JPH0678224A - Ccd撮像装置とその駆動方法 - Google Patents

Ccd撮像装置とその駆動方法

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JPH0678224A
JPH0678224A JP4230568A JP23056892A JPH0678224A JP H0678224 A JPH0678224 A JP H0678224A JP 4230568 A JP4230568 A JP 4230568A JP 23056892 A JP23056892 A JP 23056892A JP H0678224 A JPH0678224 A JP H0678224A
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Kazuya Oda
和也 小田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多数の画素を行列状に配置し、画像信号を電
荷結合デバイスCCDで転送するCCD撮像装置に関
し、電荷転送路に留る時間が変化しても、一定な黒レベ
ルを維持することのできるCCD撮像装置を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 電荷信号を転送するための複数の垂直電荷転
送路と、複数の垂直電荷転送路から転送された電荷信号
をまとめて出力するための水平電荷転送路と、それぞれ
が前記垂直電荷転送路に結合して配置され、画像信号を
撮像するためのエリア部のホトダイオードと、エリア部
のホトダイオードの下方(水平電荷転送路側)、または
エリア部の上下で、それぞれが前記垂直電荷転送路に結
合して配置され、遮光されているが、エリア部のホトダ
イオードと同等の静電特性を有するOB部のホトダイオ
ードとを含む撮像チップと、前記OB部のホトダイオー
ドからの信号に基づき、エリア部における画像情報の暗
電流成分を推定演算する回路とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮像装置に関し、特に
多数の画素を行列状に配置し、画像信号を電荷結合デバ
イスCCDで転送するCCD撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】固体撮像装置として、CCD転送方式の
ものが知られており、電子カメラ、複写機、その他の映
像機器に利用されている。多数のホトダイオードを垂
直、水平方向に配列し、画素行列を形成する。さらに、
各ホトダイオード列に隣接して垂直電荷転送路(VCC
D)を形成し、各VCCDの終端に隣接して水平電荷転
送路(HCCD)を形成する。
【0003】このような固体撮像装置を用いた電子スチ
ルカメラ等において、全ホトダイオード(PD)を同時
に露光し、独立に信号を読みだしたいという要求があ
る。ホトダイオードに蓄積した電荷を同時に読み出し、
転送するためには、通常1画素または1行につき3相以
上の転送パルスが必要である。1画素当たり3相以上の
転送パルスを実現するには、CCDに1画素当たり3電
極以上が必要であり、微細化の面から不利な条件とな
る。
【0004】1電極の下にウェル部とバリア部とを形成
し、2相駆動を行なうことも考えられるが、ウェル部と
バリア部とを形成するプロセス工程においてセルフアラ
インが使用できない等の問題も生じる。
【0005】これらの欠点を持たない転送方式として、
アコーディオン転送方式が提案されている(PHILI
PS TECHNICAL REVIEW VOL.4
3,No.1/2,1986, A.J.P.Theu
wissenおよびC.H.L.Weijtens)。
【0006】アコーディオン転送方式においては、1画
素ないしは1行当たり2電極というIT(インターライ
ントランスファ)CCD、FT(フレームトランスフ
ァ)CCD、FIT(フレームインターライントランス
ファ)CCD等と同じ電極数で、かつ全画素同時読み出
しが可能であり、基板抜き等の電子シャッターを用いて
同時刻露光の電子シャッターが可能である。
【0007】図7に、アコーディオン転送方式を示す。
図7(A)は、時間の経過と共に転送路の電極下のポテ
ンシャルがどのように変化するかを示すポテンシャルダ
イヤグラムである。図7(B)は、アコーディオン転送
方式により、電荷がどのように移動するかを示す概念的
平面図である。
【0008】図7(A)において、転送路の電極は、奇
数番めの電極Odと偶数番めの電極Evに分類される。
これら各電極の下に電荷転送路のウェルまたはバリアが
形成される。電荷転送路内の電子エネルギを実線の折線
で模式的に示す。高さが電子エネルギを示す。
【0009】まず、奇数番めの電極の下の電子エネルギ
が下げられ、電位井戸が形成され、電荷qa、qb、q
cが蓄積される。この状態のままで、電位井戸と電位井
戸との間に配置される電位障壁を低くすると、電荷混合
が生じてしまう。
【0010】そこで、まず最も右側の偶数番めの電極の
下の電子エネルギを下げ、電位井戸を2電極分に引き延
ばす。すると、電荷qaは右側に1電極分広がって分布
する。次に電荷qaを蓄積した電位井戸の左側部分の電
子エネルギを上げ、同時に右側の電位障壁部分の電子エ
ネルギを下げると電荷qaは2電極分に分布したまま右
側に1電極分移動する。
【0011】すると、電荷qaとqbの間に2電極分の
電位障壁が形成される。その後順次電荷qaの左側部分
の電子エネルギを上げ、右側部分の電子エネルギを下げ
ることによって電荷qaは順次右側に転送される。
【0012】また、電荷qaとqbの間に2電極分の電
位障壁が生じたとき、次のタイミングで電荷qbの右側
の電位障壁の電子エネルギを下げると、電荷qbは2電
極分に広がって分布するようになる。
【0013】この時、電荷qaとqbの間には少なくと
も1電極分、通常2電極分の電位障壁が存在するため、
電荷混合は生じない。このようにして、1電極おきに蓄
積された電荷を2倍のピッチに引き延ばして分布させる
ことにより、電荷転送が可能となる。
【0014】図7(B)は、このようにして転送される
電荷分布を概略的に示す。図中、横軸は時間経過を示
し、縦軸は転送路の電極を示す。最も左側の状態におい
ては、転送路の上半分に1電極おきに電荷qa、qb、
qc、qdが蓄積されている。これらの電荷のうち、下
側に配置された電荷から順次2電極長の電位井戸と2電
極長の電位障壁を形成しながら、すなわち電荷分布を2
倍に伸長しながら、電荷を下方に転送する。
【0015】すなわち、転送されているときの電荷は2
電極分に分布し、転送中の電荷と電荷の間には2電極分
の電位障壁が形成されている。このようにして、電荷混
合を防止しつつ、1電極おきに蓄積された電荷を転送す
ることができる。転送が完了した最も右側の状態におい
ては、電荷qa、qb、qc、qdは再び1電極おきに
分布している。
【0016】転送時の電位井戸と電位障壁の発生の様子
が、楽器のアコーディオンの蛇腹部を次第に広げてから
再び閉じていく時の様子に類似しているので、この電荷
転送方式はアコーディオン転送方式と呼ばれる。この方
式では、ホトダイオード1行につき2つの電極で、1行
につき1つの信号を転送できる。
【0017】本出願人は、ホトダイオード行列と垂直電
荷転送路と水平電荷転送路を含む固体撮像装置におい
て、同様の電荷転送を行なうドミノ型転送方式を提案し
た。ただし、フレーム転送ではなく、垂直電荷転送路V
CCDに読み出した電荷を2倍の長さに引き伸ばしなが
ら水平電荷転送路HCCDに転送する。
【0018】簡略に言えば、図7(B)の上半分の部分
の駆動方式に対応する。駆動信号もインターライン型C
CDに類似した4相駆動によって転送する。この方式に
おいても、ホトダイオード1行につき1つの信号を転送
できる。
【0019】このように、画像信号の間隔を広げながら
転送すると、電荷分布を広げるための時間が必要であ
る。画像信号が転送路のどこに位置しているかによって
転送路に停止する時間が大幅に異なる。また、転送され
る時間も当然異なる。転送路においては暗電流が発生す
る。従って、転送路に長時間滞在する画像情報に対して
は、より大きな暗電流が付加されることになる。
【0020】このような暗電流成分を補正するためにC
CD撮像装置にはオプティカルブラック(OB)と呼ば
れる遮光部分が形成されている。画像情報を取り出すた
めのエリア部と、暗電流成分を取り出すためのOB部と
において、同一の暗電流が発生すれば両者を比較するこ
とによって暗電流成分を較正することができる。
【0021】図8は、このようなOB部の機能を説明す
るための図である。図8(A)は、OB部が理想的な機
能を果す場合を示す。エリア部とOB部において同一の
暗電流が発生する。暗電流により黒レベルに対応するベ
ースラインは持上がるが、エリア部の持上がりとOB部
の持上がりが同一であるため、エリア部の画像信号から
OB部の画像信号を減算することにより、シェーディン
グ成分の較正ができ、真の画像情報のみを取り出すこと
ができる。
【0022】図8(B)は、このようにして取り出した
画像情報のベースラインを1フィールド内で見たグラフ
である。エリア部で検出した画像信号からOB部の信号
を差し引いた真の画像信号は、垂直走査期間Vの間一定
値に保たれる。
【0023】ところが、エリア部の画素構造とOB部の
画素構造とは若干異なり、OB部においてはホトダイオ
ードがアルミニウム膜で覆われている。このため、OB
部の容量はエリア部の容量よりも大きく、蓄積される暗
電流成分に差が生じる。
【0024】図8(C)は、現実に得られる画像信号の
ベースラインを示すグラフである。エリア部のベースラ
インに比較し、OB部のベースラインは低くなってい
る。このため、エリア部の画像信号ベースラインとOB
部のベースラインの間にOB段差が発生している。
【0025】画像信号からOB部の信号を差し引くと、
真の画像信号にOB段差が付加された信号が得られる。
このOB段差は、垂直電荷転送路に画像信号が滞在する
時間が長くなる程大きくなる。
【0026】図8(D)は、1フィールド内の画像信号
のベースラインの変化を示すグラフである。垂直走査期
間Vの始めに読み出される画像信号は、垂直転送路に留
る時間が少ないためほとんどOB段差を有さない。これ
に対して垂直走査期間の最後に読み出される画像信号
は、垂直電荷転送路に長時間留るため大きなOB段差を
有するようになる。OB段差は時間の経過と共に次第に
増大するため、画像信号のベースラインは破線で示すよ
うな形となる。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
CCD撮像装置においては、OB部を設けてもOB段差
が発生し、画像信号の黒レベルが変化してしまう。
【0028】本発明の目的は、電荷転送路に留る時間が
変化しても、一定な黒レベルを維持することのできるC
CD撮像装置を提供することである。
【0029】
【課題を解決するための手段】本発明のCCD撮像装置
は、電荷信号を転送するための複数の垂直電荷転送路
と、複数の垂直電荷転送路から転送された電荷信号をま
とめて出力するための水平電荷転送路と、それぞれが前
記垂直電荷転送路に結合して配置され、遮光されている
が、画像信号を撮像するためのエリア部のホトダイオー
ドと、エリア部のホトダイオードと水平電荷転送路との
間で、それぞれが前記垂直電荷転送路に結合して配置さ
れ、エリア部のホトダイオードと同等の静電特性を有す
る下OB部のホトダイオードとを含む撮像チップと、前
記下OB部のホトダイオードからの信号に基づき、エリ
ア部における画像情報の暗電流成分を推定演算する回路
とを有する。
【0030】
【作用】下OB部のホトダイオードはエリア部のホトダ
イオードと同等の静電特性を有するので、下OB部には
エリア部と同等の暗電流が発生する。この暗電流成分に
基づき、エリア部の暗電流成分を推定演算すれば、精度
の高い暗電流情報が得られる。
【0031】CCD撮像手段に被写体像を投入し、垂直
転送路を駆動して得たエリア部の画像情報からこの推定
演算した暗電流成分を差し引けば、高精度の画像情報を
得ることができる。
【0032】このようにして得た画像情報は、OB段差
が変化しても黒レベルを一定値に保つことができる。
【0033】
【実施例】図1は、本発明の実施例によるCCD撮像装
置の構成を示すブロック図である。被写体からの光はレ
ンズ1によって集光され、アイリス2の開口を通してC
CD撮像チップ3上に投映される。CCD撮像チップ3
内にはホトダイオードの行列と垂直電荷転送路、水平電
荷転送路等を含む半導体撮像回路が組込まれている。ド
ライバ回路4は、CCD撮像チップ3にCCDを駆動す
る駆動信号を供給する。
【0034】CCD撮像チップ3からの画像信号は、信
号処理回路5においてOB部の信号レベルの差を検出す
る等の処理を受け、A/D変換器6を介してデジタル信
号となって画像信号処理回路8に入力する。
【0035】画像信号処理回路8の入力端子10は、切
替えスイッチ12の可動接点に接続され、切替えスイッ
チ12の固定接点は黒レベル検出演算回路11と減算器
13に接続されている。
【0036】黒レベル検出演算回路11は、垂直走査期
間の初期に供給される下OB部の信号に基づいて、全画
面内のシェーディング成分を外挿して求め、黒レベル信
号を発生する。黒レベル検出演算回路11の出力信号は
減算器13に接続され、減算器13において画像信号か
ら黒レベル信号を減算する処理が行われる。
【0037】減算器13の出力信号は数値演算プロセッ
サ14に供給され、データ圧縮等の処理を受けた後、出
力端子から記録ユニット9に供給される。記録ユニット
9はたとえばメモリカードで構成される。
【0038】CCD撮像装置には、スイッチS1、S
2、S3を含むスイッチ回路17が設けられている。た
とえば、スイッチS1はリリーススイッチの第1接点ス
イッチであり、スイッチS2はリリーススイッチの第2
接点スイッチであり、スイッチS3は電源スイッチであ
る。
【0039】カメラ上のスイッチボタンを押込むと、先
ず電源スイッチS3がオンし、続いて第1接点スイッチ
S1、第2接点スイッチS2がオンする。CCD撮像装
置には、またシステムコントロール回路18が設けられ
ており、全システムのコントロールを行なう。電源スイ
ッチS3がオンすると、CCD撮像装置は付勢され、撮
像可能な状態となる。第1接点スイッチS1がオンする
と、自動露光、自動測距のモードとなり、モータM1、
M2を駆動することによってレンズ1の焦点距離やアイ
リス2の適正開口が選択される。また、シャッタスピー
ドの選択も行われる。
【0040】CCD撮像チップ3は、垂直電荷転送路に
おいて図7に関連して説明したような、アコーディオン
転送(ドミノ転送)を行なう。このため、ホトダイオー
ドから垂直電荷転送路に読み出された画像信号は垂直電
荷転送路内の位置に依存してその滞在時間が変化する。
【0041】垂直電荷転送路に比較的長い時間滞在する
画像信号は、比較的大きな暗電流を受けるが、対応する
暗電流成分は黒レベル検出演算回路11で演算される。
減算器13で画像信号から黒レベル信号を減算すること
により、暗電流成分を除去した画像信号を得ることがで
きる。
【0042】図2は、CCD撮像チップの構成を示す。
図2(A)は、CCD撮像チップ3の平面構成を示す。
CCD撮像チップ3には、画像が投映されるエリア部2
1と遮光膜で覆われたOB部22とが構成されている。
エリア部には行列状に配置された多数のホトダイオード
PDと、ホトダイオードの各列に沿って形成された垂直
電荷転送路VCCDと、ホトダイオードからVCCDへ
の電荷転送を制御するトランスファゲートTG等が形成
されている。
【0043】OB部はエリア部21の下方に配置され、
フィルタまたは遮光板等、絶縁体で遮光されたOBb部
22bとエリア部21の右方に配置され、アルミニウム
等の金属で遮光されたOBa部22aを含む。なお、後
に説明するように、エリア部21の右方のOBa部22
aは必ずしも必要なものではない。
【0044】図2(B)は、OBa部における画素の構
成を示す断面図である。n型Siで形成された基板31
の上にp型ウェル32が配置されている。p型ウェル3
2の表面部分には、ホトダイオードPDを構成するn型
領域33、垂直電荷転送路(VCCD)を構成するn-
型領域34、ホトダイオードと垂直電荷転送路VCCD
の間に配置され、転送ゲート(TG)を構成するp+
領域35が形成される。p+ 型領域36は、ホトダイオ
ードと垂直電荷転送路の組の周囲に形成され、電気的分
離を行なう。
【0045】半導体基板表面上にはSiO2 等で形成さ
れた絶縁膜37が配置されている。この絶縁膜37中に
転送ゲートTGおよび垂直電荷転送路VCCDの電位を
制御するための多結晶シリコンゲート38が配置されて
いる。絶縁層37表面は、アルミニウム等の遮光層39
で覆われている。このため、ホトダイオードPDへの入
射光は遮断されている。
【0046】エリア部21の画素においては、ホトダイ
オードPD上のアルミニウム遮光層39に開口が形成さ
れている。従って、入射光はホトダイオードPDに導入
される。ホトダイオードPDが入射光の強度を検出し、
転送ゲートTGを介して垂直電荷転送路VCCDに光電
変換された電荷を転送し、垂直電荷転送路VCCDを通
って電荷信号を取り出すことにより画像情報を得ること
ができる。
【0047】図2(C)は、OBb部の画素構造を示す
断面図である。半導体基板中の構成および絶縁層37中
の構成は、エリア部の画素の構成と同等である。ただ
し、開口が形成されたアルミニウム遮光層39の上に、
フィルタや遮光板等の絶縁物で形成された遮光材40が
配置されている。
【0048】従って、ホトダイオードPDが半導体基板
中に形成されているが、このホトダイオードPDに光は
入射しない。ただし、遮光材40は画素の静電特性には
影響を与えない。OBb部の画素がエリア部の画素と同
様に駆動された時、垂直電荷転送路VCCDで読み出さ
れる電荷信号は暗電流成分のみである。
【0049】ここで、エリア部の構成とOBa部および
OBb部の構成を比較する。OBa部では、ホトダイオ
ードPDの上にアルミニウム遮光層39が存在する。こ
の構成の差は、画素における寄生容量の差となる。この
ため、垂直電荷転送路VCCDに誘起される暗電流の量
が影響を受ける。OBb部では、エリア部と同様、ホト
ダイオードPDの上にアルミニウム遮光層39は存在し
ない。ただし、その上に静電特性に影響を与えない絶縁
物等で形成された遮光材40が配置されている。従っ
て、OBb部では入射光はなく、かつエリア部と同様の
暗電流が検出できる。
【0050】図3は、OB段差を説明するための図であ
る。CCD撮像チップにおいては、図2(A)に示すよ
うに、エリア部21内に多数のホトダイオードPDが行
列状に配置されている。ホトダイオードPDの各列に隣
接して垂直電荷転送路VCCDが配置され、ホトダイオ
ードPDとの間を転送ゲートTGによって接続されてい
る。
【0051】ホトダイオードPDから垂直電荷転送路V
CCDに読み出された電荷信号は、垂直電荷転送路VC
CDを下方に順次転送される。この時、エリア部21の
下方に配置されたホトダイオードPDに対応する画像情
報と、エリア部21の上方に配置されたホトダイオード
PDに対応する画像情報とでは、垂直電荷転送路VCC
Dに滞在する時間が大幅に異なる。
【0052】たとえば、1水平走査期間を1Hとする
と、最下行に配置されたホトダイオードPDから読み出
された画像情報が垂直電荷転送路VCCDに停止する時
間は1Hであり、水平電荷転送路に読み出されるまで時
間は1Hである。
【0053】これに対して最上行に配置されたホトダイ
オードPDから垂直電荷転送路VCCDに読み出された
画像情報は、行数が1000の場合転送が始まるまでに
500Hの時間停止し、転送に500Hの時間を必要と
する。従って、読み出されるまでの全時間は1000H
となる。
【0054】このように、停止時間と読み出し時間が垂
直方向の位置によって大きく変化するため、図3
(A)、(B)に示すように、エリア内のどの位置から
読み出された画像情報かにより、OB段差が大きく変化
する。図3(A)は遮光状態で暗電流のみを読み出した
場合を示し、図3(B)は開光状態で画像信号と暗電流
を読み出した状態を示す。
【0055】図3(A)、(B)においては、垂直方向
の位置が上方になるに従って画像情報のベースラインは
増加し、OB段差が増加している。このような画像情報
をそのまま表示すると、画面は下に向かうに従って次第
に明るくなるように表示される。
【0056】ところで、本実施例においては、図2
(A)に示すように、エリア部22下方にエリア部の画
素と静電的特性の等しいOBb部22bが形成されてい
る。このOBb部22bは遮光材40によって遮光され
ているため、OBb部22bにおいては、暗電流のみが
発生する。この暗電流は、図3(A)に示すように、エ
リア部の暗電流と同一特性のものである。
【0057】エリア部に光を入射した状態においても、
図3(B)に示すように、OBb部には暗電流成分のみ
が発生し、このOBb部の暗電流とエリア部の暗電流と
は同等の特性を有している。
【0058】そこで、図3(C)に示すように、OBb
部の暗電流を検出し、1ライン毎に増加するOB段差を
求めることができる。このようにして、OB段差を検出
し、外挿することによってエリア部21全体でのOB段
差を推定することができる。
【0059】図1に示す黒レベル検出演算回路11は、
エリア部の下方に配置され、エリア部の画素と静電特性
の等しいOBb部の暗電流を検出し、エリア部における
暗電流を推定演算によって求め、黒レベル信号を発生す
る回路である。エリア部から検出された画像信号は、演
算器13において黒レベル信号を減算され、OB段差が
解消された画像信号が供給される。
【0060】なお、減算器13で画像情報から黒レベル
情報を差し引くため、各水平走査線右端におけるOBa
部の黒レベル情報は必ずしも必要なものではない。従っ
て、図2(A)に示すエリア部21右方のOBa部22
aは省略してもよい。
【0061】なお、OBa部22aを省略すると、1水
平走査線分の画像信号におけるOB段差はなくなるが、
各水平走査線末端に配置されるOB部は必ずしも設ける
必要はないが、暗電流成分による画像情報のベースライ
ンの変化を本明細書においてはOB段差と呼ぶ。
【0062】図4は、本発明の他の実施例によるCCD
撮像装置を説明するための図である。図4(A)は、C
CD撮像チップの平面構成を示す。本構成においては、
エリア部21の右方にOBa部22aが存在する点は、
図2(A)の構成と同様であるが、エリア部の画素と静
電特性の等しいOBb部22bはエリア部21の上下に
配置されている。
【0063】従って、図4(B)に示すように、遮光状
態でのCCD撮像チップからの出力は、エリア部下方に
配置されたOBb部、エリア部、エリア部上方に配置さ
れたOBb部の順になり、その静電特性は等しい。従っ
て、発生する暗電流は同一特性のものである。
【0064】このように、エリア部の前後にエリア部と
静電的特性の等しいOB部が配置されるため、これらの
領域でOB段差を検出し、内挿することによってエリア
部におけるOB段差を推定演算することができる。
【0065】本実施例の場合、エリア部におけるOB段
差は画素信号を全て読み出した後でないと算出できない
ため、図1に示す画像信号処理回路8には、図4(C)
に示すように、画像情報メモリ19がさらに接続され
る。黒レベル検出演算回路11は、画像出力の初期と終
期におけるOBb部のシェーディング成分を検出し、エ
リア部全体における黒レベルを推定演算し、出力する。
一旦画像情報メモリ19に蓄えられた画像情報は、減算
器13で黒レベル信号を減算され、シェーディング成分
を較正した画像情報のみが出力する。
【0066】このように、上述のいずれの実施例におい
ても黒レベル検出演算回路11がエリア部におけるシェ
ーディング成分(黒レベル)を適正に推定演算し、減算
器13で画像信号からシェーディング成分を減算するこ
とによって、真の画像情報のみが数値演算プロセッサ1
4に与えられる。
【0067】図5は、図2、3に示すような構成のCC
D撮像装置を用いて実際に撮像を行なう時の撮像ルーチ
ンを示すフローチャートである。ステップA1で電源が
オンすると、ステップA2に進み、第1接点スイッチS
1がオンしているか否かを判断する。第1接点スイッチ
S1がオンしていない時は、NOの矢印に従ってステッ
プA2を繰り返す。
【0068】第1接点スイッチS1がオンしている時
は、YESの矢印に従ってステップA3に進み、垂直電
荷転送路VCCDのドミノ駆動を開始し、垂直電荷転送
路VCCDの電荷を水平電荷転送路HCCDに転送す
る。
【0069】次に、ステップA4に進み、撮像の準備段
階として自動露光、自動測距(AE/AF)動作を開始
する。次に、ステップA5に進み、AE/AF動作が完
了したか否かを判断する。AE/AF動作が完了してい
ない時は、NOの矢印に従ってステップA4に戻る。
【0070】AE/AF動作が完了している時は、YE
Sの矢印に従ってステップA6に進み、第2接点スイッ
チS2がオンしたか否かを判断する。第2接点スイッチ
S2がオンしていない時は、NOの矢印に従ってステッ
プA4に戻る。
【0071】第2接点スイッチS2がオンしていれば、
YESの矢印に従って、ステップA7に進み、本撮像を
行なう。本撮像を行なうと、CCD撮像チップからはま
ずOBb部の暗電流成分が出力し、続いてエリア部の画
素信号成分が出力する。
【0072】ステップA8においては、CCD撮像チッ
プから出力される信号を読み出し、初めに与えられるO
Bb部の暗電流成分を検出し、エリア部全体における暗
電流成分を外挿演算によって算出する。このようにし
て、エリア部におけるOB段差の傾きが与えられる。
【0073】続いて、ステップA9において、画像信号
からOB段差データを減算処理し、1行毎に暗電流成分
の除去された画像信号を得る。ステップA10で、この
ようにして得たOB段差を消去した画像信号を記録ユニ
ットに記録する。記録は磁気的記録、デジタル記憶のい
ずれでも可能である。このようにして撮像ルーチンは完
了する。
【0074】図6は、図4に示した本発明の他の実施例
による撮像ルーチンを示すフローチャートである。ステ
ップB1において、電源がオンされる。次にステップB
2で第1接点スイッチS1がオンしたか否かを判断す
る。第1接点スイッチS1がオンしていない時は、NO
の矢印に従ってステップB2を繰り返す。
【0075】第1接点スイッチS1がオンしている時
は、YESの矢印に従ってステップB3に進み、ドミノ
駆動を開始する。続いて、ステップB4で撮像の準備工
程として自動露光、自動測距(AE/AF)を開始す
る。
【0076】次にステップB5でAE/AF動作が完了
したか否かを判断する。完了していない時はNOの矢印
に従ってステップB4に戻る。AE/AF動作が完了し
ていれば、YESの矢印に従ってステップB6に進み、
第2接点スイッチS2がオンしたか否かを判断する。
【0077】第2接点スイッチS2がオンしていない時
は、NOの矢印に従ってステップB4に戻る。第2接点
スイッチS2がオンしている時は、YESの矢印に従っ
てステップB7に進み、本撮像を行なう。本撮像によっ
て暗電流成分を含む画像情報が得られる。
【0078】次に、ステップB8において、全画素から
の画像信号を読み出し、最初に読み出されたOBb部の
段差情報は図4(C)に示す黒レベル検出演算回路11
にメモリする。
【0079】続いて、ステップB9において、エリア部
のデータは図4(C)に示す画像情報メモリ19にメモ
リする。次に、ステップB10において、最後に供給さ
れるOBb部の段差データは、黒レベル検出演算回路1
1にメモリし、黒レベル検出演算回路で先にメモリした
エリア部下方のOB段差情報と合わせ、エリア部におけ
るOB段差を推定演算する。
【0080】このようにして、エリア部全体におけるO
B段差情報を得た後、ステップB11において、画像情
報メモリ19から供給される画像情報から黒レベル検出
演算回路11から供給されるOB段差を減算器13で減
算処理し、真の画像情報のみを得る。
【0081】このようにして、ライン単位でシェーディ
ング成分を消去した画像情報が得られる。この画像情報
は、ステップB12において、記録ユニットに記録され
る。このようにして、暗電流を除去した画像情報を得
て、撮像ルーチンは完了する。
【0082】図5、図6に示した撮像ルーチンのいずれ
においても、本撮像で得た暗電流成分を含む画像情報
は、その後暗電流成分を差し引かれるため、OB段差を
補正されたものとなる。エリア部と静電特性の等しいO
B部は、エリア部の一方のみに設けても上下両方に設け
てもよい。一方に設けた時は構造が簡単となり、両方に
設けた時は精度が高くなる。
【0083】以上実施例に沿って本発明を説明したが、
本発明はこれらに制限されるものではない。たとえば、
種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者
に自明であろう。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
OB段差を補正した画像情報を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるCCD撮像装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】図1の構成に用いるCCD撮像チップの構成を
示す図である。図2(A)は平面構成を示す平面図、図
2(B)、(C)は、OBa部およびOBb部の画素の
構成を示す断面図である。
【図3】画像信号を説明するためのグラフである。
【図4】本発明の他の実施例を説明するための図であ
る。図4(A)はCCD撮像チップの平面図、図4
(B)は出力信号のグラフ、図4(C)は画像信号処理
回路の部分的ブロック図である。
【図5】図2、図3に示した実施例による撮像ルーチン
を示すフローチャートである。
【図6】図4に示した他の実施例による撮像ルーチンを
示すフローチャートである。
【図7】アコーディオン転送方式を説明するための概念
図である。
【図8】OB部の機能を説明するための概念図である。
【符号の説明】
1 レンズ 2 アイリス 3 CCD撮像チップ 4 ドライバ回路 5 信号処理回路 6 A/D変換器 8 画像信号処理回路 9 記録ユニット 10 入力端子 11 黒レベル検出演算回路 12 切替えスイッチ 13 減算器 14 数値演算プロセッサ 17 スイッチ 18 システムコントロールユニット 21 エリア部 22 OB部 31 n型基板 32 p型ウェル 33 n型領域(ホトダイオード) 34 n- 型領域(VCCD) 39 遮光層 40 遮光材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電荷信号を転送するための複数の垂直電
    荷転送路(VCCD)と、 複数の垂直電荷転送路から転送された電荷信号をまとめ
    て出力するための水平電荷転送路(HCCD)と、 それぞれが前記垂直電荷転送路に結合して配置され、画
    像信号を撮像するためのエリア部のホトダイオード(P
    D)と、 エリア部のホトダイオードと水平電荷転送路との間で、
    それぞれが前記垂直電荷転送路に結合して配置され、遮
    光されているが、エリア部のホトダイオードと同等の静
    電特性を有する下OB部のホトダイオードとを含む撮像
    チップと、 前記下OB部のホトダイオードからの信号に基づき、エ
    リア部における画像情報の暗電流成分を推定演算する回
    路(11)とを有するCCD撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記下OB部は複数の行を有し、前記推
    定演算する回路は外挿演算を行なう請求項1記載のCC
    D撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記撮像チップがさらに前記エリア部に
    関し、水平電荷転送路から遠い側に配置され、それぞれ
    が前記垂直電荷転送路に結合され、遮光されているが、
    エリア部のホトダイオードと同等の静電特性を有する上
    OB部のホトダイオードを含み、前記推定演算する回路
    は内装演算する機能を有し、さらにエリア部から読み出
    した画像情報を記憶する画像情報メモリ(19)を有す
    る請求項1記載のCCD撮像装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のCCD撮像装置を用い、 前記下OB部のホトダイオードから読み出した暗電流成
    分から外挿してエリア部の暗電流成分を減算する工程
    と、 前記エリア部のホトダイオードから読み出した画像情報
    から前記外挿演算で求めた暗電流成分を演算する工程と
    を含むCCD撮像装置の駆動方法。
  5. 【請求項5】 請求項3記載のCCD撮像装置を用い、
    前記下OB部および上OB部のホトダイオードから読み
    出した暗電流成分を内挿してエリア部の暗電流成分を演
    算する工程と、 前記エリア部のホトダイオードから読み出した画像情報
    から前記内挿演算で求めた暗電流成分を減算する工程と
    を含むCCD撮像装置の駆動方法。
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