JP2007072355A - 帯電ローラおよびこれを用いた画像形成装置 - Google Patents

帯電ローラおよびこれを用いた画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007072355A
JP2007072355A JP2005261820A JP2005261820A JP2007072355A JP 2007072355 A JP2007072355 A JP 2007072355A JP 2005261820 A JP2005261820 A JP 2005261820A JP 2005261820 A JP2005261820 A JP 2005261820A JP 2007072355 A JP2007072355 A JP 2007072355A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
entry
charging roller
gap
start side
embedded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005261820A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsunori Kitazawa
北澤淳憲
Shinichi Kamoshita
鴨志田伸一
Tadahiro Mizutani
水谷忠弘
Takeshi Ikuma
井熊健
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2005261820A priority Critical patent/JP2007072355A/ja
Publication of JP2007072355A publication Critical patent/JP2007072355A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】継目を有するテープ状のギャップ部材に帯電ローラのクリーニング部材が接触しても、長期にギャップ部材の剥がれを防止して、安定した良好な非接触帯電を行う。
【解決手段】帯電ローラ3aの一端部にテープ状のギャップ部材3eが固定される。帯電ローラ3aの一端部には第2進入開始側スリット穴3f1′と第2進入終了側スリット穴3f1″とが形成されている。ギャップ部材3eの第2進入開始側端部3e1は第2Js進入開始側スリット穴3f1′に挿入されて第2進入開始側埋込部材3rで固定されるとともに、ギャップ部材3eの第2進入終了側端部3e2は第2進入終了側スリット穴3f1″に挿入されて第2進入終了側埋込部材3sで固定される。帯電ローラ3aの他端部にも同様のテープ状のギャップ部材が同様に設けられる。これにより、長期にわたってギャップ部材が容易に剥がれることはない。
【選択図】 図3

Description

本発明は、両端部に巻き付き固定されたテープ状のフィルム部材からなるギャップ部材で像担持体に対して所定の帯電ギャップが設定されて像担持体を非接触帯電する帯電ローラおよびこれを用いた、静電複写機、プリンタ、ファクシミリ等の電子写真装置からなる画像形成装置の技術分野に関する。
従来、画像形成装置として、像担持体に対して所定の帯電ギャップを置いて、この像担持体を非接触帯電する帯電ローラを備える画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1等参照)。図8(a)に示すように、この特許文献1に開示の画像形成装置に用いられる帯電ローラaは、芯金bの外周面に導電性を有する弾性部材からなる抵抗層cを設けるとともに、この抵抗層cの両端部外周面に、それぞれ、絶縁性を有するテープ状のフィルム部材からなるギャップ部材d,eをリング状に巻き付けて固着し、これら一対のギャップ部材d,eを像担持体である感光体ドラムfの外周面に当接させることにより、一対のギャップ部材d,e間の帯電ローラaの帯電部a1と感光体ドラムfとの間に所定の帯電ギャップGを設定している。その場合、芯金bの両端面からそれぞれ軸方向に同軸に突設された回転軸g,hの各軸受i,jをそれぞれ圧縮スプリングk,mの付勢力で感光体ドラムfの方へ押圧することで、両ギャップ部材d,eを感光体ドラムfの外周面に圧接させている。更に、帯電ローラaの帯電部a1の表面および両ギャップ部材d,eの表面にクリーニング部材nを接触させている。
そして、帯電ローラaの帯電部a1が帯電ギャップGにより感光体ドラムfを非接触帯電することで、オゾンの発生を抑制することができるとともに、感光体ドラムfに付着しているトナー等の異物が帯電ローラaに付着したり、帯電ローラaの抵抗層c中に含まれる物質が感光体ドラムfに付着したりすることが防止できるので、帯電ローラaによる感光体ドラムfの帯電性能を向上することができる。また、帯電ローラaの帯電部a1の表面および両ギャップ部材d,eの表面に付着したトナー等の異物がクリーニング部材nにより除去され、比較的長期にわたって、帯電部a1の帯電性能が良好に維持されるとともに両ギャップ部材d,eで設定される帯電ギャップGが安定して高精度に維持される。
ところで、テープ状のフィルム部材を帯電ローラに巻き付けたとき、フィルム部材の一端と他端との間に継目が生じる。一方、像担持体の良好な帯電を常時安定して得るためには、帯電ローラaが回転したとき周方向のどの位置でも、帯電ギャップGは常に一定に維持されなければならない。そのためには、テープ状のフィルム部材からなるギャップ部材d,eでは、フィルム部材を帯電ローラaに巻き付けたとき、各フィルム部材の両端(帯電ローラaの周方向における両端)の継目において、これらの両端部が隙間なくかつ上下方向(帯電ローラaの径方向)に重ならないように巻き付ける必要がある。しかしながら、このようにフィルム部材を帯電ローラaに巻き付けるには、フィルム部材の長さを高精度に設定しなければならないばかりでなく、フィルム部材の帯電ローラaへの巻付けも高精度に行わなければならない。このため、フィルム部材の寸法管理をきわめて厳しくする必要があり、生産性が悪いばかりでなく、コストが高いものとなる。
このようなことから、帯電ローラの生産性を向上し、コストを低減するために、ギャップ部材を構成するフィルム部材の長さの精度やフィルム部材の帯電ローラaへの巻付け精度をそれほど高くしないと、帯電ローラにほぼ1周巻き付けられたギャップ部材の一端と他端との間の継目において、これら両端に隙間が生じたり、両端部が上下方向に重なったりする状態が生じるのを余儀なくされる。しかし、このような状態が生じると、帯電ローラのこの継目位置部分では、帯電ローラの軸方向においてギャップ部材が存在しない場合やギャップ部材の厚みが変化する場合があり、この継目が像担持体とギャップ部材とのニップ部(当接部)に来ると、帯電ギャップGが変化してしまう。このため、像担持体の良好な帯電を常時安定して得ることができなくなってしまう。
そこで、前述の特許文献1に開示の帯電ローラのギャップ部材では、図8(b)および(c)に示すように、ギャップ部材dのフィルム部材の両端d1,d2を斜めにカットするとともに、このフィルム部材を帯電ローラaに巻き付けたとき、斜めにカットされた両端d1,d2の間に隙間sを形成するようにしている。このようにすれば、フィルム部材を帯電ローラaに巻き付けた状態で、帯電ローラaの周方向のどの位置でも帯電ローラaの軸方向にはギャップ部材dが常に存在するので、フィルム部材の寸法管理をそれほど厳しくしなく、継目が存在しても、帯電ギャップGは一定に維持することができる。図示しないが、もう一方のギャップ部材eのフィルム部材についても同様である。
特開2002−139970号公報。
しかしながら、帯電ローラaの外周面にギャップ部材d,eのフィルム部材を単に巻き付けたのでは、ギャップ部材d,eの両端がクリーニング部材nとの圧接を繰り返していくと、ギャップ部材d,eの少なくとも一方の端が像担持体fから剥がれて捲れ上がるという問題が生じる。特に、ギャップ部材d,eがクリーニング部材nとのニップ部に進入開始する側の一端部がニップ部でクリーニング部材nからの圧接力を剥がれる方向に繰り返し受けるので剥がれ易い。
このようにギャップ部材d,eの端の捲れが生じると、帯電ローラaが回転したときこれらのギャップ部材d,eによる帯電ギャップGが変化して一定に維持されなくなり、帯電部3a1が像担持体fに対して均一で安定した良好な帯電を行うことが難しくなってしまう。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、両端部にそれぞれ固定されかつ継目を有するテープ状のギャップ部材に帯電ローラが接触しても、長期間にわたってギャップ部材の剥がれを防止して、安定した良好な非接触帯電を行うことのできる帯電ローラおよびこれを用いた画像形成装置を提供することである。
前述の課題を解決するために、請求項1の発明の帯電ローラは、一端部に継目を有するテープ状の第1ギャップ部材が固定されているとともに、他端部に継目を有するテープ状の第2ギャップ部材が固定されているとともに、これらの第1および第2ギャップ部材が像担持体の外周面に圧接されることで前記像担持体との間に帯電ギャップが設定されており、前記像担持体の回転時に回転することで前記帯電ギャップにより前記像担持体を非接触帯電する帯電ローラにおいて、前記一端部に、前記像担持体との当接部に進入開始する側の前記第1ギャップ部材の第1進入開始側端部を埋込固定する第1ギャップ部材進入開始側端部埋込固定手段が設けられ、前記他端部に、前記像担持体との当接部に進入開始する側の前記第2ギャップ部材の第2進入開始側端部を埋込固定する第2ギャップ部材進入開始側端部埋込固定手段が設けられていることを特徴としている。
また、請求項2の発明の帯電ローラは、前記第1ギャップ部材進入開始側端部埋込固定手段が、前記第1進入開始側端部が挿入される第1進入開始側スリット穴または第1進入開始側スリット溝と、前記第1進入開始側スリット穴または前記第1進入開始側スリット溝に埋め込まれて前記第1進入開始側端部を帯電ローラの固定する第1進入開始側埋込部材とからなり、前記第2ギャップ部材進入開始側端部埋込固定手段が、前記第2進入開始側端部が挿入される第2進入開始側スリット穴または第2進入開始側スリット溝と、前記第2進入開始側スリット穴または前記第2進入開始側スリット溝に埋め込まれて前記第2進入開始側端部を帯電ローラの固定する第2進入開始側埋込部材とからなることを特徴としている。
更に、請求項3の発明の帯電ローラは、前記第1および第2進入開始側スリット穴または前記第1および第2進入開始側スリット穴が、互いに前記帯電ローラの周方向に同位置に設けられているか、または互いに周方向に異なる位置に設けられていることを特徴としている。
更に、請求項4の発明の帯電ローラは、前記一端部に、前記像担持体との当接部に進入終了する側の前記第1ギャップ部材の第1進入終了側端部を埋込固定する第1ギャップ部材進入終了側端部埋込固定手段が設けられ、前記他端部に、前記像担持体との当接部に進入終了する側の前記第2ギャップ部材の第2進入終了側端部を埋込固定する第2ギャップ部材進入終了側端部埋込固定手段が設けられていることを特徴としている。
更に、請求項5の発明の帯電ローラは、前記第1ギャップ部材進入終了側端部埋込固定手段が、前記第1進入終了側端部が挿入される第1進入終了側スリット穴または第1進入終了側スリット溝と、前記第1進入終了側スリット穴または前記第1進入終了側スリット溝に埋め込まれて前記第1進入終了側端部を帯電ローラの固定する第1進入終了側埋込部材とからなり、前記第2ギャップ部材進入終了側端部埋込固定手段が、前記第2進入終了側端部が挿入される第2進入終了側スリット穴または第2進入終了側スリット溝と、前記第2終了開始側スリット穴または前記第2進入終了側スリット溝に埋め込まれて前記第2進入終了側端部を帯電ローラの固定する第2進入終了側埋込部材とからなることを特徴としている。
更に、請求項6の発明の帯電ローラは、前記第1および第2進入終了側スリット穴または前記第1および第2進入終了側スリット穴が、互いに前記帯電ローラの周方向に同位置に設けられているか、または互いに周方向に異なる位置に設けられていることを特徴としている。
更に、請求項7の発明の帯電ローラは、前記第1進入開始側スリット穴または前記第1進入開始側スリット溝と、前記第1進入終了側スリット穴または前記第1進入開始側スリット溝とは、互いに前記帯電ローラの周方向に異なる位置に設けられているとともに、前記第2進入開始側スリット穴または前記第2進入開始側スリット溝と、前記第2進入終了側スリット穴または前記第2進入開始側スリット溝とは、互いに前記帯電ローラの周方向に異なる位置に設けられていることを特徴としている。
更に、請求項8の発明の画像形成装置は、静電潜像および現像剤像が形成される像担持体と、この像担持体を帯電する帯電装置とを少なくとも備え、前記帯電装置が前記像担持体を非接触で帯電する帯電ローラを有する画像形成装置において、前記帯電ローラが請求項1ないし7のいずれか1記載の帯電ローラであることを特徴としている。
このように構成された本発明の帯電ローラおよびこれを用いた画像形成装置によれば、帯電ローラの周方向のどの位置にもテープ状のフィルム部材からなる第1および第2ギャップ部材を帯電ローラの軸方向に存在させるとともに、第1および第2ギャップ部材が像担持体との当接部に進入しても、第1および第2ギャップ部材のそれぞれの、像担持体との当接部に進入開始する側の第1および第2進入開始側端部を、それぞれ第1および第2ギャップ部材進入開始側端部埋込固定手段により帯電ローラに埋込固定しているので、画像形成動作(印字動作)を長期間行った場合でも、第1および第2ギャップ部材の帯電ローラからの剥がれを確実に防止することができる。特に、帯電ローラをギャップ部材の剥がれの頻度が高い非弾性体で形成した場合、このギャップ部材の剥がれを効果的に防止することができる。したがって、均一な安定した帯電ギャップを長期間にわたって維持させることができ、像担持体の良好な帯電を行うことができる。これにより、高品質の画像を長期間にわたって得ることができる。
特に、第1および第2ギャップ部材進入開始側端部埋込固定手段を帯電ローラに形成されたスリット穴またはスリット溝で構成することにより、簡単に形成することができる。
また、第1および第2ギャップ部材のそれぞれの、像担持体との当接部に進入終了する側の第1および第2進入終了側端部を、それぞれ第1および第2ギャップ部材進入終了側端部埋込固定手段により帯電ローラに埋込固定しているので、第1および第2ギャップ部材の第1および第2ギャップ部材進入終了側端部が当接部に位置しているとき、像担持体および帯電ローラが停止した場合のいずれの場合でも、ギャップ部材の帯電ローラからの剥がれを確実に防止することができる。
以下、図面を用いて本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、本発明にかかる画像形成装置の実施の形態の一例を模式的にかつ部分的に示す図、図2は図1に示す例の感光体および帯電装置を模式的に示す図である。
図1および図2に示すように、この例の画像形成装置1は静電潜像およびトナー像(現像剤像)が形成される像担持体である感光体2を備えているとともに、この感光体2の周囲に感光体2の回転方向(図1では、時計回り)上流側から、順次、感光体2を非接触帯電する帯電装置3、感光体2に静電潜像を書き込む光書込み装置4、感光体2の静電潜像をトナーで現像する現像装置5、感光体2のトナー像を転写する転写装置6、および感光体2をクリーニングするクリーニング装置7を備えている。
この例の感光体2は感光体ドラムからなり、従来公知の感光体ドラムと同様に円筒状の金属素管の外周面に所定膜厚の感光層が形成されている。この感光体2における金属素管には、例えばアルミニウム等の導電性の管が用いられるとともに、感光層には、従来公知の有機感光体が使用される。そして、感光体2は、その両端面からそれぞれ軸方向に同軸に突設された回転軸2a,2bが図示しない装置本体に軸受を介して回転可能に支持されて設けられている。
帯電装置3は感光体2に対して非接触の帯電を行う帯電ローラ3aを備えている。図2に示すように、この帯電ローラ3aは芯金3bを備えており、この芯金3bは導電性を有する、例えば金属シャフト等からなる導電性シャフトとして構成されている。この導電性シャフトとしては、例えばSUM22の表面にNiめっきを施したものを用いることができる。
芯金3bの外周面には、導電性塗装材を例えばスプレー塗装で塗装することにより抵抗層3cが形成されている。この抵抗層3cの両端部の外周面には、所定幅で一定膜厚の、例えば粘着テープからなるフィルム部材をリング状に巻き付けることにより、第1および第2ギャップ部材3d,3eが固定されている。
図3(a)に示すように、帯電ローラ3aの端部外周面における第2ギャップ部材3eの固定位置には、帯電ローラ3a(芯金3bおよび抵抗層3c)の外周面に、截頭四角錐台形状の第2進入開始側スリット穴3f1′が形成されている。その場合、第2進入開始側スリット穴3f1′の長手方向が帯電ローラ3aの軸方向に設定され、第2進入開始側スリット穴3f1′の深さ方向が帯電ローラ3aの径方向に設定される。そして、第2進入開始側スリット穴3f1′の長手方向の寸法は、第2ギャップ部材3eの進入開始側端部3e1が挿入可能な大きさに設定されている。また、第2進入開始側スリット穴3f1′の帯電ローラ周方向の寸法が帯電ローラ3aの中心に向かって連続的に漸減するように設定される。更に、この第2進入開始側スリット穴3f1′に埋め込み可能な截頭四角錐台形状の第2進入開始側埋込部材3rが設けられている。この第2進入開始側埋込部材3rは、例えばポリアセタール等の樹脂成型品として形成されている。
また同様にして、第2進入開始側スリット穴3f1′の位置から周方向に異なる位置の帯電ローラ3aの外周面に、第2進入終了側スリット穴3f1″が形成されている。この第2進入終了側スリット穴3f1″の形状および寸法は、いずれも第2進入開始側スリット穴3f1′のそれらと同じに設定されている。すなわち、第2進入終了側スリット穴3f1″は第2ギャップ部材3eの進入終了側端部3e2が挿入可能な大きさに設定されている。。更に、第2進入終了側スリット穴3f1″に埋め込み可能な截頭四角錐台形状の第2進入終了側埋込部材3sが設けられている。この第2進入終了側埋込部材3sの形状、寸法および材料は、いずれも第2進入開始側埋込部材3rのそれらと同じに設定されている。
そして、図3(b)および図4(a)に示すように、第2ギャップ部材3eの進入開始側端部3e1が第2進入開始側スリット穴3f1′内に挿入され、次いで第2進入開始側埋込部材3rが第2進入開始側スリット穴3f1′内に圧入により埋め込まれる。第2進入開始側スリット穴3f1′内に挿入された第2ギャップ部材3eの進入開始側端部3e1が、埋め込まれた第2進入開始側埋込部材3rと帯電ローラ3aとの間に強固に挟圧される。これにより、第2ギャップ部材3eの進入開始側端部3e1が第2進入開始側スリット穴3f1′から抜け出ることが防止される。
更に、第2ギャップ部材3eの進入開始側端部3e1から連続する部分が帯電ローラ3aの横断面円形の外周面3gに矢印で示す帯電ローラ3aの回転方向αと逆回りにかつ帯電ローラ3aの軸方向に位置ずれされて帯電ローラ3aの1周余り巻かれて固定された後、第2ギャップ部材3eの進入終了側端部3e2が第2進入終了側スリット穴3f1″内に挿入され、次いで第2進入終了側埋込部材3sが第2進入終了側スリット穴3f1″内に圧入により埋め込まれる。第2進入終了側スリット穴3f1″内に挿入された第2ギャップ部材3eの進入終了側端部3e2が、埋め込まれた第2進入終了側埋込部材3sと帯電ローラ3aとの間に強固に挟圧される。これにより、第2ギャップ部材3eの進入終了側端部3e2が第2進入終了側スリット穴3f1″から抜け出ることが防止される。こうして、第2ギャップ部材3eが帯電ローラ3aの外周面に巻き付いて固定される。
このように、第2進入開始側埋込部材3rが第2進入開始側スリット穴3f1′内に埋め込まれるとともに、第2進入終了側埋込部材3sが第2進入終了側スリット穴3f1″内に埋め込まれた状態では、図4(a)および(b)に示すように、第2進入開始側埋込部材3rの上縁3r1および第2進入終了側埋込部材3sの上縁3s1が、ともに第2ギャップ部材3eの外周面3e3より外周に突出していない。したがって、感光体2は第2進入開始側埋込部材3rおよび第2進入終了側埋込部材3sに接触することがない。
こうして、第2ギャップ部材3eの一端部3e1のほとんどの部分と他端部3e2のほとんどの部分とが帯電ローラ3aの軸方向にオーバーラップしている。したがって、第2ギャップ部材3eは帯電ローラ3aの周方向のどの位置においても帯電ローラ3aの軸方向に必ず存在している。
図示しないが、もう一方の第1ギャップ部材3d、第1ギャップ部材3dの進入開始側端部が挿入される第1進入開始側スリット穴および第1ギャップ部材3dの進入終了側端部が挿入される第1進入終了側スリット穴は、それぞれ第2ギャップ部材3e、第2進入開始側スリット穴3f1′および第2進入終了側スリット穴3f1″と左右対称に形成される以外は、まったく同じ形状でかつ同じ寸法に形成されている。そして、第1進入開始側スリット穴は、第2進入開始側スリット穴3f1′と帯電ローラ3aの周方向に同じ位置に(同じ位相で)設けられ、また、第1進入終了側スリット穴は、第2進入終了側スリット穴3f1″と周方向に同じ位置に(同じ位相で)設けられている(つまり、第1および第2ギャップ部材3d,3eの各進入開始側端部は互いに帯電ローラ3aの軸方向にオーバーラップし、また第1および第2ギャップ部材3d,3eの各進入終了側端部は互いに帯電ローラ3aの軸方向にオーバーラップする。)。
また、第1進入開始側スリット穴および第1進入終了側スリット穴にそれぞれ埋め込まれる第1進入開始側埋込部材および第1進入終了側埋込部材も、それぞれ第2進入開始側埋込部材3rおよび第2進入終了側埋込部材3sとまったく同じ形状でかつ同じ寸法に形成されている。
帯電ローラ3aは芯金3bの両端面からそれぞれ軸方向に同軸に突設された回転軸3h,3iを備えており、これらの回転軸3h,3iがそれぞれ軸受3j,3kに回転可能に支持されている。そして、前述の従来例と同様に帯電ローラ3aの回転軸3h,3iの軸受3j,3kを介して圧縮スプリング3m,3nの荷重により、帯電ローラ3aが感光体2の方向に押圧されることで、第1および第2ギャップ部材3d,3eが感光体2の外周面に圧接されている。これにより、抵抗層3cと感光体2との間にフィルム部材の所定膜厚に基づいた所定の帯電ギャップGが設定されている。
また、帯電装置3は帯電ローラ3aをクリーニングする例えばローラ等からなるクリーニング部材3oを備えている。このクリーニング部材3oは筒状のスポンジから形成されており、このスポンジが第1および第2ギャップ部材3d,3eを含む帯電ローラ3aの外周面に所定の押圧力で当接されている。このクリーニング部材3oは帯電ローラ3aの回転と逆回りに回転可能とされている。そして、この帯電装置3においては、帯電ローラ3aにより感光体2が非接触で一様帯電されるとともに、クリーニング部材3oにより帯電ローラ3aがクリーニングされて帯電ローラ3aに付着するトナーやごみ等の異物が除去される。
図2において感光体2の右端側には、感光体2を回転駆動するための感光体駆動ギヤ8が感光体2の回転軸2bに固定されている。また、帯電ローラ3aの右端側の回転軸3iには、帯電ローラ3aを回転駆動するための帯電ローラ駆動ギヤ9が固定されている。そして、図示しないモータの駆動力が感光体2の感光体駆動ギヤ8に伝達されることで感光体2が回転駆動されるとともに、更にモータの駆動力が帯電ローラ駆動ギヤ9に伝達されることで、帯電ローラ3aが回転駆動されるようになっている。
光書込み装置4は、例えばレーザ光等により感光体2に静電潜像を書き込む。また、現像装置5は、現像ローラ5a、トナー供給ローラ5bおよびトナー層厚規制部材5cを有している。そして、トナー供給ローラ5bによって現像ローラ5a上に現像剤であるトナーTが供給されるとともに、この現像ローラ5a上のトナーTがトナー層厚規制部材5cによりその厚みを規制されて感光体2の方へ搬送され、搬送されたトナーTで感光体2上の静電潜像が現像されて感光体2上にトナー像が形成される。
転写装置6は転写ローラ6aを有し、この転写ローラ6aにより感光体2上にトナー像が転写紙や中間転写媒体等の転写媒体13に転写される。そして、トナー像が転写媒体13である転写紙に転写された場合には、転写紙上のトナー像が図示しない定着装置によって定着され、転写紙に画像が形成され、また、トナー像が転写媒体13である中間転写媒体に転写された場合には、中間転写媒体上のトナー像が更に転写紙に転写された後、転写紙上のトナー像が図示しない定着装置によって定着され、転写紙に画像が形成される。
クリーニング装置7は例えばクリーニングブレード等のクリーニング部材7aを有し、このクリーニング部材7aにより感光体2がクリーニングされて、感光体2上の転写残りトナーが除去されかつ回収される。
このように構成されたこの例の画像形成装置1においては、図1において感光体2が時計回りに回転すると、帯電ローラ3aは感光体2と逆に反時計回りに回転する。したがって、第2ギャップ部材3eは、その第2進入開始側端部3e1側から感光体2と第2ギャップ部材3eとのニップ部(当接部)に進入開始し、第2進入開始側スリット穴3f1′に挿入された第2進入開始側端部3e1に連続する第2ギャップ部材3eの部分の外周面が感光体2に接触し、感光体2から圧接力を受けるようになる。しかし、第2進入開始側端部3e1が第2進入開始側スリット穴3f1′に挿入されかつ第2進入開始側埋込部材3rで堅固に固定されているので、このように第2ギャップ部材3eが感光体2から圧接力を受けても、第2ギャップ部材3eが帯電ローラ3aから剥がれるようなことはない。これにより、画像形成装置1による画像形成動作(印字動作)が長期間行われても、第2ギャップ部材3eがその第2進入開始側端部3e1側より帯電ローラ3aから剥がれることはなくなる。このことは、もう一方の第1ギャップ部材3dでも同様である。
一方、第2ギャップ部材3eがほぼ1周回転すると、第2進入終了側端部3e2に連続する第2ギャップ部材3eの部分が感光体2と第2ギャップ部材3eとのニップ部から脱出し、進入終了するようになる。その場合、第2ギャップ部材3eのこの部分が感光体2と第2ギャップ部材3eとのニップ部に位置するとき、感光体2および帯電ローラ3aの各回転が停止しようとする場合、帯電ローラ3aが停止した瞬間に駆動力伝達のためのギヤ列のバックラッシュ等により感光体2のみが若干回転しようとして第2ギャップ部材3eの第2進入終了側端部3e2が帯電ローラ3aから剥がれるように力を受けても、第2進入終了側端部3e2が第2進入終了側スリット穴3f1″に挿入されかつ第2進入終了側埋込部材3sで堅固に固定されているので、第2進入終了側端部3e2が帯電ローラ3aから剥がれるようなことはない。このことは、もう一方の第1ギャップ部材3dでも同様である。
こうして、第1および第2ギャップ部材3d,3eの第1および第2進入開始側端部と第1および第2進入終了側端部とがともに堅固に固定されているため、第1および第2ギャップ部材3d,3eが感光体2との圧接によって剥がれることがなくなる。しかも、帯電ローラ3aの周方向どの位置でも第1および第2ギャップ部材3d,3eが同じ膜厚で存在している。したがって、均一な安定した帯電ギャップGが長期間にわたって維持されるようになり、感光体2の良好な帯電が行われ、高品質の画像が得られるようになる。
この例の画像形成装置1によれば、帯電ローラ3aの周方向のどの位置にもフィルム部材からなる第1および第2ギャップ部材3d,3eを帯電ローラ3aの軸方向に存在させるとともに、第1および第2ギャップ部材3eが感光体2とのニップ部に進入しても、それらの第1および第2進入開始側端部と第1および第2進入終了側端部とをともに堅固に固定しているので、画像形成動作(印字動作)を長期間行った場合および第1および第2ギャップ部材3d,3eの他端部が感光体2との当接部あるいはクリーニング部材との当接部に位置しているとき、感光体2および帯電ローラ3aが停止した場合のいずれの場合でも、第1および第2ギャップ部材3d,3eの帯電ローラ3aからの剥がれを確実に防止することができる。特に、帯電ローラ3aを第1および第2ギャップ部材3d,3eの剥がれの頻度が高い非弾性体で形成した場合、これらの第1および第2ギャップ部材3eの剥がれを効果的に防止することができる。したがって、均一な安定した帯電ギャップGを長期間にわたって維持させることができ、感光体2の良好な帯電を行うことができる。これにより、高品質の画像を長期間にわたって得ることができる。
図5は図3と同様の図であり、本発明の画像形成装置の実施の形態の他の例における帯電ローラを模式的にかつ部分的に示し、(a)は第2ギャップ部材が帯電ローラに巻き付く前の状態を示す斜視図、(b)は第2ギャップ部材が帯電ローラに巻き付き固定された状態を示す斜視図である。なお、以下の各例の説明において、その例より前の例と同じ構成要素には同じ符号を付すことでその詳細な説明は省略する。
前述の図3に示す例の帯電ローラ3aでは、第1および第2進入開始側スリット穴が周囲の4つの側壁を有する穴として形成されているが、これらの第1および第2進入開始側スリット穴に代えて、図5(a)および(b)に示すようにこの例の帯電ローラ3aでは、周囲の3つの側壁を有するが1つの側壁を有さず開放した溝からなる第2進入開始側スリット溝3f2′が設けられている。この第2進入開始側スリット溝3f2′は帯電ローラ3aの径方向に開放されているとともに帯電ローラ3aの回転軸3iの方へ軸方向に開放されている。そして、第2進入開始側スリット溝3f2′は、このように軸方向に開放されることと前述の例の第2進入開始側スリット穴3f1′より帯電ローラ3aの軸方向長さより長いこと以外は、形状および寸法は第2進入開始側スリット穴3f1′と同じに形成されている。
また、この帯電ローラ3aの例においても、第2進入開始側スリット溝3f2′に埋め込まれる第2進入開始側埋込部材3rが設けられており、この例の第2進入開始側埋込部材3rは前述の図3に示す例の第2進入開始側埋込部材3rと長さが長いことが異なるだけで、それ以外は図3に示す例の第2進入開始側埋込部材3rと同じに形成されている。この第2進入開始側埋込部材3rも、第2ギャップ部材3eの第2進入開始端部3e1が挿入された第2進入開始側スリット溝3f2′に第2進入開始側埋込部材3rを埋め込むことで、第2進入開始端部3e1を帯電ローラ3aとの間に挟圧して帯電ローラ3aに堅固に固定する。
もう一方の第1ギャップ部材3dに対しても、前述の例と同様に左右対称ではあるが、第2進入開始側スリット溝3f2′と同じ第1進入開始側スリット溝および第2進入開始側埋込部材3rと同じ第1進入開始側埋込部材が設けられる。
更に、この例の帯電ローラ3aにおいては、第2ギャップ部材3eの第2進入終了側端部3e2に対しては、第2進入終了側スリット溝および第2進入終了側埋込部材は設けられない。したがって、図5(b)に示すように第2進入終了側端部3e2は帯電ローラ3aの外周面に固定されている。もう一方の第1ギャップ部材3dに対しても同じであり、その第1進入終了側端部は帯電ローラ3aの外周面に固定されている。
この例の帯電ローラ3aの他の構成は、前述の図1ないし図3に示す例と同じである。
この例の帯電ローラ3aによれば、第1および第2進入開始側端部にそれぞれ第1および第2進入開始側溝を設けているので、第1および第2進入終了側埋込部材を帯電ローラ3aの径方向および軸方向のいずれの方向からも挿入可能であり、挿入自由度が高い。この例の帯電ローラ3aのそれ以外の作用効果は、前述の図3に示す例の第1および第2進入終了側端部における第1および第2進入終了側スリット穴と第1および第2進入開始側埋込部材とに基づく作用効果を除いて、実質的に図3に示す例の帯電ローラ3aのそれらと同じである。
図6は図3と同様の図であり、本発明の画像形成装置の実施の形態の更に他の例における帯電ローラを模式的にかつ部分的に示し、(a)は第2ギャップ部材が帯電ローラに巻き付く前の状態を示す斜視図、(b)は第2ギャップ部材が帯電ローラに巻き付き固定された状態を示す斜視図である。
前述の図3に示す例の帯電ローラ3aでは、第1および第2進入開始側スリット穴にそれぞれ第1および第2ギャップ部材3d,3eの第1および第2進入開始側端部を挿入するとともに第1および第2進入開始側埋込部材を埋め込んでこれらの第1および第2進入開始側端部を固定し、かつ、第1および第2進入終了側スリット穴にそれぞれ第1および第2ギャップ部材3d,3eの第1および第2進入終了側端部を挿入するとともに第1および第2進入終了側埋込部材を埋め込んでこれらの第1および第2進入終了側端部を固定しているが、この例の帯電ローラ3aでは、第1および第2進入開始側埋込部材と第1および第2進入終了側埋込部材はいずれも用いられない。
すなわち、図6(a)および(b)に示すようにこの例の帯電ローラ3aでは、前述の図3(a)および(b)に示す第1および第2進入開始側埋込部材と第1および第2進入終了側埋込部材とに代えて、例えば硬化型エポキシ樹脂等の接着剤3tが用いられている。そして、第1および第2ギャップ部材3d,3eの第1および第2進入開始側端部がそれぞれ挿入された第1および第2進入開始側穴に接着剤3tを注入充填し硬化させることで、第1および第2ギャップ部材3d,3eの第1および第2進入開始側端部がそれぞれ帯電ローラ3aに固定される。また、第1および第2ギャップ部材3d,3eの第1および第2進入終了側端部がそれぞれ挿入された第1および第2進入終了側穴に同様に接着剤3tを注入充填し硬化させることで、第1および第2ギャップ部材3d,3eの第1および第2進入終了側端部がそれぞれ帯電ローラ3aに固定される。その場合、第1および第2進入開始側穴と第1および第2進入終了側穴とに注入充填された接着剤3tが第1および第2ギャップ部材3d,3eの外周面より外方の突出しないように設定する。
この例の帯電ローラ3aの他の構成は、前述の図1ないし図3に示す例と同じである。
この例の帯電ローラ3aによれば、第1および第2ギャップ部材3d,3eの第1および第2進入開始側端部がそれぞれ挿入された第1および第2進入開始側穴と、第1および第2ギャップ部材3d,3eの第1および第2進入終了側端部がそれぞれ挿入された第1および第2進入終了側穴とに接着剤3tを注入充填することで、第1および第2進入開始側端部と第1および第2進入終了側端部とを固定しているので、第1および第2ギャップ部材3d,3eの帯電ローラ3aへの固定が簡単になる。
この例の帯電ローラ3aの他の作用効果は、実質的に図3に示す例の帯電ローラ3aのそれらと同じである。
なお、第1および第2ギャップ部材3d,3eの各端部の帯電ローラ3aへの固定は、前述の図3、図5および図6に示す各例に限定されることはなく、本発明では、帯電ローラに穴または溝を形成し、これらの穴または溝に挿入された第1および第2ギャップ部材3d,3eの各端部を、第1および第2ギャップ部材3d,3eの外周面より外方に突出することなく固定することができるものであれば、どのような固定も用いることができる。
また、前述の各例の画像形成装置1では、図2に示すように感光体2の感光体駆動ギヤ8で帯電ローラ駆動ギヤ9を介して帯電ローラ3aを直接回転駆動しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、帯電ローラ3aを感光体2とクリーニング部材3oとの摩擦で回転駆動することもできる。すなわち、図7に示すように、クリーニング部材3oの右端側の回転軸3pに、クリーニング部材3oを回転駆動するためのクリーニング部材駆動ギヤ11が固定される。また、感光体駆動ギヤ8とクリーニング部材駆動ギヤ11は、装置本体に回転可能に支持された中間ギヤ12を介して連結されている。そして、前述のようにモータの駆動力が感光体2の駆動ギヤ8に伝達されることで感光体2が回転駆動されるとともに、更にモータの駆動力が中間ギヤ12を介してクリーニング部材3oの駆動ギヤ11に伝達されることで、クリーニング部材3oが回転駆動される。帯電ローラ3aが感光体2とクリーニング部3oとの間に圧接されていることから、帯電ローラ3aと感光体2およびクリーニング部材3oとの間の摩擦で、帯電ローラ3aが感光体2およびクリーニング部材3oの各回転に連れ回りして回転するようになる。
更に、前述の各例の画像形成装置1では、第1ギャップ部材3dの第1進入開始側スリット穴と第2ギャップ部材3eの第2進入開始側スリット穴、第1ギャップ部材3dの第1進入終了側スリット穴と第2ギャップ部材3eの第2進入終了側スリット穴、および第1ギャップ部材3dの第1進入開始側スリット溝と第2ギャップ部材3eの第2進入開始側スリット溝が、いずれも帯電ローラ3aの周方向に同じ位置に(同じ位相で)それぞれ設けられているが、本発明はこれに限定されることはなく、第1および第2ギャップ部材3d,3eの各スリット穴あるいはスリット溝は、帯電ローラ3aの周方向にずれた位置に(異なる位相で)設けることもできる。
このように、第1および第2ギャップ部材3d,3eの各スリット穴または各スリット溝が帯電ローラ3aの周方向の位相をずらされて設けられることで、第1および第2ギャップ部材3d,3eの継ぎ目の影響をより一層抑制できるので、帯電ギャップGを帯電ローラ3aの軸方向に更に効果的に均一にかつ安定して設定することができる。
次に、本発明の帯電ローラ3aおよび画像形成装置1が前述の作用効果を得ることができることを実証するために、本発明に属する実施例および本発明に属さない比較例について行った実験について説明する。
実験で用いた実施例および比較例の画像形成装置における帯電ローラの条件および実験結果を表1に示す。
Figure 2007072355
表1において、実験No. 1〜20にそれぞれ用いた感光体2は、いずれも市販されているセイコーエプソン株式会社製のプリンタLP−9000Cの感光体をそのまま使用した。この感光体はアルミニウムの素管の外周面に有機感光体を塗装して感光層を形成した感光体であり、振れ精度が0.01以下のものを選択して用いた。
帯電装置3は、前述のプリンタLP−9000Cの帯電装置に代えて、スコロトロン帯電装置を、直径φ11mmの帯電ローラ3aが搭載可能に改造して用いた。
実験No. 1〜10にそれぞれ用いた帯電ローラ3aは導電性塗料塗装型ローラである。この帯電ローラ3aの芯金としてSUM22の表面にNiめっきを施した直径φ11mmの金属シャフトを用い、前述のプリンタLP−9000Cの改造機に搭載できる形状に加工した。これらの金属シャフトはセンタレス研磨を行って、振れ精度が0.01以下に加工されている。
そして、この金属シャフトの外周面に、導電性酸化スズ(SnO2)とポリウレタン(PU)樹脂とを1:9の重量比(wt比)で混合して、イオン導電材および水内に分散させて得られた塗装液をスプレー塗装して、膜厚20μmの抵抗層を形成した。導電性SnO2は、表2に示す株式会社ジェムコ製のものがあり、それらの詳細は株式会社ジェムコのホームページ(http://www.jemco-mmc.co.jp/corporate/index.html)に掲載されている。
Figure 2007072355
本実施例および本比較例で用いた導電性SnO2は、株式会社ジェムコの商品名「T−1」であり、この「T−1」はスズ−アンチモン系酸化物である。もちろん、本発明では、他の導電性SnO2を用いることができる。また、イオン導電材は導電性塗装材に導電性を持たせるためのものであり、本実施例および本比較例で用いたイオン導電材は「YYP−12」(丸菱油化工業株式会社製)である。なお、実験に使用した前述の塗装液をアルミニウム板に20μmの膜厚で塗装して、体積抵抗率を測定したところ、(1.0〜5.0)×1010Ωcmであった。
また、実験No. 11〜20にそれぞれ用いた帯電ローラ3aは導電性熱収縮チューブ被覆型ローラである。この帯電ローラ3aの芯金は前述の導電性塗料塗装型ローラの芯金と同じ金属シャフトである
そして、この金属シャフトの外周面に、市販の導電性熱収縮チューブ(帝人化成製、スーパーテレチューブ)を被せた後加熱収縮して導電性ローラを作製した。このスーパーテレチューブは、導電性カーボンブラックを導電剤とし、バインダーにはポリエステル樹脂を用い、導電性カーボンブラックの混合比をポリエステル樹脂に対して1:8としている。なお、実験に使用した膜厚20μmの導電性熱収縮チューブを切り開いてアルミ板に被覆し、体積抵抗率を測定したところ、(1.0〜7.0)×1010Ωcmであった。
ギャップ部材3d,3eは、帯電ローラ3aの両端部の外周面に膜厚20μmおよび一定幅5mmのポリエステル樹脂製テープ(寺岡製作所製、テープNo.610K)を用いた。その場合、実験No. 1〜8およびNo. 11〜18では、帯電ローラ3aの両端をテープの長手方向に直角にカットし、また、実験No. 9、10、19および20では、図8(b)に示すように帯電ローラ3aの両端をテープの長手方向に45°に斜めにカットした。
スリット穴またはスリット溝の形状は、実験No. 1〜4およびNo. 11〜14では、帯電ローラ3aの両端部に図3に示す形状(G形状No. 1)の各進入開始側スリット穴および各進入終了側スリット穴を形成し、また、実験No. 5〜8でおよびNo. 15〜18では、帯電ローラ3aの両端部に図5に示す形状(G形状No. 2)の各進入開始側スリット溝のみを形成し、更に実験No. 9,10、19、および20では図8(b)および(c)に示す従来と同様にスリット穴またはスリット溝を形成しなかった。
埋込部材としては、実験No. 1〜8およびNo. 11〜18では、ポリアセタールの樹脂成型品の埋込部材を用いた。
更に、ギャップ部材3d,3eの各スリット穴あるいは各スリット溝の形成位置は、それぞれ対応するスリット穴どうしあるいはスリットどうしが溝帯電ローラの周方向で同じ位相の位置で、帯電ローラの軸方向にオーバーラップする位置とした。
帯電ローラ3aの感光体2への押圧方式は、圧縮スプリング3m,3nの荷重を帯電ローラ3aの回転軸3h,3iの軸受部3j,3k(ギャップ部材3d,3eから外側10mmの位置)に加えることにより、帯電ローラ3aを押圧した。
そのうち、圧縮スプリング3m,3nの荷重(バネ圧)は、実験No. 1、5、7、11、15、および17では200gfであり、また実験No. 2、4、8〜10、12、14、18〜20では500gfであり、更に実験No. 3、6、13、および16では800gfである。
更に、図2に示すようにクリーニング部材3oのスポンジで帯電ローラ3を押圧した。クリーニング部材3oは、円筒状のウレタン製スポンジローラ(商品名EPT−51、ブリジストン化成品東京製)を用いた。その場合、ウレタン製スポンジローラは、その外径がφ10mmで内径がφ5mmであり、クリーニング部材3oの押圧力を、帯電ローラ3aに対する当接深さが0.2〜0.7mmの範囲となるように設定するとともに振れ公差を±0.1に設定した。
そのうち、スポンジの当接深さは、実験No. 1、2、10〜12、および20では0.2mmであり、また実験No. 3〜5、9、13〜15、および19では0.5mmであり、更に実験No. 6、7、16、および17では0.7mmであり、更に実験No. 8および18では0.3mmである。
更に、感光体2、帯電ローラ3aおよびクリーニング部材3oの駆動方式は、実験No.が奇数の場合では、図2に示す帯電ローラ3aの直接駆動方式であり、実験No.が偶数の場合では、図7に示す帯電ローラ3aの間接駆動方式である。
以上のことから明らかなように、実験No. 1〜8および11〜18が本発明の実施例であり、実験No. 9、10、19および20が本発明の比較例である。
画像形成装置の実験装置のそれ以外の構成(現像装置、転写装置等)は、前述のプリンタLP−9000Cのものを使用した。
画像形成の実験を行うにあたり、感光体2の周速はいずれの実験においても約210mm/secに設定した。また、帯電ローラ3aの印加電圧VC(V)は、いずれの実験においても直流電圧DC成分VDC(V)に交流電圧AC成分VAC(V)を重畳して、
C = VDC + VAC = −650 + (1/2)VPP・sin2πft
(ここで、VPP=800〜1000V、f=1.0〜1.3kHzであり、VACはsin波である。)に設定した。実験は温度23℃で湿度50%の室内環境で、A4の普通紙に25%濃度のハーフトーンのモノクロ印字を20,000枚連続で行った。
そして、50枚、100枚、500枚、1,000枚、5,000枚、10,000枚および20,000枚毎に印字物をピックアップして目視観察で判断し、20,000枚印字後にも印字物に異常が認められない場合には良好な帯電であると判断して表1にGで表し、20,000枚に満たない枚数で印字物に異常が認められた場合には不良帯電であると判断して表1にNGで表した。
実験No. 1〜8、および11〜18の各実施例の画像形成装置では、いずれもGであり、良好な帯電が得られた評価した。また、実験No. 9の比較例では264枚の印字で印字物に異常が認められ、また実験No. 10の比較例では301枚の印字で印字物に異常が認められ、更に実験No. 19の比較例では278枚の印字で印字物に異常が認められ、また実験No. 20の比較例では375枚の印字で印字物に異常が認められ、それぞれNGであった。これらの帯電ローラのギャップ部材を精緻に観察したところ、ギャップ部材のテープ先端部が剥がれ捲れていた。このギャップ部材の捲れた部分にトナー等の異物が付着して、捲れた部分による帯電ギャップGが最大40μm(20×2μm)となり、帯電ギャップGを一定値以下に確保することができなくなって異常放電を引き起こしたことが分かった。
この実験により、帯電ローラ3による感光体2の非接触帯電において、ギャップ部材3d,3eの、帯電ローラ3aと感光体2とのニップ部に進入開始する側の一端部および/またはニップ部に進入終了する側の他端部を、帯電ローラ3aに形成したスリット穴またはスリット溝に挿入して帯電ローラ3aに固定することで、前述の本発明の作用効果が得られることが実証された。
本発明の帯電ローラおよびこれを備えた画像形成装置は、両端部に巻き付き固定されたテープ状のフィルム部材からなるギャップ部材で像担持体に対して所定の帯電ギャップが設定されて、像担持体を非接触帯電する帯電ローラおよびこれを備えた、静電複写機、プリンタ、ファクシミリ等の電子写真装置からなる画像形成装置に好適に利用することができる。
本発明にかかる画像形成装置の実施の形態の一例を模式的にかつ部分的に示す図である。 図1に示す例の画像形成装置に用いられる感光体、帯電ローラおよび帯電ローラのクリーニング部材を模式的に示す図である。 本発明の画像形成装置の実施の形態の他の例における帯電ローラを模式的にかつ部分的に示し、(a)は第2ギャップ部材が帯電ローラに巻き付く前の状態を示す斜視図、(b)は第2ギャップ部材が帯電ローラに巻き付き固定された状態を示す斜視図である。 (a)は図3におけるIVA−IVA線に沿う断面図、(b)は図3におけるIVB−IVB線に沿う断面図である 本発明の画像形成装置の実施の形態の他の例における帯電ローラを模式的にかつ部分的に示し、(a)は第2ギャップ部材が帯電ローラに巻き付く前の状態を示す斜視図、(b)は第2ギャップ部材が帯電ローラに巻き付き固定された状態を示す斜視図である。 本発明の画像形成装置の実施の形態の更に他の例における帯電ローラを模式的にかつ部分的に示し、(a)は第2ギャップ部材が帯電ローラに巻き付く前の状態を示す斜視図、(b)は第2ギャップ部材が帯電ローラに巻き付き固定された状態を示す斜視図である。 本発明の画像形成装置の他の例に用いられる感光体、帯電ローラおよび帯電ローラのクリーニング部材を模式的に示す、図2と同様の図である。 (a)は従来の画像形成装置における感光体と帯電ローラを模式的に示す図、(b)は(a)におけるギャップ部材の従来例の部分拡大図、(c)は(b)における左側面図である。
符号の説明
1…画像形成装置、2…感光体、3…帯電装置、3a…帯電ローラ、3d…第1ギャップ部材、3e…第2ギャップ部材、3e1…第2ギャップ部材3eの第2進入開始側端部、3e2…第2ギャップ部材3eの第2進入終了側端部、3f1′…第2進入開始側スリット穴、3f2′…第2進入開始側スリット溝、3f1″…第2進入終了側スリット穴、3r…第2進入開始側埋込部材、3s…第2進入終了側埋込部材、3t…接着剤

Claims (8)

  1. 一端部に継目を有するテープ状の第1ギャップ部材が固定されているとともに、他端部に継目を有するテープ状の第2ギャップ部材が固定されているとともに、これらの第1および第2ギャップ部材が像担持体の外周面に圧接されることで前記像担持体との間に帯電ギャップが設定されており、前記像担持体の回転時に回転することで前記帯電ギャップにより前記像担持体を非接触帯電する帯電ローラにおいて、
    前記一端部に、前記像担持体との当接部に進入開始する側の前記第1ギャップ部材の第1進入開始側端部を埋込固定する第1ギャップ部材進入開始側端部埋込固定手段が設けられ、
    前記他端部に、前記像担持体との当接部に進入開始する側の前記第2ギャップ部材の第2進入開始側端部を埋込固定する第2ギャップ部材進入開始側端部埋込固定手段が設けられていることを特徴とする帯電ローラ。
  2. 前記第1ギャップ部材進入開始側端部埋込固定手段は、前記第1進入開始側端部が挿入される第1進入開始側スリット穴または第1進入開始側スリット溝と、前記第1進入開始側スリット穴または前記第1進入開始側スリット溝に埋め込まれて前記第1進入開始側端部を帯電ローラの固定する第1進入開始側埋込部材とからなり、
    前記第2ギャップ部材進入開始側端部埋込固定手段は、前記第2進入開始側端部が挿入される第2進入開始側スリット穴または第2進入開始側スリット溝と、前記第2進入開始側スリット穴または前記第2進入開始側スリット溝に埋め込まれて前記第2進入開始側端部を帯電ローラの固定する第2進入開始側埋込部材とからなることを特徴とする請求項1記載の帯電ローラ。
  3. 前記第1および第2進入開始側スリット穴または前記第1および第2進入開始側スリット穴が、互いに前記帯電ローラの周方向に同位置に設けられているか、または互いに周方向に異なる位置に設けられていることを特徴とする請求項2記載の帯電ローラ。
  4. 前記一端部に、前記像担持体との当接部に進入終了する側の前記第1ギャップ部材の第1進入終了側端部を埋込固定する第1ギャップ部材進入終了側端部埋込固定手段が設けられ、
    前記他端部に、前記像担持体との当接部に進入終了する側の前記第2ギャップ部材の第2進入終了側端部を埋込固定する第2ギャップ部材進入終了側端部埋込固定手段が設けられていることを特徴とする請求項1記載の帯電ローラ。
  5. 前記第1ギャップ部材進入終了側端部埋込固定手段は、前記第1進入終了側端部が挿入される第1進入終了側スリット穴または第1進入終了側スリット溝と、前記第1進入終了側スリット穴または前記第1進入終了側スリット溝に埋め込まれて前記第1進入終了側端部を帯電ローラの固定する第1進入終了側埋込部材とからなり、
    前記第2ギャップ部材進入終了側端部埋込固定手段は、前記第2進入終了側端部が挿入される第2進入終了側スリット穴または第2進入終了側スリット溝と、前記第2終了開始側スリット穴または前記第2進入終了側スリット溝に埋め込まれて前記第2進入終了側端部を帯電ローラの固定する第2進入終了側埋込部材とからなることを特徴とする請求項4記載の帯電ローラ。
  6. 前記第1および第2進入終了側スリット穴または前記第1および第2進入終了側スリット穴が、互いに前記帯電ローラの周方向に同位置に設けられているか、または互いに周方向に異なる位置に設けられていることを特徴とする請求項2記載の帯電ローラ。
  7. 前記第1進入開始側スリット穴または前記第1進入開始側スリット溝と、前記第1進入終了側スリット穴または前記第1進入開始側スリット溝とは、互いに前記帯電ローラの周方向に異なる位置に設けられているとともに、前記第2進入開始側スリット穴または前記第2進入開始側スリット溝と、前記第2進入終了側スリット穴または前記第2進入開始側スリット溝とは、互いに前記帯電ローラの周方向に異なる位置に設けられていることを特徴とする請求項5または6記載の帯電ローラ。
  8. 静電潜像および現像剤像が形成される像担持体と、この像担持体を帯電する帯電装置とを少なくとも備え、前記帯電装置が前記像担持体を非接触で帯電する帯電ローラを有する画像形成装置において、
    前記帯電ローラは請求項1ないし7のいずれか1記載の帯電ローラであることを特徴とする画像形成装置。
JP2005261820A 2005-09-09 2005-09-09 帯電ローラおよびこれを用いた画像形成装置 Pending JP2007072355A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005261820A JP2007072355A (ja) 2005-09-09 2005-09-09 帯電ローラおよびこれを用いた画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005261820A JP2007072355A (ja) 2005-09-09 2005-09-09 帯電ローラおよびこれを用いた画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007072355A true JP2007072355A (ja) 2007-03-22

Family

ID=37933822

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005261820A Pending JP2007072355A (ja) 2005-09-09 2005-09-09 帯電ローラおよびこれを用いた画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007072355A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012032494A (ja) * 2010-07-29 2012-02-16 Konica Minolta Business Technologies Inc クリーニングローラ及びこのクリーニングローラを備えた画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012032494A (ja) * 2010-07-29 2012-02-16 Konica Minolta Business Technologies Inc クリーニングローラ及びこのクリーニングローラを備えた画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4692746B2 (ja) 帯電ローラ、帯電ローラの製造方法および帯電ローラを備えた画像形成装置
JP2019003058A (ja) 画像形成装置及びカートリッジ
JP2012098450A (ja) 帯電装置と、該帯電装置を備えるプロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP3986476B2 (ja) 現像装置
JP4639879B2 (ja) 現像装置及びこれを用いた画像形成装置
JP4579390B2 (ja) 画像形成装置及びプロセスカートリッジ
JP2006343473A (ja) 画像形成装置
JP2007072355A (ja) 帯電ローラおよびこれを用いた画像形成装置
JP2007304232A (ja) 画像形成装置
JP5317559B2 (ja) 画像形成装置
JP2007065115A (ja) 帯電ローラおよびこれを備えた画像形成装置
JP2007072354A (ja) 画像形成装置
JP2007328320A (ja) 画像形成装置
US9563144B2 (en) Charging device, process cartridge, and image forming apparatus
JP2007065114A (ja) 帯電ローラおよびこれを備えた画像形成装置
JP4262191B2 (ja) 接触帯電手段を具備した、画像形成装置及び画像形成装置に具備されるプロセスカートリッジ
JP4706830B2 (ja) 画像形成装置
JP4706829B2 (ja) 画像形成装置
JP2007304233A (ja) 画像形成装置
JP6780581B2 (ja) 回転体押圧機構およびそれを備えた画像形成装置
JP2008040078A (ja) 帯電ローラおよびこれを備えた画像形成装置
JP2002268327A (ja) 帯電装置
JP2007041138A (ja) 画像形成装置
JP2021012261A (ja) 帯電装置および画像形成装置
JP2003015470A (ja) 画像形成装置