JP2007074525A - 画像処理装置 - Google Patents

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好之 橋本
Yasuhiro Ishihara
康弘 石原
Masashi Muraki
将史 村木
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Abstract

【課題】 マイクを備えることなく騒音制御を実行できる複写機を提供すること。
【解決手段】 複写機は、一般家庭のリビング内においてテレビ、エアコンなどの装置とネットワークを介して接続されている。複写機は、プリントジョブを受信すると(S11)、テレビ等の装置から動作中か否かの情報を取得する(S12)。取得した情報に基づきリビング内のどこに人が位置しているのかを推定し(S13)、取得した情報と推定した人の位置とに基づき、その人の位置における各装置からの音による騒音レベルNを算出する(S15)。算出された騒音レベルNと所定値Mの大小関係を判断し(S16)、N≦Mの場合には、駆動モータを低速回転させて動作音を低減させる静音印刷モードで印刷を行う(S17、S19)。一方、N>Mの場合には、駆動モータを高速回転させて高速印刷を行う高速印刷モードで印刷を行う(S18、S19)。
【選択図】 図7

Description

本発明は、外部装置とネットワークを介して接続される画像処理装置に関し、特に装置の動作音による騒音の制御に関する。
従来、オフィスや家庭内において画像処理装置としての複写機をLAN(Local Area Network)等のネットワークに接続し、ユーザのパーソナルコンピュータから複写機に印刷指示を行って印刷を実行させるネットワークシステムが普及している。
上記のような複写機は、複写時の動作音をできるだけ小さくすることが望まれる。これは、動作音が大きいと、例えばオフィス内の人のストレス増大や会話の妨げといったことを生じさせてしまうからである。ところが、実際には動作音をゼロにすることはできず、特に印刷を高速に行うために、感光体ドラムやシート搬送のためのローラ等の回転部材を駆動モータにより高速回転させる機構の装置については、動作音が大きくなる傾向にあり、大幅な低減を実現できないのが現状である。
そこで、特許文献1には、複写機が装置本体や周辺の騒音を測定するためのマイク等の機器を備え、マイク等により測定された騒音レベルに応じて駆動モータの回転速度を可変制御する技術が提案されている。
この技術によれば、例えば装置周辺の騒音が大きく、その状態で複写機を動作させると、その動作音が加わって室内の騒音が一定レベルを超えるような場合には、複写機の駆動モータの回転速度を通常よりも下げることにより、室内の騒音の上昇をできるだけ抑えることができるとしている。
特開平6−202402号公報
しかしながら、上記の技術では、複写機に必ずマイク等の騒音を測定するための機器を備えなければならず、その分コスト高になる。また、例えば複写機のすぐ横に騒音を発する別の装置が配置されている場合には、マイク等が主にその別の装置からの騒音を拾い、人が位置するところでの有効な騒音のレベルとは大きく異なる測定結果が出てしまう。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、マイク等の機器を備えることなく騒音制御を実行できる画像処理装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明に係る画像処理装置は、外部装置とネットワークを介して接続され、外部装置により発せられる音の可聴範囲内またはその周辺に配置される画像処理装置であって、外部装置からの音の発生状況に関する状況情報を前記ネットワークを介して取得する取得手段と、動作音を伴う画像処理動作を実行する画像処理手段と、前記状況情報に基づいて前記画像処理動作の実行を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
このようにすれば、画像処理装置にマイク等の騒音を測定するための機器を備えなくても騒音制御を実行でき、コスト低減を図れる。また、画像処理装置のすぐ横に騒音を発する別の装置が配置されていても、その別の装置が発する騒音に影響されることなく騒音制御を行えるようになる。
ここで、前記状況情報は、外部装置が動作中であるか否かを示す情報を含み、前記制御手段は、前記状況情報に基づいて騒音レベルを推定する推定手段を備え、前記推定結果から前記画像処理動作の実行を制御することを特徴とする。
このようにすれば、より精度良く騒音制御を行うことが可能になる。
また、前記画像処理手段は、第1のモードと、第1のモードよりも動作音が小さく処理速度が遅い第2のモードとを切り換えて画像処理動作を実行可能であり、前記制御手段は、前記推定結果から前記画像処理動作の実行モードを前記第1と第2のモードのいずれかのモードに切り換えることを特徴とする。
このようにすれば、第1と第2のモードを切り換えて実行可能な構成において、簡易に騒音制御を行うことができる。
さらに、前記制御手段は、推定された騒音レベルが所定値以下の場合には、前記画像処理動作の実行モードを前記第2のモードに、所定値よりも大きい場合には、前記第1のモードに切り換えることを特徴とする。
このようにすれば、比較的静かな状況では、動作音が小さい第2のモードで画像処理動作を実行できるので、動作音による騒音が人にとって支障になり難く、騒々しい状況では、第2のモードよりも動作音が大きいが処理速度が速い第1のモードで画像処理動作を実行でき、その動作音が騒々しさに掻き消されて支障になり難く、第2のモードよりも処理速度が速い分だけ画像処理の効率化を図れる。
また、前記制御手段は、前記状況情報から外部装置が動作中か否かを判断する判断手段を備え、外部装置が動作中であり、推定された騒音レベルが所定値以上であり、かつ外部装置が特定の機能を有する特定の装置である場合には、画像処理動作の実行モードを前記第2のモードに、それ以外の場合には、前記第1のモードに切り換えることを特徴とする。
このようにすれば、例えば特定の装置を、人が聞き取るための音を発する機器とすると、当該特定の装置が使用中の場合には、動作音が小さい第2のモードで画像処理動作が実行され、人が特定の装置からの音を聞いている場合に、画像処理動作の動作音のために聞き取り難くなるといったことを低減できる。
さらに、前記制御手段は、前記状況情報から外部装置が動作中か否かを判断する判断手段を備え、外部装置が動作中であり、推定された騒音レベルが所定値以上であり、かつ外部装置が特定の機能を有する特定の装置である場合には、画像処理動作の実行を保留することを特徴とする。
このようにすれば、例えば人が特定の装置からの音を聞いているような場合に画像処理動作が保留されて、画像処理動作の動作音のために聞き取り難くなるといったことを防止できる。
また、前記制御手段は、外部装置が停止状態になった場合、または推定された騒音レベルが所定値よりも小さくなった場合に、前記保留を解除し、画像処理動作を実行することを特徴とする。
このようにすれば、画像処理動作が保留のままになるといったことを防止できる。
さらに、前記画像処理手段は、第1のモードと、第1のモードよりも動作音が小さく処理速度が遅い第2のモードとを切り換えて画像処理動作を実行可能であり、前記状況情報は、外部装置が動作中であるか否かを示す情報を含み、前記制御手段は、前記状況情報から外部装置が動作中か否かを判断する判断手段を備え、外部装置が動作中であり、かつ外部装置が特定の機能を有する特定の装置である場合には、画像処理動作の実行モードを前記第2のモードに、それ以外の場合には、前記第1のモードに切り換えることを特徴とする。
このようにすれば、例えば人が特定の装置からの音を聞いているような場合に第2のモードで画像処理動作が実行されて、その動作音のために聞き取り難くなるといったことを低減できる。
また、前記状況情報は、外部装置が動作中であるか否かを示す情報を含み、前記制御手段は、前記状況情報から外部装置が動作中か否かを判断する判断手段を備え、外部装置が動作中であり、かつ外部装置が特定の機能を有する特定の装置である場合には、前記画像処理動作の実行を保留することを特徴とする。
このようにすれば、例えば人が特定の装置からの音を聞いているような場合に画像処理動作が保留されて、画像処理動作の動作音のために聞き取り難くなるといったことを防止できる。
さらに、前記制御手段は、外部装置が停止状態になった場合に、前記保留を解除し、画像処理動作を実行することを特徴とする。
このようにすれば、画像処理動作が保留のままになるといったことを防止できる。
また、前記状況情報は、外部装置が動作中であるか否かを示す情報を含み、前記制御手段は、前記状況情報から前記可聴範囲内またはその周辺における人の存在の有無を判断する存在判断手段を備え、前記判断結果に応じて画像処理動作の制御内容を変えることを特徴とする。
このようにすれば、例えば人が存在しない場合と存在する場合とで画像処理動作を実行または保留することができ、画像処理動作の動作音のために人にストレスがかかるといったことを低減できる。
本発明は、外部装置とネットワークを介して接続され、外部装置により発せられる音の可聴範囲内またはその周辺に配置される画像処理装置であって、外部装置からの音の発生状況に関する状況情報を前記ネットワークを介して取得する取得手段と、前記状況情報に基づいて、外部装置に対し音を発する動作の実行制御のための指示を行う制御手段と、前記指示が行われた後に、動作音を伴う画像処理動作を実行する画像処理手段と、を備えることを特徴とする。
このようにすれば、画像処理装置にマイク等の騒音測定のための機器を備えなくても騒音制御を行うことができる。
また、前記状況情報は、外部装置が動作中であるか否かを示す情報を含み、前記制御手段は、前記状況情報に基づいて騒音レベルを推定する推定手段を備え、前記推定結果から前記指示を行うか否かを決めることを特徴とする。
このようにすれば、より精度良く騒音制御を行うことが可能になる。
さらに、前記制御手段は、前記状況情報から外部装置が動作中か否かを判断する判断手段を備え、外部装置が動作中であり、推定された騒音レベルが所定値以上であり、かつ外部装置が特定の機能を有する特定の装置である場合には、その動作により発生する音を上げるように指示することを特徴とする。
このようにすれば、例えば人が特定の装置からの音を聞いている場合に、画像処理動作の動作音のために聞き取り難くなるといったことを低減できる。
また、前記制御手段は、前記状況情報から外部装置が動作中か否かを判断する判断手段を備え、外部装置が動作中であり、推定された騒音レベルが所定値以上の場合には、外部装置に対し、その動作により発生する音を下げるように指示することを特徴とする。
このようにすれば、人が画像処理動作の動作音を聞き取り易くなり、もって画像処理動作の実行に気付き易く、例えば画像処理動作を、ファクシミリ受信した画像の用紙への印刷出力の動作とした場合に、その出力物をより早期に入手することができるようになる。
さらに、前記状況情報は、外部装置が動作中であるか否かを示す情報を含み、前記制御手段は、前記状況情報から外部装置が動作中か否かを判断する判断手段を備え、外部装置が動作中であり、かつ外部装置が特定の機能を有する特定の装置である場合には、その動作により発生する音を上げるように指示することを特徴とする。
このようにすれば、例えば人が特定の装置からの音を聞いている場合に、画像処理動作の動作音のために聞き取り難くなるといったことを低減できる。
また、前記ネットワークを介して前記外部装置とは別の装置とも接続されており、前記取得手段は、別の装置から当該別の装置が動作中であるか否かを示す情報を含む別の情報を取得し、前記判断手段は、前記別の情報から別の装置が動作中であるか否かを判断し、前記制御手段は、別の装置が動作中であり、かつ別の装置が特定の機能を有する特定の装置でない場合には、別の装置に対し、その動作により発生する音を下げるように指示することを特徴とする。
このようにすれば、例えば人が特定の装置からの音を聞いている場合に、別の装置の動作音により聞き取り難くなるといったことを低減できる。
さらに、前記制御手段は、外部装置から生せられる音の大きさを示す外部装置動作音情報を取得する外部装置動作音情報取得手段を含み、前記推定手段は、前記状況情報と外部装置動作音情報から前記騒音レベルを推定することを特徴とする。
このようにすれば、騒音レベルをより精度良く推定することができる。
また、前記制御手段は、騒音測定されるべき測定位置から外部装置の位置までの距離を示す外部装置距離情報を取得する距離情報取得手段を備え、前記推定手段は、前記状況情報と外部装置動作音情報と外部装置距離情報とから、動作により発生する音による前記測定位置における騒音量を推定し、推定された騒音量を前記騒音レベルとすることを特徴とする。
このようにすれば、騒音測定されるべき測定位置を決めることで、その測定位置における騒音レベルを推定することができる。
さらに、前記距離情報取得手段は、前記測定位置から自装置の位置までの距離を示す自装置距離情報を取得し、前記推定手段は、取得された自装置距離情報と、自装置の動作音の大きさを示す自装置動作音情報とを加えて前記測定位置における騒音量を推定することを特徴とする。
このようにすれば、測定位置における騒音レベルをより精度良く推定できる。
また、前記制御手段は、前記状況情報から人がどこに位置しているのかを推定する位置推定手段を備え、前記距離情報取得手段は、前記位置推定手段により人の位置が推定された場合には、推定された人の位置を前記騒音測定されるべき測定位置とすることを特徴とする。
このようにすれば、人が位置している場所の騒音レベルを推定することができる。
さらに、前記距離情報取得手段は、前記位置推定手段が人の位置を推定できなかった場合には、所定の位置を前記騒音測定されるべき測定位置とすることを特徴とする。
このようにすれば、人の位置が不明であっても騒音レベルの推定を行える。
また、前記状況情報は、外部装置が、第3のモードと、第3のモードよりも動作音が小さい第4のモードのうち、いずれのモードで動作しているのかを示す情報を含むことを特徴とする。
このようにすれば、外部装置から発せられる動作音の大小に応じて画像処理動作の実行を制御でき、より柔軟な騒音制御を実現できる。
さらに、前記特定の装置とは、動作により、人が聞き取るための音を発する装置であることを特徴とする。
このようにすれば、特定の装置として、例えばテレビなどを人が視聴しているときに、その音が画像処理動作の動作音のために聞き取り難くなるといったことを低減できる。
以下、本発明に係る画像処理装置の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、画像処理装置としての多機能デジタル複写機(Multiple Function Peripheral以下、「MFP」という。)11、プリンタ12を含むシステム1の全体構成を示す図である。
同図に示すように、システム1は、MFP11と、プリンタ12と、エアコン13と、テレビ(TV)14と、冷蔵庫15と、電話16と、洗濯機17と、インターホン18と、換気扇19と、メイン照明20と、食卓照明21と、PC(パーソナルコンピュータ)22とがネットワーク2を介して接続されて構成され、各装置が互いに各種データのやりとりが可能になっており、いわゆるホームネットワークと称されるシステムである。
ネットワーク2としては、例えば有線LAN、無線LAN、Bluetooth(登録商標)、HomeRF、またはDLNA(Digital Living Network Alliance)が提唱するUPnP(Universal Plug and Play)(登録商標)などの通信規格によるものが用いられる。本実施の形態では、各装置が、自装置から発する音の発生状況に関する情況情報、具体的には動作(使用)中であるか否か、動作中の場合に発せられる音がどの程度の大きさのものかを表す係数などの情報をネットワーク2を介して他の装置に送信できる制御部(不図示)を備える構成になっている。
図2は、システム1が配置されるデジタルリビングの環境例を示す平面図である。
同図に示すように、リビング31には、ソファー25とテーブル26が配置され、ソファー25の周辺には、MFP11、プリンタ12、エアコン13、テレビ14、電話16、インターホン18が間隔をおいて配置されている。なお、PC22は、人が所持して移動するものなので、ここでは図示を省略している。
ソファー25の真上には、メイン照明20が配置され、テーブル26の真上には食卓照明21が配置されている。リビング31の横のキッチン32には、冷蔵庫15と換気扇19が配置されており、キッチン32の横の部屋33には、洗濯機17が配置されている。また、リビング31、キッチン32および部屋33の間には通路34が設けられている。このようなリビング31内では、通常、ソファー25とテーブル26を、人が集まる場所とみることができる。
同図の破線の矢印は、各装置からその動作により発する音がソファー25の位置する場所に向けて伝播する様子を模式的に示しており、括弧内の数値は、各装置からソファー25までの最短距離を示している。一般的に音の強さは距離に反比例することが知られているので、各装置からの音は、破線の矢印の向きに伝播し、その距離が長くなるほど低下していくことになる。MFP11は、外部装置としての、エアコン13、冷蔵庫15、洗濯機17、換気扇19等からの音の可聴範囲内またはその周辺(具体的には、MFP11が自ら発する音の可聴範囲が、外部装置からの音の可聴範囲と重なり合う部分の生じる位置)に配置されている。
なお、外部装置としては、音の発する装置であれば上記のものに限られず、その数も1以上とすることができる。
図3は、MFP11の構成を示すブロック図である。
同図に示すように、MFP11は、ネットワークインターフェース(I/F)111と、スキャナ部112と、プリンタ部113と、ファンモータ114,115と、操作パネル116と、制御部117とを備えており、セットされた原稿の画像を読み取って画像情報を得るスキャンジョブ、その画像情報に基づいて原稿画像を用紙に印刷(プリント)するコピージョブ、PC22等の外部装置からのプリント要求に基づいてプリントを実行するプリントジョブ、ファクシミリ送受信を行うFAXジョブ等の画像処理ジョブを実行する機能を有するものである。
ネットワークインターフェース111は、LANカードなどのネットワーク2に接続するためのインターフェースである。
スキャナ部112は、セットされた原稿を搬送し、搬送された原稿の画像を読み取って、原稿の画像データを得るものである。プリンタ部113は、公知の電子写真方式により、スキャナ部112で読み取られた画像情報に基づいて当該画像を用紙に印刷、ここでは感光体ドラム上にトナー像を形成し、形成されたトナー像を用紙に転写して、用紙に転写されたトナー像を定着器で用紙に熱定着するものである。スキャナ部112には、原稿搬送機構を駆動するための駆動モータ1121が配置されており、プリンタ部113には、感光体ドラム等の回転部材を駆動するための駆動モータ1131が配置されている。
ファンモータ114は、スキャナ部112の冷却用ファンであり、ファンモータ115は、プリンタ部113の冷却用ファンである。
操作パネル116は、ここでは図示していないが、コピー等のジョブの開始を指示するためのキー、コピー枚数等の入力のためのキーおよび液晶タッチパネルを備えている。
液晶タッチパネルは、コピー倍率の設定、用紙選択、コピーモードの選択等のタッチ入力を受付けるための画面や、後述の位置情報などの入力を受付けるための画面などを表示すると共に、複写機1の状態、例えば紙詰まり(ジャム)を示すメッセージなどを表示する。
制御部117は、主な構成要素として、CPU121と、制御に必要なプログラムが格納されたROM122、プログラム実行時のワークエリアとなるRAM123、記憶部124と、位置推定部125と、騒音レベル推定部126とを備えている。
CPU121は、ROM122の制御プログラムに基づいて、スキャナ部112、プリンタ部113の各部の動作を制御し、コピージョブやプリントジョブ等の円滑な動作を実現する。また、操作パネル116を介して人(ユーザ)によるキー入力等を受付けると共に、必要なメッセージ等を表示させる。
記憶部124は、不揮発性メモリからなり、音量情報テーブル1241と、位置情報テーブル1242と、距離情報テーブル1243とが設けられている。
図4は、音量情報テーブル1241の内容の例を示す図である。
同図に示すように、音量情報テーブル1241は、各装置(自装置を含む)について、その動作により発せられる音〔dB〕(最大値)のデータが書き込まれている。この音量情報テーブル1241を参照すれば、各装置、例えばエアコン13が動作したときに発生する音が30〔dB〕であるということが判る。音量情報テーブル1241の情報は、例えば予めネットワーク管理者等による操作パネル116からの入力により書き込まれる(登録される)。外部装置については、外部装置から発せられる音の大きさを示す外部装置動作音情報と、MFP11(自装置)については、自装置の動作音の大きさを示す自装置動作音情報ととらえることができる。
図5は、位置情報テーブル1242の内容の例を示す図である。
同図に示すように、位置情報テーブル1242には、装置欄1245と位置欄1246とが設けられている。装置欄1245には、インターホン18等の各装置のON(オン:動作中)とOFF(オフ:停止中)の組み合わせパターンが書き込まれており、位置欄1246には、各パターンに対応して人がどこに位置していると推定できるのかを示す情報が書き込まれている。具体的には、インターホン18がオンのときは、インターホン18の前が推定位置とされる。これは、インターホン18がオン、すなわち使用中の場合には、インターホン18のところに人が位置している蓋然性が極めて高いと考えられるからである。
同様に、電話16がオンのときには、電話16の前、食卓照明21がオンのときには、食卓照明21の下(テーブル26の位置)、テレビ14またはメイン照明20がオンのときには、メイン照明20の下(ソファー25の位置)が推定位置とされる。また、エアコン13や他の装置がオンのときには、人はいるがその位置を特定できないため、ここではリビング31の中心が推定位置とされる。なお、全装置がオフのときには、無人であるとされる。
この位置情報テーブル1242の情報は、例えば予めネットワーク管理者等による操作パネル116からの入力により登録される。また、制御部117が、各装置の有する機能から当該情報を推定して書き込むとしても良い。具体的には、例えば装置ごとに、実際に人がその装置の前まで行って使用するインターホンや電話等であれば、その装置の前を人の位置とし、照明装置であれば、その真下を人の位置とし、さらにエアコンや冷蔵庫などその装置の前に人が常時位置することがないものについては、部屋の中心とする方法等が考えられる。機能と人の位置との対応関係を予め決めておくことで判断できる。
図6は、距離情報テーブル1243の内容の例を示す図である。
同図に示すように、距離情報テーブル1243には、人が位置すると推定される各場所(インターホン、電話・・リビング中心)ごとに、当該場所から、音を発する各装置までの距離が書き込まれている。具体的には、例えばソファー25からエアコン13までの距離は、1.5〔m〕である。距離情報テーブル1251を参照することにより、人のいる位置(騒音測定されるべき測定位置に相当)から各装置(自装置を含む)までの距離を知ることができる。なお、同図では、ソファー25以外の装置の場所から各装置までの距離については具体的な数値を省略しているが、実際には数値のデータが書き込まれるものとする。
この距離情報テーブル1243の情報は、例えば予めネットワーク管理者等による操作パネル116からの入力により登録される。外部装置については、騒音測定されるべき測定位置から当該外部装置までの距離を示す外部装置距離情報と、MFP11(自装置)については、当該測定位置から自装置までの距離を示す自装置距離情報ととらえることができる。
図3に戻って、位置推定部125は、リビング31内のどこに人が位置しているのかを推定する。騒音レベル推定部126は、推定された人の位置における各装置(自装置を含む)から発せられる音による騒音レベルを推定する。この人の位置および騒音レベルの各推定方法については、後述する。
MFP11は、動作音を伴う画像処理動作を実行する装置であり、ここでは駆動モータ1121,1131、ファンモータ114,115などを高速回転させて高速の印刷処理を実現する高速印刷モード(第1のモード)と、高速印刷モード時よりも駆動モータ1131等の回転速度を遅くすることで低速かつ低音で印刷処理を行う静音印刷モード(第2のモード)とを切り換えて実行する機能を有している。
なお、プリンタ12は、基本的にMFP11と同様の構成であり、スキャナ部112とファンモータ114を備えていない点が異なっているだけなので、ここでは具体的な説明を省略することとする。
図7は、MFP11の制御部117によるプリントジョブの処理内容を示すフローチャートである。
同図に示すように、制御部117は、プリントジョブを受信すると(ステップS11)、周辺装置から情報収集を行う(ステップS12)。ここでは、エアコン13〜換気扇19までの各装置から上記の状況情報を取得する。なお、状況情報の取得対象装置としては、例えば管理者等の入力操作により予め登録される方法としても良いし、ネットワーク2が家庭内など限定された範囲のものであることがアドレス等から検出できれば、その検出結果から自動的に当該範囲内の各装置を対象とする方法をとることもできる。
次に、リビング31内での人の位置を推定する(ステップS13)。この処理は、位置推定部125により行われる。
具体的には、状況情報から各装置の動作中または停止中のいずれであるかを判断する。そして、位置情報テーブル1242を参照し、動作中になっている装置に対応する人の推定位置欄1246に書き込まれている情報を読み出すことにより行われる。
より具体的には、例えばインターホン18が動作中(オン)であれば、インターホン18の前、テレビ14が動作中(オン)であれば、ソファー25のところと推定される。また、全装置が停止中(オフ)であれば、人がいないと推定される。この意味で、制御部117は、ステップS12、13等の処理を実行するときに、状況情報から外部装置が動作中(オン)であるか否かを判断する判断手段として、また人がどこに位置しているのかを推定する位置推定手段として機能するものといえる。
リビング31内に人がいることが推定されると(ステップS14で「YES」)、騒音レベルNを算出する処理を行う(ステップS15)。この処理は、騒音レベル推定部126により行われる。
具体的には、図8に示すように、装置ごとに、当該装置のノイズ発生量Aと、係数bと係数cと、動作係数dを取得し、次の(式1)から換算ノイズnを求め、各装置の換算ノイズnを合計して、合計した騒音を騒音レベルNとして求めるものである。
n=A×b×c×d・・・(式1)
ここで、ノイズ発生量Aは、装置から発せられる音により生じる騒音レベルを示す値であり、ここでは音量情報テーブル1241に書き込まれている値が、外部装置について外部装置動作音情報、自装置について自装置動作音情報として読み出される。なお、各装置からネットワークを介して取得するという方法をとっても良い。
係数bは、装置ごとに、当該装置から人のいる位置までの距離を相対的に表す値であり、所定値(ここでは、3.0〔m〕)を、人の位置から各装置までの距離で除することで求められる。この所定値は、予め記憶された値であり、距離は、距離情報テーブル1243に書き込まれている値が、外部装置について外部装置距離情報、自装置について自装置距離情報として読み出される。なお、人の位置を推定できなかった場合、例えばインターホン18と電話16の両方がオンになっているというような位置情報テーブル1242に格納されていないオンオフの組み合わせパターンが発生した場合などには、所定の位置、ここではリビング31の中心を人の位置とみなして、各装置から当該中心までの距離が読み出される。
係数cは、装置ごとに、発される音が大きいモード(第3のモード)や小さいモード(第4のモード)を切り換えて実行可能な場合に、当該モードのときの音の大小を表すものとして予め決められた値である。ここでは、発せられる音が大きいと係数cの値が大きくなるように設定されており、例えばエアコン13の場合、運転時の風量により音が変わるとして、風量が「強」であれば、係数cが1.0、「中」であれば、0.5、「弱」であれば、0.2等とされる。この係数cの値は、ここでは状況情報として各装置から取得される。
なお、音が可変しない(略一定の)装置、ここでは冷蔵庫15については、係数cの値が1.0とされる。この場合、例えば冷蔵庫15から値1.0を示すデータを取得するとしても良いが、予め、管理者等からの、音が略一定であることの入力を受け付け、受け付けた入力内容を登録しておけば、当該装置について当該データの取得処理を省くことができる。また、動作モードを取得できないなど不明な装置が存在する場合には、その装置または全装置について係数cを「1.0」とすることもできる。動作モードが不明でも、他の要素(係数Aやbなど)から一定の精度をもって騒音レベルを計算できるからである。
動作係数dは、装置が動作中の場合に「1」、停止中の場合に「0」とされる。このdの値は、状況情報として各装置から取得される。同図は、騒音レベルNの値が120〔dB〕と推定された場合の例を示している。
なお、現時点での音量データを各装置から直接取得し、取得した音量に、上記係数bと係数dを乗算して、換算ノイズnを算出する方法をとるとしても良い。この方法をとる場合には、算出時に各装置のノイズ発生量Aを使用しないので、音量情報テーブル1241を備える必要がなくなる。
図7に戻って、算出された騒音レベルNの値が所定値M、例えば40〔dB〕以下であるか否かを判断する(ステップS16)。
ここで、N≦Mと判断すると(ステップS16で「YES」)、動作モードを静音印刷モードに設定し(ステップS17)、そのモードで印刷を実行して(ステップS19)、当該プリントジョブを終了する。
一方、N≦Mでない、すなわちN>Mと判断すると(ステップS16で「NO」)、動作モードを高速印刷モードに設定し(ステップS18)、そのモードで印刷を実行する(ステップS19)。
このようなモード切り換えを行うのは、N≦Mの場合、推定された人の位置では各装置からの音が小さい、すなわち静かな状況にある蓋然性が高く、そうであれば静音印刷モードにしてその静かな状況をできるだけ維持できるようにした方が、その人にとって動作音によるストレス等を少なくできると考えられる。また、逆にN>Mの場合、各装置からの音がある程度大きい状況にある蓋然性が高く、そうであれば高速印刷モードで印刷を実行しても、その人には動作音が気になるといったことが少なく印刷の効率化の方を優先できると考えられるからである。
所定値Mは、上記の動作モードの切り換えによる騒音制御の効果を得ることができる範囲内の値として予め実験等から求められるものであり、そのデータはROM122に格納されるようになっている。なお、管理者等が操作パネル116から任意の値を設定入力できる構成としても良い。このことは、後述の他の所定値L等について同じである。
ステップS14で人が存在しないと判断すると、そのままステップS18に移って動作モードを高速印刷モードに設定し、そのモードで印刷を実行する(ステップS19)。人が存在しなければ動作音が気にされることもなく、印刷の効率化を図るものである。この意味で、制御部117は、ステップS12〜S14等の処理を実行するときに、状況情報からリビング内(外部装置により発せられる音の可聴範囲内またはその周辺)における人の存在の有無を判断する存在判断手段として機能するものといえる。
以上説明したように、本実施の形態では、各装置から動作状況等の情報を取得して、取得した情報からリビング31内の人の位置における騒音レベルを推定するので、従来のようにマイクを備える必要がなくコストダウンを実現できる。また、MFP11のすぐ横に騒音を発する別の機器が配置されていても、その騒音に影響を受けることなく騒音レベルを推定できるので、従来のようにマイクを配する構成の場合に別の機器の騒音を拾ってしまい実際に人のいる位置とは異なる結果が出るといったことが起こらない。
(第2の実施の形態)
上記実施の形態では、動作中の装置がどの装置であるかに関係なく印刷の動作モードを切り換えるとしたが、本実施の形態では、動作中の装置が特定の機能を有する装置であるか否かを切り換えの条件に入れており、この点が第1の実施の形態と異なっている。以下、説明の都合上、第1の実施の形態と同じ内容についてはその説明を省略し、同じ構成要素については、同符号を付すものとする。
図9は、本実施の形態におけるプリントジョブの処理内容を示すフローチャートである。
同図に示すように、ステップS11〜S15の処理は、第1の実施の形態と同じである。ステップ15の次に、動作(使用)中の装置が、人が聞き取るための音を発する特定の機能を有する装置、ここではTV14、電話16、インターホン18(以下、「特定の装置」という。)のいずれかであるか否かを判断する(ステップS21)。ここで、使用中か否かの判断は、上記状況情報に動作中であることを示す情報が含まれているか否かにより行われる。また、使用中の装置が特定の装置であるか否かについては、予めどの装置が特定の装置に当たるのかが管理者等により登録されているものとし、その登録内容を参照することにより判断される。
なお、各装置から、自身が特定の装置であるか否かを示す情報を取得することで、特定の装置か否かを検出するとしても良い。また、特定の装置だけがネットワーク2を介して接続されていることが予め登録等されている場合には、外部装置が使用中か否かの判断だけで(特定の装置か否かの判断をせずに)、ステップS22に移るとしても良い。
特定の装置が使用中であることを判断すると(ステップS21で「YES」)、算出された騒音レベルNの値が所定値L以上であるか否かを判断する(ステップS22)。
ここで、N≧Lと判断すると(ステップS22で「YES」)、印刷の動作モードを静音印刷モードに設定する(ステップS17)。
一方、N<Lと判断すると(ステップS22で「NO」)、動作モードを高速印刷モードに設定する(ステップS18)。
このようなモード切り換えを行うのは次の理由による。すなわち、TV14等の装置が使用中の場合、人はその装置から発せられる音を積極的に聞き取っている最中である蓋然性が高い。そうであれば、N≧Lの場合(各装置からの音が大きい状況にある蓋然性が高いとき)には、できるだけ動作音の小さい状態で印刷を行った方が特定の装置からの音を聞き逃す可能性が低くなってその人に便宜であり、逆にN<Lの場合(静かな状況にある蓋然性が高いとき)には、ある程度動作音が大きくなっても、特定の装置からの音が聞き難くなるといったことが少なく印刷の効率化の方を優先できると考えられるからである。
特定の装置が使用中でないことを判断すると(ステップS21で「NO」)、ステップS18に移る。この場合、高速印刷モードにより印刷が実行されることになるが、例えば、第1の実施の形態におけるステップS16と同じ処理を、ステップS21で「NO」と判断された後に実行し、印刷の動作モードをさらに切り換える構成をとるとしても良い。
以上説明したように、本実施の形態では、TV14等の特定の装置が使用中であるか否かを印刷の動作モードの切り換えの条件に加えるとしたので、例えばTV14が使用中であり騒音レベルNが所定値L以上の場合、具体的には印刷の動作音が加わるために、人がTV14から発せられる音を聞き取り難くなると想定されるような場合に、静音印刷モードに設定することにより、TV14の番組を視聴している人が印刷の動作音のためにTV14からの音が聞き取り難くなるといったことの防止を図ることが可能になり、その人に便宜になる。
なお、特定の装置は、テレビ14等に限られず、例えばオーディオ機器、ラジオ、PC等とすることができる。また、人が聞き取るための音を発する機器に限られず、例えば録音機能を有するオーディオ機器等をすることもできる。
(第3の実施の形態)
上記第2の実施の形態では、特定の装置が使用中の場合に、騒音レベルNの大小により印刷の動作モードを切り換えるとしたが、本実施の形態では、動作モードの切り換え機能を有していないとしており、この点が第2の実施の形態と異なっている。以下、説明の都合上、上記の実施の形態と同じ内容についてはその説明を省略し、同じ構成要素については、同符号を付すものとする。
図10は、本実施の形態におけるプリントジョブの処理内容を示すフローチャートである。
同図に示すように、ステップS11〜S15、S21、S22の処理は、第2の実施の形態と同じである。
ステップ22において、N≧Lと判断すると(ステップS22で「YES」)、印刷を保留し(ステップS31)、ステップS14に戻る。この場合、ステップS14、S15、S21、S22の処理が順に行われる。リビング31から人がいなくなった場合(ステップS14で「NO」と判断される場合)、TV14等の特定の装置が使用されなくなった(停止状態になった)場合(ステップS21で「NO」と判断される場合)、N≧Lではない、すなわちN<Lになった場合(ステップS22で「NO」と判断される場合)のいずれかに該当すれば、保留を解除して、ステップS19に移り、印刷を実行し、いずれにも該当しなければ、印刷を保留した(実行しない)ままとする。
このように本実施の形態では、印刷の動作音が加わるために、人がTV14等から発せられる音を聞き取り難くなると想定されるような場合には、印刷を保留するので、例えばTV14の番組を視聴している人にとってTV14からの音が印刷の動作音により聞き取り難くなるといったことを防止できる。
上記第2と第3の実施の形態では、騒音レベルNと所定値Lの大小関係の判断を、印刷の動作モードを切り換える条件の一つとしたが、この大小関係を条件から外し、TV14等の特定の装置が使用中であるか否かの条件だけで動作モードを切り換える構成をとることもできる。TV14等が使用中であれば、騒音レベルNの大小に関係なく、静音印刷モードで印刷を行い、または印刷自体を保留することで、TV14等を使用している人にとってTV14等からの音が印刷の動作音により聞き取り難くなるといったことを防止できるという一定の効果を得られるからである。
(第4の実施の形態)
上記第1〜第3の実施の形態は、MFP11が自装置の印刷動作を制御するとしたが、本実施の形態では、他の装置に対し騒音制御のための指示を出力するとしており、この点が上記の実施の形態と異なっている。
図11は、本実施の形態におけるプリントジョブの処理内容を示すフローチャートである。
同図に示すように、ステップS11〜S15、S21の処理は、第2の実施の形態と同じである。ステップ21の次に、騒音レベルNの値が所定値P以上であるか否かを判断する(ステップS41)。
ここで、N≧Pと判断すると(ステップS41で「YES」)、使用中の、TV14等の特定の装置に対し、その音量を上げるようにネットワーク2を介して指示を出し、および特定の装置以外の装置に対し、発せられる音を抑制する(下げる)ようにネットワーク2を介して指示を出す処理を実行する(ステップS42)。なお、特定の装置とそれ以外の装置のいずれか一方にだけ指示を出す構成としても良い。
ここで、各装置の制御部は、他の装置からの上記の指示を受け付けると、その指示に応じた動作、具体的には音量を上昇させ、また音を下げる処理を実行する構成になっている。これにより、TV14等の特定の装置からの音量が大きくなり、特定の装置以外の装置からの音が小さくなるので、人にとってTV14等の特定の装置からの音がステップ42の処理の実行前よりも聞き取り易くなる。
そして、印刷の対象ページ、例えば原稿10ページ分であれば第1ページに対する印刷を実行する(ステップS43)。現時点では、上記のようにTV14等の特定の装置からの音が聞き取り易くなっているはずであるから、印刷を実行してもその動作音により聞き取り難くなるといったことが少なくて済ませられるという効果を得ることができる。
ステップS41において、N<Pと判断すると(ステップS41で「NO」)、ステップS43に移り、対象ページの印刷を行う。
全ページの印刷が終了したことを判断すると(ステップS44で「YES」)、ステップS42において指示を出した装置に対し、元の状態に戻るように指示を出し(ステップS45)、当該プリントジョブを終了する。
なお、TV14等の音量の上昇指示による上昇量や、特定の装置以外の装置への音を下げる指示による下降量については、上記による一定の効果が得られる範囲で予め実験等により求められ、その求められた量に応じた指示が行われることになる。例えば、特定の装置以外の装置については、印刷中に限り強制的に停止させる(発する音をゼロにさせる)ということもできる。
また、各装置についてその音量上昇、音を下げる処理が、プリントジョブの開始から終了までの間に行われるとしたが、これに限られることもない。例えば、一定時間、または1ページ目の印刷の間にだけ、音量上昇、音を下げる処理が行われるように指示を出すとしても良い。このようにしても、TV14等の音が聞き取り難くなることの低減という一定の効果を得られる。
上記では、騒音レベルNと所定値Pの大小関係の判断を、各装置に音量上昇等の指示を出すことの条件の一つとしたが、この大小関係を条件から外し、TV14等の特定の装置が使用中であるか否かの判断だけで当該指示を出力する構成をとることもできる。TV14等が使用中であれば、騒音レベルNの大小に関係なく、特定の装置の音量を上昇させ、特定の装置以外の装置からの音を下げさせることで、TV14等を使用している人にとってTV14等からの音が印刷の動作音により聞き取り難くなるといったことを防止できるという効果を得られる。
(第5の実施の形態)
上記第4の実施の形態は、TV14等の特定の装置が使用中であるか否かを、音量上昇等の指示を出すことの条件の一つとしたが、本実施の形態では、特定の装置に関係なく、算出された騒音レベルNの大小に応じて当該指示を出すとしており、この点が第4の実施の形態と異なっている。
図12は、本実施の形態におけるプリントジョブの処理内容を示すフローチャートである。
同図に示すように、ステップS11〜S15の処理は、第4の実施の形態と同じである。ステップ15の次に、騒音レベルNの値が所定値R以上であるか否かを判断する(ステップS51)。
ここで、N≧Rと判断すると(ステップS51で「YES」)、動作中の他の装置に対し、発せられる音を一定時間下げるようにネットワーク2を介して指示を出す処理を実行する(ステップS52)。
各装置の制御部は、第4の実施の形態同様に、他の装置からの上記の指示を受け付けると、その指示に応じて、音を下げる処理を実行する構成になっており、これにより、リビング31内において他の装置から発せられる音が小さくなる。
そして、対象ページの印刷を実行する(ステップS53)。この処理は、上記ステップS43と同じである。現時点では、他の装置からの音が小さくなっているので、印刷の動作音が人に聞き取られ易くなり、人にとって印刷が実行されているのをより早く気付くことができ、もって出力物を早く入手することができる。
全ページの印刷が終了したことを判断すると(ステップS54で「YES」)、当該プリントジョブを終了する。
このように本実施の形態では、他の装置からの音を下げることで、人がMFP11の動作音を気付き易いようにしたので、例えばFAXジョブにおいてファクシミリ受信したデータを印刷出力する際などにそのジョブが行われていることを早く気付くことができ、気付かないうちに出力されていたことにより出力物の入手が遅れるといったことが少なくなるという効果を奏する。
なお、上記では、音を下げる時間を一定としたが、一定時間としては、印刷が実行されていることを人に気付かせるのに必要と思われる程度の時間であれば良く、例えば数秒間などとすることができる。また、例えば第4の実施の形態で説明したように、プリントジョブ開始から終了までの間や特定のページの印刷時に下げる構成をとるとしても良い。
本発明は、画像処理装置に限られず、上記印刷の動作モードの切り換え、他の装置への音量上昇等の指示といった騒音制御の処理における方法であるとしてもよい。さらに、その方法をコンピュータが実行するプログラムであるとしてもよい。また、本発明に係るプログラムは、例えば磁気テープ、フレキシブルディスク等の磁気ディスク、DVD−ROM、DVD−RAM、CD−ROM、CD−R、MO、PDなどの光記録媒体、フラッシュメモリ系記録媒体等、コンピュータ読み取り可能な各種記録媒体に記録することが可能であり、当該記録媒体の形態で生産、譲渡等がなされる場合もあるし、プログラムの形態でインターネットを含む有線、無線の各種ネットワーク、放送、電気通信回線、衛星通信等を介して伝送、供給される場合もある。
また、本発明に係るプログラムは、上記に説明した処理をコンピュータに実行させるための全てのモジュールを含んでいる必要はなく、例えば通信プログラムやオペレーティングシステム(OS)に含まれるプログラムなど、別途情報処理装置にインストールすることができる各種汎用的なプログラムを利用して、本発明の各処理をコンピュータに実行させるようにしても良い。従って、上記した本発明の記録媒体に必ずしも上記全てのモジュールを記録している必要はないし、また必ずしも全てのモジュールを伝送する必要もない。さらに所定の処理を専用ハードウェアを利用して実行させるようにすることができる場合もある。
(変形例)
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は、上述の実施の形態に限定されないのは勿論であり、以下のような変形例が考えられる。
(1)上記実施の形態では、人の位置を推定し、その推定された人の位置における騒音レベルを算出するとしたが、騒音レベルNの算出方法は、これに限定されない。
例えば、人の位置をリビング31の中心に固定してその位置における騒音レベルを算出する方法をとることもできる。人が部屋の中心付近に位置することが多いと想定される場合に特に有効である。この場合には、位置情報テーブル1242が不要になり、距離情報テーブル1243には、リビング中心から各装置までの距離を示す情報だけが書き込まれていれば良いことになる。また、人の位置を推定するという処理が不要になってそれだけ処理を簡素化でき、CPU121等の処理負担の軽減を図れる。
人の位置をどの位置に固定するのかを操作パネル116から管理者等が設定できる構成とすれば、部屋のレイアウトに応じて適当な位置を調整することが可能になる。
(2)また、各装置が動作中か否かによりリビング31内における人の存在の有無を判断し、その判断結果から印刷時の動作モードの切り換え、ジョブの実行と保留の切り換え、または他の装置への音量等の指示と不指示の切り換え等を行うとしても良い。人がいないのであれば、動作音による騒音を考慮する必要もないと考えられるからである。例えば、ステップS14で「YES」と判断されたときに、第1、2の実施の形態であればステップS17に、第3の実施の形態であればステップS31に、第4の実施の形態であればステップS42に、第5の実施の形態であればステップS52に移るように構成すれば実現できる。
さらに、人の位置や騒音レベルに関わらず、外部装置が動作中か否かにより(状況情報に基づいて)印刷時の動作モードの切り換え、他の装置への音量等の指示等の処理を行う構成とすることもできる。動作(使用)により音を発する装置であれば、動作の有無により動作モードの切り換え等の処理を行うことで、動作音の低減等の騒音制御が可能になるからである。
(3)上記実施の形態では、本発明の画像処理装置を複写機としてのMFPに適用した場合の例を説明したが、原稿や記録用紙の給紙、搬送、排出、原稿読み取りのための読取部の移動、画像形成のための感光体ドラム、ポリゴンミラー、現像器、定着器等の駆動の際に動作音を発するプリンタ、スキャナ、ファクシミリ装置等の画像処理装置一般に適用できる。また、上記実施の形態及び上記変形例をそれぞれ組み合わせるとしても良い。
本発明は、ネットワークに接続され、動作音を伴う複写機等の画像処理装置において動作音による騒音を制御する技術として有用である。
第1の実施の形態における多機能デジタル複写機(MFP)11を含むシステム1の全体構成を示す図である。 システム1が配置されるデジタルリビングの環境例を示す平面図である。 MFP11の構成を示すブロック図である。 MFP11の記憶部124に設けられた音量情報テーブル1241の内容例を示す図である。 MFP11の記憶部124に設けられた位置情報テーブル1242の内容例を示す図である。 MFP11の記憶部124に設けられた距離情報テーブル1243の内容例を示す図である。 MFP11によるプリントジョブの処理内容を示すフローチャートである。 騒音レベルNを求める際の方法を説明するための模式図である。 第2の実施の形態におけるプリントジョブの処理内容を示すフローチャートである。 第3の実施の形態におけるプリントジョブの処理内容を示すフローチャートである。 第4の実施の形態におけるプリントジョブの処理内容を示すフローチャートである。 第5の実施の形態におけるプリントジョブの処理内容を示すフローチャートである。
符号の説明
11 MFP
12 プリンタ
13 エアコン
14 テレビ
113 プリンタ部
117 制御部
121 CPU
125 位置推定部
126 騒音レベル推定部

Claims (24)

  1. 外部装置とネットワークを介して接続され、外部装置により発せられる音の可聴範囲内またはその周辺に配置される画像処理装置であって、
    外部装置からの音の発生状況に関する状況情報を前記ネットワークを介して取得する取得手段と、
    動作音を伴う画像処理動作を実行する画像処理手段と、
    前記状況情報に基づいて前記画像処理動作の実行を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記状況情報は、外部装置が動作中であるか否かを示す情報を含み、
    前記制御手段は、
    前記状況情報に基づいて騒音レベルを推定する推定手段を備え、
    前記推定結果から前記画像処理動作の実行を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記画像処理手段は、
    第1のモードと、第1のモードよりも動作音が小さく処理速度が遅い第2のモードとを切り換えて画像処理動作を実行可能であり、
    前記制御手段は、
    前記推定結果から前記画像処理動作の実行モードを前記第1と第2のモードのいずれかのモードに切り換えることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記制御手段は、
    推定された騒音レベルが所定値以下の場合には、前記画像処理動作の実行モードを前記第2のモードに、所定値よりも大きい場合には、前記第1のモードに切り換えることを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記制御手段は、
    前記状況情報から外部装置が動作中か否かを判断する判断手段を備え、
    外部装置が動作中であり、推定された騒音レベルが所定値以上であり、かつ外部装置が特定の機能を有する特定の装置である場合には、画像処理動作の実行モードを前記第2のモードに、それ以外の場合には、前記第1のモードに切り換えることを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  6. 前記制御手段は、
    前記状況情報から外部装置が動作中か否かを判断する判断手段を備え、
    外部装置が動作中であり、推定された騒音レベルが所定値以上であり、かつ外部装置が特定の機能を有する特定の装置である場合には、画像処理動作の実行を保留することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  7. 前記制御手段は、
    外部装置が停止状態になった場合、または推定された騒音レベルが所定値よりも小さくなった場合に、前記保留を解除し、画像処理動作を実行することを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  8. 前記画像処理手段は、
    第1のモードと、第1のモードよりも動作音が小さく処理速度が遅い第2のモードとを切り換えて画像処理動作を実行可能であり、
    前記状況情報は、外部装置が動作中であるか否かを示す情報を含み、
    前記制御手段は、
    前記状況情報から外部装置が動作中か否かを判断する判断手段を備え、
    外部装置が動作中であり、かつ外部装置が特定の機能を有する特定の装置である場合には、画像処理動作の実行モードを前記第2のモードに、それ以外の場合には、前記第1のモードに切り換えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  9. 前記状況情報は、外部装置が動作中であるか否かを示す情報を含み、
    前記制御手段は、
    前記状況情報から外部装置が動作中か否かを判断する判断手段を備え、
    外部装置が動作中であり、かつ外部装置が特定の機能を有する特定の装置である場合には、前記画像処理動作の実行を保留することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  10. 前記制御手段は、
    外部装置が停止状態になった場合に、前記保留を解除し、画像処理動作を実行することを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。
  11. 前記状況情報は、外部装置が動作中であるか否かを示す情報を含み、
    前記制御手段は、
    前記状況情報から前記可聴範囲内またはその周辺における人の存在の有無を判断する存在判断手段を備え、
    前記判断結果に応じて画像処理動作の制御内容を変えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  12. 外部装置とネットワークを介して接続され、外部装置により発せられる音の可聴範囲内またはその周辺に配置される画像処理装置であって、
    外部装置からの音の発生状況に関する状況情報を前記ネットワークを介して取得する取得手段と、
    前記状況情報に基づいて、外部装置に対し音を発する動作の実行制御のための指示を行う制御手段と、
    前記指示が行われた後に、動作音を伴う画像処理動作を実行する画像処理手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  13. 前記状況情報は、外部装置が動作中であるか否かを示す情報を含み、
    前記制御手段は、
    前記状況情報に基づいて騒音レベルを推定する推定手段を備え、
    前記推定結果から前記指示を行うか否かを決めることを特徴とする請求項12に記載の画像処理装置。
  14. 前記制御手段は、
    前記状況情報から外部装置が動作中か否かを判断する判断手段を備え、
    外部装置が動作中であり、推定された騒音レベルが所定値以上であり、かつ外部装置が特定の機能を有する特定の装置である場合には、その動作により発生する音を上げるように指示することを特徴とする請求項13に記載の画像処理装置。
  15. 前記制御手段は、
    前記状況情報から外部装置が動作中か否かを判断する判断手段を備え、
    外部装置が動作中であり、推定された騒音レベルが所定値以上の場合には、外部装置に対し、その動作により発生する音を下げるように指示することを特徴とする請求項13に記載の画像処理装置。
  16. 前記状況情報は、外部装置が動作中であるか否かを示す情報を含み、
    前記制御手段は、
    前記状況情報から外部装置が動作中か否かを判断する判断手段を備え、
    外部装置が動作中であり、かつ外部装置が特定の機能を有する特定の装置である場合には、その動作により発生する音を上げるように指示することを特徴とする請求項12に記載の画像処理装置。
  17. 前記ネットワークを介して前記外部装置とは別の装置とも接続されており、
    前記取得手段は、
    別の装置から当該別の装置が動作中であるか否かを示す情報を含む別の情報を取得し、
    前記判断手段は、
    前記別の情報から別の装置が動作中であるか否かを判断し、
    前記制御手段は、
    別の装置が動作中であり、かつ別の装置が特定の機能を有する特定の装置でない場合には、別の装置に対し、その動作により発生する音を下げるように指示することを特徴とする請求項14または16に記載の画像処理装置。
  18. 前記制御手段は、
    外部装置から生せられる音の大きさを示す外部装置動作音情報を取得する外部装置動作音情報取得手段を含み、
    前記推定手段は、
    前記状況情報と外部装置動作音情報から前記騒音レベルを推定することを特徴とする請求項2乃至6、13乃至15のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  19. 前記制御手段は、
    騒音測定されるべき測定位置から外部装置の位置までの距離を示す外部装置距離情報を取得する距離情報取得手段を備え、
    前記推定手段は、
    前記状況情報と外部装置動作音情報と外部装置距離情報とから、動作により発生する音による前記測定位置における騒音量を推定し、推定された騒音量を前記騒音レベルとすることを特徴とする請求項18に記載の画像処理装置。
  20. 前記距離情報取得手段は、
    前記測定位置から自装置の位置までの距離を示す自装置距離情報を取得し、
    前記推定手段は、
    取得された自装置距離情報と、自装置の動作音の大きさを示す自装置動作音情報とを加えて前記測定位置における騒音量を推定することを特徴とする請求項19に記載の画像処理装置。
  21. 前記制御手段は、
    前記状況情報から人がどこに位置しているのかを推定する位置推定手段を備え、
    前記距離情報取得手段は、
    前記位置推定手段により人の位置が推定された場合には、推定された人の位置を前記騒音測定されるべき測定位置とすることを特徴とする請求項19または20に記載の画像処理装置。
  22. 前記距離情報取得手段は、
    前記位置推定手段が人の位置を推定できなかった場合には、所定の位置を前記騒音測定されるべき測定位置とすることを特徴とする請求項21に記載の画像処理装置。
  23. 前記状況情報は、外部装置が、第3のモードと、第3のモードよりも動作音が小さい第4のモードのうち、いずれのモードで動作しているのかを示す情報を含むことを特徴とする請求項1乃至22のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  24. 前記特定の装置とは、動作により、人が聞き取るための音を発する装置であることを特徴とする請求項5乃至9、14、16のいずれか1項に記載の画像処理装置。
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