005270360 A JP2005270360 A JP 2005270360A JP 2005270360 A JP2005270360 A JP 2005270360A JP 2007076728 A JP2007076728 A JP 2007076728A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- nonwoven fabric
- drawstring bag
- polyester
- heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/80—Packaging reuse or recycling, e.g. of multilayer packaging
Abstract
【課題】 優れた加工性、ヒートシール性を有し、末端消費者が満足する柔軟性を有し、更には優れたドレープ性と染色・印刷性を有することで末端消費者の購買意欲を喚起し得、加えてリサイクルが容易な巾着袋を提供する。
【解決手段】 平均5%伸長時強力が0.01〜0.5N/5cm/gsm、嵩密度が0.01〜0.5g/cm3、ヒートシール強力が30〜100N/5cm、染色堅牢度4級以上であるポリエステル系不織布より成ることを特徴とする巾着袋。
【解決手段】 平均5%伸長時強力が0.01〜0.5N/5cm/gsm、嵩密度が0.01〜0.5g/cm3、ヒートシール強力が30〜100N/5cm、染色堅牢度4級以上であるポリエステル系不織布より成ることを特徴とする巾着袋。
Description
本発明は、優れた印刷性、柔軟性を有すると共に、リサイクルが容易であり、更には一般消費者の購買意欲を喚起する意匠性を付与することが可能である巾着袋に関する。
従来より物品を保護すること等を目的とする袋状物として、ヒートシール可能な熱可塑性樹脂フィルムなどをヒートシール加工して製袋されたものが広く用いられてきたが、近年、内容物の多様化が進むにつれ、内容物の保護、通気性、通液性、吸水性などが求められる場合が増加し、そのため熱可塑性樹脂からなる不織布などからなる袋が用いられるに至っている。不織布を袋として用いる場合、実用に耐えうるヒートシール強度が当然に要求され、かかる要求を満足させるものとしてポリアミド系樹脂不織布とポリエチレン系樹脂不織布からなる不織布が提案されている(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、かかる不織布は、ポリアミド系樹脂不織布を用いることから変色(黄変)し易く、意匠性が求められる末端消費者が用いる袋においては商品価値が低下し、また複合するものであるためリサイクルが困難であり、更には高価であるため広くは普及しにくいものであった。また、末端消費者が袋を使用する際、持ち易くするため手提げ部を設ける場合が多いが、手提げ部をヒートシールすると、袋本体と手提げ部の接合部分に内容物の重さが集中し、重い内容物にあっては、不織布を用いた袋では使用に耐えきれないという問題点があった。
このように、末端消費者が一般生活の使用において満足できる意匠性、実用性を備えた不織布を用いた袋は存在しないのが現状である。
しかしながら、かかる不織布は、ポリアミド系樹脂不織布を用いることから変色(黄変)し易く、意匠性が求められる末端消費者が用いる袋においては商品価値が低下し、また複合するものであるためリサイクルが困難であり、更には高価であるため広くは普及しにくいものであった。また、末端消費者が袋を使用する際、持ち易くするため手提げ部を設ける場合が多いが、手提げ部をヒートシールすると、袋本体と手提げ部の接合部分に内容物の重さが集中し、重い内容物にあっては、不織布を用いた袋では使用に耐えきれないという問題点があった。
このように、末端消費者が一般生活の使用において満足できる意匠性、実用性を備えた不織布を用いた袋は存在しないのが現状である。
本発明は従来技術の課題を背景になされたもので、末端消費者が満足しえる実用性、意匠性を備えうる不織布より構成される袋を提供することを目的とし、より詳しくは、優れた加工性、ヒートシール性を有し、末端消費者が満足する柔軟性を有し、更には優れたドレープ性と染色・印刷性を有することで末端消費者の購買意欲を喚起し得、加えてリサイクルが容易な袋を提供することを課題とする。
本発明者らは上記課題を解決するため、鋭意研究した結果、遂に本発明を完成するに至った。即ち本発明は(1)平均5%伸長時強力が0.01〜0.8cm/gsm、嵩密度が0.01〜0.5g/cm3、ヒートシール強力が30〜100N/5cm、染色堅牢度4級以上であるポリエステル系不織布より成ることを特徴とする巾着袋、(2)前記ポリエステル系不織布が、ポリブチレンテレフタレート及び/又はポリトリメチレンテレフタレートを主成分とすることを特徴とする(1)記載の巾着袋、(3)横端部がヒートシールされてなることを特徴とする請求項1又は2に記載の巾着袋、である。
本発明による袋は、加工が容易且つ安価な一方で、一般生活における実用に耐え、優れたヒートシール性、一般的な末端消費者の嗜好を満足する柔軟性を有し、更には鮮やかな色による染色・印刷が可能であり、加えてリサイクルが可能であり、大部分の消費者の嗜好・要望に応えうるという利点を有する。
以下、本発明を詳細に説明する。
本願発明の袋は、巾着袋であることが好ましい。不織布の強度には限界があり、手提げ部と袋本体をヒートシールすると、実用時において接着シール部分に応力集中し、破壊が起こり易い。これに対し、巾着袋とすれば、紐により不織布が絞られ、不織布全体に応力が分散し、織物や編物に比して強度が低い不織布であっても、充分に一般的な実用に耐えるからである。
本願発明の袋は、巾着袋であることが好ましい。不織布の強度には限界があり、手提げ部と袋本体をヒートシールすると、実用時において接着シール部分に応力集中し、破壊が起こり易い。これに対し、巾着袋とすれば、紐により不織布が絞られ、不織布全体に応力が分散し、織物や編物に比して強度が低い不織布であっても、充分に一般的な実用に耐えるからである。
本発明にかかる袋は、ポリエステル系不織布よりなることが好ましい。ポリエステル系不織布を用いることにより、紙、編物、織物にない独特の風合いを備える袋が得られ、加えて鮮明な染色性・印刷性を付与し、更にはリサイクルが可能とすることができるである。
本発明にかかる袋に用いるポリエステル不織布は、ソフトポリエステル系を主原料とする不織布であることが好ましい。ソフトポリエステル系ポリエステルを用いることにより、より優れた柔軟性・風合いとドレープ性、染色性・印刷特性、ヒートシール性を得ることが可能となるからである。また、ソフトポリエステル系不織布は柔軟であるため、巾着袋として使用したとき紐によって均一に絞られ、これにより実用時にかかる応力も均一に分散して耐久性が向上し、更には絞り部付近の外観ラインが滑らかとなり、内容物を包んだ状態の外観が優れたものとなる。
本発明でいうソフトポリエステルとは、具体的には、ポリブチレンテレフタレート、ポリトリメチレンテレフタレート、変性ポリエステルまたはこれらを混合したものが挙げられる。
本発明にかかる袋に用いるソフトポリエステル系不織布は、平均5%伸長時強力が0.01〜0.8N/5cm/gsm、嵩密度が0.01〜0.5g/cm3であることが好ましい。
かかる範囲内のソフトポリエステル系不織布を用いることにより、加工が容易である一方で柔軟性に優れ、被包装物の保護性が高く、更には優れたドレープ性により内容物のシルエットが映し出せる袋が得られるからである。より好ましい範囲は平均5%伸長時強力0.1〜0.8N/5cm/gsm、嵩密度0.1〜0.4g/cm3、更に好ましくは平均5%伸長時強力0.3〜0.5N/5cm/gsm、嵩密度0.1〜0.2g/cm3である。
ここでいう平均5%伸長時強力とは、常温において5cm巾の短冊状の不織布を5%伸長させたときにかかる荷重を不織布の目付で割った値を、タテ・ヨコ方向にN=5で平均したものである。
本発明にかかるソフトポリエステル系不織布は、ヒートシール強力が30〜100N/5cmであることが好ましい。
ヒートシール強度が30N/5cm未満であれば、袋として用いたとき、実用において、被包装物の重量等に耐え切れず破損することが多くなるからである。ヒートシール強度の上限は特に限定するものではないが、100N/5cmを超えても実用においてメリットは少なく、その反面、シール部が硬くなりすぎるという不具合が生じやすいからである。より好ましいヒートシール強度は50〜80N/5cm、更に好ましくは50〜70N/5cmである。
なお、本発明でいうヒートシール強力とは135℃で5秒間、足踏み式ヒートシーラーで巾5mmのヒートシールを形成させ、シール面が中心になるように5cm巾の短冊を打ち抜き、引張試験を行ってシールが破壊されるときの強力を測定した値である。
本発明にかかる袋に用いるポリエステル系不織布は、染色堅牢度4級以上であることが好ましい。
本発明でいう染色堅牢度とは130℃*3時間の連続染色を行ったあと、JIS−L0849に基いて測定した値をいう。また同不織布にはグラビア印刷によるプリントも可能であり、同様に良好な堅牢度を有する特徴をもつ。接着剤としては、ウレタン系、エステル系、アクリル系、スチレン系等の樹脂が用いられるが、特に限定されるものではない。これらの接着剤には安定剤、紫外線吸収剤、吸湿剤、撥水剤、顔料等が含まれても良い。
本発明にかかる袋に用いるポリエステル不織布は、非晶性ポリエステルを含むものであることが好ましい。これにより、ポリエステルの有する風合いを損なうことなく、より強力なヒートシール性を確保することが出来るとともに、より鮮明な染色性・印刷特性をえることができるからである。更に巾着袋においては、袋を開閉する際、紐との摩擦が不可避であるところ、非晶性成分を含有させることにより、毛羽立ちを防ぐことができる。
本発明でいう非晶性ポリエステルとは、例えば、他の第三成分として、酸成分では、イソフタール酸、アジピン酸、セバチン酸、グルタル酸等の第三成分を共重合したものや、ジオール成分としては、ジエチレングリコール、ネオペンチルグリコール、ブタンジオール/エチレングリコール、などのジオール成分を共重合したポリエステルが挙げられる。
非晶性ポリエステルは、2成分以上の複合繊維のシース部に用いる等、その複合・混合方法に制限はないが、結晶性ポリエステル原料とレジンブレンドに混合することが好ましい。かかる方法により混合すると、通常の2成分紡糸に比して容易に紡糸でき、かつ、2成分紡糸に劣らない強力なヒートシール性が得られるからである。
何故、レジンブレンドによる紡糸でこのような芯-鞘構造2成分複合糸に匹敵する効果が得られるか定かではないが、以下のとおり推測する。すなわち、溶融した結晶性ポリエステルのマトリックス中に共重合非晶性芳香族ポリエステルが良好に分散した状態で紡糸オリフィスを通過することになるが、紡出前の溶融状態の接触界面では、共重合非晶性ポリエステルと結晶性ポリエステルとの共重合が進み、添加量が少ないと比較的短時間で共重合は完結してマトリックス中に分散している。次いで、紡糸オリフィスで大きなせん断力を受けると、溶融粘度の低い非晶性共重合体はオリフィス壁面へと弾き出されてシースコア構造を形成すると推測される。
このような理由から、結晶性ポリエステルと共重合非晶性芳香族ポリエステルは、レジンブレンド(2種以上のポリマーをレジンで投入し、エクストルーダー内で混合して、溶融押し出しして紡糸する)であってもよいし、混練り等により前もってレジン投入前から共重合ポリエステルと芳香族ポリエステルが共重合されていてもよい。
かくして紡糸された繊維は、固化点付近まで冷却しつつネット上にウエッブ状に引き取られるが、このとき、共重合ポリエステルを含有させたものは、接触する繊維間の界面の接合力が高くなり、次いで、エンボス加工等をおこなっても、不織布強力は非常に向上してくる。この結果から、シースコア構造化して、熱接着繊維のような効果が発現している可能性が考えられる。
以下、本発明にかかる袋に用いる不織布の好ましい製造方法の一例を示す。
固有粘度1.20〜1.80のポリブチレンテレフタレート(以下PBTと略す)又は、固有粘度0.8〜1.6のポリトリメチレンテレフタレートと、ポリエチレンテレフタレートにジオールを例えば30モル%共重合した融点が180℃の芳香族ポリエステル(PET共重合体)を混合しつつ真空乾燥して、少なくとも水分率を0.003重量%以下として紡糸に供することが推奨される。本発明での好ましい水分率は0.002重量%以下である。乾燥工程を省略して、紡糸段階でベントより水分を除去する場合は、押出機で溶融される直前及び直後に高真空で水分を除去する方法が推奨される。
固有粘度1.20〜1.80のポリブチレンテレフタレート(以下PBTと略す)又は、固有粘度0.8〜1.6のポリトリメチレンテレフタレートと、ポリエチレンテレフタレートにジオールを例えば30モル%共重合した融点が180℃の芳香族ポリエステル(PET共重合体)を混合しつつ真空乾燥して、少なくとも水分率を0.003重量%以下として紡糸に供することが推奨される。本発明での好ましい水分率は0.002重量%以下である。乾燥工程を省略して、紡糸段階でベントより水分を除去する場合は、押出機で溶融される直前及び直後に高真空で水分を除去する方法が推奨される。
ついで、常法により、溶融紡糸を行う。紡糸温度は、ポリブチレンテレフタレートの融点より15℃〜40℃高い温度が推奨される。好ましくは25℃〜35℃高い温度が推奨される。オリフィスから溶融ポリマーを吐出するに際し、本発明では、せん断速度を高く設定できる孔径が推奨できる。剪断速度を高くすることで、擬似シースコア構造化ができるので特に好ましい。好ましい剪断速度は500/秒〜5000/秒であり、より好ましくは1500/秒〜4000/秒である。剪断速度が10000/秒を越えると異常流動を生じ、繊維の強力が低下するので好ましくない。吐出量はせん断速度を高くした構造形成と引取速度に応じて所望の繊度となる最適量とするのが好ましい。
本発明では、好ましい繊度が0.5dtexから8dtexであるから、引取速度が4000m/分であれば、単孔あたりの吐出量は0.2g/分〜3.2g/分とするのが好ましい。吐出するノズルは多数列の小さなノズルを必要個数設置しても良いし、多列の孔を有する一枚のノズルを用いてもよい。吐出された溶融線条は、冷却しつつ細化させて引取る。スパンボンド法では、アスピレーター機能をもつエジェクターで引取り、搬送ネット上に振落として繊維配列をランダムな状態に開繊積層したウエッブを形成する。このとき、繊維は弾性回復限界内で遅延回復して不織布の形態保持性が低下して取扱性が悪くなる場合がある。このため、本発明では、開繊積層したウエッブの遅延回復を直ちに抑制してウエッブ形態を固定する方法を強く推奨する。具体的には、引取りネットでの挟み込み固定化する方法や、押さえローラーによる固定化方法が例示できる。このことにより、不織布の形態保持性が著しく向上する。振り落とす繊維量は、所望の目付けになるように引取ネット速度に応じて調整し振り落とす。
振り落とし繊維本数が一定の場合では、引取ネット速度を早くしていくと、開繊された繊維は、ネットの進行方向(以下MDと略す)に配列する確率が多くなる傾向を示す。このような場合は振り落とす繊維本数を多くすることでランダムな状態を調整することが可能となり、より生産性も向上する。引取りウエッブ形成の工程では、必要な厚み調整も配慮する必要がある。
かくして得られた不織布は、要望に沿う色に染色し、袋材に応じた大きさに切断・ヒートシールされ、更には印刷工程を経て最終的な袋に加工される。
なお、本発明における上記製造方法は例示であり、本発明はこれらに限定されるものではない。
なお、本発明における上記製造方法は例示であり、本発明はこれらに限定されるものではない。
本発明の袋は、端部がヒートシールされているものであることが好ましい。袋を使用する際、端部はさほど力が加わらず、安価に製造することができるヒートシールであっても実用に耐えうるからである。これに対し、底部は内容物の重量を支える必要があるため、不織布の折り返し部分とすることが好ましい。
以下に、本発明を実施例によりさらに詳しく説明するが、本発明は、これらの例によって限定されるものではない。なお、実施例における評価方法は下記とおりである。
(平均5%伸張時強力)
5cm*20cmの短冊状にタテ及びヨコ方向別にサンプルを打ち抜き、テンシロン引張試験機を用いJIS L1906 5.3.1に準じ、5%伸長時にかかる張力をタテ、ヨコ方向N=5でそれぞれ測定し、それらの平均値をサンプルの目付で割って値を求めた。
5cm*20cmの短冊状にタテ及びヨコ方向別にサンプルを打ち抜き、テンシロン引張試験機を用いJIS L1906 5.3.1に準じ、5%伸長時にかかる張力をタテ、ヨコ方向N=5でそれぞれ測定し、それらの平均値をサンプルの目付で割って値を求めた。
(柔らかさ)
平均5%伸長時強力が0.5N/5cm以下のものを○、より大きいものを×とした。
平均5%伸長時強力が0.5N/5cm以下のものを○、より大きいものを×とした。
(嵩密度)
不織布巾方向に等間隔でダイヤルシックネスゲージ(測定部面積2.0cm2、荷重5KPa)で厚さ(mm)を測定し、その平均値を平均厚さとする。次に厚さを測定した位置を含む20cm*5cmの短冊を打ち抜き、質量(g)を秤量しその平均値を平均目付(g/m2)とする。嵩密度は(1)式で計算により求め0.5g/cm3以下のものを○、より大きいものを×とした。
嵩密度(g/cm3)=目付(g/m2)÷厚さ(mm)÷1000・・・(1)式
不織布巾方向に等間隔でダイヤルシックネスゲージ(測定部面積2.0cm2、荷重5KPa)で厚さ(mm)を測定し、その平均値を平均厚さとする。次に厚さを測定した位置を含む20cm*5cmの短冊を打ち抜き、質量(g)を秤量しその平均値を平均目付(g/m2)とする。嵩密度は(1)式で計算により求め0.5g/cm3以下のものを○、より大きいものを×とした。
嵩密度(g/cm3)=目付(g/m2)÷厚さ(mm)÷1000・・・(1)式
(ヒートシール強力)
ヒートシール部分中央に横断するように5cm*20cmの短冊状にサンプルを打ち抜き、テンシロン引張試験機を用い、下記条件で測定を行い、N=3でシールが破断するときの強力を求め、その平均値を求め、30N/5cm以上のものを○、より小さいものを×とした。
シール温度 :135℃×5秒
サンプル幅 :5cm
サンプル伸長速度:200mm/分
チャック間距離 :10cm
ヒートシール部分中央に横断するように5cm*20cmの短冊状にサンプルを打ち抜き、テンシロン引張試験機を用い、下記条件で測定を行い、N=3でシールが破断するときの強力を求め、その平均値を求め、30N/5cm以上のものを○、より小さいものを×とした。
シール温度 :135℃×5秒
サンプル幅 :5cm
サンプル伸長速度:200mm/分
チャック間距離 :10cm
(染色堅牢度)
JIS L-1906に準ずる
摩擦試験機II型(ガクシン型)を用いて測定し、20度*65%RHの標準状態において、100mmのつかみ間隔で試験片を100往復させてN=2で測定を行った。
評価は、染色堅牢度は4級以上のものを○、より低いものを×とした。
JIS L-1906に準ずる
摩擦試験機II型(ガクシン型)を用いて測定し、20度*65%RHの標準状態において、100mmのつかみ間隔で試験片を100往復させてN=2で測定を行った。
評価は、染色堅牢度は4級以上のものを○、より低いものを×とした。
(ドレープ性評価)
30cm×30cmの試料の3方をヒートシールにより袋状にし、中に5cm各の箱を入れて、上部をリボンで縛り、意匠性の全体観察をおこなった。
○:内容物のシルエットがある程度映し出され、巾着袋及び内容物全体として形状を形成し、審美性に富む。
△:内容物の突起部分等は映し出されるが、突起部分等がほぼ直線的に結ばれ、審美性が若干劣る。
× :単に袋の一方をリボンで結んだようにしか見えず、内容物により、全体的な形状が変化するものではなかった。
30cm×30cmの試料の3方をヒートシールにより袋状にし、中に5cm各の箱を入れて、上部をリボンで縛り、意匠性の全体観察をおこなった。
○:内容物のシルエットがある程度映し出され、巾着袋及び内容物全体として形状を形成し、審美性に富む。
△:内容物の突起部分等は映し出されるが、突起部分等がほぼ直線的に結ばれ、審美性が若干劣る。
× :単に袋の一方をリボンで結んだようにしか見えず、内容物により、全体的な形状が変化するものではなかった。
(耐光性評価)
5cm×20cmの試料を屋外に60日暴露し、黄色の程度を下記基準で目視評価した。
○:目視では殆ど変化していなかった。
△:若干黄色味を帯びていた。
× :明らかに黄色味を帯び、商品価値は殆どないものであった。
5cm×20cmの試料を屋外に60日暴露し、黄色の程度を下記基準で目視評価した。
○:目視では殆ど変化していなかった。
△:若干黄色味を帯びていた。
× :明らかに黄色味を帯び、商品価値は殆どないものであった。
(巾着袋耐久性評価)
巾着袋を女性モニター5名に配布して、化粧品入れとして使用し、1週間後回収して巾着袋を下記の基準で分析・集計し、平均点を算出した(小数点は四捨五入した)。
5点:巾着袋の損傷は殆ど無く、また毛羽立ちも殆ど見られなかった。
4点:巾着袋の損傷は殆ど見られなかったが、紐と擦れる部分において若干毛羽立ちが見られた。
3点:巾着袋の損傷は殆ど見られなかったが、巾着袋全体として毛羽立ちが見られた。
2点:巾着袋のヒートシール部で剥離が生じ、穴が開いていた。
1点:巾着袋のヒートシール部の剥離が激しく、もはや袋として使用できるものではなかった。
巾着袋を女性モニター5名に配布して、化粧品入れとして使用し、1週間後回収して巾着袋を下記の基準で分析・集計し、平均点を算出した(小数点は四捨五入した)。
5点:巾着袋の損傷は殆ど無く、また毛羽立ちも殆ど見られなかった。
4点:巾着袋の損傷は殆ど見られなかったが、紐と擦れる部分において若干毛羽立ちが見られた。
3点:巾着袋の損傷は殆ど見られなかったが、巾着袋全体として毛羽立ちが見られた。
2点:巾着袋のヒートシール部で剥離が生じ、穴が開いていた。
1点:巾着袋のヒートシール部の剥離が激しく、もはや袋として使用できるものではなかった。
[実施例1〜4]
テレフタル酸(以下TPAと略す)100部、エチレングリコ−ル(以下EGと略す)40部、ネオペンチルグリコール(以下NPGと略す)15部を少量の触媒と仕込み、常法にてエステル交換−重合後ペレタイズして、融点178℃、固有粘度0.780の芳香族共重合ポリエステルA(以下COPES−Aと略す)を得た。
TPA100部、1・4ブタンジオール(以下BGと略す)70部を少量の触媒と仕込み、常法にてエステル交換−重合後ペレタイズして、融点230℃、固有粘度1.205のポリブチレンテレフタレート(以下PBTと略す)を得た。
テレフタル酸(以下TPAと略す)100部、エチレングリコ−ル(以下EGと略す)40部、ネオペンチルグリコール(以下NPGと略す)15部を少量の触媒と仕込み、常法にてエステル交換−重合後ペレタイズして、融点178℃、固有粘度0.780の芳香族共重合ポリエステルA(以下COPES−Aと略す)を得た。
TPA100部、1・4ブタンジオール(以下BGと略す)70部を少量の触媒と仕込み、常法にてエステル交換−重合後ペレタイズして、融点230℃、固有粘度1.205のポリブチレンテレフタレート(以下PBTと略す)を得た。
COPES−A10部、PBT90部をロータリー式真空乾燥機に投入して、混合乾燥(水分率0.002重量%まで乾燥)し、紡糸に供した。紡糸温度260℃にて、オリフィス径φ0.23mmのノズルより、単孔吐出量0.7g/分で紡糸し、ノズル下50mmより20℃の空気を風速0.5m/秒にて冷却しつつ、ノズル下0.8mの点に設置したエジェクターで糸速4100m/分の速度で吸引させつつ引取り、ノズル下1.5m点で、面表1に記載のかさ密度となるよう引取りネット面の速度を調整し、繊維束を開繊させつつ振り落とし積層した。ネット面に積層した不織布は210℃で線圧50kN/mのエンボスローラーにて加工され長繊維不織布を得た。得られたエンボス加工スパンボンド不織布は融点226℃、吸熱開始温度189℃、繊維間の絡合はエンボスによるドットで構成されている。さらに長繊維不織布にグラビア印刷、フレキソ印刷、オフセット印刷機を用いて種々の印刷加工を行った。その結果エンボスマークの中まで印刷された意匠性の高い不織布シートを得た。得られた不織布を用い、経50cm×横25cmの試料(不織布)を2つ折りにし、両横端を0.5cm幅で上記ヒートシール強力評価と同様の条件でヒートシールし、経25cm×横幅25cmの袋を得た。得られた袋の上部(開放部)から6cmの位置に、両横端から7cmの位置に直径1.5cmの穴を合計2個あけた。かかる穴に、長さ100cm、径0.5cmの紐(木綿製)を通し、巾着袋を得た。
[実施例5〜8]
TPA100部、トリメチレングリコール(以下TGと略す)60部を少量の触媒と仕込み、常法にてエステル交換後、重合してペレット化し、融点221℃、固有粘度1.310のPTTを得た。
COPES−A10部、得られたPTT90部を乾燥後、紡糸温度255℃にて、実施例2で用いたスリット孔のノズルより、単孔吐出量0.25g/分で紡糸し、ノズル下50mmより20℃の空気を風速0.5m/秒にて冷却しつつ、ノズル下0.8mの点に設置したエジェクターで糸速4000m/分の速度で吸引させつつ引取り、ノズル下1.5m点で、表1に記載のかさ密度となるよう引取りネット面の速度を調整し、繊維束を開繊させつつ振り落とし積層した。ネット面に積層されたウェブは230℃のエンボスロールで線圧40kg/cmで部分熱圧着し長繊維不織布を得た。
得られた長繊維不織布に、融点221℃、吸熱開始温度182℃及、繊維間の絡合はエンボスによるドットで構成されている。
さらに長繊維不織布にグラビア印刷、フレキソ印刷、オフセット印刷機を用いて種々の印刷加工を行った。その結果エンボスマークの中まで印刷された意匠性の高い不織布シートを得た。得られた不織布を用いて実施例1〜4と同様の方法で巾着袋を得た。
TPA100部、トリメチレングリコール(以下TGと略す)60部を少量の触媒と仕込み、常法にてエステル交換後、重合してペレット化し、融点221℃、固有粘度1.310のPTTを得た。
COPES−A10部、得られたPTT90部を乾燥後、紡糸温度255℃にて、実施例2で用いたスリット孔のノズルより、単孔吐出量0.25g/分で紡糸し、ノズル下50mmより20℃の空気を風速0.5m/秒にて冷却しつつ、ノズル下0.8mの点に設置したエジェクターで糸速4000m/分の速度で吸引させつつ引取り、ノズル下1.5m点で、表1に記載のかさ密度となるよう引取りネット面の速度を調整し、繊維束を開繊させつつ振り落とし積層した。ネット面に積層されたウェブは230℃のエンボスロールで線圧40kg/cmで部分熱圧着し長繊維不織布を得た。
得られた長繊維不織布に、融点221℃、吸熱開始温度182℃及、繊維間の絡合はエンボスによるドットで構成されている。
さらに長繊維不織布にグラビア印刷、フレキソ印刷、オフセット印刷機を用いて種々の印刷加工を行った。その結果エンボスマークの中まで印刷された意匠性の高い不織布シートを得た。得られた不織布を用いて実施例1〜4と同様の方法で巾着袋を得た。
[実施例9〜12]
フィラメントとして芯にポリエチレンテレフタレート(以下PET)、鞘にPBTを体積比8:2で複合紡糸し、スパンボンド法不織性ウェブにした後、220℃のエンボスロールで線圧40kg/cmで部分熱圧着し、長繊維不織布を得た。
さらに長繊維不織布にグラビア印刷、フレキソ印刷、オフセット印刷機を用いて種々の印刷加工を行った。その結果エンボスマークの中まで印刷された意匠性の高い不織布シートを得た。得られた不織布を用いて実施例1〜4と同様の方法で巾着袋を得た。
フィラメントとして芯にポリエチレンテレフタレート(以下PET)、鞘にPBTを体積比8:2で複合紡糸し、スパンボンド法不織性ウェブにした後、220℃のエンボスロールで線圧40kg/cmで部分熱圧着し、長繊維不織布を得た。
さらに長繊維不織布にグラビア印刷、フレキソ印刷、オフセット印刷機を用いて種々の印刷加工を行った。その結果エンボスマークの中まで印刷された意匠性の高い不織布シートを得た。得られた不織布を用いて実施例1〜4と同様の方法で巾着袋を得た。
[比較例1〜4]
固有粘度0.68のPETを用い、紡糸温度285℃にて、孔径0.35mmノズルより単孔吐出量2.5g/分、引取速度4800m/分にて紡糸し、エンボス加工をドット5mm間隔で240℃、線圧50kN/mで行った以外、実施例1と同様にして長繊維不織布を得た。印刷加工においても実施例1と同様に加工を施した。得られた不織布を用いて実施例1〜4と同様の方法で巾着袋を得た。
固有粘度0.68のPETを用い、紡糸温度285℃にて、孔径0.35mmノズルより単孔吐出量2.5g/分、引取速度4800m/分にて紡糸し、エンボス加工をドット5mm間隔で240℃、線圧50kN/mで行った以外、実施例1と同様にして長繊維不織布を得た。印刷加工においても実施例1と同様に加工を施した。得られた不織布を用いて実施例1〜4と同様の方法で巾着袋を得た。
[比較例5〜8]
実施例1のPBTの代わりに、PETを芯、ポリエチレン(以下PE)を鞘にした芯鞘複合繊維を使用したスパンボンド法不織性ウェブを、115℃エンボスロールで線圧40kg/cmで部分熱圧着し、実施例1と同様な不織布と印刷加工を施した。得られた不織布を用いて実施例1〜4と同様の方法で巾着袋を得た。
実施例1のPBTの代わりに、PETを芯、ポリエチレン(以下PE)を鞘にした芯鞘複合繊維を使用したスパンボンド法不織性ウェブを、115℃エンボスロールで線圧40kg/cmで部分熱圧着し、実施例1と同様な不織布と印刷加工を施した。得られた不織布を用いて実施例1〜4と同様の方法で巾着袋を得た。
[比較例9〜10]
実施例1のPBTの代わりに、PPを使用してスパンボンド法不織性ウェブとし、190℃のエンボスロールで線圧40kg/cmで部分熱圧着し、ロール状に巻き取った。その後、実施例1と同様の印刷を施した。
実施例1のPBTの代わりに、PPを使用してスパンボンド法不織性ウェブとし、190℃のエンボスロールで線圧40kg/cmで部分熱圧着し、ロール状に巻き取った。その後、実施例1と同様の印刷を施した。
[比較例11〜12]
実施例1のPBTの代わりに、ナイロン(以下NY)を使用してスパンボンド法不織性ウェブとし、215℃のエンボスロールで線圧40kg/cmで部分熱圧着し、ロール状に巻き取った。その後、実施例1と同様の印刷を施した。得られた不織布を用いて実施例1〜4と同様の方法で巾着袋を得た。
実施例1のPBTの代わりに、ナイロン(以下NY)を使用してスパンボンド法不織性ウェブとし、215℃のエンボスロールで線圧40kg/cmで部分熱圧着し、ロール状に巻き取った。その後、実施例1と同様の印刷を施した。得られた不織布を用いて実施例1〜4と同様の方法で巾着袋を得た。
実施例、比較例の評価結果を表1及び表2に示す。
表1の実施例1〜10に示すごとく、ソフトポリエステル系の不織布で平均5%伸長時強力を0.5以下、嵩密度を0.5g/cm3以下としたものは、風合いが柔らかいだけでなく、PBTや共重合PETを使用することで、ヒートシール性や染色堅牢度に優れ、巾着袋として非常に適したものが得られた。これに対し、比較例1〜4は風合いが硬いだけでなく、ヒートシール性に劣るものとなった。また、比較例5〜8は染色堅牢度が悪く巾着袋としては劣るものとなった。比較例9〜12は柔らかさは良好であったが、染色堅牢度が劣るものとなった。
本発明による、柔らかく優れたヒートシール性を有する不織布を用いた巾着袋は、物質の保護と加工性に優れたものであり、染色性が良いため外観上の美しさを要求される巾着袋にも広く使用できる。
Claims (3)
- 平均5%伸長時強力が0.01〜0.8cm/gsm、嵩密度が0.01〜0.5g/cm3、ヒートシール強力が30〜100N/5cm、染色堅牢度4級以上であるポリエステル系不織布より成ることを特徴とする巾着袋。
- 前記ポリエステル系不織布が、ポリブチレンテレフタレート及び/又はポリトリメチレンテレフタレートを主成分とすることを特徴とする請求項1記載の巾着袋。
- 横端部がヒートシールされてなることを特徴とする請求項1又は2に記載の巾着袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005270360A JP2007076728A (ja) | 2005-09-16 | 2005-09-16 | 意匠性、風合いに優れた巾着袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005270360A JP2007076728A (ja) | 2005-09-16 | 2005-09-16 | 意匠性、風合いに優れた巾着袋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007076728A true JP2007076728A (ja) | 2007-03-29 |
Family
ID=37937427
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005270360A Withdrawn JP2007076728A (ja) | 2005-09-16 | 2005-09-16 | 意匠性、風合いに優れた巾着袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007076728A (ja) |
-
2005
- 2005-09-16 JP JP2005270360A patent/JP2007076728A/ja not_active Withdrawn
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU2011293317B2 (en) | Teabags and components of bi-component and mono-component PLA and Co-PLA fibers | |
JP3939326B2 (ja) | 不織布及びティーバッグ | |
US8513148B2 (en) | Thermally adhesive laminated nonwoven fabric | |
TW214526B (ja) | ||
US20090239009A1 (en) | Bag having controlled oxygen-permeability | |
JPS58191215A (ja) | ポリエチレン系熱接着性繊維 | |
KR20110089361A (ko) | 섬유속 | |
WO2018216047A1 (ja) | 抽出用シート材、抽出用フィルター及び抽出用バッグ | |
JP4348634B2 (ja) | スパンボンド不織布 | |
JP2007105163A (ja) | 使い捨てカイロ | |
JP4016350B2 (ja) | 印刷性及びヒートシール性に優れた不織布シート | |
JP2007145362A (ja) | 酸素透過性を制御された袋 | |
JP2007076728A (ja) | 意匠性、風合いに優れた巾着袋 | |
JP2004142766A (ja) | 生分解性袋状物 | |
JP4281890B2 (ja) | 抽出用包装体 | |
JP2005325458A (ja) | スパンボンド不織布 | |
JP3708328B2 (ja) | 手裂き開封性を有する包装材料 | |
JP2004009510A (ja) | ヒートシール性を有する通気性包装材料および包装体 | |
JP4774900B2 (ja) | 伸縮性不織布及びこれを用いた物品 | |
JP7426069B2 (ja) | 包装材およびそれを用いる包装体 | |
JP3892719B2 (ja) | 逆印刷が施された不織布およびそれからなる包装材 | |
JP2007118229A (ja) | 包装材 | |
JP2502285Y2 (ja) | 合成紙 | |
JPH10127185A (ja) | 果実袋用不織布及びその不織布からなる果実袋 | |
JP2022000545A (ja) | 抽出用シート材 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080829 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20100405 |