JP2007075964A - 基板分断システム - Google Patents

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Abstract

【課題】スクライブラインが形成された基板を、搬送時に分断されることを防止する。
【解決手段】スクライブラインが形成された貼り合わせマザー基板が載置されて、載置された貼り合わせマザー基板を搬送する第3基板支持ユニットが、4台のベルトコンベア31によって構成されており、各ベルトコンベア31は、それぞれ、駆動プーリ31aと従動プーリ31bとに巻き掛けられた平ベルト31cを有している。各平ベルト31cに載置された貼り合わせマザー基板は、安定的に分断ユニットに搬送される。
【選択図】 図4

Description

本発明は、液晶表示装置等の表示パネルに使用されるガラス基板等のマザー基板等のような各種基板を分断するために使用される基板分断システムに関し、特に、一対の脆性材料基板を相互に貼り合わせた貼り合わせマザー基板の分断に好適に使用することができる基板分断システムに関する。
液晶表示装置等の表示パネルは、通常、脆性材料基板であるガラス基板を用いて形成されている。液晶表示装置の表示パネルは、一対のガラス基板を、適当な間隙を形成して貼り合わせて、その間隙内に液晶を封入することによって構成される。
このような表示パネルを製造する際には、マザーガラス基板を貼り合わせた貼り合わせマザー基板を分断することによって、マザーガラス基板から複数の分断ガラス基板に分断することが行われている。貼り合わせマザー基板を分断するために使用されるスクライブ装置が、実公昭59−22101号公報(特許文献1)に開示されている。
図6は、このスクライブ装置の概略構成図である。このスクライブ装置950は、貼り合わせマザー基板908の両側の側縁部をそれぞれ載置するテーブル951を備えている。テーブル951には、貼り合わせマザー基板908の各側縁部をクランプするクランプ具952が取り付けられている。スクライブ装置950は、貼り合わせマザー基板908の上方および下方にそれぞれ設けられたカッターヘッド953および954を備えている。各カッターヘッド953および954は、貼り合わせマザー基板908を挟んで相互に対向した状態になっている。
このような構成のスクライブ装置950においては、貼り合わせマザー基板908が各クランプ具952によって各テーブル951にそれぞれ固定されると、一対のカッターヘッド953および954によって、貼り合わせマザー基板908を構成する上側の基板および下側の基板が、それぞれ同時にスクライブ加工されて、スクライブラインが形成される。
実公昭59−22101号公報
しかしながら、このようなスクライブ装置950では、スクライブラインが形成された貼り合わせマザー基板908は、完全に分断されていないことから、分断工程に搬送して分断装置(ブレイク装置)によって分断する必要がある。しかしながら、スクライブラインが形成された貼り合わせマザー基板908を分断装置に搬送する際に、貼り合わせマザー基板908に応力が加わると、貼り合わせマザー基板908がスクライブラインに沿って分断されるおそれがある。この場合、貼り合わせマザー基板908に対して均一な応力が加わらないために、貼り合わせマザー基板908は、スクライブラインの全体にわたって、スクライブラインに沿った状態に分断されずに、欠け、割れ等が発生するおそれがある。
貼り合わせマザー基板を、スクライブ加工に連続して分断加工を自動的に行なうようなシステムとすることによって、貼り合わせマザー基板の分断作業効率は著しく向上することになる。しかしながら、この場合にも、スクライブラインが形成された貼り合わせマザー基板を分断工程へ搬送する際に、貼り合わせマザー基板に応力が加わると、貼り合わせマザー基板が、スクライブラインに沿った状態で完全に分断されないおそれがある。
また、スクライブ工程から分断工程まで、貼り合わせマザー基板を同一の姿勢で搬送することにより、分断工程において貼り合わせマザー基板を位置決めする必要がなく、これにより作業効率は著しく向上する。しかしながら、貼り合わせマザー基板の搬送時に、貼り合わせマザー基板を安定的に支持することができないと、貼り合わせマザー基板の姿勢が変化するという問題がある。この場合には、分断工程において、貼り合わせマザー基板を位置決めする必要があり、作業効率が低下する。
このような問題は、貼り合わせマザー基板に限らず、単板によって構成された基板の場合にも生じる。特に、大きな面積であって厚さが薄い単板によって構成されたマザーガラス基板の場合には、マザーガラス基板自体が撓みやすく、搬送中に応力が容易に加わるために、スクライブラインが形成されたマザーガラス基板は、欠け、割れ等が生じて容易に分断されるおそれがある。
また、大きな面積であって厚さが薄いマザーガラス基板の場合には、上述のように、容易に撓むことから、スクライブラインが形成されていない状態であっても、搬送時において安定的に支持しないと、割れ、欠け等が発生するおそれがある。
本発明は、このような問題を解決するものであり、その目的は、各種マザー基板を、割れ、欠け等が発生することなく安定的に搬送することができて、分断作業効率を著しく向上させることができる基板分断システムを提供することにある。
本発明の基板分断システムは、スクライブラインが形成された基板が載置されて、載置された該基板を搬送する第1の基板支持ユニットと、該第1の基板支持ユニットによって搬送される前記基板が移載される第2の基板支持ユニットと、前記第1の基板支持ユニットと前記第2の基板支持ユニットとの間に前記基板のスクライブラインが位置されることによって、該スクライブラインに対向し得るように配置されて、該スクライブラインに沿って前記基板を分断する分断ユニットとを備えた基板分断システムであって、前記第1の基板支持ユニットは、平ベルトを有するベルトコンベアによって構成されていることを特徴とする。
好ましくは、前記第2の基板支持ユニットは、平ベルトを有するベルトコンベアによって構成されている。
本発明の基板分断システムでは、平ベルトを有するベルトコンベアによって、スクライブラインが形成された基板を安定的に搬送できるために、搬送時に基板が分断されて、割れ、欠け等が生じることを確実に防止することができる。また、第1の基板支持ユニットにて搬送される基板は、第2の基板支持ユニットへと安定的に移載されるために、基板の側縁部が分断されて、両基板支持ユニットの間に落下することも防止することができる。
以下、本発明の実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の基板分断システムの実施形態の一例を示す概略斜視図、図2は、その平面図、図3はその側面図である。本発明の基板分断システム100は、複数の基板に分断されるマザー基板、また、鋼板等の金属基板、木板、プラスチック基板およびセラミックス基板、半導体基板、ガラス基板等の脆性材料基板等の単板等の「基板」の分断に使用される。また、このような単板に限らず、一対の基板同士を貼り合わせた貼り合わせ基板、一対の基板同士を積層させた積層基板の分断にも使用される。
なお、以下においては、本発明の基板分断システムによって、貼り合わせマザー基板を複数の分断貼り合わせ基板に分断する場合について説明する。
本発明の基板分断システム100は、図1に示すように、中空の直方体状の架台81を有している。架台81は、直線状に長く延びている。なお、架台81の長く延びる方向をY方向、そのY方向と水平面内にて直交する方向をX方向、垂直方向をZ方向とする。
架台81の上面には、搬送ロボットよって基板分断システム100に搬送される貼り合わせマザー基板90(図2参照)を水平状態で支持してY方向に搬送する第1基板支持ユニット10と、この第1基板支持ユニット10の搬送方向下流側に配置されて、第1基板支持ユニット10にて搬送される貼り合わせマザー基板90が水平状態で移載される第2基板支持ユニット20とを有している。第1基板支持ユニット10と第2基板支持ユニット20との間には、第1基板支持ユニット10と第2基板支持ユニット20とによって水平状態で支持された貼り合わせマザー基板90をX方向に沿ってスクライブするスクライブユニット50が設けられている。第2基板支持ユニット20は、スクライブユニット50によってスクライブされた貼り合わせマザー基板90をY方向に搬送するようになっている。
第2基板支持ユニット20の搬送方向下流側には、第2基板支持ユニット20によって搬送されるスクライブ後の貼り合わせマザー基板90が移載されてY方向に沿って搬送する第3基板支持ユニット30が設けられており、第3基板支持ユニット30の搬送方向下流側には、第3基板支持ユニット30によって搬送される貼り合わせマザー基板90が移載される第4基板支持ユニット40が設けられている。
第3基板支持ユニット30と第4基板支持ユニット40との間には、第3基板支持ユニット30と第4基板支持ユニット40とによって水平状態で支持されたスクライブ後の貼り合わせマザー基板90をX方向に沿って分断する分断ユニット60が設けられている。第4基板支持ユニット40は、分断ユニット60によって分断された分断貼り合わせ基板91をY方向に搬送可能になっている。
第4基板支持ユニット40の搬送方向下流側には、基板搬出ユニット70が設けられており、第4基板支持ユニット40上に載置された分断貼り合わせ基板91は、第4基板支持ユニット40の搬送方向下流側に設けられた基板搬出ユニット70によって、架台81のY方向の側部に設けられた搬出テーブル82上に載置される。
図4は、第1基板支持ユニット10の斜視図、図5は、その横断面図である。第1基板支持ユニット10は、例えば、それぞれがY方向に沿って配置された4台のベルトコンベア11を有している。各ベルトコンベア11は、隣接するベルトコンベア11とは、X方向の間隙が数cm〜数mm程度になるように並んで配置されている。各ベルトコンベア11は、搬送方向下流側に配置された駆動プーリ11aと、搬送方向下流側に配置された従動プーリ11b(図4参照)と、それら駆動プーリ11aと従動プーリ11bとに巻き掛けられた平ベルト11cとを有しており、各駆動プーリ11aは、1台の駆動モータ12によって、同期して一体的に回転駆動される。平ベルト11cは、例えば、アラミド繊維によって幅が150mm程度に構成されており、その表面はフッ素樹脂によってコーティングされている。
図1に示すように、第1基板支持ユニット10の搬送方向下流側に配置された第2基板支持ユニット20は、第1基板支持ユニット10と同様に、それぞれがY方向に沿って延びる4台のベルトコンベア21を有している。各ベルトコンベア21は、図4に示すように、それぞれ前記第1基板支持ユニット10の各ベルトコンベア11と同様の構成になっており、搬送方向下流側に配置された駆動プーリ21aと、搬送方向下流側に配置された従動プーリ21bと、それら駆動プーリ21aと従動プーリ21bとに巻き掛けられた平ベルト21cとを有している。各駆動プーリ21aは、1台の駆動モータ22によって、同期して一体的に回転駆動される。平ベルト21cは、例えば、アラミド繊維によって幅が150mm程度に構成されており、その表面はフッ素樹脂によってコーティングされている。
第1基板支持ユニット10と第2基板支持ユニット20との間に設けられた分断ユニット50は、第1基板支持ユニット10と第2基板支持ユニット20とにわたって架設状態で水平に支持された貼り合わせマザー基板90の上方および下方に、それぞれがX方向に沿って配置された上部ガイドレール51および下部ガイドレール52を備えており、上部ガイドレール51および下部ガイドレール52のそれぞれに、上部スクライブ装置53および下部スクライブ装置54が、X方向に沿って移動可能に設けられている。
上部スクライブ装置53及び下部スクライブ装置54には、それぞれ、カッターホイールを有するカッターヘッドが設けられている。カッターホイールは、例えば、特開平9−188534号公報に開示されているように、幅方向の中央部が鈍角のV字状になるように突出した刃先を有しており、その刃先に、所定の高さの突起が周方向に所定のピッチで形成されている構成になっている。
下部スクライブ装置54は、上部スクライブ装置53と同様の構成であって、上下方向を反転した状態で配置されている。
上部スクライブ装置53のカッターホイールは、貼り合わせマザー基板90の上面に圧接され、下部スクライブ装置54のカッターホイールも、貼り合わせマザー基板90の下面に圧接される。そして、上部スクライブ装置53と下部スクライブ装置54とを、それぞれのカッターホイールを相互に対向させた状態で、同時に同一の方向へ移動させることにより、貼り合わせマザー基板90にスクライブラインが形成される。
第2基板支持ユニット20の搬送方向下流側に配置された第3基板支持ユニット30も、第1基板支持ユニット10と同様に、それぞれがY方向に沿って延びる4台のベルトコンベア31を有している。各ベルトコンベア31は、図4に示すように、それぞれ前記第1基板支持ユニット10の各ベルトコンベア11と同様の構成になっており、搬送方向下流側に配置された駆動プーリ31aと、搬送方向下流側に配置された従動プーリ31bと、それら駆動プーリ31aと従動プーリ31bとに巻き掛けられた平ベルト31cとを有している。各駆動プーリ31aは、1台の駆動モータ32によって、同期して一体的に回転駆動される。平ベルト31cは、例えば、アラミド繊維によって幅が150mm程度に構成されており、その表面はフッ素樹脂によってコーティングされている。
第3基板支持ユニット30と第4基板支持ユニット40との間に設けられた分断ユニット60は、スクライブユニット50によってスクライブ加工された貼り合わせマザー基板90を完全に分断するものであり、貼り合わせマザー基板90を形成する上側のマザー基板に蒸気を吹き付ける上部スチーム吹き付け部61(図3参照)と、貼り合わせマザー基板90における下側のマザー基板に蒸気を吹き付ける下部スチーム吹き付け部62(図3参照)とを有している。上部スチーム吹き付け部61は、第3基板支持ユニット30と第4基板支持ユニット40とによって水平状態に支持される貼り合わせマザー基板90の上方および下方に、それぞれX方向に沿って配置された上下の各ガイドレール63および64(いずれも図3参照)にX方向へのスライド可能に取り付けられている。
図1に示すように、第3基板支持ユニット30の搬送方向下流側に配置された第4基板支持ユニット40も、第1基板支持ユニット10と同様に、それぞれがY方向に沿って延びる4台のベルトコンベア41を有している。各ベルトコンベア41は、図4に示すように、それぞれ前記第1基板支持ユニット10の各ベルトコンベア11と同様の構成になっており、搬送方向下流側に配置された駆動プーリ41aと、搬送方向下流側に配置された従動プーリ41bと、それら駆動プーリ41aと従動プーリ41bとに巻き掛けられた平ベルト41cとを有している。各駆動プーリ41aは、1台の駆動モータ42によって、同期して一体的に回転駆動される。平ベルト41cは、例えば、アラミド繊維によって幅が150mm程度に構成されており、その表面はフッ素樹脂によってコーティングされている。
分断ユニット60によって分断された分断貼り合わせ基板91が第4基板支持ユニット40上に載置されると、第4基板支持ユニット40の基板搬送方向下流側に設けられた基板搬出ユニット70によって、搬出テーブルに搬出される。基板搬出ユニット70は、図1に示すように、第4基板支持ユニット40上に支持された分断貼り合わせ基板91を吸着保持して基板搬出側にスライドする搬出ロボット71と、この搬出ロボット71によってスライドされた分断貼り合わせ基板91が載置されて、その分断貼り合わせ基板91を吸着保持して上下を反転させる反転搬送ロボット72とを有しており、反転搬送ロボット72によって反転された分断貼り合わせ基板91は、搬出テーブル82上に載置される。
このような構成の基板分断システムの動作について説明する。大判のガラス基板が相互に貼り合わせられた貼り合わせマザー基板90は、搬送ロボット等によって本発明の基板分断システム100における第1基板支持ユニット10上の各ベルトコンベア11上に載置される。
各ベルトコンベア11上に載置された貼り合わせマザー基板90は、図示しない位置決め手段によって、各ベルトコンベア11の平ベルト11c上に所定の姿勢になるように位置決めされる。
その後、各ベルトコンベア11の平ベルト11c上に位置決めされた貼り合わせマザー基板90は、図示しないクランプ手段によって、基板搬入側に位置する貼り合わせマザー基板90の基板搬入側の側縁部がクランプされる。なお、上記クランプ手段は、各コンベアベルト11間の間隙に沿って、Y方向に移動自在に設けられている。
基板搬入側に位置する貼り合わせマザー基板90の側縁部がクランプ手段によってクランプされると、貼り合わせマザー基板90が各ベルトコンベア11の平ベルト11cによって補助的に支持された状態になる。
このような状態になると、クランプ手段によって、貼り合わせマザー基板90が基板搬出方向である+Y方向に沿って所定速度で移動されるとともに、第1基板支持ユニット10における各ベルトコンベア11の平ベルト11c、および、第2基板支持ユニット20における各ベルトコンベア21の平ベルトが、クランプ手段による貼り合わせマザー基板90の移動速度と同じ周回速度となるように駆動される。
このとき、上部スクライブ装置53および下部スクライブ装置54のカッターホイールを、所定の位置で、貼り合わせマザー基板90の上面および下面にそれぞれ圧接させた状態で、貼り合わせマザー基板90をY方向に移動させることによって、貼り合わせマザー基板90の上面および下面にY方向に沿ったスクライブラインがそれぞれ形成される。なお、Y方向に沿った複数のスクライブラインを形成する場合には、上部スクライブ装置53および下部スクライブ装置54のX方向の位置を変更して、貼り合わせマザー基板90をY方向に沿って複数回移動させるようにすればよい。あるいは、複数の上部スクライブ装置および下部スクライブ装置を用いることによって、貼り合わせマザー基板90の両面に同時に複数のスクライブラインを形成するようにしてもよい。
これにより、移動するクランプ手段に保持された貼り合わせマザー基板90は、第1基板支持ユニット10における各ベルトコンベア11の平ベルト11cにて補助的に支持された状態でスライドされて、第2基板支持ユニット20における各ベルトコンベア21の平ベルトに補助的に支持された状態になる。この場合、クランプ手段に保持されてスライドする貼り合わせマザー基板90は、第1基板支持ユニット10における各ベルトコンベア11の平ベルト11cおよび第2基板支持ユニット20における各ベルトコンベア21の平ベルトに、それぞれ摺接することなく搬送される。
また、第1基板支持ユニット10における各ベルトコンベア11は、隣接する平ベルト11c同士のX方向の間隙が数cm〜数mm程度になっており、貼り合わせマザー基板90の下面のほぼ全体が、全ての平ベルト11cによって支持されるために、貼り合わせマザー基板90が撓むおそれがなく、貼り合わせマザー基板90を安定的に搬送することができる。そして、貼り合わせマザー基板90の一部が第2基板支持ユニット20における各ベルトコンベア21の平ベルトによって支持された場合も、同様に、撓むことなく安定的に搬送される。
Y方向に沿ったスクライブラインが形成されると、その後、貼り合わせマザー基板90は、クランプ手段、第1基板支持ユニット10および第2基板支持ユニット20によって、上部スクライブ装置53および下部スクライブ装置54のY方向の位置と貼り合わせマザー基板90のX方向に沿ったスクライブ予定ラインとが一致する位置に移動される。
そして、スクライブユニット50の上部スクライブ装置53および下部スクライブ装置54が、貼り合わせマザー基板90におけるスクライブ予定ライン上に位置されるとともに、スクライブ予定ラインに沿って移動される。
このようにして、貼り合わせマザー基板90の上面および下面に、上部スクライブ装置53および下部スクライブ装置54のそれぞれのカッターホイールによって、垂直方向に沿ったクラックがX方向に沿って順次形成され、これにより、X方向に沿ったスクライブラインが形成される。
なお、貼り合わせマザー基板90の上面および下面に、X方向に沿った複数のスクライブラインをY方向に所定の間隔をあけて形成する必要がある場合には、貼り合わせマザー基板90の上面および下面にそれぞれスクライブラインが形成されると、貼り合わせマザー基板90をクランプするクランプ手段と、第1基板支持ユニット10における各ベルトコンベア11の平ベルト11cおよび第2基板支持ユニット20における各ベルトコンベア21の平ベルトとによって、貼り合わせマザー基板90がY軸方向に移動された後に、スクライブユニット50の上部スクライブ装置53および下部スクライブ装置54によって、上記動作と同様の動作により、貼り合わせマザー基板90の上面および下面に、X方向に沿ったスクライブラインが形成される。
貼り合わせマザー基板90の上面および下面に、X方向およびY方向に沿ったスクライブラインがそれぞれ形成されると、クランプ手段による貼り合わせマザー基板90のクランプが解除されて、第1基板支持ユニット10における各ベルトコンベア11の平ベルト11cおよび第2基板支持ユニット20における各ベルトコンベア21の平ベルトと、さらには、第3基板支持ユニット30における各ベルトコンベア31の平ベルトとが同期して駆動される。これにより、貼り合わせマザー基板90は、第2基板支持ユニット20上に移載されて、第2基板支持ユニット20にて搬送されて、第3基板支持ユニット30上に移載される。
この場合も、貼り合わせマザー基板90の下面のほぼ全体が、第2基板支持ユニット20における全ての平ベルトおよび第2基板支持ユニット30における全ての平ベルトによって支持されるために、スクライブラインが形成された貼り合わせマザー基板90が撓むおそれがなく、その結果、貼り合わせマザー基板90は、スクライブラインに沿って分断されることなく安定的に搬送される。
さらには、第3基板支持ユニット30のベルトコンベアが駆動されると、その駆動に同期して、第4基板支持ユニット40のベルトコンベアが駆動され、第3基板支持ユニット30上に移載されて搬送される貼り合わせマザー基板90の一部が第4基板支持ユニット40のベルトコンベア上に位置される。この場合も、貼り合わせマザー基板90の下面のほぼ全体が、第2基板支持ユニット20における全ての平ベルトおよび第3基板支持ユニット30における全ての平ベルトによって支持されるために、スクライブラインが形成された貼り合わせマザー基板90が撓むおそれがない。
また、貼り合わせマザー基板90に形成されたスクライブラインよりも搬送方向下流側に位置する貼り合わせマザー基板90の一部(例えば、分断後の表示パネルから分離される不要部)が垂れ下がることによって、第4基板支持ユニット40のベルトコンベアに移載されずに第4基板支持ユニット40のベルトコンベアに当接するおそれがなく、従って、分断貼り合わせ基板91部分が分断されて第3基板支持ユニット30のベルトコンベアと第4基板支持ユニット40のベルトコンベアに落下するおそれ、および、第3基板支持ユニット30のベルトコンベア上に載置された貼り合わせマザー基板90の姿勢が変化するおそれもない。その結果、貼り合わせマザー基板90を、スクライブラインに沿って分断されることなく安定的に搬送することができる。
その後、分断貼り合わせ基板91部分が、第4基板支持ユニット40上に載置された状態になり、貼り合わせマザー基板90の上面および下面に形成されたスクライブラインが、第3基板支持ユニット30と第4基板支持ユニット40との間に位置されると、第3基板支持ユニット30と第4基板支持ユニット40とによる貼り合わせマザー基板90の搬送が停止される。そして、分断ユニット60の上部スチーム吹き付け部61および下部スチーム吹き付け部62から噴出されるスチームが、貼り合わせマザー基板90の上面および下面に形成されたスクライブラインに沿って吹き付けられて、貼り合わせマザー基板90の上面および下面におけるスクライブラインが形成された領域が加熱される。これにより、スクライブラインを形成する垂直クラックが垂直方向に延伸し、貼り合わせマザー基板90はスクライブラインに沿って分断される。
貼り合わせマザー基板90が分断された状態になると、第3基板支持ユニット30のベルトコンベアと第4基板支持ユニット40のベルトコンベアとが同期して駆動されて、分断貼り合わせ基板91が第4基板支持ユニット40のベルトコンベア上に移載される。
第4基板支持ユニット40上に移載された分断貼り合わせ基板91は、基板搬出ユニット70の搬出ロボット71によって吸着保持されて反転搬送ロボット72上に搬送され、反転搬送ロボット72によって保持された分断貼り合わせ基板91は、上下を反転されて搬出テーブル82上に移載される。
以上のように、第1〜第3の各基板搬送ユニット10〜30および第4基板支持ユニット40に設けられたコンベアベルトの平ベルトによって、貼り合わせマザー基板90または分断貼り合わせ基板91が、撓むことなく安定的に搬送されるために、貼り合わせマザー基板90に対するスクライブ加工および分断加工を高精度で安定的に実施することができる。
なお、上記実施の形態において、第1基板支持ユニット10において、4台のベルトコンベア11を設ける構成であったが、貼り合わせマザー基板を支持することができる平ベルトを有する1台のベルトコンベアを設ける構成にしてもよい。第2〜第3の各基板搬送ユニット20〜30および第4基板支持ユニット40においても同様の構成としてもよい。
また、各ベルトコンベアの平ベルトの材質等は、貼り合わせマザー基板または分断貼り合わせ基板を安定的に支持して搬送することができるものであれば特に限定されるものではなく、例えば、金属や樹脂などの材質で構成されていてもよいし、形状がメッシュ状であってもよい。なお、メッシュ状の平ベルトを用いた場合には、基板の破片等がコンベアベルト上に残ることが防止され、貼り合わせマザー基板が傷つくことを低減することができる。また、メッシュ状の平ベルトを第3基板支持コンベアに用いた場合、第3基板支持コンベア上において基板を支持した状態で分断ユニットをY方向に移動させながら貼り合わせマザー基板スチームを上下から吹き付ける構成にすることができる。
さらに、平ベルトとして、例えばフッ素樹脂のように貼り合わせマザー基板に対して低摩擦の材質を用いる構成、あるいは、平ベルトの表面をフッ素樹脂コーティング材のような低摩擦材質の物質にてコーティングするようにしてもよい。これにより、複数のコンベアベルトおよびクランプ装置の速度差、移動距離の誤差等に起因して、貼り合わせマザー基板を搬送動作時に、貼り合わせマザー基板に応力が加わることを低減することができる。
以上のように、本発明の好ましい実施形態を用いて本発明を例示してきたが、本発明は、この実施形態に限定して解釈されるべきものではない。本発明は、特許請求の範囲によってのみその範囲が解釈されるべきであることが理解される。当業者は、本発明の具体的な好ましい実施形態の記載から、本発明の記載および技術常識に基づいて等価な範囲を実施することができることが理解される。本明細書において引用した特許、特許出願および文献は、その内容自体が具体的に本明細書に記載されているのと同様にその内容が本明細書に対する参考として援用されるべきであることが理解される。
液晶表示装置等の表示パネルに使用されるガラス基板等の基板を、スクライブラインが形成された状態で、安定的に搬送することができ、搬送時に、基板に割れ、欠け等が発生することを防止できる。
本発明の基板分断システムの実施形態の一例を示す概略斜視図である。 その基板分断システムの概略構成を示す平面図である。 その基板分断システムの概略構成を示す側面図である。 その基板分断システムに使用される第1〜第4の基板支持ユニットの概略構成を示す斜視図である。 その第1基板支持ユニットの要部の概略を示す断面図である。 従来のスクライブ装置の構成を示す概略正面図である。
符号の説明
10 第1基板支持ユニット
11 ベルトコンベア
11a 駆動プーリ
11b 従動プーリ
11c 平ベルト
20 第2基板支持ユニット
21 ベルトコンベア
21a 駆動プーリ
21b 従動プーリ
21c 平ベルト
30 第3基板支持ユニット
31 ベルトコンベア
31a 駆動プーリ
31b 従動プーリ
31c 平ベルト
40 第4基板支持ユニット
41 ベルトコンベア
41a 駆動プーリ
41b 従動プーリ
41c 平ベルト
50 スクライブユニット
60 分断ユニット
70 基板搬出ユニット

Claims (2)

  1. スクライブラインが形成された基板が載置されて、載置された該基板を搬送する第1の基板支持ユニットと、
    該第1の基板支持ユニットによって搬送される前記基板が移載される第2の基板支持ユニットと、
    前記第1の基板支持ユニットと前記第2の基板支持ユニットとの間に前記基板のスクライブラインが位置されることによって、該スクライブラインに対向し得るように配置されて、該スクライブラインに沿って前記基板を分断する分断ユニットとを備えた基板分断システムであって、
    前記第1の基板支持ユニットは、平ベルトを有するベルトコンベアによって構成されていることを特徴とする基板分断システム。
  2. 前記第2の基板支持ユニットは、平ベルトを有するベルトコンベアによって構成されている請求項1に記載の基板分断システム。
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