JP2007068144A - 受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回路規模の増大を抑制しつつ、携帯型デジタル放送受信機の信号受信時の低消
費電力化を実現する。
【解決手段】TMCC復号部8は、チューナ部2から送られたテレビジョン放送信号から
TMCC情報を復号すると、そのTMCC情報を変調方式検出部9に送り、変調方式検出部9は、TMCC復号部8からTMCC情報を受け取ると、今回受信されたテレビジョン放送の変調方式をTMCC情報から特定し、テレビジョン放送波の変調方式に変化があったかどうか判断し、テレビジョン放送波が伝送情報量の多い変調方式から伝送情報量の少ない変調方式に変更された場合、その変更された変調方式に関する情報を電力制限回路10に送り、電力制限回路10は、変更された変調方式に関する情報を変調方式検出部9から受け取ると、その変更に対応したC/N比の余裕分を見積もり、そのC/N比の余裕分だけチューナ部2での電力消費を制限する。
【選択図】図1

Description

本発明は受信装置に関し、特に、携帯型デジタルテレビジョン放送受信機に好適なものである。
デジタルCS(Communication Satellite)放送やBS(Broadcast Satellite)放送、デジタル地上波放送等、テレビジョン放送のデジタル化が進められてきており、アナログ方式のテレビジョン放送からデジタル方式のテレビジョン放送への移行が進められている。ここで、電池駆動型の携帯型デジタル放送受信機においては、小型・軽量化と共に、電池持続時間が商品の生命線であるから、低消費電力化が極めて重要な課題となる。
このような低消費電力化に係る技術も種々提案されている。例えば、特許文献1には、携帯型デジタル放送受信機の低消費電力化を図るために、アンテナで受信した放送波の信号レベルをチューナ部で検出して基準値と比較し、正常な音声および映像が得られない信号レベルである場合には、デコーダ回路以降の回路の動作を停止させるといった方法が開示されている。
特開2003−158691号公報
しかしながら、特許文献1に開示された方法では、デコーダ回路以降の動作を停止させ
るためには、信号レベル検出回路や、基準値との比較器が必要な上、間欠的に受信状態を
監視する必要があるため、タイマー回路等も不可欠となり、回路の複雑化、大型化および
高コスト化を招くという問題があった。また、特許文献1に開示された方法では、受信不
可の場合の低消費電力化は実現できても、正常に受信可能な場合には低消費電力化を図る
ことができないという問題があった。
そこで、本発明の目的は、回路規模の増大を抑制しつつ、信号が正常に受信されている場合においても低消費電力化を実現することが可能な受信装置を提供することである。
上記課題を解決するべく、本願では次に列記するような技術を提案する。
(1)受信された放送波に対する選局を行うチューナ部と、該選局された放送波のC/N比の余裕分に基づいて前記チューナ部での電力消費を制限する電力制限回路と、前記チューナ部で選局された放送信号に対して復調処理を施す復調部とを備えることを特徴とする受信装置。
上記(1)の受信装置では、選局状況に応じてC/N比に余裕分が生じた場合にはチューナ部での電力消費を制限するようにして、放送信号の正常な受信状態を維持しつつ、低消費電力化を実現することが可能となる。
(2)受信された放送波に対する選局を行うチューナ部と、前記チューナ部によって選局された放送信号からTMCC情報を得るTMCC復号部と、前記チューナ部によって選局された放送信号からTS信号を得るTS復調復号部と、前記TS復調復号部で得たTS信号から音声信号および映像信号を再生するMPEG復調部と、前記TMCC復号部で得たTMCC情報に含まれる変調方式を表す情報に基づいて前記チューナ部によって選局された放送信号に適用されている変調方式の種別を検出する変調方式検出部と、前記変調方式検出部によって検出された変調方式の種別に応じて前記チューナ部での電力消費を制限する電力制限回路と、を備えたことを特徴とする受信装置。
上記(2)の受信装置では、選局された放送波に適用されている変調方式の種別に応じてC/N比の余裕分が生じた場合にはチューナ部での電力消費を制限する一方、変調方式の種別の検出については既存のTMCC復号部の出力であるTMCC情報に含まれる変調方式を表す情報に基づいてこれを行うことができる。このため、放送信号の正常な受信状態を維持しつつ低消費電力化を実現することが可能となるとともに、回路の複雑化、大型化および高コスト化を抑制することができる。
(3)前記電力制限回路は、前記変調方式の種別に対応したC/N比の余裕分に相応するように前記チューナ部での電力消費を制限することを特徴とする(2)の受信装置。
上記(3)の受信装置では、(2)の受信装置において特に、電力制限回路によるチューナ部での電力消費の制限はC/N比の余裕分に相応するものに留められ、これにより、受信品質の劣化を招くことなく、受信装置の低消費電力化を図ることができる。
(4)前記変調方式検出部は、前記TMCC復号部で得たTMCC情報に含まれる変調方式を表す情報に基づいて、当該変調方式が変化したタイミングで、前記チューナ部によって選局された放送信号に適用されている変調方式の種別を検出することを特徴とする(2)の受信装置。
上記(4)の受信装置では、(2)の受信装置において特に、変調方式検出部による変調方式の種別の検出は、TMCC復号部で得たTMCC情報に含まれる変調方式を表す情報に基づいて、当該変調方式が変化したタイミングで実行されるため、チューナ部における電力消費の制限の状態を変更すべきか否かを計るに適切な時点で変調方式の種別が検出され、該検出の結果に基づいて適切な電力消費の制限を行うことができる。
(5)受信された放送波の選局を行うチューナ部と、前記チューナ部によって選局された放送信号からTMCC情報を得るTMCC復号部と、前記チューナ部によって選局された放送信号からTS信号を得るTS復調復号部と、前記TS復調復号部で得たTS信号から音声信号および映像信号を再生するMPEG復調部と、前記TMCC復号部で得たTMCC情報に含まれる符号化率を表す情報に基づいて前記選局された放送信号に適用された符号化率を検出する符号化率検出部と、前記符号化率検出部によって検出された符号化率に応じて前記チューナ部での電力消費を制限する電力制限回路と、を備えたことを特徴とする受信装置。
上記(5)の受信装置では、選局された放送信号の符号化率に応じてC/N比の余裕分が生じたときにチューナ部での電力消費を制限する一方、符号化率の検出については既存のTMCC復号部の出力であるTMCC情報に含まれる符号化率を表す情報に基づいてこれを行うことができる。このため、放送信号の正常な受信状態を維持しつつ、低消費電力化を実現することが可能となるとともに、回路の複雑化、大型化および高コスト化を抑制することができる。
(6)前記電力制限回路は、前記符号化率の程度に応じたC/N比の余裕分に相応するように前記チューナ部での電力消費を制限することを特徴とする(5)の受信装置。
上記(6)の受信装置では、(5)の受信装置において特に、電力制限回路によるチューナ部での電力消費の制限はC/N比の余裕分に相応するものに留められ、これにより、受信品質の劣化を招くことなく、受信装置の低消費電力化を図ることができる。
(7)前記符号化率検出部は、前記TMCC復号部で得たTMCC情報に含まれる符号化率を表す情報に基づいて、当該符号化率が変化したタイミングで、前記選局された放送信号に適用された符号化率を検出することを特徴とする(5)の受信装置。
上記(7)の受信装置では、(5)の受信装置において特に、符号化率検出部は、TMCC復号部で得たTMCC情報に含まれる符号化率を表す情報に基づいて、当該符号化率が変化したタイミングで当該選局された放送信に適用されている符号化率を検出するため、チューナ部における電力消費の制限の状態を変更すべきか否かを計るに適切な時点で符号化率の程度が検出され、該検出の結果に基づいて適切な電力消費の制限を行うことができる。
(8)受信された放送波の選局を行うチューナ部と、前記チューナ部によって選局された放送信号からTMCC情報を得るTMCC復号部と、前記チューナ部によって選局された放送信号からTS信号を得るTS復調復号部と、前記TS信号から音声信号および映像信号を再生するMPEG復調部と、前記TMCC情報に含まれる変調方式を表す情報に基づいて前記チューナ部によって選局された放送信号に適用されている変調方式の種別を検出する変調方式検出部と、前記TMCC情報に含まれる符号化率を表す情報に基づいて前記選局された放送信号に適用された符号化率を検出する符号化率検出部と、前記変調方式検出部によって検出された変調方式の種別および前記符号化率検出部によって検出された符号化率の程度の双方に基づいて前記チューナ部での電力消費を制限する電力制限回路と、を備えることを特徴とする受信装置。
上記(8)の受信装置では、選局された放送信号の変調方式および符号化率の双方の状況に基づいてC/N比の余裕分が生じた場合にはチューナ部での電力消費を制限する一方、変調方式の種別の検出およびに符号化率の検出ついては既存のものと同様のTMCC復号部の出力であるTMCC情報に含まれる変調方式を表す情報およびに符号化率を表す情報に基づいてこれを行うことができる。このため、放送信号の正常な受信状態を維持しつつ低消費電力化を実現することが可能となるとともに、回路の複雑化、大型化および高コスト化を抑制することができる。
(9)前記電力制限回路は、前記変調方式の種別および前記符号化率の程度に対応したC/N比の余裕分に相応するように前記チューナ部での電力消費を制限することを特徴とする(8)の受信装置。
上記(9)の受信装置では、(8)の受信装置において特に、電力制限回路によるチューナ部での電力消費の制限はC/N比の余裕分に相応するものに留められ、これにより、受信品質の劣化を招くことなく、受信装置の低消費電力化を図ることができる。
(10)前記変調方式検出部は、前記TMCC復号部で得たTMCC情報に含まれる変調方式を表す情報に基づいて、当該変調方式が変化したタイミングで、前記チューナ部によって選局された放送信号に適用されている変調方式の種別を検出するように構成され、且つ、前記符号化率検出部は、前記TMCC復号部で得たTMCC情報に含まれる符号化率を表す情報に基づいて、当該符号化率が変化したタイミングで、前記選局された放送信号に適用された符号化率を検出するように構成されていることを特徴とする(8)の受信装置。
上記(10)の受信装置では、(8)の受信装置において特に、前記変調方式検出部は、前記TMCC復号部で得たTMCC情報に含まれる変調方式を表す情報に基づいて、当該変調方式が変化したタイミングで、前記チューナ部によって選局された放送信号に適用されている変調方式の種別を検出し、また、符号化率検出部は、TMCC復号部で得たTMCC情報に含まれる符号化率を表す情報に基づいて、当該符号化率が変化したタイミングで当該選局された放送信に適用されている符号化率を検出するため、チューナ部における電力消費の制限の状態を変更すべきか否かを計るに適切な時点で符号化率の程度が検出され、該検出の結果に基づいて適切な電力消費の制限を行うことができる。
(11)放送波を受信して前記チューナ部に供給するアンテナ、前記MPEG復調部で復調された音声信号による音声を出力するスピーカ、前記MPEG復調部で復調された映像信号による映像を表示するディスプレイ、および、受信装置に作動用の電力を供給する電源のうち少なくとも何れかのものを更に備えていることを特徴とする(2)、(5)、および、(8)の何れか一の受信装置。
上記(11)の受信装置では、(2)、(5)、および、(8)の何れか一の受信装置において特に、例えば、これらが一つの筐体内に備えられた可搬型の受信装置として軽便さに優れた装置を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。尚、以下に参照する図においては、便宜上、説明の主題となる要部は適宜誇張し、要部以外については適宜簡略化し乃至省略されている。
図1は、本発明の一つの実施の形態としての受信装置を表すブロック図である。
図1において、一点鎖線で表わされた受信装置100は、デジタル方式のテレビジョン放送の電波を受信するアンテナ1から供給されるRF信号を受けて所望のテレビジョン信号の選局を行うチューナ部2、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)復調処理を行うOFDM復調部3、MPEG(Moving Picture Experts Group)方式による復調処理を行うMPEG復調部5を含んで構成されている。
また、本受信装置100のMPEG復調部5には、テレビジョン放送の音声を出力するスピーカ6およびテレビジョン放送の映像を表示するディスプレイ7が、図示しない適宜の端子部等を通して接続されている。尚、デジタル方式のテレビジョン放送としては、例えば、デジタルCS放送やデジタルBS放送、デジタル地上波放送等がこれに該当する。
OFDM復調部3には、チューナ部2によって選局されたテレビジョン放送信号に基づいてTMCC(Transmission Multiplexing Configuration Control:伝送多重制御)情報を得るTMCC復号部8およびチューナ部2によって選局されたテレビジョン放送信号からTS(Transport Stream:伝送ストリーム)信号を得るTS復調復号部4が設けられている。
尚、TMCC情報には、階層伝送に関する情報、変調方式や符号化率などの各階層の伝送パラメータ情報、OFDMセグメントに関する情報などを含むことができる。ここで、変調方式とは、送信される情報に基づいて、テレビジョン放送の搬送波の位相または、位相と振幅のいずれかを変化させる方式を言う。また、符号化率とは、情報ブロックの長さを符号ブロックの長さで割った値を言う。
デジタル放送では、放送局や放送チャネルや番組ごとに変調方式や符号化率を異ならせることができる。通常、チューナ部2は、これらの全ての変調方式や符号化率に対応するために、最も伝送情報量の多い変調方式や符号化率に対応可能な仕様に設計される。
受信装置100には、更に、チューナ部2に電力を供給する電源11、TMCC情報に含まれる変調方式を表す情報に基づいて、選局されたテレビジョン放送波の変調方式を検出する変調方式検出部9、変調方式検出部9によって検出された変調方式の種別に応じて、チューナ部2での電力消費を制限する電力制限回路10が設けられている。
本実施の形態における特徴であるこの電力制限回路10は、テレビジョン放送波の変調方式の変化に対応したC/N比(Carrier to Noise Ratio)の余裕分に相応してチューナ部2での電力消費を制限するように機能する。この機能は、例えば、電源11からチューナ部2に供給する電源電圧を調節し、或いは、供給電流を調節するといった、それ自体は公知の方法を適用して達成され得る。
一方、アンテナ1によって受信されたデジタル方式のテレビジョン信号はチューナ部2に供給され、このチューナ部2における選局動作によって、アンテナ1から送られたRF(Radio Frequency)信号の中から所望のデジタル放送の搬送周波数信号がチューナ部2によって選択され、このデジタル放送の搬送周波数信号が中間周波信号に変換される。
チューナ部2は、局部発振信号を搬送周波数信号に混合することにより、搬送周波数信号を中間周波信号に変換する混合器を備えたスーパーヘテロダイン方式の構成を採ることができる。このような構成のチューナ部2では、局部発振信号の局発周波数を設定し、その局部発振信号と搬送周波数信号とを混合器によって混合することにより、デジタル放送の搬送周波数信号が中間周波信号に変換される。
チューナ部2においてデジタル放送の搬送周波数信号が中間周波信号に変換され、この中間周波信号がOFDM復調部3に供給される。OFDM復調部3は、破線で図示されたようにTS復調復号部4とTMCC復号部8とを含んで構成されていることは既述の通りであり、上述のように供給された中間周波信号はこのTS復調復号部4およびTMCC復号部8の双方に供給される。
TMCC復号部8では、チューナ部2から供給されたテレビジョン放送信号からTMCC情報を復号し、このTMCC情報をTS復調復号部4に供給する。TS復調復号部4では、TMCC復号部8からTMCC情報を受け取ると、TMCC情報で特定される変調方式の種別に応じて復号方式を選択的に適用して、チューナ部2で選局されて供給されるテレビジョン放送信号からTS信号を得る。
上述のようにしてOFDM復調部3によってOFDM復調処理復調されたデジタル信号はMPEG復調部5に供給され、MPEG復調部5で映像信号および音声信号に復調される。復調された音声信号はスピーカ6に供給され、スピーカ6からテレビジョン放送の音声が出力される。また、MPEG復調部5によって復調された映像信号はディスプレイ7に供給され、ディスプレイ7によってテレビジョン放送の映像が表示される。
一方、TMCC復号部8は、チューナ部2から供給されたテレビジョン放送信号を復号することによってTMCC情報を得、そのTMCC情報を変調方式検出部9に供給する。このTMCC情報を受けた変調方式検出部9では、TMCC復号部8からTMCC情報を受け取ると、チューナ部2で現在時点で選局されているテレビジョン放送の変調方式の種別をこのTMCC情報に含まれる変調方式を表す情報に基づいて検出する。
この検出は、TMCC情報に基づいて、当該テレビジョン放送波の変調方式が変化したタイミングで行われる。変調方式検出部9は、テレビジョン放送波が伝送情報量の多い変調方式から伝送情報量の少ない変調方式に変更された場合、その変更された変調方式に関する情報を電力制限回路10に供給する。電力制限回路10では、変調方式検出部9から変更された変調方式に関する情報を受け取ると、その変更に対応したC/N比の余裕分を見積もり、そのC/N比の余裕分だけチューナ部2の電力を制限する。
尚、変調方式に応じたC/N比の余裕分およびチューナ部2における電力消費の制限の程度はシミュレーションや実験などによって予め決定し、決定したデータは電力制限回路10に予め保持しておくように構成することができる。
選局されたテレビジョン放送波が、伝送情報量の少ない変調方式から伝送情報量の多い変調方式に変更された場合、即ち、所要のC/N比を確保しつつ信号処理を行うに要する電力が相対的に少ない変調方式から多い変調方式に変更になった場合には、電力制限回路10は電力消費の制限を緩和する方向に制御動作を行う。
上述した図1の実施の形態では、チューナ部2で選局された放送波に適用されている変調方式の種別に応じてC/N比の余裕分が生じた場合にはチューナ部での電力消費を制限することができる。また、変調方式の種別の検出については既存のものと同様の構成を採り得るTMCC復号部8の出力であるTMCC情報に含まれる変調方式を表す情報に基づいてこれを行うことができる。このため、放送信号の正常な受信状態を維持しつつ低消費電力化を実現することが可能となるとともに、回路の複雑化、大型化および高コスト化を抑制することができる。
更にまた、電力制限回路10によるチューナ部2での電力消費の制限はC/N比の余裕分に相応するものに留められ、これにより、受信品質の劣化を招くことなく、受信装置100の低消費電力化を図ることができる。
また、特に、変調方式検出部9による変調方式の種別の検出は、TMCC復号部8で得たTMCC情報に含まれる変調方式を表す情報に基づいて、当該変調方式が変化したタイミングで実行されるため、チューナ部2における電力消費の制限の状態を変更すべきか否かを計るに適切な時点で変調方式の種別が検出され、検出の結果に基づいて適切な電力消費の制限を行うことができる。
図1において、一点鎖線で表わされた受信装置100の部分を、半導体集積回路装置として一体的に構成することは推奨される。このように構成した場合は、省電力化が図られ、且つ、量産に適し、低コストで信頼性が高い受信装置を実現することができる。尚、図1において、一点鎖線で表わされた受信装置100のうち、二点鎖線で図示されている電力制限回路10については、所謂外付けする構成を採り、残りの部分について、半導体集積回路装置として一体的に構成してもよい。
尤も、半導体集積回路装置として一体的に構成され得る部分は、上述のような一点鎖線で表わされた部分、或いは、ここから上述の二点鎖線で表わされた部分を除く部分に限られるものでないことは勿論であり、設計時に考慮される種々の条件に応じて任意に区分けされる機能部分毎に適宜に半導体集積回路装置として構成され得る。
また、受信装置を、図1において一点鎖線で表わされた限りの構成のものとせず、アンテナ1、スピーカ6、ディスプレイ7、および、電源11の全て、乃至は、それらのうちの何れかのものを含んで一つの受信装置となるように構成してもよい。この場合は、例えば、これらが一つの筐体内に備えられた可搬型の受信装置として軽便さに優れた装置を実現することができる。
図2は、本発明の他の実施の形態としての受信装置を表すブロック図である。
図2において、一点鎖線で表わされた受信装置200は、デジタル方式のテレビジョン放送の電波を受信するアンテナ21から供給されるRF信号を受けて所望のテレビジョン信号の選局を行うチューナ部22、OFDM復調処理を行うOFDM復調部23、MPEG方式による復調処理を行うMPEG復調部25を含んで構成されている。
また、本受信装置200のMPEG復調部25には、テレビジョン放送の音声を出力するスピーカ26およびテレビジョン放送の映像を表示するディスプレイ27が、図示しない適宜の端子部等を通して接続されている。
OFDM復調部23には、チューナ部22によって選局されたテレビジョン放送信号に基づいてTMCC情報を得るTMCC復号部28およびチューナ部22によって選局されたテレビジョン放送信号からTS(Transport Stream:伝送ストリーム)信号を得るTS復調復号部24が設けられている。
受信装置200には、更に、チューナ部22に電力を供給する電源31、TMCC情報に含まれる符号化率を表す情報に基づいて、選局されたテレビジョン放送波の符号化率を検出する符号化率検出部29、符号化率検出部29によって検出された符号化率の程度に応じて、チューナ部22での電力消費を制限する電力制限回路30が設けられている。
本実施の形態における特徴であるこの電力制限回路30は、テレビジョン放送波の変調方式の変化に対応したC/N比の余裕分に相応してチューナ部22での電力消費を制限するように機能する。この機能は、例えば、電源31からチューナ部22に供給する電源電圧を調節し、或いは、供給電流を調節するといった、それ自体は公知の方法を適用して達成され得る。
一方、アンテナ21によって受信されたデジタル方式のテレビジョン信号はチューナ部22に供給され、このチューナ部22における選局動作によって、アンテナ21から送られたRF信号の中から所望のデジタル放送の搬送周波数信号がチューナ部22によって選択され、このデジタル放送の搬送周波数信号が中間周波信号に変換される。
チューナ部22は、局部発振信号を搬送周波数信号に混合することにより、搬送周波数信号を中間周波信号に変換する混合器を備えたスーパーヘテロダイン方式の構成を採ることができる。このような構成のチューナ部22では、局部発振信号の局発周波数を設定し、その局部発振信号と搬送周波数信号とを混合器によって混合することにより、デジタル放送の搬送周波数信号が中間周波信号に変換される。
チューナ部22においてデジタル放送の搬送周波数信号が中間周波信号に変換され、この中間周波信号がOFDM復調部23に供給される。OFDM復調部23は、破線で図示されたようにTS復調復号部24とTMCC復号部28とを含んで構成されていることは既述の通りであり、上述のように供給された中間周波信号はこのTS復調復号部24およびTMCC復号部28の双方に供給される。
TMCC復号部28では、チューナ部22から供給されたテレビジョン放送信号からTMCC情報を復号し、このTMCC情報をTS復調復号部24に供給する。TS復調復号部24では、TMCC復号部28からTMCC情報を受け取ると、TMCC情報で特定される変調方式の種別に応じて復号方式を選択的に適用して、チューナ部22で選局されて供給されるテレビジョン放送信号からTS信号を得る。
上述のようにしてOFDM復調部23によってOFDM復調処理復調されたデジタル信号はMPEG復調部25に供給され、MPEG復調部25で映像信号および音声信号に復調される。復調された音声信号はスピーカ26に供給され、スピーカ26からテレビジョン放送の音声が出力される。また、MPEG復調部25によって復調された映像信号はディスプレイ27に供給され、ディスプレイ27によってテレビジョン放送の映像が表示される。
一方、TMCC復号部28は、チューナ部22から供給されたテレビジョン放送信号を復号することによってTMCC情報を得、そのTMCC情報を符号化率検出部29に供給する。このTMCC情報を受けた符号化率検出部29では、TMCC復号部28からTMCC情報を受け取ると、チューナ部22で現在時点で選局されているテレビジョン放送の符号化率をこのTMCC情報に含まれる符号化率を表す情報に基づいて検出する。
この検出は、TMCC情報に基づいて、当該テレビジョン放送波の符号化率が変化したタイミングで行われる。符号化率検出部29は、テレビジョン放送波が伝送情報量の多い場合に対応する符号化率から伝送情報量の少ない場合に対応する符号化率に変更された場合、その変更された符号化率に関する情報を電力制限回路30に供給する。電力制限回路30では、符号化率検出部29から変更された符号化率に関する情報を受け取ると、その変更に対応したC/N比の余裕分を見積もり、そのC/N比の余裕分だけチューナ部22の電力を制限する。
尚、符号化率に応じたC/N比の余裕分およびチューナ部22における電力消費の制限の程度はシミュレーションや実験などによって予め決定し、決定したデータは電力制限回路30に予め保持しておくように構成することができる。
選局されたテレビジョン放送波が、伝送情報量の少ない変調方式から伝送情報量の多い変調方式に変更された場合、即ち、所要のC/N比を確保しつつ信号処理を行うに要する電力が相対的に少ない符号化率から多い符号化率に変更になった場合には、電力制限回路30は電力消費の制限を緩和する方向に制御動作を行う。
上述した図2の実施の形態では、チューナ部22で選局された放送波に適用されている符号化率の程度に応じてC/N比の余裕分が生じた場合にはチューナ部での電力消費を制限することができる。また、符号化率の検出については既存のものと同様の構成を採り得るTMCC復号部28の出力であるTMCC情報に含まれる符号化率を表す情報に基づいてこれを行うことができる。このため、放送信号の正常な受信状態を維持しつつ低消費電力化を実現することが可能となるとともに、回路の複雑化、大型化および高コスト化を抑制することができる。
更にまた、電力制限回路30によるチューナ部22での電力消費の制限はC/N比の余裕分に相応するものに留められ、これにより、受信品質の劣化を招くことなく、受信装置200の低消費電力化を図ることができる。
また、特に、符号化率検出部29による符号化率の検出は、TMCC復号部28で得たTMCC情報に含まれる符号化率を表す情報に基づいて、当該符号化率が変化したタイミングで実行されるため、チューナ部22における電力消費の制限の状態を変更すべきか否かを計るに適切な時点で符号化率の程度が検出され、検出の結果に基づいて適切な電力消費の制限を行うことができる。
図2において、一点鎖線で表わされた受信装置200の部分を、半導体集積回路装置として一体的に構成することは推奨される。このように構成した場合は、省電力化が図られ、且つ、量産に適し、低コストで信頼性が高い受信装置を実現することができる。尚、図2において、一点鎖線で表わされた受信装置200のうち、二点鎖線で図示されている電力制限回路30については、所謂外付けする構成を採り、残りの部分について、半導体集積回路装置として一体的に構成してもよい。
図2の実施の形態においても、半導体集積回路装置として一体的に構成され得る部分は、上述のような一点鎖線で表わされた部分、或いは、ここから上述の二点鎖線で表わされた部分を除く部分に限られるものでないことは勿論であり、設計時に考慮される種々の条件に応じて任意に区分けされる機能部分毎に適宜に半導体集積回路装置として構成され得る。
また、受信装置を、図2において一点鎖線で表わされた限りの構成のものとせず、アンテナ21、スピーカ26、ディスプレイ27、および、電源31の全て、乃至は、それらのうちの何れかのものを含んで一つの受信装置となるように構成してもよい。この場合は、例えば、これらが一つの筐体内に備えられた可搬型の受信装置として軽便さに優れた装置を実現することができる。
図3は、本発明の実施の形態に係る変調方式および符号化率に対応する所要のC/N比を例示した図である。
日本国等においては、地上波デジタル放送では階層伝送方式が用いられ、固定受信、移動体、携帯のそれぞれの受信形態ごとに別の階層で放送サービスが行われる。そして、これらの階層ごとに使用可能な伝送パラメータが複数規定されている。この伝送パラメータには変調方式および符号化率が含まれており、地上波デジタル放送における変調方式には、例えば、QPSK、16QAM、64QAMの3種類が規定されている。
また、符号化率には、1/2、2/3、3/4、5/6、7/8の5種類が規定されている。そして、これらの伝送容量とエラーフリーで復号可能な所要C/N値(搬送波電力と雑音電力との比)が異なっている。
例えば、QPSKと符号化率(1/2)との組み合わせでは所要C/N値が4.9(dB)、QPSKと符号化率(2/3)との組み合わせでは所要C/N値が6.6(dB)、QPSKと符号化率(3/4)との組み合わせでは所要C/N値が7.5(dB)、QPSKと符号化率(5/6)との組み合わせでは所要C/N値が8.5(dB)、QPSKと符号化率(7/8)との組み合わせでは所要C/N値が9.1(dB)である。
また、16QAMと符号化率(1/2)との組み合わせでは所要C/N値が11.5(dB)、16QAMと符号化率(2/3)との組み合わせでは所要C/N値が13.5(dB)、16QAMと符号化率(3/4)との組み合わせでは所要C/N値が14.6(dB)、16QAMと符号化率(5/6)との組み合わせでは所要C/N値が15.6(dB)、16QAMと符号化率(7/8)との組み合わせでは所要C/N値が16.2(dB)である。
更にまた、64QAMと符号化率(1/2)との組み合わせでは所要C/N値が16.5(dB)、64QAMと符号化率(2/3)との組み合わせでは所要C/N値が18.7(dB)、64QAMと符号化率(3/4)との組み合わせでは所要C/N値が20.1(dB)、64QAMと符号化率(5/6)との組み合わせでは所要C/N値が21.3(dB)、64QAMと符号化率(7/8)との組み合わせでは所要C/N値が22.0(dB)である。
このため、例えば、符号化率(1/2)のままで変調方式が16QAMからQPSKに
変更された場合には所要C/N値に6.6(dB)分の余裕が生じるから、図1の電力制
限回路10は、この余裕に相応した分のチューナ部2での電力消費を所要C/N値を維持しながら削減することができる。
また、変調方式がQPSKのままで符号化率が2/3から1/2に変更された場合には所要C/N値に1.7(dB)分の余裕が生じるから、図2の電力制限回路30は、この余裕に相応した分のチューナ部22での電力を所要C/N値を維持しながら削減することができる。
図4は、本発明の更に他の実施の形態としての受信装置を表すブロック図である。
図4において、既述の図1の実施の形態との対応部は同一の参照符号を附して示し、それらの説明は省略するが、この図4の実施の形態では、変調方式の種別および符号化率の程度の双方に基づいてチューナ部での電力消費を制限する構成を採る。
即ち、図4の受信装置400は、受信された放送波の選局を行うチューナ部2、チューナ部2によって選局された放送信号からTMCC情報を得るTMCC復号部8、チューナ部8によって選局された放送信号からTS信号を得るTS復調復号部4、TS信号から音声信号および映像信号を再生するMPEG復調部5、TMCC情報に含まれる変調方式を表す情報に基づいてチューナ部2によって選局された放送信号に適用されている変調方式の種別を検出する変調方式検出部9a、TMCC情報に含まれる符号化率を表す情報に基づいて選局された放送信号に適用された符号化率を検出する符号化率検出部29a、変調方式検出部9aによって検出された変調方式の種別および符号化率検出部29aによって検出された符号化率の程度の双方に基づいてチューナ部2での電力消費を制限する電力制限回路10a、を備えて構成される。
電力制限回路10aは、変調方式検出部9aから供給される変調方式の種別のデータおよび符号化率検出部29aから供給される符号化率の程度のデータに各対応して、図3にを参照して既述のような所要C/N値の水準が維持されるようにして、チューナ部2での電力消費を制限する。
このため、図4の実施の形態では、選局された放送信号の変調方式および符号化率の双方の状況に基づいてC/N比の余裕分が生じた場合にはチューナ部2での電力消費を制限する一方、変調方式の種別の検出およびに符号化率の検出ついては既存のものと同様のTMCC復号部8の出力であるTMCC情報に含まれる変調方式を表す情報およびに符号化率を表す情報に基づいてこれを行うことができる。従って、放送信号の正常な受信状態を維持しつつ低消費電力化を実現することが可能となるとともに、回路の複雑化、大型化および高コスト化を抑制することができる。
また、電力制限回路10aは、変調方式の種別および符号化率の程度に対応したC/N比の余裕分に相応するようにチューナ部2での電力消費を制限する。このため、電力制限回路10aによるチューナ部2での電力消費の制限はC/N比の余裕分に相応するものに留められ、これにより、受信品質の劣化を招くことなく、受信装置400の低消費電力化を図ることができる。
更に、変調方式検出部9aは、TMCC復号部8で得たTMCC情報に含まれる変調方式を表す情報に基づいて、当該変調方式が変化したタイミングで、チューナ部2によって選局された放送信号に適用されている変調方式の種別を検出し、また、符号化率検出部29aは、TMCC復号部で得たTMCC情報に含まれる符号化率を表す情報に基づいて、当該符号化率が変化したタイミングで当該選局された放送信号に適用されている符号化率を検出するため、チューナ部2における電力消費の制限の状態を変更すべきか否かを計るに適切な時点で符号化率の程度が検出され、該検出の結果に基づいて適切な電力消費の制限を行うことができる。
図4の装置においても図1、図2の装置におけると同様に、一点鎖線で表わされた受信装置400の部分を、半導体集積回路装置として一体的に構成することは推奨される。このように構成した場合は、省電力化が図られ、且つ、量産に適し、低コストで信頼性が高い受信装置を実現することができる。尚、図4において、一点鎖線で表わされた受信装置400のうち、二点鎖線で図示されている電力制限回路10aについては、所謂外付けする構成を採り、残りの部分について、半導体集積回路装置として一体的に構成してもよい。
図4の実施の形態においても、半導体集積回路装置として一体的に構成され得る部分は、上述のような一点鎖線で表わされた部分、或いは、ここから上述の二点鎖線で表わされた部分を除く部分に限られるものでないことは勿論であり、設計時に考慮される種々の条件に応じて任意に区分けされる機能部分毎に適宜に半導体集積回路装置として構成され得る。
また、受信装置を、図4において一点鎖線で表わされた限りの構成のものとせず、アンテナ1、スピーカ6、ディスプレイ7、および、電源11の全て、乃至は、それらのうちの何れかのものを含んで一つの受信装置となるように構成してもよい。この場合は、例えば、これらが一つの筐体内に備えられた可搬型の受信装置として軽便さに優れた装置を実現することができる。
本発明の一つの実施の形態としての受信装置を表すブロック図である。 本発明の他の実施の形態としての受信装置を表すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る変調方式および符号化率に対応する所要のC/N比を例示した図である。 本発明の更に他の実施の形態としての受信装置を表すブロック図である。
符号の説明
1、21…アンテナ 2、22…チューナ部 3、23…OFDM復調部 4、24…
TS復調復号部 5、25…MPEG復調部 6、26…スピーカ 7、27…ディスプ
レイ 8、28…TMCC復号部 9、9a…変調方式検出部 10、10a、30…電力制限回路 11、31…電源、29、29a…符号化率検出部

Claims (11)

  1. 受信された放送波に対する選局を行うチューナ部と、該選局された放送波のC/N比の余裕分に基づいて前記チューナ部での電力消費を制限する電力制限回路と、前記チューナ部で選局された放送信号に対して復調処理を施す復調部とを備えたことを特徴とする受信装置。
  2. 受信された放送波に対する選局を行うチューナ部と、前記チューナ部によって選局された放送信号からTMCC情報を得るTMCC復号部と、前記チューナ部によって選局された放送信号からTS信号を得るTS復調復号部と、前記TS復調復号部で得たTS信号から音声信号および映像信号を再生するMPEG復調部と、前記TMCC復号部で得たTMCC情報に含まれる変調方式を表す情報に基づいて前記チューナ部によって選局された放送信号に適用されている変調方式の種別を検出する変調方式検出部と、前記変調方式検出部によって検出された変調方式の種別に応じて前記チューナ部での電力消費を制限する電力制限回路と、を備えたことを特徴とする受信装置。
  3. 前記電力制限回路は、前記変調方式の種別に対応したC/N比の余裕分に相応するように前記チューナ部での電力消費を制限することを特徴とする請求項2に記載の受信装置。
  4. 前記変調方式検出部は、前記TMCC復号部で得たTMCC情報に含まれる変調方式を表す情報に基づいて、当該変調方式が変化したタイミングで、前記チューナ部によって選局された放送信号に適用されている変調方式の種別を検出することを特徴とする請求項2に記載の受信装置。
  5. 受信された放送波の選局を行うチューナ部と、前記チューナ部によって選局された放送信号からTMCC情報を得るTMCC復号部と、前記チューナ部によって選局された放送信号からTS信号を得るTS復調復号部と、前記TS復調復号部で得たTS信号から音声信号および映像信号を再生するMPEG復調部と、前記TMCC復号部で得たTMCC情報に含まれる符号化率を表す情報に基づいて前記選局された放送信号に適用された符号化率を検出する符号化率検出部と、前記符号化率検出部によって検出された符号化率に応じて前記チューナ部での電力消費を制限する電力制限回路と、を備えたことを特徴とする受信装置。
  6. 前記電力制限回路は、前記符号化率の程度に応じたC/N比の余裕分に相応するように前記チューナ部での電力消費を制限することを特徴とする請求項5に記載の受信装置。
  7. 前記符号化率検出部は、前記TMCC復号部で得たTMCC情報に含まれる符号化率を表す情報に基づいて、当該符号化率が変化したタイミングで、前記選局された放送信号に適用された符号化率を検出することを特徴とする請求項5に記載の受信装置。
  8. 受信された放送波の選局を行うチューナ部と、前記チューナ部によって選局された放送信号からTMCC情報を得るTMCC復号部と、前記チューナ部によって選局された放送信号からTS信号を得るTS復調復号部と、前記TS信号から音声信号および映像信号を再生するMPEG復調部と、前記TMCC情報に含まれる変調方式を表す情報に基づいて前記チューナ部によって選局された放送信号に適用されている変調方式の種別を検出する変調方式検出部と、前記TMCC情報に含まれる符号化率を表す情報に基づいて前記選局された放送信号に適用された符号化率を検出する符号化率検出部と、前記変調方式検出部によって検出された変調方式の種別および前記符号化率検出部によって検出された符号化率の程度の双方に基づいて前記チューナ部での電力消費を制限する電力制限回路と、を備えることを特徴とする受信装置。
  9. 前記電力制限回路は、前記変調方式の種別および前記符号化率の程度に対応したC/N
    比の余裕分に相応するように前記チューナ部での電力消費を制限することを特徴とする請求項8に記載の受信装置。
  10. 前記変調方式検出部は、前記TMCC復号部で得たTMCC情報に含まれる変調方式を表す情報に基づいて、当該変調方式が変化したタイミングで、前記チューナ部によって選局された放送信号に適用されている変調方式の種別を検出するように構成され、且つ、前記符号化率検出部は、前記TMCC復号部で得たTMCC情報に含まれる符号化率を表す情報に基づいて、当該符号化率が変化したタイミングで、前記選局された放送信号に適用された符号化率を検出するように構成されていることを特徴とする請求項8に記載の受信装置。
  11. 放送波を受信して前記チューナ部に供給するアンテナ、前記MPEG復調部で復調された音声信号による音声を出力するスピーカ、前記MPEG復調部で復調された映像信号による映像を表示するディスプレイ、および、受信装置に作動用の電力を供給する電源のうち少なくとも何れかのものを更に備えていることを特徴とする請求項2、5、および、8の何れか一項に記載の受信装置。
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