JP2007076109A - 液滴吐出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 インクジェット記録ヘッドと対向した範囲における搬送ベルトからの用紙の浮き上がりを、少数の光線によって早急に検知し、以って、用紙とインクジェット記録ヘッドとの接触によるインクジェット記録ヘッドの摩擦損傷を低減し、または、用紙とインクジェット記録ヘッドとの接触を回避する。
【解決手段】 インクジェット記録ヘッドアレイ30より搬送方向上流側から搬送方向下流側へ、インクジェット記録ヘッド32と搬送ベルト28との間に、光線Lを通過させて、用紙Pの搬送ベルト28からの浮き上がりを検知する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、液滴を吐出する液滴吐出ヘッドと、記録ヘッドを保持し液滴吐出ヘッドに対向させて搬送する搬送手段と、を備える液滴吐出装置に関する。
インクジェットプリンタ等の液滴吐出装置では、高画質、高速出力の要求に応えるべく、液滴吐出ヘッドと記録媒体とのギャップを1〜2mm程度と狭くしている。このため、記録媒体の重送や折れ曲がり(ドックイヤー)により搬送ジャムが発生すると、記録媒体が液滴吐出ヘッドのノズル面に接触する。また、搬送ジャムの発生の如何に関わらず、記録媒体が搬送ベルト等の搬送手段から浮き上がると、記録媒体が液滴吐出ヘッドのノズル面に接触する。これによって、ノズル面に傷が付いて画質不良が発生したり、記録媒体上の画像が乱れたりする。このため、従来の液滴吐出装置では、搬送ジャムの発生の有無を検知し、搬送ジャムが発生すると、記録媒体の搬送を停止させている。
ここで、通常の搬送ジャム検知は、反射型又は透過型の赤外LEDセンサ等の光センサによって記録媒体を検知し、想定した時間内に記録媒体が光センサによって検知されなければ、搬送経路のどこかで搬送ジャムが発生したと判定する方法で行われている。即ち、搬送ジャムの発生の有無を、所定位置を記録媒体が通過したか否かで間接的に検知している。このため、搬送ジャムが発生してから所定時間経過後でなければしか検知できないので、搬送ジャムが発生してからしばらくの間は、搬送手段による記録媒体の搬送が継続され、ノズル面の摩擦損傷が継続して発生する。また、記録媒体とノズル面との接触を事前に回避することが不可能である。
ところで、搬送される記録媒体の高さを検知する技術が考案されている(例えば、特許文献1参照)。この技術を用いれば、搬送手段から浮き上がった記録媒体を検知でき、搬送ジャムを直接検知できる。
しかしながら、1個のセンサでは搬送経路の1地点でのみしか搬送ジャムを監視できないので、この地点の前後で発生する搬送ジャムについては検知することができないという問題がある。この問題は、センサを多数設置することで解決できるが、フルカラーのインクジェットプリンタのように液滴吐出ヘッドが複数配列されている場合、特に液滴吐出ヘッドの幅が記録媒体の幅以上とされている場合には、液滴吐出ヘッドの周辺のスペースに制約が多く、液滴吐出ヘッドの周辺に設置できるセンサの数に限りがある。
特開2000−255830号公報
本発明は上記事実を考慮してなされたものであり、液滴吐出ヘッドと対向した範囲における記録媒体の搬送手段からの浮き上がりを、少数の光線によって早急に検知し、以って、記録媒体と液滴吐出ヘッドとの接触による液滴吐出ヘッドの摩擦損傷を低減し、または、記録媒体と液滴吐出ヘッドとの接触を回避する。
請求項1に記載の液滴吐出装置は、液滴を吐出する液滴吐出ヘッドと、記録媒体を保持し前記液滴吐出ヘッドに対向させて搬送する搬送手段と、前記液滴吐出ヘッドの搬送方向上流側又は下流側から前記液滴吐出ヘッドの搬送方向下流側又は上流側へ、前記搬送手段上の前記搬送手段と前記液滴吐出ヘッドとの間の高さに光線を通過させて、記録媒体の前記搬送手段からの高さを光学的に検知する検知手段と、を有することを特徴とする。
請求項1に記載の液滴吐出装置では、記録媒体が搬送手段によって保持されて液滴吐出ヘッドに対向されて搬送され、液滴吐出ヘッドから液滴が吐出される。これによって記録媒体に液滴が着弾し、記録媒体に画像や配線パターン等が形成される。
ここで、検知手段が、液滴吐出ヘッドの搬送方向上流側から下流側へ、又は液滴吐出ヘッドの搬送方向下流側から上流側へ、搬送手段上の搬送手段と液滴吐出ヘッドとの間の高さに光線を通過させて、記録媒体の搬送手段からの高さを光学的に検知している。これによって、液滴吐出ヘッドに対向した範囲における記録媒体の搬送手段からの高さを、少数の光線によって連続して検知すること、又は少数の光線によって他数の地点で検知することが可能となる。従って、液滴吐出ヘッドに対向した範囲における記録媒体の搬送手段からの浮き上がりを少数の光線によって早急に検知できるので、記録媒体と液滴吐出ヘッドとの接触による記録媒体の摩擦損傷を低減すること、または、記録媒体と液滴吐出ヘッドとの接触を回避することが可能となる。
なお、光線は、搬送手段と液滴吐出ヘッドとの間を通過させても良いし、搬送手段と液滴吐出ヘッドとの間を迂回させても良い。
請求項2に記載の液滴吐出装置は、請求項1に記載の液滴吐出装置であって、前記検知手段によって検知された高さが所定値を超えると、前記搬送手段を停止させる搬送制御手段を有することを特徴とする。
請求項2に記載の液滴吐出装置では、検知手段によって検知された記録媒体の搬送手段からの高さが所定値(例えば、液滴吐出ヘッドより僅かに低い高さ)を超えると、搬送制御手段によって搬送手段が停止され、記録媒体の搬送が停止される。これによって、記録媒体が液滴吐出ヘッドに接触したまま搬送され続ける時間を短縮できるので、液滴吐出ヘッドの摩擦損傷を低減できる。また、記録媒体が液滴吐出ヘッドに接触することを未然に防止することも可能となり、この場合には、液滴吐出ヘッドの摩擦損傷、記録媒体に形成された画像の乱れを防止できる。
請求項3に記載の液滴吐出装置は、請求項1又は2に記載の液滴吐出装置であって、前記液滴吐出ヘッドを前記搬送手段に対して接近又は離間させる接離手段と、前記検知手段によって検知された高さが所定値を超えると、前記接離手段を駆動し、前記液滴吐出ヘッドを前記搬送手段に対して離間させる接離制御手段と、を有することを特徴とする。
請求項3に記載の液滴吐出装置では、検知手段によって検知された記録媒体の搬送手段からの高さが所定値(例えば、液滴吐出ヘッドと搬送手段との間の中間の高さ)を超えると、接離制御手段によって、接離手段が駆動され、液滴吐出ヘッドが搬送手段に対して離間される。これによって、記録媒体が液滴吐出ヘッドに接触することを未然に防止でき、液滴吐出ヘッドの摩擦損傷、記録媒体に形成された画像の乱れを防止できる。
請求項4に記載の液滴吐出装置は、請求項1乃至3の何れか1項に記載の液滴吐出装置であって、記録媒体を前記搬送手段に吸着させる吸着手段と、前記検知手段によって検知された高さが所定値を超えると、前記吸着手段による記録媒体と前記搬送手段との吸着力を増加させる吸着制御手段と、を有することを特徴とする。
請求項4に記載の液滴吐出装置では、検知手段によって検知された記録媒体の搬送手段からの高さが所定値(例えば、液滴吐出ヘッドと搬送手段との間の中間の高さ)を超えると、吸着制御手段によって、吸着手段による記録媒体と搬送手段との吸着力が増加され、記録媒体の搬送手段からの浮き上がりが抑えられる。これによって、記録媒体が液滴吐出ヘッドに接触することを未然に防止でき、液滴吐出ヘッドの摩擦損傷、記録媒体に形成された画像の乱れを防止できる。
請求項5に記載の液滴吐出装置は、請求項1乃至4の何れか1項に記載の液滴吐出装置であって、前記検知手段が、前記液滴吐出ヘッドの搬送方向上流側又は下流側且つ前記液滴吐出ヘッドの搬送方向と直交する方向の一側に配設され、搬送方向下流側又は上流側且つ搬送方向と直交する方向の他側へ光線を投射する投光センサと、前記液滴吐出ヘッドの搬送方向下流側又は上流側且つ前記液滴吐出ヘッドの搬送方向と直交する方向の他側に配設され、前記投光センサから投射された光線を受光する受光センサと、を有することを特徴とする。
請求項5に記載の液滴吐出装置の一の形態では、投光センサが、液滴吐出ヘッドの搬送方向上流側且つ液滴吐出ヘッドの搬送方向と直交する方向の一側に配設されており、この投光センサから搬送方向下流側且つ搬送方向と直交する方向の他側へ光線が投射される。また、受光センサが、液滴吐出ヘッドの搬送方向下流側且つ液滴吐出ヘッドの搬送方向と直交する方向の他側に配設されており、投光センサから投射された光線が受光センサに受光される。
また、請求項5に記載の液滴吐出装置の他の形態では、投光センサが、液滴吐出ヘッドの搬送方向下流側且つ液滴吐出ヘッドの搬送方向と直交する方向の一側に配設されており、この投光センサから搬送方向上流側且つ搬送方向と直交する方向の他側へ光線が投射される。また、受光センサが、液滴吐出ヘッドの搬送方向上流側且つ液滴吐出ヘッドの搬送方向と直交する方向の他側に配設されており、投光センサから投射された光線が受光センサに受光される。
即ち、搬送手段の液滴吐出ヘッドと対向した範囲において、搬送方向へ延びる光線を液滴吐出ヘッドと搬送手段との間に通過させたことで、当該範囲を通過する記録媒体の搬送手段からの高さを連続的に検知できる。これによって、当該範囲における記録媒体の搬送手段からの浮き上がりを瞬時に検知できる。
また、投光センサ、受光センサを液滴吐出ヘッドの搬送方向と直交する方向の一側と他側に配設したことによって、搬送手段への記録媒体の給紙経路及び搬送手段からの記録媒体の排紙経路の設定の自由度が広がる。
請求項6に記載の液滴吐出装置は、請求項1乃至4の何れか1項に記載の液滴吐出装置であって、前記検知手段が、前記液滴吐出ヘッドの搬送方向上流側又は下流側且つ前記液滴吐出ヘッドの搬送方向と直交する方向の一側に配設され、搬送方向と直交する方向の他側へ光線を投射する投光センサと、前記投光センサから投射された光線を、搬送方向下流側又は上流側へ折り返す光学手段と、前記液滴吐出ヘッドの搬送方向下流側又は上流側に配設され、前記投光センサから投射され前記光学手段によって折り返された光線を受光する受光センサと、を有することを特徴とする。
請求項6に記載の液滴吐出装置の一の形態では、投光センサが、液滴吐出ヘッドの搬送方向上流側且つ搬送方向と直交する方向の一側に配設されており、この投光センサから搬送方向と直交する方向の他側へ光線が投射される。投光センサから投射された光線は、ミラー等の光学手段によって搬送方向下流側へ折り返される。また、受光センサが、液滴吐出ヘッドの搬送方向下流側に配設されており、光学手段によって折り返された光線を受光する。
また、請求項6に記載の液滴吐出装置の他の形態では、投光センサが、液滴吐出ヘッドの搬送方向下流側且つ搬送方向と直交する方向の一側に配設されており、この投光センサから搬送方向と直交する方向の他側へ光線が投射される。投光センサから投射された光線は、ミラー等の光学手段によって搬送方向上流側へ折り返される。また、受光センサが、液滴吐出ヘッドの搬送方向上流側に配設されており、光学手段によって折り返された光線を受光する
即ち、1本の光線が搬送手段の液滴吐出ヘッドに対向した範囲を複数回通過するように構成したことで、当該範囲を通過する記録媒体の搬送手段からの高さを複数回検知できる。これによって、当該範囲における記録媒体の搬送手段からの浮き上がりが発生してから検知されるまでのタイムラグを低減できる。
請求項7に記載の液滴吐出装置は、請求項6に記載の液滴吐出装置であって、前記光学手段は、光線を折り返して前記液滴吐出ヘッドと前記搬送手段との間を迂回させることを特徴とする。
請求項7に記載の液滴吐出装置では、投光センサから投射された光線は、光学手段によって折り返されて液滴吐出ヘッドと搬送手段との間を迂回する。このため、光線が液滴吐出ヘッドから吐出された液滴によって遮られることがなく、受光センサの受光量の変動の要因が記録媒体の搬送手段からの高さの変動のみとなるので、記録媒体の搬送手段からの高さの検知の精度が向上する。
本発明は上記構成にしたので、液滴吐出ヘッドと対向した範囲における搬送手段からの記録媒体の浮き上がりを、少数の光線によって早急に検知でき、以って、記録媒体と液滴吐出ヘッドとの接触による液滴吐出ヘッドの摩擦損傷を低減でき、または、記録媒体と液滴吐出ヘッドとの接触を回避できる。
以下、図面を参照して本発明の第1実施形態について説明する。
図1には、本実施形態のインクジェット記録装置12が示されている。インクジェット記録装置12の筐体14内の下部には給紙トレイ16が備えられており、給紙トレイ16内に積層された用紙Pをピックアップロール18で1枚ずつ取り出すことができる。取り出された用紙Pは、所定の搬送経路22を構成する複数の搬送ローラ対20で搬送される。
給紙トレイ16の上方には、無端状の搬送ベルト28が、駆動ロール24及び従動ロール26に張架されている。駆動ロール24を回転駆動するモータ62(図5参照)はモータドライバ64(図5参照)によって制御される。搬送ベルト28の上方には記録ヘッドアレイ30が配置されており、搬送ベルト28の平坦部分28Fに対向している。この対向した領域が、記録ヘッドアレイ30からインク滴が吐出される吐出領域SEとなっている。搬送経路22を搬送された用紙Pは、搬送ベルト28で保持されてこの吐出領域SEに至り、記録ヘッドアレイ30に対向した状態で、記録ヘッドアレイ30から画像情報に応じたインク滴が付着される。
記録ヘッドアレイ30は、本実施形態では、有効な記録領域が用紙Pの幅(搬送方向と直交する方向の長さ)以上とされた長尺状とされ、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、サイアン(C)、及びブラック(K)の4色それぞれに対応した4つのインクジェット記録ヘッド(以下、記録ヘッドという)32が搬送方向に沿って配置されており、フルカラーの画像を記録可能になっている。
各記録ヘッド32は、ヘッド駆動回路66(図5参照)によって制御される。ヘッド駆動回路は、たとえば、画像情報に応じてインク滴の吐出タイミングや使用するインク吐出口(ノズル)を決め、駆動信号を記録ヘッド32に送る構成である。
また、記録ヘッドアレイ30は、搬送方向と直交する方向に不動とされていてもよいが、必要に応じて移動するように構成しておくと、マルチパスによる画像記録で、より解像度の高い画像を記録したり、記録ヘッド32の不具合を記録結果に反映させないようにしたりできる。
記録ヘッドアレイ30の両側には、それぞれの記録ヘッド32に対応した4つのメンテナンスユニット34が配置されている。また、図2に示すように、記録ヘッド30は、ヘッド昇降機構52によって、昇降可能、即ち、搬送ベルト28に対して接近又は離間可能とされている。このヘッド昇降機構52は、ボールネジ52A、52B、連結具52C、52D、モータ52E、ギア52F、52G、駆動伝達ベルト52Hで構成されている。ボールネジ52A、52Bはそれぞれ、記録ヘッド32の長手方向の一端側と他端側に回転可能に設けられて上下方向へ延びている。また、連結具52Cは、記録ヘッド32の長手方向の一端部に取付けられボールネジ52Aに螺合しており、連結具52Dは、記録ヘッド32の長手方向の他端部に取付けられボールネジ52Bに螺合している。また、モータ52Eは、ボールネジ52Aの軸方向一端部に回転軸を連結され、ギア52F、ギア52Gはそれぞれ、ボールネジ52A、52Bの軸方向他端部に取付けられている。また、駆動伝達ベルト52Hは、ギア52F、52Gに巻き掛けられ、内周面に形成された歯型をギア52F、52Gの歯型に噛合わせている。このため、モータ52Eがモータドライバ54(図5参照)によって駆動されると、ボールネジ52Aが回転し、ボールネジ52Aの回転がギア52F、駆動伝達ベルト52H、ギア52Gによってボールネジ52Bに伝達され、ボールネジ52Bが回転する。これによって、連結具52C、52Dが上下動し、連結具52C、52Dによってボールネジ52A、52Bに支持された記録ヘッド32が昇降する。
図3に示すように、記録ヘッド32に対してメンテナンスを行う場合には、ヘッド昇降機構52によって記録ヘッドアレイ30が上方へ移動され、搬送ベルト28との間に構成された間隙にメンテナンスユニット34が移動して入り込む。そして、ノズル面に対向した状態で、所定のメンテナンス動作(吸引、ワイピング、キャッピング等)を行う。
図4に示すように、記録ヘッドアレイ30の上流側には、電源38が接続された帯電ロール36が配置されている。帯電ロール36は、従動ロール26との間で搬送ベルト28及び用紙Pを挟みつつ従動し、用紙Pを搬送ベルト28に押圧する押圧位置と、搬送ベルト28から離間した離間位置との間を移動可能とされている。押圧位置では、接地された従動ロール26との間に所定の電位差が生じるため、用紙Pに電荷を与えて搬送ベルト28に静電吸着させることができる。なお、電源38から帯電ロール36に印加される電圧の大きさは、電圧制御部56(図5参照)によって制御されており、静電吸着力が調整可能となっている。
記録ヘッドアレイ30の下流側には、剥離プレート40が配置されており、用紙Pを搬送ベルト28から剥離させる。剥離された用紙Pは、剥離プレート40の下流側で排出経路44を構成する複数の排出ローラ対42で搬送され、筐体14の上部に設けられた排紙トレイ46に排出される。
また、図1、図3に示すように、記録ヘッドアレイ30の上方には、各色のインクを貯留するインクタンク35が配置されている。各インクタンク35には、各記録ヘッド32が接続されている。
図5には、インクジェット記録装置12の電気系の一部のブロック図を示している。用紙高さ検知部10は、投光センサ68、受光センサ70、ADコンバータ72、判定回路74を備えている。投光センサ68は、レーザダイオードであり、赤外光を投光する。また、受光センサ70は、フォトディテクタであり、受光量に応じたアナログ信号を出力する。ADコンバータ72は、受光センサ60から出力されたアナログ信号をデジタル信号に変換して出力する。判定回路74は、入力されたデジタル信号を閾値と比較して、比較結果を出力する。
また、モータドライバ64、ヘッド駆動回路66は、判定回路74から出力された比較結果に応じて、それぞれモータ62、記録ヘッド32の駆動の継続又は中断を制御する。
ここで、図6に示すように、投光センサ68が、記録ヘッドアレイ30よりも搬送方向(図中矢印A方向)上流側且つ記録ヘッドアレイ30よりも搬送方向と直交する方向(幅方向)の一側に配設され、受光センサ70が、記録ヘッドアレイ30よりも搬送方向下流側且つ記録ヘッドアレイ30よりも幅方向の他側に配設されており、投光センサ68から受光センサ70へ向けて光線Lが投射され、受光センサ70が該光線Lを受光している。
また、図7に示すように、投光センサ68、受光センサ70は、それぞれ投光面、受光面を、記録ヘッドアレイ30と搬送ベルト28との間に向けており、光線Lは、記録ヘッドアレイ30と搬送ベルト28との間を、搬送方向上流側から下流側へ通過する。また、光線Lの搬送ベルト28からの高さHは、通紙可能な用紙Pの最大厚みTより大きくなっている(H>T)。このため、用紙Pの搬送ベルト28からの浮き上がりが無い状態では、光線Lが用紙Pから遮られることがないので、受光センサ70の受光量LVの低下が無く、用紙Pが搬送ベルト28から浮き上がると、光線Lが用紙Pから遮られるので、受光センサ70の受光量LVが低下する。
判定回路74は、受光センサ70の受光量LVを閾値LV1(但し、0<LV1<LVmax、LVmaxは投光センサ68の投射量)と比較して比較結果を出力する。受光量LVがLV≧LV1であれば、モータドライバ64が、モータ62の駆動を停止して用紙Pの搬送を停止させ、それと同時に、ヘッド駆動回路66が、記録ヘッド32の駆動を停止してインク吐出を停止させる。
即ち、図8に示すように、用紙Pが搬送ベルト28から大きく浮き上がって記録ヘッド32のノズル面に接触すると判断できる場合には、記録ヘッドアレイ30と搬送ベルト28との間が用紙Pによって塞がれ、受光量LVが0になるので、用紙Pの搬送を停止し、インク吐出を停止させる。
ここで、光線Lを、記録ヘッドアレイ30の搬送方向上流側から下流側へ記録ヘッドアレイ30と搬送ベルト28との間に通過させ、記録ヘッドアレイ30と対向した範囲全域において、用紙Pの搬送ベルト28からの高さを監視しているので、用紙Pが記録ヘッド32のノズル面に接触したことを瞬間的に検知できる。これによって、用紙Pが記録ヘッド32のノズル面に接触したまま搬送され続ける時間を短縮でき、記録ヘッド32のノズル面の摩擦損傷を低減できる。
また、受光量LVがLV<LV1であれば、モータドライバ64はモータ62の駆動を継続させて用紙Pの搬送を継続させ、ヘッド駆動回路66は、記録ヘッド32の駆動を継続させてインク吐出を継続させる。即ち、図7に示すように、用紙Pの搬送ベルト28からの浮き上がりが無いと判断できる場合には、定常動作が継続される。
なお、本実施形態では、投光センサ68、受光センサ70を記録ヘッドアレイ30の幅方向の一側と他側に配設したことによって、搬送ベルト28への用紙Pの給紙経路及び搬送ベルト28からの用紙Pの排紙経路の設定の自由度が広がっている。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同様の構成には同一の符号を付し、説明は省略する。
図9には、インクジェット記録装置12の電気系の一部のブロック図を示している。用紙高さ検知部100は、投光センサ68、受光センサ70、コンパレータ102、104、106を備えている。コンパレータ102は、入力された受光量LVとLV2(但し、LV1<LV2<LVmax、LVmaxは投光センサ68の投射量)との比較結果をデジタル信号として出力し、コンパレータ104は、入力された受光量LVとLV1との比較結果をデジタル信号として出力し、また、コンパレータ104は、入力された受光量LVと0との比較結果をデジタル信号として出力する。
また、モータドライバ64、ヘッド駆動回路66は、コンパレータ102、104、106から出力された比較結果に応じて、それぞれモータ62、記録ヘッド32の駆動の継続又は中断を制御する。また、モータドライバ54は、コンパレータ102、104、106から出力された比較結果に応じて、モータ52Eを駆動し記録ヘッド32を上方へ移動させる。また、電圧制御部56は、コンパレータ102、104、106から出力された比較結果に応じて、電源38から帯電ロール36へ印加される電圧を上昇させる。
ここで、図10に示すように、投光センサ68が、記録ヘッドアレイ30よりも搬送方向上流側且つ記録ヘッドアレイ30よりも幅方向の一側に配設され、受光センサ70が、記録ヘッドアレイ30よりも搬送方向下流側且つ記録ヘッドアレイ30よりも幅方向の他側に配設されている。
また、記録ヘッドアレイ30よりも幅方向の一側及び他側には、それぞれ4枚のミラー76A〜D、78A〜Dが搬送方向に沿って配列されている。ミラー76A〜Dは、それぞれ、記録ヘッド32Yと記録ヘッド32Mとの間、記録ヘッド32Mと記録ヘッド32Cとの間、記録ヘッド32Cと記録ヘッド32Kとの間、記録ヘッド32Kより搬送方向下流側に配置されている。また、ミラー78A〜Dは、それぞれ、記録ヘッド32Yより搬送方向上流側、記録ヘッド32Yと記録ヘッド32Mとの間、記録ヘッド32Mと記録ヘッド32Cとの間、記録ヘッド32Cと記録ヘッド32Kとの間に配置されている。
また、ミラー78Aと投光センサ68、ミラー78Bとミラー76A、ミラー76Bとミラー78C、ミラー78Dとミラー76C、ミラー76Dと受光センサ70が、それぞれ幅方向に沿って配列されている。
投光センサ68の投光面は、幅方向の他側へ即ちミラー78Aに向けられている。投光センサ68から投射された光線Lは、ミラー78Aによって略直角に搬送方向下流側へ折り返され、ミラー78Bによって略直角に幅方向の一側へ折り返され、記録ヘッド32Yと記録ヘッド32Mとの間を通過してミラー76Aに入射する。そして、光線Lは、ミラー76Aによって略直角に搬送方向下流側へ折り返され、ミラー76Bによって略直角に幅方向の他側へ折り返され、記録ヘッド32Mと記録ヘッド32Cとの間を通過してミラー78Cに入射する。そして、光線Lは、ミラー78Cによって略直角に搬送方向下流側へ折り返され、ミラー78Dによって略直角に幅方向の一側へ折り返され、記録ヘッド32Cと記録ヘッド32Kとの間を通過してミラー76Cに入射する。そして、光線Lは、ミラー76Cによって略直角に搬送方向下流側へ折り返され、ミラー76Dによって略直角に幅方向の他側へ折り返される。
受光センサ70の受光面は、幅方向の一側へ即ちミラー76Dに向けられており、ミラー76Dによって折り返された光線Lを受光する。
また、図11に示すように、投光センサ68、受光センサ70は、それぞれ投光面、受光面を、記録ヘッドアレイ30と搬送ベルト28との間の高さに向けており、光線Lは、記録ヘッドアレイ30と搬送ベルト28との間の高さを通過して、受光センサ70に到達する。
また、第1実施形態と同様、光線Lの搬送ベルト28からの高さHは、通紙可能な用紙Pの最大厚みTより大きくなっており(H>T)、用紙Pの搬送ベルト28からの浮き上がりが無い状態では、受光センサ70の受光量の低下が無く、用紙Pが搬送ベルト28から浮き上がると、受光センサ70の受光量LVが低下するようになっている。
受光量LVが0であれば、モータドライバ64が、モータ62の駆動を停止して用紙Pの搬送を停止させ、それと同時に、ヘッド駆動回路66が、記録ヘッド32の駆動を停止してインク吐出を停止させる。
即ち、図12に示すように、用紙Pが搬送ベルト28から大きく浮き上がって記録ヘッド32のノズル面に接触すると判断できる場合には、記録ヘッドアレイ30と搬送ベルト28との間が用紙Pによって塞がれ、受光量LVが0になるので、用紙Pの搬送を停止し、インク吐出を停止させる。
ここで、1本の光線Lを搬送ベルト28の記録ヘッドアレイ30に対向した範囲を5回横切るように構成し、1本の光線Lによって、当該範囲を通過する用紙Pの高さHを5地点で監視している。このため、用紙Pが記録ヘッド32のノズル面に接触したことを早急に検知できる。これによって、用紙Pが記録ヘッド32のノズル面に接触したまま搬送され続ける時間を短縮でき、記録ヘッド32のノズル面の摩擦損傷を低減できる。
また、受光量LVがLV2≦LVであれば、モータドライバ64はモータ62の駆動を継続させて用紙Pの搬送を継続させ、ヘッド駆動回路66は、記録ヘッド32の駆動を継続させてインク吐出を継続させる。即ち、図11に示すように、用紙Pの搬送ベルト28からの浮き上がりが無いと判断できる場合には、定常動作が継続される。
また、受光量LVがLV1≦LV<LV2であれば、モータドライバ64はモータ62の駆動を継続させて用紙Pの搬送を継続させ、ヘッド駆動回路66は、記録ヘッド32の駆動を停止してインク吐出を停止させる。そして、モータドライバ54は、モータ52Eを駆動し、記録ヘッド32を上方へ移動させ、これと同時に、電圧制御部56は、電源38から帯電ロール36への印加電圧を上昇させ、用紙Pと搬送ベルト28との静電吸着力を増加させる。
即ち、用紙Pと記録ヘッド32のノズル面が接触する場合と比して受光量LVが大きい場合には、図13に示すように、用紙Pの搬送ベルト28からの浮き上がりが始まったと判断できるので、記録ヘッド32を上方(図中矢印B方向)へ移動させて用紙Pから離間させ、また、用紙Pを搬送ベルト28へ再吸着させる。これによって、浮き上がった用紙Pが記録ヘッド32のノズル面に接触すること、及び搬送ジャムの発生を未然に防止できるので、記録ヘッド32のノズル面の摩擦損傷を防止できる
なお、本実施形態では、投光センサ68から投射された光線Lを、ミラー76A〜D、78A〜Dによって折り返して記録ヘッド32と搬送ベルト28との間を迂回させている。このため、光線Lが記録ヘッド32から吐出されたインク滴によって遮られることがなく、受光センサ70の受光量の変動の要因が用紙Pの搬送ベルト28からの高さの変動のみとなるので、用紙Pの搬送ベルト28からの高さの検知の精度が向上する。
また、本実施形態では、用紙Pが搬送ベルト28から浮き上がった際に、搬送を停止せずに搬送ジャムを回避できるので、印刷中断後に用紙Pが搬送ベルト28上に残らない。従って、印刷中断後に用紙Pを搬送ベルト28から除去する作業が不要となり、作業効率が向上する。
また、本実施形態では、複数のミラー76A〜D、78A〜Dを用いて、光線Lを折り返したが、ミラー76A〜D、78A〜Dに替えてプリズム80、80´(図14(A)〜(C)参照)、光ファイバ82(図15参照)を用いても良い。
また、本実施形態では、静電吸着により用紙Pを搬送ベルト28に吸着させたが、真空吸着により用紙Pを搬送ベルト28に吸着させても良い。この場合には、ファン等の真空吸着機構の回転数を増加させることで、用紙Pと搬送ベルト28との吸着力を増加させれば良い。
また、第1、第2実施形態では、投光センサ68を搬送方向上流側に、受光センサ70を搬送方向下流側に配設して光線Lを記録ヘッドアレイ30の搬送方向上流側から下流側へ通過させたが、投光センサ68を搬送方向下流側に、受光センサ70を搬送方向上流側に配設して光線Lを記録ヘッドアレイ30の搬送方向下流側から上流側へ通過させても良い。
また、第1、第2実施形態では、インクジェット記録装置を例に取って本発明を説明したが、本発明は、インクジェット記録装置に限らず、高分子フィルム上に着色インクを吐出して行うディスプレイ用のカラーフィルターの作製、有機EL溶液を基板上に吐出させて行うELディスプレイパネルの形成など、様々な工業的用途を対象とした液滴吐出装置一般に対して、適用可能である。
また、本発明の液滴吐出装置において画像記録の対象となる「記録媒体」には、液滴吐出ヘッドが液滴を吐出する対象物であれば広く含まれる。したがって、記録媒体には、記録用紙やOHPシートなどが含まれるのはもちろんであるが、これら以外にも、たとえば、配線パターン等が形成されるフレキシブル基板などが含まれる。
さらに、第1、第2実施形態では、用紙Pの幅よりも短尺のインクジェット記録ヘッドを用紙Pの幅方向に複数配列してユニット化した構成を例に取って本発明を説明したが、これに限らず、例えば、用紙Pの幅よりも短尺のインクジェット記録ヘッドを用紙Pの幅方向に移動させる構成等にも本発明を適用可能である。
本発明の第1実施形態のインクジェット記録装置の概略を示す側面図である。 本発明の第1実施形態のインクジェット記録装置のヘッド昇降機構を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態のインクジェット記録装置の概略を示す側面図である。 本発明の第1実施形態のインクジェット記録装置の印字部の概略を示す側面図である。 本発明の第1実施形態のインクジェット記録装置の電気系の構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態のインクジェット記録装置の印字部の概略を示す平面図である。 本発明の第1実施形態のインクジェット記録装置の印字部の概略を示す側面図である。 本発明の第1実施形態のインクジェット記録装置の作動状態を示す側面図である。 本発明の第2実施形態のインクジェット記録装置の電気系の構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態のインクジェット記録装置の印字部の概略を示す平面図である。 本発明の第2実施形態のインクジェット記録装置の印字部の概略を示す側面図である。 本発明の第2実施形態のインクジェット記録装置の作動状態を示す側面図である。 本発明の第2実施形態のインクジェット記録装置の作動状態を示す側面図である。 本発明の第2実施形態のインクジェット記録装置の変形例を示す(A)は平面図(B)、(C)は斜視図である。 本発明の第2実施形態のインクジェット記録装置の変形例を示す平面図である。
符号の説明
10 用紙高さ検知部(検知手段)
12 インクジェット記録装置(液滴吐出装置)
28 搬送ベルト(搬送手段)
32 インクジェット記録ヘッド(液滴吐出ヘッド)
36 帯電ロール(吸着手段)
52 ヘッド昇降機構(接離手段)
54 モータドライバ(接離制御手段)
56 電圧制御部(吸着制御手段)
64 モータドライバ(搬送制御手段)
68 投光センサ
70 受光センサ
76A〜D ミラー(光学手段)
78A〜D ミラー(光学手段)
80 プリズム(光学手段)
80´ プリズム(光学手段)
82 光ファイバ(光学手段)
L 光線
P 用紙(記録媒体)

Claims (7)

  1. 液滴を吐出する液滴吐出ヘッドと、
    記録媒体を保持し前記液滴吐出ヘッドに対向させて搬送する搬送手段と、
    前記液滴吐出ヘッドの搬送方向上流側又は下流側から前記液滴吐出ヘッドの搬送方向下流側又は上流側へ、前記搬送手段上の前記搬送手段と前記液滴吐出ヘッドとの間の高さに光線を通過させて、記録媒体の前記搬送手段からの高さを光学的に検知する検知手段と、
    を有することを特徴とする液滴吐出装置。
  2. 前記検知手段によって検知された高さが所定値を超えると、前記搬送手段を停止させる搬送制御手段を有することを特徴とする請求項1に記載の液滴吐出装置。
  3. 前記液滴吐出ヘッドを前記搬送手段に対して接近又は離間させる接離手段と、
    前記検知手段によって検知された高さが所定値を超えると、前記接離手段を駆動し、前記液滴吐出ヘッドを前記搬送手段に対して離間させる接離制御手段と、
    を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の液滴吐出装置。
  4. 記録媒体を前記搬送手段に吸着させる吸着手段と、
    前記検知手段によって検知された高さが所定値を超えると、前記吸着手段による記録媒体と前記搬送手段との吸着力を増加させる吸着制御手段と、
    を有することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の液滴吐出装置。
  5. 前記検知手段が、
    前記液滴吐出ヘッドの搬送方向上流側又は下流側且つ前記液滴吐出ヘッドの搬送方向と直交する方向の一側に配設され、搬送方向下流側又は上流側且つ搬送方向と直交する方向の他側へ光線を投射する投光センサと、
    前記液滴吐出ヘッドの搬送方向下流側又は上流側且つ前記液滴吐出ヘッドの搬送方向と直交する方向の他側に配設され、前記投光センサから投射された光線を受光する受光センサと、
    を有することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の液滴吐出装置。
  6. 前記検知手段が、
    前記液滴吐出ヘッドの搬送方向上流側又は下流側且つ前記液滴吐出ヘッドの搬送方向と直交する方向の一側に配設され、搬送方向と直交する方向の他側へ光線を投射する投光センサと、
    前記投光センサから投射された光線を、搬送方向下流側又は上流側へ折り返す光学手段と、
    前記液滴吐出ヘッドの搬送方向下流側又は上流側に配設され、前記投光センサから投射され前記光学手段によって折り返された光線を受光する受光センサと、
    を有することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の液滴吐出装置。
  7. 前記光学手段は、光線を折り返して前記液滴吐出ヘッドと前記搬送手段との間を迂回させることを特徴とする請求項6に記載の液滴吐出装置。
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