JP2007069752A - ランフラット支持体と空気入りタイヤとの固定方法及び固定具 - Google Patents

ランフラット支持体と空気入りタイヤとの固定方法及び固定具 Download PDF

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Abstract

【課題】 ランフラット支持体の使用に際してタイヤ内面に塗布される潤滑剤の偏りを防止し、車輪の重量バランスの悪化を回避することを可能にしたランフラット支持体と空気入りタイヤとの固定方法及び固定具を提供する。
【解決手段】 リムの周囲に配置される一対の弾性リング5,5及びこれら弾性リング5,5間に跨がる環状シェル4から構成されるランフラット支持体3と、該ランフラット支持体3を空洞部内に挿入した状態でリム組みされる空気入りタイヤ2とを相互に固定する方法であって、リム組み前の空気入りタイヤ2の少なくとも一方のビード部2aに、空洞部内に挿入されたランフラット支持体3の径方向の動きを規制する固定具1を装着し、該固定具1により空気入りタイヤ2とランフラット支持体3とを同軸的に保持する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ランフラット支持体と空気入りタイヤとを相互に固定する方法及びそれに用いる固定具に関し、さらに詳しくは、ランフラット支持体の使用に際してタイヤ内面に塗布される潤滑剤の偏りを防止し、車輪の重量バランスの悪化を回避することを可能にしたランフラット支持体と空気入りタイヤとの固定方法及び固定具に関する。
車両の走行中に空気入りタイヤがパンクした場合でも、ある程度の緊急走行を可能にするための技術が市場の要請から多数提案されている。これら多数の提案のうち、空気入りタイヤの空洞部においてリム上に中子を装着し、パンクしたタイヤを中子によって支持することでランフラット走行を可能にしたものがある(例えば、特許文献1〜3参照)。
このようなランフラット支持体は、タイヤ内面との当接部を外周側に張り出しつつ該当接部の両側に沿って脚部を持つ開脚構造の環状シェルを有し、これら両脚部に弾性リングを取り付けた構成からなり、その弾性リングを介してリム上に搭載されるようになっている。このランフラット支持体によれば、既存のホイールやリムに何ら特別の改造を加えることなく、そのまま使用できるため、市場に混乱をもたらすことなく受入れ可能であるという利点を有している。
ところで、上記ランフラット支持体を用いる場合、ランフラット走行時の環状シェルと空気入りタイヤとの摩擦抵抗を低減するために、タイヤ内面に潤滑剤を塗布することが必要である。この潤滑剤はランフラット支持体を空気入りタイヤの空洞部内に挿入する前にタイヤ内面に塗布される。
しかしながら、空気入りタイヤを運搬する際に、空洞部内に挿入されたランフラット支持体が径方向に移動してタイヤ内面に接触すると、そのタイヤ内面に塗布された潤滑剤に偏りが生じることがある。そして、潤滑剤に偏りが生じるとリム組み後の車輪の重量バランスの悪化を招くという問題がある。
特表2001−519279号公報 特開2001−163020号公報 特開平10−297226号公報
本発明の目的は、ランフラット支持体の使用に際してタイヤ内面に塗布される潤滑剤の偏りを防止し、車輪の重量バランスの悪化を回避することを可能にしたランフラット支持体と空気入りタイヤとの固定方法及び固定具を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明のランフラット支持体と空気入りタイヤとの固定方法は、リムの周囲に配置される一対の弾性リング及びこれら弾性リング間に跨がる環状シェルから構成されるランフラット支持体と、該ランフラット支持体を空洞部内に挿入した状態でリム組みされる空気入りタイヤとを相互に固定する方法であって、リム組み前の空気入りタイヤの少なくとも一方のビード部に、前記空洞部内に挿入されたランフラット支持体の径方向の動きを規制する固定具を装着し、該固定具により前記空気入りタイヤと前記ランフラット支持体とを同軸的に保持することを特徴とするものである。
また、本発明のランフラット支持体と空気入りタイヤとの固定具は、リムの周囲に配置される一対の弾性リング及びこれら弾性リング間に跨がる環状シェルから構成されるランフラット支持体と、該ランフラット支持体を空洞部内に挿入した状態でリム組みされる空気入りタイヤとを相互に固定するための固定具であって、前記空気入りタイヤの一方のビード部と前記ランフラット支持体の一方の弾性リングとを周上の複数箇所でそれぞれ一体的に押さえ付ける複数の押圧部と、これら押圧部を空気入りタイヤの径方向外側に向けて拡張させる拡張部とを備えることを特徴とするものである。
更に、本発明のランフラット支持体と空気入りタイヤとの固定具は、リムの周囲に配置される一対の弾性リング及びこれら弾性リング間に跨がる環状シェルから構成されるランフラット支持体と、該ランフラット支持体を空洞部内に挿入した状態でリム組みされる空気入りタイヤとを相互に固定するための固定具であって、前記空気入りタイヤの一方のビード部と前記ランフラット支持体の一方の弾性リングとを周上の任意の位置で一体的に押さえ付ける押圧部と、該押圧部を空気入りタイヤの径方向外側へ引き上げながら該空気入りタイヤのトレッド部に係止される係止部とを備えることを特徴とするものである。
更に、本発明のランフラット支持体と空気入りタイヤとの固定具は、リムの周囲に配置される一対の弾性リング及びこれら弾性リング間に跨がる環状シェルから構成されるランフラット支持体と、該ランフラット支持体を空洞部内に挿入した状態でリム組みされる空気入りタイヤとを相互に固定するための固定具であって、前記空気入りタイヤの一方のビード部の径方向内側に挿入されて前記ランフラット支持体の一方の弾性リングと前記空気入りタイヤの一方のビード部に当接する挿入部と、該挿入部に付設されたフランジ部とを備えることを特徴とするものである。
本発明では、空気入りタイヤの空洞部に挿入された状態で該空気入りタイヤと共にリム組みされる形態のランフラット支持体を使用するに際して、リム組み前の空気入りタイヤの少なくとも一方のビード部に、空洞部内に挿入されたランフラット支持体の径方向の動きを規制する固定具を装着し、該固定具により空気入りタイヤとランフラット支持体とを同軸的に保持する。そのため、空気入りタイヤを運搬する際に、空洞部内に挿入されたランフラット支持体が径方向に移動してタイヤ内面に接触するのを確実に防止することができる。これにより、ランフラット走行時の環状シェルと空気入りタイヤとの摩擦抵抗を低減するために、タイヤ内面に潤滑剤が塗布されていても、ランフラット支持体の接触により潤滑剤の層が乱されることを防止し、リム組み後の車輪の重量バランスの悪化を回避することができる。
上述したランフラット支持体と空気入りタイヤとの固定方法における固定具としては、下記(1)〜(3)を採用することができる。
(1)空気入りタイヤの一方のビード部とランフラット支持体の一方の弾性リングとを周上の複数箇所でそれぞれ一体的に押さえ付ける複数の押圧部と、これら押圧部を空気入りタイヤの径方向外側に向けて拡張させる拡張部とを備える固定具。
(2)空気入りタイヤの一方のビード部とランフラット支持体の一方の弾性リングとを周上の任意の位置で一体的に押さえ付ける押圧部と、該押圧部を空気入りタイヤの径方向外側へ引き上げながら該空気入りタイヤのトレッド部に係止される係止部とを備える固定具。
(3)空気入りタイヤの一方のビード部の径方向内側に挿入されてランフラット支持体の一方の弾性リングと空気入りタイヤの一方のビード部に当接する挿入部と、該挿入部に付設されたフランジ部とを備える固定具。
これら固定具を用いれば、空気入りタイヤとランフラット支持体とを相互に固定する作業を簡単かつ迅速に行うことができる。
以下、本発明の構成について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1及び図2は本発明の実施形態からなるランフラット支持体と空気入りタイヤとの固定方法を実施するための固定具を示すものである。図1及び図2において、1は固定具、2は空気入りタイヤ、3はランフラット支持体である。
ランフラット支持体3は、環状シェル4と弾性リング5とを主要部として構成されている。このランフラット支持体3は、通常走行時には空気入りタイヤ2の内面から離間しているが、パンク時には潰れた空気入りタイヤ2を内側から支持するものである。
環状シェル4は、パンクしたタイヤの内面に当接する当接部4aを外周側(径方向外側)に張り出すと共に、該当接部4aの両側に沿って脚部4b,4bを備えた開脚構造になっている。環状シェル4の当接部4aは、その周方向に直交する断面での外表面形状が外周側に凸曲面となるように形成されている。この凸曲面は少なくとも1つ存在すれば良いが、タイヤ軸方向に2つ以上が並ぶようにすることが好ましい。このように環状シェル4の当接部4aを2つ以上の凸曲面が並ぶように形成することにより、タイヤ内面に対する当接部4aの接触箇所を2つ以上に分散させ、タイヤ内面に与える局部摩耗を低減するため、ランフラット走行の持続距離を延長することができる。
上記環状シェル4は、厚さ0.5〜5.0mmの薄肉であり、パンクした空気入りタイヤ2を介して車両重量を支えるために高剛性の材料から構成されている。その構成材料には、金属や樹脂などを使用することができる。このうち金属としては、スチール、アルミニウムなどを例示することができる。一方、樹脂としては、熱可塑性樹脂及び熱硬化性樹脂のいずれでも良い。熱可塑性樹脂としては、ナイロン、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリフェニレンサルファイド、ABSなどを挙げることができ、また熱硬化性樹脂としては、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂などを挙げることができる。樹脂は単独で使用しても良いが、補強繊維を配合して繊維強化樹脂として使用しても良い。
弾性リング5は、環状シェル4の脚部4b,4bにそれぞれ取り付けられ、左右のリムシート上に当接しつつ環状シェル4を支持するようになっている。この弾性リング5は、パンクした空気入りタイヤ2から環状シェル4が受ける衝撃や振動を緩和するほか、リムシートに対する滑りを防止して環状シェル4を安定的に支持するものである。
弾性リング5の構成材料としては、ゴム又は樹脂を使用することができ、特にゴムが好ましい。ゴムとしては、天然ゴム(NR)、イソプレンゴム(IR)、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、ブタジエンゴム(BR)、水素化NBR、水素化SBR、エチレンプロピレンゴム(EPDM、EPM)、ブチルゴム(IIR)、アクリルゴム(ACM)、クロロプレンゴム(CR)、シリコーンゴム、フッ素ゴムなどを挙げることができる。勿論、これらゴムには、充填剤、加硫剤、加硫促進剤、軟化剤、老化防止剤などの添加剤を適宜配合することができる。そして、ゴム組成物の配合に基づいて所望の弾性率を得ることができる。
このように構成されるランフラット支持体3を空気入りタイヤ2の空洞部に挿入した場合、走行中に空気入りタイヤ2がパンクしたとき、潰れた空気入りタイヤ2がランフラット支持体3によって支持された状態になるので、ランフラット走行が可能になる。ランフラット走行時の環状シェル4と空気入りタイヤ2との摩擦抵抗を低減するために、タイヤ内面には潤滑剤6が層状に塗布されている。この潤滑剤6はランフラット支持体3を空気入りタイヤ2の空洞部内に挿入する前にタイヤ内面に塗布される。
リム組み前の空気入りタイヤ2は、ランフラット支持体3を内包した状態で運搬されることがある。その際、空気入りタイヤ2の空洞部内でランフラット支持体3が径方向に自由に動くことが可能であると、ランフラット支持体3がタイヤ内面して潤滑剤6に偏りが生じ、延いては、リム組み後の車輪の重量バランスを悪化させる。
そこで、図1及び図2に示すように、リム組み前の空気入りタイヤ2の少なくとも一方のビード部2aには、その空洞部内に挿入されたランフラット支持体3の径方向の動きを規制する固定具1が装着され、該固定具1により空気入りタイヤ2とランフラット支持体3とが同軸的に保持されている。
固定具1は、空気入りタイヤ2の一方のビード部2aとこれに隣接するランフラット支持体3の一方の弾性リング5とを周上の複数箇所でそれぞれ一体的に押さえ付ける複数の押圧部1aと、これら押圧部1aを空気入りタイヤ2の径方向外側に向けて拡張させる拡張部1bとを備えている。この拡張部1bは分岐したフレームの途中に該フレームを拡張させるための拡張機構1cを備えている。拡張機構としては、フレームを径方向外側に向けて拡張可能であれば特に限定されるものではないが、例えば、ターンバックル、スプリング、ラッチは勿論のこと、フレームを径方向にスライドさせてネジ止めするような構造も採用することができる。
上述した固定具1を用いてリム組み前の空気入りタイヤ2とランフラット支持体3とを同軸的に保持することにより、空気入りタイヤ2を運搬する際に、空洞部内に挿入されたランフラット支持体3が径方向に移動してタイヤ内面に接触するのを確実に防止することができる。その結果、タイヤ内面に塗布された潤滑剤6の層がランフラット支持体3との接触により乱されることを防止し、リム組み後の車輪の重量バランスの悪化を回避することができる。勿論、空気入りタイヤ2に装着された固定具1はリム組み作業に先駆けて簡単に取り外すことができる。
図3及び図4は本発明の他の実施形態からなるランフラット支持体と空気入りタイヤとの固定方法を実施するための固定具を示すものである。本実施形態は固定具の構造だけが前述の実施形態とは異なるものであるので、同一物には同一符号を付してその部分の詳細な説明は省略する。
図3及び図4に示すように、リム組み前の空気入りタイヤ2の少なくとも一方のビード部2aには、その空洞部内に挿入されたランフラット支持体3の径方向の動きを規制する固定具11が装着され、該固定具11により空気入りタイヤ2とランフラット支持体3とが同軸的に保持されている。
固定具11は、空気入りタイヤ2の一方のビード部2aとこれに隣接するランフラット支持体3の一方の弾性リング5とを周上の任意の位置で一体的に押さえ付ける押圧部11aと、該押圧部11aを空気入りタイヤ2の径方向外側へ引き上げながら空気入りタイヤ2のトレッド部2bに係止される係止部11bとを備えている。この場合、複数個の固定具11が用意され、それら固定具11が空気入りタイヤ2の周上の複数箇所に実質的に等間隔で取り付けられる。
上述した固定具11を用いてリム組み前の空気入りタイヤ2とランフラット支持体3とを同軸的に保持することにより、空気入りタイヤ2を運搬する際に、空洞部内に挿入されたランフラット支持体3が径方向に移動してタイヤ内面に接触するのを確実に防止することができる。その結果、タイヤ内面に塗布された潤滑剤6の層がランフラット支持体3との接触により乱されることを防止し、リム組み後の車輪の重量バランスの悪化を回避することができる。勿論、空気入りタイヤ2に装着された固定具11はリム組み作業に先駆けて簡単に取り外すことができる。
図5及び図6(a)〜(c)は本発明の更に他の実施形態からなるランフラット支持体と空気入りタイヤとの固定方法を実施するための固定具を示すものである。本実施形態は固定具の構造だけが前述の実施形態とは異なるものであるので、同一物には同一符号を付してその部分の詳細な説明は省略する。
図5に示すように、リム組み前の空気入りタイヤ2の少なくとも一方のビード部2aには、その空洞部内に挿入されたランフラット支持体3の径方向の動きを規制する固定具21が装着され、該固定具21により空気入りタイヤ2とランフラット支持体3とが同軸的に保持されている。
固定具21は、空気入りタイヤ2の一方のビード部2aの径方向内側に挿入されてランフラット支持体3の一方の弾性リング5と空気入りタイヤ2の一方のビード部2aに当接する挿入部21aと、該挿入部21aに付設されたフランジ部21bとを備えている。挿入部21aはフランジ部21b側から徐々に狭くなるようなテーパー形状を有することが好ましい。この場合、挿入部21aをビード部2aの内側に押し込み、フランジ部21bをタイヤ外側面に当接させることで、固定具21が空気入りタイヤ2に対して固定される。
なお、タイヤ軸方向から見た挿入部21aの平面視形状は特に限定されるものではなく、例えば、図6(a)のような三角形、図6(b)のような疑似三角形、図6(c)のような円形とすることが可能である。空気入りタイヤ2とランフラット支持体3との固定状態を安定化させるために、挿入部21aの平面視形状は三角以上の多角形(円形を含む)とすることが望ましい。
上述した固定具21を用いてリム組み前の空気入りタイヤ2とランフラット支持体3とを同軸的に保持することにより、空気入りタイヤ2を運搬する際に、空洞部内に挿入されたランフラット支持体3が径方向に移動してタイヤ内面に接触するのを確実に防止することができる。その結果、タイヤ内面に塗布された潤滑剤6の層がランフラット支持体3との接触により乱されることを防止し、リム組み後の車輪の重量バランスの悪化を回避することができる。勿論、空気入りタイヤ2に装着された固定具21はリム組み作業に先駆けて簡単に取り外すことができる。
本発明の実施形態からなるランフラット支持体と空気入りタイヤとの固定方法を実施するための固定具を示す斜視図である。 図1の固定具を示すタイヤ子午線断面図である。 本発明の他の実施形態からなるランフラット支持体と空気入りタイヤとの固定方法を実施するための固定具を示す斜視図である。 図3の固定具を示すタイヤ子午線断面図である。 本発明の更に他の実施形態からなるランフラット支持体と空気入りタイヤとの固定方法を実施するための固定具を示す断面図である。 図5の固定具で採用される種々の構造を示し、(a)〜(c)はそれぞれ平面図である。
符号の説明
1 固定具
1a 押圧部
1b 拡張部
2 空気入りタイヤ
2a ビード部
2b トレッド部
3 ランフラット支持体
4 環状シェル
4a 当接部
4b 脚部
5 弾性リング
6 潤滑剤
11 固定具
11a 押圧部
11b 係止部
21 固定具
21a 挿入部
21b フランジ部

Claims (4)

  1. リムの周囲に配置される一対の弾性リング及びこれら弾性リング間に跨がる環状シェルから構成されるランフラット支持体と、該ランフラット支持体を空洞部内に挿入した状態でリム組みされる空気入りタイヤとを相互に固定する方法であって、リム組み前の空気入りタイヤの少なくとも一方のビード部に、前記空洞部内に挿入されたランフラット支持体の径方向の動きを規制する固定具を装着し、該固定具により前記空気入りタイヤと前記ランフラット支持体とを同軸的に保持することを特徴とするランフラット支持体と空気入りタイヤとの固定方法。
  2. リムの周囲に配置される一対の弾性リング及びこれら弾性リング間に跨がる環状シェルから構成されるランフラット支持体と、該ランフラット支持体を空洞部内に挿入した状態でリム組みされる空気入りタイヤとを相互に固定するための固定具であって、前記空気入りタイヤの一方のビード部と前記ランフラット支持体の一方の弾性リングとを周上の複数箇所でそれぞれ一体的に押さえ付ける複数の押圧部と、これら押圧部を空気入りタイヤの径方向外側に向けて拡張させる拡張部とを備えることを特徴とするランフラット支持体と空気入りタイヤとの固定具。
  3. リムの周囲に配置される一対の弾性リング及びこれら弾性リング間に跨がる環状シェルから構成されるランフラット支持体と、該ランフラット支持体を空洞部内に挿入した状態でリム組みされる空気入りタイヤとを相互に固定するための固定具であって、前記空気入りタイヤの一方のビード部と前記ランフラット支持体の一方の弾性リングとを周上の任意の位置で一体的に押さえ付ける押圧部と、該押圧部を空気入りタイヤの径方向外側へ引き上げながら該空気入りタイヤのトレッド部に係止される係止部とを備えることを特徴とするランフラット支持体と空気入りタイヤとの固定具。
  4. リムの周囲に配置される一対の弾性リング及びこれら弾性リング間に跨がる環状シェルから構成されるランフラット支持体と、該ランフラット支持体を空洞部内に挿入した状態でリム組みされる空気入りタイヤとを相互に固定するための固定具であって、前記空気入りタイヤの一方のビード部の径方向内側に挿入されて前記ランフラット支持体の一方の弾性リングと前記空気入りタイヤの一方のビード部に当接する挿入部と、該挿入部に付設されたフランジ部とを備えることを特徴とするランフラット支持体と空気入りタイヤとの固定具。
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