JP2007075946A - スポンジブラスト装置及びその方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、省スペースでブラスト作業を実施することができるスポンジブラスト装置及びその方法を提供する。
【解決手段】本発明のスポンジブラスト装置70は、人力で容易に搬送可能なサイズと重量で製作されたチャンバ72を利用し、船体の外壁塗装面30を粗面化する。すなわち、マグネットローラ82、82…を介してチャンバ72を外壁塗装面30に沿って移動可能に設け、このチャンバ72にブラスト媒体26のノズル38を設けるとともに、ブラスト媒体26の排出装置78を連結する。そして、梯子車102の作業籠106に乗載した作業者100が、チャンバ72を外壁塗装面30に沿って移動させながら、ノズル38からブラスト媒体26を外壁塗装面30に向けて噴射し外壁塗装面30をブラストするとともに、使用済みのブラスト媒体26を排出装置78によって吸引しチャンバ72から排出する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、研削材が多孔質弾性体内に包含されたブラスト媒体を、船体等の外壁面(加工対象面)に向けて噴射することにより、外壁面を粗面化して素地調整を行うスポンジブラスト装置及びその方法に関する。
船体の外壁面を再塗装する際にその事前工事として、外壁面の塗膜を研削し、塗装面を粗面化して素地調整するブラスト作業が行われる。
このブラスト作業は、特許文献1等に記載されているようなサンドブラスト工法により行われている。サンドブラスト工法とは、ノズルから高速エアーで噴射したサンド(砂:ブラスト材)を塗装面に衝突させ、その衝撃力で塗装面の塗膜を研削し粗面化する工法である。
しかしながら、サンドブラスト工法では、ブラスト材が強力な力で跳ね返るため、粉塵が飛散するという問題があった。また、ノズルを操作する作業者は、強力な力で跳ね返るブラスト材から身を守るために重装備を強いられ、作業性が悪いという欠点があった。更に、作業者は、飛散した粉塵によって視野が劣悪となるため、作業を均一な品質で行うことが困難であった。
そこで、このような問題を解消するために、研削材が多孔質弾性体内に固着されたスポンジ片状のブラスト媒体を使用した工法、いわゆるスポンジブラスト工法が従来から知られている。
このスポンジブラスト工法によれば、ノズルから高速エアーで噴射したスポンジブラスト媒体が塗装面に衝突するとブラスト媒体が偏平になり、混入した研削材が塗装面に直接高速で衝突する。これにより、サンドブラスト工法と同様に、塗膜を研削し除去することができる。また、通常では空中に漂うことになる粉塵がスポンジ片中に取り込まれてそのまま落下するので、粉塵飛散を低減できるという利点がある。更に、反発力もスポンジ片によって吸収されるため跳ね返りが激減し、よって、ノズルを操作する作業者の装備も軽くて済むという利点もある。
実開平4−70466号公報
ところで、船体のブラスト作業は、作業者が入室して作業を行うブラストハウスと称される作業室を船体の近傍に設置して実施している。しかしながら、ブラストハウスは大型なので、船体をブラストする造船場に広大な設置スペースが必要となり、作業条件によってはブラストハウスを設置することが難しく、ブラスト作業の能率が低下するという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、省スペースでブラスト作業を実施することができるスポンジブラスト装置及びその方法を提供することを目的とする。
本願請求項1に記載の発明は、前記目的を達成するために、加工対象面に沿って移動可能に設けられるとともに、加工対象面に対面する側面に開口部が形成されたチャンバと、前記チャンバと加工対象面との間の隙間をシールするシール部材と、前記チャンバに設けられるとともに、研削材が多孔質弾性体内に包含されたブラスト媒体を前記チャンバの前記開口部を介して加工対象面に噴射する噴射手段と、前記チャンバに連結されるとともに、加工対象面に噴射された前記ブラスト媒体を吸引して前記チャンバから排出する排出手段とを備え、前記排出手段は、前記チャンバにダクトを介して設けられた吸引手段とフィルタとからなり、前記吸引手段によって吸引された前記ブラスト媒体を前記フィルタによって補集することを特徴とする。
請求項1によれば、人力で容易に搬送可能なサイズと重量で製作されたチャンバを利用し、加工対象面をブラストする。すなわち、チャンバを加工対象面に沿って移動可能に設け、このチャンバにブラスト媒体の噴射手段を設けるとともに、ブラスト媒体の排出手段を連結する。そして、チャンバを加工対象面に沿って移動させながら、噴射手段からブラスト媒体を加工対象面に噴射し加工対象面をブラストするとともに、使用済みのブラスト媒体を排出手段によって吸引しチャンバから排出する。
このように本発明は、噴射手段を搭載するだけのサイズと重さで製作されたチャンバを利用してブラスト作業を実施するので、作業者が入室してブラスト作業を実施するブラストハウスを利用した従来のブラスト装置と比較して、省スペースでブラスト作業を実施することができる。また、チャンバを、ポリカネード系樹脂等の透明性樹脂製とすることにより軽量化が図られるとともに、ブラスト作業を透視しながら実施できるので、ブラスト加工面の品質を一定にすることができる。更に、チャンバと加工対象面との間の隙間が、シール部材によってシールされているので、噴射手段から噴射されたブラスト媒体がチャンバから漏出するのを防止することができる。また、吸引手段によって吸引されたブラスト媒体をフィルタによって補集するようにしたので、再利用可能なブラスト媒体を再利用することができる。更に、吸引手段とフィルタとからなる排出手段をチャンバの外部に設けたので、チャンバのサイズが大きくならず、重量も増加しない。なお、ブラスト媒体を伴って吸引されたチャンバ内の空気は、フィルタを通過することで清浄化されて外気に放出される。
請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記シール部材によって密閉された前記チャンバ内の内圧が外気よりも低くなるように、前記噴射手段による前記ブラスト媒体の噴射圧、前記排出手段による吸引圧を制御する制御手段が設けられていることを特徴としている。
請求項2によれば、噴射手段によるブラスト媒体の噴射圧、排出手段による吸引圧を制御手段がそれぞれ制御して、チャンバの内圧を外気圧よりも低く設定している。これにより、シール部材と加工対象面との間に隙間が空いた場合、チャンバの外部からチャンバ内に流れる気流が形成されるため、チャンバ内からブラスト媒体が外部に漏出するのを確実に防止することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2において、前記噴射手段のノズルは、前記チャンバに球面軸受を介して首振り自在に連結されていることを特徴としている。
請求項3によれば、噴射手段のノズルをチャンバに球面軸受を介して首振り自在に連結しているので、ノズルによるブラスト媒体の噴射方向を所望の方向に適宜変更することができ、これにより、加工対象面を隈なく研削加工することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1、2又は3において、前記チャンバには、永久磁石式車輪又はボール等の走行手段が設けられるとともに把手が設けられていることを特徴としている。
請求項4によれば、チャンバの把手を作業者が把持し、チャンバを移動させることにより、チャンバが走行手段を介して所望の位置に移動する。走行手段として永久磁石式車輪を適用すると、チャンバを鉄等の磁性体製の加工対象面に磁着させることができ、チャンバを所望の位置に仮固定することができる。また、永久磁石式車輪の代わりにボールを使用してもよい。
請求項5に記載の発明は、請求項1、2、3又は4において、前記チャンバは、滑車に掛けられたロープの一端に、吊り下げ位置可変機構及び固定機構を介して連結されるとともに、前記ロープの他端には錘が取り付けられていることを特徴としている。
請求項5によれば、チャンバをロープの一端に対して吊り下げ位置可変機構及び固定機構を介して連結したので、チャンバに対するロープの一端の位置を必要に応じて変更でき、その位置で固定することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1、2、3又は4において、前記チャンバは、水平レールにロープ及び駆動アッセブリを介して吊り下げ支持され、前記駆動アッセブリの走行用モータの駆動力によって前記水平レールに沿って移動され、前記駆動アッセブリのリール駆動用モータの駆動力によって前記ロープが巻き取り又は巻き戻しされることにより上下動されることを特徴としている。
請求項6によれば、水平レールに駆動アッセブリを介してチャンバを吊り下げ支持し、駆動アッセブリの走行用モータ及びリール駆動用モータを駆動することによりチャンバを所定の位置に移動させることができる。
請求項7に記載の発明は、請求項2において、前記シール部材はチューブシールであり、該チューブシールのエア圧は、外気よりも低い前記チャンバの内圧に基づいて制御されていることを特徴としている。
請求項7によれば、チャンバ内の負圧とチャンバの自重とによってチャンバが加工対象面を押す力が発生するが、ブラスト時においてチャンバと加工対象面との間にブラスト媒体が漏出するような隙間ができないようにチューブシールのエア圧を設定する必要があり、且つ、チャンバがチューブシールを介して加工対象面に貼りついて手動で移動できないくらい重くなるのを避ける必要がある。このため、チューブシールのエア圧は、チャンバの内圧に基づいて制御されている。これにより、ブラスト時においてチャンバと加工対象面との間からブラスト媒体が漏出するのを防止でき、且つ、チューブシールが加工対象面に密着した状態でチャンバを加工対象面に沿って手動で円滑に移動することができる。
請求項8に記載したブラスト方法の発明によれば、加工対象面に車輪が当接されることにより加工対象面に沿って移動可能に設けられるとともに、加工対象面に対面する側面に開口部が形成されたチャンバと、前記チャンバと加工対象面との間の隙間をシールするチューブシールと、前記チャンバに設けられるとともに、研削材が多孔質弾性体内に包含されたブラスト媒体を前記チャンバの前記開口部を介して加工対象面に噴射する噴射手段と、前記チャンバに連結されるとともに、加工対象面に噴射された前記ブラスト媒体を吸引して前記チャンバから排出する排出手段とを備えたスポンジブラスト装置を使用し、前記噴射手段によるブラスト媒体の噴射圧と前記排出手段による吸引圧との差及び前記チャンバが自重で前記車輪を介して前記加工対象面を押す力に基づき、ブラスト媒体の噴射時にチャンバと加工対象面との間からブラスト媒体が吹き出さないように、チューブシールのエア圧を制御することを特徴とするスポンジブラスト方法を提供する。
本発明に係るスポンジブラスト装置及びその方法によれば、チャンバを加工対象面に沿って移動可能に設け、このチャンバにブラスト媒体の噴射手段を設けるとともに、ブラスト媒体の排出手段を連結したので、省スペースでブラスト作業を実施することができる。また、チャンバと加工対象面との間の隙間が、シール部材によってシールされているので、噴射手段から噴射されたブラスト媒体がチャンバから漏出するのを防止することができる。
以下添付図面に従って、本発明に係るスポンジブラスト装置及びその方法の好ましい実施の形態について詳説する。
図1は、スポンジ状多孔質弾性体ブラスト装置(以下、スポンジブラスト装置と称する)20の基本的な構造を示した説明図である。
まず、スポンジブラスト装置20を用いたスポンジブラスト工法について説明すると、この工法で使用するブラスト媒体26は、図2に示すように塗装面30に要求される粗さに応じて、異なる材質(スチールグリット、アルミナ、スターライト、ユリア樹脂等)の研削材(ユリア樹脂の場合には研掃材ともいう)22をスポンジ片24に固着(包含)させたものであり、このブラスト媒体26を高圧エアによって壁40の塗膜28に噴射し、塗膜28を研削するとともに塗装面30を粗面化して素地調整を行う工法である。
スポンジブラスト工法によれば、図2(A)の如くブラスト媒体26が塗膜28に衝突すると、図2(B)の如くブラスト媒体26が偏平になり、包含させた研削材22、22…が塗膜28に直接高速で衝突する。これにより、サンドブラスト工法と同様に、図2(C)の如く塗膜28を研削することができる。また、通常では空中に漂うことになる粉塵32、32…がスポンジ片24の中に取り込まれてそのまま落下するので、粉塵飛散も防止することができる。また、反発力もスポンジ片24によって吸収されるため、ブラスト媒体26の跳ね返りは極めて少ない。
したがって、図3の如くスポンジブラスト装置20を取り扱う作業者34の装備36も軽くて済む。図3は、スポンジブラスト装置20のノズル38近傍のホース39を作業者34が両手で把持し、壁40に向けてブラスト媒体26を噴射している図が示されている。この作業者34は、サンドブラスト工法のようにプロテクタを全身に装備する必要はなく、また、ヘルメット42についても、頭部、顔部全てを覆うフルフェイス型のヘルメットではなく、作業現場で使用する通常のヘルメットに透明アクリル板からなるフェイスプロテクタ43が取り付けられたものが使用され、いたって軽量な装備36となっている。これにより、装備の重量が軽くなるので、作業者34の労力を大幅に低減することができる。
スポンジブラスト装置20は図1の如く、スポンジブラスト供給装置50、コンプレッサ52、ノズル38、回収装置54、リサイクル分離機56及びホッパ58から構成されている。
スポンジブラスト供給装置50には、コンプレッサ52から高圧エアが供給されるとともに、ホッパ58からブラスト媒体26(図2参照)が供給される。このブラスト媒体26は、コンプレッサ52からの高圧エアによりホース39を介してエア搬送されてノズル38の先端から壁40に向けて高速で噴射される。そして、研削に供した使用済みのブラスト媒体26は、粉塵32、32…(図2(C)参照)を取り込んだ状態でそのままシートS上に落下し、回収装置54の吸引口60からホース61を介して回収装置54に吸引され、リサイクル分離機56に送り込まれる。
リサイクル分離機56は、篩の目のサイズが大、中の2つの篩62、64が加振機66上に積み重ねられて構成される。ブラスト媒体26は、まず、目のサイズが大の篩62に送り込まれ、加振機66のバイブレータによって篩62が加振されることにより、ここで大サイズのブラスト媒体26が選別されて篩62から取り出される。また、篩62を通過したブラスト媒体26は篩64に落下し、同じくバイブレータによって加振されている篩64によって中サイズのブラスト媒体26が選別されて取り出される。篩62、64から取り去れた大、中サイズのブラスト媒体26は、そのまま使用できるためホッパ58に搬送される。また、篩64を通過した細かいブラスト媒体26は、再利用不能のため容器68に溜められて廃棄される。なお、再利用可能なブラスト媒体26は、全体の約90%である。以上がスポンジブラスト装置20の基本的な構造である。
図4は、船体の外壁塗装面30を粗面化する、実施の形態に係るスポンジブラスト装置70の全体図、図5はスポンジブラスト装置70の要部拡大斜視図であり、図1〜図3に示した基本構造のスポンジブラスト装置20と同一又は類似の部材については同一の符号を付して説明する。
図4、図5に示すスポンジブラスト装置70はチャンバ72、シール部材74、ブラスト媒体噴射装置(噴射手段)76、及び排出装置(排出手段)78から構成される。
チャンバ72は、略立方体形状に形成されるとともに、船体の外壁塗装面30に対面する側面に矩形状の開口部80が形成されている。また、チャンバ72には図6の如くマグネットローラ82、82…が設けられ、これらのマグネットローラ82、82…は開口部80の四隅部から外壁塗装面30に向けて所定量突出して配置されている。したがって、チャンバ72は、マグネットローラ82、82…を介して外壁塗装面30に磁着され、外壁塗装面30の所望の位置で仮固定されるとともに磁着された状態で外壁塗装面30に沿って走行移動することができる。
また、チャンバ72は、全体がポリカネード系樹脂等の透明性樹脂により製作されて軽量化が図られている。以上の構成によりチャンバ72は、人力で容易に搬送可能なサイズと重量で製作されている。また、チャンバ72は透明なので、チャンバ72と外壁塗装面30とによって囲まれたブラスト作業空間84をチャンバ72の外部から透視することができる。これによって、ブラスト媒体26による外壁塗装面30の粗面化状況をブラスト作業を実施しながら視認することができる。なお、チャンバ72は全体が透明なものに限定されず、一部に透明の窓を形成し、他を透視不能な樹脂系材料によって製作してもよい。
チャンバ72には、矩形状開口部80を囲むようにシール部材74が設けられている。このシール部材74は、チューブシール86とホルダ88とならなり、ホルダ88にチューブシール86が保持されている。このチューブシール86には不図示のエア供給装置が連結され、エア供給装置から圧縮エアがチューブシール86に供給されることによりチューブシール86が膨張されて外壁塗装面30に圧接される。これにより、チャンバ72と外壁塗装面30との間の隙間がシールされ、ブラスト作業空間84が密閉される。
図5に示すブラスト媒体噴射装置76は、スポンジブラスト供給装置50及びノズル38から構成され、スポンジブラスト供給装置50からのブラスト媒体26がホース39を介してノズル38に供給される。スポンジブラスト供給装置50は、例えば造船所の床上に配置される。一方、ノズル38は図6の如くチャンバ72の外側から球面軸受90を介してブラスト作業空間84にその先端噴射口38Aが貫通配置されるとともに、球面軸受90による揺動作用によりチャンバ70に対して首振り自在に連結されている。このノズル38から噴射されたブラスト媒体26は、チャンバ72の開口部80を介して外壁塗装面30に噴射される。
図5に示す排出装置(排出手段)78は、チャンバ72にダクト92を介して連結されている。この排出装置78は、吸引ポンプ(吸引手段)94とフィルタ96を備えた回収ケース98とから構成される。吸引ポンプ94が駆動されると、ダクト92を介して吸引された使用済みのブラスト媒体26が回収ケース98のフィルタ96に捕集される。また、ブラスト媒体26を伴って吸引されたチャンバ72内の空気がフィルタ96を通過することにより清浄化されて外気に放出される。なお、ダクト92は、チャンバ72の下部に形成されたホッパ93の下端部に連結され、使用済みのブラスト媒体26がダクト92に容易に導かれるように構成されている。
ところで、図4の如くチャンバ72を取り扱う作業者100は、外壁塗装面30の高所においてチャンバ72を円滑に移動させるため、梯子車102のテレスコープ型伸縮梯子104の上端に固定された手摺り付き作業籠106に乗載してブラスト作業を実施する。梯子車102は、ブラスト作業時に駆動されるアウトリガー108、108を車体106の左右両側にそれぞれ2基づつ備えている。また、チャンバ72には、作業車100の両手によって把持される2本の把手110、110がチャンバ72の背面側に固定されている。
次に、前記の如く構成されたスポンジブラスト装置70の作用について説明する。
実施の形態のスポンジブラスト装置70は、前述の如く人力で容易に搬送可能なサイズと重量で製作されたチャンバ72を利用し、船体の外壁塗装面30を粗面化(ブラスト)する。すなわち、マグネットローラ82、82…を介してチャンバ72を外壁塗装面30に沿って移動可能に設け、このチャンバ72にブラスト媒体26のノズル38を設けるとともに、ブラスト媒体26の排出装置78を連結する。
そして、梯子車102の作業籠106に乗載した作業者100が、図4、図5の如く把手110を把持してチャンバ72を外壁塗装面30に沿って移動させながら、ノズル38からブラスト媒体26を外壁塗装面30に向けて噴射し外壁塗装面30をブラストするとともに、使用済みのブラスト媒体26を排出装置78によって吸引しチャンバ72から排出する。
このようにスポンジブラスト装置70によれば、ノズル38を搭載するだけのサイズと重さで製作されたチャンバ72を利用してブラスト作業を実施するので、作業者が入室してブラスト作業を実施するブラストハウスを利用した従来のブラスト装置と比較して、省スペースでブラスト作業を実施することができる。また、チャンバ72は、ポリカネード系樹脂等の透明性樹脂製なので軽量化が図られるとともに、ブラスト作業を透視しながら実施できるのでブラスト加工面の品質を一定にすることができる。更に、チャンバ72と外壁塗装面30との間の隙間が、チューブシール86によってシールされているので、ノズル38から噴射されたブラスト媒体26がチャンバ72から漏出するのが防止されている。
また、このスポンジブラスト装置70によれば、排出装置78の吸引ポンプ94によって吸引されたブラスト媒体26をフィルタ96によって回収(補集)するようにしたので、再利用可能なブラスト媒体26を再利用することができる。また、吸引ポンプ94とフィルタ96を備えた回収ケース98をチャンバ72の外部に設けたので、チャンバ72のサイズが大きくならず、重量も増加しない。
更に、このスポンジブラスト装置70は、チューブシール86によって密閉されたブラスト作業空間84の内圧が外気(大気圧)よりも低くなるように、スポンジブラスト供給装置50によるブラスト媒体26の噴射圧、吸引ポンプ94による吸引圧を制御する制御部(制御手段)112が設けられている。すなわち、この制御部112は、ブラスト作業空間84の内圧を検知する圧力センサ114からの圧力情報に基づいて前記噴射圧、吸引圧を制御する。
これにより、チューブシール86と外壁塗装面30との間に隙間が空いた場合、チャンバ72の外部からブラスト作業空間84に流れる気流が形成されるため、ブラスト媒体26がブラスト作業空間84から外部に漏出するのを確実に防止することができる。
なお、チャンバ72内の負圧とチャンバ72の自重とによってチャンバ72が外壁塗装面30を押す力が発生するが、ブラスト時においてチャンバ72と外壁塗装面30との間にブラスト媒体26が漏出するような隙間ができないようにチューブシール86のエア圧を設定する必要があり、且つ、チャンバ72がチューブシール86を介して外壁塗装面30に貼りついて手動で移動できないくらい重くなるのを避ける必要がある。
このため、チューブシール86のエア圧は、不図示の制御手段により、チャンバ72の内圧に基づいて制御されている。これにより、ブラスト時においてチャンバ72と外壁塗装面30との間からブラスト媒体26が漏出するのを防止でき、且つ、チューブシール86が外壁塗装面30に密着した状態でチャンバ72を外壁塗装面30に沿って手動で円滑に移動することができる。
更にまた、このスポンジブラスト装置70によれば、ノズル38がチャンバ72に球面軸受90を介して首振り自在に連結されているので、ノズル38によるブラスト媒体26の噴射方向を所望の方向に適宜変更することができ、これにより、外壁塗装面30を隈なく粗面化処理することができる。
図7は、スポンジブラスト装置70の使用変形例を示した説明図である。
同図に示すスポンジブラスト装置70は、チャンバ72と、チャンバ72と略同重量の錘115とを、滑車116に掛けられたロープ117の端部に連結し、錘115の重量を利用してチャンバ72を軽い力で移動させるように構成されている。また、ホース39も滑車118に掛けられれている。これらの滑車116、118は造船所の梁に取り付けれられている。
また、チャンバ72に連結されるロープ117の一端は、図7の如く2本の分岐され、その端部は位置可変機構及び固定機構を介してチャンバ72に連結されている。位置可変機構は、チャンバ72の天井部に固定された一対の平行レール119A、119Aと平行レール119A、119Aに沿ってスライド移動可能なスライダ119B、119Bとから構成され、このスライダ119B、119Bにロープ117の一端が連結されている。また、前記固定機構は、平行レール119Aに対してスライダ119Bを固定する周知のブレーキ機構(不図示)である。このようにチャンバ72を位置可変機構及び固定機構を介してロープ117に連結することにより、チャンバ72に対するロープ117の一端の位置を必要に応じて変更でき、その位置で固定することができる。
図8は、スポンジブラスト装置70の他の使用変形例を示した説明図である。
同図に示すスポンジブラスト装置70は、クレーン装置120によってチャンバ72を懸架して外壁塗装面30のブラスト作業を実施する装置である。クレーン装置120は、外壁塗装面30の上方に配設された梁122に水平走行レール124を敷設し、この水平走行レール124に不図示の走行用モータとリールとリール駆動用モータとを具備した駆動アッセブリ126を走行自在に設けている。前記リールから送り出されたロープ128の先端にチャンバ72が固定されている。また、前記駆動アッセブリ126の各モータは作業者100が操作するコントローラ130によって遠隔制御されている。
このように構成されたスポンジブラスト装置70によれば、まず、作業者100がコントローラ130を操作して駆動アッセブリ126の走行用モータを遠隔制御することにより、駆動アッセブリ126の外壁塗装面30に対する水平位置を決定する。次に、作業者100がコントローラ130を操作して駆動アッセブリ126のリール駆動用モータを遠隔制御することにより、ロープ128を巻き取り又は巻き戻し、駆動アッセブリ126を上昇又は下降させながら外壁塗装面30のブラスト作業を実施する。
なお、チャンバ72をロープ128にて偏心状に懸架して図8上で左方向に傾斜させることにより、チャンバ72の自重を利用してチューブシール86を外壁塗装面30に押圧させることができる。また、実施の形態では、ブラスト媒体として研削材が多孔質弾性体内に包含されたスポンジブラスト媒体26について説明したが、これに限定されるものではなく、サンドブラスト媒体でもよい。
スポンジブラスト装置の基本的構成を示した全体図 スポンジブラストの粗面化メカニズムを説明した図 スポンジブラストの作業者装備を説明した図 実施の形態のスポンジブラスト装置の全体斜視図 図4に示したスポンジブラスト装置の要部斜視図 図4に示したスポンジブラスト装置のチャンバの断面図 スポンジブラスト装置の使用変形例を示した全体図 スポンジブラスト装置の使用変形例を示した全体図
符号の説明
20…スポンジブラスト装置、24…スポンジ片、26…ブラスト媒体、30…船体の外壁塗装面、54…回収装置、56…リサイクル分離機、60…吸引口、70…スポンジブラスト装置、72…チャンバ、74…シール部材、76…ブラスト媒体噴射装置、78…排出装置、80…開口部、82…マグネットローラ、84…ブラスト作業空間、86…チューブシール、94…吸引ポンプ、96…フィルタ、98…回収ケース、100…作業者、102…梯子車、110…把手、112…制御部、114…圧力センサ、120…クレーン装置、130…コントローラ

Claims (8)

  1. 加工対象面に沿って移動可能に設けられるとともに、加工対象面に対面する側面に開口部が形成されたチャンバと、
    前記チャンバと加工対象面との間の隙間をシールするシール部材と、
    前記チャンバに設けられるとともに、研削材が多孔質弾性体内に包含されたブラスト媒体を前記チャンバの前記開口部を介して加工対象面に噴射する噴射手段と、
    前記チャンバに連結されるとともに、加工対象面に噴射された前記ブラスト媒体を吸引して前記チャンバから排出する排出手段とを備え、
    前記排出手段は、前記チャンバにダクトを介して設けられた吸引手段とフィルタとからなり、前記吸引手段によって吸引された前記ブラスト媒体を前記フィルタによって補集することを特徴とするスポンジブラスト装置。
  2. 前記シール部材によって密閉された前記チャンバ内の内圧が外気よりも低くなるように、前記噴射手段による前記ブラスト媒体の噴射圧、前記排出手段による吸引圧を制御する制御手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のスポンジブラスト装置。
  3. 前記噴射手段のノズルは、前記チャンバに球面軸受を介して首振り自在に連結されていることを特徴とする請求項1又は2のうちいずれか一つに記載のスポンジブラスト装置。
  4. 前記チャンバには、永久磁石式車輪又は永久磁石式ボール等の走行手段が設けられるとともに把手が設けられていることを特徴とする請求項1、2又は3のうちいずれか一つに記載のスポンジブラスト装置。
  5. 前記チャンバは、滑車に掛けられたロープの一端に、吊り下げ位置可変機構及び固定機構を介して連結されるとともに、前記ロープの他端には錘が取り付けられていることを特徴とする請求項1、2、3又は4のうちいずれか一つに記載のスポンジブラスト装置。
  6. 前記チャンバは、水平レールにロープ及び駆動アッセブリを介して吊り下げ支持され、前記駆動アッセブリの走行用モータの駆動力によって前記水平レールに沿って移動され、前記駆動アッセブリのリール駆動用モータの駆動力によって前記ロープが巻き取り又は巻き戻しされることにより上下動されることを特徴とする請求項1、2、3又は4のうちいずれか一つに記載のスポンジブラスト装置。
  7. 前記シール部材はチューブシールであり、該チューブシールのエア圧は、外気よりも低い前記チャンバの内圧に基づいて制御されていることを特徴とする請求項2に記載のスポンジブラスト装置。
  8. 加工対象面に車輪が当接されることにより加工対象面に沿って移動可能に設けられるとともに、加工対象面に対面する側面に開口部が形成されたチャンバと、
    前記チャンバと加工対象面との間の隙間をシールするチューブシールと、
    前記チャンバに設けられるとともに、研削材が多孔質弾性体内に包含されたブラスト媒体を前記チャンバの前記開口部を介して加工対象面に噴射する噴射手段と、
    前記チャンバに連結されるとともに、加工対象面に噴射された前記ブラスト媒体を吸引して前記チャンバから排出する排出手段とを備えたスポンジブラスト装置を使用し、
    前記噴射手段によるブラスト媒体の噴射圧と前記排出手段による吸引圧との差及び前記チャンバが自重で前記車輪を介して前記加工対象面を押す力に基づき、ブラスト媒体の噴射時にチャンバと加工対象面との間からブラスト媒体が吹き出さないように、チューブシールのエア圧を制御することを特徴とするスポンジブラスト方法。
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