JP2007069002A - ストッパ要素付歯科用ドリル装置 - Google Patents
ストッパ要素付歯科用ドリル装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007069002A JP2007069002A JP2006239055A JP2006239055A JP2007069002A JP 2007069002 A JP2007069002 A JP 2007069002A JP 2006239055 A JP2006239055 A JP 2006239055A JP 2006239055 A JP2006239055 A JP 2006239055A JP 2007069002 A JP2007069002 A JP 2007069002A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drill
- stopper element
- dental
- stopper
- axial direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61C—DENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
- A61C3/00—Dental tools or instruments
- A61C3/02—Tooth drilling or cutting instruments; Instruments acting like a sandblast machine
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61C—DENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
- A61C8/00—Means to be fixed to the jaw-bone for consolidating natural teeth or for fixing dental prostheses thereon; Dental implants; Implanting tools
- A61C8/0089—Implanting tools or instruments
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B90/00—Instruments, implements or accessories specially adapted for surgery or diagnosis and not covered by any of the groups A61B1/00 - A61B50/00, e.g. for luxation treatment or for protecting wound edges
- A61B90/03—Automatic limiting or abutting means, e.g. for safety
- A61B2090/033—Abutting means, stops, e.g. abutting on tissue or skin
- A61B2090/036—Abutting means, stops, e.g. abutting on tissue or skin abutting on tissue or skin
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61C—DENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
- A61C5/00—Filling or capping teeth
- A61C5/40—Implements for surgical treatment of the roots or nerves of the teeth; Nerve needles; Methods or instruments for medication of the roots
- A61C5/44—Means for controlling working depth, e.g. supports or boxes with depth-gauging means, stop positioners or files with adjustably-mounted handles
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
- Dentistry (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Orthopedic Medicine & Surgery (AREA)
- Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
Abstract
【課題】歯科用ドリル装置において、穴あけ深さを確実かつ簡単に決定できるようにする。
【解決手段】本発明に係る歯科用ドリル装置10は、ストッパ要素28を有するドリル12を備える。ドリル12は、一端部にドリル端部16を有する刃部14を有し、他端部にシャンク部18を有する。シャンク部18には、軸方向に互いに間隔をもった複数の固定凹部30を有するホルダ部26が配置され、各固定凹部30は、ドリル12の軸方向Aに直角の当接面32によってシャンク部18の受入端部領域20に臨む方向に仕切られている。ホルダ部26にドリル当接面36を有するストッパ要素28が取付けられ、ストッパ要素28は係合要素58を有している。係合要素58は、当接面32に係合して協働する対向当接面35を有している。当接面32と対向当接面35との間の係合の作用によって、ストッパ要素28は、ドリル12に保持されてドリル12の受入端部領域20の方向へ移動できなくなる。
【選択図】図4
【解決手段】本発明に係る歯科用ドリル装置10は、ストッパ要素28を有するドリル12を備える。ドリル12は、一端部にドリル端部16を有する刃部14を有し、他端部にシャンク部18を有する。シャンク部18には、軸方向に互いに間隔をもった複数の固定凹部30を有するホルダ部26が配置され、各固定凹部30は、ドリル12の軸方向Aに直角の当接面32によってシャンク部18の受入端部領域20に臨む方向に仕切られている。ホルダ部26にドリル当接面36を有するストッパ要素28が取付けられ、ストッパ要素28は係合要素58を有している。係合要素58は、当接面32に係合して協働する対向当接面35を有している。当接面32と対向当接面35との間の係合の作用によって、ストッパ要素28は、ドリル12に保持されてドリル12の受入端部領域20の方向へ移動できなくなる。
【選択図】図4
Description
本発明は、請求項1の前文に係る歯科用ドリル装置及び請求項2に係る歯科用ドリル装置に関するものである。
この種の歯科用ドリル装置は、特許文献1によって公知である。この文献は、ドリルに保持されたストッパ要素を有する歯科用ドリル装置を開示している。このストッパ要素は、周方向にドリルの周りに完全に係合して、軸方向に移動可能にドリルに保持されている。
米国特許第5890897号明細書
このドリルは、刃部に露出されたドリル端部及びシャンク端面が露出されたシリンダシャンクを有している。ドリル端部及びシャンク端面の間には、軸方向に互いに間隔を有し、互いに対向する数個の球状キャップ形の固定凹部を有するホルダ部分が配置されている。
このストッパ要素は、ドリル当接面を有する円筒形状を有している。このストッパ要素は、軸方向にドリルの直径にほぼ対応する中央貫通開口が設けられている。ストッパ要素の径方向に、挿入開口が貫通されている。挿入開口には、ばね付勢されたピン状の係合要素が配置されている。
ストッパ要素は、ドリル端部の方向からドリルに取付けることができ、係合要素が固定凹部の1つに係合することによってドリルに圧入嵌めをもって固定することができる。
ストッパ要素は、ドリル端部の方向からドリルに取付けることができ、係合要素が固定凹部の1つに係合することによってドリルに圧入嵌めをもって固定することができる。
従って、ドリル当接面は、ドリル端部から規定された所望の距離に配置されており、その結果、最大穴あけ深さが規定される。顎骨に穴あけ中に、所望の穴あけ深さに到達したとき、ドリル当接面は顎骨すなわち歯茎に当たる。
特許文献1は、また、ストッパ要素の変形実施形態を開示している。この実施形態では、係合要素は、外側ねじ部が設けられて、挿入開口にねじ込まれている。係合要素を固定凹部の1つに対向させて係合要素を回転させることによってその固定凹部に係合する。
特許文献2は、円周周りに配置されて軸方向に互いに間隔をもった環状のマーキングを有するドリルを開示しており、これらのマーキングは、ドリルの表面層とは色が異なっている。穴あけ中に、環状のマーキングは、実際の穴あけ深さを予測するのに使用される。これらのリングはドリルの表面処理によって作られている。
欧州特許第0643567号明細書
特許文献3は、周方向に延びて軸方向に互いに間隔を有する着色されたリングを有するドリルを開示している。その目的のため、ドリルは、軸方向に互いに間隔を有し着色剤で満たされた環状溝を有している。穴あけ中に、これらの着色されたリングの補助によって実際の穴あけ深さを読取ることができる。
米国特許第5941706号明細書
特許文献4は、ドリル及びストッパ要素を備えた歯科用ドリル装置を開示している。このドリルは、ドリル端部及びシリンダシャンクを有している。ドリル端部へ向けられたシリンダシャンクの端部領域において、これはカフ状(cuff−Like)の厚肉領域を有している。この厚肉領域は、細い截頭円錐表面によってドリル端部方向に仕切られている。このストッパ要素は、スリーブ形状を有し、その一端面にドリル当接面を有し、他端面に隣接して厚肉領域の周りに係合するためのクランプ領域を有している。ストッパ要素は、ドリル端部の方向からドリルに押付けることができ、これにより、クランプ領域がスナップ嵌めクロージャによって厚肉領域に嵌合される。ストッパ要素は、異なる穴あけ深さに対応して異なる長さに設計される。
米国特許第6514258号明細書
特許文献5は、ドリル及びこのドリルの周りにスリーブの形態で係合するストッパ要素で構成された歯科用ドリル装置を開示している。このドリルは露出されたドリル端部を有する刃部及びシリンダシャンクを有している。刃部とシリンダシャンクとの間にホルダ部が形成されている。このホルダ部は、らせん状のドリルの尖端溝の回転方向と反対方向に形成されたねじ部を有している。ストッパ要素は、先ずドリル端部の方向からドリルに内側のねじが取付けられて、そのねじにねじ込まれる。ストッパ要素は、ドリル端部の方向に露出されたドリル当接面を有している。最大穴あけ深さを設定するため、ストッパ要素が回転されて所望の軸方向位置へ移動される。穴あけ中にドリルが穴あけする材料との相互作用によってドリル当接面が停止するとすぐに、すなわち、ドリルと共に回転するのが妨げられると、直ちにねじの効果によってドリルは自動的に穴あけされた穴の外へ移動する。
米国特許第6739872号明細書
これらの公知の歯科用ドリル装置及び歯科用ドリルは、異なる欠点を有している。穴あけ深さを決定するための視覚的要素のみが設けられたこれらのドリルは、使用中に実際の穴あけ深さを正確に決定できず、また、視覚的マーキングは汚され、このため読取り不能になるという欠点を有している。
ストッパ要素を有する歯科用ドリル装置では、取扱いが煩雑であることが分かり、例えば、特許文献4に係るものでは、ストッパ要素の長さは、穴あけする穴のそれぞれの穴あけ深さに対して個々に適合させなければならず、また、ドリルストッパ要素は、一旦使用されると再使用することができない。
特許文献1に開示された歯科用ドリル装置の使用中に、ストッパ要素のドリル当接面が
顎骨又は歯茎に接触したとき、その圧力嵌めの結合力に打勝って、穴あけされた穴が深すぎることになる。
顎骨又は歯茎に接触したとき、その圧力嵌めの結合力に打勝って、穴あけされた穴が深すぎることになる。
本発明の一つの目的は、ドリルに対するドリル当接面の位置、すなわち、これによる穴あけする穴の深さを確実かつ簡単な方向で決定することができる歯科用ドリル装置を提案することである。
加えて、本発明による歯科用ドリル装置の全ての要素は、再使用することができる。
加えて、本発明による歯科用ドリル装置の全ての要素は、再使用することができる。
本発明によって、これらの目的は請求項1及び2に係る歯科用ドリル装置によって達成される。
少なくともドリルの軸にほぼ直角に向けられた当接面によって、及び、当接面に係合して協働する対向当接面を有する係合要素によって、ストッパ要素に軸方向にドリル端部から離れる方向の力が作用したとき、ストッパ要素は、ドリル又は延長要素に動かないように確実に保持される。
少なくともドリルの軸にほぼ直角に向けられた当接面によって、及び、当接面に係合して協働する対向当接面を有する係合要素によって、ストッパ要素に軸方向にドリル端部から離れる方向の力が作用したとき、ストッパ要素は、ドリル又は延長要素に動かないように確実に保持される。
好ましい実施形態では、ストッパ要素は、径方向外側に円筒状の案内表面を有している。これは、ストッパ要素を案内し、それによって例えば穴あけする穴の位置及び方向を決めるドリル治具上でドリルを正確に位置決めできるようにする。
他の好ましい実施形態では、歯科用ドリル装置は、患者の口腔に対して固定された位置に固定されるドリル治具を備えている。このドリル治具は、案内面と協働するための係合案内面を有する円筒状の凹部を有している。この協働によって、穴あけされる穴の穴あけ方向及び位置は、ドリル治具によって決定される。穴あけされる穴の不正確な方向及び不正確な位置は回避される。
他の好ましい実施形態では、ドリル治具は、また、係合案内面に対して径方向内側に突出してストッパ要素のドリル当接面と協働する肩部を有している。この実施形態では、最大穴あけ深さは、この肩部とドリル当接面との間の協働によって決定される。
他の好ましい実施形態では、ストッパ要素は、スリーブ状に形成され、係合要素は好ましくは弾性フィンガとして形成されたばね要素に配置されている。この実施形態は、径方向にコンパクトな構造を可能にする。この実施形態は、また、ストッパ要素を受入端部領域の方向から取付けられるようにし、受入凹部の1つに係合する係合要素によってホルダ部に取付けられたストッパ要素は、特定の力に打勝つことによってドリル端部の方向に移動可能であるから、これにより、係合要素は他の受入凹部に移動させることができる。
本発明に係る歯科用ドリル装置の他の好ましい形態は、従属クレームで明らかにされている。
更なる顕著な利点及び作動モードは、この詳細な説明及び図面によって明らかにされる。
本発明に係る歯科用ドリル装置の他の好ましい形態は、従属クレームで明らかにされている。
更なる顕著な利点及び作動モードは、この詳細な説明及び図面によって明らかにされる。
本発明は、図面に単に概略的に示された実施形態に基づいて、以下に更に詳細に説明する。
図1は、本発明に係る歯科用ドリル装置10の第1実施形態を示している。歯科用ドリル12は、一端部に露出されたドリル端部16を有する刃部14を有し、他端部に露出された受入端部領域20を有するシャンク部18を有している。受入端部領域20は、一般的に公知のドリルホルダ装置に受入れられるようになっており、1つの面として形成された回り止め手段22及び周方向に部分的に延びる溝24として設けられた軸方向締結手段24´を有している。回り止め手段22及び軸方向締結手段24´は、歯科用ドリル12が例えばドリル装置又はハンドドリルの一部であるドリルホルダ装置に固定、結合できることを示している。
図1は、本発明に係る歯科用ドリル装置10の第1実施形態を示している。歯科用ドリル12は、一端部に露出されたドリル端部16を有する刃部14を有し、他端部に露出された受入端部領域20を有するシャンク部18を有している。受入端部領域20は、一般的に公知のドリルホルダ装置に受入れられるようになっており、1つの面として形成された回り止め手段22及び周方向に部分的に延びる溝24として設けられた軸方向締結手段24´を有している。回り止め手段22及び軸方向締結手段24´は、歯科用ドリル12が例えばドリル装置又はハンドドリルの一部であるドリルホルダ装置に固定、結合できることを示している。
シャンク部18は、ストッパ要素28のためのホルダ部26を有している。このホルダ部26は、外周溝29として設けられた5つの固定凹部30が形成されたシャンク部18の円筒状の厚肉部によって形成されている。歯科用ドリル12の軸方向Aにおいて、全ての溝29は、同じ幅を有し、歯科用ドリル12の径方向において、これらは同じ深さを有している。軸方向Aにおいて、各固定凹部30は、軸方向Aに直角の環状の当接面32によって、シャンク部18の受入端部領域20の方向の一端で仕切られている。各固定凹部30は、同様に、軸方向Aに直角の他方の環状の仕切面によってドリル端部16の方向に仕切られている。
歯科用ドリル装置10のストッパ要素28は、開いた環状、すなわち、C形のクランプリングによって形成されている。ストッパ要素28は、固定凹部30の1つに挿入されて径方向にクランプされるようになっている。ストッパ要素28は係合要素58を形成する。
以下の説明において、ストッパ要素28は、固定凹部30の1つに挿入された図1に示される状態で記載されている。
ストッパ要素28の外径は、ホルダ部分26の外径よりも大きく、また、刃部14のドリル径よりも大きくなるように設定されている。軸方向Aにおいて測定したクランプリングの幅は、当接面32から固定凹部30の反対側の仕切面までの距離よりも少なくとも僅かに小さく設定されている。この構成により、固定凹部30の1つに嵌め込まれたストッパ要素28は、ホルダ部26及び刃部14から径方向に突出する。当接面32に対向するストッパ要素28の対向当接面35は、軸方向Aに直角で当接面32と協働するものである。ストッパ要素28は、軸方向Aにおいて対向当接面35から離れてドリル端部16に向けて軸方向Aに直角に配置したドリル当接面36を有している。
ストッパ要素28の外径は、ホルダ部分26の外径よりも大きく、また、刃部14のドリル径よりも大きくなるように設定されている。軸方向Aにおいて測定したクランプリングの幅は、当接面32から固定凹部30の反対側の仕切面までの距離よりも少なくとも僅かに小さく設定されている。この構成により、固定凹部30の1つに嵌め込まれたストッパ要素28は、ホルダ部26及び刃部14から径方向に突出する。当接面32に対向するストッパ要素28の対向当接面35は、軸方向Aに直角で当接面32と協働するものである。ストッパ要素28は、軸方向Aにおいて対向当接面35から離れてドリル端部16に向けて軸方向Aに直角に配置したドリル当接面36を有している。
ストッパ要素28は、好ましくは、軸方向Aに垂直な平面に対して対称に形成されて、ドリル当接面39と対向当接面35とが同じ形状である。
顎骨に穴あけする穴の深さを設定するため、ストッパ要素28は固定凹部30の適当な凹部に挿入される。最大穴あけ深さは、ドリル端部16からドリル当接面36への距離によって決定される。別の最大穴あけ深さが要求される場合は、ストッパ要素28はその固定凹部30から移動させて別の固定凹部30に挿入することができる。
顎骨に穴あけする穴の深さを設定するため、ストッパ要素28は固定凹部30の適当な凹部に挿入される。最大穴あけ深さは、ドリル端部16からドリル当接面36への距離によって決定される。別の最大穴あけ深さが要求される場合は、ストッパ要素28はその固定凹部30から移動させて別の固定凹部30に挿入することができる。
軸方向Aに直角に配置されて、軸方向Aに直角に配されたストッパ要素28の対向当接面35と協働する軸方向Aに直角に配置された当接面32により、嵌め合い結合によって穴あけ深さの不用意な変動が防止される。また、ストッパ要素28を固定凹部30の1つから引抜いて別の固定凹部30に挿入することにより、非常に簡単な方法で最大穴あけ深さを調整することが可能である。
他の実施形態及び構造が以下に説明されており、同一又は同様の要素に対して同じ参照符号が使用されている。
図2に示される歯科用ドリル装置10の第2実施形態において、この歯科用ドリル12は、ホルダ部分26の形状を除いて、主に第1実施形態の歯科用ドリル12と同じ構造である。
図2に示される歯科用ドリル装置10の第2実施形態において、この歯科用ドリル12は、ホルダ部分26の形状を除いて、主に第1実施形態の歯科用ドリル12と同じ構造である。
ホルダ部分26において、シャンク部18は、3つの周方向のカフ状厚肉領域40を有している。軸方向Aにおいて刃部14の最も近くに配置された厚肉領域40´は、刃部14から間隔を有している。各厚肉部分40は、ドリル端部16に対向して、歯科用ドリル12の軸方向Aに直角の当接面32を有している。当接面32に隣接して受入端部領域20へ向う各厚肉領域40は、最初は一定の直径を有している。その後、各厚肉領域40は、円筒状のシャンク18の直径へ縮径している。この縮径の結果、截頭円錐状のクランプ面42を介することになる。
個々の厚肉領域40の間に固定凹部30が形成されている。更なる固定凹部30は、刃部14と刃部14の最も近くに配置された厚肉部40´との間に形成される。各固定凹部30は、受入端部領域20の方向において、当接面32によって仕切られている。
ストッパ要素28は、直線部を含むC形断面の中空円筒形状を有し、主に開いたクランプリングとして形成されて、厚肉領域40の1つに径方向に押込まれるようになっている。ストッパ要素28の外装面は、刃部14のドリル直径よりも大きい直径を有する円筒状に設けられている。ストッパ要素28の一端面は、ドリル当接面を形成し、ストッパ要素28が厚肉領域40の1つに押込まれたとき、軸方向Aに直角に配置されてドリル端部16の方向に臨む。
ストッパ要素28の外装面は、ドリル治具100の係合案内面106と協働する案内面37を形成し、これは以下に更に記載されている。
以下の記載において、ストッパ要素28は、厚肉領域40の1つに取付けられたステーク(stake)として説明されている。
以下の記載において、ストッパ要素28は、厚肉領域40の1つに取付けられたステーク(stake)として説明されている。
ストッパ要素28は、C形円筒状の内装面から突出して円周方向に延びて軸方向に互いに間隔を有する2つの隆起44、46によって、歯科用ドリル12のホルダ部26の厚肉領域40に保持されている。この目的のため、受入端部領域に対向する隆起44は、クランプ面42と協働する係合クランプ面48を有している。他方の隆起46は、係合要素58を形成し、当接面32と協働する対向当接面35を有している。対向当接面35は、当接面32と同様、軸方向Aに直角である。隆起44、46の(軸方向Aにおける)幅は、厚肉領域40の互いの軸方向の間隔よりも小さく設定されている。
厚肉領域40の1つに取付けられたストッパ要素28は、その内装面と共に、ドリル端部16の方向に隣接して配置された厚肉領域40上に配置され、その結果として、ストッパ要素28は、その厚肉領域40上で支持される。
ストッパ要素28が刃部14の最も近くに配置された厚肉領域40´に取付けられたとき、ストッパ要素28は、刃部14で支持される。この目的のため、刃部14は、厚肉部40´に対向して、ストッパ要素28の支持面110に係合するように形成された截頭円錐状の外装面を有している。支持面110は、ドリル当接面36から始まってストッパ要素28の内装面の直径へ縮径されている。
第2実施形態に係る歯科用ドリル装置10の取扱いは、上述の第1実施形態に係る歯科用ドリル装置の取扱いとほぼ同様である。最大穴あけ深さは、刃部14のドリル端部16からのドリル当接面36の距離によって決定される。最大穴あけ深さは、ストッパ要素28をホルダ部26から径方向に引抜いて所望の厚肉領域40に取付けることによって変更することができる。当接面32と当接面32と協働する対向当接面35との間の嵌め合い結合によって、軸方向Aにおける最大穴あけ深さの不用意な変動が防止される。軸方向Aにおけるストッパ要素28の確実な取付は、対向当接面35が当接面32に堅固に押付けられることによるクランプ面42と係合クランプ面48との協働によって確保される。径方向において、ストッパ要素28は、クランプリングとして設けられることによって歯科用ドリル12に圧力嵌めで固定される。
本発明に係る歯科用ドリル装置の第3実施形態が図3及び図4示されている。
ホルダ部26の形状を除いて、この歯科用ドリル12は、第1実施形態に係る歯科用ドリル12とほぼ同様に形成されている。
ホルダ部26の形状を除いて、この歯科用ドリル12は、第1実施形態に係る歯科用ドリル12とほぼ同様に形成されている。
シャンク部18は、一定の直径を有し、ホルダ部26に外周溝52として設けられた3つの固定凹部30を有している。ホルダ部26は、刃部14に隣接している。各固定凹部30は、シャンク部18の受入端部領域20側へ向けられて歯科用ドリル12の軸方向Aに直角の当接面32によって一端部が仕切られ、傾斜状のクランプ面42によって他端部が仕切られている。
各固定凹部30は、当接面32とクランプ面42との間に一定の直径の円筒面を有している。クランプ面42は、截頭円錐状の外装面に配置され、固定凹部30の円筒面からドリル端部16の方向に傾斜状に上昇している。シャンク部18の直径は、刃部14のドリル直径よりも小さく設定されている。
ストッパ要素28は、スリーブ状の形状を有し、シャンク部18の受入端部20の方向から歯科用ドリル12に取付けられるようになっている。以下の記載において、ストッパ要素28は歯科用ドリル12に取付けられた状態で説明されている。
固定凹部30の1つに係合するための係合要素58の領域を除いて、ストッパ要素28内径は、刃部14のドリル直径にほぼ等しい。ストッパ要素28は、ドリル端部16に向う軸方向Aにおける一端部に軸方向Aに直角の前方のドリル当接面36を有し、他端部に端面60を有している。ドリル当接面36に隣接してストッパ要素28の径方向内側の外装装面に含まれる軸方向端部領域は、刃部14に支持されている。円筒状の外装面上に配置されたストッパ要素28の外装面は、案内面37を形成して、ドリル治具100の係合案内面106と協働することができる(図9参照)。ストッパ要素28をドリル治具100に容易に挿入できるようにする場合、ストッパ要素28にドリル当接面36に隣接して截頭円錐面によって形成された外装面領域を設ける。
ストッパ要素28は、端面60から始まって軸方向Aに沿ってストッパ要素28の約3分の2の長さまで延びて端面60の方向に開放する6つの凹部62を有し、これにより、弾性アームとして設けられた3つのばね要素64がストッパ要素28に形成されている。ばね要素64は、円周方向に互いに等間隔に配置されている。各ばね要素64は、その自由端領域において、固定凹部30の1つに係合するための係合要素58を有している。各係合要素58は、受入端部領域20の方向に臨む対向当接面35を有しており、この対向当接面35は、固定凹部30を仕切る当接面32と協働するためのものである。
係合クランプ面48は、係合要素58の対向当接面35から軸方向Aに沿って離れる方向に向けられて、固定凹部30のクランプ面42の1つと協働するようになっており、係合要素58が固定凹部30の1つに係合したとき、それぞれの固定凹部30のクランプ面42で支持される。係合クランプ面48とクランプ面42との間の協働及びばね要素64の力によって、対向当接面35は、押圧されて、当接面32に支持される。対向当接面35は、同様に、軸方向Aに直角である。
第3実施形態に係る歯科用ドリル装置10は、以下の方法で使用される。
ストッパ要素28は、ドリル当接面36を前方にして受入端部領域20の方向から歯科用ドリル12に取付けられる。係合要素58の係合クランプ面48がシャンク部18に押付けるようになると、直ちにばね要素64が径方向に撓み、これにより、対向当接面35が弾性変形によって軸方向Aに直角ではない位置へ押される。対向当接面35の径方向内側端縁部が当接面32を通過すると、直ちにばね要素64は、軸方向Aに平行な向きに移動し、これにより、係合要素58は固定凹部30に係合して、対向当接面35は軸方向Aに直角な位置に移動される。ばね要素64のばね力及びクランプ面42と係合クランプ面42との間の協働により、対向当接面35が押圧されて当接面32に接触する。当接面32と対向当接面35との間に作用する圧入嵌めにより、ストッパ要素28は、固定凹部30の1つに保持されて、受入端部領域20の方向に移動することができない。
ストッパ要素28は、ドリル当接面36を前方にして受入端部領域20の方向から歯科用ドリル12に取付けられる。係合要素58の係合クランプ面48がシャンク部18に押付けるようになると、直ちにばね要素64が径方向に撓み、これにより、対向当接面35が弾性変形によって軸方向Aに直角ではない位置へ押される。対向当接面35の径方向内側端縁部が当接面32を通過すると、直ちにばね要素64は、軸方向Aに平行な向きに移動し、これにより、係合要素58は固定凹部30に係合して、対向当接面35は軸方向Aに直角な位置に移動される。ばね要素64のばね力及びクランプ面42と係合クランプ面42との間の協働により、対向当接面35が押圧されて当接面32に接触する。当接面32と対向当接面35との間に作用する圧入嵌めにより、ストッパ要素28は、固定凹部30の1つに保持されて、受入端部領域20の方向に移動することができない。
ドリル端部16の方向へ向けられた最小限の力が作用することによって、ストッパ要素28は、ドリル端部16の方向に移動させることができ、ストッパ要素28の係合要素58は、ドリル端部16の方向の次に配置された固定凹部30に移動させることができる。傾斜状のクランプ面42及び係合クランプ面48により、ばね要素64は、ストッパ要素28がドリル端部16に向って移動したとき、径方向に撓ませられる。係合要素58は、上述の方法で次の固定凹部30に係合する。次の固定凹部30がない場合には、ストッパ要素28は、刃部14を通って引抜くことができる。係合要素58は、この場合、刃部14のチップ溝に案内される。
係合要素58が固定凹部30の1つに係合された場合、第3実施形態のストッパ要素28は、嵌め合い結合によって歯科用ドリル12に保持されて、受入端部領域20の方向に移動できないようにする。このようにして、ドリル当接面36のドリル端部16からの距離が不用意に増大するのが防止される。これに対して、ドリル当接面36のドリル端部16からの距離は、ドリル端部16の方向へのストッパ要素28の移動によって減少させることができる。
本発明に係る歯科用ドリル装置の第4実施形態が図5乃至図8に示されている。
この歯科用ドリル装置10は、第1実施形態の歯科用ドリルに類似した構造の歯科用ドリル12を備えるが、第4実施形態の歯科用ドリル12は、ホルダ部を有していない。ドリルシャンク70が歯科用ドリル12の刃部14に一体に形成されており、このドリルシャンク70は、第1実施形態の歯科用ドリルと同様に、露出されたアセンブリ端部領域76、軸締結手段24´及び回り止め手段22を備えている。ドリルシャンク70は、第1実施形態の歯科用ドリルのシャンク部よりも短い。アセンブリ端部領域76は、対応する延長要素74の受入凹部72に受入れられるようになっている。
この歯科用ドリル装置10は、第1実施形態の歯科用ドリルに類似した構造の歯科用ドリル12を備えるが、第4実施形態の歯科用ドリル12は、ホルダ部を有していない。ドリルシャンク70が歯科用ドリル12の刃部14に一体に形成されており、このドリルシャンク70は、第1実施形態の歯科用ドリルと同様に、露出されたアセンブリ端部領域76、軸締結手段24´及び回り止め手段22を備えている。ドリルシャンク70は、第1実施形態の歯科用ドリルのシャンク部よりも短い。アセンブリ端部領域76は、対応する延長要素74の受入凹部72に受入れられるようになっている。
延長要素74は、1つの径方向段付部を有するシャンク部18を備えている。より大きな径を有する段付のシャンク部18の領域は、ホルダ部26を形成している。シャンク部18は、ホルダ部26の内部に受入凹部72が設けられている。シャンク部18は、受入凹部72の反対側の端部に受入端部領域20を有している。受入端部領域20は、ドリルホルダ装置に受入れられるようになっている。この目的のため、受入端部領域20は、軸方向締結手段24´及び回り止め手段22を有しており、これらは、歯科用ドリル12の軸方向締結手段24´及び回り止め手段22と同様に形成されている。スリーブ状のストッパ要素28をホルダ部26に取付けることができる。
以下の記述において、歯科用ドリル装置10は、歯科用ドリル12のアセンブリ端部領域76がばね要素、好ましくは軸方向締結手段24´に係合するスプリングアーム77によって受入凹部72に保持された状態で説明されている。更に、ストッパ要素28は、ドリル端部16の方向からホルダ部26に押付けられる。
ホルダ部26は、主に、スリーブ状のストッパ要素28の案内面として機能する径方向外側の円筒外装面を有している。ホルダ部26の外径は、歯科用ドリル12のドリル直径よりも僅かに大きく設定されている。複数の溝によって形成されたチャンネル状構造がホルダ部26に設けられている。案内溝78が歯科用ドリル12の軸方向Aに延びており、ドリル端部16の方向に開放している。3つの固定凹部30が案内溝78から円周方向に延びる円周方向溝80として形成されており、これらの円周方向溝80の全ては同じ方向になっている。円周方向溝80は、全て同じ長さを有し、案内溝78から円周方向に離れた端部領域にロック凹部82を有している。案内溝78(円周方向において)及び円周方向溝80(軸方向において)の断面はほぼ同じであり、外装面に隣接して径方向に平行に延びる側壁83を有している。案内溝78及び円周方向溝80の溝底は、円筒形状である。ロック凹部82は、固定凹部30の他の領域よりも径方向に深く、側壁83が径方向に延びて溝底に続いており、これにより、固定凹部30の領域において、より深くなっている。
各固定凹部30は、軸方向Aにほぼ直角の当接面32を有しており、これは、受入端部領域20の方向の固定凹部30を仕切る側壁の部分によって形成されている。
各固定凹部30は、軸方向Aにほぼ直角の当接面32を有しており、これは、受入端部領域20の方向の固定凹部30を仕切る側壁の部分によって形成されている。
ホルダ部26に取付けることができるストッパ要素28は、スリーブ状の形状を有している。ストッパ要素28は、軸方向Aにおいて、ドリル端部16に向う一端部に軸方向Aに直角に配置された前方のドリル当接面36を有し、他端部に他端面60を有している。円筒状の外装面を配置するストッパ要素28の外装面は、案内面37を形成している。図9に関連して更に詳細に説明するドリル治具100を使用するとき、案内面37は、ドリル治具100の係合案内面106と協働する。
円周方向に配置されて弾性フィンガとして設けられたばね要素84は、ストッパ要素28上のスリット状凹部86によって形成されている。この凹部86は、端面60から始まって最初に軸方向Aに延び、そして、円周方向に延びている。
ばね要素84の自由端領域には、径方向内側へ突出して溝78、80に係合するピン状の係合要素58が締結されている。ばね要素84の径方向内側表面に隣接する係合要素58は、円筒状部分及び径方向後端にロック凹部82と協働する球状部分を有している。この円筒状部分は、当接面32の1つと協働する対向当接面35を形成している。球状部分及び円筒状部分の直径は、固定凹部30内の係合要素58が軸方向Aに小さい遊びを有するように設定されている。
第4実施形態に係る歯科用ドリル装置10は、以下の方法で使用される。
歯科用ドリル12は、アセンブリ領域76が延長要素74の受入凹部72に挿入され、その結果、スプリングアーム77が歯科用ドリル12の軸方向締結手段24´に係合する。
歯科用ドリル12は、アセンブリ領域76が延長要素74の受入凹部72に挿入され、その結果、スプリングアーム77が歯科用ドリル12の軸方向締結手段24´に係合する。
ストッパ要素28は、端面60を前方にしてドリル端部16の方向から歯科用ドリル12に取付けられてホルダ部26に向って軸方向Aに沿って移動される。ストッパ要素28をホルダ部26に取付けるとき、係合要素58が案内溝78に確実に整合するように注意しなければならない。ストッパ要素28が更に移動されたとき、係合要素58は、案内溝78に案内される。
押込まれたストッパ要素28によってスプリングアーム77が径方向に撓むことができなくなり、その結果、歯科用ドリル12は、延長要素74の受入凹部72に締結される。
ストッパ要素28の軸方向Aの変位によって係合要素が所望の固定凹部30に整合されると、ストッパ要素28は、円周方向に回転させることができ、その結果、係合要素58は、固定凹部30のロック凹部82に係合する。
ストッパ要素28の軸方向Aの変位によって係合要素が所望の固定凹部30に整合されると、ストッパ要素28は、円周方向に回転させることができ、その結果、係合要素58は、固定凹部30のロック凹部82に係合する。
係合要素58が固定凹部30の1つに係合したとき、ストッパ要素28は、当接面32と対向当接面35との間の嵌め合い結合によって、軸方向Aに、特に、シャンク部18の受入端部領域20の方向に固定される。係合要素58がロック凹部83の1つに係合したとき、ストッパ要素28は、圧力嵌めによって円周方向の回転に対して堅固に保持される。
第4実施形態に係る歯科用ドリル装置10の所望の最大穴あけ深さは、ドリル当接面36のドリル端部16からの距離によって決定される。
最大穴あけ深さは、非常に簡単な方法で調整することができる。そうするためには、ストッパ要素28が先ず円周方向に案内溝78の方向に回転されて、圧力嵌め結合に打勝つことによって、係合要素58が係合していたロック凹部82の外へ移動される。その後、ストッパ要素28が軸方向Aに移動されて、係合要素58が他の固定凹部30に整合され、ストッパ要素28を回転させることにより、係合要素58がその固定凹部30に係合する。
最大穴あけ深さは、非常に簡単な方法で調整することができる。そうするためには、ストッパ要素28が先ず円周方向に案内溝78の方向に回転されて、圧力嵌め結合に打勝つことによって、係合要素58が係合していたロック凹部82の外へ移動される。その後、ストッパ要素28が軸方向Aに移動されて、係合要素58が他の固定凹部30に整合され、ストッパ要素28を回転させることにより、係合要素58がその固定凹部30に係合する。
ストッパ要素28が延長要素74のホルダ部26に予め取付けられることも同様に考えることができる。この場合、スプリングアーム77は、ストッパ要素28に対する移動の自由度が大きいので、歯科用ドリル12のアセンブリ領域76が受入開口72に挿入されたとき、スプリングアーム77は、撓んで軸方向締結手段24´をロックすることができる。
上述の実施形態において、所望の穴あけ深さは、ドリル当接面36のドリル端部16からの距離によって決定される。顎骨にあける穴が所望の穴あけ深さに達したとき、当接面は顎骨すなわち顎骨の周囲の歯茎を押圧する。
図9は、第2実施形態に係る歯科用ドリル装置の他の形態を示している。この形態は、ストッパ要素28が取付けられた歯科用ドリル12を案内するドリル治具100を有している。
ドリル治具100は、患者の口腔に対して固定位置に締結されるようになっている。ドリル治具100は、好ましくは、上顎又は下顎の窪みに結合される。ドリル治具100は、固定されたドリル治具スリーブ104を挿入させるドリル治具プレート102を有している。ドリル治具スリーブ104の径方向内側表面は、ストッパ要素28の案内表面37に対する係合案内表面106を形成している。ドリル治具104は、軸方向端部領域に径方向内側に突出する環状肩部108を有している。この肩部108は、ストッパ要素28のドリル当接面38に対する対向当接部を形成する。
図9に示される歯科用ドリル装置10は、以下の方法で使用される。
患者を治療するため、ドリル治具100は、患者の口腔に、又は、口腔に隣接して配置され、口腔に対する位置が固定される。ドリル治具100の肩部108は、穴あけされる穴、すなわち、顎骨に向けられる。所望の穴あけ深さは、歯科用ドリル12上のストッパ要素28により、ストッパ要素28を厚肉部40の1つに取付けることによって決定される。この実施形態では、所望の最大穴あけ深さは、ドリル当接面36の肩部108からの距離によって決定される。穴あけする穴の位置及び方向は、ドリル治具のドリルスリーブ104によって形成される凹部へのストッパ要素28の挿入及びストッパ要素28の案内面37と対向当接面106との間の協働により決定される。
患者を治療するため、ドリル治具100は、患者の口腔に、又は、口腔に隣接して配置され、口腔に対する位置が固定される。ドリル治具100の肩部108は、穴あけされる穴、すなわち、顎骨に向けられる。所望の穴あけ深さは、歯科用ドリル12上のストッパ要素28により、ストッパ要素28を厚肉部40の1つに取付けることによって決定される。この実施形態では、所望の最大穴あけ深さは、ドリル当接面36の肩部108からの距離によって決定される。穴あけする穴の位置及び方向は、ドリル治具のドリルスリーブ104によって形成される凹部へのストッパ要素28の挿入及びストッパ要素28の案内面37と対向当接面106との間の協働により決定される。
したがって、図9に係る歯科用ドリル装置によって、非常に簡単な方法で、所望の位置に所望の方向に所望の深さで穴あけすることができる。穴あけ工程中に穴あけされた穴から出た材料によって生じる阻害要因は、穴あけする穴の正確さに影響することがない。
ドリル治具100の肩部108がない場合でも同様に考えることができる。これにより、最大穴あけ深さは、当接面36のドリル端部16からの距離によって設定される。最大穴あけ深さに達したとき、ドリル当接面36は、顎骨すなわち歯茎に当接する。
もちろん、ドリル治具100の使用は、第2実施形態に係る歯科用ドリルに限定されるものではない。第3実施形態に係る歯科用ドリル又は第4実施形態に係る延長要素と組合わせた歯科用ドリルは、同様に、ドリル治具と共に使用することができる。
ドリル治具を使用しないで穴あけがされた場合、第3及び第4実施形態の径方向案内面37は、ある要素に横方向に当接することによって、穴あけ中に容易に案内することができる。
全ての実施形態において、固定凹部の数は、もちろん、殆どあらゆる所望の範囲で変更することができ、これらの実施形態に示された数に限定されることはない。
同様に、最初の3つの実施形態は、延長要素を有していないが、これらは、第4実施形態と同様、実際には延長要素を利用することができる。そして、ホルダ部は、この歯科用ドリルには設けられないが、代わりに、延長要素に設けられる。従って、ストッパ要素は、歯科用ドリルには保持されないが、代りに、延長要素に保持される。必要な調整は、当業者には、直ちに分かる。
同様に、最初の3つの実施形態は、延長要素を有していないが、これらは、第4実施形態と同様、実際には延長要素を利用することができる。そして、ホルダ部は、この歯科用ドリルには設けられないが、代わりに、延長要素に設けられる。従って、ストッパ要素は、歯科用ドリルには保持されないが、代りに、延長要素に保持される。必要な調整は、当業者には、直ちに分かる。
第4実施形態は、同様に、延長要素なしで実施することができる。そして、第1乃至第3実施形態の歯科用ドリルと同様、ホルダ部が歯科用ドリルのシャンク部に配置される。その結果、ストッパ要素は、歯科用ドリルに保持される。必要な調整は、当業者にはやはり明白である。
10 歯科用ドリル装置、12 歯科用ドリル、14 刃部、16 ドリル端部、18 シャンク部、20 受入端部領域、26 ホルダ部、28 ストッパ要素、30 固定凹部、32 当接面、35 対向当接面、36 ドリル当接面、58 係合要素、74 延長要素、A 軸方向
Claims (10)
- ドリル(12)及び該ドリルに取付けられたストッパ要素(28)を有する歯科用ドリル装置であって、前記ドリル(12)は、一端部に前方のドリル端部(16)を有する刃部(14)を有し、他端部にドリルホルダ装置に受入れられる受入端部領域(20)を有するシャンク部(18)を有し、該シャンク部(18)は、前記ストッパ要素(28)のためのホルダ部(26)を有し、前記ストッパ要素(28)は、前記ドリル端部(16)の方向に臨んで該ドリル端部(16)から所望の距離で前記ドリル(12)に保持されるドリル当接面(36)を有し、前記ドリル(12)の前記ホルダ部(26)に前記ドリル(12)の軸方向(A)に互いに間隔を有する複数の固定凹部(30)が配置され、前記ストッパ要素(28)は、前記固定凹部(30)の1つに係合する係合要素(58)を有しており、前記固定凹部(30)は、前記受入端部領域(20)の方向側で、前記軸方向(A)に少なくともほぼ直角に延びる当接面(32)によって仕切られ、前記係合要素(58)は、適当な前記当接面(32)に係合して協働する対向当接面(35)を有していることを特徴とする歯科用ドリル装置。
- 軸方向(A)を規定するドリル(12)、延長要素(74)及び該延長要素に取付けられたストッパ要素(28)を有する歯科用ドリル装置であって、前記ドリル(12)は、一端部に前方のドリル端部(16)を有する刃部(14)を有し、他端部が前記延長要素(74)に保持されるようになっており、前記延長要素(74)は、ドリルホルダ装置に受入れられる受入端部領域(20)及び前記ストッパ要素(28)のためのホルダ部(26)を有し、前記ストッパ要素(28)は、前記ドリル端部(16)の方向に臨んで該ドリル端部(16)から所望の距離で前記延長要素(74)に保持されるドリル当接面(36)を有し、前記延長要素(74)の前記ホルダ部(26)に前記延長要素(74)の軸方向(A)に互いに間隔をもって複数の固定凹部(30)が配置され、前記ストッパ要素(28)は、前記固定凹部(30)の1つに係合する係合要素(58)を有し、前記固定凹部(30)は、前記軸方向(A)に少なくともほぼ直角に延びる当接面(32)によって前記受入端部領域の方向側で仕切られ、前記係合要素(58)は、適当な前記当接面(32)に係合して協働する対向当接面(35)を有していることを特徴とする歯科用ドリル装置。
- 前記ストッパ要素(28)は、径方向外側の円筒状の案内面(37)を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載の歯科用ドリル装置。
- 患者の口腔に対して固定位置で固定されるドリル治具(100)が設けられ、該ドリル治具(100)は、前記ストッパ要素(28)の前記案内面(37)と協働する円筒状の係合案内面(106)を有する凹部を有していることを特徴とする請求項3に記載の歯科用ドリル装置。
- 前記ドリル治具(100)は、前記係合案内面(106)に対して、径方向内側に突出して前記ストッパ要素(28)の前記ドリル当接面(36)と協働する肩部(108)を有していることを特徴とする請求項4に記載の歯科用ドリル装置。
- 前記各当接面(32)には、前記ストッパ要素(28)と協働して前記当接面(32)に当接する前記対向当接面(35)を保持する截頭円錐状のクランプ面(42)が設けられていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の歯科用ドリル装置。
- 前記クランプ面(42)は、前記係合要素(58)と協働することを特徴とする請求項6に記載の歯科用ドリル装置。
- 前記各固定凹部(30)は、ロック凹部(82)を有し、前記係合要素(58)は、適当な前記ロック凹部(82)に圧力嵌めによって係合して前記ストッパ要素(28)を円周方向に固定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の歯科用ドリル装置。
- 前記ストッパ要素(28)は、スリーブ形状に形成され、前記係合要素(58)は、弾性フィンガとして設けられたばね要素(64、84)上に配置されていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の歯科用ドリル装置。
- 前記ストッパ要素(28)は、前記ドリル当接面(36)に隣接して刃部(14)に当接する径方向内側の外装面を有していることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の歯科用ドリル装置。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP05019271A EP1759654B1 (de) | 2005-09-05 | 2005-09-05 | Dentalbohrvorrichtung mit einem Stoppelement |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007069002A true JP2007069002A (ja) | 2007-03-22 |
Family
ID=35841949
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006239055A Pending JP2007069002A (ja) | 2005-09-05 | 2006-09-04 | ストッパ要素付歯科用ドリル装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20070099150A1 (ja) |
EP (2) | EP1886642B1 (ja) |
JP (1) | JP2007069002A (ja) |
AT (2) | ATE392860T1 (ja) |
DE (2) | DE502005003852D1 (ja) |
ES (1) | ES2303978T3 (ja) |
Cited By (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100924092B1 (ko) | 2007-11-30 | 2009-11-02 | 김영기 | 임플란트 시술용 확공기 |
KR100948616B1 (ko) * | 2008-07-15 | 2010-03-18 | 공용표 | 스토퍼가 구비된 임플란트 시술용 드릴 |
WO2010050769A2 (ko) * | 2008-10-30 | 2010-05-06 | Yi Tae-Kyoung | 임플란트 천공용 드릴과 매개부싱이 포함된 유도부싱 어셈블리 및 이를 이용한 임플란트 정밀유도식립 장치 |
WO2010050768A2 (ko) * | 2008-10-30 | 2010-05-06 | Yi Tae-Kyoung | 임플란트 정밀유도식립 장치 |
KR100985604B1 (ko) | 2008-03-14 | 2010-10-05 | 주식회사 덴티스 | 상악동 거상술용 중공형 드릴 |
JP2010533539A (ja) * | 2008-02-04 | 2010-10-28 | グ ホー,ヨン | 上顎洞膜挙上用ドリル |
KR101028889B1 (ko) | 2010-07-30 | 2011-04-12 | 주식회사 쎄타텍 | 의료용 드릴 및 이의 제조방법 |
JP2012029977A (ja) * | 2010-08-02 | 2012-02-16 | Gc Corp | ストッパ収納ケース |
KR101205841B1 (ko) | 2011-09-22 | 2012-11-28 | 오스템임플란트 주식회사 | 치과용 드릴, 드릴셋트 및 치조골의 천공방법 |
JP2014039981A (ja) * | 2012-08-22 | 2014-03-06 | Miyanaga:Kk | 穿孔深さ規制機能付き穿孔具 |
KR101373363B1 (ko) * | 2008-07-25 | 2014-03-13 | 이도상 | 임플란트 시술용 상악동 거상공구 |
KR101735844B1 (ko) | 2010-09-27 | 2017-05-15 | 가부시키가이샤 지씨 | 스토퍼 수납 케이스 |
KR200490876Y1 (ko) * | 2019-10-28 | 2020-01-15 | 주식회사 덴탈스튜디오 | 치과 드릴 조립체용 탄성수단 |
KR102082212B1 (ko) * | 2019-10-28 | 2020-02-26 | 주식회사 덴탈스튜디오 | 치과용 드릴 조립체 |
KR20200069744A (ko) * | 2018-12-07 | 2020-06-17 | 주식회사 디오 | 임플란트용 트레파인 드릴 |
USD898915S1 (en) | 2018-06-11 | 2020-10-13 | Chun-Leon Chen | Five levels drill for dental implant |
KR20210124084A (ko) * | 2020-04-06 | 2021-10-14 | (주)메디메카 | 치아 임플란트 시술용 드릴의 가이드 장치 |
KR102443192B1 (ko) * | 2022-04-12 | 2022-09-15 | 주식회사 도원안전연구원 | 안전진단에 필요한 콘크리트 염화물 함량 시험을 위한 시료 채취장치 |
KR20220160758A (ko) * | 2021-05-28 | 2022-12-06 | (주)주원에이치티엘 | 임플란트 시술용 드릴 어셈블리 |
KR102576600B1 (ko) * | 2022-05-27 | 2023-09-07 | 허채헌 | 임플란트용 밀링 버 및 이를 이용한 임플란트용 홀 형성방법 |
KR102638863B1 (ko) * | 2023-03-31 | 2024-02-22 | 이젠임플란트 주식회사 | 치아 임플란트용 드릴장치 |
Families Citing this family (33)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7771143B2 (en) * | 2006-03-03 | 2010-08-10 | Warsaw Orthopedic, Inc | Drill bit assembly with adjustable drill stop sleeve |
PL1867297T3 (pl) * | 2006-06-16 | 2009-09-30 | Straumann Holding Ag | Zestaw obejmujacy pewną liczbę tulei ograniczających głębokość wiercenia oraz blok montażowy |
DE502006005519D1 (de) * | 2006-06-27 | 2010-01-14 | Straumann Holding Ag | Bohrer für die Dentalimplantologie |
US8460297B2 (en) * | 2007-01-05 | 2013-06-11 | Biomet 3I, Llc | Drill bit assembly for bone tissue including depth limiting feature |
KR100893287B1 (ko) | 2007-08-07 | 2009-04-17 | 오스템임플란트 주식회사 | 다단구조를 이용한 치과용 임플란트 드릴 |
DE102007048626B3 (de) * | 2007-10-01 | 2009-04-09 | Wieland Dental Implants Gmbh | Tiefenanschlag und Abziehvorrichtung für einen solchen Tiefenanschlag |
KR100936292B1 (ko) | 2007-11-20 | 2010-01-13 | 김수홍 | 블록 본 이식 시술용 드릴기구 |
US8496665B2 (en) | 2008-02-13 | 2013-07-30 | Biomet C.V. | Drill sleeve |
US8226654B2 (en) | 2008-12-04 | 2012-07-24 | Aeton Medical Llc | Trocar-tipped drill bit |
CH700105A2 (de) * | 2008-12-15 | 2010-06-15 | Straumann Holding Ag | Set von Dentalbohrern. |
US9039414B2 (en) * | 2009-02-06 | 2015-05-26 | Scott E. Bulloch | Drill guide pin, shank, cannulated drill bit, and driver for creating a hole in a bone |
US8721234B2 (en) | 2009-02-24 | 2014-05-13 | Black & Decker Inc. | Depth gauge for drill bit |
US8740513B2 (en) | 2009-02-24 | 2014-06-03 | Black & Decker Inc. | Dust collector for use with drill bit or drill bit depth stop |
US8662801B2 (en) | 2009-02-24 | 2014-03-04 | Black & Decker Inc. | Depth gauge for drill bit |
EP2246007A1 (de) | 2009-04-28 | 2010-11-03 | Nanolize GmbH | Dentalbohrsystem |
KR100962166B1 (ko) * | 2009-05-04 | 2010-06-10 | 주식회사 이노바이오써지 | 임플란트용 일체형 치조골절개 확장기 |
KR101037895B1 (ko) * | 2010-01-07 | 2011-05-30 | 주식회사 이노바이오써지 | 임플란트용 일체형 치조골절개 확장기 |
US20110238071A1 (en) * | 2010-03-24 | 2011-09-29 | Alain Fernandez-Scoma | Drill assistance kit for implant hole in a bone structure |
US8876444B1 (en) * | 2010-06-02 | 2014-11-04 | Besarion Chanturidze | Depth limiting device for a boring tool |
TWI448276B (zh) * | 2010-11-26 | 2014-08-11 | Po Kun Cheng | 牙齒定位模板及其製造方法 |
DE102011075040B4 (de) * | 2011-05-02 | 2013-10-31 | Hilti Aktiengesellschaft | Bohrer und Zubehör für einen Bohrer |
US9707051B1 (en) * | 2011-09-14 | 2017-07-18 | Ss White Burs, Inc. | Depth limiting bur |
WO2014066332A1 (en) * | 2012-10-25 | 2014-05-01 | Biohorizons Implant Systems, Inc | Depth stop for surgical instruments |
US9713510B2 (en) | 2014-03-17 | 2017-07-25 | Implant Direct Sybron International Llc | Drill limit system and method of using same |
US10213273B2 (en) | 2014-03-17 | 2019-02-26 | Implant Direct Sybron International Llc | Drill limit system and method of using same |
WO2016043578A1 (en) * | 2014-09-19 | 2016-03-24 | Stichting Vu-Vumc | Kit for the implantation of a dental implant |
CA2986708A1 (en) * | 2015-05-21 | 2016-11-24 | Huwais IP Holding LLC | Axial stop gauge and jig guide for surgical drill |
WO2018071863A1 (en) * | 2016-10-14 | 2018-04-19 | Huwais IP Holding LLC | Universal keyless guided surgery system |
US11045212B2 (en) * | 2018-03-21 | 2021-06-29 | Aristotech Industries Gmbh | Instruments for drilling holes for bone screws |
DE102018126242A1 (de) * | 2018-10-22 | 2020-04-23 | Eberhard Karls Universität Tübingen Medizinische Fakultät | Abstandshalter für ein endodontisches Instrument |
US20220313278A1 (en) | 2019-08-14 | 2022-10-06 | Versah, LLC | Universal keyless guided surgery system |
CN113100974B (zh) * | 2021-04-12 | 2022-05-17 | 泰州市奥美齿科制品有限公司 | 一种牙齿切削染色处理装置 |
IT202100010646A1 (it) * | 2021-04-27 | 2022-10-27 | Sweden & Martina Spa | Sistema di bloccaggio tra fresa e stop utilizzato nelle procedure chirurgiche dell’implantologia |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5947654A (en) * | 1998-04-14 | 1999-09-07 | Mcdonnell Douglas Corporation | Drill/countersink nosepiece assembly |
JP2003501135A (ja) * | 1999-06-03 | 2003-01-14 | アルスリン エス アー | 口腔外科で使用される穿孔器具のストッパを備えた安全装置、並びに穿孔深さを前校正および記憶する装置 |
WO2004043270A1 (en) * | 2002-11-13 | 2004-05-27 | Zwirnmann Ralph F | Adjustable length tap and method for drilling and tapping a bore in bone |
WO2005053567A1 (en) * | 2003-12-03 | 2005-06-16 | Jong-Pil Kim | Assistant for implant stent |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4710075A (en) * | 1986-10-01 | 1987-12-01 | Boehringer Mannheim Corporation | Adjustable drill gauge |
US5252010A (en) * | 1991-03-22 | 1993-10-12 | Technical Manufacturing Corporation | Adjustable stop assembly for a press |
FR2676639A1 (fr) * | 1991-05-21 | 1992-11-27 | Peltier Patrick | Perfectionnements aux forets helicouidaux pour la chirurgie osseuse, en particulier pour la chirurgie dentaire. |
SE9201670D0 (sv) | 1992-05-27 | 1992-05-27 | Astra Ab | Method of treating surgical drill, surgical drill and use of surgical drill |
US5591207A (en) * | 1995-03-30 | 1997-01-07 | Linvatec Corporation | Driving system for inserting threaded suture anchors |
US5890897A (en) | 1996-07-22 | 1999-04-06 | Kruger; Bernard M. | Adjustable length drills |
AU8432298A (en) * | 1997-08-13 | 1999-03-08 | Imz Fertigungs- Und Vertriebsgesellschaft Fur Dentale Technologie Mbh | Implant insert for stimulating gum growth |
US5941706A (en) | 1997-10-20 | 1999-08-24 | Ura; Robert S. | Variable depth medical drill and method of making the same |
US6514258B1 (en) | 1998-11-04 | 2003-02-04 | Implant Innovations, Inc. | Penetration limiting stop elements for a drill bit used for bone tissue |
-
2005
- 2005-09-05 EP EP07017526A patent/EP1886642B1/de not_active Not-in-force
- 2005-09-05 AT AT05019271T patent/ATE392860T1/de not_active IP Right Cessation
- 2005-09-05 ES ES05019271T patent/ES2303978T3/es active Active
- 2005-09-05 EP EP05019271A patent/EP1759654B1/de not_active Not-in-force
- 2005-09-05 DE DE502005003852T patent/DE502005003852D1/de active Active
- 2005-09-05 DE DE502005009058T patent/DE502005009058D1/de active Active
- 2005-09-05 AT AT07017526T patent/ATE457699T1/de not_active IP Right Cessation
-
2006
- 2006-09-01 US US11/514,462 patent/US20070099150A1/en not_active Abandoned
- 2006-09-04 JP JP2006239055A patent/JP2007069002A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5947654A (en) * | 1998-04-14 | 1999-09-07 | Mcdonnell Douglas Corporation | Drill/countersink nosepiece assembly |
JP2003501135A (ja) * | 1999-06-03 | 2003-01-14 | アルスリン エス アー | 口腔外科で使用される穿孔器具のストッパを備えた安全装置、並びに穿孔深さを前校正および記憶する装置 |
WO2004043270A1 (en) * | 2002-11-13 | 2004-05-27 | Zwirnmann Ralph F | Adjustable length tap and method for drilling and tapping a bore in bone |
WO2005053567A1 (en) * | 2003-12-03 | 2005-06-16 | Jong-Pil Kim | Assistant for implant stent |
Cited By (31)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100924092B1 (ko) | 2007-11-30 | 2009-11-02 | 김영기 | 임플란트 시술용 확공기 |
JP2010533539A (ja) * | 2008-02-04 | 2010-10-28 | グ ホー,ヨン | 上顎洞膜挙上用ドリル |
KR100985604B1 (ko) | 2008-03-14 | 2010-10-05 | 주식회사 덴티스 | 상악동 거상술용 중공형 드릴 |
KR100948616B1 (ko) * | 2008-07-15 | 2010-03-18 | 공용표 | 스토퍼가 구비된 임플란트 시술용 드릴 |
KR101373363B1 (ko) * | 2008-07-25 | 2014-03-13 | 이도상 | 임플란트 시술용 상악동 거상공구 |
KR101019666B1 (ko) * | 2008-10-30 | 2011-03-07 | 이태경 | 임플란트 천공용 드릴과 매개부싱이 포함된 유도부싱 어셈블리 및 이를 이용한 임플란트 정밀유도식립 장치 |
WO2010050768A3 (ko) * | 2008-10-30 | 2010-07-22 | Yi Tae-Kyoung | 임플란트 정밀유도식립 장치 |
WO2010050769A3 (ko) * | 2008-10-30 | 2010-07-15 | Yi Tae-Kyoung | 임플란트 천공용 드릴과 매개부싱이 포함된 유도부싱 어셈블리 및 이를 이용한 임플란트 정밀유도식립 장치 |
KR101019664B1 (ko) | 2008-10-30 | 2011-03-07 | 이태경 | 임플란트 정밀유도식립 장치 |
WO2010050768A2 (ko) * | 2008-10-30 | 2010-05-06 | Yi Tae-Kyoung | 임플란트 정밀유도식립 장치 |
WO2010050769A2 (ko) * | 2008-10-30 | 2010-05-06 | Yi Tae-Kyoung | 임플란트 천공용 드릴과 매개부싱이 포함된 유도부싱 어셈블리 및 이를 이용한 임플란트 정밀유도식립 장치 |
KR101028889B1 (ko) | 2010-07-30 | 2011-04-12 | 주식회사 쎄타텍 | 의료용 드릴 및 이의 제조방법 |
JP2012029977A (ja) * | 2010-08-02 | 2012-02-16 | Gc Corp | ストッパ収納ケース |
KR101735844B1 (ko) | 2010-09-27 | 2017-05-15 | 가부시키가이샤 지씨 | 스토퍼 수납 케이스 |
KR101205841B1 (ko) | 2011-09-22 | 2012-11-28 | 오스템임플란트 주식회사 | 치과용 드릴, 드릴셋트 및 치조골의 천공방법 |
WO2013042874A1 (en) * | 2011-09-22 | 2013-03-28 | Osstemimplant Co., Ltd. | Dental drill, drill set, and method of drilling alveolar bone |
TWI474805B (zh) * | 2011-09-22 | 2015-03-01 | Osstem Implant Co Ltd | 牙鑽、鑽頭組以及鑽齒槽骨的方法 |
JP2014039981A (ja) * | 2012-08-22 | 2014-03-06 | Miyanaga:Kk | 穿孔深さ規制機能付き穿孔具 |
USD898915S1 (en) | 2018-06-11 | 2020-10-13 | Chun-Leon Chen | Five levels drill for dental implant |
KR20200069744A (ko) * | 2018-12-07 | 2020-06-17 | 주식회사 디오 | 임플란트용 트레파인 드릴 |
KR102205986B1 (ko) | 2018-12-07 | 2021-01-21 | 주식회사 디오 | 임플란트용 트레파인 드릴 |
KR200490876Y1 (ko) * | 2019-10-28 | 2020-01-15 | 주식회사 덴탈스튜디오 | 치과 드릴 조립체용 탄성수단 |
KR102082212B1 (ko) * | 2019-10-28 | 2020-02-26 | 주식회사 덴탈스튜디오 | 치과용 드릴 조립체 |
KR102354007B1 (ko) | 2020-04-06 | 2022-01-21 | (주)메디메카 | 치아 임플란트 시술용 드릴의 가이드 장치 |
KR20210124084A (ko) * | 2020-04-06 | 2021-10-14 | (주)메디메카 | 치아 임플란트 시술용 드릴의 가이드 장치 |
KR20220160758A (ko) * | 2021-05-28 | 2022-12-06 | (주)주원에이치티엘 | 임플란트 시술용 드릴 어셈블리 |
KR102502857B1 (ko) | 2021-05-28 | 2023-02-23 | (주)주원에이치티엘 | 임플란트 시술용 드릴 어셈블리 |
KR102443192B1 (ko) * | 2022-04-12 | 2022-09-15 | 주식회사 도원안전연구원 | 안전진단에 필요한 콘크리트 염화물 함량 시험을 위한 시료 채취장치 |
KR102576600B1 (ko) * | 2022-05-27 | 2023-09-07 | 허채헌 | 임플란트용 밀링 버 및 이를 이용한 임플란트용 홀 형성방법 |
WO2023229424A1 (ko) * | 2022-05-27 | 2023-11-30 | 허채헌 | 임플란트용 밀링 버 및 이를 이용한 임플란트용 홀 형성방법 |
KR102638863B1 (ko) * | 2023-03-31 | 2024-02-22 | 이젠임플란트 주식회사 | 치아 임플란트용 드릴장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP1886642B1 (de) | 2010-02-17 |
US20070099150A1 (en) | 2007-05-03 |
ES2303978T3 (es) | 2008-09-01 |
EP1886642A1 (de) | 2008-02-13 |
EP1759654B1 (de) | 2008-04-23 |
DE502005003852D1 (de) | 2008-06-05 |
ATE457699T1 (de) | 2010-03-15 |
DE502005009058D1 (de) | 2010-04-01 |
ATE392860T1 (de) | 2008-05-15 |
EP1759654A1 (de) | 2007-03-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2007069002A (ja) | ストッパ要素付歯科用ドリル装置 | |
KR101147054B1 (ko) | 임플란트 삽입의 준비 또는 실행을 위한 기구를 포함한 장치 | |
EA013203B1 (ru) | Регулируемый узел привода инструмента | |
JP6205100B2 (ja) | 歯科用インプラント埋設穴形成補助装置及びシステム | |
JP2010046153A (ja) | 歯科用インプラント | |
JP4874623B2 (ja) | 採血ホルダー | |
KR102035692B1 (ko) | 파이프 조인트 | |
JP4365928B2 (ja) | 工具ホルダ | |
US4369034A (en) | Device for preventing the ingress of water into the head of a dental contra-angle | |
KR101075832B1 (ko) | 스크류 제거장치 | |
KR20020091113A (ko) | 중공드릴의 호환홀더 | |
KR970703226A (ko) | 손잡이식 천공기계, 특히 해머드릴용의 공구홀더 및, 공구홀더를 갖는 손잡이식 천공기계(Tool holder for a handhold type boring machine, in particular hammer drill, and handhold type boring machine including the tool holder) | |
JP2005511325A (ja) | クランプ装置 | |
US10016255B2 (en) | Dental surgery device | |
US8646651B2 (en) | Automated Braille inserter | |
KR101239512B1 (ko) | 뼈 고정 장치 | |
ATE414580T1 (de) | Drehendes schneidwerkzeug | |
US5411357A (en) | Screw thread locking insert | |
JPH0898848A (ja) | 歯科用工具のチャック装置 | |
EP3934560B1 (en) | A dental drill guiding system | |
JP2001212151A (ja) | 骨手術用穿孔ストッパ及び骨手術用穿孔具 | |
WO2016092675A1 (ja) | 後施工アンカー、後施工アンカーの施工方法および後施工アンカーシステム | |
EP0950844A3 (en) | Zero point position-determining mechanism for pressurized fluid-driven apparatuses | |
EP1214179B1 (en) | Hole-forming tool | |
JP2008541910A (ja) | 駆動用回転筒の中心線に対して引込み可動のキャッチブロック体を備える歯科用器具の着脱自在の固定用装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090616 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20111020 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111026 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120411 |