JP4996588B2 - デジタル放送受信機 - Google Patents
デジタル放送受信機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4996588B2 JP4996588B2 JP2008311066A JP2008311066A JP4996588B2 JP 4996588 B2 JP4996588 B2 JP 4996588B2 JP 2008311066 A JP2008311066 A JP 2008311066A JP 2008311066 A JP2008311066 A JP 2008311066A JP 4996588 B2 JP4996588 B2 JP 4996588B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- segment
- broadcast
- output
- seg
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
Description
1セグメントのサービスと12セグメントのHDのサービスは、通常、サイマル放送により同じ番組が放送されている。また、12セグメントでSDを複数放送する場合にはその複数のSDの番組の1つと同じ番組がサイマルによって1セグメントにて放送される。
デジタル放送受信機1は、アンテナ10で受信した13セグメントのデジタル放送信号をするチューナである13segRF20を備える。そして13segRF20から出力された13segのIF(中間周波数信号)は、1セグメント用のOFDM復調部(1segOFDM復調部)30と、1セグメント放送及び12セグメント放送の両方を復調できる1/12segOFDM復調部31に入力し、復調される。
また、第3Demux52から出力された映像信号は、1セグメント用のデコーダ(H.264デコーダ)62でデコードされ、Video切替部71で経路選択され、表示部81にて表示される。H.264デコーダ62は、H.264/AVCで符号化された映像信号をデコードする。
また、第4Demux53から出力された映像信号は、12セグメント用のデコーダ(MPEG2デコーダ)63でデコードされ、Video切替部71で経路選択され表示部81にて表示される。MPEG2デコーダ63は、MPEG2で符号化された映像信号をデコードする。
また、電源制御部90は上記各部への電源を供給し制御部100は装置全体を制御する。
例えば1セグメントと12セグメントが混在したTSを出力する1/12segOFDM復調部を持った構成では、受信劣化等によって12セグメント放送から1セグメント放送に切り替えたときにも、継続して1/12segOFDM復調部を使用し続けることになる。このような1/12segOFDM復調部31は、1セグメント放送のみを復調する1segOFDM復調部よりも消費電力が高く、1/12segOFDMを使用し続けることは消費電力の面から不利となる。
しかしながら、12セグメント放送から1セグメント放送に切り替えるときに、1segOFDM復調部30の電源を入れると、1segOFDM復調部30が起動して動作するまでにタイムラグが生じてしまい、切り替え時に画像や音声が途切れるという問題が生じる。このような問題を防ぐためには、12セグメント放送から1セグメント放送への急な切り替えに備えて、1segOFDM復調部30の電源を常時投入しておく必要が生じ、低消費電力化という観点からは問題となる。
図1は、本発明によるデジタル放送受信機の1実施形態の構成例を説明するためのブロック図である。
デジタル放送受信機1は、アンテナ10で受信した13セグメントのデジタル放送信号をするチューナ部である13segRF20を備える。そして13segRF20から出力された13segのIF(中間周波数信号)は、1セグメント用のOFDM復調部(1segOFDM復調部)30と、1セグメント放送及び12セグメント放送の両方を復調できる1/12segOFDM復調部31に入力し、復調される。1segOFDM復調部30及び1/12seg復調部31は、それぞれ発振回路を内蔵しており、その外部に水晶振動子110、111を接続することで動作クロックを発生する。なお各復調部の動作クロックを発生するための構成としては、上記のような水晶振動子110、111を外付けする構成のみならず、デジタル放送受信機内の別のブロックで使用しているクロックを各OFDM復調部30、31に供給して動作クロックとする構成であってもよい。1segOFDM復調部30は、本発明の1セグメント復調部に該当し、1/12segOFDM復調部31は、本発明の複数セグメント復調部に該当する。
また、第3Demux52から出力された映像信号は、1セグメント用のデコーダ(H.264デコーダ)62でデコードされ、Video切替部71で経路選択され表示部81にて表示される。H.264デコーダ62は、H.264/AVCで符号化された映像信号をデコードする。
第2Demux51からは音声(Audio)信号が出力され、第4Demux53からは映像(Video)信号が出力される。第2Demux51から出力された音声信号は、12セグメント用のデコーダ(12segAACデコーダ)61でデコードされ、Audio切替部70で経路選択され、音声出力部80にて音声出力される。12segAACデコーダ60は、MPEG2AACで符号化された音声をデコードする。
また、第4Demux53から出力された映像信号は、12セグメント用のデコーダ(MPEG2デコーダ)63でデコードされ、Video切替部71で経路選択され表示部81にて表示される。MPEG2デコーダは、MPEG2で符号化された映像信号をデコードする。
また、図1において、電源制御部90は、上記各部への電源を供給する制御を行うものであり、制御部100は装置全体を制御するものである。
まずデジタル放送受信機1は、状態1にて、12セグメント放送を受信し映像・音声を出力しているものとする。この場合、受信状態は“良”である。“良”とは、12セグメントの放送番組を受信して映像・音声を出力できる受信環境にある状態である。また、状態1では、AACデコーダとしては12segAACデコーダ61が用いられ、VideoデコーダとしてはMPEG2デコーダ63が用いられる。このときに、1segOFDM復調部30の電源制御はOFFになっている。また、1/12segOFDM復調部31の電源制御はONである。
受信状態2では、受信状態は“悪”である。“悪”とは、12セグメントの放送番組を受信して映像・音声を出力できる受信環境にはない状態である。このときユーザ操作によって1セグメント放送への切り替えが生じた場合には、受信状態が“良”であっても状態移行が発生する。
そして状態2では、1segOFDM復調部30の電源、及び1/12segOFDM復調部31の電源制御がONとなる。
そして状態3では、1segOFDM復調部30の電源はONのままであり、1/12segOFDM復調部31の電源制御はOFFとなる。
TS切替部40の出力は、1/12seg側が維持される。状態2では、1segOFDM復調部30側のTSは使用しないためのである。
つまり、電源をOFFにする動作は、1/12segOFDM復調部31の動作を停止するための一例であり、上記のような発振回路へのクロックの入力を停止もしくは遮断する等の手法によって1/12segOFDM復調部31の動作を停止させ、電力を消費しないようにするものであればよく、その具体的な制御を限定するものではない。
図4は、本発明によるデジタル放送受信機の第2の実施形態の構成例を説明するためのブロック図である。上記第1の実施形態では、12segRF20によって、全てのセグメントを受信していたが、本実施形態では、1セグメント用のチューナである1segRF21と、13セグメント用のチューナである12segRF22とを設け、これらを使い分けることでより低消費電力化を図るようにしている。ここでは、13segRF22では、13セグメント分の6MHzの帯域で受信する必要がある。一方、1segRF21は、その1/14の帯域幅で受信できればよく、消費電力は1segRF21の方が小さい。
そして図4においては、受信信号の復調後の構成は図1と同様であり、同様の動作を実行するため、その繰り返しの説明は省略する。
まずデジタル放送受信機1は、状態1にて、12セグメント放送を受信して映像・音声を出力しているものとする。この場合、受信状態は“良”である。状態1では、RFとしては13segRF22が用いられている。そして、TS切替部40の出力は、12segTS側に切り替えられている。実際にデコードするTSは、1/12segOFDM復調部31から出力された1/12セグメントのTSが、TS切り替え部40を経ることなく第2Demux51、及び第4Demux53に入力し、1/12セグメントから分離された12セグメントのTSとなる。そして、AACデコーダとしては12segAACデコーダ61が用いられ、VideoデコーダとしてはMPEG2デコーダ63が用いられる。このときに、1segRF21の電源制御はOFFであり、13segRF22の電源制御はONになっている。また、1segOFDM復調部30の電源制御はOFFであり、1/12segOFDM復調部31の電源制御はONになっている。
12セグメント放送から1セグメント放送への切り替え動作が生じると、デジタル放送受信機1では、図5の状態1から状態2へ移行する。状態2では、1segRF21と1segOFDM復調部30の電源を投入するとともに、1/12segOFDM復調部31で復調した1/12segのうちの1セグメントのTSを使用した映像・音声の出力に切り替える。
そして状態2では、1segRF21、及び13segRF22の電源制御がONになり、1segOFDM復調部30の電源及び、1/12segOFDM復調部31の電源制御がONとなる。
そして状態3では、1segRF21の電源はONのままであり、13segRF22の電源制御はOFFになる。
TS切替部40の出力は、1/12seg側が維持される。状態2では、1segOFDM復調部30側のTSは使用しないためである。
Claims (5)
- 周波数帯域内のセグメントに割り当てられた1セグメント放送と複数のセグメントを使用した複数セグメント放送とを受信して選局するチューナ部と、該チューナ部が受信した1セグメント放送を復調する1セグメント復調部と、前記チューナ部が受信した複数セグメント放送を復調する複数セグメント復調部と、前記1セグメント復調部及び前記複数セグメント復調部が復調したストリームをデコードするデコード部と、該デコード部でデコードしたストリームを出力する出力部とを備えたデジタル放送受信機において、
前記出力部が、前記複数セグメント放送を出力している状態から、前記1セグメント放送を出力する状態に切り替えるときに、前記1セグメント復調部の電源を投入して起動し、前記複数セグメント放送を復調したストリームから1セグメント放送のストリームを分離して前記デコード部でデコードして前記出力部から出力し、
前記1セグメント復調部の起動が完了した後に、前記出力部から出力させるストリームを前記複数セグメント復調部で復調したストリームから前記1セグメント復調部で復調したストリームに切り替えることを特徴とするデジタル放送受信機。 - 請求項1に記載のデジタル放送受信機において、前記複数セグメント復調部で復調したストリームから前記1セグメント復調部で復調したストリームに切り替えた後に、前記複数セグメント復調部の動作を停止することを特徴とするデジタル放送受信機。
- 請求項1または2に記載のデジタル放送受信機において、前記デコード部は、復調された1セグメント放送のストリームをデコードする1セグメントデコード部と、復調された複数セグメント放送のストリームをデコードする複数セグメントデコード部とを有し、前記複数セグメント放送を出力している状態から、前記1セグメント放送を出力する状態に切り替えるときに、前記複数セグメント復調部で復調されたストリームを前記1セグメントデコード部に出力させるように切り替えるTS切替部を有することを特徴とするデジタル放送受信機。
- 請求項1〜3のいずれか1に記載のデジタル放送受信機において、前記チューナ部として、1セグメント放送を受信する1セグメントチューナ部と、複数セグメント放送を受信する複数セグメントチューナ部とを有し、前記複数セグメント放送を出力している状態から、前記1セグメント放送を出力する状態に切り替えるときに、前記1セグメントチューナ部の電源を投入して起動し、前記1セグメント復調部の起動が完了した後に、前記出力部から出力させるストリームを前記複数セグメントチューナ部で受信したストリームから前記1セグメントチューナ部で受信したストリームに切り替えることを特徴とするデジタル放送受信機。
- 請求項1〜4のいずれか1に記載のデジタル放送受信機において、前記1セグメント放送は、前記複数セグメント放送のサイマル放送であって、前記複数セグメント放送をデコードして前記出力部から出力しているときに、所定条件に基づいて受信状態が劣化したと判断したとき、もしくは所定のユーザ操作による指示入力があった際に、前記複数セグメント放送を出力している状態から、前記1セグメント放送を出力する状態に切り替えることを特徴とするデジタル放送受信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008311066A JP4996588B2 (ja) | 2008-12-05 | 2008-12-05 | デジタル放送受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008311066A JP4996588B2 (ja) | 2008-12-05 | 2008-12-05 | デジタル放送受信機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010136184A JP2010136184A (ja) | 2010-06-17 |
JP4996588B2 true JP4996588B2 (ja) | 2012-08-08 |
Family
ID=42347000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008311066A Expired - Fee Related JP4996588B2 (ja) | 2008-12-05 | 2008-12-05 | デジタル放送受信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4996588B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4270130B2 (ja) * | 2005-01-11 | 2009-05-27 | カシオ計算機株式会社 | テレビ受信装置およびその制御プログラム |
JP4982097B2 (ja) * | 2006-03-28 | 2012-07-25 | 三洋電機株式会社 | 放送受信装置 |
JP2008193654A (ja) * | 2007-01-10 | 2008-08-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | デジタル放送受信回路、これを備えたデジタル放送受信装置とその制御方法 |
-
2008
- 2008-12-05 JP JP2008311066A patent/JP4996588B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010136184A (ja) | 2010-06-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7778276B2 (en) | Mobile communication terminal, mobile communication method, and information recording medium | |
US20110149753A1 (en) | Switching between media broadcast streams having varying levels of quality | |
JP2007158492A (ja) | 地上デジタルテレビジョン受信機 | |
JP2008206015A (ja) | デジタル放送受信装置 | |
JP2009021900A (ja) | サイマル放送受信装置 | |
JP2010034994A (ja) | デジタル放送受信装置およびデジタル放送受信方法 | |
KR101319811B1 (ko) | 신속한 스트림 스위칭 | |
JP2001268470A (ja) | ディジタル情報受信装置 | |
JP4996588B2 (ja) | デジタル放送受信機 | |
JP3651434B2 (ja) | 携帯デジタル放送受信機 | |
KR100862307B1 (ko) | 디엠비 및 브이에스비 튜너 모듈 | |
JP2008085762A (ja) | デジタル放送受信装置、並びにデジタル放送受信装置の制御方法及び制御プログラム。 | |
JP2007243695A (ja) | デジタル放送受信装置 | |
JP3920861B2 (ja) | ディジタル放送受信装置 | |
JP2012169902A (ja) | 車載用地上デジタル放送受信装置 | |
TW201338531A (zh) | 快速地於替代傳輸路徑之間切換之方法 | |
KR100975712B1 (ko) | 디지털 방송 시스템에서 방송 수신 장치 및 방법 | |
JP2008085941A (ja) | デジタル放送受信装置 | |
JP2005223784A (ja) | ダイバーシティ受信機 | |
JP2008011254A (ja) | 地上ディジタル放送受信装置 | |
JP5328432B2 (ja) | ディジタル放送受信装置および番組の切り替え方法 | |
JP5055825B2 (ja) | テレビジョン受信装置 | |
JP2010206258A (ja) | デジタル放送受信機 | |
JP5283466B2 (ja) | 受信機 | |
KR101588738B1 (ko) | 디지털 방송 신호 처리 방법 및 디지털 방송 수신기 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110223 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120410 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120417 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120511 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150518 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |