JP2007221298A - 受信装置、表示装置及び選択方法等 - Google Patents

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Abstract

【課題】品質の異なる複数のデータを受信する場合に、移動体の移動状況に対応してユーザの安全性を確保することを可能とする受信装置、表示装置及び選択方法等を提供する。
【解決手段】システム制御部24が、車両の走行状態を検出し、その走行状態に基づいて、受信された1セグメント放送または12セグメント放送のいずれか一方を選択し、この選択された映像・音声データをスイッチ部16が出力する。
【選択図】図2

Description

本願は、例えば、地上デジタルテレビジョン放送等における品質の異なる複数のデータを受信する受信装置、表示装置及び選択方法等の技術分野に関する。
従来の地上テレビジョン放送(地上アナログテレビジョン放送)に代わる次世代放送として、地上波のUHF(Ultra High Frequency)帯を利用した地上デジタル放送が開始されている。この放送は、従来の地上テレビジョン放送に対し、高画質、高音質、データ放送の実現等を特徴とするものであり、現在、その受信装置の普及が進んでいる。
わが国においては、地上デジタルテレビジョン放送に、ISDB−T(Integrated Services Digital Broadcasting-Terrestrial)規格が採用されている。この規格は、変調方式にOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式を採用したもので、一つのキャリア(搬送波)を多数のサブキャリア(副搬送波)に分割し、デジタル変調信号の直交性を利用して隣接するサブキャリアとの間で信号が干渉しないように周波数軸上で一部重ねて変調信号を生成することにより、周波数の利用効率向上させて広帯域伝送を実現するものである。なお、各サブキャリアの変調には夫々異なる変調方式を用いることが可能である。
ISDB−Tにおいては、この多数(例えば、5617本)のサブキャリアを13のセグメントに分け、そのうちの12のセグメントを固定受信向けの放送に、残りの1セグメントを1セグメント(ワンセグ)放送と呼ばれる移動体向けの放送に割り当てている。固定受信向けの放送においては、高画質を実現するために、例えば、変調方式を64QAM(Quadrature Amplitude Modulation)、畳み込みの符号化率を7/8、動画圧縮方式をMPEG2(Moving Picture Experts Group 2)としてデータ転送速度を上げているが、受信状態が頻繁に変化するような移動可能な環境に受信装置が置かれている場合には、マルチパスフェージング等の影響を受けやすく、安定した受信を行うことは難しい。一方、1セグメント放送においては、例えば、変調方式をQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)、畳み込みの符号化率を2/3、動画圧縮をH.264とすることにより、低画質ではあるが、データ誤りに対する耐性が高くなるようにして、かかる移動環境における安定した放送の受信を可能としている。
ところで、自動車等の移動体に搭載されるような受信装置は、従来から、固定受信向け放送を受信可能となっているものも多いが、1セグメント放送の開始に向けて、この1セグメント放送への対応が進みつつある。
こうした両放送に対応した受信装置としては、例えば、特許文献1に開示されている。この受信装置は、受信しているODFM信号を固定受信向け放送の信号と1セグメント放送の信号とに分離し、ODFM信号の受信品質が良い場合には固定受信向け放送の信号を表示装置等に対して出力し、その受信品質が良くない場合には1セグメント放送の信号を出力するようになっている。その結果、高画質と広いサービスエリアを確保することができるとしている。
特開2005−223549号公報
しかしながら、例えば、自動車が走行中の場合であっても、受信品質が良好であれば、固定受信向け放送の信号を出力し、高画質の映像を安定して画面に表示することができるが、そうした綺麗な映像が画面に表示されると、運転手が画面を注視しやすく、安全運転の妨げとなる。また、走行中においては受信品質が変化しやすく、これにより、高画質の映像と低画質の映像との表示の切り替えが頻繁に発生することとなって、視聴者としては違和感(例えば、解像度の相違、フレーム速度の相違等に)を感じることとなる。更に、この切り替えの発生に伴い、映像が断続的に表示される映像切れや、音切れも発生してしまう。
本願は、以上の点に鑑みてなされたものであり、その課題の一例は、品質の異なる複数のデータを受信する場合に、移動体の移動状況に対応してユーザの安全性を確保することを可能とする受信装置、表示装置及び選択方法等を提供することにある。また、本願の課題の他の一例は、品質の異なる複数のデータを受信する場合に、移動体の移動状況に対応してデータを安定して出力することを可能とする受信装置、表示装置及び選択方法等を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、品質の異なる複数のデータを受信する受信装置であって、移動体の移動状況を検出する検出手段と、前記検出された移動状況に基づいて、前記受信された複数のデータの中から一のデータを選択する選択手段と、前記選択されたデータを出力する出力手段と、を備えることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の受信装置と、前記受信装置の前記出力手段により出力されたデータに基づいて画像を画面に表示する表示手段と、を備えることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、品質の異なる複数のデータを受信する受信装置における選択方法であって、移動体の移動状況を検出する工程と、前記検出された移動状況に基づいて、前記受信された複数のデータの中から一のデータを選択する工程と、前記選択されたデータを出力する工程と、を備えることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、品質の異なる複数のデータを受信する受信装置であって、前記受信された複数のデータの中から一のデータを出力する出力手段を備える受信装置に含まれるコンピュータを、移動体の移動状況を検出する検出手段、前記検出された移動状況に基づいて、前記受信された複数のデータの中から前記出力手段により出力される一のデータを選択する選択手段、として機能させることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の選択処理プログラムが、コンピュータに読み取り可能に記録されていることを特徴とする。
以下、図面を参照して本願の最良の実施形態について詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、自動車に搭載される地上デジタルテレビチューナーに対して本願を適用した場合の実施形態である。
[1.地上デジタルテレビチューナーの構成]
先ず、本実施形態に係る地上デジタルテレビチューナーSの構成について、図1を用いて説明する。
図1は、本実施形態に係る地上デジタルテレビチューナーSの概要構成の一例を示す図である。なお、以下の説明においては、地上デジタルテレビチューナーを、単にTVチューナーと称することとする。
図1に示すように、TVチューナーSは、チューナー部11と、復調・復号部12と、分離部13と、1セグメントデコーダ部14と、12セグメントデコーダ部15と、出力手段の一例としてのスイッチ部16と、映像処理部17と、ディスプレイ18と、音声処理部19と、スピーカ20と、センサ部21と、操作部23と、検出手段及び選択手段の一例としてのシステム制御部24と、とを備え、図示せぬ放送局から放送されたISDB−T規格の放送信号を受信して、移動体受信向けの1セグメント放送または固定受信向けの12セグメント放送のいずれか一方の映像及び音声を出力するようになっている。このような構成の装置としては、例えば、TVチューナーを搭載したカーナビゲーション装置に適用することができる。
1セグメント放送においては、その映像の画質(品質の一例)は低いが(例えば、動画圧縮方式H.264、フレーム速度15、解像度320×240等)、データ誤りに対する耐性(品質の一例)が高くなっている(例えば、変調方式QPSK、符号化率2/3等)。一方、12セグメント放送においては、その映像の画質は高いが(例えば、動画圧縮方式はMPEG2Video、フレーム速度30、解像度1440×1080等)、データ誤りに対する耐性は低い(変調方式を64QAM、符号化率を7/8等)。なお、同一チャンネルにおける1セグメント放送と12セグメント放送の番組内容は基本的には同一であるが、異なる内容であっても良い。
チューナー部11は、アンテナATにより受信された放送信号のうち、システム制御部24の制御により指定されたチャンネルの放送信号(映像成分及び音声成分を含む(データの一例))に同調し、この放送信号に対して帯域制限、増幅、周波数変換等を施してIF信号を生成し、この信号を復調・復号部12に出力するようになっている。
復調・復号部12は、チューナー部11から供給されたIF信号に対して、A/D変換、直交復調処理、高速フーリエ変換、キャリア復調、ビタビ復号、トランスポートストリーム再生、リードソロモン復号等を施してトランスポートストリームを生成し、このストリームを分離部13に出力するようになっている。また、復調・復号部12は、OFDM信号の受信品質を示す検出信号をシステム制御部24に出力するようになっている。この検出信号は、例えば、受信信号のS/N比や、ビタビ復号、リードソロモン復号時におけるビットエラーレート(BER)等に基づいて生成される。
分離部13は、復調・復号部12から供給されたトランスポートストリームをTSパケット毎に1セグメント放送用と12セグメント放送用のストリームに分離し、1セグメント放送用のトランスポートストリームは1セグメントデコーダ部14に、12セグメント放送用のトランスポートストリームは12セグメントデコーダ部15に、夫々出力するようになっている。
1セグメントデコーダ部14は、分離部13から供給された1セグメント放送用のトランスポートストリームを映像ストリームと音声ストリームとに分離し、夫々のストリームを所定規格(例えば、映像はH.264、音声はMPEG4−AAC(Advanced Audio Coding)等)に基づいて映像データ(画像データの一例)及び音声データ(以下、単に映像・音声データと称する)に変換し、これらの信号をスイッチ部16に出力するようになっている。
12セグメントデコーダ部15は、分離部13から供給された12セグメント放送用のトランスポートストリームを映像ストリームと音声ストリームとに分離し、夫々のストリームを所定規格(例えば、映像はMPEG2−Video、音声はMPEG2−AAC等)に基づいて映像・音声データに変換し、これらの信号をスイッチ部16に出力するようになっている。
スイッチ部16は、システム制御部24による制御に基づき、1セグメントデコーダ部14から供給された映像・音声データ、または、12セグメントデコーダ部15から供給された映像・音声データのうちのいずれか一方の映像・音声データを出力するようになっている(映像データは映像処理部17に、音声データは音声処理部19に出力する)。
映像処理部17は、スイッチ部16から供給された映像データに対して、D/A変換、ガンマ補正、明度・コントラスト調整等を施して映像信号を生成し、この信号をディスプレイ18に出力するようになっている。
ディスプレイ18は、画像処理部17から供給された映像信号に基づいてディスプレイパネルを駆動することにより、映像を画面に表示するようになっている。
音声処理部19は、スイッチ部16から供給された音声データに対して、D/A変換、増幅等を施して音声信号を生成し、この信号をスピーカ20に出力するようになっている。
スピーカ20は、音声処理部19から供給された音声信号に基づいてコーンを振動駆動することにより、可聴周波数の音波として音声を出力するようになっている。
センサ部21は、例えば、ジャイロセンサ、加速度センサ、車速センサ、GPS(Global Positioning System)受信機等を備え、車両の方位、加速度、車速、現在位置等を検出し、これらの検出された情報を示す検出信号をシステム制御部24に出力するようになっている。なお、センサ部21は、これらのセンサ全てを備えていても良いし、その一部のみを備えても良いし、更には、他のセンサを備えていても良い。
操作部23は、各種ボタン等を備え、ユーザ(運転手、同乗者等)による操作内容を指示信号としてシステム制御部24に出力するようになっている。この指示信号に基づき、システム制御部24により電源のON/OFFやチャンネル切り換え等の制御が行われる。
システム制御部24は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備え、CPUが、ROM等に記憶された各種制御プログラム(選択処理プログラムを含む)を読み出し実行することにより、TVチューナーS全体を統括制御するとともに、検出手段及び選択手段として機能するようになっている。すなわち、システム制御部24は、センサ部21から供給された検出信号に基づいて、車両の走行状態(移動状況の一例)を検出する。そして、システム制御部24は、検出された走行状態に基づいて、1セグメントデコーダ部14から出力された1セグメント放送用の映像・音声データ、または、12セグメントデコーダ部15から出力された12セグメント放送用の映像・音声データのいずれか一方を選択し、この選択された信号がスイッチ部16から出力されるように制御する。なお、システム制御部24の具体的な処理内容は後述する。
[1.地上デジタルテレビチューナーの動作]
次に、地上デジタルテレビチューナーSの動作について、図2を用いて説明する。
放送信号はアンテナATにより受信されると、チューナー部11において特定のチャンネルに同調されてIF信号が出力される。そして、このIF信号は復調・復号部12においてOFDM復調、トランスポートストリームへの復号が行われて、分離部13において1セグメント放送用と12セグメント放送用のトランスポートストリームに分離される。次いで、これらのトランスポートストリームは、夫々1セグメントデコーダ部14、12セグメントデコーダ部15において映像・音声データに変換されて、スイッチ部16に供給される。
そして、システム制御部24の制御により選択された方の映像・音声データがスイッチ部16から出力されて、出力された映像データは映像処理部17による映像処理を経てディスプレイ18によりその映像が表示される。また、スイッチ部16から出力された音声データも音声処理部19による音声処理を経てスピーカ20によりその音声が出力される。この結果、1セグメント放送または12セグメント放送のうち、システム制御部24の制御により選択された方の映像及び音声が画面に表示されることとなる。
以上のようなTVチューナーSの動作におけるシステム制御部24の選択制御処理について、以下に説明する。
図2は、本実施形態に係るシステム制御部24の処理例を示すフローチャートである。
図2に示すように、システム制御部24は、先ず、センサ部21から供給された検出信号に基づいて、車両の走行状態を検出する(ステップS1)。この走行状態としては、例えば、停止中、走行中、車速、加速中、減速中、加速度、カーブ中、角速度等があるが、本実施形態においては、特に、車両が停止中であるか、または、走行中であるかを検出するようになっている。車両が停止中であるか、走行中であるかは、例えば、車速センサにより検出された車速(加速度センサにより検出された加速度を積算しても良い)から判定しても良いし、GPS受信機により検出された車両の位置の変化の有無により判定しても良い。
次いで、システム制御部24は、車両の走行状態が走行中であるか否かを判定し(ステップS2)、停止中である場合は(ステップS2:NO)、復調・復号部12から供給された検出信号に基づいて放送信号の受信品質が良好であるか否か(例えば、検出信号が示す受信品質が所定の閾値よりも高いか否か等)を判定する(ステップS3)。
ここで、システム制御部24は、受信品質が良好である場合は(ステップS3:YES)、12セグメント放送の選択を示す制御信号をスイッチ部16に出力し(ステップS4)、受信品質が良好でない場合は(ステップS3:NO)、1セグメント放送の選択を示す制御信号をスイッチ部16に出力する(ステップS5)。つまり、車両が停止している場合であれば、運転手等が画面を注視しても通常は危険ではないことから、極力画質の良い12セグメント放送の映像を表示するように制御するのである。
一方、ステップS2において、車両が走行中である場合(ステップS2:YES)、システム制御部24は、1セグメント放送の選択を示す制御信号をスイッチ部16に出力する。車両が走行しているとき(つまり運転手が運転操作をしているとき)は、停止しているときよりも運転手等が画面を注視することによる危険度が高いことから、画質の低い1セグメント放送の映像を表示して、運転手等が画面を注視することを防止するようにしている。
その後、システム制御部24は、ユーザにより電源OFF操作がされたか否か(操作部23から電源OFFの指示を示す指示信号が供給されたか否か)を判定し(ステップS6)、電源OFF操作がされていない場合は(ステップS6:NO)、再び車両の走行状態を検出し(ステップS1)、電源OFF操作がされた場合は(ステップS6:YES)、処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態によれば、システム制御部24が、車両の走行状態を検出し、その走行状態に基づいて、受信された1セグメント放送または12セグメント放送のいずれか一方を選択し、この選択された映像・音声データがスイッチ部16により出力されて、ディスプレイ18によりその映像が表示され、スピーカ20により音声が出力されるようになっている。
従って、車両の走行状態に応じて、ユーザが画面を注視等することによる危険度が考慮された品質の映像等が出力されるので、ユーザの安全性を確保することができる。
また、システム制御部24は、車両が停止中の場合には、極力画質が高い12セグメント放送の映像・音声データが出力されるように選択し、車両が走行中の場合には、画質が低い1セグメント放送の映像・音声データが出力されるように選択するので、画面を注視しても比較的安全な停止中の場合にはきれいな映像を見ることができ、比較的危険な走行中の場合には、画面に対する注視を防止することができる。
また更に、1セグメント放送は12セグメント放送よりもデータ誤りに対する耐性が高いので、車両が走行していることにより、受信環境が頻繁に変化しても、映像・音声の切り換えに伴う映像切れや、音切れを防止し、安定して映像・音声を出力することができる。その一方で、データ誤りに対する耐性が低い12セグメント放送でも、車両が停止中であれば比較的安定して映像・音声を出力することができる。
従って、可能なときには極力画質の良い12セグメント放送の映像・音声を出力しつつ、12セグメント放送が受信できないような範囲に車両が移動した場合であっても、受信可能範囲の広い1セグメント放送を受信してその映像・音声を出力することができる。
なお、以上説明した実施形態においては、1セグメント放送用のデータも12セグメント用のデータも、同じ種類(映像データ及び音声データを含む)のデータであったが、異なる種類(一部異なる場合も含む)のデータに適用しても良い(例えば、車両が停止中の場合は品質の高いセグメントの映像データ及び音声データを出力し、走行中の場合は、同一番組ではあるがデータ誤りに対する耐性が高いセグメントの音声データを出力する等)。
また、上記実施形態においては、1セグメント放送用と12セグメント放送用の品質の異なる2つの映像・音声データの中から一方を出力する場合について説明したが、3つ以上のデータの中から一方を出力するようにしても良い。
また、上記実施形態においては、データ品質の基準として画質とデータ誤りに対する耐性を適用したが、これらに限られるものではなく、例えば、音質やデータ転送速度等に適用しても良い。
また、システム制御部24は、車両が停止中か走行中かのみを判定して選択制御を行っていたが、少なくともユーザの安全性を確保する観点からいえば、例えば、車速に基づいて選択制御をしても良いし(例えば、高速になるほどデータ誤りに対する耐性が高いデータを選択する等)、加速中や減速中の場合には1セグメント放送を選択し、速度が一定(停止中を含む)の場合には12セグメント放送を選択するようにしても良いし、直進走行している場合は12セグメント放送を選択し、曲がっている場合は1セグメント放送を選択するようにしても良い。
また、上記実施形態においては、本願を自動車に搭載されたTVチューナーに適用したが、例えば、自動二輪車や船舶等に適用しても良いし、PDA(Personal Digital Assistant)や携帯電話機等の携帯端末に適用しても良い。
また、上記実施形態においては、本願を地上デジタル放送に適用したが、例えば、他の種類の放送(有線及び無線を含む)に適用しても良いし、放送以外のデータ通信に適用しても良い。
本実施形態に係る地上デジタルテレビチューナーSの概要構成の一例を示す図である。 本実施形態に係るシステム制御部24の処理例を示すフローチャートである。
符号の説明
11 チューナー部
12 復調・復号部
13 分離部
14 1セグメントデコーダ部
15 12セグメントデコーダ部
16 スイッチ部
17 映像処理部
18 ディスプレイ
19 音声処理部
20 スピーカ
21 センサ部
22 操作部
23 システム制御部
S 地上デジタルテレビチューナー

Claims (8)

  1. 品質の異なる複数のデータを受信する受信装置であって、
    移動体の移動状況を検出する検出手段と、
    前記検出された移動状況に基づいて、前記受信された複数のデータの中から一のデータを選択する選択手段と、
    前記選択されたデータを出力する出力手段と、
    を備えることを特徴とする受信装置。
  2. 請求項1に記載の受信装置において、
    前記複数のデータは、放送局から放送された同一内容のデータであることを特徴とする受信装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の受信装置において、
    前記複数のデータは、画質の異なる画像データ成分を夫々含み、
    前記検出手段は、前記移動体が移動停止している停止中状態と、前記移動体が移動している移動中状態と、を少なくとも検出し、
    前記選択手段は、前記移動中状態が検出されたときには、前記停止中状態が検出されたときに選択されるデータよりも画質が低いデータを選択することを特徴とする受信装置。
  4. 請求項3に記載の受信装置において、
    前記移動中状態が検出されたときに選択されるデータは、前記停止中状態が検出されたときに選択されるデータよりもデータ誤りに対する耐性が高いデータであることを特徴とする受信装置。
  5. 請求項1に記載の受信装置と、
    前記受信装置の前記出力手段により出力されたデータに基づいて画像を画面に表示する表示手段と、
    を備えることを特徴とする表示装置。
  6. 品質の異なる複数のデータを受信する受信装置における選択方法であって、
    移動体の移動状況を検出する工程と、
    前記検出された移動状況に基づいて、前記受信された複数のデータの中から一のデータを選択する工程と、
    前記選択されたデータを出力する工程と、
    を備えることを特徴とする選択方法。
  7. 品質の異なる複数のデータを受信する受信装置であって、前記受信された複数のデータの中から一のデータを出力する出力手段を備える受信装置に含まれるコンピュータを、
    移動体の移動状況を検出する検出手段、
    前記検出された移動状況に基づいて、前記受信された複数のデータの中から前記出力手段により出力される一のデータを選択する選択手段、
    として機能させることを特徴とする選択処理プログラム。
  8. 請求項7に記載の選択処理プログラムが、コンピュータに読み取り可能に記録されていることを特徴とする記録媒体。
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