JP2007067701A - 撮像装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】OB部の信号を用いて画像有効部の画像信号を補正する場合に、その補正をローコストに且つ適切に行なえるようにする。
【解決手段】被写体像を光電変換する有効画素領域と遮光画素領域を有する撮像素子と、遮光画素領域の少なくとも2つの領域の出力信号の差分情報に基づいて、有効画素領域の出力信号に一定のオフセットを加算又は減算する演算部とを具備する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、CCDやCMOSイメージセンサ等の撮像素子を用いた撮像装置における画質を向上させる技術に関するものである。
デジタルカメラやビデオカメラ等の撮像装置においては、撮像素子としてCCDやCMOSイメージセンサを使用するのが一般的である。
このような撮像装置に用いられる撮像素子では、長時間の電荷蓄積を行なう撮影で、画像信号に対する暗電流の影響が無視できなくなることがよく知られている。信号中の暗電流成分は蓄積時間に比例するとともに、高温になるほど増大する。
一方、撮像素子の画素領域の周囲には撮像素子を駆動して信号を出力するための周辺回路が存在する。これら周辺回路は動作することによって発熱するため、撮像素子の温度には周辺ほど高くなる勾配が生じる。そのため、撮像素子の周辺の画素ほど温度が高くなり暗電流が大きくなる。
このような周辺回路発熱による暗電流の問題を解決する方法として、種々の提案がなされている(例えば、特許文献1)。
特開2004−222021号公報
例えば、上記の特許文献1では、画像信号から暗電流成分を取り除く方法として、次のような方法をとっている。すなわち、画像有効部の各画素の暗電流値と遮光画素領域(オプティカルブラック部:以下OB部と呼ぶ)の暗電流値の関係をあらかじめ記憶しておく。そして、実際の撮影を行なったときのOB部の暗電流値から画像有効部の各画素の暗電流値を予測し、その暗電流値を画像有効部の画素信号から差し引く。このようにすれば、暗電流成分を含んだ画像信号から暗電流成分のみが差し引かれるので、暗電流成分のない画像信号を得ることができる。
しかしながら、撮像装置として考えた場合、上記の特許文献1のようにOB部の暗電流値と画像有効部の各画素の暗電流値の関係をあらかじめ記憶していては、記憶メモリを多く消費してしまい装置としてコストが増大するという問題がある。
また、既に述べたように周辺回路の発熱による温度勾配によって、撮像素子の暗電流特性には画面内の位置に依存したムラが生じることになる。周辺回路の熱の影響により、画素領域は周辺部ほど温度が高く暗電流も発生し易いため、画面中央部に比べて周辺部の画素の信号レベルが高くなってしまう。
図5(a)、(b)はこの様子を示した図である。図5(a)は周辺回路の発熱がなく暗電流の画面周辺部での増加がほとんどない状態を示している。この状態では画面中央部の画素の信号レベルと画面周辺部の画素の信号レベルは略同じである。一方、図5(b)は周辺回路の発熱により撮像素子の周辺画素で暗電流が増加した状態を示している。この状態では画面周辺部の画素の信号レベルが暗電流成分の増加のために高くなっている。
図5において、撮像素子の画面上部および左部には、それぞれ遮光画素部(OB部)である垂直OB部(以下VOB部)と水平OB部(以下HOB部)が設けられている。なお、遮光画素部とは、光が入射しないように遮光部材で覆った画素部である。
ここで、撮像素子の暗電流成分が、出力アンプのオフセット分などにより、撮影毎に変動することが知られている。この対策として、撮像素子内に設けられている遮光画素部であるOB部の出力信号が画像有効部の暗電流成分に一致するとみなして、画像有効部の画素信号からOB部の出力信号を差し引いて、画素信号を補正する(暗電流成分を除去する)ことが行なわれている。
この様子を示したのが図6(a)、(b)である。図6(a)は、撮像素子を露光していない状態での撮像素子出力のH射影データ(垂直方向に延びる画素列の1列毎の画素信号の積分値または平均値)である。この分布は、撮像素子を露光していない状態での画素信号の分布であるので、暗電流成分の分布と考えることができる。図6(b)は、撮像素子を露光した場合の撮像素子出力のH射影データ(垂直方向に延びる画素列の1列毎の画素信号の積分値または平均値)である。
図6(a)では、HOB部は周辺回路の発熱により暗電流レベルが高くなっているが、従来ではこの高くなった暗電流値SD1をそのまま画像有効部の暗電流値とみなしていた。そして、画像信号から暗電流成分を除去する場合には、図6(b)に示すように、撮像素子を露光して得られた画素信号から暗電流値SD1を差し引いていた。すなわち、本来であれば、撮像素子を露光して得られた画素信号からは、図6(a)の暗電流値SD2を差し引くべきところを、過剰な暗電流値SD1を差し引いていた。このようにすると、暗電流成分が除去された画像信号である図6(b)のAで表わされる信号は、過剰な信号の差し引きが行なわれているために、画像有効部のほとんどの領域の出力レベルが沈み込んで(低下して)いることがわかる。この状態のカラー画像は一般的には緑色が被った色合いになり、部分的に色被りした画像よりも遥かに見劣りする状態である。
従って、本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、OB部の信号を用いて画像有効部の画像信号を補正する場合に、その補正をローコストに且つ適切に行なえるようにすることである。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係わる撮像装置は、被写体像を光電変換する有効画素領域と遮光画素領域を有する撮像素子と、前記遮光画素領域の少なくとも2つの領域の出力信号の差分情報に基づいて、前記有効画素領域の出力信号に一定のオフセットを加算又は減算する演算手段と、を具備することを特徴とする。
また、本発明に係わる撮像装置の制御方法は、被写体像を光電変換する有効画素領域と遮光画素領域を有する撮像素子を備える撮像装置を制御する方法であって、前記遮光画素領域の少なくとも2つの領域の出力信号の差分情報に基づいて、前記有効画素領域の出力信号に一定のオフセットを加算又は減算する演算工程を具備することを特徴とする。
本発明によれば、OB部の信号を用いて画像有効部の画像信号を補正する場合に、その補正をローコストに且つ適切に行なうことが可能となる。
以下、本発明の好適な一実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
まず、本実施形態の概要について説明する。
図7は、本発明の一実施形態に係わる撮像装置における画像の補正方法を説明する図である。
同図は、図5(a)のHOB部(水平オプティカルブラック部)付近を拡大した暗電流成分のH射影データ(垂直方向に延びる画素列の1列毎の画素信号の積分値または平均値)である。HOB部の異なる一部領域をa部とb部とすると、前述のようにa部とb部には傾斜がある。
また、画像有効部には温度勾配のない暗電流の安定した領域があるはずで、H射影データで水平になる領域HSが存在する。このH射影データの水平領域HSの延長線HAとHOB部の傾斜領域の延長線HBの交わる点(変曲点であり、画像有効領域の特定の座標)をc部とする。
ここで、暗電流の発生量によってc部の水平方向の座標が変化することがあるが、撮像装置の一般的な使用状態においてはc部の水平方向の座標はほとんど変わらないことが実験的にわかっている。
そこで、c部の水平方向の座標が変化しないものとして、a部、b部、c部の水平方向の座標をあらかじめ所定のメモリに記憶しておく。そして、それらの座標から、画像有効部に対するHOB部の暗電流成分の平均増加量yを、次の式で求める。
y={(ave_a−ave_b)/(h_b−h_a)}×h_c …(1)
ここで、
ave_a:H射影データのa部の値
ave_b:H射影データのb部の値
h_a:H射影データのa部の水平方向の座標
h_b:H射影データのb部の水平方向の座標
h_c:H射影データのc部の水平方向の座標−HOB部のほぼ中央部の座標
ただし、HOB部のほぼ中央部の座標を、(h_a+h_b)/2とする。
つまり、画像データの中でもHOB部のデータのみを使って、画像有効部に対するHOB部の暗電流成分の平均増加量をもとめることができる。また、この量は、実際に撮影された画像の画像有効部の信号レベルの沈み込んだ量(低下した量)とほぼ同じになるはずである。そのため、画像有効部の出力信号からHOB部の信号を減算して、暗電流成分を除去する場合に、減算に用いるHOB部の信号SD1から、画像有効部に対するHOB部の信号の平均増加量yを減算しておくことで、画像信号の過剰補正を防止できる。言い換えれば、画像有効部の信号から、補正されたHOB部の信号(SD1−y)を差し引くことにより、画像信号から適正に暗電流成分を除去することができる。あるいは、画像有効部の信号からHOB部の信号SD1を差し引いた後に、その減算結果に一律にyを加算するようにしてもよい。なお、上記のような処理を以下では暗電流ムラ補正と呼ぶことにする。
次に、本実施形態について具体的に説明する。
図1乃至図4は、本発明の一実施形態に係わる撮像装置の構成と動作を示した図である。
図1は、本実施形態の撮像装置(カメラ)の構成を示す図である。
図1において、101は被写体像を光電変換する撮像素子でありCCDまたはCMOSセンサが使用される。102は撮像素子101からの信号をアナログ−デジタル変換するA/D変換器である。103はDSP(Digital Signal Proseccer)であり、A/D変換器102からのデータに対して各種補正処理及び現像処理を行なう。またDSP103は、ROM106、RAM107等各種メモリの制御、記録媒体108への画像データの書き込み処理を行なう。
104は、撮像素子101、A/D変換器102、DSP103にクロック信号や制御信号を供給するタイミング発生回路であり、CPU105により制御される。
105はDSP103、タイミング発生回路104の制御、及び測光・測距など不図示の各部を使ったカメラ機能の制御を行なうCPUである。CPU105には、各スイッチ109〜111、モードダイアル112が接続され、CPU105はそれぞれの状態に応じた処理を実行する。
106はカメラの制御プログラムや前述のa部、b部、c部の水平方向の座標を含む各種補正データを記憶するROM、107はDSP103で処理される画像データや補正データを一時的に記憶するRAMである。RAM107はROM106より高速のアクセスが可能である。
108は撮影された画像を保存するコンパクトフラッシュ(登録商標)カード等の記録媒体であり、不図示のコネクタを介してカメラと接続される。
109はカメラを起動させるための電源スイッチである。110は測光処理、測距処理等の動作開始を指示するシャッタースイッチSW1である。111は不図示のクイックリターンミラー及びシャッターを駆動し、撮像素子101から読み出した信号をA/D変換器102、DSP103を介して記録媒体108に書き込む一連の撮像動作の開始を指示するシャッタースイッチSW2である。
図2は、図1に示すカメラの動作を示したフローチャートである。
まず、ステップS201でカメラを起動する電源SW109がONされているか否か判定し、OFFならS201を繰り返す。ここで電源SW109がONされていれば、ステップS202でモードダイアル112が撮影モードに設定されているか否かを判別する。撮影モードに設定されていれば続いてステップS204へ進み、その他のモードに設定されていればステップS203で選択されているモードに応じた処理を行ないS201へ戻る。
ステップS204では、シャッタースイッチ(SW1) 110がONしているか否かを判定する。SW1がOFFしている場合、S204の処理を繰り返す。SW1がONしている場合には、ステップS205に進む。
ステップS205では、不図示の測光制御部及び測距制御部を用いて、絞り値およびシャッター速度を決定する測光処理、撮影レンズの焦点を被写体に合わせる測距処理が行なわれる。
測光・測距処理が終了すると、続くステップS206でシャッタースイッチ(SW2)111の状態が判定される。SW2がOFFしている場合にはS206を繰り返し、ONしている場合にはステップS207で後述する撮影処理が実行される。
撮影処理が終了すると、ステップS208で後述する暗電流ムラ補正を行ない、ステップS209へ進み、撮影した画像データに対しDSP103で現像処理が行なわれる。続いてステップS210で、現像処理の終了した画像データに対し圧縮処理が行なわれ、RAM107の空き領域に格納される。
ステップS211では、RAM107に格納されている画像データが読み出され、記録媒体108への記録処理が実行される。記録処理終了後、ステップS201へ戻り次の撮影に備える。
次に、ステップS207の撮影処理の詳細について図3を用いて説明する。
まずステップS301で不図示のクイックリターンミラーをミラーアップ位置に移動させる。ステップS302では、前述の測光処理(ステップS205)で得られた測光データに基づいて、所定の絞り値まで絞りを駆動する。
ステップS303で撮像素子101の電荷クリア動作を行い、ステップS304で電荷蓄積を開始する。電荷蓄積開始後、ステップS305でシャッターを開き、撮像素子101の露光を開始する(ステップS306)。
その後、ステップS307で測光データに従って露光終了まで待ち、ステップS308でシャッターを閉じる。
ステップS309で開放の絞り値まで絞りを駆動し、ステップS310ではミラーダウン位置までミラーを駆動する。
ステップS311では設定した電荷蓄積時間が経過するまで待ち、撮像素子101の電荷蓄積を終了する(ステップ312)。
最後にステップS313で撮像素子101の信号が読み出され、一連の処理を終了してメインの処理へ復帰する。
次に、ステップS208の暗電流ムラ補正の詳細について図4を用いて説明する。
まずステップS401で、読み出された撮像信号のうちHOB部に相当する領域の水平射像データ(垂直方向に延びる画素列の1列毎の画素信号の積分値または平均値)を作成し、ステップS402でave_a、ave_bを算出する。
ステップ403では、式(1)で説明したように、補正量を算出するためにあらかじめ記憶しておいたa部、b部、c部の水平方向の座標を用いて、次のようにyの値を算出する。
y={(ave_a−ave_b)/(h_b−h_a)}×h_c
ステップS404では、算出された補正値yが所定のレベルmより大きいかどうかを判定する。補正値yの値がmより小さければ暗電流の傾斜がほとんどなく、前述した水平OB部(HOB部)の信号レベルであるSD1の値を補正する必要がないものとして、補正を行わずに終了する。補正値yが所定のレベルmより大きければ、ステップS405で、前述した水平OB部の信号レベルであるSD1からyを減算し、画像有効部の信号から、(SD1−y)を差し引くことにより、暗電流ムラ補正を行い、終了する。
ステップS404で行っている判定について更に詳しく説明すると、ステップS402で求めたave_a、ave_bはHOB部のわずかな傾斜を求めているので、多少誤差が大きくなる。そのため、ある程度信頼性のある大きな値になったときのみ補正するようにしている。
その後、画像有効部の信号から、SD1(ステップS404でy≦mの場合)又はSD1−y(ステップS404でy>mの場合)の値を差し引いて、画像信号からの暗電流成分の除去を行なう。
(他の実施形態)
上記のステップS404では、補正値yについて判定しているが、(ave_a−ave_b)の値が所定の値よりも大きいか小さいかを判定しても良い。
また、ステップS405では、補正値yをそのまま水平OB部の信号レベルであるSD1の値から減算しているが、補正値yに所定の係数kを掛けた値を減算するようにしても良い。
また、ステップS401〜S402では、水平OB部のH射影データからave_a、ave_bを求めているが、図8のように2つの一定領域の平均値から求めるようにすると、精度良く補正値を算出することができる。
また、更に図9のように、2つの一定領域の平均値であってその一部がオーバーラップした領域からave_a、ave_bを求めれば、更に精度の良い補正値を算出できる。
また、上記の実施形態では、横方向に配置された一部領域a部及びb部を左部のHOB部に設けるように説明したが、上下方向に配置された一部領域a部及びb部を上部のVOB部に設けるようにしてもよい。また、a部、b部、c部が斜めに配置されていてもよい。
以上説明したように、上記の実施形態によれば、水平OB部の信号レベルから画像有効部の暗電流レベルを精度よく求めることが可能となる。
また、画像有効部の暗電流レベルを簡単な演算により求められるので、大きなメモリ容量を必要とすることもなく、装置のローコスト化を図ることができる。
本発明の一実施形態に係わる撮像装置(カメラ)の構成を示す図である。 図1に示す撮像装置の動作を示したフローチャートである。 本発明の一実施形態における撮像処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態における暗電流ムラ補正を示すフローチャートである。 暗電流ムラを説明する図である。 暗電流ムラによる画像劣化を説明する図である。 本発明の一実施形態における暗電流ムラ補正を説明する図である。 暗電流ムラ補正の変形例を示す図である。 暗電流ムラ補正の他の変形例を示す図である。
符号の説明
101 撮像素子
102 A/D変換器
103 DSP
104 タイミング発生回路
105 CPU
106 ROM
107 RAM
108 記録媒体
109,110,111 スイッチ
112 モードダイアル

Claims (12)

  1. 被写体像を光電変換する有効画素領域と遮光画素領域を有する撮像素子と、
    前記遮光画素領域の少なくとも2つの領域の出力信号の差分情報に基づいて、前記有効画素領域の出力信号に一定のオフセットを加算又は減算する演算手段と、
    を具備することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記遮光画素領域の少なくとも2つの領域の座標情報を記憶する記憶手段をさらに具備し、前記演算手段は、前記2つの領域の出力信号の差分情報と前記座標情報とから得られる前記遮光画素領域の出力信号の傾斜量に基づいて、前記有効画素領域の出力信号に前記一定のオフセットを加算又は減算することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記記憶手段は、前記有効画素領域の特定の座標をさらに記憶し、前記演算手段は、前記2つの領域の出力信号の差分情報と、前記2つの領域の座標情報と、前記有効画素領域の特定の座標情報とに基づいて、前記有効画素領域の出力信号に対するオフセット量を算出することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記演算手段は、算出された前記オフセット量に所定の係数を掛けた値に基づいて、前記有効画素領域の出力信号に前記一定のオフセットを加算又は減算することを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記演算手段は、算出された前記オフセット量が所定値よりも大きい場合に、前記有効画素領域の出力信号に前記一定のオフセットを加算又は減算することを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  6. 前記遮光画素領域の少なくとも2つの領域は、前記有効画素領域の方向に並ぶように配置されるとともに、前記有効画素領域の方向に所定の幅を持つ領域であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  7. 前記遮光画素領域の少なくとも2つの領域は、一部の領域がオーバーラップしていることを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
  8. 被写体像を光電変換する有効画素領域と遮光画素領域を有する撮像素子を備える撮像装置を制御する方法であって、
    前記遮光画素領域の少なくとも2つの領域の出力信号の差分情報に基づいて、前記有効画素領域の出力信号に一定のオフセットを加算又は減算する演算工程を具備することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  9. 前記遮光画素領域の少なくとも2つの領域の座標情報を記憶する記憶工程をさらに具備し、前記演算工程では、前記2つの領域の出力信号の差分情報と前記座標情報とから得られる前記遮光画素領域の出力信号の傾斜量に基づいて、前記有効画素領域の出力信号に前記一定のオフセットを加算又は減算することを特徴とする請求項8に記載の撮像装置の制御方法。
  10. 前記記憶工程では、前記有効画素領域の特定の座標をさらに記憶し、前記演算工程では、前記2つの領域の出力信号の差分情報と、前記2つの領域の座標情報と、前記有効画素領域の特定の座標情報とに基づいて、前記有効画素領域の出力信号に対するオフセット量を算出することを特徴とする請求項9に記載の撮像装置の制御方法。
  11. 前記演算工程では、演算された前記遮光画素領域と前記有効画素領域の出力信号の差に所定の係数を掛けた値に基づいて、前記有効画素領域の出力信号に前記一定のオフセットを加算又は減算することを特徴とする請求項10に記載の撮像装置の制御方法。
  12. 前記演算工程では、演算された前記遮光画素領域と前記有効画素領域の出力信号の差が所定値よりも大きい場合に、前記有効画素領域の出力信号に前記一定のオフセットを加算又は減算することを特徴とする請求項10に記載の撮像装置の制御方法。
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