JP2007067511A - 携帯情報端末及びリモートコントロール方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 複数の電子機器をリモートコントロール可能とし、ユーザにとって直感的で分かり易い操作を実現可能とする。
【解決手段】
携帯電話端末10は、上部筐体と下部筐体との間の相対的角度と電子機器A〜Dを各々リモートコントロールするための各リモートコントロール用アプリケーションプログラムとを対応付けて登録可能となされている。したがって、所望の電子機器(例えば電子機器D)をリモートコントロールする場合には、上部筐体と下部筐体との間の相対的角度を電子機器D用に登録した角度にする。これにより、その電子機器Dのリモートコントロール用アプリケーションプログラムが起動し、当該電子機器Dの遠隔操作が可能となる。
【選択図】 図7
【解決手段】
携帯電話端末10は、上部筐体と下部筐体との間の相対的角度と電子機器A〜Dを各々リモートコントロールするための各リモートコントロール用アプリケーションプログラムとを対応付けて登録可能となされている。したがって、所望の電子機器(例えば電子機器D)をリモートコントロールする場合には、上部筐体と下部筐体との間の相対的角度を電子機器D用に登録した角度にする。これにより、その電子機器Dのリモートコントロール用アプリケーションプログラムが起動し、当該電子機器Dの遠隔操作が可能となる。
【選択図】 図7
Description
本発明は、例えばテレビジョン受像機やビデオディスクレコーダ、オーディオ装置等の各種機器をリモートコントロール可能な機能を備えた携帯電話端末やPDA(Personal Digital Assistant)等の携帯情報端末及びリモートコントロール方法に関する。
近年は、例えば、テレビジョン受像機、ビデオディスクレコーダ、オーディオ機器、エアコンディショナ、照明器具などの各種家庭用の電子機器が、人々の周囲に溢れている。それら各種機器は、殆どが電子制御化されており、各機器専用のリモートコントローラ(いわゆるリモコン)により遠隔操作可能となされていることが多い。
なお、特開2003−8695号の公開特許公報(特許文献1)には、ミュージックプレーヤ機能、メール機能、携帯電話機能、ディジタルカメラ機能などの各種機能を各々実行可能なアプリケーションプログラムをメモリに格納している携帯情報端末機が開示されている。また、この携帯情報端末機は、互いの相対的位置が変更自在に連結されている複数の本体構成部を備え、それら本体構成部を互いに連結する連結部に、その連結部にて連結されている本体構成部の互いの相対位置を検出する位置検出部材が取り付けられている。そして、この携帯情報端末機においては、互いに連結されている本体構成部の任意の相対位置と、メモリ内の任意のアプリケーションプログラムとが、予め対応付けられており、前記位置検出部材により、本体構成部の任意の相対的位置が検出された時、その検出された相対的位置に対応するアプリケーションプログラムが起動されるようになされている。また、この公開特許公報によれば、携帯情報端末機の機能例として、他機器のリモートコントロール機能についても記載されているため、上述のような本体構成部の任意の相対的位置の検出により、当該リモートコントロール機能用のアプリケーションプログラムを起動させることも可能であると思われる。
ところで、近年の家庭においては、各種の電子機器が増えるにつれて、それら各電子機器の専用リモートコントローラの数も増えてしまい、それら複数のリモートコントローラが例えばリビング内に散乱してしまうようになり、所望の電子機器を制御する際には、それら散乱したリモートコントローラの中から、当該所望の電子機器用のリモートコントローラを探し出さなければならなくなる。また、ユーザは、それら全てのリモートコントローラの操作を憶えなければならなくなる。このように、リモートコントローラの数が増えれば増えるほど、本来は電子機器の操作を容易にするためのものであるのにもかかわらず、ユーザにとって非常に使いにくいものになってしまうことになりかねない。
一方で、例えば携帯電話端末のような携帯情報端末に、複数の電子機器を各々リモートコントロール可能な機能を搭載できれば、その携帯情報端末一つで複数の電子機器を操作できるようになり、上述したような複数のリモートコントロールがリビング内に散乱してしまうような状態を無くすことができ、また、一つの携帯情報端末で複数の電子機器を制御できるため、統一された操作感を実現できるようになり、ユーザにとって使い易いものとなる可能性がある。
しかしながら、携帯情報端末に搭載されているリモートコントロール機能を用いて、例えばテレビジョン受像機、ビデオディスクレコーダ、オーディオ機器、エアコンディショナ、照明器具などの各種家庭用の電子機器をそれぞれリモートコントロール可能とした場合、当該携帯情報端末では、それら各電子機器の種類やメーカ毎にリモートコントロール機能の設定を切り替えなければならなくなる。
すなわち例えば、携帯情報端末を用いてテレビジョン受像機をリモートコントロールし、次に、ビデオディスクレコーダを、さらにその次にオーディオ機器をリモートコントロールするような場合、ユーザは、以下のような操作を行わなければならなくなる。
先ず、ユーザは、携帯情報端末に備えられている画面上にアプリケーションプログラムの選択メニューを表示させ、その選択メニュー内に用意されている複数のアプリケーションプログラムの中から、テレビジョンリモートコントロール用のプログラムを選択して当該プログラムを起動させるような操作を行う。これにより、当該携帯情報端末にてテレビジョン受像機のリモートコントロールが可能となる。
次に、ユーザは、再び画面上にアプリケーションプログラムの選択メニューを表示させ、その選択メニュー内に用意されている複数のアプリケーションプログラムの中から、ビデオディスクレコーダ用のプログラムを選択して当該プログラムを起動させるような操作を行う。これにより、当該携帯情報端末にてビデオディスクレコーダのリモートコントロールが可能となる。
さらにその次に、ユーザは、再び画面上にアプリケーションプログラムの選択メニューを表示させ、その選択メニュー内に用意されている複数のアプリケーションプログラムの中から、オーディオ機器用のプログラムを選択して当該プログラムを起動させるような操作を行う。これにより、携帯情報端末にてオーディオ機器のリモートコントロールが可能となる。
このように、携帯情報端末にて複数の電子機器をリモートコントロールするためには、制御対象を代える度に、リモートコントロール機能の設定をやり直さなければならない。特に、各電子機器の種別やメーカ名等を憶えていないような場合には、リモートコントロール機能の設定の際に何れの種別等であるのかを、その都度、確認しなければならず、非常に煩雑である。
なお、例えば制御対象となる電子機器に対するリモートコントロール機能の設定内容を、いわゆるショートカット機能により登録しておくことも可能である。しかしならが、その場合も上述同様に、所望の電子機器を制御するためには、先ず、ショートカット用の選択メニューを画面表示させ、その選択メニュー内に登録されている複数のショートカット項目の中から、所望の電子機器のリモートコントロール用のショートカット項目を選択することで、その電子機器のリモートコントロール用アプリケーションプログラムをさせるような操作が必要となり、やはりユーザにとって分かり易い操作とは必ずしも言い難い。
その他、上述した特開2003−8695号の公開特許公報(特許文献1)に記載の技術において、本体構成部の互いの相対位置と、リモートコントロール機能用のアプリケーションプログラムの起動とを対応付けておくことも可能であるが、この場合、ユーザは、リモートコントロール機能用のアプリケーションプログラムの起動位置と本体構成部の相対位置との対応関係を憶えていなければならず、したがって例えば、本体構成部の相対位置を間違えて設定した場合には、リモートコントロール機能用のアプリケーションプログラムとは全く別のアプリケーションプログラム(例えばメール機能用のアプリケーションプログラム)が起動してしまうことになり、やはりユーザにとって分かり易い操作とは必ずしも言い難い。
本発明は、このような実情に鑑みて提案されたものであり、複数の電子機器をリモートコントロール可能であると同時に、ユーザにとって直感的で非常に分かり易い操作を実現可能とする携帯情報端末及びリモートコントロール方法を提供することを目的とする。
本発明の携帯情報端末は、連結部を介して各筐体間の相対的な配置状態を変更可能に連結された少なくとも二つの筐体と、所定の通信方式により近距離無線信号を少なくとも送信する近距離無線送信部と、筐体間の相対的な配置状態を検出する配置状態検出部と、配置状態検出部にて検出可能で且つ複数の電子機器に各々関連付けられた複数の相対的配置状態と複数の電子機器を各々遠隔操作するための複数の遠隔操作用アプリケーションプログラムとをそれぞれ任意に対応付けた対応表を記憶する記憶部と、配置状態検出部にて検出された相対的配置状態に基づいて、記憶部の対応表から遠隔操作用アプリケーションプログラムを参照してその遠隔操作用アプリケーションプログラムを起動し、当該遠隔操作用アプリケーションプログラムによる制御コマンドを近距離無線送信部から送出させる制御部とを有することにより、上述した課題を解決する。
また、本発明のリモートコントロール方法は、連結部を介して各筐体間の相対的な配置状態が変更可能に連結された少なくとも二つの筐体間の相対的な配置状態を配置状態検出部が検出するステップと、複数の電子機器に各々関連付けられた複数の相対的配置状態とそれら複数の電子機器を各々遠隔操作するための複数の遠隔操作用アプリケーションプログラムとがそれぞれ任意に対応付けて記憶部に記憶されている対応表から、相対的配置状態に応じた遠隔操作用アプリケーションプログラムを参照するステップと、その参照により得られた遠隔操作用アプリケーションプログラムを起動するステップと、その起動した遠隔操作用アプリケーションプログラムによる制御コマンドを近距離無線送信部から送出させるステップとを有することにより、上述した課題を解決する。
すなわち、本発明によれば、複数の電子機器に各々関連付けられた相対的配置状態と、複数の電子機器を各々遠隔操作するための複数の遠隔操作用アプリケーションプログラムとが、任意に対応付けて記憶されているため、利用者は、筐体間の相対的配置状態を、所望の電子機器に関連付けられた所望の配置状態にすることにより、その電子機器を遠隔操作可能となる。
本発明によれば、複数の電子機器に各々関連付けられた筐体間の相対的配置状態と各遠隔操作用アプリケーションプログラムとが任意に対応付けて記憶されており、筐体間の相対的配置状態を所望の配置状態にすることで所望の電子機器を遠隔操作可能となされているため、利用者は、直感的で非常に分かり易い操作により複数の電子機器を個々にリモートコントロールすることができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の携帯情報端末及びリモートコントロール方法の一実施形態について説明する。
なお、本実施形態では、本発明の携帯情報端末の一例として、携帯電話端末を挙げているが、勿論、ここで説明する内容はあくまで一例であり、本発明はこの例に限定されないことは言うまでもない。
〔携帯電話端末の外観と回転動作〕
図1〜図4には、本発明実施形態の携帯電話端末の外観を示す。
図1〜図4には、本発明実施形態の携帯電話端末の外観を示す。
本実施形態の携帯電話端末は、ディスプレイパネル3等を備えた上部筐体1と、当該上部筐体1の下側に配され且つ上記ディスプレイパネル3の表示面と同一方向の表面上にテンキー等を備えた下部筐体2とが、それぞれ筐体一端部に設けられた回転ヒンジ機構を中心として互いに主面に対して水平方向に回動自在となされたいわゆる回転オープン型の携帯電話端末である。図1は、本実施形態の携帯電話端末を開いた状態を示し、図3は携帯電話端末を閉じた状態を、図3及び図4は回転ヒンジ機構を中心として上部筐体1を下部筐体2に対して略々90度回転させた状態を示している。なお、以下の説明では、図1の状態を筐体間相対角度が0度の状態と呼び、図2の状態を筐体間相対角度が180度の状態と呼び、図3の状態を筐体間相対角度が左90度(若しくは270度)の状態と呼び、図4の状態を筐体間相対角度が右90度(若しくは単に90度)の状態と呼ぶことにする。なお、本実施形態の携帯電話端末の場合、上記図1に示した筐体間相対角度0度の状態から、回転ヒンジ機構を回転中心とした右回り及び左回り共に、図2に示した筐体間相対角度180度の状態まで回動自在となされている。
上部筐体1には、ディスプレイパネル3の他、発信や着信の際に使用される通話キー6、通話の終了や実行中のアプリケーションの終了,電源のオン/オフ等に用いられる終了キー7、メニュー選択やディスプレイ画面上でのカーソル移動用などに用いられるディスク型ジョグダイヤル5の他、図示しない通話用のスピーカや、入力した情報をクリア(削除)する際に用いられるクリアキー、電子メールの作成や送受信,メール機能の各種設定等に使用されるメール機能キー、文字入力における文字種変換等に用いられる切替キー等の各種操作子、赤外線通信を行うための赤外線通信デバイス4が設けられている。なお、これら上部筐体1に設けられるディスプレイパネル3や各キー、ディスク型ジョグダイヤル5等は、図2のように本実施形態の携帯電話端末が閉じた状態になされたときでも常に外側となる一表面部(以後、この筐体表面部を特にディスプレイ設置面と呼ぶ)上に配置されている。
ディスプレイパネル3は、電話番号表示や待ち受け画像の表示,電子メールの文章表示,音楽再生時の画面表示、メニュー選択時の各メニュー項目の表示、各種のアプリケーションプログラムが実行されている時の様々な表示等を行うための液晶ディスプレイパネルやEL(electroluminescence )ディスプレイパネルからなる。当該ディスプレイパネル3は上部筐体1のディスプレイ設置面上に設けられているため、ユーザは、本実施形態の携帯電話端末が閉じた状態になされたときでも当該ディスプレイパネル3上の画面表示を見ることができる。
ディスク型ジョグダイヤル5は、回転ダイヤル(回転操作子)と十字キー(方向指示操作子)とプッシュボタン(押下操作子)とが一体化された操作デバイスである。回転ダイヤルは、当該ディスク型ジョグダイヤル5の最外周部に設けられ、上部筐体1のディスプレイ設置面に対して略々垂直となされている回転軸を中心にして回動自在に構成されていると共に、内部にホール素子(図示は省略)などの回転検出機構を備えている。本実施形態の携帯電話端末は、当該回転検出機構からの回転検出信号(例えばホール素子から出力されたパルス信号)により、ユーザが当該回転ダイヤルを何れの方向にどの程度回転させたのかを検出可能となされている。十字キーは、上記回転ダイヤルの内周側に環形状にて形成されると共に、その内部に、例えば弾性変形可能な傾倒部材(図示は省略)と、ユーザによる少なくとも上,下,左,右方向への傾倒操作を検出可能な四つのスイッチ等からなる傾倒方向検出機構(図示は省略)とを有して構成されている。プッシュボタンは、当該ディスク型ジョグダイヤル5の中心部に設けられており、上部筐体1のディスプレイ設置面に対して略々垂直方向への押下操作を検出する押下スイッチ機構を備えて構成されている。このディスク型ジョグダイヤル5は、当該外部筐体1のディスプレイ設置面上に設けられているため、本実施形態の携帯電話端末が閉じた状態になされたときでも、ユーザは上記回転ダイヤル、十字キー、プッシュボタンをそれぞれ操作可能である。
下部筐体2には、電話番号等の入力に使用される「0」キー〜「9」キーのテンキーと「*」キー及び「#」キーとからなる12キー8の他、図示しない通話用マイクロホン、例えば着信時に着信音を出さないようにする際に操作されるマナーキー、例えば音声を録音する際などに操作されるメモキーなどが設けられている。これら下部筐体2に設けられる各キーは、本実施形態の携帯電話端末が閉じた状態になされたときには上部筐体1により覆われてしまう一表面部(以後、この筐体表面部を特にテンキー設置面と呼ぶ)上に配置されている。
また、当該下部筐体2内には、主要な回路構成が設けられていると共に、着脱可能なバッテリとそのバッテリからの電力を各部に供給するための電源系が設けられている。
その他、詳細については後述するが、本実施形態の携帯電話端末は、上部筐体1と下部筐体2との相対角度が何れの角度になっているのかを検出するための相対角度検知センサが、回転ヒンジ機構内に設けられている。特に、本実施形態の場合、当該相対角度検知センサにより、上部筐体1と下部筐体2との相対角度が、少なくとも図1に示した筐体間相対角度0度、図4に示した右90度、図2に示した180度、図3に示した左90度(270度)の何れになっているかを検出可能となされている。
〔携帯電話端末の内部構成〕
次に、図5には、本実施形態の携帯電話端末の概略的な内部構成を示す。
次に、図5には、本実施形態の携帯電話端末の概略的な内部構成を示す。
通信アンテナ22は、例えば内蔵アンテナであり通話やパケット通信のための信号電波の送受信を行う。通信回路21は、送受信信号の周波数変換、変調と復調等を行う。なお、パケット通信により送受信されるデータは、電子メールデータ、動画像や静止画の画像データ、音声データ、HTML(Hyper Text Markup Language)データ、プログラムデータ、その他の各種データである。ここで、上記通信アンテナ22及び通信回路21の受信データが通話音声のデータである場合、その通話音声のデータはデータラインを介して音声処理部32へ送られ、それ以外の受信データは一旦、制御部20へ送られて処理された後、必要に応じて当該制御部20から各部へ送られる。
音声処理部32は、上記通信アンテナ22及び通信回路21から通話音声の受信データが供給された時には、当該通話音声の受信データを復号化し、その復号化後の通話音声データをデータラインを介してスピーカ30へ送る。なお、音声処理部32は、制御部20により設定される各種音質調整値(例えば音量、イコライジングなど)に基づいて、音声や音楽等を補正してスピーカ30へ出力する処理等をも行う。
スピーカ30は、携帯電話端末に設けられている受話用スピーカやリンガ(着信音)、音楽再生、アラーム音出力用の各スピーカを含み、ディジタル/アナログ変換器と増幅器を備え、通話音声やリンガ音,再生音楽のデータを、ディジタル/アナログ変換及び増幅した後に出力する。これにより、通話音声やリンガ音,再生音楽が得られることになる。
マイクロホン31は、送話用のマイクロホンであり、アナログ/ディジタル変換器と増幅器を備えている。このマイクロホン31を介して入力された通話音声信号は、増幅器により所定のレベルに増幅された後、アナログ/ディジタル変換器によりディジタル音声データに変換され、データラインを介して音声処理部32へ送られて符号化された後、データラインを介して通信回路21へ送られて変調、周波数変換等の各種処理を受け、通信アンテナ22から送信される。
表示部23は、ディスプレイパネル3の例えば液晶ディスプレイとその液晶ディスプレイへの表示駆動回路とを備え、上記ディスプレイ上に画像や文字,メニュー画像等を表示する。
画像処理部33は、内蔵メモリや図示しない外部メモリインターフェースを介して外部メモリから読み出された圧縮符号化されている画像データが供給された時には、その画像データの伸張復号化等の再生処理を行い、その伸張復号後の画像データをデータラインを介して表示部23へ送る。なお、画像処理部33は、制御部20により設定される各種画質調整値(例えばホワイトバランス、ブライトネス、コントラスト、ガンマ補正など)に基づいて、画像の補正を行って表示部23へ出力する。
操作部24は、本実施形態の携帯電話端末の筐体上に設けられている12キー8や発話キー、終話/電源キー等の各キー、ディスク型ジョグダイヤル5等からなる操作デバイスと、それら操作デバイスの操作に応じた信号を生成する操作信号発生回路とからなる。操作信号発生回路により生成された操作信号は、制御部20に送られる。
メモリ25は、ROM(Read Only Memory)とRAM(Random Access Memory)からなる。
ROMは、OS(Operating System)、制御部20が各部を制御するための制御プログラムや各種の初期設定値、フォントデータ、辞書データ、着信音やキー操作音,アラーム音用の報知音データ、メニュー表示等を行うためのプログラム、電子メールの作成や編集等を行うためのアプリケーションプログラム、画像や音声に対して様々な処理を行うためのアプリケーションプログラム、電子ゲームのアプリケーションプログラム、その他、携帯電話端末に搭載される各種のアプリケーションプログラム、当該携帯電話端末の識別情報(ID)などを記憶している。上記ROMは、いわゆるNAND型フラッシュメモリ(NAND-type flash memory)のような書き換え可能なROMを含み、電子メールデータ、ユーザにより設定される電話帳や電子メールアドレス、ユーザのスケジュールデータ、画像データ、ダウンロードされた画像データや音楽データ、ダウンロードされた着信音,報知音データ、文字データや予測変換の候補単語の登録データや予測変換の学習データ、各アプリケーションプログラム、その他、各種のユーザ設定値等を新たに保存したり、消去したりすることも可能となされている。
特に、本実施形態の場合、当該ROMには、例えばテレビジョン受像機、ビデオディスクレコーダ、オーディオ機器、エアコンディショナ、照明器具などの各種家庭用の電子機器を個々にリモートコントロールするための複数のリモートコントロール用アプリケーションプログラムが記憶されると共に、それら各リモートコントロール用アプリケーションプログラムの起動と筐体間相対角度とを各々対応付けたテーブルデータの登録、すなわち言い換えると、リモートコントロール用アプリケーションプログラムにより制御される電子機器と筐体間相対角度とを各々対応付けたテーブルデータの登録が可能となされており、さらに、そのテーブルデータを参照して、筐体間相対角度に対応したリモートコントロール用アプリケーションを起動させるための起動用アプリケーションプログラムも記憶されている。なお、それら複数のリモートコントロール用のアプリケーションプログラムには、被制御対象となり得る各電子機器のメーカ別のリモートコントロールコマンドの情報も含まれている。
RAMは、制御部20が各種のデータ処理を行う際の作業領域として、随時データを格納する。
相対角度検出部35は、回転ヒンジ機構内に設けられている相対角度検知センサに相当し、上部筐体1と下部筐体2との相対角度が何れの角度になっているのかを検出し、その相対角度検出信号を制御部20へ送る。
赤外線通信部34は、前述した赤外線通信デバイス4に相当する。
上記制御部20は、通信回路21における通信の制御、音声処理部32や画像処理部33の制御の他、本実施形態の携帯電話端末の各構成要素の制御や各種演算処理を行う。また、制御部20は、上記操作部24のキー操作デバイスからの信号により、ユーザがどのような操作入力を行ったかを認識する。また、制御部20は、相対角度検出部35から供給される相対角度検出信号により、上部筐体1と下部筐体2との相対角度が何れの角度になっているのかを認識する。また、制御部20は、赤外線通信部34を介して、外部機器との間でデータ通信を行ったり、外部機器に対して各種の制御コマンドを送信することも可能となされている。
その他、図5には図示を省略しているが、本発明の携帯電話端末は、ブラウザ機能、外部メモリインターフェース、外部ケーブル用コネクタ、赤外線通信機能、近距離無線通信機能、電子財布機能、カメラ機能、LEDの発光機能、バイブレータ機能など、一般的な携帯電話端末が備えている各構成要素についても備えている。
〔筐体間相対角度とリモートコントロール用アプリケーションの登録例〕
本実施形態の携帯電話端末によれば、前述したように、メモリ25には、各種家庭用の電子機器をリモートコントロールするためのリモートコントロール用アプリケーションプログラムが記憶されていると共に、それら各リモートコントロール用アプリケーションプログラムの起動と筐体間相対角度とを各々対応付けたテーブルデータが登録可能となされており、さらに、筐体間相対角度に対応したリモートコントロール用アプリケーションを起動させるための起動用アプリケーションプログラムも記憶されている。
本実施形態の携帯電話端末によれば、前述したように、メモリ25には、各種家庭用の電子機器をリモートコントロールするためのリモートコントロール用アプリケーションプログラムが記憶されていると共に、それら各リモートコントロール用アプリケーションプログラムの起動と筐体間相対角度とを各々対応付けたテーブルデータが登録可能となされており、さらに、筐体間相対角度に対応したリモートコントロール用アプリケーションを起動させるための起動用アプリケーションプログラムも記憶されている。
ここで、上記各リモートコントロール用アプリケーションプログラムや起動用アプリケーションプログラムは、例えば工場出荷時にメモリ25に書き込まれていても良いし、例えばインターネット等を介してダウンロードされてメモリ25に書き込まれても良い。
また、上記テーブルデータとして登録される上記筐体間相対角度とリモートコントロール用アプリケーションプログラムの対応付けは、ユーザにより任意に設定可能となされている。上記筐体間相対角度とリモートコントロール用アプリケーションプログラムの対応付けのテーブル登録は、例えば以下のような手順で制御部20により行われる。
先ず、例えばメニュー選択画面において、操作部24のユーザ操作を介して、テーブル登録用のメニュー項目が選択されると、制御部20は、ディスプレイパネル3の画面上に、リモートコントロール用アプリケーションプログラムのリストを表示させる。
次に、操作部24のユーザ操作を介して、上記リストの中から制御対象の電子機器を制御するためのリモートコントロール用アプリケーションプログラムが選択され、さらに、上部筐体1若しくは下部筐体2がユーザにより回転操作されることで筐体間相対角度がユーザ所望の角度になされ、その状態で操作部24を介してユーザから所定の決定指示が入力された時、制御部20は、その状態での相対角度検出センサの相対角度検出値と上記選択されたリモートコントロール用アプリケーションプログラムとを対応付けてテーブルに登録する。
勿論、本実施形態の携帯電話端末によれば、登録途中の内容や登録後の内容を例えばディスプレイパネル3に画面表示することも可能となされている。
なお、ユーザによる上記リモートコントロール用アプリケーションプログラムの選択と、ユーザによる上記筐体間相対角度の設定の順番については、上述の例に限定されず、先に筐体間相対角度が設定され、その後にリモートコントロール用アプリケーションプログラムの選択が行われても良い。
また、本実施形態の携帯電話端末によれば、幾つかのリモートコントロール用アプリケーションプログラムに対して、それぞれ異なる筐体間相対角度を対応付けてテーブルに登録することが可能となされている。
〔筐体間相対角度に応じたリモートコントロールの具体例〕
上述したように、本実施形態の携帯電話端末にリモートコントロール用アプリケーションと筐体間相対角度の対応テーブルが登録されており、さらに当該端末の動作モードがリモートコントロールモードになされている場合において、上部筐体1若しくは下部筐体2がユーザにより回転操作されることで、筐体間相対角度がテーブルに登録されている角度になされた時、制御部20は、当該筐体間相対角度に対応しているリモートコントロール用アプリケーションプログラムを起動させる。
上述したように、本実施形態の携帯電話端末にリモートコントロール用アプリケーションと筐体間相対角度の対応テーブルが登録されており、さらに当該端末の動作モードがリモートコントロールモードになされている場合において、上部筐体1若しくは下部筐体2がユーザにより回転操作されることで、筐体間相対角度がテーブルに登録されている角度になされた時、制御部20は、当該筐体間相対角度に対応しているリモートコントロール用アプリケーションプログラムを起動させる。
これにより、ユーザは、当該携帯電話端末を用いて、上記起動したリモートコントロール用アプリケーションプログラムに対応した電子機器を遠隔操作可能となる。
勿論、本実施形態の携帯電話端末によれば、起動したリモートコントロール用アプリケーションプログラムにより遠隔操作可能となった電子機器に関する情報等を、例えばディスプレイパネル3に画面表示することも可能となされている。
また、本実施形態の携帯電話端末において、幾つかの電子機器のリモートコントロール用アプリケーションプログラムについてそれぞれ異なる筐体間相対角度が対応付けられてテーブルに登録されており、さらに当該端末の動作モードがリモートコントロールモードになされている場合において、上部筐体1若しくは下部筐体2がユーザにより回転操作されることで筐体間相対角度が変更された時、制御部20は、その筐体間相対角度の変更に応じて、リモートコントロール用アプリケーションプログラムを切り替えて起動させる。
これにより、ユーザは、筐体間相対角度を変更するだけで、その携帯電話端末によりリモートコントロールされる制御対象の電子機器を変更して遠隔操作できることになる。
勿論、本実施形態の携帯電話端末によれば、リモートコントロール用アプリケーションプログラムが切り替えられた時には、その切り替えにより遠隔操作可能となった電子機器に関する情報等を、例えばディスプレイパネル3に画面表示することも可能となされている。
図6〜図9には、筐体間相対角度の0度に対して電子機器Aのリモートコントロール用アプリケーションプログラムが登録され、筐体間相対角度の右90度に対して電子機器Bのアプリケーションプログラムが登録され、筐体間相対角度の180度に対して電子機器Cのアプリケーションプログラムが登録され、筐体間相対角度の左90度(270度)に対して電子機器Cのアプリケーションプログラムが登録されている場合の、携帯電話端末10と各電子機器A〜Cの配置例を示している。
この例において、図6に示すように、筐体間相対角度が0度になされた場合、携帯電話端末10は電子機器Aをリモートコントロール可能になる。また、図7に示すように、筐体間相対角度が右90度になされた場合、携帯電話端末10は電子機器Bをリモートコントロール可能になる。また、図8に示すように、筐体間相対角度が180度になされた場合、携帯電話端末10は電子機器Cをリモートコントロール可能になる。また、図9に示すように、筐体間相対角度が左90度になされた場合、携帯電話端末10は電子機器Dをリモートコントロール可能になる。
すなわち言い換えると、本実施形態によれば、これら図6〜図9の例のように、電子機器A〜Dが部屋内に配置されている配置位置と、携帯電話端末10の筐体間相対角度とを関連付けるようにし、さらにそれら各電子機器A〜Dのリモートコントロール用アプリケーションプログラムを筐体間相対角度にそれぞれ対応付けて登録しておくようにすれば、ユーザは、部屋内における各電子機器A〜Dの配置を元に、直感的に携帯電話端末10の筐体間相対角度を合わせるだけで、それら電子機器A〜Dを遠隔操作することが可能となる。
また、本実施形態の携帯電話端末は、実際に電子機器A〜Dをリモートコントロールする際に、リモートコントロール用アプリケーションプログラムの起動状態を保持可能にするホールド機能をも備えている。
すなわち、本実施形態の携帯電話端末は、筐体間相対角度に応じて何れかの電子機器のリモートコントロール用アプリケーションプログラムが起動した後、例えば操作部24を介してユーザから所定のホールド指示入力がなされた場合には、その後に上記筐体間相対角度が他の角度に変更された場合であっても、当該変更後の角度により別のリモートコントロール用アプリケーションプログラムが起動してしまわないようにするホールド機能を備えている。
より具体的に説明すると、例えば、電子機器Bを遠隔操作可能にするために筐体間相対角度を右90度に合わせ、それにより電子機器Bのリモートコントロール用アプリケーションプログラムが起動した後、例えば操作部24を介してユーザから所定のホールド指示入力がなされた場合には、その後に上記筐体間相対角度が例えば図1の例のような状態(筐体間相対角度0度)に戻されたとしても、当該携帯電話端末は、電子機器Bのみをリモートコントロールする。
勿論、本実施形態の携帯電話端末によれば、リモートコントロールのホールドがなされている場合には、そのホールドにより遠隔操作可能となった電子機器に関する情報等を、例えばディスプレイパネル3に画面表示することも可能となされている。
〔筐体間相対角度に応じたリモートコントロール用アプリケーションプログラムの切替起動のフローチャート〕
図10には、筐体間相対角度に応じてリモートコントロール用アプリケーションプログラムを切り替えて起動させる起動用アプリケーションプログラムの処理の流れを示す。なお、この図10のフローチャートは、主に制御部20にて行われる処理である。
図10には、筐体間相対角度に応じてリモートコントロール用アプリケーションプログラムを切り替えて起動させる起動用アプリケーションプログラムの処理の流れを示す。なお、この図10のフローチャートは、主に制御部20にて行われる処理である。
図10において、制御部20は、ステップS1の判定処理として、例えば操作部24を介してユーザから所定のモード設定指示入力がなされたことにより、当該携帯電話端末の動作モードがリモートコントロールモード(リモコンモード)になっているか否かを判定し、リモートコントロールモードになっていないと判定した場合には、ステップS2の処理として、リモートコントロール以外の通常の動作を行う。一方、ステップS1にてリモートコントロールモードになされていると判定した場合、制御部20は、ステップS3へ処理を進める。
ステップS3の判定処理に進むと、制御部20は、相対角度検出部35から供給されている筐体間相対角度の検出信号により、当該携帯電話端末における現在の筐体間相対角度が0度になっているか否か判定する。このステップS3の判定処理において、筐体間相対角度が0度であると判定した場合、制御部20は、ステップS4の処理として、電子機器Aのリモートコントロール用アプリケーションプログラムを起動させた後、ステップS12へ処理を進め、そのリモートコントロール用アプリケーションプログラムに基づいて、上記電子機器Aの遠隔操作を可能とする。また、このステップS12において、ユーザからのホールド指示入力がなされた場合には、制御対象を電子機器Aにホールドする処理も行う。一方、ステップS3の判定処理において、筐体間相対角度が0度ではないと判定した場合、制御部20は、ステップS5へ処理を進める。
ステップS5の判定処理に進むと、制御部20は、相対角度検出部35からの筐体間相対角度検出信号により、現在の筐体間相対角度が右90度になっているか否か判定する。このステップS5の判定処理において、筐体間相対角度が右90度であると判定した場合、制御部20は、ステップS6の処理として、電子機器Bのリモートコントロール用アプリケーションプログラムを起動させた後、ステップS12へ処理を進め、そのリモートコントロール用アプリケーションプログラムに基づいて、上記電子機器Bの遠隔操作を可能とする。また、このステップS12において、ユーザからのホールド指示入力がなされた場合には、制御対象を電子機器Bにホールドする処理も行う。一方、ステップS5の判定処理において、筐体間相対角度が右90度ではないと判定した場合、制御部20は、ステップS7へ処理を進める。
ステップS7の判定処理に進むと、制御部20は、相対角度検出部35からの筐体間相対角度検出信号により、現在の筐体間相対角度が180度になっているか否か判定する。このステップS7の判定処理において、筐体間相対角度が180度であると判定した場合、制御部20は、ステップS6の処理として、電子機器Cのリモートコントロール用アプリケーションプログラムを起動させた後、ステップS12へ処理を進め、そのリモートコントロール用アプリケーションプログラムに基づいて、上記電子機器Cの遠隔操作を可能とする。また、このステップS12において、ユーザからのホールド指示入力がなされた場合には、制御対象を電子機器Cにホールドする処理も行う。一方、ステップS7の判定処理において、筐体間相対角度が180度ではないと判定した場合、制御部20は、ステップS9へ処理を進める。
ステップS9の判定処理に進むと、制御部20は、相対角度検出部35からの筐体間相対角度検出信号により、現在の筐体間相対角度が270度(左90度)になっているか否か判定する。このステップS9の判定処理において、筐体間相対角度が270度(左90度)であると判定した場合、制御部20は、ステップS10の処理として、電子機器Dのリモートコントロール用アプリケーションプログラムを起動させた後、ステップS12へ処理を進め、そのリモートコントロール用アプリケーションプログラムに基づいて、上記電子機器Dの遠隔操作を可能とする。また、このステップS12において、ユーザからのホールド指示入力がなされた場合には、制御対象を電子機器Dにホールドする処理も行う。一方、ステップS9の判定処理において、筐体間相対角度が270度(左90度)ではないと判定した場合、制御部20は、ステップS11へ処理を進める。
ステップS11の処理に進むと、制御部20は、現在の筐体間相対角度がテーブルに登録されている角度と一致せず、したがって、リモートコントロール用アプリケーションプログラムを起動できないため、ディスプレイパネル3に通常のリモートコントロール用のメニュー選択画面を表示させるプログラムを実行し、ユーザに対して、そのメニュー選択画面からリモートコントロールの制御対象とすべき所望の電子機器を選択(つまりリモートコントロール用アプリケーションプログラムの選択)させるようにする。
〔相対角度検出部とその動作例〕
次に、図11〜図16を用いて相対角度検出部35の相対角度検出センサとその動作について説明する。相対角度検出部センサは、回転ヒンジ機構に例えば内蔵されている。回転ヒンジ機構は、上部筐体1側に設けられる円筒状の上部回転体と下部筐体2側に設けられる円筒状の下部回転体とを有して構成されており、それら上部回転体と下部回転体は、互いの中心軸が合わされ、上部回転体の中心軸に直交する円盤状端面と下部回転体の中心軸に直交する円盤状端面とが対峙して配置されている。上記上部回転体の円盤状端面には例えば図11に示すような信号入出力基板40が固設され、また、上記下部回転体の円盤状端面には例えば図12に示すような端子導通用基板60が固設されており、それら信号入出力基板40と端子導通用基板60の両対向面は、上記中心軸を回転中心として回動可能に摺接されている。
次に、図11〜図16を用いて相対角度検出部35の相対角度検出センサとその動作について説明する。相対角度検出部センサは、回転ヒンジ機構に例えば内蔵されている。回転ヒンジ機構は、上部筐体1側に設けられる円筒状の上部回転体と下部筐体2側に設けられる円筒状の下部回転体とを有して構成されており、それら上部回転体と下部回転体は、互いの中心軸が合わされ、上部回転体の中心軸に直交する円盤状端面と下部回転体の中心軸に直交する円盤状端面とが対峙して配置されている。上記上部回転体の円盤状端面には例えば図11に示すような信号入出力基板40が固設され、また、上記下部回転体の円盤状端面には例えば図12に示すような端子導通用基板60が固設されており、それら信号入出力基板40と端子導通用基板60の両対向面は、上記中心軸を回転中心として回動可能に摺接されている。
ここで、信号入出力基板40は円盤状の絶縁部材により構成され、図11に示すように、端子形成面の縁部に、当該端子形成面の中心点(以下、入出力基板中心点と呼ぶ)から例えば60度の等角度間隔に、円形の導電部材からなる6個の端子41〜46が互いに絶縁されて形成されている。
また、信号入出力基板40は、6個の端子41〜46のうち任意の1個の端子(以下、入力端子と呼ぶ)41に導電性の信号入力線51が接続されると共に、当該入力端子41と入出力基板中心点に対して右回り方向側に隣接する1個の端子(以下、第1の出力端子と呼ぶ)42、入力端子41と入出力基板中心点に対して点対称な位置の1個の端子(以下、第2の出力端子と呼ぶ)44、入力端子41と入出力基板中心点に対して左回り方向側に隣接する1個の端子(以下、第3の出力端子と呼ぶ)46にそれぞれ導電性の第1〜第3の信号出力線52〜54が接続されている。そして、上記信号入力線51は端子47を介して制御部20に接続され、上記信号出力線52〜54は、それぞれ対応した端子48〜50を介して制御部20に接続されている。
さらに、信号入出力基板40は、第1,第2の出力端子42,44間の1個の端子(以下、第1の非出力端子と呼ぶ)43と、第2,第3の出力端子44,46間の1個の端子(以下、第2の非出力端子と呼ぶ)45が外部や他の入力端子41,第1〜第3の出力端子42、44、46と絶縁されている。
一方、端子導通用基板60は円盤状の絶縁部材により構成され、上記信号入出力基板40の端子形成面と対向する対向面の縁部に、当該対向面の中心点(以下、導通用基板中心点と呼ぶ)から例えば60度の等角度間隔に、円形の導電部材からなる6個の第1〜第6の端子61〜66が形成されている。
また、端子導通用基板60は、第1の端子61と、これと導通用基板中心点に対して点対称な位置の第4の端子64とが導電性の第1の配線67を介して電気的に接続されており、さらに、第1,第4の端子61,64間の第2,第3の端子62,63と、第5,第6の端子65,66とがそれぞれ導電性の第2,第3の配線68,69を介して電気的に接続されている。
そして、上部筐体1若しくは下部筐体2に対して一方向への回転操作がなされた時、信号入出力基板40の絶縁部材の端子形成面に対して、端子導通用基板60の絶縁部材の対向面が導通基板中心点を通る中心軸で一方向に回転することにより、上部筐体1と下部筐体2が相対的に180度回転する間には、先ず、図13の(a)に示すように、例えば、端子導通用基板60の第1,第4の端子61,64と第1の配線67とを介して、信号入出力基板40の入力端子41と第2の出力端子44とが導通し、次いで、図13の(b)に示すように、信号入出力基板40の入力端子41と第1〜第3の出力端子42,44,46の全てが絶縁された後、図13の(c)に示すように、端子導通用基板60の第2,第3の端子62,63と第2の配線68とを介して、信号入出力基板40の入力端子41と第3の出力端子46とが導通する。次に、図13の(d)に示すように、信号入出力基板40の入力端子41と第1〜第3の出力端子42,44,46の全てが絶縁された後、図14の(e)に示すように、端子導通用基板60の第5,第6の端子65,66と第3の配線69とを介して、信号入出力基板40の入力端子41と第1の出力端子42とが導通される。続いて、図14の(f)に示すように、信号入出力基板40の入力端子41と第1〜第3の出力端子42,44,46の全てが絶縁された後、図14の(g)に示すように、端子導通用基板60の第4,第1の端子64,61と第1の配線67とを介して、信号入出力基板40の入力端子41と第2の出力端子44とが導通される。
このようにして端子導通用基板26では、上部筐体1と下部筐体2が相対的に一方向に180度回転すると、以上説明した信号入出力基板40の入力端子41に対する第1〜第3の出力端子42、44、46の導通が切り替えられることになる。これにより、制御部20は、上記端子48〜50を介して供給される導通の切り替えパターンに基づいて、上部筐体1と下部筐体2が相対的に一方向に180度回転する間における筐体間相対角度を検出可能となる。
一方、上部筐体1と下部筐体2に対して他方向への回転操作がなされた時、信号入出力基板40の端子形成面に対して、端子導通用基板60が導通基板中心点を通る中心軸で他方向に回転することにより、上部筐体1と下部筐体2が相対的に180度回転する間には、先ず、図15の(a)に示すように、例えば、端子導通用基板60の第1,第4の端子61,64と第1の配線67とを介して信号入出力基板40の入力端子41と第2の出力端子44が導通し、次いで、図15の(b)に示すように、信号入出力基板40の入力端子41と第1〜第3の出力端子42,44,46の全てが絶縁された後、図15の(c)に示すように、端子導通用基板60の第2,第3の端子62,63と第2の配線68とを介して、信号入出力基板40の入力端子41と第1の出力端子42とが導通する。次に、図15の(d)に示すように、信号入出力基板40の入力端子41と第1〜第3の出力端子42,44,46の全てが絶縁された後、図16の(e)に示すように、端子導通用基板60の第3,第2の端子63,62と第2の配線68とを介して、信号入出力基板40の入力端子41と第3の出力端子46とが導通される。続いて、図16の(f)に示すように、信号入出力基板40の入力端子41と第1〜第3の出力端子42,44,46の全てが絶縁された後、図16の(g)に示すように、端子導通用基板60の第4,第1の端子64,61と第1の配線67とを介して、信号入出力基板40の入力端子41と第2の出力端子44とが導通される。
このようにして端子導通用基板26では、上部筐体1と下部筐体2が相対的に他方向に180度回転すると、以上説明した信号入出力基板40の入力端子41に対する第1〜第3の出力端子42、44、46の導通が切り替えられることになる。これにより、制御部20は、上記端子48〜50を介して供給される導通の切り替えパターンに基づいて、上部筐体1と下部筐体2が相対的に他方向に180度回転する間における筐体間相対角度を検出可能となる。
〔まとめ〕
以上説明したように、本発明の実施形態によれば、筐体間相対角度とリモートコントロール用アプリケーションプログラムの起動とを対応付けてユーザが任意に登録可能となされているため、例えば、部屋内に設置されている各電子機器の配置位置に関連付けて筐体間相対角度とリモートコントロール用アプリケーションプログラムを対応付けて登録するようなことが可能となる。したがって、ユーザは、部屋内の様々な場所に配置されている各電子機器を遠隔操作する際に、各電子機器の種別やメーカ名等を憶えていなくても、それら電子機器の配置位置を元にして直感的に筐体間相対角度を決定することで、所望の電子機器を遠隔操作可能となる。
以上説明したように、本発明の実施形態によれば、筐体間相対角度とリモートコントロール用アプリケーションプログラムの起動とを対応付けてユーザが任意に登録可能となされているため、例えば、部屋内に設置されている各電子機器の配置位置に関連付けて筐体間相対角度とリモートコントロール用アプリケーションプログラムを対応付けて登録するようなことが可能となる。したがって、ユーザは、部屋内の様々な場所に配置されている各電子機器を遠隔操作する際に、各電子機器の種別やメーカ名等を憶えていなくても、それら電子機器の配置位置を元にして直感的に筐体間相対角度を決定することで、所望の電子機器を遠隔操作可能となる。
なお、上述した実施形態の説明は、本発明の一例である。このため、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることはもちろんである。
例えば、本発明の携帯情報端末は、携帯電話端末に限定されず、PDA等の各種の携帯端末にも適用可能であり、また、或る電子機器に付属しているリモートコントローラが他の電子機器のリモートコントロール機能を備えているような場合にも適用可能である。
また、本実施形態では、いわゆる回転オープン型の携帯電話端末を例に挙げたが、本発明は例えばいわゆる折り畳み型(クラムシェル型)の携帯電話端末や、折り畳み機構と回転ヒンジ機構が一体化されたいわゆる爪切り型の携帯電話端末、二つの筐体が互いに相対的に一方向に水平にスライドするいわゆるスライド型の携帯電話端末にも適用可能である。例えば折り畳み型の携帯電話端末の場合は、例えば折り畳み機構による折り畳み角度に応じて、起動するリモートコントロール用アプリケーションプログラムを切り替えることができる。また、爪切り型の携帯電話端末の場合には、折り畳み機構による折り畳み角度や回転ヒンジ機構による筐体間相対角度、さらにはそれら角度の組み合わせに応じて、起動するリモートコントロール用アプリケーションプログラムを切り替えることができる。また、スライド型の携帯電話端末の場合には、例えばスライド量或いはスライド位置に応じて、起動するリモートコントロール用アプリケーションプログラムを切り替えることができる。
また、上述の実施形態では、筐体間相対角度に応じて、起動するリモートコントロール用アプリケーションプログラムを切り替える例を挙げたが、例えば地磁気センサーによる方角とリモートコントロール用アプリケーションプログラムを対応付けて登録することで、方角指定によるリモートコントロールも可能となる。
また、上述の実施形態では、赤外線により電子機器をリモートコントロールする例を挙げたが、例えばいわゆるブルートゥース(Bluetooth:登録商標)のような近距離無線により電子機器をリモートコントロールする場合にも適用可能である。なお、赤外線や近距離無線の場合、赤外線通信デバイスや近距離無線通信デバイスの向きと、電子機器の受信部の向きとが一致していなくても、充分にリモートコントロール可能である。
1上部筐体、2 下部筐体、3 ディスプレイパネル、4 赤外線通信デバイス、5 ディスク型ジョグダイヤル、6 通話キー、7 終了キー、8 12キー、10 携帯電話端末、20 制御部、21 通信回路、22 通信アンテナ、23 表示部、24 操作部、25 メモリ、30 スピーカ、31 マイクロホン、32 音声処理部、33 画像処理部、34 赤外線通信部、35 相対角度検出部、40 信号入出力基板、41 入力端子、42 第1の出力端子、43 第1の非出力端子、44 第2の出力端子、45 第2の非出力端子、46 第3の出力端子、51 信号入力線、52 第1の信号出力線、53 第2の信号出力線、54 第3の信号出力線、60 端子導通用基板、61 第1の端子、62 第2の端子、63 第3の端子、64 第6の端子、65 第5の端子、66 第6の端子、67 第1の配線、68 第2の配線、69 第3の配線
Claims (5)
- 連結部を介して各筐体間の相対的な配置状態を変更可能に連結された少なくとも二つの筐体と、
所定の通信方式により近距離無線信号を少なくとも送信する近距離無線送信部と、
上記筐体間の相対的な配置状態を検出する配置状態検出部と、
上記配置状態検出部にて検出可能で且つ複数の電子機器に各々関連付けられた複数の相対的配置状態と、上記複数の電子機器を各々遠隔操作するための複数の遠隔操作用アプリケーションプログラムとを、それぞれ任意に対応付けた対応表を記憶する記憶部と、
上記配置状態検出部にて検出された上記相対的配置状態に基づいて、上記記憶部の対応表から遠隔操作用アプリケーションプログラムを参照してその遠隔操作用アプリケーションプログラムを起動し、当該遠隔操作用アプリケーションプログラムによる制御コマンドを上記近距離無線送信部から送出させる制御部とを有する
ことを特徴とする携帯情報端末。 - 請求項1記載の携帯情報端末であって、
上記連結部は、上部筐体及びその下側に配される下部筐体の一端部に設けられ、両筐体をそれぞれの主面に対して水平方向に回動自在に連結する回転ヒンジ機構を有することを特徴とする携帯情報端末。 - 請求項1記載の携帯情報端末であって、
上記制御部は、利用者からの指示に応じて、上記遠隔操作用アプリケーションプログラムが起動している状態をホールドすることを特徴とする携帯情報端末。 - 請求項1記載の携帯情報端末であって、
上記制御部は、上記記憶部に記憶されている対応表を参照した際に、上記配置状態検出部にて検出された上記相対的配置状態に応じた遠隔操作用アプリケーションプログラムを参照できなかった時には、上記複数の遠隔操作用アプリケーションプログラムのリストから所望の遠隔操作用アプリケーションプログラムを選択可能に利用者へ提示する選択メニュー提示プログラムを実行することを特徴とする携帯情報端末。 - 連結部を介して各筐体間の相対的な配置状態が変更可能に連結された少なくとも二つの筐体間の相対的な配置状態を配置状態検出部が検出するステップと、
複数の電子機器に各々関連付けられた複数の相対的配置状態と、上記複数の電子機器を各々遠隔操作するための複数の遠隔操作用アプリケーションプログラムとが、それぞれ任意に対応付けて記憶部に記憶されている対応表から、上記検出のステップにて検出された相対的配置状態に応じた遠隔操作用アプリケーションプログラムを参照するステップと、
上記参照のステップにより得られた遠隔操作用アプリケーションプログラムを起動するステップと、
上記起動した遠隔操作用アプリケーションプログラムによる制御コマンドを近距離無線送信部から送出させるステップとを有する
ことを特徴とするリモートコントロール方法。
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-
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- 2005-08-29 JP JP2005247632A patent/JP2007067511A/ja not_active Withdrawn
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