JP2007071090A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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JP2007071090A JP2005258393A JP2005258393A JP2007071090A JP 2007071090 A JP2007071090 A JP 2007071090A JP 2005258393 A JP2005258393 A JP 2005258393A JP 2005258393 A JP2005258393 A JP 2005258393A JP 2007071090 A JP2007071090 A JP 2007071090A
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Abstract

【課題】 酸素を保持したり放出したりする能力を備えた排気浄化触媒における排気浄化率が要求条件を満たすよう、すなわち、できるだけ高く維持されるように、ベーパ処理システムによる吸気管へのベーパの導入を制御する。
【解決手段】 キャニスタ63に捕集したベーパを吸気管12に導入するベーパ処理システム61を具備すると共に酸素保持・放出能力を備えた排気浄化触媒25を排気管26内に具備する。パージ率が一定に維持されているときの空燃比の変動幅と排気浄化触媒が最大限に保持可能な酸素の量に応じて設定される判定変動幅とを比較し、前記空燃比の変動幅が前記判定変動幅よりも小さいとき、ベーパ処理システムによる吸気管へのベーパの導入を許可し或いはパージ率を大きくする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、内燃機関の制御装置に関する。
例えば、内燃機関の運転が停止されている間(以下、内燃機関の運転が停止されていることを「機関運転停止」という)、燃料タンク内で発生する蒸発燃料(以下「ベーパ」という)をキャニスタ内の活性炭に吸着させておき、内燃機関が運転せしめられているとき(以下、内燃機関が運転せしめられていることを「機関運転」という)、キャニスタ内の活性炭に吸着されているベーパを吸気管に導入するシステム(以下「ベーパ処理システム」ともいう)を備えた内燃機関が特許文献1に記載されている。
ところで、一般的に、燃料噴射弁から噴射される燃料の量(以下「燃料噴射量」という)は、燃焼室内の混合気の空燃比が目標空燃比(すなわち、様々な要件を考慮したときに最適であると判断される空燃比)になるように制御される。ところが、ベーパ処理システムによって吸気管に導入するベーパ量(以下「ベーパ導入量」という)を変えると、燃焼室内の混合気の空燃比が変わって目標空燃比からずれてしまう。もちろん、この場合にも、混合気の空燃比が目標空燃比となるように燃料噴射量が制御されているので、ベーパ導入量が変わってから一定の時間が経過すれば、燃焼室内の混合気の空燃比は目標空燃比となるのであるが、少なくとも、ベーパ導入量が変わった直後は、混合気の空燃比が目標空燃比からずれることになる。
ここで、ベーパ導入量の変化量が大きいと、ベーパ導入量が変わった直後の目標空燃比からの混合気の空燃比のずれ量も大きくなる。この場合、燃焼室内での燃焼が不安定になったり排気エミッションが悪化したりしてしまう。
そこで、特許文献1に記載されたベーパ処理システムでは、ベーパ導入量を変えるときには、ベーパ導入量を変えたことに伴う混合気の空燃比の変化量が一定量以内に収まる範囲で、ベーパ導入量を変えるようにしている。このように、ベーパ処理システムによって吸気管にベーパを導入する場合には、特定の要件が満たされる範囲内で吸気管にベーパを導入する必要がある。
特開2002−276479号公報
本発明の目的は、酸素を保持したり放出したりする能力を備えた排気浄化触媒における排気浄化率が要求条件を満たすよう、すなわち、できるだけ高く維持されるように、ベーパ処理システムによる吸気管へのベーパの導入を制御することにある。
上記課題を解決するために、1番目の発明では、キャニスタに捕集したベーパを吸気管に導入するベーパ処理システムを具備すると共に、酸素を保持したり放出したりする能力を備えた排気浄化触媒を排気管内に具備する内燃機関において、ベーパ処理システムによって吸気管に導入されるベーパを含むガスをパージガスと称し、燃焼室に吸入される新気の量に対するパージガスの割合をパージ率と称したときに、パージ率が一定に維持されているときの空燃比の変動幅と排気浄化触媒が最大限に保持可能な酸素の量に応じて設定される判定変動幅とを比較し、前記空燃比の変動幅が前記判定変動幅よりも小さいとき、ベーパ処理システムによる吸気管へのベーパの導入を許可し或いはパージ率を大きくする。
2番目の発明では、1番目の発明において、前記空燃比の変動幅が前記判定変動幅よりも大きいとき、ベーパ処理システムによる吸気管へのベーパの導入を禁止し或いはパージ率を小さくする。
3番目の発明では、1または2番目の発明において、前記排気浄化触媒が最大限に保持可能な酸素の量が多いほど、設定される判定変動幅が大きい。
4番目の発明では、1または2番目の発明において、前記排気浄化触媒が最大限に保持可能な酸素の量が予め定められた量よりも多いときに設定される判定変動幅が前記排気浄化触媒が最大限に保持可能な酸素の量が前記予め定められた量よりも小さいときに設定される判定変動幅よりも大きい。
5番目の発明では、キャニスタに捕集したベーパを吸気管に導入するベーパ処理システムを具備すると共に、酸素を保持したり放出したり能力を備えた排気浄化触媒を排気管内に具備し、フューエルカット終了後、予め定められた期間に亘って、前記排気浄化触媒にリッチ空燃比の排気ガスを供給する内燃機関において、ベーパ処理システムによって吸気管に導入されるベーパを含むガスをパージガスと称し、燃焼室に吸入される新気の量に対するパージガスの割合をパージ率と称したときに、フューエルカット終了後、排気浄化触媒に供給されたリッチ空燃比の排気ガスの総量とフューエルカット終了時に排気浄化触媒が保持している酸素の量に応じて設定される判定排気ガス総量とを比較し、前記リッチ空燃比の排気ガスの総量が前記判定排気ガス総量よりも少ないときには、パージ率が一定に維持されているときの空燃比の変動幅と第1の判定変動幅とを比較し、前記空燃比の変動幅が前記第1の判定変動幅よりも小さいとき、ベーパ処理システムによる吸気管へのベーパの導入を許可し或いはパージ率を大きくし、一方、前記リッチ空燃比の排気ガスの総量が前記判定排気ガス総量よりも多いときには、パージ率が一定に維持されているときの空燃比の変動幅と前記第1の判定変動幅よりも小さい第2の判定変動幅とを比較し、前記空燃比の変動幅が前記第2の判定変動幅よりも小さいとき、ベーパ処理システムによる吸気管へのベーパの導入を許可し或いはパージ率を大きくする。
6番目の発明では、5番目の発明において、前記空燃比の変動幅が前記第1の判定変動幅よりも大きいとき、ベーパ処理システムによる吸気管へのベーパの導入を禁止し或いはパージ率を小さくする。
7番目の発明では、5または6番目の発明において、前記空燃比の変動幅が前記第2の判定変動幅よりも小さいとき、ベーパ処理システムによる吸気管へのベーパの導入を禁止し或いはパージ率を小さくする。
8番目の発明では、5〜7番目の発明のいずれか1つにおいて、フューエルカット終了時に前記排気浄化触媒が保持している酸素の量が多いほど、設定される判定排気ガス総量が大きい。
9番目の発明では、5〜7番目の発明のいずれか1つにおいて、フューエルカット終了時に前記排気浄化触媒が保持している酸素の量が予め定められた量よりも多いときに設定される判定排気ガス総量がフューエルカット終了時に前記排気浄化触媒が保持している酸素の量が前記予め定められた量よりも少ないときに設定される判定排気ガス総量よりも大きい。
本発明によれば、空燃比の変動幅が排気浄化触媒が最大限に保持可能な酸素の量に応じた変動幅に抑制されるので、排気浄化触媒における排気浄化率を高く維持することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。図1に示した内燃機関は、4ストローク火花点火式の内燃機関である。図1において、1は機関本体、2はシリンダブロック、3はシリンダヘッド、4はピストン、5は燃焼室、6は電気制御式の燃料噴射弁、7は吸気弁、8は吸気ポート、9は排気弁、10は排気ポートをそれぞれ示す。吸気ポート8は、対応する吸気枝管11を介してサージタンク12に連結される。サージタンク12は、吸気ダクト13およびインタークーラ14を介して過給機、例えば、排気ターボチャージャ15のコンプレッサ16の出口部に連結される。コンプレッサ16の入口部は、吸気管17を介してエアクリーナ18に連結される。吸気管17内には、ステップモータ19により駆動されるスロットル弁20が配置される。また、スロットル弁20上流の吸気管17には、燃焼室5内に吸入される空気の質量流量を検出するための質量流量検出器21が配置される。
一方、排気ポート10は、排気マニホルド22を介して排気ターボチャージャ15の排気タービン23の入口部に連結される。排気タービン23の出口部は、排気管24を介して、三元触媒25を内蔵したケーシング26に連結される。排気マニホルド22には、空燃比センサ27aが取り付けられている。ケーシング26の出口部に連結された排気管28には、空燃比センサ27bが取り付けられている。
また、排気管28とスロットル弁20下流の吸気管17とは、排気ガス再循環(以下、EGR)通路29を介して互いに連結される。EGR通路29内には、ステップモータ30により駆動されるEGR制御弁31が配置される。また、EGR通路29内には、そこを流れるEGRガスを冷却するためのインタークーラ32が配置される。図1に示した実施形態では、機関冷却水がインタークーラ32内に導かれ、機関冷却水によりEGRガスが冷却される。
一方、燃料噴射弁6には、電気制御式の吐出量可変な燃料ポンプ35によって、燃料タンク36から燃料供給管33を介して燃料が供給される。
また、内燃機関は、燃料タンク36で発生するベーパ(蒸発燃料)を処理するためのベーパ処理装置61を備える。このベーパ処理装置61は、内部に活性炭62を収容したキャニスタ63を有する。キャニスタ63の内部空間は、活性炭62によって2つの空間64,65に分割されている。活性炭62によって分割されたキャニスタ63の一方の空間64は、ベーパ通路66を介して燃料タンク60に接続されていると共にベーパ通路67を介してサージタンク12に接続されている。一方、活性炭62によって分割されたキャニスタ63の他方の空間65は、大気通路68を介して大気に連通せしめられている。
燃料タンク60に接続されているベーパ通路66は、燃料タンク60の燃料液面上方の空間に開口している。また、吸気管13に接続されているベーパ通路67は、サージタンク12内の空間に開口している。さらに、吸気管13に接続されているベーパ通路67内には、パージ制御弁70が配置される。
電子制御ユニット40は、デジタルコンピュータからなり、双方向性バス41により互いに接続されたROM(リードオンリメモリ)42、RAM(ランダムアクセスメモリ)43、CPU(マイクロプロセッサ)44、入力ポート45および出力ポート46を具備する。質量流量検出器21、および、空燃比センサ27a、27bの出力信号は、それぞれ、対応するAD変換器47を介して入力ポート45に入力される。
アクセルペダル50には、その踏込量に比例した出力電圧を発生する負荷センサ51が接続される。負荷センサ51の出力電圧は対応するAD変換器47を介して入力ポート45に入力される。また、入力ポート45には、クランクシャフトが、例えば、30°回転する毎に出力パルスを発生するクランク角センサ52が接続される。一方、出力ポート46は、対応する駆動回路48を介して燃料噴射弁6、スロットル弁制御用ステップモータ19、EGR制御弁制御用ステップモータ30、燃料ポンプ35、および、パージ制御弁70に接続され、これらの作動は電子制御ユニット40により制御される。
三元触媒25は、その温度が或る温度(いわゆる、活性温度)以上であって、且つ、図2に示したように、そこに流入する排気ガスの空燃比が理論空燃比近傍の領域X内にあるときに、排気ガス中の窒素酸化物(NOx)、一酸化炭素(CO)、炭化水素(HC)を同時に高い浄化率にて浄化する。
一方、三元触媒25は、そこに流入する排気ガスの空燃比が理論空燃比よりもリーンであるときには、排気ガス中の酸素を、例えば、吸収することによって保持し、そこに流入する排気ガスの空燃比が理論空燃比よりもリッチであるときには、保持している酸素を放出する酸素保持・放出能力を有する。この酸素保持・放出能力が正常に機能する限り、三元触媒に流入する排気ガスの空燃比が理論空燃比よりもリーンであってもリッチであっても、三元触媒の内部雰囲気がほぼ理論空燃比近傍に維持されるので、排気ガス中のNOx、CO、HCが同時に高い浄化率で浄化される。
ところで、キャニスタ63の活性炭62に吸着可能なベーパの量には限界がある。したがって、燃料タンク36内で発生したベーパを大気に逃がさないためにも、機関運転中、キャニスタ63の活性炭62からベーパをできるだけサージタンク12に導入させ、活性炭に吸着されているベーパの量をできるだけ少なくすることが望ましい。こうした観点からは、機関運転中、パージ制御弁70の開度をできるだけ大きくすることが望ましい。
したがって、エアフィルタ18を介して燃焼室5に吸入される空気(以下「新気」という)の量に対するパージ通路67を介してサージタンク12に導入されるベーパを含むガスの量の割合を「パージ率」と称したとき、キャニスタ63の活性炭62に吸着されているベーパをできるだけ少なく維持するために、パージ率をできるだけ大きくすることが好ましい。
しかしながら、パージ率が大きくなると、燃焼室5内の混合気の空燃比が目標空燃比に制御されづらくなる傾向にある。すなわち、本実施形態では、空燃比センサ27aの出力信号に基づいて、混合気の空燃比が、例えば、理論空燃比となるように燃料噴射弁6から噴射される燃料の量(以下「燃料噴射量」という)を制御する空燃比フィードバック制御が実行される。ここで、もちろん、サージタンク12に導入されるガス(以下「パージガス」ともいう)中のベーパ濃度にもよるが、パージ率が大きいと、一般的には、サージタンク12に導入されるベーパの量が多くなる。そして、パージガス中のベーパ濃度は常に一定であるとは限らないので、パージ率が一定に維持されていたとしても、サージタンク12に導入されるベーパの量が常に一定であるとは限らない。このため、パージ率が大きくなると、燃焼室5内の混合気中の燃料に占めるベーパ(これは、キャニスタ63からサージタンク12に導入されたベーパであって、パージガス中のその濃度は、上述したように、パージ率が一定であっても、比較的大きく変動する)の割合が大きく、燃焼室5内の混合気の空燃比が目標空燃比に制御されづらくなるのである。
そして、一般的に、上述した空燃比フィードバック制御によって燃焼室5内の混合気の空燃比を目標空燃比に維持しようとするとき、多少なりとも、空燃比は目標空燃比を中心として上下に変動するのであるが、パージ率が大きいと、空燃比が上下に変動する幅が大きくなる傾向にある。このように、空燃比が比較的大きく上下に変動すると、燃焼室5内での燃焼が安定しないばかりではなく、排気エミッションも悪化してしまう可能性がある。
そこで、本実施形態では、燃焼室5内の混合気の空燃比の変動(以下単に「空燃比の変動」ともいう)の幅が或る変動幅に収まるように、パージ率を制御する。詳細には、混合気の空燃比の変動幅が或る変動幅よりも小さいうちは、パージ率を一定の割合で大きくし、空燃比の変動幅が或る定められた変動幅よりも大きくなると、パージ率を一定の割合で小さくする。これによれば、燃焼室5内での燃焼が安定すると共に、排気エミッションも良好に保たれる。
なお、本実施形態において、パージ率を一定の割合で大きくしたり小さくしたりする代わりに、空燃比の変動幅が或る変動幅よりも小さいうちは、パージ率を零よりも大きく(すなわち、キャニスタ63からサージタンク12へのベーパの導入(以下「パージ」ともいう)を実行し)、空燃比の変動幅が或る変動幅よりも大きくなったとき、パージ率を零とする(すなわち、パージを停止する)ようにしてもよい。
ところで、上述したように、三元触媒25は、酸素保持・放出能力を有するので、三元触媒25に流入する排気ガスの空燃比が変動したとしても、三元触媒25の内部雰囲気は、常にほぼ理論空燃比に維持される。すなわち、排気ガスの空燃比の変動、すなわち、燃焼室5内の混合気の空燃比の変動による排気エミッションの悪化は、三元触媒25の酸素保持・放出能力によって抑制される。そして、空燃比の変動による排気エミッションの悪化を抑制する作用は、三元触媒25が最大限に保持可能な酸素の量(以下「最大酸素保持可能量」という)に応じて変わり、最大酸素保持可能量が多いほど大きくなる傾向にある。
ところが、三元触媒25の最大酸素保持可能量は、例えば、三元触媒25が経時劣化することによって低下するので、空燃比の変動幅が或る一定の閾値よりも大きいか小さいかによって、パージ率を小さくしたり大きくしたりしていたのでは、空燃比の変動幅による排気エミッションの悪化の抑制作用が十分であるとは言えない。
すなわち、三元触媒25の最大酸素保持可能量が大きければ、空燃比の変動幅が大きくても、三元触媒25の内部雰囲気が理論空燃比に維持されやすく、排気エミッションの悪化が十分に抑制される。逆に、三元触媒25の最大酸素保持可能量が小さければ、空燃比の変動幅が大きいと、三元触媒25の内部雰囲気が理論空燃比に維持されづらく、排気エミッションの悪化は十分には抑制されない。
そこで、本実施形態では、パージ率を大きくするのか或いは小さくするのかを決定する燃焼室5内の混合気の空燃比の変動幅(すなわち、燃焼室5から排出される排気ガスの空燃比の変動幅)に関する閾値(上述した或る変動幅)を三元触媒25の最大酸素保持可能量に応じて設定する。詳細には、例えば、図3に示したように、三元触媒25の最大酸素保持可能量Cmaxが一定の値(図3において符号Cmaxthで示した値)に達するまでは、三元触媒25の最大酸素保持可能量Cmaxが大きいほど、空燃比の変動幅に関する閾値ΔkAFを大きくする。そして、三元触媒25の最大酸素保持可能量Cmaxが一定の値Cmaxthを超えた後は、閾値ΔkAFを比較的大きい一定の値ΔkAFLに固定する。
このように、空燃比の変動幅に関する閾値ΔkAFを設定し、これに基づいてパージ率を設定することにより、排気エミッションの悪化が良好に抑制される。なお、図3において、一点鎖線で示した値ΔkAFlimは、燃焼室5内での燃焼が不安定になってしまう空燃比の変動幅の上限値に相当する。
図4は、上述した実施形態に従ってパージ率を制御するルーチンの一例を示している。図4のルーチンでは、初めに、ステップ10において、キャニスタ63からサージタンク12へのベーパの導入(以下「パージ」ともいう)を許可することができる条件(例えば、内燃機関の暖気が完了していることや、上述した空燃比フィードバック制御が実行されていること)が成立しているか否かが判別される。ここで、条件が成立していると判別されたときには、ステップ11に進んで、空燃比の変動幅ΔAFが読み込まれる。この変動幅ΔAFは、例えば、図1に示した例では、空燃比センサ27aの出力信号から算出される。
次いで、ステップ12において、三元触媒25の最大酸素保持可能量Cmaxが読み込まれる。次いで、ステップ13において、最大酸素保持可能量Cmaxに基づいて、図3に示されている関係から、空燃比の変動幅に関する閾値ΔkAFが読み込まれる。そして、ステップ14において、ステップ11で読み込まれた空燃比の変動幅ΔAFがステップ13で読み込まれた閾値ΔkAFよりも小さい(ΔAF<ΔkAF)か否かが判別される。ここで、ΔAF<ΔkAFであると判別されたときには、ステップ15に進んで、パージ率Rpが一定の値αだけ大きくされる。一方、ステップ14において、ΔAF≧ΔkAFであると判別されたときには、ステップ17に進んで、パージ率Rpが一定の値αだけ小さくされる。
なお、ステップ16において、条件が成立していないと判別されたときには、ステップ16に進んで、パージ率が零とされる(すなわち、パージを停止する)。
ところで、例えば、アクセルペダルの踏込量が零とされ、内燃機関が減速されているときに、燃料を節約するために、燃料噴射弁からの燃料の噴射を停止するいわゆるフューエルカットを行うことが知られている。そして、図1に示した例において、フューエルカットが行われると、フューエルカットの実行中は、三元触媒25には、リーン空燃比の排気ガスのみが流入する。このため、三元触媒25に保持されている酸素の量が比較的多くなっており、場合によっては、最大酸素保持可能量に達している(すなわち、三元触媒25の酸素保持能力が飽和してしまっている)。この状態で、フューエルカットが終了せしめられると、その直後は、三元触媒25の酸素保持・放出能力が良好には機能しないことから、三元触媒25による各成分(特に、NOx)の浄化率が低くなってしまう(すなわち、排気エミッションが悪化してしまう)。
そこで、図1に示した例において、フューエルカットを行うようにしている場合に、フューエルカットの終了後、一定期間、リッチ空燃比の排気ガスを三元触媒25に供給して、三元触媒25に吸着されている酸素を三元触媒25から放出させ、三元触媒25の酸素保持・放出能力が良好に機能するようにするいわゆるフューエルカット復帰リッチ制御を行うことも知られている。
ところで、上述したように、フューエルカット後、フューエルカット復帰リッチ制御が行われる場合、フューエルカット復帰リッチ制御が行われている間は、三元触媒25内には、リッチ空燃比の排気ガスの供給による比較的多くの燃料(還元剤)と、三元触媒25に保持されている酸素の放出による比較的多くの酸素(酸化剤)とが存在することになる。このため、フューエルカット復帰リッチ制御によって、三元触媒25に保持されている酸素がなくなるまで(或いは、非常に少なくなるまで)は、三元触媒25による各成分の浄化率は非常に高い。このため、このとき、空燃比の変動幅が比較的大きくても、すなわち、パージ率が大きくても、排気エミッションの悪化は三元触媒25の作用によって十分に抑制される。
そして、フューエルカット復帰リッチ制御によって三元触媒25に保持されている酸素がなくなるまで(或いは、非常に少なくなるまで)の期間は、フューエルカット終了時に三元触媒25に保持されている酸素の量(以下「酸素保持量」という)と、フューエルカット後に三元触媒25に流入したリッチ空燃比の排気ガスの総量とに依存する。
そこで、フューエルカットが行われ、該フューエルカットが終了せしめられた後、一定期間、三元触媒25にリッチ空燃比の排気ガスが供給される場合、本実施形態では、フューエルカット終了時における三元触媒25の酸素保持量に応じて、三元触媒25に流入したリッチ空燃比の排気ガスの総量に対する閾値を設定する。詳細には、例えば、図5に示したように、三元触媒25の酸素保持量Cが一定の値(図5において符号Cthで示した値)よりも小さいときには、三元触媒25の酸素保持量Cが大きいほど、三元触媒25に流入したリッチ空燃比の排気ガスの総量に対する閾値kTGaを大きくする。そして、三元触媒25の酸素保持量Cが一定の値Cthよりも大きいときには、閾値kTGaを比較的大きい一定の値kTGaLに固定する。
そして、フューエルカット終了後に三元触媒25に流入したリッチ空燃比の排気ガスの総量が閾値kTGaよりも小さいうち(すなわち、三元触媒25から比較的多量の酸素が放出されていることから、三元触媒25内に比較的多量の酸素と比較的多量の燃料とが存在するうち)は、空燃比の変動幅に関する閾値として比較的大きい閾値と空燃比の変動幅とを比較し、空燃比の変動幅がこの閾値よりも小さいときには、パージ率を一定の値だけ大きくし、空燃比の変動幅がこの閾値よりも大きいときには、パージ率を一定の値だけ小さくする。
一方、フューエルカット終了後に三元触媒25に流入したリッチ空燃比の排気ガスの総量が上記閾値kTGaよりも大きくなった後は、空燃比の変動幅に関する閾値として比較的小さい閾値と空燃比の変動幅とを比較し、空燃比の変動幅がこの閾値よりも小さいときには、パージ率を一定の値だけ大きくし、空燃比の変動幅がこの閾値よりも大きいときには、パージ率を一定の値だけ小さくする。
これによれば、三元触媒25の酸素保持量に応じて空燃比の変動幅が制御されることから、排気エミッションの悪化を良好に抑制することができる。
なお、本実施形態において、パージ率を一定の割合で大きくしたり小さくしたりする代わりに、空燃比の変動幅が対応する或る閾値よりも小さいうちは、パージ率を零よりも大きく(すなわち、キャニスタ63からサージタンク12へのベーパの導入(以下「パージ」ともいう)を実行し)、空燃比の変動幅が対応する別の閾値よりも大きくなったとき、パージ率を零とする(すなわち、パージを停止する)ようにしてもよい。
図6は、上述した実施形態に従ってパージ率を制御するルーチンの一例を示している。なお、このルーチンは、フューエルカット終了時に開始されて一定期間(これは、フューエルカット復帰リッチ制御が行われている期間に相当する)に亘って行われる。
図6のルーチンでは、初めに、ステップ20において、パージを許可することができる条件(例えば、内燃機関の暖気が完了していることや、上述した空燃比フィードバック制御が実行されていること)が成立しているか否かが判別される。ここで、条件が成立していると判別されたときには、ステップ21に進んで、空燃比の変動幅ΔAFが読み込まれる。
次いで、ステップ22において、フューエルカット終了時における三元触媒25の酸素保持量Cが読み込まれる。次いで、ステップ23において、酸素保持量Cに基づいて、図5に示されている関係から、フューエルカット終了後に三元触媒25に流入したリッチ空燃比の排気ガスの総量TGaに関する閾値kTGaが読み込まれ。そして、ステップ24において、フューエルカット終了後に三元触媒25に流入したリッチ空燃比の排気ガスの総量TGaがステップ23で読み込まれた閾値kTGaよりも小さい(TGa<kTGa)か否かが判別される。
ここで、TGa<kTGaであると判別されたときには、ステップ25に進んで、ステップ21で読み込まれた空燃比の変動幅ΔAFが閾値ΔkAFLよりも小さい(ΔAF<ΔkAFL)か否かが判別される。ここで、ΔAF<ΔkAFLであると判別されたときには、ステップ26に進んで、パージ率Rpが一定の値αだけ大きくされる。一方、ステップ25において、ΔAF≧ΔkAFLであると判別されたときには、ステップ30に進んで、パージ率Rpが一定の値αだけ小さくされる。
一方、ステップ24において、TGa≧kTGaであると判別されたときには、ステップ29に進んで、ステップ21で読み込まれた空燃比の変動幅ΔAFが上記閾値ΔkAFLよりも小さい閾値ΔkAFSよりも小さい(ΔAF<ΔkAFS)か否かが判別される。ここで、ΔAF<ΔkAFSであると判別されたときには、ステップ26に進んで、パージ率Rpが一定の値αだけ大きくされる。一方、ステップ29において、ΔAF≧ΔkAFSであると判別されたときには、ステップ28に進んで、パージ率Rpが一定の値αだけ小さくされる。
なお、ステップ16において、条件が成立していないと判別されたときには、ステップ27に進んで、パージ率が零とされる(すなわち、パージを停止する)。
なお、上述した実施形態では、三元触媒25の最大酸素保持可能量が多いほど、空燃比の変動幅に関する閾値を大きく設定しているが、三元触媒25の最大酸素保持可能量を所定量と比較し、最大酸素保持可能量が所定量よりも多いときに、閾値を大きく設定し、最大酸素保持可能量が所定量よりも少ないときに、閾値を小さく設定するようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、フューエルカット終了時における三元触媒25の保持可能酸素残量が多いほど、フューエルカット終了後に三元触媒25に流入したリッチ空燃比の排気ガスの総量に関する閾値を大きく設定しているが、三元触媒25の最大酸素保持可能量を所定量と比較し、最大酸素保持可能量が所定量よりも多いときに、閾値を大きく設定し、最大酸素保持可能量が所定量よりも少ないときに、閾値を小さく設定するようにしてもよい。
また、図1に示した例では、排気管に1つの三元触媒しか配置されていないが、本発明は、例えば、内燃機関が始動されてから比較的早期に活性温度に達して浄化作用を発揮することができる比較的小型の三元触媒を機関本体1の比較的近い排気管内に配置すると共に、内燃機関が始動されてから早期には活性温度には達成しないがその排気浄化作用が大きい三元触媒を機関本体1から比較的離れた排気管内に配置した内燃機関にも適用可能である。
本発明が適用される内燃機関の全体図である。 三元触媒の浄化作用を示した図である。 三元触媒の最大酸素保持可能量と空燃比の変動幅に関する閾値との関係を示した図である。 本発明の1つの実施形態に従ってパージ率を制御するルーチンの一例を示した図である。 三元触媒の酸素保持量と三元触媒に流入したリッチ空燃比の排気ガスの総量に関する閾値との関係を示した図である。 本発明の別の実施形態に従ってパージ率を制御するルーチンの一例を示した図である。
符号の説明
5 燃焼室
11,13 吸気管
12 サージタンク
27a、27b 空燃比センサ
36 燃料タンク
62 活性炭
63 キャニスタ
67 パージ通路
70 パージ制御弁

Claims (9)

  1. キャニスタに捕集したベーパを吸気管に導入するベーパ処理システムを具備すると共に、酸素を保持したり放出したりする能力を備えた排気浄化触媒を排気管内に具備する内燃機関において、ベーパ処理システムによって吸気管に導入されるベーパを含むガスをパージガスと称し、燃焼室に吸入される新気の量に対するパージガスの割合をパージ率と称したときに、パージ率が一定に維持されているときの空燃比の変動幅と排気浄化触媒が最大限に保持可能な酸素の量に応じて設定される判定変動幅とを比較し、前記空燃比の変動幅が前記判定変動幅よりも小さいとき、ベーパ処理システムによる吸気管へのベーパの導入を許可し或いはパージ率を大きくすることを特徴とする内燃機関の制御装置。
  2. 前記空燃比の変動幅が前記判定変動幅よりも大きいとき、ベーパ処理システムによる吸気管へのベーパの導入を禁止し或いはパージ率を小さくすることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
  3. 前記排気浄化触媒が最大限に保持可能な酸素の量が多いほど、設定される判定変動幅が大きいことを特徴とする請求項1または2に記載の内燃機関の制御装置。
  4. 前記排気浄化触媒が最大限に保持可能な酸素の量が予め定められた量よりも多いときに設定される判定変動幅が前記排気浄化触媒が最大限に保持可能な酸素の量が前記予め定められた量よりも小さいときに設定される判定変動幅よりも大きいことを特徴とする請求項1または2に記載の内燃機関の制御装置。
  5. キャニスタに捕集したベーパを吸気管に導入するベーパ処理システムを具備すると共に、酸素を保持したり放出したり能力を備えた排気浄化触媒を排気管内に具備し、フューエルカット終了後、予め定められた期間に亘って、前記排気浄化触媒にリッチ空燃比の排気ガスを供給する内燃機関において、ベーパ処理システムによって吸気管に導入されるベーパを含むガスをパージガスと称し、燃焼室に吸入される新気の量に対するパージガスの割合をパージ率と称したときに、フューエルカット終了後、排気浄化触媒に供給されたリッチ空燃比の排気ガスの総量とフューエルカット終了時に排気浄化触媒が保持している酸素の量に応じて設定される判定排気ガス総量とを比較し、前記リッチ空燃比の排気ガスの総量が前記判定排気ガス総量よりも少ないときには、パージ率が一定に維持されているときの空燃比の変動幅と第1の判定変動幅とを比較し、前記空燃比の変動幅が前記第1の判定変動幅よりも小さいとき、ベーパ処理システムによる吸気管へのベーパの導入を許可し或いはパージ率を大きくし、一方、前記リッチ空燃比の排気ガスの総量が前記判定排気ガス総量よりも多いときには、パージ率が一定に維持されているときの空燃比の変動幅と前記第1の判定変動幅よりも小さい第2の判定変動幅とを比較し、前記空燃比の変動幅が前記第2の判定変動幅よりも小さいとき、ベーパ処理システムによる吸気管へのベーパの導入を許可し或いはパージ率を大きくすることを特徴とする内燃機関の制御装置。
  6. 前記空燃比の変動幅が前記第1の判定変動幅よりも大きいとき、ベーパ処理システムによる吸気管へのベーパの導入を禁止し或いはパージ率を小さくすることを特徴とする請求項5に記載の内燃機関の制御装置。
  7. 前記空燃比の変動幅が前記第2の判定変動幅よりも小さいとき、ベーパ処理システムによる吸気管へのベーパの導入を禁止し或いはパージ率を小さくすることを特徴とする請求項5または6に記載の内燃機関の制御装置。
  8. フューエルカット終了時に前記排気浄化触媒が保持している酸素の量が多いほど、設定される判定排気ガス総量が大きいことを特徴とする請求項5〜7のいずれか1つに記載の内燃機関の制御装置。
  9. フューエルカット終了時に前記排気浄化触媒が保持している酸素の量が予め定められた量よりも多いときに設定される判定排気ガス総量がフューエルカット終了時に前記排気浄化触媒が保持している酸素の量が前記予め定められた量よりも少ないときに設定される判定排気ガス総量よりも大きいことを特徴とする請求項5〜7のいずれか1つに記載の内燃機関の制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015102077A (ja) * 2013-11-28 2015-06-04 日立オートモティブシステムズ株式会社 内燃機関の制御装置
JP2018031351A (ja) * 2016-08-26 2018-03-01 マツダ株式会社 エンジンの蒸発燃料処理装置

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