JP2007072110A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 シート搬送路上の結露発生を防止し、ジャム等を発生させることなくシートを搬送すると共に、装置内部で発生する熱を効率よく排熱する技術を提供する。
【解決手段】 画像形成装置1内部の排気を行う排気ファン115に連通した第1ダクト111を設け、さらに第1ダクト111と連通するように第2ダクト112および第3ダクト113を設ける。これらの第2ダクト及び第3ダクトはそれぞれ定着部周辺に設けられており、ダクト分岐装置116によって各ダクトの連通状態が切り換えられる。そして、定着部周辺の温度や湿度などの環境状況と画像形成装置の使用状態とに応じて、これらのダクト分岐装置116の位置を変えて各ダクトの連通関係を切り換え、排気経路を状況に応じて切り換える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像形成装置に関し、特に、シート搬送路上に結露が生じることを防止すると共に、画像形成部周辺の温度上昇を防止する画像形成装置に関する。
一般に、複写機や画像形成装置においては、感光体ドラムの表面を一様に帯電し、帯電した表面に静電潜像を形成した後、この静電潜像を現像装置によって現像してトナー像を形成する。そして、トナー像をシートに転写した後、このシート上のトナー像を定着装置によって加熱及び加圧して定着させることにより、画像を形成するように構成されている。
このような過程において、定着装置によってシートが加熱されるのに伴い、シートの含有水分が蒸発する。このとき、温度が低いと、飽和水蒸気量が低いため、シートから蒸発した水分が結露としてシート搬送路上に付着し、その結果ジャム等の発生により、シートの搬送に支障をきたすという問題があった。
また、定着装置上流の画像形成部におけるシート搬送ロールや搬送ベルトも、駆動により熱が発生し、装置内の温度上昇の原因となっていた。
そこで、特許文献1には、装置内部から排出される排気を集風体によって集風し、シート搬送路に吹き付け、シート搬送路を冷却することにより、定着装置によって加熱されたシート搬送路上のシートからの水分蒸発がおこることを防ぐ技術が開示されている。
また、特許文献2には、装置内部に外気を取り込む吸引口、内気を排出する排気口、それらの外気、内気の経路としてダクトを設け、制御弁によって経路の連結を制御し、装置内部の駆動系部品から発生する熱気等を排気する技術が開示されている。
特開昭61−141461号公報 特開2003−5615号公報
しかしながら、画像形成装置内部の温度は、装置の電源投入直後と、電源投入から時間が経過した時(継続稼働中)とでは違いが生じる。すなわち、定着装置を通過したシートの水分蒸発が起こる条件が、電源投入後の時間経過に伴い変化するが、特許文献1の技術においてはそのような状況に応じた制御がなされていない。また、特許文献2においては、装置内部で発生した熱を排熱する技術については開示されているが、シートが放出する水分によって生じる結露を防止する技術については開示されていない。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、シート搬送路上の結露発生を防止し、ジャム等を発生させることなくシートを搬送すると共に、装置内部で発生する熱を効率よく排熱する技術を提供する。
上記課題を解決するために、本発明は、シート上のトナー像を熱定着方式により定着させる定着装置を用いた画像形成装置において、装置内部の排気を行う排気ファンと、前記排気ファンに連通して設けられた第1ダクトと、シート搬送経路における前記定着装置下流側の空気が前記第1ダクトに流れ込むように前記第1ダクトに連通して設けられた第2ダクトと、シート搬送経路における前記定着装置上流側の空気が前記第1ダクトに流れ込むように前記第1ダクトに連通して設けられた第3ダクトと、前記第1ダクトと前記第3ダクトの連通を遮断する第1の状態、前記第1ダクトと前記第3ダクトの連通を遮断する第2の状態および何れの連通も遮断しない第3の状態を持つダクト分岐手段と、前記定着装置周辺の環境状況を検知する環境検知手段と、前記画像形成装置の使用状態を検知する使用状態検知手段と、前記環境検知手段の検知結果および前記使用状態検知手段の検知結果に応じて予め定められた制御態様を特定し、特定した制御態様に基づいて前記ダクト分岐手段の状態を制御するダクト分岐制御手段とを具備する画像形成装置を提供する。
本発明の好ましい態様においては、前記環境検知手段は、前記定着装置上流又は前記定着装置下流のうち少なくとも一方に設けるようにしてもよい。また、前記検知手段は温度および湿度を検知するようにしてもよい。
さらに、本発明の好ましい態様においては、前記使用状態検知手段は、両面印刷及び片面印刷の印刷モードのいずれが指定されたかを検知するようにしてもよい。また、前記使用状態検知手段は、電源投入時からの時間経過またはプリント指示枚数の少なくともいずれか一方を検知するようにしてもよい。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の1実施形態における画像形成装置1の構成を示す図である。
画像形成装置1は中間転写ベルトを用いるタンデム構成の画像形成装置である。
画像形成装置1は、画像処理部102を備えている。画像処理部102は中間転写ベルト20を備えており、一方向に回転する駆動ロール(図示略)と、中間転写ベルト20に張力を加えるテンションロール23とに張架され、駆動ロールにより上流から下流へ駆動される。また、Y(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン),K(ブラック)の各色に対応した4系統の処理系を備えており、上流から下流へ順に、各色のトナー像を形成するユニット10Y,10M,10C及び10Kが配設されている。
ユニット10Kは、黒色(K)のトナー像が形成される感光体ドラム1Kと、感光体ドラム1Kを帯電させる帯電器2Kと、コントローラ30から黒色の画像信号の供給を受けると当該画像信号を用いて変調した露光光を感光体ドラム1Kに照射し、静電潜像を形成する露光部3とを備えている。また、ユニット10Kは静電潜像が形成された感光体ドラム1Kに、黒色のトナーを付着させてトナー像を形成する2成分現像方式の現像装置4Kと、形成されたトナー像が中間転写ベルト20に1次転写された後に感光体ドラム1Kをクリーニングして残留トナーを取り除くクリーニング装置(図示略)とを備えている。
現像装置4Kは、現像剤を収容するための現像容器41Kと、現像剤に含まれているトナーを用いて現像を行う現像ロール42Kとを備えている。現像容器41K及び現像ロール42Kは、それぞれの長手方向が図中奥行き方向と一致するように設けられている。現像容器41Kにはトナーカートリッジ7Kが装着されており、このトナーカートリッジ7Kから適量の黒色トナーが現像容器41Kに補給される。現像容器41Kへ補給されるトナーの量は、ディスペンスモータ6Kの回転時間により調整される。
以上がユニット10Kの構成であるが、ユニット10Y、10Mおよび10Cもそれぞれ、ユニット10Kと同様の構成を備えている。また、露光部3は、Y、M、C、K各々の色の画像信号に対応する露光光を供給する。
画像処理部102は中間転写ベルト20と、一次転写ロール5Y,5M,5C及び5Kとを備えており、これらの一次転写ロール5Y,5M,5C及び5Kによって中間転写ベルト20がユニット10Y,10M,10C及び10Kに押し付けられることにより中間転写ベルト20へのトナー像の一次転写が行われる。1次転写が行われた後の残留トナーはクリーニング装置(図示略)によって清掃される。
さらに、画像処理部102は2次転写ロール22と対向ロール21とを備えており、中間転写ベルト20に1次転写されたトナー像はこの2次転写ロール22と対向ロール21とによって用紙に2次転写される。トナー像が転写された用紙は搬送経路S1の下流側に設けられている定着部108によって加熱及び加圧されることにより、トナー像が用紙に定着される。
給紙部104は画像形成装置1の下部に設けられており、給紙トレイ104a、104b、104cを具備している。給紙部104には給紙トレイ104a、104b、104cの用紙を一枚ずつ取り出して搬送する給紙ロール105a,105b、105cが設けられ、さらに、給紙ロール105a,105b、105cから搬送された用紙を搬送経路S1上に搬送するための搬送ロール106、107が設けられている。
定着部108は、所定の定着温度に加熱されるヒートローラ108aと、ヒートローラ108aに用紙を圧接する加圧ローラ108bとを備えている。定着部108は、トナー像が転写された用紙に対し、ヒートローラ108a及び加圧ロール108bによって圧力を加えながら急速に加熱することによってトナー像を用紙に定着させる。片面印刷モードの場合は、この定着処理がなされた後に、用紙は排紙ロール26、27によって、排紙トレイ28に排出される。
一方、用紙の両面に画像形成を行う両面印刷モードの際は、まず、定着部108において、1回目定着処理がなされると、用紙は、搬送経路分岐手段24によって搬送経路S2に搬送された後、搬送経路S1に搬送される。そして、搬送経路S1上において既に画像形成が行われている面とは反対の面に画像形成が行われる。そして、定着部108において2回目の定着処理が行われた後に、用紙は排出トレイ28に排出される。この両面印刷が連続して行われると、1回目定着で温度が上昇している用紙に対して2回目定着によりさらに熱が加えられるというプロセスが繰り返され、この結果、装置内部(特に2回目定着に関わる中間転写ベルト20や2次転写ロール22)の温度が上昇する。
搬送経路S1上における定着装置上流には第1温湿度センサ151が設けられ、定着部108下流には第2温湿度センサ152が設けられている。これらのセンサによって定着部108周辺の温度および湿度が検知される。
また、画像形成装置1は排気部110を備えている。排気部110は駆動機構114とダクト分岐手段116とを具備している。排気部110の詳細については後述する。
図2は画像形成装置1の制御系を示すブロック図である。図において、UI(ユーザインタフェース)36はユーザに対して各種の情報を提示したり、ユーザが両面印刷モードや片面印刷モード等の各種設定を行ったりするためインタフェースである。コントローラ30は外部の機器(例えばパーソナルコンピュータ)から転送された画像信号をインタフェース(I/F)38を介して受け取って画像信号を露光部3に供給する。これにより、露光部3は、画像信号に対応した露光を行う。また、コントローラ30は、画像処理部102の各部制御することによって画像形成を行う。
コントローラ30には、搬送経路S1上(図1参照)における定着装置上流に設けられた第1温湿度センサ151、定着部108下流に設けられた第2温湿度センサ152が検知した温湿度が供給されるようになっている。
排気部110付近の拡大図を図3に示す。
図3に示したように排気部110は、第1ダクト111,第2ダクト112及び第3ダクト113を具備している。第1ダクト111は定着部108側が解放された3面によって構成されており、紙面奥に設けられた排気ファン115によって内部の空気が排気されるようになっている。
また、第2ダクトは、定着部108の側面と、定着部108の斜め上方に設けられた壁面によって囲まれて形成されており、第3ダクトは、定着部108の側面と、定着部108の斜め下方に設けられた壁面によって囲まれて形成されている。
ダクト分岐装置116は、図面の上下方向に移動可能に構成されており、図3に示したように、上方に移動した場合は、定着部108下方付近の空気が第3ダクト113から第1ダクト111に流れ込む。また、図4(a)に示したように、ダクト分岐装置116が下方に移動した場合は、定着部108の上方付近の空気が第2ダクト112から第1ダクト111に流れ込む。図4(b)に示したように、中間位置に移動した場合は、第2ダクト112と第1ダクト111とが連通し、かつ、第3ダクト113と第1ダクト111とが連通する。このとき、定着部108上方の空気が第2ダクトから、定着部108下方の空気が第3ダクトから各々第1ダクト111に流れ込む。
ダクト分岐装置116は、図2に示す駆動機構114によって駆動され、駆動機構114はコントローラ30によって動作制御されるようになっている。
次に、上述した本実施形態の動作について説明する。
ダクト分岐装置116の駆動状態は上述のように3つあり、これらの駆動状態は、第1温湿度センサ151、第2温湿度センサ152が検知した温湿度を表す環境状況と、電源投入時からの経過時間や両面(片面)プリントモード等のプリント指示内容を表す使用状況とに応じてコントローラ30が制御するようになっている。この場合、環境状況と使用状態に応じて、予め幾つかのモード(制御態様)が設定されている。以下にこの制御態様について説明する。
モード1は、画像形成装置に電力が供給された直後の第1温湿度センサ151又は第2温湿度センサ152が検知した温度が所定の温度(25度)以下である場合の制御態様である。ここで、「画像形成装置に電力が供給された直後」という用語には、メインスイッチをオンにすることにより画像形成装置に電源が投入された時点からの所定期間と、メインスイッチはオンになっているが画像形成装置内部の定着装置等に電力が供給されていない状態(いわゆるスリープモード)から復帰してそれらの装置に電力が供給された時点からの所定期間とが含まれる。このような状態においては、画像形成装置内部の雰囲気は比較的低温であり、定着部108によって加熱された用紙がその低温の空気にさらされることにより水蒸気が発生し、用紙搬送路上に結露しやすい。
コンローラ32は、このモード1のとき、駆動機構114を制御して、図4(a)に示すようにダクト分岐手段116を下降させ、第1ダクト111と第2ダクト112とを連結させる。このようにすることで、定着部108を通過した後の用紙周辺の空気が第2ダクトから第1ダクトへ、そして第1ダクトから排気ファン115に排気される。従って、定着部108によって加熱された用紙が低温の空気にさらされることにより発生する水蒸気が排気され、用紙搬送路上の結露を防ぐことができる。
モード2は、UI36によってユーザが指示した印刷モードが両面連続プリントモードであり、且つ第1温湿度センサ151が検知した温度が20度以上である場合の制御態様である。このとき、両面連続プリントを実行することにより、画像形成装置1内部の温度は検知された温度よりもさらに上昇する。そして、結露発生に関係する飽和水蒸気量は、温度が高温になることに伴い増加するから、結露発生の確率は少なくなる。
一方、両面連続モードで画像形成を行う際は、前述したように、1回目定着で温度が上昇している用紙に対して2回目定着によりさらに熱を加える、というプロセスが繰り返されるから、装置内部(特に2回目定着に関わる中間転写ベルト20や2次転写ロール22)の温度が上昇してしまう。そこで、コントローラ30は、モード2のときは図3に示すようにダクト分機手段116を上昇させ、第1ダクトと第3ダクトとを連結させる。このようにすることで、機器から発生した熱が第3ダクトから第1ダクト、そして第1ダクトから排気ファン115に排熱される。これにより、中間転写ベルト20や2次転写ロール22)の温度上昇を防ぐことができる。
モード3は、UI36によってユーザが指示した印刷モードが両面プリントモードであり、且つ第1温湿度センサ151が検知した温度が20度以下、湿度が65%RH以上の場合の制御態様である。
コントローラ30はモード3のとき、図3に示すようにダクト分機手段116を上昇させ、第1ダクトと第3ダクトとを連通させる。両面プリントモードである場合、1回目定着により温度が上昇した用紙は、搬送経路S1を経由して、定着装置108の上流側へと搬送される。この定着装置108の上流側の搬送経路S1において、用紙は、温度が低い(20度以下)空気に触れることになるため、湿度が65%RHであると結露が発生してしまう。そこで、第1ダクトと第3ダクトを連通させることにより、定着装置108の上流側に位置する用紙表面に空気を流通させ、用紙から放出される水蒸気を排出することにより結露発生を防止する。
モード4は、第2温湿度センサ152が検知した温度が20度以下、湿度が65%RH以上の場合の制御態様である。
コントローラ30は、モード4のとき図4(a)に示すように、ダクト分岐手段116を下降させ、第1ダクト111と第2ダクト112とを連通させる。このようにすることで、定着部108を通過した後の用紙の周辺の空気が第2ダクト112から第1ダクト111へ、そして第1ダクト111から排気ファン115に排気される。従って、定着部108によって加熱された用紙に含まれている水分が低温の空気にさらされて水滴となる前に、これらを排気することができ、結露の発生を防ぐことができる。
上記のモード1〜4のそれぞれの条件が重複する場合は、駆動機構114は図4(b)に示すように、第2ダクト112と第1ダクト111を連通させるとともに、第3ダクト113と第1ダクト111を連通させる。例えば、画像形成装置1内の条件がモード1とモード2に該当する条件である場合、つまり、装置の電源投入直後であり、両面プリントモード、第1温湿度センサ152が検知した温度が20度〜25度である場合、コントローラ30は、第2ダクト112と第1ダクト111を連通させるとともに、第3ダクト113と第1ダクト111を連通させるように、駆動機構114を制御する。
また、モード3とモード4に該当する条件である場合、つまり、両面プリントモード、第1温湿度センサ151及び第2温湿度センサ152が検知した温湿度がそれぞれ20度、65%RHである場合についても、上記と同様にコントローラ30は、第2ダクト112と第1ダクト111を連通させるとともに、第3ダクト113と第1ダクト111を連通させるように、駆動機構114を制御する。
なお、以上のモード2〜4において、それぞれの環境条件に該当するか否かを判断する温湿度の基準は、標準温湿度状態(JIS―8703)として定められている常温20±15度、常湿(相対湿度)65±20%RH(相対湿度パーセント)を元に温度20度、湿度65%RHとした。
以上説明したように、本実施形態によれば、各ダクトの連通関係を切り換えることにより、定着部108などによって加熱された用紙の排気、排熱をすることができる。従って、加熱された用紙が低温の空気に触れることによって用紙搬送経路上に発生する結露を防止することができるため、ジャム等の発生を防止することができる。また、画像形成装置1内部で発生した熱についても、排熱することができるため、装置内部の温度上昇を防止することができる。
なお、本実施形態においては、モード1〜4に該当する条件についてのみダクト分岐手段116を制御する場合について示したが、条件はこれに限定しない。例えば、電源投入直後からの画像形成枚数の累積数をカウントするカウンターを設け、カウンターがカウントした数を元にダクト分岐手段を制御するモードを設定してもよい。また、温湿度センサに代えて温度だけを検出する温度センサ、湿度だけを検出する湿度センサのいずれかを設け、これらの検出信号に基づいて制御を行っても良い。要するに、温度や湿度などの環境状況が検出できればよい。温湿度以外の環境状況を示すパラメータがあれば、そのパラメータを元にしてもよい。
また、本実施形態においては、使用状況と環境状況を4パターンに組み合わせてダクト分岐手段116を制御する場合について示したが、パターン分けは4つに限らず、それ以上になってもよい。つまり、モードをさらに複数設定し、コントローラ30がそれぞれのモードに応じてダクト分岐手段116を制御するようにしてもよい。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成図である。 同実施形態に係る画像形成装置の制御系の構成を示すブロック図である。 同実施形態に係る排気部の詳細を示した図である。 同実施形態に係るモードによるダクト分岐装置の位置を示した図である。
符号の説明
1・・・画像形成装置、30・・・コントローラ、36・・・UI部、102・・・画像処理部、104・・・給紙部、108・・・定着部、110・・・排気部、111・・・第1ダクト、112・・・第2ダクト、113・・・第3ダクト、114・・・駆動機構、115・・・排気ファン、116・・・ダクト分岐手段、151・・・第1温湿度センサ、152・・・第2温湿度センサ。

Claims (5)

  1. シート上のトナー像を熱定着方式により定着させる定着装置を用いた画像形成装置において、
    装置内部の排気を行う排気ファンと、
    前記排気ファンに連通して設けられた第1ダクトと、
    シート搬送経路における前記定着装置下流側の空気が前記第1ダクトに流れ込むように前記第1ダクトに連通して設けられた第2ダクトと、
    シート搬送経路における前記定着装置上流側の空気が前記第1ダクトに流れ込むように前記第1ダクトに連通して設けられた第3ダクトと、
    前記第1ダクトと前記第3ダクトの連通を遮断する第1の状態、前記第1ダクトと前記第3ダクトの連通を遮断する第2の状態および何れの連通も遮断しない第3の状態を持つダクト分岐手段と、
    前記定着装置周辺の環境状況を検知する環境検知手段と、
    前記画像形成装置の使用状態を検知する使用状態検知手段と、
    前記環境検知手段の検知結果および前記使用状態検知手段の検知結果に応じて予め定められた制御態様を特定し、特定した制御態様に基づいて前記ダクト分岐手段の状態を制御するダクト分岐制御手段と
    を具備することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記環境検知手段は、前記定着装置上流又は前記定着装置下流のうち少なくとも一方に設けられていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記検知手段は温度および湿度を検知することを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 前記使用状態検知手段は、両面印刷及び片面印刷の印刷モードのいずれか指定されたかを検知することを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記使用状態検知手段は、電源投入時からの時間経過またはプリント指示枚数の少なくともいずれか一方を検知することを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の画像形成装置。
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